JPH10164077A - 無線lanシステムにおける端末装置 - Google Patents

無線lanシステムにおける端末装置

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JPH10164077A
JPH10164077A JP31733896A JP31733896A JPH10164077A JP H10164077 A JPH10164077 A JP H10164077A JP 31733896 A JP31733896 A JP 31733896A JP 31733896 A JP31733896 A JP 31733896A JP H10164077 A JPH10164077 A JP H10164077A
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JP
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power
power supply
terminal
local processor
controller
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JP31733896A
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Osamu Kaneko
治 金子
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線LANシステムにおいて、端末の電源供
給をサーバから自動制御する場合、無用な電源オンオフ
の繰返しを防ぎ、電力消費の削減を図る。 【解決手段】 無線モデム24,LANコントローラ2
3,割込コントローラ26のみに常時電源供給を行って
スタンバイ状態としておく。無線LANからフレームを
受信してLANコントローラ23にて自装置宛フレーム
であると判定されると、割込コントローラ26が割込み
を電源コントローラ28へ発生する。これによりローカ
ルプロセッサ20の電源がオンとされる。このローカル
プロセッサ20は、受信フレームが電源供給コマンドで
ある時のみ、メイン部1への電源供給をなす様、電源コ
ントローラ28へ指示するが、それ以外の時は、ローカ
ルプロセッサ20の電源をオフとして、スタンバイ状態
へ戻る様に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線LAN(LOCAL
AREA NETWORK)システムにおける端末装置に関し、特に
無線LANを介してサーバから電源供給指示を送出する
ことにより電源供給制御を行う様にした端末装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】無線LANは優先LANにおいて必要で
あった配線をなくして無線化したものであり、ケーブル
の代りに電波を媒体として通信を行う。機能的には有線
LANと同じであるが、無線LANを使用する端末は、
電波の届く範囲内で、ある程度移動しながら通信するこ
とが可能である。無線LANと有線LANとを接続する
場合には無線ブリッジを使用する。無線ブリッジは、有
線LANと無線LAN間においてLANの通信単位であ
るフレームを中継する。無線LANについては、IEE
E802.11に定義されている。
【0003】一方、銀行窓口端末やPOS端末等は、端
末で管理するデータの量が膨大であるため、営業時間外
の夜間等にサーバからの指示でデータの更新を行うリモ
ートメンテナンス作業を行う必要がある。しかし、営業
時間外でリモートメンテナンス作業を行う時間以外は、
電力消費削減と防災の目的から端末の電源はOFFにし
ておく必要がある。
【0004】この様な背景から、複数の情報処理端末装
置をLAN(有線)によって接続するシステムにおい
て、電源ONされているサーバ等から主電源OFFされ
ている端末に対し、LANを経由して電源ONコマンド
を送信し、端末の主電源をONする自動電源制御が採用
されている。
【0005】無線ブリッジを経由して有線LANと接続
して使用する様に構成された無線LANシステムにおい
て、無線端末を広い範囲で移動しながら通信可能にする
ためには、無線端末に最も接近している無線ブリッジと
自動的に中継を切替えながら通信を継続して行く必要が
ある。この切替え方式について説明する。
【0006】無線LANでは、有線LANでの通信単位
であるフレームに、例えばネットワークID等、ネット
ワーク固有の番号を付加し、無線LAN上の各ノード
は、自分に登録されたネットワークIDが付加されたフ
レームのみ受取る様になっており、この機能によって、
必要のないフレームの侵入を防いでいる。
【0007】ここで、図4を参照すると、有線LAN上
のサーバ41と端末42とが無線ブリッジ43を介して
通信を行っている場合、端末42を移動していくと、端
末42は無線ブリッジ43の電波が届く範囲外へ移動し
た時点でサーバ41と通信することができなくなる。更
に端末が別の無線ブリッジ44の通信範囲内へ移動して
も、端末42のネットワークIDと無線ブリッジ44の
ネットワークIDとが一致しないため、通信することが
できない。
【0008】この問題を解決し、端末が無線ブリッジ間
を移動してもサーバと通信を継続できるようにする機能
がローミング(ROAMING) 機能である。ローミングの方式
は製品毎に異なるが、代表的な方式について以下に述べ
る。
【0009】端末42,無線ブリッジ43,無線ブリッ
ジ44は、登録された特定のネットワークIDだけでな
く、どの様なネットワークIDが付加されたフレームで
も受信可能となっている。更に不要なフレームの侵入防
止策として、システムで使用する全ての無線端末と無線
ブリッジに対して、共通のドメインIDを登録し、登録
されたネットワークIDが一致しない場合又はドメイン
IDが一致しない場合、端末と無線ブリッジとの通信は
できない。
【0010】無線ブリッジ43及び無線ブリッジ44
は、定期的にビーコンと呼ばれるメッセージを無線側へ
送信している。このビーコンはドメインID,登録され
たネットワークIDを含んでいる。端末42はビーコン
を受信するとその電波強度をチェックする。端末42が
無線ブリッジ43から遠ざかるにつれて受信するビーコ
ンの電波強度が弱まり、ある一定の値を下回ると、端末
はドメインIDが等しくより強いビーコンを送信する無
線ブリッジを探し始める。
【0011】端末42が別の無線ブリッジ44に近付
き、受信するとビーコンの電波強度がある一定の値より
強まると、端末はビーコンに含まれているネットワーク
IDを読取り、以前の通信で使用したネットワークID
から読取ったネットワークIDに切替える。ネットワー
クID切替え直後、端末はネットワークID切替えメッ
セージを無線ブリッジ44へ送信し、このメッセージを
受信した無線ブリッジ44は、端末の中継を行う様にな
ったことを有線LANを通じて以前中継していた無線ブ
リッジ43へ通知すると同時に、ブリッジのフィルタリ
ング機能として有線側に登録してあった端末の情報を無
線側へ登録し直す。
【0012】無線ブリッジ43は、無線ブリッジ44か
らのメッセージを受信すると、ブリッジのフィルタリン
グ機能として無線側に登録してあった端末の情報を有線
側へ登録し直す。以上で端末42は無線ブリッジ44を
中継してサーバ41と通信可能となる。
【0013】次に、この様な無線LANシステムにおけ
る端末の代表的な自動電源制御機能について、以下に説
明する。サーバから端末の主電源をONするシステムに
おいて、端末の主電源がOFFの場合でも、端末のLA
Nコントローラと主電源コントローラの電源は継続して
ONされており、端末宛に送信された通信データを受信
すると、LANコントローラから電源コントローラへ割
込信号が発行され、信号を受取った主電源コントローラ
は主電源をONする。主電源ONによってメモリへ展開
された電源制御ソフトウェアは、受信したデータの内容
をチェックし、電源ONコマンドである場合はシステム
を起動し、電源ONコマンドでない場合は主電源をOF
Fして再びデータ受信を待つ。
【0014】これ等の機能を用いて無線LANの自動電
源制御を行うと、端末は無線ブリッジから定期的に送信
されるビーコンを受信することによって主電源をONし
てしまうため、電源ONコマンド以外の場合定期的に主
電源のON→OFFを繰返すことになり、消費電力削減
の効果が上がらない。
【0015】特開平6−311160号公報及び特開平
6−67762号公報に示されたこの種の技術について
以下に図面を用いて説明する。
【0016】図5を参照すると、特開平6−31116
0号公報に開示の技術であり、端末の送受信機は、
(a)に示す如く、内部バス501,送受信処理部50
2,変調器503,高周波部(RF(送信))504,
アンテナ505,送受切替えスイッチ506,高周波部
(RF(受信))507,復調器508,電源制御器5
09,タイマ510,制御線511から構成される。
【0017】また、通信する固定長フレームのフォーマ
ットは、図5(b)に示す如く、プリアンブル521,
フレームフラグ522,フラグメントアドレス523,
リクエスト応答524,リクエストスロット525,フ
ラグメントスロット526から構成される。フラグメン
トスロット526のデータ長,1フレーム内の数nにつ
いては、システムにより最適値を決定しておく。
【0018】無線LANと有線LANとを中継する基地
局は、図5(b)に示す様なフォーマットの固定長フレ
ームを定期的に送信する。端末は基地局の送信タイミン
グに合せ、基地局から送信された固定長フレームが端末
に届く直前にタイムアウトするようにタイマ510をセ
ットし、タイマスタートの後電源をOFFする。
【0019】タイムアウトによる端末の受信部電源ON
後、固定長フレームは、アンテナ505,送受切替えス
イッチ506,高周波部(RF(受信))507を通り
復調器508で復調され、送受信処理部502でパケッ
トに構成され、内部バス501を通して端末にデータと
して受信される。固定長フレームのフラグメントアドレ
ス523−1〜523−nのいずれかに端末宛のアドレ
スが書込まれている場合、そのフレームは端末宛に送信
されたものである。
【0020】端末が送信すべきデータを持つ場合、送信
パケットを送受信処理部502に蓄積した後フラグメン
トに分割し、受信した固定長フレームのリクエストスロ
ット525−1〜525−nの一つをランダムに選択し
て自局のMACアドレスを書込み、変調器503,高周
波部(RF(送信))504,送受切替えスイッチ50
6,アンテナ505を通り、基地局宛に送信する。これ
がフラグメントスロット526の割当要求となる。
【0021】端末の送信部は、送信の直前に電源ONさ
れ、送信完了後電源OFFされる。受信部は送受信の一
連の処理の完了後、タイマをセットして電源OFFされ
る。
【0022】基地局はフラグメント割当要求のフレーム
を受信すると、フラグメントスロット526を割当て、
固定長フレームのフラグメントアドレス523,リクエ
スト応答524に情報をセットして送信する。
【0023】端末は受信した固定長フレームのリクエス
ト応答524に送信許可が設定されていると、フラグメ
ントスロット526に送信データを書込み、基地局宛に
送信する。
【0024】端末が送信すべきデータが大量にある場合
は、リクエストスロット525を複数要求し、複数のフ
ラグメントスロット526を使用するか、データ送信プ
ロセスを繰返す。
【0025】図7を参照すると、特開平6−67762
号公報に開示の技術であり、ワークステーションのCP
U筐体701内にメインCPU710があり、CPUバ
ス711にはメモリ712,磁気記憶装置713,ディ
スプレイ714,キーボード715,プリンタ716が
接続される。また、LAN750を介する通信制御のた
め第1サブCPU720を設け、CPUバス721には
MACアドレスを格納したMAC−ROM722,DR
AM723,CPUバス711とコネクタ725を介し
てCPUバス721を接続するインタフェースドライバ
724,デュアルポートRAM726が接続される。
【0026】更に、自動電源制御機能をオプションとし
て装備する場合、第2サブCPU730を設け、CPU
バス731には時計用LSI732,SRAM733,
ROM734,トランシーバ736及びBNCコネクタ
737を介してRAMに接続されるLAN制御回路73
5,CPUバス721の接続切離しを行うマルチプレク
サ用ゲートアレイLSI738,自動電源制御を行う電
源制御回路740が接続される。これ等は常時電源オン
回路部702を構成する。
【0027】主電源としてAC−DCコンバータ760
をオンした、メインCPU710,第1サブCPU72
0,第2サブCPU730の全てが動作状態である運用
業務を終了して電源スイッチをオフすると、電源制御回
路740はAC−DCコンバータ760をオフしてメイ
ンCPU710側と第1サブCPU720側への主電源
供給を遮断するが、AC−DCコンバータ770はオン
状態にあり、第2サブCPU730側の常時電源オン回
路部702へ継続的に電源供給を行っている。第2サブ
CPU730は他のワークステーションからの電源投入
コマンドの発行や時計用LSI732の時計信号による
電源投入の監視等を行っている。LAN制御回路735
が自己のMACアドレスを用いて自己宛のフレームを受
信すると、第2サブCPU730は受信フレームを解析
し、フレーム中に電源投入コマンドがあると、電源制御
回路740へ電源投入指示を行う。電源制御回路740
はAC−DCコンバータ760をオンし、主電源の供給
を開始する。
【0028】主電源が投入されてメインCPU710と
第1サブCPU720が動作状態になると、LAN制御
に関する制御信号やバスをマルチプレクサ用ゲートアレ
イLSI738を介して第2サブCPU730側から第
1サブCPU720側に切換える。
【0029】ホストからの指示に基づくリモートメンテ
ナンスが終了した場合、メインCPU710は電源制御
回路740へ主電源切断指示を出し、AC−DCコンバ
ータ760をオフして再度常時オン回路702のみ動作
状態となる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−31116
号公報記載の従来技術では、無線LANの伝送性能が著
しく低下する。公報の実施例を参照すると、例えば図6
の様に、無線LAN上に端末が3つ(61,62,6
3)存在し、夫々送信データを保持していると仮定した
場合、基地局60から全端末宛に固定長フレームが送信
され、端末61が受信すると、端末61は固定長フレー
ムのリクエストスロットを更新して固定長フレームを送
信する。端末62,63も同様にして固定長フレームを
送信する。ここで、公報の実施例には記載されていない
が、端末から送信する場合に宛先アドレスを基地局60
宛のみに書換えれば、このフレームを他の端末が受信す
ることはない。その後、基地局60からリクエスト応答
を更新した固定長フレームが再度送信され、端末61が
受信すると、端末61はフラグメントスロットを更新し
て固定長フレームを送信する。端末62,63について
も同様である。以上の方式によると、基地局60からの
一度の定期送信につき、最低でも端末数×2+2フレー
ムの固定長フレームが無線LAN上に伝送されることに
なる。端末から送信するデータ量が多い場合、更に多数
の固定長フレームを送信する必要がある。
【0031】伝送性能の低下を防ぐためには基地局60
からの定期送信間隔を短くする必要があるが、端末の受
信部の電源ON時間が長くなり、省電力効果が低下す
る。
【0032】特開平6−67762号公報記載の従来技
術では、無駄に電力を消費している部分がある。主電源
OFF時には、LANからフレームを受信してフレーム
内容をチェックするために必要な回路を常時ONしてい
るが、受信フレーム内容のチェックはフレームの受信後
行えば良いので、受信フレーム内容チェックに必要な第
2サブCPUは常時電源ONしておく必要はない。
【0033】本発明の目的は、自装置宛の情報による割
込によって電源制御を行うことにより、無線LANの伝
送効率の低下を防ぎ、また消費電力のさらなる削減を可
能とした無線LANシステムにおける端末装置を提供す
ることである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、無線L
ANを介してサーバから電源供給指示を送出することに
より電源供給制御を行う様にした端末装置であって、情
報処理をなすためのメインプロセッサと、電源供給制御
の動作処理を行うローカルプロセッサと、常時電源供給
がなされつつ前記無線LANからの情報を受信して受信
情報が自装置宛ての情報かどうかを判定する無線LAN
受信手段と、前記無線LAN送受信手段により自装置宛
ての情報と判定されたとき前記ローカルプロセッサに対
して電源供給を行う電源供給制御手段とを含み、前記ロ
ーカルプロセッサは、前記自装置宛ての情報が前記電源
供給指示であるときに前記電源供給制御手段に対して前
記メインプロセッサへの電源供給を指示するようにした
ことを特徴とする無線LANシステムにおける端末装置
が得られる。
【0035】更に、前記ローカルプロセッサは、前記自
装置宛ての情報が前記電源供給指示でない場合には、前
記電源供給制御手段に対して当該ローカルプロセッサに
対する電源供給を断とする指示を生成することを特徴と
しており、更にはまた、前記ローカルプロセッサは、前
記自装置宛ての情報が前記電源供給指示でなくかつこの
情報が応答を必要とするものである場合には、応答を生
成した後に前記電源供給制御手段に対して当該ローカル
プロセッサに対する電源供給を断とする指示を生成する
ことを特徴としている。
【0036】本発明の作用を述べる。端末の主電源OF
Fの場合でも、LANコントローラと無線モデム受信部
と割込コントローラは常時電源ONの状態にし、自装置
宛のフレームを受信するとLANコントローラから割込
コントローラを通じて電源コントローラへ割込信号が発
行され、先ず無線LAN送信部を含むローカル部の電源
がONされる。ローカルプロセッサは、ローミング機能
のビーコン等、電源ONコマンド以外の受信フレームは
無視し、ローカル部の電源をOFFする様に動作する。
電源ONコマンドを受信した場合、ローカルプロセッサ
は電源コントローラにメイン部の電源ON信号を発行す
る。
【0037】この様に、受信による割込によって電源制
御を行い、独自フォーマットのフレームを使用したり一
定間隔以外は受信できないことがなく、無線LANの伝
送効率が低下することはない。
【0038】また、端末の主電源OFFの場合、LAN
コントローラ,無線モデム受信部,割込コントローラ,
電源コントローラのみ電源を供給すれば良く、更に消費
電力を削減できる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に図面を用いて本発明の実施
例について詳述する。
【0040】図1は本発明の実施例の無線LAN端末装
置のブロック図である。図1において、情報処理をなす
ためのメイン部1は業務運用中に電源が供給される。C
PU10からのバスにRAM11,ROM12,補助記
憶装置13,ディスプレイ14,キーボード15,プリ
ンタ16,スキャナ17が接続されている。メイン部の
電源ON時、CPU10は接続された各装置の制御の他
に無線LANの制御を行う。ROM12には起動プログ
ラムが格納されており、電源ON時に補助記憶装置13
からRAM11へ実行プログラムをロードする。
【0041】ローカル部2にはローカルプロセッサ20
が存在し、バスを通じてRAM21,ROM22,LA
Nコントローラ23,無線モデム24,アンテナ25,
割込コントローラ26,インタフェースコントローラ2
7,電源コントローラ28が接続されている。
【0042】ローカルプロセッサ20は、メイン部の電
源OFFにおける無線LAN通信を制御し、電源ONコ
マンド受信をチェックする。ローカルプロセッサ20に
て動作するプログラムはROM22に格納されている。
インタフェースコントローラ27は、メイン部の電源O
N時のCPU10側のバスとローカルプロセッサ20側
のバスの中継や切換えを行う。LANコントローラ23
には、送受信フレームを格納するメモリが内蔵されてい
る。
【0043】LANコントローラ23,無線モデム受信
部241,割込コントローラ26は常時電源ONしてお
くため、専用に電源が供給されている。電源コントロー
ラ28はCPU10やローカルプロセッサ20の制御信
号及びLANコントローラ23の割込信号によって、電
源3からの供給を制御する。
【0044】無線モデム24の詳細構成について図2に
示す。モデムコントローラ240,符号識別器242
1,復調器2422,高周波部2423は常時電源ON
されており、符号変換器2411,変調器2412,高
周波部2413はローカルプロセッサ20と同様に電源
供給が制御される。
【0045】次に、図1の実施例における自動電源制御
方法について説明する。先ず、装置全体の電源がONさ
れている状態で業務が終了すると、CPU10はキーボ
ード15の操作によって電源コントローラ28へ電源O
FF信号を発行する。電源コントローラ28は電源OF
F信号を受取ると、電源供給ライン31と32への電源
供給を中止する。この状態をスタンバイモードと呼ぶこ
とにする。
【0046】スタンバイモード時、無線LANのフレー
ムがアンテナ25に届くと、そのフレームは高周波部2
423を通り復調器2422で復調され、符号識別器2
421でディジタルデータに変換されてモデムコントロ
ーラ240を通り、LANコントローラ23に到着す
る。LANコントローラ23はフレームの宛先アドレス
をチェックし、登録されている自局アドレスと等しい場
合、受信フレームと認識して信号を発行する。割込コン
トローラ26はこの信号を識別して割込信号を電源コン
トローラ28へ発行する。電源コントローラ28は、こ
の割込信号を受取ると、電源供給ライン32への電源供
給を開始する。
【0047】この電源供給ライン32への電源供給が開
始された以降のローカルプロセッサ20の動作が図3の
フローチャートに示されており、この時のローカルプロ
セッサ20を含んだ動作について説明する。電源供給ラ
イン32に電源供給がなされると、ローカルプロセッサ
20はROM22からプログラムをロードし、RAM2
1に展開する。このプログラムの実行に沿って、ローカ
ルプロセッサ20はLANコントローラ23から受信フ
レームを受取り、内容をチェックする(301)。
【0048】受信フレームが無線ブリッジからのビーコ
ンである場合は無視し、ピング(サーバから端末への接
続確認のためのフレーム)等応答が必要なフレームであ
る場合は(303)、送信フレームを作成してLANコ
ントローラ23へ送る(304)。送信フレームはLA
Nコントローラ23から送信されると、モデムコントロ
ーラ240を通り符号変換器2411によって符号化さ
れ、変調器2412,高周波部2413を通ってアンテ
ナ25から電波として発信される。
【0049】その後ローカルプロセッサ20は電源コン
トローラ28へ電源OFF信号を発行し(305)、電
源コントローラ28は電源供給ライン32の電源供給を
中止してスタンバイモードとなる。
【0050】また、電源供給ライン32へ電源が供給さ
れている状態で、受信したフレームが電源ONコマンド
である場合(301,302)、ローカルプロセッサ2
0は、先ず電源コントローラ28へ電源ON信号を発行
する(306)。電源コントローラ28は電源ON信号
を受取ると、電源供給ライン31への電源供給を開始す
る。その後、ローカルプロセッサ20は、受信フレーム
に対する応答フレームを作成してLANコントローラ2
3へ送る(307)。
【0051】更に、ローカルプロセッサ20はインタフ
ェースコントローラ27へバス切替えコマンドを発行し
(308)、インタフェースコントローラ27はローカ
ルプロセッサ20配下の信号やデータの制御権をCPU
10側に切換え、以後の無線LAN制御をCPU10が
行う様にする。以上のローカルプロセッサ20のみの動
作をフローにまとめると図3の様になるのである。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、無線LANからの受信
情報に基づく割込みにより電源制御を行う様にしている
ので、無線LANの伝送効率が低下しないという効果が
あり、また、ローカルプロセッサにてメインプロセッサ
のメイン電源投入を判断する様にしているので、無用に
メイン電源のオンオフの繰返しがなく、かつ消費電力の
削減が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1の無線モデム24のブロック図である。
【図3】図1のローカルプロセッサ20の動作フローチ
ャートである。
【図4】無線LANシステムにおける移動端末と無線ブ
リッジとの関係を示す図である。
【図5】従来の無線LANシステムの自動電源制御の一
例を示す図である。
【図6】無線LANシステムの概略ブロック図である。
【図7】従来の無線LANシステムの自動電源制御の他
の例を示す図である。
【符号の説明】
1 メイン部 2 ローカル部 3 電源 10 CPU(メインプロセッサ) 11,21 RAM 12,22 ROM 13 補助記憶装置 14 ディスプレイ 15 キーボード 16 プリンタ 17 スキャナ 20 ローカルプロセッサ 23 LANコントローラ 24 無線モデム 25 アンテナ 26 割込コントローラ 27 インタフェースコントローラ 28 電源コントローラ 241 送信部 242 受信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線LANを介してサーバから電源供給
    指示を送出することにより電源供給制御を行う様にした
    端末装置であって、情報処理をなすためのメインプロセ
    ッサと、電源供給制御の動作処理を行うローカルプロセ
    ッサと、常時電源供給がなされつつ前記無線LANから
    の情報を受信して受信情報が自装置宛ての情報かどうか
    を判定する無線LAN受信手段と、前記無線LAN送受
    信手段により自装置宛ての情報と判定されたとき前記ロ
    ーカルプロセッサに対して電源供給を行う電源供給制御
    手段とを含み、 前記ローカルプロセッサは、前記自装置宛ての情報が前
    記電源供給指示であるときに前記電源供給制御手段に対
    して前記メインプロセッサへの電源供給を指示するよう
    にしたことを特徴とする無線LANシステムにおける端
    末装置。
  2. 【請求項2】 前記ローカルプロセッサは、前記自装置
    宛ての情報が前記電源供給指示でない場合には、前記電
    源供給制御手段に対して当該ローカルプロセッサに対す
    る電源供給を断とする指示を生成することを特徴とする
    請求項1記載の無線LANシステムにおける端末装置。
  3. 【請求項3】 前記ローカルプロセッサは、前記自装置
    宛ての情報が前記電源供給指示でなくかつこの情報が応
    答を必要とするものである場合には、応答を生成した後
    に前記電源供給制御手段に対して当該ローカルプロセッ
    サに対する電源供給を断とする指示を生成することを特
    徴とする請求項1または2記載の無線LANシステムに
    おける端末装置。
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