JPH08280584A - 窓ガラス用ワイパー装置 - Google Patents

窓ガラス用ワイパー装置

Info

Publication number
JPH08280584A
JPH08280584A JP9554695A JP9554695A JPH08280584A JP H08280584 A JPH08280584 A JP H08280584A JP 9554695 A JP9554695 A JP 9554695A JP 9554695 A JP9554695 A JP 9554695A JP H08280584 A JPH08280584 A JP H08280584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
cleaning liquid
cleaning
wiper
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9554695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshie Watari
義衛 渡里
Masahiro Takatani
昌宏 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9554695A priority Critical patent/JPH08280584A/ja
Publication of JPH08280584A publication Critical patent/JPH08280584A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄液を送るポンプが小型でよいようにす
る。最初に使用するとき洗浄液が噴霧されるまでの待ち
時間が短くて済むようにする。 【構成】 洗浄液を貯蔵する洗浄液タンク2と、前記洗
浄液を吐出するための噴霧ポンプと、清掃後の洗浄液
を吸引するための吸い込みファンと、前記吸い込みファ
ンによって吸引された清掃後の洗浄液を蓄える回収タン
ク4とを具備すると共に、窓ガラスを清掃するワイパー
体5側と清掃後の洗浄液を吸引する吸い込み機6側とに
分離する。これにおいて、前記洗浄液タンク2及び噴霧
ポンプ3をワイパー体5に設置すると共に吸い込みファ
ンや回収タンク4を吸い込み機6に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓ガラス等を清掃する
ための窓ガラス用ワイパー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の窓ガラス用ワイパー装置
としては特表平6−506136号公報に開示されるも
のがある。これは図5や図6に示すように吸い込みヘッ
ドaの先端にはワイパーリップbを有した吸い込みノズ
ルcが形成され、この吸い込みノズルcは吸い込み管d
と連通させられている。この吸い込み管dの端部には可
撓性の吸い込みチューブeが接続され、この吸い込みチ
ューブeを介して吸い込み管dと吸い込み機(図示せ
ず)とが連通させられている。吸い込み機は内蔵バッテ
リーを有し、吸い込み機のオン,オフを切り替えるため
の制御用配線fが吸い込み管dに至るように設けられて
おり、制御用配線fが吸い込み制御用スイッチgに接続
されている。さらに吸い込みヘッドaには吸い込みノズ
ルcの開口部と反対側の位置で吹き付けノズルhが設け
られ、吸い込み機側の供給槽(図示せず)から洗浄液を
供給する供給ラインiが吹き付けノズルhに連通させら
れており、供給槽から供給ラインiを介して吹き付けノ
ズルhに洗浄液を送る送液ポンプ(図示せず)が吸い込
み機内に設置されている。前記送液ポンプはポンプスイ
ッチjによりオン,オフの切り替えができるようになっ
ている。また吸い込みチューブeを通って吸い込まれる
汚染された液体を貯蔵するための収集槽(図示せず)が
吸い込み機内に設けられている。kはワイパーパッドで
あって、洗浄される表面に供給された洗浄液を均一に引
き延ばして洗浄される表面の機械的な予備洗浄を行うた
めのもので、吹き付けノズルhを設置した側に配置され
ている。
【0003】上記のように構成された窓ガラス用ワイパ
ー装置を用いて清掃作業を行うにあたっては次のように
行う。まず吹き付けノズルhを清掃される窓ガラスmの
表面に向けてポンプスイッチjをオンすることにより、
供給槽内の洗浄液をポンプによって送液して、吹き付け
ノズルhより窓ガラスmの清掃面に噴霧させる。次に窓
ガラスmの清掃面をワイパーパッドkにより圧力を加え
ながら清掃することにより、しつこい汚れも奇麗に落と
すことができるものである。そして吸い込みヘッドaを
握り軸を中心に180°回転して、吸い込みノズルcが
清掃面に来るようにし、吸い込みノズルcを清掃面に宛
てがって吸い込み制御スイッチgをオンして汚れを洗浄
液と一緒に吸引し、吸い込みチューブeを経由で吸い込
み槽の収集槽まで吸引するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
窓ガラス用ワイパー装置にあっては、洗浄液を収容する
供給槽、並びに送液用のポンプは両方共に吸い込み機内
に設置されているため、吸い込み機から供給ラインiを
吸い込みチューブeに沿って配設する必要があるが、通
常この長さは1m乃至1.5mにもなるために、圧力損
失を考慮して送液ポンプは十分な能力を有するものが必
要となるばかりでなく、最初の清掃作業の開始時におい
ては供給ラインi内に洗浄液が満たされていないため
に、ポンプスイッチjをオンしてから吹き付けノズルh
の先端より洗浄液が噴霧されるまで時間がかかるという
問題を有していた。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは洗浄液を送るポ
ンプが小型でよく、且つ最初に使用するとき洗浄液が噴
霧されるまでの待ち時間が短くて済む窓ガラス用ワイパ
ー装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明窓ガラス用ワイパー装置の第1の特徴は、洗浄液
1を貯蔵する洗浄液タンク2と、前記洗浄液1を吐出す
るための噴霧ポンプ3と、清掃後の洗浄液を吸引するた
めの吸い込みファンと、前記吸い込みファンによって吸
引された清掃後の洗浄液を蓄える回収タンク4とを具備
すると共に、窓ガラスを清掃するワイパー体5側と清掃
後の洗浄液を吸引する吸い込み機6側とに分離した窓ガ
ラス用ワイパー装置において、前記洗浄液タンク2及び
噴霧ポンプ3をワイパー体5に設置すると共に吸い込み
ファンや回収タンク4を吸い込み機6に設けて成ること
を特徴とする。
【0007】本発明の第2の特徴は、第1の特徴におい
て、前記噴霧ポンプ3は手動で動作するポンプであるこ
とを特徴とする。本発明の第3の特徴は、第1の特徴に
おいて、前記噴霧ポンプ3はバッテリーで動作する電動
のポンプであることを特徴とする。本発明の第4の特徴
は、第1乃至第3の特徴において、ワイパー体5に設置
された洗浄液タンク2内の洗浄液1を噴霧ポンプ3まで
送液するための吸い上げ管7を中空弾性体とすると共
に、前記吸い上げ管7の下部に重り8を付設したことを
特徴とする。
【0008】本発明の第5の特徴は、第1乃至第3の特
徴において、ワイパー体5と吸い込み機6とを吸い込み
ホース9にて連通させたものにおいて、ワイパー体5と
吸い込みホース9とを着脱自在に連結し、窓ガラス周辺
に溜まった結露を清掃するための吸い取りノズル10を
ワイパー体5に代えて吸い込みホース9に連結し得るよ
うにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の特徴によれば、洗浄液タンク2や噴霧ポ
ンプ3を従来のように吸い込み機6側でなく、ワイパー
体5側に設置したことにより、従来のように長い洗浄液
の供給ラインが不要になり、構造が簡単になると共に圧
力損失を少なくして噴霧ポンプ3の小型化を図ることが
でき、さらに噴霧ノズル11から洗浄液1が噴霧される
までの待ち時間を短くできる。
【0010】第2の特徴によれば、噴霧ポンプ3を手動
で動作するポンプとしたことにより、洗浄液1の噴霧に
電力を要せず、バッテリー寿命を長くできる。第3の特
徴によれば、噴霧ポンプ3をバッテリーで動作する電動
のポンプとしたことにより、電動で洗浄液1の噴霧がで
きると共に、ワイパー体5側に噴霧ポンプ3を配置した
ことで噴霧ポンプ3を小型にできることで電動でも消費
電力を少なくできる。
【0011】第4の特徴によれば、ワイパー体5に設置
された洗浄液タンク2内の洗浄液1を噴霧ポンプ3まで
送液するための吸い上げ管7を中空弾性体とすると共
に、前記吸い上げ管7の下部に重り8を付設したことに
より、清掃時にワイパー体5がどのように傾いたとして
も洗浄液タンク2内の最下部に吸い上げ管7の下端が常
に位置し、洗浄液タンク2内の洗浄液1を余すことなく
使い切ることができる。
【0012】第5の特徴によれば、ワイパー体5と吸い
込みホース9とを着脱自在に連結し、窓ガラス周辺に溜
まった結露を清掃するための吸い取りノズル10をワイ
パー体5に代えて吸い込みホース9に連結し得るように
したことにより、吸い取りノズル10を取り付けること
で窓ガラス周辺の結露も吸い取ることができ、ワイパー
体5の取り付けによる窓ガラス面の清掃のみならず、窓
ガラス周辺の広い範囲を1台の装置にて清掃することが
できる。
【0013】
【実施例】まず、図1、図2に示す第1の実施例により
詳述する。ワイパー体5は略T字状の形状をなし、T字
状の縦棒に相当する部分が筒体5aとなり、T字状の横
棒に相当する部分が板状体5bとなっている。筒体5は
内部が吸い込み経路になるように中空になっており、筒
体5の外面には握り部5cを設けてある。板状体5bは
上部が開口した偏平な箱状をしており、板状体5bの上
面には天板12を板状体5bに天板12を嵌合すること
で装着してある。この天板12は天板12と板状体5b
との間に介在物を固定する役目をなすものであり、天板
12と板状体5bとの間には合成ゴム等の弾性体からな
る舌片13及び化学繊維等からなるモップ14がそれぞ
れ板状体5bの長手方向に介装してあり、天板12と板
状体5bの嵌合にて固着されている。舌片13とモップ
14は夫々異なった辺端に装着してある。舌片13の近
傍には吸い込み口15が長手方向に適当な間隔を置いて
配置され、吸い込み口15から清掃後の汚れた洗浄液を
吸入するようになっている。この吸い込み口15はワイ
パー体5の筒体5aの中空部16に連通している。
【0014】ワイパー体5の筒体5aには噴霧ノズル1
1を一体に設けてあり、噴霧ノズル11から窓ガラスの
清掃面に洗浄液を噴霧するようになっている。この噴霧
ノズル11はワイパー体5のモップ14が取り付けられ
た面がわに設けてある。またワイパー体5の筒体5aに
は噴霧ポンプ3が装着されており、噴霧ポンプ3で送っ
た洗浄液を噴霧ノズル11から噴霧するようになってい
る。この噴霧ポンプ3は手動のポンプであって、筒部5
aの外面に回動自在に取り付けられた噴霧レバー17
と、この噴霧レバー17の中間点にリンクされたピスト
ン18と、バネ19と、逆止弁20とから構成され、こ
の噴霧ポンプ3は噴霧ノズル11と送液管21によって
水密的に連結されている。ワイパー体5の筒体5aの外
面には噴霧ポンプ3の下方の位置で洗浄液タンク2が着
脱自在に取り付けられ、この洗浄液タンク2に洗浄液1
が蓄えられている。噴霧ポンプ3の噴霧レバー17が作
動されたとき洗浄液1が噴霧ポンプ3にて吸い上げられ
るように吸い上げ管7の上端は噴霧ポンプ3に連結さ
れ、吸い上げ管7の下端は洗浄液タンク2の底部まで伸
ばして設けられている。吸い上げ管7の下端の吸い込み
口にはフィルター22が設置され、フィルター22にて
異物を除去できるようになっている。また吸い上げ管7
はシリコンゴムチューブ等の中空弾性体にて形成され、
吸い上げ管7の下端部には重り8が設けられており、洗
浄液噴霧作業においてワイパー体5が傾いた状態であっ
ても洗浄液1が全て使い切ることができるように吸い上
げ管7が重力方向に自在に傾くようになっている。吸い
込みホース9は可撓性材料にて形成されており、吸い込
みホース9の一端はワイパー体5の筒体5aの下端に着
脱自在に結合されており、吸い込みホース9の他端は後
述する吸い込み機6に着脱自在に結合されている。
【0015】ワイパー体5は着脱自在な筒体5aと吸い
込みホース9の結合を外すことにより取り外すことがで
きるようになっており、ワイパー体5を外した状態で吸
い込みホース9の一端に他のアタッチメントを装着する
ことで他のものを吸い込むことができるようになってい
る。図3はそのアタッチメントの一例である吸い取りノ
ズル10を示し、略刃先状の形状をしている。この吸い
取りノズル10をワイパー体5の代わりに取り付ける
と、冬季にしばしば発生する窓ガラス周辺の結露を吸い
取ることができ、結露を吸い取ることで汚れを吸い取る
ことができるようになっている。
【0016】吸い込み機6は上部枠体23と回収タンク
4とで主体が構成されている。上部枠体23の側壁には
吸い込みホース9が接続され、上部枠体23の内部には
バッテリーとしての蓄電池(図示せず)と、蓄電池で動
作する吸い込みファン(図示せず)が設置され、さらに
吸い込みファンを動作させるために操作する吸い込みス
イッチ25が配置されている。回収タンク4は上部枠体
23に着脱自在に結合されており、清掃時、ワイパー体
5の吸い込み口15からの吸引された汚れた洗浄液であ
る廃液は、中空部16及び吸い込みホース9を経て上部
枠体23を通って、回収タンク4に収蔵されるようにな
っている。
【0017】次に上記のように構成せる窓ガラス用ワイ
パー装置の動作を説明する。作業者は、まず噴霧ノズル
11を洗浄する窓ガラス面に向けた後、指を握り締めて
噴霧レバー17をワイパー体5の筒体5aの外面側に移
動させることにより、ピストン18が図2の右手方向に
移動されると共にバネ19も圧縮され、逆止弁20が閉
止して、噴霧ポンプ3内の洗浄液1は噴霧ノズル11の
先端から噴霧される。次いで握りを緩めると、ピストン
18は先程圧縮されたバネ19にて図2の左手方向に移
動せられ、逆止弁20を開いて洗浄液タンク2内の洗浄
液1が噴霧ポンプ3内に吸引されるものである。この動
作を適宜繰り返して清掃すべき窓ガラス表面に洗浄液を
塗布する。そしてワイパー体5の噴霧ノズル11と同一
側に配置されたモップ14で窓ガラス表面を擦って汚れ
を落とす。その後、ワイパー体5を筒体5aを軸に18
0°回転して、舌片13を清掃する窓ガラス表面に宛て
がい、吸い込みスイッチ25をオンし、汚れた洗浄液を
吸い込み口15から吸い込んで吸い込みホース9を通じ
て回収タンク4に収蔵する。
【0018】次に本発明の第2の実施例を図4により説
明する。本実施例は第1の実施例と噴霧ポンプ3の構成
が異なるもので、基本的な構造は第1の実施例と同じで
あるため、同様の部材には同一の符号を付して詳細な説
明は省略する。本実施例の場合、噴霧ポンプ3は電動で
駆動されるポンプである。一対の同一形状の歯車26,
27を噛み合わせて所謂歯車ポンプを構成しており、モ
ータの出力が減速機を介して歯車26に伝達されるよう
になっており、歯車26,27を駆動することで洗浄液
1を送るようになっている。噴霧スイッチ29はワイパ
ー体5の筒体5aの握り部5cに設置され、吸い込み機
6内のバッテリーからの配線(図示せず)が吸い込みホ
ース9に沿ってワイパー体5の噴霧ポンプ3の近傍まで
配設されていて、この配線は噴霧スイッチ29を経て噴
霧ポンプ3のモータに接続されている。そして、洗浄液
1の噴霧に際し、噴霧ノズル11を窓ガラスの洗浄面に
向けて噴霧スイッチ29をオンすると、噴霧ポンプ3が
電気的に動作し、自動的に洗浄液1が吸い上げ管7を通
って送液管21に送られ、噴霧ノズル11から噴霧され
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は洗浄液タンク
や噴霧ポンプを従来のように吸い込み機側でなく、ワイ
パー体側に設置したので、従来のように長い洗浄液の供
給ラインが不要になり、構造が簡単になると共に圧力損
失を少なくして噴霧ポンプの小型化を図ることができる
ものであり、しかも噴霧ノズルから洗浄液が噴霧される
までの待ち時間を短くできるものである。
【0020】本発明の請求項2の発明にあっては、噴霧
ポンプを手動で動作するポンプとしたので、洗浄液の噴
霧に電力を要せず、バッテリー寿命を長くできるもので
ある。本発明の請求項3の発明にあっては、噴霧ポンプ
をバッテリーで動作する電動のポンプとしたので、電動
で洗浄液の噴霧ができると共に、ワイパー体側に噴霧ポ
ンプを配置したことで噴霧ポンプを小型にできることで
電動でも消費電力を少なくできるものである。
【0021】本発明の請求項4の発明にあっては、ワイ
パー体に設置された洗浄液タンク内の洗浄液を噴霧ポン
プまで送液するための吸い上げ管を中空弾性体とすると
共に、前記吸い上げ管の下部に重りを付設したので、清
掃時にワイパー体がどのように傾いたとしても洗浄液タ
ンク内の最下部に吸い上げ管の下端が常に位置し、洗浄
液タンク内の洗浄液を余すことなく使い切ることができ
るものである。
【0022】本発明の請求項5の発明にあっては、ワイ
パー体と吸い込みホースとを着脱自在に連結し、窓ガラ
ス周辺に溜まった結露を清掃するための吸い取りノズル
をワイパー体に代えて吸い込みホースに連結し得るよう
にしたので、吸い取りノズルを取り付けることで窓ガラ
ス周辺の結露も吸い取ることができ、ワイパー体の取り
付けによる窓ガラス面の清掃のみならず、窓ガラス周辺
の広い範囲を1台の装置にて清掃することができて窓ガ
ラス用ワイパー装置の有用性が増すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全体を示す一部省略斜
視図である。
【図2】同上のワイパー体部分の断面図である。
【図3】同上に用いる吸い取りノズルの斜視図である。
【図4】同上の第2の実施例のワイパー体部分の断面図
である。
【図5】従来例の断面図である。
【図6】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 洗浄液 2 洗浄液タンク 3 噴霧ポンプ 4 回収タンク 5 ワイパー体 6 吸い込み機 7 吸い上げ管 8 重り 9 吸い込みホース 10 吸い取りノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【実施例】まず、図1、図2に示す第1の実施例により
詳述する。ワイパー体5は略T字状の形状をなし、T字
状の縦棒に相当する部分が筒体5aとなり、T字状の横
棒に相当する部分が板状体5bとなっている。筒体5
は内部が吸い込み経路になるように中空になっており、
筒体5の外面には握り部5cを設けてある。板状体5
bは上部が開口した偏平な箱状をしており、板状体5b
の上面には天板12を嵌合することで装着してある。こ
の天板12は天板12と板状体5bとの間に介在物を固
定する役目をなすものであり、天板12と板状体5bと
の間には合成ゴム等の弾性体からなる舌片13及び化学
繊維等からなるモップ14がそれぞれ板状体5bの長手
方向に介装してあり、天板12と板状体5bの嵌合にて
固着されている。舌片13とモップ14は夫々異なった
辺端に装着してある。舌片13の近傍には吸い込み口1
5が長手方向に適当な間隔を置いて配置され、吸い込み
口15から清掃後の汚れた洗浄液を吸入するようになっ
ている。この吸い込み口15はワイパー体5の筒体5a
の中空部16に連通している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】ワイパー体5の筒体5aには噴霧ノズル1
1を一体に設けてあり、噴霧ノズル11から窓ガラスの
清掃面に洗浄液を噴霧するようになっている。この噴霧
ノズル11はワイパー体5のモップ14が取り付けられ
た面に設けてある。またワイパー体5の筒体5aには
噴霧ポンプ3が装着されており、噴霧ポンプ3で送った
洗浄液を噴霧ノズル11から噴霧するようになってい
る。この噴霧ポンプ3は手動のポンプであって、筒
aの外面に回動自在に取り付けられた噴霧レバー17
と、この噴霧レバー17の中間点にリンクされたピスト
ン18と、バネ19と、逆止弁20とから構成され、こ
の噴霧ポンプ3は噴霧ノズル11と送液管21によって
水密的に連結されている。ワイパー体5の筒体5aの外
面には噴霧ポンプ3の下方の位置で洗浄液タンク2が着
脱自在に取り付けられ、この洗浄液タンク2に洗浄液1
が蓄えられている。噴霧ポンプ3の噴霧レバー17が作
動されたとき洗浄液1が噴霧ポンプ3にて吸い上げられ
るように吸い上げ管7の上端は噴霧ポンプ3に連結さ
れ、吸い上げ管7の下端は洗浄液タンク2の底部まで伸
ばして設けられている。吸い上げ管7の下端の吸い込み
口にはフィルター22が設置され、フィルター22にて
異物を除去できるようになっている。また吸い上げ管7
はシリコンゴムチューブ等の中空弾性体にて形成され、
吸い上げ管7の下端部には重り8が設けられており、洗
浄液噴霧作業においてワイパー体5が傾いた状態であっ
ても洗浄液1が全て使い切ることができるように吸い上
げ管7が重力方向に自在に傾くようになっている。吸い
込みホース9は可撓性材料にて形成されており、吸い込
みホース9の一端はワイパー体5の筒体5aの下端に着
脱自在に結合されており、吸い込みホース9の他端は後
述する吸い込み機6に着脱自在に結合されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】次に上記のように構成せる窓ガラス用ワイ
パー装置の動作を説明する。作業者は、まず噴霧ノズル
11を洗浄する窓ガラス面に向けた後、指を握り締めて
噴霧レバー17をワイパー体5の筒体5aに近接する方
向に移動させることにより、ピストン18が図2の右手
方向に移動されると共にバネ19も圧縮され、逆止弁2
0が閉止して、噴霧ポンプ3内の洗浄液1は噴霧ノズル
11の先端から噴霧される。次いで握りを緩めると、ピ
ストン18は先程圧縮されたバネ19にて図2の左手方
向に移動せられ、逆止弁20を開いて洗浄液タンク2内
の洗浄液1が噴霧ポンプ3内に吸引されるものである。
この動作を適宜繰り返して清掃すべき窓ガラス表面に洗
浄液を塗布する。そしてワイパー体5の噴霧ノズル11
と同一側に配置されたモップ14で窓ガラス表面を擦っ
て汚れを落とす。その後、ワイパー体5を筒体5aを軸
に180°回転して、舌片13を清掃する窓ガラス表面
に宛てがい、吸い込みスイッチ25をオンし、汚れた洗
浄液を吸い込み口15から吸い込んで吸い込みホース9
を通じて回収タンク4に収蔵する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】次に本発明の第2の実施例を図4により説
明する。本実施例は第1の実施例と噴霧ポンプ3の構成
が異なるもので、基本的な構造は第1の実施例と同じで
あるため、同様の部材には同一の符号を付して詳細な説
明は省略する。本実施例の場合、噴霧ポンプ3は電動で
駆動されるポンプである。一対の同一形状の歯車26,
27を噛み合わせて所謂歯車ポンプを構成しており、モ
ータ(図示せず)の出力が減速機を介して歯車26に伝
達されるようになっており、歯車26,27を駆動する
ことで洗浄液1を送るようになっている。噴霧スイッチ
29はワイパー体5の筒体5aの握り部5cに設置さ
れ、吸い込み機6内のバッテリーからの配線(図示せ
ず)が吸い込みホース9に沿ってワイパー体5の噴霧ポ
ンプ3の近傍まで配設されていて、この配線は噴霧スイ
ッチ29を経て噴霧ポンプ3のモータに接続されてい
る。そして、洗浄液1の噴霧に際し、噴霧ノズル11を
窓ガラスの洗浄面に向けて噴霧スイッチ29をオンする
と、噴霧ポンプ3が電気的に動作し、自動的に洗浄液1
が吸い上げ管7を通って送液管21に送られ、噴霧ノズ
ル11から噴霧される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を貯蔵する洗浄液タンクと、前記
    洗浄液を吐出するための噴霧ポンプと、清掃後の洗浄液
    を吸引するための吸い込みファンと、前記吸い込みファ
    ンによって吸引された清掃後の洗浄液を蓄える回収タン
    クとを具備すると共に、窓ガラスを清掃するワイパー体
    側と清掃後の洗浄液を吸引する吸い込み機側とに分離し
    た窓ガラス用ワイパー装置において、前記洗浄液タンク
    及び噴霧ポンプをワイパー体に設置すると共に吸い込み
    ファンや回収タンクを吸い込み機に設けて成ることを特
    徴とする窓ガラス用ワイパー装置。
  2. 【請求項2】 前記噴霧ポンプは手動で動作するポンプ
    であることを特徴とする請求項1記載の窓ガラス用ワイ
    パー装置。
  3. 【請求項3】 前記噴霧ポンプはバッテリーで動作する
    電動のポンプであることを特徴とする請求項1記載の窓
    ガラス用ワイパー装置。
  4. 【請求項4】 ワイパー体に設置された洗浄液タンク内
    の洗浄液を噴霧ポンプまで送液するための吸い上げ管を
    中空弾性体とすると共に、前記吸い上げ管の下部に重り
    を付設したことを特徴とする請求項1または請求項2ま
    たは請求項3記載の窓ガラス用ワイパー装置。
  5. 【請求項5】 ワイパー体と吸い込み機とを吸い込みホ
    ースにて連通させたものにおいて、ワイパー体と吸い込
    みホースとを着脱自在に連結し、窓ガラス周辺に溜まっ
    た結露を清掃するための吸い取りノズルをワイパー体に
    代えて吸い込みホースに連結し得るようにしたことを特
    徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の
    窓ガラス用ワイパー装置。
JP9554695A 1995-04-20 1995-04-20 窓ガラス用ワイパー装置 Withdrawn JPH08280584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9554695A JPH08280584A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 窓ガラス用ワイパー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9554695A JPH08280584A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 窓ガラス用ワイパー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08280584A true JPH08280584A (ja) 1996-10-29

Family

ID=14140576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9554695A Withdrawn JPH08280584A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 窓ガラス用ワイパー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08280584A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529728A (ja) * 2005-02-18 2008-08-07 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 清掃用具
WO2017057967A1 (ko) * 2015-09-30 2017-04-06 황재순 창문닦이
CN108042046A (zh) * 2018-01-24 2018-05-18 合肥万之景门窗有限公司 一种高层建筑外窗玻璃清洁器
CN108713998A (zh) * 2018-07-28 2018-10-30 榆林学院 一种擦玻璃装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529728A (ja) * 2005-02-18 2008-08-07 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 清掃用具
WO2017057967A1 (ko) * 2015-09-30 2017-04-06 황재순 창문닦이
CN108042046A (zh) * 2018-01-24 2018-05-18 合肥万之景门窗有限公司 一种高层建筑外窗玻璃清洁器
CN108713998A (zh) * 2018-07-28 2018-10-30 榆林学院 一种擦玻璃装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200390310A1 (en) Floor cleaning machine
US4809397A (en) Rug and carpet cleaner
US5590439A (en) Apparatus for cleaning by spreading cleaning liquid and by suction of the used liquid
US7950105B2 (en) Cleaning apparatus with motorised endless belt
RU2328201C2 (ru) Вакуумное устройство для влажной уборки
US20030208873A1 (en) Glass surface cleaning machine
US3293678A (en) Power-driven hand-held polishing and cleaning device
US5203047A (en) Cleaning apparatus with rotatable endless belt
US5901407A (en) Scrubbing machine with means for continuously cleaning a filter
US11291344B2 (en) Surface treatment tool
JPH08280584A (ja) 窓ガラス用ワイパー装置
CN211066432U (zh) 地面清洁设备
US20030009843A1 (en) Automate glass surface cleaning machine
US5839154A (en) Chewing gum remover
JPH07205401A (ja) スクリーン印刷機のインク回収装置
KR20030085804A (ko) 로봇청소기
JPH08108830A (ja) 自動車洗浄機
EP4059398A1 (en) Supplying liquid to at least one wheel of a suction head
JP4421339B2 (ja) 吸込口体および電気掃除機
JP2001018765A (ja) 車両拭き取り装置及び車両洗車・拭き取り装置
KR200340436Y1 (ko) 진공청소기의 흡입노즐구조
JP4213480B2 (ja) 吸込口体およびこの吸込口体を用いた電気掃除機
KR200163950Y1 (ko) 진공청소기
JP2023107589A (ja) 連結式電気掃除機
JP2023107578A (ja) 連結式電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702