JP2003278940A - ゲート弁 - Google Patents

ゲート弁

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JP2003278940A
JP2003278940A JP2002080965A JP2002080965A JP2003278940A JP 2003278940 A JP2003278940 A JP 2003278940A JP 2002080965 A JP2002080965 A JP 2002080965A JP 2002080965 A JP2002080965 A JP 2002080965A JP 2003278940 A JP2003278940 A JP 2003278940A
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安邦 岩崎
Kenji Yamakawa
健司 山川
Masamine Miki
雅峰 三木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁体15を駆動するシリンダ31内の圧力が
低下したときに、開弁位置に上昇している弁体15の落
下を防止する。 【解決手段】 弁体15が開弁位置にあるときに、リン
ク機構20を構成する連結部32の移動経路上に出没す
る当接部51を上昇位置にある連結部32の下方に設け
ると共に、その当接部51を、シリンダ31内の圧力が
所定値以下になったときに突出するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲート弁に関し、
特に、開弁位置に上昇している弁体の落下を防止するた
めの対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開2000−462
06号公報に示されるように、開口を有するハウジング
内に設けられ、該開口と略平行な方向に沿って、開口よ
りも上方の開弁位置と下方の閉弁位置との間を昇降する
ことにより、その開口を開閉する弁体を備えるゲート弁
は知られている。また、このようなゲート弁では、駆動
装置として、例えば、空気供給源から作動流体たる高圧
の空気が供給されるエアシリンダを設け、このエアシリ
ンダにより上記弁体を開閉駆動することが広く知られて
いる。
【0003】そして、上記ゲート弁は、例えば、真空容
器内でウエハーに蒸着処理等を行う半導体製造装置にお
いて、真空容器の開口を気密状に開閉する目的で使用さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、エアシリンダに供給される空気の圧力
(つまり、エアシリンダの操作圧力)が小さくなると、
開弁位置に上昇している弁体は、その自重により閉弁位
置へ向かって落下してしまう。その結果、落下する弁体
によって、開弁時にハウジングの開口を通過して搬送さ
れるウエハーを破損してしまう虞れがある。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ゲート弁の構成に工夫
を凝らすことにより、開弁位置に上昇している弁体の落
下を確実に防止しようとすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、開弁位置に上昇している弁体又は
リンク機構の移動経路上に出没可能な当接部を設けるよ
うにした。
【0007】具体的に、第1の発明は、開口を有するハ
ウジングと、上記ハウジングの内部に設けられ、ハウジ
ングの開口と略平行な方向に沿って上方の開弁位置と下
方の閉弁位置との間を昇降することにより上記ハウジン
グの開口を開閉する弁体と、作動流体が供給されること
により上記弁体を駆動するシリンダと、開弁位置に上昇
している弁体の下方に出没可能に設けられ、上記シリン
ダ内の作動流体の圧力が所定値以下になったときに突出
する当接部とを備えている。
【0008】上記の発明によると、シリンダのピストン
ロッドを収縮させるように、該シリンダに作動流体が供
給されたときに、弁体は、開口と略平行な方向に沿って
上昇し、開弁位置へ移動して開口が開放される。一方、
シリンダのピストンロッドを伸長させるように、該シリ
ンダに作動流体が供給されたときに、弁体は、開口と略
平行な方向に沿って下降し、閉弁位置へ移動して開口が
閉鎖される。
【0009】ところで、弁体が開弁位置に上昇してお
り、且つシリンダ内の作動流体の圧力が所定値以下にな
ったときには、弁体はその自重によって閉弁位置へ向か
って落下しようとする。これに対して、当接部は、弁体
の下方へ突出して、該弁体をその下端で受け止める。そ
の結果、シリンダ内の作動流体の圧力が低下したとき
に、弁体の落下が防止される。
【0010】第2の発明は、開口を有するハウジング
と、上記ハウジングの内部に設けられ、ハウジングの開
口と略平行な方向に沿って上方の開弁位置と下方の閉弁
位置との間を昇降することにより上記ハウジングの開口
を開閉する弁体と、上記弁体にリンク機構を介して連結
され、作動流体が供給されることにより該弁体を駆動す
るシリンダと、上記弁体が開弁位置にあるときに上記リ
ンク機構の移動経路上に出没可能に設けられ、上記シリ
ンダ内の作動流体の圧力が所定値以下になったときに突
出する当接部とを備えている。
【0011】上記の発明によると、シリンダに作動流体
が供給されることにより、そのピストンロッドが伸縮
し、このピストンロッドに連動してリンク機構が駆動す
る。そして、弁体は、リンク機構の駆動により開弁位置
と閉弁位置との間を昇降する。すなわち、弁体の昇降は
リンク機構に連動している。
【0012】そして、弁体が開弁位置に上昇しており、
且つシリンダ内の作動流体の圧力が所定値以下になった
ときには、弁体はその自重によって閉弁位置へ向かって
落下しようとする。これに対して、当接部は、リンク機
構の移動経路上に突出して、そのリンク機構の端部を受
け止める。その結果、シリンダ内の作動流体の圧力が低
下したときに、当接部は、リンク機構の移動を規制して
弁体の落下を防止する。
【0013】第3の発明は、上記第1又は2の発明にお
いて、上記当接部は、シリンダと同じ作動流体供給源に
接続されたアクチュエータによって駆動するように構成
されている。
【0014】上記の発明によると、シリンダ内の作動流
体の圧力が低下して所定値以下になったとき、アクチュ
エータ内の作動流体の圧力も低下する。そして、アクチ
ュエータは、その圧力が低下したときに当接部を突出さ
せる。すなわち、当接部は、シリンダ内の圧力低下に連
動して突出し、弁体の落下を規制する。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図3は本発
明の実施形態に係るゲート弁を示しており、1は前側に
位置する真空容器、2は真空容器1の後側に隣接する容
器であって、各容器1,2はそれぞれ互いに対向配置さ
れた略矩形状の開口3,4を有する。また、容器2に
は、外部に連通する連絡口(図示省略)が形成されてお
り、この連絡口の開放状態で外部から容器2内へワーク
を搬出入可能に構成されている。
【0016】この真空容器1と容器2との間に、両容器
1,2の内部空間同士を連通又は連通遮断するための真
空ゲート弁5が配設されている。この真空ゲート弁5
は、両容器1,2間に気密状に挟まれた薄厚矩形状のハ
ウジングたる弁箱6を備え、この弁箱6の前壁(図2及
び図3で左側壁)の下部には上記真空容器1の開口3に
対応する前側連通口7が、また後壁(図2及び図3で右
側壁)の下部には容器2の開口4に対応する後側連通口
8がそれぞれ開口されており、この連通口7,8を介し
て弁箱6内の空間が各容器1,2と連通している。この
とき、弁箱6の外壁面における連通口7,8の周囲部に
は、この周囲部に接触して取り付けられる真空容器1及
び容器2のフランジ部との間で圧接されて、この弁箱6
の連通口7,8周囲部と、各容器1,2のフランジ部と
の間をシールするシール部材9a,9bがそれぞれ取付
固定されている。このシール部材9a,9bは、例えば
バイトン等からなる。
【0017】図1に示すように、上記弁箱6内の上部に
は、左右方向に所定間隔離れた位置を前後方向に互いに
平行に延びる左右1対の支持軸11,11がそれぞれ弁
箱6の前後壁に形成した軸孔6a,6aを貫通して回転
可能に支持されている。つまり、この弁箱6前後壁の軸
孔6a,6aにはそれぞれ軸受10,10が気密シール
されて嵌合固定され、この両軸受10,10には各支持
軸11が軸受10,10にそれぞれ内挿したシール部材
(図示省略)を介して回転可能にかつ気密状にシールさ
れて挿通されている。
【0018】上記左右の支持軸11,11において弁箱
6内に位置する中間部にはそれぞれ左右アーム12,1
2の基端部が回転一体に取付固定され、この両アーム1
2,12の各先端部には、板状の左右リンク13,13
の各一端部(上端部)がそれぞれ前後方向に延びるリン
ク軸14,14により揺動可能に支持されている。そし
て、このリンク軸14と、リンク13及びアーム12と
の間には、例えばMoS2等の固体潤滑材料からなるブ
ッシュ13aが介在されている。
【0019】一方、リンク13,13の各他端部(下端
部)は、上記弁箱6下部の連通口7,8よりも若干大き
くかつ弁箱6内の後側(容器2側)にオフセット配置し
た弁板支持体15上端に対し、その左右方向に離れた位
置にある前後方向に2股状に分かれた取付部17,17
にてそれぞれ前後方向のリンク軸19,19により揺動
可能に連結されている。また、このリンク軸19と、リ
ンク13及び取付部17との間にも、上記ブッシュ13
aと同様のブッシュ13bが介在されている。
【0020】このことにより、弁板支持体15は、左右
の両アーム12,12の先端部にそれぞれリンク13,
13を介して吊り下げられていて、左右の両支持軸1
1,11が互いに逆方向に同期して回転することで弁箱
6内を昇降し、左側(図1で左側)の支持軸11が反時
計回り方向に、また右側の支持軸11が同図で時計回り
方向にそれぞれ同期回転したときに上昇するようになっ
ている。
【0021】すなわち、弁板支持体15及び後述の弁板
34からなる弁体15,34は、弁箱6の開口7,8と
略平行な方向に沿って、開口7,8よりも上方の開弁位
置と下方の閉弁位置との間を昇降することにより、弁箱
6の開口を開閉するように構成されている。
【0022】図1〜図3に示すように、上記各支持軸1
1の後端部は弁箱6の後壁外面よりも後側(弁箱6外)
に延び、その後端部には、後側(支持軸11の軸方向)
から見て弁箱6の左右中央側に上記アーム12と直角と
なるように延びる1対の平行な板材からなる内側リンク
28が基端部にて回転一体に取付固定されている。この
内側リンク28の先端部には板状のレバー29の一端部
が前後方向のリンク軸30により揺動可能に支持されて
いる。そして、左右方向に延びる板状の連結部32の両
端部にそれぞれ上記レバー29,29の他端部が前後方
向のリンク軸30により揺動可能に連結されている。
【0023】また、弁箱6よりも後側の左右中央部には
上下方向の軸線を有し、弁体15,34を駆動する駆動
手段としてのリニアアクチュエータたるシリンダ31が
配置固定されている。シリンダ31は、シリンダボディ
から下方に突出して直線運動をするピストンロッド31
aを有している。
【0024】図6に示すように、シリンダ31は、エア
シリンダにより構成されており、電磁弁62を介して、
作動流体供給源であるエアコンプレッサ等の空気供給源
61に接続されている。また、空気供給源61と電磁弁
62との間には、後述のストッパ機構50が接続されて
いる。
【0025】シリンダ31には、その上下端部(図6で
左右端部)に上側ポート31b及び下側ポート31cが
それぞれ形成されていて、電磁弁62にそれぞれ接続さ
れている。一方、電磁弁62は空気供給源61が接続さ
れている。そして、電磁弁62を切り換えることによ
り、上側ポート31b又は下側ポート31cを介して、
シリンダ31内へ作動流体である高圧の空気を供給する
ようにしている。
【0026】こうして、電磁弁62を切り換えること
で、上側ポート31bを介してシリンダ31内へ空気を
供給することにより、ピストンロッド31aを伸長させ
る一方、電磁弁62を切り換えることで、下側ポート3
1cを介してシリンダ31内へ空気を供給することによ
り、ピストンロッド31aを収縮させるようにしてい
る。
【0027】そして、ピストンロッド31aの下端部に
は上記連結部32が中央にて移動一体に取付固定されて
いる。すなわち、シリンダ31のピストンロッド31a
は各内側リンク28先端部にレバー29及び連結部32
を介して連結されている。
【0028】このようにして、リンク機構20は、連結
部32、レバー29、内側リンク28、アーム12、リ
ンク13、リンク軸14,19,30、及び支持軸11
により構成されており、シリンダ31は、弁体15,3
4に上記リンク機構20を介して連結されている。
【0029】そして、シリンダ31は、空気供給源61
から空気が供給されることにより伸縮作動し、ピストン
ロッド31aを昇降させて両支持軸11,11を同期し
て逆方向に回転させることによって、弁体15,34を
昇降駆動するように構成されている。
【0030】すなわち、シリンダ31を収縮作動させた
ときには、左側支持軸11を図1で反時計回り方向に、
また右側支持軸11を同図で時計回り方向にそれぞれ回
転させて弁体15,34を上昇させ、ゲート弁5を開弁
状態とする一方、シリンダ31を伸長作動させたときに
は、左側支持軸11を同図で時計回り方向に、また右側
支持軸11を同図で反時計回り方向にそれぞれ回転させ
て弁体15,34を下降させ、ゲート弁5を閉弁状態と
する。
【0031】そして、上記アーム12と内側リンク28
とは、互いに直交方向に延びるように設けられているの
で、弁板支持体15が上昇端位置近傍にあるときにアー
ム12が略水平状態になる一方、弁板支持体15が下降
端位置近傍にあるときに内側リンク28が略水平状態に
なるようにしている。
【0032】ところで、上記弁板支持体15を弁箱6内
で昇降案内する複数種類の案内用ローラ22,24,2
6が設けられている。すなわち、図1に示すように、弁
板支持体15の左右側部の上下端部にはそれぞれ水平左
右方向の軸心を持ったローラ軸21,21,…が突出し
て取付固定され、この各ローラ軸21には、弁箱6の前
後壁内面間の間隔よりも若干小さい外径を有しかつ弁箱
6の連通口7,8の左右両側の前後壁内面上を転動する
前後ガイドローラ22が回転可能に支持されている。
【0033】また、図4に弁体15,34が開弁位置に
あるときの弁体15,34の下端部を拡大して示すよう
に、上記弁板支持体15の容器2側(図4で右側)であ
る後側面の上下端部には、切り欠き部80,80が設け
られている。これら切り欠き部80,80,…には、そ
れぞれ水平左右方向に延びるローラ軸23,23,…が
上下に略対応して左右方向に並んだ状態で取付固定さ
れ、この各ローラ軸23には、開弁時において弁箱6の
後側連通口8よりも下方部の後壁内面上を転動可能な後
側ガイドローラ24が支持されている。
【0034】さらに、図1に示す如く、弁板支持体15
の左右側部の上下端部にはそれぞれ水平前後方向の軸心
を持つローラ軸25,25,…(一方のみを示す)が取
付固定され、この各ローラ軸25に弁箱6の左右側壁内
面上を転動するサイドローラ26が回転可能に支持され
ている。そして、これらガイドローラ22,24及びサ
イドローラ26により弁板支持体15が弁箱6内で前後
方向及び左右方向に殆ど位置ずれすることなく昇降する
ようになっている。
【0035】図1〜図5に示すように、上記弁板支持体
15の前側面(図4で左側面)には弁板支持体15と略
同じ大きさ(弁箱6下部の前側連通口7よりも若干大)
の弁板34が弁板支持機構としての平行リンク機構4
4,44,…を介して接離可能に支持されている。この
弁板34は、略矩形状の板材からなり、弁板支持体15
に対し接離して、真空容器1の開口3つまり弁箱6の前
側連通口7を開閉して真空容器1及び容器2同士を連通
又は連通遮断させるものである。
【0036】そして、弁体15,34には、この弁体1
5,34が弁箱6の開口を閉じたときに弁体15,34
と開口周りの弁箱6との間で圧接されて、この弁体1
5,34及び弁箱6間をシールする弾性体からなるシー
ル部材35が設けられている。具体的に、弁板34の前
側面外周部には弁箱6の前壁内面における連通口7周り
に当接してシールする、例えばバイトン等からなるリン
グ状のシール部材35が取付固定されている。尚、その
シール部材35を弁箱6に配設するようにしてもよい。
【0037】上記平行リンク機構44,44,…は、弁
板34及び弁板支持体15の間に設けられて上記弁板支
持体15の閉弁位置で弁板34及び弁板支持体15が互
いに接離するように支持しており、この弁板34及び弁
板支持体15が接触することによって真空ゲート弁5が
開弁する一方、離隔することによって閉弁するように構
成されている。そして、この平行リンク機構44,4
4,…の各々のリンク取付構造は以下のとおりである。
【0038】すなわち、図1、図4及び図5に示すよう
に、弁板支持体15の上下中間部には、弁板支持体15
を前後方向に貫通しかつ上下1対を1組とした例えば2
組の開口部16,16,…がそれぞれ左右方向に並んだ
状態で形成され、この各開口部16内でリンク45の後
端部(弁板支持体15側の端部)が弁板支持体15の移
動方向と直交する水平左右方向の軸心回りに揺動可能に
軸支されている。すなわち、開口部16内にリンク軸4
7が取付固定され、このリンク軸47は、リンク45の
後端部に形成された軸孔45bに挿通されている。
【0039】一方、弁板34の後側面には上記弁板支持
体15の各開口部16に略対応して凹部36aが形成さ
れ、さらに、この凹部36aの底部に凹部36が形成さ
れている。そして、この各凹部36内で上記各リンク4
5の前端部(弁板34側の端部)が水平左右方向の軸心
回りに揺動可能に軸支されている。すなわち、凹部36
内にリンク軸46が取付固定され、このリンク軸46
は、リンク45の前端部に形成された軸孔45aに挿通
されている。
【0040】そして、上記上下に対応する1組のリンク
45,45で平行リンク機構44,44,…が構成され
ており、この平行リンク機構44,44,…を介して弁
板34が弁板支持体15の前側面(第1の真空容器1側
の側面)に接離可能に支持されている。
【0041】さらに、図4及び図5に示す如く、上記各
平行リンク機構44の摺動部である各リンク45の前後
の軸孔45a,45b内周面と、該軸孔45a,45b
に挿通されるリンク軸46,47の外周面との間には、
例えばMoS2等の固体潤滑材料を成形してなる円筒状
ブッシュ57が介在されている。
【0042】ところで、図2〜図4に示すように、上記
弁板34の前側面における左右側部下端にはそれぞれ水
平左右方向に延びるローラ軸38,38が取付固定さ
れ、この各ローラ軸38にはストッパローラとしての弁
板前ローラ39が回転可能に支承されている。
【0043】一方、上記弁箱6内の下部には上記各弁板
前ローラ39の真下位置にそれぞれ停止部材40,40
が左右方向に並んだ状態で取り付けられている。この各
停止部材40はブロック状のもので、弁板支持体15が
下降端位置近傍まで下降したときに弁板34詳しくは弁
板前ローラ39に当接して弁板34の下降移動を停止さ
せ、その後の弁板支持体15の下降移動に伴い、弁板3
4を平行リンク機構44,44,…によって弁板支持体
15から離隔する前方向つまり閉じ方向に相対移動させ
るように案内する。尚、この弁板前ローラ39に代え、
各停止部材40に、弁板34に当接して転動するストッ
パローラを軸支するようにしてもよい。
【0044】そして、各ローラ22,24,26,39
と、そのローラ軸21,23,25,38との間には、
上記平行リンク機構44と同様のブッシュがそれぞれ介
在されている。
【0045】そして、本発明の特徴として、真空ゲート
弁5は、シリンダ31内の操作圧力が低下したときに、
リンク機構20に当接することによって、開弁位置に上
昇した弁体15,34の下降を規制するストッパ機構5
0を備えている。
【0046】図7〜図10に拡大して示すように、スト
ッパ機構50は、弁体15,34が開弁位置にあるとき
にリンク機構20を構成する連結部32の移動経路上に
出没可能に設けられた当接部51と、この当接部51を
駆動するアクチュエータ52とを備えている。図6に示
すように、アクチュエータ52は、シリンダ31と同じ
空気供給源61に接続されている。そして、当接部51
は、シリンダ31内の空気の圧力が所定値である通常時
の操作圧力値以下になったときに突出するように構成さ
れている。
【0047】すなわち、図1に示すように、ストッパ機
構50は、開弁位置にある弁体15,34と共に上昇し
ている連結部32の下方において、弁箱6の後側外壁面
に取り付けられている。
【0048】そして、図7〜図10に示すように、当接
部51は、弁箱6の後側外壁面に取付固定されて対向す
る2つの支持部材54,55に挟まれた状態で、上下方
向に嵌挿されて延びる回転軸53周りに回転自在に支持
されている。上側支持部材54及び下側支持部材55は
それぞれ板状に形成されており、下側支持部材55の先
端部は肉厚に形成されている。そして、これら支持部材
54,55の基端側で弁箱6に固着される一方、先端側
で当接部51を支持している。また、当接部51は、例
えば角棒状の部材からなり、その長さ方向に延びるカム
溝56が基端側に形成されている。
【0049】アクチュエータ52は、図示省略のブラケ
ットにより弁箱6に取付固定されていて、シリンダ状の
本体部52bと、本体部52bから延びるピストンロッ
ド52aとを備えている。ピストンロッド52aの先端
には、当接部51のカム溝56に係合されるピン52d
が形成されている。
【0050】そして、本体部52b内には、基端側から
ピストンロッド52aを押圧して伸長させるバネ59が
設けられている。また、本体部52bの先端側には、空
気供給源61に接続されて空気が導入されるポート52
cが設けられている。
【0051】このようにして、図7及び図9に示すよう
に、空気供給源61から供給される空気の圧力が所定値
よりも大きい通常時には、本体部52b内の高圧空気が
バネ59を基端側へ押圧してピストンロッド52aを収
縮させ、当接部51の先端を連結部32の移動経路から
弁箱6側の回避位置へ回避させるようにしている。一
方、図8及び図10に示すように、空気供給源61から
供給される空気の圧力が所定値以下である異常時には、
バネ59によりピストンロッド52aを伸長させ、当接
部51の先端を回避位置から連結部32の移動経路上へ
突出させるようにしている。
【0052】次に、本実施形態に係る真空ゲート弁5の
作動について説明する。図3に示す閉弁状態にある真空
ゲート弁5を開くときには、シリンダ31の収縮作動に
よりピストンロッド31aを上昇移動させる。このこと
で、ピストンロッド31a下端の連結部32にレバー2
9,29及び内側リンク28,28を介して連結されて
いる両支持軸11,11が同期して互いに逆方向に回転
し、左側支持軸11は図1で反時計回り方向に、また右
側支持軸11は同時計回り方向にそれぞれ回転する。こ
の支持軸11,11の回転駆動により該支持軸11,1
1と一体のアーム12,12も回動し、その先端にリン
ク13,13を介して連結されている閉弁位置の弁板支
持体15が、ガイドローラ22,24により前後方向
に、またサイドローラ26により左右方向にそれぞれ移
動規制されて案内されながら弁箱6内を上昇する。この
弁板支持体15の上昇により、弁箱6と真空容器1との
間の連通部つまり前側連通口7を気密状に閉じていた弁
板34が平行リンク機構44,44,…により引き上げ
られて、その前側連通口7が開かれる。
【0053】そして、上記シリンダ31の収縮ストロー
クエンド近傍で、図2及び図1で仮想線にて示すよう
に、弁板支持体15により弁板34が下端部を弁箱6の
連通口7,8の上端位置に略一致させるように開弁位置
へ移動して、真空容器1及び容器2の内部空間同士が弁
箱6内を介して連通状態となる。尚、図1では、開弁位
置にある弁板支持体15を仮想線で示しているが、その
ときのアーム12及びリンク13については、その図示
を省略している。
【0054】これに対し、上記開弁状態から逆にゲート
弁5を閉じるときには、シリンダ31の伸長作動により
ピストンロッド31aを下降させる。このことで、両支
持軸11,11が同期して互いに逆方向に回転し、左側
支持軸11は図1で時計回り方向に、また右側支持軸1
1は反時計回り方向にそれぞれ回転する。この支持軸1
1,11の回転駆動により該支持軸11,11と一体の
アーム12,12も回動して、その先端にリンク13,
13を介して連結されている開弁位置の弁板支持体15
が、ガイドローラ22,24及びサイドローラ26によ
り移動規制されて案内されながら弁板34と共に弁箱6
内を下降する。そして、弁板支持体15の下降端位置近
傍、つまり閉弁位置で弁板34下端の上記各弁板前ロー
ラ39が停止部材40に当接すると、弁板34のそれ以
上の下降移動が停止され、弁板支持体15のさらなる下
降移動により弁板34が今度は平行リンク機構44,4
4,…における各リンク45の立上がり動作により弁板
支持体15から離隔するように前側に移動案内される。
図3及び図1で実線に示すように、上記シリンダ31の
伸長ストロークエンド近傍で弁板支持体15が下降端位
置に達すると、弁板34はガイドローラ22,24によ
り後側面を移動規制されている弁板支持体15によりリ
ンク45,45,…を介して前側に押される。そして、
弁板34に配設されているシール部材35は、弁箱6と
真空容器1との間の連通部つまり弁箱6の前側連通口7
の周りに押し付けられ、真空容器1及び容器2の内部空
間同士の連通が弁板34によって気密シール状態で遮断
される。
【0055】次に、ストッパ機構50の作動について説
明する。まず、空気供給源61からシリンダ31へ空気
が適切に供給される通常時には、図7及び図9に示すよ
うに、ストッパ機構50の本体部52b内へポート52
cを介して、所定圧力よりも大きい空気が適切に供給さ
れる。このことにより、バネ59は、ピストンロッド5
2aの基端のピストンを介して基端側へ押圧されて収縮
する。このため、ピストンロッド52aが本体部52b
内へ収縮し、ピストンロッド52a先端のピン52dが
当接部51のカム溝56に案内されて本体部52b側へ
引き寄せられる。
【0056】その結果、当接部51は、回転軸53周り
に図7で時計回りに回動する。すなわち、当接部51の
先端は、連結部32の移動経路上から外れて、弁箱6の
壁面側の回避位置へ移動する。このとき、当接部51が
連結部32の昇降を規制しないため、弁体15,34
は、シリンダ31によって自在に開閉作動される。
【0057】一方、空気供給源61側の空気供給経路
や、空気供給源61自体に不具合が生じて、空気供給源
61からシリンダ31内に供給される空気の圧力が、所
定値である通常時の操作圧力値以下となった異常時に
は、図8及び図10に示すように、本体部52b内の空
気圧力も低下するため、バネ59が本体部52bの先端
側へ伸長する。このため、ピストンロッド52aが本体
部52の先端側へ伸長し、ピン52dがカム溝56に案
内されて支持部材54,55側へ引き出される。
【0058】その結果、当接部51は、回転軸53周り
に図8で反時計回りに回動する。すなわち、当接部51
の先端は、弁箱6側の回避位置から、連結部32の移動
経路上の当接位置へ移動する。このとき、当接部51先
端が、連結部32の下端を受け止めるため、シリンダ3
1のピストンロッド31aの下降や、リンク機構20の
回動が規制される。したがって、弁体15,34の閉弁
位置への落下が防止される。
【0059】以上説明したように、この実施形態による
と、当接部51が、シリンダ31と同じ空気供給源61
に接続されたアクチュエータ52によって駆動するよう
に構成されているため、空気供給源61側の空気供給経
路や、空気供給源61自体に異常が生じて、シリンダ3
1内の空気の圧力が低下した異常時には、アクチュエー
タ52内の空気圧力も所定値以下になる。したがって、
異常時には、アクチュエータ52を伸長作動させて、当
接部51を回避位置から連結部32の移動経路上の当接
位置へ突出させることができる。
【0060】ところで、シリンダ31は、リンク機構2
0を介して弁体15,34に連結されているため、連結
部32の昇降は弁体15,34の昇降に連動している。
つまり、連結部32は、弁体15,34の下降に同期し
て下降する。したがって、異常時に、当接部51が当接
位置へ突出して連結部32の下端を受け止めるため、弁
体15,34の下降を規制して閉弁位置への落下を防止
することができる。
【0061】そのことに加えて、当接部51を、弁箱6
の外部に設けられているリンク機構20の連結部32に
当接するようにしたので、ストッパ機構50を、大気側
の弁箱6の外部に設けることができる。したがって、弁
箱6の内外を貫通させる必要が無く、ストッパ機構50
の取付構造を簡単にすることができる。すなわち、弁体
15,34の落下を容易に防止することができると共
に、その落下防止のために要するコストを低減させるこ
とができる。
【0062】さらに、本実施形態の当接部51を有する
ストッパ機構50は、弁体15,34等を開弁位置で厳
格にロックするような複雑な構成ではないため、その当
接部51の設置や、位置決め調整を容易に行うことがで
きる。すなわち、誤作動により弁体15,34をロック
する虞れがないため、装置全体の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0063】尚、上記実施形態では、当接部51が連結
部32に当接するようにしたが、リンク機構20を構成
するその他の部分に当接するように構成してもよい。す
なわち、例えば、異常時に、当接部51を内側リンク2
8の移動経路上に突出させるように構成してもよい。
【0064】(実施形態2)図11〜図13は、本発明
の実施形態2を示し(尚、この実施形態では、図1〜図
10と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細
な説明は省略する)、上記実施形態1では、当接部51
がリンク機構20の連結部32を受け止めるようにした
のに対し、弁体15,34を直接受け止めるようにした
ものである。
【0065】すなわち、ゲート弁5′は、開弁位置に上
昇している弁体15,34の下方に出没可能に設けら
れ、シリンダ31内の空気の圧力が所定値以下になった
ときに突出する当接部71を備えている。
【0066】具体的に、図11に示すように、この実施
形態に係る真空ゲート弁5′は、シリンダ31のピスト
ンロッド31a′が弁体15,34に直接に接続された
所謂直動型のゲート弁である。シリンダ31は、弁箱6
の上部に載置した状態で固定されており、シリンダ31
のピストンロッド31a′が弁箱6の上部壁面を上下に
貫通しており、その先端が弁板支持体15に連結されて
いる。そして、シリンダ31の収縮作動により弁体1
5,34が開弁位置へ上昇する一方、シリンダ31の伸
長作動により弁体15,34が閉弁位置へ下降するよう
にしている。
【0067】そして、真空ゲート弁5′は、ストッパ機
構70を備えている。ストッパ機構70は、開弁位置へ
上昇している弁体15,34の下方において、弁箱6の
後側壁面に貫通した状態で取付固定されている。ストッ
パ機構70は、上記実施形態1のストッパ機構50と同
様に、当接部71とアクチュエータ72とを有している
が、バネ79の配置が異なる。
【0068】すなわち、図12及び図13に示すよう
に、当接部71は、弁箱6の後側内壁面に基端側で取付
固定されて対向する2つの支持部材74,75によっ
て、その先端側で挟まれた状態で水平方向に延びる回転
軸73周りに回転自在に支持されている。支持部材7
4,75の基端側には、回転軸73と同じ方向に延びる
停止部材77が設けられており、当接部71の先端が当
接位置へ移動したときに該当接部71の基端を受けて支
持するように構成されている。また、当接部71は、そ
の長さ方向に延びるカム溝76が基端側に形成されてい
る。
【0069】アクチュエータ72は、図示省略のブラケ
ットにより弁箱6の外壁面に取付固定されていて、上記
実施形態1と同様に、シリンダ状の本体部72bと、本
体部72bから延びるピストンロッド72aとを備えて
いる。ピストンロッド72aの先端には、当接部71の
カム溝76に係合されるピン72dが形成されている。
【0070】そして、ピストンロッド72aは、弁箱6
の後壁を外側から貫通して弁箱6内へ延びている。すな
わち、弁箱6の後壁には、貫通孔65が形成されてお
り、この貫通孔65にピストンロッド72aが嵌挿され
ている。そして、貫通孔65周りの弁箱6後側壁面に
は、ピストンロッド72aを嵌挿した状態で、弁箱6内
外をシールするためのシール部66が気密状に取り付け
られている。シール部66は、フランジ状に形成されて
おり、その中心にピストンロッド72aを嵌挿させるた
めの貫通部67を有している。そして、貫通部67の内
周面には、リング状のシール部材68が配設されてお
り、該貫通部67内周面とピストンロッド72a外周面
との間をシールするように構成されている。一方、貫通
部67の前側壁面にも、リング状のシール部材69が配
設されており、該貫通部67前側壁面と、貫通孔65周
りの弁箱6後側壁面との間をシールするように構成され
ている。
【0071】そして、本体部72b内には、先端側から
ピストンロッド72aを押圧して収縮させるバネ79が
設けられている。また、本体部72bの基端側には、空
気供給源61に接続されて空気が導入されるポート72
cが設けられている。
【0072】このようにして、図12に示すように、空
気供給源61から供給される空気の圧力が所定値よりも
大きい通常時には、本体部72b内の高圧空気がバネ7
9を先端側へ押圧してピストンロッド72aを伸長さ
せ、当接部71の先端を弁体15,34の移動経路から
弁箱6の内壁後側の回避位置へ回避させるようにしてい
る。一方、図13に示すように、空気供給源61から供
給される空気の圧力が所定値以下である異常時には、バ
ネ79によりピストンロッド72aを収縮させ、当接部
71の先端を回避位置から弁体15,34の移動経路上
の当接位置へ突出させるようにしている。
【0073】したがって、この実施形態によると、シリ
ンダ31内の空気圧力が所定値よりも大きい正常時に
は、アクチュエータ72を伸長作動させて当接部71を
回避位置へ回避させることができる。一方、シリンダ3
1内の空気の圧力が低下した異常時には、アクチュエー
タ72を伸長作動させて当接部71を回避位置から弁体
15,34の移動経路上の当接位置へ突出させることが
できる。その結果、リンク機構20を有しない直動型の
ゲート弁についても、上記実施形態1と同様に、異常時
に、弁体15,34の下降を規制して閉弁位置への落下
を容易且つ確実に防止することができる。
【0074】尚、この実施形態では、所謂直動型のゲー
ト弁について説明したが、上記ストッパ機構70を、上
記実施形態1で説明した所謂リンク型のゲート弁に適用
するようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明による
と、ハウジングの開口と略平行な方向に沿って上方の開
弁位置と下方の閉弁位置との間を昇降することにより開
口を開閉する弁体と、作動流体が供給されることにより
弁体を駆動するシリンダと、開弁位置に上昇している弁
体の下方に出没可能に設けられ、シリンダ内の作動流体
の圧力が所定値以下になったときに突出する当接部とを
備えることにより、弁体が開弁位置に上昇しており、且
つシリンダ内の作動流体の圧力が低下したときに、当接
部が弁体の下方へ突出して該弁体を受け止めるため、そ
のシリンダ内の圧力低下時における弁体の落下を容易且
つ確実に防止することができる。
【0076】第2の発明によると、ハウジングの開口と
略平行な方向に沿って上方の開弁位置と下方の閉弁位置
との間を昇降することによりハウジングの開口を開閉す
る弁体と、弁体にリンク機構を介して連結され、弁体を
駆動するシリンダと、弁体が開弁位置にあるときにリン
ク機構の移動経路上に出没可能に設けられ、シリンダ内
の作動流体の圧力が所定値以下になったときに突出する
当接部とを備えることにより、弁体が開弁位置に上昇し
ており、且つシリンダ内の作動流体の圧力が低下したと
きに、当接部がハウジング外のリンク機構の移動経路上
に突出してリンク機構を受け止めるため、そのシリンダ
内の圧力低下時におけるリンク機構の移動を規制して、
弁体の落下を容易且つ適切に防止することが可能とな
る。
【0077】第3の発明によると、上記当接部を、シリ
ンダと同じ作動流体供給源に接続されたアクチュエータ
によって駆動するように構成することにより、シリンダ
内の圧力が低下したときに、アクチュエータ内の圧力も
低下するようにして、当接部をシリンダ内の圧力低下に
連動して突出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るゲート弁の閉弁状態
を示す背面図である。
【図2】実施形態1に係るゲート弁の開弁状態を示す側
断面図である。
【図3】実施形態1に係るゲート弁の閉弁状態を示す図
2相当図である。
【図4】開弁時における平行リンク機構を拡大して示す
側断面図である。
【図5】平行リンク機構を上方からみた拡大断面図であ
る。
【図6】シリンダ及びストッパ機構と空気供給源との接
続状態を示す説明図である。
【図7】実施形態1における当接部が回避位置に回避し
ている状態を示す拡大平面図である。
【図8】当接部が当接位置へ突出している状態を示す図
7相当図である。
【図9】実施形態1における当接部が回避位置に回避し
ている状態を示す拡大側面図である。
【図10】当接部が当接位置へ突出している状態を示す
図9相当図である。
【図11】本発明の実施形態2に係るゲート弁の開弁状
態を示す側断面図である。
【図12】実施形態2における当接部が回避位置に回避
している状態を示す拡大側面図である。
【図13】当接部が当接位置へ突出している状態を示す
図12相当図である。
【符号の説明】
5,5′ 真空ゲート弁 6 弁箱(ハウジング) 7 前側連通口(開口) 8 後側連通口(開口) 15 弁板支持体(弁体) 20 リンク機構 31 シリンダ 32 連結部 34 弁板(弁体) 51,71 当接部 52,72 アクチュエータ 61 空気供給源(作動流体供給源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三木 雅峰 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産機システム事業部内 Fターム(参考) 3H053 AA32 AA35 BC01 BD10 DA01 DA09 3H064 AA03 BA06 CA01 CA08 DA08 DB03 3H066 AA03 BA38

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有するハウジングと、 上記ハウジングの内部に設けられ、ハウジングの開口と
    略平行な方向に沿って上方の開弁位置と下方の閉弁位置
    との間を昇降することにより上記ハウジングの開口を開
    閉する弁体と、 作動流体が供給されることにより上記弁体を駆動するシ
    リンダと、 開弁位置に上昇している弁体の下方に出没可能に設けら
    れ、上記シリンダ内の作動流体の圧力が所定値以下にな
    ったときに突出する当接部とを備えていることを特徴と
    するゲート弁。
  2. 【請求項2】 開口を有するハウジングと、 上記ハウジングの内部に設けられ、ハウジングの開口と
    略平行な方向に沿って上方の開弁位置と下方の閉弁位置
    との間を昇降することにより上記ハウジングの開口を開
    閉する弁体と、 上記弁体にリンク機構を介して連結され、作動流体が供
    給されることにより該弁体を駆動するシリンダと、 上記弁体が開弁位置にあるときに上記リンク機構の移動
    経路上に出没可能に設けられ、上記シリンダ内の作動流
    体の圧力が所定値以下になったときに突出する当接部と
    を備えていることを特徴とするゲート弁。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記当接部は、シリンダと同じ作動流体供給源に接続さ
    れたアクチュエータによって駆動するように構成されて
    いることを特徴とするゲート弁。
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AT16375U1 (de) * 2018-01-17 2019-07-15 Vat Holding Ag Ventil

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