JP2003275415A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003275415A
JP2003275415A JP2002087782A JP2002087782A JP2003275415A JP 2003275415 A JP2003275415 A JP 2003275415A JP 2002087782 A JP2002087782 A JP 2002087782A JP 2002087782 A JP2002087782 A JP 2002087782A JP 2003275415 A JP2003275415 A JP 2003275415A
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Kazuyo Sasaoka
和代 笹岡
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可変入賞装置150に設けられた誘導装置に係
る状態を遊技者にとって有利な誘導状態にすることで、
特別遊技状態を発生し易くして、特別遊技状態に対する
遊技者の興趣を高め、遊技性を向上することができる遊
技機を提供する。 【解決手段】遊技状態決定手段は、第1〜第3始動口2
1a〜21cに球が入賞することで、誘導装置156に
係る状態を遊技者にとって有利な誘導状態にするかある
いは、通常の誘導状態にするかをそれぞれ決定するよう
にし、また、誘導装置156に係る状態が有利な誘導状
態となる可能性が高いことを、遊技者が確認できるよう
にするための確認手段を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動条件の成立に
基づき、可変入賞装置を遊技者にとって不利な第1の状
態から遊技者にとって有利な第2の状態に変化させる可
変入賞遊技を開始し、前記第2の状態中の可変入賞装置
に入賞した遊技球が、該可変入賞装置に設けられた誘導
装置の動作により前記可変入賞装置内の特別入賞口に入
賞した場合に、予め定められた特別遊技状態が発生する
ようにした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機としてパチンコ機
が一般に広く知られているが、このパチンコ機にも色々
な種類がある。大まかに言えば、第1種遊技機(フィー
バー機)や第2種遊技機(羽根物)などに代表されるよ
うに、様々な遊技方法を楽しめる機種が存在する。
【0003】第2種遊技機は、遊技領域に設けられた始
動入賞口へ球が入賞すると、可変入賞装置が遊技者にと
って不利な第1の状態から遊技者にとって有利な第2の
状態に変化するものである。第1の状態では遊技球が可
変入賞装置に入賞し難く、反対に第2の状態では遊技球
が可変入賞装置に入賞し易くなる。
【0004】また、この第2種遊技機においては、第2
の状態中の可変入賞装置に入賞した遊技球がさらに特別
入賞口に入賞した場合に、特別遊技状態が発生するよう
になっていて、特別遊技状態中に遊技者に所定の遊技価
値を付与することで、遊技性のあるものになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の遊技機では、通常の態様で可変入賞装置
が第2の状態になっている時間は短く、また、可変入賞
装置が第1の状態から第2の状態に変化する回数は少な
いため、第2の状態中の可変入賞装置に入賞する遊技球
は少なく、その少ない分だけ、遊技球を特別入賞口に入
賞させるのは容易でないので、特別遊技状態が発生する
までには長時間を要し、遊技者が特別遊技状態を目指し
て長時間挑戦し続けていく中で、特別遊技状態に対する
遊技者の興趣が徐々に低下していき、遊技性が半減する
という問題点があった。
【0006】本発明は、以上のような従来の技術が有す
る問題点に着目してなされたもので、可変入賞装置に設
けられた誘導装置に係る状態を遊技者にとって有利な誘
導状態にすることで、特別入賞口の入賞を容易にし、特
別遊技状態を発生し易くして、特別遊技状態に対する遊
技者の興趣を高め、遊技性を向上することができ、また
確認手段を設けることで、誘導装置が有利な誘導状態と
なる可能性が高いことを確認できるようにし、特別遊技
状態の発生に対する遊技者の興趣を高めることができる
遊技機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]始動条件の成立に基づき、可変入賞装置(15
0)を遊技者にとって不利な第1の状態から遊技者にと
って有利な第2の状態に変化させる可変入賞遊技を開始
し、前記第2の状態中の可変入賞装置(150)に入賞
した遊技球が、該可変入賞装置(150)に設けられた
誘導装置(156)の動作により前記可変入賞装置(1
50)内の特別入賞口(152)に入賞した場合に、予
め定められた特別遊技状態が発生するようにした遊技機
において、前記可変入賞遊技の始動条件の成立毎に前記
誘導装置(156)の動作を遊技球が前記特別入賞口
(152)へ入賞し易い遊技者にとって有利な誘導状態
にするかあるいは、通常の誘導状態にするかをそれぞれ
決定する遊技状態決定手段と、該遊技状態決定手段の決
定結果に基づき前記誘導装置(156)を制御する誘導
装置制御手段とを備え、前記遊技状態決定手段は、前記
有利な誘導状態の決定を制限する制限条件が成立した場
合に、前記通常の誘導状態を決定し、前記可変入賞遊技
の開始前または開始時から、該可変入賞遊技に対し前記
遊技状態決定手段が決定した前記通常の誘導状態あるい
は前記有利な誘導状態を遊技者が確認可能な確認手段
(310、422〜424、510)を備えたことを特
徴とする遊技機。
【0008】[2]前記遊技状態決定手段は、前記決定
結果の中に前記有利な誘導状態が含まれる場合に、該有
利な誘導状態が含まれた以後に、前記有利な誘導状態を
続けて決定しないように制限されることを特徴とする
[1]に記載の遊技機。
【0009】[3]前記遊技状態決定手段は、前記特別
遊技状態中に前記誘導装置(156)の動作を決定する
場合に、前記有利な誘導状態を決定しないように制限さ
れることを特徴とする[1]に記載の遊技機。
【0010】[4]前記始動条件は、遊技盤面に設けら
れた複数の始動入賞口(21a〜21c)のうち、いず
れかに遊技球が入賞した場合成立し、該入賞に係る前記
始動入賞口毎に前記第2の状態の通常の態様が対応して
おり、前記遊技状態決定手段は、前記第2の状態の価値
が高い前記始動入賞口(21c)に遊技球が入賞した場
合は、前記有利な誘導状態を決定しないよう制限され、
前記第2の状態の価値が低い前記始動入賞口(21a、
21b)に遊技球が入賞した場合は、前記有利な誘導状
態にするかあるいは、前記通常の誘導状態にするかを決
定することを特徴とする[1]、[2]または[3]に
記載の遊技機。
【0011】[5]前記確認手段(310、422〜4
24、510)は、前記誘導装置(156)の動作に係
る態様を視覚的に確認可能な表示手段であることを特徴
とする[1]〜[4]の何れかに記載の遊技機。
【0012】[6]前記確認手段(310、422〜4
24、510)は、前記誘導装置(156)の動作に係
る態様を聴覚的に確認可能な音発生手段であることを特
徴とする[1]〜[4]の何れかに記載の遊技機。
【0013】[7]前記始動条件の成立を始動入賞口
(21a〜21c)に遊技球が入賞したことの始動記憶
として保存する始動記憶手段を備え、前記始動記憶手段
は、前記始動記憶に係る前記可変入賞遊技が終了するま
で、始動記憶値を消去しないことを特徴とする[1]〜
[6]に記載の遊技機。
【0014】前記本発明は次のように作用する。本発明
に係る遊技機によれば、例えば始動入賞口(21a〜2
1c)へ遊技球が入賞することで、始動条件が成立する
と、可変入賞装置(150)は、遊技者にとって不利な
第1の状態から有利な第2の状態に変化する。また、第
2の状態中の可変入賞装置(150)に入賞した遊技球
がさらに特別入賞口(152)に入賞すると、特別遊技
状態が発生し、遊技者に所定の遊技価値を付与するよう
になっている。遊技球が特別入賞口(152)に入賞す
るか否かは、可変入賞装置(150)に設けられた誘導
装置(156)の動作に大きく左右される。
【0015】具体的には、遊技状態決定手段は、可変入
賞遊技の始動条件の成立毎に誘導装置(156)を遊技
者にとって有利な誘導状態にするかあるいは、通常の誘
導状態にするかをそれぞれ決定する。誘導装置制御手段
は、その遊技状態決定手段の決定結果に基づき誘導装置
(156)を制御して、誘導装置(156)を有利な誘
導状態あるいは通常の誘導状態にする。ここで、遊技状
態決定手段は、乱数抽選により有利な誘導状態とするか
通常の誘導状態とするか決定する。遊技状態決定手段の
決定結果が有利な誘導状態であるとは、遊技状態決定手
段で決定した数値が所定値になることである。
【0016】確認手段(310、422〜424、51
0)は、遊技状態決定手段の決定結果の中に有利な誘導
状態が含まれる場合に、その有利な誘導状態に係る可変
入賞遊技より以前に実行される可変入賞遊技の実行中
に、以後実行される可変入賞遊技において有利な誘導状
態となる可能性が高くなることを事前に遊技者が確認で
きるようにする。誘導装置(156)を有利な誘導状態
とすることが確認できることは、特別遊技状態の発生に
対する遊技者の興趣を事前に高めることになる。
【0017】この誘導装置(156)の動作に係る状態
の確認は、前記以後に実行される可変入賞遊技の全てに
対して行っても良く、可変入賞遊技の一部で行うように
しても良い。
【0018】遊技状態決定手段の決定結果の中に有利な
誘導状態が含まれる場合に、それ以後、それに続いて、
遊技状態決定手段が有利な誘導状態に決定すると、特別
遊技状態が短時間に連続的に発生する場合が生じ、適正
な遊技性を保持することができない。そこで、遊技状態
決定手段の決定結果の中に有利な誘導状態が含まれる場
合に、その有利な誘導状態が含まれた以後に、有利な誘
導状態を続けて決定しないように遊技状態決定手段を制
限するようにした。
【0019】また、特別遊技状態が発生し、その特別遊
技状態中に誘導装置(156)に係る状態を決定する
と、特別遊技状態が短時間に連続的に発生することにな
る。そこで、適正な遊技性を保持すべく、特別遊技状態
中に誘導装置(156)に係る状態を決定する場合に有
利な誘導状態を決定しないように遊技状態決定手段を制
限するようにした。
【0020】始動条件は複数の始動入賞口(21a〜2
1c)に遊技球が入賞することで成立する。いずれかの
始動入賞口に遊技球が入賞すれば常に、誘導装置(15
6)に係る状態を有利な誘導状態にするかあるいは、通
常の誘導状態にするかを決定するのではない。すなわ
ち、第2の状態の遊技価値が高い始動入賞口に遊技球が
入賞した場合は、誘導装置(156)を有利な誘導状態
に決定しない。一方、第2の状態の遊技価値が低い始動
入賞口に遊技球が入賞した場合は、誘導装置(156)
を有利な誘導状態にするかあるいは、通常の誘導状態に
するかを決定する。
【0021】このように、遊技球が入賞する始動入賞口
の種類に応じて、遊技状態決定手段の決定に多様性を持
たせ、遊技性を高めるようにした。
【0022】確認手段(310、422〜424、51
0)は誘導装置(156)の動作に係る状態を遊技者が
視覚的に確認できる表示手段である。具体的には、誘導
装置(156)が有利な誘導状態となる回数を数値やシ
ンボルで表示するものである。表示手段である確認手段
(310、422〜424、510)としては、ラン
プ、LED、可変表示部などが挙げられる。一方、確認
手段(310、422〜424、510)は誘導装置
(156)の動作に係る状態を遊技者が聴覚的に確認で
きる音発生手段であってもよい。音発生手段である確認
手段(310、422〜424、510)としては、ス
ピーカーなどが挙げられる。
【0023】始動記憶手段は、始動条件の成立を始動入
賞口に遊技球が入賞したことの始動記憶として保存する
ものである。ここで、始動入賞口に遊技球が入賞して可
変入賞遊技が終了するまでの間とは、始動入賞口に遊技
球が入賞してから、可変入賞装置(150)が第2の状
態になり、可変入賞装置(150)内に入った遊技球が
特別入賞口(152)へ入賞して、特別遊技状態とな
り、特別遊技状態が終了するまでの間、または、始動入
賞口に遊技球が入賞してから、可変入賞装置(150)
が第2の状態になり、所定時間内に遊技球が特別入賞口
(152)へ入賞せず、可変入賞遊技が終了するまでの
間をいう。
【0024】このとき、始動記憶手段は、始動記憶に係
る可変入賞遊技が終了するまで、その始動記憶値を消去
しない。始動記憶に係る可変入賞遊技の途中や開始前に
始動記憶値を消去すると、例えば停電などの要因でその
始動記憶に係る可変入賞遊技が中断したり、開始されな
かった場合に、その後に要因が解消されて復帰しても、
始動記憶値が消去されていることから、その始動記憶に
係る可変入賞遊技が十分に実行されなかったり、全く実
行されずに、遊技者に損を与えるおそれがある。そこ
で、始動記憶に係る可変入賞遊技が終了するまで、その
始動記憶値を消去しないようにすれば、遊技者に損を与
える事態を防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する実施の形態を説明する。図1〜図19は本発明の実
施の形態に係る遊技機を示している。本実施の形態に係
る遊技機は、遊技盤2上に球を打ち出す遊技を実行する
遊技機本体1と、これに付設され有価価値カードの挿入
により球を貸し出すカードユニット(CR球貸機)bか
ら成る。
【0026】先ず遊技機本体1全体の概要を説明する。
図1は遊技機本体1とカードユニットbの前面図であ
る。遊技機本体1は、遊技機の特別遊技状態を点灯によ
って報知する遊技機状態ランプ422と、額縁状に形成
され正面のガラスを固定するガラス枠11と、該ガラス
枠の後方にガラス枠11の開放を検出するためのガラス
枠開放検出スイッチ132と、遊技者によって発射され
た球が移動しゲームを進行させるための部品が取り付け
られている遊技盤2が着脱自在に取り付けられている。
【0027】ガラス枠11の下部表面には、貸出球や払
出球を貯留する上受け皿3と、該上受け皿3から溢れた
球を貯留する下受け皿4と、前記上受け皿3に貯留した
球を抜き出すための上受け皿球抜きレバー7と、前記下
受け皿4に貯留した球を抜き出すための下受け皿球抜き
レバー8と、遊技者が打球操作するための打球操作ハン
ドル5とが設けられている。また、打球操作ハンドル5
には、球の発射を停止するための発射停止スイッチ65
2が設けられている。なお、下受け皿4の傍らには、喫
煙者用の灰皿6も設けられている。
【0028】さらにカードユニットbの操作を遊技者が
行うための装置として、有価価値カードの残余度数を表
示し確認するための度数表示部12と、球の貸出指示を
行うための貸出ボタン9と、有価価値カードの返却指示
を行うための返却ボタン10が上受け皿3の近傍に設け
られ、それらの出力端子は遊技機背面の操作パネル基板
aにそれぞれ接続されている。
【0029】図2は遊技機本体1とカードユニットbの
背面図である。遊技機本体1の背面には各種機能別の制
御基板と部品などで構成されている。ここで制御基板と
して、遊技全体の動作を管理し制御する主基板100
と、該主基板100からの指示情報をパラレル通信によ
り受信し賞品球の払出動作と、カードユニット接続基板
900とカードユニット通信を行うことにより貸球動作
の制御を行う払出制御基板200が設けられている。
【0030】さらに制御基板として、球の発射を制御す
る発射制御基板600と、該発射制御基板600によっ
て制御される発射モータ653と各基板に所定の電力を
供給する電源基板700と、外部機器と接続し枠用外部
情報(賞球信号、球貸し信号、球切れ信号)を出力する
ための枠用外部端子板800と、カードユニットbと接
続するためのカードユニット接続基板900も設けられ
ている。
【0031】また、保護カバー93内には、表示器制御
基板300、ランプ制御基板400、音声制御基板50
0などが遊技盤2に設けられている。それぞれの制御基
板は専用のケースに納められ、外部からのゴミや他の設
備機器からのこぼれ球、さらには静電気、電気ノイズか
らも保護されるようにしている。中でも主基板100の
ケースは、専用のネジを使用し所定の回数だけ開閉でき
る構造となっている。
【0032】次に、パチンコ球補給装置から受ける球の
流路について説明する。図2において、パチンコ球補給
装置(図示せず)から補給された球は、遊技機上部のタ
ンクユニット90に貯留され、賞品球の払出および貸球
動作が行われるごとに、球はシュートユニット91、払
出ユニット92を通過し上受け皿3へ送出される。
【0033】タンクユニット90は、パチンコ球補給装
置から補給される球を貯留するものであり、該タンクユ
ニット90の底面には、賞球タンク球有無スイッチ80
1と球ならし94が設けられている。賞球タンク球有無
スイッチ801は、タンクユニット90に貯留される球
の有無を検出するスイッチであり、貯留する球の重みに
よってスイッチが入力され、その検出信号は枠用外部端
子板800を経由し外部へ出力される。
【0034】また、球ならし94は、シュートユニット
91のレーンを流れる球が球圧により隆起しないように
球を均すためのものである。タンクユニット90の底面
は傾斜しており、シュートユニット91と接合する部分
に球が集合し落下する構造になっている。
【0035】シュートユニット91は、前記タンクユニ
ット90から流下してくる球を二つのレーンに分け整列
する。球が払出ユニット95に向かう途中には前記球な
らし94によって球圧による隆起が押さえられるが、さ
らに球ならし95によってより効果的に球を均すように
し、払出ユニット92へ送り込むようにしてある。
【0036】また、シュートユニット91の球通路上に
は、シュート球切れスイッチ131が設けられている。
シュート球切れスイッチ131は、払出ユニット92ま
での球の有無を検出するスイッチであり、その検出信号
は主基板100に入力され球の有無が監視される。この
スイッチ131は、前記賞球タンク球有無スイッチ80
1と用途は類似するが、主基板100との接続有無が大
きな違いとなる。
【0037】払出ユニット92は、前記上受け皿3まで
の球通路を形成するとともに、球通路上に、球を送り出
すための払出モータ222と、球の流れ(落下)を抑制
する払出停止ソレノイド223と、貸出球と払出球の経
路を切り換える経路切換ソレノイド224と、払出球を
検出するための賞球検出スイッチ130と、貸出球を検
出するための球貸し検出スイッチ220などが設けられ
ている。
【0038】前記払出モータ222と払出停止ソレノイ
ド223は、前記払出制御基板200と接続され制御さ
れる。主基板100から払出制御基板200に所定の球
の払出要求があると、払出制御基板200は、前記経路
切換ソレノイド224を作動させ、球の経路を払出球側
へとし、払出モータ222と払出停止ソレノイド223
によって球を上受け皿3へ送出する。
【0039】また、遊技者の操作により、カードユニッ
トbからカードユニット接続基板900を介して、払出
制御基板200に所定の球の貸出要求信号が入力される
と、払出制御基板200は前記経路切換ソレノイド22
4を作動させ、球の経路を貸出球側へとし、払出モータ
222と払出停止ソレノイド223によって球を上受け
皿3へ送出する。
【0040】また、要求の内容によって球経路を可変と
しているのは、賞球検出スイッチ130と前記球貸し検
出スイッチ220によって、それぞれ所定の球数のカウ
ントを分けて確実に計数するためである。さらに、賞球
検出スイッチ130は主基板100に接続され、払出制
御基板200と同様に所定の球数のカウントを行い、よ
り正確に払出が行われたことを確認できるようにしてい
る。
【0041】前記上受け皿3からの溢れ球が下受け皿4
へ流下するように形成された球通路上には、オーバフロ
ースイッチ133が設けられている。前記下受け皿4に
貯留した球が一杯になり、該オーバフロースイッチ13
3の設置位置まで球が達すると、その貯留した球の球圧
によってスイッチが入力され、その検出信号は主基板1
00へ入力される。主基板100は前記オーバフロース
イッチ133の入力を検出すると、払出制御基板200
に対して球の発射を停止するように指示情報を出力す
る。
【0042】図3は遊技盤2の正面図である。遊技盤2
の正面には、発射された球を遊技領域17へ導くための
誘導レール16と、遊技領域17に導かれた遊技球の流
れに変化を与えるための障害釘19(一部のみ図示す
る。)と、複数の始動口21a〜21cと、各始動口2
1a〜21cに入賞した球を検出する始動口スイッチ1
21a〜121cとが設けられている。複数の始動口2
1a〜21cが始動入賞口になっている。
【0043】この他にも、遊技盤2の正面には、遊技者
にとって有利な第2の状態と不利な第1の状態とに可変
動作する可変入賞装置150などが設けられている。
【0044】また、遊技盤2の最下部には、遊技球が遊
技領域17内の各入賞口の何れにも入らず落下した球
を、遊技機外に排出するためのアウト口29が設けられ
ている。アウト口29に球が入った場合には、遊技者に
何らの特典も与えられず、賞品球の払い出しも行われな
い。
【0045】装飾ランプとしては、保留球数(右ゲート
装置126a、左ゲート装置126bにより検出した球
数で最大数は4個)を遊技者に報知するための保留LE
D420、サイドケースランプ423、ゲートLED4
26、サイドLED428などが設けられている。
【0046】入賞口としては、前記各始動口21a〜2
1cの他、右袖入賞口22a、左袖入賞口22b、右落
し入賞口23a、左落し入賞口23bなどが設けられて
いる。遊技球が各入賞口に入賞すると、各入賞口に付設
されたスイッチにより入賞球が検出され、入賞球が検出
されるごとに各入賞口に割り当てられた所定の賞品球が
払い出される。
【0047】図4は遊技盤2の背面図である。遊技盤2
の背面には、既に図2で示したものと同様に、各種の制
御基板やその関連部品などが組み付けられている。制御
基板としては、可変表示部310の制御を行う表示器制
御基板300、前記装飾ランプの制御を行うランプ制御
基板400、音声の制御を行う音声制御基板500、外
部機器と接続し盤用外部情報(大当たり1信号、大当た
り2信号、図柄確定回数信号)を出力するための盤用外
部端子板850などが設けられている。
【0048】各入賞口の入賞球を検出するためのスイッ
チとして、始動口スイッチ121a〜121c、右袖入
賞口スイッチ122a、左袖入賞口スイッチ122b、
右落し入賞口スイッチ123a、左落し入賞口スイッチ
123bなどが各入賞口付近に設置されている。各入賞
口のスイッチは、それぞれの入賞口付近に設けている
が、入賞球が遊技機外に排出されるまでの通路上に配置
することもできる。
【0049】各入賞口に球が入賞すると、各入賞口スイ
ッチにより検知され、検知されるごとに、各入賞口ごと
に割り当てられた次の所定の賞品球の払出が行われる。
各始動口21a〜21cには5発、右袖入賞口22a、
左袖入賞口22b、右落し入賞口23a、左落し入賞口
23bには8発、可変入賞装置150には15発などと
割り当てられている。賞品球数の割り当ては入賞口ごと
に固定化しているが、任意に変更することもできる。
【0050】また、役物を可変動作させる関連装置に
は、可変入賞装置150の一対の可動翼151を可変動
作するための可変入賞装置ソレノイド134や、普通電
動役物の拡縮動作するための普通電動役物ソレノイド1
36などが設けられている。
【0051】次に遊技盤2上の主要な構成要素について
さらに詳細に説明する。前記各始動口21a〜21cで
ある、右端の第1始動口21a、左端の第2始動口21
b、中央の第3始動口21cは、一般に始動チャッカー
と称されるものである。
【0052】各始動口21a〜21cは、それぞれ入賞
口の左右両端に一対の可動片から成る条件変更手段を備
え、普通電動役物ソレノイド136(図4では第3始動
口21cのものだけ示す。)から成る駆動源で各可動片
を開閉させるようになっている。始動口21a〜21c
は各可動片の開閉動作により、球が入賞し難い通常の閉
状態と入賞し易い開状態に変化する、いわゆる電動チュ
ーリップ役物として構成されている。
【0053】各始動口21a〜21cに球が入賞するこ
とが、次述する可変入賞装置150でそれぞれ可変動作
が実行されるための始動条件として設定されている。図
5,図6に示すように、各始動口21a〜21cは、球
の入賞を検知する始動口スイッチ(始動検出手段)12
1a〜121cを内部に備えている。
【0054】各始動口スイッチ121a〜121cは入
賞球を検知してONになると、それぞれ固有の始動入賞
信号を主基板100に出力するものである。なお、各始
動口スイッチ121a〜121cは、例えば光センサ、
近接センサ、あるいは磁気センサなどの各種センサによ
り構成すればよい。
【0055】前記可変入賞装置150は役物として構成
されており、遊技者にとって有利な第2の状態と不利な
第1の状態とに可変動作する条件変更手段である一対の
可動翼151を備えた入賞領域を有して成る。各可動翼
151は、それぞれ入賞領域の上端両側に回動自在に軸
支されている。
【0056】各可動翼151は、図5,図6に示す可変
入賞装置ソレノイド134によって、通常は互いに近接
するように上方へ延びる閉状態(不利な第1の状態)に
維持されるが、可変入賞装置ソレノイド134が励磁す
ると、それぞれ左右に広がる開状態(有利な第2の状
態)に可変動作して入賞容易な状態となる。なお、各可
動翼151が閉状態にあるときは、球が全く入賞できな
いように構成してもよい。
【0057】可変入賞装置150の入賞領域の内部に
は、特別入賞口152と普通入賞口154とが設けられ
ている。ここで特別入賞口152は入賞領域の中央に配
置され、それ以外の入賞領域が普通入賞口154となっ
ている。特別入賞口152に対応して特別入賞口スイッ
チ127aが設けられており、普通入賞口154に対応
して普通入賞口スイッチ127bが設けられている。
【0058】特別入賞口スイッチ127aは入賞球を検
知してONになると、特別入賞信号を主基板100に出
力するものである。なお、特別入賞口スイッチ127a
や普通入賞口スイッチ127bは、例えば光センサ、近
接センサ、あるいは磁気センサなどの各種センサにより
構成すればよい。
【0059】図1、図4、図18に示すように、可変入
賞装置150内に誘導装置156が設けられている。誘
導装置156は、第2の状態中の可変入賞装置150内
に入賞した遊技球がさらに特別入賞口152に入賞し易
くするためのものである。誘導装置156は、遊技者に
とって有利な誘導状態と通常の誘導状態とに動作し、そ
の動作は誘導装置制御手段によって制御される。有利な
誘導状態および通常の誘導状態は、誘導装置の構成、そ
の配置または、誘導装置制御手段の制御態様に応じて様
々である。本実施の形態では、誘導装置156は誘導バ
ー部材であって、左右に傾動動作が可能であり、左側あ
るいは右側に傾動した傾動姿勢(図18b、c)と傾動
しない非傾動姿勢(図18a)とに傾動可能なものであ
る。
【0060】誘導装置156は非傾動姿勢にあるとき、
その左右の端部から中央部に向かって下方にわずかに傾
斜しており、誘導装置156の中央部は、特別入賞口1
52の上方に相当していて、中央口156aを有してい
る。誘導装置156が非傾動姿勢にあるとき、誘導装置
156の中央部に誘導された遊技球が中央口156aに
入って下方の特別入賞口152に向かって落下するよう
になっている。一方、誘導装置156は傾動姿勢にある
とき、その左右の一方の端部から他方の端部に向かって
大きく傾斜しており、一方の端部から他方の端部に向か
って勢い良く遊技球が流下して、その勢いで中央口15
6aに入り難くなるようになっている。
【0061】したがって、特別入賞口152に遊技球が
入賞し易くなる有利な誘導状態とは、誘導装置156が
非傾動姿勢になる回数が多い状態あるいは、非傾動姿勢
になる時間が長い状態をいう。一方、特別入賞口152
に遊技球が入賞し難い通常の誘導状態とは、誘導装置1
56が非傾動姿勢になる回数が少ない状態あるいは、非
傾動姿勢になる時間が短い状態をいう。
【0062】次に遊技機本体1の制御に用いられる各種
制御基板について説明する。図5及び図6は、遊技機本
体1の制御に用いられる各種制御基板及びそれに関連す
る構成要素を示すブロック図である。図5、図6には、
制御基板として、主基板100、払出制御基板200、
表示器制御基板300、ランプ制御基板400、音声制
御基板500、発射制御基板600、電源基板700が
示されている。
【0063】前記各始動口21a〜21cへの球の入賞
に基づいて遊技状態決定手段が誘導装置156に係る状
態を遊技者にとって有利な誘導状態にするかあるいは通
常の誘導状態にするかを決定する。誘導装置制御手段
は、その遊技状態決定手段の決定結果に基づき誘導装置
156を制御する。
【0064】より詳しく言えば左右の第1、第2始動口
21a、21bへ球が入賞することで、遊技状態決定手
段が通常の誘導状態を決定した場合は、誘導装置156
は非傾動姿勢に1回だけ動作する。遊技状態決定手段が
有利な誘導状態を決定した場合は、誘導装置156は非
傾動姿勢に2回だけ動作する。
【0065】一方、中央の第3始動口21cへ球が入賞
することで、遊技状態決定手段は有利な誘導状態を決定
しない。すなわち、遊技状態決定手段が通常の誘導状態
を決定した場合は、誘導装置156が非傾動姿勢に2回
動作する。ここで誘導装置156を非傾動姿勢に維持す
る開き角度や開き時間はそれぞれ任意とする。
【0066】続いて第2の状態中の可変入賞装置150
に遊技球が入賞し、さらに誘導装置156に誘導されて
特別入賞口152に遊技球が入賞した場合、可変入賞装
置150は可変動作を10回継続して実行する。
【0067】最初に、図6に示す主基板100について
説明する。主基板100は、主基板内部のクロック回路
108が生成するクロックを基準に動作する。またクロ
ック回路108が生成したクロックを内部タイマー10
7で分周して得た一定時間間隔の割込み信号をCPU1
02に入力することで、一定時間ごとに当該CPU10
2をリセットする。CPU102は、リセット間隔より
も短い時間で終了するように分割した処理をリセットご
とに実行することで一連の動作を遂行する。
【0068】各始動口スイッチ121a〜121c、右
ゲート装置126a、左ゲート装置126b、右袖入賞
口スイッチ122a、左袖入賞口スイッチ122b、右
落し入賞口スイッチ123a、左落し入賞口スイッチ1
23b、特別入賞口スイッチ127a、普通入賞口スイ
ッチ127bは、それぞれ球の入賞を検知するためのス
イッチであり、これらのスイッチからの入力信号は、ゲ
ート回路110に供給される。また、右賞球検出スイッ
チ130a、左賞球検出スイッチ130b、シュート球
切れスイッチ131、ガラス枠開放検出スイッチ13
2、オーバフロースイッチ133からの各入力信号は、
ゲート回路111に供給される。
【0069】ゲート回路110、111のアドレスは、
CPU102のアドレス空間にメモリマップドI/O方
式で設定されている。CPU102が出力するアドレス
信号及びライト/リードの制御信号を、CPU102が
出力するシステムクロックに従って、アドレスデコード
回路113でデコードすることによりチップセレクト信
号を生成する。
【0070】このチップセレクト信号にてゲート回路1
10、111がセレクトされると、各始動口スイッチ1
21a〜121cなどからの各入力信号がゲート回路を
通じてデータバスに出力される。データバス上の各入力
信号は、一定時間ごとに発生する割込み信号によって、
次にリセットされるまでの間に複数回検出されてチャタ
リング防止処理が行われた後、入力信号ごとに指定され
たRAM領域に記憶される。
【0071】各始動口スイッチ121a〜121cや普
通入賞口スイッチ127bからの入力信号は5個賞球の
賞球信号として、また右袖入賞口スイッチ122a、左
袖入賞口スイッチ122b、右落し入賞口スイッチ12
3a、左落し入賞口スイッチ123bからの入力信号は
それぞれ8個賞球の賞球信号として、さらに特別入賞口
スイッチ127a、普通入賞口スイッチ127bからの
入力信号は15個賞球の賞球信号として扱われ、それぞ
れのスイッチで検出された入賞個数が指定されたRAM
領域に記憶される。またこれと同時に、賞球総数がCP
U102で演算処理され、指定のRAM領域に記憶され
る。
【0072】その他、右ゲート装置126a、左ゲート
装置126bからの入力信号に対してそれぞれ乱数値が
セットされ、これらの値がRAM領域に記憶される。こ
のデータを基にして、遊技機本体1の遊技状態が設定さ
れ各制御基板にデータが出力される。
【0073】各制御基板への出力データは、データバス
の途中に設けたバッファ114を通り、さらに出力デー
タバスを通してラッチ回路112a〜112gに出力さ
れる。出力用のラッチ回路とCPU102とを結ぶデー
タバスの途中にバッファ114を配置することでバス信
号が一方向の流れになり、不正防止の対策となる。
【0074】始動口スイッチ5個賞球RAM領域、左右
袖入賞口スイッチ、左右落し入賞口スイッチ8個賞球R
AM領域などにデータがあることにより、CPU102
は、各賞球数に設定された8ビット賞球データを順次、
データバス、出力データバスを通じてラッチ回路112
aに出力する。これと同調するように払出制御基板20
0に対する割り込み信号、ストローブ信号の制御信号を
データバス、出力データバスを通じてラッチ回路112
eに出力する。
【0075】メモリマップドI/Oで制御されたアドレ
スデコード回路113でデコードして得たチップセレク
ト信号がラッチ回路112a、ラッチ回路112eに順
次出力されると、8ビット賞球データがラッチ回路11
2aに、割込み信号、ストローブ信号の制御信号がラッ
チ回路112eにそれぞれラッチされ、8ビットパラレ
ル賞球出力信号と割り込み信号、ストローブ信号の2ビ
ットの制御信号で構成された出力信号が、払出制御基板
に賞球データとして出力される。
【0076】図7に示す払出制御基板200は、球排出
機構を制御して、賞球データに対応した数の賞球排出を
行うものである。排出した賞球の検知を、左賞球検出ス
イッチ130a、右賞球検出スイッチ130bで行い、
その検出信号がゲート回路211に出力される。チップ
セレクト信号がアドレスデコード回路213からゲート
回路211に出力されることにより、左賞球検出スイッ
チ130a、右賞球検出スイッチ130bの出力する検
知信号がデータバス上に出力されCPU102に取り込
まれる。
【0077】これらの検出信号に基づいて、実際に払い
出した賞球総数がCPU102で演算処理され、その値
がRAM領域の記憶データから減算処理され、リアルタ
イムに賞球総数のデータが更新される。また排出賞球数
の設定数ごとに出力信号がラッチ回路112fに出力さ
れ、アドレスデコード回路113のチップセレクト信号
に同期して外部へパルス出力される。
【0078】右ゲート装置126a、左ゲート装置12
6bの入力信号に対してそれぞれ乱数値を取得し、これ
に基づいてCPU102で遊技演出の種類(制御パター
ン)が決定され、遊技状態演出データが生成されてRA
M領域に記憶される。
【0079】表示演出データに同調して、8ビットパラ
レルランプ表示出力データと制御信号が、ランプ制御表
示基板400にラッチ回路112cを通じて出力され
る。また、表示演出データに同調して、8ビットパラレ
ル音源出力データと制御信号が音声制御基板500にラ
ッチ回路112dを通じて出力される。すなわち、各デ
ータがデータバスに出力されるタイミングに同調してア
ドレスデコード回路からチップセレクト信号が出力さ
れ、ラッチ回路112c、112dにデータバス上のデ
ータがラッチされて、ランプ制御表示基板400などに
出力される。
【0080】主基板100に電源が供給されると、電源
基板700よりリセット信号が供給され主基板100の
各デバイスはリセット状態になる。その後システムリセ
ット信号が非能動状態となり、各デバイスは能動状態に
遷移する。システムリセット信号が非能動状態に信号変
化するとクロック同期、遅延回路109による遅延処理
により一定時間の経過後にワンチップマイコン101へ
のリセット信号が非能動となる。これによりワンチップ
マイコン101が稼動状態になり、主基板100の動作
状態が保たれる。その後、ワンチップマイコン101の
初期設定が行われる。
【0081】遊技機外部供給の電源が不安定な場合に
は、電源基板700から停電検出信号がワンチップマイ
コン101のNMI(ノンマスカブルインターラプト)
105に供給され、ワンチップマイコン101において
各記憶領域の退避動作が行われる。
【0082】具体的には、一定時間にわたって賞球検出
データの検知を行った後、RAM領域に停電処理判定の
データを保存し、RAM104の保護を行う。すなわ
ち、電源電圧が低下する事で、電源基板700からRA
M104にバックアップ電源DC5VBBが供給され、
RAM104の記憶状態が保持される。
【0083】電源が次に供給されたとき、停電処理判定
のデータの有無に基づき停電処理のあったことを認識す
ると、ワンチップマイコン101は停電復旧処理を行
う。初期設定の時、RAM初期化信号が能動状態であれ
ば、CPU102はI/Oポート106のデータを検出
してRAM領域の初期化を行う。
【0084】シュート球切れスイッチ131で球切れを
検知した信号及びオーバフロースイッチ133で遊技盤
面の下皿にて賞球の球詰まりを検出した信号は、ゲート
回路111及びデータバスを通じてワンチップマイコン
101に取り込まれる。これらの信号は、データ変換
後、ラッチ回路112aから賞球出力データと同じ構成
にて払出制御基板200へ出力される。該ラッチ回路1
12a〜112gの出力は、一方向であり、不可逆性の
出力形態をとる。
【0085】主基板100は、主基板内部のクロック回
路108が生成するクロックを基準に動作する。また内
部タイマー107は、分周動作により一定時間間隔で割
込み信号をCPU102に発生する。CPU102は、
当該割り込み信号が入力される一定時間ごとに各種処理
を行うようになっている。
【0086】次に、図7に示す払出制御基盤200につ
いて説明する。払出制御基板200は、主基板100か
ら受信のみの一方向通信を行い、8ビットパラレル賞球
データ、賞球データ制御信号1、賞球データ制御信号2
で構成された通信データを受信する。
【0087】賞球データ制御信号1が、ワンチップマイ
コン201のカウンタ回路202に入力されると、当該
カウンタ回路202からCPU203に割り込み信号が
出力される。これにより、賞球データ制御信号1は、C
PU203に対して賞球データの取り込みをトリガーと
する。
【0088】CPU203は、アドレスデコード回路2
13を通じてチップセレクト信号をゲート回路212、
ゲート回路211に出力し、ゲート回路212、211
に入力されている賞球データや各種の信号をゲート回路
及びデータバスを介して取り込み、RAM205に保存
する。そして、取り込んだ賞球データに対応する賞球数
で順次、払出動作を行う。
【0089】CPU203は、賞球経路切換信号をデー
タバスを通じてラッチ回路215に出力し、これと同時
にアドレスデコード回路213からチップセレクト信号
を出力させる。これにより賞球経路切換信号がソレノイ
ド224に出力され、払出動作の賞球経路確保が行われ
る。その後、ラッチ回路214に払出停止ソレノイド信
号の停止解除信号を出力し、払出モータ222に払出モ
ータ制御信号1,2,3,4を順次出力し、チップセレ
クト信号の出力タイミングによりモータ回転の制御をし
ながら賞球払出動作を行う。
【0090】クロック回路209のクロックを基準に、
内部タイマー208で一定時間間隔の割込み信号をCP
U203に対して生成し、この割込みタイミングで賞球
払出球の検出信号をデータバスに取り込み、所定の賞球
数を検出したとき、払出停止ソレノイド223、払出モ
ータ222の駆動を停止する。なお、賞球払出球の検出
は、球貸し経路に設置された右賞球検出スイッチ130
b、左賞球検出スイッチ130aで行われ、これらの検
出信号はゲート回路211にチップセレクト信号を出力
することでデータバスに取り込まれる。
【0091】球貸し動作は、カードユニット(CR球貸
機)bとの間で球貸し信号を、ゲート回路211、ラッ
チ回路215を通して送受信することにより行われる。
球貸し動作時、CPU203はラッチ回路215を通し
て球貸し経路切換信号を経路切換ソレノイド224に出
力して球貸し経路を確保し、球貸し経路に設置された右
貸し球検出スイッチ220a、左貸し球検出スイッチ2
20bで貸し球の検出を行い、払出動作を行う。
【0092】球貸し動作において、一定数ごとにラッチ
回路215から外部へ情報出力される。また、球貸し信
号の送受信が正常な状態において、ラッチ回路215か
ら、発射制御基板600に対して発射許可信号が能動状
態で出力される。また球貸し信号の送受信に異常が発生
すると、発射許可信号は非能動状態に変化し、球発射不
可能な状態になる。しかし、球貸し信号の送受信が正常
な状態に復帰することで、発射可能となる。
【0093】その他、払出動作においては、主基板10
0から、賞球データにシュート球切れスイッチ131の
シュート球切れ信号、及び遊技機本体1の下受け皿4に
設置されたオーバフロースイッチ133のオーバフロー
信号が送信されると、払出制御基板200は払出動作を
停止する。また賞球データに各解除信号が送信されるこ
とにより払出動作を再開する。
【0094】払出制御基板200に電源が供給される
と、電源基板700よりシステムリセット信号が供給さ
れ、払出制御基板200の各デバイスはリセット状態に
なる。その後、リセット信号が非能動状態で、各デバイ
スは能動状態に遷移する。
【0095】クロック同期・遅延回路210の遅延処理
により、ワンチップマイコン201へのリセット信号
は、元のリセット信号が非能動状態に信号変化してから
一定時間の経過後に非能動になる。こうして元のリセッ
ト信号が非能動状態になってから一定時間の経過後に、
ワンチップマイコン201は稼動状態になり、払出制御
基板200の動作状態が保たれる。その後、ワンチップ
マイコン201の初期設定が行われる。
【0096】遊技機外部供給の電源が不安定な場合に
は、電源基板700からワンチップマイコン201のN
MI(ノンマスカブルインターラプト)206に停電検
出信号が供給され、ワンチップマイコン201において
各記憶領域の退避動作が行われる。具体的には、一定時
間にわたって賞球検出データの検知を行った後、RAM
領域に停電処理判定のデータを保存し、RAM205の
保護を行う。
【0097】電源電圧が低下する場合は、電源基板70
0からRAM205にバックアップ電源としてDC5V
BBが供給され、RAM205の記憶状態が保持され
る。再度電源供給がされたとき、停電処理判定のデータ
の存在を認識することで、ワンチップマイコン201は
停電復旧処理を行う。初期設定の時、RAM初期化信号
が能動状態であれば、CPU203はI/Oポート10
6のデータを検出して、RAM領域の初期化を行う。
【0098】次に、図8に示す表示器制御基板300に
ついて説明する。表示器制御基板300は、遊技盤2上
に設置された可変表示部310を含む各種表示部の表示
制御を主に行う。表示器制御基板300は、所定の画像
処理手順(プログラム)や画像制御データを記憶してい
る表示器制御ROM302と、所定の画像処理手順を読
み取り実行する表示器制御CPU301を有している。
【0099】表示器制御CPU301には、各種表示部
の可変動作に関して、入出力インターフェース306を
介して、主基板100からパラレル通信によって指示情
報が入力される。表示器制御CPU301は、入力され
た指示情報の内容を、表示器制御ROM302に記憶さ
れている画像処理手順に従って実行し、表示器制御RA
M303に情報を整理して格納しながら、画像制御IC
304へ具体的な指示を行う。
【0100】画像制御IC304は、各種表示部の可変
動作に関して、表示器制御CPU301の指示に従い、
画像データROM305を参照して、具体的な映像信号
を生成し、各種表示部へ出力する。図8のブロック図で
は、画像制御IC304が生成した画像データやパレッ
ト(色)情報などを一時的に記憶しておく領域であるV
RAMが図示されていないが、画像制御IC304の内
部にVRAMを内蔵したワンチップマイコンで構成して
もよい。
【0101】電源基板700からのリセット信号は、遊
技機本体1に電源が投入されると、電源基板700から
表示器制御CPU301に入力される。その後、表示器
制御CPU301は、表示器制御ROM302に記憶さ
れている画像制御手順に従って、表示器制御基板300
内の各制御回路の初期化を行う。
【0102】次に、図9に示すランプ制御基板400に
ついて説明する。ランプ制御基板400は、遊技機本体
1の前面や遊技盤2上に設置された遊技機状態ランプ4
22、サイドケースランプ423、各種LED424〜
428などの点灯制御を行うものである。遊技機状態ラ
ンプ422、サイドケースランプ423や遊技枠状態L
ED、その他の装飾装置の1または複数が確認手段にな
っている。確認手段の詳細については後述する。
【0103】ランプ制御基板400は、所定のランプ制
御処理手順(プログラム)や制御データを記憶している
ランプ制御ROM402と、所定のランプ制御処理手順
を読み取り実行するランプ制御CPU401と、ランプ
制御CPU401によってランプ制御処理手順を実行す
ることで取得した情報を記憶するランプ制御RAM40
3と、主基板100からの指示情報やランプ制御基板4
00内の各制御回路などと入出力を行うための入出力イ
ンターフェース404と、ランプ制御CPU401によ
って入出力インターフェースを介してランプ制御基板4
00と接続している各ランプ・LEDの点灯信号を、駆
動させるためのドライバー回路405などで構成されて
いる。
【0104】ランプ制御CPU401には、入出力イン
ターフェース404を介して、主基板100からパラレ
ル通信により指示情報が入力される。ランプ制御CPU
401は、入力された指示情報の内容をランプ制御RO
M402に記憶されているランプ制御処理手順に従って
実行し、ランプ制御RAM403に情報を整理して格納
しながら、ドライバー回路405を動作させ、接続され
ている各ランプ・LEDの点灯・消灯を行う。
【0105】電源基板700からのリセット信号は、遊
技機本体1に電源が投入されると、電源基板700から
ランプ制御CPU401に入力される。そして、ランプ
制御CPU401は、ランプ制御ROM402に記憶さ
れている制御手順に従って、ランプ制御基板内の各制御
回路の初期化を行う。
【0106】次に、図10に示す音声制御基板500に
ついて説明する。音声制御基板500は、遊技機本体1
が遊技状態にある時、ゲーム演出による効果音や音声な
どの制御を行うものである。また、遊技状態でない場合
は、遊技機本体1の異常状態を知らせるための警告音な
どの制御を行う。
【0107】音声制御基板500は、所定の音声処理手
順(プログラム)や制御データを記憶している音声制御
ROM502と、所定の音声制御手順を読み取り実行す
る音声制御CPU501と、音声制御CPU501によ
り音声処理手順を実行して取得した情報を記憶する音声
制御RAM503と、主基板100からの指示情報や音
声制御基板500内の各制御ICなどと入出力を行うた
めの入出力インターフェース506と、音声制御CPU
501により入出力インターフェースを介し制御指示情
報を取得して具体的な音声を生成する音声制御IC50
4と、音声制御IC504に管理され、多種多様な音声
をデータ化し記憶している音声データROM505と、
音声制御IC501から生成された音声信号を増幅する
アンプ回路507から構成される。
【0108】音声制御CPU501は、入出力インター
フェース506を介して、主基板100からパラレル通
信により指示情報が入力される。音声制御CPU501
は、入力された指示情報の内容を音声制御ROM502
に記憶されている音声制御手順に従って実行し、音声制
御RAM503に情報を整理して格納しながら、音声制
御IC504へ具体的な指示を行う。
【0109】音声制御IC504は、音声制御CPU5
01の指示に従い、音声データROM505を参照し、
具体的な音声の信号を生成しアンプ回路507へ出力す
る。電源基板からのリセット信号は、パチンコ機に電源
が投入されると、該電源基板700から音声制御CPU
501に入力され、音声制御CPU501は音声制御R
OM503に記憶されている音声制御手順に従い、音声
制御基板内の各制御回路の初期化を行う。
【0110】次に、図11に示す発射制御基板600に
ついて説明する。発射制御基板600は、発射モータ6
53に使用されているパルスモータの回転数を、所定の
回転数にするためのパルスを生成する回路である発振回
路601と、分周回路602と、ハンドル部650内の
タッチセンサ651からの信号、ストップスイッチ65
2からの信号、電源基板700からのリセット信号、そ
して、前記払出制御基板200からの発射許可信号を判
断し、発射モータ駆動信号を生成するモータ駆動信号制
御回路603と、パルスモータ(発射モータ653)の
各コイルに励磁させるためのドライバー回路604など
から構成されている。
【0111】前記ハンドル部650は、遊技者がハンド
ル5に触れているか否かを検出するタッチセンサ65
1、遊技者が任意に球の発射を停止できるようにするス
トップスイッチ652、球を発射させるためのパルスモ
ータ653(発射モータ)などで構成されている。
【0112】電源基板700からのリセット信号は、遊
技機本体1に電源が投入されると、電源基板700から
モータ駆動信号制御回路603へ入力され、発射制御基
板600の各回路を初期化する。
【0113】ハンドル部650内のタッチセンサ651
は、遊技者がハンドル5に触れている状態であれば発射
が可能であるとみなす信号を出力し、遊技者がハンドル
5に触れていない状態であれば、発射が不可能であると
みなす信号をモータ駆動信号制御回路603にそれぞれ
出力する。
【0114】ストップスイッチ652は、遊技者が任意
に球の発射を停止することができるように設けたスイッ
チであり、遊技者によりストップスイッチ652の操作
がされた場合に、モータ駆動信号制御回路603に球の
発射停止信号を出力し、ストップスイッチ652の入力
がない場合に、球の発射信号を出力する。
【0115】また、ストップスイッチ652は、遊技者
から何らストップスイッチ652に対し操作がなく、ハ
ンドル5を回転させた状態にない場合には、ストップス
イッチ652から入力がされた状態と同じ信号を出力す
る。すなわち、ハンドル5内部の構造上、ハンドル5が
回転していない状態ではストップスイッチ652からの
信号が入力されている状態になるようになっている。つ
まり、遊技機本体1に電源が投入され、前記リセット信
号がモータ駆動信号制御回路603に入力され、各回路
の初期化が行われた後、遊技者がハンドル5に触れて回
転させた状態になって初めて球が発射される。
【0116】次に、図12に示す電源基板700につい
て説明する。外部から供給されるAC24Vをダイオー
ドブリッジ整流器で全波整流を行い、直流電源DC24
Vを生成する。DC24V電源にダイオードを通してコ
ンデンサーで平滑を行い、DC32V電源を生成する。
DC24V、DC32Vは非安定電源である。
【0117】DC24Vを電源回路701に供給して、
安定電源DC18V、DC12V、DC5Vの定電圧電
源が生成され、前記主基板100、前記払出制御基板2
00、前記ランプ制御基板400、前記音声制御基板5
00、前記表示器制御基板300、前記発射制御基板6
00に供給される。
【0118】生成されたDC5Vの定電圧電源を、ダイ
オードを通してバックアップ回路702のコンデンサー
に接続して、DC5VBBのバックアップ電源を生成
し、DC5VBBが主基板100、前記払出制御基板2
00に供給される。前記AC24Vはカードユニット接
続基板900に供給され、前記払出制御基板200とカ
ードユニットbの通信用電源、操作パネル基板aの電源
に使用される。
【0119】DC24V電源の電圧レベルを電圧検出回
路708で検出して遅延回路707に出力する。遅延回
路707は内部時定数500ミリsecの遅延時間をも
ち、電圧検出回路708の連続出力時間が遅延回路70
7の時定数より大きくないと遅延回路707は出力信号
を出力しない。この為、DC24V電源の電圧レベルが
遅延回路707の時定数より小さい時間の電圧変動及び
電源停止は無視され停電検出信号は電源基板より外部に
出力されない。
【0120】遅延回路707に時定数より大きな入力信
号があると、遅延回路707は停電検出信号を前記主基
板100、前記払出制御基板200、シフトレジスタ7
04のシリアル入力端子に出力する。8ビットシフトレ
ジスタ704は、クロック回路706より周期20ミリ
secのクロックが常時入力されている。
【0121】ここで8ビットのデータ入力端子はゼロに
固定している。この為、停電検出信号が8ビットシフト
レジスタ704に入力すると、8クロック(約160ミ
リsec)後8ビットシフトレジスタ704からリセッ
ト信号が前記主基板100、前記払出制御基板200、
前記発射制御基板600、前記表示器制御基板300、
前記ランプ制御基板400、前記音声制御基板500に
出力される。
【0122】電源立ち上げ時及び停電復帰後、周辺回路
電源立ち上げ時より遅延回路707の時定数の時間、停
電検出信号及びリセット信号は能動状態で出力してい
る。遅延回路707の時定数の時間後、停電検出信号は
非能動状態になり、リセット信号は、8ビットシフトレ
ジスタ704の8クロック後非能動状態で出力される。
RAM初期化信号は、RAM初期化スイッチ705を手
動で押すことにより能動状態で前記主基板100、前記
払出制御基板200に出力される。
【0123】次に遊技機本体1の作用について説明す
る。図1において遊技者がハンドル5を操作すると、パ
チンコ球が1つずつ遊技盤2に形成されている遊技領域
に打ち込まれる。各始動口21a〜21c内に入賞した
パチンコ球は、それぞれの始動口スイッチ121a〜1
21cにより検出され、各始動口スイッチ121a〜1
21cの始動信号に基づき、所定数の賞球が払い出され
る。
【0124】この他、遊技状態決定手段が誘導装置15
6に係る状態を遊技者にとって有利な誘導状態にするか
あるいは、通常の誘導状態にするかをそれぞれ決定す
る。誘導装置制御手段は、遊技状態決定手段の決定結果
に基づいて誘導装置156を制御する。
【0125】図13〜図17に示すフローに基づいて、
可変入賞装置の作用をさらに具体的に説明する。
【0126】図13に示すように、遊技球が第1〜第3
始動口21a〜21cのいずれかに入賞して、始動条件
が成立すると(ステップS1301:Y)、遊技状態決
定手段が誘導装置156に係る状態を有利な誘導状態あ
るいは通常の誘導状態にするかを決定する(ステップS
1302)。そして、遊技状態決定手段が有利な誘導状
態を決定した場合に、有利な誘導状態を記憶する。一
方、遊技状態決定手段が通常の誘導状態を決定した場合
に、通常の誘導状態を記憶する。
【0127】そして、確認手段である可変表示部310
は、可変入賞遊技の開始前または開始時から、その可変
入賞遊技に対し遊技状態決定手段が決定した誘導装置1
56の動作に係る状態を遊技者が確認できるようにす
る。このとき、図19に示すように、確認手段である可
変表示部310は誘導装置156の動作に係る状態をシ
ンボル(顔図柄)で表示する。誘導装置156の動作に
係る状態は、図19aに示すように、顔の表情が明るい
シンボルであるとき遊技者にとって有利な誘導状態にな
り、図19bに示すように、顔の表情が普通のシンボル
であるとき遊技者にとって通常の誘導状態になる。誘導
装置156の動作に係る状態は、顔図柄のシンボルの他
に、キャラクタのシンボルや記号のシンボルであっても
よい。図示しないが、確認手段は、数値等の文字であっ
てもよく、誘導装置156の操作に係る状態をシンボル
と文字とを一緒にすることで表示するようにしてもよ
い。
【0128】また、確認手段は、遊技機状態ランプ42
2、サイドケースランプ423や遊技枠状態ランプ42
4その他の装飾装置の1または複数を用いてもよい。こ
れらのランプが点滅したときが誘導装置156の動作が
有利な誘導状態になることを表示している。この確認手
段の表示は、可変入賞装置150の可変入賞遊技の開始
前あるいは開始時に行うようにすればよく、可変入賞遊
技中継続して行うようにしてもよく、可変入賞遊技中に
中断してもよい。
【0129】図14に示すように、始動条件が成立し
(ステップS1401:Y)、遊技状態決定手段が以前
に決定した決定結果の中に有利な誘導状態が含まれてい
ると(ステップS1402:Y)、遊技状態決定手段が
通常の誘導状態を決定する(ステップS1403)。一
方、決定結果の中に有利な誘導状態が含まれていないと
(ステップS1402:N)、遊技状態決定手段が有利
な誘導状態あるいは通常の誘導状態を決定する。そし
て、遊技状態決定手段が有利な誘導状態を決定した場合
に、有利な誘導状態を記憶する。一方、遊技状態決定手
段が通常の誘導状態を決定した場合に、通常の誘導状態
を記憶する。
【0130】ここで、通常の誘導状態とは、左右の第
1、第2始動口21a、21bに遊技球が入賞したとき
に、誘導装置156が非傾動姿勢に1回だけ動作するこ
とをいい、中央の第3始動口21cに遊技球が入賞した
ときに、誘導装置156が非傾動姿勢に2回動作するこ
とをいう。一方、有利な誘導状態とは、左右の第1、第
2始動口21a、21bに遊技球が入賞したときのみ、
誘導装置156が非傾動姿勢に2回だけ動作することを
いう。
【0131】各始動口21a〜21cに球が入賞する
と、その始動口21a、21bに係る始動記憶あるい
は、始動口21cに係る始動記憶として始動記憶手段に
それぞれ保存される。始動条件の成立とは、始動記憶手
段に始動記憶が保存されていることを含む。
【0132】以前の決定結果に有利な誘導状態が含まれ
ている場合に(ステップS1402:Y)、遊技状態決
定手段が連続して有利な誘導状態を決定しないようにな
っている。ここで、以前の決定結果に有利な誘導状態が
含まれているか否かは、記憶される決定結果の中に有利
な誘導状態が含まれているか否かをいう。
【0133】また、図15に示すように、始動条件が成
立すると(ステップS1501:Y)、特別遊技状態中
である場合に(ステップS1502:Y)、同じく連続
して特別遊技状態を発生しないように、遊技状態決定手
段が通常の誘導状態を決定する(ステップS150
3)。一方、特別遊技状態中でない場合に(ステップS
1502:N)、遊技状態決定手段が有利な誘導状態あ
るいは通常の誘導状態を決定する(ステップS150
4)。そして、遊技状態決定手段が有利な誘導状態を決
定した場合に、有利な誘導状態を記憶する。一方、遊技
状態決定手段が通常の誘導状態を決定した場合に、通常
の誘導状態を記憶する。
【0134】誘導装置制御手段は、これら通常の誘導状
態や有利な誘導状態の決定に基づいて誘導装置156の
動作を制御する。すなわち、図16に示すように、左右
の第1、第2始動口21a、21bに球が入賞して(ス
テップS1601:Y、S1602:Y)、遊技状態決
定手段が通常の誘導状態を決定した場合には(ステップ
S1603)、誘導装置156が非傾動姿勢に1回だけ
動作し、遊技状態決定手段が有利な誘導状態を決定した
場合には(ステップS1603)、誘導装置156が非
傾動姿勢に2回だけ動作する。このように、誘導装置に
係る状態を遊技者にとってさらに有利な誘導状態にする
ことで、第2の状態中の可変入賞装置150に入賞した
球が誘導装置の動作によって特別入賞口152に入賞し
易くなり、特別遊技状態が発生する可能性が高くなる。
【0135】一方、中央の第3始動口21cに球が入賞
して(ステップS1601:Y、S1602:N)、遊
技状態決定手段が通常の誘導状態を決定した場合には
(ステップS1604)、誘導装置156が非傾動姿勢
に2回だけ動作する。中央の第3始動口21cに球が入
賞して、遊技状態決定手段が有利な誘導状態を決定する
場合はない。
【0136】図17は、遊技機の第1始動口21a〜第
3始動口21cに入賞した球を始動記憶として保存した
場合に、その始動記憶を処理するフロー図である。図1
7に示すように、始動記憶が有る場合に(ステップS1
701:Y)、可変入賞装置150が可変入賞遊技中の
場合に(ステップS1702:Y)、可変入賞遊技が終
了するのを待って(ステップS1703:Y)、その始
動記憶に係る可変入賞遊技を開始し(ステップS170
4)、その後、始動記憶値を消去する(ステップS17
05)。それにより、例えば停電などの要因でその始動
記憶に係る可変入賞遊技が中断したり、開始されなかっ
た場合に、その後に要因が解消されて復帰しても、始動
記憶値が消去されていないことから、その始動記憶に係
る可変入賞遊技が再開され、遊技者に損を与える事態を
防止することができる。
【0137】一方、可変入賞装置150が可変入賞遊技
中でない場合に(ステップS1702:N)、その始動
記憶に係る可変入賞遊技を開始する(ステップS170
4)。その後、始動記憶値を消去する(ステップS17
05)。
【0138】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
ける変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、
遊技機はパチンコ機に限られず、プログラム制御される
スマートボールゲーム機、アレンジボールゲーム機とい
った他の遊技機にも同様に本発明を適用することができ
る。
【0139】また、前述した実施の形態では、遊技状態
決定手段の決定結果によって誘導装置156が非傾動姿
勢に動作する回数を異ならせたものを示したが、これに
限らない。すなわち、遊技状態決定手段の決定結果に応
じて、誘導装置156が非傾動姿勢に維持される時間が
異なるようにしてもよい。さらに、誘導装置156が非
傾動姿勢に動作する回数と、非傾動姿勢に維持される時
間とを組み合わせるようにしても良い。
【0140】さらに、確認手段が可変表示部310であ
るものを示したが、確認手段は、可変表示部310、遊
技機状態ランプ422、サイドケースランプ423、遊
技枠状態ランプ424、その他の装飾装置の1または2
以上のいずれであってもよく、これらの組み合わせであ
ってもよく、また、これらと、可変入賞装置150の第
2の状態に係る態様を遊技者が聴覚的に確認できるスピ
ーカー510との組み合わせであってもよい。
【0141】さらに、前記実施の形態では、左右の第
1、第2始動口21a、21bに係るの第2の状態の価
値と、中央の第3始動口21cに係る第2の状態の価値
とが異なることから、左右の第1、第2始動口21a、
21bに遊技球が入賞したときのみ誘導装置156に係
る状態が有利な誘導状態となり得るようにしたものを示
したが、これに限るものではない。すなわち、例えば、
第1〜第3始動口21a〜21cに係る各々の第2の状
態の価値が同じであれば、第1、第2始動口21a、2
1bに遊技球が入賞したときばかりでなく、中央の第3
始動口21cに遊技球が入賞したときにも、誘導装置1
56に係る状態が有利な誘導状態となり得るようにして
もよい。
【0142】
【発明の効果】本発明に係る遊技機によれば、遊技状態
決定手段は、始動条件の成立に基づき、誘導装置に係る
状態を遊技者にとって有利な誘導状態にするかあるい
は、通常の誘導状態にするかをそれぞれ決定し、誘導装
置に係る状態を遊技者にとって有利な誘導状態にするこ
とで、特別遊技状態を発生し易くして、特別遊技状態に
対する遊技者の興趣を高め、遊技性を向上することがで
きる。また確認手段を設けることで、誘導装置に係る状
態が有利な誘導状態となる可能性が高いことを遊技者が
確認できるようにし、特別遊技状態の発生に対する遊技
者の興趣を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る遊技機を示す正面図
である。
【図2】本発明の実施の形態に係る遊技機の内部構造を
示す背面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る遊技機の遊技盤を拡
大して示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る遊技機の遊技盤裏面
側を拡大して示す背面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る遊技機の回路構成全
体を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する主基
板の回路構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する払出
制御基板の回路構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する表示
器制御基板の回路構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る遊技機の有するラン
プ制御基板の回路構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する音
声制御基板の回路構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する発
射制御基板の回路構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る遊技機の有する電
源基板の回路構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る遊技機の可変入賞
遊技において始動条件が成立した場合のフロー図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態に係る遊技機の遊技状態
決定手段の決定結果の中に有利な誘導状態が含まれる場
合のフロー図である。
【図15】本発明の実施の形態に係る遊技機において特
別遊技状態中に遊技状態決定手段が決定する場合のフロ
ー図である。
【図16】本発明の実施の形態に係る遊技機の複数の始
動口に遊技球がそれぞれ入賞した場合のフロー図であ
る。
【図17】本発明の実施の形態に係る遊技機の始動口に
入賞した球を始動記憶として保存した場合に、その始動
記憶を処理するフロー図である。
【図18】本発明の実施の形態に係る誘導装置の動作を
示す説明図である。
【図19】本発明の実施の形態に係る誘導装置の動作に
係る状態をシンボルで表示する場合の説明図である。
【符号の説明】
1…遊技機本体 2…遊技盤 3…上受け皿 4…下受け皿 5…ハンドル 6…灰皿 7…上受け皿球抜きレバー 8…下受け皿球抜きレバー 9…貸出ボタン 10…返却ボタン 11…ガラス枠 12…度数表示部 15…風車 16…誘導レール 17…遊技領域 18…取込口 21a…第1始動口(始動入賞口) 21b…第2始動口(始動入賞口) 21c…第3始動口(始動入賞口) 22a…右袖入賞口 22b…左袖入賞口 23a…右落し入賞口 23b…左落し入賞口 29…アウト口 100…主基板 101…ワンチップマイコン 102…CPU 103…ROM 104…RAM 105…NMI 106…I/Oポート 107…内部タイマー 108…クロック回路 109…クロック同期・遅延回路 110、111…ゲート回路 112a〜112g…ラッチ回路 113…アドレスデコード回路 114…バッファ 115…リセット 116…試射試験信号端子 121a〜121c…始動口スイッチ 122a…右袖入賞口スイッチ 122b…左袖入賞口スイッチ 123a…右落し入賞口スイッチ 123b…左落し入賞口スイッチ 126a…右ゲート装置 126b…左ゲート装置 127a…特別入賞口スイッチ 127b…通常入賞口スイッチ 129…取込口スイッチ 130…賞球検出スイッチ 130a…右賞球検出スイッチ 130b…左賞球検出スイッチ 131…シュート球切れスイッチ 132…ガラス枠開放検出スイッチ 133…オーバフロースイッチ 134…可変入賞装置ソレノイド 136…普通電動役物ソレノイド 150…可変入賞装置 151…可動翼 152…特別入賞口 154…普通入賞口 152…特別入賞口 156…誘導装置 156a…中央口 200…払出制御基板 201…ワンチップマイコン 202…カウンタ回路 203…CPU 204…ROM 205…RAM 206…NMI 207…I/Oポート 208…内部タイマー 209…クロック回路 210…クロック同期・遅延回路 211、212…ゲート回路 213…アドレスデコード回路 214、215…ラッチ回路 216…リセット 220…球貸し検出スイッチ 220a…右球貸し検出スイッチ 220b…左球貸し検出スイッチ 222…払出モータ 223…払出停止ソレノイド 224…経路切換ソレノイド 300…表示器制御基板 301…表示器制御CPU 302…表示器制御ROM 303…表示器制御RAM 304…画像制御IC 305…画像データROM 306…入出力インターフェース 307…試射試験信号端子 310…可変表示部(確認手段) 400…ランプ制御基板 401…ランプ制御CPU 402…ランプ制御ROM 403…ランプ制御RAM 404…入出力インターフェース 405…ドライバー回路 420…保留LED 422…遊技機状態ランプ 423…サイドケースランプ 424…遊技枠状態ランプ 426…ゲートLED 428…サイドLED 500…音声制御基板 501…音声制御CPU 502…音声制御ROM 503…音声制御RAM 504…音声制御IC 505…音声データROM 506…入出力インターフェース 507…アンプ回路 510…スピーカー 600…発射制御基板 601…発振回路 602…分周回路 603…モータ駆動信号制御回路 604…ドライバー回路 650…ハンドル部 651…タッチセンサ 652…発射停止スイッチ 653…発射モータ 700…電源基板 701…定電圧電源装置 702…バックアップ電源 703…電圧検出回路 704…シフトレジスタ 705…RAM初期化スイッチ 706…クロック回路 707…遅延回路 708…電圧検出回路 709…停電検出回路 800…枠用外部端子板 801…賞球タンク球有無スイッチ 850…盤用外部端子板 900…カードユニット接続基板 a…操作パネル基板 b…カードユニット c…電源AC24V
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 AA17 AA43 BA03 BA04 BA05 BA13 BA22 BA23 BA27 BA37 BA41 BA44 BA56 BA57 BA66 BA88 BA89 BB21 BC07 BC08 BC22 BC58 CA14 CA27 CA31 EA10 EA15 EB24 EB52

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動条件の成立に基づき、可変入賞装置を
    遊技者にとって不利な第1の状態から遊技者にとって有
    利な第2の状態に変化させる可変入賞遊技を開始し、前
    記第2の状態中の可変入賞装置に入賞した遊技球が、該
    可変入賞装置に設けられた誘導装置の動作により前記可
    変入賞装置内の特別入賞口に入賞した場合に、予め定め
    られた特別遊技状態が発生するようにした遊技機におい
    て、 前記可変入賞遊技の始動条件の成立毎に前記誘導装置の
    動作を遊技球が前記特別入賞口へ入賞し易い遊技者にと
    って有利な誘導状態にするかあるいは、通常の誘導状態
    にするかをそれぞれ決定する遊技状態決定手段と、該遊
    技状態決定手段の決定結果に基づき前記誘導装置を制御
    する誘導装置制御手段とを備え、 前記遊技状態決定手段は、前記有利な誘導状態の決定を
    制限する制限条件が成立した場合に、前記通常の誘導状
    態を決定し、 前記可変入賞遊技の開始前または開始時から、該可変入
    賞遊技に対し前記遊技状態決定手段が決定した前記通常
    の誘導状態あるいは前記有利な誘導状態を遊技者が確認
    可能な確認手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記遊技状態決定手段は、前記決定結果の
    中に前記有利な誘導状態が含まれる場合に、該有利な誘
    導状態が含まれた以後に、前記有利な誘導状態を続けて
    決定しないように制限されることを特徴とする請求項1
    に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記遊技状態決定手段は、前記特別遊技状
    態中に前記誘導装置の動作を決定する場合に、前記有利
    な誘導状態を決定しないように制限されることを特徴と
    する請求項1に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記始動条件は、遊技盤面に設けられた複
    数の始動入賞口のうち、いずれかに遊技球が入賞した場
    合成立し、該入賞に係る前記始動入賞口毎に前記第2の
    状態の通常の態様が対応しており、 前記遊技状態決定手段は、前記第2の状態の価値が高い
    前記始動入賞口に遊技球が入賞した場合は、前記有利な
    誘導状態を決定しないよう制限され、前記第2の状態の
    価値が低い前記始動入賞口に遊技球が入賞した場合は、
    前記有利な誘導状態にするかあるいは、前記通常の誘導
    状態にするかを決定することを特徴とする請求項1、2
    または3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記確認手段は、前記誘導装置の動作に係
    る態様を視覚的に確認可能な表示手段であることを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記確認手段は、前記誘導装置の動作に係
    る態様を聴覚的に確認可能な音発生手段であることを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記始動条件の成立を始動入賞口に遊技球
    が入賞したことの始動記憶として保存する始動記憶手段
    を備え、 前記始動記憶手段は、前記始動記憶に係る前記可変入賞
    遊技が終了するまで、始動記憶値を消去しないことを特
    徴とする請求項1〜6に記載の遊技機。
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