JP2003281016A - コンテンツ配信システム、その方法、及びプログラム - Google Patents

コンテンツ配信システム、その方法、及びプログラム

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JP2003281016A
JP2003281016A JP2002086733A JP2002086733A JP2003281016A JP 2003281016 A JP2003281016 A JP 2003281016A JP 2002086733 A JP2002086733 A JP 2002086733A JP 2002086733 A JP2002086733 A JP 2002086733A JP 2003281016 A JP2003281016 A JP 2003281016A
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JP2002086733A
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English (en)
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Kazuaki Hagiwara
一晃 萩原
Takashi Onoda
孝 小野田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツデータへのアクセスが混み合う
(集中する)のを回避して、それを常に快適に配信でき
るようにするための技術を提供する。 【解決手段】 コンテンツ配信システム101のWeb
サーバー111は、通信ネットワーク101を介して接
続された端末装置103のユーザーからコンテンツであ
る曲データへのアクセスが要求された場合、そのアクセ
スを許可するアクセス時刻を設定し、その曲データへの
アクセスが可能な曲再生画面のURL、その画面にアク
セスする際に必要なID、パスワードを通知するための
通知画面を端末装置103に送信する。それにより、曲
データに過度のアクセスが集中するのを回避させる。ま
た、購入した曲データの返却要求を端末装置103から
受け付けて、購入代金の一部を返金し、購入した曲デー
タを端末装置103から消去させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
と接続される端末装置のユーザを対象に、その通信ネッ
トワークを介してコンテンツを配信するための技術に関
する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、グローバルな情報インフラストラクチャとしてイン
ターネットが急速に発展している。それに伴い、現在で
は、情報の発信や商品の販売などを行うための手段とし
て広く用いられている。
【0003】その情報として発信するのは、これまでは
文字や静止画などが中心だった。しかし、最近では、端
末装置(パーソナルコンピュータ(以下、PC)や携帯
電話機、など)を高速にインターネットと結ぶ通信ネッ
トワークが普及してきていることもあって、音声や映像
(動画)など、文字や静止画と比較してデータ量が大き
いものも対象とするようになっている。商品販売の分野
では、音楽や映像などのデータを商品として扱うように
なっている。
【0004】音楽や映像などの大容量のデータは、それ
を全てダウンロードした後に再生を行うことの他に、ス
トリーミングなどによっても再生が行われる。そのスト
リーミングとは、データをサーバーからダウンロードし
ながら再生する技術のことである。以降、有償か否かや
その種類などに係わらず、ダウンロード、或いは再生の
ために配信する情報を総称してコンテンツデータと呼ぶ
ことにする。
【0005】そのコンテンツデータには、それが保存さ
れたインターネット上の位置を示すURL(Uniform Re
source Locators )が割り当てられる。そのURLを入
力、或いはそれが設定されているリンクボタン等をクリ
ックするなどして指定すると、そのURLに対応するシ
ステム(コンテンツ配信システム)と端末装置が接続さ
れ、そのシステムはそのURLに保存したコンテンツデ
ータを端末装置にダウンロードする。そのようにして、
コンテンツデータはURLを指定することで取得され
る。
【0006】コンテンツデータへのアクセスは、当然の
ことながら、それが魅力的、有名、或いは有用であるほ
ど多くなり、混み合うことになる。データのダウンロー
ドにおける実質的な通信速度は、そのアクセスが混み合
うことによって低下する。このため、アクセスが混み合
うと、ダウンロードにかかる時間も長くなる。ストリー
ミングによる再生(ストリーム再生)では、その再生に
必要な通信速度を確保できなければその再生を適切に行
うことはできない。このようなことから、コンテンツデ
ータを常に快適に配信できるようにするうえでは、それ
へのアクセスが混み合う(集中する)のを回避させるこ
とも重要であると考えられる。
【0007】本発明の課題は、コンテンツデータへのア
クセスが混み合う(集中する)のを回避して、それを常
に快適に配信できるようにするための技術を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1〜第3の態
様のコンテンツ配信システムは、共に、通信ネットワー
クと接続される端末装置のユーザーに対し、該通信ネッ
トワークを介してコンテンツを配信できることを前提と
し、それぞれ以下の手段を具備する。
【0009】第1の態様のシステムは、端末装置のユー
ザーがコンテンツの配信を要求した場合に、該ユーザー
を対象としてコンテンツの配信を行う配信タイミングを
決定するタイミング決定手段と、そのタイミング決定手
段が決定した配信タイミングを端末装置のユーザーに通
知する通知手段と、通知手段により通知した配信タイミ
ングに通信ネットワークを介して端末装置を接続させて
いるユーザーを対象に、そのユーザーが要求するコンテ
ンツを配信するコンテンツ配信手段と、を具備する。
【0010】上記タイミング決定手段は、コンテンツを
同時に配信することになりうる端末装置の数を考慮して
配信タイミングを決定する、ことが望ましい。また、通
知手段は、タイミング決定手段が決定した配信タイミン
グに端末装置をコンテンツ配信システムに接続させるた
めのプログラムを該端末装置に送信することにより、該
配信タイミングを該端末装置のユーザーに通知する、こ
とが望ましい。
【0011】第2の態様のシステムは、上記第1の態様
における構成に加えて、端末装置のユーザーが購入のた
めにコンテンツの配信を要求した場合に、該ユーザの指
定に従って該コンテンツの購入代金を徴収するための決
済手段と、コンテンツ配信手段によりコンテンツを購入
した端末装置のユーザーを対象に、該コンテンツの返品
要求を受け付ける返品要求受付手段と、返品要求受付手
段が返品要求を受け付けたことに対応して、該返却要求
を行ったユーザーにコンテンツの返品に伴う代金を返却
するための返却手段と、を更に具備する。
【0012】第3の態様のシステムは、通信ネットワー
クを介して端末装置を接続させているユーザーを対象
に、該ユーザーが要求するコンテンツを配信するコンテ
ンツ配信手段と、端末装置のユーザーが購入のためにコ
ンテンツの配信を要求した場合に、該ユーザーの指定に
従って該コンテンツの代金を徴収するための決済手段
と、コンテンツ配信手段によりコンテンツを購入した端
末装置のユーザーを対象に、該コンテンツの返品要求を
受け付ける返品要求受付手段と、返品要求受付手段が返
品要求を受け付けたことに対応して、該返却要求を行っ
たユーザーにコンテンツの返品に伴う代金を返却するた
めの返却手段と、を具備する。
【0013】本発明の第1、及び第2の態様のコンテン
ツ配信方法は、共に、通信ネットワークと接続される端
末装置のユーザーに対して、該通信ネットワークを介し
てコンテンツを配信するために用いられることを前提と
し、それぞれ以下のようにコンテンツの配信を行う。
【0014】第1の態様の方法は、端末装置のユーザー
がコンテンツの配信を要求した場合に、該ユーザーを対
象に該コンテンツの配信を行う配信タイミングを決定
し、該決定した配信タイミングを端末装置のユーザーに
通知し、該通知通知した配信タイミングに通信ネットワ
ークを介して端末装置を接続させているユーザーを対象
に、該ユーザーが要求するコンテンツを配信する。
【0015】第2の態様の方法は、通信ネットワークを
介して端末装置を接続させているユーザーを対象に、該
ユーザーが要求するコンテンツを配信し、端末装置のユ
ーザーが購入のためにコンテンツの配信を要求した場合
に、該ユーザーの指定に従って該コンテンツの代金を徴
収し、配信されるコンテンツを購入した端末装置のユー
ザーを対象に、該コンテンツの返品要求を受け付け、返
品要求受付手段が返品要求を受け付けたことに対応し
て、該返却要求を行ったユーザーにコンテンツの返品に
伴う代金を返却する。
【0016】本発明の第1、及び第2の態様のプログラ
ムは、共に、通信ネットワークと接続される端末装置の
ユーザーに対して、該通信ネットワークを介してコンテ
ンツを配信できるシステムの構築に用いられるデータ処
理装置に実行させることを前提とし、それぞれ以下の機
能を実現させる。
【0017】第1の態様のプログラムは、端末装置のユ
ーザーがコンテンツの配信を要求した場合に、該ユーザ
ーを対象として該コンテンツの配信を行う配信タイミン
グを決定する機能と、決定する機能により決定した配信
タイミングを端末装置のユーザーに通知する機能と、通
知する機能により通知した配信タイミングに通信ネット
ワークを介して端末装置を接続させているユーザーを対
象に、該ユーザーが要求するコンテンツを配信する機能
と、を実現させる。
【0018】第2の態様のプログラムは、通信ネットワ
ークを介して端末装置を接続させているユーザーを対象
に、該ユーザーが要求するコンテンツを配信する機能
と、端末装置のユーザーが購入のためにコンテンツの配
信を要求した場合に、該ユーザーの指定に従って該コン
テンツの代金を徴収するための機能と、配信する機能に
よりコンテンツを購入した端末装置のユーザーを対象
に、該コンテンツの返品要求を受け付ける機能と、受け
付ける機能により返品要求を受け付けたことに対応し
て、該返却要求を行ったユーザーにコンテンツの返品に
伴う代金を返却するための機能と、を実現させる。
【0019】本発明では、通信ネットワークを介して接
続された端末装置のユーザーがコンテンツの配信を要求
すると、その配信を行う配信タイミングを決定し、決定
した配信タイミングをユーザーに通知して、その配信タ
イミングにコンテンツの配信を行う。
【0020】配信タイミングを決定してコンテンツの配
信を行うことにより、端末装置のユーザーによるコンテ
ンツへのアクセスを管理することが可能となる。その結
果、コンテンツデータへのアクセスが混み合う(集中す
る)のを回避して、それを常に快適に配信できる環境を
実現させることが可能となる。
【0021】本発明では、通信ネットワークを介して配
信する有料のコンテンツを購入した端末装置のユーザー
から、その通信ネットワークを介して返却要求を受け付
け、そのコンテンツの返品に伴う代金を返却する。コン
テンツの返品に伴う代金を返却することで、コンテンツ
を気楽に購入できる環境を提供することになる。それに
より、結果として、コンテンツの売り上げを伸ばす効果
が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。 <第1の実施の形態>図1は、本実施の形態によるコン
テンツ配信システムを有するネットワークシステムの構
成を示す図である。
【0023】そのネットワークシステムは、図1に示す
ように、本実施の形態によるコンテンツ配信システム
(以降、配信システムと略記)101を通信ネットワー
ク102と接続することにより、そのネットワーク10
2を介してその配信システム101を複数の端末装置1
03と接続できるように構築されている。それにより、
配信システム101は、通信ネットワーク102を介し
て接続された端末装置103のユーザーに対し、コンテ
ンツデータを配信するものとして実現されている。その
コンテンツデータとは、保存、閲覧、或いは再生の対象
となるデータ(情報)のことである。具体的には、曲を
再生するためのデータ(曲データ)、映像(動画)を再
生するためのデータ(ビデオデータ)などである。ここ
では便宜的に、配信システム101はコンテンツデータ
として曲データを配信することにする。
【0024】上記通信ネットワーク102は、例えばイ
ンターネットや公衆網などをまとめて表したものであ
る。端末装置103は、例えばパーソナル・コンピュー
タ、PDA(Personal Digital Assistants )、或いは
携帯電話機であり、例えば電話網、ケーブルテレビ網な
どの公衆網、及びインターネットとの接続サービスを行
っているISP(Internet Service Provider )を介し
てそのインターネットと接続される。なお、通信ネット
ワーク102は、それら以外のもの、或いは別の組み合
わせのものであっても良い。
【0025】上記配信システム101には、例えば専用
線などの通信ネットワークを介して金融機関104が接
続されている。その金融機関104とは、例えばキャッ
シュカードを用いて行われたショッピングの情報を対応
する金融機関に中継したり、或いは金融機関が提供する
サービスを代行するといったサービスを提供するセンタ
である。配信システム101は、そのような金融期間1
04を介して、有償のコンテンツデータ(ここでは曲デ
ータ)を購入(ダウンロード)した端末装置103のユ
ーザーとの間の決済を行う。
【0026】その配信システム101は、通信ネットワ
ーク102を介して接続される端末装置103のユーザ
ーに対して各種サービスを提供するWebサーバー11
1と、そのユーザーに配信可能な曲データを管理するデ
ータベース(DB)サーバー112と、を用いて構築さ
れている。端末装置103への曲データの送信や金融機
関104との間のデータのやりとりなどはWebサーバ
ー111が行う。なお、配信システム101は、1台の
サーバーで構築しても良く、3台以上のサーバーで構築
するようにしても良い。
【0027】図2は、上記DBサーバー112が管理す
るデータを説明する図である。サーバー112が内蔵の
ハードディスク装置等の補助記憶装置、或いはそれと接
続された外部記憶装置にDB化して保存・管理している
データのなかから、曲データの配信に特に係わるデータ
を抜粋して模式的に表したものである。当然のことなが
ら、補助記憶装置、或いは外部記憶装置は複数であって
も良い。以降、便宜的に、それらを区別せずに「記憶装
置」と呼ぶことにする。
【0028】そのDBサーバー112は、図2に示すよ
うに、販売の対象となる曲データの格納に用いる曲デー
タエリア、曲データの配信要求に関するデータであるリ
クエストデータの格納に用いるリクエストデータエリ
ア、及び曲データの配信に係るアクセスを管理するため
のアクセスデータの格納に用いるアクセスデータエリ
ア、を記憶装置に確保している。曲データを配信するサ
ービスは、リクエストデータエリア、及びアクセスデー
タエリアの各エリアに格納されたデータを必要に応じて
更新しつつ行うようになっている。
【0029】本実施の形態では、会員登録した人を対象
にサービスを提供するようになっている。その会員登録
のために入力した個人情報は、IDやパスワードととも
に、DBサーバー112が記憶装置に確保した不図示の
エリアに格納される。図2に示す各エリアには、それぞ
れ以下のようなデータが格納される。
【0030】上記曲データエリアには、図中、括弧を付
して表記した曲データが多数、格納される。その曲デー
タは、その識別用に割り当てられた曲番号、その曲名、
及びデータ本体、とから構成されている。本実施の形態
では、曲データエリアに格納した曲データは、それ自体
を販売するだけでなく、その再生も行うようにしてい
る。それにより、購入する前に、その曲を端末装置10
3のユーザーが聴くこともできるようにさせている。そ
のための再生方法としては、ダウンロードしながら曲デ
ータを再生するストリーム再生を採用している。
【0031】曲データの購入、或いは再生のためのアク
セスが混み合い(集中し)、データ送信における通信速
度が低下すると、そのダウンロードにかかる時間が長く
なる。ストリーム再生では、必要な通信速度を確保でき
なくなってその再生を適切に行えなくなる。アクセスデ
ータエリアに格納されるアクセスデータは、そのような
ことを回避するためのものである。
【0032】そのアクセスデータは、予め定められた時
間幅を有するアクセス時刻と、そのアクセス時刻を割り
当てられたユーザーの数であるアクセス数と、からな
る。本実施の形態では、それを2次元のテーブル形式で
管理している。図2中に示す括弧内で左側に位置する添
字(以降、第1添字と呼ぶ)はデータの種類を指定する
ためのものである。その値を「0」とすることでアクセ
ス時刻を指定でき、その値を「1」とすることでアクセ
ス数を指定できる。一方、その括弧内で右側に位置する
添字(以降、第2添字と呼ぶ)は、アクセスデータのな
かから一つを指定するためのものである。
【0033】各アクセス時刻のアクセス数には上限を設
定している。それにより、購入、或いは再生のためのダ
ウンロード(配信)を要求してきた端末装置103のユ
ーザーには、アクセス数が上限を越えていないアクセス
時刻を抽出し、その抽出したアクセス時刻を配信のため
の時間として割り当てるようにして、各アクセス時刻で
曲データを同時にダウンロード(アクセス)できる人の
人数が上限を越えないようにさせている。
【0034】そのようにして、曲データに同時にアクセ
スできる人の人数を制限した場合、そのアクセスが許容
範囲を越えて混み合うようなことは確実に回避される。
その結果、通信速度の低下によって曲データのダウンロ
ードにかかる時間が長くなる、そのストリーム再生が適
切に行えない、といったことも確実に回避できることに
なる。
【0035】上記アクセス時刻の割り当て(設定)は、
端末装置103のユーザーからの要求を受け付けて行わ
れる。その要求に関するデータが図2に示すリクエスト
データエリアにリクエストデータとして保存される。そ
のリクエストデータとしては、図2に示すように、端末
装置103のユーザーからの要求に対して付与する識別
用のリクエスト番号、そのユーザーを確認するために発
行するID、及びパスワード、そのユーザーが選択した
曲データの曲番号、割り当てたアクセス時刻、返却期
限、その要求を行った時刻(図中では「TIME」と表
記)、アクセス時刻に曲データの再生を行ったか否か特
定するための再生フラグ、及び曲データを購入したか否
か特定するための購入フラグの各データが保存される。
【0036】上記返却期限とは、曲データを購入した場
合に、その曲データの返却(返品)を受け付ける期限の
ことである。そのような期限を設定することにより、本
実施の形態では、購入した曲データを返却できる期間を
設け、その機会を購入者に与えるようにしている。
【0037】商品を気に入って購入しても、購入後、購
入者が直ぐにその商品を気に入らなくなる場合がある。
そのような場合、購入者は購入すべきでない商品を購入
したと思い、損をした気持ちになることが多い。そのた
めに、商品の購入は慎重になる傾向がある。
【0038】しかし、商品を返却できる機会を設ける
と、購入すべきでなかったと思う商品は返却すれば済む
ようになる。このため、商品をより気楽に購入できるよ
うになる。それにより、商品の売り上げを伸ばす効果が
期待できる。商品を返却できる機会を設けたのはそのた
めである。その商品はデータであることから、本実施の
形態では、その返却はそれを破壊(消去)することで行
っている。返却に伴う支払いは、それを返却するまでの
間、自由に再生できることから、購入代金よりも低い金
額としている。
【0039】配信システム101は、リクエストデータ
エリア、アクセスデータエリアに保存するデータを随
時、更新しながら、それに端末装置103を接続させた
ユーザーに対してサービスを提供する。次に、図3〜図
24に示す各種フローチャート、及び図25〜図34に
示す各種説明図を参照して、配信システム101が提供
するサービスの内容、及びそのサービスの提供を実現さ
せる配信システム101や端末装置103の動作につい
て詳細に説明する。
【0040】図3〜図11は、端末装置103を配信シ
ステム101と接続させた場合に、それらが実行する処
理の流れを示すフローチャートである。端末装置103
と配信システム101間の通信に係わる処理に着目し
て、端末装置103、及び配信システム101を構成す
るWebサーバー111が実行する処理を抜粋してその
流れの例を示したものである。始めに、図3〜図11を
参照して、端末装置103を配信システム101と接続
させた場合に、端末装置103、及びWebサーバー1
11がそれぞれ実行する処理、及びその流れについて詳
細に説明する。
【0041】なお、図3〜図11に示すフローチャート
は、例えばそれぞれ、端末装置103に搭載されたCP
U、及びWebサーバー111に搭載されたCPUが、
それに搭載のハードディスク装置のハードディスクに格
納されたプログラムを実行することで実現される。端末
装置103とWebサーバー111の接続(リンクの確
立)、即ち通信の開設は、例えばダイヤルアップ接続に
より端末装置103をISPと接続させた後、配信シス
テム101のURLを指定してそれとの接続を指示する
ことで行われる。
【0042】本実施の形態では、配信システム101は
会員登録をした人を対象にサービスを提供するようにな
っている。このことから、端末装置103との通信が開
設すると、Webサーバー111は、特には図示してい
ないが、会員でない人に会員登録を行うか否か問い合わ
せるためのアイコン(例えば「新規登録」アイコン)
や、会員としてのサービスの提供を要求するためのアイ
コン(例えば「リクエスト」アイコン)などが配置され
ているメニュー(MENU)画面をその端末装置103
に送信する。その画面を受信した端末装置103は、そ
れを搭載、或いは接続された表示装置上に表示させる。
【0043】端末装置103が表示させたメニュー画面
上の「新規登録」アイコンをユーザーがクリックする
と、その旨がWebサーバー111に通知されて、その
サーバー111から登録のために個人データの入力を求
めるための画面が送信される。その画面上に個人データ
を入力した後、その送信を指示するためのアイコンをユ
ーザーがクリックすると、入力された個人データはWe
bサーバー111に送信される。
【0044】Webサーバー111は、端末装置103
から個人データを受信すると、例えばIDを発行し、そ
のIDを通知してパスワードを設定させるための画面を
作成して端末装置103に送信する。その画面上にパス
ワードを入力した後、その送信を指示するためのアイコ
ンをユーザーがクリックすると、入力されたパスワード
はWebサーバー111に送信される。
【0045】そのパスワードを受信したWebサーバー
111は、そのパスワード、発行したIDをID端末装
置103のユーザーが入力した個人データと合わせてD
Bサーバー112に送信し、それらを会員管理用のデー
タベース(会員DB)に登録させる。そのようにして会
員登録を行った後は、会員登録が完了した旨を通知する
ための画面を端末装置121に送信して、そのことをユ
ーザーに通知する。
【0046】一方、上記メニュー画面上の「リクエス
ト」アイコンをユーザーがクリックすると、その旨がW
ebサーバー111に通知されて、そのサーバー111
からIDとパスワードの入力を求めるための図25に示
すような認証画面が送信される。その認証画面には、I
D、パスワードを入力するための各ボックス、「送
信」、「キャンセル」の各アイコンが配置されている。
【0047】その認証画面を受信した端末装置103
は、それを表示装置上に表示させ、ユーザーの操作に応
じてID、パスワードを入力する。それらの入力後、そ
の画面上に配置された「送信」アイコンをユーザーがク
リックすると、ユーザーが入力したID、パスワードを
Webサーバー111に送信する(以上、ステップST
1)。
【0048】端末装置103から送信されたID、パス
ワードを受信したWebサーバー111は、それらの組
み合わせが登録した会員のものか否か確認することで認
証を行う(ステップSS1)。その認証を行った結果、
それらが登録した会員のものであることを確認すると、
図26に示すような初期画面を端末装置103に送信す
る(ステップSS2)。その後は、端末装置103のユ
ーザーが初期画面上で行った操作の内容(アイコンのク
リックやURLの入力、など)に応じた処理を実行す
る。他方の端末装置103は、Webサーバー111か
ら送信された初期画面を受信すると、それを表示装置上
に表示させる。なお、上記認証は、例えば端末装置10
3から受信したID、パスワードをDBサーバー112
に送り、それらの組み合わせが会員DBを構成するレコ
ードに格納されているか否か確認させ、その結果を受け
取ることで行われる。
【0049】図25に示す初期画面には、URLを入力
するためのボックスの他に、特に図示していないが、各
種アイコンや、リンク先を割り当てた各種リンクボタン
などが配置されている。それにより、ユーザー(会員)
は、URLを入力するか、或いは、アイコンまたはリン
クボタンをクリックすることでサービスの提供を要求で
きるようになっている。
【0050】配信を希望する曲データの選択は、図27
に示すようなリクエスト画面上で行うようになってい
る。そのリクエスト画面には、URLを入力するための
ボックスの他に、配信可能な曲データの曲名のリスト、
「送信」アイコン、及び「キャンセル」アイコンが配置
されている。そのリクエスト画面上での曲データの選択
は、リスト上の曲名のなかから曲名を一つ選択した後、
「送信」アイコンをクリックすることで行われる。
【0051】図26に示す初期画面上で図27に示すリ
クエスト画面に対応するURLを入力するか、或いはそ
れをリンク先とするリンクボタンをユーザーがクリック
したような場合、端末装置103はリクエスト画面のU
RL(リクエスト用URL)をWebサーバー111に
送信する(図4のステップST3)。Webサーバー1
11は、そのURLを受信すると、そのURLで指定さ
れたリクエスト画面を端末装置103に送信する(図4
のステップSS3)。
【0052】端末装置103は、Webサーバー111
からリクエスト画面を受信すると、それを表示装置上に
表示させる(ステップST4)。その後、上述したよう
にして、リストのなかから曲名を選択し、更に「送信」
アイコンをユーザーがクリックすると、その曲名や曲番
号を付したリクエスト要求信号をWebサーバー111
に送信する(ステップST5)。それにより、Webサ
ーバー111は、図28に示すような課金画面を端末装
置103に送信する(ステップSS4)。
【0053】その課金画面には、図28に示すように、
氏名、クレジットカードの種類、その番号、及びパスワ
ードをそれぞれ入力するための複数のボックスや、「O
K」「キャンセル」の各アイコンが配置されている。そ
れにより、曲データの配信は、各ボックスに対応するデ
ータを入力した後、「OK」アイコンをクリックしたユ
ーザーのみを対象に行うようにしている。
【0054】課金画面を受信した端末装置103は、そ
れを表示装置上に表示させる(ステップST6)。その
後は、ユーザーがキーボードなどの入力装置に行った操
作に応じてボックス内にデータを入力し、ボックス内に
入力したデータを課金データとして、「OK」ボタンを
ユーザーがクリックするのを待ってWebサーバー11
1に送信する(ステップST7)。
【0055】Webサーバー111は、端末装置103
から課金データを受信すると、そのデータに従って代金
を徴収するための課金処理を実行する(ステップSS
5)。その課金処理の実行による代金の徴収は、例えば
課金データ中で指定されたクレジットカードを発行した
カード会社がその代金を配信システム101側の用意し
た銀行口座に振り込むように金融機関104に依頼する
ことで行う。その実行後は、曲データを配信すべき時間
帯(アクセス時刻)を検出して割り当てるアクセス時刻
検出処理を実行する(ステップSS6)。その検出処理
を実行することにより、Webサーバー111は、DB
サーバー112に、図2に示すリクエストデータエリア
にリクエストデータを格納させる。
【0056】その検出処理を実行した後は、DBサーバ
ー112に格納させたリクエストデータを用いて、ユー
ザーが希望する曲データの配信に割り当てたアクセス時
刻を通知するための通知画面を作成する(図5のステッ
プSS7)。その通知画面は、図29に示すように、要
求された曲データの曲番号、曲名、ユーザーのID、パ
スワード、アクセス時刻、返却期限、の各データ、及び
「OK」アイコンが配置されたものである。その通知画
面は、その曲データの配信のために用意する図30に示
すような曲再生画面(ページ)のURLを配置して図2
9に示すような状態にした(ステップSS8)後、端末
装置103に送信する(ステップSS9)。その送信に
より、曲データの配信の要求にかかる処理が終了し、そ
れ以降は、他の要求に対応するためのその他の処理の実
行に移行する。
【0057】他方の端末装置103は、Webサーバー
111から通知画面を受信するのを待って、それを表示
装置上に表示させる(図5のステップST8)。その画
面上に配置された「OK」アイコンをユーザーがクリッ
クすると、その画面を表示装置上から消去し、ユーザー
のそれ以降の操作に対応するためのその他の処理の実行
に移行する。
【0058】上述したように、曲データの配信は、その
配信を行う時間帯をユーザー(希望者)に割り当てて行
うようにしている。その割り当てた時間帯に曲データの
配信をユーザーが受けなければ、曲データの配信を受け
ない人のために時間帯を確保したことになって、その時
間帯の利用効率が低下することになる。しかし、予め代
金を徴収すると、曲データの配信を受けなければ損失を
被ることになるから、そうしない場合と比較して、その
配信をより高い確率で受けるようになる。予め代金を徴
収するのは、そのようにして利用効率の低下を回避する
意味もある。
【0059】上記曲再生画面(図30参照)のURL
は、他の画面(ページ)にリンク先として挿入せず、そ
の曲再生画面はURL入力用のボックスにそのURLを
入力しなければアクセスできないようにしている。これ
は、曲再生画面は、それに割り当てた曲データの配信を
要求したユーザーにのみアクセスできるようにするため
である。
【0060】その曲再生画面には、配信の対象とする曲
データの曲名が配置され、アイコンとしては、再生(ス
トリーム再生)の開始を要求するための「スタート」ア
イコン、その停止を要求するための「ストップ」アイコ
ン、曲データの購入を要求するための「ダウンロード」
アイコン、購入した曲データの返却を要求するための
「返却」アイコン、及びその画面を閉じるのを指示する
ための「終了」アイコンが配置されている。それによ
り、曲データの再生、購入、或いは返却は、曲再生画面
を表示させて行うようになっている。
【0061】その曲再生画面のURLを図26に示す初
期画面上の入力ボックスにユーザーが入力した場合、図
3のステップST2から図6のステップST9に移行し
て、端末装置103はそのURLをWebサーバー11
1に送信する。そのURLを受信したWebサーバー1
11は、そのURLに対応する曲番号、及び曲名を配置
した図31に示すようなパスワード入力画面を作成して
端末装置103に送信する(図6のステップSS1
0)。それにより、曲データの配信を要求した人がその
配信用の曲再生画面にアクセスしたのか否か確認を行
う。
【0062】端末装置103は、Webサーバー111
からそのパスワード入力画面を受信すると、それを表示
装置上に表示させる(ステップST10)。その後は、
ユーザーの入力装置への操作に応じてID、或いはパス
ワード入力用のボックス内にデータを入力し、「送信」
アイコンをユーザーがクリックするのを待って、各ボッ
クス内に入力したデータをWebサーバー111に送信
する(ステップST11)。そのパスワード入力画面で
入力を求めるID、パスワードは、図29に示す通知画
面で通知したものである。
【0063】Webサーバー111は、そのようにして
端末装置103から送信されるデータ(ID、パスワー
ド)を受信すると、そのユーザーが要求した曲データ用
の曲再生画面にアクセスしたか否か確認するための認証
処理を実行する(ステップSS11)。その実行後は、
認証結果を判定する(ステップSS12)。認証処理を
実行した結果、要求した曲データ用の曲再生画面にユー
ザーがアクセスしてきたことを確認できた場合、その旨
が判定され、次にその曲再生画面を端末装置103に送
信する(ステップSS13)。そうでない場合には、図
11のステップSS30に移行する。
【0064】リクエストデータエリアに格納したリクエ
ストデータは、それの返却期限が過ぎると消去するよう
にしている。このことから、上記認証処理は、例えば端
末装置103からデータとして受信したID、パスワー
ドに加えて、曲再生画面に対応する曲番号をDBサーバ
ー112に送り、そのID、パスワード、及び曲番号が
全て一致するリクエストデータがリクエストデータエリ
アに格納されているか否か確認させて、その結果を受け
取ることで行われる。
【0065】曲再生画面を受信した端末装置103は、
それを表示装置上に表示させる(ステップST12)。
それを表示させた後、ユーザーが「スタート」アイコン
をクリックすると、その曲再生画面に割り当てられた曲
データの再生開始を要求するためのスタート信号をWe
bサーバー111に送信する(図7のステップST1
3)。
【0066】一方のWebサーバー111は、端末装置
103からスタート信号を受信すると、それを送信させ
たユーザーのリクエストデータをDBサーバー112か
ら取得し(図7のステップSS14)、現在の時刻(現
時刻)がそのリクエストデータ中のアクセス時刻か否か
判定する(ステップSS15)。ユーザーがそのアクセ
ス時刻に割り当てられた時刻間(時間帯)に「スター
ト」アイコンをクリックして曲データの再生開始を要求
したような場合、言い換えればユーザーがそのアクセス
時刻に曲データの配信(ストリーム再生のための送信)
を要求したような場合、判定はYESとなり、その曲デ
ータをDBサーバー112から取得して、そのストリー
ム再生のための送信を開始する(ステップSS16)。
【0067】端末装置103は、ストリーム再生のため
にWebサーバー111から送信される曲データを受信
すると、例えばそれを処理して内蔵の音源装置に送り、
その音源装置と接続されたスピーカから楽音を発音させ
ることでその再生を行う(ステップST14)。
【0068】特に図示していないが、Webサーバー1
11は、曲データを細かく分割して、それの送信が終了
するまでその一部の送信を順次、繰り返し行い、端末装
置103は、曲データの再生が終了するまで、曲データ
の一部の受信やその処理を並行して行う。それにより、
曲データのストリーム再生を実現させる。
【0069】曲データの再生中にユーザーが「ストッ
プ」アイコンをクリックすると、端末装置103は、曲
データの再生(送信)停止を要求するためのストップ信
号をWebサーバー111に送信する(ステップST1
5)。その後のユーザーの指示に対応するために実行す
る処理についての説明は省略する。
【0070】ストップ信号を受信したWebサーバー1
11は、それを送信した端末装置103への曲データの
送信を停止する(ステップSS17)。次に、曲データ
の再生を行ったとして、DBサーバー112が管理する
リクエストデータエリア中の対応するリクエストデータ
が有する再生フラグの値を1にする(ステップSS1
8)。それは、例えばDBサーバー112から取得した
リクエストデータ中の再生フラグの値を1に書き換えた
後、その書き換え後のリクエストデータを上書きのため
にDBサーバー112に送ることで行う。その後に実行
する処理についての説明は省略する。
【0071】ユーザーが割り当てられたアクセス時刻に
曲データの再生開始を要求しなかった場合には、上記ス
テップSS15の判定はNOとなる。その場合、Web
サーバー111は、DBサーバー112から取得したリ
クエストデータ中のアクセス時刻を用いて、そのアクセ
ス時刻に曲データの配信を要求するのをユーザーに要請
するための図32に示すようなアクセス不可画面を作成
し(図8のステップSS19)、その作成したアクセス
不可画面を端末装置103に送信する(ステップSS2
0)。そのようにして、曲データへのアクセスを拒絶し
た後に実行する処理についての説明は省略する。
【0072】一方の端末装置103は、そのようにして
送信されるアクセス不可画面を受信すると、それを表示
装置上に表示させる(図8のステップST16)。その
表示後に実行する処理についての説明は省略する。この
ようにして、配信システム101は、割り当てたアクセ
ス時刻に曲データの再生開始を要求したユーザーにの
み、その要求を受け付け、その再生のための曲データの
送信を行うようにしている。それにより、曲データへの
アクセスが過度に集中するのを回避させて、その送信を
常に適切に行えるようにしている。
【0073】図30に示す曲再生画面を表示装置上に表
示させた後にユーザーが「ダウンロード」アイコンをク
リックした場合には、端末装置103は、その曲再生画
面に対応する曲データの購入用のダウンロードを要求す
るためのダウンロード要求信号をWebサーバー111
に送信する(図9のステップST17)。
【0074】その信号を受信したWebサーバー111
は、それを送信させたユーザーのリクエストデータをD
Bサーバー112から取得し(図9のステップSS2
1)、現時刻がそのリクエストデータ中のアクセス時刻
か否か判定する(ステップSS22)。ユーザーがその
アクセス時刻に割り当てられた時刻間に「ダウンロー
ド」アイコンをクリックして曲データの購入のためのダ
ウンロードを要求したような場合、判定はYESとな
り、次に図28に示す課金画面を端末装置103に送信
する(ステップSS23)。
【0075】端末装置103は、課金画面をWebサー
バー111から受信すると、それを表示装置上に表示さ
せる(ステップST18)。その後は、ユーザーがキー
ボードなどの入力装置に行った操作に応じてボックス内
にデータを入力し、ボックス内に入力したデータを課金
データとして、「OK」ボタンをユーザーがクリックす
るのを待ってWebサーバー111に送信する(ステッ
プST19)。
【0076】Webサーバー111は、端末装置103
から課金データを受信すると、そのデータに従って曲デ
ータの代金を徴収するための課金処理を実行する(ステ
ップSS24)。その実行後は、購入フラグ、及び再生
フラグの値は1にそれぞれ更新させた後、ユーザーが要
求した曲データをDBサーバー112から受け取って端
末装置103に送信する(ステップSS25)。その後
に実行する処理についての説明は省略する。
【0077】他方の端末装置103は、Webサーバー
111から送信された曲データを受信すると、例えば予
め定めた保存先に曲データをストアする(ステップST
20)。端末装置103がその後に実行する処理につい
ての説明は省略する。ユーザーが割り当てられたアクセ
ス時刻に曲データの購入のためのダウンロードを要求し
なかった場合には、上記ステップSS22の判定はNO
となり、Webサーバー111は次に上述の図8のステ
ップSS19に移行する。他方の端末装置103では、
ステップST17から図8のステップST16に移行す
る。それにより、曲データを送信する形態やその目的な
どに係わらず、割り当てたアクセス時刻に曲データの送
信(配信)を要求したユーザーにのみ、その要求を受け
付けて曲データの送信を行うようにしている。そのよう
にして、アクセス時刻に上限を越えるアクセスが曲デー
タに生じるのを確実に回避させることにより、その送信
を常に適切に行える環境を実現させている。
【0078】図30に示す曲再生画面を表示装置上に表
示させた後にユーザーが「返却」アイコンをクリックし
た場合には、端末装置103は、その曲再生画面に対応
する曲データの返却(返品)を要求するための曲返却要
求信号をWebサーバー111に送信する(図10のス
テップST21)。
【0079】その信号を受信したWebサーバー111
は、それを送信させたユーザーに対応するリクエストデ
ータ中の購入フラグの値が1か否か、即ちそのユーザー
が、返却を要求した曲データの購入者か否か確認し、そ
れによって購入者であることを確認できれば、図33に
示すような返金画面を端末装置103に送信する(図1
0のステップSS26)。それにより、曲データの返却
により返金するお金の振込先をユーザーに指定させる。
返却要求を送信させたユーザーが曲データの購入者であ
ると確認できなければ、即ちリクエストデータ中の購入
フラグの値が0であれば、Webサーバー111は返金
画面の代わりに、返却の対象となる曲データが存在して
いない旨を通知するための画面を端末装置103に送信
する。
【0080】その返金画面には、図33に示すように、
氏名、住所、電話番号(TEL)、及び口座データの各
データ入力用の複数のボックスや、「送信」及び「戻
る」の各アイコンが配置されている。氏名、住所、電話
番号(TEL)、及び口座データのなかで氏名、住所、
及び口座データは入力が必須のデータとしている。それ
により、曲データの返却を望む場合には、それらのデー
タを少なくとも入力した後、「送信」アイコンをクリッ
クすれば良いようになっている。
【0081】端末装置103は、返金画面をWebサー
バー111から受信すると、それを表示装置上に表示さ
せる(ステップST22)。その後は、ユーザーがキー
ボードなどの入力装置に行った操作に応じてボックス内
にデータを入力し、ボックス内に入力したデータを返金
データとして、「送信」ボタンをユーザーがクリックす
るのを待ってWebサーバー111に送信する(ステッ
プST23)。
【0082】Webサーバー111は、端末装置103
から返金データを受信すると、そのデータに従って曲デ
ータの代金を返金するための返金処理を実行する(ステ
ップSS27)。その返金処理の実行による返金は、例
えば配信システム101側の用意した銀行口座からユー
ザーが指定した銀行口座にその返金分の金額を振り込む
のを金融機関104に依頼することで行われる。
【0083】上記返金処理を実行すると、次に、DBサ
ーバー112に指示して、ユーザーが返却を要求した曲
データに対応するリクエストデータをリクエストデータ
エリア(図2参照)から消去させる(ステップSS2
8)。それを消去させた後は、その旨を通知するととも
に、消去すべき曲データの消去を指示するための返金完
了データを端末装置103に送信する(ステップSS2
9)。その後に実行する処理についての説明は省略す
る。
【0084】他方の端末装置103は、Webサーバー
111から返金完了データを受信すると、それによって
指定される曲データを消去する(ステップST24)。
端末装置103がその後に実行する処理についての説明
は省略する。このように、本実施の形態では、ユーザー
が曲データの返却(返品)を要求すると、その返却期限
が過ぎるのを待つことなく、その返却を行った時点でリ
クエストデータを消去している。それにより、リクエス
トデータエリアには、曲データの配信要求、或いはその
返却要求に対応するうえで必要なリクエストデータだけ
を保存させている。
【0085】図6のステップSS11で認証処理を実行
した結果、要求した曲データ用の曲再生画面(図30参
照)にユーザーがアクセスしてきたことを確認できなか
った場合、その旨が判定され、Webサーバー111は
次に図34に示すようなデータなし通知画面を作成し
(図11のステップSS30)、作成した画面を端末装
置103に送信する(ステップSS31)。その後に実
行する処理についての説明は省略する。
【0086】上述したように、曲再生画面へのアクセス
はそのURLを入力させることで行わせることにより、
その曲再生画面のURLを図29に示す通知画面により
通知されていない人はアクセスできないようにさせてい
る。そのことは、曲再生画面にアクセスしてきた人は、
その曲再生画面に対応する曲データの配信を要求したこ
とがある可能性が高いということを意味する。このよう
なことから、データなし通知画面は、図34に示すよう
なメッセージを配置する形で作成している。
【0087】端末装置103は、そのデータなし通知画
面を受信すると、それを表示装置上に表示させる(図1
1のステップST25)。そのようにして、URLで指
定した曲再生画面にアクセスする権利がユーザーにない
ことを通知した後に実行する処理についての説明は省略
する。
【0088】このように、本実施の形態では、アクセス
する権利のない曲再生画面にユーザーがアクセスした場
合、そのアクセスを拒否している。それにより、アクセ
ス時刻に曲データにアクセスする人が上限を越えるよう
なことを確実に回避させている。
【0089】次に、上述したフローチャートに沿ってサ
ービスをユーザーに提供するために配信システム101
(Webサーバー111)、及び端末装置103がそれ
ぞれ実行する処理について説明する。先ず、配信システ
ム101を構成するWebサーバー111が実行する処
理について説明する。
【0090】図12、及び図13は、図4のステップS
S6としてWebサーバー111が実行するアクセス時
刻検出処理のフローチャートである。Webサーバー1
11が実行する処理では、始めに図12、及び図13を
参照して、その検出処理について詳細に説明する。
【0091】アクセス時刻検出処理は、上述したよう
に、曲データの配信を希望するユーザーにアクセス時刻
を割り当て、図2に示すリクエストデータエリアにリク
エストデータを格納させるために実行する処理である。
先ず、ステップ1201では、アクセス時刻を割り当て
た人にのみ曲データへのアクセスを許可するためのI
D、パスワードを作成する。続くステップ1202で
は、変数mに1を代入する。その変数mは、リクエスト
データエリア内で新たなリクエストデータを格納するエ
リアをサーチするために用意したものであり、それに代
入した「1」は、その先頭に位置するエリアを指す値で
ある(図2参照)。
【0092】ステップ1202に続くステップ1203
では、変数mの値で指定されるエリア(図中では「リク
エストデータ(m)と表記)にリクエストデータが格納
されているか否か判定する。そのエリアにリクエストデ
ータが格納されていなかった場合、判定はYESとなっ
てステップ1205に移行する。そうでない場合には、
判定はNOとなり、次にステップ1204で変数mの値
をインクリメントした後、そのステップ1203に戻
る。それにより、ステップ1203の判定がYES、即
ちリクエストデータが格納されていないエリアを特定す
るまで、ステップ1203、及び1204で形成される
処理ループを繰り返し実行する。
【0093】ステップ1205では、変数mの値で指定
されるエリアに新たに格納するリクエストデータとし
て、ステップ1201で作成したID、パスワード、及
び端末装置103から受信したリクエスト要求信号(図
4参照)から特定される曲番号を設定する。次のステッ
プ1206では、アクセス時刻(図中「TIME」と表
記)として現時刻を設定し、その設定後に移行するステ
ップ1207では、そのアクセス時刻をリクエストデー
タとして暫定的に設定する。その後はステップ1208
に移行する。
【0094】本実施の形態では、アクセス時刻に10分
間を割り当てることで、それを10分単位で設定するよ
うにしている。それにより、現時刻は、その単位を考慮
して判断している。具体的には、現時刻を含むアクセス
時刻に十分な残り時間があれば、現時刻はそのアクセス
時刻、そうでなければ、現時刻はその次のアクセス時刻
であると判断している。そのように現時刻を判断するの
は、ユーザーの待ち時間ができるだけ短くさせるためで
ある。
【0095】ステップ1208では、変数nに0を代入
する。その変数nはアクセスデータエリアに格納された
アクセスデータのなかでアクセス数が上限を越えていな
いものをサーチするために用意した変数であり、「0」
はその先頭に位置するアクセスデータを指定する値であ
る。
【0096】ステップ1208に続くステップ1209
では、変数nの値で指定されるアクセスデータのアクセ
ス数(図中では「アクセス(1,n)」と表記)が上限
として定めた許容アクセス数と一致するか否か判定す
る。それらが一致しない場合、判定はNOとなってステ
ップ1212に移行する。そうでない場合には、判定は
YESとなり、次にステップ1210で変数nの値をイ
ンクリメントした後、ステップ1211に移行する。
【0097】ステップ1211では、変数nの値がアク
セスデータエリアに格納しているアクセスデータの総数
より大きいか否か判定する。その総数より大きな値が変
数nに代入されていた場合、判定はYESとなって図1
3のステップ1218に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなってステップ1209に戻る。
【0098】ステップ1209〜1211は処理ループ
を形成していることから、ステップ1209におけるY
ESの判定は、アクセスデータエリアにアクセス数が許
容アクセス数となっていない(ここではそれ未満となっ
ている)アクセスデータが格納されていないことを意味
する。このため、その処理ループは、ステップ1209
の判定がNOとなることでアクセス数が許容アクセス数
未満のアクセスデータを特定するか、或いはステップ1
211の判定がYESとなることでそのようなアクセス
データが無いのを確認するまでの間、繰り返し実行され
る。
【0099】そのステップ1211の判定がYESとな
って移行する図13のステップ1218では、変数nの
値で指定されるアクセスデータを格納するためのエリア
をDBサーバー112に新たに確保させる。それを確保
させると、次に、そのアクセス時刻として、変数nの値
をデクリメントした値で指定されるアクセスデータ中の
アクセス時刻から10分が経過した後の時刻を設定し、
アクセス数としては0を設定して、それら設定したアク
セス時刻、及びアクセス数をDBサーバー112に送
り、それらを新たに確保させたエリアに格納させた(ス
テップ1219、1220)後、図12のステップ12
09に戻る。そのようにしてステップ1209に戻った
場合には、その判定はNOとなってステップ1212に
移行することになる。
【0100】そのステップ1209の判定がNOとなっ
て移行するステップ1212では、変数mの値で指定さ
れるエリアに新たに格納するリクエストデータのアクセ
ス時刻として、変数nの値で指定されるアクセスデータ
のアクセス時刻を設定する。次に移行するステップ12
13では、そのアクセスデータのアクセス数をインクリ
メントする。それ以降は、返却期限を現時刻より算出し
(ステップ1214)、算出した返却期限をリクエスト
データの返却期限として設定し(ステップ1215)、
再生フラグ、及び購入フラグの値をそれぞれ0に設定し
(ステップ1216)、設定した再生フラグ、及び購入
フラグをリクエストデータの再生フラグ、及び購入フラ
グとしてそれぞれ設定し、それによって各データを設定
し終えたリクエストデータをDBサーバー112に送
り、変数mの値に対応するリクエストデータエリア内の
エリアに格納させた(ステップ1217)後、一連の処
理を終了する。
【0101】このようにして、端末装置103のユーザ
ーが曲データの配信を要求すると、その配信を行うアク
セス時刻が割り当てられ、その要求に係るリクエストデ
ータがリクエストデータエリアに新たに格納される。そ
れにより、その曲データの配信は、新たに格納したリク
エストデータを参照して行われる。
【0102】図14は、タイマインタラプト処理のフロ
ーチャートである。不図示のタイマが出力する割り込み
信号により、ユーザーにサービスを提供するためにWe
bサーバー111が実行する処理である。次に図14を
参照してそのタイマインタラプト処理について詳細に説
明する。
【0103】先ず、ステップ1401では、アクセス時
刻が現時刻より前のアクセスデータをアクセスデータエ
リアから消去させるアクセス時刻更新処理を実行する。
その次に移行するステップ1402では、返却期限が経
過したリクエストデータをリクエストデータエリアから
消去させるリクエスト消去処理を実行する。その実行後
に一連の処理を終了する。
【0104】次に、上記タイマインタラプト処理で実行
されるサブルーチン処理について、図15〜図17を参
照して詳細に説明する。図15、及び図16は、上記ス
テップ1401として実行されるアクセス時刻更新処理
のフローチャートである。上記タイマインタラプト処理
で実行されるサブルーチン処理は、始めに図15、及び
図16を参照して、アクセス時刻更新処理について詳細
に説明する。
【0105】この更新処理では、アクセス時刻が現時刻
より前のアクセスデータをアクセスデータエリアから消
去させる。これは、曲データの配信を管理するために必
要なアクセスデータは、アクセス時刻が現時刻を含む
か、或いはそれよりも後のものだからである。その消去
の他に、アクセス時刻に曲データにアクセスしなかった
ユーザーのみを対象にして、アクセス時刻を新たに割り
当てることも行う。
【0106】先ず、ステップ1501では、前回、一定
時間が経過したと判定してからその一定時間が経過した
か否か判定する。その一定時間が経過していた場合、判
定はYESとなってステップ1502に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理
を終了する。
【0107】ステップ1502では、変数TIMEに、
現時刻を10分単位で表す時刻を示す値を代入する。続
くステップ1503では、アクセスデータの指定に用意
した変数nに0を代入する。その後はステップ1504
に移行する。なお、現時刻を10分単位で表す時刻と
は、その現時刻を含むアクセス時刻(その時間帯の開始
時刻)を意味する。
【0108】ステップ1504では、変数nの値で指定
されるアクセスデータのアクセス時刻(図中では「アク
セス(0,n)」と表記)が変数TIMEの値が示す時
刻よりも前か否か判定する。現時刻がそのアクセス時刻
の次のアクセス時刻以降であった場合、言い換えれば現
時刻がそのアクセス時刻よりも前でなかった場合、その
条件が満たされることから、判定はYESとなってステ
ップ1507に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなってステップ1505に移行する。
【0109】ステップ1505では、変数nの値をイン
クリメントする。次のステップ1506では、変数nの
値がアクセスデータエリアに格納されたアクセスデータ
数の総数より大きいか否か判定する。変数nの値がその
総数より大きかった場合、判定はYESとなり、ここで
一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はN
Oとなって上記ステップ1504に戻り、対象とするア
クセスデータを代えて、そのアクセス時刻が現時刻より
も前か否か判定する。
【0110】一方のステップ1507では、リクエスト
データの指定用の変数mに1を代入する。続くステップ
1508では、変数mの値で指定されるリクエストデー
タ(図中、「リクエスト(m)」と表記)の再生フラグ
の値が0か否か判定する。そのリクエストデータで曲デ
ータへのアクセスを管理するユーザーが曲データにアク
セスした場合、即ちその曲データを再生させるか、或い
はそれを購入した場合、再生フラグには1を設定させる
ことから、判定はNOとなってステップ1509に移行
する。そうでない場合には、判定はYESとなってステ
ップ1512に移行する。
【0111】ステップ1509では、変数mの値をイン
クリメントする。続くステップ1510では、変数mの
値がリクエストデータエリアに格納されたリクエストデ
ータの総数より大きいか否か判定する。その総数より変
数mの値が大きかった場合、判定はYESとなってステ
ップ1511に移行し、変数nの値で指定されるアクセ
スデータをアクセスデータエリアから消去(クリア)さ
せるとともに、その消去に合わせて他のアクセスデータ
の格納エリアを順次、繰り上げる形で移動させる。その
ようにして、変数nの値が、消去したアクセスデータの
次のアクセスデータを指定する状態にした後、上記ステ
ップ1504に戻る。
【0112】他方のステップ1512では、変数mの値
で指定されるリクエストデータのアクセス時刻が、変数
nの値で指定されるアクセスデータのアクセス時刻と一
致するか否か判定する。それらが一致しない場合、判定
はNOとなって上記ステップ1509に移行する。そう
でない場合には、判定はYESとなってステップ151
3に移行する。
【0113】ステップ1512でのYESの判定は、現
時刻よりも前のアクセス時刻が割り当てられたユーザー
が曲データにアクセスしなかったことを意味する。この
ことから、ステップ1513以降では、そのユーザーに
新たにアクセス時刻を割り当てるための処理が行われ
る。
【0114】先ず、ステップ1513では、新たに割り
当てるアクセス時刻をサーチするために用意した変数l
に1を代入する。次に移行するステップ1514では、
変数n、lの値でそれぞれ指定されるアクセスデータの
アクセス時刻が一致しないか否か判定する。それらのア
クセス時刻が一致しない(ここでは、変数lの値で指定
されるアクセスデータのアクセス時刻のほうが後とな
る)場合、判定はYESとなってステップ1517に移
行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステ
ップ1515に移行する。
【0115】ステップ1515では、変数lの値をイン
クリメントする。次のステップ1516では、変数lの
値がアクセスデータエリアに格納されたアクセスデータ
数の総数より大きいか否か判定する。変数lの値がその
総数より大きかった場合、判定はYESとなって図16
のステップ1520に移行する。そうでない場合には、
判定はNOとなって上記ステップ1514に戻り、変数
lの値で指定されるアクセスデータを代えて、2つのア
クセス時刻が一致しないか否か判定する。
【0116】上記ステップ1516でのYESの判定
は、変数mの値で指定されるリクエストデータのアクセ
ス時刻が、アクセスデータエリアに格納されたアクセス
データのアクセス時刻のなかで最も遅いものであるとい
うことを意味する。このことから、図16のステップ1
520〜1523では、新たにアクセスデータをアクセ
スデータエリアに格納することでユーザーに新たなアク
セス時刻を割り当てるための処理が行われる。
【0117】先ず、ステップ1520では、変数lの値
で指定されるアクセスデータを格納するためのエリアを
DBサーバー112に新たに確保させる。それを確保さ
せると、次に、そのアクセス時刻として、変数nの値を
デクリメントした値で指定されるアクセスデータ中のア
クセス時刻から10分が経過した後の時刻を設定し、ア
クセス数としては1を設定して、それら設定したアクセ
ス時刻、及びアクセス数をDBサーバー112に送り、
それらを新たに確保させたエリアに格納させる(ステッ
プ1521、1522)。その格納を行わせると、次に
ステップ1523に移行して、変数mの値で指定される
リクエストデータのアクセス時刻を、新たに格納させた
アクセスデータのアクセス時刻に更新させ、その返却期
限も更新後のアクセス時刻に応じて更新させる。その後
は、図15のステップ1509に戻る。
【0118】図15のステップ1514の判定がYES
となって移行するステップ1517では、変数lの値で
指定されるアクセスデータのアクセス数が許容アクセス
数より小さいか否か判定する。そのアクセス数が許容ア
クセス数より小さかった場合、判定はYESとなってス
テップ1518に移行する。そうでない場合には、判定
はNOとなって上述のステップ1515に移行する。
【0119】ステップ1518では、変数lの値で指定
されるアクセスデータのアクセス数をインクリメントさ
せる。続く図16のステップ1519では、変数mの値
で指定されるリクエストデータのアクセス時刻を、変数
lの値で指定されるアクセスデータのアクセス時刻に更
新させ、その返却期限も更新後のアクセス時刻に応じて
更新させる。その後は、図15のステップ1509に戻
る。
【0120】上述したようにして、本実施の形態では、
自動的に割り当てたアクセス時刻に曲データにアクセス
しなかったユーザーに新たなアクセス時刻、返却期限を
自動的に割り当てるようにしている。それにより、曲デ
ータにアクセスしなかったユーザーには、それにアクセ
スできる機会を再度、提供している。新たに割り当てた
アクセス時刻は、特に詳細な説明は省略するが、例えば
端末装置103を配信システム101に接続させた際に
図29に示す通知画面を送信して通知するか、或いはメ
ールにより通知するようにしている。
【0121】次に、図14に示すタイマインタラプト処
理内でステップ1402として実行されるリクエスト消
去処理について、図17を参照して詳細に説明する。そ
の消去処理は、上述したように、返却期限が経過したリ
クエストデータをリクエストデータエリアから消去させ
るための処理である。
【0122】先ず、ステップ1701では、前回、所定
時間が経過したと判定してからその所定時間が経過した
か否か判定する。その所定時間が経過していた場合、判
定はYESとなってステップ1702に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理
を終了する。
【0123】ステップ1702では、変数TIMEに、
現時刻を示す値を代入する。続くステップ1703で
は、リクエストデータ指定用の変数mに1を代入する。
その後に移行するステップ1704では、変数mの値で
指定されるリクエストデータの返却期限が変数TIME
の値の示す現時刻よりも前か否か判定する。その返却期
限が過ぎた場合、その条件が満たされることから、判定
はYESとなってステップ1705に移行し、変数mの
値で指定されるリクエストデータを消去させた後、ステ
ップ1706に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなってそのステップ1706に移行する。
【0124】ステップ1706では、変数mの値をイン
クリメントする。次のステップ1707では、変数mの
値がリクエストデータエリアに格納されたリクエストデ
ータの総数より大きいか否か判定する。その総数より変
数mの値が大きい場合、判定はYESとなり、ここで一
連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNO
となって上記ステップ1704に戻る。それにより、変
数mの値で指定されるリクエストデータを代えて、それ
以降の処理を同様に実行する。
【0125】上述したようにして、本実施の形態では、
返却期限に着目して、それを過ぎたリクエストデータを
リクエストデータエリアからクリアしている。しかし、
曲データを再生させてもそれを購入しなかった人のリク
エストデータは返却期限が過ぎるのを待ってクリアしな
くても不具合は生じないことから、返却期限の他に、購
入フラグの値を考慮して、クリア可能なリクエストデー
タを抽出してクリアするようにしても良い。
【0126】次に、端末装置103が実行する処理につ
いて説明する。図18は、全体処理のフローチャートで
ある。配信システム101によるサービスをユーザーに
提供するために実行する処理を抜粋してその流れを示し
たものである。端末装置103が実行する処理では、始
めに図18を参照して、全体処理について詳細に説明す
る。その全体処理は、例えば端末装置103に搭載され
たCPUが、ハードディスク装置に格納されたプログラ
ム(ブラウザ、など)を実行することで実現される。
【0127】先ず、ステップ1801では、配信システ
ム101と接続させるうえでのイニシャライズを行う。
そのイニシャライズとは、例えばブラウザの起動や、そ
の起動後に配信システム101のURLを指定してそれ
とのリンク(接続)を確立させるものである。それを行
った後はステップ1802に移行する。
【0128】配信システム101のWebサーバー11
1は、上述したように、接続してきた端末装置103に
メニュー(MENU)画面を送信する。このことから、
ステップ1802では、そのメニュー画面を受信するの
を待ってそれを表示装置上に表示させる。続くステップ
1803では、そのメニュー画面上に配置された「リク
エスト」アイコンをユーザーがクリック(オン)したか
否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした
場合、判定はYESとなり、次にステップ1804に移
行して、配信システム101から会員としてのサービス
の提供をユーザーが受けるのを実現させるリクエスト処
理を実行した後、上記ステップ1802に戻る。そうで
ない場合には、判定はNOとなり、次にステップ180
5に移行して、会員登録などを実現させるその他の処理
を実行した後、そのステップ1802に戻る。
【0129】図3〜図11を参照して説明したサービス
は、上記リクエスト処理を実行することでユーザーに提
供される。次に、そのリクエスト処理について、図19
〜図24に示すそのフローチャートを参照して詳細に説
明する。先ず、ステップ1901では、メニュー画面上
の「リクエスト」アイコンをユーザーがクリックした旨
を示す信号を配信システム101(Webサーバー11
1)に送信し、それによってWebサーバー111が送
信する図25に示す認証画面を受信するのを待って表示
装置上に表示させる。続くステップ1902〜1905
では、表示させた認証画面上に配置されたボックスへの
データ入力やアイコンへのクリックといったユーザーが
行う操作に対応するための処理を実行する。それらによ
って形成される処理ループは、ユーザーが「送信」或い
は「キャンセル」アイコンをクリックするまでの間、繰
り返し実行する。「送信」アイコンをユーザーがクリッ
クすると、ステップ1904の判定がYESとなってス
テップ1906に移行する。「キャンセル」アイコンを
ユーザーがクリックすると、ステップ1905の判定が
YESとなり、ここで一連の処理が終了する。そのステ
ップ1905の判定がNOであれば、上記ステップ19
02に戻る。
【0130】ステップ1906では、上記ステップ19
02〜1905で形成される処理ループを繰り返し実行
することで入力されたID・パスワードをWebサーバ
ー111に送信する。それらを送信すると、それらを受
信したWebサーバー111が送信する図26に示す初
期画面を受信するのを待ち(ステップ1907)、受信
した初期画面を表示装置上に表示させた(ステップ19
08)後、ステップ1909に移行する。図3のステッ
プST1は、上記ステップ1902〜1906を実行す
ることで実現され、図3のステップST2は、上記ステ
ップ1908を実行することで実現される。
【0131】ステップ1909〜1915では、表示さ
せた初期画面上に配置されたボックスへのデータ(UR
L)入力やアイコンへのクリックといったユーザーが行
う操作に対応するための処理を実行する。図4のステッ
プST3は、それら、及び図20のステップ1916を
実行することで実現される。
【0132】ステップ1909〜1915中のステップ
1909〜1911では、図27に示すリクエスト画面
のURLのボックスへのデータ入力、或いはそのURL
がリンク先として設定されたリンクボタンへのクリック
に対応するための処理が行われる。ユーザーがそのUR
Lを入力してキーボード上のリターンキーを操作、或い
は入力したURLへの移動を指示するための不図示のア
イコンをクリックするか、或いはそのリンクボタンをク
リックすると、ステップ1911の判定がYESとなっ
て図20のステップ1916に移行する。それらの何れ
でもなければ、ステップ1911の判定はNOとなって
ステップ1915に移行する。
【0133】上記リクエスト画面のURLのボックスへ
のデータ入力、或いはそのURLがリンク先として設定
されたリンクボタンのクリックをユーザーが行わなかっ
た場合、ステップ1909の判定はNOとなってステッ
プ1912に移行する。ステップ1912〜1914で
は、図30に示す曲再生画面のURLのボックスへのデ
ータ入力に対応するための処理が行われる。ユーザーが
そのURLを入力してキーボード上のリターンキーを操
作、或いは入力したURLへの移動を指示するためのア
イコンをクリックすると、ステップ1914の判定がY
ESとなって図21のステップ1934に移行する。そ
れらの何れでもなければ、ステップ1914の判定はN
Oとなってステップ1915に移行する。リクエスト画
面のURLのボックスへのデータ入力をユーザーが行わ
なければ、ステップ1912の判定はNOとなってその
ステップ1915に移行する。
【0134】ステップ1915では、初期画面上に配置
された不図示の「終了」アイコンをユーザーがクリック
(オン)したか否か判定する。そのアイコンをユーザー
がクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連
の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOと
なって上記ステップ1909に戻る。そのようにして、
初期画面を表示させている状況では、リクエスト画面、
或いは曲再生画面のURLの指定、或いは「終了」アイ
コンへのクリックに対応している。
【0135】上記ステップ1911の判定がYESとな
って移行する図20のステップ1916〜1933で
は、リクエスト画面のURLが指定されたことに対応す
るための処理が行われる。先ず、ステップ1916で
は、上記リクエスト画面のURLをWebサーバー11
1に送信する。それを送信すると、Webサーバー11
1からリクエスト画面を受信するのを待って(ステップ
1917)、それを表示装置上に表示させた(ステップ
1918)後、ステップ1919に移行する。図4のス
テップST4は、ステップ1917、及び1918を実
行することで実現される。
【0136】ステップ1919では、表示させたリクエ
スト画面に配置されたリスト上の曲名をユーザーがクリ
ックしたか否か判定する。そのリスト上の何れかの曲名
をユーザーがクリックした場合、判定はYESとなって
ステップ1920に移行し、ユーザーがクリックした曲
名の表示のみを他と異なる状態に表示させた後、ステッ
プ1921に移行する。そうでない場合には、判定はN
Oとなってステップ1921に移行する。
【0137】ステップ1921では、「送信」アイコン
をユーザーがクリックしたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなっ
てステップ1923に移行する。そうでない場合には、
判定はNOとなってステップ1922に移行し、ユーザ
ーが「キャンセル」アイコンをクリックしたか否か判定
する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判
定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そう
でない場合には、判定はNOとなって上記ステップ19
19に戻る。それにより、ユーザーが「送信」或いは
「キャンセル」アイコンをクリックするまでの間、ステ
ップ1919〜1922で形成される処理ループを繰り
返し実行する。
【0138】ステップ1923では、表示状態が他と異
なる選択されている曲名、その曲番号を付したリクエス
ト要求信号をWebサーバー111に送信する。それを
送信すると、Webサーバー111から図28に示す課
金画面を受信するのを待って(ステップ1924)、そ
れを表示装置上に表示させた(ステップ1925)後、
ステップ1926に移行する。図4のステップST5
は、ステップ1919〜1923を実行することで実現
される。
【0139】ステップ1926では、表示させた課金画
面に配置されたボックスにデータ入力が行われたか否か
判定する。何れかのボックスにカーソルが表示されてい
る状態でユーザーがキーボードを操作したような場合、
判定はYESとなってステップ1927に移行し、その
操作で指定されたデータをボックス内に表示させた後、
ステップ1928に移行する。そうでない場合には、判
定はNOとなってそのステップ1928に移行する。
【0140】ステップ1928では、「OK」アイコン
をユーザーがクリックしたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなっ
てステップ1930に移行する。そうでない場合には、
判定はNOとなってステップ1929に移行し、ユーザ
ーが「キャンセル」アイコンをクリックしたか否か判定
する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判
定はYESとなって上記ステップ1918に戻り、リク
エスト画面を再度、表示させる。そうでない場合には、
判定はNOとなって上記ステップ1926に戻る。それ
により、ユーザーが「OK」或いは「キャンセル」アイ
コンをクリックするまでの間、ステップ1926〜19
29で形成される処理ループを繰り返し実行する。
【0141】ステップ1930では、各ボックスにユー
ザーが入力したデータを課金データとしてWebサーバ
ー111に送信する。それを送信すると、Webサーバ
ー111から図29に示す通知画面を受信するのを待っ
て(ステップ1931)、それを表示装置上に表示させ
る(ステップ1932)。その後は、ユーザーが「O
K」アイコンをクリックするのを待って(ステップ19
33)、上記ステップ1928に戻る。
【0142】図4のステップST6は、上記ステップ1
924、及び1925を実行することで実現される。同
様に、図4のステップST7はステップ1926〜19
30、図5のステップST8はステップ1931、及び
1932をそれぞれ実行することで実現される。
【0143】図19のステップ1914の判定がYES
となって移行する図21のステップ1934以降では、
図30に示す曲再生画面のURLが指定されたことに対
応するための処理が行われる。先ず、ステップ1934
では、上記曲再生画面のURLをWebサーバー111
に送信する。それを送信すると、Webサーバー111
から図31に示すパスワード入力画面を受信するのを待
って(ステップ1935)、それを表示装置上に表示さ
せた(ステップ1936)後、ステップ1937に移行
する。図6のステップST9は、図19のステップ19
09〜1915、及び図21のステップ1934を実行
することで実現され、図6のステップST10は、図2
1のステップ1935、及び1936を実行することで
実現される。
【0144】ステップ1937では、表示させたパスワ
ード入力画面に配置されたボックスにデータ入力が行わ
れたか否か判定する。何れかのボックスにカーソルが表
示されている状態でユーザーがキーボードを操作したよ
うな場合、判定はYESとなってステップ1938に移
行し、その操作で指定されたデータをボックス内に表示
させた後、ステップ1939に移行する。そうでない場
合には、判定はNOとなってそのステップ1939に移
行する。
【0145】ステップ1939では、「送信」アイコン
をユーザーがクリックしたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなっ
てステップ1941に移行する。そうでない場合には、
判定はNOとなってステップ1940に移行し、ユーザ
ーが「キャンセル」アイコンをクリックしたか否か判定
する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判
定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そう
でない場合には、判定はNOとなって上記ステップ19
37に戻る。それにより、ユーザーが「送信」或いは
「キャンセル」アイコンをクリックするまでの間、ステ
ップ1937〜1940で形成される処理ループを繰り
返し実行する。図6のステップST11は、ステップ1
937〜1941を実行することで実現される。
【0146】ステップ1941では、各ボックスにユー
ザーが入力したデータ、即ち曲再生画面のアクセス用の
ID、パスワードをWebサーバー111に送信する。
それを送信すると、Webサーバー111から画面を受
信するのを待って(ステップ1942)、その種類を判
定する(ステップ1943)。そのID、パスワードを
受信したWebサーバー111が送信するのは図30に
示す曲再生画面、或いは図34に示すデータなし通知画
面である。Webサーバー111が曲再生画面を送信し
た場合、その種類は曲再生画面であると判定されてステ
ップ1946に移行する。そうでない場合には、その種
類はデータなし通知画面であると判定されてステップ1
944に移行する。
【0147】ステップ1944では、受信したデータな
し通知画面を表示装置上に表示させる。その後は、デー
タなし通知画面上に配置された「OK」アイコンをユー
ザーがクリックするのを待って(ステップ1945)、
一連の処理を終了する。一方のステップ1946では、
受信した曲再生画面を表示装置上に表示させる。その後
は、図22のステップ1947に移行する。
【0148】図6のステップST12は、ステップ19
42、1943、及び1946を実行することで実現さ
れる。図11のステップST25は、ステップ1942
〜1944を実行することで実現される。図22のステ
ップ1947では、曲再生画面上の「ダウンロード」ア
イコンをユーザーがクリックしたか否か判定する。その
アイコンをユーザーがクリックした場合、判定はYES
となって図23のステップ1960に移行する。そうで
ない場合には、判定はNOとなってステップ1948に
移行する。
【0149】ステップ1948では、その画面上の「返
却」アイコンをユーザーがクリックしたか否か判定す
る。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定
はYESとなって図24のステップ1973に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ
1949に移行する。
【0150】ステップ1948では、その画面上の「ス
タート」アイコンをユーザーがクリックしたか否か判定
する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判
定はYESとなってステップ1951に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなってステップ1950
に移行し、その画面上の「キャンセル」アイコンをユー
ザーがクリックしたか否か判定する。そのアイコンをユ
ーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、ここ
で一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定は
NOとなって上記ステップ1947に戻る。それによ
り、ユーザーが「ダウンロード」「返却」「スタート」
及び「キャンセル」の何れかのアイコンをクリックする
までの間、ステップ1947〜1950で形成される処
理ループを繰り返し実行する。
【0151】ステップ1951では、曲(曲データ)再
生の開始を要求するためのスタート信号をWebサーバ
ー111に送信する。その送信後は、Webサーバー1
11からデータを受信するのを待って(ステップ195
2)、そのデータが曲データか否か判定する(ステップ
1953)。Webサーバー111がストリーム再生用
に曲データを送信した場合、判定はYESとなってステ
ップ1954に移行し、受信した曲データを再生した
後、ステップ1955に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなってステップ1958に移行する。
【0152】ステップ1955では、曲再生の停止を要
求するためのストップ信号の送信をユーザーが指示した
か否か判定する。曲再生画面上の「ストップ」アイコン
をユーザーがクリックした場合、判定はYESとなり、
ステップ1956でストップ信号をWebサーバー11
1に送信し、更にステップ1957で曲再生を停止させ
た後、上記ステップ1947に戻る。そうでない場合に
は、判定はNOとなって上記ステップ1952に戻る。
それにより、曲再生を継続して行う。
【0153】ユーザーに割り当てられたアクセス時刻に
曲データへのアクセスを要求した場合、Webサーバー
111は曲データではなく、図32に示すアクセス不可
画面を端末装置103に送信する。このことから、上記
ステップ1953の判定がNOとなって移行するステッ
プ1958では、Webサーバー111から受信したア
クセス不可画面を表示装置上に表示させる。その後は、
画面上の「OK」アイコンをユーザーがクリックするの
を待って(ステップ1959)、一連の処理を終了す
る。
【0154】Webサーバー111は、曲再生が終了す
ると、その旨を示す信号を端末装置103に送信する。
このことから、特には図示していないが、ステップ19
58では、Webサーバー111から受信したデータが
その信号か否か判定し、受信したデータがその信号でな
いと判定した場合に、アクセス不可画面は表示させてい
る。受信したデータがその信号であると判定した場合に
は、その画面を表示させることなく、上記ステップ19
57に移行するようになっている。そのようにして、そ
の信号の受信への対応を行っている。
【0155】図7のステップST13は、ステップ19
47〜1951を実行することで実現される。図7のス
テップST14は、ステップ1952〜1955を実行
することで実現される。図7のステップST15は、ス
テップ1952〜1956を実行することで実現され
る。図8のステップST16は、ステップ1952、1
953、1958を実行することで実現される。
【0156】上記ステップ1947の判定がYESとな
って移行する図23のステップ1960〜1972で
は、ユーザーが「ダウンロード」アイコンをクリックす
るこで曲データの購入を要求したことに対応するための
処理が行われる。先ず、ステップ1960では、曲デー
タの購入のためのダウンロードを要求するためのダウン
ロード要求信号をWebサーバー111に送信する。そ
の送信後は、Webサーバー111から画面を受信する
のを待って(ステップ1961)、その画面の種類を判
定する(ステップ1962)。ダウンロード要求信号を
受信したWebサーバー111は、上述したように、図
28に示す課金画面か、或いは図32に示すアクセス不
可画面を端末装置103に送信する。課金画面を受信し
た場合、それが種類として判定され、ステップ1965
に移行する。アクセス不可画面を受信した場合には、そ
れが種類として判定され、ステップ1963に移行す
る。
【0157】ステップ1963では、受信したアクセス
不可画面を表示装置上に表示させる。その後は、画面上
の「OK」アイコンをユーザーがクリックするのを待っ
て(ステップ1964)、図21のステップ1946に
戻る。図9のステップST17に続いて実行される図8
のステップST16は、ステップ1961〜1963を
実行することで実現される。
【0158】一方、ステップ1965では、受信した課
金画面を表示装置上に表示させる。続くステップ196
6では、課金画面上のボックスにデータ入力が行われた
か否か判定する。何れかのボックスにカーソルが表示さ
れている状態でユーザーがキーボードを操作したような
場合、判定はYESとなってステップ1967に移行
し、その操作で指定されたデータをボックス内に表示さ
せた後、ステップ1968に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなってそのステップ1968に移行
する。図9のステップST18は、ステップ1961、
1962、及び1965を実行することで実現される。
【0159】ステップ1968では、「OK」アイコン
をユーザーがクリックしたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなっ
てステップ1970に移行する。そうでない場合には、
判定はNOとなってステップ1969に移行し、ユーザ
ーが「キャンセル」アイコンをクリックしたか否か判定
する。そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判
定はYESとなって図21のステップ1946に戻り、
図30に示す曲再生画面を再表示させる。そうでない場
合には、判定はNOとなって上記ステップ1966に戻
る。それにより、ユーザーが「送信」或いは「キャンセ
ル」アイコンをクリックするまでの間、ステップ196
6〜1969で形成される処理ループを繰り返し実行す
る。
【0160】ステップ1970では、ユーザーが各ボッ
クスに入力したデータを課金データとしてWebサーバ
ー111に送信する。それを送信した後は、Webサー
バー111から曲データを受信するのを待ち(ステップ
1971)、受信した曲データを予め定められた保存先
にストアした(ステップ1972)後、図21のステッ
プ1946に戻り、図30に示す曲再生画面を再表示さ
せる。
【0161】図9のステップST19は、ステップ19
66〜1970を実行することで実現される。図9のス
テップST20は、ステップ1971、1972を実行
することで実現される。図22のステップ1948の判
定がYESとなって移行する図24のステップ1973
〜1982では、ユーザーが「返却」アイコンをクリッ
クするこで曲データの返却(返品)を要求したことに対
応するための処理が行われる。
【0162】先ず、ステップ1973では、曲データの
返却を要求するための返却要求信号をWebサーバー1
11に送信する。その送信後は、Webサーバー111
から図33に示す返金画面を受信するのを待って(ステ
ップ1974)、それを表示装置上に表示させた(ステ
ップ1975)後、ステップ1976に移行する。図1
0のステップST21は、図22のステップ1947〜
1950、及び1973を実行することで実現され、同
図ステップST22は、ステップ1974、及び197
5を実行することで実現される。
【0163】返却要求信号を受信したWebサーバー1
11は、上述したように、返却要求を送信させたユーザ
ーが曲データの購入者であると確認できなければ返金画
面の代わりに、返却の対象となる曲データが存在してい
ない旨を通知するための画面を端末装置103に送信す
る。その画面を受信することでステップ1974の判定
がYESとなった場合には、特には図示していないが、
その画面を表示装置上に表示させた後、その画面上の
「OK」アイコンをユーザーがークリックするのを待っ
て図21のステップ1946に戻るようになっている。
【0164】ステップ1976では、返金画面上のボッ
クスにデータ入力が行われたか否か判定する。何れかの
ボックスにカーソルが表示されている状態でユーザーが
キーボードを操作したような場合、判定はYESとなっ
てステップ1977に移行し、その操作で指定されたデ
ータをボックス内に表示させた後、ステップ1978に
移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそ
のステップ1978に移行する。
【0165】ステップ1978では、「送信」アイコン
をユーザーがクリックしたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザーがクリックした場合、判定はYESとなっ
てステップ1980に移行する。そうでない場合には、
判定はNOとなってステップ1979に移行し、ユーザ
ーが「戻る」アイコンをクリックしたか否か判定する。
そのアイコンをユーザーがクリックした場合、判定はY
ESとなって図21のステップ1946に戻り、図30
に示す曲再生画面を再表示させる。そうでない場合に
は、判定はNOとなって上記ステップ1976に戻る。
それにより、ユーザーが「送信」或いは「戻る」アイコ
ンをクリックするまでの間、ステップ1976〜197
9で形成される処理ループを繰り返し実行する。
【0166】ステップ1980では、ユーザーが各ボッ
クスに入力したデータを返金データとしてWebサーバ
ー111に送信する。それを送信した後は、Webサー
バー111から返却要求が受け入れられた旨を示すOK
信号として返金完了データを受信するのを待って(ステ
ップ1981)、そのデータで指定される曲データをク
リアした(ステップ1982)後、一連の処理を終了す
る。
【0167】図10のステップST23は、ステップ1
976〜1980を実行することで実現され、図10の
ステップST24は、ステップ1981、及び1982
を実行することで実現される。曲データのクリアは、例
えばダウンロードする曲データに、上記OK信号を受信
することで曲データをクリアする、ブラウザの制御下で
動作するプログラムを付加することで実現させることが
できる。
【0168】なお、本実施の形態では、曲データへのア
クセスを要求した人(要求者)へのアクセス時刻(配信
タイミング)の割り当てを無条件に行っているが、アク
セス時刻の割り当ては、曲データへのアクセスの混雑状
況やアクセスが集中する時間帯などを考慮して、必要に
応じて行うようにしても良い。そのアクセス時刻の割り
当ては、要求者に希望の日時を指定させることにより、
要求者の希望を優先させて行うようにしても良い。その
ようにした場合には、割り当てが可能な日時などの情報
を要求者に提示することが望ましい。
【0169】返却要求された曲データは、それの返却期
限を設けていることから、その返却要求が受け付けられ
てからクリアするようにしているが、そのような期限を
設けない場合には、返却要求を行うための条件として曲
データのクリアを含めるようにしても良い。そのように
した場合には、曲データをクリアした後に返金が行われ
ることとなる。
【0170】その返金については、ユーザーの指定した
口座にお金を振り込むことで行っているが、返金方法は
それに限定されるわけではない。例えば返金分の有償の
サービスを受けられる権利を与えても良い。このことか
ら、幾つか選択肢を用意して、そのなかからユーザーが
希望するものを選択させるようにしても良い。 <第2の実施の形態>上記第1の実施の形態では、端末
装置103のユーザーが図30に示す曲再生画面のUR
Lを入力してその画面にアクセスするようになってい
る。これに対し、第2の実施の形態は、その画面に自動
的にアクセスできるようにしたものである。
【0171】第2の実施の形態における構成は、基本的
に上記第1の実施の形態のそれと同じである。このこと
から、第2の実施の形態は、第1の実施の形態で付した
符号をそのまま用いて、それから異なる部分についての
み説明する。図35は、割り当てたアクセス時刻に曲デ
ータを配信するために端末装置103に配信システム1
01が送信するデータを説明する図である。そのデータ
は、図29に示す通知画面に代わるものである。
【0172】そのデータは、図35に示すように、アク
セス時刻に曲再生画面を端末装置103に自動的にアク
セスさせる機能を搭載させたプログラム本体と、アクセ
スさせるべき曲再生画面の特定に用いられる曲名と、曲
再生画面にアクセスするうえでの認証用のID、及びパ
スワードと、から構成されている。そのプログラム本体
は、例えばブラウザの制御下で実行するようになってい
る。以降、図35に示すデータをまとめて起動プログラ
ムと呼ぶことにする。
【0173】本実施の形態では、起動プログラムに曲再
生画面を自動的にアクセスさせるために、購入した曲デ
ータの返却は受け付けないようにしている。そのことに
対応して、曲再生画面では「返却」アイコンを配置させ
ず(図30参照)、リクエストデータでは購入フラグを
除いている(図2参照)。
【0174】図35に示す起動プログラムを用いたサー
ビスの提供は、配信システム101、及び端末装置10
3が以下のような処理を行うことで実現される。以降
は、図36〜図44に示す各種フローチャートを参照し
て、そのサービスの提供を実現させる配信システム10
1や端末装置103の動作について詳細に説明する。
【0175】図36〜図39は、端末装置103を配信
システム101と接続させた場合に、それらが実行する
処理の流れを示すフローチャートである。図3〜図11
に示すフローチャートと同じく、端末装置103と配信
システム101間の通信に係わる処理に着目して、端末
装置103、及び配信システム101を構成するWeb
サーバー111が実行する処理を抜粋してその流れの例
を示したものである。始めに、図36〜図39を参照し
て、端末装置103を配信システム101と接続させた
場合に、端末装置103、及びWebサーバー111が
それぞれ実行する処理、及びその流れについて詳細に説
明する。
【0176】通信が開設した端末装置103に配信シス
テム101のWebサーバー111はメニュー画面を送
信する。そのメニュー画面上の「リクエスト」アイコン
をユーザーがクリックすると、Webサーバー111は
次に図25に示す認証画面を端末装置103に送信す
る。その認証画面上にID、パスワードを入力した後、
「送信」アイコンをユーザーがクリックすると、端末装
置103はそのID、パスワードをWebサーバー11
1に送信する(以上、ステップST51)。
【0177】端末装置103から送信されたID、パス
ワードを受信したWebサーバー111は、それらの組
み合わせが登録した会員のものか否か確認することで認
証を行い、その認証を行った結果、それらが登録した会
員のものであることを確認すると、その旨を示すOK信
号を端末装置103に送信する(ステップSS51)。
その後に実行するステップSS52〜図37のステップ
SS55については、図4のステップSS3〜SS6と
同様であるため、その説明は省略する。
【0178】OK信号を受信した端末装置103は、図
27に示すリクエスト画面のURLを送信する(ステッ
プST52)。それを送信した後に実行するステップS
T53〜ST56については、図3のステップST2〜
図4のステップST7と同様であるため、その説明は省
略する。
【0179】Webサーバー111は、図15、及び図
16に示すアクセス時刻検出処理を図37のステップS
S55として実行すると、次に、DBサーバー112に
格納させたリクエストデータ(図2参照)を用いて、図
35に示す構成の起動プログラムを作成し(ステップS
S56)、作成した起動プログラムを端末装置103に
送信する(ステップSS57)。その後に実行する処理
については省略する。なお、ここでの起動プログラムの
作成は、例えば予め用意したオリジナルの起動プログラ
ム本体のコピーに、アクセス時刻検出処理で割り当てた
アクセス時刻を設定し、その処理で作成したID、パス
ワード、ユーザーがリクエストした曲の曲名をそれに付
加することで行われる。
【0180】一方の端末装置103は、Webサーバー
111から起動プログラムを受信するのを待って、それ
を指定された保存場所にストアする(図37のステップ
ST57)。その後に実行する処理についての説明は省
略する。なお、その指定は、起動プログラムに付加した
データによって行われるものである。
【0181】ストアされた起動プログラムは、ブラウザ
によって起動され、設定されたアクセス時刻に曲再生画
面へのアクセスを試みる。端末装置103がOK信号を
受信した後、起動プログラムがそれを試みた場合、端末
装置103は次に、起動プログラム本体に付加されたI
D、パスワードを、曲再生画面のURLとともにWeb
サーバー111に送信する(図38のステップST5
8)。その後に実行するステップST59〜ST62に
ついては、図6のステップST12〜図7のステップS
T15と同様であるため、その説明は省略する。
【0182】一方のWebサーバー111は、端末装置
103から受信したID、パスワードを用いて、受信し
たURLで指定される曲再生画面へのアクセスを許可す
べきか否か確認するための認証処理を実行する(ステッ
プSS58)。その実行後は、認証処理を実行した結
果、許可すべきアクセスであることを確認できれば、U
RLで指定された曲再生画面を端末装置103に送信す
る(ステップSS59)。その後に実行するステップS
S60〜SS62については、図6のステップSS13
〜図7のステップSS18と同様であるため、その説明
は省略する。
【0183】図30に示す曲再生画面をステップST5
9で表示装置上に表示させた後にユーザーが「ダウンロ
ード」アイコンをクリックした場合には、端末装置10
3は、その曲再生画面に対応する曲データの購入用のダ
ウンロードを要求するためのダウンロード要求信号をW
ebサーバー111に送信する(図39のステップST
63)。その後に実行するステップST64〜ST66
については、図9のステップST18〜ST20と同様
であるため、その説明は省略する。
【0184】一方、そのダウンロード信号を受信したW
ebサーバー111は、次に図28に示す課金画面を端
末装置103に送信する(図39のステップSS6
3)。その後に実行するステップSS64、SS65に
ついては、図9のステップSS24、SS25と同様で
あるため、その説明は省略する。
【0185】このように、起動プログラムにより曲再生
画面に自動的にアクセスを行うことから、第1の実施の
形態とは異なり、ダウンロード要求信号を受信したWe
bサーバー111は無条件で課金画面を端末装置103
に送信している。その起動プログラムは、端末装置10
3が計時する時刻を参照して、曲再生画面にアクセスを
行うようになっている。このため、曲再生画面のURL
を受信した際にステップSS59として実行する認証処
理は、実際上、端末装置103が計時する時刻が、アク
セス時刻に割り当てた時間幅の範囲内でそのアクセス時
刻と一致しているか否か確認するものとなる。起動プロ
グラムにより曲再生画面へのアクセスを自動的に行わせ
るようにすると、ユーザーがより容易にそれにアクセス
できるようになるだけでなく、その画面上で要求できる
サービスを受ける権利の有無を確認すべき回数が減り、
サービス提供側の処理の負担が軽減するという効果も得
られる。
【0186】図19〜図24に示す各処理は、第2の実
施の形態でも同様にWebサーバー111が実行する。
このことから、次に、端末装置103が実行する処理に
ついて説明する。図40は、第2の実施の形態における
全体処理のフローチャートである。図18と同様に、配
信システム101によるサービスをユーザーに提供する
ために実行する処理を抜粋してその流れを示したもので
ある。その全体処理は、上述したように、ブラウザやそ
の制御下の起動プログラムなどを実行することで実現さ
れる。
【0187】図40において、第1の実施の形態と処理
内容が同じ、或いは基本的に同じものには同一の符号を
付している。それにより、ここでは、第1の実施の形態
から異なる部分にのみ着目してその説明を行うこととす
る。ステップ1803の判定がYESとなって移行する
ステップ4001では、図27に示すリクエスト画面へ
のアクセスや、その画面上で要求できるサービスの提供
をユーザーが受けるのを実現させるリクエスト処理を実
行した後、ステップ1802に戻る。そうでない場合に
は、判定はNOとなってステップ4002に移行する。
【0188】ステップ4002では、配信システム10
1からダウンロードした起動プログラムがストアされて
いるか否か判定する。その起動プログラムが一つでもス
トアされていた場合、判定はYESとなってステップ4
003に移行し、起動プログラムに制御を渡してそれに
よる処理(起動処理)を行わせた後、上記ステップ18
02に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、
次にステップ1805に移行して、会員登録などを実現
させるその他の処理を実行した後、そのステップ180
2に戻る。起動プログラムに制御を渡すことにより、端
末装置103はそれに設定されたアクセス時間に曲再生
画面にアクセスすることになる。
【0189】図41、及び図42は、上記ステップ40
01として実行されるリクエスト処理のフローチャート
である。次に図41、及び図42を参照して、第2の実
施の形態におけるリクエスト処理について詳細に説明す
る。そのリクエスト処理の開始後に実行する図41のス
テップ4101〜4106では、図19のステップ19
01〜1906と同様の処理が行われる。ステップ41
06でID、パスワードをWebサーバー111に送信
した後に移行するステップ4107では、Webサーバ
ー111からOK信号を受信するのを待つ。その信号を
受信すると、次に図27に示すリクエスト画面のURL
をWebサーバー111に送信した(ステップ410
8)後、Webサーバー111からその画面を受信する
のを待つ(ステップ4109)。
【0190】上記リクエスト画面を受信することで移行
するステップ4110、及びそれに続く図42のステッ
プ4121では、図20のステップ1918〜1930
と同様の処理が行われる。そのステップ4121で課金
データをWebサーバー111に送信した後に移行する
ステップ4122では、図35に示す起動プログラムを
受信するのを待つ。その起動プログラムを受信すると、
ステップ4123に移行し、それに付加されたデータで
指定される保存場所にそれをストアした後、図41のス
テップ4110に戻る。
【0191】次に、図40に示す全体処理内でステップ
4003として実行される起動処理について、図42、
及び図43に示すそのフローチャートを参照して詳細に
説明する。上記起動プログラムは、曲データ別にWeb
サーバー111から送信され、それぞれ独立して動作す
る。図42、図43に示す起動処理は、便宜的に1起動
プログラムに着目して、それを実行することで実現され
る処理の流れを示したものである。
【0192】先ず、ステップ4301では、現時刻がア
クセス時刻か否か判定する。端末装置103に搭載され
たCPUが有するハードタイマーが計時している時刻が
アクセス時刻に割り当てられた時刻間であった場合、判
定はYESとなってステップ4302に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理
を終了する。
【0193】なお、特には図示していないが、起動プロ
グラムは、現時刻がアクセス時刻を過ぎているか否か判
定して、現時刻がアクセス時刻を過ぎていれば、自身を
消去するようになっている。それにより、アクセス時刻
に曲データにアクセスしなかったユーザーが使用する端
末装置103にWebサーバー111が起動プログラム
を再度、送信することにより、同じ曲再生画面にアクセ
スするための起動プログラムが複数、端末装置103上
に存在するようなことを回避させている。た場合、ステ
ップ4302では、プログラム本体に付されたID、パ
スワード(共に図35参照)、及びそれに付された曲名
から特定される曲再生画面(図30参照)のURLをW
ebサーバー111に送信する。それらを送信した後
は、Webサーバー111から曲再生画面を受信するの
を待って(ステップ4303)、それを表示装置上に表
示させる(ステップ4304)。その曲再生画面は、上
述したように、「返却」アイコンが配置されていないも
のである。
【0194】ステップ4304に続くステップ4305
では、曲再生画面上の「スタート」アイコンをユーザー
がクリック(オン)したか否か判定する。そのアイコン
をユーザーがクリックした場合、判定はYESとなって
ステップ4308に移行する。そうでない場合には、判
定はNOとなってステップ4306に移行する。
【0195】ステップ4306では、曲再生画面上の
「ダウンロード」アイコンをユーザーがクリックしたか
否か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした
場合、判定はYESとなって図44のステップ4314
に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって
ステップ4307に移行する。
【0196】ステップ4307では、曲再生画面上の
「キャンセル」アイコンをユーザーがクリックしたか否
か判定する。そのアイコンをユーザーがクリックした場
合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了す
る。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステ
ップ4305に戻る。それにより、曲再生画面を表示さ
せた後は、「スタート」「ダウンロード」及び「キャン
セル」の各アイコンのうちの何れかをユーザーがクリッ
クするまでの間、ステップ4305〜4307で形成さ
れる処理ループを繰り返し実行する。
【0197】ステップ4305の判定がYESとなって
移行するステップ4308、及びそれに続くステップ4
309〜4313では、図22のステップ1951〜1
957と同様の処理を行う。ステップ4313で曲デー
タの再生を停止させた後は上記ステップ4304に戻
り、曲再生画面を再表示させる。
【0198】ステップ4306の判定がYESとなって
移行する図44のステップ4314では、曲データの購
入のためのダウンロードを要求するためのダウンロード
要求信号をWebサーバー111に送信する。その送信
後は、Webサーバー111から図28に示す課金画面
を受信するのを待って(ステップ4315)、それを表
示装置上に表示させる(ステップ4316)。
【0199】ステップ4316に続くステップ4317
〜4323では、図23のステップ1966〜1972
と同様の処理を実行する。ステップ4320の判定がY
ESとなるか、ステップ4323で曲データをストアし
た後は、図43のステップ4304に戻り、曲再生画面
を再表示させる。
【0200】このようにして、第2の実施の形態では、
図40に示す全体処理内でステップ4001のリクエス
ト処理、ステップ4003の起動処理を必要に応じて実
行することにより、端末装置103のユーザーに対し会
員としてのサービスを提供できるようになっている。
【0201】なお、本実施の形態(第1、及び第2の実
施の形態)では、曲データへのアクセスを希望するユー
ザーに対し、曲データにアクセスできるアクセス時刻を
配信システム101側が混雑状況のみに着目して自動的
に割り当てているが、その割り当ては、例えばユーザー
に希望するアクセス時刻を指定させて、その指定させた
アクセス時刻を割り当てることが可能、即ちそのアクセ
ス時刻のアクセス数が許容アクセス数未満であればその
アクセス時刻を割り当てる形で行うようにしても良い。
或いは、アクセス時刻を割り当てるうえでの条件(例え
ば時間帯や曜日、など)をユーザーに指定させ、その条
件を満たすのを優先する形でアクセス時刻を割り当てる
ようにしても良い。また、その割り当ては、混雑状況に
より、必要に応じて行うようにしても良い。
【0202】上述したような配信システム101のWe
bサーバー111の動作、或いはその変形例の動作を実
現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、
或いは光磁気ディスク等の記録媒体に記録させて配布し
ても良い。或いは、公衆網等で用いられる伝送媒体を介
して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信する
ようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザー
はプログラムを取得してコンピュータなどのデータ処理
装置にロードすることにより、そのデータ処理装置を用
いて本発明を適用させたコンテンツ配信システムを構築
することができる。このことから、記録媒体は、プログ
ラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良
い。
【0203】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、通信ネ
ットワークを介して接続された端末装置のユーザーがコ
ンテンツの配信を要求すると、その配信を行う配信タイ
ミングを決定し、決定した配信タイミングをユーザーに
通知して、その配信タイミングにコンテンツの配信を行
う。
【0204】配信タイミングを決定してコンテンツの配
信を行うことにより、端末装置のユーザーによるコンテ
ンツへのアクセスを管理することができる。このため、
コンテンツデータへのアクセスが混み合う(集中する)
のを回避して、それを常に快適に配信できる環境を実現
させることができる。
【0205】本発明は、通信ネットワークを介して配信
する有料のコンテンツを購入した端末装置のユーザーか
ら、その通信ネットワークを介して返却要求を受け付
け、そのコンテンツの返品に伴う代金を返却する。コン
テンツの返品に伴う代金を返却することで、コンテンツ
を気楽に購入できる環境を提供することになる。その環
境を提供することにより、結果として、コンテンツの売
り上げを伸ばす効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるコンテンツ阪神システムを
有するネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】データベースサーバーが管理するデータを説明
する図である。
【図3】端末装置をコンテンツ配信システムと接続させ
た場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図4】端末装置をコンテンツ配信システムと接続させ
た場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチ
ャートである(続き1)。
【図5】端末装置をコンテンツ配信システムと接続させ
た場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチ
ャートである(続き2)。
【図6】端末装置をコンテンツ配信システムと接続させ
た場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチ
ャートである(続き3)。
【図7】端末装置をコンテンツ配信システムと接続させ
た場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチ
ャートである(続き4)。
【図8】端末装置をコンテンツ配信システムと接続させ
た場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチ
ャートである(続き5)。
【図9】端末装置をコンテンツ配信システムと接続させ
た場合に、それらが実行する処理の流れを示すフローチ
ャートである(続き6)。
【図10】端末装置をコンテンツ配信システムと接続さ
せた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフロー
チャートである(続き7)。
【図11】端末装置をコンテンツ配信システムと接続さ
せた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフロー
チャートである(続き8)。
【図12】アクセス時刻検出処理のフローチャートであ
る。
【図13】アクセス時刻検出処理のフローチャートであ
る(続き)。
【図14】タイマインタラプト処理のフローチャートで
ある。
【図15】アクセス時刻更新処理のフローチャートであ
る。
【図16】アクセス時刻更新処理のフローチャートであ
る(続き)。
【図17】リクエスト消去処理のフローチャートであ
る。
【図18】全体処理のフローチャートである。
【図19】リクエスト処理のフローチャートである。
【図20】リクエスト処理のフローチャートである(続
き1)。
【図21】リクエスト処理のフローチャートである(続
き2)。
【図22】リクエスト処理のフローチャートである(続
き3)。
【図23】リクエスト処理のフローチャートである(続
き4)。
【図24】リクエスト処理のフローチャートである(続
き5)。
【図25】認証画面を示す図である。
【図26】初期画面を示す図である。
【図27】リクエスト画面を示す図である。
【図28】課金画面を示す図である。
【図29】通知画面を示す図である。
【図30】曲再生画面を示す図である。
【図31】パスワード画面を示す図である。
【図32】アクセス不可画面を示す図である。
【図33】返金画面を示す図である。
【図34】データなし通知画面を示す図である。
【図35】割り当てたアクセス時刻に曲データを配信す
るために端末装置にコンテンツ配信システムが送信する
データを説明する図である。
【図36】端末装置をコンテンツ配信システムと接続さ
せた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフロー
チャートである(第2の実施の形態)。
【図37】端末装置をコンテンツ配信システムと接続さ
せた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフロー
チャートである(第2の実施の形態:続き1)。
【図38】端末装置をコンテンツ配信システムと接続さ
せた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフロー
チャートである(第2の実施の形態:続き2)。
【図39】端末装置をコンテンツ配信システムと接続さ
せた場合に、それらが実行する処理の流れを示すフロー
チャートである(第2の実施の形態:続き3)。
【図40】全体処理のフローチャートである(第2の実
施の形態)。
【図41】リクエスト処理のフローチャートである(第
2の実施の形態)。
【図42】リクエスト処理のフローチャートである(第
2の実施の形態:続き)。
【図43】起動処理のフローチャートである(第2の実
施の形態)。
【図44】起動処理のフローチャートである(第2の実
施の形態:続き)。
【符号の説明】
101 コンテンツ配信システム 102 通信ネットワーク 103 端末装置 111 Webサーバー 112 DBサーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 640 H04B 7/26 M H04Q 7/20 H04Q 7/04 Z Fターム(参考) 5B085 AE01 BA06 BG02 BG03 BG04 BG07 5C064 BA01 BB01 BB05 BC04 BC10 BC18 BC23 BC25 BD02 BD03 BD04 BD08 BD09 5K067 AA21 BB04 BB21 DD11 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 HH11 HH22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークと接続される端末装置
    のユーザーに、該通信ネットワークを介してコンテンツ
    を配信できるシステムであって、 前記端末装置のユーザーが前記コンテンツの配信を要求
    した場合に、該ユーザーを対象として該コンテンツの配
    信を行う配信タイミングを決定するタイミング決定手段
    と、 前記タイミング決定手段が決定した配信タイミングを前
    記端末装置のユーザーに通知する通知手段と、 前記通知手段により通知した配信タイミングに前記通信
    ネットワークを介して前記端末装置を接続させているユ
    ーザーを対象に、該ユーザーが要求する前記コンテンツ
    を配信するコンテンツ配信手段と、 を具備することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記タイミング決定手段は、前記コンテ
    ンツを同時に配信することになりうる前記端末装置の数
    を考慮して前記配信タイミングを決定する、 ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、前記タイミング決定手
    段が決定した配信タイミングに前記端末装置を前記コン
    テンツ配信システムに接続させるためのプログラムを該
    端末装置に送信することにより、該配信タイミングを該
    端末装置のユーザーに通知する、 ことを特徴とする請求項1、または2記載のコンテンツ
    配信システム。
  4. 【請求項4】 前記端末装置のユーザーが購入のために
    前記コンテンツの配信を要求した場合に、該ユーザの指
    定に従って該コンテンツの購入代金を徴収するための決
    済手段と、 前記コンテンツ配信手段により前記コンテンツを購入し
    た前記端末装置のユーザーを対象に、該コンテンツの返
    品要求を受け付ける返品要求受付手段と、 前記返品要求受付手段が返品要求を受け付けたことに対
    応して、該返却要求を行ったユーザーに前記コンテンツ
    の返品に伴う代金を返却するための返却手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項1、2、または
    3記載のコンテンツ配信システム。
  5. 【請求項5】 通信ネットワークと接続される端末装置
    のユーザーに、該通信ネットワークを介してコンテンツ
    を配信できるシステムであって、 前記通信ネットワークを介して前記端末装置を接続させ
    ているユーザーを対象に、該ユーザーが要求する前記コ
    ンテンツを配信するコンテンツ配信手段と、 前記端末装置のユーザーが購入のために前記コンテンツ
    の配信を要求した場合に、該ユーザーの指定に従って該
    コンテンツの代金を徴収するための決済手段と、 前記コンテンツ配信手段により前記コンテンツを購入し
    た前記端末装置のユーザーを対象に、該コンテンツの返
    品要求を受け付ける返品要求受付手段と、 前記返品要求受付手段が返品要求を受け付けたことに対
    応して、該返却要求を行ったユーザーに前記コンテンツ
    の返品に伴う代金を返却するための返却手段と、 を具備することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  6. 【請求項6】 通信ネットワークと接続される端末装置
    のユーザーに、該通信ネットワークを介してコンテンツ
    を配信するために用いられる方法であって、 前記端末装置のユーザーが前記コンテンツの配信を要求
    した場合に、該ユーザーを対象に該コンテンツの配信を
    行う配信タイミングを決定し、 該決定した配信タイミングを前記端末装置のユーザーに
    通知し、 該通知通知した配信タイミングに前記通信ネットワーク
    を介して前記端末装置を接続させているユーザーを対象
    に、該ユーザーが要求する前記コンテンツを配信する、 ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  7. 【請求項7】 通信ネットワークと接続される端末装置
    のユーザーに、該通信ネットワークを介してコンテンツ
    を配信するために用いられる方法であって、 前記通信ネットワークを介して前記端末装置を接続させ
    ているユーザーを対象に、該ユーザーが要求する前記コ
    ンテンツを配信し、 前記端末装置のユーザーが購入のために前記コンテンツ
    の配信を要求した場合に、該ユーザーの指定に従って該
    コンテンツの代金を徴収し、 前記配信される前記コンテンツを購入した前記端末装置
    のユーザーを対象に、該コンテンツの返品要求を受け付
    け、 前記返品要求受付手段が返品要求を受け付けたことに対
    応して、該返却要求を行ったユーザーに前記コンテンツ
    の返品に伴う代金を返却する、 ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  8. 【請求項8】 通信ネットワークと接続される端末装置
    のユーザーに、該通信ネットワークを介してコンテンツ
    を配信できるシステムの構築に用いられるデータ処理装
    置に実行させるプログラムであって、 前記端末装置のユーザーが前記コンテンツの配信を要求
    した場合に、該ユーザーを対象として該コンテンツの配
    信を行う配信タイミングを決定する機能と、 前記決定する機能により決定した配信タイミングを前記
    端末装置のユーザーに通知する機能と、 前記通知する機能により通知した配信タイミングに前記
    通信ネットワークを介して前記端末装置を接続させてい
    るユーザーを対象に、該ユーザーが要求する前記コンテ
    ンツを配信する機能と、 を実現させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】 通信ネットワークと接続される端末装置
    のユーザーに、該通信ネットワークを介してコンテンツ
    を配信できるシステムの構築に用いられるデータ処理装
    置に実行させるプログラムであって、 前記通信ネットワークを介して前記端末装置を接続させ
    ているユーザーを対象に、該ユーザーが要求する前記コ
    ンテンツを配信する機能と、 前記端末装置のユーザーが購入のために前記コンテンツ
    の配信を要求した場合に、該ユーザーの指定に従って該
    コンテンツの代金を徴収するための機能と、 前記配信する機能により前記コンテンツを購入した前記
    端末装置のユーザーを対象に、該コンテンツの返品要求
    を受け付ける機能と、 前記受け付ける機能により前記返品要求を受け付けたこ
    とに対応して、該返却要求を行ったユーザーに前記コン
    テンツの返品に伴う代金を返却するための機能と、 を実現させるためのプログラム。
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