JP2003280930A - プロセス間通信プログラムを記録した媒体およびプロセス間通信プログラム - Google Patents

プロセス間通信プログラムを記録した媒体およびプロセス間通信プログラム

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JP2003280930A JP2002079544A JP2002079544A JP2003280930A JP 2003280930 A JP2003280930 A JP 2003280930A JP 2002079544 A JP2002079544 A JP 2002079544A JP 2002079544 A JP2002079544 A JP 2002079544A JP 2003280930 A JP2003280930 A JP 2003280930A
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栄次 山中
Masayuki Ikura
正幸 伊倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、マルチプロセス/マルチスレッド
オペレーティングシステムにおいて、それぞれのプロセ
スが保持するスタック上のデータをプロセス間で高速に
通信するプロセス間通信プログラムを提供する。 【解決手段】 共有メモリ領域34を自プロセス10の
仮想アドレス空間の一部として割り当て、割り当てた領
域の先頭アドレス(sp)を確保し、スレッドが使用する
スタックの開始アドレスを前記確保した先頭アドレスと
して、スレッドを確立し、この確立したスレッドに自プ
ロセス10を実行させる。これにより、プロセス固有の
専用データが、共有メモリ34上に直接格納されるの
で、プロセス間通信を行うためのコピー処理を行わず
に、他のプロセス20からデータを参照することがで
き、高速なプロセス間通信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチプロセス/
マルチスレッドオペレーティングシステムにおいて、そ
れぞれのプロセスが保持するスタック上のデータをプロ
セス間で高速に通信するプロセス間通信プログラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のプロセス間通信を、以下に説明す
る。
【0003】図8に、プロセスに含まれる主な領域を示
す。図8に示すように、プロセスの主な領域としては、
テキスト領域(text)101、データ領域(data)10
2、スタック(stack)103がある。
【0004】テキスト領域101には、実行可能なコー
ドが入り、データ領域102には、実行中に定義された
参照されたりするデータが入る。スタック103には、
関数内の局所的な変数や関数呼び出し時の引数など、一
時的なデータが入る。
【0005】図9に、UNIX(登録商標)などのOS
(オペレーティングシステム)で標準的に提供されてい
る共有メモリ機能を使用した場合の領域を示す。共有メ
モリとは、複数のプロセス間で共有することが可能なメ
モリ領域のことであり、各プロセスは、共有メモリ領域
を自分自身のアドレス空間に張り付ける(attach)こと
ができる。
【0006】図10は、複数のプロセス間でデータをや
り取りする場合(以下、プロセス間通信と記述)に共有
メモリを使用した例である。プロセス100およびプロ
セス200は、共有メモリ領域300上のデータAの値
の定義や参照を、各々のプロセスのデータ領域上のデー
タと同様に行うことができる。また、図10に示すよう
に、プロセス100がデータAに値を代入した直後、プ
ロセス200では新たに代入されたAの値を参照するこ
とができる。このように、共有メモリは、高速なプロセ
ス間通信が行えるという利点がある。
【0007】一方、スタックは、各プロセス固有の領域
であり、他のプロセスから直接アクセスすることができ
ない。したがって、図11に示すように、スタック10
3上のデータSをプロセス間通信する場合には、一旦共
有メモリ領域300の変数Aに値をコピーしてから他の
プロセスが参照すると行ったような方法をとることとな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプロセス間通信にあっては、あるプロセスのスタッ
ク上のデータをプロセス間通信したい場合、いちいち共
有メモリ上にコピーしなければならず、時間がかかる。
特に、参照するデータが多い場合、すなわちコピーする
回数や量が多い場合には、プログラム実行時間に重大な
影響をおよぼすことになる。
【0009】そこで本発明は、従来行われていた、上記
コピー処理を不要とし、スタック上のデータを直接参照
することで高速なプロセス間通信を行うことができるプ
ロセス間通信プログラムを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、複数のプロセスからアクセスすることがで
きる共有メモリ領域に領域の確保を行う領域確保ステッ
プと、前記領域を確保した共有メモリ領域を、自プロセ
スの仮想アドレス空間の一部として割り当てる領域割り
当てステップと、前記割り当てた領域の先頭アドレスを
確保する先頭アドレス確保ステップと、プロセス内並列
処理を行うスレッドを確立するスレッド確立ステップ
と、前記スレッドが使用する専用データ格納領域の開始
アドレスを前記確保した先頭アドレスとする専用データ
格納領域設定ステップと、前記スレッドに自プロセスを
実行させるスレッド実行ステップと、を備えたことを特
徴とするものである。
【0011】したがって、プロセス固有の専用データ
が、複数のプロセスからアクセスすることができる共有
メモリ上に直接格納されるので、プロセス間通信を行う
ためのコピー処理を行わずに、他のプロセスからデータ
を参照することができ、高速なプロセス間通信を行うこ
とができる。
【0012】また、本発明は、上記課題を解決するた
め、自プロセスが他のプロセスを生成するプロセス生成
ステップと、前記確保された先頭アドレスを前記生成し
た他のプロセスに継承するアドレス継承ステップと、を
備えたことを特徴とするものである。
【0013】したがって、自プロセスから生成された他
のプロセスに、共有メモリ上に格納されたデータのアド
レスが継承され、前記他のプロセスからデータの参照を
確実に行うことができ、高速なプロセス間通信を行うこ
とができる。
【0014】また、本発明は、上記課題を解決するた
め、前記専用データ格納領域に格納されたデータを他の
プロセスに通信するか否かを判定するプロセス間通信判
定ステップを備え、前記プロセス間通信判定ステップに
おいて前記データを他のプロセスに通信すると判断した
ときのみ、前記各ステップを実行することを特徴とする
ものである。
【0015】したがって、処理の前にプロセス間通信を
行うか否かを判断するので、無駄な処理を行わずに、高
速にプログラムを実行することができる。
【0016】また、本発明は、上記課題を解決するた
め、前記スレッド確立ステップが、スレッドの動作環境
および資源を与える属性を指定してスレッドを生成し、
前記専用データ格納領域設定ステップが、前記先頭アド
レスを前記スレッドの属性として与えることを特徴とす
るものである。
【0017】したがって、スレッドの生成機能を有効に
活用して、高速なプロセス間通信を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しつつ説明する。
【0019】本発明に係るプロセス間通信プログラムの
動作処理を、図1〜図3に示す。図1に示すように、本
プロセス間通信プログラムは、プログラムの本来の処理
の前に、以下に示す初期化処理を追加する。以下の説明
では、便宜上、UNIXおよびPOSIXの用語を用い
る。
【0020】まず、本プロセス間通信プログラムでは、
プロセス間通信が必要か否かに応じて、初期化処理が必
要か否かの判断を行う(s10)。プロセス間通信が必
要な場合には、初期化処理が必要であり、次の初期化処
理(s20)を行う。
【0021】プロセス間通信が必要でない場合には、初
期化処理は必要ではないので、初期化処理を行わず、本
来の処理を実行する(s100)。
【0022】初期化処理において、エラーが発生した場
合には、エラー処理を行い(s90)、処理を終了す
る。
【0023】以下、図2、図3のフローチャートを用い
て、初期化処理を説明する。
【0024】まず、初期化処理が開始されると、複数の
プロセスからアクセスすることができるメモリ領域(共
有メモリ領域)34の確保を行う(s21)。この領域
の大きさは、プログラムが(スレッド)スタックとして
使用する大きさとする。例えば、UNIXのようなOS
(オペレーティングシステム)の場合なら、shmget()シ
ステムコールにより、共有メモリ領域34を確保するこ
とができる。図4に、共有メモリ確保の模式図を示す。
【0025】次に、この共有メモリ34の確保が成功し
たか否かを判定し(s22)、失敗した場合には、エラ
ー処理を行い(s90)、成功した場合には、上記共有
メモリ34を使用可能にする(s23)。
【0026】この処理では、上記確保した領域34を自
分のプロセスの仮想アドレス空間の一部として使用可能
にする。このことにより、共有メモリ領域34上のデー
タをあたかも自プロセスのデータ領域(data)12にあ
るデータと同様に、データの実際の存在場所を意識する
ことなく、アクセスすることが可能となる。このとき、
自プロセスの一部とした領域の先頭アドレスをある変数
(spとする)に覚えておく。UNIXの場合なら、shma
t()システムコールを用いて、共有メモリ領域34をatt
achする(自プロセスの一部とする)ことができる。shm
at()はattachした領域の先頭アドレスを返すので、これ
を変数spに格納しておく。図5に、共有メモリのattach
動作を示す。
【0027】次に、共有メモリが自プロセスで使用可能
となったか否かを判定し(s24)、失敗した場合に
は、エラー処理を行い(s90)、使用可能となった場
合には、別プロセスの生成を行う(s25)。
【0028】この処理では、プログラムを協調実行する
別のプロセス(子プロセス)20の生成を行う。例え
ば、UNIXの場合なら、fork()システムコールを用い
て別プロセスを生成する。ここで、別プロセスを生成す
る命令を実行したプロセスを親プロセス10、新たに生
成されたプロセスを子プロセス20と呼ぶ。通常、子プ
ロセス20の生成時には、親プロセス10の内容が複製
される。したがって、親プロセス10が保持していた変
数spを子プロセス20も保持しており、共有メモリ領域
34は、二つのプロセス10、20から参照可能となっ
ている。親プロセス、子プロセスと共有メモリとの関係
を示す図を、図6に示す。
【0029】次に、子プロセス20の生成が成功したか
否かを判定し(s26)、失敗した場合には、エラー処
理を行い(s90)、成功した場合には、現在の処理
が、親プロセス10の処理であるか否かを判断する(s
27)。親プロセス10でない場合には、初期化処理を
終了し、親プロセス10である場合には、次の処理に移
行する。
【0030】この処理では、親プロセス10において、
変数spが保持している共有メモリ領域34の先頭アドレ
スを、スタックの開始アドレスとして使用するように設
定する(s28)。例えば、POSIX規格のスレッド
機能を有するシステムの場合、スレッドの属性を格納す
る変数attrを確保し、pthread_attr_init()スレッドラ
イブラリによって初期化する。次に、s23で得られた
アドレス(sp)を引数としてpthread_attr_setstackadr
r()スレッドライブラリを呼出し、スレッドスタックが
共有メモリ領域34上に確保されるように属性を設定し
ておく。
【0031】次に、このスレッド属性の初期化と設定が
成功したか否かを判定し(s29)、失敗した場合に
は、エラー処理を行い(s90)、成功した場合には、
本来の処理を行うスレッドを生成する(s30)。
【0032】この処理では、親プロセス10において、
スレッドを生成し、本来の処理(プログラム)をこのス
レッドに実行させる。例えば、POSIX規格のスレッ
ド機能を有するシステムの場合、本来の処理を開始する
関数および上記属性を定義した変数などを引数として、
pthread_create()ライブラリを呼出す。これにより、ス
レッドスタック34が実際に確保され、新しく生成され
たスレッドで関数の実行が開始される。スレッドスタッ
クの生成処理を、図7に示す。
【0033】以上の処理により、スタック上のデータが
共有メモリ上にできるので、他のプロセスからアクセス
することができる。例えば、他プロセス(この例ではs
25で生成した子プロセス)20側からスタック上のデ
ータを参照したい場合は、s25で親プロセス10から
継承したアドレス(sp)を使用すれば、直接すなわち高
速に参照することができる。
【0034】さらに、本発明に関して以下を付記する。
【0035】(付記1)複数のプロセスからアクセスす
ることができる共有メモリ領域に領域の確保を行う領域
確保ステップと、前記領域を確保した共有メモリ領域
を、自プロセスの仮想アドレス空間の一部として割り当
てる領域割り当てステップと、前記割り当てた領域の先
頭アドレスを確保する先頭アドレス確保ステップと、プ
ロセス内並列処理を行うスレッドを確立するスレッド確
立ステップと、前記スレッドが使用する専用データ格納
領域の開始アドレスを前記確保した先頭アドレスとする
専用データ格納領域設定ステップと、前記スレッドに自
プロセスを実行させるスレッド実行ステップと、を備え
たことを特徴とするプロセス間通信プログラムを記録し
た媒体。
【0036】(付記2)付記1記載のプロセス間通信プ
ログラムを記録した媒体において、自プロセスが他のプ
ロセスを生成するプロセス生成ステップと、前記確保さ
れた先頭アドレスを前記生成した他のプロセスに継承す
るアドレス継承ステップと、を備えたことを特徴とする
プロセス間通信プログラムを記録した媒体。
【0037】(付記3)付記1または2記載のプロセス
間通信プログラムを記録した媒体において、前記専用デ
ータ格納領域に格納されたデータを他のプロセスに通信
するか否かを判定するプロセス間通信判定ステップを備
え、前記プロセス間通信判定ステップにおいて前記デー
タを他のプロセスに通信すると判断したときのみ、前記
各ステップを実行することを特徴とするプロセス間通信
プログラムを記録した媒体。
【0038】(付記4)付記1〜3のいずれか1項に記
載のプロセス間通信プログラムを記録した媒体におい
て、前記スレッド確立ステップが、スレッドの動作環境
および資源を与える属性を指定してスレッドを生成し、
前記専用データ格納領域設定ステップが、前記先頭アド
レスを前記スレッドの属性として与えることを特徴とす
るプロセス間通信プログラムを記録した媒体。
【0039】(付記5)複数のプロセスからアクセスす
ることができる共有メモリ領域に領域の確保を行う領域
確保ステップと、前記領域を確保した共有メモリ領域
を、自プロセスの仮想アドレス空間の一部として割り当
てる領域割り当てステップと、前記割り当てた領域の先
頭アドレスを確保する先頭アドレス確保ステップと、プ
ロセス内並列処理を行うスレッドを確立するスレッド確
立ステップと、前記スレッドが使用する専用データ格納
領域の開始アドレスを前記確保した先頭アドレスとする
専用データ格納領域設定ステップと、前記スレッドに自
プロセスを実行させるスレッド実行ステップと、を備え
たことを特徴とするプロセス間通信プログラム。
【0040】(付記6)付記5記載のプロセス間通信プ
ログラムにおいて、自プロセスが他のプロセスを生成す
るプロセス生成ステップと、前記確保された先頭アドレ
スを前記生成した他のプロセスに継承するアドレス継承
ステップと、を備えたことを特徴とするプロセス間通信
プログラム。
【0041】(付記7)付記5または6記載のプロセス
間通信プログラムにおいて、前記専用データ格納領域に
格納されたデータを他のプロセスに通信するか否かを判
定するプロセス間通信判定ステップを備え、前記プロセ
ス間通信判定ステップにおいて前記データを他のプロセ
スに通信すると判断したときのみ、前記各ステップを実
行することを特徴とするプロセス間通信プログラム。
【0042】(付記8)付記5〜7のいずれか1項に記
載のプロセス間通信プログラムにおいて、前記スレッド
確立ステップが、スレッドの動作環境および資源を与え
る属性を指定してスレッドを生成し、前記専用データ格
納領域設定ステップが、前記先頭アドレスを前記スレッ
ドの属性として与えることを特徴とするプロセス間通信
プログラム。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、プロセス固有の専用デ
ータが、複数のプロセスからアクセスすることができる
共有メモリ上に直接格納されるので、プロセス間通信を
行うためのコピー処理を行わずに、他のプロセスからデ
ータを参照することができ、高速なプロセス間通信を行
うことができる。
【0044】また、自プロセスから生成された他のプロ
セスに、共有メモリ上に格納されたデータのアドレスが
継承され、前記他のプロセスからデータの参照を確実に
行うことができ、高速なプロセス間通信を行うことがで
きる。
【0045】また、処理の前にプロセス間通信を行うか
否かを判断するので、無駄な処理を行わずに、高速にプ
ログラムを実行することができる。
【0046】また、スレッドの生成機能を有効に活用し
て、高速なプロセス間通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロセス間通信プログラムの処理
動作を示すフローチャートである。
【図2】一実施の形態の初期化処理を示すフローチャー
トである。
【図3】一実施の形態の初期化処理を示すフローチャー
トである。
【図4】共有メモリ確保を示す模式図である。
【図5】共有メモリの割り付け処理を示す模式図であ
る。
【図6】親プロセス、子プロセスと共有メモリとの関係
を示す図である。
【図7】スレッドスタックの生成処理を示す模式図であ
る。
【図8】従来のプロセス内の領域を示す図である。
【図9】従来の共有メモリ機能を使用した領域を示す図
である。
【図10】従来の共有メモリを使用したプロセス間通信
を示す図である。
【図11】従来のスタック上のデータの通信を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 親プロセス 11 テキスト領域 12 データ領域 13 スタック 20 子プロセス 34 共有メモリ 100 プロセス1 101 テキスト領域 102 データ領域 103 スタック 200 プロセス2 201 テキスト領域 202 データ領域 203 スタック 300 共有メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセスからアクセスすることがで
    きる共有メモリ領域に領域の確保を行う領域確保ステッ
    プと、 前記領域を確保した共有メモリ領域を、自プロセスの仮
    想アドレス空間の一部として割り当てる領域割り当てス
    テップと、 前記割り当てた領域の先頭アドレスを確保する先頭アド
    レス確保ステップと、 プロセス内並列処理を行うスレッドを確立するスレッド
    確立ステップと、 前記スレッドが使用する専用データ格納領域の開始アド
    レスを前記確保した先頭アドレスとする専用データ格納
    領域設定ステップと、 前記スレッドに自プロセスを実行させるスレッド実行ス
    テップと、 を備えたことを特徴とするプロセス間通信プログラムを
    記録した媒体。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプロセス間通信プログラム
    を記録した媒体において、 自プロセスが他のプロセスを生成するプロセス生成ステ
    ップと、 前記確保された先頭アドレスを前記生成した他のプロセ
    スに継承するアドレス継承ステップと、 を備えたことを特徴とするプロセス間通信プログラムを
    記録した媒体。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のプロセス間通信プ
    ログラムを記録した媒体において、 前記専用データ格納領域に格納されたデータを他のプロ
    セスに通信するか否かを判定するプロセス間通信判定ス
    テップを備え、 前記プロセス間通信判定ステップにおいて前記データを
    他のプロセスに通信すると判断したときのみ、前記各ス
    テップを実行することを特徴とするプロセス間通信プロ
    グラムを記録した媒体。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロ
    セス間通信プログラムを記録した媒体において、 前記スレッド確立ステップが、スレッドの動作環境およ
    び資源を与える属性を指定してスレッドを生成し、 前記専用データ格納領域設定ステップが、前記先頭アド
    レスを前記スレッドの属性として与えることを特徴とす
    るプロセス間通信プログラムを記録した媒体。
  5. 【請求項5】複数のプロセスからアクセスすることがで
    きる共有メモリ領域に領域の確保を行う領域確保ステッ
    プと、 前記領域を確保した共有メモリ領域を、自プロセスの仮
    想アドレス空間の一部として割り当てる領域割り当てス
    テップと、 前記割り当てた領域の先頭アドレスを確保する先頭アド
    レス確保ステップと、 プロセス内並列処理を行うスレッドを確立するスレッド
    確立ステップと、 前記スレッドが使用する専用データ格納領域の開始アド
    レスを前記確保した先頭アドレスとする専用データ格納
    領域設定ステップと、 前記スレッドに自プロセスを実行させるスレッド実行ス
    テップと、 を備えたことを特徴とするプロセス間通信プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226786A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 別のプロセスのプロセス・ローカル・ストレージにアクセスする方法、装置、コンピュータ・プログラム、およびコンピュータ実装方法
US8103326B2 (en) 2004-08-02 2012-01-24 Cardiac Pacemakers, Inc. Device for monitoring fluid status

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