JP2003275301A - 腹膜透析システム - Google Patents
腹膜透析システムInfo
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- JP2003275301A JP2003275301A JP2002079981A JP2002079981A JP2003275301A JP 2003275301 A JP2003275301 A JP 2003275301A JP 2002079981 A JP2002079981 A JP 2002079981A JP 2002079981 A JP2002079981 A JP 2002079981A JP 2003275301 A JP2003275301 A JP 2003275301A
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- peritoneal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 患者に最適な腹膜透析液,腹膜透析療モード
を演算し、腹膜透析装置を駆動させる腹膜透析システム
の提供。 【解決手段】 この腹膜透析システムは、 腹膜透析ポ
ンプに必要なプログラムを電子的にロード可能にした腹
膜透析プログラムモジュールと、腹膜透析ポンプ、ユー
ザーインターフェースを含む腹膜透析装置とからなる腹
膜透析システムであって、ユーザーインターフェース
は、 腹膜平衡試験(ＰＥＴ)に基づく腹膜透析機能のデ
ータを入力する画面と３ポアモデルによる腹膜透析機能
の試験に基づくデータを入力する画面のいずれかを選択
する選択手段と、選択手段により選択された入力画面を
表示する表示手段と、腹膜透析機能の試験のデータを入
力する入力手段とを備えたことを特徴とする。このた
め、患者に負荷のかからない腹膜透析処方プログラムを
選択、設定できる。
を演算し、腹膜透析装置を駆動させる腹膜透析システム
の提供。 【解決手段】 この腹膜透析システムは、 腹膜透析ポ
ンプに必要なプログラムを電子的にロード可能にした腹
膜透析プログラムモジュールと、腹膜透析ポンプ、ユー
ザーインターフェースを含む腹膜透析装置とからなる腹
膜透析システムであって、ユーザーインターフェース
は、 腹膜平衡試験(ＰＥＴ)に基づく腹膜透析機能のデ
ータを入力する画面と３ポアモデルによる腹膜透析機能
の試験に基づくデータを入力する画面のいずれかを選択
する選択手段と、選択手段により選択された入力画面を
表示する表示手段と、腹膜透析機能の試験のデータを入
力する入力手段とを備えたことを特徴とする。このた
め、患者に負荷のかからない腹膜透析処方プログラムを
選択、設定できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者に最適な腹膜
透析液,腹膜透析療モードを演算し、腹膜透析装置を駆
動させる腹膜透析システムに関するものである。
透析液,腹膜透析療モードを演算し、腹膜透析装置を駆
動させる腹膜透析システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】腹膜透析を行う場合、検査された患者の
腹膜機能に基づいて、医師が、処方(治療モード,治療パ
ターン)を決め、腹膜透析装置にプログラムを設定入力
していた。
腹膜機能に基づいて、医師が、処方(治療モード,治療パ
ターン)を決め、腹膜透析装置にプログラムを設定入力
していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この設定入力に際し
て、簡便さのためにパイル−ポポビッチのモデルを利用
した腹膜平衡試験（ＰＥＴ）に基づいてクレアチニン
値,及びブドウ糖の濃度変化を４つのグループに分類し
好ましい処方を決定し、プログラムの設定入力を行って
いた。
て、簡便さのためにパイル−ポポビッチのモデルを利用
した腹膜平衡試験（ＰＥＴ）に基づいてクレアチニン
値,及びブドウ糖の濃度変化を４つのグループに分類し
好ましい処方を決定し、プログラムの設定入力を行って
いた。
【０００４】一方で、より精度の高い腹膜透析を行うた
めに、上記のクレアチニン値,及びブドウ糖の吸収曲線
の他に、尿素窒素，アルブミンの濃度変化も併せて評価
し、評価ポイントも多くとる（３ポアモデル）ことによ
る透析処方のプログラムを設定することが提案されてい
る。
めに、上記のクレアチニン値,及びブドウ糖の吸収曲線
の他に、尿素窒素，アルブミンの濃度変化も併せて評価
し、評価ポイントも多くとる（３ポアモデル）ことによ
る透析処方のプログラムを設定することが提案されてい
る。
【０００５】しかしながら、医療従事者にとって患者の
負担軽減を考慮して、上記２方法のうち患者に好ましい
試験を選択し、それに基づく腹膜透析プログラムを選
択、設定することが難しいという問題があった。
負担軽減を考慮して、上記２方法のうち患者に好ましい
試験を選択し、それに基づく腹膜透析プログラムを選
択、設定することが難しいという問題があった。
【０００６】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たもので、医療従事者が腹膜透析試験方法を選択してそ
の結果を入力することを容易にし、その入力データに基
づいて透析処方プログラムを自動で設定できる腹膜透析
システムを提供することを目的とする。
たもので、医療従事者が腹膜透析試験方法を選択してそ
の結果を入力することを容易にし、その入力データに基
づいて透析処方プログラムを自動で設定できる腹膜透析
システムを提供することを目的とする。
【０００７】また、本発明は、上記問題点を解決すべく
なされたもので、医療従事者が入力した腹膜透析試験項
目に基づいて、腹膜平衡試験による腹膜透析機能のデー
タ(ＰＥＴ)に基づく透析処方か３ポアモデルによる腹膜
透析機能の試験による腹膜透析機能のデータに基づく透
析処方かを自動的に選択して、好ましい透析処方(至適
透析方法)を表示可能とする腹膜透析システムを提供す
ることを目的とする。
なされたもので、医療従事者が入力した腹膜透析試験項
目に基づいて、腹膜平衡試験による腹膜透析機能のデー
タ(ＰＥＴ)に基づく透析処方か３ポアモデルによる腹膜
透析機能の試験による腹膜透析機能のデータに基づく透
析処方かを自動的に選択して、好ましい透析処方(至適
透析方法)を表示可能とする腹膜透析システムを提供す
ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、腹膜透析ポンプに必要なプログラムを電
子的にロード可能にした腹膜透析プログラムモジュール
と、腹膜透析ポンプ、ユーザーインターフェースを含む
腹膜透析装置とからなる腹膜透析システムであって、ユ
ーザーインターフェースは、腹膜平衡試験に基づく腹膜
透析機能のデータを入力する画面と３ポアモデルによる
腹膜透析機能の試験に基づくデータを入力する画面のい
ずれかを選択する選択手段と、選択手段により選択され
た入力画面を表示する表示手段と、腹膜透析機能の試験
のデータを入力する入力手段とを備え、入力データに基
づいて、至適透析を演算(選択)することを特徴とする。
に、本発明は、腹膜透析ポンプに必要なプログラムを電
子的にロード可能にした腹膜透析プログラムモジュール
と、腹膜透析ポンプ、ユーザーインターフェースを含む
腹膜透析装置とからなる腹膜透析システムであって、ユ
ーザーインターフェースは、腹膜平衡試験に基づく腹膜
透析機能のデータを入力する画面と３ポアモデルによる
腹膜透析機能の試験に基づくデータを入力する画面のい
ずれかを選択する選択手段と、選択手段により選択され
た入力画面を表示する表示手段と、腹膜透析機能の試験
のデータを入力する入力手段とを備え、入力データに基
づいて、至適透析を演算(選択)することを特徴とする。
【０００９】本発明は、また、腹膜透析ポンプに必要な
プログラムを電子的にロード可能にした腹膜透析プログ
ラムモジュールと、腹膜透析ポンプ、ユーザーインター
フェースを含む腹膜透析装置とからなる腹膜透析システ
ムであって、ユーザーインターフェースは、腹膜平衡試
験による腹膜透析機能試験結果を入力する入力手段と、
入力データに基づいて、至適透析の指標としてどの評価
方法が選択されたか否かを自動的に選択して表示するよ
うにした表示手段を備え、入力データに基づいて、至適
透析を演算(選択)することを特徴とする。
プログラムを電子的にロード可能にした腹膜透析プログ
ラムモジュールと、腹膜透析ポンプ、ユーザーインター
フェースを含む腹膜透析装置とからなる腹膜透析システ
ムであって、ユーザーインターフェースは、腹膜平衡試
験による腹膜透析機能試験結果を入力する入力手段と、
入力データに基づいて、至適透析の指標としてどの評価
方法が選択されたか否かを自動的に選択して表示するよ
うにした表示手段を備え、入力データに基づいて、至適
透析を演算(選択)することを特徴とする。
【００１０】また、腹膜透析システムにおけるユーザー
インターフェースの制御プログラムコードが記憶された
コンピュータ可読記憶媒体であって、腹膜平衡試験に基
づく腹膜透析機能のデータを入力する画面と３ポアモデ
ルによる腹膜透析機能の試験に基づくデータを入力する
画面のいずれかを選択するステップのプログラムコード
と、選択手段により選択された入力画面を表示するステ
ップのプログラムコードとからなることを特徴とする腹
膜透析システムにおけるユーザーインターフェースの制
御プログラムコードが記憶されたコンピュータ可読記憶
媒体である。
インターフェースの制御プログラムコードが記憶された
コンピュータ可読記憶媒体であって、腹膜平衡試験に基
づく腹膜透析機能のデータを入力する画面と３ポアモデ
ルによる腹膜透析機能の試験に基づくデータを入力する
画面のいずれかを選択するステップのプログラムコード
と、選択手段により選択された入力画面を表示するステ
ップのプログラムコードとからなることを特徴とする腹
膜透析システムにおけるユーザーインターフェースの制
御プログラムコードが記憶されたコンピュータ可読記憶
媒体である。
【００１１】また、腹膜透析システムにおけるユーザー
インターフェースの制御プログラムコードが記憶された
コンピュータ可読記憶媒体であって、腹膜平衡試験によ
る腹膜透析機能試験結果を入力する入力画面に基づいて
入力されたデータに基づいて、至適(最適）透析の指標
としてどの評価方法が選択されたか否かを自動的に選択
するステップのプログラムコードと、選択された結果を
表示するステップのプログラムコードとからなることを
特徴とする腹膜透析システムにおけるユーザーインター
フェースの制御プログラムコードが記憶されたコンピュ
ータ可読記憶媒体である。
インターフェースの制御プログラムコードが記憶された
コンピュータ可読記憶媒体であって、腹膜平衡試験によ
る腹膜透析機能試験結果を入力する入力画面に基づいて
入力されたデータに基づいて、至適(最適）透析の指標
としてどの評価方法が選択されたか否かを自動的に選択
するステップのプログラムコードと、選択された結果を
表示するステップのプログラムコードとからなることを
特徴とする腹膜透析システムにおけるユーザーインター
フェースの制御プログラムコードが記憶されたコンピュ
ータ可読記憶媒体である。
【００１２】また、腹膜透析プログラムモジュールは、
ＮＰＤ(夜間腹膜透析)／ＣＣＰＤ(連続周期的腹膜透析)
においては初期排液量，注液量，貯留時間，最終注液
量，透析時間，総透析量，総除水量，サイクル数，初期
注液量等を含み、ＴＰＤ(タイダール透析)においてはサ
イクル数，初期注液量等を含むタイダール・パターンを
含むことを特徴とする。
ＮＰＤ(夜間腹膜透析)／ＣＣＰＤ(連続周期的腹膜透析)
においては初期排液量，注液量，貯留時間，最終注液
量，透析時間，総透析量，総除水量，サイクル数，初期
注液量等を含み、ＴＰＤ(タイダール透析)においてはサ
イクル数，初期注液量等を含むタイダール・パターンを
含むことを特徴とする。
【００１３】また、腹膜透析機能は、血液中溶質濃度
（ＣＢ）［ｍｇ/ｍＬ］残腎機能（Ｃ ＬＲ）［ｍＬ/ｍｉ
ｎ］、腹膜の総括移動・膜面積係数（ＫＡ：ＭＴＡＣ）
［ｍＬ/ｍｉｎ］、反撥係数（σ）、限外濾過量（限外
濾過流量ＱＵ）［ｍＬ/ｍｉｎ］、体内での溶質生成速
度（Ｇ）［ｍｇ/ｍｉｎ］であることを特徴とする。ま
た、腹膜透析プログラムプログラムモジュールは、医療
サイトから情報データベースへのアクセスによりダウン
ロード可能としたことを特徴とする。
（ＣＢ）［ｍｇ/ｍＬ］残腎機能（Ｃ ＬＲ）［ｍＬ/ｍｉ
ｎ］、腹膜の総括移動・膜面積係数（ＫＡ：ＭＴＡＣ）
［ｍＬ/ｍｉｎ］、反撥係数（σ）、限外濾過量（限外
濾過流量ＱＵ）［ｍＬ/ｍｉｎ］、体内での溶質生成速
度（Ｇ）［ｍｇ/ｍｉｎ］であることを特徴とする。ま
た、腹膜透析プログラムプログラムモジュールは、医療
サイトから情報データベースへのアクセスによりダウン
ロード可能としたことを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の腹膜透析システ
ムの概観斜視図、図２は、腹膜透析システムのブロック
図である。腹膜透析装置システム１は、腹膜透析装置本
体１と腹膜透析装置本体１に対して着脱可能に装着され
るカセット２を備えている。腹膜透析装置本体１は、表
示／入力手段(表示／入力パネル)１１、停止ボタン１
２、スピーカ１３、カセット装着部１５、開始ボタン１
６、二点鎖線図示の回動可能なフタ１７を備えている。
表示／入力手段(表示／入力パネル)１１は、防水性のタ
ッチパネルで形成され、押圧操作で腹膜透析に必要な各
種情報の表示と、腹膜機能試験項目に基づく試験結果の
入力、透析パラメータ(透析時間、透析パターン、総透
析液量等)の入力が可能となっている。
ムの概観斜視図、図２は、腹膜透析システムのブロック
図である。腹膜透析装置システム１は、腹膜透析装置本
体１と腹膜透析装置本体１に対して着脱可能に装着され
るカセット２を備えている。腹膜透析装置本体１は、表
示／入力手段(表示／入力パネル)１１、停止ボタン１
２、スピーカ１３、カセット装着部１５、開始ボタン１
６、二点鎖線図示の回動可能なフタ１７を備えている。
表示／入力手段(表示／入力パネル)１１は、防水性のタ
ッチパネルで形成され、押圧操作で腹膜透析に必要な各
種情報の表示と、腹膜機能試験項目に基づく試験結果の
入力、透析パラメータ(透析時間、透析パターン、総透
析液量等)の入力が可能となっている。
【００１５】カセット２は、ポンプ部２１、流路切替部
２２、加温部２４を備えている。このカセット２は、腹
膜透析装置本体１カセット装着部１５に挿入した後、フ
タ１７を閉じることにより、腹膜透析装置本体１にセッ
トされることになる。セットされた状態で、チューブ開
口部２３ａから、チューブ２３が延設し、透析液バッ
グ、患者腹腔(いずれも不図示)などに連通する。
２２、加温部２４を備えている。このカセット２は、腹
膜透析装置本体１カセット装着部１５に挿入した後、フ
タ１７を閉じることにより、腹膜透析装置本体１にセッ
トされることになる。セットされた状態で、チューブ開
口部２３ａから、チューブ２３が延設し、透析液バッ
グ、患者腹腔(いずれも不図示)などに連通する。
【００１６】腹膜透析装置本体１の開始ボタン１６を押
す(ステップＳ１)と初期画面(不図示)の後、記憶部(記
憶手段)２０に記憶されていた前回の透析パラメータか
メモリカード１４に各患者のＩＤ(識別番号)と対応づけ
て記憶されていた前回の透析パラメータをデータ読取部
(読取手段)１９で読取り、表示部１１に図３のようにタ
ッチパネル方式の画面が表示される。この時、各患者の
ＩＤ(識別番号)も併せて表示するようにしてもよい。
す(ステップＳ１)と初期画面(不図示)の後、記憶部(記
憶手段)２０に記憶されていた前回の透析パラメータか
メモリカード１４に各患者のＩＤ(識別番号)と対応づけ
て記憶されていた前回の透析パラメータをデータ読取部
(読取手段)１９で読取り、表示部１１に図３のようにタ
ッチパネル方式の画面が表示される。この時、各患者の
ＩＤ(識別番号)も併せて表示するようにしてもよい。
【００１７】図３の画面で、「変更」ボタン３００を押
すと、図４に示すように、「『ＰＥＴ入力画面』か『３
ポア入力画面』のいずれかを選択してください」との指
示が表示部１１に画面表示１００され、スピーカ１３か
ら音声でも指示される。画面表示１００でいずれかを押
し、「次ヘ」１０１ボタンを押す。「ＰＥＴ入力画面」
を選択する(ステップＳ２ａ)と、図５に示す画面が、ま
た、「３ポア入力画面」を選択すると図６に示す画面が
表示部１１に表示される。
すと、図４に示すように、「『ＰＥＴ入力画面』か『３
ポア入力画面』のいずれかを選択してください」との指
示が表示部１１に画面表示１００され、スピーカ１３か
ら音声でも指示される。画面表示１００でいずれかを押
し、「次ヘ」１０１ボタンを押す。「ＰＥＴ入力画面」
を選択する(ステップＳ２ａ)と、図５に示す画面が、ま
た、「３ポア入力画面」を選択すると図６に示す画面が
表示部１１に表示される。
【００１８】図５において、「ＰＥＴ入力画面」という
案内画面１３１、スピーカ１３による音声による案内を
確認して、画面に表示された入力項目〔０時間,２時間,
４時間のブドウ糖濃度(Ｄ，Ｄ０)，濃度比(Ｄ/Ｄ０),ク
レアチニン濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ)〕を入力項目画
面１１１に順次入力する(ステップＳ３)と、入力結果に
基づいて透析状態,至適(最適)透析方法案内画面１２１
に、例えば、腹膜容積透過能：「高」、限外濾過：「平
均」、透析状態：「良好」、至適(最適)透析方法：「Ｎ
ＩＰＤ」等、演算部(CPU)１０での判断結果が表示され
る(ステップＳ４)。
案内画面１３１、スピーカ１３による音声による案内を
確認して、画面に表示された入力項目〔０時間,２時間,
４時間のブドウ糖濃度(Ｄ，Ｄ０)，濃度比(Ｄ/Ｄ０),ク
レアチニン濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ)〕を入力項目画
面１１１に順次入力する(ステップＳ３)と、入力結果に
基づいて透析状態,至適(最適)透析方法案内画面１２１
に、例えば、腹膜容積透過能：「高」、限外濾過：「平
均」、透析状態：「良好」、至適(最適)透析方法：「Ｎ
ＩＰＤ」等、演算部(CPU)１０での判断結果が表示され
る(ステップＳ４)。
【００１９】「次ヘ」ボタン１４１を押すと、図８に示
す入力画面に移り、透析パラメータ〔治療パターン(入
力画面３１)，(ＮＰＤ／ＣＣＰＤにおいては初期排液量
(入力画面３４)，注液量(入力画面３５)，貯留時間(入
力画面３６)，サイクル数(入力画面３７)，最終注液量
(入力画面３９)，透析時間，総透析量，総除水量，初期
注液量等を含み、ＴＰＤ(タイダール)においてはサイク
ル数，初期注液量等を含むタイダールパターンを含む)
を設定、入力する(ステップＳ５)。また、治療開始時間
(入力画面４１)もタッチパネル方式で設定入力する。
「戻る」ボタン１４１を押すと前画面(図３)に戻る。
す入力画面に移り、透析パラメータ〔治療パターン(入
力画面３１)，(ＮＰＤ／ＣＣＰＤにおいては初期排液量
(入力画面３４)，注液量(入力画面３５)，貯留時間(入
力画面３６)，サイクル数(入力画面３７)，最終注液量
(入力画面３９)，透析時間，総透析量，総除水量，初期
注液量等を含み、ＴＰＤ(タイダール)においてはサイク
ル数，初期注液量等を含むタイダールパターンを含む)
を設定、入力する(ステップＳ５)。また、治療開始時間
(入力画面４１)もタッチパネル方式で設定入力する。
「戻る」ボタン１４１を押すと前画面(図３)に戻る。
【００２０】図６においても図５と同様に、「３ポア入
力画面」という案内画面１３２、音声による案内を確認
して、画面に表示された入力項目〔０時間,０.５時間,
１.０時間,２時間,４時間のブドウ糖濃度(Ｄ，Ｄ０)，
濃度比(Ｄ/Ｄ０),クレアチニン濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/
Ｐ),尿素窒素濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ),アルブミン濃
度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ)〕を入力項目画面１１２に順
次入力項目を入力する(ステップＳ３)と、入力結果に基
づいて透析状態,至適(最適)透析方法案内画面１２２
に、例えば、腹膜容積透過能：「高」、限外濾過：「平
均」、透析状態：「良好」、至適(最適)透析方法：「Ｎ
ＩＰＤ」等、演算部(CPU)１０での判断(選択)結果が表
示される(ステップＳ４ａ)。
力画面」という案内画面１３２、音声による案内を確認
して、画面に表示された入力項目〔０時間,０.５時間,
１.０時間,２時間,４時間のブドウ糖濃度(Ｄ，Ｄ０)，
濃度比(Ｄ/Ｄ０),クレアチニン濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/
Ｐ),尿素窒素濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ),アルブミン濃
度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ)〕を入力項目画面１１２に順
次入力項目を入力する(ステップＳ３)と、入力結果に基
づいて透析状態,至適(最適)透析方法案内画面１２２
に、例えば、腹膜容積透過能：「高」、限外濾過：「平
均」、透析状態：「良好」、至適(最適)透析方法：「Ｎ
ＩＰＤ」等、演算部(CPU)１０での判断(選択)結果が表
示される(ステップＳ４ａ)。
【００２１】「次ヘ」ボタン１４２を押すと、図８に示
す入力画面に移り、透析パラメータ〔治療パターン，
(ＮＰＤ／ＣＣＰＤにおいては初期排液量，注液量，貯
留時間，サイクル数，最終注液量，透析時間，総透析
量，総除水量，初期注液量等を含み、ＴＰＤ(タイダー
ル)においてはサイクル数，初期注液量等を含むタイダ
ールパターンを含む)を設定、入力する(ステップＳ
５)。「戻る」ボタン１４１を押すと前画面(図３)に戻
る。
す入力画面に移り、透析パラメータ〔治療パターン，
(ＮＰＤ／ＣＣＰＤにおいては初期排液量，注液量，貯
留時間，サイクル数，最終注液量，透析時間，総透析
量，総除水量，初期注液量等を含み、ＴＰＤ(タイダー
ル)においてはサイクル数，初期注液量等を含むタイダ
ールパターンを含む)を設定、入力する(ステップＳ
５)。「戻る」ボタン１４１を押すと前画面(図３)に戻
る。
【００２２】また、別の実施形態として、図３の画面
で、「変更」ボタン３００を押すと、図７に示す画面を
表示させ(ステップＳ２ｂ)、入力項目〔０時間,０.５時
間,１.０時間,１.５時間,２時間,３時間,４時間,６時
間,８時間のブドウ糖濃度(Ｄ，Ｄ ０)，濃度比(Ｄ/
Ｄ０),クレアチニン濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ),尿素窒
素濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ),アルブミン濃度(Ｄ,Ｐ),
濃度比(Ｄ/Ｐ)〕を入力項目画面１１２に入力(ステップ
Ｓ3)するするようにして、入力された項目に基づいて、
ＰＥＴ試験に基づく腹膜透析方法か、３ポアモデルによ
る腹膜透析方法のいずれかを自動的に判断して表示させ
る。
で、「変更」ボタン３００を押すと、図７に示す画面を
表示させ(ステップＳ２ｂ)、入力項目〔０時間,０.５時
間,１.０時間,１.５時間,２時間,３時間,４時間,６時
間,８時間のブドウ糖濃度(Ｄ，Ｄ ０)，濃度比(Ｄ/
Ｄ０),クレアチニン濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ),尿素窒
素濃度(Ｄ,Ｐ),濃度比(Ｄ/Ｐ),アルブミン濃度(Ｄ,Ｐ),
濃度比(Ｄ/Ｐ)〕を入力項目画面１１２に入力(ステップ
Ｓ3)するするようにして、入力された項目に基づいて、
ＰＥＴ試験に基づく腹膜透析方法か、３ポアモデルによ
る腹膜透析方法のいずれかを自動的に判断して表示させ
る。
【００２３】どの試験に基づく透析方法であるかの判断
結果は、判断結果表示部１２４に「入力データからＰＥ
Ｔ試験に基づく腹膜透析方法が選択されました」等表示
させ(ステップＳ４ｂ)、併せて音声により案内してもよ
い。図７では、ＰＥＴ試験に基づく腹膜透析方法が選択
された旨の表示が成された例である。「次ヘ」ボタン１
４３を押すと、図８に示す画面に移り、透析パラメータ
〔治療パターン，(ＮＰＤ／ＣＣＰＤにおいては初期排
液量，注液量，貯留時間，サイクル数，最終注液量，透
析時間，総透析量，総除水量，初期注液量等を含み、Ｔ
ＰＤ(タイダール)においてはサイクル数，初期注液量等
を含むタイダールパターンを含む)を設定、入力する(ス
テップＳ５)。「戻る」ボタン１４１を押すと前画面(図
３)に戻る。
結果は、判断結果表示部１２４に「入力データからＰＥ
Ｔ試験に基づく腹膜透析方法が選択されました」等表示
させ(ステップＳ４ｂ)、併せて音声により案内してもよ
い。図７では、ＰＥＴ試験に基づく腹膜透析方法が選択
された旨の表示が成された例である。「次ヘ」ボタン１
４３を押すと、図８に示す画面に移り、透析パラメータ
〔治療パターン，(ＮＰＤ／ＣＣＰＤにおいては初期排
液量，注液量，貯留時間，サイクル数，最終注液量，透
析時間，総透析量，総除水量，初期注液量等を含み、Ｔ
ＰＤ(タイダール)においてはサイクル数，初期注液量等
を含むタイダールパターンを含む)を設定、入力する(ス
テップＳ５)。「戻る」ボタン１４１を押すと前画面(図
３)に戻る。
【００２４】設定入力された透析パラメータに従って、
ポンプをポンプ制御部１８で制御し、腹膜透析(注入、
貯留、排液)が実行され、これらのデータは、患者ＩＤ
と共に記憶部２０に記憶される。必要に応じて、メモリ
ーカード１４にも書き込まれる。また、外部通信部２５
を介して情報通信ネットワーク(不図示)を介して、複数
の患者の腹膜透析情報を管理する医療サイトに送信可能
となっている。データ読取部１９では、メモリーカード
１４の患者情報，腹膜透析情報等を読み取ったり、情報
通信ネットワーク(不図示)を介して医療サイトからの患
者情報，腹膜透析情報等を読み取ることも可能である。
ポンプをポンプ制御部１８で制御し、腹膜透析(注入、
貯留、排液)が実行され、これらのデータは、患者ＩＤ
と共に記憶部２０に記憶される。必要に応じて、メモリ
ーカード１４にも書き込まれる。また、外部通信部２５
を介して情報通信ネットワーク(不図示)を介して、複数
の患者の腹膜透析情報を管理する医療サイトに送信可能
となっている。データ読取部１９では、メモリーカード
１４の患者情報，腹膜透析情報等を読み取ったり、情報
通信ネットワーク(不図示)を介して医療サイトからの患
者情報，腹膜透析情報等を読み取ることも可能である。
【００２５】
【発明の効果】医療従事者が入力した腹膜透析試験結果
に基づいて至適透析を自動選択することができる。ま
た、医療従事者が腹膜透析試験方法を任意に選択してそ
の結果を入力することを容易にし、その入力データに基
づいて透析処方プログラムを容易に設定できる。
に基づいて至適透析を自動選択することができる。ま
た、医療従事者が腹膜透析試験方法を任意に選択してそ
の結果を入力することを容易にし、その入力データに基
づいて透析処方プログラムを容易に設定できる。
【図１】 本発明の実施例の外観斜視図である。
【図２】 本発明の実施例の要部のブロック図である。
【図３】 本発明の実施例の表示画面の一例を示す図で
ある。
ある。
【図４】 本発明の実施例の選択画面の一例を示す図で
ある。
ある。
【図５】 本発明の実施例の入力画面の一例を示す図で
ある。
ある。
【図６】 本発明の実施例の入力画面の一例を示す図で
ある。
ある。
【図７】 本発明の実施例の入力画面の一例を示す図で
ある。
ある。
【図８】 本発明の実施例の入力画面のフローの一例を
示す図である。
示す図である。
【図９】 本発明の実施例のフローチャートの一例を示
す図である。
す図である。
１…腹膜透析装置本体、２…カセット、１１…表示/入
力パネル、１２…停止ボタン、１３…スピーカ、１４…
メモリカード、１５…カセット装着部、１６…開始ボタ
ン、１７…フタ、１８…ポンプ制御部、１９…データ読
取部、２０…記憶部、２１…ポンプ部、２２…流路切替
部、２３…チューブ、２４…加温部、２５…外部通信部
力パネル、１２…停止ボタン、１３…スピーカ、１４…
メモリカード、１５…カセット装着部、１６…開始ボタ
ン、１７…フタ、１８…ポンプ制御部、１９…データ読
取部、２０…記憶部、２１…ポンプ部、２２…流路切替
部、２３…チューブ、２４…加温部、２５…外部通信部
Claims (7)
- 【請求項１】腹膜透析ポンプに必要なプログラムを電子
的にロード可能にした腹膜透析プログラムモジュール
と、腹膜透析ポンプ、ユーザーインターフェースを含む
腹膜透析装置とからなる腹膜透析システムであって、 該ユーザーインターフェースは、 腹膜平衡試験に基づく腹膜透析機能のデータを入力する
画面と３ポアモデルによる腹膜透析機能の試験に基づく
データを入力する画面のいずれかを選択する選択手段
と、 該選択手段により選択された入力画面を表示する表示手
段と、 該腹膜透析機能の試験のデータを入力する入力手段とを
備え、 該入力データに基づいて、至適透析を演算することを特
徴とする腹膜透析システム。 - 【請求項２】腹膜透析ポンプに必要なプログラムを電子
的にロード可能にした腹膜透析プログラムモジュール
と、腹膜透析ポンプ、ユーザーインターフェースを含む
腹膜透析装置とからなる腹膜透析システムであって、 該ユーザーインターフェースは、 腹膜平衡試験による腹膜透析機能試験結果を入力する入
力手段と、 該入力データに基づいて、至適透析の指標としてどの評
価方法が選択されたか否かを自動的に選択して表示する
ようにした表示手段を備え、 該入力データに基づいて、至適透析を演算することを特
徴とする腹膜透析システム。 - 【請求項３】該腹膜透析プログラムモジュールは、ＮＰ
Ｄ／ＣＣＰＤにおいては初期排液量，注液量，貯留時
間，最終注液量，透析時間，総透析量，総除水量，サイ
クル数，初期注液量等を含み、ＴＰＤ(タイダール)にお
いてはサイクル数，初期注液量等を含むタイダールパタ
ーンを含むことを特徴とする請求項１に記載の腹膜透析
システム。 - 【請求項４】該腹膜透析機能は、血液中溶質濃度
（ＣＢ）［ｍｇ/ｍＬ］残腎機能（ＣＬＲ）［ｍＬ/ｍｉ
ｎ］、腹膜の総括移動・膜面積係数（ＫＡ：ＭＴＡＣ）
［ｍＬ/ｍｉｎ］、反撥係数（σ）、限外濾過量（限外
濾過流量ＱＵ）［ｍＬ/ｍｉｎ］、体内での溶質生成速
度（Ｇ）［ｍｇ/ｍｉｎ］であることを特徴とする請求
項１に記載の腹膜透析システム。 - 【請求項５】該腹膜透析プログラムモジュールは、医療
サイトから情報データベースへのアクセスによりダウン
ロード可能としたことを特徴とする請求項１に記載の腹
膜透析システム。 - 【請求項６】腹膜透析システムにおけるユーザーインタ
ーフェースの制御プログラムコードが記憶されたコンピ
ュータ可読記憶媒体であって、 腹膜平衡試験に基づく腹膜透析機能のデータを入力する
画面と３ポアモデルによる腹膜透析機能の試験に基づく
データを入力する画面のいずれかを選択するステップの
プログラムコードと、 該選択手段により選択された入力画面を表示するステッ
プのプログラムコードとからなることを特徴とする腹膜
透析システムにおけるユーザーインターフェースの制御
プログラムコードが記憶されたコンピュータ可読記憶媒
体。 - 【請求項７】腹膜透析システムにおけるユーザーインタ
ーフェースの制御プログラムコードが記憶されたコンピ
ュータ可読記憶媒体であって、 腹膜平衡試験による腹膜透析機能試験結果を入力する入
力画面に基づいて入力されたデータに基づいて、至適透
析の指標としてどの評価方法が選択されたか否かを自動
的に選択するステップのプログラムコードと、 選択された結果を表示するステップのプログラムコード
とからなることを特徴とする腹膜透析システムにおける
ユーザーインターフェースの制御プログラムコードが記
憶されたコンピュータ可読記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002079981A JP4217024B2 (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 腹膜透析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002079981A JP4217024B2 (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 腹膜透析装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003275301A true JP2003275301A (ja) | 2003-09-30 |
| JP4217024B2 JP4217024B2 (ja) | 2009-01-28 |
Family
ID=29206347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002079981A Expired - Lifetime JP4217024B2 (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 腹膜透析装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP4217024B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2016104270A (ja) * | 2003-11-05 | 2016-06-09 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッドＢａｘｔｅｒ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｉｎｃｏｒｐ０Ｒａｔｅｄ | ダウンロードされた処方エントリを含む透析システム |
| US9514283B2 (en) | 2008-07-09 | 2016-12-06 | Baxter International Inc. | Dialysis system having inventory management including online dextrose mixing |
| JP2019055025A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 株式会社モリタ製作所 | 医療用診療システムおよび医療用診療装置 |
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-
2002
- 2002-03-22 JP JP2002079981A patent/JP4217024B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (15)
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|---|---|---|---|---|
| US10183109B2 (en) | 2003-11-05 | 2019-01-22 | Baxter International Inc. | Hemodialysis system including a disposable cassette |
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| JP2016104270A (ja) * | 2003-11-05 | 2016-06-09 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッドＢａｘｔｅｒ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｉｎｃｏｒｐ０Ｒａｔｅｄ | ダウンロードされた処方エントリを含む透析システム |
| US10293096B2 (en) | 2003-11-05 | 2019-05-21 | Baxter International Inc. | Dialysis system including cassette with pumping tubes |
| US10245369B2 (en) | 2003-11-05 | 2019-04-02 | Baxter International Inc. | Systems and methods for priming hemodialysis using dialysis fluid |
| US10245370B2 (en) | 2003-11-05 | 2019-04-02 | Baxter International Inc. | Renal failure therapy machines and methods including convective and diffusive clearance |
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| US9690905B2 (en) | 2008-07-09 | 2017-06-27 | Baxter International Inc. | Dialysis treatment prescription system and method |
| US9582645B2 (en) | 2008-07-09 | 2017-02-28 | Baxter International Inc. | Networked dialysis system |
| JP2011527616A (ja) * | 2008-07-09 | 2011-11-04 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド | 治療処方呼び戻しを有する透析システムおよび機械 |
| US9141760B2 (en) | 2008-07-09 | 2015-09-22 | Baxter International Inc. | System and method for selection of stored dialysis therapy prescriptions |
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| JP2020099702A (ja) * | 2008-07-09 | 2020-07-02 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッドＢａｘｔｅｒ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｉｎｃｏｒｐ０Ｒａｔｅｄ | 無線での患者データを含む透析方法 |
| JP7179792B2 (ja) | 2008-07-09 | 2022-11-29 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド | 透析システム |
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|---|---|
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