JP2003283007A - レーザ装置の筐体パージ機構 - Google Patents

レーザ装置の筐体パージ機構

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JP2003283007A
JP2003283007A JP2002077954A JP2002077954A JP2003283007A JP 2003283007 A JP2003283007 A JP 2003283007A JP 2002077954 A JP2002077954 A JP 2002077954A JP 2002077954 A JP2002077954 A JP 2002077954A JP 2003283007 A JP2003283007 A JP 2003283007A
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casing
laser device
purge gas
exhaust
purging mechanism
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JP2002077954A
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Masayuki Konishi
正之 小西
Masanari Nakano
真生 中野
Osamu Wakabayashi
理 若林
Tatsuya Ariga
達也 有我
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Komatsu Ltd
Gigaphoton Inc
Original Assignee
Komatsu Ltd
Gigaphoton Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の光路に入り込んだ不純物を効率的
に排出することが可能な筐体パージ機構を提供する。 【解決手段】 レーザ装置の筐体パージ機構において、
レーザ光(21)の光路を囲繞する筐体(31,39,45)の内部
に、酸素を含まない清浄で低反応性のパージガスを導入
する導入口(56)と、筐体(31,39,45)内部の不純物をパー
ジガスとともに排出する排気口(57)とを備え、前記パー
ジガスが排出対象となる不純物よりも軽い場合には、前
記導入口(56)は筐体(31,39,45)内壁の最上部近傍に、排
気口(57)は筐体(31,39,45)内壁の最下部近傍にそれぞれ
設けられ、前記パージガスが排出対象となる不純物より
も重い場合にはその逆に配置されたことを特徴とする、
レーザ装置の筐体パージ機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ装置の光路
に清浄気体を供給する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ArFエキシマレーザ装置や
フッ素分子レーザ装置から出射する、波長200nm以下
の真空紫外領域のレーザ光は、酸素によく吸収されて減
衰するため、空気中では伝搬可能距離が非常に短くなる
ことが知られている。そのため、特開2000−124
534号公報に開示されているように、レーザ光が通過
する光路空間をカバーで覆い、その内部を窒素などの酸
素を含まないパージガスで満たすようにしている。図8
は、同公報に開示されたArFエキシマレーザ装置11
1の構成図である。図8において、レーザガスを封入し
たレーザチャンバ112の両端部には、レーザ光を透過
するウィンドウ117,119が固定されている。レー
ザチャンバ112の内部で、図示しない主電極間にパル
ス状の高電圧を印加して主放電を起こすことにより、レ
ーザガスが励起され、レーザ光121が発生する。
【0003】ArFエキシマレーザ装置111は、レー
ザ光121の波長を狭帯域化する狭帯域化ユニット13
0と、レーザ光121の特性を測定するモニタモジュー
ル140とを備えている。狭帯域化ユニット130は、
レーザ光121を広げるプリズム132,132と、特
定の波長の光のみを選択発振させるグレーティング13
3とを備えており、狭帯域化ボックス131に囲繞され
ている。また、モニタモジュール140は、レーザ光1
21のパルスエネルギーを検出するパワーモニタ141
と、レーザ光121の波長特性を測定する波長検出装置
142と、これらを内部に収納するモニタボックス14
4とを備えている。
【0004】これらのボックス131,144には、窒
素やヘリウムなどの酸素を含まない低反応性のパージガ
スを封入したパージガスボンベ153,153が、パー
ジガス配管156,156を介してそれぞれ接続されて
いる。ボックス131,144の内部には、パージガス
が充満しており、内部に酸素が入らないようにしてい
る。出射したレーザ光121は、モニタボックス144
の開口部143から出射し、光路カバー168によって
囲繞された外部光路169を通って、露光機125に入
射する。外部光路169には、図示しないパージ手段に
より、パージガスが充満している。このように、光路カ
バー168やボックス131,144などの、レーザ光
121が通過する光路を囲繞する筐体の内部にパージガ
スを充満させ、レーザ光121の減衰を防いでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術には、次に述べるような問題がある。即ち、光学
部品と光学部品との間や、光学部品を支持する図示しな
い光学部品ホルダには、あちこちに隙間があって、空気
が滞留しやすくなっている。そのため、光路カバー16
8や各ボックス131,144内部に混入した酸素、有
機物、或いは水分といった不純物を、完全に排出するこ
とが困難である。また、パージガスの導入口や、パージ
ガスを排出する排気口の位置については、考察がされて
いない。その結果、光路カバー168や各ボックス13
1,144内部にパージガスを導入しても、そのパージ
ガスが空気を充分に追い出すことなく排出されてしまう
ことがある。その結果、上記不純物が、光路カバー16
8や各ボックス131,144の内部に残ってレーザ光
121を吸収したり、レーザ光121に照射されて有機
物などを発生し、光学部品を汚損したりするといった問
題がある。
【0006】本発明は、上記の問題に着目してなされた
ものであり、レーザ光の光路に入り込んだ不純物を効率
的に排出することが可能な筐体パージ機構を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、本発明は、レーザ装置の筐体パー
ジ機構において、レーザ光の光路を囲繞する筐体の内部
に、清浄で低反応性の酸素を含まないパージガスを導入
する導入口と、筐体内部の不純物をパージガスとともに
排出する排気口とを備え、前記導入口と排気口とが、上
下方向において光路の一側と他側とにそれぞれ配置され
ている。これにより、パージガスが導入口から光路を横
切って排気口へと流れることにより、光路内にある不純
物を効率的に排出できるので、光路内の不純物がレーザ
光を減衰させることが少なくなる。
【0008】また本発明は、前記導入口及び排気口の少
なくとも一方が、筐体内壁の最上部又は最下部近傍に設
けられている。これにより、筐体の最上部や最下部から
パージガスが流れたり排出されたりするので、パージガ
スが筐体内部の全域に届いて、不純物の溜まる滞留空間
ができにくくなる。従って、不純物がレーザ光を吸収し
たり、光学部品に付着したりして、レーザ光の伝搬を妨
げることが少なくなる。
【0009】また本発明は、前記パージガスが、排出対
象となる不純物よりも軽い場合には、前記導入口は光路
よりも上方に設けられ、前記パージガスが、排出対象と
なる不純物よりも重い場合には、前記導入口は光路より
も下方に設けられている。重い不純物に対して、軽いパ
ージガスを上方から流すことにより、不純物を筐体の下
部に追いやることができ、不純物が上部に溜まりにく
い。そして、下部に溜まった不純物を、下方の排気口か
ら排出することで、不純物をより徹底的に排出できる。
不純物がパージガスよりも軽い場合は、この逆になる。
【0010】また本発明は、前記パージガスが、排出対
象となる不純物よりも軽く、前記排気口が筐体の最下部
近傍にあって、筐体の内壁、又はこれに取着された部材
が、排気口に向かって傾斜している。これにより、下部
に溜まった重い不純物が、排気口の周囲に滞留すること
なく排出される。
【0011】また本発明は、前記排気口が複数設けられ
ている。例えば、筐体が水平方向に広いような場合に
は、排気口が1箇所であると、排気口から離れた場所に
不純物が滞留しやすい。これを避けるために、排気口を
複数設けて不純物の滞留を防止し、排出を容易にする。
【0012】また本発明は、前記複数の排気口にそれぞ
れ接続された酸素濃度検出器及び排気バルブと、酸素濃
度検出器によって検出された排気口近傍の酸素濃度に基
づいて排気バルブの開度を変更自在の排気コントローラ
とを備えている。これにより、例えばパージガスの導入
口に近い排気口からパージガスが大量に排出されて、遠
い排気口までパージガスが届かないといったことを防止
し、筐体の全域にパージガスが届くようになる。その結
果、内部での不純物の滞留が少なくなる。
【0013】また本発明は、前記排気コントローラは、
酸素濃度が低い排気口ほど、そこに付設された排気バル
ブの開度を閉じるようにしている。酸素濃度の高い排気
口は、パージガスがあまり多く流れずに、不純物を効率
的に排出できないでいると考えられる。従って、パージ
ガスが多く流れて不純物を排出している排気口の排気バ
ルブを絞るか、或いは完全に閉じてしまうことにより、
酸素濃度の高い排気口にパージガスが回るようにして、
筐体内部の不純物を均一に排出する。
【0014】また本発明は、前記複数の排気口の排気抵
抗を、導入口に近い場所ほど大きくしている。これによ
り、例えばパージガスの導入口に近い排気口からパージ
ガスが大量に排出されて、遠い排気口までパージガスが
届かないといったことを防止し、筐体の全域にパージガ
スが届くようになる。その結果、内部での不純物の滞留
が少なくなる。
【0015】また本発明は、筐体内部に光学部品を保持
するホルダを設置し、前記ホルダが、不純物が滞留する
可能性のある滞留空間にパージガスを流す通気口を備え
ている。これにより、滞留空間にパージガスが流れて不
純物を追い出し、不純物の滞留が少なくなる。
【0016】また本発明は、前記通気口が略上下方向に
貫通している。パージガスの導入口と排気口とは上下に
配設されているので、パージガスの流れも上下方向を向
く。通気口の向きをパージガスの流れに合わせることに
より、パージガスが通気口をよりスムーズに流れて滞留
空間に多く流れ込むので、不純物の滞留が少なくなる。
【0017】また本発明は、前記不純物が酸素である。
酸素は、レーザ光の波長が真空紫外域の場合に、レーザ
光を吸収して減衰させる。従って、高パルスエネルギー
のレーザ光を得るためには、酸素に狙いを定めて、筐体
内部から効率的に排出することが好適である。
【0018】また本発明は、前記パージガスが窒素であ
る。窒素は安価で取り扱いも容易であり、大量に筐体内
部に導入することも可能である。従って、パージガスと
して用いた場合に、より不純物を効率的に排出すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、本発明
に係る実施形態を詳細に説明する。図1は、第1実施形
態に係るArFエキシマレーザ装置(以下、レーザ装置
11と言う)の構成平面図を示している。尚、以下の実
施形態では、筐体内部からパージガスによって排出する
不純物として、酸素を例にとって説明する。これは酸素
がArFエキシマレーザ装置やフッ素分子レーザ装置の
ような、真空紫外領域のレーザ光を吸収して減衰させる
ためで、レーザ光の出力低下に大きく寄与するためであ
る。しかしながら、本発明は酸素のみならず、例えば有
機物や水蒸気などの、光学部品に付着してレーザ光を減
衰させるような不純物に対しても有効であり、その場合
は以下の説明において、酸素を有機物や水分と読み変え
ればよい。
【0020】図1において、レーザ装置11は、フッ素
を含むレーザガスを封止するレーザチャンバ12を備え
ている。レーザチャンバ12の内部には一対の主電極1
4,15が、図1中紙面と垂直に対向して配置され、図
示しない高圧電源から主電極14,15間に放電を起こ
すことにより、レーザガスを励起してレーザ光21を発
生させる。17,19は、レーザ光21を透過させるウ
ィンドウである。尚、以下の図においては、主電極1
4,15の長手方向をY方向、主電極14,15の対抗
方向をZ方向、Y,Z方向に、ともに垂直な方向をX方
向とする。
【0021】発生したレーザ光21は、レーザチャンバ
12の後方(図1中左方)に配置された狭帯域化ボック
ス31に、入射口37から入射する。狭帯域化ボックス
31の内部には、プリズム32,32と、グレーティン
グ33とが設置されている。レーザ光21は、プリズム
32,32によってビーム幅を広げられ、グレーティン
グ33によって所定波長を回折されて狭帯域化され、入
射方向に反射する。そして、フロントミラー16とグレ
ーティング33との間で往復するうち、フロントミラー
16を部分透過し、前方に出射する。
【0022】出射したレーザ光21の光軸上には、モニ
タボックス39が設置されている。メインビームスプリ
ッタ22で図1中上方に部分反射されたレーザ光21の
一部は、後述するモニタモジュール36によって、その
パルスエネルギー及び波長特性を測定される。波長特性
とは、例えば中心波長や、スペクトル線幅を示してい
る。メインビームスプリッタ22を透過したレーザ光2
1は、後述する光路ミラー44A,44Bで反射され、
ステッパなどの露光機25に入射する。狭帯域化ボック
ス31とレーザチャンバ12との間、レーザチャンバ1
2とモニタボックス39との間、及びモニタボックス3
9と露光機25との間のレーザ光21が通過する光路
は、それぞれ第1〜第3光路カバー45A〜45Cによ
って囲繞されている。これらの、第1〜第3光路カバー
45A〜45C、モニタボックス39、及び狭帯域化ボ
ックス31などの、レーザ光21の光路を囲繞する包囲
体を、筐体と呼ぶ。
【0023】図2に、第1実施形態に係る第3光路カバ
ー45Cの側面断面図を示す。図2において、第3光路
カバー45Cと、モニタボックス39及び露光機25と
の間は、それぞれ図示しないOリングによって封止され
ている。第3光路カバー45Cの内部には、レーザ光2
1を全反射する2個の光路ミラー44A,44Bが、ミ
ラーホルダ47A,47Bに固定されている。光路ミラ
ー44A,44Bで反射したレーザ光21は、ステッパ
などの露光機25に導かれ、露光用光として利用され
る。第3光路カバー45Cの上面には、パージガスを導
入する導入口56が設けられ、酸素よりも軽い低反応性
の軽量パージガスを封止した軽量パージボンベ46が接
続されている。軽量パージガスとしては、窒素が好適で
あるが、例えばヘリウムなどでもよい。
【0024】軽量パージボンベ46から軽量パージガス
が導入されると、第3光路カバー45Cの内部に残存し
ていた酸素が、矢印64に示すように軽い軽量パージガ
スに押し下げられて上部に残ることができなくなり、下
部に移動する。そして、排気口57から、第3光路カバ
ー45Cの外部に排出される。尚、排気口57は、例え
ば気体を外部に放出する図示しない外部ダクトに接続さ
れていてもよいし、図示しない排気ポンプに接続されて
いてもよい。その結果、第3光路カバー45Cの内部
は、上のほうから漏れなく軽量パージガスが充満してゆ
き、酸素の濃度が減少する。従って、レーザ光21が酸
素に吸収されることが少なくなって、パルスエネルギー
の減衰が起きにくくなる。
【0025】また、図2に示すように、排気口57の周
囲には、排気口57に向かって下がるように傾斜65が
設けられている。これにより、酸素が第3光路カバー4
5Cの隅にたまるようなことが起きにくくなって、より
徹底的に排気口57から排出される。尚、図2は断面図
であるため、紙面に平行な面内のみで傾斜するように描
画されているが、漏斗状に、四方から傾斜するようにす
るのが、さらによい。
【0026】これを、逆に下面から第3光路カバー45
Cの内部に軽量パージガスを導入するようにすると、軽
量パージガスは第3光路カバー45Cの上部へ移動し、
酸素が下部に残存する。そのため、上面にある排気口5
7から酸素が出てゆかず、第3光路カバー45Cの内部
にいつまでも滞留して、レーザ光21を減衰させること
になる。
【0027】このように、図2によれば、第3光路カバ
ー45Cの上面から、酸素よりも軽い軽量パージガスを
内部に導入している。これにより、重い酸素が下部へ移
動し、下部にある排気口57から外部に排出される。ま
た、最下部にある排気口57に向けて、傾斜65を設け
ている。これにより、酸素が隅に滞留することなく、排
出される。尚、図2に破線で示したように、第3光路カ
バー45Cの側面の最上部近傍から、軽量パージガスを
導入するようにしてもよい。
【0028】図3に、第1実施形態に係るモニタボック
ス39の側面断面図を示す。モニタボックス39の内部
には、レーザ光21のパルスエネルギー及び波長特性を
測定するモニタモジュール36が設置されている。モニ
タモジュール36の光学部品は、それぞれモニタホルダ
38A〜38Fによって、モニタボックス39の内壁に
固定されている。図3においては図示しない第2光路カ
バー45B(図1参照)内を通過してきたレーザ光21
は、紙面に垂直に手前から奥に向かって入射し、メイン
ビームスプリッタ22を部分透過して、図示しない第3
光路カバー45C(図1参照)へと出射する。
【0029】メインビームスプリッタ22によって、図
3中左方に一部が反射されたレーザ光21は、全反射ミ
ラー41によって、図3中上方へ全反射され、集光レン
ズ48に入射する。ここで集光されたレーザ光21は、
第1ビームスプリッタ40によって図3中右方に部分反
射され、一部が拡散板42を介して光量検出器43に入
射し、パルスエネルギーを測定される。第1ビームスプ
リッタ40を上方へ部分透過したレーザ光21は、第2
ビームスプリッタ73を透過して、モニタエタロン66
に入射する。ここで生じた干渉縞を、投影レンズ72に
よってラインセンサ71に投影し、その明縞の分布を測
定することにより、レーザ光21の波長特性を測定す
る。
【0030】またモニタモジュール36は、レーザ光2
1の波長特性を較正するための参照ランプ69を備えて
いる。参照ランプ69からは既知の波長の参照光74が
図3中右向きに放射され、参照レンズ70で平行にさ
れ、拡散板42を通って第2ビームスプリッタ73で反
射されてモニタエタロン66に入射する。67はレーザ
シャッタ、68は参照シャッタであり、それぞれの開閉
によって、レーザ光21と参照光74とのうち、どちら
か一方のみを、モニタエタロン66に入射させている。
【0031】図3において、モニタボックス39の側面
最上部近傍には導入口56が設けられ、軽量パージボン
ベ46が接続されていて、ここから軽量パージガス63
を内部に連続的に導入している。また、モニタボックス
39の側面最下部近傍には、排気口57が設けられてい
る。これにより、図2と同様に、内部の酸素64を効率
的に外部に追い出すことができる。
【0032】また、図3に示すように、光学部品を固定
するモニタホルダ38A〜38Fには、それぞれ内部に
酸素の滞留しやすい滞留空間51A〜51Fが存在す
る。これは、レーザ光21の通る光路であることが多
い。この滞留空間51に酸素が滞留するのを防ぐため
に、モニタホルダ38A〜38Fには、それぞれ通気口
75A〜75Fが設けられている。例えば、モニタエタ
ロン66を保持するモニタホルダ38Fにおいては、そ
の側面の上下に、それぞれ通気口75F,75Fが設け
られている。矢印63Fに示すように、軽量パージガス
は、例えばモニタホルダ38Fの上方の通気口75Fか
ら滞留空間51Fに入って、酸素を下方の通気口75F
から追い出すようにして、滞留空間51Fから出て行
く。これにより、モニタホルダ38Fの滞留空間51F
に酸素が滞留することが少なく、レーザ光21の減衰が
起きにくい。また、モニタホルダ38Fの滞留空間51
Fに、モニタエタロン66が突出しないようにしてお
り、これにより、酸素の滞留がより少なくなる。図3に
示すように、他の種々のモニタホルダ38A〜38Fに
おいてもそれぞれ通気口75A〜75Fが設けられてお
り、その滞留空間51A〜51Fに、酸素が滞留しない
ようにしている。
【0033】また第2ビームスプリッタ73を保持する
モニタホルダ38Dなどでは、通気口75Dが斜めに設
けられており、これにより、上方から下方に向かう軽量
パージガスがその内部を通りやすいようになって、より
酸素の滞留が少なくなる。さらには、モニタホルダ38
A,38C,38Fなどでは、その角部に面取り部76
A,C,Fが設けてあるので、軽量パージガスの流れが
スムーズになる。また、モニタホルダ38Eは、モニタ
ボックス39内部に突出しないように固定してあり、軽
量パージガスの流れを妨げることが少ない。さらに、モ
ニタボックス39左上部の滞留空間51Gに対しては、
モニタホルダ38Fの図3中左側面に設けられた上下の
通気口75G,75Gにより、矢印63Gに示すように
軽量パージガスがここを出入りし、酸素の滞留を防止す
る。
【0034】図4に、第1実施形態に係る狭帯域化ボッ
クス31及び第1光路カバー45Aの側面断面図を示
す。図4において、狭帯域化ボックス31の内部には、
グレーティング33及びプリズム32,32がベース5
8,58上にそれぞれ載置され、押さえ板59にねじ込
まれた押さえネジ62により、スプリング61を介して
固定されている。このような、ベース58、押さえ板5
9、押さえネジ62及びスプリング61などを含む、光
学部品を保持するための部材を、狭帯域化ホルダ50と
呼ぶ。狭帯域化ボックス31の上面には、グレーティン
グ33などを調整するための調整蓋77が設けられ、図
示しないOリングによって、狭帯域化ボックス31の内
部を外気から封止している。調整蓋77には、軽量パー
ジガスを導入する導入口56が設けられている。導入口
56の周囲は、導入口56から内部に向かって広がる傾
斜65が設けられ、軽量パージガスが、抵抗なく内部に
導入されるようになっている。
【0035】一方、狭帯域化ボックス31の下面及び第
1光路カバー45Aの下面には、パージガスを排出する
排気口57A〜57Dが、複数個設けられている。即
ち、狭帯域化ボックス31は、水平方向に広いため、排
気口が単一しかないと、排気口のない場所に酸素が滞留
することがある。このため、排気口57A〜57Dを複
数設けることにより、酸素が滞留しにくいようにしてい
る。また、ベース58や狭帯域化ボックス31の床面に
傾斜65を設けることにより、酸素の滞留を少なくし
て、酸素が外部に排出されやすいようにしている。さら
に、プリズム32,32を押さえている押さえ板59に
は、通気口60が設けられており、軽量パージガスが、
押さえ板59の下の滞留空間49にまで届くようになっ
ている。図5に排気口57Cの近傍の詳細断面図を示
す。図5に示すように、ベース58が排気口57の上方
にかぶさるようになった場合にも、排気口57の周囲に
傾斜65を設けてテーパ状にし、ベース58と排気口5
7との間に、酸素が滞留しないようにする。
【0036】排気口57A〜57Dには、それぞれ排気
配管52A〜52Dを介して酸素濃度検出器54A〜5
4Dが接続されている。また、排気配管52A〜52D
には、排気バルブ53A〜53Dがそれぞれ接続されて
いる。酸素濃度検出器54A〜54D及び排気バルブ5
3A〜53Dは、排気コントローラ78に接続されてい
る。排気コントローラ78は、各排気口57A〜57D
近傍の酸素濃度を検出するとともに、排気バルブ53A
〜53Dの開度を調整できるようになっている。導入口
56から軽量パージガスを導入すると、軽量パージガス
は、矢印63に示すように、それぞれの排気口57A〜
57Dから排出されるが、例えば導入口56に最も近い
排気口57Aから排出されることが最も多く、導入口5
6から遠い排気口57Dまで届かないことがある。その
結果、遠い排気口57D近辺の酸素が効率的に排出され
ず、レーザ光21の減衰の原因となることがある。
【0037】これを防止するために排気コントローラ7
8は、各排気口57A〜57Dから排出される酸素の濃
度を検出し、この濃度が略一定になるように、排気バル
ブ53A〜53Dの開度を調節する。例えば、導入口5
6に最も近い排気口57Aの濃度が低く、導入口56か
ら遠い排気口57Dの濃度が最も高いような場合には、
排気コントローラ78は、排気口57Aの排気バルブ5
3Aの開度を絞って流量を減らし、排気口57Dの排気
バルブ53Dの開度を開け気味にする。これにより、大
半が排気口57Aから排出していた軽量パージガスが、
排気口57B〜57Dからも出て行くようになり、排気
口57Bの酸素濃度が次第に低下してくる。すると、次
は排気バルブ53Bを絞り気味にするというように、徐
々に排気バルブ53A〜53Dの開度を変えて、各排気
口57A〜57Dから均等に酸素が排出されるようにす
る。これにより、狭帯域化ボックス31内部の酸素の滞
留が少なくなる。また、排気コントローラ78は、常時
これらの酸素濃度検出器54A〜54Dの出力をモニタ
リングし、どこかの排気口57A〜57Dの濃度が上が
ると、その排気バルブ53A〜53Dのの開度を開くよ
うにすると、なおよい。
【0038】尚、排気バルブ53A〜53Dの開度を排
気コントローラ78によって調整するように説明した
が、手動で行なってもよい。或いは、排気バルブ53A
〜53Dを、開度を変更自在のバルブとしたが、例えば
開閉のみのバルブとしてもよい。このような場合には、
排気コントローラ78は、ある排気口57A〜57Dの
酸素濃度が所定値以下になったところで、その排気バル
ブ53A〜53Dを閉じ、他の排気口の酸素濃度が下が
るようにする。この場合も、手動で行なってもよい。
【0039】或いは、予めこのような酸素濃度の推移を
試作機で測定しておき、排気配管5257A〜57D中
に予め絞りを入れるなどして配管抵抗を変え、酸素が好
適に排出されるようにしてもよい。例えば、導入口56
から近い排気口57A〜57Dほど配管抵抗を大きくす
るようにして、導入口56から遠い排気口57A〜57
Dに、軽量パージガスが流れやすくするようにしてもよ
い。このようにすれば、各レーザ装置11ごとに酸素濃
度検出器54が必要ということがなく、機器の構成が簡
単になる。
【0040】尚、不純物を排出する際には、上記説明の
ようにいきなりパージガスを導入するのでもよいが、予
め筐体31,39,45A〜45C内部を図示しない真
空ポンプによって真空引きし、パージガスを所定圧力ま
で導入するような手順で行なうと、さらに不純物を効果
的に排出できる。また、真空引きとパージガスの導入を
所定回数繰り返すと、尚良い。また、第2光路カバー4
5Bについては、特に詳しく説明しなかったが、同様に
導入口56を上部に設け、排出口57を下部に設けるよ
うにすればよい。或いは、第2光路カバー45Bはモニ
タボックス39と連通していることから、例えば導入口
56を第2光路カバー45B上部に設け、排出口57を
モニタボックス39下部に設けるようにしてもよい。
【0041】次に、第2実施形態を説明する。図6に、
第2実施形態に係るモニタボックス39の側面断面図を
示す。図6に示すように、モニタボックス39の側面最
下部近傍には導入口56が設けられ、酸素よりも重い低
反応性の重量パージガスを封止した重量パージボンベ
が、配管を介して接続されている。重量パージガスとし
ては、例えばネオン(Ne)、アルゴン(Ar)、クリ
プトン(Kr)、又はキセノン(Xe)等の不活性ガス
が好適である。また、モニタボックス39の側面最上部
近傍には、重量パージガスを排出する排気口57が設け
られている。このように、酸素よりも重い重量パージガ
スを、モニタボックス39の最下部近傍から導入し、最
上部近傍から排出している。
【0042】これにより、重量パージガス(矢印163
A〜163G)がモニタボックス39の下部に徐々に溜
まり、比較的軽い酸素(矢印163)を上方へと押し上
げる。これにより、酸素164が内部に滞留することな
く、効果的に排出される。尚、モニタホルダ38など
に、重量パージガスが流れやすくなるような、略上下方
向の通気口75A〜75Gを設けたり、突出部を少なく
したり、角を面取りしたりすることにより、重量パージ
ガスがあらゆるところを流れる。これにより、酸素を追
い出しやすくなっているのは、第1実施形態と同様であ
る。
【0043】図7に、第2実施形態に係る狭帯域化ボッ
クス31の側面断面図を示す。図7においては、狭帯域
化ボックス31の最下部近傍に、重量パージガスを導入
する導入口56を設けてあり、狭帯域化ボックス31の
上面には、複数の排気口57A〜57Cを設けている。
これにより、最下部近傍から入った重量パージガス(矢
印163)が、複数の排気口57A〜57Cから排気さ
れるので、酸素の滞留が起こりにくくなる。また、酸素
濃度を計測しながら、排気バルブ53A〜53Cの開度
を排気コントローラ78によって調整するのも、第1実
施形態と同様である。
【0044】尚、上記の説明は、ArFエキシマレーザ
装置を例にとって行なったが、同様に真空紫外波長のレ
ーザ光21を出射するフッ素分子レーザ装置等でも、同
様に応用が可能である。また、不純物として酸素のみを
対象に説明したが、例えば有機物や水分など、他の不純
物に対しても応用が可能である。即ち、対象とする不純
物に応じて、パージガスが軽いか重いかにより、第1及
び第2実施形態のいずれかを選択するようにすればよ
い。また、このように不純物として酸素以外の有機物や
水分を対象にする場合には、真空紫外領域以外の波長の
レーザ光を発振する、KrFエキシマレーザ装置等の、
他のエキシマレーザ装置に対しても、応用が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るArFエキシマレーザ装置
の平面図。
【図2】第1実施形態に係る第3光路カバーの側面断面
図。
【図3】第1実施形態に係るモニタボックスの側面断面
図。
【図4】第1実施形態に係る狭帯域化ボックス及び第1
光路カバーの側面断面図。
【図5】排気口近傍の詳細断面図。
【図6】第2実施形態に係るモニタボックスの側面断面
図。
【図7】第2実施形態に係る狭帯域化ボックスの側面断
面図。
【図8】従来技術に係るArFエキシマレーザ装置の平
面図。
【符号の説明】
11:エキシマレーザ装置、12:レーザチャンバ、1
4:主電極、15:主電極、16:フロントミラー、1
7:フロントウィンドウ、19:リアウィンドウ、2
1:レーザ光、22:メインビームスプリッタ、25:
露光機、31:狭帯域化ボックス、32:プリズム、3
3:グレーティング、36:モニタモジュール、37:
入射口、38:モニタホルダ、39:モニタボックス、
40:第1ビームスプリッタ、41:反射ミラー、4
2:拡散板、43:光量検出器、44:光路ミラー、4
5:光路カバー、46:軽量パージボンベ、47:ミラ
ーホルダ、48:集光レンズ、51:滞留空間、52:
排気配管、53:排気バルブ、54:酸素濃度検出器、
56:導入口、57:排気口、58:ベース、59:押
さえ板、60:通気口、61:スプリング、62:押さ
えネジ、63:軽量パージガス、64:酸素、65:傾
斜、66:モニタエタロン、67:レーザシャッタ、6
8:参照シャッタ、69:参照ランプ、70:参照レン
ズ、71:ラインセンサ、72:投影レンズ、73:第
2ビームスプリッタ、74:参照光、75:通気口、7
6:面取り部、77:調整蓋、78:排気コントロー
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 真生 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所中央研究所内 (72)発明者 若林 理 神奈川県平塚市万田1200 ギガフォトン株 式会社内 (72)発明者 有我 達也 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所中央研究所内 Fターム(参考) 5F072 AA04 AA06 JJ03 JJ05 JJ13 KK01 KK07 KK15 KK18 KK22 RR05 YY09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ装置の筐体パージ機構において、 レーザ光(21)の光路を囲繞する筐体(31,39,45)の内部
    に、酸素を含まない清浄で低反応性のパージガスを導入
    する導入口(56)と、 筐体(31,39,45)内部の不純物をパージガスとともに排出
    する排気口(57)とを備え、 前記導入口(56)と排気口(57)とが、上下方向において光
    路の一側と他側とにそれぞれ配置されたことを特徴とす
    るレーザ装置の筐体パージ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレーザ装置の筐体パー
    ジ機構において、 前記導入口(56)及び排気口(57)の少なくとも一方が、筐
    体(31,39,45)内壁の最上部近傍又は最下部近傍に設けら
    れたことを特徴とする、レーザ装置の筐体パージ機構。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のレーザ装置の筐
    体パージ機構において、 前記パージガスが排出対象となる不純物よりも軽い場合
    には、前記導入口(56)は光路よりも上方に設けられ、 前記パージガスが排出対象となる不純物よりも重い場合
    には、前記導入口(56)は光路よりも下方に設けられたこ
    とを特徴とする、レーザ装置の筐体パージ機構。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のレーザ
    装置の筐体パージ機構において、 パージガスが排出対象となる不純物よりも軽く、 前記排気口(57)が筐体(31,39,45)の最下部近傍に配置さ
    れ、 筐体(31,39,45)の内壁、又はこれに取着された部材が、
    排気口(57)に向かって傾斜していることを特徴とするレ
    ーザ装置の筐体パージ機構。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のレーザ
    装置の筐体パージ機構において、 前記排気口(57A-57D)が複数設けられていることを特徴
    とするレーザ装置の筐体パージ機構。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のレーザ装置の筐体パー
    ジ機構において、 前記複数の排気口(57A-57D)にそれぞれ接続された酸素
    濃度検出器(54A-54D)及び排気バルブ(53A-53D)と、 酸素濃度検出器(54A-54D)によって検出された排気口(57
    A-57D)近傍の酸素濃度に基づいて排気バルブ(53A-53D)
    の開度を変更自在の排気コントローラ(78)とを備えたこ
    とを特徴とするレーザ装置の筐体パージ機構。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のレーザ装置の筐体パー
    ジ機構において、 前記排気コントローラ(78)は、酸素濃度が低い排気口(5
    7A-57D)ほど、そこに付設された排気バルブ(53A-53D)の
    開度を閉じるようにすることを特徴とするレーザ装置の
    筐体パージ機構。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のレーザ装置の筐体パー
    ジ機構において、 前記複数の排気口(57A-57D)の排気抵抗を、導入口(56)
    に近い場所ほど大きくしたことを特徴とするレーザ装置
    の筐体パージ機構。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のレーザ
    装置の筐体パージ機構において、 筐体(31,39,45)内部に光学部品を保持するホルダ(38,4
    7,50,59)を設置し、 前記ホルダ(38,47,59)が、不純物が滞留する可能性のあ
    る滞留空間(49,51)にパージガスを流す通気口(60,75)を
    備えたことを特徴とするレーザ装置の筐体パージ機構。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のレーザ装置の筐体パ
    ージ機構において、 前記通気口(60,75)が略上下方向に貫通していることを
    特徴とするレーザ装置の筐体パージ機構。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載のレ
    ーザ装置の筐体パージ機構において、 前記不純物が酸素であることを特徴とするレーザ装置の
    筐体パージ機構。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載のレ
    ーザ装置の筐体パージ機構において、 前記パージガスが窒素であることを特徴とするレーザ装
    置の筐体パージ機構。
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Cited By (2)

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US10394133B2 (en) 2015-10-19 2019-08-27 Gigaphoton Inc. Laser unit management system

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US10394133B2 (en) 2015-10-19 2019-08-27 Gigaphoton Inc. Laser unit management system
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