JP2003274863A - 豆乳キャンディー - Google Patents

豆乳キャンディー

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JP2003274863A
JP2003274863A JP2002087736A JP2002087736A JP2003274863A JP 2003274863 A JP2003274863 A JP 2003274863A JP 2002087736 A JP2002087736 A JP 2002087736A JP 2002087736 A JP2002087736 A JP 2002087736A JP 2003274863 A JP2003274863 A JP 2003274863A
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Japan
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candy
soymilk
soybean milk
sugar
soy milk
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JP2002087736A
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Takashi Ohora
隆志 大洞
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Abstract

(57)【要約】 【解決しようとする課題】栄養価の高い豆乳を何時で
も、何処でも手軽に摂取することができる健康食品とし
て、豆乳を含有するキャンディーを提供する。 【解決するための手段】通常の豆乳は水分が多くキャン
ディーに配合することは困難であるが、粉末状にした豆
乳を用いることによって、栄養価の高い豆乳を配合した
豆乳キャンディーを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャンディーに豆
乳を配合した栄養価の高い豆乳キャンディーに関する。
【0002】
【従来の技術】飴は砂糖と水飴の飴基材に味付け成分、
色素、香料などが加えられて錬り固められたものでハー
ドキャンディーと言われる黒糖飴、ベッコウ飴、ハッカ
・ニッキ飴、あめ玉などが含まれる。ソフトキャンディ
ーは砂糖、水飴に黄粉、粉アンなど錬り込んだものか
ら、バター、練乳を錬り込んだキャラメルなどがある。
このような飴類は子供のおやつとして、また、大人の嗜
好品として古くから人々に愛されてきた食品である。さ
らに、飴は糖類の吸収の良い点や保存性の良い点から緊
急用の食品としてもその価値は大きいものである。
【0003】一方、大豆はタンパク質、脂質等の栄養素
のほかに、ビタミン、ミネラル、サポニン、イソフラボ
ン等を多く含むことから畑の肉とも云われているもので
ある。特に、大豆に多く含まれるサポニンは過酸化脂質
やコレステロールを低下させ、血液をさらさらにするこ
とによって、高血圧や高脂血症、あるいはガンや肥満を
予防する効果があると考えられている。また、イソフラ
ボンは大豆の胚芽部分に特に多く含まれている健康成分
で、植物性の女性ホルモン様の作用があることから女性
の美と若々しさを支え、更年期の症状を和らげると考え
られている。さらに、骨の健康を守る働きによって骨粗
鬆症を予防する上に、高血圧・肥満など生活習慣病の予
防に大きな期待が寄せられている。
【0004】このように有用な食品である大豆の利用は
調理用として用いられるほか、豆乳として飲用されてい
るが、豆乳として飲用に供する場合、大豆臭や青臭みが
残るという問題があり、その利用の伸びに限界があっ
た。そこで、豆乳の栄養価を考慮してより摂取し易い形
態が求められ、その一環として、製菓への利用も試みら
れている。製菓への利用としては、すでに豆乳入りのプ
リン、ゼリー等が製造されている。しかし、前述のよう
に保存性が良く、手軽に摂取することが出来るキャンデ
ィーに、上記のように栄養素を多く含む豆乳を配合した
飴は存在しなかった。それはキャンディーに豆乳を配合
することは、豆乳そのものに水分が多いために飴の製造
に不向きであったからである。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実
に鑑みて何時でも、何処でも手軽に豆乳を摂取すること
ができる健康食品として、豆乳を含有するキャンディー
を提供することにある。
【0006】
【本発明の課題を解決する手段】本発明は上記問題を解
決するために鋭意研究をを重ねた結果、飴基材に粉末状
の豆乳を配合することによって、何時でも、何処でも手
軽に摂取することができる栄養価の高い豆乳キャンディ
ーを製造することに成功した。
【0007】本発明の第1の特徴は、飴基材に粉末豆乳
を配合したことを特徴とする豆乳キャンディーである。
通常の豆乳は水分が多くキャンディーに配合することは
難しいが、粉末状にした豆乳を用いることによって、豆
乳を配合したキャンディーの製造に成功した。キャンデ
ィーに豆乳を配合することによって、健康志向の高い人
が簡単に大豆タンパク、レシチン等を摂取出来るように
なる。
【0008】本発明の第2の特徴は、飴基材に対して豆
乳の配合量が2〜10%であることを特徴とする請求項
1記載の豆乳キャンディーである。飴基材に配合する豆
乳の配合量は2〜10%が適当であり、これより少ない
と豆乳の摂取量が減少し、豆乳含量が10%を越えると
パサパサ感や、大豆臭等が強くなる傾向がある。
【0009】
【本発明の実施の態様】以下に本発明の実施の態様を示
すが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
【0010】
【製造例1】本発明に用いられる飴基材としては、砂糖
500g、水飴350g、水50gを混合してガス釜で
約150度で煮詰めた後、冷却板上に移した。冷却板上
で、この飴基材に粉末豆乳25g,色素30g、香料1
0gを加えて錬り合わせて飴生地を作成した後、この飴
生地を冷却して型に入れて豆乳キャンディーを製造し
た。
【0011】
【製造例2】砂糖500g、水飴350g、水50gを
混合してガス釜で約150度で煮詰めた後、冷却板上に
移し、冷却板上で飴基材に粉末豆乳75g,色素30
g、香料10gを加えて錬り合わせて飴生地を作成した
後、この飴生地を冷却して型に入れて豆乳キャンディー
を製造した。
【0012】
【製造例3】砂糖500g、水飴350g、水50gを
混合してガス釜で約150度で煮詰めた後、冷却板上に
移し、冷却板上で飴基材に粉末豆乳50g,抹茶30g
を加えて錬り合わせて飴生地を作成した後、この飴生地
を冷却して型に入れて抹茶風味の豆乳キャンディーを製
造した。
【0013】前記冷却板は鉄板よりなり、その下部を冷
却するための水が流れる構造となっている。また、キャ
ンディーの成型は前記冷却板上で適度に温度を下げた飴
生地を型に入れて成型しても、機械による成型であって
も良い。ここで適度な温度とは50℃から70℃であ
る。
【0014】ここで使用する砂糖には白砂糖、グラニュ
ー糖、黒砂糖、ざら目糖などが例示できる。砂糖に替わ
る代替甘味剤として、パラチノース、ステビア、ソルビ
トール、マルチトール、キシリトール、エリスリトール
なども適宜使用して、カロリーを抑えたダイエットキャ
ンディーとしても良い。水飴は米、糯米、コーン、ジャ
ガイモ、サツマイモ等から抽出したでんぷんを酵素糖化
法によって糖化して精製された水飴が好ましく例示でき
る。
【0015】色素、香料は一般に食品添加物として認め
られている天然の色素、香料、及び合成着色料、合成香
料を適宜使用することが出来る。本発明の製造例1及び
2に用いた色素はレッドカラー(長谷川香料社製)を用
い、香料はストロベリー(富士香料化工社製)を用い
た。
【0016】飴基材に加える水は通常の水を使用して
も、アルカリイオン水を使用しても良いが、その添加量
は季節によって異なり、乾燥期は多めとする量で、通常
約4%から10%加える。
【0017】豆乳キャンディーに使用する粉末豆乳は、
豆乳を粉末状にしたものであればいずれのものでも良
い。豆乳の製造方法は、大豆を洗浄して一晩水に浸漬
し、吸水・膨潤させる。この吸水・膨潤した大豆に適量
の水を加えながら粉砕、又は磨砕して、加熱処理して可
溶性成分を溶出させた後、圧搾濾過などにより不溶性成
分であるオカラを除去して豆乳を得ることが出来る。あ
るいは、大豆の乾燥微粉末に水を加えてを煮沸後、濾過
して豆乳を得ても良い。このようにして得た豆乳を噴霧
乾燥することによって、粉末豆乳を得ることが出来る。
今回使用した粉末豆乳の成分は水分約4%、タンパク質
約5%、脂肪約16%、炭水化物約40%、無機質約5
%、その他各種ビタミン、大豆レシチン、イソフラボン
を含むものである。この他、豆乳キャンディーに配合す
る豆乳原料としては、ショートニングを含む練り豆乳等
も使用することができる。
【0018】本発明の豆乳キャンディーは、水飴等の半
流動状のキャンディーであっても、また、キャンディ
ー、キャラメル、ヌガー等の固型飴であっても良く、必
要に応じて任意の形状とすることが出来る。
【0019】例えば、砂糖、水飴、水を配合して煮詰め
る温度は、ハードキャンディーを目的として製造すると
きは140−160度が好ましい。また、ソフトキャン
ディーを製造する場合は、100−130度が好まし
い。シュガータブレット等を製造する場合は、余り加熱
を行わないでゼラチン等を用いて固める方法で製造する
ことが出来る。
【0020】さらに、本発明の飴に加えられることので
きる任意の成分としては、果汁、クエン酸、各種ビタミ
ン類、有効成分、その他パウダーなどが挙げられる。こ
のうち、ビタミン類としては、ビタミンCなどが好まし
く例示できる。有効成分としてはローヤルゼリー、茶素
(天然カフェイン)等のほか、ラカンカエキス、クコエ
キス、ナルコユリエキス、ナツメエキス等の喉に作用す
る成分が挙げられる。その他パウダーとしては、コーヒ
ーパウダー、抹茶等が好ましく例示できる。
【0021】
【発明の効果】キャンディーに粉末豆乳を配合すること
によって、飴の糖分と共に、大豆に含まれるタンパク
質、脂質、ミネラル、レシチン等の栄養分をバランスよ
く含む健康食品を提供すると共に、何処でも手軽に摂取
できる効果を有している。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飴基材に粉末豆乳を配合したことを特徴と
    する豆乳キャンディー。
  2. 【請求項2】飴基材に対して粉末豆乳の配合量が2〜1
    0%であることを特徴とする請求項1記載の豆乳キャン
    ディー。
JP2002087736A 2002-03-27 2002-03-27 豆乳キャンディー Pending JP2003274863A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237303A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Saraya Kk 低エネルギーキャンディ

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