JP2003279445A - 不良画素解析方法及びシリコンチップベースド反射型液晶素子の製造方法 - Google Patents

不良画素解析方法及びシリコンチップベースド反射型液晶素子の製造方法

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JP2003279445A
JP2003279445A JP2002081612A JP2002081612A JP2003279445A JP 2003279445 A JP2003279445 A JP 2003279445A JP 2002081612 A JP2002081612 A JP 2002081612A JP 2002081612 A JP2002081612 A JP 2002081612A JP 2003279445 A JP2003279445 A JP 2003279445A
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reflective
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Raijiro Kuga
雷二郎 久我
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非破壊で工数の少ないの不良解析が可能なシ
リコンチップベースド反射型液晶素子の製造方法を提供
する。 【解決手段】 複数のスイッチングトランジスタのそれ
ぞれの主電極に接続される反射電極を形成する工程(ス
テップS201)、反射電極のそれぞれに、荷電粒子線
を照射し、2次元チャージコントラスト画像を得、これ
により不良解析を行う工程(ステップS202)、合格
の場合は、複数のチップにダイシングする工程(ステッ
プS203)に進み、更に、液晶を搭載する工程(ステ
ップS204)に進む。不合格と判定された場合は、2
次元チャージコントラスト画像の明度により、対応する
マトリクスの位置の画素の不良とその原因を決定し(ス
テップS211)、製造工程にフィードバックする工程
(ステップS212)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この本発明は、シリコンチッ
プベースド反射型液晶素子を構成する反射電極マトリク
ス素子の不良画素の解析方法、及びシリコンチップベー
スド反射型液晶素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のOHPやスライド映写機に替わる
画像表示装置(プロジェクタ)の開発が進められてい
る。従来の画像表示装置としては陰極線管(CRT)が
知られている。CRT方式は高輝度化しようとすると、
ビーム出力を高めなくてはならずビーム径が太くなって
解像度が低下する。液晶表示装置(LCD)方式は解像
度を上げると、開口率が低下し輝度が減少する。即ちC
RT及びLCD方式ともに大画面投射に必須の「高輝
度」と「高解像度」の両方を同時に達成することが難し
かった。CRT、LCDに次ぐ第3のディスプレイ方式
としてシリコンチップベースド反射型液晶素子が提案さ
れている。シリコンチップベースド反射型液晶素子を用
いることにより、光の書込み系と読出し系を完全に分離
し、高精細を維持できる暗い書込み光を明るい光で読み
出す、いわゆる「空間光増幅作用」を得ることが可能に
なる。この空間光増幅作用により、高輝度・高解像度を
両立させることが可能になると期待されている。
【0003】シリコンチップベースド反射型液晶素子
は、シリコンチップ上に、スイッチングトランジスタが
X−Yマトリクス状に構成され、各スイッチングトラン
ジスタのソース電極に、それぞれ、アルミニウムの反射
電極(画素電極)に接続された構造の反射電極マトリク
ス素子を用いている。そして、この反射電極マトリクス
素子の画素電極の前面に、対向電極(透明電極)に挟ま
れる形で垂直配向液晶を収納して、シリコンチップベー
スド反射型液晶素子が構成されている。
【0004】このシリコンチップベースド反射型液晶素
子は、マトリクスで選択された画素に、入力信号に応じ
た電圧が加わることで液晶の光透過特性が変化すること
を利用して空間光増幅作用を実現している。即ち、光源
からの光はシリコンチップベースド反射型液晶素子の前
に置かれた偏光ビームスプリッタ(PBS)に入射し、
P波はPBSを透過し、S波のみがPBS界面で反射し
てシリコンチップベースド反射型液晶素子に入射する。
このS波は液晶層を通過し画素電極で反射され、再び液
晶を通過してPBSに戻ってくる。このとき各画素電極
に電圧が印加されない場合、光は変調を受けずS波のま
ま出力され、入射時と逆の経路を通って光源に戻るた
め、光は出射されず黒の状態となる。一方電圧が印加さ
れると、光は印加電圧量に応じた変調を受けて最大変調
のときにはP波に変換され、PBSを通過して投射レン
ズを通してスクリーンに投射されて各画素に対応した濃
淡が再現される。
【0005】このシリコンチップベースド反射型液晶素
子の不良は、黒点欠陥及び輝点欠陥の2つに分類でき
る。黒点欠陥は、シリコンチップベースド反射型液晶素
子を駆動させたとき、画素が黒点となる不良である。輝
点欠陥は、シリコンチップベースド反射型液晶素子を駆
動させたとき、画素が輝点となる不良である。
【0006】従来のシリコンチップベースド反射型液晶
素子の製造工程は、図9に示すような手順でなされる: (イ)先ず、ステップS101において、シリコン基板
(ウェハ)上に、半導体製造技術(IC製造技術)を用
いて、X−Yマトリクス状にスイッチングトランジスタ
を形成し、更に、各スイッチングトランジスタのソース
電極に、アルミニウムの反射電極(画素電極)が接続さ
れるように多層配線構造を形成する。このウェハ状態の
LSIの特性を、ステップS102において、プローバ
を用いて電気的に検査する。検査により不良が発見され
れば、ステップS112に進み、不良発生工程にフィー
ドバックする。検査に合格すれば、ステップS103に
進む。
【0007】(ロ)ステップS103においては、ダイ
アモンドブレード等を用いて、シリコン基板(ウェハ)
をダイシングし、複数のシリコンチップを得る。このチ
ップ状態のシリコン基板を用いて、ステップS101に
おいて、画素電極の前面に、垂直配向液晶を配置する。
垂直配向液晶は、画素電極と対向電極(透明電極)との
間に挿入される。更に、ステップS105で第2基板
(カウンタガラス)や配線基板等に実装され、ステップ
S10の実装後の不良解析工程に進む。
【0008】(ハ)ステップS10の実装後の不良解析
工程は、ステップS106〜ステップS101のサブ工
程を有する複雑な工程である。即ち、先ず、ステップS
106において、実装状態での素子検査を行い、合格な
らステップS113に進み、製品出荷に至る。不合格の
場合は、ステップS106において更に、不良画素が特
定され、ステップS107においてこの不良画素にレー
ザーマーキングがされる。そして、ステップS108に
おいて、カウンタガラス(第2基板)が剥離され、ステ
ップS109において光学顕微鏡や走査型電子顕微鏡
(SEM)等を用いて、不良画素の表面観察がなされ
る。更に、ステップS110において、SEM等による
不良画素の断面観察がなされ、ステップS11において
不良原因を特定する。そして、ステップS112の不良
発生工程にフィードバックされる。即ち、LSI工程、
液晶工程にフィードバックをかけて対策が実施される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すように、従
来のシリコンチップベースド反射型液晶素子の製造工程
においては、ステップS106〜ステップS101のサ
ブ工程からなる工数をかけて不良解析を行い、不良原因
の特定や分類をしている。即ち、従来のシリコンチップ
ベースド反射型液晶素子の製造工程においては、不良解
析の工数が多く、不良原因の特定とその対策までに多大
な時間を要する問題があった。又、ステップS102に
おけるプローバを用いた電気的な検査には限界があり、
X−Yマトリクス状に構成された各画素の不良の多くは
発見できず、不良が発見されてもその不良画素の特定と
不良原因の分類が困難である場合が多いのが現実であ
る。
【0010】上記問題点に鑑み、本発明は、反射電極形
成後、すぐに不良画素の特定と不良原因の分類が可能と
なる反射電極マトリクス素子の不良画素解析方法を提供
することを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、ウェハ状態のままで
の不良解析が可能で、且つLSIプロセス中に測定した
他の欠陥情報との位置座標の共有化が可能な反射電極マ
トリクス素子の不良画素解析方法を提供することであ
る。
【0012】本発明の更に他の目的は、不良解析のため
の工数が大幅に削減できるシリコンチップベースド反射
型液晶素子の製造方法を提供することである。
【0013】本発明の更に他の目的は、ウェハ状態のま
までの不良解析が可能で、且つLSIプロセス中に測定
した他の欠陥情報との位置座標の共有化が可能なシリコ
ンチップベースド反射型液晶素子の製造方法を提供する
ことである。
【0014】本発明の更に他の目的は、不良原因の特定
が容易なシリコンチップベースド反射型液晶素子の製造
方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の特徴は、半導体基板上にマトリクス
状に配置された複数のスイッチングトランジスタと、こ
れらの複数のスイッチングトランジスタのそれぞれの一
方の主電極に接続された反射電極を、マトリクス状に配
置した反射電極マトリクス素子の不良画素解析方法に関
する。即ち、本発明の第1の特徴は、(イ)マトリクス
状に配置した反射電極のそれぞれに、荷電粒子線を、逐
次照射するステップと、(ロ)これらの荷電粒子線の照
射によって、反射電極のそれぞれから得られる二次電子
を検出するステップと、(ハ)これらの検出された二次
電子出力をマトリクスの位置座標を用いて演算し、マト
リクスに対応した2次元チャージコントラスト画像を生
成するステップと、(ニ)これらの2次元チャージコン
トラスト画像を表示するステップと、(ホ)2次元チャ
ージコントラスト画像を構成する特定のブロックの明度
により、対応するマトリクスの位置の画素の不良とその
原因を決定するステップとを備える不良画素解析方法で
あることを要旨とする。ここで、「一方の主電極」と
は、バイポーラトランジスタ(BJT)においてエミッ
タ電極又はコレクタ電極のいずれか一方を意味する。電
界効果トランジスタ(FET)や静電誘導トランジスタ
(SIT)においてはソース電極又はドレイン電極のい
ずれか一方を意味する。又、「反射電極マトリクス素
子」としては、シリコンチップベースド反射型液晶素子
に用いられる、半導体基板(シリコンチップ)上に、ス
イッチングトランジスタがX−Yマトリクス状に構成さ
れ、各スイッチングトランジスタの一方の主電極(例え
ばソース電極)に、それぞれ、アルミニウムの反射電極
(画素電極)に接続された構造等が該当する。この反射
電極マトリクス素子の、反射電極の前面に、対向電極
(透明電極)に挟まれる形で垂直配向液晶を収納するこ
とにより、シリコンチップベースド反射型液晶素子が構
成される。このシリコンチップベースド反射型液晶素子
において、マトリクスで選択された画素に、入力信号に
応じた電圧が加わることで液晶の透過特性が変化する。
そこで、光源からの光をシリコンチップベースド反射型
液晶素子の前に置かれたPBSに入射させると、P波は
PBSを透過し、S波のみがPBS界面で反射してシリ
コンチップベースド反射型液晶素子に入射する。このS
波は液晶層を通過し反射電極で反射され、再び液晶を通
過してPBSに戻ってくる。このとき反射電極マトリク
ス素子の各反射電極に電圧が印加されない場合、光は変
調を受けずS波のまま出力され、入射時と逆の経路を通
って光源に戻るため、光は出射されず黒の状態となる。
一方、反射電極マトリクス素子の各反射電極に電圧が印
加されると、光は印加電圧量に応じた変調を受けて最大
変調のときにはP波に変換され、PBSを通過して投射
レンズを通してスクリーンに投射されて各画素に対応し
た濃淡が再現される。
【0016】本発明の第1の特徴に係る「荷電粒子線」
としては収束イオンビームや収束電子ビーム等が好適で
ある。本発明の第1の特徴において、反射電極マトリク
ス素子の表面の複数のマトリクス配置された反射電極の
それぞれに、荷電粒子線を逐次照射すると、荷電粒子線
の照射によって、反射電極のそれぞれから、反射電極の
下部構造に対応した二次電子が検出される。この検出さ
れた二次電子出力から2次元チャージコントラスト画像
を生成すれば、得られる二次電子像の明度のコントラス
トを比較することによって、不良画素の特定が出来る。
各画素の明度のコントラストの違いは、反射電極マトリ
クス素子の不良モードの違いとして分類されるので、そ
の不良原因の特定及び分類が可能となる。反射電極マト
リクス素子の不良原因が特定されれば、反射電極マトリ
クス素子の不良発生工程にフィードバックすることが出
来る。
【0017】この様に、本発明の第1の特徴に係る不良
画素解析方法によれば、反射電極形成後、すぐに不良画
素の特定と不良原因の分類が可能となる。又、ウェハ状
態のままでの不良解析が可能で、且つLSIプロセス中
に測定した他の欠陥情報との位置座標の共有化も可能と
なるので、より詳細な反射電極マトリクス素子の不良画
素解析が可能となる。
【0018】本発明の第2の特徴は、(イ)半導体ウェ
ハ上にマトリクス状に、複数のスイッチングトランジス
タを形成する工程と、(ロ)これらの複数のスイッチン
グトランジスタのそれぞれの一方の主電極に接続される
ように、反射電極をマトリクス状に配置し、反射電極マ
トリクス素子を形成する工程と、(ハ)マトリクス状に
配置した反射電極のそれぞれに、荷電粒子線を、逐次照
射し、これらの荷電粒子線の照射によって、反射電極の
それぞれから得られる二次電子により、マトリクスに対
応した2次元チャージコントラスト画像を得る工程と、
(ニ)これらの2次元チャージコントラスト画像により
不良解析を行い、合格の場合は、半導体ウェハを複数の
チップにダイシングする工程と、(ホ)これらの複数の
チップのそれぞれに、反射電極に接するように液晶を搭
載する工程と、(ヘ)不良解析により、不合格と判定さ
れた場合は、2次元チャージコントラスト画像を構成す
る特定のブロックの明度により、対応するマトリクスの
位置の画素の不良とその原因を決定し、製造工程にフィ
ードバックする工程とを含むシリコンチップベースド反
射型液晶素子の製造方法であることを要旨とする。ここ
で、「一方の主電極」や「荷電粒子線」等は、本発明の
第1の特徴で説明した通りであるので重複した説明を省
略する。
【0019】本発明の第2の特徴に係るシリコンチップ
ベースド反射型液晶素子の製造方法によれば、第1の特
徴で述べたように、ウェハ状態のままでの非破壊不良解
析が可能となるので、不良解析のための工数が大幅に削
減できる。又、LSIプロセス中に測定した他の欠陥情
報との位置座標の共有化も可能であるため、より的確な
不良解析が可能となり、生産性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同
一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付してい
る。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法
との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる
ことに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや
寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又
図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる
部分が含まれていることは勿論である。
【0021】本発明の実施の形態に係る不良画素解析方
法は、図1に示すような不良画素解析システムを用いれ
ば良い。即ち、本発明の実施の形態に係る不良画素解析
システムは、真空排気可能な鏡筒10と、鏡筒10の内
部に載置されたステージ19と、ステージ19に搭載さ
れた半導体ウェハ18にガリウム(70Ga+)などのイ
オンビームを照射するためのイオンソース11と、半導
体ウェハ18からの二次電子を検出する二次電子検出器
17とを備えている。半導体ウェハ18の表面に所定の
ビーム径に収束したイオンビームを照射するために、鏡
筒10の内部には、更に、集束レンズ12,ブランキン
グプレート13,対物レンズ15が備えられている。
又、鏡筒10の内部には更に質量分析器14が備えられ
ている。イオンソース11から出射し、集束レンズ12
により収束され、更に前段加速されたイオンビームは、
ブランキングプレート13でコリメートされ、質量分析
器14に入射する。イオンソース11から出射したイオ
ンビームは、2価、3価等の多価のイオンや、目的とす
るイオンの化合物のイオン、或いは、イオンソースの材
料に起因したイオン等複数のイオンを含む。質量分析器
14により、これらの複数のイオンの内、目的とする質
量数のイオン(例えば70Ga+)のみが選択される。質
量分析器14を透過したイオンビームは、更に後段加速
され、最終的に、例えば30KeV等の所定の加速エネ
ルギを得て、対物レンズ15により所定のビーム径に成
形される。対物レンズ15を透過した収束イオンビーム
を走査するために、鏡筒10の内部には、更に偏向板1
6が備えられている。鏡筒10の底部には真空排気配管
20が設けられ、ターボ分子ポンプ、クライオポンプ等
の真空排気系により、鏡筒10の内部が10-5Pa〜1
-8Pa等の所定の圧力まで、真空排気される。
【0022】イオンソース11、集束レンズ12,質量
分析器14、対物レンズ15及び偏向板16は、それぞ
れイオンソース制御部21、集束レンズ制御部22,質
量分析器制御部24、対物レンズ制御部25及び偏向制
御部26が接続されている。これらのイオンソース制御
部21、集束レンズ制御部22,質量分析器制御部2
4、対物レンズ制御部25及び偏向制御部26から供給
される電流、電圧若しくは電気信号により、イオンソー
ス11、集束レンズ12,質量分析器14、対物レンズ
15及び偏向板16の動作が、駆動・制御される。ステ
ージ19は、ベローズシール方式、磁気結合方式等の真
空伝達部を介して、ステージ駆動装置29によりX−Y
移動、回転移動可能である。ステージ駆動装置29の動
作は、ステージ制御部28により制御される。
【0023】本発明の実施の形態に係る不良画素解析シ
ステムにおいては、半導体ウェハ18の表面の反射電極
に直接、或いは配向膜を介した状態で反射電極にガリウ
ム( 70Ga+)などのイオンビームを照射し、これによ
って得られる二次電子を二次電子検出器17で検出す
る。二次電子検出器17にはA/Dコンバータ31が接
続され、二次電子検出器17のアナログ出力はディジタ
ル信号に変換される。A/Dコンバータ31の出力側に
は、入力インターフェイス32を介してバス30に接続
されている。バス30には、CPU41が接続され、デ
ィジタル信号に変換された二次電子検出器17の出力信
号は、画像処理され、図3(a)に示す2次元のチャー
ジコントラスト画像が生成される。
【0024】バス30には、出力インターフェイス3
3,34,データ回線終端装置(DCE)35,コント
ラスト画像記録装置44,欠陥情報記録装置45が接続
されている。出力インターフェイス33には、イオンソ
ース制御部21、集束レンズ制御部22,質量分析器制
御部24、対物レンズ制御部25、偏向制御部26及び
ステージ制御部28が接続されている。データ回線終端
装置(DCE)35には専用回線、LAN等を介してパ
ーティクルカウンタ51,インラインSEM52,・・・・
・等の他の不良解析装置に接続されている。モデム(M
ODEM)、宅内回線終端装置(DSU)、網制御装置
(NCU)、通信制御装置(CCU)、通信制御処理装
置(CCP)等のデータ回線終端装置が、本発明のデー
タ回線終端装置(DCE)35に該当する。これらの他
の不良解析装置51,52,・・・・・からの欠陥情報は、
欠陥情報記録装置45に記録される。コントラスト画像
記録装置44には、CPU41が生成した2次元のチャ
ージコントラスト画像が記録される。そして、CPU4
1は、欠陥情報記録装置45に記録された欠陥情報情報
と、コントラスト画像記録装置44に記録された2次元
のチャージコントラスト画像を読み込み、両者の位置座
標を共通化することによって、他の欠陥解析装置で解析
された欠陥情報とチャージコントラスト画像で得られた
不良画素と比較し、不良原因の特定を行う。
【0025】出力インターフェイス34には、表示駆動
制御部42が接続され、表示駆動制御部42には表示装
置43が接続されている。コントラスト画像記録装置4
4に記録された2次元のチャージコントラスト画像は、
出力インターフェイス34を介して、表示駆動制御部4
2に伝達され、表示駆動制御部42は表示装置43を駆
動して、2次元のチャージコントラスト画像を表示す
る。この様にして、本発明の実施の形態に係る不良画素
解析システムによれば、シリコンチップベースド反射型
液晶素子の反射電極に直接、或いは配向膜を介した状態
で反射電極に70Ga+などのイオンビームを照射して得
られる二次電子像のコントラストを比較することによっ
て不良画素の特定、及び不良原因の分類が出来る。
【0026】本発明の実施の形態に係るシリコンチップ
ベースド反射型液晶素子の製造工程は、図2に示すよう
な手順でなされる: (イ)先ず、ステップS201において、図5に示すよ
うに、直径200mmΦ〜300mmΦのn基板(シリ
コンウェハ)69の表面に、ステップアンドリピート方
式で、複数のチップ領域を形成する。複数のチップ領域
のそれぞれの内部には、選択的なイオン注入等を用い
て、pウェル68が形成されている。そして、それぞれ
のpウェル68の内部には、X−Yマトリクス状にスイ
ッチングトランジスタT11,T12,・・・・・,T1m
21,T22,・・・・・,T2m,T31,・・・・・,Tij が、半
導体製造技術(IC製造技術)を用いて形成される。
(図4参照)。更に、複数のチップ領域のそれぞれの内
部において、pウェル68を囲むように、CMOSの周
辺回路が形成される。周辺回路には、スイッチングトラ
ンジスタT11,T12,・・・・・,T1m,T21,T22,・・・・
・,T2m,T31,・・・・・,Tijを駆動するための水平ドラ
イバや垂直ドライバ等が含まれる。更に、ステップS2
01において、各スイッチングトランジスタのソース電
極(一方の主電極)に、アルミニウムの画素電極(反射
電極)Q11,Q12,・・・・・,Q1m,Q21,Q22,・・・・・,
2m,Q31,・・・・・,Qij が接続されるように多層配
線構造を形成し、LSI構造の反射電極マトリクス素子
を、シリコンウェハ(n基板)69の上に、複数個形成
する。画素電極(反射電極)Q11,Q12,・・・・・,
1m,Q21,Q2 2,・・・・・,Q2m,Q31,・・・・・,Qij
は、図5においては、第3層金属配線層として示されて
いる。同時に、画素領域を囲むCMOS周辺回路の表面
にも、多層配線構造が形成される。
【0027】(ロ)このウェハ状態のLSI(反射電極
マトリクス素子)の特性を、ステップS202におい
て、非破壊検査する。非破壊検査には、図1に示す、本
発明の実施の形態に係る不良画素解析システムを用い
る。即ち、複数のチップ領域として、LSI構造がステ
ップアンドリピート方式で敷き詰められた半導体ウェハ
18の、それぞれのチップ領域に、イオンビームの照射
して非破壊検査を行う。例えば、特定のチップ領域に着
目すれば、そのチップ領域に位置する表面の反射電極Q
ij-1,Qij,Qij+1・・・・・のそれぞれに、70Ga+などの
荷電粒子線(イオンビーム)を、ステージ19をX−X
駆動して、逐次照射する。若しくは、偏向板16を用い
て、収束イオンビームを掃引し、そのチップ領域の反射
電極Qij-1,Qij,Qij+1・・・・・逐次照射していく。こ
の特定のチップ領域の逐次照射が完了したら、隣接する
チップ領域を逐次照射するように、ステージ19をX−
X駆動して、シリコンウェハ69上のすべてのチップ領
域を逐次照射する。そして、これらのイオンビームの照
射によって、各チップ領域の反射電極Qij-1,Qij,Q
ij+1・・・・・のそれぞれから得られる二次電子が検出され
る。そして、更に、図1のCPU41は、これらの検出
された二次電子出力を、シリコンウェハ69上のX−Y
マトリクスの位置座標を用いて演算し、X−Yマトリク
スに対応した2次元チャージコントラスト画像を生成す
る。2次元チャージコントラスト画像は、シリコンウェ
ハ69上のマップとして全体像を形成する他、各チップ
領域の詳細マップの形で、拡大像を形成するように、編
集すれば良い。そして、この2次元チャージコントラス
ト画像は、図1の表示装置43に表示される。この様に
して、得られる二次電子像のコントラストを比較するこ
とによって、各チップ領域の反射電極マトリクス素子の
不良画素の特定をする。即ち、図3に示すようなチャー
ジコントラスト画像が得られるので、各画素の明度のコ
ントラストによって不良画素の特定が可能となる。ステ
ップS202における非破壊検査において、従来技術と
同様なプローバを用いた電気的検査を併用しても良いこ
とは勿論である。
【0028】(ハ)検査により、シリコンウェハ69上
の複数のチップ領域を、合格チップ領域と不良チップ領
域に分類する。即ち、不良チップ領域が発見されれば、
ステップS211に進み、反射電極マトリクス素子の不
良原因を特定する。図3(a)と図3(b)との違いは
反射電極マトリクス素子の不良モードの違いとして分類
されるので、その不良原因の特定及び分類が可能となる
(反射電極マトリクス素子の不良原因の特定及び分類に
ついては、図6〜図8を用いて、後述する。)。反射電
極マトリクス素子の不良原因が特定されれば、ステップ
S212に進み、反射電極マトリクス素子の不良発生工
程にフィードバックする。
【0029】(ニ)一方、ステップS202おけるLS
I(反射電極マトリクス素子)の特性の検査に合格すれ
ば、ステップS203に進む。又、一定数の不良チップ
領域が発見された場合でも、合格チップ領域が存在すれ
ば、ステップS203に進む。ステップS203におい
ては、ダイアモンドブレード等を用いて、シリコン基板
(ウェハ)69をダイシングし、複数の反射電極マトリ
クス素子(シリコンチップ)を得る。この際、一定数の
不良チップ領域が発見されていれば、合格チップ領域の
みを選択する。この合格チップ領域の反射電極マトリク
ス素子を用いて、ステップS204において、反射電極
ij-1,Qij,Qij+1・・・・・の前面に、垂直配向液晶6
3を配置する。垂直配向液晶63は、反射電極マトリク
ス素子の反射電極Qij-1,Qij,Qij+1・・・・・と対向電
極(ITO)62との間に挿入される(図5参照)。更
に、ステップS205で第2基板(カウンタガラス)を
実装し、ステップS206に進み、製品出荷に至る。
【0030】図1に示す不良画素解析システムを用い
て、70Ga+等のイオンビームを図5に示す反射電極マ
トリクス素子の反射電極に照射すると、図3に示すよう
に2通りのチャージコントラスト画像が得られる。図3
(a)と図3(b)との違いは反射電極マトリクス素子
の不良モードの違いとして分類される。したがって、画
素のコントラストによって反射電極マトリクス素子の不
良画素の特定とその不良原因の特定及び分類が可能とな
る。
【0031】図3(a)に、欠陥のある画素の明度が正
常画素と比較して暗くなる場合を、図3(b)に、欠陥
のある画素の明度が正常画素と比較して明るくなる場合
を示す。図3(a)の正常画素と比較して暗くなる欠陥
画素が発生する場合は、反射電極マトリクス素子のソー
スコンタクトのオープン等が不良原因である(図7
(a)及び(c)参照)。一方、図3(b)に示すよう
な、正常画素と比較して明るくなる欠陥画素が発生する
場合は、図5及び図6に示す反射電極マトリクス素子の
第2層金属配線94,95,96,・・・・・の同層間ショ
ート等が不良原因である(図7(b)参照)。
【0032】ここで、チャージコントラスト画像と反射
電極マトリクス素子の不良原因の説明をする前に、シリ
コンチップベースド反射型液晶素子の構造を図4,図5
及び図6を用いて説明する。図4は反射電極マトリクス
素子の画素部の等価回路図であり、水平方向にゲート線
(走査線)G1,G2,G3,・・・・・・・が走行し、ゲート線
(走査線)G1,G2,G3,・・・・・・・に直交して、即ち、
垂直方向に、ビデオ線(信号線)D1,D2,D3,・・・・・
mが走行し、マトリクスを構成している。各ゲート線
(走査線)G1,G2,G3,・・・・・・・は垂直ドライバ30
2に、各ビデオ線(信号線)D1,D2,D3,・・・・・Dm
は水平ドライバ301に接続されている。
【0033】ゲート線(走査線)G1にはスイッチング
トランジスタ(画素トランジスタ)T11,T12,・・・・
・,T1mの各ゲート電極が接続されている。ゲート線
(走査線)G2にはスイッチングトランジスタT21,T
22,・・・・・,T2mの各ゲート電極が接続されている。ゲ
ート線(走査線)G3にはスイッチングトランジスタT
31,・・・・・の各ゲート電極が接続されている。一方、ビ
デオ線(信号線)D1にはスイッチングトランジスタT
11,T21,T31,・・・・・の各ドレイン電極が接続されて
いる。ビデオ線(信号線)D2にはスイッチングトラン
ジスタT12,T22,・・・・・の各ドレイン電極が接続され
ている。・・・・・更に、ビデオ線(信号線)Dm,にはスイ
ッチングトランジスタT1m,T2m,・・・・・の各ドレイン
電極が接続されている。
【0034】スイッチングトランジスタT11,T21,T
31,・・・・・の各ソース電極には、反射電極Q11,Q21
31,・・・・・が接続され、スイッチングトランジスタT
12,T22,・・・・・の各ソース電極には反射電極Q12,Q
22,・・・・・が接続され、・・・・・、スイッチングトランジス
タT1m,T2m,・・・・・の各ソース電極には反射電極
1 m,Q2m,・・・・・が接続されている。更に、スイッチ
ングトランジスタT11,T21,T31,・・・・・の各ソース
電極には、保持容量C11,C21,C31,・・・・・の一方の
電極が接続され、スイッチングトランジスタT12
22,・・・・・の各ソース電極には保持容量C12,C22,・
・・・・の一方の電極が接続され、・・・・・、スイッチングト
ランジスタT1m,T2m,・・・・・の各ソース電極には保持
容量C1m,C2m,・・・・・の一方の電極が接続されてい
る。保持容量C11,C21,C31,・・・・・,C12,C2 2,・
・・・・,・・・・・,C1m,C2m,・・・・・の他方の電極は共通電
位の補助容量線COM/SLに接続されている。
【0035】図6は、反射電極Qijに対応した、反射電
極マトリクス素子の特定の画素の鳥瞰図である。他の画
素も同様な構造であることは勿論である。図6に示すよ
うに、反射電極マトリクス素子の画素は、シリコンから
なるn基板69に設けられたpウェル68の表面に形成
されたnMOSトランジスタをスイッチングトランジス
タTijとして用いている。即ち、スイッチングトランジ
スタTijはpウェル68の表面に形成されたnドレイ
ン領域71及びnソース領域72と、nドレイン領
域71とnソース領域72との間のチャネル領域68
の上部にゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極7
4とから構成されている。pウェル68の表面には、更
にn領域からなる保持容量共通電極73が形成されて
いる。保持容量共通電極73の表面には、ゲート酸化膜
と同一の膜厚(例えば50nm〜150nm)のキャパ
シタ絶縁膜を介して、保持容量個別電極75が形成され
ている。ゲート電極74と保持容量個別電極75とは同
一の材料で同一の膜厚で構成すれば良い。例えば厚さ3
00nm〜800nm程度のnドープドポリシリコン
で構成すれば良い。ドープドポリシリコンの代わりに、
タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(M
o)等の高融点金属、これらのシリサイド(WSi
TiSi,MoSi)等、或いはこれらのシリサイ
ドを用いたポリサイドで、ゲート電極74及び保持容量
個別電極75を構成しても良い。ゲート電極74及び保
持容量個別電極75の上部には、例えば、厚さ1000
nmから2000nmの第1層間絶縁膜67が堆積され
ている。
【0036】第1層間絶縁膜67を貫通し、nドレイ
ン領域71,nソース領域72,保持容量個別電極7
5及び保持容量共通電極73のそれぞれの表面の一部を
露出するコンタクトホールが開口され、これらのコンタ
クトホールの内部には、ドレインコンタクトプラグ8
1,ソースコンタクトプラグ82,保持容量個別電極コ
ンタクトプラグ83及び保持容量共通電極コンタクトプ
ラグ84が埋め込まれている。ドレインコンタクトプラ
グ81に接するように、第1層間絶縁膜67の上部に
は、第1層金属配線85が設けられている。ソースコン
タクトプラグ82と保持容量個別電極コンタクトプラグ
83の両方に接するように、第1層間絶縁膜67の上部
には、第1層金属配線86が設けられている。更に、保
持容量共通電極コンタクトプラグ84に接するように、
第1層間絶縁膜67の上部に第1層金属配線87が設け
られている。ドレインコンタクトプラグ81,ソースコ
ンタクトプラグ82,保持容量個別電極コンタクトプラ
グ83、保持容量共通電極コンタクトプラグ84と第1
層金属配線85,86,87,・・・・・とは同一メタライ
ゼーション工程で、同一材料で構成しても良く、2回の
メタライゼーション工程で構成しても良い。2回のメタ
ライゼーション工程の場合は、ドレインコンタクトプラ
グ81,ソースコンタクトプラグ82,保持容量個別電
極コンタクトプラグ83及び保持容量共通電極コンタク
トプラグ84を埋め込んだ後、化学的機械研磨(CM
P)等で平坦化し、その後、第1層金属配線85,8
6,87,・・・・・のメタライゼーション工程を行えば良
い。ドレインコンタクトプラグ81,ソースコンタクト
プラグ82,保持容量個別電極コンタクトプラグ83、
保持容量共通電極コンタクトプラグ84と第1層金属配
線85,86,87,・・・・の材料としては、アルミニウ
ム(Al)、W、Ti、Mo等の高融点金属、これらの
シリサイド(WSi,TiSi,MoSi)等が
使用可能であるが、最も簡単にはAlを用いれば良い。
【0037】本発明の実施の形態に係る反射電極マトリ
クス素子の第1層金属配線85,86,87,・・・・の上
部には、例えば、厚さ500nmから1500nmの第
2層間絶縁膜66が堆積されている。第2層間絶縁膜6
6を貫通し、第1層金属配線86,87のそれぞれの表
面の一部を露出するバイアホールが開口され、これらの
バイアホールの内部には、第1バイアプラグ91,92
が埋め込まれている。第1バイアプラグ91に接するよ
うに、第2層間絶縁膜66の上部には、第2層金属配線
(シールド層)95が設けられている。第1バイアプラ
グ92に接するように、第2層間絶縁膜66の上部に
は、第2層金属配線(シールド層)96が設けられてい
る。更に、第2層間絶縁膜66の上部で、第1層金属配
線85の上方には、第2層金属配線(シールド層)94
が設けられている。第1バイアプラグ91,92及び第
2層金属配線94,95,96,・・・・は、Al若しくは
高融点金属、或いはこれらのシリサイド等構成できる。
最も簡単にはAlを用いれば良い。
【0038】反射電極マトリクス素子の第2層金属配線
94,95,96,・・・・・の上部には、例えば、厚さ5
00nmから1500nmの第3層間絶縁膜65が堆積
されている。第3層間絶縁膜65を貫通し、第2層金属
配線95の表面の一部を露出するバイアホールが開口さ
れ、このバイアホールの内部には、第2バイアプラグ9
3が埋め込まれている。第2バイアプラグ93は、Al
若しくは高融点金属、或いはこれらのシリサイド等構成
できる。第2バイアプラグ93に接するように、第3層
間絶縁膜65の上部には、第3層金属配線としてのAl
の反射電極Qijが設けられている。反射電極Qijに隣接
して、第3層間絶縁膜65の上部には、Alの反射電極
ij-1及び反射電極Qij+1が設けられている。反射電極
ij-1,Qij,Qij+1・・・・・は反射率の点からAlが好
ましい。
【0039】図5に戻るが、更に、反射電極マトリクス
素子の反射電極Qij-1,Qij,Qij +1・・・・・の前面に、
対向電極(ITO)62に挟まれる形で垂直配向液晶6
3が収納され、シリコンチップベースド反射型液晶素子
が構成されている。対向電極(ITO)62の上部に
は、第2基板(カウンタガラス)61が設けられてい
る。図5において、X−Yマトリクスで選択された画素
に、入力信号に応じた電圧が加わることで液晶63を変
化させる。そして、光源からの光はシリコンチップベー
スド反射型液晶素子の前に置かれた偏光ビームスプリッ
タ(PBS)に入射し、P波はPBSを透過し、S波の
みがPBS界面で反射してシリコンチップベースド反射
型液晶素子に入射する。このS波は液晶63を通過し反
射電極Qij-1,Qij,Qij+1・・・・・で反射され、再び液
晶63を通過してPBSに戻ってくる。このとき反射電
極Qij-1,Qij,Qij+1・・・・・に電圧が印加されない場
合、光は変調を受けずS波のまま出力され、入射時と逆
の経路を通って光源に戻るため、光は出射されず黒の状
態となる。一方に反射電極Qij-1,Qij,Qij+1・・・・・
に電圧が印加されると、光は印加電圧量に応じた変調を
受けて最大変調のときにはP波に変換され、PBSを通
過して投射レンズを通してスクリーンに投射されて各画
素に対応した濃淡が再現される。
【0040】図6において、第1バイアプラグ91,9
2のオープン(図6中の部参照)及びソースコンタク
トのオープン(図6中の部参照)では不良画素(黒
点)となる。この場合は、反射電極Qijからの二次電子
の供給量が少なくなるので、2次元チャージコントラス
ト画像の対応するブロックの明度は、他の正常画素のブ
ロックの明度と比較して暗くなる。一方、ドレインコン
タクトオープン(図6中の部参照)の場合、輝点欠陥
となるが、チャージコントラストには変化がない。反射
電極Qijからの二次電子の供給量は、正常画素の場合と
等しいからである。更に、黒塗りの楕円で示した、第1
層金属配線86,87間のショート部(図6中の部参
照)、第1層金属配線86と第2層金属配線94間のシ
ョート部(図6中の部参照)、第2層金属配線94,
95間のショート部(図6中の部参照)又は第2層金
属配線96と反射電極Qij間のショート部(図6中の
部参照)では不良画素(黒点)となる。この不良の場合
は、反射電極Qijからの二次電子の供給量が多くなるの
で、2次元チャージコントラスト画像の対応するブロッ
クの明度は、他の正常画素のブロックの明度と比較して
明るくなる。即ち、図6中、符号で示したドレインコ
ンタクトオープン以外の,の箇所ではチャージコン
トラストに変化を生じる。
【0041】図7は、図6の構造的説明に対応して、本
発明の実施の形態に係るシリコンチップベースド反射型
液晶素子を動作させたときに常に黒点となる不良画素
(黒点欠陥画素)の不良原因を電気回路的に説明するた
めの等価回路図である。図7(a)は、保持容量Cij
のスイッチングトランジスタTijのコンタクトオーブン
(ソースコンタクトオープン)による不良を示す。)ス
イッチングトランジスタTijのソースコンタクトオープ
ンの場合は、ビデオ線(信号線)Djからビデオ信号が
反射電極Qijへ供給されない。補助容量線COM/SL
で輝度変化するのは、第2層金属配線を構成している補
助容量線COM/SLの電位変化が第3層金属配線とし
ての反射電極Qijへ影響するためと思われる。この様
に、図7(a)は、スイッチングトランジスタTijのコ
ンタクト工程に起因した不良である。この場合は、反射
電極Qijからの二次電子の供給量が少なくなるので、2
次元チャージコントラスト画像の対応するブロックの明
度は、暗くなる。
【0042】図7(b)は、反射電極(第3層金属配
線)Qijと補助容量線(第2層金属配線)COM/SL
間のショートによる不良を示す。反射電極Qijの電位が
補助容量線COM/SLレベルに短絡し、液晶層に電位
差は生じない。補助容量線COM/SL電位で輝度が大
きく変化する不良であり、テスターで唯一検知可能な不
良である。この様な不良は、第3層金属配線−第2層金
属配線間層間の異物、若しくは第2層金属配線上ゴミに
起因している。この場合は、反射電極Qijからの二次電
子の供給量が多くなるので、2次元チャージコントラス
ト画像の対応するブロックの明度は、明るくなる。
【0043】図7(c)は、反射電極Qijの配線のオー
ブン不良を示す。このオーブン不良の場合は、ビデオ線
(信号線)Djからビデオ信号が反射電極Qijへ供給さ
れない。補助容量線COM/SLで輝度変化するのは第
2層金属配線としての補助容量線COM/SLの電位変
化が第3層金属配線としての反射電極Qijへ影響するた
めと思われる。この不良は、第1層金属配線−第2層金
属配線間を接続する第1バイアホールを形成するための
反応性イオンエッチング(RIE)工程の不良や、第2
層金属配線−第3層金属配線(反射電極)間のゴミに起
因していると考えられる。この不良の場合も、反射電極
ijからの二次電子の供給量が少なくなるので、2次元
チャージコントラスト画像の対応するブロックの明度
は、暗くなる。
【0044】図8は、本発明の実施の形態に係るシリコ
ンチップベースド反射型液晶素子を動作させたときに常
に輝点となる不良画素(輝点欠陥画素)の不良原因を電
気回路的に説明するための等価回路図である。輝点欠陥
画素の場合は、以下の説明で理解できるように、図1に
示す不良画素解析システムを用いて不良解析をするのは
困難であるが、比較のために説明する。図8(a)は、
ビデオ線(信号線)D j側のスイッチングトランジスタ
ijのコンタクトオープン(ドレインコンタクトオープ
ン)不良を示す。ビデオ線(信号線)Dj側からの信号
供給はないがスイッチングトランジスタTijのゲート−
ドレイン間のフィードスルー電圧により反射電極Qij
電位は徐々にゲート線Giの電位へ変化する。図8
(a)の不良の場合は、補助容量線COM/SL,AP
S電位で輝度変化しない。図8(a)の不良は、スイッ
チングトランジスタTijのコンタクト工程の不良に起因
している。この不良の場合は、反射電極Qijからの二次
電子の供給量は正常な場合と等しくなるので、2次元チ
ャージコントラスト画像の対応するブロックの明度は、
正常なブロックの場合と等しい。
【0045】図8(b)は、保持容量Cijの側のスイッ
チングトランジスタTijのコンタクトリークに起因した
不良を示す。例えば、アロイスパイクによりpウェルへ
のショートが発生し、APSの15Vが反射電極Qij
印加されてしまうため輝点となる不良である。このた
め、APS電位で輝度が変化する。図8(b)の不良
も、スイッチングトランジスタTijのコンタクト工程に
起因した不良である。この不良の場合も、反射電極Qij
からの二次電子の供給量は正常な場合と等しくなるの
で、2次元チャージコントラスト画像の対応するブロッ
クの明度は、正常なブロックの場合と等しい。
【0046】上記のように、本発明は上記の実施の形態
によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図
面はこの発明を限定するものであると理解すべきではな
い。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実
施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0047】既に述べた実施の形態の説明においては、
荷電粒子線として70Ga+イオンビームを用いる場合を
説明したが、他の質量数のイオンビームを採用可能であ
ることは勿論である。又、既に述べた実施の形態の説明
においては、イオンビームの加速エネルギが30KeV
の場合について例示したが、加速エネルギは30KeV
に限定されるものではない。非破壊検査の性格を考慮す
れば、30KeVより低い加速エネルギの方が、検査時
のダメージが少ないので好ましいことは勿論である。
【0048】又、荷電粒子線は、イオンビームに限定さ
れるものではなく、電子線等他の荷電粒子線でも構わな
い。荷電粒子線として、電子線を用いる場合は、図1に
示す不良画素解析システムにおいて、イオンソース11
の代わりに電子銃を用いれば良い。又、質量分析器14
は不要となるが、他の構成は、ほぼ図1と同様で良い。
【0049】又、既に述べた実施の形態の説明において
は、荷電粒子線の照射によって、反射電極のそれぞれか
ら得られる二次電子により、マトリクスに対応した2次
元チャージコントラスト画像を得る方法を説明したが、
二次電子の代わりに、二次イオンを検出し、2次元チャ
ージコントラスト画像を得ても良い。二次イオンを検出
する場合は、図1に示す不良画素解析システムにおい
て、二次電子検出器17の代わりに二次イオン検出器を
用いれば良い。但し、二次イオンを用いる場合は、明度
のコントラストは良くなるが、分解能が低くなる欠点が
ある。
【0050】更に、炭素(C)、W、白金(Pt)等の
収束イオンビームを用いて、検査と同時に不良画素のリ
ペアをするようにしても良い。即ち、オープン不良の画
素が発見されれば、隣の反射電極と短絡することによ
り、動作時の黒点欠陥が目立たないようにすることが可
能である。
【0051】この様に、本発明はここでは記載していな
い様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したが
って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許
請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる
ものである。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、反射電極形成後、すぐ
に不良画素の特定と不良原因の分類が可能な反射電極マ
トリクス素子の不良画素解析方法を提供することが出来
る。
【0053】本発明によれば、ウェハ状態のままでの不
良解析が可能で、且つLSIプロセス中に測定した他の
欠陥情報との位置座標の共有化が可能な反射電極マトリ
クス素子の不良画素解析方法を提供することが出来る。
【0054】本発明によれば、反射電極形成後、すぐに
不良画素の特定と不良原因の分類が非破壊で可能なシリ
コンチップベースド反射型液晶素子の製造方法を提供す
ることが出来る。
【0055】本発明によれば、非破壊検査を用いること
により、不良解析のための工数が大幅に削減できるシリ
コンチップベースド反射型液晶素子の製造方法を提供す
ることが出来る。
【0056】本発明によれば、ウェハ状態のまま、非破
壊で解析を行い、LSIプロセス中に測定した他の欠陥
情報との位置座標の共有化をはかれるので、不良原因の
特定が容易なシリコンチップベースド反射型液晶素子の
製造方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る不良画素解析システ
ムの構造を説明する模式図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るシリコンチップベー
スド反射型液晶素子の製造工程を説明するフローチャー
トである。
【図3】図3(a)は、欠陥のある画素の明度が正常画
素と比較して暗くなる場合の二次電子チャージコントラ
スト画像の模式図で、図3(b)は、欠陥のある画素の
明度が正常画素と比較して明るくなる場合の二次電子チ
ャージコントラスト画像の模式図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るシリコンチップベー
スド反射型液晶素子の画素部の等価回路図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るシリコンチップベー
スド反射型液晶素子における特定の画素の断面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係るシリコンチップベー
スド反射型液晶素子に用いる反射電極マトリクス素子中
の特定の画素に注目した鳥瞰図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るシリコンチップベー
スド反射型液晶素子を動作させたときに常に黒点となる
不良画素(黒点欠陥画素)の不良原因を説明するための
図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るシリコンチップベー
スド反射型液晶素子を動作させたときに常に輝点となる
不良画素(輝点欠陥画素)の不良原因を説明するための
図である。
【図9】従来のシリコンチップベースド反射型液晶素子
の製造工程を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
11 イオンソース 12 集束レンズ 13 ブランキングプレート 14 質量分析器 15 対物レンズ 16 偏向板 17 二次電子検出器 18 半導体ウェハ 19 ステージ 20 真空排気配管 21 イオンソース制御部 22 集束レンズ制御部 24 質量分析器制御部 25 対物レンズ制御部 26 偏向制御部 28 ステージ制御部 29 ステージ駆動装置 30 バス 31 A/Dコンバータ 32 入力インターフェイス 33,34 出力インターフェイス 35 データ回線終端装置(DCE) 41 CPU 42 表示駆動制御部 43 表示装置 44 コントラスト画像記録装置 45 欠陥情報記録装置 51 パーティクルカウンタ 52 インラインSEM 61 第2基板(カウンタガラス) 62 対向電極(ITO) 63 液晶 65 第3層間絶縁膜 66 第2層間絶縁膜 67 第1層間絶縁膜 68 pウェル 69 n基板 71 ドレイン領域 72 ソース領域 73 保持容量共通電極 74 ゲート電極 75 保持容量個別電極 81 ドレインコンタクトプラグ 82 ソースコンタクトプラグ 83 保持容量個別電極コンタクトプラグ 84 保持容量共通電極コンタクトプラグ 85,86,87 第1層金属配線 91,92 第1バイアプラグ 93 第2バイアプラグ 94,95,96 第2層金属配線(シールド層) 301 水平ドライバ 302 垂直ドライバ C11,C21,C31,C12,C22,C1m,C2m,Cij
持容量 D1,D2,D3,Dm ,Dj ビデオ線(信号線) G1,G2,G3,Gi ゲート線(走査線) Q11,Q21,Q31,Q12,Q22,Q1m,Q2m,Qij-1
ij,Qij+1 反射電極(画素電極) T11,T12,T1m,T21,T22,T2m,T31,Tij
スイッチングトランジスタ(画素トランジスタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8234 H01L 27/08 102A 27/088 Fターム(参考) 2F067 AA03 BB01 BB21 CC15 CC17 HH08 HH13 JJ05 JJ07 KK04 RR12 RR35 2G086 EE10 2H092 JA23 JB07 MA55 NA27 PA01 4M106 AA01 BA02 CA38 DB05 5F048 AB10 AC10 BA05 BE03 BF01 BF11 BF16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に集積化された複数のスイ
    ッチングトランジスタと、該複数のスイッチングトラン
    ジスタのそれぞれの一方の主電極に接続された反射電極
    とを備え、該反射電極がマトリクス状に配置された反射
    電極マトリクス素子の不良画素解析方法において、 前記マトリクス状に配置した反射電極のそれぞれに、荷
    電粒子線を、逐次照射するステップと、 該荷電粒子線の照射によって、前記反射電極のそれぞれ
    から得られる二次電子を検出するステップと、 該検出された二次電子出力を前記マトリクスの位置座標
    を用いて演算し、前記マトリクスに対応した2次元チャ
    ージコントラスト画像を生成するステップと、 該2次元チャージコントラスト画像を表示するステップ
    と、 前記2次元チャージコントラスト画像を構成する特定の
    ブロックの明度により、対応する前記マトリクスの位置
    の画素の不良とその原因を決定するステップとを備える
    ことを特徴とするに不良画素解析方法。
  2. 【請求項2】 半導体ウェハ上にマトリクス状に、複数
    のスイッチングトランジスタを形成する工程と、 該複数のスイッチングトランジスタのそれぞれの一方の
    主電極に接続されるように、反射電極を前記マトリクス
    状に配置し、反射電極マトリクス素子を形成する工程
    と、 前記マトリクス状に配置した反射電極のそれぞれに、荷
    電粒子線を、逐次照射し、前記反射電極のそれぞれから
    得られる二次電子により、前記マトリクスに対応した2
    次元チャージコントラスト画像を得る工程と、 該2次元チャージコントラスト画像により不良解析を行
    い、合格の場合は、前記半導体ウェハを複数のチップに
    ダイシングする工程と、 該複数のチップのそれぞれに、前記反射電極に接するよ
    うに液晶を搭載する工程と、 前記不良解析により、不合格と判定された場合は、前記
    2次元チャージコントラスト画像を構成する特定のブロ
    ックの明度により、対応する前記マトリクスの位置の画
    素の不良とその原因を決定し、製造工程にフィードバッ
    クする工程とを含むことを特徴とするシリコンチップベ
    ースド反射型液晶素子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009079922A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Shimadzu Corp Tftアレイの検査方法及びtftアレイ検査装置

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