JP2003274288A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP2003274288A
JP2003274288A JP2002076410A JP2002076410A JP2003274288A JP 2003274288 A JP2003274288 A JP 2003274288A JP 2002076410 A JP2002076410 A JP 2002076410A JP 2002076410 A JP2002076410 A JP 2002076410A JP 2003274288 A JP2003274288 A JP 2003274288A
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Hiroshi Sugimoto
浩史 杉本
Kenichi Kikuchi
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電源が投入される毎に、基準日から所定期間
以上が経過したかどうかが判別される。所定期間が経過
したと判別されると、イメージセンサ14から欠陥画素
が検出され、EEPROM24の欠陥画素情報が更新さ
れる。イメージセンサ14によって撮影された被写体の
画像信号は、このような欠陥画素情報に基づいて画素補
正を施される。つまり、欠陥画素検出は電源が投入され
た日が基準日から所定期間以上経過しているときに実行
される。 【効果】 操作性を損なうことなく、後天的に発生した
欠陥画素を適切に補正することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビデオカメラに
関し、特にたとえば、イメージセンサによって撮影され
た被写体の画像信号に欠陥画素情報に基づく画素補正を
施す、ビデオカメラに関する。
【0002】
【従来技術】イメージセンサは数十万〜数百万の画素
(受光素子)を有するため、一部に欠陥画素が含まれる
可能性がある。このため、製造段階で欠陥画素情報をメ
モリに書き込み、信号処理によって当該欠陥画素に対応
する画素信号に補正を施すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】白点のような欠陥画素
は宇宙線の影響などによって後天的に発生し得るにも関
わらず、従来技術では、後天的に発生した欠陥画素に対
する補正は行われていなかった。一方、欠陥画素の検出
処理には時間がかかるため、使用時に当該検出処理を頻
繁に行うと操作性が低減する。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、操
作性を損なうことなく、後天的に発生した欠陥画素を適
切に補正することができる、ビデオカメラを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、イメージセ
ンサによって撮影された被写体の画像信号に欠陥画素情
報に基づく画素補正を施すビデオカメラにおいて、電源
が投入される毎に基準日から所定期間以上が経過したか
どうかを判別する判別手段、所定期間が経過したと判別
されたときイメージセンサから欠陥画素を検出する検出
手段、および検出手段の検出結果に基づいて欠陥画素情
報を更新する更新手段を備えることを特徴とする、ビデ
オカメラである。
【0006】
【作用】ビデオカメラの電源が投入される毎に、基準日
から所定期間以上が経過したかどうかが判別手段によっ
て判別される。所定期間が経過したと判別されると、検
出手段によってイメージセンサから欠陥画素が検出さ
れ、更新手段によって欠陥画素情報が更新される。イメ
ージセンサによって撮影された被写体の画像信号は、こ
のような欠陥画素情報に基づいて画素補正を施される。
【0007】このように、欠陥画素検出は、電源が投入
された日が基準日から所定期間以上経過しているときに
実行される。つまり、欠陥画素検出は電源が投入される
毎に行なわれるわけではなく、さらに欠陥画素検出のた
めに特別なキー操作が必要なわけでもない。これによっ
て、操作性を損なうことなく、後天的に発生した欠陥画
素を適切に補正することができる。
【0008】欠陥画素情報は欠陥画素の信号レベルを示
すレベル情報を含む場合、レベル情報が所定条件を満た
す欠陥画素情報を画素補正のための画素情報として抽出
するようにしてもよい。欠陥画素検出の途中で電源が不
意に遮断されると、欠陥画素情報が異常な数値を示す可
能性がある。このような欠陥画素情報を排除すること
で、適切な補正が可能となる。
【0009】被写体を撮影するときの露光時間を判別
し、判別結果に応じて異なる量の欠陥画素情報を有効化
するようにしてもよい。好ましくは、露光時間が長いほ
ど多くの欠陥画素情報を有効化した方がよい。被写体が
暗いほど、画像信号のレベルは低くなり、このようなと
きほど欠陥画素が目立つ。このため、露光時間が長いと
きに被写体が暗いとみなして多くの欠陥画素情報を有効
化すれば、欠陥画素を目立たなくすることができる。
【0010】イメージセンサに複数回の露光を施し、各
々の露光によって生成された画像信号に基づいて欠陥画
素を検出するようにすれば、欠陥画素をより的確に検出
することができる。
【0011】好ましくは、同じ画素が欠陥画素として複
数回検出されたとき当該画素が登録手段によって登録さ
れる。検出手段は、登録された画素を欠陥画素であるか
どうかの判別対象から除外する。これによって、欠陥画
素の検出に要する時間を短縮できる。
【0012】バッテリが装着されたときに電源を投入す
るようにすれば、欠陥画素検出は、バッテリの装着に応
答して実行される。バッテリを交換する状況は通常シャ
ッタチャンスと無関係であり、このようなときに欠陥画
素を検出するようにすれば、操作性が損なわれることは
ない。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、基準日から所定期間
以上経過したときに欠陥画素を検出するようにしたた
め、操作性を損なうことなく、後天的に発生した欠陥画
素を適切に補正することができる。
【0014】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルビ
デオカメラ10は、着脱自在のバッテリ46を含む。バ
ッテリ46はバックアップ電源42を充電し、システム
コントローラ36はバックアップ電源42によって常時
オン状態とされる。
【0016】オペレータが電源スイッチ40をオンする
と、システムコントローラ36はスイッチSW1をオン
するとともに、電源スイッチ40がオン状態であること
を示す状態信号をCPU34に与える。また、オペレー
タがバッテリ46を装着したときは、着脱センサ44か
ら装着を示す検知信号が出力される。システムコントロ
ーラ36は、このときもスイッチSW1をオンし、バッ
テリ46が装着されたことを示す状態信号をCPU34
に与える。
【0017】スイッチSW1がオンされることで、バッ
テリ46の電力がシステム全体に供給される。こうして
電源が投入されると、画素欠陥判別処理がCPU34に
よって行われる。具体的には、EEPROM24に形成
されたレジスタ24dから基準日情報が検出され、当該
基準日情報が示す日付から90日以上経過しているかど
うかが判断され、そして90日以上経過していると判断
されたときに欠陥画素の検出が行われる。検出された欠
陥画素の画素情報は、EEPROM24の第2領域24
bまたは第3領域24cに格納される。
【0018】なお、製造段階で検出された欠陥画素(以
下、「初期欠陥画素」という)の画素情報は、EEPR
OM24aの第1領域24aに格納されている。また、
第1領域24a,第2領域24bおよび第3領域24c
のいずれに格納された画素情報も、画素位置および画素
レベルの情報を含む。さらに、基準日とは、欠陥画素の
検出処理が行われた直近の日付である。
【0019】バッテリ46の装着に応答して電源が投入
された場合、このような画素欠陥判別処理の終了後にス
イッチSW1がオフされ、システム全体への電源供給が
遮断される。一方、電源スイッチ40のオン操作に応答
して電源が投入された場合は、当該電源スイッチ40の
オフ操作が行なわれない限り、スイッチSW1はオン状
態を維持する。
【0020】電源スイッチ40のオン操作の後にシャッ
タボタン38が押されると、システムコントローラ36
は、対応する状態信号をCPU34に与える。これによ
って、撮影/記録処理がCPU34によって行われる。
CPU34はまず、タイミングジェネレータ(TG)3
0にイメージセンサ14の露光を命令し、所定期間経過
後にドライバ32を制御してシャッタ部材12を閉じ、
そしてTG30にイメージセンサ14からの電荷の読み
出しを命令する。CPU34はまた、メモリ制御回路2
0に第1バンク22aへの書き込みを命令する。イメー
ジセンサ14からは、被写体の光学像に対応する電荷つ
まり生画像信号が出力される。出力された生画像信号
は、CDS/AGC回路16およびA/D変換器18を
介してメモリ制御回路20に与えられ、メモリ制御回路
20によってSDRAM22の第1バンク22aに書き
込まれる。
【0021】第1バンク22aに格納された生画像信号
は、CPU34によって欠陥補正処理を施される。欠陥
補正が完了すると、CPU34は、メモリ制御回路20
に第1バンク22aからの読み出しを命令し、信号処理
回路26に処理命令を与える。メモリ制御回路20は、
欠陥補正が行われた生画像信号を第1バンク22aから
読み出し、当該生画像信号を信号処理回路26に与え
る。信号処理回路26は、与えられた生画像信号に色分
離,白バランス調整,YUV変換,JPEG圧縮などの
処理を施して圧縮画像信号を生成し、生成した圧縮画像
信号を記録媒体28に記録する。
【0022】CPU34は、図2〜図6に示すフロー図
に従って画素欠陥判別処理を実行する。なお、このフロ
ー図に対応する制御プログラムは、ROM48に記憶さ
れている。
【0023】まずステップS1で、時計回路50から今
日の日付を検出する。ステップS3では、メモリ制御回
路20を通してEEPROM24にアクセスし、レジス
タ24dから基準日情報を読み出す。ステップS5では
今日の日付が基準日から90日以上経過しているかどう
か判断し、90日未満であればそのまま上階層のルーチ
ンに復帰する。これに対して、今日の日付が基準日から
90日以上経過していれば、ステップS7で欠陥画素検
出処理を行い、ステップS9でレジスタ24dの基準日
情報を今日の日付に更新し、その後上階層のルーチンに
復帰する。
【0024】ステップS7の画素欠陥検出処理は、図3
に示すフロー図に従う。まずステップS11で画像取り
込み処理を行う。これによって、シャッタ部材12が閉
じた状態で撮影された生画像信号つまり黒画像信号が、
SDRAM22の第1バンク22a内に得られる。ステ
ップS13では閾値Xを設定し、ステップS15では、
第1バンク22aに格納された黒画像信号から閾値Xを
上回る高輝度画素を欠陥画素として検出する。検出され
た欠陥画素の画素数は、ステップS17で判別される。
当該画素数が800個以上であれば、欠陥画素を絞り込
むためにステップS19で閾値Xを更新する。具体的に
は、現時点の数値にΔXを加算する。閾値Xの更新が完
了すると、ステップS15〜S17の処理を繰り返す。
これによって欠陥画素の数が800個を下回ると、ステ
ップS17からステップS21に進み、信号レベルが高
い方から512個の画素をレベル順にソートする。
【0025】ステップS23では、ソートされた512
個の欠陥画素から、第1領域24aおよび第2領域24
bに格納された画素情報が示す欠陥画素を排除する。第
1領域24aには、上述のように、製造段階で検出され
た初期欠陥画素の画素情報が格納される。一方、第2領
域24bには、使用段階で過去に2回連続して検出され
た欠陥画素(以下、「特定欠陥画素」という)の画素情
報が格納される。512個の欠陥画素から初期欠陥画素
および特定欠陥画素が排除された結果、残りの欠陥画素
は、今回初めて検出された画素あるいは今回の検出が前
回に続いて2回目の画素となる。
【0026】ステップS25では残欠陥画素の画素数を
判別し、当該画素数が64個を上回るときはそのまま上
階層のルーチンに復帰する。一方、当該画素数が64個
に満たなければ、ステップS25からステップS27に
進み、残欠陥画素の1つを選択する。ステップS29で
は、選択された欠陥画素が前回も検出された欠陥画素で
あるかどうか判断する。具体的には、選択された欠陥画
素を第3領域24cに格納された画素情報が示す各々の
欠陥画素と比較して、一致する欠陥画素の有無を判断す
る。そして、一致する欠陥画素が見つかれば、当該欠陥
画素は2回続けて検出された画素とみなしてステップS
31に進む。一方、一致する欠陥画素が見つからなけれ
ば、当該欠陥画素は初めて検出された欠陥画素とみなし
てステップS33に進む。
【0027】ステップS31では選択された欠陥画素の
位置およびレベルを示す画素情報をEEPROM24の
第2領域24bに書き込み、ステップS33では選択さ
れた欠陥画素の位置およびレベルを示す画素情報をSD
RAM22のテンポラリ領域22cに書き込む。ステッ
プS31またはS33の処理を終えると、全ての残欠陥
画素の比較が終了したかどうかをステップS35で判別
する。そして、NOであればステップS27に戻るが、
YESであれば、ステップS37でEEPROM24c
の第3領域24cをクリアし、ステップS39でテンポ
ラリ領域24cの画素情報を当該第3領域24cに書き
込む。ステップS39の処理を終えると、上階層のルー
チンに復帰する。
【0028】ステップS11の画像取り込み処理は、図
5および図6に示すサブルーチンに従う。まずステップ
S41でカウント値Nを“1”に設定し、ステップS4
3でシャッタ部材12を閉じた状態での撮影を行い、ス
テップS45でSDRAM22の第Nバンクに生画像信
号を書き込む。具体的には、2秒間の露光と当該露光に
よって得られた黒画像信号の読み出しをステップS43
でTG30に命令し、当該黒画像信号の第Nバンクへの
書き込みをメモリ制御回路20に命令する。ステップS
47ではカウント値Nが“2”であるかどうか判断し、
NOであればステップS49でカウント値Nをインクリ
メントしてからステップS43に戻る。この結果、シャ
ッタ部材12が閉じた状態での撮影が2回行われ、これ
によって得られた2フレームの黒画像信号がSDRAM
22の第1バンク22aおよび第2バンク22bに書き
込まれる。
【0029】ステップS51ではカウント値Mを“1”
に設定し、ステップS53では第1バンク22aおよび
第2バンク22bのカウント値Mに対応する座標から画
素信号を読み出す。第1バンク22aから読み出された
画素信号(以下、「第1画素信号」という)および第2
バンク22bから読み出された画素信号(以下、「第2
画素信号」という)は、ステップS55でレベル比較を
施される。第1画素信号のレベルが第2画素信号のレベ
ル以上であれば、そのままステップS59に進むが、第
1画素信号のレベルが第2画素信号のレベルに満たなけ
れば、ステップS57を経てステップS59に進む。ス
テップS57では、第1バンク22aのカウント値Mに
対応するアドレスに格納された第1画素信号を、第2バ
ンク22bのカウント値Mに対応するアドレスに格納さ
れた第2画素信号によって置換する。
【0030】ステップS59ではカウント値Mが黒画像
信号の総画素数に達したかどうか判断し、NOであれば
ステップS51でカウント値Mをインクリメントしてか
らステップS53に戻る。これによって、黒画像信号を
形成する全ての画素信号のレベルが比較処理を施され、
より高レベルの画素信号が第1バンク22aに集められ
る。ステップS59でYESと判断されると、上階層の
ルーチンに復帰する。
【0031】CPU34はまた、シャッタボタン38が
操作されたとき図7に示すフロー図に従って撮影/記録
処理を実行する。なお、このフロー図に対応する制御プ
ログラムもまた、ROM48に記憶されている。
【0032】まずステップS71で被写体を撮影する。
具体的には、TG30に所望の露光時間による露光を命
令し、当該露光期間の経過後にドライバ32にシャッタ
部材12の閉動作を命令し、そしてTG30に電荷の読
み出しを命令する。さらに、メモリ制御回路20に第1
バンク22aへの書き込みを命令する。イメージセンサ
14からは所望の露光時間の露光によって得られた生画
像信号が出力され、当該生画像信号は、CDS/AGC
回路16,A/D変換器18およびメモリ制御回路20
を経てSDRAM22の第1バンク22aに書き込まれ
る。なお、露光時間は、メニューボタン52によって調
整することができる。
【0033】ステップS75では、当該所望の露光時間
を判別する。そして、露光時間>1秒であればステップ
S77で欠陥画素の補正個数を512個に設定するが、
露光時間≦1秒であればステップS79で当該補正個数
を30個に設定する。ステップS81では、EEPRO
M24に形成された第1領域24a,第2領域24bま
たは第3領域24cからいずれか1つの欠陥画素に関す
る画素情報を読み出す。ステップS83では、読み出さ
れた画素情報が示す画素レベルが正常かどうか判断し、
正常であればステップS85における欠陥補正を経てス
テップS87に進むが、異常であればそのままステップ
S87に進む。
【0034】上述の欠陥画素検出処理の途中でバッテリ
46が不意に抜かれると、第2領域24bまたは第3領
域24cに格納された画素情報が、通常はとり得ない異
常な数値を示す。このような異常な数値に基づく欠陥補
正は行うべきではないため、ステップS83で画素情報
の正当性を判別し、画素情報が正常な数値を示すときだ
けステップS85に移行するようにしている。ステップ
S85では、ステップS81で読み出された画素情報に
基づいて第1バンク22aの生画像信号から欠陥画素を
検出し、当該欠陥画素をメディアンフィルタ処理によっ
て補正する。
【0035】ステップS87では、全ての欠陥画素の補
正が完了したかどうか判断し、NOであればステップS
81に戻り、YESであればステップS89に進む。ス
テップS89では、記録処理を実行するべく、メモリ制
御回路20に第1バンク22aからの読み出しを命令
し、信号処理回路26に処理命令を与える。メモリ制御
回路20は、第1バンク22aから欠陥補正が完了した
生画像信号を読み出す。信号処理回路26は、当該生画
像信号に基づいて圧縮画像信号を生成し、生成された圧
縮画像信号を記録媒体28に記録する。記録処理が完了
すると、上階層のルーチンに復帰する。
【0036】以上の説明から分かるように、電源が投入
される毎に、基準日から所定期間以上が経過したかどう
かが判別される(S5)。所定期間が経過したと判別される
と、イメージセンサ14から欠陥画素が検出され(S1
5)、欠陥画素情報が更新される(S39)。イメージセンサ
14によって撮影された被写体の画像信号は、このよう
な欠陥画素情報に基づいて画素補正を施される(S85)。
つまり、欠陥画素検出は電源が投入された日が基準日か
ら所定期間以上経過しているときに実行される。換言す
れば、欠陥画素検出は電源が投入される毎に行なわれる
わけではなく、さらに欠陥画素検出のために特別なキー
操作が必要なわけでもない。これによって、操作性を損
なうことなく、後天的に発生した欠陥画素を適切に補正
することができる。
【0037】また、欠陥画素情報は欠陥画素の信号レベ
ルを示すレベル情報を含み、レベル情報が所定条件を満
たす欠陥画素情報が、画素補正のための画素情報として
抽出される(S83)。欠陥画素検出の途中で電源が不意に
遮断されると、欠陥画素情報が異常な数値を示す可能性
がある。このような欠陥画素情報を排除することで、適
切な補正が可能となる。
【0038】さらに、被写体を撮影するときの露光時間
が判別され(S75)、判別結果に応じて異なる量の欠陥画
素情報が有効化される(S77,S79)。具体的には、露光時
間が長いほど多くの欠陥画素情報が有効化される。被写
体が暗いほど、画像信号のレベルは低くなり、白点のよ
うな欠陥画素はこのような被写体を撮影したときに目立
つ。このため、露光時間が長いときに被写体が暗いとみ
なされ、多くの欠陥画素情報が有効化される。これによ
って、欠陥画素を目立たなくすることができる。
【0039】また、イメージセンサ14は複数回の露光
を施され、各々の露光によって生成された画像信号に基
づいて欠陥画素が検出される(S41~S61)。白点欠陥の発
生状況は温度変化によって変化するため、複数回の露光
を施すことによって欠陥画素をより的確に検出すること
ができる。
【0040】さらに、同じ画素が欠陥画素として複数回
検出されたとき当該画素がEEPROM24の第2領域
24bに登録される(S29,S31)。登録された画素は、次
回の欠陥画素の検出時に判別対象から除外される(S2
3)。これによって、欠陥画素検出に要する時間を短縮で
きる。
【0041】また、電源はバッテリ46が装着されたと
きにも投入され、欠陥画素検出は、バッテリ46の装着
に応答して実行される。バッテリ46を交換する状況は
通常シャッタチャンスと無関係であり、このようなとき
に欠陥画素を検出するようにすることで、操作性が向上
する。
【0042】なお、この実施例では、同じ画素が連続し
て欠陥画素とされたときに、当該欠陥画素の画素情報を
第2領域24bに格納するようにしているが(S29)、こ
れに代えて、欠陥画素の信号レベルが閾値を超えたとき
に、当該欠陥画素の画素情報を第2領域24bに格納す
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図3】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図で
ある。
【図4】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー
図である。
【図5】図1実施例の動作のさらにその他の一部を示す
フロー図である。
【図6】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図で
ある。
【図7】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー
図である。
【符号の説明】
10…ディジタルビデオカメラ 12…シャッタ部材 14…イメージセンサ 22…SDRAM 24…EEPROM 28…記録媒体 34…CPU 40…電源スイッチ 44…着脱センサ 46…バッテリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージセンサによって撮影された被写体
    の画像信号に欠陥画素情報に基づく画素補正を施すビデ
    オカメラにおいて、 電源が投入される毎に基準日から所定期間以上が経過し
    たかどうかを判別する判別手段、 前記所定期間が経過したと判別されたとき前記イメージ
    センサから欠陥画素を検出する検出手段、および前記検
    出手段の検出結果に基づいて前記欠陥画素情報を更新す
    る更新手段を備えることを特徴とする、ビデオカメラ。
  2. 【請求項2】前記欠陥画素情報は前記欠陥画素の信号レ
    ベルを示すレベル情報を含み、 前記レベル情報が所定条件を満たす欠陥画素情報を前記
    画素補正のための画素情報として抽出する抽出手段をさ
    らに備える、請求項1記載のビデオカメラ。
  3. 【請求項3】前記被写体を撮影するときの露光時間を判
    別する判別手段、および 前記判別手段の判別結果に応じて異なる量の欠陥画素情
    報を有効化する有効化手段をさらに備える、請求項1ま
    たは2記載のビデオカメラ。
  4. 【請求項4】前記有効化手段は露光時間が長いほど多く
    の欠陥画素情報を有効化する、請求項3記載のビデオカ
    メラ。
  5. 【請求項5】前記検出手段は、前記イメージセンサに複
    数回の露光を施す露光手段、および前記露光手段による
    各々の露光によって生成された画像信号に基づいて欠陥
    画素を検出する欠陥画素検出手段を含む、請求項1ない
    し4のいずれかに記載のビデオカメラ。
  6. 【請求項6】前記検出手段によって同じ画素が前記欠陥
    画素として複数回検出されたとき当該画素を登録する登
    録手段をさらに備え、 前記検出手段は前記登録手段によって登録された画素を
    前記欠陥画素であるかどうかの判別対象から除外する、
    請求項1ないし5のいずれかに記載のビデオカメラ。
  7. 【請求項7】バッテリが装着されたとき前記電源を投入
    する投入手段をさらに備える、請求項1ないし6のいず
    れかに記載のビデオカメラ。
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