JP2003281261A - リサイクルインフラ構築助言方法およびリサイクル業者評価装置 - Google Patents

リサイクルインフラ構築助言方法およびリサイクル業者評価装置

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JP2003281261A JP2002080595A JP2002080595A JP2003281261A JP 2003281261 A JP2003281261 A JP 2003281261A JP 2002080595 A JP2002080595 A JP 2002080595A JP 2002080595 A JP2002080595 A JP 2002080595A JP 2003281261 A JP2003281261 A JP 2003281261A
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正克 中川
Tadasumi Umehara
忠純 梅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクル対象品を排出する依頼者に対しリ
サイクル業者に関する適切で速やかな助言を可能とする
こと。 【解決手段】 リサイクルインフラ構築助言方法は、相
談者Qが相談者側端末装置QMの入力部より入力したリ
サイクル業者Rに関する情報を通信回線を介してコンサ
ルタント会社Kの情報受信装置Aに送信し、当該情報を
基にコンサルタント会社Kの回答者が通信回線を介して
当該リサイクル業者Rに関する相談者Qへの助言内容を
相談者側端末装置QMに送信するリサイクルインフラ構
築助言方法であって、情報受信装置Aにはリサイクル業
務をおこなう業者に関する情報を蓄積した業者情報蓄積
データベースが接続され、情報受信装置Aの表示部に、
リサイクル業者Rに関する情報に当該リサイクル業者R
の財務情報、免許の保有情報、業界での優良ランキング
情報、法の遵守度に関する情報を併せて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクルインフ
ラ構築助言方法およびリサイクル業者評価装置に関し、
特に、リサイクルを依頼しようとする前に、検討先のリ
サイクル業者を客観的に評価可能なリサイクルインフラ
構築助言方法およびリサイクル業者評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リサイクル対象品はサービスマン
などにより新品納入時に回収され、倉庫などの保管所に
保管され、ある程度の量がたまったとき、もしくは定期
的に、部品に分解しもしくはそのままリサイクル業者に
引き渡されていた。このような従来術としては、例え
ば、特開2001−142950「環境負荷低減支援の
ための情報流通モール」が知られている。この発明によ
れば、排出業者と処分業者の依頼/可能情報のマッチン
グをとることができる。また、特開2000−1267
49「リサイクル処理管理システムおよびリサイクル処
理管理方法」および特開2000−181958「リサ
イクルシステム」では、リサイクル処理状況を把握する
技術が開示されている。また、特開2001−2292
90「インターネットを通じた相談サービス方法」で
は、ネット上で質問し回答する相談サービス方法に関す
る技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では以下の問題点があった。特開2001−142
950に開示される技術では、さまざまな情報から再資
源化業者(リサイクル業者)を選定するものでない。ま
た、特開2000−126749および特開2000−
181958に開示される技術は、リサイクル業務の選
定に絡むものではない。一方で効率的なリサイクルシス
テムの構築は今や社会的使命となっており、速やかにシ
ステムが構築されることが望まれている。
【0004】しかしながら、一般に再資源化業者(リサ
イクル業者)の能力把握は専門ノウハウが必要で、リサ
イクル対象品を排出する依頼者側でどの業者が最適か充
分把握しないで依頼が行われている場合が多い。また、
安全基準等の法規制は年々厳しくなっており、社会的責
務から依頼者側でも優良なリサイクル業者を選定する必
要がある。このような状況で再資源化業者の状況や能力
等を速やかに正確に把握することは、様々な情報(法的
情報、業者名、過去の履歴、過去の処理状況など)が不
足しているため難しい状況にある。また、このような情
報以外にも、リサイクル業務に関する法律などを総合的
に把握する必要もある。
【0005】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、リサイクル対象品を排出する依頼者に対しリサイク
ル業者に関する適切で速やかな助言を可能とすることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のリサイクルインフラ構築助言方
法は、相談者が相談者側端末装置の入力部より入力した
リサイクル業者に関する情報を通信回線を介してコンサ
ルタント会社の情報受信装置に送信し、当該情報を基に
コンサルタント会社の回答者が通信回線を介して当該リ
サイクル業者に関する前記相談者への助言内容を前記相
談者側端末装置に送信するリサイクルインフラ構築助言
方法であって、前記情報受信装置にはリサイクル業務を
おこなう業者に関する情報を蓄積した業者情報蓄積デー
タベースが接続され、前記情報受信装置の表示部に、前
記リサイクル業者に関する情報に当該リサイクル業者の
財務情報、免許の保有情報、業界での優良ランキング情
報、法の遵守度に関する情報を併せて表示することを特
徴とする。
【0007】すなわち、請求項1にかかる発明は、情報
受信装置の表示部に相談者へ回答すべき必要な情報が表
示される。
【0008】また、請求項2に記載のリサイクルインフ
ラ構築助言方法は、請求項1に記載のリサイクルインフ
ラ構築助言方法において、前記助言内容を業者情報蓄積
データベースに蓄積し、同一のリサイクル業者について
は、当該業者情報蓄積データベースから当該助言内容を
参考データとして前記情報受信装置に表示することを特
徴とする。
【0009】すなわち、請求項2にかかる発明は、以前
に伝達した助言内容を表示部に表示させることができ、
新たな評価要求の際に助言の参考とすることができる。
【0010】また、請求項3に記載のリサイクル業者評
価装置は、リサイクル業者の評価をおこなうリサイクル
業者評価装置であって、評価の要求元に配された要求元
端末装置から評価対象とするリサイクル業者のプロファ
イル情報を入力するプロファイル情報入力手段と、リサ
イクル業者を規制する法律に関する情報、マニフェスト
情報、リサイクル業者の実績情報、リサイクル業者の能
力情報のうち少なくとも二つの項目から構築された業者
情報蓄積データベースと、前記プロファイル情報入力手
段により入力されたプロファイル情報に基づいて、前記
業者情報蓄積データから前記評価の対象とするリサイク
ル業者の情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によ
り抽出された情報に基づいて当該リサイクル業者の評価
をおこなう評価手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】すなわち、請求項3にかかる発明は、リサ
イクル業者に関する客観的な情報から、利用しようと検
討しているリサイクル業者を客観的に評価可能となる。
【0012】また、請求項4に記載のリサイクル業者評
価装置は、請求項3に記載のリサイクル業者評価装置に
おいて、前記プロファイル情報が、業者名、連絡先、代
表者名、業務内容、経営状況、従業員数、リサイクル処
理の処理能力、リサイクル率、リサイクル処理の処理コ
スト、作業環境負荷または安全性に関する情報を含むこ
とを特徴とする。
【0013】すなわち、請求項4にかかる発明は、使用
頻度の高い情報に基づきデータベースからの迅速な情報
抽出が可能となる。
【0014】また、請求項5に記載のリサイクル業者評
価装置は、請求項4に記載のリサイクル業者評価装置に
おいて、前記業者情報蓄積データベースの各項目には項
目内容に応じた評価点が付されており、前記評価手段は
評価点の合計によりリサイクル業者の評価をおこなうこ
とを特徴とする。
【0015】すなわち、請求項5にかかる発明は、評価
点による迅速な評価処理が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。本発明は、情報発信装
置(リサイクル業者の評価を得たいと考える相談者側に
配された相談者側装置、すなわち、後述する情報受信装
置へ評価要求を発信する装置である要求元端末装置)お
よび情報受信装置(リサイクル業者の評価をおこなうコ
ンサルタント会社の情報受信装置、すなわち、リサイク
ル業者評価装置)としてPC(Personal Co
mputer)を、通信回線としてインターネットを使
用する。したがって、PCを有する者であれば誰でも相
談者としてリサイクル業者の評価をコンサルタント会社
に問い合わせることが可能となる。また、インターネッ
トを使用し、広範なネットワークが構築できるので、使
用の態様によっては海外の相談者も考慮した外国語を含
めたグローバル対応も可能である。
【0017】ここでは、欧州のある相談者が助言を受け
る場合を例として説明する。図1は、本発明のリサイク
ルインフラ構築助言方法を適用したシステムの概説図で
ある。また、図2は、本発明のリサイクルインフラ構築
助言方法を適用したシステムの処理の流れを示した説明
図である。
【0018】助言に関しては、コンサルタント会社Kの
専門的なデータベース(業者情報蓄積データベース)を
用いる。したがって、助言を受けたいと考える者、すな
わち、相談者Qは、予めこのコンサルタント会社Kと契
約を結びユーザ登録をおこなっておく(ステップP
1)。契約をうけてコンサルタント会社Kは、相談者Q
に質問項目もしくは入力項目を表示させるソフトウェア
Zを提供する(ステップP2)。以上の二つの手続きを
予めおこなっておくことで、相談者Q側とコンサルタン
ト会社Kとの間の事前準備が完了する。
【0019】次に、実際に相談者Qが評価要求をおこな
う際の処理流れについて説明する。相談者Qは、仮に提
携した提携先(すなわち、検討しているリサイクル業者
R)に関する情報をソフトウェアZの中の質問項目に従
って情報発信装置(要求元端末装置QM)より入力する
(ステップS1)。入力する項目は、会社のプロファイ
ル(会社名、住所、Tel、代表者名、主なビジネス領
域、年間売上、従業員数など)、処理能力、再資源化
率、処理コスト、作業環境負荷、安全性などに関する項
目である。これらの情報はリサイクル業者Rからヒアリ
ングした情報をベースにインプットする。なお、ここで
は、海外の相談者Qから相談依頼を受け付けるので、ソ
フトウェアZは、英語表示をおこなうものとする。ま
た、ソフトウェアZは、質問を選択性かチェック式とし
て表示画面に表示項目を出力し、質問数も少なくするこ
とで、相談者Qの回答負荷を軽減する。
【0020】相談者Qは、入力を完了し、ソフトウェア
Zにより要求元端末装置QMの画面上に表示された送信
ボタンを押下することにより入力データをコンサルタン
ト会社Kに送信する(ステップS2)。コンサルタント
会社Kは、情報受信装置Aにより入力を確認し、その入
力内容により提携先の能力評価を行う(ステップS
3)。
【0021】評価に際しては、会社情報蓄積装置Mに格
納された会社情報蓄積データベースを用いる。データベ
ースの中には、リサイクル業界特有の情報、例えば各国
毎の法規制、要求されるマニフェストのレベルと提出
先、再資源化業者の会社信用情報などが予め格納され、
評価の際に役立てる。また、会社情報蓄積データベース
には主に、次の情報が格納され、提携先の能力を評価す
る際の参考情報として使用される。
【0022】・各国毎の法規制および安全基準、特に有
害物質規制に関する情報 ・マニフェストの処理内容 ・リサイクル業者の信用情報、すなわち、財務情報、免
許の取得・保有情報、業界での優良ランキング情報、法
の遵守度や過去の触法情報 ・リサイクル業者の能力情報、すなわち、処理能力、再
資源化率
【0023】なお、マニフェストとは、排出事業者が産
業廃棄物の処理を委託する際に、処理業者に交付する管
理表をいい、廃棄物の名称、数量、性状、運搬業者名、
処分業者名、取扱上の注意事項などを記載した管理表を
いう。マニフェストが排出事業者、収集運搬業者、処分
業者の間で受け渡しされることによって、廃棄物処理の
流れや処理状況を自ら把握することが可能となる。ま
た、排出事業者はこのマニフェスト伝票を保管し、年間
実績などの報告書を都道府県や政令市に提出する義務を
おい、これにより、不法投棄の防止や適正処理の確保が
できるようになる。
【0024】このとき、情報受信装置Aに接続している
会社情報蓄積装置Mの会社情報蓄積データベースから、
該当するリサイクル業者Rが検索され、リサイクル業者
Rが属する国の法規制、安全基準、要求されているマニ
フェストのレベル、リサイクル業者の信用情報と、相談
者Qからの質問内容を同時に画面に表示させる(ステッ
プS3)。このとき、相談者Qより提供された情報は、
会社情報蓄積データベースに蓄積し、情報を随時アップ
デートする構成としてもよい。
【0025】コンサルタント会社Kは、評価結果を相談
者Qにフィードバックする。このとき、評価項目を予め
準備し、項目毎に例えば4つの評価レベルを設け、その
項目毎のレベルに基づき全体評価おこなう(ステップS
4)。全体評価については、例えば次の3つのレベルで
評価するようにしてもよい。
【0026】レベル1−その国の法律で要求される内容
に照らした場合、明らかに欠陥があり提携先としてふさ
わしくないレベル レベル2−提携先が少しの改善を実施すれば法律の要求
内容を満足できるレベル レベル3−既に法律の要求内容を満足しており提携先と
してふさわしいレベル
【0027】また、情報受信装置Aは、評価結果に加
え、次の二次的な情報も要求元端末装置QMに送信する
構成としてもよい。又その評価結果(助言データ)は、
会社情報蓄積データベースMに蓄積し、将来の同一提携
先の評価時に利用する構成とすることができる。
【0028】なお、ステップP1の前には、コンサルタ
ント会社Kは、相談者Qに次の必要事項を説明してもよ
い。すなわち、相談者Q側に提供してもらう事項につい
て、検討しているリサイクル業者についての情報の入力
が必要であること、すなわち、コンサルタント会社Kへ
の報告事項として、所定のフォーマットに記入できるよ
うに簡略化し、月毎の対象物毎の投入量、再生材料の種
類と重さなどの情報、リサイクル業者に破棄証明の発行
を依頼すること、マニフェストを準備し発行することな
どが必要であることを伝達する。一方、これにしたがっ
て、リサイクル業者へは相談者Q側へのリサイクル内容
の報告、相談者Qへの破棄証明の発行などが、必要とな
る。
【0029】なお、コンサルタント会社Kの回答者から
相談者Qへの依頼事項及び相談者の実施事項をWeb上
で管理することも可能であり、コンサルタント会社Kで
は、これらの一連のプロセスをWeb上で監視すること
も出来る。
【0030】また、コンサルタント会社の回答として
は、予め相談者Qと交わした契約内容にしたがって、回
答するもしくは提供する情報のレベルを異ならせるよう
にしてもよい。例えば、ソフトウェアZの使用許諾とリ
サイクル業者の能力評価についての情報提供サービスと
するレベルとしてもよいし、さらに、リサイクル業者の
能力評価結果に基づき、評価対象としたリサイクル業者
Rをその相談者Qが利用することを前提にしたときの改
善点を明確にアドバイスするまでのサービス提供として
もよい。
【0031】さらには、相談者Qがリサイクル業者から
受領すべき情報内容、相談者Qがその国又は自治体の法
律に照らして当局に提出すべきマニフェストに関するア
ドバイスをするまでのレベルのサービス提供としてもよ
いし、これに加え、相談者の代わりにマニフェスト発行
の代行までを含めたオールインワンサービスとしてもよ
い。また、これとは別にアラカルトサービスとして、講
演、法律に関する情報提供などのサービスを提供する態
様も考えられる。なお、対価については、このサービス
レベルに応じて料金を設定することが考えられる。この
とき、自国語以外の言語の場合は、追加料金を徴収する
ようにしてもよい。例えば英語の場合は、日本語の場合
の10%の追加料金を設定してもよい。なお、アラカル
トサービスについては、1件あたりの料金を設定するよ
うにしてもよい。
【0032】以上の構成により、コンサルタント会社K
では会社信用情報を蓄積する会社情報蓄積データベース
により相談者Qの提携を考えているリサイクル業者に関
する入力情報量を少なくでき、提携先の充分な情報がな
くともコンサルタント会社Kに相談することが出来る。
また、コンサルタント会社Kも追加情報を求めることな
く、必要な情報を速やかに把握することが出来るように
なる。また、コンサルタント会社Kの回答者が過去の助
言データを参照することで、速やかに新たな助言を行う
ことが出来る。
【0033】なお、情報受信装置Aと会社情報蓄積装置
Mおよび会社情報蓄積データベースをまとめてリサイク
ル業者評価装置として構成してもよい。このとき、リサ
イクル業者評価装置は、相談者すなわち、リサイクル業
者の評価を求めている側の端末装置から評価対象とする
リサイクル業者のプロファイル情報を入力するプロファ
イル情報入力部と、リサイクル業者を規制する法律に関
する情報、マニフェスト情報、リサイクル業者の実績情
報、リサイクル業者の能力情報のうち少なくとも二つの
項目から構築された業者情報蓄積データベースと、プロ
ファイル情報入力部により入力されたプロファイル情報
に基づいて、業者情報蓄積データから評価の対象とする
リサイクル業者の情報を抽出する抽出部と、抽出部によ
り抽出された情報に基づいて当該リサイクル業者の評価
をおこなう評価部と、を備える構成とすることができ
る。ここで、さらに、業者情報蓄積データベースの各項
目には項目内容に応じた評価点を付し、評価部は評価点
の合計によりリサイクル業者の評価をおこなう態様とし
てもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリサイク
ルインフラ構築助言方法(請求項1)は、相談者が相談
者側端末装置の入力部より入力したリサイクル業者に関
する情報を通信回線を介してコンサルタント会社の情報
受信装置に送信し、当該情報を基にコンサルタント会社
の回答者が通信回線を介して当該リサイクル業者に関す
る前記相談者への助言内容を前記相談者側端末装置に送
信するリサイクルインフラ構築助言方法であって、前記
情報受信装置にはリサイクル業務をおこなう業者に関す
る情報を蓄積した業者情報蓄積データベースが接続さ
れ、前記情報受信装置の表示部に、前記リサイクル業者
に関する情報に当該リサイクル業者の財務情報、免許の
保有情報、業界での優良ランキング情報、法の遵守度に
関する情報を併せて表示するので、表示部には相談者へ
回答すべき必要な情報が表示されることとなり、これに
より、リサイクル対象品を排出する依頼者に対しリサイ
クル業者に関しての適切で速やかな助言が可能となる。
【0035】また、本発明のリサイクルインフラ構築助
言方法(請求項2)は、請求項1に記載のリサイクルイ
ンフラ構築助言方法において、前記助言内容を業者情報
蓄積データベースに蓄積し、同一のリサイクル業者につ
いては、当該業者情報蓄積データベースから当該助言内
容を参考データとして前記情報受信装置に表示するの
で、以前に伝達した助言内容を表示部に表示させること
ができ、新たな評価要求の際に助言の参考とすることが
でき、これにより、リサイクル対象品を排出する依頼者
に対しリサイクル業者に関しての適切で速やかな助言が
可能となる。
【0036】また、本発明のリサイクル業者評価装置
(請求項3)は、リサイクル業者の評価をおこなうリサ
イクル業者評価装置であって、プロファイル情報入力手
段が、評価の要求元に配された要求元端末装置から評価
対象とするリサイクル業者のプロファイル情報を入力
し、業者情報蓄積データベースが、リサイクル業者を規
制する法律に関する情報、マニフェスト情報、リサイク
ル業者の実績情報、リサイクル業者の能力情報のうち少
なくとも二つの項目から構築されるデータベースを構築
し、抽出手段が、前記プロファイル情報入力手段により
入力されたプロファイル情報に基づいて、前記業者情報
蓄積データから前記評価の対象とするリサイクル業者の
情報を抽出し、評価手段が、前記抽出手段により抽出さ
れた情報に基づいて当該リサイクル業者の評価をおこな
うので、リサイクル業者に関する客観的な情報から、利
用しようと検討しているリサイクル業者を客観的に評価
可能となり、これにより、リサイクル対象品を排出する
依頼者に対しリサイクル業者に関しての適切で速やかな
助言が可能となる。
【0037】また、本発明のリサイクル業者評価装置
(請求項4)は、請求項3に記載のリサイクル業者評価
装置において、前記プロファイル情報が、業者名、連絡
先、代表者名、業務内容、経営状況、従業員数、リサイ
クル処理の処理能力、リサイクル率、リサイクル処理の
処理コスト、作業環境負荷または安全性に関する情報を
含むので、使用頻度の高い情報に基づきデータベースか
らの迅速な情報抽出が可能となり、これにより、リサイ
クル対象品を排出する依頼者に対しリサイクル業者に関
しての適切で速やかな助言が可能となる。
【0038】また、本発明のリサイクル業者評価装置
(請求項5)は、請求項4に記載のリサイクル業者評価
装置において、前記業者情報蓄積データベースの各項目
には項目内容に応じた評価点が付されており、前記評価
手段が評価点の合計によりリサイクル業者の評価をおこ
なうので、評価点による迅速な評価処理が可能となり、
これにより、リサイクル対象品を排出する依頼者に対し
リサイクル業者に関しての適切で速やかな助言が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリサイクルインフラ構築助言方法を適
用したシステムの概説図である。
【図2】本発明のリサイクルインフラ構築助言方法を適
用したシステムの処理の流れを示した説明図である。
【符号の説明】
A 情報受信装置 K コンサルタント会社 M 会社情報蓄積装置 Q 相談者 QM 要求元端末装置 R リサイクル業者 Z ソフトウェア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相談者が相談者側端末装置の入力部より
    入力したリサイクル業者に関する情報を通信回線を介し
    てコンサルタント会社の情報受信装置に送信し、当該情
    報を基にコンサルタント会社の回答者が通信回線を介し
    て当該リサイクル業者に関する前記相談者への助言内容
    を前記相談者側端末装置に送信するリサイクルインフラ
    構築助言方法であって、 前記情報受信装置にはリサイクル業務をおこなう業者に
    関する情報を蓄積した業者情報蓄積データベースが接続
    され、 前記情報受信装置の表示部に、前記リサイクル業者に関
    する情報に当該リサイクル業者の財務情報、免許の保有
    情報、業界での優良ランキング情報、法の遵守度に関す
    る情報を併せて表示することを特徴とするリサイクルイ
    ンフラ構築助言方法。
  2. 【請求項2】 前記助言内容を業者情報蓄積データベー
    スに蓄積し、同一のリサイクル業者については、当該業
    者情報蓄積データベースから当該助言内容を参考データ
    として前記情報受信装置に表示することを特徴とする請
    求項1に記載のリサイクルインフラ構築助言方法。
  3. 【請求項3】 リサイクル業者の評価をおこなうリサイ
    クル業者評価装置であって、 評価の要求元に配された要求元端末装置から評価対象と
    するリサイクル業者のプロファイル情報を入力するプロ
    ファイル情報入力手段と、 リサイクル業者を規制する法律に関する情報、マニフェ
    スト情報、リサイクル業者の実績情報、リサイクル業者
    の能力情報のうち少なくとも二つの項目から構築された
    業者情報蓄積データベースと、 前記プロファイル情報入力手段により入力されたプロフ
    ァイル情報に基づいて、前記業者情報蓄積データから前
    記評価の対象とするリサイクル業者の情報を抽出する抽
    出手段と、 前記抽出手段により抽出された情報に基づいて当該リサ
    イクル業者の評価をおこなう評価手段と、 を備えたことを備えたことを特徴とするリサイクル業者
    評価装置。
  4. 【請求項4】 前記プロファイル情報は、業者名、連絡
    先、代表者名、業務内容、経営状況、従業員数、リサイ
    クル処理の処理能力、リサイクル率、リサイクル処理の
    処理コスト、作業環境負荷または安全性に関する情報を
    含むことを特徴とする請求項3に記載のリサイクル業者
    評価装置。
  5. 【請求項5】 前記業者情報蓄積データベースの各項目
    には項目内容に応じた評価点が付されており、前記評価
    手段は評価点の合計によりリサイクル業者の評価をおこ
    なうことを特徴とする請求項4に記載のリサイクル業者
    評価装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323564A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Konica Minolta Business Expert Inc 業者管理システム、業者管理方法、及び、業者管理のプログラム

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