JP2003281336A - 在席情報提供システム、プログラム - Google Patents

在席情報提供システム、プログラム

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JP2003281336A
JP2003281336A JP2002085378A JP2002085378A JP2003281336A JP 2003281336 A JP2003281336 A JP 2003281336A JP 2002085378 A JP2002085378 A JP 2002085378A JP 2002085378 A JP2002085378 A JP 2002085378A JP 2003281336 A JP2003281336 A JP 2003281336A
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Yuichiro Miyake
雄一郎 三宅
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他者の在席状況を、的確に把握できるように
する。 【解決手段】 各クライアント10において、在席情報
取得/表示部12は、随時、サーバ20から在席情報を
取得して、これを表示する。また、在席状況判定/通知
部11は、常時、ユーザの操作(又は更にスクリーンセ
ーバーの動作)を監視して、操作状況に基づいて在席状
況を判定し、在席状況をサーバ20に通知する。サーバ
20は、全クライアントのユーザの在席状況を一元管理
しており、在席情報(全ユーザの在席状況一覧)を格納
する在席情報格納部21と、在席情報管理部22とを有
する。在席情報管理部22は、上記在席状況の通知を受
けると、上記在席情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他者の正確な在席
状況を把握できるようにする装置、方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば社内等において、他の
社員と連絡を取りたいとき(特に、相手が別フロアの人
間であったりして、在席/不在を視認できない場合
等)、余計な手間が掛かったり、連絡がスムーズに取れ
ない場合があるという問題があった。例えば、内線電話
で連絡する場合、相手が不在であると、何度も掛け直さ
なければならず、手間が掛かる。また、近年は、電子メ
ール/メッセージ等により連絡を取る場合も多い。この
場合には、相手の在席状況に関係なく連絡内容を通知で
きるというメリットがあるが、相手が何時電子メール/
メッセージ等を読むのか分からないので、特に緊急に連
絡を取りたい場合には問題があった。
【0003】このような問題に対して、従来では、例え
ば、各部署に監視カメラを設置して画像認識したり、各
社員の椅子にセンサ(圧力センサ等)を設けることによ
り、在席/不在を検出し、他の部署の在席状況を把握で
きるようにするシステムが提案されている(第1の従来
技術)。
【0004】また、例えば、社員一人一人にそれぞれ個
人用端末(パソコン等)が与えられていることを前提に
して、これら個人用端末の電源ON/OFFを監視し
て、電源OFFであれば不在、電源ONであれば在席と
見做すようにするシステムが提案されている(第2の従
来技術)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来技術で
は、監視カメラ/センサの設置等、システム構築におい
て余計な手間/費用が掛かるという問題があった。
【0006】また、上記第2の従来技術では、現実に
は、個人用端末の電源をONしたままの状態で席を離れ
る場合もあるので、電源ONしているからといって必ず
しも在席しているとは限らないという問題があった。
【0007】本発明の課題は、他者の在席状況を、コス
ト高となることなく、的確に/一目で分かり易く把握で
きるようにする在席情報提供システム、そのサーバ/ク
ライアント、方法、プログラムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
コンピュータに、ユーザ操作の検出結果に基づいて在席
状況を判定し、該判定した在席状況をサーバに通知する
機能と、随時、サーバから在席情報の一部又は全部を取
得して表示する機能とを実現させる為のプログラムとし
て構成する。
【0009】また、請求項4記載の発明は、コンピュー
タに、各クライアントのユーザの在席状況一覧を示す在
席情報を格納する機能と、各クライアントがユーザ操作
の検出結果に基づいて判定して通知してくる在席状況に
応じて、前記在席情報において該通知元のクライアント
のユーザに関する在席状況を変更し、または各クライア
ントからの要求に応じて前記在席情報の一部又は全部を
返信する機能とを実現させる為のプログラムとして構成
する。
【0010】上記請求項1又は4記載のプログラムを用
いたコンピュータ(クライアント又はサーバ等)によれ
ば、特にクライアントは、起動中、ユーザ操作を監視し
ており、ユーザ操作の検出結果に基づいて現在の在席状
況を判定して、判定結果をサーバに通知して一元管理さ
せる。そして、他のユーザの(最新の)在席状況が反映
された在席情報を取得して表示する。このようにするこ
とで、他のユーザの在席状況を的確に(クライアントを
起動していても、本当に席にいるのか等)把握できるよ
うになる。
【0011】上記請求項1記載のプログラムにおいて、
例えば、前記ユーザ操作の検出結果に基づいて在席状況
を判定し、該判定した在席状況をサーバに通知する機能
は、所定時間以上未操作であった場合には離席と判定
し、該判定後、ユーザ操作を検出した場合に在席と判定
して、各々判定結果を前記サーバに通知するようにして
もよい。
【0012】また、上記請求項1記載のプログラムにお
いて、例えば、所定時間以上未操作であった場合には離
席と判定すると共にスクリーンセーバーを起動し、該ス
クリーンセーバー起動後、パスワード入力による該スク
リーンセーバーの解除を検出した場合に在席と判定し
て、各々、判定結果を前記サーバに通知するようにして
もよい。
【0013】このようにすることで、ユーザが離席して
いる状態において、例えば他人が当該ユーザのクライア
ントのキーボード/マウス等に触れることで誤って「在
席」と判定してしまうことがなくなる。すなわち、パス
ワードを入力しなければスクリーンセーバーは解除され
ないようになっており、スクリーンセーバーの解除を以
って「在席」と判定することにより、ユーザ本人が席に
戻ってパスワードを入力しない限り、「在席」とはなら
ないようにでき、確実にユーザの在席/離席を判定でき
る。
【0014】また、請求項5記載の発明は、複数のクラ
イアントとサーバがネットワークに接続されたシステム
において、前記各クライアントは、ユーザ操作又はスク
リーンセーバー動作の検出結果に基づいて在席状況を判
定し、該判定した在席状況をサーバに通知する在席状況
判定/通知手段と、随時、サーバから在席情報の一部又
は全部を取得して表示する在席情報取得/表示手段とを
有し、前記サーバは、各クライアントのユーザの在席状
況一覧を示す在席情報を格納する在席情報格納手段と、
各クライアントの前記在席状況判定/通知手段からの在
席状況通知に応じて、前記在席情報において該通知元の
クライアントのユーザに関する在席状況を変更し、また
は各クライアントの前記在席情報取得/表示手段からの
要求に応じて前記在席情報の一部又は全部を返信する在
席情報管理手段とを有するように構成する。
【0015】また、本発明は、上記プログラム、システ
ムに限らず、上記プログラムを記録した記録媒体、方法
として構成することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1は、本例による在席
情報提供システムの構成/機能ブロック図である。
【0017】図示の例の在席情報提供システムは、複数
のクライアント10と、サーバ20が、ネットワーク1
(例えば社内LAN等)に接続されて成る構成である。
各クライアント10は、各ユーザが使用する情報処理端
末であり、例えばパーソナルコンピュータ等である(こ
れに限らず、少なくとも通信機能、情報処理機能、表示
機能を有する装置であれば何でもよい)。各クライアン
ト10は、在席状況判定/通知部11と、在席情報取得
/表示部12とを有する。
【0018】在席状況判定/通知部11は、ユーザの操
作を監視して、操作/未操作の検出結果と時間とに基づ
いて在席状況を判定し、判定した在席状況をサーバ20
に通知する。
【0019】在席情報取得/表示部12は、随時(例え
ばn分間隔で)、サーバ20から在席情報(他のユーザ
の在席状況一覧)を取得して、これを表示する。在席状
況の判定内容は、「在席」、「離席」、「不在」の3種
類である。クライアント10を起動すると「在席」と判
定し、終了時には「不在」と判定する。
【0020】ここで、クライアント10が起動していて
も、常に、ユーザが在席しているとは限らない。現実に
は、例えば、ちょっと席を外している、等という場合が
ある。この様な場合、本例によるシステムでは、「離
席」と判定するようにしている。
【0021】すなわち、クライアント10起動中には、
予め設定される所定時間(例えばm分)以上未操作であ
った場合に「離席」と判定する。「離席」と判定された
後、ユーザの操作があると、「在席」と判定する。その
際、他の人間が操作することで、間違って「在席」と判
定してしまうことがないように、スクリーンセーバーの
解除にパスワード等の入力を必要とし、ユーザの操作が
あってもスクリーンセーバーが解除されなければ「離
席」のままとするようにしてもよい。尚、上記mの値
は、各クライアント毎に任意に設定可能とすると、判定
がバラバラになるので(例えば、あるユーザは10分未
操作であっても「離席」とはならず、別のユーザは5分
未操作で「離席」と判定されてしまう等)、例えばサー
バ側で設定した値を、一律、各クライアントで用いる
(例えば、後述する起動時の処理の際に、サーバから取
得する)。尚、後述するn、iの値も、同様に、サーバ
側で設定する。
【0022】尚、「離席」は、「不在」とは異なり、短
時間のうちにユーザが席に戻ることが想定される。これ
より、例えば連絡を取りたい相手が「離席」であった場
合、近いうちに相手が席に戻るであろうと推測して何ら
かの柔軟な対応を考えることも可能となる。
【0023】サーバ20は、在席情報を格納する在席情
報格納部21と、在席情報管理部22とを有する。在席
情報管理部22は、各クライアント10からの上記在席
状況の通知に応じて在席情報を更新する。これは、通知
元のクライアント10のユーザに関する在席状況を変更
するものである。または、各クライアント10からの要
求に応じて(最新の)在席情報を返信する。
【0024】ここで、在席情報格納部21に記憶される
在席情報は、当該サーバ20が管理する全てのユーザの
在席状況一覧である。一方、上記在席情報取得/表示部
12が取得して表示する在席情報は、例えばこれら全て
のユーザの在席状況一覧であってもよいし、例えばユー
ザが指定した部署に属するユーザの在席状況一覧であっ
てもよい。
【0025】以下、在席情報提供システムの実施例につ
いて説明する。尚、以下に説明する実施例では、本発明
による在席情報提供機能が付加されたメッセージングシ
ステムを例にして説明するが、これは一例であり、本発
明はこのような例に限るものではなく、例えば“単に在
席情報を表示させて、ユーザがこれを参照して在席して
いることを確認したうえで内線電話を掛ける”等であっ
てもよい。同様に、以下の説明では、社内システムにお
けるメッセージングシステムを例にして説明するが、こ
れは一例であり、本発明はこのような例に限るものでは
なく、イントラネット又はインターネットを介する任意
のシステムに適用可能である。また、以下の実施例の説
明では、ユーザの操作の検出に関して、キーボード・マ
ウス等の操作を検出しているが、これに限るわけではな
く、例えばタッチパネルに対する操作等、何らかの操作
を検出する。
【0026】図2、図3は、本例による在席情報提供機
能付きメッセージングシステムの第1の実施例、第2の
実施例の概略動作を示す図である。図2に示す第1の実
施例では、各メッセージング・クライアント30は、キ
ーボード・マウス等の操作が行なわれているか否かを監
視して、操作/未操作を検出している(これ自体は、既
存のパソコン等でも行われている)。そして、予め設定
される所定時間(m分)以上未操作であった場合には
「離席」と判定して、これをメッセージング・サーバ4
0に通知する。また、「離席」と判定後、キーボード・
マウスの操作があった場合には、「在席」と判定して、
これをメッセージング・サーバ40に通知する。メッセ
ージング・サーバ40は、在席状況テーブル41を用い
て、基本的には全メッセージング・クライアント30の
ユーザの在席状況を一元管理している。そして、上記
「離席」、「在席」の通知があると、通知元のメッセー
ジング・クライアント30のユーザの在席状況を、「離
席」または「在席」へと変更する。また、各メッセージ
ング・クライアント30終了時には、「不在」へと変更
する。
【0027】また、各メッセージング・クライアント3
0は、予め設定される所定周期で(n分間隔で)、メッ
セージング・サーバ40から他ユーザの在席状況(在席
情報)を取得して、これを表示する。
【0028】図3に示す第2の実施例は、基本的な動作
は第1の実施例と同様であり、これについては特に図示
/説明しない。第2の実施例では、更に、「離席」から
「在席」になったと判定する際の誤判定を防止できるよ
うにしている。
【0029】すなわち、第2の実施例では、「離席」の
ときにはスクリーンセーバーを動作状態とし、更にスク
リーンセーバーを解除するのにパスワード等の入力を必
要としている。これにより、「離席」状態においてキー
ボード・マウスが操作されても、スクリーンセーバーが
解除されない限り(ユーザ本人がパスワード等を入力し
なければ)「在席」と判定しないようにしている。
【0030】図3においては、まず、各メッセージング
・クライアント50は、第1の実施例と同様に、キーボ
ード・マウスの操作が行なわれているか否かを監視して
おり、予め設定される所定時間(m分)以上未操作であ
った場合には「離席」と判定して、これをメッセージン
グ・サーバ40に通知するが、その際、スクリーンセー
バーを起動する。そして、この「離席」状態において
は、キーボード・マウスの操作を監視するのではなく、
スクリーンセーバーの動作を監視し、スクリーンセーバ
ーが解除されたことを検出すると「在席」と判定して、
これをメッセージング・サーバ40に通知する。
【0031】このようにすることにより、例えばあるメ
ッセージング・クライアント50のユーザ本人が離席中
に、例えば他人がこのメッセージング・クライアント5
0を操作したり、例えば他人が不注意でマウス等を動か
してしまった場合に、誤って「在席」と判定することな
く、確実に本人が席に戻った時点で「在席」と判定す
る。
【0032】図4は、第1の実施例におけるメッセージ
ング・クライアント30の処理フローチャート図であ
る。図5は、第2の実施例におけるメッセージング・ク
ライアント50の処理フローチャート図である。
【0033】図6は、メッセージング・サーバ40の処
理フローチャート図である。メッセージング・サーバ4
0の処理は、第1の実施例でも、第2の実施例でも同じ
である。
【0034】尚、図4、図5、図6において、図上に示
す〜は、クライアント−サーバ間でやり取りを行う
処理であることを意味しており、同じ処理に係わるもの
には同一の番号を付してある。また、〜においてク
ライアント−サーバ間でやり取りするデータについて
は、後に図8〜図12を参照して説明する。
【0035】また、以下の図4〜図12の説明における
“メッセージング・クライアント30(50)の起動”
とは、本例による在席表示機能が付加されたメッセージ
ングソフトを起動することであるが、勿論、この例に限
るわけではなく、本例による在席表示機能が付加された
任意のソフトウェアまたは在席表示機能を提供するソフ
トウェアであってもよい。
【0036】まず、図4を参照して、第1の実施例にお
けるメッセージング・クライアント30により実行され
る処理について説明する。同図において、第1の実施例
によるメッセージング・クライアント30は、起動する
と(その際、ユーザは、ユーザ名(ログイン名)、パス
ワードなどを入力する)、まず、起動した旨をメッセー
ジング・サーバ40に通知する(ステップS11)。こ
の通知は、当該メッセージング・クライアント30のユ
ーザの在席状況が「不在」から「在席」となったことを
メッセージング・サーバ40側に知らせると共に在席情
報、各種設定情報(m、n、iの値等)を要求するもの
である。よって、この通知に応じて、メッセージング・
サーバ40から在席情報(他のユーザの在席状況等一
覧)、各種設定情報が返信されてくるので、これらを取
得して、各種設定情報を記憶すると共に、在席情報を表
示する(ステップS12)。
【0037】その後は、当該メッセージング・クライア
ント30が終了するまでの間、ステップS13、ステッ
プS14の処理を繰り返し実行し続ける。ステップS1
4の処理は、n分毎に(nは上記サーバ40から取得す
る設定情報)、メッセージング・サーバ40にアクセス
して、(最新の)在席情報を取得し、これを表示する処
理である。これより、当該メッセージング・クライアン
ト30のユーザは、他のユーザの現在の在席状況(「在
席」、「離席」、「不在」)が、一目で分かるので、例
えばメッセージ送信する際にも、確実に在席しているユ
ーザに送信することができ、連絡がスムーズに行なえる
ようになる。
【0038】ステップS13の処理は、連続してm分以
上、キーボード・マウス等が未操作であるか否かを判定
する処理である。mは、上記サーバ40から取得する設
定情報であり、例えばm分以上未操作であれば離席して
いる可能性が高いと考えられる値が、予めサーバ40側
で管理者等が設定しておく。
【0039】メッセージング・クライアント30は、連
続してm分以上、キーボード・マウス等が未操作であっ
た場合には(ステップS13,YES)、「離席」と判
定して、メッセージング・サーバ40に対して、「離
席」ステータスを送信する(ステップS16)。これに
応じて、メッセージング・サーバ40側では、送信元の
メッセージング・クライアント30のユーザに関する在
席状況を「離席」に変更する。これより、他のユーザの
メッセージング・クライアント30がステップS14の
処理を実行したとき、上記送信元のメッセージング・ク
ライアント30のユーザの在席状況が「離席」となって
いる在席情報を取得して表示するので、他のユーザは当
該ユーザが現在「離席」していることを知ることができ
る。
【0040】ステップS16の処理後は、キーボード・
マウス等が操作されるまで待ち状態となる。そして、キ
ーボード・マウス等が操作されると(ステップS17,
YES)、「在席」と判定して、メッセージング・サー
バ40に対して、「在席」ステータスを送信する(ステ
ップS18)。これに応じて、メッセージング・サーバ
40側では、送信元のメッセージング・クライアント3
0のユーザに関する在席状況を「在席」に変更する。
【0041】ステップS18の処理後は、ステップS1
3に戻り、ステップS13、S14の処理を実行し続け
る。そして、当該メッセージング・クライアント30を
終了する場合には(ステップS15,YES)、メッセ
ージング・サーバ40に対して、「不在」ステータスを
送信してから、終了する(ステップS19)。これよ
り、メッセージング・サーバ40側では、再び当該メッ
セージング・クライアント30が起動されるまでは、当
該ユーザは「不在」であるものとして管理する。
【0042】次に、図5を参照して、第2の実施例にお
けるメッセージング・クライアントにおいて実行される
処理について説明する。同図において、ステップS2
1,S22,S23、S24の処理は、上記第1の実施
例におけるステップS11,S12,S13、S14の
処理と同じである。すなわち、第2の実施例によるメッ
セージング・クライアント50は、起動すると(その
際、ユーザは、ユーザ名(ログイン名)、パスワードを
入力する)、まず、起動した旨をメッセージング・サー
バ40に通知する(ステップS21)。また、この通知
に応じてメッセージング・サーバ40から送られてくる
在席情報、各種設定情報を取得して、在席情報を表示す
る(ステップS22)。その後は、当該メッセージング
・クライアント50が終了するまでの間、ステップS2
3、ステップS24の処理を繰り返し実行し続ける。
【0043】そして、連続してm分以上、キーボード・
マウス等が未操作であった場合には(ステップS23,
YES)、まず、スクリーンセーバーを起動する(ステ
ップS26)。
【0044】次に、直ちに「離席」ステータスをメッセ
ージング・サーバ40に送るようにしてもよいが、本例
では、以下に述べる現状を考慮して、一定時間待つよう
にしている。
【0045】すなわち、現実には、たとえ在席していて
も、在席中ずっとパソコンを操作し続けるような人は少
ない。通常、パソコンを操作しない時間帯が存在するも
のである。この場合、在席しているにも係わらず、上記
ステップS26の処理によりスクリーンセーバーが起動
される。しかしながら、一方で、現実上、スクリーンセ
ーバーの起動に気付くと直ちに解除しようとする習慣を
持つ者も少なくない。あるいは、本例によるシステムの
利用者に対して、予め、“スクリーンセーバーが起動す
ると「離席」と見做される”旨を知らせておくと、直ち
に解除しようとする者が多くなる可能性がある。
【0046】これより、本例では、スクリーンセーバー
起動後、直ちに「離席」ステータスを送信するのではな
く、予め設定される一定時間内(例えばi分以内)にキ
ーボード・マウス等の操作があるか否かを監視し(ステ
ップS27)、一定時間内に操作がなかった場合に(ス
テップS27,NO)、「離席」ステータスをメッセー
ジング・サーバ40に送信するようにしている(ステッ
プS29)。
【0047】ここで、第2の実施例では、スクリーンセ
ーバーを解除するのにパスワードの入力が必要となって
いる。これは、基本的には既存のスクリーンセーバーに
も存在する機能であるが、本例では、この機能を利用
し、ユーザ本人が席に戻ってきてパスワードを入力しな
い限り、スクリーンセーバーは解除されないことを利用
して、スクリーンセーバーが解除されたか否かにより、
「離席」/「在席」を判断する(ステップS30)。こ
のようにすることで、例えばユーザが離席中に他人がキ
ーボード・マウス等に触れても、誤って「在席」と判断
されることなく、確実にユーザ本人の「離席」/「在
席」を判断することができる。
【0048】そして、スクリーンセーバーが解除された
ら(ステップS30,YES)、メッセージング・サー
バ40に対して「在席」ステータスを送信し(ステップ
S31)、ステップS23の処理に戻る。
【0049】一方、スクリーンセーバー起動後、一定時
間内(例えば1分以内)に操作があった場合には(ステ
ップS27,YES)、パスワード入力によりスクリー
ンセーバーが解除されれば(ステップS28,YE
S)、そのままステップS23の処理に戻るので、メッ
セージング・サーバ40に余計な処理負荷を掛けずに済
む。
【0050】次に、以下、図6を参照して、メッセージ
ング・サーバ40において実行される処理について説明
する。メッセージング・サーバ40は、起動後、サーバ
が終了する(ステップS48,YES)までの間、常
に、ステップS41、ステップS44、ステップS46
の判定を行なっており、何れかの判定がYESとなった
場合、その判定に応じた処理を実行する。
【0051】まず、ステップS41の判定と、それに応
じた処理(ステップS42、S43)について説明す
る。これら処理は、メッセージング・クライアント30
(50)側で上記ステップS11又はS21の処理が行
なわれて、“クライアント起動”が通知されてきたとき
の処理である。
【0052】メッセージング・サーバ40は、上記“ク
ライアント起動”の通知を受信すると(ステップS4
1,YES)、まず、在席状況テーブルを更新する(ス
テップS42)。更に、通知元のメッセージング・クラ
イアント30(50)に対して在席情報、各種設定情報
を送信する(ステップS43)。
【0053】ここで、在席状況テーブルの一例を図7に
示す。図7に示す在席状況テーブル60は、ユーザ名
(ログイン名)61、IPアドレス62、部署名63、
氏名64、課員コード65、メールアドレス66、内線
番号67、備考68、及び在席状況69の各データ項目
より成る。
【0054】ユーザ名(ログイン名)61は、通知元メ
ッセージング・クライアント30(50)のユーザに関
するレコードを探す為の検索キーである。氏名64は、
各ユーザの名前であり、これら各ユーザに関する情報と
して、そのユーザが属する部署名63、課員コード6
5、メールアドレス66、内線番号67、備考68等が
格納される。
【0055】IPアドレス62には、各メッセージング
・クライアント30(50)に割り当てられるIPアド
レスが格納される。IPアドレスは、固定とするシステ
ムと、起動の都度割り当てるシステムが存在するが、本
例ではどちらにも対応できる。固定とする場合には予め
決められているIPアドレスをIPアドレス62に格納
しておけばよいし、そうでない場合にはクライアント起
動時に、割り当てたIPアドレスをIPアドレス62に
格納し、終了時にこれを消去すればよい。
【0056】在席状況69には、「在席」、「離席」、
「不在」の何れかを示すデータ(これらは例えば、2ビ
ットのデータで区別できる)が格納され、上記各メッセ
ージング・クライアント30(50)から通知されるス
テータスに応じて書き換えられる。
【0057】尚、部署名63は、特定の部署の在席情報
が要求された場合には、その部署に属するユーザのレコ
ードを抽出する為のキーとして用いられる。また、尚、
図7は一例を示すものであり、この様な例に限らず、例
えばフォルダ名が各部署名となっているフォルダ構造と
し、各部署毎(フォルダ毎)に在席状況テーブルを設け
る構成であってもよい。
【0058】再び、図6の説明に戻る。上記ステップS
42の在席状況テーブル更新処理は、図7の例を用いる
ならば、通知されたユーザ名(ログイン名)に基づいて
在席状況テーブル60を検索し、ユーザ名(ログイン
名)61が一致するレコードを求め、このレコードの在
席状況69を「不在」から「在席」に変更する処理であ
る。
【0059】上記ステップS43の在席情報送信処理
は、図7の例を用いるならば、指定された部署に属する
ユーザ(又は、全てのユーザ)の部署名63、氏名6
4、課員コード65、メールアドレス66、内線番号6
7、備考68、及び在席状況69を、在席情報として返
信する処理である(設定情報も返信する)。尚、必ずし
もこれら全てのデータを在席情報として返信する必要は
ないが、少なくとも氏名64及び在席状況69は在席情
報として返信する必要がある。
【0060】次に、図6におけるステップS44の判定
と、それに応じた処理(ステップS45)について説明
する。これら処理は、メッセージング・クライアント3
0(50)側から、上記ステップS14又はS24の処
理により在席情報取得要求が送られてきたときの処理で
ある。
【0061】メッセージング・サーバ40は、在席情報
取得要求を受信すると(ステップS44)、要求元のメ
ッセージング・クライアント30(50)に対して在席
情報を返信する(ステップS45)。ステップS45の
処理は、設定情報は返信しない点を除けば、上記ステッ
プS43の処理と略同様であるので、ここでは説明は省
略する。
【0062】次に、ステップS46の判定と、それに応
じた処理(ステップS47)について説明する。これら
処理は、「離席」または「在席」もしくは「不在」の何
れかのステータスを受信したとき(ステップS46,Y
ES)、受信したステータスに応じた処理を実行するも
のである(ステップS47)。
【0063】例えば、メッセージング・クライアント3
0(50)側から、上記ステップS16又はS29の処
理により「離席」ステータスが送られてきた場合には、
在席状況テーブル60において当該送信元のメッセージ
ング・クライアント30(50)のユーザに関する在席
状況69を「在席」から「離席」に変更する。
【0064】また、例えば、メッセージング・クライア
ント30(50)側から、上記ステップS11、S1
8、又はS21、S31の処理により「在席」ステータ
スが送られてきた場合には、在席状況テーブル60にお
いて当該送信元のメッセージング・クライアント30
(50)のユーザに関する在席状況69を「離席」から
「在席」に変更する。
【0065】また、例えば、メッセージング・クライア
ント30(50)側から、上記ステップS19又はS3
2の処理により「不在」ステータスが送られてきた場合
には、在席状況テーブル60において当該送信元のメッ
セージング・クライアント30(50)のユーザに関す
る在席状況69を「不在」にする。また、IPアドレス
62を削除する(固定的である場合には、当然、削除し
ない)。
【0066】上述した図4〜図6に示す処理の中で、図
中に〜で示す処理、すなわちクライアント−サーバ
間でやり取りする処理に関して、クライアント−サーバ
間で送受信するコマンド/データを、図8〜図12に示
す。
【0067】図8は、メッセージング・クライアント起
動時の処理()において、クライアント−サーバ間で
送受信するコマンド/データの一例を示す図である。こ
の場合、メッセージング・クライアント30(50)
は、図示の様に、自装置のIPアドレスとユーザ名(ロ
グイン名)を送信元情報とし、「在席」ステータスと在
席情報要求コマンドを格納したパケットを、メッセージ
ング・サーバ40宛に送信する。尚、図4〜図6におい
て説明したように“クライアント起動”を通知してもよ
い(この場合は、サーバ側で、この通知を受信した場合
には「在席」への変更と在席情報の返信を行うものと判
断する処理を行えばよい)。
【0068】上記パケットを受信したメッセージング・
サーバ40側では、上記ステップS42、S43の処理
を実行する。ステップS43の処理でメッセージング・
クライアント30(50)に返信するパケットには、例
えば図示の様に、そのヘッダ部に上記送信元のメッセー
ジング・クライアント30(50)のIPアドレスとユ
ーザ名(ログイン名)を宛先として格納し、そのデータ
部には在席状況テーブル60から送信すべきデータ項目
のデータを取り出して格納する。例えば、図8の例で
は、在席状況テーブル60の部署名63〜在席状況69
の中で、メールアドレス66を除く各データが送信され
る。送信するデータ項目は、任意に設定できるものとす
るが、少なくとも氏名64と在席状況69は、必ず送信
する。また、特定の部署の在席情報を要求された場合に
は、在席状況テーブル60から、部署名63が上記特定
の部署であるレコードを抽出して、これを送信する。ま
た、各種設定情報(m、n、iの値等)も送信する。
尚、図8において、“表示ソートコード”も送信データ
に含めているが、これは単に表示の並びを指定するだけ
である。
【0069】図9は、メッセージング・クライアントが
所定周期(n分間隔)で在席情報を取得する処理()
において、クライアント−サーバ間で送受信するコマン
ド/データの一例を示す図である。
【0070】この場合、メッセージング・クライアント
30(50)は、図示の様に、自装置のIPアドレスと
ユーザ名(ログイン名)を送信元情報とし、在席情報要
求コマンドを格納したパケットを、メッセージング・サ
ーバ40宛に送信する。
【0071】メッセージング・サーバ40側では、この
パケットを受信すると、上記図8で説明したものと同様
にして、在席情報をメッセージング・クライアント30
(50)に送信する(但し、設定情報は、起動時のみ送
信するので、本処理では送信しない)。
【0072】図10は、上記図4〜図6の図上でで示
す処理において、メッセージング・クライアントからメ
ッセージング・サーバに送信するコマンド/データの一
例を示す図である。
【0073】この場合、メッセージング・クライアント
30(50)は、図示の様に、自装置のIPアドレスと
ユーザ名(ログイン名)を送信元情報とし、「離席」ス
テータスを格納したパケットを、メッセージング・サー
バ40宛に送信する。
【0074】メッセージング・サーバ40側では、これ
に応じて、在席状況テーブル60において送信元のユー
ザに関する在席状況69を「離席」に変更する。図11
は、上記図4〜図6の図上でで示す処理において、メ
ッセージング・クライアント30(50)からメッセー
ジング・サーバに送信するコマンド/データの一例を示
す図である。
【0075】この場合、メッセージング・クライアント
30(50)は、図示の様に、自装置のIPアドレスと
ユーザ名(ログイン名)を送信元情報とし、「在席」ス
テータスを格納したパケットを、メッセージング・サー
バ40宛に送信する。
【0076】メッセージング・サーバ40側では、これ
に応じて、在席状況テーブル60において、送信元のユ
ーザに関する在席状況69を「在席」に変更する。図1
2は、上記図4〜図6の図上でで示す処理において、
メッセージング・クライアントからメッセージング・サ
ーバに送信するコマンド/データの一例を示す図であ
る。
【0077】この場合、メッセージング・クライアント
30(50)は、図示の様に、自装置のIPアドレスと
ユーザ名(ログイン名)を送信元情報とし、「不在」ス
テータスを格納したパケットを、メッセージング・サー
バ40宛に送信する。
【0078】メッセージング・サーバ40側では、これ
に応じて、在席状況テーブル60において、送信元のユ
ーザに関する在席状況69を「不在」に変更する。図1
3は、在席情報の表示例である。
【0079】上述したようにメッセージング・サーバ4
0から在席情報が送られてくると、メッセージング・ク
ライアント30(50)は、この在席情報を表示部(デ
ィスプレイ等)に表示する。
【0080】表示の仕方は、様々であってよいが、今現
在、誰が在席で、誰が離席で、誰が不在であるのかが、
一目で分かるように表示することが望ましい。図13に
示す画面70では、「在席」を黒丸、「離席」を黒三
角、不在を無印として、各氏名の左側に表示する。この
ように表示することで、ユーザは、現在の在席状況を一
目で把握できるようになる。
【0081】また、本例は、在席表示機能付きのメッセ
ージング・システムを例にしているので、画面70上
で、メッセージの送受信を行なえる。その際、ユーザが
「不在」(または更に「離席」)となっているメッセー
ジング・クライアント30(50)にはメッセージ送信
できないように制御してもよい。
【0082】図14(a)〜(d)は、このようなメッ
セージ送受信時の表示画面例である。まず、メッセージ
送信側のメッセージング・クライアント30(50)に
おいて、例えば図14(a)に示すメッセージが作成さ
れ、これを送信すると、受信側のメッセージング・クラ
イアント30(50)には例えば図14(c)に示すメ
ッセージ到着画面が表示される。この画面上で、「開
封」をクリックすると、例えば図14(d)に示すよう
にメッセージの内容が表示されると共に、メッセージ送
信側のメッセージング・クライアント30(50)には
例えば図14(b)に示す開封通知が表示される。
【0083】図15は、上記クライアント又はサーバ等
の情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の
一例を示す図である。尚、特にクライアントとしての情
報処理装置は、例えばパーソナルコンピュータ等である
が、これに限らず、少なくとも通信機能、情報処理機
能、表示機能を備える装置であれば何でもよい。また、
サーバの場合は入力装置83、出力装置84は特に必要
ない。
【0084】同図に示す情報処理装置(コンピュータ)
80は、CPU81、メモリ82、入力装置83、出力
装置84、外部記憶装置85、媒体駆動装置86、ネッ
トワーク接続装置87等を有し、これらがバス88に接
続された構成となっている。同図に示す構成は一例であ
り、これに限るものではない。
【0085】CPU81は、当該情報処理装置80全体
を制御する中央処理装置である。メモリ82は、プログ
ラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置85(あ
るいは可搬記録媒体89)に記憶されているプログラム
あるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリで
ある。CPU81は、メモリ82に読み出したプログラ
ム/データを用いて、上述してある各種処理を実行す
る。
【0086】入力装置83は、例えばキーボード、マウ
ス、タッチパネル等である。出力装置84は、例えばデ
ィスプレイ、プリンタ等である。外部記憶装置85は、
例えばハードディスク装置等であり、上記クライアント
またはサーバの各種機能を実現させる為のプログラム/
データ等(例えば図4〜図6に示す処理をコンピュータ
に実行させるプログラムや、図7に示すデータ等)が格
納されている。
【0087】媒体駆動装置86は、可搬記録媒体89に
記憶されているプログラム/データ等を読み出す(また
は書込む)。可搬記録媒体89は、例えば、FD(フレ
キシブルディスク)、CD−ROM、その他、DVD、
光磁気ディスク等である。
【0088】ネットワーク接続装置87は、ネットワー
ク(インターネット等)に接続して、外部の情報処理装
置とプログラム/データ等の送受信を可能にする構成で
ある。
【0089】図16は、記録媒体の一例を示す図であ
る。図示のように、上記本発明の機能を実現するプログ
ラム/データが記憶されている可搬記録媒体89を情報
処理装置80の本体に挿入する等して、当該プログラム
/データを読み出してメモリ82に格納し実行するもの
であってもよいし、また、上記プログラム/データは、
ネットワーク接続装置87により接続しているネットワ
ーク100(インターネット等)を介して、外部のプロ
グラム/データ提供者側のサーバ90に記憶されている
プログラム/データ91をダウンロードするものであっ
てもよい。
【0090】また、本発明は、装置/方法に限らず、上
記プログラム/データを格納した記録媒体(可搬記録媒
体89等)自体として構成することもできるし、これら
プログラム自体として構成することもできる。 (付記1) 複数のクライアントとサーバがネットワー
クに接続されたシステムにおいて、前記各クライアント
は、ユーザ操作又はスクリーンセーバー動作の検出結果
に基づいて在席状況を判定し、該判定した在席状況をサ
ーバに通知する在席状況判定/通知手段と、随時、サー
バから在席情報の一部又は全部を取得して表示する在席
情報取得/表示手段とを有し、前記サーバは、各クライ
アントのユーザの在席状況一覧を示す在席情報を格納す
る在席情報格納手段と、各クライアントの前記在席状況
判定/通知手段からの在席状況通知に応じて、前記在席
情報において該通知元のクライアントのユーザに関する
在席状況を変更し、または各クライアントの前記在席情
報取得/表示手段からの要求に応じて前記在席情報の一
部又は全部を返信する在席情報管理手段と、を有するこ
とを特徴とする在席情報提供システム。
【0091】(付記2) ユーザ操作の検出結果に基づ
いて在席状況を判定し、該判定した在席状況をサーバに
通知する在席状況判定/通知手段と、随時、サーバから
在席情報の一部又は全部を取得して表示する在席情報取
得/表示手段と、を有することを特徴とするクライアン
ト。
【0092】(付記3) 各クライアントのユーザの在
席状況一覧を示す在席情報を格納する在席情報格納手段
と、各クライアントがユーザ操作の検出結果に基づいて
判定して通知してくる在席状況に応じて、前記在席情報
において該通知元のクライアントのユーザに関する在席
状況を変更し、または各クライアントからの要求に応じ
て前記在席情報の一部又は全部を返信する在席情報管理
手段と、を有することを特徴とするサーバ。
【0093】(付記4) 前記在席状況判定/通知手段
は、所定時間以上未操作であった場合には離席と判定
し、該判定後、ユーザ操作を検出した場合に在席と判定
して、各々、判定結果を前記サーバに通知することを特
徴とする付記2記載のクライアント。
【0094】(付記5) 前記在席状況判定/通知手段
は、所定時間以上未操作であった場合には離席と判定す
ると共にスクリーンセーバーを起動し、該スクリーンセ
ーバー起動後、パスワード入力による該スクリーンセー
バーの解除を検出した場合に在席と判定して、各々、判
定結果を前記サーバに通知することを特徴とする付記2
記載のクライアント。
【0095】(付記6) コンピュータに、ユーザ操作
の検出結果に基づいて在席状況を判定し、該判定した在
席状況をサーバに通知する機能と、随時、サーバから在
席情報の一部又は全部を取得して表示する機能とを実現
させる為のプログラム。
【0096】(付記7) 前記ユーザ操作の検出結果に
基づいて在席状況を判定し、該判定した在席状況をサー
バに通知する機能は、所定時間以上未操作であった場合
には離席と判定し、該判定後、ユーザ操作を検出した場
合に在席と判定して、各々判定結果を前記サーバに通知
することを特徴とする付記6記載のプログラム。
【0097】(付記8) 前記ユーザ操作の検出結果に
基づいて在席状況を判定し、該判定した在席状況をサー
バに通知する機能は、所定時間以上未操作であった場合
には離席と判定すると共にスクリーンセーバを起動し、
該スクリーンセーバ起動後、パスワード入力による該ス
クリーンセーバの解除を検出した場合に在席と判定し
て、各々判定結果を前記サーバに通知することを特徴と
する付記6記載のプログラム。
【0098】(付記9) コンピュータに、各クライア
ントのユーザの在席状況一覧を示す在席情報を格納する
機能と、各クライアントがユーザ操作の検出結果に基づ
いて判定して通知してくる在席状況に応じて、前記在席
情報において該通知元のクライアントのユーザに関する
在席状況を変更し、または各クライアントからの要求に
応じて前記在席情報の一部又は全部を返信する機能と、
を実現させる為のプログラム。
【0099】(付記10) コンピュータに、ユーザ操
作の検出結果に基づいて在席状況を判定し、該判定した
在席状況をサーバに通知する機能と、随時、サーバから
在席情報の一部又は全部を取得して表示する機能とを実
現させるプログラムを記録した前記コンピュータ読取り
可能な記録媒体。 (付記11) コンピュータに、各クライアントのユー
ザの在席状況一覧を示す在席情報を格納する機能と、各
クライアントがユーザ操作の検出結果に基づいて判定し
て通知してくる在席状況に応じて、前記在席情報におい
て該通知元のクライアントのユーザに関する在席状況を
変更し、または各クライアントからの要求に応じて前記
在席情報の一部又は全部を返信する機能と、を実現させ
るプログラムを記録した前記コンピュータ読取り可能な
記録媒体。
【0100】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
在席情報提供システム、そのサーバ/クライアント、方
法等によれば、他者の在席状況を、コスト高となること
なく、的確に/一目で分かり易く、把握できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例による在席情報提供システムの構成/機能
ブロック図である。
【図2】本例による在席情報提供機能付きメッセージン
グシステムの第1の実施例の概略動作を示す図である。
【図3】本例による在席情報提供機能付きメッセージン
グシステムの第2の実施例の概略動作を示す図である。
【図4】第1の実施例におけるメッセージング・クライ
アントの処理フローチャート図である。
【図5】第2の実施例におけるメッセージング・クライ
アントの処理フローチャート図である。
【図6】メッセージング・サーバの処理フローチャート
図である。
【図7】在席状況テーブルの一例を示す図である。
【図8】メッセージング・クライアント起動時の処理に
おいて、クライアント−サーバ間で送受信するコマンド
/データの一例を示す図である。
【図9】在席情報を取得する処理において、クライアン
ト−サーバ間で送受信するコマンド/データの一例を示
す図である。
【図10】「離席」通知の際に、メッセージング・クラ
イアントからメッセージング・サーバに送信するコマン
ド/データの一例を示す図である。
【図11】「在席」通知の際に、メッセージング・クラ
イアントからメッセージング・サーバに送信するコマン
ド/データの一例を示す図である。
【図12】「不在」通知の際に、メッセージング・クラ
イアントからメッセージング・サーバに送信するコマン
ド/データの一例を示す図である。
【図13】在席情報の表示例である。
【図14】(a)〜(d)は、メッセージ送受信時の表
示画面例である。
【図15】情報処理装置のハードウェア構成の一例を示
す図である。
【図16】記録媒体/ダウンロードの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ネットワーク 10 クライアント 11 在席状況判定/通知部 12 在席情報取得/表示部 20 サーバ 21 在席情報格納部 22 在席情報管理部 30 メッセージング・クライアント 40 メッセージング・サーバ 50 メッセージング・クライアント 60 在席状況テーブル 61 ユーザ名(ログイン名) 62 IPアドレス 63 部署名 64 氏名 65 課員コード 66 メールアドレス 67 内線番号 68 備考 69 在席状況 70 画面 80 情報処理装置(コンピュータ) 81 CPU 82 メモリ 83 入力装置 84 出力装置 85 外部記憶装置 86 媒体駆動装置 87 ネットワーク接続装置 88 バス 89 可搬記録媒体 90 サーバ 91 プログラム/データ 100 ネットワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに、 ユーザ操作の検出結果に基づいて在席状況を判定し、該
    判定した在席状況をサーバに通知する機能と、 随時、サーバから在席情報の一部又は全部を取得して表
    示する機能とを実現させる為のプログラム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ操作の検出結果に基づいて在
    席状況を判定し、該判定した在席状況をサーバに通知す
    る機能は、所定時間以上未操作であった場合には離席と
    判定し、該判定後、ユーザ操作を検出した場合に在席と
    判定して、各々判定結果を前記サーバに通知することを
    特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ操作の検出結果に基づいて在
    席状況を判定し、該判定した在席状況をサーバに通知す
    る機能は、所定時間以上未操作であった場合には離席と
    判定すると共にスクリーンセーバを起動し、該スクリー
    ンセーバ起動後、パスワード入力による該スクリーンセ
    ーバの解除を検出した場合に在席と判定して、各々判定
    結果を前記サーバに通知することを特徴とする請求項1
    記載のプログラム。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、 各クライアントのユーザの在席状況一覧を示す在席情報
    を格納する機能と、 各クライアントがユーザ操作の検出結果に基づいて判定
    して通知してくる在席状況に応じて、前記在席情報にお
    いて該通知元のクライアントのユーザに関する在席状況
    を変更し、または各クライアントからの要求に応じて前
    記在席情報の一部又は全部を返信する機能と、 を実現させる為のプログラム。
  5. 【請求項5】 複数のクライアントとサーバがネットワ
    ークに接続されたシステムにおいて、 前記各クライアントは、ユーザ操作又はスクリーンセー
    バー動作の検出結果に基づいて在席状況を判定し、該判
    定した在席状況をサーバに通知する在席状況判定/通知
    手段と、随時、サーバから在席情報の一部又は全部を取
    得して表示する在席情報取得/表示手段とを有し、 前記サーバは、各クライアントのユーザの在席状況一覧
    を示す在席情報を格納する在席情報格納手段と、各クラ
    イアントの前記在席状況判定/通知手段からの在席状況
    通知に応じて、前記在席情報において該通知元のクライ
    アントのユーザに関する在席状況を変更し、または各ク
    ライアントの前記在席情報取得/表示手段からの要求に
    応じて前記在席情報の一部又は全部を返信する在席情報
    管理手段と、 を有することを特徴とする在席情報提供システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008052422A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Nomura Research Institute Ltd プレゼンス検索装置、メッセージ送信システム
JP2010020798A (ja) * 2009-10-21 2010-01-28 Nippon Signal Co Ltd:The 回覧対象物閲覧システム
JP2014063291A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Casio Comput Co Ltd コミュニケーション提案装置、コミュニケーション提案方法及びプログラム

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