JP2003273988A - 無線通信端末 - Google Patents

無線通信端末

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JP2003273988A
JP2003273988A JP2002069133A JP2002069133A JP2003273988A JP 2003273988 A JP2003273988 A JP 2003273988A JP 2002069133 A JP2002069133 A JP 2002069133A JP 2002069133 A JP2002069133 A JP 2002069133A JP 2003273988 A JP2003273988 A JP 2003273988A
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microphone
communication terminal
housing
wireless communication
unit
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JP2002069133A
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Masaki Sakai
昌樹 酒井
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのマイクで通話時の話者音声と、ビテオ
撮影時等の被写体方向の音声との両方を効率的に拾うこ
と。 【解決手段】 本発明の無線通信端末は、表示部を有す
る第1の筐体6と、操作部を有する第2の筐体8とがヒ
ンジ部7を介して開閉可能に接続されて、撮像手段が第
1の筐体6もしくは第2の筐体8の背面側に設けられ、
マイクがヒンジ部7に設けられ、集音孔3がヒンジ部7
の筐体前面側および筐体背面側に設けられ、マイクに対
して音を導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を表示する表
示部を有する表示部側筐体と、操作をするための操作部
を有する操作部側筐体とが互いに折り畳み可能に連結さ
れている無線通信端末に関し、特に、音声を集音するマ
イクを備えた折り畳み型の無線通信端末に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】これまでは、音声通話を行うことが一般
的であった無線通信端末であったが、最近では、画像デ
ータ等のマルチメディアデータを扱う機能やカメラなど
の撮影機能が搭載された機種が登場してきており、この
ような高機能化に伴って部品点数の増加や表示部の大型
化が必須となるため、無線通信端末の形態性を維持する
ために折り畳み型の無線通信端末が普及してきている。
【0003】さらに、カメラを用いた撮影と併せて被写
体の音声も集音する機能を備えた無線通信端末では、通
話時と撮影時の両方の場合で効率良く音声を集音しよう
とすると、通話用と撮影用の2つのマイクを搭載する必
要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常の通話機能に加え
て、上述のようにカメラをさらに有する無線通信端末で
は、カメラを搭載しない無線通信端末と比較して内部の
回路等の部品点数が増えてしまう。また、限られたスペ
ースに多くの部品を配置しなければならない。
【0005】また、無線通信端末の大きさの増大を抑制
するためには部品を縮小しなければならず、部品の縮小
は製造コストの増大につながる。
【0006】そこで本発明は、これら上述した従来にお
ける問題に鑑み、1つのマイクを通話用にも撮影用にも
使用することができる無線通信端末を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信端末
は、表示部を有する第1の筐体と、操作部を有する第2
の筐体とがヒンジ部を介して開閉可能に接続された無線
通信端末において、前記第1の筐体もしくは第2の筐体
の背面側に設けられた撮像手段と、前記ヒンジ部に設け
られたマイクと、前記ヒンジ部の筐体前面側および筐体
背面側に設けられ、前記マイクに対して音を導くため集
音孔とを具備したものである。
【0008】また、本発明の無線通信端末は、表示部を
有する第1の筐体と、操作部を有する第2の筐体とがヒ
ンジ部を介して開閉可能に接続された無線通信端末にお
いて、前記ヒンジ部の回転軸と同軸上に、該ヒンジ部と
隣接する位置に設けられた回動部筐体を設け、該回動部
筐体に音声を集音するマイクと、撮像を行うための撮像
手段を具備したものである。
【0009】以上のような構成によれば、回動部筐体は
回動可能であるので、撮像手段によって撮影される撮影
被写体の音声方向にマイクを向けることができる。ま
た、通話中のユーザにもマイクを向けることが可能であ
る。
【0010】したがって、撮影用と通話用の2種類のマ
イクを設置する必要はなくなる。その結果、1つのマイ
クのスペースだけを確保すればよくなるので、無線通信
端末の大きさの増大を防ぐことが可能になる。また、部
品を縮小する必要もなくなり、製造コストの増大も防ぐ
ことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態に係る無線通信端末を説明する。図1は、
本発明の第1の実施形態に係る無線通信端末の正面図で
ある。図1では、折り畳み式無線通信端末の表示部側筐
体と操作部側筐体とが回動されて表示部および操作部が
現れている様子が示されている。図2は、図1に示され
ている無線通信端末の側面構造図である。図2は、図1
に示される無線通信端末を側面から透視した場合に相当
する。
【0012】本発明の第1の実施形態に係る無線通信端
末は、アンテナ1および表示部2を有する表示部側筐体
6と、マイク穴3および撮像レンズ4を有する回動部筐
体7と、操作部5を有する操作部側筐体8とを具備す
る。
【0013】表示部2は、表示部側筐体メイン基板9に
接続されて、基板9からの指示にもとづいて画像を表示
する。操作部5は、操作部側筐体メイン基板11に接続
されている。操作部5のボタンまたはマルチファンクシ
ョンキー等はユーザに操作されて、無線通信端末内部の
ほかの回路に指示が出力される。
【0014】回動部筐体7は、表示部側筐体6および操
作部側筐体8を接続する。そして、表示部側筐体6およ
び操作部側筐体8が回動部筐体7を中心に回動可能にな
る。すなわち、回動部筐体外径の筐体部分が表示部側筐
体6の一端と、操作部側筐体8の一端とを連結して、回
動部筐体7、表示部側筐体6、および操作部側筐体8が
回動軸10を中心として互いに回動可能になる。
【0015】その結果、回動部筐体7は、表示部2およ
び操作部5が装備されている面側までも、また、それら
表示部2および操作部5が装備されている面の裏面側ま
でも回動することが可能になる。
【0016】また、回動部筐体7は、回動部内部品とし
てマイクおよび撮像センサを内部に具備する。マイク
は、マイク穴3から入ってくる音波を検出して電気信号
に変換する。撮像センサは、撮像レンズ4から入射する
光を検出して、画像を取得する。
【0017】上述したように、回動部筐体7は回動軸1
0を中心として自在に回動することができるので、マイ
ク穴3および撮像レンズ4が、表示部2および操作部5
が装備されている面側までも、また、それら表示部2お
よび操作部5が装備されている面の裏面側までも回動さ
れることが可能になる。
【0018】したがって、通話時はマイクが話者の口元
を向くように回動部筐体7を回動することが可能である
とともに、被写体の撮影時や周囲音収録時にはマイクお
よび撮像センサが撮影被写体方向に向くように同時に回
動するため、1つのマイクで通話時での話者音声とビデ
オ撮影時での被写体音声等との双方を検出することが可
能になる。
【0019】その結果、通話用と撮影用との2つのマイ
クを設置する必要はなくなるので、マイクを作動させる
ための回路を2つ具備する必要がなくなる。したがっ
て、無線通信端末内のスペースの増大を防ぐとともに、
マイクのための部品を減らすことが可能になる。さら
に、無線通信端末の大きさの増大を抑制するために部品
を縮小する必要も少なくなるので、製造コストを抑制す
ることが可能になる。
【0020】図3は、図2に示されている回動部筐体お
よびその内部に設けられている実装構造図である。回動
部筐体7の部分を側面から透視した場合に相当する。マ
イク13と撮像センサ15は、それぞれマイク穴3およ
び撮像レンズ4に対向して、回動部筐体7の内部に設置
されている。すなわち、マイク13の、音波を取得する
部分はマイク穴3の方向に向いていて、撮像レンズ4か
ら入射する光は撮像センサ15に検出されるようになっ
ている。
【0021】マイク13および撮像センサ15は、基板
14上に設けられている。基板14は、折り畳み式無線
通信端末の内部にあるほかの回路とフレキシブル基板等
で接続されている。基板14は、折り畳み式無線通信端
末の内部の各回路から指令信号等を入力し、マイク13
または撮像センサ15を作動させる信号をそれぞれに出
力したり、マイク13および撮像センサ15がそれぞれ
取得した音声信号および画像信号を入力して再生等の処
理をするために折り畳み式無線通信端末の内部の各回路
にそれらの信号を出力する。
【0022】図4は、本発明の第2の実施形態に係る無
線通信端末の正面図である。図4では図1と同様に、折
り畳み式無線通信端末の表示部側筐体6と操作部側筐体
8とが回動されて、表示部2、操作部5、および通話用
マイク穴21が現れている様子が示されている。図5
は、図4に示されている無線通信端末の側面構造図であ
る。図5は図2と同様に、図1に示される無線通信端末
を側面から透視した場合に相当する。
【0023】本発明の第2の実施形態に係る無線通信端
末は、回動部筐体7に対応する部分の構造が異なる以外
は、同様の構成である。本実施形態の回動部筐体7は、
表示部側筐体6の端部に設けられ、表示部側筐体6と第
1の実施形態において示されている回動部筐体7に対応
する部分は一体に形成されている。
【0024】また、本実施形態では、第1の実施形態の
マイク穴3に対応するものが、2つ設けられる。すなわ
ち、通話用のマイク穴21と撮影用マイク穴23とが回
動部筐体7の回動軸10を中心としてほぼ対称の位置に
設けられる。すなわちたとえば、通常の通話時には、通
話用マイク穴21が人間の頭部側に向いて、撮影用マイ
ク穴23が無線通信端末の背面側、すなわち表示部2お
よび操作部5の裏面側に向いている。
【0025】また、撮像センサ15に光を到達させるた
めの撮像集光穴24が撮影用マイク穴23の近くに設け
られる。撮影用マイク穴23と撮像集光穴24との距離
は、それぞれの穴(23および24)が撮影される被写
体の方向を向いていて、被写体が発する音声を取得しや
すい方向を向いていれば、特に限定されない。
【0026】その結果、通話用と撮影用との2つのマイ
クを設置する必要はなくなるので、マイクを作動させる
ための回路を2つ具備する必要がなくなる。したがっ
て、無線通信端末内のスペースの増大を防ぐとともに、
マイクのための部品を減らすことが可能になる。さら
に、無線通信端末の大きさの増大を抑制するために部品
を縮小する必要も少なくなるので、製造コストを抑制す
ることが可能になる。
【0027】また、本実施形態では、表示部側筐体6と
回動部筐体7とが一体形成されているが、第1の実施形
態に係る無線通信端末と同様に一体形成されず、回動部
筐体7が回動軸10を中心として自在に回動することが
できるように設定されていてもよい。
【0028】図6は、図5に示されている回動部内部
品、通話用マイク穴21、撮影用マイク穴23、および
撮像集光穴24の実装構造図である。回動部筐体7部分
を側面から透視した場合に相当する。本実施形態でも第
1の実施形態と同様に、マイク13、撮像センサ15、
およびそれらが電気的および機械的に接続されている基
板14が設けられている。しかし、本実施形態では第1
の実施形態と穴の配置および数が異なるため、マイク1
3および撮像センサ15の配置は第1の実施形態と異な
る。
【0029】すなわち、マイク13は、通話用マイク穴
21および撮影用マイク穴23の双方の延長線上付近に
配置される。また、音を取得するための最適な位置にマ
イク13を配置するために、マイク13を保持するため
のマイクホルダ25が基板14に固定されている。その
結果、マイク13は、通話による音声と被写体が発する
音声の両方の音声を取得することが可能になる。また、
撮像センサ15は、撮像集光穴24から入射する光を最
も取り入れやすい位置に設けられる。そのほかの構成お
よびその動作は、第1の実施形態と同様である。
【0030】また、撮像集光穴24には、撮像レンズが
嵌め込まれていてもよい。この撮像レンズは、撮像セン
サ15の性能と、撮影したい被写体および撮影環境等が
考慮されて、嵌め込まれることが好ましい。
【0031】以上のような構造によれば、本実施形態の
無線通信端末は、通話時は通話者の頭部側に設置されて
いる通話用マイク穴21から話者の音声を効率的に取得
することを可能にする。さらに本実施形態の無線通信端
末は、ビデオ撮影または写真撮影をする場合や周囲の音
声を収録する時等では、撮像センサ15で被写体を撮る
とともに撮影用マイク穴23から被写体が発する音声を
効率的に取得することも可能にする。また、本実施形態
の無線通信端末によれば、1つのマイクで通話時での話
者音声とビデオ撮影または写真撮影時での被写体音声等
との双方を同時に検出することも可能になる。
【0032】図7(A)は、図4に示されている折り畳
み式無線通信端末の背面図である。図7(A)は、表示
部側筐体6の背面(すなわち、表示部がある面の裏面)
にスライド式カバーが設けられていることを示す。図7
(B)は、図7(A)に示されている領域Bの拡大図で
ある。図7(B)は、表示部側筐体6の背面にある撮影
用マイク穴23および撮像集光穴24を塞ぐためのスラ
イド式カバーが穴23および24を塞ぐ様子を示してい
る。
【0033】スライド式カバー32は、表示部側筐体6
の背面の撮影用マイク穴23の上方に格納されていて、
スライドされることによって撮影用マイク穴23および
撮像集光穴24を塞ぐことが可能になる。ユーザが、ス
ライド式カバー32に取り付けてある取手31を穴23
および24が存在する方向に動かすことによって、スラ
イド式カバー32をスライドすることができるように設
定されている。
【0034】図7(B)の矢印の向きにスライド式カバ
ー32はスライドされる。スライド式カバー32は、撮
影用マイク穴23および撮像集光穴24を完全に塞ぐ位
置まで、スライドすることができるように設定されてい
る。
【0035】撮像センサ15によって撮影する必要がな
い場合は、このスライド式カバー32をユーザがスライ
ドさせて撮影用マイク穴23および撮像集光穴24を塞
ぐことにより、マイク13が取得する音は、通話用マイ
ク穴21のみからの音のみになる。したがって、ユーザ
が通話している際に、ユーザの音声をより効率的にマイ
ク13が取得することが可能になる。
【0036】図8は、本発明の実施形態に係る無線通信
端末の機能ブロック図である。本実施形態に係る無線通
信端末は、アンテナと接続している無線部30と、制御
信号処理部40と、アナログ回路50と、アラーム&メ
ロディ用スピーカ51と、受話レシーバ52と、イヤホ
ンマイクジャック53と、マイク13と、撮像センサ1
5と、操作インタフェース回路60と、表示部2を具備
する。
【0037】無線部30は、アンテナ1を介して基地局
との間でデータを送受信する。制御信号処理部40は、
無線部30との間でデータのやり取りをしつつ、この無
線通信端末の全体の制御を処理する。アナログ回路50
は、マイク13、イヤホンマイクジャック53や撮像セ
ンサ15で取得したアナログ信号を増幅してデジタル信
号に変換して制御信号処理部40に出力したり、制御信
号処理部40から出力されたデジタル信号をアナログ信
号に変換して増幅し、受信レシーバ52またはイヤホン
マイクジャック53に出力する。操作インタフェース回
路60は、操作部5の押下されたボタンに反応して、そ
の操作に対応する動作を実現するためのものである。
【0038】アラーム&メロディ用スピーカ51は、ア
ラームとメロディを外部に出力する。受話レシーバ52
は、通信相手の音声を出力する。イヤホンマイクジャッ
ク53は、外部のマイクまたはイヤホンと接続可能な外
部端子である。
【0039】図9は、図8に示されているアナログ回路
50内部の一部分の一例である回路図である。図9に示
されるアナログ回路50は、抵抗81および82と、増
幅器83と、電子ボリューム84を具備している。図9
では、アナログ−デジタル変換器およびデジタル−アナ
ログ変換器等は省略されている。図9に示されるよう
に、抵抗81と、抵抗82および増幅器83とは直列に
接続され、抵抗82と増幅器83とは並列に接続されて
いる。そして、増幅器83の出力端子に電子ボリューム
84が接続されている。マイク13が集音した音声信号
を増幅するための増幅率をソフトウエアによって制御す
る。すなわち、撮像センサ15が作動している間はマイ
ク13が集音した音声信号を増幅する増幅率を大きくし
て、撮像センサ15が作動していない間はこの増幅率を
小さくする。
【0040】撮像センサ15が作動している場合は、被
写体はマイク13から遠方にあるので、通常の通話時に
おける音声信号の増幅率よりも大きな増幅率によって被
写体の音声を取得する必要がある。
【0041】図9の例では、制御信号処理部40が、撮
像センサ15が作動しているか否かを判断して、その判
断結果を信号として電子ボリューム84に出力する。電
子ボリューム84は、この判断結果にもとづいて増幅器
83が出力したマイク13からの音声信号を増幅する。
【0042】撮像センサ15が作動している間は、マイ
ク13が集音した音声信号を増幅する増幅率を電子ボリ
ューム84において大きくする。撮像センサ15が作動
していない間は、電子ボリューム84の増幅率は、通常
の通話時における増幅率に設定する。その結果、通話時
に話者の音声を取得する場合と、被写体を撮影している
場合とにおいて、マイク信号の増幅率を変化させること
により、適切な音量で音声を取得することが可能にな
る。
【0043】図10は、図8に示されているアナログ回
路50内部の、図9とは別の例である機能ブロック図で
ある。図10では、図9の電子ボリューム84の代わり
に抵抗(91、92、および93)と増幅器94とスイ
ッチ95を備えている。図10も図9と同様に、アナロ
グ−デジタル変換器およびデジタル−アナログ変換器等
は省略されている。増幅器83と直列に抵抗91を接続
して、さらに抵抗92、抵抗93、および増幅器94を
それぞれ並列に接続してそれらの一端を抵抗91に接続
する。また、スイッチ95を抵抗92に直列に接続す
る。スイッチ95は、抵抗93および増幅器94とは並
列に接続されている。
【0044】スイッチ95は、導通状態または非導通状
態を実現させる。すなわち、スイッチ95が導通状態の
場合は、増幅器94と並列に設けられている抵抗92お
よび抵抗93に電流が流れる。一方、スイッチ95は非
導通状態の場合は、抵抗92に電流は流れず、抵抗93
および増幅器94にのみ電流が流れる。
【0045】したがって、スイッチ95を切り替えて導
通状態または非導通状態を実現することによって、増幅
器94に流れる電流値を2段階に変化させることが可能
になる。スイッチ95の切り替えは、制御信号処理部4
0内のCPUがスイッチ95に指令を伝えることによっ
て実行される。すなわち、撮像センサ15が作動してい
る間と、撮像センサ15が作動していない間とによっ
て、スイッチ95を切り替えて、増幅率を変化させる。
【0046】スイッチ95が導通状態の場合は、増幅器
94に入力される電流が少なくなるので、スイッチ95
が非導通状態の場合に比較して、増幅器94に入力され
る信号が増幅されない。
【0047】したがって、スイッチ95が導通状態の場
合に、通常の通話時にマイク13からのマイク信号を増
幅する程度の増幅率になるように図10に示される回路
を設定しておく。また、スイッチ95が非導通状態の場
合に、撮像センサ15によって撮影される被写体からの
音声を取得する程度の増幅率も必要である。この2つの
条件を満たすような増幅器94等の部品を配置する。そ
の結果、図9に示した場合と同様に、通話時に話者の音
声を取得する場合と、被写体を撮影している場合とにお
いて、マイク信号の増幅率を変化させることにより、適
切な音量で音声を取得することが可能になる。
【0048】この発明は、上述した実施の形態に限定さ
れるものではなく、その技術的範囲において種々変形し
て実施することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明の無線通信端末によれば、1つの
マイクで通話時の話者音声と、ビテオ撮影時等の被写体
方向の音声との両方を効率的に拾うことができる。
【0050】したがって、折り畳み式無線通信端末に内
蔵されているマイクとそのマイク周辺の回路を簡素化す
ることが可能になる。また、その結果、折り畳み式無線
通信端末を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る無線通信端末の
正面図。
【図2】図1に示されている無線通信端末の側面構造
図。
【図3】図2に示されている回動部筐体およびその内部
に設けられている実装構造図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る無線通信端末の
正面図。
【図5】図4に示されている無線通信端末の側面構造
図。
【図6】図5に示されている回動部内部品、マイク穴お
よび集光穴の実装構造図。
【図7】(A) 図4に示されている無線通信端末の背
面図。 (B) 図7(A)に示されている領域Bの拡大図。
【図8】本発明の実施形態に係る無線通信端末の機能ブ
ロック図。
【図9】図8に示されているアナログ回路内部の一部分
の一例である回路図。
【図10】図8に示されているアナログ回路内部の一部
分の、図9とは別の例である回路図。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 表示部 3 マイク穴 4 撮像レンズ 5 操作部 6 表示部側筐体 7 回動部筐体 8 操作部側筐体 9 表示部側筐体メイン基板 10 回動軸 11 操作部側筐体メイン基板 13 マイク 14 基板 15 撮像センサ 21 通話用マイク穴 23 撮影用マイク穴 24 撮像集光穴 25 マイクホルダ 30 無線部 31 取手 32 スライド式カバー 40 制御信号処理部 50 アナログ回路 51 メロディ用スピーカ 52 受話レシーバ 53 イヤホンマイクジャック 60 操作インタフェース回路 81 抵抗 82 抵抗 83 増幅器 84 電子ボリューム 91 抵抗 92 抵抗 93 抵抗 94 増幅器 95 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 1/02 107 H04R 1/02 108 5K067 108 1/34 320 1/34 320 H04B 7/26 V Fターム(参考) 5C022 AA11 AC70 AC72 AC77 5D017 BC03 BC14 5D018 BB03 5K023 AA07 DD08 EE05 KK01 5K027 AA11 HH26 5K067 AA42 BB04 DD52 FF40 KK17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を有する第1の筐体と、操作部を
    有する第2の筐体とがヒンジ部を介して開閉可能に接続
    された無線通信端末において、 前記第1の筐体もしくは第2の筐体の背面側に設けられ
    た撮像手段と、 前記ヒンジ部に設けられたマイクと、 前記ヒンジ部の筐体前面側および筐体背面側に設けら
    れ、前記マイクに対して音を導くため集音孔とを具備す
    ることを特徴とする無線通信端末。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ部の筐体前面側に設けられた
    集音孔または筐体背面側に設けられた集音孔の少なくと
    も一方を塞ぐ閉塞手段をさらに具備したことを特徴とす
    る請求項1に記載の無線端末装置。
  3. 【請求項3】 表示部を有する第1の筐体と、操作部を
    有する第2の筐体とがヒンジ部を介して開閉可能に接続
    された無線通信端末において、 前記ヒンジ部の回転軸と同軸上に、該ヒンジ部と隣接す
    る位置に設けられた回動部筐体を設け、 該回動部筐体に音声を集音するマイクと、撮像を行うた
    めの撮像手段を具備したことを特徴とする無線通信端
    末。
  4. 【請求項4】 前記回動部筐体は、前記第1の筐体、第
    2の筐体およびヒンジ部とは独立して回動することを特
    徴とする請求項3に記載の無線通信端末。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段が動作状態に応じて、前記
    マイクの集音する感度を変更する感度変更手段をさらに
    具備したことを特徴とする請求項3記載の無線通信端
    末。
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