JP2003279301A - カッター用定規固定機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］カッターナイフでまっすぐ切断する時に当てる
定規を固定するカッター用定規固定機を提供する。 ［解決手段］コの字型金属板の上部（１）に定規の差し
込み棒（２）を取り付け、金属板の下部（３）に手動式
ネジ（４）を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は作業台の上でゴム板や
パネル、ボード、プラスチック板、発泡スチロール板、
シート、皮革類等をカッターナイフで切断する際、金尺
の端の穴を利用して棒に差し込み固定し易くしたもので
ある。 【０００１】［発明の属する技術分野］この発明は金属
板の上部に既成の金尺定規の穴が入る差し込み棒を取り
付け、作業台に設置する固定用の手動式ネジを取り付け
た定規固定機に関するものである。 【０００２】［従来の技術］従来はカッターナイフで大
きい物を切断する時、一方を一人が押さえ片方をもう一
人が押さえねばならず人手がいるので不便であった。ま
た、力の入れ方が均等でないとずれることが多く不便で
あった。 【０００３】［発明が解決しようとする課題］これには
次のような欠点があった。片方と手前の両方を別々の人
がカッターナイフで切断していくと、片手はカッターナ
イフの運びに合わせて押さえていくので手前の端は押さ
えがなく、ずれてしまうので不便であった。また、手前
を押さえるために片方の人が手前に移動すると邪魔にな
り作業しにくくなって不快であった。大きい物は必ずず
れてしまい、不便であった。本発明は以上のような欠点
をなくすためになされたものである。 【０００４】［課題を解決するための手段］コの字型の
金属板の上部（１）に金尺定規の穴を差し込む差し込み
棒（２）を取り付け、金属板の下部（３）に作業台に固
定するための手動式ネジ（４）を取り付ける。本発明は
以上の構成よりなるカッター用定規固定機である。固定
された機具で定規を固定するのでずれる心配がなく、一
人でもまっすぐにカッターナイフで切断出来、作業の効
率も良く、失敗もなく安心感が得られる。 【０００５】［本発明の実施形態］コの字型の金属板の
上部（１）に定規の穴の差し込み棒（２）を取り付け、
金属板の下部（３）に手動式のネジ（４）を取り付け
る。本発明は以上のような構造で、これを使用するとき
は機具として作業台の手前に固定し、切断したい物の上
に差込棒にはめた定規を当て、片方の手で定規を押さえ
ながらカッターナイフを手前に引けばよい。 【０００６】［発明の効果］固定された機具の棒を定規
の穴に入れて切断する物を定規の下に敷き、片手で定規
を押さえながらカッターナイフを手前に引くと最後まで
押さえの定規と切断する物がずれる心配がなかった。ま
た二人で定規を押さえた時は、カッターナイフの力の入
れ具合で曲がってしまうことがあって不便だったが、手
前の定規が固定されているので必要以上の力を入れるこ
とがなく、まっすぐに切断された。定規の穴が差込棒に
固定されているので次に使用する時には、ずらすだけで
済むので効率も良く便利だった。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の斜視図である。 【図２】本発明の使用状態を示す断面図である。 【図３】本発明の使用状態を示す図である。 【符号の説明】 １．コの字型金属板の上部 ２．差し込み棒 ３．コの字型金属板の下部 ４．手動式ネジ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】コの字型金属板の上部（１）に定規の差し
   込み棒（２）を取り付け、金属板の下部（３）に手動式
   ネジ（４）を取り付けた定規固定機器。