JP2003278210A - 便器洗浄用タンク - Google Patents

便器洗浄用タンク

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JP2003278210A
JP2003278210A JP2002081114A JP2002081114A JP2003278210A JP 2003278210 A JP2003278210 A JP 2003278210A JP 2002081114 A JP2002081114 A JP 2002081114A JP 2002081114 A JP2002081114 A JP 2002081114A JP 2003278210 A JP2003278210 A JP 2003278210A
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JP
Japan
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toilet bowl
tank
cleaning tank
lower half
molded
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Withdrawn
Application number
JP2002081114A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Furusho
達也 古荘
Tomokazu Aida
智一 合田
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Toto Ltd
Pan Washlet Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Pan Washlet Co Ltd
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の便器洗浄用タンクは射出成形で成形さ
れるため、型構成上、ロータンクは上広がり形状となら
ざるを得ない。また、ブロー成形を用いて成形されるも
のもあるが、この場合には自由な形状をとることができ
る反面、偏肉が発生したり、排出口2a近傍に形成され
る弁座等の突起物の一体成形等が不可能であった。 【解決手段】 別個に製作された上半部21と下半部2
2とを溶着やネジ止め等により一体化構成したので、ロ
ータンク形状の自由度が増し、ロータンク周囲への他機
能部品配置等をし易くすることができる。また、下半部
22の側周面に便器への取付部22bを形成したり、下
半部22を便器載置用プレート1と一体に形成すれば、
内部に充満させた洗浄水の荷重が、上半部21と下半部
22との接合部に対し両者を分離する向きに作用するこ
とがなく、ロータンクから漏水をきたすおそれがなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器に備えられる
便器洗浄用タンクであって、合成樹脂等により製作され
たものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の便器洗浄用タンクを図7に示す。
便器載置用プレート1に形成される排出孔1aを貫通す
る排出口2aを備えた便器洗浄用タンク2は上方にいく
ほど広がる形状とされている。これは従来の便器洗浄用
タンクは、射出成形で一体に成形されているからであ
る。また、化粧カバー3で便器洗浄用タンク2は覆い隠
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の便器洗浄用タン
クは射出成形で成形されるため、型構成上、ロータンク
は上広がり形状とならざるを得ない。また、ブロー成形
を用いて成形されるものもあるが、この場合には自由な
形状をとることができる反面、偏肉が発生したり、排出
口2a近傍に形成される弁座等の突起物の一体成形等が
不可能であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点を解決し得る新規な便器洗浄用タンクの構造を提供
せんとするものであって、その特徴とするところは、別
個に製作された上半部と下半部とを溶着やネジ止め等に
より一体化構成したことである。また、前記下半部の側
周面に便器への取付部を形成したことである。更に、前
記下半部を便器載置用プレートと一体に形成したことで
ある。
【0005】
【作用】本発明に係る便器洗浄用タンクの構造によれ
ば、別個に製作された上半部と下半部とを溶着やネジ止
め等により一体化構成した。それ故、ロータンク形状の
自由度が増し、ロータンク周囲への他機能部品配置等を
し易くすることができる。また、別個に製作した上半部
と下半部のうち、下半部の側周面に便器への取付部を形
成した。それ故、内部に充満させた洗浄水の荷重が、上
半部と下半部との接合部に対し両者を分離する向きに作
用することがない。依って、漏水をきたすおそれがなく
なる。また、別個に製作した上半部と下半部のうち、下
半部を便器載置用プレートと一体に形成した。それ故、
内部に充満させた洗浄水の荷重が、上半部と下半部との
接合部に対し両者を分離する向きに作用することがな
い。依って、漏水をきたすおそれがなくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
基づいて説明する。図1は、本発明に係る便器洗浄用タ
ンク2を備えた便器Aの外観斜視図、図2は化粧カバー
3を取り除いた状態での便器Aの斜視図、図3は本発明
にかかる便器洗浄用タンク2を備えた便器Aの断面図、
図4は便器洗浄用タンク2の便器載置用プレート1への
取付を説明するための部分拡大断面図である。
【0007】便器洗浄用タンク2は、合成樹脂でそれぞ
れ別個に製作した上半部21及び下半部22をネジ24
でネジ止めで一体化して成る。この際、上半部21及び
下半部22の端面に設けたフランジ21a及びフランジ
22bの間に漏水防止用のパッキン23を嵌装する。図
3に示すごとく、便器洗浄用タンク2を覆う化粧カバー
3は上方にいく程絞られた形状となっているが、それに
沿う様に上半部21を形成することが出来る。
【0008】また、図4に示す如く、下半部22の側周
面にフランジ22bを形成して取付部となし、便器Aに
載置する便器載置用プレート1の装着部1aへ前記下半
部22を載置して、ネジ25で一体化する。これによ
り、便器洗浄用タンク2は、側周面のフランジ22bで
支持されて便器Aへ設置される。
【0009】上述のように設置された便器洗浄用タンク
2は、洗浄水を充満させたときの荷重が、下半部22の
フランジ22bで支持される。上半部21と下半部22
との接合部は、フランジ22bよりも上に位置するか
ら、便器洗浄用タンク2内に蓄えられた水の荷重がこの
接合部に作用することはない。従って、上半部21と下
半部22とが分離するというおそれはなく、漏水をきた
すこともない。
【0010】なお、本発明の実施例は、前記に限定され
るものではない。例えば、図5に示すように便器洗浄用
タンク2の下半部22を便器載置用プレート1に一体的
に形成しても良い。この場合には、便器洗浄用タンク2
を便器載置用プレート1に固定させる必要がないので、
組立ての手間を削減できる。
【0011】また図6に示すように便器載置用プレート
1に下半部22を貫通する開口を設けて、便器Aに直接
便器洗浄用タンク2を支持させるようにしても良い。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る便器洗浄用タンクは、上半
部と下半部とで構成したので、タンク形状を比較的自由
に設計でき化粧カバーとの隙間を詰めた設計が出来る。
また、下半部に取付部を形成するか若しくは下半部を取
付部と一体に形成した場合には、上半部との溶着部が当
該取付部よりも上に位置することになる。そのため、温
水タンク内に洗浄水を充満させたときの荷重が溶着部に
作用することはないから、上半部と下半部との間に亀裂
が生じたり両者が分離したりすることが決してない。依
って、溶着部において漏水を来すおそれが皆無となると
共に、上半部と下半部との溶着強度を特に大きくする必
要がなくなるので、製造の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る便器洗浄用タンク2を備えた
便器Aの外観斜視図である。
【図2】 化粧カバー3を取り除いた状態での便器A
の斜視図である。
【図3】 本発明にかかる便器洗浄用タンク2を備え
た便器Aの断面図である。
【図4】 便器洗浄用タンク2の便器載置用プレート
1への取付を説明するための部分拡大断面図である。
【図5】 本発明に係る便器洗浄用タンクの第2の実
施例である。
【図6】 本発明に係る便器洗浄用タンクの第3の実
施例である。
【図7】 従来の便器洗浄用タンクの図である。
【符号の説明】
1…便器載置用プレート、2…便器洗浄用タンク、3…
化粧カバー、21…上半部、22…下半部、22b…取
付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 合田 智一 福岡県北九州市小倉南区舞ヶ丘1丁目1番 1号 株式会社パンウォシュレット内 Fターム(参考) 2D039 BA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器を洗浄する洗浄水を蓄える便器洗浄
    用タンクであって、別個に製作された上半部と下半部と
    を溶着やネジ止め等により一体化構成したことを特徴と
    する便器洗浄用タンク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の便器洗浄用タンクにおい
    て、前記下半部の側周面に便器への取付部を形成したこ
    とを特徴とする便器洗浄用タンク。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の便器洗浄用タンクにおい
    て、前記下半部を便器載置用プレートと一体に形成した
    ことを特徴とする便器洗浄用タンク。
JP2002081114A 2002-03-22 2002-03-22 便器洗浄用タンク Withdrawn JP2003278210A (ja)

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Effective date: 20050607