JP2003276723A - 改良型飲料容器 - Google Patents

改良型飲料容器

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JP2003276723A
JP2003276723A JP2002077361A JP2002077361A JP2003276723A JP 2003276723 A JP2003276723 A JP 2003276723A JP 2002077361 A JP2002077361 A JP 2002077361A JP 2002077361 A JP2002077361 A JP 2002077361A JP 2003276723 A JP2003276723 A JP 2003276723A
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Kanhin Ri
李漢斌
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストローアセンブリを使用しながら、容器本
体内の液体が容易には汚染されない、改良型飲料容器を
提供すること。 【解決手段】 側壁にわたって垂直な溝を形成するよう
内側に窪む、側壁;およびこの内側壁に形成された、密
閉された穴、を有する、容器本体;ならびにストローア
センブリであって、このストローアセンブリは、垂直な
溝内に取り付けられており、ストローアセンブリは、以
下:連結部において垂直部分および屈曲部分が一緒に連
結している、ストロー;ブロックであって、このブロッ
クは、ストローの屈曲部分のための貫通孔を有し、この
屈曲部分は、ブロックを通して摩擦的に挿入されてお
り、ここで、このブロックは、貫通孔が、容器本体の内
側壁に形成された密閉された穴と整列して、垂直な溝に
固定される、ブロック、を備える、ストローアセンブ
リ、を備える、改良型飲料容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改良型飲料容器に
関する。より特定すると、本発明は、改良型ストローア
センブリが接続された、飲料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料容器(例えば、テトラパック
(登録商標)(Tetra PakTM)容器)は、その
容器の上面に穴を有する。この穴は、例えば、アルミニ
ウム箔の材料の層によって、密閉される。さらに、外部
ストローが、接着によって、この容器の側壁に付着され
ている。この外部ストローを側壁から外し、そしてこの
ストローを穴に挿入することによって、使用者は、この
容器内の液体を吸い込み得る。
【0003】飲用の上記方法は、いくつかの欠点を有す
る。第一に、長期間の貯蔵の後に、ある量の埃がこの容
器の上面に蓄積する。ストローを穴に挿入することによ
って、この埃が容器内に落ち、これは次に、この容器の
中の液体を汚染し、そして使用者の健康に影響を及ぼし
得る。
【0004】さらに、ストローが接着によって容器の側
壁に付着されているので、この容器の移動の間、または
いくつかの容器を棚に積み込む間に、このストローは容
器から容易に外れるか、または容器間の衝突によって破
損する。
【0005】さらに、時々、ストローが容器内に落ち、
このことは、飲用し続けるために、使用者に強制的にこ
の容器を切断させるか、または液体をコップに注がせ
る。
【0006】別の飲料容器は、ストローを提供しない、
切妻頂部の容器に関する。内部の液体を飲用する前に、
この容器は開かれなければならず、液体のはね出しを引
き起こす。
【0007】さらに、切妻頂部の容器に関して、外部ス
トローが使用され得る場合においてさえも、ストローが
容器内に容易に落ちるか、またはストローの小部分のみ
が、容器の開口部の外に残る。
【0008】さらなる例は、缶の上面に開けやすいタブ
が提供されている、開けやすい金属製の缶に関する。内
部の液体を飲用するために、使用者は、このタブを引い
て開口部を露出させなければならず、次いで、自分の口
をその開口部に置かなければならない。しかし、この口
は、この開口部の周囲の縁部によって、偶然傷つけられ
得る。その代わりに、外部ストローがこの開口部に挿入
されなければならないか、または液体がコップに注がれ
なければならない。しかし、このことは、使用者にとっ
て不便である。
【0009】さらに、容器の開口部を密閉する材料の層
およびキャップを有する、プラスチックまたはPET
(ポリエチレンテレフタレート)の飲料容器に関して
は、通常、使用者は、キャップを回して外し、シールを
剥がし、そして外部ストローを開口部に挿入するか、ま
たは液体を直接コップに注がなければならない。これも
また、使用者にとって不便である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記欠点を克服するた
めに、本発明の課題は、ストローアセンブリを使用しな
がら、容器本体内の液体が容易には汚染されない、改良
型飲料容器を提供することである。
【0011】本発明の別の課題は、ストローアセンブリ
が容器本体の外側に付着されており、そして衝突によっ
て、容器本体から容易には離れない、改良型飲料容器を
提供することである。
【0012】本発明のなお別の課題は、ストローが容器
本体の内部に落ち得ない、改良型飲料容器を提供するこ
とである。
【0013】本発明のさらなる課題は、ストローアセン
ブリが種々の容器に適用可能である、改良型飲料容器を
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、改良型
飲料容器が提供され、この改良型飲料容器は、以下:容
器本体であって、以下:側壁であって、この側壁は、こ
の側壁にわたって垂直な溝を形成するよう内側に窪み、
ここで、この垂直な溝は、少なくとも1つの内側壁によ
って規定される、側壁;およびこの内側壁に形成され
た、密閉された穴、 を有する、容器本体;ならびにストローアセンブリであ
って、このストローアセンブリは、この垂直な溝内に取
り付けられており、このストローアセンブリは、以下:
垂直部分、屈曲部分、および連結部を有する、ストロー
であって、この連結部において、これらの垂直部分およ
び屈曲部分が、一緒に連結しており、この屈曲部分が、
この密閉された穴を内向きに穿刺するための自由端を有
する、ストロー;ブロックであって、このブロックは、
このストローの屈曲部分のための貫通孔を有し、この屈
曲部分は、このブロックを通して摩擦的に挿入されてお
り、ここで、このブロックは、この貫通孔が、この容器
本体の内側壁に形成されたこの密閉された穴と整列し
て、この垂直な溝に固定される、ブロック、 を備える、ストローアセンブリ、を備え、 これによって、このブロックの貫通孔を通して挿入され
たこの屈曲部分の自由端が、飲用前にこの容器本体の密
閉された穴の外側にあり、そしてこの屈曲部分を内向き
に移動させることによって、この屈曲部分の自由端が、
この密閉された穴を穿刺して、飲用の準備ができる。
【0015】1つの実施形態においては、上記ブロック
と上記ストローの連結部との間で、上記屈曲部に配置さ
れる、取り外し可能な止め環をさらに備える。
【0016】1つの実施形態においては、上記止め環
が、この止め環を上記屈曲部分に嵌合させるために、こ
の止め環に形成された切欠きを有し、そして上記容器
が、この止め環の下に接続されたタブをさらに備え、こ
のタブは、使用者が、この止め環を上記ストローの屈曲
部分から容易に取り外すためのものである。
【0017】1つの実施形態においては、上記ストロー
の垂直部分が入れ子式である。
【0018】1つの実施形態においては、上記ストロー
の垂直部分が蛇腹状である。
【0019】1つの実施形態においては、上記容器本体
が、3つの内側壁を有し、ここで、これらの内側壁の1
つが、この容器本体の側壁と実質的に平行であり、そし
て上記密閉された穴を有して形成される。
【0020】1つの実施形態においては、上記容器本体
が、弓型の内側壁を有する。
【0021】1つの実施形態においては、上記容器本体
が、頂部壁および底部壁を備える直方体であり、そして
ここで、上記容器が、この容器本体の側壁に形成された
上記垂直な溝を密閉する被覆材をさらに備え、これによ
って、上記ストローをこの垂直な溝の中に完全に収容
し、ここで、この頂部壁および底部壁に隣接するこの被
覆材は、開封用弱化線を有して形成され、これによっ
て、使用者は、このストローの垂直部分および屈曲部分
にアクセスし得る。
【0022】1つの実施形態においては、上記容器が、
切妻頂部の容器である。
【0023】本発明の別の局面によれば、改良型飲料容
器が提供され、この改良型飲料容器は、以下:容器本体
であって、以下:表面;およびこの表面に形成された、
密閉された穴、 を有する、容器本体;ならびにストローアセンブリであ
って、以下:側壁を有するブロックであって、この側壁
は、この側壁にわたって垂直な溝を形成するよう内向き
に窪み、そしてこの垂直な溝に形成された貫通孔を有
し、ここで、このブロックは、このブロックの貫通孔が
この容器本体の表面に形成された密閉された穴と整列し
て、この容器本体の表面に付着される、ブロック;およ
び垂直部分、屈曲部分、および連結部を有する、ストロ
ーであって、この連結部において、これらの垂直部分お
よび屈曲部分が一緒に連結され、この屈曲部分が、この
ブロックの貫通孔を通して摩擦的に挿入されており、そ
してこの密閉された穴を内向きに穿刺するための自由端
を有する、ストロー、 を備える、ストローアセンブリ、を備え、 これによって、このブロックの貫通孔を通して挿入され
たこの屈曲部分の自由端が、飲用前にこの容器本体の密
閉された穴の外側にあり、そしてこの屈曲部分を内向き
に移動させることによって、この屈曲部分の自由端が、
この密閉された穴を穿刺して、飲用の準備ができる。
【0024】1つの実施形態においては、上記ブロック
が、上記垂直な溝の端部を密閉するための底部壁をさら
に備える。
【0025】1つの実施形態においては、上記垂直な溝
が、少なくとも1つの内側壁によって規定されており、
そして上記容器が、この垂直な溝の内側壁と上記側壁と
が交差する位置で、上記貫通孔の近くに形成された、切
欠き、ならびに取り外し可能な挿入物をさらに備え、こ
の挿入物は、この貫通孔に挿入され、そして上記屈曲部
分の自由端が飲用前に上記密閉された穴を穿刺すること
を防止するために、上記ストローの屈曲部分と合致する
ための湾曲面を有する。
【0026】1つの実施形態においては、上記ストロー
の垂直部分が、上記垂直な溝から離れることを防止する
ための、上記内側壁に配置された少なくとも1つのノブ
をさらに備える。
【0027】1つの実施形態においては、上記容器が、
上記垂直な溝を密閉する被覆材をさらに備え、この垂直
な溝が、上記ストローをこの垂直な溝の中に完全に収容
するように、上記ブロックの側壁に形成される。
【0028】本発明の別の局面によれば、表面を有する
飲料容器とともに使用するための、ストローアセンブリ
が提供され、このストローアセンブリは、以下:側壁を
有するブロックであって、この側壁は、この側壁にわた
って垂直な溝を形成するよう内向きに窪んでおり、そし
てこの垂直な溝に形成される貫通孔を有し、ここで、こ
のブロックは、この容器の表面に付着される、ブロッ
ク;および垂直部分、屈曲部分、および連結部を有す
る、ストローであって、この連結部において、これらの
垂直部分および屈曲部分が、一緒に連結され、この屈曲
部分が、このブロックの貫通孔を通して摩擦的に挿入さ
れ、そしてこの容器の表面を穿刺するための自由端を有
する、ストロー、を備え;これによって、このブロック
の貫通孔を通して挿入されたこの屈曲部分の自由端が、
飲用前のこの容器の表面の外側にあり、そしてこの屈曲
部分を内向きに移動させることによって、この屈曲部分
の自由端が、この表面を穿刺して、飲用の準備ができ
る。
【0029】本発明の別の局面によれば、改良型飲料容
器が提供され、この改良型飲料容器は、以下:可撓性表
面を有する、容器本体;ならびにストローアセンブリで
あって、以下:この容器本体の表面によって少なくとも
部分的に収容される、ブロックであって、このブロック
の開口部が、この容器本体の外側に現れている、ブロッ
ク;このブロックの開口部から、このブロック内に部分
的に受容されるストローであって、ここで、このストロ
ーが、この容器本体の表面を穿刺するための自由端を有
する、ストロー、 を備える、ストローアセンブリ、を備え;これによっ
て、このブロックを通して挿入されたこのストローの自
由端が、飲用前にこの容器本体の表面の外側にあり、そ
してこのストローを内向きに移動させることによって、
このストローの自由端が、この容器本体の表面を穿刺し
て、飲用の準備ができる。
【0030】1つの実施形態においては、上記ストロー
が、第一部分および細長第二部分を備え、この第一部分
が、上記ブロック内に嵌合しており、上記容器本体の表
面を穿刺するための自由端が、この第一部分の底端部に
提供されており、一方でこの細長第二部分は、このブロ
ックを通過し得ない。
【0031】1つの実施形態においては、上記容器は、
取り外し可能な止め環をさらに備え、この止め環は、上
記細長第二部分と上記ブロックの開口部との間で、上記
ストローの第一部分に配置されている。
【0032】1つの実施形態においては、止め環に、上
記第一部分にこの止め環を嵌合させるための切欠きが形
成されており、そして上記容器が、この止め環の下に接
続されたタブをさらに備え、このタブは、使用者が、上
記ストローの第一部分から、この止め環を容易に取り外
すためのものである。
【0033】1つの実施形態においては、容器が、上記
容器本体の外側に現れる上記ストローアセンブリを密閉
する被覆材をさらに備え、これによってこのストローを
この容器本体に完全に収容する。
【0034】本発明の別の実施形態においては、改良型
飲料容器が提供され、この改良型飲料容器は、、以下:
容器本体であって、以下:側壁であって、この側壁は、
この側壁にわたって垂直な溝を形成するよう内向きに窪
んでおり、ここで、この垂直な溝は、少なくとも1つの
内側壁によって規定される、側壁、 を有する、容器本体;ならびにストローアセンブリであ
って、このストローアセンブリは、この垂直な溝内に取
り付けられ、このストローアセンブリは、以下:垂直部
分、屈曲部分、および連結部を有する、ストローであっ
て、この連結部において、これらの垂直部分および屈曲
部分が、一緒に連結されており、この屈曲部分は、密閉
された穴を内向きに穿刺するための自由端を有する、ス
トロー;ブロックであって、このブロックは、このスト
ローの屈曲部分が摩擦的に挿入されるための、貫通孔を
有し、ここで、このブロックは、この貫通孔がこの容器
本体の内側壁に面する側において密閉され、密閉された
開口部を形成するように、この垂直な溝内に固定され
る、ブロック;少なくとも1つの止め板であって、この
止め板は、このブロックに付着しており、この取り外し
可能な止め板は、この垂直な溝内に取り付けられたスト
ローの垂直部分を収容する穴をさらに規定する、止め
板、 を備える、ストローアセンブリ、を備え;これによっ
て、このブロックの貫通孔を通して挿入されたこの屈曲
部分の自由端が、飲用前にこの密閉された開口部の外側
にあり、そしてこの屈曲部分を内向きに移動させること
によって、この屈曲部分の自由端が、この密閉された開
口部を穿刺して、飲用の準備ができる。
【0035】1つの実施形態においては、容器が、上記
ストローアセンブリを上記垂直な溝に完全に収容するよ
うに、上記ブロックの側壁に形成された垂直な溝を密閉
する被覆材をさらに備える。
【0036】上記課題を達成するために、改良型飲料容
器は、本発明の第一の実施形態によれば、以下:側壁に
わたって垂直な溝を形成するよう内向きに窪んだ、側壁
であって、ここで、この垂直な溝は、少なくとも1つの
内側面により規定される、側壁;この内側面に形成され
た、密閉された穴;およびこの垂直な穴に取り付けられ
た、ストローアセンブリを備える、容器本体を備え;こ
のストローアセンブリは、以下:垂直部分、屈曲部分、
および連結部を有するストローであって、この連結部に
おいて、これらの垂直部分および屈曲部分が一緒に連結
しており、この屈曲部分が、密閉された穴を内向きに穿
刺するための自由端を有する、ストロー;ブロックであ
って、ストローの屈曲部分がそこを通して挿入されるた
めの貫通孔を有し、ここで、このブロックは、この貫通
孔が、容器本体の内側面に形成された密閉された穴と整
列した状態で、垂直な溝に固定される、ブロック;およ
び取り外し可能な止め環であって、これは、ストローの
屈曲部分の自由端を密閉された穴から離して維持するよ
うに、ブロックとストローの連結部との間で、屈曲部分
に配置されている、止め環を備える;これによって、ブ
ロックの貫通孔を通して挿入された屈曲部分の自由端
が、飲用前の容器本体の密閉された穴の外にあり、そし
て止め環を外して屈曲部分を内向きに動かすことによっ
て、飲用が容易であるように、屈曲部分の自由端が、密
閉された穴を穿刺する。
【0037】第二の実施形態において、この容器は、容
器本体の側壁に形成された垂直な溝を密閉する被覆材を
さらに備え、これによって、ストローをこの溝の中に完
全に収容し、ここで、頂部壁および底部壁に隣接する被
覆材は、使用者がストローの垂直部分および屈曲部分に
アクセスするために、開封用弱化線を有して形成され
る。
【0038】本発明の第三および第四の実施形態は、表
面を有する飲料容器とともに使用するためのストローア
センブリに関し、このストローアセンブリは、以下:側
壁を有するブロックであって、この側壁は、この側壁に
わたって垂直な溝を形成するよう内側に窪んでおり、そ
してこの垂直な溝に形成される貫通孔を有し、ここで、
このブロックは、容器の表面に付着される、ブロック;
ならびに垂直部分、屈曲部分および連結部を有するスト
ローであって、この連結部において、これらの垂直部分
および屈曲部分が一緒に連結しており、屈曲部分は、ブ
ロックの貫通孔を通して摩擦的に挿入され、そして容器
の表面を穿刺するための自由端を有する、ストローを備
え;これによって、ブロックの貫通孔を通して挿入され
る屈曲部分の自由端は、飲用前の容器表面の外にあり、
そして屈曲部分を内向きに動かすことによって、飲用が
容易であるように、屈曲部分の自由端が、表面を穿刺す
る。
【0039】本発明の第五の実施形態は、さらなる改良
型飲料容器に関し、この容器は、以下:可撓性表面を有
する容器本体;ならびにストローアセンブリであって、
以下:端部が容器本体の外に露出した状態で、容器本体
の表面によって少なくとも部分的に収容される、ブロッ
ク;端部からブロック内に部分的に受容されるストロー
であって、ここで、このストローは、容器本体の表面を
穿刺するための自由端を有する、ストロー、を備える、
ストローアセンブリを備え;これによって、ブロックを
通して挿入されるストローの自由端が、飲用前の容器本
体の表面の外にあり、そしてストローを内向きに動かす
ことによって、このストローの自由端が、容器の表面を
穿刺し、そして飲用の準備ができる。
【0040】本発明の第六の実施形態は、止め環を、ブ
ロックに付着された少なくとも1つの止め板に置換する
ことによって、第一の実施形態に開示される容器を改変
する。この取り外し可能な止め板は、さらに、穴を規定
し、この穴は、垂直な溝内に取り付けられたストローの
垂直部分を収容する;これによって、ブロックの貫通孔
を通して挿入された屈曲部分の自由端は、飲用前の貫通
孔の密閉された開口部の外にあり、そして止め板を下に
圧迫して屈曲部分を内向きに動かすことによって、屈曲
部分の自由端が、密閉された開口部を穿刺し、そして飲
用の準備ができる。
【0041】本発明の構造および課題は、添付の図面と
ともに、以下の好ましい実施形態の説明から、当業者に
よってより容易に理解される。
【0042】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明による
改良型飲料容器を示す。示されるように、容器1は、容
器本体2、ストローアセンブリ3、および被覆材4を備
える。容器本体2は、頂部壁5、底部壁7、および側壁
9を有する。側壁9は、窪んで、頂部壁5から底部壁7
へと、垂直な溝17を形成する。垂直な溝17は、3つ
の内側壁11、13、および15により規定される。密
閉された穴19(これは、好ましくは、材料の層20
(例えば、アルミニウム箔)により密閉される)が、底
部壁7に近い位置で、内側壁13にさらに形成される。
【0043】ストローアセンブリ3(これは、好ましく
は、プラスチックで作製される)は、ブロック21、ス
トロー23、および止め環25を備える。好ましくは、
ブロック21は、直方体であり、そして後部壁27、後
部壁27に対向する前部壁29、円錐形の貫通孔31、
および2つの横壁を有する。ブロック21の後部壁27
は、容器本体2の内側壁13と接触して、ブロック21
がそこに付着され、そして2つの横壁の各々がそれぞ
れ、内側壁11、15に付着されるように、構成され
る。ブロック21と内側壁11、13、および15との
間の上記付着は、好ましくは、接着または超音波結合に
よって、達成される。円錐形の貫通孔31は、前部壁2
9からブロック21を通り、後部壁27へと延び、そし
てテーパ状である。さらに、貫通孔31は、容器本体2
の内側壁13の密閉された穴19と整列する。
【0044】ストロー23は、容器本体2の溝17に受
容され、そして垂直部分33および屈曲部分35に分割
され、これらは、連結部37において一緒に連結され
る。垂直部分33は入れ子式であり、そして口のための
端部39を有する。好ましくは、口側の端部39の近く
では、垂直部分33の一部が蛇腹状である(図示せ
ず)。屈曲部分35は、密閉された穴19を穿刺するた
めの、自由端または鋭利端41を有する。鋭利端41の
近くで、屈曲部分35の一部が、ブロック21の貫通孔
31へと、ブロック21の前部壁29から挿入され、こ
のとき、屈曲部分35の残りの部分は、貫通孔31の外
側に残る。さらに、屈曲部分35は、貫通孔31のテー
パに従ってテーパ状であり、その結果、密閉された穴1
9を鋭利端41が穿刺した後には、この屈曲部分は、テ
ーパ状の貫通孔31と摩擦的に、かつ緊密に嵌合し得、
そして液体は、屈曲部分35と貫通孔31との間の接続
部から漏出し得ない。
【0045】止め環25は、実質的にC型の断面および
周囲壁43を有する。切欠き45が、周囲壁43に形成
され、これによって、止め環25が、ストロー23の屈
曲部分35の残りの部分の周囲に嵌合する。さらに、タ
ブ47が、止め環25の周囲壁43から延びる。止め環
25は、ブロック21と、ストロー23の連結部37と
の間に位置する。好ましくは、止め環25の軸方向長さ
とブロック21の長さとの和は、ストロー23の屈曲部
分35の長さよりわずかに長く、これによって、屈曲部
分35の鋭利端41が、使用前の容器本体2の密閉され
た穴19と接触することが防止される。
【0046】最後に、層形状の被覆材4(これは、好ま
しくは、プラスチック、紙、またはアルミニウムで作製
される)が、容器本体2に接着されて、溝17を被覆
し、そしてストローアセンブリ3をこの溝の中に密閉す
る。図1および2に示されるように、剥離用の弱化線
が、被覆材4の上部分42および下部分44にそれぞれ
提供され、その結果、被覆材4の上部分42および下部
分44が容器本体2から剥れる際に、被覆材4の中間部
分46は、溝17の一部を依然として被覆し、そしてス
トロー23が溝17から落ちることを防止する。従っ
て、本発明による改良型飲料容器は、このように提供さ
れる。
【0047】本発明の操作を、図1〜4に従って記載す
る。第一に、被覆材4の上部分42および下部分44が
剥がされ、そしてストロー23の垂直部分33がその完
全伸長まで引き出される。さらに、止め環25のタブ4
7が引き抜かれて、止め環25をストロー23の屈曲部
分35から分離し、そしてストロー23の屈曲部分35
の鋭利端41によって密閉された穴19が穿刺され、そ
してテーパ状の屈曲部分35がテーパ状の貫通孔31と
摩擦的に密に嵌合するまで、連結部37が、容器本体2
の内側壁13に向けて押し付けられる。口側の端部39
と使用者の口とを整列するように、伸長した垂直部分3
3の蛇腹状部分を調節することによって、使用者は、容
器本体2から液体を吸い込み得る。
【0048】図5〜8は、本発明の第二の実施形態によ
る、改良型飲料容器1’を示す。記載を簡単にするため
に、第一の実施形態の要素に対応する第二の実施形態の
要素を、アポストロフィ(’)を付けた同じ参照番号に
より示す。この実施形態において、ストローアセンブリ
3’および容器本体2’の構造は、被覆材49を使用し
て容器本体2’を収容し、その結果、不使用時にストロ
ーアセンブリ3’および垂直の溝17’が外側から見え
ないことを除いて、実施例1のものと実質的に同じであ
る。
【0049】示されるように、頂部壁5’に隣接する被
覆材49の第一部分51は、剥離用の弱化線を備え、そ
の結果、第一部分51が開かれて、ストロー23’の垂
直部分33’の端部39’を露出させ、そして引き出し
得る。同様に、底部壁7’に隣接する被覆材49の第二
部分53は、剥離用の弱化線を備え、その結果、第二部
分53が開かれ得、使用者が止め環25’を引き出し
得、そしてストロー23’の連結部37’を、容器本体
2’の内側壁(図示せず)に向けて圧迫し得る。
【0050】各型の容器1、1’を、短期間の液体の貯
蔵および長期間の液体の貯蔵のために、使用し得る。例
えば、容器の第一の実施形態1においては、短期間の貯
蔵のために使用される場合に、容器本体2のためのパッ
ケージ材料は、3層で作製され得る(すなわち、ポリエ
チレン層、厚紙ベースの材料層、および耐液層)。この
場合には、密閉された穴19は、ポリエチレン層および
厚紙ベースの材料層を除去し、そして耐液層を残すこと
によって、形成される。長期間の貯蔵の場合には、容器
本体2のためのパッケージ材料は、5層で作製され得る
(すなわち、ポリエチレン層、厚紙ベースの材料層、接
着樹脂層、ガスバリア層、および耐液層)。この場合に
は、密閉された穴19は、ポリエチレン層、厚紙ベース
の材料層、および接着樹脂層を除去し、そしてガスバリ
ア層および耐液層を残すことによって、形成される。
【0051】さらに、容器の第二の実施形態1’におい
て、短期間の貯蔵のために使用される場合には、容器本
体2’は、図7に示すように、耐液層55を有し得、そ
してストローアセンブリ3’を収容するための被覆材4
9は、厚紙ベースの材料層57およびポリエチレン層5
9を有する。この場合には、第一の実施形態において提
供された、密閉された穴19は、必要ではないかもしれ
ず、そしてストロー23’の鋭利端41’は、内側壁
(すなわち、耐液層55)を通して直接穿刺し得る。
【0052】さらに、長期間の貯蔵の場合には、容器本
体2’は、図8に示すように、耐液層61、ガスバリア
層63、および接着樹脂層65を有し、そしてストロー
アセンブリ3’を収容するための被覆材49は、厚紙ベ
ースの材料層67およびポリエチレン層96を有する。
この場合には、第一の実施形態において提供された、密
閉された穴19は、必要ではないかもしれず、そしてス
トロー23’の鋭利端41’は、内側壁(すなわち、耐
液層61およびガスバリア層63)を通して直接穿刺し
得る。
【0053】上記実施形態は、単に本発明の好ましい実
施形態に関する。上記実施形態に加えて、他の可能な改
変が存在する。例えば、溝17(17’)の内側壁13
(13’)は、弓型の内側壁として窪まされ得、そして
ブロック21(21’)の後部壁27(27’)は、対
応する弓型の壁として形成され得る。さらに、容器は、
必ずしも矩形である必要はなく、他の可能な配置であり
得る。また、容器は、切妻頂部の容器であり得、そして
容器本体2はまた、プラスチック材料、紙、金属または
他の適切な材料で作製され得る。さらに、溝17(1
7’)は、容器本体2の側壁9(9’)に必ずしも形成
される必要はなく、容器本体2(2’)の隅に形成され
得る。
【0054】図9および図10は、本発明の第三の実施
形態による、改良型飲料容器101を示す。示されるよ
うに、容器101は、可撓性本体102、本体102に
付着されたストローアセンブリ103、および被覆材1
04を備える。
【0055】可撓性本体102は、好ましくは、プラス
チックの本体であるが、PET(ポリエチレンテレフタ
レート)の本体、ブリキ缶、アルミニウム缶またはガラ
ス瓶などであり得る。本体102は、その表面に密閉さ
れた穴108を備え、この穴は、好ましくは、例えば、
アルミニウム箔の、材料の層により密閉されている。ス
トローアセンブリ103(これは、好ましくは、プラス
チックで作製される)は、ブロック105、ストロー1
06および挿入物107を備える。ブロック105は、
頂部壁109、底部壁111、側壁または前部壁11
3、後部壁および対向する2つの横壁を有する、直方体
である。ブロック105は、後部壁と2つの横壁を本体
102に接着することによって、本体102に付着され
る。しかし、この付着はまた、超音波結合によって実施
され得、そしていくつかの実施形態においては、ブロッ
ク105は、射出成形によって、可撓性本体102と一
体的に形成される。前部壁113は、頂部壁109から
底部壁111にわたって、垂直な溝115に窪む。従っ
て、垂直な溝115は、実質的にC形状の断面を有する
内側壁117によって、規定される。さらに、1対の対
向するノブ119が、内側壁117の上端部において、
頂部壁109の近くに提供される。さらに、円錐形の貫
通孔121が、内側壁117の下部分から、ブロック1
05を通り、後部壁へと延びる。貫通孔121は、本体
102の密閉された穴108と整列される。さらに、切
欠き122が、前部壁113と内側壁117との交差部
分に、貫通孔121の近くの位置で、形成される。
【0056】ストロー106は、ブロック105の溝1
15に受容され、そして垂直部分123および屈曲部分
125に分割され、これらは、連結部127において、
一緒に連結する。垂直部分123は入れ子式であり、そ
して口のための端部129を有する。好ましくは、口側
の端部129の近くで、垂直部分123の一部は蛇腹状
である(図示せず)。屈曲部分125の一部は、貫通孔
121に挿入され、そして本体102の密閉された穴1
08を穿刺するための自由端または鋭利端131を有す
る。さらに、屈曲部分125の長さは、貫通孔121の
長さより長い。
【0057】図10に示すように、挿入物107は、楔
本体の形状であり、側面がわずかに湾曲している。挿入
物107は、切欠き122を通して貫通孔121に挿入
され、その結果、湾曲した面が、屈曲部分125の一部
に押し付けられて、屈曲部分125の鋭利端131が本
体102の密閉された穴108を穿刺することを防止す
る。さらに、屈曲部分125は、貫通孔121のテーパ
に従ってテーパ状であり、その結果、挿入物107が貫
通孔121から引き抜かれ、そして連結部127が内向
きに圧迫された後に、鋭利端131は、本体102の密
閉された穴108を穿刺し、テーパ状の屈曲部分125
は、摩擦的かつ緊密に、テーパ状貫通孔121と嵌合し
得、そして液体は、屈曲部分125と貫通孔121との
間の接続部から漏出し得ない。
【0058】さらに、垂直部分123の口側の端部12
9は、対向するノブ119によりブロックされ、その結
果、ストロー106は、溝115から落ちない。
【0059】最後に、層形状の被覆材104(これは、
好ましくは、プラスチック、紙またはアルミニウムから
作製される)を使用して、溝115を被覆して、この溝
の中にストローアセンブリ103を密封する。従って、
本発明による改良型飲料容器は、このように提示され
る。
【0060】図11は、本発明の第四の実施形態によ
る、改変型ストローアセンブリ103’を示す。記載を
簡単にするために、第三の実施形態の要素に対応する第
四の実施形態の要素を、アポストロフィ(’)を付けた
同じ参照番号により示す。この実施形態において、本体
102’およびストローアセンブリ103’の構造は、
垂直な溝115’の端部が底部壁111’によってブロ
ックされていることを除いて、第三の実施形態における
ものと実質的に同じである。
【0061】第三および第四の実施形態の操作を、図9
〜11に従って記載する。第一に、被覆材104(10
4’)が剥がされ、そしてストロー106(106’)
の垂直部分123(123’)がその完全伸長まで引き
出される。さらに、挿入物107(107’)が貫通孔
121(121’)から引き抜かれ、そしてストロー1
06(106’)の屈曲部分125(125’)の鋭利
端131(131’)によって本体102(102’)
の密閉された穴108が穿刺され、そしてテーパ状の屈
曲部分125(125’)がテーパ状の貫通孔121
(121’)と摩擦的に密に嵌合するまで、連結部12
7(127’)が、容器本体102(102’)に向け
て押し付けられる。口側の端部129(129’)と使
用者の口とを整列するように、伸長した垂直部分123
(123’)の蛇腹状部分を調節することによって、使
用者は、可撓性本体102(102’)から液体を吸い
込み得る。
【0062】挿入物107(107’)を提供すること
により、止め環の必要がなくなる。さらに、容器本体1
02の表面がストロー106(106’)の鋭利端13
1(131’)によって直接穿刺され得る場合には、密
閉された穴108(108’)の提供は必ずしも必要で
はなく、そしてストローアセンブリ103(103’)
は、容器本体102(102’)の任意の位置に、付着
され得る。
【0063】図12および13は、本発明の第五の実施
形態による、改良型飲料容器201を示す。示されるよ
うに、容器201は、可撓性本体202、ストローアセ
ンブリ203、および被覆材204を備える。
【0064】可撓性本体202は、好ましくは、プラス
チック本体であるが、ポリオレフィン、PVC(ポリ塩
化ビニル)、アルミニウム箔などからもまた、作製され
得る。
【0065】ストローアセンブリ203(これは、好ま
しくは、プラスチックで作製される)は、ブロック20
5、止め環207およびストロー209を備える。ブロ
ック205は、ブロック205の上表面に開いて開口部
206を形成し、そしてブロック205の下表面におい
て開く貫通孔を有する。ブロック205は、好ましく
は、平行六面体であるが、円筒または他の形状であり
得、そして少なくとも部分的に、しかし好ましくはその
1/2〜2/3の部分が、容器本体202の表面によっ
て収容される。図12および13に示すように、ブロッ
ク205の上表面には、本体202の外側に露出する開
口部206を縁部が規定し、そしてテーパ状である。
【0066】ストロー209は、第一部分211および
細長第二部分213に分割され、この細長第二部分21
3は、ブロック205の開口部206の周囲のテーパに
従って第一部分211へとテーパ状である。第一部分2
11は、ブロック205の開口部206から、ブロック
205内に嵌合し、そして本体202を穿刺するため
に、底部に自由端または鋭利端214を有し、一方で、
細長第二部分213は、ブロック205を通過し得な
い。
【0067】止め環207は、実質的にC形状の断面お
よび周囲壁215を有する。止め環207がストロー2
09の第一部分211の上に嵌合するための切欠き21
6が、周囲壁215に形成されている。さらに、タブ2
17が、止め環207の周囲壁215から延びる。止め
環207は、ブロック205の開口部206と細長第二
部分213との間に位置する。好ましくは、止め環20
7の軸方向の長さとブロック205の長さとの和は、ス
トロー209の第一部分211の長さよりわずかに大き
く、これによって、第一部分211の鋭利端214が、
使用前に本体202と接触することを防止する。
【0068】最後に、層形状の被覆材204(これは、
好ましくは、プラスチック、紙またはアルミニウムで作
製される)が、ブロック205の外側部分、止め環20
7およびストロー209を被覆して、ストローアセンブ
リ203を内側に密封するために使用される。従って、
本発明による改良型飲料容器は、このように提示され
る。
【0069】本発明の操作を、図12、13に従って記
載する。最初に、使用者は、被覆材204を裂き、そし
て止め環207のタブ217を引いて、止め環207を
ストロー209の第一部分211から分離する。さら
に、細長第二部分213を、本体202がストロー20
9の鋭利端214によって穿刺されるまで、ブロック2
05の方へと圧迫する。第二部分213のテーパ状の部
分は、ブロック205の開口部206の周囲のテーパ状
縁部と緊密に嵌合するので、液体は漏出しない。従っ
て、使用者は、本体202から液体またはゼリー状食物
を吸い込み得る。
【0070】図14および15は、本発明の第六の実施
形態による、改良型飲料容器301を示す。示されるよ
うに、容器301は、容器本体302、ストローアセン
ブリ303、および被覆材304を備える。容器本体3
02は、頂部壁305、頂部壁305に対向する底部壁
307、および側壁309を有する。側壁309は、頂
部壁305から底部壁307に向けて、垂直な溝311
を形成するように、窪まされる。従って、垂直な溝31
1は、実質的にC形状の断面を有する内側壁313によ
って規定され、そしてこの溝に挿入されるストローの直
径より小さな幅を有する長手方向の開口部を有し、そし
てストローが溝311から落ちることを防止する。底部
壁307の近くでは、垂直な溝311の端部が、細長矩
形空間315(これは、側壁309および底部壁307
へと開き、そして内側壁316および容器本体302の
2つの横壁によって規定される)へと導く。細長矩形空
間315は、溝311より大きな断面を有する。溝31
1は、空間315の近くの2つの側の各々において、凹
部314に窪む。穴317が、内側壁316に形成され
る。
【0071】容器301はまた、切妻頂部の容器であり
得、そして容器本体302はまた、プラスチック材料、
紙、金属または他の適切な材料で作製され得る。いくつ
かの好ましい実施形態において、垂直な溝311および
矩形の空間315を有する容器本体302は、射出形成
によって作製される。
【0072】ストローアセンブリ303(これは、好ま
しくは、プラスチックで作製される)は、ブロック31
9およびストロー321を備える。ブロック319は、
直方体であり、頂部壁322、前部壁323、前部壁3
23に対向する後部壁325、前部壁323からブロッ
ク319を通って後部壁325へと延び、そしてテーパ
状である円錐形の貫通孔327、ならびに2つの横壁3
29を有する。材料の層330(例えば、アルミニウム
箔)が、後部壁325の円錐形の貫通孔327の開口部
を密閉するために使用される。横ウィング331が、横
壁329の各々からさらに延び、そして止め板333
が、連結部334において、各横ウィング331に対し
て垂直に片持ちにされている。従って、止め板333
は、ブロック319の頂部壁322と実質的に同一平面
上である。さらに、図14および15に示すように、止
め板333は一緒に、穴335を規定する。
【0073】さらに、横ウィング331および止め板3
33を全体として有するブロック319は、細長矩形空
間315内に受容され、このときブロック319の後部
壁325は、内側壁316にブロック319が付着され
るために、内側壁316と接触する。ブロック319と
内側壁316との間の上記付着は、好ましくは、接着ま
たは超音波結合によって達成され、そして穴317は、
同時に、材料の層330によって密閉される。好ましく
は、空隙が、空間315とブロック319の頂部壁32
2との間に存在する。さらに、組み立て後に、穴335
は、溝311の断面と整列する。
【0074】ストロー321は、容器本体302の溝3
11に受容され、そして垂直部分337と屈曲部分33
9とに分割され、これらは、連結部341において一緒
に連結する。垂直部分337は、入れ子式であり、そし
て口のための端部343を有する。好ましくは、口側の
端部343の近くでは、垂直部分337の一部が蛇腹状
である(図示せず)。溝311の断面がC形状であるの
で、垂直部分337は、溝311によってブロックさ
れ、そして溝311から落ちない。屈曲部分339は、
密閉された開口部を穿刺するための、自由端または鋭利
端345を有する。
【0075】連結部341の近くでは、垂直部分337
の一部が、止め板333によって一緒に規定される穴3
35を通して挿入され、その結果、屈曲部分339の一
部は、ブロック319の前部壁323から、ブロック3
19の貫通孔327に挿入される。このとき屈曲部分3
39の残りの部分は、貫通孔327の外側に残る。
【0076】さらに、屈曲部分339は、貫通孔327
のテーパに従ってテーパ状であり、その結果、鋭利端3
45が、密閉された開口部を穿刺した後に、この屈曲部
分は、テーパ状の貫通孔327と摩擦的かつ緊密に嵌合
し得、そして液体は、屈曲部分339と貫通孔327と
の間の接続部から、漏出し得ない。
【0077】好ましくは、穴335の中心からブロック
319の前部壁323までの距離と、ブロック319の
長さとの和は、ストロー321の屈曲部分339の長さ
よりわずかに長く、その結果、屈曲部分339の鋭利端
345が、使用前の容器本体302の密閉された開口部
と接触することを防止する。
【0078】最後に、層形状の被覆材304(これは、
プラスチック、紙またはアルミニウムで作製される)を
使用して、溝311および細長矩形空間315を被覆
し、ストローアセンブリ303をそこに密封する。従っ
て、本発明による改良型飲料容器は、このように提示さ
れる。
【0079】本発明の操作を、図14および15に従っ
て記載する。最初に、被覆材304を引き剥がし、そし
てストロー321の垂直部分337をその完全伸長まで
引く。さらに、使用者は、自分の指を凹部314に挿入
して、両方の止め板333を下向きに圧迫して、連結部
334を破壊し、そして円錐形の貫通孔327の密閉さ
れた開口部がストロー321の屈曲部分339の鋭利端
345によって穿刺され、そしてテーパ状の屈曲部分3
39が摩擦的にかつ緊密に、テーパ状の貫通孔327に
嵌合するまで、連結部341を容器本体302の内側壁
316に向けて圧迫する。口側の端部343を使用者の
口と整列されるように、伸長された垂直部分337の蛇
腹状部分を調節することによって、使用者は、容器本体
302から液体を吸い込み得る。
【0080】上記実施形態に開示される構造に基づい
て、ストローが垂直な溝に受容され、そして被覆材によ
って密閉されるので、このストローは、容器間の衝突に
よって、容器本体から容易には外れない。さらに、埃が
穴の上に堆積せず、そして容器本体内の液体は、容易に
は汚染されない。さらに、ストローが、従来のパッケー
ジの場合におけるように、容器本体の内部に失われる機
会がない。
【0081】さらに、容器本体のための材料は、容器本
体の表面に穴が形成され得、そして十分に密閉され得る
限り、プラスチックまたは紙に限定されず、金属であり
得る。
【0082】改良型飲料容器であって、以下:容器本体
であって、以下:側壁であって、この側壁は、この側壁
にわたって垂直な溝を形成するよう内側に窪み、ここ
で、この垂直な溝は、少なくとも1つの内側面によって
規定される、側壁;この内側面に形成された、密閉され
た穴;ならびに垂直な溝内に取り付けられたストローア
センブリ、を有する、容器本体を備え、このストローア
センブリは、以下:垂直部分、屈曲部分、および連結部
を有する、ストローであって、この連結部において、垂
直部分および屈曲部分が、一緒に連結しており、屈曲部
分が、密閉された穴を内向きに穿刺するための自由端を
有する、ストロー;ブロックであって、このブロック
は、ストローの屈曲部分がこのブロックを通して挿入さ
れるための貫通孔を有し、ここで、このブロックは、こ
の貫通孔が容器本体の内側面に形成された密閉された穴
と整列して、この垂直な溝に固定される、ブロック、お
よびこのストローの屈曲部分の自由端を、密閉された穴
から離して維持するためにストローに配置された、取り
外し可能な止め環を備え、これによって、このブロック
の貫通孔を通して挿入されたこの屈曲部分のこの自由端
が、飲用前のこの容器本体のこの密閉された穴の外側に
あり、そして止め環を取り外して屈曲部分を内向きに移
動させることによって、この屈曲部分の自由端が、密閉
された穴を穿刺して、飲用の準備ができる。
【0083】本発明の構造は、上記実施形態に限定され
ない。本発明を、好ましい実施形態を参照して記載した
が、種々の変化および改変が、特許請求の範囲に示され
る本発明の範囲から逸脱することなくなされ得ること
が、当業者に明らかである。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、ストローアセンブリを
使用しながら、容器本体内の液体が容易には汚染されな
い、改良型飲料容器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第一の実施形態による、改良
型飲料容器の分解図である。
【図2】図2は、本発明の第一の実施形態による、改良
型飲料容器の斜視図である。
【図3】図3は、本発明の第一の実施形態による、改良
型飲料容器の頂面図である。
【図4】図4は、本発明の第一の実施形態による、改良
型飲料容器の別の頂面図であり、容器本体へのストロー
の移動を示す。
【図5】図5は、本発明の第二の実施形態による、改良
型飲料容器の斜視図である。
【図6】図6は、本発明の第二の実施形態による、改良
型飲料容器の別の斜視図であり、本発明の使用の状態を
示す。
【図7】図7は、本発明の第二の実施形態による、改良
型飲料容器の頂面図であり、ここで、この容器は、主と
して短期間の貯蔵のために設計されている。
【図8】図8は、本発明の第二の実施形態による、改良
型飲料容器の頂面図であり、ここで、この容器は、主と
して、長期間の貯蔵のために設計されている。
【図9】図9は、本発明の第三の実施形態による、改良
型飲料容器の斜視図である。
【図10】図10は、図9の部分的な分解図である。
【図11】図11は、本発明の第四の実施形態による、
改良型飲料容器のためのストローアセンブリの斜視図で
ある。
【図12】図12は、本発明の第五の実施形態による、
改良型飲料容器の概略図である。
【図13】図13は、図12のストローアセンブリの分
解図である。
【図14】図14は、本発明の第六の実施形態による、
改良型飲料容器の斜視図である。
【図15】図15は、図14のストローアセンブリの頂
面図である。
【符号の説明】
1、1’ 容器 2、2’ 容器本体 3、3’ ストローアセンブリ 4 層形状の被覆材 5、5’ 容器本体2、2’の頂部壁 7、7’ 容器本体2、2’の底部壁 9 容器本体2の側壁 11、13、13’、15 内側壁 17、17’ 垂直な溝 19 密閉された穴 20 材料の層 21 ブロック 23、23’ ストロー 25、25’ 止め環 27、27’ 後部壁 29 前部壁 31 円錐形の貫通孔 33、33’ ストロー23、23’の垂直部 35 ストロー23の屈曲部分 37、37’ ストロー23、23’の連結部 39、39’ ストロー23、23’の口側の端部 41、41’ 屈曲部分35の自由端または鋭利端 42 被覆材4の上部分 43 止め環25の周囲壁 44 被覆材4の下部分 45 切欠き 46 被覆材4の中間部分 47 タブ 49 被覆材 51 被覆材49の第一部分 53 被覆材49の第二部分 55 耐液層 57 厚紙ベースの材料 59 ポリエチレン層 61 耐液層 63 ガスバリア層 65 接着樹脂層 67 厚紙ベースの材料 69 ポリエチレン層 101 容器 102、102’ 可撓性本体 103、103’ ストローアセンブリ 104、104’ 被覆材 105、105’ ブロック 106、106’ ストロー 107、107’ 挿入物 108 密閉された穴 109 頂部壁 111、111’ 底部壁 113 前部壁または側壁 115、115’ 垂直な溝 117 内側壁 119 ノブ 121、121’ 円錐形の貫通孔 122 切欠き 123、123’ ストロー106、106’の垂直
部分 125、125’ ストロー106、106’の屈曲
部分 127、127’ ストロー106、106’の連結
部 129、129’ ストロー106、106’の口側
の端部 131、131’ ストロー106、106’の自由
端または鋭利端 201 容器 202 可撓性本体 203 ストローアセンブリ 204 被覆材 205 ブロック 206 ブロック205の開口部 207 止め環 209 ストロー 211 第一部分 213 細長第二部分 214 ストロー209の自由端または鋭利端 215 周囲壁 216 切欠き 217 タブ 301 容器 302 容器本体 303 ストローアセンブリ 304 被覆材 305 容器本体302の頂部壁 307 容器本体302の底部壁 309 容器本体302の側壁 311 垂直な溝 313 内側壁 314 凹部 315 細長矩形空間 316 内側壁 317 穴 319 ブロック 321 ストロー 322 ブロック319の頂部壁 323 ブロック319の前部壁 325 ブロック319の後部壁 327 円錐形の貫通孔 329 ブロック319の横壁 330 材料の層 331 横ウィング 333 止め板 334 横ウィング331と止め板333との間の連
結部 335 穴 337 ストロー321の垂直部分 339 ストロー321の屈曲部分 341 ストロー321の連結部 343 ストロー321の口側の端部 345 ストロー321の自由端または鋭利端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 AB03 BA01 BC01 BC04 CF04 DA23 DA30 EA03 EA13 3E062 AB02 BA04 BB05 BB06 BB10 3E067 AA03 AB26 BA01A EE24 FA01 FC01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改良型飲料容器であって、以下:容器本
    体であって、以下:側壁であって、該側壁は、該側壁に
    わたって垂直な溝を形成するよう内側に窪み、ここで、
    該垂直な溝は、少なくとも1つの内側壁によって規定さ
    れる、側壁;および該内側壁に形成された、密閉された
    穴、 を有する、容器本体;ならびにストローアセンブリであ
    って、該ストローアセンブリは、該垂直な溝内に取り付
    けられており、該ストローアセンブリは、以下:垂直部
    分、屈曲部分、および連結部を有する、ストローであっ
    て、該連結部において、該垂直部分および屈曲部分が、
    一緒に連結しており、該屈曲部分が、該密閉された穴を
    内向きに穿刺するための自由端を有する、ストロー;ブ
    ロックであって、該ブロックは、該ストローの該屈曲部
    分のための貫通孔を有し、該屈曲部分は、該ブロックを
    通して摩擦的に挿入されており、ここで、該ブロック
    は、該貫通孔が、該容器本体の該内側壁に形成された該
    密閉された穴と整列して、該垂直な溝に固定される、ブ
    ロック、 を備える、ストローアセンブリ、を備え、 これによって、該ブロックの該貫通孔を通して挿入され
    た該屈曲部分の該自由端が、飲用前に該容器本体の該密
    閉された穴の外側にあり、そして該屈曲部分を内向きに
    移動させることによって、該屈曲部分の該自由端が、該
    密閉された穴を穿刺して、飲用の準備ができる、改良型
    飲料容器。
  2. 【請求項2】 前記ブロックと前記ストローの前記連結
    部との間で、前記屈曲部に配置される、取り外し可能な
    止め環をさらに備える、請求項1に記載の改良型飲料容
    器。
  3. 【請求項3】 前記止め環が、該止め環を前記屈曲部分
    に嵌合させるために、該止め環に形成された切欠きを有
    し、そして前記容器が、該止め環の下に接続されたタブ
    をさらに備え、該タブは、使用者が、該止め環を前記ス
    トローの該屈曲部分から容易に取り外すためのものであ
    る、請求項2に記載の改良型飲料容器。
  4. 【請求項4】 前記ストローの前記垂直部分が入れ子式
    である、請求項1に記載の改良型飲料容器。
  5. 【請求項5】 前記ストローの前記垂直部分が蛇腹状で
    ある、請求項1に記載の改良型飲料容器。
  6. 【請求項6】 前記容器本体が、3つの内側壁を有し、
    ここで、該内側壁の1つが、該容器本体の前記側壁と実
    質的に平行であり、そして前記密閉された穴を有して形
    成される、請求項1に記載の改良型飲料容器。
  7. 【請求項7】 前記容器本体が、弓型の内側壁を有す
    る、請求項1に記載の改良型飲料容器。
  8. 【請求項8】 前記容器本体が、頂部壁および底部壁を
    備える直方体であり、そしてここで、前記容器が、該容
    器本体の前記側壁に形成された前記垂直な溝を密閉する
    被覆材をさらに備え、これによって、前記ストローを該
    垂直な溝の中に完全に収容し、ここで、該頂部壁および
    底部壁に隣接する該被覆材は、開封用弱化線を有して形
    成され、これによって、使用者は、該ストローの該垂直
    部分および該屈曲部分にアクセスし得る、請求項4に記
    載の改良型飲料容器。
  9. 【請求項9】 前記容器が、切妻頂部の容器である、請
    求項1に記載の改良型飲料容器。
  10. 【請求項10】 改良型飲料容器であって、以下:容器
    本体であって、以下:表面;および該表面に形成され
    た、密閉された穴、を有する、容器本体;ならびにスト
    ローアセンブリであって、以下:側壁を有するブロック
    であって、該側壁は、該側壁にわたって垂直な溝を形成
    するよう内向きに窪み、そして該垂直な溝に形成された
    貫通孔を有し、ここで、該ブロックは、該ブロックの該
    貫通孔が該容器本体の該表面に形成された該密閉された
    穴と整列して、該容器本体の該表面に付着される、ブロ
    ック;および垂直部分、屈曲部分、および連結部を有す
    る、ストローであって、該連結部において、該垂直部分
    および屈曲部分が一緒に連結され、該屈曲部分が、該ブ
    ロックの該貫通孔を通して摩擦的に挿入されており、そ
    して該密閉された穴を内向きに穿刺するための自由端を
    有する、ストロー、 を備える、ストローアセンブリ、を備え、 これによって、該ブロックの該貫通孔を通して挿入され
    た該屈曲部分の該自由端が、飲用前に該容器本体の該密
    閉された穴の外側にあり、そして該屈曲部分を内向きに
    移動させることによって、該屈曲部分の該自由端が、該
    密閉された穴を穿刺して、飲用の準備ができる、改良型
    飲料容器。
  11. 【請求項11】 前記ブロックが、前記垂直な溝の端部
    を密閉するための底部壁をさらに備える、請求項10に
    記載の改良型飲料容器。
  12. 【請求項12】 前記垂直な溝が、少なくとも1つの内
    側壁によって規定されており、そして前記容器が、該垂
    直な溝の該内側壁と前記側壁とが交差する位置で、前記
    貫通孔の近くに形成された、切欠き、ならびに取り外し
    可能な挿入物をさらに備え、該挿入物は、該貫通孔に挿
    入され、そして前記屈曲部分の前記自由端が飲用前に前
    記密閉された穴を穿刺することを防止するために、前記
    ストローの該屈曲部分と合致するための湾曲面を有す
    る、請求項10に記載の改良型飲料容器。
  13. 【請求項13】 前記ストローの前記垂直部分が、前記
    垂直な溝から離れることを防止するための、前記内側壁
    に配置された少なくとも1つのノブをさらに備える、請
    求項10に記載の改良型飲料容器。
  14. 【請求項14】 前記容器が、前記垂直な溝を密閉する
    被覆材をさらに備え、該垂直な溝が、前記ストローを該
    垂直な溝の中に完全に収容するように、前記ブロックの
    側壁に形成される、請求項13に記載の改良型飲料容
    器。
  15. 【請求項15】 表面を有する飲料容器とともに使用す
    るための、ストローアセンブリであって、以下:側壁を
    有するブロックであって、該側壁は、該側壁にわたって
    垂直な溝を形成するよう内向きに窪んでおり、そして該
    垂直な溝に形成される貫通孔を有し、ここで、該ブロッ
    クは、該容器の該表面に付着される、ブロック;および
    垂直部分、屈曲部分、および連結部を有する、ストロー
    であって、該連結部において、該垂直部分および屈曲部
    分が、一緒に連結され、該屈曲部分が、該ブロックの該
    貫通孔を通して摩擦的に挿入され、そして該容器の該表
    面を穿刺するための自由端を有する、ストロー、を備
    え;これによって、該ブロックの該貫通孔を通して挿入
    された該屈曲部分の該自由端が、飲用前の該容器の表面
    の外側にあり、そして該屈曲部分を内向きに移動させる
    ことによって、該屈曲部分の該自由端が、該表面を穿刺
    して、飲用の準備ができる、ストローアセンブリ。
  16. 【請求項16】 改良型飲料容器であって、以下:可撓
    性表面を有する、容器本体;ならびにストローアセンブ
    リであって、以下:該容器本体の該表面によって少なく
    とも部分的に収容される、ブロックであって、該ブロッ
    クの開口部が、該容器本体の外側に現れている、ブロッ
    ク;該ブロックの該開口部から、該ブロック内に部分的
    に受容されるストローであって、ここで、該ストロー
    が、該容器本体の該表面を穿刺するための自由端を有す
    る、ストロー、 を備える、ストローアセンブリ、を備え;これによっ
    て、該ブロックを通して挿入された該ストローの該自由
    端が、飲用前に該容器本体の該表面の外側にあり、そし
    て該ストローを内向きに移動させることによって、該ス
    トローの該自由端が、該容器本体の該表面を穿刺して、
    飲用の準備ができる、改良型飲料容器。
  17. 【請求項17】 前記ストローが、第一部分および細長
    第二部分を備え、該第一部分が、前記ブロック内に嵌合
    しており、前記容器本体の前記表面を穿刺するための前
    記自由端が、該第一部分の底端部に提供されており、一
    方で該細長第二部分は、該ブロックを通過し得ない、請
    求項16に記載の改良型飲料容器。
  18. 【請求項18】 取り外し可能な止め環をさらに備え、
    該止め環は、前記細長第二部分と前記ブロックの前記開
    口部との間で、前記ストローの前記第一部分に配置され
    ている、請求項17に記載の改良型飲料容器。
  19. 【請求項19】 前記止め環に、前記第一部分に該止め
    環を嵌合させるための切欠きが形成されており、そして
    前記容器が、該止め環の下に接続されたタブをさらに備
    え、該タブは、使用者が、前記ストローの該第一部分か
    ら、該止め環を容易に取り外すためのものである、請求
    項18に記載の改良型飲料容器。
  20. 【請求項20】 前記容器が、前記容器本体の外側に現
    れる前記ストローアセンブリを密閉する被覆材をさらに
    備え、これによって該ストローを該容器本体に完全に収
    容する、請求項19に記載の改良型飲料容器。
  21. 【請求項21】 改良型飲料容器であって、以下:容器
    本体であって、以下:側壁であって、該側壁は、該側壁
    にわたって垂直な溝を形成するよう内向きに窪んでお
    り、ここで、該垂直な溝は、少なくとも1つの内側壁に
    よって規定される、側壁、 を有する、容器本体;ならびにストローアセンブリであ
    って、該ストローアセンブリは、該垂直な溝内に取り付
    けられ、該ストローアセンブリは、以下:垂直部分、屈
    曲部分、および連結部を有する、ストローであって、該
    連結部において、該垂直部分および屈曲部分が、一緒に
    連結されており、該屈曲部分は、密閉された穴を内向き
    に穿刺するための自由端を有する、ストロー;ブロック
    であって、該ブロックは、該ストローの該屈曲部分が摩
    擦的に挿入されるための、貫通孔を有し、ここで、該ブ
    ロックは、該貫通孔が該容器本体の該内側壁に面する側
    において密閉され、密閉された開口部を形成するよう
    に、該垂直な溝内に固定される、ブロック;少なくとも
    1つの止め板であって、該止め板は、該ブロックに付着
    しており、該取り外し可能な止め板は、該垂直な溝内に
    取り付けられた該ストローの該垂直部分を収容する穴を
    さらに規定する、止め板、 を備える、ストローアセンブリ、を備え;これによっ
    て、該ブロックの該貫通孔を通して挿入された該屈曲部
    分の該自由端が、飲用前に該密閉された開口部の外側に
    あり、そして該屈曲部分を内向きに移動させることによ
    って、該屈曲部分の該自由端が、該密閉された開口部を
    穿刺して、飲用の準備ができる、改良型飲料容器。
  22. 【請求項22】 前記容器が、前記ストローアセンブリ
    を前記垂直な溝に完全に収容するように、前記ブロック
    の前記側壁に形成された該垂直な溝を密閉する被覆材を
    さらに備える、請求項21に記載の改良型飲料容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019507712A (ja) * 2016-03-10 2019-03-22 テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ 所定平面において動きを制限される飲用装置を備える包装容器

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