JP2003274599A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JP2003274599A
JP2003274599A JP2002068635A JP2002068635A JP2003274599A JP 2003274599 A JP2003274599 A JP 2003274599A JP 2002068635 A JP2002068635 A JP 2002068635A JP 2002068635 A JP2002068635 A JP 2002068635A JP 2003274599 A JP2003274599 A JP 2003274599A
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drive device
switching element
motor
housing
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Kazutaka Tatematsu
和高 立松
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Toyota Motor Corp
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動装置に含まれる電力変換装置と電動機と
を小型化することによって駆動装置全体としての小型化
を図り、車輌搭載性に優れた駆動装置を提供する。 【解決手段】 回転軸32、筐体31、回転子34、お
よび固定子36を含むモータ30と、スイッチング素子
24、平滑用コンデンサ27、およびスイッチング制御
回路26を含むインバータ回路20とを備え、平滑用コ
ンデンサ27は環状に形成されており、この環状に形成
された平滑用コンデンサ27がモータ30の回転軸32
に外挿され、モータ30の筐体31内のデッドスペース
に収容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機および電力
変換装置を備えた駆動装置に関し、より特定的には、直
流電源から得られる直流電力を交流電力に変換し、この
交流電力を用いて電動機を動作させることによって駆動
力を得る駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直流電源から得られる直流電力を
電力変換装置を用いて交流電力に変換し、この交流電力
を用いて電動機を動作させることによって、電気エネル
ギーを効率良く運動エネルギーに変換する駆動装置が知
られている。この駆動装置の応用範囲は広く、近年では
車輌への搭載も一部実用化が始まっている。
【0003】駆動装置が搭載される車輌としては、たと
えば電気自動車(Electric Vehicle)やハイブリッド電
気自動車(Hybrid Electric Vehicle)などがあり、環
境に配慮した自動車として注目を集めている。たとえ
ば、ハイブリッド電気自動車においては、従来のエンジ
ンに加えて上述の駆動装置が搭載される。
【0004】この駆動装置の一般的な回路構成を図5に
示す。駆動装置は、大別して、電力変換装置であるイン
バータ回路20と、電動機であるモータ30とから構成
される。上述のように、この駆動装置の電源としては、
直流電源であるバッテリ10が用いられる。
【0005】インバータ回路20は、内部にスイッチン
グ素子24およびスイッチング素子24のON/OFF
動作を制御するスイッチング制御回路26を有するスイ
ッチングモジュール21と、スイッチング素子24に供
給される直流電力の平滑化を行なう平滑用コンデンサ2
7とを含む。スイッチング素子24としては、IGBT
(Insulated Gate Bipolar Transistor)やパワーMO
S(Metal Oxide Semiconductor)などが使用される。
なお、スイッチング素子24のそれぞれに並列に接続さ
れているダイオードは、還流用のフリーホイールダイオ
ード25である。
【0006】図に示すように、スイッチングモジュール
21のP,N端子22a,22bは、バスバー23を介
してバッテリ10の正極および負極に接続される。ま
た、スイッチングモジュール21のP,N端子22a,
22b間には、バッテリ10からスイッチング素子24
へと印加される直流電圧の平滑化を行なう目的で、平滑
用コンデンサ27が並列に接続される。一方、スイッチ
ングモジュール21のU,V,W端子22c,22d,
22eは、モータ30の三相の端子にそれぞれ接続され
る。
【0007】ここで、図6は、従来の駆動装置に使用さ
れていた平滑用コンデンサの形状を示す斜視図である。
図に示すように、従来の平滑用コンデンサ27は、円筒
形状を成しており、その上面に接続用の端子27aが設
けられている。本駆動装置においてはスイッチング素子
24に印加される電圧が非常に大きいため、これに合わ
せて平滑用コンデンサ27の容量も非常に大きくする必
要があり、実用化されている駆動装置にあっては数mF
程度のものまで存在する。このため、平滑用コンデンサ
27は非常に大きい体積を占める。
【0008】スイッチング制御回路26は、図示しない
インバータ制御回路を介して同じく図示しないECU
(Electrical Control Unit)に接続されており、車輌
の運転条件に応じてスイッチング素子24のON/OF
F動作を制御する。このインバータ制御回路によるスイ
ッチング素子24のPWM(Pulse Width Modulation)
制御により、モータ30に出力される交流電力の最適化
が図られる。
【0009】以上の構成により、バッテリ10から得ら
れる直流電力がインバータ回路20によって三相の交流
電力に変換され、この三相の交流電力によってモータ3
0が駆動される。これにより、モータ30の回転軸に車
輌の推進力となる回転力が与えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用の駆動装
置にあっては、インバータ回路とモータとが車輌の別々
の位置に離隔配置されていた。これは、インバータ回路
とモータとがいずれもその動作によって発熱するためで
あり、近接配置することによって互いの熱が相互に干渉
し合うことを防止するためである。しかし、これではイ
ンバータ回路とモータとを電気的に接続するための大型
のケーブルを車輌に敷設する必要があり、部品の小型化
の要望が強い自動車への適用の妨げとなっていた。ま
た、スイッチング素子のON/OFF動作の高速化に伴
い、これによって生ずるノイズの低減を図るため、ケー
ブルをより短くすることが好ましい。このため冷却系の
改良が鋭意行なわれ、近年ではインバータ回路とモータ
との近接配置が可能になりつつある。
【0011】インバータ回路とモータとを近接配置し、
さらには一体化したものとして、たとえば、特開200
1−119898号公報に開示された駆動装置がある。
図7(a)に示すように、この駆動装置では、モータ3
0の筐体31の上部外壁にインバータ回路20が収容さ
れるインバータケース40を一体に組付けている。ま
た、インバータ回路とモータとを近接配置した他の例と
しては、特開平5−292703号公報に開示された駆
動装置がある。図7(b)に示すように、この駆動装置
では、モータ30の筐体31の端面にヒートシンク41
を介してインバータケース40を一体に接続している。
なお、上述のいずれの駆動装置においても、インバータ
ケース40内には、スイッチングモジュール21と平滑
用コンデンサ27とが収容されている。
【0012】しかしながら、上述のいずれの構成にあっ
ても、本来の意味での駆動装置の小型化は図られてはい
ない。あくまでも上述の構成にあっては、インバータケ
ースをモータの筐体に近接配置することによってインバ
ータ回路とモータとの接続に用いられるケーブルが短縮
されるのみであって、インバータ回路とモータとの小型
化に直接寄与するような工夫は見られない。たとえば、
特開2001−119898号公報に開示された駆動装
置にあっては、図6に示す従来と同一形状の平滑用コン
デンサ27がインバータケース40内に収容されてお
り、占有体積の点から見れば従前のものと殆どかわりな
い。
【0013】したがって、本発明の目的は、駆動装置に
含まれる電力変換装置と電動機とを小型化することによ
って駆動装置全体としての小型化を図り、車輌搭載性に
優れた駆動装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく駆動装置
は、回転軸、筐体、回転子、および固定子を含む電動機
と、スイッチング素子、平滑用コンデンサ、および制御
回路を含む電力変換装置とを備えている。筐体は、回転
軸を軸支している。固定子は筐体内に位置し、回転軸上
に配置されている。固定子は同じく筐体内に位置し、回
転子の周面に間隔をもって対面配置されている。スイッ
チング素子は、固定子に巻装されたコイルに電気的に接
続されている。平滑用コンデンサはスイッチング素子に
電気的に接続され、スイッチング素子に供給される電力
の平滑化を行なう。制御回路は、スイッチング素子のス
イッチ動作を制御する。電力変換装置のうち、少なくと
も平滑用コンデンサが電動機の筐体内に収容されてい
る。
【0015】このように、電力変換装置の一構成部品で
ある平滑用コンデンサを電動機筐体内のデッドスペース
に配置することにより、駆動装置全体としての小型化が
可能になる。平滑用コンデンサは、電力変換装置の占有
体積の大部分を占めており、この平滑用コンデンサを電
動機の筐体内部のデッドスペースに配置することは、駆
動装置の小型化に非常に有効である。
【0016】上記本発明に基づく駆動装置は、好ましく
は、回転軸と交差する断面において、平滑用コンデンサ
が回転軸を囲むように延在する円弧部を有する。
【0017】このように、平滑用コンデンサの形状を従
来の円筒形状から電動機の回転軸を囲う円弧部を有する
形状へと変更することにより、デッドスペースの有効利
用が可能になる。これにより、駆動装置を大幅に小型化
することが可能になる。円弧部を有する平滑用コンデン
サの形状としては、たとえば、U字状やC字状などが考
えられる。
【0018】上記本発明に基づく駆動装置は、好ましく
は、回転軸と交差する断面において、平滑用コンデンサ
が回転軸を囲むように延在する環状部を有する。
【0019】このように、平滑用コンデンサの形状を従
来の円筒形状から電動機の回転軸を囲う環状部を有する
形状へと変更することにより、デッドスペースの有効利
用が可能になる。これにより、駆動装置を大幅に小型化
することが可能になる。環状部を有する平滑用コンデン
サの形状としては、たとえば、真円形状や楕円形状が考
えられる。
【0020】上記本発明に基づく駆動装置は、好ましく
は、回転軸と交差する断面において、平滑用コンデンサ
は回転軸からコイルに至るまでの領域内に位置してい
る。
【0021】このように、平滑用コンデンサが固定子に
巻装されたコイルよりも内側に位置することにより、電
動機の軸方向の大きさを小さく抑えることが可能にな
り、さらなる駆動装置の小型化が可能となる。
【0022】上記本発明に基づく駆動装置は、好ましく
は、平滑用コンデンサに加え、スイッチング素子が電動
機の筐体内に収容されている。
【0023】このように、スイッチング素子が電動機の
筐体内にあわせて配置されることにより、スイッチング
素子と平滑用コンデンサとの接続配線を短縮化すること
ができるため、高周波スイッチングに伴って生ずるノイ
ズの低減や、部品点数の削減が可能になり、高性能で小
型の駆動装置を安価に製造することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照して説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における駆動装置の構造を説明するための断面図
であり、図2は、本実施の形態における平滑用コンデン
サの形状を説明するための斜視図である。なお、本実施
の形態における駆動装置の回路構成は、図5に示した回
路構成と同じである。
【0026】図1に示すように、モータ30は、回転軸
32と、筐体31と、回転子34と、固定子36とを有
している。回転軸32と筐体31との間にには、ベアリ
ング33が嵌め込まれており、このベアリング33によ
って回転軸32が筐体31に回転自在に軸支されてい
る。筐体31内部の回転軸32上には、回転子34が固
着されており、この回転子34の所定位置には永久磁石
35が取付けられている。固定子36は、回転子34の
周面に対面配置するように筐体31内壁に固着されてい
る。この固定子36にはコイル37が巻装されている。
また、筐体31内の所定位置には、角度センサであるレ
ゾルバー38aが取付けられている。このレゾルバー3
8aは、回転軸32のラジアル方向にギャップを有する
ラジアルギャップ型のレゾルバーである。
【0027】筐体31内部の所定位置には、スイッチン
グモジュール21が収容されている。スイッチングモジ
ュール21内には、スイッチング素子24およびスイッ
チング制御回路26が配設されている。このスイッチン
グモジュール21に近接して、平滑用コンデンサ27が
筐体31内に収容されている。ここで、平滑用コンデン
サ27は、図2(a)に示すように、環状に形成された
環状部27bを有するコンデンサが使用される。この環
状の平滑用コンデンサ27は、モータ30の回転軸32
に外挿されて配置される。これにより、平滑用コンデン
サ27の環状部27bが回転軸32を囲むように延在す
るようになる。また、平滑用コンデンサ27は、固定子
36に巻装されたコイル37の端部であるコイルエンド
部37aよりも内側に配置されている。なお、平滑用コ
ンデンサ27の端子27aは、スイッチングモジュール
21のP,N端子22a,22bにボルト締めにて固定
される。
【0028】以上のように、平滑用コンデンサの形状を
環状にし、この環状の平滑用コンデンサをモータの回転
軸に外挿して筐体内部に配置することにより、モータの
デッドスペースを有効利用することが可能になり、駆動
装置の小型化に寄与する。また、コイルエンド部よりも
内側に平滑用コンデンサを配置することにより、モータ
の軸方向の大きさをさらに小さくすることが可能にな
る。
【0029】なお、図2(b)に示すように、平滑用コ
ンデンサ27は環状以外の形状のものでもよい。たとえ
ば、回転軸32を完全に囲むものではなく、その一部を
囲むように延在する円弧部27cを有するものでもよ
い。この一例としては、U字状やC字状の平滑用コンデ
ンサが考えられる。
【0030】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2における駆動装置の構造を説明するための軸方向断
面図である。図に示すように、本実施の形態における駆
動装置は上述の実施の形態1と異なり、平滑用コンデン
サおよびレゾルバーの筐体内部での配設位置が異なって
いる。また、コイルエンド部としては、後述するコイル
エンド部短縮手段が用いられている。
【0031】本実施の形態にあっては、平滑用コンデン
サ27がスイッチングモジュール21が配置された筐体
31の内壁とは反対側の内壁に配置されている。これ
は、平滑用コンデンサが特に大きく、スイッチングモジ
ュール21の近傍に配置できない場合に有効なレイアウ
トである。
【0032】また、本実施の形態においては、固定子3
6に巻装されたコイル37の端部にコイルエンド部短縮
手段37bが利用されている。このコイルエンド部短縮
手段37bは、通常、固定子36の端部で湾曲するよう
に折り曲げられるコイル37の巻線の湾曲部分のでっぱ
りをなくすことにより、固定子36端部を小型化するも
のである。具体的には、基板やリード線などの部材を固
定子36端部に沿うように固定子36両端に配置し、こ
れら基板やリード線と巻線とを接続することによって構
成される。このようにすることにより、固定子36端部
において巻線が出っ張らず、屈曲するようになるため、
コイルエンド部の占有体積を大幅に減少させることがで
き、駆動装置の小型化が可能になる。
【0033】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3における駆動装置の構造を説明するための軸方向
断面図である。図に示すように、本実施の形態における
駆動装置は上述の実施の形態1と異なり、レゾルバーが
回転軸の延伸方向にギャップを有するアキシャルギャッ
プ型のレゾルバーとなっている。
【0034】図に示すように、このアキシャルギャップ
型のレゾルバー38bを回転子34と平滑用コンデンサ
37の内側に配置することにより、さらなる駆動装置の
小型化が実現できるようになる。
【0035】上記各実施の形態においては、スイッチン
グモジュールを電動機の筐体内部に配置しているが、こ
れを筐体外部に設置しても構わない。電力変換装置の占
有体積の大部分を占める構成部品は平滑用コンデンサで
あるため、スイッチングモジュールを筐体外部、たとえ
ば筐体の外壁表面に設置しても、駆動装置が大幅に大型
化することはない。しかしながら、言うまでもなく、筐
体内部のデッドスペースにスイッチングモジュールを配
置することが好ましい。
【0036】また、上記各実施の形態においては、冷却
系の説明を省略したが、スイッチングモジュールを筐体
壁面に取付け、この筐体壁面内部に冷却路を設けること
により、十分な冷却性能を得ることが可能である。
【0037】また、上記各実施の形態においては、平滑
用コンデンサの形状を回転軸を囲む形状とした場合を例
示して説明したが、特にこの形状に限定されるものでは
なく、たとえば従来の円筒状の平滑用コンデンサをデッ
ドスペースに配置しても構わない。また、平滑用コンデ
ンサの周辺に配置される他の部品との干渉が少なくなる
ように、適宜平滑用コンデンサ自体を局所的に薄くした
り、切り欠いたりしてもよい。ただし、よりデッドスペ
ースを有効活用して駆動装置全体の小型化を図るために
は、回転軸を囲む形状とすることが望ましいと思われ
る。
【0038】さらに上記においては、車輌に搭載される
駆動装置を例示してその説明を行なったが、特に車載用
の駆動装置に限定されるものではない。
【0039】また、本発明に係る駆動装置は、その構成
から発電機として使用することも可能であり、特に車載
用の駆動装置にあっては、このような形態で使用される
こともある。
【0040】このように、今回開示した上記各実施の形
態はすべての点で例示であって、制限的なものではな
い。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定
され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範
囲内でのすべての変更を含むものである。
【0041】
【発明の効果】本発明により、平滑用コンデンサなどの
電力変換装置の構成部品を電動機の筐体内部のデッドス
ペースに配置することにより、駆動装置の小型化が可能
になる。また、平滑用コンデンサの形状を回転軸を囲む
形状とすることにより、さらなる駆動装置の小型化が可
能になる。また、この回転軸を囲む平滑用コンデンサを
固定子のコイル端部の内側に配置することにより、駆動
装置の回転軸方向の大きさを長大させることもない。こ
れにより、車輌への搭載性に優れた駆動装置を提供する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における駆動装置の構
造を説明するための軸方向断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における平滑用コンデ
ンサの形状を示す概略斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態2における駆動装置の構
造を説明するための軸方向断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態3における駆動装置の構
造を説明するための軸方向断面図である。
【図5】 一般的な駆動装置の回路構成を説明するため
の図である。
【図6】 従来の平滑用コンデンサの形状を説明するた
めの概略斜視図である。
【図7】 従来の駆動装置の構造を説明するための概略
斜視図である。
【符号の説明】
10 バッテリ、20 インバータ回路、21 スイッ
チングモジュール、22a P端子、22b N端子、
22c U端子、22d V端子、22e W端子、2
3 バスバー、24 スイッチング素子、25 還流ダ
イオード、26スイッチング制御回路、27 平滑用コ
ンデンサ、27a 端子、27b 環状部、27c 円
弧部、30 モータ、31 筐体、32 回転軸、33
ベアリング、34 回転子、35 永久磁石、36
固定子、37 コイル、37aコイルエンド部、37b
コイルエンド部短縮手段、38a,b レゾルバー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸、前記回転軸を軸支する筐体、前
    記筐体内に位置し、前記回転軸上に配置された回転子、
    および前記筐体内に位置し、前記回転子の周面に間隔を
    もって対面配置された固定子を含む電動機と、 前記固定子に巻装されたコイルに電気的に接続されるス
    イッチング素子、前記スイッチング素子に電気的に接続
    され、前記スイッチング素子に供給される電力の平滑化
    を行なう平滑用コンデンサ、および前記スイッチング素
    子のスイッチ動作を制御する制御回路を含む電力変換装
    置とを備えた駆動装置であって、 前記電力変換装置のうち、少なくとも前記平滑用コンデ
    ンサが前記筐体内に収容されている、駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記回転軸と交差する断面において、前
    記平滑用コンデンサが前記回転軸を囲むように延在する
    円弧部を有する、請求項1に記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記回転軸と交差する断面において、前
    記平滑用コンデンサが前記回転軸を囲むように延在する
    環状部を有する、請求項1に記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記回転軸と交差する断面において、前
    記平滑用コンデンサは、前記回転軸から前記コイルに至
    るまでの領域内に位置している、請求項1から3のいず
    れかに記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記平滑用コンデンサに加え、前記スイ
    ッチング素子が前記筐体内に収容されている、請求項1
    から4のいずれかに記載の駆動装置。
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