JP2003275149A - 窓ガラス掃除装置 - Google Patents

窓ガラス掃除装置

Info

Publication number
JP2003275149A
JP2003275149A JP2002082314A JP2002082314A JP2003275149A JP 2003275149 A JP2003275149 A JP 2003275149A JP 2002082314 A JP2002082314 A JP 2002082314A JP 2002082314 A JP2002082314 A JP 2002082314A JP 2003275149 A JP2003275149 A JP 2003275149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
shaft portion
cleaning liquid
cleaning
wiping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002082314A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Oikawa
博之 及川
Jiro Shimizu
二郎 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GLOBAL KK
Original Assignee
GLOBAL KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GLOBAL KK filed Critical GLOBAL KK
Priority to JP2002082314A priority Critical patent/JP2003275149A/ja
Publication of JP2003275149A publication Critical patent/JP2003275149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全に効率よく窓ガラス、特にその外面
を掃除することができる窓ガラス掃除装置を提供するこ
とである。 【解決手段】 窓ガラスの掃除に用いられる装置であっ
て、第1の軸部11と、第2の軸部12と、これらの基
端同士を連結するブリッジ部13とを備え、第1の軸部
11を窓ガラスの外側に位置させ、同時に第2の軸部1
2を窓ガラスの内側に位置させることができるよう構成
された略U字形の柄部1と、この柄部1における第1の
軸部11の先端側に設けられた払拭部2と、この払拭部
2に隣接して、柄部1における第1の軸部11の先端側
に設けられた洗浄液噴射ノズル部3と、この洗浄液噴射
ノズル部3に洗浄液を供給するための洗浄液供給機構部
4とを具備してなる窓ガラス掃除装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、窓ガラス、特にそ
の屋外側の面を掃除するための窓ガラス掃除装置に関す
るものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】建物の窓ガラスの外面
(屋外側の面)は、風雨にさらされるので汚れやすい
が、その一方で掃除は非常に困難である。そこで、作業
をしやすくするために、窓ガラス専用の掃除器具が提案
されている。
【0003】最も一般的な掃除器具は、伸縮自在な柄の
先端に、スポンジなどからなる払拭部材を取り付けたも
のである。これを用いた場合には、柄を必要な長さとな
るように伸長させて(あるいは短縮させて)作業を行う
ことになる。だが、こうした器具を用いたとしても、や
はり窓ガラスの外面の掃除には多大な困難を伴う。すな
わち、窓から身をのり出した状態で作業せざるを得ない
ので、体勢が不安定になりやすく、しかも高い階に行く
ほど作業に付随する危険が大きくなる。
【0004】こうした危険を伴わずに、窓ガラスの外面
の掃除が行えるよう工夫された器具も提案されている。
これは、窓ガラスを挟んで、屋内側および屋外側それぞ
れ位置させられる二つの掃除板からなる。そして、たと
えば一方側には永久磁石が、他方側には鉄などの着磁性
部材が埋設されており、両者は窓ガラスを隔てて吸着し
合うようになっている。
【0005】本器具を使用する際には、二つの掃除板は
窓ガラスを挟んでセットされる。つまり、両者は窓ガラ
スを挟み込んで一体化される。この状態で、屋内側の掃
除板を移動させれば、言うまでもなく窓ガラス内面の汚
れが除去されるが、それだけでなく、この動きに追従し
て屋外側の掃除板も移動する。この結果、窓ガラスの内
面および外面を同時に掃除することが可能となる。しか
も、窓から身をのり出す必要はないので、安定した姿勢
で安全に作業が行える。
【0006】だが、こうした磁力式の掃除器具にも、や
はり問題点がある。すなわち、磁石の吸引力には限界が
あり、しかもそれは掃除板同士の間隔が大きくなればな
るほど急激に弱まる。このため、本掃除用具を用いて実
際に作業を行うと、屋外側の掃除板が、屋内側の掃除板
の動きに完全には追従できず、頻繁に窓ガラスから剥落
してしまう。むろん、屋内側の掃除板を動かす速度を非
常に低くすれば、こうしたトラブルは起き難くなるが、
それでは作業効率が著しく低下してしまうので現実的で
はない。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、安全に効率よく窓ガラス、特にその外面を掃除す
ることができる窓ガラス掃除装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の実情に基
づいてなされたものであって、この課題は、窓ガラスの
掃除に用いられる装置であって、第1の軸部と、第2の
軸部と、前記第1の軸部および前記第2の軸部の基端同
士を連結するブリッジ部とを備え、前記第1の軸部を窓
ガラスの外側に位置させ、同時に前記第2の軸部を窓ガ
ラスの内側に位置させることができるよう構成された略
U字形の柄部と、この柄部における第1の軸部の先端側
に設けられた払拭部と、この払拭部に隣接して、前記柄
部における第1の軸部の先端側に設けられた洗浄液噴射
ノズル部と、この洗浄液噴射ノズル部に洗浄液を供給す
るための洗浄液供給機構部とを具備してなることを特徴
とする窓ガラス掃除装置によって解決される。
【0009】すなわち、窓ガラス掃除装置をこのような
構造とした場合、窓ガラスの外面の掃除は、装置の屋外
側に位置させられる部分、すなわち第1の軸部の先端に
設けられた払拭部を用いて(更に必要に応じて洗浄液を
吹き付けながら)行える。しかもこの払拭部の、したが
って装置の操作は、柄部の屋内側に位置させられる部分
すなわち第2の軸部やブリッジ部を用いることで、屋内
に居ながらにして行える。つまり、本発明に係る窓ガラ
ス掃除装置を用いれば、窓ガラスの外面を掃除する際、
窓から身をのり出す必要が全くないので、常時、安定し
た体勢で作業を実施できる。よって、階の高低に関係な
く、極めて安全に、かつ、効率よく窓ガラスを、特にそ
の外面を掃除することが可能となる。
【0010】なお、本発明に係る窓ガラス掃除装置にあ
っては、払拭部として、スクレーパーとスポンジ体と
を、互いの背同士が向き合うよう連結して構成されたも
のを用いるのが好ましい。このようにすれば、払拭部を
別のものに交換することなく、その向きを変えるだけ
で、さまざまな作業に対応できるようになる。すなわ
ち、スクレーパー側を用いれば、窓ガラス表面の軽微な
汚れや水滴の拭き取りが効率よく行え、一方、スポンジ
体側を用いれば、窓ガラス表面に比較的強固に付着した
汚れを効果的に擦り取ることができる。なお、「スクレ
ーパーの背」および「スポンジ体の背」とは、それらの
窓ガラス表面に当接する部位の逆端を意味する。
【0011】また、本発明に係る窓ガラス掃除装置にあ
っては、第1の軸部および/または第2の軸部は伸縮自
在であって、かつ、長さ寸法を固定できるよう構成され
てなるものであることが好ましい。こうすることで、掃
除可能な範囲を自由に拡大することができるようにな
り、窓ガラスのサイズを問わずに対応が可能となる。
【0012】更に、本発明に係る窓ガラス掃除装置が備
える払拭部は、窓ガラスと接する部分の縁線と、第1の
軸部の中心軸線とのなす角度を変更可能であるよう、言
い換えれば払拭部は首振り可能であるよう、この第1の
軸部に取り付けられてなることが望ましい。このように
すれば、払拭部の角度を適当に調節することで、第1の
軸部を斜めに傾けた状態でも、払拭部を窓ガラスの枠と
平行に動かせるようになる。したがって、窓ガラス表面
のいかなる領域にも、払拭部を確実かつ容易に到達させ
ることができ、作業性の更なる向上が図れる。
【0013】なお、本発明に係る窓ガラス掃除装置が備
える洗浄液供給機構部としては、洗浄液が充填されたタ
ンクと、このタンク内の洗浄液を洗浄液噴射ノズル部側
に圧送するポンプと、このポンプの作用で圧送される洗
浄液を洗浄液噴射ノズル部まで輸送するための輸液チュ
ーブとを具備してなるものが挙げられる。ちなみに、タ
ンクに充填される洗浄液としては、たとえば水(真水)
が挙げられる。だが、真水と洗剤を溶かした水とをそれ
ぞれ別々のタンクに充填しておき、必要に応じて、使用
するタンクを切り替えることで、いずれか一方の洗浄液
を選択的に使用できるよう構成してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を用いて、本発
明の一実施形態を具体的に説明する。なお、図1は本実
施形態に係る窓ガラス掃除装置の全体図、図2は払拭部
の取り付け部分を示す斜視図、図3および図4は本実施
形態に係る窓ガラス掃除装置を用いた掃除作業の様子を
示す概略図である。
【0015】本実施形態に係る窓ガラス掃除装置(以
下、本掃除装置と言う)は、たとえば一般家屋やビルデ
ィングなどの窓ガラス、特にその屋外側の面(外面)を
掃除するのに用いられるものである。
【0016】本掃除装置は図1からわかるように、主要
構成要素として、略U字形の柄部1と、その一端(先端
側)に設けられた払拭部2と、この払拭部2に隣接し
て、やはり柄部1の一端(先端側)に設けられた洗浄液
噴射ノズル部3と、更にこの洗浄液噴射ノズル部3に洗
浄液を供給するための洗浄液供給機構部4とを具備す
る。
【0017】このうち柄部1は、第1の軸部11、第2
の軸部12、そしてこれら第1の軸部11および第2の
軸部12の基端同士を連結するブリッジ部13からでき
ている。更にこの柄部1は、掃除作業の際、第1の軸部
11を窓ガラスの外側に位置させ、同時に第2の軸部1
2を窓ガラスの内側に位置させることができるよう構成
されている。つまり、ブリッジ部13によって平行に連
結されている第1の軸部11と第2の軸部12との間隔
(図1中、Dで示す)は、窓部分全体の厚みよりも大き
く設定されている。
【0018】更に具体的に言うと、建物の窓部分が2枚
のガラス板から構成されている場合には、これらのガラ
ス板それぞれを保持する二つの窓枠の厚みの総和より
も、上記間隔Dが十分に大きなものとなるよう本掃除装
置は構成されることになる。なお、本実施形態ではブリ
ッジ部13を別部材としたが、もし必要とあれば、それ
を第1の軸部11および第2の軸部12の両方あるいは
いずれか一方の基端部と一体化させてもよい。
【0019】更に言えば、第1の軸部11および第2の
軸部12は伸縮自在となっており、かつ、その長さ寸法
を固定できるよう構成されている。言い換えれば、両者
は長さ寸法を無段階に調節できるようになっている。な
お、この長さ調節には、第1の軸部11および第2の軸
部12ともに、その途中に設けたロックリング14aお
よびロックリング14bが使用される。
【0020】更に詳しく言うと、まず第1の軸部11
は、概して、ブリッジ部13に接合された外筒11a
と、その内部に収納された内筒11bと、ロックリング
14aとからできている。そして、このロックリング1
4aを順方向に回転させることで、外筒11aに対する
内筒11bの堅固な位置固定状態(第1の軸部11の長
さ寸法を固定した状態)が得られる。一方、ロックリン
グ14aを逆方向に回転させることで、外筒11aに対
する内筒11bの位置固定状態が解かれ、第1の軸部1
1の長さ寸法が再び調節可能となる。
【0021】なお、払拭部2を回転(第1の軸部11の
中心軸線まわりの回転)させて、その向きを変える際に
も、同様の操作が行われる。すなわち、ロックリング1
4aを逆方向に回転させて、いったん外筒11aに対す
る内筒11bの位置固定状態を解いた後、内筒11bを
外筒11aに対して回転させ、再度位置固定する操作が
行われることになる。
【0022】こうした仕組みは第2の軸部12について
も同じであり、すなわちこの第2の軸部12も、概し
て、ブリッジ部13に接合された外筒12aと、その内
部に収納された内筒12bと、ロックリング14bとか
らできている。そして、ロックリング14bを順方向に
回転させることで、外筒12aに対する内筒12bの堅
固な位置固定状態(第2の軸部12の長さ寸法を固定し
た状態)が得られる。これに対し、ロックリング14b
を逆方向に回転させれば、外筒12aに対する内筒12
bの位置固定状態が解かれ、第2の軸部12の長さ寸法
が再び調節可能となる。
【0023】なお、内筒12bの、したがって第2の軸
部12の先端には、作業を行う際、本掃除装置を操作す
るのに使用されるグリップ15が設けられている。ま
た、柄部1には、特にそのブリッジ部13には、万が一
の柄部1の落下に備えるため、落下防止バンド16が取
り付けられている。この落下防止バンド16は、身体の
任意の部位に係止されることになる。
【0024】以上を総じて言うと、第1の軸部11につ
いては、ブリッジ部13から払拭部2までの距離を、一
方、第2の軸部12については、同じくブリッジ部13
からグリップ15までの距離を自由に調節できるように
なっている。ただし、第1の軸部11または第2の軸部
12のいずれか一方だけを長さ調節可能としても、ある
いは両者ともに、予め固定された長さ寸法を有するもの
を用いてもよい。
【0025】柄部1における第1の軸部11の先端に設
けられた払拭部2は、スクレーパー21とスポンジ体2
2とを、それらが一直線上に連なるよう連結して構成さ
れたものである。言い換えれば、両者は、互いの背(窓
ガラスに当接する部位の逆端)同士が向き合うような格
好で、ベース23を介して連結されている。このうちス
クレーパー21側は、たとえば窓ガラス表面の軽微な汚
れや水滴の拭き取るのに、一方、スポンジ体22側は、
窓ガラス表面に比較的強固に付着した汚れを擦り取る際
などに用いられる。
【0026】払拭部2は、図2に示すごとく、第1の軸
部11に対してボルト締めによって取り付けられてい
る。更に詳しく言うと、スクレーパー21およびスポン
ジ体22を支持するベース23の中央に設けた舌片23
aと、平板状に構成された第1の軸部11の先端部分と
を貫通するようボルト24をセットし、このボルト24
に蝶ナット25を螺着させている。したがって払拭部2
は、ボルト24を中心として首振り可能となっている。
【0027】更に正確に言うと、払拭部2において窓ガ
ラスと接する部分の縁線(ここではそれと平行なベース
23の中心軸線)と、第1の軸部11の中心軸線とのな
す角度(図2中、θで示す)は自由に変更可能である。
つまり、蝶ナット25を緩めてから払拭部2の傾きを調
節し、蝶ナット25を再度締め込むことで、任意の角度
だけ払拭部2を傾斜させた状態が得られる。
【0028】洗浄液噴射ノズル部3は、払拭部2に隣接
して、第1の軸部11の、したがって柄部1の先端側に
設けられている。この洗浄液噴射ノズル部3は、第1の
軸部11の周囲に被着させた支持リング31に対して一
体的に取り付けられており、また、この支持リング31
は、第1の軸部11の周囲を自由に回転することができ
る。したがって、洗浄液の噴射方向についても任意に調
節可能である。
【0029】この洗浄液噴射ノズル部3に洗浄液を供給
する洗浄液供給機構部4は、主要構成要素として、タン
ク41、ポンプユニット42、そして輸液チューブ43
を具備している。このうちタンク41には、洗浄液(こ
こでは水)Wが充填されている。また、タンク41内の
洗浄液Wを洗浄液噴射ノズル部3側に圧送する役割を果
たすポンプユニット42は、ポンプ本体42aとモータ
ー42bとからでき上がっている。
【0030】このうちポンプ本体42aには、タンクキ
ャップ41aを貫通して、タンク41の底面付近まで延
びるサクションパイプ41bが接続されている。したが
ってポンプユニット42を作動させることで、サクショ
ンパイプ41bを経て、タンク41内に充填された洗浄
液Wが吸い上げられ、更にこの洗浄液Wは上記輸液チュ
ーブ43に送り込まれることになる。こうしてポンプユ
ニット42の作用で圧送される洗浄液Wは、途中にコイ
ル状の部分を設けた輸液チューブ43を経由して洗浄液
噴射ノズル部3に供給される。
【0031】なお、本実施形態では、この輸液チューブ
43を柄部1(正確には第1の軸部11の外筒11aお
よび第2の軸部12の外筒12a)に対して、結束材4
3aを用いて適当な間隔で固定している。また、上述し
た輸液チューブ43におけるコイル状の部分の一つは、
同輸液チューブ43における最も払拭部2に近い固定部
位と洗浄液噴射ノズル部3との間に存在している。これ
は言うまでもなく、輸液チューブ43が固定された外筒
11aに対して、内筒11bが、輸液チューブ43に拘
束されずに突出・退避できるようになっている必要があ
るためである。
【0032】またここでは、輸液チューブ43において
ブリッジ部13に対応した部分を、このブリッジ部13
の内部に配置している。これは、輸液チューブ43がブ
リッジ部13の外側に存在していると、それを手で把持
した際、輸液チューブ43が圧迫され、洗浄液の輸送に
支障を来たす恐れがあるからである。
【0033】本実施形態では、上記タンク41に隣接し
てバッテリーケース44を設け、更に両者を一体化させ
ている。このバッテリーケース44の内部には、洗浄液
供給機構部4を構成する規定能力のバッテリー45が収
納されており、また、上記ポンプユニット42は、バッ
テリーケース44の上面に載置固定されている。更にバ
ッテリーケース44には、掃除作業の際、それをタンク
41やポンプユニット42などとともに、肩から吊り下
げるのに用いるショルダーバンド46が取り付けられて
いる。
【0034】なお、バッテリー45とポンプユニット4
2との間に介在させたスイッチ47は、このショルダー
バンド46の付け根部分に取り付けてある。ポンプユニ
ット42の動作、したがって洗浄液噴射ノズル部3から
の洗浄液の噴射・停止は、このスイッチ47をオン・オ
フ操作することで制御される。
【0035】ここで参考までに、本掃除装置を用いた窓
ガラスの掃除が、どのようにして行われるかについて説
明する(図3および図4参照)。
【0036】窓ガラスの掃除に際しては、先ず本掃除装
置の柄部1を、図3に示すごとく、窓ガラスGを内外か
ら挟み込むように位置させる。続いて、ポンプユニット
42を作動させ、洗浄液噴射ノズル部3から洗浄液を適
量噴射させて、窓ガラス表面の汚れを浮かせる。この後
は、柄部1を左右に動かし、その先端に取り付けた払拭
部2によって汚れを除去すればよい。すなわち、比較的
強固に付着した汚れは、スポンジ体22を用いて擦り落
とした後、払拭部2の向きを180度変えてから、スク
レーパー21を用いて残った汚れや水滴を拭き取ること
になる。一方、軽微な汚れについては、初めからスクレ
ーパー21を用いて拭き取ることになる。
【0037】また、不可避的に柄部1が斜めになるよう
な高い位置を掃除する場合には、図4に示すごとく払拭
部2の角度を調節してから、それを窓枠Sに沿って左右
に動かせばよい。こうすることで、窓ガラス表面の全て
の領域に払拭部2を到達させることができるようにな
り、この結果、拭き残しが皆無となる。
【0038】このように本掃除装置を用いた場合には、
窓ガラスの外面の掃除は、柄部1の屋外側に位置させら
れる部分、すなわち第1の軸部11の先端に設けた払拭
部2を用い、更に必要に応じて洗浄液を吹き付けながら
行える。しかも、この払拭部2の、したがって本掃除装
置の操作は、柄部1の屋内側に位置させられる部分すな
わち第2の軸部12やブリッジ部13を用いることで、
屋内に居ながらにして行える。つまり本掃除装置を用い
れば、窓ガラスの外面を掃除する際、身を窓からのり出
す必要はないので、常時、安定した体勢で作業を実施で
きる。よって、階の高低に関係なく、極めて安全に、か
つ、効率よく窓ガラスを、特にその外面を掃除すること
が可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る窓ガラス掃除装置によれ
ば、安全に効率よく窓ガラス、特にその外面を掃除する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る窓ガラス掃除装置の全
体図
【図2】払拭部の取り付け部分を示す斜視図
【図3】本発明の実施形態に係る窓ガラス掃除装置を用
いた掃除作業の様子を示す概略図
【図4】本発明の実施形態に係る窓ガラス掃除装置を用
いた掃除作業の様子を示す概略図
【符号の説明】
1 柄部 2 払拭部 3 洗浄液噴射ノズル部 4 洗浄液供給機構部 11 第1の軸部 12 第2の軸部 13 ブリッジ部 14a,14b ロックリング 15 グリップ 16 落下防止バンド 21 スクレーパー 22 スポンジ体 41 タンク 42 ポンプユニット 43 輸液チューブ 44 バッテリーケース 45 バッテリー 46 ショルダーバンド 47 スイッチ G 窓ガラス S 窓枠 W 洗浄液(水)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA01 AB52 BB22 BB90 3B201 AA01 AB52 BB22 BB90 BB92 BB94

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓ガラスの掃除に用いられる装置であっ
    て、第1の軸部と、第2の軸部と、前記第1の軸部およ
    び前記第2の軸部の基端同士を連結するブリッジ部とを
    備え、前記第1の軸部を窓ガラスの外側に位置させ、同
    時に前記第2の軸部を窓ガラスの内側に位置させること
    ができるよう構成された略U字形の柄部と、 この柄部における第1の軸部の先端側に設けられた払拭
    部と、 この払拭部に隣接して、前記柄部における第1の軸部の
    先端側に設けられた洗浄液噴射ノズル部と、 この洗浄液噴射ノズル部に洗浄液を供給するための洗浄
    液供給機構部とを具備してなることを特徴とする窓ガラ
    ス掃除装置。
  2. 【請求項2】 払拭部は、スクレーパーとスポンジ体と
    を、互いの背同士が向き合うよう連結して構成されたも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の窓ガラス掃
    除装置。
  3. 【請求項3】 第1の軸部および/または第2の軸部は
    伸縮自在であって、かつ、長さ寸法を固定できるよう構
    成されてなるものであることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の窓ガラス掃除装置。
  4. 【請求項4】 払拭部は、窓ガラスと接する部分の縁線
    と、第1の軸部の中心軸線とのなす角度を変更可能であ
    るよう、この第1の軸部に取り付けられてなることを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の窓ガラ
    ス掃除装置。
  5. 【請求項5】 洗浄液供給機構部は、洗浄液が充填され
    たタンクと、このタンク内の洗浄液を洗浄液噴射ノズル
    部側に圧送するポンプと、このポンプの作用で圧送され
    る洗浄液を前記洗浄液噴射ノズル部まで輸送するための
    輸液チューブとを具備してなるものであることを特徴と
    する請求項1〜請求項4のいずれかに記載の窓ガラス掃
    除装置。
JP2002082314A 2002-03-25 2002-03-25 窓ガラス掃除装置 Pending JP2003275149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002082314A JP2003275149A (ja) 2002-03-25 2002-03-25 窓ガラス掃除装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002082314A JP2003275149A (ja) 2002-03-25 2002-03-25 窓ガラス掃除装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003275149A true JP2003275149A (ja) 2003-09-30

Family

ID=29206698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002082314A Pending JP2003275149A (ja) 2002-03-25 2002-03-25 窓ガラス掃除装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003275149A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101205157B1 (ko) * 2011-05-30 2012-11-27 윤종식 베란다 유리창 닦기 도구
KR101241576B1 (ko) * 2010-02-12 2013-03-08 노미화 청소용구의 자루
CN104510412A (zh) * 2013-09-27 2015-04-15 昆山市玉山镇仕龙设计工作室 全能玻璃清洁器
KR20220119801A (ko) * 2021-02-22 2022-08-30 주식회사 한신테크 필터 세척장치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101241576B1 (ko) * 2010-02-12 2013-03-08 노미화 청소용구의 자루
KR101205157B1 (ko) * 2011-05-30 2012-11-27 윤종식 베란다 유리창 닦기 도구
CN104510412A (zh) * 2013-09-27 2015-04-15 昆山市玉山镇仕龙设计工作室 全能玻璃清洁器
KR20220119801A (ko) * 2021-02-22 2022-08-30 주식회사 한신테크 필터 세척장치
KR102562785B1 (ko) * 2021-02-22 2023-08-02 주식회사 한신테크 필터 세척장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4879784A (en) Bi-directional squeegee jet wand
ES2206759T5 (es) Utensilio de limpieza que tiene una boquilla pulverizadora unida a un miembro de cabezal de limpieza.
WO2004062457A8 (en) Suction wet jet mop
EP2229865A3 (en) Suction wet jet mop
EP2800504B1 (en) Floor cleaning tool having a mechanically operated pump
US20140332030A1 (en) Window cleaning devices and systems and methods of using same
WO2018049006A1 (en) Pressure washer with removable cleaning solution container and winterizing switch
TWI322039B (ja)
JP2003275149A (ja) 窓ガラス掃除装置
KR20130094496A (ko) 밀대형 청소기
US6419415B1 (en) Fluid distribution appliance
US9877624B2 (en) Floor cleaning tool having a mechanically operated pump
US8505156B2 (en) Floor cleaning apparatus with surface dryer
US7954501B2 (en) Pressure cleaner accessory
EP4307976B1 (en) Supplying liquid to at least one wheel of a suction head
US10188251B2 (en) Surface maintenance vehicle with an integrated water trap for trapping residual waste
US8595896B2 (en) Squeegee assembly
KR101260587B1 (ko) 세척장치
WO2015187399A1 (en) Brush assembly for a floor cleaning device
JP3101702U (ja) ウィンドーワイパー
US9562366B2 (en) Swimming pool cleaning system
CN1977757A (zh) 用于清洁如地面等表面的机器
US20060053581A1 (en) Attachment for a carpet wand
JPH08280584A (ja) 窓ガラス用ワイパー装置
US6085381A (en) Liquid remover from circular container

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040630