JP2003274770A - ワンタチ自動袋掛け器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】果樹果実栽培農家の袋掛け作業を簡素化し、動
力は不要で、袋掛けの能率向上をはかる。 【解決手段】果実にワンタツチで果実袋を取り付けるた
め、片手で操作しやすいピストル式にした。無動力作動
によりワンタツチにて、果実袋を取り出し、開き、開い
た袋に果実を入れて素早く袋を結束する。レバーを引く
ことにより人の指と同様の動作をする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】『発明の属する技術分野』農業工学

【０００２】『従来の技術』本発明は、果実栽培農家に
おける果実の袋掛け作業を楽にした機械です。引き金を
引くと、収納された果実袋が引き出され、口元が開きま
す。袋が開いたらその中に果実を入れます。果実を入れ
ましたらもう一度引き金をを引くと袋が結束します。袋
を取り出すのも、開くのも、閉じるのもすべて人の指の
ようなロボツトを作動させるのみです。動力は、手の指
だけです。本発明のワンタツチ自動袋掛け器を使用する
ことにより、袋掛けの労苦の解消、時間の短縮、人件費
の節約に貢献します。今も昔も袋掛け人の手により果実
に一つ一つ取り付けて下ります。梯子に登り、両手を上
げ取り付け作業の繰り返しです。労働力の乏しい兼業農
家においては果実の袋掛けは大変な仕事です。その大変
な労力のお手伝いをするのが本発明品です。

【０００３】『発明が解決しようとする課題』果実に鳥
害、虫害、労働時間の短縮、人件費の削減を目的に発明
した。果実の安定化、良品の安定化、

【０００４】『課題を解決するための手段』アルミ、プ
ラスチツク樹脂を使用し、プラスチツク金型を作成し、
本発明品を作成し、軽量化をねらい、安定した農耕作業
が行なえる。

【０００５】『発明の実施の形態』本発明は果実の袋掛
けを目的に開発した。形状はピストル型にし、前方に袋
の収納ケースを取り付けた。袋の引き出し、開閉は、人
の指状のロボツトがレバーを引くことにより作動する。

【０００６】『実施例』本発明のワンタツチ自動袋掛け
器を使用することにより、従来行なわれている人の手に
より一つ一つ袋を取り付ける作業が楽になる。本発明品
に袋を５０〜１００枚セツトして果実の出来ている下に
行きレバーを引くことにより、袋が簡単に取り付けが出
来る。

【０００７】本発明のワンタツチ自動袋掛け器を使用す
ることにより、現在農家で取り付けする時間を半分以下
になる。今まで両手をつかつていた作業を片手にて作業
が出来る。

【０００８】本発明品は主材料をアルミ、プラスチツク
を使用しているため、腐食もなく軽量であり、作業性に
優れております。

【０００９】本発明のワンタツチ自動袋掛け器は誰にで
も簡単に操作ができて、素早く作業が出来ます。又メン
テナンスも容易です。

【図面の簡単な説明】

【図 １】本発明の立体図である。

【図 ２】本発明の組図である。

【符号の説明】

１ 果実袋押え爪 ２ 果実袋収納アルミ ケース ３ リング ４ ロボツト爪 ５ 果実袋取り出しロボツト爪 ６ 引きがね ７ 引きがね ８ 上カバー ９ プーリー １０ プーリー １１ ワイヤー １２ ギヤ １３ 本体 １４ ギヤ

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】本発明は次のようなものである。果実栽培
   農家における、果実の袋掛けを無動力作動によりワンタ
   ツチにて袋を取り出し、開き、素早く開いた袋に果実を
   入れて、袋を結束する。果実袋は、前方向にセツトし
   た。かじつ袋を取り出すには、人の指のようなロボツト
   の作動で袋をつまみ、引き出し、開きます。袋を閉じる
   のも人の指と同様の動きをするロボツトです。
2. 【請求項２】本発明のロボツト作動はギヤー、バネ、ス
   プリング、を使用した。
3. 【請求項３】形状はピストル状にしせんたんに果実袋収
   納ケースを取り付けた。全体の作動は引き金にて作動す
   る。