JP2003276685A - 救命索発射装置 - Google Patents

救命索発射装置

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JP2003276685A
JP2003276685A JP2002086614A JP2002086614A JP2003276685A JP 2003276685 A JP2003276685 A JP 2003276685A JP 2002086614 A JP2002086614 A JP 2002086614A JP 2002086614 A JP2002086614 A JP 2002086614A JP 2003276685 A JP2003276685 A JP 2003276685A
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projectile
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Akira Yokoyama
章 横山
Mitsuaki Ishihara
光明 石原
Hiroshi Matsuzaki
洋 松崎
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Kokusai Kako KK
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Kokusai Kako KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水難者を迅速かつ確実に救助できる救命索発
射装置を提供すること。 【解決手段】 第一の発射体、該発射体に一方の端部が
接続し、他方の端部に管状体を有する第一の索、第二の
発射体、該第二の発射体に一方の端部が接続し、他方の
端部が陸地に固定もしくは残留する第二の索、該第二の
発射体に一方の端部が直接的もしくは間接的に接続し、
第一の索に対して、その管状体を通る状態で連結し、他
方の端部が陸地に固定もしくは残留する第三の索、第一
の発射体と第二の発射体とをそれぞれ収容する第一の発
射筒と第二の発射筒とを互いに角度を持たせて備えてな
る発射器、第一の発射体もしくは第一の索に備えられた
浮き袋もしくは浮き袋前駆体、そして第二の発射体もし
くは第二の索に備えられた浮き袋もしくは浮き袋前駆体
を含む救命索発射装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、救命索発射装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】海、河川もしくは湖沼における水難事故
において、水面で漂流している水難者、あるいは河川の
増水に伴い中州に取り残された水難者等を救助する場
合、陸地、橋などの陸地の延長部分あるいは船舶から、
救命用の索(ロープ)を投与し、水難者を索と共に引き
寄せて救助することが一般的である。また、より安全に
水難者を救助するために、水難者に、索と共に、索に接
続された浮き袋を投与する場合もある。救命用の索など
を、水難者に投与する救助具として、救命索発射装置が
知られている。
【0003】救命索発射装置は、救命用の索と、索の一
方の端部に接続された発射体、そして発射体の発射装置
などから構成される。発射体としてロケット弾を用いた
救命索発射装置については、特許第1732600号公
報に記載がある。この公報に記載の救命索発射装置は、
内部に推進薬が収容されたロケット弾(発射体)、ロケ
ット弾に一方の端部が接続された救命用の索、そして点
火装置が備えられた発射器などから構成されている。点
火装置によりロケット弾の推進薬の燃焼が開始される
と、ロケット弾の後方から推進薬の燃焼によって生じる
ガスが噴出して、ロケット弾が発射される。ロケット弾
の発射により、ロケット弾と共に索が飛行して、水難者
に索が投与される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水難事故においては、
水難者が水に流されて移動していることが多い。従来の
救命索発射装置を用いる場合、水難者の漂流位置の近く
に索を投与するためには、熟練が必要である。索が水難
者の漂流位置から離れて投与された場合、索を再度投与
する必要があり、迅速な救助ができなくなる。本発明の
目的は、水難者を迅速かつ確実に救助できる救命索発射
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、二本の索に
より水難者を囲む逆三角形の救命領域を形成する救命索
発射装置を用いることにより、水難者を迅速かつ確実に
救助できることを見出した。
【0006】本発明は、第一の発射体、第一の発射体に
一方の端部が接続し、他方の端部に管状体を有する第一
の索、第二の発射体、第二の発射体に一方の端部が接続
し、他方の端部が陸地もしくは陸地の延長部分あるいは
船舶に固定もしくは残留される第二の索、第二の発射体
に一方の端部が直接的もしくは間接的に接続し、第一の
索に対して、その管状体を通る状態で連結し、他方の端
部が陸地もしくは陸地の延長部分あるいは船舶に固定も
しくは残留される第三の索、第一の発射体と第二の発射
体とをそれぞれ収容する第一の発射筒と第二の発射筒と
を互いに角度を持たせて備えてなる発射器、第一の発射
体もしくは第一の索に備えられた浮き袋もしくは浮き袋
前駆体、そして第二の発射体もしくは第二の索に備えら
れた浮き袋もしくは浮き袋前駆体を含む救命索発射装置
にある。
【0007】本発明の救命索発射装置の好ましい態様
は、下記の通りである。 (1)浮き袋前駆体が水面との接触により浮き輪状に膨
張する。 (2)浮き袋もしくは浮き袋前駆体が、第一の索と第二
の索のそれぞれの一部を構成するように備えられてい
る。 (3)第二の索及び第三の索のそれぞれの他方の端部
が、発射器に接続している。
【0008】本発明はまた、上記の本発明の救命索発射
装置を、その第二の索と第三の索のそれぞれの他方の端
部が陸地もしくは陸地の延長部分あるいは船舶に固定も
しくは残留されるように配置した後、海、河川もしくは
湖沼の水面で漂流している水難者に向け、第三の索の、
第一の索との連結部と、第二の発射体もしくは第二の索
との接続部との間の索部分が水難者の漂流位置よりも遠
方に着水するように、第一の発射体と第二の発射体とを
同時に発射して着水させ、かつ浮き袋もしくは浮き袋前
駆体を浮き袋としての機能が発生する条件で着水させる
ことにより、水難者の周囲に第二の索と第三の索とから
なる逆三角形の救命領域を形成する操作、そして第二の
索と第三の索とを、救命領域を縮小させながら、それぞ
れ固定部位もしくは残留部位に近づくように引き寄せ、
同時に水難者を第二の索もしくは第三の索に接触させた
状態で救命索発射装置の側に引き寄せる操作を含む水難
者の救助方法にもある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の救命索発射装置を、添付
の図面を用いて説明する。図1は、本発明に従う救命索
発射装置の一例の構成を示す図である。図1の救命索発
射装置は、第一の発射体11a、第一の発射体に一方の
端部が接続し、他方の端部に管状体12を有する第一の
索13a、第二の発射体11b、第二の発射体に一方の
端部が接続した第二の索13b、第二の発射体11bに
一方の端部が間接的に接続し、第一の索13aに対し
て、その管状体12を通る状態で連結した第三の索13
c、第一の発射体11aと第二の発射体11bとをそれ
ぞれ収容する第一の発射筒14aと第二の発射筒14b
とを互いに角度を持たせて備えてなる発射器15、第一
の索13aに備えられた浮き袋16a及び16b、そし
て第二の索13bに備えられた浮き袋16c及び16d
などから構成されている。
【0010】第二の索13bと第三の索13cの他方の
端部は、陸地、橋などの陸地の延長部分、あるいは船舶
などに固定される。第二の索13bと第三13cの長さ
が十分長い場合には、それぞれの索の他方の端部は陸地
などに固定される必要はなく、残留されていてもよい。
図1の救命索発射装置の発射器15には、第二の索13
b及び第三の索13cのそれぞれの大部分を収容する索
箱17b及び17cが備えられている。第二の索13b
と第三の索13cの他方の端部は、発射器15に備えら
れた索箱17bおよび17cに接続され、固定されるこ
とが好ましい。
【0011】図1の救命索発射装置の発射体11a及び
11bとしては、内部に推進薬を有するロケット弾が用
いられている。そして発射器15には、発射体の推進薬
の燃焼を開始させるための点火装置19が備えられてい
る。点火装置19には、発射体の推進薬の燃焼を開始さ
せるための点火玉付き脚線20a及び20bが備えられ
ている。点火装置19により各発射体の推進薬の燃焼が
開始されると、発射体後方から推進薬の燃焼によって生
じるガスが噴出して、発射体が発射される。そして各発
射体と共に、各発射体に接続された索と浮き袋が、飛
行、そして水面に着水して、水難者に投与される。発射
体としてロケット弾を用いた救命索発射装置について
は、特許第1732600号公報に詳しく記載されてい
る。
【0012】発射体の飛行距離を長くするために、第一
の索13aと第二の索13bには、空気抵抗が小さい浮
き袋前駆体が備えられていてもよい。浮き袋前駆体は、
水面との接触により浮き輪状に膨張することが好まし
い。また、浮き袋前駆体を、電気信号もしくは無線信号
の付与によりその膨張を開始させるよう構成して、救助
者の指示により膨張を開始させることもできる。浮き袋
前駆体を電気信号の付与により膨張させる場合、電気信
号を付与するための電気配線を索に沿って付設すればよ
い。また、夜間などの水難事故において、水難者が索な
どを視認しやすいように、索や浮き袋などに、電球など
の照明具を付設することもできる。
【0013】浮き袋もしくは浮き袋前駆体は、発射体に
備えられていてもよく、第一の索や第二の索に直接的も
しくは(索を介するなどして)間接的に備えられていて
もよい。浮き袋もしくは浮き袋前駆体は、第一の索と第
二の索のそれぞれの一部を構成するように備えられてい
てもよい。図1の救命索発射装置の第一の索13aに
は、浮き袋16a及び16bが、第一の索の一部を構成
するように備えられている。同様に、第二の索13bに
は、浮き袋16c及び16dが、第二の索の一部を構成
するように備えられている。
【0014】発射体や索に備えられる浮き袋(もしくは
浮き袋前駆体)の個数に特に制限はないが、個数が増え
ると、浮き袋の重量により発射体の飛行距離が短くな
る。第一の発射体11aおよび第一の索13aに備えら
れる浮き袋の個数は、一個もしくは二個であることが好
ましい。同様に、第二の発射体11bおよび第二の索1
3bに備えられる浮き袋の数は、一個もしくは二個であ
ることが好ましい。
【0015】次に、図1の救命索発射装置の動作と、こ
れを用いた水難者の救助方法について、添付の図面を用
いて説明する。図2は、図1の救命索発射装置と、その
使用の形態の一例を説明する図である。図1の救命索発
射装置を用いて、水難者は、以下のようにして救助され
る。先ず、図1の救命索発射装置を、その第二の索13
bと第三の索13cのそれぞれの他方の端部が陸地など
に固定もしくは残留されるように配置する。図2におい
て、第二の索13bと第三の索13cのそれぞれの他方
の端部は、陸地に配置された発射器に備えられた索箱1
7b及び17cの内部に固定されている。
【0016】次に、河川26の水面で漂流している水難
者25に向け、第三の索13cの、第一の索13aとの
連結部22と、第二の索13bとの接続部23との間の
索部分が水難者の漂流位置よりも遠方に着水するよう
に、第一の発射体11aと第二の発射体11bとを同時
に発射して、浮き袋16a〜16dを着水させることに
より、水難者の周囲に第二の索13bと第三の索13c
とからなる逆三角形の救命領域26を形成する。浮き袋
の代わりに、浮き袋前駆体を用いる場合には、浮き袋前
駆体を、着水と同時に、もしくは着水の前後に膨張させ
て、浮き袋としての機能が発生する条件で着水させる。
【0017】第二の索13bと第三の索13cは、第二
の発射体11bの飛行する方向に飛行する。ところが、
第三の索13cを通す管状体12が、第一の発射体11
aの飛行する方向に飛行するため、水面には第二の索と
第三の索による逆三角形の救命領域26が形成される。
図2は、水面に救命領域が形成された状態を示してい
る。
【0018】そして第二の索13bと第三の索13cと
を、救命領域26を縮小させながら、それぞれ固定部位
に近づくように引き寄せる。救命領域26が縮小される
と、水難者25は、救命用の索13bもしくは13cに
接触する。そして、水難者25を第二の索もしくは第三
の索に接触させた状態で救命索発射装置の側に引き寄せ
ることで、水難者を救助することができる。従来の救命
索発射装置を用いると、水難者は、索あるいは浮き袋に
自力で近づいて、索などを掴む必要があるが、本発明の
救命索発射装置を用いると、逆に索と浮き袋を水難者に
近づけることができ、水難者の体力を消耗させることが
ない。
【0019】また、水難者の数や漂流位置によっては、
第一の発射体と第二の発射体の飛行方向のなす角度を調
節することが好ましい。従って、救命索発射装置は、発
射器が備える第一の発射筒と第二の発射筒のなす角度を
調節できるように構成することが好ましい。第一の発射
筒と第二の発射筒のなす角度は、10乃至90度の範囲
にあることが好ましく、10乃至30度の範囲にあるこ
とがより好ましい。また、救命索発射装置は、各発射筒
の水平方向に対する角度を調節できる構成とすることも
好ましい。発射筒の水平方向に対する角度は、10乃至
60度の範囲にあることが好ましく、20乃至50度の
範囲にあることがより好ましい。
【0020】第一の発射体11aと第二の発射体11b
の飛行方向のなす角度を調節しても、第三の索13cに
備えられた管状体12が、第三の索に対して自由にその
位置を変えることができるため、前記発射筒の角度調節
に対応した三角形の救命領域を形成することができる。
管状体12は、第三の索13cを通し、第三の索に対し
て自由にその位置を変えることができれば、その構成や
材料に特に制限はない。管状体12の例としては、金属
や樹脂などから形成されたリング、外れ止めを有するフ
ックなどを挙げることができる。図1及び図2に示した
救命索発射装置においては、管状体12として外れ止め
を有するフックを用いた。外れ止めを有するフックを用
いると、索の接続が容易となる。
【0021】また、発射体、索、および浮き袋を、外れ
止めを有するフック18a〜18fを用いて接続するこ
とも好ましい。外れ止めを有するフックを用いること
で、発射体、索、浮き袋の接続が容易となる。また、外
れ止めを有するフックを用いることにより、水難者の漂
流位置が陸地から遠い場合に、発射体の飛行距離を長く
するために浮き袋の個数を減らすなどの接続の変更が容
易となる。また、さらに発射体の飛行距離を長くするた
めに、フック18fを索13cから取り外しておくこと
により、従来の救命索発射装置と同様に、一本の索を投
与することもできる。
【0022】本発明に従う救命索発射装置は、索を水難
者の近くに投与しなくとも、水難者の救助が可能である
ため、従来の救命索発射装置のように、索の投与に熟練
は必要とされない。従って、従来の救命索発射装置よう
に、索の投与を繰り返す必要がなく、水難者を迅速かつ
確実に救助することができる。また、二本の索による逆
三角形の救命領域を水面に形成することにより、水難者
が複数いる場合にも、水難者を迅速かつ確実に救助する
ことができる。
【0023】図3は、本発明に従う救命索発射装置と、
その使用の形態の別の一例を説明する図である。図3の
救命索発射装置の第一の索33aには、その一部を構成
するように一個の浮き袋36aが備えられている。同様
に第二の索33bには、その一部を構成するように一個
の浮き袋36bが備えられている。さらに、第三の索3
3cの、第一の索33aとの連結部42と、第二の索3
3bとの接続部43との間の索部分には、外れ止めを有
するフック38e及び38fのそれぞれを介して、浮き
袋36c及び36dが備えられている。このように浮き
袋36c及び36dを付設することにより、救命領域3
6を縮小させた場合に、浮き袋の数が多いために水難者
25が浮き袋に掴まりやすくなる。また、水難者が複数
いる場合にも、それぞれの水難者が浮き袋に掴まること
ができ、水難者をより安全に救助することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の救命索発射装置を用いることに
より、水難事故における水難者を迅速かつ確実に救助す
ることができる。本発明の救命索発射装置は、複数の水
難者を救助する場合にも、好ましく用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う救命索発射装置の一例を示す図で
ある。
【図2】図1の救命索発射装置と、その使用の形態の一
例を説明する図である。
【図3】本発明に従う救命索発射装置と、その使用の形
態の別の一例を説明する図である。
【符号の説明】
11a 第一の発射体 11b 第二の発射体 12 管状体 13a、33a 第一の索 13b、33b 第二の索 13c、33c 第三の索 14a 第一の発射筒 14b 第二の発射筒 15 発射器 16a〜16d、36a〜36d 浮き袋 17b、17c 索箱 18a〜18f、38a〜38f 外れ止めを有するフ
ック 19 点火装置 20a、20b 点火玉付き脚線 21 発射台 22、42 連結部 23、43 接続部 25 水難者 26 河川 27 陸地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の発射体、該発射体に一方の端部が
    接続し、他方の端部に管状体を有する第一の索、第二の
    発射体、該第二の発射体に一方の端部が接続し、他方の
    端部が陸地もしくは陸地の延長部分あるいは船舶に固定
    もしくは残留する第二の索、該第二の発射体に一方の端
    部が直接的もしくは間接的に接続し、第一の索に対し
    て、その管状体を通る状態で連結し、他方の端部が陸地
    もしくは陸地の延長部分あるいは船舶に固定もしくは残
    留する第三の索、第一の発射体と第二の発射体とをそれ
    ぞれ収容する第一の発射筒と第二の発射筒とを互いに角
    度を持たせて備えてなる発射器、第一の発射体もしくは
    第一の索に備えられた浮き袋もしくは浮き袋前駆体、そ
    して第二の発射体もしくは第二の索に備えられた浮き袋
    もしくは浮き袋前駆体を含む救命索発射装置。
  2. 【請求項2】 浮き袋前駆体が水面との接触により浮き
    輪状に膨張することを特徴とする請求項1に記載の救命
    索発射装置。
  3. 【請求項3】 浮き袋もしくは浮き袋前駆体が、第一の
    索と第二の索のそれぞれの一部を構成するように備えら
    れていることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の
    救命索発射装置。
  4. 【請求項4】 第二の索及び第三の索のそれぞれの他方
    の端部が発射器に接続していることを特徴とする請求項
    1乃至3のうちのいずれかの項に記載の救命索発射装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちのいずれかの項に
    記載の救命索発射装置を、その第二の索と第三の索のそ
    れぞれの他方の端部が陸地もしくは陸地の延長部分ある
    いは船舶に固定もしくは残留されるように配置した後、
    海、河川もしくは湖沼の水面で漂流している水難者に向
    け、第三の索の、第一の索との連結部と、第二の発射体
    もしくは第二の索との接続部との間の索部分が該水難者
    の漂流位置よりも遠方に着水するように、第一の発射体
    と第二の発射体とを同時に発射して着水させ、かつ浮き
    袋もしくは浮き袋前駆体を浮き袋としての機能が発生す
    る条件で着水させることにより、水難者の周囲に第二の
    索と第三の索とからなる逆三角形の救命領域を形成する
    操作、そして第二の索と第三の索とを、救命領域を縮小
    させながら、それぞれ固定部位もしくは残留部位に近づ
    くように引き寄せ、同時に水難者を第二の索もしくは第
    三の索に接触させた状態で救命索発射装置の側に引き寄
    せる操作を含む水難者の救助方法。
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