JP2003276072A - 異物洗浄用樹脂組成物およびその使用方法 - Google Patents
異物洗浄用樹脂組成物およびその使用方法Info
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- JP2003276072A JP2003276072A JP2002087830A JP2002087830A JP2003276072A JP 2003276072 A JP2003276072 A JP 2003276072A JP 2002087830 A JP2002087830 A JP 2002087830A JP 2002087830 A JP2002087830 A JP 2002087830A JP 2003276072 A JP2003276072 A JP 2003276072A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少量の洗浄剤の使用でも異物除去効果が高
く、また洗浄温度において低粘度で成形機内表面への付
着性が少なく洗浄剤自体がすぐに押出機から排出され、
異物の発生を容易に防止することが可能であり、特に汎
用エンプラの押出し成形時に発生したブツを短時間でか
つ少量の材料で取り除いたり、ブツの発生を防止するこ
とが可能とすること。 【解決手段】 (A)熱可塑性樹脂100重量部に対し
て(B)粘度平均分子量1万〜150万のポリアルキレ
ンオキシドグリコール0.5〜100重量部、(C)発
泡剤0.2〜20重量部および(D)炭素数8〜20の
アルキル基を有するアルキル硫酸塩(硫酸塩がK,N
a,NH4 から選ばれたもの)および/または炭素数6
〜22の脂肪酸の金属塩(金属塩がK,Na,Ca,M
g,Znから選ばれたもの)を0.5〜10重量部含有
する異物洗浄用樹脂組成物を使用する。
く、また洗浄温度において低粘度で成形機内表面への付
着性が少なく洗浄剤自体がすぐに押出機から排出され、
異物の発生を容易に防止することが可能であり、特に汎
用エンプラの押出し成形時に発生したブツを短時間でか
つ少量の材料で取り除いたり、ブツの発生を防止するこ
とが可能とすること。 【解決手段】 (A)熱可塑性樹脂100重量部に対し
て(B)粘度平均分子量1万〜150万のポリアルキレ
ンオキシドグリコール0.5〜100重量部、(C)発
泡剤0.2〜20重量部および(D)炭素数8〜20の
アルキル基を有するアルキル硫酸塩(硫酸塩がK,N
a,NH4 から選ばれたもの)および/または炭素数6
〜22の脂肪酸の金属塩(金属塩がK,Na,Ca,M
g,Znから選ばれたもの)を0.5〜10重量部含有
する異物洗浄用樹脂組成物を使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異物洗浄用樹脂組
成物ならびに押出機内のブツの原因となる異物を洗浄除
去し、ブツの発生を防止するために使用する方法に関す
る。さらに詳しくは汎用樹脂やPET等の押出し成形時
にブツの発生を防止したり、ブツが発生したときに少量
使用することでブツの発生を少なくすることが可能であ
り、排出性が優れた後材へのコンタミの非常に少ない優
れた異物洗浄用樹脂組成物およびそれを用いた押出機の
異物洗浄および発生防止のために使用する方法に関す
る。
成物ならびに押出機内のブツの原因となる異物を洗浄除
去し、ブツの発生を防止するために使用する方法に関す
る。さらに詳しくは汎用樹脂やPET等の押出し成形時
にブツの発生を防止したり、ブツが発生したときに少量
使用することでブツの発生を少なくすることが可能であ
り、排出性が優れた後材へのコンタミの非常に少ない優
れた異物洗浄用樹脂組成物およびそれを用いた押出機の
異物洗浄および発生防止のために使用する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリ塩化ビニル樹脂、スチレン系樹脂、
オレフィン系樹脂等の汎用熱可塑性樹脂及びPET等の
汎用エンジニアリングプラスチックは、その特徴を活か
して多くの分野に使用されている。これら樹脂は、押出
成形性にも優れ、さまざまな用途に用いられている。一
般に樹脂の押出成形時には樹脂中に含まれている異物や
揮発分が押出機の中に蓄積され、それらがブツの原因に
なったりする。ブツが一度生成すると、押出機を停止さ
せて、原因となるものを取り除いたり、溶剤で押出機を
洗浄する必要があった。これらの洗浄方法の場合には多
大な工数を要し、いずれの方法でも生産性の低下をきた
す。一方、成形機の洗浄には研磨剤を含む熱可塑制樹脂
を溶融して、シリンダあるいはスクリュウに付着した異
物を除去する方法(特開平9-225963)、界面活性剤と無
機化合物を含む樹脂を溶融してシリンダあるいはスクリ
ュウに付着した異物を除去する方法(特許第2795451
号、第2774922号)、無機質充填剤と発泡剤を含む樹脂
からなる洗浄用樹脂組成物(特開平5-69446号)などが
知られている。すなわち従来の洗浄方法はグラスファイ
バーやアルミナなどを高粘度で樹脂に練りこんだものを
使用して、成形機表面を機械的に掻き取る方法が主であ
った。これらの方法では付着した樹脂を機械的に擦り取
るため、成形機内の状況が均一でないと異物防止効果が
悪く、さらに洗浄剤自体が高粘度のため、洗浄後に成形
機中に残留し易く、また成形機を痛めることもあった。
さらに熱可塑性樹脂と発泡剤からなる洗浄材料も公知で
あり、例えば樹脂成形機加熱塔内用洗浄材料(特許第30
50774号)では洗浄すべき樹脂と適当な相容性をもつ熱
可塑性樹脂が残留物に付着したり、押出すことで洗浄さ
れるものと考えられている。また洗浄剤(特開平10-818
98号)では樹脂の溶融性を調整することで洗浄効果が上
がると記載されている。さらに特定の熱可塑性樹脂と水
からなる成形機洗浄剤(特許第2501218号、特許第26765
49号)も公知であるが、これらの方法では洗浄される樹
脂の種類によって熱可塑性樹脂の種類や溶融性を変えな
いと洗浄効果があがらないという問題があり、特に押出
しシート成形のように極微量の異物が残っていても異物
がはっきりと分かってしまうような場合には多量の洗浄
剤を使用する必要があり、洗浄効果を上げるために溶融
粘度の低い熱可塑性樹脂ベースを使用すると樹脂が成形
機内に残りやすく、残った樹脂がコンタミしてブツの原
因になってしまうという問題がある。特に研磨剤を含む
樹脂や高粘度樹脂では不可能であったシート成形時での
使用が可能であり、PET樹脂などのエンジニアリング
プラスチックの押出し成形用にも少量の使用で簡単に工
数がかからずにブツの発生を防止したり、発生したブツ
の原因となる異物を取り除く方法が望まれていた。
オレフィン系樹脂等の汎用熱可塑性樹脂及びPET等の
汎用エンジニアリングプラスチックは、その特徴を活か
して多くの分野に使用されている。これら樹脂は、押出
成形性にも優れ、さまざまな用途に用いられている。一
般に樹脂の押出成形時には樹脂中に含まれている異物や
揮発分が押出機の中に蓄積され、それらがブツの原因に
なったりする。ブツが一度生成すると、押出機を停止さ
せて、原因となるものを取り除いたり、溶剤で押出機を
洗浄する必要があった。これらの洗浄方法の場合には多
大な工数を要し、いずれの方法でも生産性の低下をきた
す。一方、成形機の洗浄には研磨剤を含む熱可塑制樹脂
を溶融して、シリンダあるいはスクリュウに付着した異
物を除去する方法(特開平9-225963)、界面活性剤と無
機化合物を含む樹脂を溶融してシリンダあるいはスクリ
ュウに付着した異物を除去する方法(特許第2795451
号、第2774922号)、無機質充填剤と発泡剤を含む樹脂
からなる洗浄用樹脂組成物(特開平5-69446号)などが
知られている。すなわち従来の洗浄方法はグラスファイ
バーやアルミナなどを高粘度で樹脂に練りこんだものを
使用して、成形機表面を機械的に掻き取る方法が主であ
った。これらの方法では付着した樹脂を機械的に擦り取
るため、成形機内の状況が均一でないと異物防止効果が
悪く、さらに洗浄剤自体が高粘度のため、洗浄後に成形
機中に残留し易く、また成形機を痛めることもあった。
さらに熱可塑性樹脂と発泡剤からなる洗浄材料も公知で
あり、例えば樹脂成形機加熱塔内用洗浄材料(特許第30
50774号)では洗浄すべき樹脂と適当な相容性をもつ熱
可塑性樹脂が残留物に付着したり、押出すことで洗浄さ
れるものと考えられている。また洗浄剤(特開平10-818
98号)では樹脂の溶融性を調整することで洗浄効果が上
がると記載されている。さらに特定の熱可塑性樹脂と水
からなる成形機洗浄剤(特許第2501218号、特許第26765
49号)も公知であるが、これらの方法では洗浄される樹
脂の種類によって熱可塑性樹脂の種類や溶融性を変えな
いと洗浄効果があがらないという問題があり、特に押出
しシート成形のように極微量の異物が残っていても異物
がはっきりと分かってしまうような場合には多量の洗浄
剤を使用する必要があり、洗浄効果を上げるために溶融
粘度の低い熱可塑性樹脂ベースを使用すると樹脂が成形
機内に残りやすく、残った樹脂がコンタミしてブツの原
因になってしまうという問題がある。特に研磨剤を含む
樹脂や高粘度樹脂では不可能であったシート成形時での
使用が可能であり、PET樹脂などのエンジニアリング
プラスチックの押出し成形用にも少量の使用で簡単に工
数がかからずにブツの発生を防止したり、発生したブツ
の原因となる異物を取り除く方法が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の異物
洗浄用樹脂組成物による洗浄方法とは全く異なった、洗
浄温度において低粘度で流れやすい樹脂を発泡剤で発泡
させながら残留樹脂を巻き込むようにして付着した異物
を洗い流すことにより、少量の洗浄剤の使用でも異物除
去効果が高く、また洗浄温度において低粘度で成形機内
表面への付着性が少ないことから洗浄剤自体がすぐに押
出し機から排出されるため、スピーディに洗浄されて、
異物の発生を容易に防止することが可能であり、汎用樹
脂のみでなく、PET樹脂などの汎用エンプラの押出し
成形時に発生したブツを短時間でかつ少量の材料で取り
除いたり、ブツの発生を防止することが可能である異物
洗浄用樹脂組成物及びそれを用いてブツを取り除く方法
を提供することにある。
洗浄用樹脂組成物による洗浄方法とは全く異なった、洗
浄温度において低粘度で流れやすい樹脂を発泡剤で発泡
させながら残留樹脂を巻き込むようにして付着した異物
を洗い流すことにより、少量の洗浄剤の使用でも異物除
去効果が高く、また洗浄温度において低粘度で成形機内
表面への付着性が少ないことから洗浄剤自体がすぐに押
出し機から排出されるため、スピーディに洗浄されて、
異物の発生を容易に防止することが可能であり、汎用樹
脂のみでなく、PET樹脂などの汎用エンプラの押出し
成形時に発生したブツを短時間でかつ少量の材料で取り
除いたり、ブツの発生を防止することが可能である異物
洗浄用樹脂組成物及びそれを用いてブツを取り除く方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる問
題を解決するために鋭意研究した結果、本発明を完成し
た。即ち、本発明は、〔1〕(A)熱可塑性樹脂100
重量部に対して(B)粘度平均分子量1万〜150万の
ポリアルキレンオキシドグリコール0.5〜100重量
部、(C)発泡剤0.2〜20重量部および(D)炭素
数8〜20のアルキル基を有するアルキル硫酸塩(硫酸
塩がK,Na,NH4 から選ばれたもの)および/また
は炭素数6〜22の脂肪酸の金属塩(金属塩がK,N
a,Ca,Mg,Znから選ばれたもの)を0.5〜1
0重量部含有することを特徴とする異物洗浄用樹脂組成
物、〔2〕(A)熱可塑性樹脂のメルトフローレートが
5〜130g/10分(220℃、10kg)である低
粘度の熱可塑性樹脂であることを特徴とする〔1〕の異
物洗浄用樹脂組成物、〔3〕発泡剤が200℃、15M
Paの条件下で気体となる発泡剤を用いることを特徴と
する〔1〕ないし〔2〕に記載の異物洗浄用樹脂組成
物、〔4〕〔1〕ないし〔3〕記載の樹脂組成物を押出
成形機に供給してなる押出成形機の異物洗浄もしくは異
物防止方法、〔5〕〔1〕ないし〔3〕記載の樹脂組成
物を押出成形機に供給することにより押出成形機の異物
を洗浄もしくは防止する方法であって、成形品の押出成
形時において、異物の発生を確認した時点もしくは任意
の時点において成形品用樹脂の供給を止めて、あるいは
減少させて当該樹脂組成物を供給し、一定量を押出した
後、再びもとの成形品用樹脂を供給することにより押出
成形機の異物を洗浄もしくは防止する方法、を提供する
ものである。
題を解決するために鋭意研究した結果、本発明を完成し
た。即ち、本発明は、〔1〕(A)熱可塑性樹脂100
重量部に対して(B)粘度平均分子量1万〜150万の
ポリアルキレンオキシドグリコール0.5〜100重量
部、(C)発泡剤0.2〜20重量部および(D)炭素
数8〜20のアルキル基を有するアルキル硫酸塩(硫酸
塩がK,Na,NH4 から選ばれたもの)および/また
は炭素数6〜22の脂肪酸の金属塩(金属塩がK,N
a,Ca,Mg,Znから選ばれたもの)を0.5〜1
0重量部含有することを特徴とする異物洗浄用樹脂組成
物、〔2〕(A)熱可塑性樹脂のメルトフローレートが
5〜130g/10分(220℃、10kg)である低
粘度の熱可塑性樹脂であることを特徴とする〔1〕の異
物洗浄用樹脂組成物、〔3〕発泡剤が200℃、15M
Paの条件下で気体となる発泡剤を用いることを特徴と
する〔1〕ないし〔2〕に記載の異物洗浄用樹脂組成
物、〔4〕〔1〕ないし〔3〕記載の樹脂組成物を押出
成形機に供給してなる押出成形機の異物洗浄もしくは異
物防止方法、〔5〕〔1〕ないし〔3〕記載の樹脂組成
物を押出成形機に供給することにより押出成形機の異物
を洗浄もしくは防止する方法であって、成形品の押出成
形時において、異物の発生を確認した時点もしくは任意
の時点において成形品用樹脂の供給を止めて、あるいは
減少させて当該樹脂組成物を供給し、一定量を押出した
後、再びもとの成形品用樹脂を供給することにより押出
成形機の異物を洗浄もしくは防止する方法、を提供する
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における(A)熱可塑性樹
脂とは、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、無水マ
レイン酸−スチレン共重合樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン等のオレフィン系樹脂、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリ
カーボネート、ポリアセタール、ポリエステル等の樹脂
が代表的に挙げられるが、このうち価格が相対的に安価
であるという点で、スチレン系樹脂およびオレフィン系
樹脂が最も好ましい。これら熱可塑性樹脂について、粘
度、分子量等について特に制限はなく、市販されている
ものをそのまま使用できるが、メルトフローレートが5
〜130g/10分(220℃、10kg)、より好ま
しくはメルトフローレートが10〜130g/10分
(220℃、10kg)、である低粘度の熱可塑性樹脂
であることが好ましい。
脂とは、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、無水マ
レイン酸−スチレン共重合樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン等のオレフィン系樹脂、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリ
カーボネート、ポリアセタール、ポリエステル等の樹脂
が代表的に挙げられるが、このうち価格が相対的に安価
であるという点で、スチレン系樹脂およびオレフィン系
樹脂が最も好ましい。これら熱可塑性樹脂について、粘
度、分子量等について特に制限はなく、市販されている
ものをそのまま使用できるが、メルトフローレートが5
〜130g/10分(220℃、10kg)、より好ま
しくはメルトフローレートが10〜130g/10分
(220℃、10kg)、である低粘度の熱可塑性樹脂
であることが好ましい。
【0006】本発明にて使用される(B)ポリアルキレ
ンオキシドグリコールとしてはポリエチレンオキシドグ
リコール、ポリ(1,2−プロピレンオキシド)グリコ
ール、ポリ(1,3−プロピレンオキシド)グリコー
ル、ポリテトラメチレンオキシドグリコール、ポリヘキ
サメチレンオキシドグリコール、エチレンオキシドとプ
ロピレンオキシドのブロック又はランダム共重合体及び
エチレンオキシドとテトラヒドロフランのブロック又は
ランダム共重合体等が用いられる。中でもポリエチレン
オキシドグリコールが特に好ましい。またポリアルキレ
ンオキシドグリコールの使用量は、熱可塑性樹脂100
重量部に対し0.5〜100重量部、好ましくは1〜7
0重量部が用いられる。ポリアルキレンオキシドグリコ
ールが0.5重量部未満の場合は本発明である樹脂の異
物防止効果が得られない。また、100重量部を越える
場合、ポリアルキレンオキシドグリコールが高吸水率の
ために、安全性、作業性の面で問題が生じる。また、ポ
リアルキレンオキシドグリコールの重量平均分子量は1
万〜150万である事が必要である。重量平均分子量が
1万未満の場合、溶融粘度が著しく低下し、押出機内、
射出成形機内に樹脂が滞留し本発明の異物防止効果が得
られない。また、重量平均分子量が150万を越えた
時、熱によるゲル化を起こし本発明である樹脂の異物防
止効果が得られない。
ンオキシドグリコールとしてはポリエチレンオキシドグ
リコール、ポリ(1,2−プロピレンオキシド)グリコ
ール、ポリ(1,3−プロピレンオキシド)グリコー
ル、ポリテトラメチレンオキシドグリコール、ポリヘキ
サメチレンオキシドグリコール、エチレンオキシドとプ
ロピレンオキシドのブロック又はランダム共重合体及び
エチレンオキシドとテトラヒドロフランのブロック又は
ランダム共重合体等が用いられる。中でもポリエチレン
オキシドグリコールが特に好ましい。またポリアルキレ
ンオキシドグリコールの使用量は、熱可塑性樹脂100
重量部に対し0.5〜100重量部、好ましくは1〜7
0重量部が用いられる。ポリアルキレンオキシドグリコ
ールが0.5重量部未満の場合は本発明である樹脂の異
物防止効果が得られない。また、100重量部を越える
場合、ポリアルキレンオキシドグリコールが高吸水率の
ために、安全性、作業性の面で問題が生じる。また、ポ
リアルキレンオキシドグリコールの重量平均分子量は1
万〜150万である事が必要である。重量平均分子量が
1万未満の場合、溶融粘度が著しく低下し、押出機内、
射出成形機内に樹脂が滞留し本発明の異物防止効果が得
られない。また、重量平均分子量が150万を越えた
時、熱によるゲル化を起こし本発明である樹脂の異物防
止効果が得られない。
【0007】また本発明に使用される(C)発泡剤は、
200℃、15MPaの条件下で気体であればよく、有
機系・無機系の発泡剤として工業的に入手可能なもので
あれば良い。実際には樹脂組成物として混合可能で、通
常の取り扱い時には発泡しないものであって、上記条件
下で押出機内、射出成形機内で物理的または化学的な変
化によって起泡するものであれば良い。例えばブタン、
ペンタン、ヘキサン、ジメチルエーテル等の炭化水素化
合物、エチレンジクロリド、メチレンクロリド、クロロ
テトラフルオロエタン等のハロゲン化炭化水素化合物、
アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、
オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、トリヒ
ドラジドトリアジン、p−トルエンスルホニルセミカル
バジド、p−トルエンスルホニルアジド、ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン、ニトロウレア、ヒドラゾジカ
ルボンアミドなどのヒドラジン誘導体、セミカルバジド
化合物、アジ化化合物、ニトロソ化合物、トリアゾール
化合物、ニトロ化合物、ヒドラゾ化合物等またはこれら
2種以上の有機化合物系(複合)発泡剤が挙げられる。
また無機系発泡剤としては例えば水、空気、窒素等の物
理的に発泡する化合物や炭酸アンモニウム、炭酸水素ナ
トリウム、亜硝酸ナトリウム、硼水素化ナトリウム、ア
ジ化カルシウムなどが用られる。また、発泡剤の使用量
は熱可塑性樹脂100重量部に対し0.2〜20重量
部、好ましくは0.3〜10重量部が用いられる。発泡
剤が0.2重量部未満の場合は発泡量が少なくて本発明
の目的とする樹脂の異物防止効果が得られない。また、
20重量部を越える場合には、発泡倍率を制御すること
が困難となり、安全性、作業性の面で問題が生じる。
200℃、15MPaの条件下で気体であればよく、有
機系・無機系の発泡剤として工業的に入手可能なもので
あれば良い。実際には樹脂組成物として混合可能で、通
常の取り扱い時には発泡しないものであって、上記条件
下で押出機内、射出成形機内で物理的または化学的な変
化によって起泡するものであれば良い。例えばブタン、
ペンタン、ヘキサン、ジメチルエーテル等の炭化水素化
合物、エチレンジクロリド、メチレンクロリド、クロロ
テトラフルオロエタン等のハロゲン化炭化水素化合物、
アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、
オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、トリヒ
ドラジドトリアジン、p−トルエンスルホニルセミカル
バジド、p−トルエンスルホニルアジド、ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン、ニトロウレア、ヒドラゾジカ
ルボンアミドなどのヒドラジン誘導体、セミカルバジド
化合物、アジ化化合物、ニトロソ化合物、トリアゾール
化合物、ニトロ化合物、ヒドラゾ化合物等またはこれら
2種以上の有機化合物系(複合)発泡剤が挙げられる。
また無機系発泡剤としては例えば水、空気、窒素等の物
理的に発泡する化合物や炭酸アンモニウム、炭酸水素ナ
トリウム、亜硝酸ナトリウム、硼水素化ナトリウム、ア
ジ化カルシウムなどが用られる。また、発泡剤の使用量
は熱可塑性樹脂100重量部に対し0.2〜20重量
部、好ましくは0.3〜10重量部が用いられる。発泡
剤が0.2重量部未満の場合は発泡量が少なくて本発明
の目的とする樹脂の異物防止効果が得られない。また、
20重量部を越える場合には、発泡倍率を制御すること
が困難となり、安全性、作業性の面で問題が生じる。
【0008】本発明にて使用される(D)炭素数8〜2
0のアルキル基を有するアルキル硫酸塩(硫酸塩がK、
Na、NH4から選ばれたもの)としては、代表的には
オクチル硫酸ナトリウム、エチルヘキシル硫酸ナトリウ
ム、ウンデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウ
ム、ドデシル硫酸カリウム、ドデシル硫酸アンモニウ
ム、ヘキサデシル硫酸ナトリウム、オクタデシル硫酸ア
ンモニウムの各硫酸塩を例示することができる。前記ア
ルキル硫酸塩は単独もしくは2種以上を混合して用いる
ことができる。また、炭素数6〜22の脂肪酸の金属塩
としては、代表的にカプロン酸マグネシウム、カプリル
酸マグネシウム、カプリン酸マグネシウム、ラウリン酸
マグネシウム、ミリスチン酸マグネシウム、パルチミン
酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸アルミニウム、べへニン酸マグネ
シウム、オレイン酸マグネシウム等が挙げられ、単独ま
たは2種以上を混合して用いることができる。前記アル
キル硫酸塩および/または脂肪酸の金属塩の使用量は、
前記熱可塑性樹脂100重量部当たり、0.5〜10重
量部である。アルキル硫酸塩が0.5重量部未満の場
合、異物防止効果が低くなる。また10重量部を越えた
場合、押出機内、成形機内を汚染し、異物防止効果が低
くなる。
0のアルキル基を有するアルキル硫酸塩(硫酸塩がK、
Na、NH4から選ばれたもの)としては、代表的には
オクチル硫酸ナトリウム、エチルヘキシル硫酸ナトリウ
ム、ウンデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウ
ム、ドデシル硫酸カリウム、ドデシル硫酸アンモニウ
ム、ヘキサデシル硫酸ナトリウム、オクタデシル硫酸ア
ンモニウムの各硫酸塩を例示することができる。前記ア
ルキル硫酸塩は単独もしくは2種以上を混合して用いる
ことができる。また、炭素数6〜22の脂肪酸の金属塩
としては、代表的にカプロン酸マグネシウム、カプリル
酸マグネシウム、カプリン酸マグネシウム、ラウリン酸
マグネシウム、ミリスチン酸マグネシウム、パルチミン
酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸アルミニウム、べへニン酸マグネ
シウム、オレイン酸マグネシウム等が挙げられ、単独ま
たは2種以上を混合して用いることができる。前記アル
キル硫酸塩および/または脂肪酸の金属塩の使用量は、
前記熱可塑性樹脂100重量部当たり、0.5〜10重
量部である。アルキル硫酸塩が0.5重量部未満の場
合、異物防止効果が低くなる。また10重量部を越えた
場合、押出機内、成形機内を汚染し、異物防止効果が低
くなる。
【0009】本発明の異物洗浄用樹脂組成物の製造方法
には、特に制限はないが、熱可塑性樹脂とポリアルキレ
ンオキシドグリコール、アルキル硫酸塩及び脂肪酸の金
属塩を単軸押出機、二軸押出機の如き混練機で溶融混合
するような方法で製造される。発泡剤は混練時に同時に
添加して溶融混合しても良く、後から発泡剤を吸収、吸
着させたり、液体や粉体であれば塗したりする方法で組
成物とすることができる。
には、特に制限はないが、熱可塑性樹脂とポリアルキレ
ンオキシドグリコール、アルキル硫酸塩及び脂肪酸の金
属塩を単軸押出機、二軸押出機の如き混練機で溶融混合
するような方法で製造される。発泡剤は混練時に同時に
添加して溶融混合しても良く、後から発泡剤を吸収、吸
着させたり、液体や粉体であれば塗したりする方法で組
成物とすることができる。
【0010】なお、本発明の異物洗浄用樹脂組成物は押
出成形機、射出成形機等、公知の成形機に使用すること
ができる。また、本発明の好ましい実施態様の一つとし
て、本発明の異物洗浄用樹脂組成物を押出成形機に供給
することにより押出成形機の異物を洗浄もしくは異物を
防止する方法において、シート等の成形品の押出成形時
において、異物の発生を確認した時点もしくは任意の時
点においてシート等の成形品用樹脂の供給を止めて、あ
るいは減少させて当該異物洗浄用樹脂組成物を供給し、
一定量を押出した後、再びもとの成形品用樹脂を供給す
ることにより押出成形機の異物を効率的に洗浄もしくは
防止することができるものである。
出成形機、射出成形機等、公知の成形機に使用すること
ができる。また、本発明の好ましい実施態様の一つとし
て、本発明の異物洗浄用樹脂組成物を押出成形機に供給
することにより押出成形機の異物を洗浄もしくは異物を
防止する方法において、シート等の成形品の押出成形時
において、異物の発生を確認した時点もしくは任意の時
点においてシート等の成形品用樹脂の供給を止めて、あ
るいは減少させて当該異物洗浄用樹脂組成物を供給し、
一定量を押出した後、再びもとの成形品用樹脂を供給す
ることにより押出成形機の異物を効率的に洗浄もしくは
防止することができるものである。
【0011】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらによって何
ら制限されるものではない。
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらによって何
ら制限されるものではない。
【0012】評価方法は故意にブツを発生させ、本発明
の異物洗浄用樹脂組成物を用いた後のブツの量を測定し
た。具体的には、以下に示す方法により異物洗浄効果を
確認した。
の異物洗浄用樹脂組成物を用いた後のブツの量を測定し
た。具体的には、以下に示す方法により異物洗浄効果を
確認した。
【0013】前材(熱可塑性樹脂)を40φシート押出
機(シンコーマシナリー株式会社製:VSV40−2
8)でシリンダー温度270℃に上げて溶融押出して成
形機内に充填し、温度を270℃に保ったまま停止させ
て30時間放置した。その後、任意の温度にて、異物洗
浄剤用樹脂組成物を3kg押出した後、さらに前材を供
給して、幅300mm・厚み0.5mmのシートを成形
し、その異物量を測定した。
機(シンコーマシナリー株式会社製:VSV40−2
8)でシリンダー温度270℃に上げて溶融押出して成
形機内に充填し、温度を270℃に保ったまま停止させ
て30時間放置した。その後、任意の温度にて、異物洗
浄剤用樹脂組成物を3kg押出した後、さらに前材を供
給して、幅300mm・厚み0.5mmのシートを成形
し、その異物量を測定した。
【0014】なお、異物量の測定は以下の方法によっ
た。幅300mm、厚み0.5mmのシートを長さ10
0mmにカットし、シート表面の異物の大きさ、個数を
目視判定した。ブツの大きさの分類は、大:620μm
以上、中:500〜620μm、小:360μm以下の
3段階とした。さらにその個数をもとに、大:0個、
中:30個以内、小:100個以内を○(良好)と判定
し、それ以上個数が存在する場合は×(ブツ多い)と判
定することとした。
た。幅300mm、厚み0.5mmのシートを長さ10
0mmにカットし、シート表面の異物の大きさ、個数を
目視判定した。ブツの大きさの分類は、大:620μm
以上、中:500〜620μm、小:360μm以下の
3段階とした。さらにその個数をもとに、大:0個、
中:30個以内、小:100個以内を○(良好)と判定
し、それ以上個数が存在する場合は×(ブツ多い)と判
定することとした。
【0015】〔熱可塑性樹脂〕
A−1:ABS 日本エイアンドエル株式会社製「サン
タックMT−81」 A−2:ABS 日本エイアンドエル株式会社製「サン
タックST−30」 A−3:PP グランドポリマー株式会社製「グランド
ポリプロG101」 A−4:PET 三井化学製「三井ペット」 A−5:PC 帝人化成製「パンライトK−1300」
タックMT−81」 A−2:ABS 日本エイアンドエル株式会社製「サン
タックST−30」 A−3:PP グランドポリマー株式会社製「グランド
ポリプロG101」 A−4:PET 三井化学製「三井ペット」 A−5:PC 帝人化成製「パンライトK−1300」
【0016】〔ポリアルキレンオキシドグリコール〕
B−1:ポリエチレンオキサイド 明成化学製「アルコ
ックスR−1000」分子量25万 B−2:ポリエチレンオキサイド 明成化学製「アルコ
ックスE−60」分子量120万 B−3:ポリエチレンオキサイド 日本油脂製「ニッサ
ンポリエチレングリコール#20000」分子量1.9
万 B−4:ポリエチレンオキサイド 日本油脂製「ニッサ
ンポリエチレングリコール#6000」分子量8000 B−5:ポリエチレンオキサイド 明成化学製「アルコ
ックスE−100」分子量300万
ックスR−1000」分子量25万 B−2:ポリエチレンオキサイド 明成化学製「アルコ
ックスE−60」分子量120万 B−3:ポリエチレンオキサイド 日本油脂製「ニッサ
ンポリエチレングリコール#20000」分子量1.9
万 B−4:ポリエチレンオキサイド 日本油脂製「ニッサ
ンポリエチレングリコール#6000」分子量8000 B−5:ポリエチレンオキサイド 明成化学製「アルコ
ックスE−100」分子量300万
【0017】〔発泡剤〕
C−1:有機系発泡剤(アゾジカルボンアミド)大塚化
学製「ユニフォームAZ−H」 C−2:無機系発泡剤(無機炭酸塩)大塚化学製「ユニ
ファインP−4M」 C−3:有機系発泡剤(アゾジカルボンアミド複合系発
泡剤)大塚化学製「KBH−30」 C−4:蒸留水
学製「ユニフォームAZ−H」 C−2:無機系発泡剤(無機炭酸塩)大塚化学製「ユニ
ファインP−4M」 C−3:有機系発泡剤(アゾジカルボンアミド複合系発
泡剤)大塚化学製「KBH−30」 C−4:蒸留水
【0018】〔アルキル硫酸塩または脂肪酸の金属塩〕
D−1:アルキル硫酸ナトリウム 関東化学製
D−2:ステアリン酸ナトリウム 関東化学製
【0019】〔実施例1〕熱可塑性樹脂A−1とポリエ
チレンオキサイドB−1と発泡剤C−1とアルキル硫酸
塩D−1を表−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成
物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシート押出機
でシリンダー温度270℃に上げて溶融押出して押出機
内に充填し、温度を270℃に保ったまま停止させて3
0時間放置した。その後、シート押出機温度を220℃
まで下げ、得られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出
して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシート成
形し、異物量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例2〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−2と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−2をシート押出機でシリンダー
温度270℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を270℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を220℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例3〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−3と発泡剤C−2とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−2をシート押出機でシリンダー
温度270℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を270℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を220℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例4〕熱可塑性樹脂A−5とポリエチレンオキサ
イドB−1と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−5をシート押出機でシリンダー
温度250℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を250℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を200℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−5をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例5〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−1と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−2を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−6をシート押出機でシリンダー
温度340℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を340℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を280℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−6をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例6〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−3と発泡剤C−2とアルキル硫酸塩D−2を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−7をシート押出機でシリンダー
温度370℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を370℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を340℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−7をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例7〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−1とアルキル硫酸塩D−2を表−1の組成で押
出してから0.8重量部の蒸留水C−4を吸着させて異
物洗浄用樹脂組成物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−
6をシート押出機でシリンダー温度340℃に上げて溶
融押出して押出機内に充填し、温度を340℃に保った
まま停止させて30時間放置した。その後、シート押出
機温度を280℃まで下げ、得られた異物洗浄用樹脂組
成物を3kg押出して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂
A−6をシート成形し、異物量を測定した。その量を表
−2に示す。
チレンオキサイドB−1と発泡剤C−1とアルキル硫酸
塩D−1を表−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成
物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシート押出機
でシリンダー温度270℃に上げて溶融押出して押出機
内に充填し、温度を270℃に保ったまま停止させて3
0時間放置した。その後、シート押出機温度を220℃
まで下げ、得られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出
して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシート成
形し、異物量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例2〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−2と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−2をシート押出機でシリンダー
温度270℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を270℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を220℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例3〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−3と発泡剤C−2とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−2をシート押出機でシリンダー
温度270℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を270℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を220℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例4〕熱可塑性樹脂A−5とポリエチレンオキサ
イドB−1と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−5をシート押出機でシリンダー
温度250℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を250℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を200℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−5をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例5〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−1と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−2を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−6をシート押出機でシリンダー
温度340℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を340℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を280℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−6をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例6〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−3と発泡剤C−2とアルキル硫酸塩D−2を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−7をシート押出機でシリンダー
温度370℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を370℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を340℃まで下げ、得
られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg押出して洗浄し
た。さらに、熱可塑性樹脂A−7をシート成形し、異物
量を測定した。その量を表−2に示す。 〔実施例7〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−1とアルキル硫酸塩D−2を表−1の組成で押
出してから0.8重量部の蒸留水C−4を吸着させて異
物洗浄用樹脂組成物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−
6をシート押出機でシリンダー温度340℃に上げて溶
融押出して押出機内に充填し、温度を340℃に保った
まま停止させて30時間放置した。その後、シート押出
機温度を280℃まで下げ、得られた異物洗浄用樹脂組
成物を3kg押出して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂
A−6をシート成形し、異物量を測定した。その量を表
−2に示す。
【0020】〔比較例1〕熱可塑性樹脂A−1を単独で
押出して樹脂組成物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−
1をシート押出機でシリンダー温度270℃に上げて溶
融押出して押出機内に充填し、温度を270℃に保った
まま停止させて30時間放置した。その後、シート押出
機温度を220℃まで下げ、得られた樹脂組成物を3k
g押出して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシ
ート成形し、異物量を測定した。その量を表−2に示
す。 〔比較例2〕熱可塑性樹脂A−1とポリエチレンオキサ
イドB−4と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して樹脂組成物を得た。さらに、熱可
塑性樹脂A−1をシート押出機でシリンダー温度270
℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、温度を27
0℃に保ったまま停止させて30時間放置した。その
後、シート押出機温度を220℃まで下げ、得られた樹
脂組成物を3kg押出して洗浄した。さらに、熱可塑性
樹脂A−1をシート成形し、異物量を測定した。その量
を表−2に示す。 〔比較例3〕熱可塑性樹脂A−5とポリエチレンオキサ
イドB−1と発泡剤C−3を表−1の組成で押出して樹
脂組成物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−5をシート
押出機でシリンダー温度250℃に上げて溶融押出して
押出機内に充填し、温度を250℃に保ったまま停止さ
せて30時間放置した。その後、シート押出機温度を2
00℃まで下げ、得られた樹脂組成物を3kg押出して
洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−5をシート成形
し、異物量を測定した。その量を表−2に示す。 〔比較例4〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−5と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して樹脂組成物を得た。さらに、熱可
塑性樹脂A−2をシート押出機でシリンダー温度270
℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、温度を27
0℃に保ったまま停止させて30時間放置した。その
後、シート押出機温度を220℃まで下げ、得られた樹
脂組成物を3kg押出して洗浄した。さらに、熱可塑性
樹脂A−1をシート成形し、異物量を測定した。その量
を表−2に示す。 〔比較例5〕熱可塑性樹脂A−5とポリエチレンオキサ
イドB−2と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−5をシート押出機でシリンダー
温度250℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を250℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を200℃まで下げ、得
られた樹脂組成物を3kg押出して洗浄した。さらに、
熱可塑性樹脂A−5をシート成形し、異物量を測定し
た。その量を表−2に示す。 〔比較例6〕熱可塑性樹脂A−5とポリエチレンオキサ
イドB−2とアルキル硫酸塩D−1を表−1の組成で押
出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さらに、熱可塑性
樹脂A−5をシート押出機でシリンダー温度250℃に
上げて溶融押出して押出機内に充填し、温度を250℃
に保ったまま停止させて30時間放置した。その後、シ
ート押出機温度を200℃まで下げ、得られた樹脂組成
物を3kg押出して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A
−5をシート成形し、異物量を測定した。その量を表−
2に示す。 〔比較例7〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−1とアルキル硫酸塩D−2を表−1の組成で押
出して0.1重量部の蒸留水C−4を吸着させて異物洗
浄用樹脂組成物を得た。熱可塑性樹脂A−6をシート押
出機でシリンダー温度340℃に上げて溶融押出して押
出機内に充填し、温度を340℃に保ったまま停止させ
て30時間放置した。その後、シート押出機温度を28
0℃まで下げ、得られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg
押出して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−6をシー
ト成形し、異物量を測定した。その量を表−2に示す。 〔比較例8〕熱可塑性樹脂A−2と発泡剤C−2とアル
キル硫酸塩D−1を表−1の組成で押出して異物洗浄用
樹脂組成物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−7をシー
ト押出機でシリンダー温度370℃に上げて溶融押出し
て押出機内に充填し、温度を370℃に保ったまま停止
させて30時間放置した。その後、シート押出機温度を
340℃まで下げ、得られた樹脂組成物を3kg押出し
て洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−7をシート成形
し、異物量を測定した。その量を表−2に示す。
押出して樹脂組成物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−
1をシート押出機でシリンダー温度270℃に上げて溶
融押出して押出機内に充填し、温度を270℃に保った
まま停止させて30時間放置した。その後、シート押出
機温度を220℃まで下げ、得られた樹脂組成物を3k
g押出して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−1をシ
ート成形し、異物量を測定した。その量を表−2に示
す。 〔比較例2〕熱可塑性樹脂A−1とポリエチレンオキサ
イドB−4と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して樹脂組成物を得た。さらに、熱可
塑性樹脂A−1をシート押出機でシリンダー温度270
℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、温度を27
0℃に保ったまま停止させて30時間放置した。その
後、シート押出機温度を220℃まで下げ、得られた樹
脂組成物を3kg押出して洗浄した。さらに、熱可塑性
樹脂A−1をシート成形し、異物量を測定した。その量
を表−2に示す。 〔比較例3〕熱可塑性樹脂A−5とポリエチレンオキサ
イドB−1と発泡剤C−3を表−1の組成で押出して樹
脂組成物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−5をシート
押出機でシリンダー温度250℃に上げて溶融押出して
押出機内に充填し、温度を250℃に保ったまま停止さ
せて30時間放置した。その後、シート押出機温度を2
00℃まで下げ、得られた樹脂組成物を3kg押出して
洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−5をシート成形
し、異物量を測定した。その量を表−2に示す。 〔比較例4〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−5と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して樹脂組成物を得た。さらに、熱可
塑性樹脂A−2をシート押出機でシリンダー温度270
℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、温度を27
0℃に保ったまま停止させて30時間放置した。その
後、シート押出機温度を220℃まで下げ、得られた樹
脂組成物を3kg押出して洗浄した。さらに、熱可塑性
樹脂A−1をシート成形し、異物量を測定した。その量
を表−2に示す。 〔比較例5〕熱可塑性樹脂A−5とポリエチレンオキサ
イドB−2と発泡剤C−1とアルキル硫酸塩D−1を表
−1の組成で押出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さ
らに、熱可塑性樹脂A−5をシート押出機でシリンダー
温度250℃に上げて溶融押出して押出機内に充填し、
温度を250℃に保ったまま停止させて30時間放置し
た。その後、シート押出機温度を200℃まで下げ、得
られた樹脂組成物を3kg押出して洗浄した。さらに、
熱可塑性樹脂A−5をシート成形し、異物量を測定し
た。その量を表−2に示す。 〔比較例6〕熱可塑性樹脂A−5とポリエチレンオキサ
イドB−2とアルキル硫酸塩D−1を表−1の組成で押
出して異物洗浄用樹脂組成物を得た。さらに、熱可塑性
樹脂A−5をシート押出機でシリンダー温度250℃に
上げて溶融押出して押出機内に充填し、温度を250℃
に保ったまま停止させて30時間放置した。その後、シ
ート押出機温度を200℃まで下げ、得られた樹脂組成
物を3kg押出して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A
−5をシート成形し、異物量を測定した。その量を表−
2に示す。 〔比較例7〕熱可塑性樹脂A−2とポリエチレンオキサ
イドB−1とアルキル硫酸塩D−2を表−1の組成で押
出して0.1重量部の蒸留水C−4を吸着させて異物洗
浄用樹脂組成物を得た。熱可塑性樹脂A−6をシート押
出機でシリンダー温度340℃に上げて溶融押出して押
出機内に充填し、温度を340℃に保ったまま停止させ
て30時間放置した。その後、シート押出機温度を28
0℃まで下げ、得られた異物洗浄用樹脂組成物を3kg
押出して洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−6をシー
ト成形し、異物量を測定した。その量を表−2に示す。 〔比較例8〕熱可塑性樹脂A−2と発泡剤C−2とアル
キル硫酸塩D−1を表−1の組成で押出して異物洗浄用
樹脂組成物を得た。さらに、熱可塑性樹脂A−7をシー
ト押出機でシリンダー温度370℃に上げて溶融押出し
て押出機内に充填し、温度を370℃に保ったまま停止
させて30時間放置した。その後、シート押出機温度を
340℃まで下げ、得られた樹脂組成物を3kg押出し
て洗浄した。さらに、熱可塑性樹脂A−7をシート成形
し、異物量を測定した。その量を表−2に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】以上の結果からも明らかなように、本発
明の異物洗浄用樹脂組成物は押出機、射出成形機に対し
て優れた異物防止効果を有し、更に汎用樹脂やPET等
のシート成形時にブツの発生を防止したり、ブツが発生
したときに少量使用することでブツの発生を少なくする
ことが可能であり、その価値は高い。
明の異物洗浄用樹脂組成物は押出機、射出成形機に対し
て優れた異物防止効果を有し、更に汎用樹脂やPET等
のシート成形時にブツの発生を防止したり、ブツが発生
したときに少量使用することでブツの発生を少なくする
ことが可能であり、その価値は高い。
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(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C08L 71:02)
Fターム(参考) 4F207 AA04 AB02 AB16 AG01 AM13
AM32 AR06 KA01 KF04 KJ06
KM20
4J002 BB031 BB121 BB171 BC031
BC061 BD041 BG041 BG051
BG101 BH011 BN151 CB001
CF001 CG001 CH022 CL001
CL011 EA016 ED026 EN046
EQ016 EU146 EU186 EV187
FD207 FD326
Claims (5)
- 【請求項1】 (A)熱可塑性樹脂100重量部に対し
て(B)粘度平均分子量1万〜150万のポリアルキレ
ンオキシドグリコール0.5〜100重量部、(C)発
泡剤0.2〜20重量部および(D)炭素数8〜20の
アルキル基を有するアルキル硫酸塩(硫酸塩がK,N
a,NH4 から選ばれたもの)および/または炭素数6
〜22の脂肪酸の金属塩(金属塩がK,Na,Ca,M
g,Znから選ばれたもの)を0.5〜10重量部含有
することを特徴とする異物洗浄用樹脂組成物。 - 【請求項2】 (A)熱可塑性樹脂のメルトフローレー
トが5〜130g/10分(220℃、10kg)であ
る低粘度の熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項
1記載の異物洗浄用樹脂組成物。 - 【請求項3】 発泡剤が200℃、15MPaの条件下
で気体となる発泡剤を用いることを特徴とする請求項1
ないし請求項2に記載の異物洗浄用樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の樹脂組成
物を押出成形機に供給してなる押出成形機の異物洗浄も
しくは異物防止方法。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項3記載の樹脂組成
物を押出成形機に供給することにより押出成形機の異物
を洗浄もしくは防止する方法であって、成形品の押出成
形時において、異物の発生を確認した時点もしくは任意
の時点において成形品用樹脂の供給を止めて、あるいは
減少させて当該樹脂組成物を供給し、一定量を押出した
後、再びもとの成形品用樹脂を供給することにより押出
成形機の異物を洗浄もしくは防止する方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002087830A JP2003276072A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 異物洗浄用樹脂組成物およびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002087830A JP2003276072A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 異物洗浄用樹脂組成物およびその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003276072A true JP2003276072A (ja) | 2003-09-30 |
Family
ID=29207437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002087830A Pending JP2003276072A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 異物洗浄用樹脂組成物およびその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003276072A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP3650193A4 (en) * | 2017-07-06 | 2021-03-17 | Seiki Corporation | COMPOSITION OF CLEANING AGENT AND MOLDING RAW MATERIAL |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002087830A patent/JP2003276072A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3650193A4 (en) * | 2017-07-06 | 2021-03-17 | Seiki Corporation | COMPOSITION OF CLEANING AGENT AND MOLDING RAW MATERIAL |
US11633880B2 (en) | 2017-07-06 | 2023-04-25 | Seiki Corporation | Cleaning agent composition and molding raw material |
CN112410138A (zh) * | 2019-08-22 | 2021-02-26 | 旭化成株式会社 | 树脂成型加工机用清洗剂、树脂成型加工机的清洗方法 |
CN112410138B (zh) * | 2019-08-22 | 2022-02-18 | 旭化成株式会社 | 树脂成型加工机用清洗剂、树脂成型加工机的清洗方法 |
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