JP2003280729A - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JP2003280729A
JP2003280729A JP2002127630A JP2002127630A JP2003280729A JP 2003280729 A JP2003280729 A JP 2003280729A JP 2002127630 A JP2002127630 A JP 2002127630A JP 2002127630 A JP2002127630 A JP 2002127630A JP 2003280729 A JP2003280729 A JP 2003280729A
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monitoring system
signal
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remote control
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JP2002127630A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Ino
重秋 井野
Makoto Furukawa
真 古川
Yoichi Takamoto
陽一 高本
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Tmsuk Co Ltd
Original Assignee
Tmsuk Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外出先から自宅等の屋内または屋外を監視す
ることができると共に監視結果に対処することができ、
また、外出先で自宅等の屋内または屋外の異常状態を検
知することができると共に検知した異常状態に対処する
ことができる監視システムを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 屋内または屋外の床面または地面を移動
可能なロボット装置1と、ロボット装置からの異常信号
を無線で受信する情報処理装置2と、ロボット装置から
の異常信号を情報処理装置との間の電話回線で受信する
ロボット遠隔操作装置3とを有する監視システムであっ
て、ロボット遠隔操作装置は、ロボット装置からの異常
信号を受信したとき、ロボット装置との間の電話回線を
介して指令信号をロボット装置へ送信し、ロボット装置
は指令信号に基づく動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自宅や社屋の屋内
外や工場や倉庫、研究所、タンクヤード等の敷地内外を
監視することができ、また屋内外や敷地内の異常状態に
対して処置を施すことが可能な監視システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、外出先から風呂を沸かした
り、留守番電話に記録された音声を外出先で聞くシステ
ムはあったが、外出先から自宅や社屋の室内を監視し、
監視結果に応じて処置を行ったり、外出先で自宅の屋内
外の異常状態を検知し、その異常状態に対して処理を施
すようなシステムは存在しなかった。また、離れた場所
から社屋の内外や工場、倉庫、研究所の敷地内の屋外を
移動しながら監視し異常状態を検知し通報処理するシス
テムも存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、外出先か
ら屋内外を監視し、監視結果に応じて処置を行ったり、
外出先で異常状態を検知し、その異常状態に対して処理
を施すようなシステムは存在せず、そのようなシステム
の実現が要望されていた。また、社屋の屋内外や工場等
の敷地内の異常状態を検知し対応するそのようなシステ
ムも要望されていた。
【0004】本発明は、外出先から自宅等の屋内または
屋外を監視することができると共に監視結果に対処する
ことができ、また、外出先で自宅等の屋内または屋外の
異常状態を検知することができると共に検知した異常状
態に対処することができるとともに、社屋の内外や工場
等の敷地内の異常状態を監視場等の離れた場所で検知し
対処できる監視システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の監視システムは、屋内または屋外の床面また
は敷地内を移動可能なロボット装置と、ロボット装置か
らの異常信号を無線で受信する情報処理装置と、ロボッ
ト装置からの異常信号を情報処理装置との間の電話回線
で受信するロボット遠隔操作装置とを有する監視システ
ムであって、ロボット遠隔操作装置は、ロボット装置か
らの異常信号を受信したとき、ロボット装置との間の電
話回線を介して指令信号をロボット装置へ送信し、ロボ
ット装置は指令信号に基づく動作を行う構成を備えてい
る。これにより、外出先から自宅等の屋内または屋外を
監視することができると共に監視結果に対処することが
でき、また、外出先で自宅等の屋内または屋外の異常状
態を検知することができると共に検知した異常状態に対
処することができるとともに、社屋の内外や敷地内の異
常状態を監視場等の離れたところで検知し対処できる監
視システムが得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の監視シ
ステムは、屋内または屋外の床面または敷地内を移動可
能なロボット装置と、ロボット装置からの異常信号を無
線で受信する情報処理装置と、ロボット装置からの異常
信号を情報処理装置との間の電話回線で受信するロボッ
ト遠隔操作装置とを有する監視システムであって、ロボ
ット遠隔操作装置は、ロボット装置からの異常信号を受
信したとき、ロボット装置との間の電話回線を介して指
令信号をロボット装置へ送信し、ロボット装置は指令信
号に基づく動作を行うこととしたものである。この構成
により、ロボット装置との間の電話回線を介して指令信
号をロボット装置へ送信することができるので、ロボッ
ト装置にカメラ等を取り付けておき、その画像信号をロ
ボット遠隔操作装置に電話回線を介して送信できるよう
にしておけば、外出先(監視場、以下同じ)から自宅や
社屋(以下自宅等という)等の屋内や屋外(たとえば
庭、敷地内)を監視することができ、また電話回線を介
してロボット装置を操作できるので、監視結果に対処す
ることができ、さらに、ロボット装置は情報処理装置を
介してロボット遠隔操作装置に異常信号を送信すること
ができるので、自宅や社屋等の屋内または屋外(敷地
内)の異常状態をロボット装置により検知することがで
きると共に、外出先で操作者は検知した異常状態を知る
ことができるので、電話回線を介してロボット装置を操
作することにより異常状態に対処することができるとい
う作用を有する。
【0007】請求項2に記載の監視システムは、請求項
1に記載の監視システムにおいて、ロボット遠隔操作装
置はロボット装置との間の電話回線を介してロボット装
置へ画像データおよび音声データを送信させるための指
令信号を送信し、ロボット装置はロボット遠隔操作装置
との間の電話回線を介してカメラおよびマイクによる画
像データおよび音声データをロボット遠隔操作装置へ送
信することとしたものである。この構成により、ロボッ
ト遠隔操作装置は、屋内外又は敷地内を撮像して得られ
た画像データおよび屋内外又は敷地内で集音して得られ
た音声データをロボット装置から受信して、表示装置で
表示、およびスピーカで聴音することができるので、外
出先で操作者は、自宅等の屋内外又は敷地内の異常状態
を画像データおよび音声データで知ることができるの
で、電話回線を介してロボット装置を適正に操作して異
常状態に対処することができるという作用を有する。
【0008】請求項3に記載の監視システムは、請求項
1または2に記載の監視システムにおいて、ロボット遠
隔操作装置はロボット装置へ左右旋回または前後へ移動
させるための指令信号を送信し、ロボット装置は前記指
令信号を受信し左右旋回または前後へ移動することとし
たものである。この構成により、ロボット装置の操作を
適正に行うことができるという作用を有する。
【0009】請求項4に記載の監視システムは、請求項
1乃至3のいずれか1に記載の監視システムにおいて、
ロボット遠隔操作装置はロボット装置へ頭部を左右旋回
または上下させるための指令信号を送信し、ロボット装
置は前記指令信号を受信し頭部を左右旋回または上下す
ることとしたものである。この構成により、ロボット装
置の操作を更に適正に行うことができるという作用を有
する。
【0010】請求項5に記載の監視システムは、請求項
1乃至4のいずれか1に記載の監視システムにおいて、
ロボット装置は、異常状態を検知したときに異常信号を
出力する複数のセンサを有するロボットセンサ群を有
し、異常信号を情報処理装置へ無線で送信することとし
たものである。この構成により、ロボット装置は異常状
態を正確に検知して情報処理装置を介してロボット遠隔
操作装置に通知することができるので、外出先で操作者
は、自宅等の屋内外又は敷地内の異常状態を正確に知る
ことができ、電話回線を介してロボット装置を適正に操
作して異常状態に対処することができるという作用を有
する。
【0011】請求項6に記載の監視システムは、請求項
1乃至5のいずれか1に記載の監視システムにおいて、
自宅等の屋内または屋外の各所に取り付けられた複数の
センサを有するセンサ装置を備え、センサ装置は、複数
のセンサのいずれかのセンサが異常状態を検知して異常
信号を出力したとき、異常信号を情報処理装置へ無線で
送信することとしたものである。この構成により、自宅
等の屋内または屋外の各所の異常状態をセンサ装置によ
り正確に検知し、検知した異常状態を情報処理装置を介
してロボット遠隔操作装置に通知することができるの
で、外出先で操作者は、自宅等の屋内または屋外の異常
状態を正確に知ることができ、電話回線を介してロボッ
ト装置を適正に操作して異常状態に対処することができ
るという作用を有する。
【0012】請求項7に記載の監視システムは、請求項
5または6に記載の監視システムにおいて、センサは、
人の動きを検知して異常信号を出力する人感センサ、設
定範囲内の物体の存在を検知して異常信号を出力するフ
ォトセンサ、炎・煙を検知して異常信号を出力する炎・
煙センサ、屋内または屋外の温度が所定温度以上のとき
に異常信号を出力する温度センサ、赤外線を発する物体
を検知して異常信号を出力する赤外線センサの内いずれ
か1であることとしたものである。この構成により、留
守中に侵入している人が居るという異常状態や、あるべ
きでない物体がある(例えば床にガラス片が落ちてい
る)という異常状態、炎・煙が出ているという異常状
態、屋内または屋外が高温であるという異常状態、赤外
線を発する物体たとえば犬や猫などの動物が居るという
異常状態を検知することができるという作用を有する。
【0013】請求項8に記載の監視システムは、請求項
1乃至7のいずれか1に記載の監視システムにおいて、
電話回線はPHS電話装置、携帯電話装置等の移動体通
信装置を介する電話回線であることとしたものである。
この構成により、ロボット装置・ロボット遠隔操作装置
間の通信および情報処理装置・ロボット遠隔操作装置間
の通信を電話回線を介して確実に行うことができるとい
う作用を有する。
【0014】請求項9に記載の監視システムは、請求項
1乃至8のいずれか1に記載の監視システムにおいて、
ロボット装置は、モータ等を動力とする駆動輪を含む車
輪により床面または敷地内を走行、または複数の足によ
り床面または敷地内を歩行、あるいはクローラ構造によ
り床面または敷地内を走行することとしたものである。
この構成により、ロボット装置は左右移動、前後移動を
確実に行うことができると共に、本・おもちゃ等の移動
障害物のある屋内または屋外の床面または敷地内でも複
数の足で自由に移動することができるという作用を有す
る。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図17を用いて説明する。説明を分かり易くするた
め、外出先から自宅の屋内外を監視する監視システムに
ついて説明する。社屋の屋内外や、工場、タンクヤード
等の敷地内の監視は離れた場所にある監視所で行うので
監視システムも同様の構成になるためである。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
監視システムを示すブロック図である。
【0016】図1において、Aは自宅の室内、1は屋内
または屋外の床面または敷地内を移動可能なロボット装
置、1aは無線信号を送信するアンテナ、1bは移動体
通信を行うためのアンテナ、2はロボット装置1からの
異常信号を無線アンテナ2aで受信する情報処理装置、
2bは移動体通信を行うためのアンテナ、3はロボット
装置1からの異常信号を情報処理装置2との間の電話回
線で受信するロボット遠隔操作装置、3a、3bは移動
体通信のためのアンテナ、4は室内に1以上配設された
複数のセンサを有するセンサ装置、4aは無線信号を送
信するアンテナ、5は移動体通信装置の基地局である。
【0017】このように構成された監視システムにおい
て、屋内または屋外の床面または敷地内を移動可能なロ
ボット装置1は複数のセンサを有し、これらのセンサは
異常状態が生じた場合に異常信号を出力し、ロボット装
置1はアンテナ1aを介して異常信号を情報処理装置2
へ送信する。情報処理装置2はロボット装置1からの異
常信号を受信し、受信した異常信号を解析し、解析結果
を示す解析結果信号をアンテナ2bと基地局5すなわち
電話回線を介してロボット遠隔操作装置3へ送信する。
情報処理装置2を介して情報処理装置2からの解析結果
信号をアンテナ3bで受信したロボット遠隔操作装置3
では、操作者が解析結果を見て、どのような指令をロボ
ット装置1に与えるか判断する。指令を示す指令信号
は、アンテナ3aと基地局すなわち電話回線を介してロ
ボット装置1へ送信される。指令信号をアンテナ1bで
受信したロボット装置1は指令に応じた動作を行う。指
令としては、ロボット装置1の左右旋回、前進、後退、
ロボット装置1の頭部の上下(傾斜角変更)、左右旋
回、画像データや音声データの要求、ロボット装置1の
眼球発光などがある。指令信号は、ロボット遠隔操作装
置3のマイク(後述)からの音声による指令すなわち音
声信号であり、この音声信号はロボット装置1で音声認
識され、ロボット装置1に対するコマンドデータとな
る。
【0018】図2は、図1のロボット装置1を示すブロ
ック図である。図2において、1a、1bは図1と同様
のアンテナ、101は移動体通信を行うための移動体通
信装置、102、109は全体を制御するCPU(中央
処理装置)、103は被写体を撮像して画像信号を出力
するCCDカメラ、104は入力音声を音声信号として
出力するマイク、105は増幅器(アンプ)、106は
スピーカ、107は入力音声信号から音声を認識し、コ
マンドデータを出力する音声認識ボード(例えば三洋電
機社製SPD−51ED)、108は無線通信を行うた
めの無線装置、110はメモリ、111はD/A変換を
行うD/Aコンバータ、112はモータドライバ、11
3は頭部を左右旋回または上下させるためのDCモータ
115を駆動する頭部モータドライバ、114はロボッ
ト装置1を左右旋回、前進または後退させるためのDC
モータ116を駆動する走行モータドライバ、117は
回転角度を検出する走行用エンコーダ118からのパル
スをカウントするパルスカウンタ、119はA/D変換
を行うA/Dコンバータ、120は複数のセンサを有す
るセンサブロック、121は人の動きを検知して異常信
号を出力する人感センサ、122は設定範囲内の物体の
存在を検知して異常信号を出力するフォトセンサ、12
3はロボット装置1に触れたときに異常信号を出力する
タッチセンサ、124は炎・煙を検知して異常信号を出
力する炎・煙センサ、125はロボット装置1の現在位
置を検出するGPS、126は室内の温度が所定温度以
上のときに異常信号を出力する温度センサ、127は赤
外線を発する物体を検知して異常信号を出力する赤外線
センサである。
【0019】このように構成されたロボット装置1にお
いては、CCDカメラ103による画像信号とマイク1
04による音声信号は、CPU102、移動体通信装置
101を介し、画像データと音声データとして電話回線
を介してロボット遠隔操作装置3へ送信される。電話回
線と移動体通信装置101を介して受信されたロボット
遠隔操作装置3からの指令信号(音声信号)は音声認識
ボードで認識され、コマンドデータとしてCPU10
2、CPU109に入力される。音声信号はまたアンプ
105を介してスピーカ106から音声として送出され
る。コマンドデータを入力したCPU102は画像デー
タ等の送信要求か否かを判定し、送信要求なら画像デー
タ等を移動体通信装置101を介して送信し、そうでな
ければ特に動作は行わない。コマンドデータを入力した
CPU109は、コマンドデータがロボット装置1の頭
部の動き制御または走行制御の場合には、D/Aコンバ
ータ111を介してDCモータ115または116を駆
動する。また、センサブロック120のいずれかのセン
サが異常状態を示す異常信号を出力した場合には、その
異常信号を無線装置108を介して情報処理装置2へ送
信する。
【0020】図3は、図1の情報処理装置2を示すブロ
ック図である。図3において、2a、2bは図1と同様
のアンテナ、21は全体を制御するCPU、22は移動
体通信を行うための移動体通信装置、23は受信動作を
行う無線装置、24はメモリ、25は表示装置である。
このように構成された情報処理装置2において、ロボッ
ト装置1からの無線信号またはセンサ装置4からの無線
信号はアンテナ2a、無線装置23を介して受信され、
異常信号等のデータは、メモリ24に記憶されると共
に、移動体通信装置22、アンテナ2bを介して解析結
果信号としてロボット遠隔操作装置3へ送信される。
【0021】図4は、図1のロボット遠隔操作装置3を
示すブロック図である。図4において、3a、3bは図
1と同様のアンテナ、31、32は移動体通信のための
移動体通信装置、33は全体を制御するCPU、34は
マイク、35は表示装置、36はスピーカである。
【0022】このように構成されたロボット遠隔操作装
置3において、情報処理装置2からの解析結果信号はア
ンテナ3a、3bのいずれかで受信され、解析結果が表
示装置35に表示される。この表示に基づいて操作者
は、ロボット装置1に対する指令を判断する。ロボット
装置1への指令信号は、マイク34から音声で入力さ
れ、マイク34からの音声信号は、CPU33を介し
て、移動体通信装置31、32のいずれか及びアンテナ
3a、3bのいずれかを介してロボット装置1へ送信さ
れる。同様に、ロボット装置1からの画像データ、音声
データは、アンテナ3a、3bのいずれか及び移動体通
信装置31、32のいずれかを介してCPU33に入力
され、CPU33は画像データおよび音声データから画
像信号および音声信号を生成し、表示装置35は入力し
た画像信号を画像として表示し、スピー力36は入力し
た音声信号を音声として送出する。
【0023】図5は、図1のセンサ装置4を示すブロッ
ク図である。図5において、4aは図1と同様のアンテ
ナ、41は無線信号を送信する無線装置、42はA/D
変換を行うA/Dコンバータ、43は複数のセンサを有
するセンサブロック、44は人の動きを検知して異常信
号を出力する人感センサ、45は設定範囲内の物体の存
在を検知して異常信号を出力するフォトセンサ、46は
触れたときに異常信号を出力するタッチセンサ、47は
炎・煙を検知して異常信号を出力する炎・煙センサ、4
8は室内の温度が所定温度以上のときに異常信号を出力
する温度センサ、49は赤外線を発する物体を検知して
異常信号を出力する赤外線センサである。
【0024】このように構成されたセンサ装置4におい
て、いずれかのセンサから異常を示す異常信号が出力さ
れたとき、無線装置41はA/Dコンバータ42を介し
て異常信号を入力し、異常信号に基づく変調信号を生成
して、アンテナ4aから情報処理装置2へ送信する。
【0025】図6はロボット装置1を示す正面図であ
り、図7はロボット装置1を示す側面図である。図6、
図7において、符号101〜111、113〜118、
121〜126は図2と同様のものなので、同一符号を
付し、説明は省略する。128は各部に電源を供給する
電池、129はロボット装置1を走行させる2つの車
輪、130はロボット装置1を安定させるためのキャス
タである。
【0026】このように構成されたロボット装置1にお
いて、2つの車輪129はそれぞれ独立にDCモータ1
16により駆動され、左右旋回および前進、後退の移動
動作を行う。例えば、左旋回は、左側の車輪(図6で、
正面から見て右側の車輪)を停止させ、右側の車輪を前
進方向に回転させることにより行う。なお、本実施の形
態では、ロボット装置1は車輪で走行させるとしたが、
本発明はこれに限らず、例えば複数の足により室内の床
面を歩行するようにしてもよく、またクローラ構造によ
り室内の床面を走行するようにしてもよい。
【0027】次に、ロボット装置1、情報処理装置2、
ロボット遠隔操作装置3について、その詳細動作を各C
PUを中心に説明する。図8はロボット装置1のCPU
102の機能実現手段を示す機能ブロック図であり、図
9はロボット装置1のCPU109の機能実現手段を示
す機能ブロック図である。図8、図9において、102
1、1091は受信したコマンドの種類を判定するコマ
ンド判定手段、1022、1094は信号やデータを送
信させるための送信手段、1023は回線を切断する回
線切断手段、1092はコマンドを実行する実行手段、
1093はセンサからの異常信号の有無を判定する異常
判定手段である。
【0028】このように構成されたロボット装置1のC
PU102、109について、その動作を図10、図1
1を用いて説明する。図10はロボット装置1のCPU
102の動作を示すフローチャートであり、図11はロ
ボット装置1のCPU109の動作を示すフローチャー
トである。
【0029】図10において、まず、コマンド判定手段
1021は、画像送信コマンドをロボット遠隔操作装置
3から受信したか否かを判定し(S1)、受信したと判
定した場合には送信手段1022は、CCDカメラ10
3から得られた画像データやマイク104から得られた
音声データをロボット遠隔操作装置3へ送信する(S
2)。画像送信コマンドを受信しなかった場合、または
受信したコマンドが画像送信コマンドでなかった場合に
は、回線切断手段1023は回線を切断して処理を終了
する(S3)。
【0030】図11において、まず、コマンド判定手段
1091は、音声認識ボード107で音声認識して得ら
れたコマンド(音声認識コマンド)が入力されたか否か
を判定し(S11)、音声認識コマンドが入力されたと
判定した場合、実行手段1092は入力コマンドを実行
する(S12)。次に、異常判定手段1093は、セン
サからの異常信号の有無を判定し(S13)、異常信号
が有ると判定した場合は送信手段1094は情報処理装
置2へ異常信号を無線信号として送信する(S14)。
ステップS11で音声認識コマンドが入力されなかった
と判定した場合はステップS13へ移行し、ステップS
13でセンサからの異常信号が無かったと判定した場合
はステップS11へ戻る。
【0031】図12は、情報処理装置2のCPU21の
機能実現手段を示す機能ブロック図である。図12にお
いて、211は異常の有無を判定する異常判定手段、2
12は異常信号の解析を行う解析手段、213は電話回
線を接続させる回線接続手段、214はデータを送信さ
せる送信手段、215はデータをメモリ24に記憶させ
る記憶手段、216は回線を切断させる回線切断手段、
217は着信の有無を判定する着信判定手段、218は
着信の内容に応じた動作を行う実行手段である。
【0032】このように構成された情報処理装置2のC
PU21について、その動作を図13、図14を用いて
説明する。図13は異常信号の処理動作を示すフローチ
ャートであり、図14はロボット遠隔操作装置3からの
着信動作を示すフローチャートである。
【0033】図13において、まず、異常判定手段21
1は、ロボット装置1のセンサやセンサ装置4のセンサ
からの異常信号を受信したか否かを判定し(S21)、
異常信号を受信したと判定した場合、解析手段212は
異常信号の解析を行う(S22)。次に、回線接続手段
213は情報処理装置2とロボット遠隔操作装置3とを
電話回線で接続し(S23)、送信手段214はステッ
プS22での解析結果を示す解析結果信号をロボット遠
隔操作装置3へ送信する(S24)。次に、記憶手段2
15は異常信号と解析結果信号とをメモリ24に記憶す
る(S25)。ステップS21で異常信号を受信しなか
ったと判定したときは回線切断手段216は電話回線を
切断する(S26)。
【0034】図14において、まず、着信判定手段21
7はロボット遠隔操作装置3からの着信の有無を判定し
(S31)、着信が有ると判定した場合、回線接続手段
213はロボット遠隔操作装置3を電話回線で接続し
(S32)、実行手段218は着信内容に応じた動作
(例えばロボット遠隔操作装置3からの日時を定めた画
像データの送信要求に応じた送信動作)を行い(S3
3)、ステップS31へ戻る。ステップS31で着信無
しと判定した場合、回線切断手段216は電話回線を切
断する(S34)。
【0035】図15は、ロボット遠隔操作装置3のCP
U33の機能実現手段を示す機能ブロック図である。図
15において、331は着信の有無を判定する着信判定
手段、332は電話回線を接続させる回線接続手段、3
33は表示装置35に画像を表示させたり音声をスピー
カ36から出力させたりする表示手段、334は送信す
るコマンドの有無を判定するコマンド送信判定手段、3
35はデータを送信させる送信手段、336は回線を切
断するか否かを判定する回線切断判定手段、337は回
線を切断させる回線切断手段、338は受信のための受
信手段である。
【0036】このように構成されたロボット遠隔操作装
置3のCPU33について、その動作を図16、図17
を用いて説明する。図16は情報処理装置2やロボット
装置1との通信動作を示すフローチャートであり、図1
7はロボット装置1に画像データ等の送信要求を行う際
の送受信動作を示すフローチャートである。
【0037】図16において、まず、着信判定手段33
1は情報処理装置2からの着信の有無を判定し(S4
1)、着信有りと判定した場合は回線接続手段332は
情報処理装置2を電話回線で接続し(S42)、表示手
段333は着信内容を表示装置35に表示する(S4
3)。ステップS41で着信無しと判定した場合はステ
ップS44へ移行する。ステップS44において、コマ
ンド送信判定手段334は送信するコマンドがあるか否
かを判定し、ある場合には回線接続手段332はロボッ
ト装置1を電話回線で接続し(S45)、送信手段33
5はロボット装置1にコマンドを送信し(S46)、ス
テップS41へ戻る。ステップS44で送信するコマン
ドは無いと判定した場合、次に、回線切断判定手段33
6は回線を切断するか否かを判定する(S47)。この
判定は、操作者の入力データにもとづいて行う。回線を
切断すると判定した場合、回線切断手段337は電話回
線を切断する(S48)。
【0038】図17において、まず、回線接続手段33
2はロボット装置1とロボット遠隔操作装置3とを電話
回線で接続し(S51)、送信手段335は画像データ
等要求のコマンドを送信し(S52)、受信手段338
はロボット装置1からの画像データや音声データを受信
する(S53)。次に、表示手段333は、受信した画
像データを表示装置35に画像として表示し、また受信
した音声データをスピーカ36から音声として出力する
(S54)。次に、コマンド送信判定手段334は送信
するコマンドがあるか否かを判定し(S55)、ある場
合にはステップS51へ戻り、ない場合には回線切断手
段337は電話回線を切断する(S56)。
【0039】なお、本実施の形態では、ロボット装置
1、情報処理装置2、センサ装置3は室内に配置すると
したが、これらは廊下や庭や敷地内などに配置して使用
することも可能であり、屋内、屋外共に適用可能なもの
である。また、ロボット装置1は室内の床面を走行する
としたが、本発明はこれに限らず、敷地内を走行するよ
うにしてもよい。すなわち、ロボット装置1は、モータ
等を動力とする駆動輪を含む車輪により屋内または屋外
の床面または敷地内を走行するような構造であるのみな
らず、複数の足により屋内または屋外の床面または敷地
内を歩行するような構造としてもよく、クローラ構造に
より屋内または屋外の床面または敷地内を走行するよう
な構造としてもよい。また、情報処理装置2、センサ装
置3は、屋内に配置してもよく、また屋外に配置しても
よい。
【0040】以上のように本実施の形態によれば、ロボ
ット遠隔操作装置3は、ロボット装置1からの異常信号
を受信したとき、ロボット装置1との間の電話回線を介
して指令信号をロボット装置1へ送信し、ロボット装置
1は指令信号に基づく動作を行うことにより、ロボット
装置1との間の電話回線を介して指令信号をロボット装
置1へ送信することができるので、ロボット装置1にカ
メラ103等を取り付けておき、その画像信号をロボッ
ト遠隔操作装置3に電話回線を介して送信できるように
しておけば、外出先から自宅等の屋内または屋外を監視
することができ、また電話回線を介してロボット装置1
を操作できるので、監視結果に対処することができ、さ
らに、ロボット装置1は情報処理装置2を介してロボッ
ト遠隔操作装置3に異常信号を送信することができるの
で、自宅等の屋内または屋外の異常状態をロボット装置
1により検知することができると共に、外出先で操作者
は検知した異常状態を知ることができるので、電話回線
を介してロボット装置1を操作することにより異常状態
に対処することができる。
【0041】また、ロボット遠隔操作装置3はロボット
装置1との間の電話回線を介してロボット装置1へ画像
データおよび音声データを送信させるための指令信号を
送信し、ロボット装置1はロボット遠隔操作装置3との
間の電話回線を介してカメラ103およびマイク104
による画像データおよび音声データをロボット遠隔操作
装置3へ送信することにより、ロボット遠隔操作装置3
は、屋内または屋外を撮像して得られた画像データおよ
び屋内または屋外で集音して得られた音声データをロボ
ット装置1から受信して、表示装置35で表示、および
スピーカ36で聴音することができるので、外出先で操
作者は、自宅等の屋内または屋外の異常状態を画像デー
タおよび音声データで知ることができるので、電話回線
を介してロボット装置1を適正に操作して異常状態に対
処することができる。
【0042】さらに、ロボット遠隔操作装置3はロボッ
ト装置1へ左右旋回または前後へ移動させるための指令
信号を送信し、ロボット装置1は左右旋回または前後へ
移動することにより、ロボット装置1の操作を適正に行
うことができる。
【0043】さらに、ロボット遠隔操作装置3はロボッ
ト装置1へ頭部を左右旋回または上下させるための指令
信号を送信し、ロボット装置1は頭部を左右旋回または
上下することにより、ロボット装置1の操作を更に適正
に行うことができる。
【0044】さらに、ロボット装置1は、異常状態を検
知したときに異常信号を出力する複数のセンサを有する
ロボットセンサ群を有し、異常信号を情報処理装置2へ
無線で送信することにより、ロボット装置1は異常状態
を正確に検知して情報処理装置2を介してロボット遠隔
操作装置3に通知することができるので、外出先で操作
者は、自宅等の屋内または屋外の異常状態を正確に知る
ことができ、電話回線を介してロボット装置1を適正に
操作して異常状態に対処することができる。
【0045】さらに、自宅等の屋内または屋外の各所に
取り付けられた複数のセンサを有するセンサ装置4を備
え、センサ装置4は、複数のセンサのいずれかのセンサ
が異常状態を検知して異常信号を出力したとき、異常信
号を情報処理装置2へ無線で送信することにより、自宅
等の屋内または屋外の各所の異常状態をセンサ装置4に
より正確に検知し、検知した異常状態を情報処理装置2
を介してロボット遠隔操作装置3に通知することができ
るので、外出先で操作者は、自宅等の屋内または屋外の
異常状態を正確に知ることができ、電話回線を介してロ
ボット装置1を適正に操作して異常状態に対処すること
ができる。
【0046】さらに、センサは、人の動きを検知して異
常信号を出力する人感センサ44、121、設定範囲内
の物体の存在を検知して異常信号を出力するフォトセン
サ45、122、炎・煙を検知して異常信号を出力する
炎・煙センサ47、124、屋内または屋外の温度が所
定温度以上のときに異常信号を出力する温度センサ4
8、126、赤外線を発する物体を検知して異常信号を
出力する赤外線センサ49、127であることにより、
留守中に侵入している人が居るという異常状態や、ある
べきでない物体がある(例えば床にガラス片が落ちてい
る)という異常状態、炎・煙が出ているという異常状
態、屋内または屋外が高温であるという異常状態、赤外
線を発する物体たとえば犬や猫などの動物が居るという
異常状態を検知することができる。
【0047】さらに、電話回線はPHS電話装置等の移
動体通信装置を介する電話回線であることにより、ロボ
ット装置・ロボット遠隔操作装置間の通信および情報処
理装置・ロボット遠隔操作装置間の通信を電話回線を介
して確実に行うことができる。
【0048】さらに、ロボット装置1は、モータ116
等を動力とする駆動輪を含む車輪129により床面また
は敷地内を走行、または複数の足により床面または敷地
内を歩行、あるいはクローラ構造により床面または敷地
内を走行することにより、ロボット装置1は左右移動、
前後移動を確実に行うことができると共に、本・おもち
ゃ等の移動障害物のある屋内または屋外の床面または敷
地内でも複数の足で自由に移動することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の監視システムによれば、屋内または屋外の床面ま
たは敷地内を移動可能なロボット装置と、ロボット装置
からの異常信号を無線で受信する情報処理装置と、ロボ
ット装置からの異常信号を情報処理装置との間の電話回
線で受信するロボット遠隔操作装置とを有する監視シス
テムであって、ロボット遠隔操作装置は、ロボット装置
からの異常信号を受信したとき、ロボット装置との間の
電話回線を介して指令信号をロボット装置へ送信し、ロ
ボット装置は指令信号に基づく動作を行うことにより、
ロボット装置との間の電話回線を介して指令信号をロボ
ット装置へ送信することができるので、ロボット装置に
カメラ等を取り付けておき、その画像信号をロボット遠
隔操作装置に電話回線を介して送信できるようにしてお
けば、外出先から自宅等の屋内または屋外を監視するこ
とができ、また電話回線を介してロボット装置を操作で
きるので、監視結果に対処することができ、さらに、ロ
ボット装置は情報処理装置を介してロボット遠隔操作装
置に異常信号を送信することができるので、自宅等の屋
内または屋外の異常状態をロボット装置により検知する
ことができると共に、外出先で操作者は検知した異常状
態を知ることができるので、電話回線を介してロボット
装置を操作することにより異常状態に対処することがで
きるという有利な効果が得られる。
【0050】請求項2に記載の監視システムによれば、
請求項1に記載の監視システムにおいて、ロボット遠隔
操作装置はロボット装置との間の電話回線を介してロボ
ット装置へ画像データおよび音声データを送信させるた
めの指令信号を送信し、ロボット装置はロボット遠隔操
作装置との間の電話回線を介してカメラおよびマイクに
よる画像データおよび音声データをロボット遠隔操作装
置へ送信することにより、ロボット遠隔操作装置は、屋
内または屋外を撮像して得られた画像データおよび屋内
または屋外で集音して得られた音声データをロボット装
置から受信して、表示装置で表示、およびスピーカで聴
音することができるので、外出先で操作者は、自宅等の
屋内または屋外の異常状態を画像データおよび音声デー
タで知ることができるので、電話回線を介してロボット
装置を適正に操作して異常状態に対処することができる
という有利な効果が得られる。
【0051】請求項3に記載の監視システムによれば、
請求項1または2に記載の監視システムにおいて、ロボ
ット遠隔操作装置はロボット装置へ左右旋回または前後
へ移動させるための指令信号を送信し、ロボット装置は
指令信号を受信し左右旋回または前後へ移動することに
より、ロボット装置の操作を適正に行うことができると
いう有利な効果が得られる。
【0052】請求項4に記載の監視システムによれば、
請求項1乃至3のいずれか1に記載の監視システムにお
いて、ロボット遠隔操作装置はロボット装置へ頭部を左
右旋回または上下させるための指令信号を送信し、ロボ
ット装置は指令信号を受信し頭部を左右旋回または上下
することにより、ロボット装置の操作を更に適正に行う
ことができるという有利な効果が得られる。
【0053】請求項5に記載の監視システムによれば、
請求項1乃至4のいずれか1に記載の監視システムにお
いて、ロボット装置は、異常状態を検知したときに異常
信号を出力する複数のセンサを有するロボットセンサ群
を有し、異常信号を情報処理装置へ無線で送信すること
により、ロボット装置は異常状態を正確に検知して情報
処理装置を介してロボット遠隔操作装置に通知すること
ができるので、外出先で操作者は、自宅等の屋内または
屋外の異常状態を正確に知ることができ、電話回線を介
してロボット装置を適正に操作して異常状態に対処する
ことができるという有利な効果が得られる。
【0054】請求項6に記載の監視システムによれば、
請求項1乃至5のいずれか1に記載の監視システムにお
いて、自宅等の屋内または屋外の各所に取り付けられた
複数のセンサを有するセンサ装置を備え、センサ装置
は、複数のセンサのいずれかのセンサが異常状態を検知
して異常信号を出力したとき、異常信号を情報処理装置
へ無線で送信することにより、自宅等の屋内または屋外
の各所の異常状態をセンサ装置により正確に検知し、検
知した異常状態を情報処理装置を介してロボット遠隔操
作装置に通知することができるので、外出先で操作者
は、自宅等の屋内または屋外の異常状態を正確に知るこ
とができ、電話回線を介してロボット装置を適正に操作
して異常状態に対処することができるという有利な効果
が得られる。
【0055】請求項7に記載の監視システムによれば、
請求項5または6に記載の監視システムにおいて、セン
サは、人の動きを検知して異常信号を出力する人感セン
サ、設定範囲内の物体の存在を検知して異常信号を出力
するフォトセンサ、炎・煙を検知して異常信号を出力す
る炎・煙センサ、屋内または屋外の温度が所定温度以上
のときに異常信号を出力する温度センサ、赤外線を発す
る物体を検知して異常信号を出力する赤外線センサのい
ずれか1以上であることにより、留守中に侵入している
人が居るという異常状態や、あるべきでない物体がある
(例えば床にガラス片が落ちている)という異常状態、
炎・煙が出ているという異常状態、屋内または屋外が高
温であるという異常状態、赤外線を発する物体たとえば
犬や猫などの動物が居るという異常状態を検知すること
ができるという有利な効果が得られる。
【0056】請求項8に記載の監視システムによれば、
請求項1乃至7の内いずれか1に記載の監視システムに
おいて、電話回線はPHS電話装置、携帯電話装置等の
移動体通信装置を介する電話回線であることにより、ロ
ボット装置・ロボット遠隔操作装置間の通信および情報
処理装置・ロボット遠隔操作装置間の通信を電話回線を
介して確実に行うことができるという有利な効果が得ら
れる。
【0057】請求項9に記載の監視システムによれば、
請求項1乃至8の内いずれか1に記載の監視システムに
おいて、ロボット装置は、モータ等を動力とする駆動輪
を含む車輪により床面または敷地内を走行、または複数
の足により床面または敷地内を歩行、あるいはクローラ
構造により床面または敷地内を走行することにより、ロ
ボット装置は左右移動、前後移動を確実に行うことがで
きると共に、本・おもちゃ等の移動障害物のある屋内ま
たは屋外の床面または敷地内でも複数の足で自由に移動
することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による監視システムを示
すブロック図
【図2】図1のロボット装置を示すブロック図
【図3】図1の情報処理装置を示すブロック図
【図4】図1のロボット遠隔操作装置を示すブロック図
【図5】図1のセンサ装置を示すブロック図
【図6】ロボット装置を示す正面図
【図7】ロボット装置を示す側面図
【図8】ロボット装置のCPUの機能実現手段を示す機
能ブロック図
【図9】ロボット装置のCPUの機能実現手段を示す機
能ブロック図
【図10】ロボット装置のCPUの動作を示すフローチ
ャート
【図11】ロボット装置のCPUの動作を示すフローチ
ャート
【図12】情報処理装置のCPUの機能実現手段を示す
機能ブロック図
【図13】異常信号の処理動作を示すフローチャート
【図14】ロボット遠隔操作装置からの着信動作を示す
フローチャート
【図15】ロボット遠隔操作装置のCPUの機能実現手
段を示す機能ブロック図
【図16】情報処理装置やロボット装置との通信動作を
示すフローチャート
【図17】ロボット装置に画像データ等の送信要求を行
う際の送受信動作を示すフローチャート
【符号の説明】
A 室内 1 ロボット装置 1a、1b、2a、2b、3a、3b、4a アンテナ 2 情報処理装置 3 ロボット遠隔操作装置 4 センサ装置 5 基地局 21、33、102、109 CPU(中央処理装置) 22、31、32、101 移動体通信装置 23、41、108 無線装置 24、110 メモリ 25、35 表示装置 34、104 マイク 36、106 スピーカ 42、119 A/Dコンバータ 43、120 センサブロック 44、121 人感センサ 45、122 フォトセンサ 46、123 タッチセンサ 47、124 炎・煙センサ 48、126 温度センサ 49、127 赤外線センサ 103 CCDカメラ 105 アンプ 107 音声認識ボード 111 D/Aコンバータ 112 モータドライバ 113 頭部モータドライバ 114 走行モータドライバ 115 DCモータ 116 DCモータ 117 パルスカウンタ 118 走行用エンコーダ 125 GPS 128 電池 129 車輪 130 キャスタ 211、1093 異常判定手段 212 解析手段 213、332 回線接続手段 214、335、1022、1094 送信手段 215 記憶手段 216、337、1023 回線切断手段 217、331 着信判定手段 218、1092 実行手段 333 表示手段 334 コマンド送信判定手段 336 回線切断判定手段 338 受信手段 1021、1091 コマンド判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/04 G08B 25/04 Z 25/08 25/08 E 25/10 25/10 D (72)発明者 高本 陽一 福岡県北九州市小倉北区木町1丁目7番8 号 株式会社テムザック内 Fターム(参考) 3C007 AS14 AS34 CS08 JS02 JS07 JU12 KS10 KS39 KT01 KT04 KX02 WA16 WA17 WC16 3C100 AA59 BB29 CC03 CC12 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 AA37 AA44 BB11 BB18 BB74 DD03 DD21 DD23 DD24 DD27 EE06 EE14 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 GG02 GG09 GG13 GG19 GG21 GG23 GG51 GG60 GG62 GG65 GG66 GG67 GG70 GG71 GG81 GG83 5H301 AA01 CC06 CC08 DD06 DD17 FF08 FF11 GG09 MM09 MM10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋内または屋外の床面または敷地内を移動
    可能なロボット装置と、前記ロボット装置からの異常信
    号を無線で受信する情報処理装置と、前記ロボット装置
    からの異常信号を前記情報処理装置との間の電話回線で
    受信するロボット遠隔操作装置とを有する監視システム
    であって、 前記ロボット遠隔操作装置は、前記ロボット装置からの
    異常信号を受信したとき、前記ロボット装置との間の電
    話回線を介して指令信号を前記ロボット装置へ送信し、 前記ロボット装置は前記指令信号に基づく動作を行うこ
    とを特徴とする監視システム。
  2. 【請求項2】前記ロボット遠隔操作装置は前記ロボット
    装置との間の電話回線を介して前記ロボット装置へ画像
    データおよび音声データを送信させるための指令信号を
    送信し、前記ロボット装置は前記ロボット遠隔操作装置
    との間の電話回線を介してカメラおよびマイクによる画
    像データおよび音声データを前記ロボット遠隔操作装置
    へ送信することを特徴とする請求項1に記載の監視シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記ロボット遠隔操作装置は前記ロボット
    装置へ左右旋回または前後へ移動させるための指令信号
    を送信し、前記ロボット装置は前記指令信号を受信し左
    右旋回または前後へ移動することを特徴とする請求項1
    または2に記載の監視システム。
  4. 【請求項4】前記ロボット遠隔操作装置は前記ロボット
    装置へ頭部を左右旋回または上下させるための指令信号
    を送信し、前記ロボット装置は前記指令信号を受信し頭
    部を左右旋回または上下することを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1に記載の監視システム。
  5. 【請求項5】前記ロボット装置は、異常状態を検知した
    ときに異常信号を出力する複数のセンサを有するロボッ
    トセンサ群を有し、前記異常信号を前記情報処理装置へ
    無線で送信することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1に記載の監視システム。
  6. 【請求項6】自宅等の屋内または屋外の各所に取り付け
    られた複数のセンサを有するセンサ装置を備え、前記セ
    ンサ装置は、前記複数のセンサのいずれかのセンサが異
    常状態を検知して異常信号を出力したとき、前記異常信
    号を前記情報処理装置へ無線で送信することを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか1に記載の監視システム。
  7. 【請求項7】前記センサは、人の動きを検知して異常信
    号を出力する人感センサ、設定範囲内の物体の存在を検
    知して異常信号を出力するフォトセンサ、炎・煙を検知
    して異常信号を出力する炎・煙センサ、屋内または屋外
    の温度が所定温度以上のときに異常信号を出力する温度
    センサ、赤外線を発する物体を検知して異常信号を出力
    する赤外線センサのいずれか1以上であることを特徴と
    する請求項5または6に記載の監視システム。
  8. 【請求項8】前記電話回線はPHS電話装置、携帯電話
    装置等の移動体通信装置を介する電話回線であることを
    特徴とする請求項1乃至7の内いずれか1に記載の監視
    システム。
  9. 【請求項9】前記ロボット装置は、モータ等を動力とす
    る駆動輪を含む車輪により床面または敷地内を走行、ま
    たは複数の足により床面または敷地内を歩行、あるいは
    クローラ構造により床面または敷地内を走行することを
    特徴とする請求項1乃至8の内いずれか1に記載の監視
    システム。
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