JP2003275997A - 卓上型機器類の作動機構 - Google Patents
卓上型機器類の作動機構Info
- Publication number
- JP2003275997A JP2003275997A JP2002085020A JP2002085020A JP2003275997A JP 2003275997 A JP2003275997 A JP 2003275997A JP 2002085020 A JP2002085020 A JP 2002085020A JP 2002085020 A JP2002085020 A JP 2002085020A JP 2003275997 A JP2003275997 A JP 2003275997A
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- JP
- Japan
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- shaft
- fulcrum
- arm
- fulcrum shaft
- handle
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 極めて円滑な軽快力で機体を動作させること
ができる卓上型機器類を提供すること。 【解決手段】 機体に取付けたアームに支点軸を枢着
し、支点軸に対して近距離を隔てて被作動物を押下げる
作用軸を枢支し、支点軸に対して作用軸の反対側に支点
軸から作用軸までの長さの数倍の間隔をおいて、アーム
の力点となる操作ハンドル作用軸を設けたこと。
ができる卓上型機器類を提供すること。 【解決手段】 機体に取付けたアームに支点軸を枢着
し、支点軸に対して近距離を隔てて被作動物を押下げる
作用軸を枢支し、支点軸に対して作用軸の反対側に支点
軸から作用軸までの長さの数倍の間隔をおいて、アーム
の力点となる操作ハンドル作用軸を設けたこと。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は卓上機器例えば刻印
器や文字記号穿孔機その他卓上に納まっている本体を上
下動手動ハンドルで操作して刻印、穿孔その他の仕事を
行う、卓上機器において、本体に付設したハンドル操作
を軽い動作で、強力な力を与えることを可能にした機構
を得る目的で提案した作動機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から存在している卓上機器類の作動
は長いハンドルを用いるか又は最終段階に力が加わるよ
うになっているため、操作に力量を要し、しかも機構を
組上げるための部品点数も多くなる難点があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
した従来技術の欠点を解消し、極めて円滑な軽快力で機
体を動作させることができる卓上型機器類を提供するこ
とにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の手段は次のとお
りである。 【0005】即ち本発明は機体に取付けたアームに支点
軸を枢着し、支点軸に対して近距離を隔てて被作動物を
押下げる作用軸を枢支し、支点軸に対して作用軸の反対
側に支点軸から作用軸までの長さの数倍の間隔をおい
て、アームの力点となる操作ハンドル作用軸を設けたこ
とにある。 【0006】 【発明の実施の形態】図を参照して本発明に係る卓上型
機器類の作動機構につきその具体例を説明する。 【0007】1はテーブルで刻印器体2を装備する。テ
ーブル1の側面に左右2枚の側板3,3を固定し、その
間にアーム4,4を介在させる。側板3,3にはアーム
4の支点となる支点軸5の支持孔6をあけ、支点軸5に
近い間隔を置いたアーム4の一端にアーム作用軸7を取
付ける。アーム4の他端の切欠部8に、刻印器体2の上
位に位置する操作ハンドル9の作用点となる作用軸10
を嵌める。又側板3に支持孔6と共に支持孔11をあけ
てこれにハンドル9の支点となる支点軸12(ハンドル
軸)を支承する。そしてアーム4は支点軸12をさける
長孔13をあけてある。 【0008】 【発明の作動効果】操作ハンドル9を押下げると、支点
軸5を中心にアーム4の作用軸7が下降して刻印器体2
は押される。この際ハンドル9はハンドル軸(支点軸)
12を中心に作用軸10をアーム4とともに回動させ
る。従ってアーム4の一端の作用軸7は降下して仕事を
する。故に図3の組立て状態図及び図5のアーム図に示
すように、ハンドル9を押し下げた操作力は、ハンドル
9の力点と支点軸12間の距離120と、支点軸12と
作用軸10間の距離20により120:20となり、作
用軸10において6倍となる。作用軸10と支点軸5間
の距離80と、支点軸5とアーム作用軸7間の距離20
により80:20となり、作用軸10の動作力は作用軸
7で4倍となるから、6×4=24倍の力がアーム作用
軸7に作用し、ハンドル9の操作力は24倍の力量とな
って、アーム作用軸7を降下させることとなる。アーム
4により、ハンドル9で倍増された力がさらに倍増され
るため、支点と力点の距離が短いハンドルでも、通常必
要とされる押力またはそれ以上の力を得ることができ
る。
器や文字記号穿孔機その他卓上に納まっている本体を上
下動手動ハンドルで操作して刻印、穿孔その他の仕事を
行う、卓上機器において、本体に付設したハンドル操作
を軽い動作で、強力な力を与えることを可能にした機構
を得る目的で提案した作動機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から存在している卓上機器類の作動
は長いハンドルを用いるか又は最終段階に力が加わるよ
うになっているため、操作に力量を要し、しかも機構を
組上げるための部品点数も多くなる難点があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
した従来技術の欠点を解消し、極めて円滑な軽快力で機
体を動作させることができる卓上型機器類を提供するこ
とにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の手段は次のとお
りである。 【0005】即ち本発明は機体に取付けたアームに支点
軸を枢着し、支点軸に対して近距離を隔てて被作動物を
押下げる作用軸を枢支し、支点軸に対して作用軸の反対
側に支点軸から作用軸までの長さの数倍の間隔をおい
て、アームの力点となる操作ハンドル作用軸を設けたこ
とにある。 【0006】 【発明の実施の形態】図を参照して本発明に係る卓上型
機器類の作動機構につきその具体例を説明する。 【0007】1はテーブルで刻印器体2を装備する。テ
ーブル1の側面に左右2枚の側板3,3を固定し、その
間にアーム4,4を介在させる。側板3,3にはアーム
4の支点となる支点軸5の支持孔6をあけ、支点軸5に
近い間隔を置いたアーム4の一端にアーム作用軸7を取
付ける。アーム4の他端の切欠部8に、刻印器体2の上
位に位置する操作ハンドル9の作用点となる作用軸10
を嵌める。又側板3に支持孔6と共に支持孔11をあけ
てこれにハンドル9の支点となる支点軸12(ハンドル
軸)を支承する。そしてアーム4は支点軸12をさける
長孔13をあけてある。 【0008】 【発明の作動効果】操作ハンドル9を押下げると、支点
軸5を中心にアーム4の作用軸7が下降して刻印器体2
は押される。この際ハンドル9はハンドル軸(支点軸)
12を中心に作用軸10をアーム4とともに回動させ
る。従ってアーム4の一端の作用軸7は降下して仕事を
する。故に図3の組立て状態図及び図5のアーム図に示
すように、ハンドル9を押し下げた操作力は、ハンドル
9の力点と支点軸12間の距離120と、支点軸12と
作用軸10間の距離20により120:20となり、作
用軸10において6倍となる。作用軸10と支点軸5間
の距離80と、支点軸5とアーム作用軸7間の距離20
により80:20となり、作用軸10の動作力は作用軸
7で4倍となるから、6×4=24倍の力がアーム作用
軸7に作用し、ハンドル9の操作力は24倍の力量とな
って、アーム作用軸7を降下させることとなる。アーム
4により、ハンドル9で倍増された力がさらに倍増され
るため、支点と力点の距離が短いハンドルでも、通常必
要とされる押力またはそれ以上の力を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断側面図。
【図2】平面図。
【図3】組立て状態説明図。
【図4】側板の正面図。
【図5】アームの正面図。
【図6】操作ハンドルの側面図。
【符号の説明】
1 テーブル
2 刻印器体
3 側板
4 アーム
5 支点軸
6 支持孔
7 作用軸
8 切欠部
9 操作ハンドル
10 作用軸
11 支持孔
12 支点軸
13 長孔
14 復帰ばね
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 機体に取付けたアームに支点軸を枢着
し、支点軸に対して近距離を隔てて被作動物を押下げる
作用軸を枢支し、支点軸に対して作用軸の反対側に支点
軸から作用軸までの長さの数倍の間隔をおいて、アーム
の力点となる操作ハンドル作用軸を設けた卓上型機器類
の作動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085020A JP2003275997A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 卓上型機器類の作動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085020A JP2003275997A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 卓上型機器類の作動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003275997A true JP2003275997A (ja) | 2003-09-30 |
Family
ID=29207097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002085020A Pending JP2003275997A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 卓上型機器類の作動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003275997A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120037015A1 (en) * | 2010-08-13 | 2012-02-16 | Sun Same Enterprises Co., Ltd. | Embosser |
CN102649281A (zh) * | 2011-02-24 | 2012-08-29 | 株式会社板桥 | 具有减压结构的办公用打孔器 |
CN112389107A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-02-23 | 湖州海程塑业有限公司 | 一种医疗包装盒打标机构 |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002085020A patent/JP2003275997A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120037015A1 (en) * | 2010-08-13 | 2012-02-16 | Sun Same Enterprises Co., Ltd. | Embosser |
US8621994B2 (en) * | 2010-08-13 | 2014-01-07 | Sun Same Enterprises Co., Ltd. | Embosser |
CN102649281A (zh) * | 2011-02-24 | 2012-08-29 | 株式会社板桥 | 具有减压结构的办公用打孔器 |
KR101241934B1 (ko) | 2011-02-24 | 2013-03-12 | (주)바이하츠 | 감압 구조를 갖는 사무용 펀치 |
CN112389107A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-02-23 | 湖州海程塑业有限公司 | 一种医疗包装盒打标机构 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060523 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |