JP2003275703A - 飲用容器載置装置、車両用給湯装置、および温泉水給湯装置 - Google Patents

飲用容器載置装置、車両用給湯装置、および温泉水給湯装置

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JP2003275703A
JP2003275703A JP2002082558A JP2002082558A JP2003275703A JP 2003275703 A JP2003275703 A JP 2003275703A JP 2002082558 A JP2002082558 A JP 2002082558A JP 2002082558 A JP2002082558 A JP 2002082558A JP 2003275703 A JP2003275703 A JP 2003275703A
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hot water
drinking
drinking container
vehicle
container
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Jiro Suzuki
次郎 鈴木
Noboru Nomura
登 野村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境調和や資源・エネルギー有効利用などの
観点から、燃料電池自動車などにおける燃料電池発電の
結果として生成される反応水や反応熱の有効な利用が、
強く要望されていた。 【解決手段】 飲用容器100を正立状態または倒立状
態で保持する盆形状容器111、メッシュ部112を含
む手段と、倒立状態で保持された飲用容器100の内部
を洗浄するための洗浄用温水を噴出する洗浄用温水噴出
手段120と、噴出され飲用容器100の内部を洗浄し
た洗浄用温水を排水する排水手段130とを備えた飲用
容器載置装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば燃料電池
自動車などに搭載される飲用容器載置装置、車両用給湯
装置、および温泉水給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題や資源・エネルギー問題
の活発な提起に触発されて、燃料電池自動車などへの適
用を目指した燃料電池技術の開発が本格化している。
【0003】燃料電池の種類としては、水素と空気中の
酸素とを燃料とする固体高分子型燃料電池やリン酸電解
質型燃料電池が主流であるが、メタノールと空気中の酸
素とを燃料とする直接メタノール型燃料電池も実用化さ
れつつある。
【0004】これらの燃料電池による燃料電池発電の結
果として反応水が生成されるが、燃料電池自動車などに
おいては、排水用のドレインを設けてこのような反応水
を外部に排出していた。
【0005】また、これらの燃料電池による燃料電池発
電の結果として反応熱が生成されるが、燃料電池自動車
などにおいては、放熱用のラディエータを設けてこのよ
うな反応熱を外部に排出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような反応水の排水や反応熱の放熱は、環境調和や資源
・エネルギー有効利用などの観点から見て望ましくな
い。このため、燃料電池自動車などにおける燃料電池発
電の結果として生成されるこれらの反応水や反応熱の有
効な利用が、強く要望されている。
【0007】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、燃料電池自動車などにおける燃料電池発電の結果
として生成される反応水や反応熱をより有効に利用する
ことができる飲用容器載置装置、車両用給湯装置、およ
び温泉水給湯装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、飲用容器を正立状態または倒立状態で保持
する保持手段と、前記倒立状態で保持された飲用容器の
内部を洗浄するための洗浄用温水を噴出する洗浄用温水
噴出手段と、前記噴出され前記飲用容器の内部を洗浄し
た洗浄用温水を排水する排水手段とを備えた飲用容器載
置装置である。
【0009】第二の本発明(請求項2に対応)は、前記
正立状態で保持された飲用容器に飲用温水を供給する飲
用温水供給手段をさらに備えた第一の本発明の飲用容器
載置装置である。
【0010】第三の本発明(請求項3に対応)は、前記
噴出される洗浄用温水として供給されるべき湯を貯湯す
る貯湯手段をさらに備えた第一の本発明の飲用容器載置
装置である。
【0011】第四の本発明(請求項4に対応)は、前記
供給される飲用温水を加熱するための加熱用温水として
供給されるべき湯を貯湯する貯湯手段をさらに備えた第
二の本発明の飲用容器載置装置である。
【0012】第五の本発明(請求項5に対応)は、前記
飲用容器が正立状態で保持されているのか倒立状態で保
持されているのかを検知する検知手段をさらに備え、前
記洗浄用温水噴出手段は、前記検知の結果、前記飲用容
器が前記倒立状態で保持されていることが確認された上
で、前記洗浄用温水の噴出を行い、前記飲用温水供給手
段は、前記検知の結果、前記飲用容器が前記正立状態で
保持されていることが確認された上で、前記飲用温水の
供給を行う第二の本発明の飲用容器載置装置である。
【0013】第六の本発明(請求項6に対応)は、前記
検知手段は、前記盆形状容器の上方に設けられた、音ま
たは光を利用して前記飲用容器との間の距離を計測する
ことが可能な距離計を有する第五の本発明の飲用容器載
置装置である。
【0014】第七の本発明(請求項7に対応)は、前記
飲用容器との間の距離とは、前記飲用容器が前記正立状
態で保持され、液体が前記飲用容器に入っている場合に
は、前記飲用容器に入っている液体の液面との間の距離
であり、前記飲用温水供給手段は、前記液面との間の距
離が所定値以下になった場合には、前記飲用温水が溢れ
ないようにその供給を停止する第六の本発明の飲用容器
載置装置である。
【0015】第八の本発明(請求項8に対応)は、前記
保持手段は、(a)盆形状を有する盆形状容器と、
(b)前記盆形状容器の内底面の中央に設けられた、前
記飲用容器を正立状態で保持するための中央プレート
と、(c)前記盆形状容器の内側面に設けられた、前記
飲用容器を倒立状態で保持するための周縁プレートとを
有し、前記検知手段は、前記中央プレートとの接続を利
用して設けられた、前記飲用容器が正立状態で保持され
ているときにのみ前記飲用容器の重量を感知することが
可能な重量センサを有する第五の本発明の飲用容器載置
装置である。
【0016】第九の本発明(請求項9に対応)は、前記
飲用容器は、その底部にマグネットが設けられており、
前記保持手段は、(a)盆形状を有する盆形状容器と、
(b)前記盆形状容器の内底面の中央に設けられた、前
記飲用容器を正立状態で載置するために前記マグネット
を吸着する第一の磁性体を有する載置部と、(c)前記
盆形状容器の上方に設けられた、前記飲用容器を倒立状
態で懸架するために前記磁性体を吸着する第二の磁性体
を有する懸架部とを有する第一の本発明の飲用容器載置
装置である。
【0017】第十の本発明(請求項10に対応)は、前
記飲用容器が正立状態で載置されているのか倒立状態で
懸架されているのかを検知するために前記マグネットか
らの磁気を計測する磁気センサをさらに備えた第九の本
発明の飲用容器載置装置である。
【0018】第十一の本発明(請求項11に対応)は、
前記飲用温水供給手段は、前記第二の磁性体を兼用する
蛇口を有する第九の本発明の飲用容器載置装置である。
【0019】第十二の本発明(請求項12に対応)は、
前記保持手段は、(a)盆形状を有する盆形状容器と、
(b)前記盆形状容器の底面の近傍に設けられた、前記
飲用容器を正立状態または倒立状態で載置するためのメ
ッシュ部とを有し、前記盆形状容器の底面と前記メッシ
ュ部との間には、前記洗浄が行われ前記倒立状態で載置
されている飲用容器の内部をより乾燥しやすくするため
の通気空間が設けられている第一の本発明の飲用容器載
置装置である。
【0020】第十三の本発明(請求項13に対応)は、
前記通気空間に設けられた、前記飲用容器の内部をより
乾燥しやすくするための加熱を行う加熱手段をさらに備
えた第十二の本発明の飲用容器載置装置である。
【0021】第十四の本発明(請求項14に対応)は、
前記通気空間に対して、前記飲用容器の内部をより乾燥
しやすくするための送風を行う送風手段をさらに備えた
第十二の本発明の飲用容器載置装置である。
【0022】第十五の本発明(請求項15に対応)は、
前記送風手段は、車両の冷暖房用送風を利用して前記送
風を行う第十四の本発明の飲用容器載置装置である。
【0023】第十六の本発明(請求項16に対応)は、
前記送風手段は、車両の動力変換または電力変換の廃熱
による温風を利用して前記送風を行う第十四の本発明の
飲用容器載置装置である。
【0024】第十七の本発明(請求項17に対応)は、
車両の動力変換または電力変換の廃熱を利用して湯を生
成する湯生成手段と、前記生成された湯を貯湯する貯湯
手段とを備えた車両用給湯装置である。
【0025】第十八の本発明(請求項18に対応)は、
前記貯湯される湯の温度が所定温度以下となった場合
に、その温度が所定温度以下となった湯を排水する排水
手段をさらに備えた第十七の本発明の飲用容器載置装置
である。
【0026】第十九の本発明(請求項19に対応)は、
前記貯湯手段は、内面に撥水処理が行われた貯湯槽であ
る第十七の本発明の飲用容器載置装置である。
【0027】第二十の本発明(請求項20に対応)は、
前記撥水処理は、弗素を利用した表面処理である第十九
の本発明の飲用容器載置装置である。
【0028】第二十一の本発明(請求項21に対応)
は、前記所定温度は、(1)前記貯湯される湯が飲用、
食器洗浄用の内の何れかの用途に利用される場合には実
質的に50℃以上70℃以下であり、(2)前記貯湯さ
れる湯が暖房用、浴用、洗濯用の内の何れかの用途に利
用される場合には実質的に0℃である第十八の本発明の
飲用容器載置装置である。
【0029】第二十二の本発明(請求項22に対応)
は、前記車両は、水素を貯蔵する水素貯蔵手段と、前記
貯蔵されている水素を供給する水素供給手段と、酸素を
供給する酸素供給手段と、前記供給された水素と前記供
給された酸素とを利用して発電を行う燃料電池とを有
し、前記燃料電池が行った発電による生成水は、飲用、
暖房用、洗浄用の内の全部または一部に利用される第十
七の本発明の飲用容器載置装置である。
【0030】第二十三の本発明(請求項23に対応)
は、前記車両は、水素を貯蔵する水素貯蔵手段と、前記
貯蔵されている水素を供給する水素供給手段と、酸素を
供給する酸素供給手段と、前記供給された水素と前記供
給された酸素とを利用して発電を行う燃料電池とを有
し、前記廃熱とは、前記燃料電池が行った発電による廃
熱である第十七の本発明の飲用容器載置装置である。
【0031】第二十四の本発明(請求項24に対応)
は、前記貯湯手段は、前記生成水をその温度が実質的に
60℃以上70℃以下となるように貯湯し、前記貯湯さ
れている生成水が飲用に利用される際に、その温度が実
質的に90℃以上100℃以下となるように加熱する加
熱手段をさらに備えた第二十二の本発明の飲用容器載置
装置である。
【0032】第二十五の本発明(請求項25に対応)
は、前記加熱手段は、前記貯蔵されている水素を利用し
て前記加熱を行う第二十四の本発明の飲用容器載置装置
である。
【0033】第二十六の本発明(請求項26に対応)
は、水素を生成する水素生成手段と、前記生成された水
素を供給する水素供給手段と、酸素を供給する酸素供給
手段と、前記供給された水素と前記供給された酸素とを
利用して発電を行う燃料電池とを有する車両用の車両用
給湯装置であって、前記水素生成手段が行った水素の生
成による廃熱を利用して、前記燃料電池が行った発電に
よる生成水を加熱する加熱手段を備えた車両用給湯装置
である。
【0034】第二十七の本発明(請求項27に対応)
は、所定の動力装置を有する車両に搭載される車両用給
湯装置であって、前記動力装置の廃熱を利用して湯を生
成する湯生成手段と、前記生成された湯を貯湯する貯湯
手段とを備えた車両用給湯装置である。
【0035】第二十八の本発明(請求項28に対応)
は、前記車両の停車時に、前記貯湯手段と外部との間で
入水および/または出水を行うポンプをさらに備えた第
二十七の本発明の車両用給湯装置である。
【0036】第二十九の本発明(請求項29に対応)
は、前記ポンプは、建造物に附設された貯湯槽に対して
前記貯湯手段から出水する第二十八の本発明の車両用給
湯装置である。
【0037】第三十の本発明(請求項30に対応)は、
前記ポンプは、建造物に附設された貯湯槽から前記貯湯
手段に対して入水する第二十八の本発明の車両用給湯装
置である。
【0038】第三十一の本発明(請求項31に対応)
は、所定の温泉成分を含有する燃料を燃焼する燃焼手段
と、前記燃焼手段が行った燃焼による排気を利用して、
前記温泉成分を含有する温泉水を生成する温泉水生成手
段とを備えた温泉水給湯装置である。
【0039】第三十二の本発明(請求項32に対応)
は、車両に搭載される車両用給湯装置であって、建造物
に附設された貯湯槽に貯湯されている湯を利用して、前
記車両の有する、動力装置、ハイブリッド車用電池、燃
料電池、ガラス窓、車内空気の内の少なくとも一つを、
前記車両が始動される前または始動されるときに昇温す
る昇温手段を備えた車両用給湯装置である。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0041】(実施の形態1)はじめに、図1〜2を参
照しながら、本実施の形態の飲用容器載置装置の構成に
ついて説明する。なお、図1は、本発明にかかる実施の
形態1の、飲用容器100が正立状態で載置された飲用
容器載置装置の説明図である。また、図2は、本発明に
かかる実施の形態1の、飲用容器100が倒立状態で載
置された飲用容器載置装置の説明図である。
【0042】本実施の形態の飲用容器載置装置は、車両
10の座席部に搭載され、倒立状態で保持された飲用容
器100の内部を洗浄することができる飲用容器100
を載置するための装置である。
【0043】つぎに、本実施の形態の飲用容器載置装置
の構成について、より詳しく説明する。
【0044】飲用容器100は、開口部の径が底部の径
よりも大きいコップ形状を有する合成樹脂製の容器であ
る。
【0045】盆形状容器111は、噴出されて飲用容器
100の内部を洗浄した洗浄用温水をその内面を伝って
流すための盆形状を有するステンレス製の容器である。
メッシュ部112は、盆形状容器111の底面の近傍に
設けられた、飲用容器100を正立状態または倒立状態
で載置するための合成樹脂性のメッシュである。盆形状
容器111の底面とメッシュ部112との間には、洗浄
が行われ倒立状態で載置されている飲用容器100の内
部をより乾燥しやすくするための通気空間Vが設けられ
ている。転倒防止部113は、飲用容器100の転倒を
防止するためのアルミニウム製の部材である。
【0046】洗浄用温水噴出手段120は、ユーザ指示
にしたがって、倒立状態で保持された飲用容器100の
内部を洗浄するための、貯湯手段140によって貯湯さ
れている洗浄用温水を噴出するためのバルブやノズル
(図示省略)を有する手段である。
【0047】排水手段130は、噴出され飲用容器10
0の内部を洗浄した洗浄用温水を排水するためのドレイ
ンを有する手段である。
【0048】貯湯手段140は、噴出される洗浄用温水
として供給されるべき湯を貯湯するための貯湯タンクを
有する手段である。
【0049】加熱手段150は、ユーザ指示にしたがっ
て、倒立状態で保持されている飲用容器100の内部を
より乾燥しやすくするための加熱を行うための、通気空
間Vに設けられたヒータを有する手段である。
【0050】送風手段160は、ユーザ指示にしたがっ
て、車両10の冷暖房用空調装置11による冷暖房用送
風を利用し、倒立状態で保持されている飲用容器100
の内部をより乾燥しやすくするための送風を通気空間V
に対して行うための送風ファンを有する手段である。
【0051】なお、飲用容器100は、本発明の飲用容
器に対応する。また、盆形状容器111、メッシュ部1
12を含む手段は本発明の保持手段に対応し、洗浄用温
水噴出手段120は本発明の洗浄用温水噴出手段に対応
し、排水手段130は本発明の排水手段に対応し、貯湯
手段140は本発明の貯湯手段に対応し、送風手段16
0は本発明の送風手段に対応する。
【0052】つぎに、図1〜2を参照しながら、本実施
の形態の飲用容器載置装置の動作について説明する。な
お、本実施の形態の飲用容器載置装置の動作について説
明しながら、発明の飲用容器載置方法の一実施の形態に
ついても説明する(以下の実施の形態についても同様で
ある)。
【0053】(A)飲用容器100が正立状態で載置さ
れる場合(図1参照)の動作;メッシュ部112は、飲
用液体Lが入った飲用容器100が正立状態で載置され
ると、その載置された飲用容器100を正立状態で保持
する。
【0054】転倒防止部113は、正立状態で保持され
た飲用容器100の転倒を防止する。
【0055】(B)飲用容器100が倒立状態で載置さ
れる場合(図2参照)の動作;メッシュ部112は、ユ
ーザが使用した空の飲用容器100が倒立状態で載置さ
れると、その載置された飲用容器100を倒立状態で保
持する。
【0056】転倒防止部113は、倒立状態で保持され
た飲用容器100の転倒を防止する。
【0057】貯湯手段140は、噴出される洗浄用温水
として供給されるべき湯を貯湯している。
【0058】洗浄用温水噴出手段120は、ユーザ指示
にしたがって、倒立状態で保持された飲用容器100の
内部を洗浄するための、貯湯手段140によって貯湯さ
れている洗浄用温水を噴出する。
【0059】盆形状容器111は、噴出されて飲用容器
100の内部を洗浄した洗浄用温水を、その内面を伝っ
て流す。
【0060】排水手段130は、噴出されて飲用容器1
00の内部を洗浄し、盆形状容器111の内面を伝って
流れてくる洗浄用温水を排水する。
【0061】かくして、飲用容器100は、洗浄された
状態となる。
【0062】加熱手段150は、ユーザ指示にしたがっ
て、倒立状態で保持されている飲用容器100の内部を
より乾燥しやすくするための加熱を行う。
【0063】送風手段160は、ユーザ指示にしたがっ
て、車両10の冷暖房用空調装置11による冷暖房用送
風を利用し、倒立状態で保持されている飲用容器100
の内部をより乾燥しやすくするための送風を通気空間V
に対して行う。
【0064】かくして、飲用容器100は、乾燥された
状態となる。
【0065】(実施の形態2)はじめに、図3〜4を主
として参照しながら、本実施の形態の飲用容器載置装置
の構成について説明する。なお、図3は、本発明にかか
る実施の形態2の、飲用容器200が正立状態で載置さ
れた飲用容器載置装置の説明図である。また、図4は、
本発明にかかる実施の形態2の、飲用容器200が倒立
状態で載置された飲用容器載置装置の説明図である。
【0066】本実施の形態の飲用容器載置装置は、車両
20の座席部に搭載され、倒立状態で保持された飲用容
器200の内部を洗浄することができる飲用容器200
を載置するための装置である。
【0067】つぎに、本実施の形態の飲用容器載置装置
の構成について、より詳しく説明する。
【0068】飲用容器200は、飲用容器100と類似
した構成を有しており、その底部にマグネット201が
設けられた、開口部の径が底部の径よりも大きいコップ
形状を有する合成樹脂製の容器である。
【0069】盆形状容器211は、盆形状容器111と
類似した構成を有しており、噴出されて飲用容器200
の内部を洗浄した洗浄用温水をその内面を伝って流すた
めの盆形状を有するステンレス製の容器である。載置部
212は、盆形状容器211の内底面の中央に設けられ
た、飲用容器200を正立状態で載置するためにマグネ
ット201を吸着する鉄で構成されたプレート形状を有
する部材である。
【0070】洗浄用温水噴出手段220は、洗浄用温水
噴出手段120と類似した構成を有しており、倒立状態
で保持された飲用容器200の内部を洗浄するための、
貯湯手段250によって貯湯されている洗浄用温水を噴
出するためのバルブやノズル(図示省略)を有する手段
である。洗浄用温水噴出手段220は、磁気センサ26
2による検知の結果、飲用容器200が倒立状態で保持
されていることが確認された上で、洗浄用温水の噴出を
行う手段である。
【0071】排水手段230は、排水手段130と類似
した構成を有しており、噴出され飲用容器200の内部
を洗浄した洗浄用温水を排水するためのドレインを有す
る手段である。
【0072】飲用温水供給手段240は、正立状態で保
持された飲用容器200にペットボトル242に貯蓄さ
れている飲用温水を供給するための蛇口241を有する
手段である。飲用温水供給手段240は、磁気センサ2
61による検知の結果、飲用容器200が正立状態で保
持されたことが確認された上で飲用温水の供給を行う手
段である。蛇口241は、盆形状容器211の上方に設
けられており、飲用容器200を倒立状態で懸架するた
めにマグネット201を吸着する鉄で構成された部材で
ある。
【0073】貯湯手段250は、貯湯手段140と類似
した構成を有しており、(1)ペットボトル242から
供給される飲用温水を熱交換器251を利用して加熱す
るための加熱用温水として供給されるべき湯、および
(2)噴出される洗浄用温水として供給されるべき湯を
貯湯するための貯湯タンクを有する手段である。
【0074】磁気センサ261は、マグネット201か
らの磁気を計測し、飲用容器200が正立状態で載置さ
れていることを検知するための近接センサである。磁気
センサ262は、マグネット201からの磁気を計測
し、飲用容器200が倒立状態で懸架されたことを検知
するための近接センサである。
【0075】なお、飲用容器200は、本発明の飲用容
器に対応する。また、盆形状容器211、載置部21
2、蛇口241を含む手段は本発明の保持手段に対応
し、洗浄用温水噴出手段220は本発明の洗浄用温水噴
出手段に対応し、排水手段230は本発明の排水手段に
対応し、飲用温水供給手段240は本発明の飲用温水供
給手段に対応し、貯湯手段250は本発明の貯湯手段に
対応し、磁気センサ261、磁気センサ262を含む手
段は本発明の磁気センサに対応する。
【0076】つぎに、図3〜4を主として参照しなが
ら、本実施の形態の飲用容器載置装置の動作について説
明する。
【0077】(A)飲用容器200が正立状態で載置さ
れる場合(図3参照)の動作;載置部212は、空の飲
用容器200が正立状態で載置されると、マグネット2
01を吸着し、その載置された飲用容器200を正立状
態で保持する。ただし、図3には、飲用液体Lが飲用容
器200に入れられている状態が図示されている。
【0078】磁気センサ261は、マグネット201か
らの磁気を計測し、飲用容器200が正立状態で載置さ
れていることを検知する。
【0079】飲用温水供給手段240は、磁気センサ2
61による検知の結果、飲用容器200が正立状態で保
持されたことが確認されると、正立状態で保持された飲
用容器200にペットボトル242に貯蓄されている飲
用温水を蛇口241から飲用容器200一杯分だけ供給
する。
【0080】貯湯手段250は、ペットボトル242か
ら供給される飲用温水を熱交換器251を利用して加熱
するための加熱用温水として供給されるべき湯を貯湯し
ており、供給される飲用温水を熱交換器251を利用し
て加熱する。
【0081】かくして、飲用容器200は、飲用液体L
が入っている状態となる。
【0082】(B)飲用容器200が倒立状態で載置さ
れる場合(図4参照)の動作;載置部212は、ユーザ
が使用した空の飲用容器200が倒立状態で載置される
と、その載置された飲用容器200を倒立状態で保持す
る。
【0083】飲用温水供給手段240は、蛇口241で
マグネット201を吸着し、その飲用容器200を倒立
状態で懸架する。
【0084】磁気センサ262は、マグネット201か
らの磁気を計測し、飲用容器200が倒立状態で懸架さ
れていることを検知する。
【0085】貯湯手段250は、噴出される洗浄用温水
として供給されるべき湯を貯湯している。
【0086】洗浄用温水噴出手段220は、磁気センサ
262による検知の結果、飲用容器200が倒立状態で
保持されたことが確認されると、倒立状態で保持された
飲用容器200の内部を洗浄するための、貯湯手段25
0によって貯湯されている洗浄用温水を噴出する。
【0087】盆形状容器211は、噴出されて飲用容器
200の内部を洗浄した洗浄用温水を、その内面を伝っ
て流す。
【0088】排水手段230は、噴出されて飲用容器2
00の内部を洗浄し、盆形状容器211の内面を伝って
流れてくる洗浄用温水を排水する。
【0089】かくして、飲用容器200は、洗浄された
状態となる。
【0090】(実施の形態3)はじめに、図5〜6を主
として参照しながら、本実施の形態の飲用容器載置装置
の構成について説明する。なお、図5は、本発明にかか
る実施の形態3の、飲用容器300が正立状態で載置さ
れた飲用容器載置装置の説明図である。また、図6は、
本発明にかかる実施の形態3の、飲用容器300が倒立
状態で載置された飲用容器載置装置の説明図である。
【0091】本実施の形態の飲用容器載置装置は、車両
30の座席部に搭載され、倒立状態で保持された飲用容
器300の内部を洗浄することができる飲用容器300
を載置するための装置である。
【0092】つぎに、本実施の形態の飲用容器載置装置
の構成について、より詳しく説明する。
【0093】飲用容器300は、飲用容器100と類似
した構成を有しており、開口部の径が底部の径よりも大
きいコップ形状を有する合成樹脂製の容器である。
【0094】盆形状容器311は、盆形状容器111と
類似した構成を有しており、噴出されて飲用容器300
の内部を洗浄した洗浄用温水をその内面を伝って流すた
めの盆形状を有するステンレス製の容器である。メッシ
ュ部312は、メッシュ部112と類似した構成を有し
ており、盆形状容器311の底面の近傍に設けられた、
飲用容器300を正立状態または倒立状態で載置するた
めの合成樹脂性のメッシュである。盆形状容器311の
底面とメッシュ部312との間には、洗浄が行われ倒立
状態で載置されている飲用容器300の内部をより乾燥
しやすくするための通気空間Vが設けられている。
【0095】洗浄用温水噴出手段320は、洗浄用温水
噴出手段120と類似した構成を有しており、倒立状態
で保持された飲用容器300の内部を洗浄するための、
貯湯手段350によって貯湯されている洗浄用温水を噴
出するためのバルブやノズル(図示省略)を有する手段
である。洗浄用温水噴出手段320は、検知手段360
による検知の結果、飲用容器300が倒立状態で保持さ
れていることが確認された上で、洗浄用温水の噴出を行
う手段である。
【0096】排水手段330は、排水手段130と類似
した構成を有しており、噴出され飲用容器300の内部
を洗浄した洗浄用温水を排水するためのドレインを有す
る手段である。
【0097】飲用温水供給手段340は、飲用温水供給
手段240と類似した構成を有しており、正立状態で保
持された飲用容器300に貯湯手段350に貯蓄されて
いる飲用温水を供給するための蛇口341を有する手段
である。飲用温水供給手段340は、検知手段360に
よる検知の結果、飲用容器300が正立状態で保持され
ていることが確認された上で飲用温水の供給を行い、液
面Sとの間の距離Δが所定の距離Δ0以下になった場合
には飲用温水が溢れないようにその供給を停止する手段
である。
【0098】貯湯手段350は、貯湯手段140と類似
した構成を有しており、(1)飲用温水として供給され
るべき湯、および(2)噴出される洗浄用温水として供
給されるべき湯を貯湯するための貯湯タンクを有する手
段である。
【0099】検知手段360は、盆形状容器311の上
方に位置する蛇口341に設けられた、音を利用して飲
用容器300との間の距離Δを計測することが可能な距
離計361を有しており、飲用容器300が正立状態で
保持されているのか倒立状態で保持されているのかを検
知するための手段である。飲用容器300との間の距離
Δとは、たとえば、飲用容器300が正立状態で保持さ
れ、飲用液体Lが飲用容器300に一杯分入っている場
合には、飲用容器300に一杯分入っている飲用液体L
の液面Sとの間の所定の距離Δ0である。
【0100】なお、飲用容器300は、本発明の飲用容
器に対応する。また、盆形状容器311、メッシュ部3
12を含む手段は本発明の保持手段に対応し、洗浄用温
水噴出手段320は本発明の洗浄用温水噴出手段に対応
し、排水手段330は本発明の排水手段に対応し、飲用
温水供給手段340は本発明の飲用温水供給手段に対応
し、貯湯手段350は本発明の貯湯手段に対応し、検知
手段360は本発明の検知手段に対応する。
【0101】つぎに、図5〜6を主として参照しなが
ら、本実施の形態の飲用容器載置装置の動作について説
明する。
【0102】(A)飲用容器300が正立状態で載置さ
れる場合(図5参照)の動作;メッシュ部312は、空
の飲用容器300が正立状態で載置されると、その載置
された飲用容器300を正立状態で保持する。ただし、
図5には、飲用液体Lが飲用容器300にすでに一杯分
入っている状態が図示されている。
【0103】検知手段360は、飲用容器300との間
の距離Δを距離計361で計測し、空の飲用容器300
が正立状態で保持されていることを検知する。飲用容器
300との間の距離Δは、飲用容器300が正立状態で
保持され、飲用液体Lが飲用容器300に入っていない
場合には、正立状態で保持されている飲用容器300の
内底部B1との間の距離Δ1(>Δ0)である。ただ
し、前述したように、図5には、飲用液体Lが飲用容器
300に一杯分入っている状態が図示されている。
【0104】貯湯手段350は、飲用温水として供給さ
れるべき湯を貯湯している。
【0105】飲用温水供給手段340は、検知手段36
0による検知の結果、空の飲用容器300が正立状態で
保持されたことが確認されると、正立状態で保持された
飲用容器300に貯湯手段350に貯蓄されている飲用
温水を蛇口341から供給する。
【0106】検知手段360は、飲用容器300との間
の距離Δを距離計361で計測している。
【0107】飲用温水供給手段340は、検知手段36
0による検知の結果、液面Sとの間の距離Δが所定の距
離Δ0以下になると、飲用温水が溢れないようにその供
給を停止する。飲用容器300との間の距離Δは、飲用
容器300が正立状態で保持され、飲用液体Lが飲用容
器300に一杯分入っている場合には、飲用容器300
に一杯分入っている飲用液体Lの液面Sとの間の所定の
距離Δ0である。
【0108】かくして、飲用容器300は、飲用液体L
が入っている状態となる。
【0109】(B)飲用容器300が倒立状態で載置さ
れる場合(図6参照)の動作;メッシュ部312は、ユ
ーザが使用した空の飲用容器300が倒立状態で載置さ
れると、その載置された飲用容器300を倒立状態で保
持する。
【0110】検知手段360は、飲用容器300との間
の距離Δを距離計361で計測し、飲用容器300が倒
立状態で保持されていることを検知する。飲用容器30
0との間の距離Δは、飲用容器300が倒立状態で保持
されている場合には、倒立状態で保持されている飲用容
器300の外底部B2との間の距離Δ2(<Δ0)であ
る。
【0111】貯湯手段350は、噴出される洗浄用温水
として供給されるべき湯を貯湯している。
【0112】洗浄用温水噴出手段320は、検知手段3
60による検知の結果、飲用容器300が倒立状態で保
持されたことが確認されると、倒立状態で保持された飲
用容器300の内部を洗浄するための、貯湯手段350
によって貯湯されている洗浄用温水を噴出する。
【0113】盆形状容器311は、噴出されて飲用容器
300の内部を洗浄した洗浄用温水を、その内面を伝っ
て流す。
【0114】排水手段330は、噴出されて飲用容器3
00の内部を洗浄し、盆形状容器311の内面を伝って
流れてくる洗浄用温水を排水する。
【0115】かくして、飲用容器300は、洗浄された
状態となる。
【0116】(実施の形態4)はじめに、図7〜8を主
として参照しながら、本実施の形態の飲用容器載置装置
の構成について説明する。なお、図7は、本発明にかか
る実施の形態4の、飲用容器400が正立状態で載置さ
れた飲用容器載置装置の説明図である。また、図8は、
本発明にかかる実施の形態4の、飲用容器400が倒立
状態で載置された飲用容器載置装置の説明図である。
【0117】本実施の形態の飲用容器載置装置は、車両
40の座席部に搭載され、倒立状態で保持された飲用容
器400の内部を洗浄することができる飲用容器400
を載置するための装置である。
【0118】つぎに、本実施の形態の飲用容器載置装置
の構成について、より詳しく説明する。
【0119】飲用容器400は、飲用容器100と類似
した構成を有しており、開口部の径が底部の径よりも大
きいコップ形状を有する合成樹脂製の容器である。
【0120】盆形状容器411は、盆形状容器111と
類似した構成を有しており、噴出されて飲用容器400
の内部を洗浄した洗浄用温水をその内面を伝って流すた
めの盆形状を有するステンレス製の容器である。中央プ
レート412は、盆形状容器411の内底面の中央に設
けられた、飲用容器400の底部を支持して飲用容器4
00を正立状態で保持するためのプレート形状を有する
部材である。周縁プレート413は、盆形状容器411
の内側面に設けられた、飲用容器400の開口部を支持
して飲用容器400を倒立状態で保持するためのリング
形状を有する部材である。
【0121】洗浄用温水噴出手段420は、洗浄用温水
噴出手段120と類似した構成を有しており、倒立状態
で保持された飲用容器400の内部を洗浄するための、
貯湯手段450によって貯湯されている洗浄用温水を噴
出するためのバルブやノズル(図示省略)を有する手段
である。洗浄用温水噴出手段420は、検知手段440
による検知の結果、飲用容器400が倒立状態で保持さ
れていることが確認された上で、洗浄用温水の噴出を行
う手段である。
【0122】排水手段430は、排水手段130と類似
した構成を有しており、噴出され飲用容器400の内部
を洗浄した洗浄用温水を排水するためのドレインを有す
る手段である。
【0123】飲用温水供給手段440は、飲用温水供給
手段240と類似した構成を有しており、正立状態で保
持された飲用容器400にペットボトル442に貯蓄さ
れている飲用温水を供給するための蛇口441を有する
手段である。飲用温水供給手段440は、検知手段46
0による検知の結果、飲用容器400が空の正立状態で
保持されたことが確認された上で飲用温水の供給を行う
手段である。
【0124】貯湯手段450は、貯湯手段140と類似
した構成を有しており、噴出される洗浄用温水として供
給されるべき湯を貯湯するための貯湯タンクを有する手
段である。
【0125】検知手段460は、中央プレート412と
の接続を利用して設けられた、重量センサ461を有し
ており、飲用容器400が正立状態で保持されているの
か倒立状態で保持されているのかを検知するための手段
である。重量センサ461は、飲用容器400が正立状
態で底部を中央プレート412に支持されているときに
のみ飲用容器400(および飲用容器400に入ってい
る飲用液体L)の重量を感知することが可能なセンサで
ある。
【0126】なお、飲用容器400は、本発明の飲用容
器に対応する。また、盆形状容器411、中央プレート
412、周縁プレート413を含む手段は本発明の保持
手段に対応し、洗浄用温水噴出手段420は本発明の洗
浄用温水噴出手段に対応し、排水手段430は本発明の
排水手段に対応し、飲用温水供給手段440は本発明の
飲用温水供給手段に対応し、貯湯手段450は本発明の
貯湯手段に対応し、検知手段460は本発明の貯湯手段
に対応する。
【0127】つぎに、図7〜8を参照しながら、本実施
の形態の飲用容器載置装置の動作について説明する。
【0128】(A)飲用容器400が正立状態で載置さ
れる場合(図7参照)の動作;中央プレート412は、
空の飲用容器400が正立状態で載置されると、その載
置された飲用容器400の底部を支持して飲用容器40
0を正立状態で保持する。ただし、図7には、飲用液体
Lが飲用容器400に入れられている状態が図示されて
いる。
【0129】検知手段460は、中央プレート412と
の接続を利用して設けられた重量センサ461で、空の
飲用容器400が正立状態で保持されていることを検知
する(重量センサ461は、飲用容器400が正立状態
で底部を中央プレート412に支持されているときにの
み飲用容器400の重量を感知する)。
【0130】飲用温水供給手段440は、検知手段46
0による検知の結果、空の飲用容器400が正立状態で
保持されたことが確認されると、正立状態で保持された
飲用容器400にペットボトル442に貯蓄されている
飲用温水を蛇口441から飲用容器400一杯分だけ供
給する。
【0131】かくして、飲用容器400は、飲用液体L
が入っている状態となる。
【0132】(B)飲用容器400が倒立状態で載置さ
れる場合(図8参照)の動作;周縁プレート413は、
ユーザが使用した空の飲用容器400が倒立状態で載置
されると、その載置された飲用容器400の開口部を支
持して飲用容器400を倒立状態で保持する。
【0133】検知手段460は、飲用容器400が倒立
状態で保持されていることを検知する(重量センサ46
1は、飲用容器400が倒立状態で開口部を周縁プレー
ト413に支持されているときには飲用容器400の重
量を感知しない)。
【0134】貯湯手段450は、噴出される洗浄用温水
として供給されるべき湯を貯湯している。
【0135】洗浄用温水噴出手段420は、検知手段4
60による検知の結果、飲用容器400が倒立状態で保
持されたことが確認されると、倒立状態で保持された飲
用容器400の内部を洗浄するための、貯湯手段450
によって貯湯されている洗浄用温水を噴出する。
【0136】盆形状容器411は、噴出されて飲用容器
400の内部を洗浄した洗浄用温水を、その内面を伝っ
て流す。
【0137】排水手段430は、噴出されて飲用容器4
00の内部を洗浄し、盆形状容器411の内面を伝って
流れてくる洗浄用温水を排水する。
【0138】かくして、飲用容器400は、洗浄された
状態となる。
【0139】(実施の形態5)はじめに、本発明にかか
る実施の形態5の車両用給湯装置の構成図である図9を
主として参照しながら、本実施の形態の車両用給湯装置
の構成について説明する。
【0140】本実施の形態の車両用給湯装置は、燃料電
池540による発電を利用して走行する車両50に搭載
され、飲用温水、暖房用温水、洗浄用温水などの給湯を
行うための装置である。
【0141】つぎに、本実施の形態の車両用給湯装置の
構成について、より詳しく説明する。
【0142】水素貯蔵手段510は、水素を貯蔵するた
めの水素ボンベ(図示省略)を有する手段である。
【0143】水素供給手段520は、水素貯蔵手段51
0によって貯蔵されている水素を燃料電池540に供給
するための水素供給弁(図示省略)を有する手段であ
る。
【0144】酸素供給手段530は、空気中の酸素を燃
料電池540に供給するための酸素供給ブロワ(図示省
略)を有する手段である。
【0145】燃料電池540は、水素供給手段520に
よって供給された水素と酸素供給手段530によって供
給された酸素とを利用して発電を行うための燃料電池ス
タック(図示省略)を有する手段である。燃料電池54
0が行った発電による生成水は、飲用、暖房用、洗浄用
などに利用される。
【0146】湯生成手段550は、燃料電池540が行
った発電による廃熱を利用して燃料電池540が行った
発電による生成水を加熱して湯を生成するための熱交換
器や配水管(図示省略)を有する手段である。
【0147】貯湯手段560は、湯生成手段550によ
って生成された湯をその温度が60℃以上となるように
貯湯するための、内面に弗素を利用した撥水表面処理が
行われた貯湯槽(図示省略)を有する手段である。
【0148】排水手段570は、貯湯手段560によっ
て貯湯されている湯が、(1)飲用温水として利用され
る飲用温水モードではその温度が低下して50℃になっ
てしまった場合に、(2)暖房用温水として利用される
暖房用温水モードではその温度が低下して0℃になって
しまった場合に、貯湯されている湯を腐敗前に排水する
ためのバルブ(図示省略)を有する手段である。暖房用
温水モードにおける設定温度を0℃とすることで、寒冷
地においても水の凍結による配管破損などを防止するこ
とができるものである。
【0149】加熱手段580は、貯湯手段560によっ
て貯湯されている湯が利用される際に、水素貯蔵手段5
10によって貯蔵されている水素を利用して、その温度
が90℃以上となるように利用されるべき湯を加熱する
ための水素バーナ(図示省略)を有する手段である。
【0150】なお、車両50は、本発明の車両に対応す
る。また、水素貯蔵手段510は本発明の水素貯蔵手段
に対応し、水素供給手段520は本発明の水素供給手段
に対応し、酸素供給手段530は本発明の酸素供給手段
に対応し、燃料電池540は本発明の燃料電池に対応
し、湯生成手段550は本発明の湯生成手段に対応し、
貯湯手段560は本発明の貯湯手段に対応し、排水手段
570は本発明の排水手段に対応し、加熱手段580は
本発明の加熱手段に対応する。
【0151】つぎに、図9を参照しながら、本実施の形
態の車両用給湯装置の動作について説明する。なお、本
実施の形態の車両用給湯装置の動作について説明しなが
ら、発明の車両用給湯方法の一実施の形態についても説
明する(以下の実施の形態についても同様である)。
【0152】水素貯蔵手段510は、水素ボンベ(図示
省略)に水素を貯蔵している。水素供給手段520は、
水素供給弁(図示省略)を開放して、水素貯蔵手段51
0によって貯蔵されている水素を燃料電池540に供給
する。
【0153】酸素供給手段530は、酸素供給ブロワ
(図示省略)を駆動して、空気中の酸素を燃料電池54
0に供給する。
【0154】燃料電池540は、燃料電池スタック(図
示省略)で、水素供給手段520によって供給された水
素と酸素供給手段530によって供給された酸素とを利
用して発電を行う。
【0155】湯生成手段550は、燃料電池540が行
った発電による廃熱を熱交換器(図示省略)で熱交換
し、燃料電池540が行った発電による生成水を配水管
(図示省略)内を循環させて加熱し、湯を生成する。
【0156】貯湯手段560は、貯湯槽(図示省略)
に、湯生成手段550によって生成された湯をその温度
が60℃以上となるように貯湯する。
【0157】排水手段570は、貯湯手段560によっ
て貯湯されている湯が、(1)飲用温水モードではその
温度が低下して50℃になってしまった場合に、(2)
暖房用温水モードではその温度が低下して0℃になって
しまった場合に、バルブ(図示省略)を開放して、貯湯
されている湯を排水する。
【0158】加熱手段580は、貯湯手段560によっ
て貯湯されている湯が利用される際に、水素貯蔵手段5
10によって貯蔵されている水素を利用して水素バーナ
(図示省略)を起動し、その温度が90℃以上となるよ
うに利用されるべき湯を加熱する。
【0159】(実施の形態6)はじめに、本発明にかか
る実施の形態6の車両用給湯装置の構成図である図10
を主として参照しながら、本実施の形態の車両用給湯装
置の構成について説明する。
【0160】本実施の形態の車両用給湯装置は、燃料電
池640による発電を利用して走行する車両60に搭載
され、飲用温水、暖房用温水、洗浄用温水などの給湯を
行うための装置である。
【0161】つぎに、本実施の形態の車両用給湯装置の
構成について、より詳しく説明する。
【0162】水素生成手段610は、メタノールを改質
して水素を生成するための改質器(図示省略)を有する
手段である。
【0163】水素供給手段620は、水素供給手段52
0と類似した構成を有しており、水素生成手段610に
よって生成された水素を燃料電池640に供給するため
の水素供給弁(図示省略)を有する手段である。
【0164】酸素供給手段630は、酸素供給手段53
0と類似した構成を有しており、空気中の酸素を燃料電
池640に供給するための酸素供給ブロワ(図示省略)
を有する手段である。
【0165】燃料電池640は、燃料電池540と類似
した構成を有しており、水素供給手段620によって供
給された水素と酸素供給手段630によって供給された
酸素とを利用して発電を行うための燃料電池スタック
(図示省略)を有する手段である。燃料電池640が行
った発電による生成水は、飲用、暖房用、洗浄用などに
利用される。
【0166】加熱手段650は、水素生成手段610が
行った水素の生成による廃熱を利用して、燃料電池64
0が行った発電による生成水やタンク651に貯水され
ている水を加熱するための熱交換器や配水管(図示省
略)を有する手段である。
【0167】なお、車両60は、本発明の車両に対応す
る。また、水素生成手段610は本発明の水素生成手段
に対応し、水素供給手段620は本発明の水素供給手段
に対応し、酸素供給手段630は本発明の酸素供給手段
に対応し、燃料電池640は本発明の燃料電池に対応
し、加熱手段650は本発明の加熱手段に対応する。
【0168】つぎに、図10を参照しながら、本実施の
形態の車両用給湯装置の動作について説明する。
【0169】水素生成手段610は、改質器(図示省
略)でメタノールを改質して水素を生成する。水素供給
手段620は、水素供給弁(図示省略)を開放して、水
素生成手段610によって生成された水素を燃料電池6
40に供給する。
【0170】酸素供給手段630は、酸素供給ブロワ
(図示省略)を駆動して、空気中の酸素を燃料電池64
0に供給する。
【0171】燃料電池640は、燃料電池スタック(図
示省略)で、水素供給手段620によって供給された水
素と酸素供給手段630によって供給された酸素とを利
用して発電を行う。
【0172】加熱手段650は、水素生成手段610が
行った水素の生成による廃熱を熱交換器(図示省略)で
熱交換し、燃料電池640が行った発電による生成水や
タンク651に貯水されている水を配水管(図示省略)
内を循環させて加熱し、湯を生成する。
【0173】(実施の形態7)はじめに、本発明にかか
る実施の形態7の車両用給湯装置の構成図である図11
を主として参照しながら、本実施の形態の車両用給湯装
置の構成について説明する。
【0174】本実施の形態の車両用給湯装置は、燃料電
池740による発電を利用して走行する車両70に搭載
され、飲用温水、暖房用温水、洗浄用温水などの給湯を
行うための装置である。
【0175】つぎに、本実施の形態の車両用給湯装置の
構成について、より詳しく説明する。
【0176】水素貯蔵手段710は、水素貯蔵手段51
0と類似した構成を有しており、水素を貯蔵するための
水素ボンベ(図示省略)を有する手段である。
【0177】水素供給手段720は、水素供給手段52
0と類似した構成を有しており、水素貯蔵手段710に
よって貯蔵されている水素を燃料電池740に供給する
ための水素供給弁(図示省略)を有する手段である。
【0178】酸素供給手段730は、酸素供給手段53
0と類似した構成を有しており、空気中の酸素を燃料電
池740に供給するための酸素供給ブロワ(図示省略)
を有する手段である。
【0179】燃料電池740は、燃料電池540と類似
した構成を有しており、水素供給手段720によって供
給された水素と酸素供給手段730によって供給された
酸素とを利用して発電を行うための燃料電池スタック
(図示省略)を有する手段である。燃料電池740が行
った発電による生成水は、飲用、暖房用、洗浄用などに
利用される。
【0180】湯生成手段750は、湯生成手段550と
類似した構成を有しており、燃料電池740が行った発
電による廃熱を利用して燃料電池740が行った発電に
よる生成水を加熱して湯を生成するための熱交換器や配
水管(図示省略)を有する手段である。
【0181】貯湯手段760は、貯湯手段560と類似
した構成を有しており、湯生成手段750によって生成
された湯をその温度が60℃以上となるように貯湯する
ための貯湯タンク(図示省略)を有する手段である。
【0182】ポンプ770は、車両70の停車時に、貯
湯手段760に接続された車外給湯孔(図示省略)を経
由して、貯湯手段760と建造物71に附設された貯湯
槽72との間で、(1)車両70の運転を終了する場合
には、貯湯手段760に貯湯されている湯の出水を行
い、(2)車両70の運転を開始する場合には、貯湯槽
72に貯湯されている湯の入水を行うためのポンプであ
る。車両70の運転を終了する場合に、貯湯手段760
に貯湯されている湯を保温性の高い貯湯槽72に一旦出
水し、車両70の運転を開始する場合に、貯湯槽72に
貯湯されている湯を貯湯手段760に再度入水すること
で、高い熱利用効率を実現することができるものであ
る。
【0183】なお、車両70は本発明の車両に対応し、
建造物71は本発明の建造物に対応し、貯湯槽72は本
発明の貯湯槽に対応する。また、燃料電池740を含む
手段は本発明の動力装置に対応し、湯生成手段750は
本発明のに湯生成手段対応し、貯湯手段760は本発明
の貯湯手段に対応し、ポンプ770は本発明のポンプに
対応する。
【0184】つぎに、図11を参照しながら、本実施の
形態の車両用給湯装置の動作について説明する。
【0185】水素貯蔵手段710は、水素ボンベ(図示
省略)に水素を貯蔵している。水素供給手段720は、
水素供給弁(図示省略)を開放して、水素貯蔵手段71
0によって貯蔵されている水素を燃料電池740に供給
する。
【0186】酸素供給手段730は、酸素供給ブロワ
(図示省略)を駆動して、空気中の酸素を燃料電池74
0に供給する。
【0187】燃料電池740は、燃料電池スタック(図
示省略)で、水素供給手段720によって供給された水
素と酸素供給手段730によって供給された酸素とを利
用して発電を行う。
【0188】湯生成手段750は、燃料電池740が行
った発電による廃熱を熱交換器(図示省略)で熱交換
し、燃料電池740が行った発電による生成水を配水管
(図示省略)内を循環させて加熱し、湯を生成する。
【0189】貯湯手段760は、貯湯タンク(図示省
略)に、湯生成手段750によって生成された湯をその
温度が60℃以上となるように貯湯する。
【0190】ポンプ770は、車両70の停車時に、貯
湯手段760に接続された車外給湯孔(図示省略)を経
由して、貯湯手段760と建造物71に附設された貯湯
槽72との間で、(1)車両70の運転を終了する場合
には、貯湯手段760に貯湯されている湯の出水を行
い、(2)車両70の運転を開始する場合には、貯湯槽
72に貯湯されている湯の入水を行う。
【0191】(実施の形態8)はじめに、本発明にかか
る実施の形態8の温泉水給湯装置の構成図である図12
を主として参照しながら、本実施の形態の温泉水給湯装
置の構成について説明する。
【0192】本実施の形態の温泉水給湯装置は、燃焼手
段810によるガソリンの燃焼を利用して走行する車両
80に搭載され、温泉効能を有する浴用温水の給湯を行
うための装置である。
【0193】つぎに、本実施の形態の温泉水給湯装置の
構成について、より詳しく説明する。
【0194】燃焼手段810は、硫黄などの温泉成分を
含有するガソリンを燃焼するための自動車用エンジン
(図示省略)を有する手段である。
【0195】温泉水生成手段820は、燃焼手段810
が行った燃焼による排気の凝縮・溶解を利用して、温泉
成分を含有する温泉水を生成するための温水タンク(図
示省略)を有する手段である。
【0196】ポンプ830は、ポンプ770と類似した
構成を有しており、車両80の停車時に、温泉水生成手
段820に接続された車外給湯孔(図示省略)を経由し
て、温泉水生成手段820と建造物81に附設された貯
湯槽82との間で、(1)浴用温水としての生成された
温泉水の出水、および(2)つぎに生成されるべき温泉
水の原料としての通常の水道水の入水を行うためのポン
プである。
【0197】なお、車両80は本発明の車両に対応す
る。また、燃焼手段810は本発明の燃焼手段に対応
し、温泉水生成手段820は本発明の温泉水生成手段8
20に対応する。
【0198】つぎに、図12を参照しながら、本実施の
形態の温泉水給湯装置の動作について説明する。なお、
本実施の形態の温泉水給湯装置の動作について説明しな
がら、発明の温泉水給湯方法の一実施の形態についても
説明する。
【0199】燃焼手段810は、車両80の運転時に自
動車用エンジン(図示省略)を駆動して、硫黄などの温
泉成分を含有するガソリンを燃焼する。
【0200】温泉水生成手段820は、燃焼手段810
が行った燃焼による排気の凝縮・溶解を利用して、温泉
成分を含有する温泉水を温水タンク(図示省略)に生成
する。
【0201】ポンプ830は、車両80の停車時に、温
泉水生成手段820に接続された車外給湯孔(図示省
略)を経由して、温泉水生成手段820と建造物81に
附設された貯湯槽82との間で、(1)生成された温泉
水の出水、および(2)通常の水道水の入水を行う。
【0202】(実施の形態9)はじめに、本発明にかか
る実施の形態9の車両用給湯装置の構成図である図13
を主として参照しながら、本実施の形態の車両用給湯装
置の構成について説明する。
【0203】本実施の形態の車両用給湯装置は、燃料電
池940による発電を利用して走行する車両90に搭載
され、飲用温水、暖房用温水、洗浄用温水などの給湯を
行うための装置である。
【0204】つぎに、本実施の形態の車両用給湯装置の
構成について、より詳しく説明する。
【0205】水素貯蔵手段910は、水素貯蔵手段51
0と類似した構成を有しており、水素を貯蔵するための
水素ボンベ(図示省略)を有する手段である。
【0206】水素供給手段920は、水素供給手段52
0と類似した構成を有しており、水素貯蔵手段910に
よって貯蔵されている水素を燃料電池940に供給する
ための水素供給弁(図示省略)を有する手段である。
【0207】酸素供給手段930は、酸素供給手段53
0と類似した構成を有しており、空気中の酸素を燃料電
池940に供給するための酸素供給ブロワ(図示省略)
を有する手段である。
【0208】燃料電池940は、燃料電池540と類似
した構成を有しており、水素供給手段920によって供
給された水素と酸素供給手段930によって供給された
酸素とを利用して発電を行うための燃料電池スタック
(図示省略)を有する手段である。燃料電池940が行
った発電による生成水は、飲用、暖房用、洗浄用などに
利用される。
【0209】湯生成手段950は、湯生成手段550と
類似した構成を有しており、燃料電池940が行った発
電による廃熱を利用して燃料電池940が行った発電に
よる生成水を加熱して湯を生成するための熱交換器や配
水管(図示省略)を有する手段である。
【0210】貯湯手段960は、貯湯手段560と類似
した構成を有しており、湯生成手段950によって生成
された湯をその温度が60℃以上となるように貯湯する
ための貯湯タンク(図示省略)を有する手段である。
【0211】ポンプ970は、ポンプ770と類似した
構成を有しており、車両90の停車時に、貯湯手段96
0に接続された車外給湯孔(図示省略)を経由して、貯
湯手段960と建造物91に附設された貯湯槽92との
間で、(1)車両90の運転を終了する場合には、貯湯
手段960に貯湯されている湯の出水を行い、(2)車
両90の運転を開始する場合には、貯湯槽92に貯湯さ
れている湯の入水を行うポンプである。
【0212】昇温手段980は、建造物91に附設され
た貯湯槽92に貯湯されている湯を貯湯手段960を経
由して入手し、車両90の車内空気を車両90が始動さ
れる前に昇温するための温水ヒータ(図示省略)を有す
る手段である。車両90の車内空気を車両90が始動さ
れる前に昇温することで、より快適な車内環境を実現す
るとともに、燃料電池940の作動最適温度への昇温を
も促進できるものである。
【0213】なお、車両90は本発明の車両に対応し、
建造物91は本発明の建造物に対応し、貯湯槽92は本
発明の貯湯槽に対応する。また、昇温手段980は、本
発明の昇温手段に対応する。
【0214】つぎに、図13を参照しながら、本実施の
形態の車両用給湯装置の動作について説明する。
【0215】(A)車両90の運転開始時の動作;ポン
プ970は、貯湯手段960に接続された車外給湯孔
(図示省略)を経由して、貯湯手段960と建造物91
に附設された貯湯槽92との間で、貯湯槽92に貯湯さ
れている湯の入水を行う。
【0216】昇温手段980は、貯湯手段960を経由
して入手した、建造物91に附設された貯湯槽92に貯
湯されている湯を温水ヒータ(図示省略)で利用し、車
両90の車内空気を、車両90が始動される前に昇温す
る。
【0217】(B)車両90の運転継続時の動作;水素
貯蔵手段910は、水素ボンベ(図示省略)に水素を貯
蔵している。水素供給手段920は、水素供給弁(図示
省略)を開放して、水素貯蔵手段910によって貯蔵さ
れている水素を燃料電池940に供給する。
【0218】酸素供給手段930は、酸素供給ブロワ
(図示省略)を駆動して、空気中の酸素を燃料電池94
0に供給する。
【0219】燃料電池940は、燃料電池スタック(図
示省略)で、水素供給手段920によって供給された水
素と酸素供給手段930によって供給された酸素とを利
用して発電を行う。
【0220】湯生成手段950は、燃料電池940が行
った発電による廃熱を熱交換器(図示省略)で熱交換
し、燃料電池940が行った発電による生成水を配水管
(図示省略)内を循環させて加熱し、湯を生成する。
【0221】貯湯手段960は、貯湯タンク(図示省
略)に、湯生成手段950によって生成された湯をその
温度が60℃以上となるように貯湯する。
【0222】(C)車両90の運転終了時の動作;ポン
プ970は、貯湯手段960に接続された車外給湯孔
(図示省略)を経由して、貯湯手段960と建造物91
に附設された貯湯槽92との間で、貯湯手段960に貯
湯されている湯の出水を行う。
【0223】以上においては、実施の形態1〜9につい
て詳細に説明を行った。
【0224】なお、本発明の飲用温水は、上述した本実
施の形態においては、熱交換器251を利用して、貯湯
手段250に貯湯されている加熱用温水との間において
熱交換を行うことで加熱された(図3〜4参照)。しか
し、本発明の飲用温水は、これに限らず、たとえば、
(1)貯湯槽の湯を循環させる温水回路を利用して加熱
されてもよいし、(2)ガソリンや燃料電池の水素など
動力燃料を利用した燃焼部および/または電気ヒータと
の間において熱交換を行うことで加熱されてもよい。
【0225】また、本発明の距離計は、上述した本実施
の形態においては、音を利用して距離を計測することが
可能な距離計361であった(図5〜6参照)。しか
し、本発明の距離計は、これに限らず、たとえば、超音
波やレーザなどの光を利用して距離を計測することが可
能な距離計であってもよい。
【0226】また、本発明の第一の磁性体を有する載置
部は、上述した本実施の形態においては、マグネット2
01を吸着する鉄で構成された載置部212であった
(図3〜4参照)。しかし、本発明の第一の磁性体を有
する載置部は、これに限らず、たとえば、飲用容器の底
部に設けられたマグネットを吸着するためのマグネット
や電磁石を有する合成樹脂で構成された部材であっても
よい。
【0227】また、本発明の第二の磁性体を有する懸架
部は、上述した本実施の形態においては、マグネット2
01を吸着する鉄で構成された飲用温水を供給するため
の蛇口241で兼用された(図3〜4参照)。しかし、
本発明の第二の磁性体を有する懸架部は、これに限ら
ず、たとえば、飲用容器の底部に設けられたマグネット
を吸着するためのマグネットや電磁石を有する専用の支
持アーム部材であってもよい。
【0228】また、本発明の送風手段は、上述した本実
施の形態においては、車両10の冷暖房用空調装置11
による冷暖房用送風を利用して送風を行う送風手段16
0であった(図1〜2参照)。しかし、本発明の送風手
段は、これに限らず、たとえば、車両のエンジンの動力
変換廃熱および/または車両のバッテリの電力変換廃熱
による温風を利用して送風を行う送風ファン装置であっ
てもよい。
【0229】また、本発明の廃熱を利用して湯を生成す
るとは、上述した本実施の形態においては、燃料電池5
40が行った発電による廃熱を利用して湯を生成するこ
とであった(図9参照)。しかし、本発明の廃熱を利用
して湯を生成するとは、これに限らず、たとえば、車両
のエンジンの動力変換廃熱および/または車両のバッテ
リの電力変換廃熱を利用して湯を生成することであって
もよい。
【0230】また、本発明の水素生成手段は、上述した
本実施の形態においては、メタノールを改質して水素を
生成する改質器を有する水素生成手段610であった
(図10参照)。しかし、本発明の水素生成手段は、こ
れに限らず、たとえば、アルコール、ジメチルエーテル
などの炭素を含有する炭化水素化合物を改質して水素を
生成する改質器を有する水素生成装置であってもよい。
【0231】また、本発明の動力装置の廃熱を利用する
湯の生成は、上述した本実施の形態においては、燃燃料
電池740が行った発電による廃熱を熱交換器を利用し
て熱交換することによって行われた(図11参照)。し
かし、本発明の動力装置の廃熱を利用する湯の生成は、
これに限らず、たとえば、ガソリン、軽油、アルコー
ル、ジメチルエーテルなどの炭素を含有する炭化水素化
合物を燃焼させて動力を発生する車両走行用モータ装置
による廃熱を冷却水が循環される冷却部を利用して熱交
換することによって行われてもよい。
【0232】また、本発明の温泉水は、上述した本実施
の形態においては、外部の建造物81に附設された貯湯
槽82に出水された(図12参照)。しかし、本発明の
温泉水は、これに限らず、たとえば、シャワーやバスタ
ブが内設された介護用サービスカーやキャンピングカー
の車内で利用されてもよい。
【0233】また、本発明の昇温手段は、上述した本実
施の形態においては、車両90の車内空気を車両90が
始動される前に昇温するための温水ヒータを有する昇温
手段980であった(図13参照)。本発明の昇温手段
は、車両の有する、エンジンなどの動力装置、ハイブリ
ッド車用電池、燃料電池、ガラス窓、車内空気の内の少
なくとも一つを、車両が始動される前または始動される
ときに昇温する昇温ヒータ装置であってもよい。
【0234】なお、車載の燃料電池では大気中の酸素を
発電に利用するため、大気中に含まれる埃や有害物質が
反応水に混入するなどし、反応水が飲用にふさわしくな
い水質を有してしまうことがある。そのため、イオン交
換樹脂や活性炭などの吸着剤、または中空糸フィルタな
どのフィルタを利用して反応水に混入した埃や有害物質
を除去することにより、飲用に適した良好な水質をより
確実に実現してもよい。
【0235】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、燃料電池自動車などにおける燃料電池発電の
結果として生成される反応水や反応熱をより有効に利用
することができるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1の、飲用容器10
0が正立状態で載置された飲用容器載置装置の説明図で
ある。
【図2】本発明にかかる実施の形態1の、飲用容器10
0が倒立状態で載置された飲用容器載置装置の説明図で
ある。
【図3】本発明にかかる実施の形態2の、飲用容器20
0が正立状態で載置された飲用容器載置装置の説明図で
ある。
【図4】本発明にかかる実施の形態2の、飲用容器20
0が倒立状態で載置された飲用容器載置装置の説明図で
ある。
【図5】本発明にかかる実施の形態3の、飲用容器30
0が正立状態で載置された飲用容器載置装置の説明図で
ある。
【図6】本発明にかかる実施の形態3の、飲用容器30
0が倒立状態で載置された飲用容器載置装置の説明図で
ある。
【図7】本発明にかかる実施の形態4の、飲用容器40
0が正立状態で載置された飲用容器載置装置の説明図で
ある。
【図8】本発明にかかる実施の形態4の、飲用容器40
0が倒立状態で載置された飲用容器載置装置の説明図で
ある。
【図9】本発明にかかる実施の形態5の車両用給湯装置
の説明図である。
【図10】本発明にかかる実施の形態6の車両用給湯装
置の説明図である。
【図11】本発明にかかる実施の形態7の車両用給湯装
置の説明図である。
【図12】本発明にかかる実施の形態8の温泉水給湯装
置の説明図である。
【図13】本発明にかかる実施の形態9の車両用給湯装
置の説明図である。
【符号の説明】
10 車両 11 冷暖房用空調装置 100 飲用容器 111 盆形状容器 112 メッシュ部 113 転倒防止部 120 洗浄用温水噴出手段 130 排水手段 140 貯湯手段 150 加熱手段 160 送風手段 V 通気空間 L 飲用液体 50 車両 510 水素貯蔵手段 520 水素供給手段 530 酸素供給手段 540 燃料電池 550 湯生成手段 560 貯湯手段 570 排水手段 580 加熱手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/04 H01M 8/04 X Fターム(参考) 3B116 AA21 AB03 BB24 CC03 CD42 CD43 3B201 AA21 BB22 BB82 BB92 CB01 CC12 CD42 CD43 3D024 DA01 DA03 DA04 DA06 5H027 AA02 DD00 DD06

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲用容器を正立状態または倒立状態で保
    持する保持手段と、 前記倒立状態で保持された飲用容器の内部を洗浄するた
    めの洗浄用温水を噴出する洗浄用温水噴出手段と、 前記噴出され前記飲用容器の内部を洗浄した洗浄用温水
    を排水する排水手段とを備えた飲用容器載置装置。
  2. 【請求項2】 前記正立状態で保持された飲用容器に飲
    用温水を供給する飲用温水供給手段をさらに備えた請求
    項1記載の飲用容器載置装置。
  3. 【請求項3】 前記噴出される洗浄用温水として供給さ
    れるべき湯を貯湯する貯湯手段をさらに備えた請求項1
    記載の飲用容器載置装置。
  4. 【請求項4】 前記供給される飲用温水を加熱するため
    の加熱用温水として供給されるべき湯を貯湯する貯湯手
    段をさらに備えた請求項2記載の飲用容器載置装置。
  5. 【請求項5】 前記飲用容器が正立状態で保持されてい
    るのか倒立状態で保持されているのかを検知する検知手
    段をさらに備え、 前記洗浄用温水噴出手段は、前記検知の結果、前記飲用
    容器が前記倒立状態で保持されていることが確認された
    上で、前記洗浄用温水の噴出を行い、 前記飲用温水供給手段は、前記検知の結果、前記飲用容
    器が前記正立状態で保持されていることが確認された上
    で、前記飲用温水の供給を行う請求項2記載の飲用容器
    載置装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段は、前記盆形状容器の上方
    に設けられた、音または光を利用して前記飲用容器との
    間の距離を計測することが可能な距離計を有する請求項
    5記載の飲用容器載置装置。
  7. 【請求項7】 前記飲用容器との間の距離とは、前記飲
    用容器が前記正立状態で保持され、液体が前記飲用容器
    に入っている場合には、前記飲用容器に入っている液体
    の液面との間の距離であり、 前記飲用温水供給手段は、前記液面との間の距離が所定
    値以下になった場合には、前記飲用温水が溢れないよう
    にその供給を停止する請求項6記載の飲用容器載置装
    置。
  8. 【請求項8】 前記保持手段は、(a)盆形状を有する
    盆形状容器と、(b)前記盆形状容器の内底面の中央に
    設けられた、前記飲用容器を正立状態で保持するための
    中央プレートと、(c)前記盆形状容器の内側面に設け
    られた、前記飲用容器を倒立状態で保持するための周縁
    プレートとを有し、前記検知手段は、前記中央プレート
    との接続を利用して設けられた、前記飲用容器が正立状
    態で保持されているときにのみ前記飲用容器の重量を感
    知することが可能な重量センサを有する請求項5記載の
    飲用容器載置装置。
  9. 【請求項9】 前記飲用容器は、その底部にマグネット
    が設けられており、 前記保持手段は、(a)盆形状を有する盆形状容器と、
    (b)前記盆形状容器の内底面の中央に設けられた、前
    記飲用容器を正立状態で載置するために前記マグネット
    を吸着する第一の磁性体を有する載置部と、(c)前記
    盆形状容器の上方に設けられた、前記飲用容器を倒立状
    態で懸架するために前記磁性体を吸着する第二の磁性体
    を有する懸架部とを有する請求項1記載の飲用容器載置
    装置。
  10. 【請求項10】 前記飲用容器が正立状態で載置されて
    いるのか倒立状態で懸架されているのかを検知するため
    に前記マグネットからの磁気を計測する磁気センサをさ
    らに備えた請求項9記載の飲用容器載置装置。
  11. 【請求項11】 前記飲用温水供給手段は、前記第二の
    磁性体を兼用する蛇口を有する請求項9記載の飲用容器
    載置装置。
  12. 【請求項12】 前記保持手段は、(a)盆形状を有す
    る盆形状容器と、(b)前記盆形状容器の底面の近傍に
    設けられた、前記飲用容器を正立状態または倒立状態で
    載置するためのメッシュ部とを有し、 前記盆形状容器の底面と前記メッシュ部との間には、前
    記洗浄が行われ前記倒立状態で載置されている飲用容器
    の内部をより乾燥しやすくするための通気空間が設けら
    れている請求項1記載の飲用容器載置装置。
  13. 【請求項13】 前記通気空間に設けられた、前記飲用
    容器の内部をより乾燥しやすくするための加熱を行う加
    熱手段をさらに備えた請求項12記載の飲用容器載置装
    置。
  14. 【請求項14】 前記通気空間に対して、前記飲用容器
    の内部をより乾燥しやすくするための送風を行う送風手
    段をさらに備えた請求項12記載の飲用容器載置装置。
  15. 【請求項15】 前記送風手段は、車両の冷暖房用送風
    を利用して前記送風を行う請求項14記載の飲用容器載
    置装置。
  16. 【請求項16】 前記送風手段は、車両の動力変換また
    は電力変換の廃熱による温風を利用して前記送風を行う
    請求項14記載の飲用容器載置装置。
  17. 【請求項17】 車両の動力変換または電力変換の廃熱
    を利用して湯を生成する湯生成手段と、前記生成された
    湯を貯湯する貯湯手段とを備えた車両用給湯装置。
  18. 【請求項18】 前記貯湯される湯の温度が所定温度以
    下となった場合に、その温度が所定温度以下となった湯
    を排水する排水手段をさらに備えた請求項17記載の車
    両用給湯装置。
  19. 【請求項19】 前記貯湯手段は、内面に撥水処理が行
    われた貯湯槽である請求項17記載の車両用給湯装置。
  20. 【請求項20】 前記撥水処理は、弗素を利用した表面
    処理である請求項19記載の車両用給湯装置。
  21. 【請求項21】 前記所定温度は、(1)前記貯湯され
    る湯が飲用、食器洗浄用の内の何れかの用途に利用され
    る場合には実質的に50℃以上70℃以下であり、
    (2)前記貯湯される湯が暖房用、浴用、洗濯用の内の
    何れかの用途に利用される場合には実質的に0℃である
    請求項18記載の車両用給湯装置。
  22. 【請求項22】 前記車両は、水素を貯蔵する水素貯蔵
    手段と、前記貯蔵されている水素を供給する水素供給手
    段と、酸素を供給する酸素供給手段と、前記供給された
    水素と前記供給された酸素とを利用して発電を行う燃料
    電池とを有し、 前記燃料電池が行った発電による生成水は、飲用、暖房
    用、洗浄用の内の全部または一部に利用される請求項1
    7記載の車両用給湯装置。
  23. 【請求項23】 前記車両は、水素を貯蔵する水素貯蔵
    手段と、前記貯蔵されている水素を供給する水素供給手
    段と、酸素を供給する酸素供給手段と、前記供給された
    水素と前記供給された酸素とを利用して発電を行う燃料
    電池とを有し、 前記廃熱とは、前記燃料電池が行った発電による廃熱で
    ある請求項17記載の車両用給湯装置。
  24. 【請求項24】 前記貯湯手段は、前記生成水をその温
    度が実質的に60℃以上70℃以下となるように貯湯
    し、 前記貯湯されている生成水が飲用に利用される際に、そ
    の温度が実質的に90℃以上100℃以下となるように
    加熱する加熱手段をさらに備えた請求項22記載の車両
    用給湯装置。
  25. 【請求項25】 前記加熱手段は、前記貯蔵されている
    水素を利用して前記加熱を行う請求項24記載の車両用
    給湯装置。
  26. 【請求項26】 水素を生成する水素生成手段と、前記
    生成された水素を供給する水素供給手段と、酸素を供給
    する酸素供給手段と、前記供給された水素と前記供給さ
    れた酸素とを利用して発電を行う燃料電池とを有する車
    両用の車両用給湯装置であって、 前記水素生成手段が行った水素の生成による廃熱を利用
    して、前記燃料電池が行った発電による生成水を加熱す
    る加熱手段を備えた車両用給湯装置。
  27. 【請求項27】 所定の動力装置を有する車両に搭載さ
    れる車両用給湯装置であって、 前記動力装置の廃熱を利用して湯を生成する湯生成手段
    と、 前記生成された湯を貯湯する貯湯手段とを備えた車両用
    給湯装置。
  28. 【請求項28】 前記車両の停車時に、前記貯湯手段と
    外部との間で入水および/または出水を行うポンプをさ
    らに備えた請求項27記載の車両用給湯装置。
  29. 【請求項29】 前記ポンプは、建造物に附設された貯
    湯槽に対して前記貯湯手段から出水する請求項28記載
    の車両用給湯装置。
  30. 【請求項30】 前記ポンプは、建造物に附設された貯
    湯槽から前記貯湯手段に対して入水する請求項28記載
    の車両用給湯装置。
  31. 【請求項31】 所定の温泉成分を含有する燃料を燃焼
    する燃焼手段と、 前記燃焼手段が行った燃焼による排気を利用して、前記
    温泉成分を含有する温泉水を生成する温泉水生成手段と
    を備えた温泉水給湯装置。
  32. 【請求項32】 車両に搭載される車両用給湯装置であ
    って、 建造物に附設された貯湯槽に貯湯されている湯を利用し
    て、前記車両の有する、動力装置、ハイブリッド車用電
    池、燃料電池、ガラス窓、車内空気の内の少なくとも一
    つを、前記車両が始動される前または始動されるときに
    昇温する昇温手段を備えた車両用給湯装置。
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