JP2003277761A - 触媒加熱式炭化炉 - Google Patents

触媒加熱式炭化炉

Info

Publication number
JP2003277761A
JP2003277761A JP2002086068A JP2002086068A JP2003277761A JP 2003277761 A JP2003277761 A JP 2003277761A JP 2002086068 A JP2002086068 A JP 2002086068A JP 2002086068 A JP2002086068 A JP 2002086068A JP 2003277761 A JP2003277761 A JP 2003277761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
heat
carbonization furnace
combustion
drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002086068A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Aso
良之 阿曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Society for Techno Innovation of Agriculture Forestry and Fisheries
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Society for Techno Innovation of Agriculture Forestry and Fisheries
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd, Society for Techno Innovation of Agriculture Forestry and Fisheries filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP2002086068A priority Critical patent/JP2003277761A/ja
Publication of JP2003277761A publication Critical patent/JP2003277761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機性廃棄物の炭化処理を行う炭化炉のラ
ンニングコストを低減する。 【解決手段】 炭化処理物9を投入する投入部1と、
炭化処理物を乾燥させる乾燥部15と、乾燥処理した炭
化処理物を熱分解して炭化処理する熱分解部8と、該熱
分解部で炭化処理された炭化物を外部に取り出す取出部
2を備えており、熱分解部8に近接して酸化性能を有す
る触媒7が配置されている。 【効果】 有機物の熱分解ガスの触媒燃焼によって発
生した熱を最初に有機物の熱分解に利用し、次に温度の
下がった排気ガスの熱を蓄熱体を通して有機廃棄物の乾
燥に利用することにより、熱利用効率が向上し、ランニ
ングコストが低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒燃焼を利用し
た有機性廃棄物の炭化処理に用いられる触媒加熱式炭化
炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の炭化炉20として図2に示
すものがあった。図において、21は有機性廃棄物投入
口、22は炭化後廃棄物の取出口、23は熱分解室加熱
用の燃焼ガス入口、24は排ガス出口、25は熱分解
(乾留)ガス出口、26は断熱壁、27は燃焼室、28
は廃棄物を炭化する熱分解室、29は炭化過程の有機性
廃棄物、30は加熱用バーナーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この炭化炉20では、
投入口21から投入された廃棄物は、熱分解室28で熱
分解され炭化する。炭化の際発生する熱分解ガスはカロ
リーを有しており、バーナー30の燃料として使用され
るなどして利用される。熱分解室28の加熱は、燃焼室
27を通過する燃焼ガスにより行われる。しかし、この
炭化炉における熱分解室の加熱は、バーナーなどで燃焼
した高温ガスにより行われるように構成されているの
で、燃料が多量に消費され、しかも加熱が気流の対流伝
熱によるため伝熱効率が低く、ランニングコストが高い
欠点があった。
【0004】このため、本願出願人は、燃焼室27に触
媒層を配置した炭化炉(図2を用いて説明する)を提案
している。この炭化炉では、最初に断熱壁26で覆われ
た触媒層27を触媒の活性化温度になるまでバーナー3
0で加熱した状態で投入口21から投入された廃棄物
は、熱分解室28で熱分解され炭化する。炭化の際発生
する熱分解ガスは、熱分解ガス出口25から出て燃焼ガ
ス入口23から入り、触媒層27で触媒燃焼しバーナー
による加熱に代わって熱分解室28を加熱したあと排ガ
ス出口24から外部へ排気される。
【0005】しかし、従来の触媒加熱式炭化炉は以上の
ように構成されているので、いずれも、100℃〜20
0℃での有機性廃棄物の乾燥と、300℃〜400℃の
温度が必要な熱分解を同じ熱分解室で行うことになり、
熱の利用効率が悪く、結果的に処理効率が悪いという問
題がある。
【0006】本発明は上記のような従来の炭化炉の課題
を解決するためになされたものであり、乾燥部と熱分解
部を適正な温度領域に分けて処理可能とすることにより
熱の利用効率が良い触媒加熱式炭化炉を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の触媒加熱式炭化炉のうち、請求項1記載の発明
は、炭化処理物を投入する投入部と、投入された炭化処
理物を乾燥させる乾燥部と、乾燥部で乾燥処理した炭化
処理物を熱分解して炭化処理する熱分解部と、該熱分解
部で炭化処理された炭化物を外部に取り出す取出部とを
備えており、前記熱分解部に近接して酸化性能を有する
触媒が配置されており、該触媒に燃焼ガスを供給し酸化
燃焼させて熱分解部の加熱を行うように構成されている
ことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の触媒加熱式炭化炉の発明
は、請求項1記載の発明において、前記触媒の一部また
は全部は、窒素化水素を選択的に酸化する触媒であるこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3記載の触媒加熱式炭化炉の発明
は、請求項2記載の発明において、触媒の一部が窒素化
水素を選択的に酸化する触媒で構成されているとともに
この触媒が燃焼ガスの上流側に配置されていることを特
徴とする。
【0010】請求項4記載の触媒加熱式炭化炉の発明
は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前
記触媒での酸化燃焼により生じる高温排ガスを乾燥部に
供給して該高温排ガスの熱によって炭化処理物の乾燥を
行うように構成されていることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の触媒加熱式炭化炉の発明
は、請求項4記載の発明において、前記乾燥部に近接し
て、前記高温排ガスが導入される蓄熱層が設けられてい
ることを特徴とする。
【0012】請求項6記載の触媒加熱式炭化炉の発明
は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、燃
焼用空気を触媒で発生する酸化熱により加熱し、触媒へ
導くように構成されていることを特徴とする。
【0013】すなわち本発明によれば、乾燥部で炭化処
理物の乾燥処理を行い、乾燥処理を行った炭化処理物を
熱分解部で熱分解するので、熱利用効率を大幅に向上さ
せ、その結果、処理効率を向上させる。また、本発明装
置では、希薄燃焼が可能であり、燃料の使用量を低減す
ることができる。 熱分解においては熱分解ガスが発生
し、これを燃料の全部または一部として利用することが
できる他に、他の用途で利用するものであってもよい。
【0014】また、請求項4に記載するように、触媒で
の酸化燃焼により生じる高温排ガスを乾燥部に供給して
炭化処理物の乾燥を行えば、熱利用効率をさらに向上さ
せることができる。この高温排ガスの供給に際し、請求
項5に記載するように乾燥部の近傍に蓄熱層を設けてお
き、この蓄熱層に高温排ガスを供給するようにすれば、
乾燥部に効率的に熱を伝達することができる。また、請
求項6に記載するように、燃焼用空気を触媒での酸化熱
により加熱し、その後、触媒に導けば、触媒での酸化反
応を促進するとともに、従来装置のように触媒に導いた
際に触媒を冷やしてしまうのを防止して燃焼効率を高め
ることができる。
【0015】なお、本発明の炭化炉は、好適には有機性
廃棄物を熱分解させて炭化処理する装置として使用され
る。処理すべき廃棄物の種別等については特に限定され
ない。ただし、本発明としてはこれに限定されるもので
はなく、種々の炭化処理物(炭化処理の対象物)を炭化
処理することができる。
【0016】本発明の投入部、乾燥部、熱分解部、触
媒、取出部は、本発明で限定する構造の他は特に限定さ
れるものではなく、形状、材質等も適宜選定することが
できる。上記乾燥部の近傍、好適にはその周囲に、蓄熱
層を設け、触媒から排出される高温排ガスを導入して熱
回収するのが望ましい。また、熱分解部では、該熱分解
部を囲むように燃焼室を設け、該燃焼室に酸化性能を有
する触媒を配置するのが望ましい。該燃焼室は、熱分解
部を加熱して炭化処理物を間接的に加熱するものであ
り、該加熱を効果的に行えるように、形状、配置等を定
めるものであればよい。
【0017】また、上記触媒は酸化性能を有することに
より、燃焼室内に供給される燃料を希薄な状態で燃焼さ
せることを可能にするものであり、該作用が得られると
いう観点から適宜の材料が選定される。この触媒は複数
種で構成されるものでもよく、触媒の一部または全部
に、窒素化水素を選択的に酸化する触媒を用いることが
できる。この窒素化水素を選択的に酸化する触媒を燃焼
ガスの上流側に配置し、その下流側に他の触媒を配置す
れば、燃焼ガスの燃焼により窒素酸化物が発生するのを
抑制できる。
【0018】さらに、該触媒は蓄熱体として作用し、熱
分解部への伝熱効率を向上させる。特に、触媒が熱分解
部に接触している状態で収容すれば、固−固接触によっ
て熱伝導を一層効率的なものとし、熱ロスを軽減する。
したがって触媒の収容においては、燃焼効率、熱伝導効
率を考慮するのが望ましく、収容状態としてはガスの移
動を確保した上で燃焼室内に触媒を充填した状態が最適
である。なお、触媒の収容は、固定層を形成するもので
あってもよく、燃焼時に流動層を形成するものであって
もよい。また、上記触媒の外周側に燃焼用空気を導入
し、該空気を触媒からの熱によって加熱し、その後、熱
分解部で発生した熱分解ガスとともに触媒に供給するの
が望ましい。
【0019】本発明の構成においては、有機性廃棄物を
炉の中心上部から投入し、その周りに下部から触媒燃焼
部と蓄熱部を配置することによって上部の低温部で有機
性廃棄物の乾燥を行い、下部の高温部で熱分解が行える
ことを可能にしたものである。また、炉の断熱壁と燃焼
蓄熱部の隙間に外部空気を取り入れることにより燃焼空
気の加熱も可能にしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
に基づいて説明する。この実施形態の炭化炉は、炭化処
理物として有機性廃棄物を対象としており、熱分解部と
して筒状の熱分解室8を有し、該熱分解室8の上方に
は、投入部である有機性廃棄物投入口1と同じく筒状の
乾燥部15とが接続され、該熱分解室8の下方には炭化
後廃棄物取出口2が設けられている。
【0021】上記乾燥部15の周囲には、蓄熱層を構成
する蓄熱体14が環状に配置されており、その直下では
熱分解室8の周囲に触媒が充填された触媒層7が環状に
設けられている。なお、触媒層7は2段で構成されてお
り、燃焼ガスが供給される上流側(図では下方側)に窒
素化水素を選択的に酸化する触媒7bを配置し、下流側
(図では上方側)に窒素化水素に限定されず酸化性能を
有する触媒7aが配置されている。上記蓄熱体14およ
び触媒層7は、ガスの通過が可能になっており、蓄熱体
14の上方側は、排ガス出口4に接続されている。ま
た、蓄熱体14および触媒層7の外周側には、小隙間を
保って筒状の断熱壁6が配置されている。該断熱壁6の
上部側には空気取入口11が設けられており、該空気取
入口11は上記小隙間に連通し、該小隙間が燃焼用空気
通路11aに割り当てられている。
【0022】上記断熱壁6は、触媒層7の下方にさらに
伸長し、小空間6aを保持して底部が設けられている。
前記小空間6aには、前記燃焼用空気通路11aが連通
し、さらに該小空間6aに触媒層7の導入部が晒されて
該触媒層7への燃焼ガスの供給が可能になっている。ま
た、小空間6aには、加熱用バーナー10が設置されて
おり、該加熱用バーナー10に外部から燃料が供給され
る。また、上記小空間6aの下方側に連通するように断
熱壁6の下部に、炭化処理された炭化物を取り出す炭化
後廃棄物取出部2が設けられている。なお、3は熱分解
室加熱用の燃焼ガス入口、5は熱分解(乾留)ガス出
口、12は加熱された空気、13は触媒燃焼によって高
温になった排ガスである。
【0023】上記装置の動作について説明すると、最初
に触媒層7を触媒の活性化温度にまで加熱するため、燃
料を用いて加熱用バーナー10で加熱する。この加熱用
バーナー10による加熱は、触媒の活性化温度まで加熱
すればよく、その後は加熱用バーナー10を切り、熱分
解室8から排出される熱分解ガス8aを熱分解室8に導
入することで、触媒燃焼が継続して温度が維持され、熱
分解室8が加熱される。なお、上記燃料は、従来装置に
比較して希薄とした状態で燃焼が可能である。触媒層7
では、上流側で触媒7bによって窒素化水素が選択的に
酸化され、残余の成分が触媒7aで酸化される。そして
触媒層7での酸化燃焼においては、触媒が高温に加熱さ
れることになり、該熱は触媒を通して熱分解室8へと確
実に熱伝導する。酸化燃焼済みの高温排ガス13は、触
媒層7を抜け、蓄熱体14へと導入される。蓄熱体14
では、高温排ガス13によって加熱され、その熱は乾燥
部15へと伝熱される。高温排ガス13は蓄熱体14を
抜けて排ガス出口4から排出される。
【0024】一方、炭化炉では炭化処理物として有機性
廃棄物9が投入口1を通して投入されており、先ず乾燥
部15にて乾燥処理される。この乾燥部15では、上記
したように高温排ガスで加熱されており、100〜20
0℃程度で有機性廃棄物の乾燥処理がなされる。この有
機性廃棄物は、次いで熱分解室8に移動する。この熱分
解室8は、上記したように触媒層7での酸化燃焼により
加熱されており、300〜400℃程度で有機性廃棄物
が加熱される。有機性廃棄物は該熱分解室8で熱分解し
て次第に炭化する。
【0025】熱分解室8で充分に炭化した炭化物90
は、小空間6aを落下して炭化後廃棄物取出口2を通し
て外部に取り出される。熱分解室8では、上記のように
廃棄物の炭化に伴って熱分解ガス8aが発生しており、
該ガスは、小空間6aに排出され、燃焼ガス入口3を通
して触媒層7に供給される。また、燃焼用空気は、空気
取入口11を通して断熱壁6内に導入され、燃焼用空気
通路11aを通して上記小空間6aに導入される。な
お、燃焼用空気は、燃焼用空気通路11aを通過する際
に、蓄熱体14および触媒層7により加熱されている。
小空間6aに至った加熱空気12は、燃焼ガス入口3を
通して触媒層7に供給される。
【0026】本装置では、燃焼室内での燃焼を触媒燃焼
により行うので、燃料を希薄にすることができ、燃料の
低減ができる。更に触媒燃焼により触媒が加熱され熱輻
射と対流伝熱と共に熱伝導によっても熱分解室が加熱さ
れるため効率よく有機物を加熱できる。また、有機性廃
棄物は、炭化炉内で乾燥処理された後に、熱分解される
ので熱効率が向上する。また、この実施形態では、乾燥
処理における熱源として、触媒での燃焼済みの高温排ガ
スを利用するのでエネルギ効率にも優れている。また、
触媒層7の前段に窒素化水素を選択的に酸化する触媒7
bを配置することによって、次段の触媒層7aで熱分解
ガスが燃焼するとき窒素酸化物の発生を抑制できる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、炭化処
理物を乾燥処理した後、熱分解するものとしたので、熱
効率が向上する。また、有機物の熱分解ガスの触媒燃焼
によって発生した熱を最初に有機物の熱分解に利用し、
次に温度の下がった排気ガスの熱を蓄熱体を通して有機
廃棄物の乾燥に利用すれば、熱利用効率はさらに向上す
る。さらに、上記の熱を空気の加熱に利用するように構
成すれば熱利用効率が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】 従来の炭化炉を示す断面図である。
【符号の説明】
1 有機性廃棄物投入口 2 炭化後廃棄物取出口 3 燃焼ガス入口 4 排ガス出口 5 熱分解ガス出口 6 断熱壁 7 触媒層 8 熱分解室 9 有機性廃棄物 10 加熱用バーナー 11 空気取入口 12 加熱空気 13 高温排ガス 14 蓄熱体 15 乾燥部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/04 F23G 5/04 H Fターム(参考) 3K017 BD00 BF00 3K061 AA24 AB02 AC01 BA06 CA01 3K065 AA24 AB02 BA06 CA14 4D004 AA01 BA03 CA26 CA27 CA42 CB02 CB08 CB34 4H012 HA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化処理物を投入する投入部と、投入さ
    れた炭化処理物を乾燥させる乾燥部と、乾燥部で乾燥処
    理した炭化処理物を熱分解して炭化処理する熱分解部
    と、該熱分解部で炭化処理された炭化物を外部に取り出
    す取出部とを備えており、前記熱分解部に近接して酸化
    性能を有する触媒が配置されており、該触媒に燃焼ガス
    を供給し酸化燃焼させて熱分解部の加熱を行うように構
    成されていることを特徴とする触媒加熱式炭化炉。
  2. 【請求項2】 前記触媒の一部または全部は、窒素化水
    素を選択的に酸化する触媒であることを特徴とする請求
    項1記載の触媒加熱式炭化炉。
  3. 【請求項3】 前記触媒の一部が窒素化水素を選択的に
    酸化する触媒で構成されているとともにこの触媒が燃焼
    ガスの上流側に配置されていることを特徴とする請求項
    2記載の触媒加熱式炭化炉。
  4. 【請求項4】 前記触媒での酸化燃焼により生じる高温
    排ガスを乾燥部に供給して該高温排ガスの熱によって炭
    化処理物の乾燥を行うように構成されていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の触媒加熱式炭化
    炉。
  5. 【請求項5】 前記乾燥部に近接して、前記高温排ガス
    が導入される蓄熱層が設けられていることを特徴とする
    請求項4記載の触媒加熱式炭化炉。
  6. 【請求項6】 燃焼用空気を触媒で発生する酸化熱によ
    り加熱し、触媒へ導くように構成されていることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の触媒加熱式炭化
    炉。
JP2002086068A 2002-03-26 2002-03-26 触媒加熱式炭化炉 Pending JP2003277761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002086068A JP2003277761A (ja) 2002-03-26 2002-03-26 触媒加熱式炭化炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002086068A JP2003277761A (ja) 2002-03-26 2002-03-26 触媒加熱式炭化炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003277761A true JP2003277761A (ja) 2003-10-02

Family

ID=29232800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002086068A Pending JP2003277761A (ja) 2002-03-26 2002-03-26 触媒加熱式炭化炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003277761A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101984020A (zh) * 2010-10-26 2011-03-09 西峡龙成特种材料有限公司 折管外热式煤物质分解设备
WO2013123918A1 (zh) 2012-02-21 2013-08-29 西峡龙成特种材料有限公司 筒套型煤物质分解装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101984020A (zh) * 2010-10-26 2011-03-09 西峡龙成特种材料有限公司 折管外热式煤物质分解设备
WO2013123918A1 (zh) 2012-02-21 2013-08-29 西峡龙成特种材料有限公司 筒套型煤物质分解装置
US9988577B2 (en) 2012-02-21 2018-06-05 Xixia Dragon Into Special Material Co., Ltd. Sleeve-type coal material decomposition apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1910401B (zh) 多蒸馏器型热解废物处理系统
CN208205010U (zh) 一种生活垃圾焚烧协同活性炭生产的装置
JPWO2005063923A1 (ja) 活性炭製造用炭化装置
TWI332563B (ja)
JP2011080664A (ja) 廃棄物の熱分解、炭化・ガス化方法及び装置
JP2005319374A (ja) 汚泥の燃料化方法及び装置
JP2012031335A (ja) バイオマスの炭化処理装置、及び炭化物の製造方法
JP2000264616A (ja) 活性炭化物の製造方法及び装置
CN110981152A (zh) 一种含油污泥干燥-催化热解-氧化多段集成装置与方法
JP3806428B2 (ja) 汚泥の炭化処理方法及び装置並びに発電方法
JP2003277761A (ja) 触媒加熱式炭化炉
CN114230856A (zh) 一种碳纤维复合材料的回收系统及方法
CN211645029U (zh) 一种含油污泥干燥-催化热解-氧化多段集成装置
CN107152683A (zh) 医疗废物微波等离子体控氧催化裂解装置
CN109385307A (zh) 一种生物质的燃料电池热电联供系统及其发电方法
JP2001200266A (ja) 連続式固形廃棄物炭化装置
KR20060102905A (ko) 회전드럼 연속식 탄화로를 구비한 탄화장치
JP2001220120A (ja) 廃棄物からの活性炭製造方法及び製造装置
CN209989236U (zh) 一种污泥干化处理系统
JP2002241759A (ja) 炭化炉
CN111228958A (zh) 一种活性炭吸附脱附方法及装置
CN107152689A (zh) 医疗废物微波等离子体无氧催化裂解装置
CN106979526A (zh) 一种VOCs催化自持燃烧的低温等离子体快速引燃方法
JP2003096464A (ja) 廃棄物処理装置
JP2004149663A (ja) 炭化炉