JP2003273902A - パケット通信装置、および、パケット通信網の回線切替方法 - Google Patents
パケット通信装置、および、パケット通信網の回線切替方法Info
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Abstract
−ザ情報の誤りや紛失が発生しない無瞬断回線機能を備
えたパケット通信装置、パケット通信網、およびその回
線切替方法を簡単な構成で提供する。 【解決手段】送信パケット通信装置は、パケット流に所
定の周期でマ−クドパケットを挿入送信する構成で、該
マ−クドパケットにマ−クドパケット間のユ−ザパケッ
トのエラ−チェック情報と該パケット識別情報を挿入す
る。受信パケット通信装置は、受信マ−クドパケットの
情報から非同期で受信したパケットの位相管理とエラ−
検出を行い、マ−クドパケットを利用して正常な回線の
元のパケット流を該マ−クドパケット間に含まれる複数
のパケット単位で切替出力する。パケット通信網は複数
のパケット単位で、該複数パケットの誤り検出情報と識
別情報を含むマ−クドパケットを送受信し、該マ−クド
パケットを用いて回線切替を行う。
Description
およびパケット通信網の構成と使用方法に係り、パケッ
トの誤りもしくは廃棄を起こさないように通信網内の回
線を切替える、いわゆる無瞬断切替を行うパケット通信
装置およびパケット通信網の構成と回線切替方法に関す
る。
信される情報に誤りや欠落を起こさないように回線を切
替える無瞬断切替が信頼性向上の為に要求される。例え
ば、特開平9−66826号公報(文献1)では、同期
通信網で両系回線のデータが同一である場合に、両系の
回線に流れるデータに対してデータブロック毎にビット
誤りチェック情報を設け、先ず両系の回線のデータブロ
ックの位相を揃え、次に両系回線のデータブロック全体
のビット誤りをチェックして正しい方のデータブロック
を通過させる構成で回線障害時の無瞬断切替を実現して
いる。
chronous Transfer Mode)通信
網のような非同期通信網の無瞬段切替の実現例として
は、電子情報通信学会の論文「ATM網無瞬断パス切換
法」(信学論J76−B−I,6,421−430頁
(1993年6月発行)、文献2)や特開平5−227
196号公報(文献3)に開示されたパス単位あるいは伝
送路単位で無瞬断切替を行うものがある。これらは、現
用パスと予備パスのビット比較、セル比較または切替デ
リミタセルの検出をしながら遅延バッファで両系伝送路
における伝送遅延差を合せ込み無瞬断切替を実現する。
又、予備パスのセルを切替時に重複しないよう予め遅延
させ、切替デリミタセル検出をトリガに無瞬断切替を実
現する。しかし、これらは、両回線正常時に無瞬断切替
を実現するもので、回線の障害や切断時における無瞬断
切替迄は提供していない。
M通信網のような非同期通信網であっても上記文献2や
3が前提とした回線正常状態以外に回線切断や回線障害
が様々な要因で予告無しに通信網で発生する。したがっ
て非同期通信網でも信頼性向上の為に回線切断や回線障
害時における無瞬断回線切替の実現が求められる。
冗長構成をとる各系の回線処理(データ処理、警報管
理、障害管理等)を各々の系に備えたプロセッサが独立
に行うので、以下のような現象が発生する。 (1)ATM通信網を例に挙げれば、各プロセッサが警
報管理や障害管理の為にOAM(Operation,
Administration,and Mainte
nance)セルをユーザセル(データ)間に独立に挿入
する為、各OAMセルの挿入タイミングに起因して両系
回線のデータ位相がずれてしまう。 (2)通信網で冗長化された回線の各々が別の経路を選
択し、別々のSDH(Synchronous Dig
ital Hierarchy)を終端する伝送装置を
通過する場合がある。各伝送装置のSDHフレーム処理
は独立に行われるので、フレーム挿入箇所の違いに起因
して両系回線のデータ位相がずれてしまう。 (3)各通信装置の回線処理でパケットやセルのヘッダ
変換を行うので、送信側パケット(セル)と受信側パケ
ット(セル)とが送受信ポイントによっては違うヘッダを
有するものになる。
のような非同期通信網においては、冗長化された各回線
のデータの位相や内容が変化してしまうので、文献1に
開示されたような同期化網で両系回線のデータが同一と
いう前提で回線障害や切断時の無瞬断切替え技術はその
まま使えない。
や切断発生時に、ユーザ間で通信網を介して通信するデ
ータ(ユーザパケットやユーザセル)を無瞬断で回線切
替えする構成のパケット通信装置と回線切替え方法を提
供することである。より具体的には、通信網において両
系回線で通信される各データの位相や内容に違いがあっ
ても、回線障害や切断発生時にデータを無瞬断で回線切
替えする構成のパケット通信装置と回線切替え方法を提
供することである。
において回線障害や切断発生時にデータを無瞬断で回線
切替えする通信網の回線切替え方法を提供することも本
発明の目的である。
網の無瞬断回線切替えを実現するに好適な通信装置間の
通信手順や通信装置間で送受信される信号を提供するこ
とも本発明の目的である。
に、本発明のパケット通信装置は、送信側の装置であれ
ば、送信すべき複数の第1のパケットを含む第1のパケ
ット流に所定の周期で第2のパケットを挿入して第2の
パケット流に変換する回路を備えた。そして、第2のパ
ケットには、所定の周期内に含まれる複数の第1のパケ
ットの誤り検出用情報と第2のパケットの識別子を生成
して第2のパケットに挿入後、この第2のパケット流を
複数の回線に出力する構成とした。
流に所定の周期で第2のパケットが挿入された第2のパ
ケット流を複数の回線から受信すると、第2のパケット
に含まれた所定の周期内に含まれる複数の第1のパケッ
トの誤り検出用情報と、実際に受信した複数の第1のパ
ケットの誤り検出結果とから受信した複数の第1のパケ
ットに生じた誤りを検出する誤り検出回路と、第2のパ
ケットに含まれた識別子に基づき各第2のパケット流の
位相を管理しながら誤り検出回路の出力に基づき複数の
回線から受信した第2のパケット流のそれぞれに含まれ
る複数の第1のパケットのいずれかを選択する切替回路
とを備え、誤りの無い複数の第1のパケットを選択して
から処理する構成とした。
ケット処理のタイミングで行う構成とした。尚、この第
2のパケットは、切替動作中に壊れる可能性があるので
第3のパケットに変更することも可能とした。
通信装置の運用者等により、通信網の状況に応じて変更
設定できる構成にした。
を両方備えたパケット通信装置としても構わない。尚、
誤り検出は、第2のパケット間に含まれる複数の第1の
パケットのビット誤りを検出するパリティ演算で行うよ
うにした。更に、このパリティ演算は、第1のパケット
のペイロード部に対して実施する構成とすることも出来
る。
パケット通信網の構成、これらの回線切替え方法の実施
形態を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の
パケット通信装置を使用した通信網の構成と回線切替動
作を説明する網構成図である。
た複数のパケット通信装置100−1〜nを2重化した
伝送路(回線)200−1〜n、210−1〜nでルー
プ状に接続して構成した。尚、パケット通信装置100
を伝送路200、210でメッシュ状に接続した通信網
としても構わない。又、以下の説明では、パケット通信
装置と網の一例として、固定長パケット(ATMセル
(単にセルあるいはパケットと称することもある))を
扱うATM通信網で説明を行う。
受信される情報を入れるユーザパケット、Eは空パケッ
ト、O*は通信網の監視保守情報を入れるOAMパケッ
ト、M*は本発明の無瞬断回線切替えを実行するためマ
ークドパケットである。
照符号の後に付与された*は複数存在するパケットの順
序や回路の番号を示すものとし、パケットの数や回路の
数となる正整数のいずれが付与されることを意味する。
パケット流(図1左端)に所定の周期T1でマークドパ
ケットM*を挿入する。マークドパケットM*を挿入さ
れたパケット流は、0系伝送路200−と1系伝送路2
10−1に出力される。より詳細には、パケット通信装
置100−1がマークドパケットM*にシーケンス番号
を付与すると同時に、マークドパケット間にある全ユー
ザパケットU*のペイロード部のビット誤りチェックを
行い、このチェック結果の情報をマークドパケットM*
に付与する。マークドパケットM*の挿入されたパケッ
ト流をそれぞれの伝送路200−1,210−1に出力
する際に、パケット通信装置100-1の0系と1系そ
れぞれのプロセッサ(図示せず。詳細は後述)は、OA
MパケットO*の挿入や廃棄、ユーザパケットU*のヘ
ッダ変換、空パケットEの挿入や廃棄を行う。この各プ
ロセッサの動作は独立であるため、0系伝送路と1系伝
送路のパケット流は、マークドパケット間のユーザパケ
ットのペイロード部は同じでも、それ以外のパケットは
相違することがある。図1の例では、0系伝送路200
−1のパケット流にOAMパケットO1が含まれる。一
方、1系伝送路210−1のパケット流にOAMパケッ
トO1は無いが、空パケットEがある。1系伝送路21
0−1を通過するパケット流の別のマークドパケット間
にはOAMパケットO2があるが、対応する0系伝送路
200−1のパケット流にはEが含まれる。従って、各
パケット流のマークドパケットの間隔が各々T1,T1
‘と異なることになる。更に、0系伝送路200−1と
1系伝送路210−1では伝播遅延も違うので各パケッ
ト流には位相差ΔTが生じる。
−1と1系伝送路210−1に出力されたマークドパケ
ットM1とマークドパケットM2の間パケット流の構成
と位相が違う場合のパケット流の様子も示したものであ
る。受信側のパケット通信装置100−2は、受信した
各パケット流の中から、マ−クドパケットM*を検出
し、シ−ケンス番号とエラ−チェックビットを抽出し、
マ−クドパケット区間単位でビット誤りが無いか判定す
る。尚、エラ−チェック範囲は、装置間で情報が変わら
ないユ−ザパケットのペイロ−ド部とする。
マ−クドパケット間のデ−タをメモリに書込み、両系の
パケット流の同じマ−クドパケット間のデ−タを同時に
読むことで両系の位相同期を図る。位相同期後にエラ−
判定で正常な系のパケット流をマ−クドパケット間単位
で切替えて伝送路故障が発生した場合のデ−タ無瞬断切
替えを実現する。尚、上記パケット流を受信側装置10
0−2が別装置に出力する場合、通信装置100−1で
挿入されたマ−クドパケットM*は取り除かれる。
併せて以下で説明するが、本発明のパケット通信装置、
通信網、および回線切替え方法によれば、0系伝送路と
1系伝送路のパケット流に違いがあり、また、位相差が
ある場合でも回線故障が発生した場合でもデ−タを無瞬
断で切替えることができる。
例を示すブロック構成図である。パケット通信装置10
0は、装置全体の制御を実行する制御回路5を除いた他
の機能ブロックを2重化(0系と1系)した構成であ
る。もちろん制御回路5を2重化しても良い。パケット
通信装置100は、マ−クドパケット挿入回路1−01
〜0n(0系)と1−11〜1n(1系)、無瞬断切替
回路2−01〜0n(0系)と2−11〜1n(1
系)、回線処理回路3−01〜0n(0系)と3−11
〜1n(1系)、パケットのヘッダ情報に基づいて受信
デ−タを宛先となる伝送路200,210に振分ける0
系スイッチ(SW)4−0と1系SW4−1を備え、制
御回路5と前記各部を制御線L5で接続する構成とし
た。
と抽出を行うOAM処理部3a、送受信パケットのヘッ
ダ(ATMならVPI(Virtual Path Id
entification),VCI(Virtual
Channel Identification)等)
の書き換えを行うヘッダ変換部3b、SDHフレ−ム処
理を行うSDH終端部3c、回線処理内の各部を制御す
るプロセッサ3dとで構成した。
されており、0系および1系の伝送路200,210と
接続される。又、回線処理回路3と無瞬断切替回路2、
および、回線処理回路3とマ−クドパケット挿入回路4
の間も2重化した。
明する。各マ−クドパケット挿入回路1−0*、1−1
*は、それぞれ0系SW4−0および1系SW4−1で
振分けられたパケット流の中にマ−クドパケットM*を
所定の周期T1で挿入する。尚、この周期は、図示しな
い網管理装置やオペレ−タの指示により制御装置5を介
して設定(可変)する構成としても良い。
ト流は、回線処理回路3−0*および3−1*の双方に
転送され、0系伝送路200と1系伝送路210に出力
される。尚、各回線処理回路3−0*、3−1*は、0
系および1系マ−クドパケット挿入回路1からのパケッ
ト流のどちらかをセレクタ3eで選択し、OAM処理、
ヘッダ変換、SDH終端処理を行い各伝送路LO(20
0または210)に出力する構成とした。
受信したパケット流は、各回線処理回路3−0*、3−
1*でSDH終端処理、ヘッダ変換、OAM処理を行っ
た後、0系および1系の両無瞬断切替回路2に分配され
る。
両系から受信したパケット流に対してマ−クドパケット
間単位でビット誤りをチェックし、0系もしくは1系回
線処理回路3−0*、3−1*のいずれかから出力され
たデ−タを選択して各SW4−0,SW4−1に転送す
る。
送信側動作例を説明する説明図である。尚、同図のユ−
ザパケットUの内、Hはパケットのヘッダ部、Pはパケ
ットのペイロ−ド部を示している(以下の図や説明でも
同様)。パケット通信装置100は、0系と1系の各マ
−クドパケット挿入回路1−0*、1−1*がユ−ザの
出力したデ−タを含むパケット流(同図(0))を各S
W4−0,4−1から受信すると、所定の周期T1で該
パケット流にマ−クドパケットを挿入して内部回路L1
経由で0系と1系の両回線処理回路3−0*、3−1*
に出力する(図3(a))。
各々のプロセッサ3dの設定した情報と受信パケット流
の状態に基づき、OMA処理部3aとヘッダ変換部3b
とSDH終端部3cとが受信パケット流に対してOMA
パケットの挿脱やヘッダ変換やフレ−ム処理を行い、処
理後のパケット流を各伝送路LO(200または21
0)に出力する。図3において、(b)が0系回線処理
回路通過後のLO−0*のパケット流、(c)が1系回
線処理回路通過後のLO−1*のパケット流を示してい
る。
2,U3,U4,U5のヘッダ部のヘッダ変換が行われ
てヘッダ部がHからH'に変化している。又、0系パケ
ット流にOAMパケットO2が挿入されている。これ
は、片系を対象とするOAMパケット挿入が行われた為
である。又、OAMパケットO4が両系パケット流に挿
入されているが挿入位置にずれがある。これは、各系の
回線処理回路3で独立に動作するプロセッサ3dが警報
管理や障害管理を行い、該プロセッサ3dの指示でOA
M処理部3aがOAMパケットを挿入するため、両系で
のOAMパケットの挿入タイミングの違いが生じ、この
違いに起因した両系デ−タの位相ずれである。又、受信
パケット流に含まれていたOAMパケットO3は削除さ
れている。
(LO−0)と1系伝送路200(LO−1)で伝送さ
れ、別のパケット通信装置の0系および1系の各回線処
理回路3−0*、3−1*に入力されるが、前述したよ
うに実際の通信網の運用においては各々別の伝送路を通
るため、伝播遅延の差ΔTが更なる両系パケット流の位
相差として生じる。この結果、各パケット流は0系パケ
ット流が(d)、1系パケット流が(e)に示した状態
で別のパケット通信装置100に入力される。
受信側動作例を説明する説明図である。同図において、
(a)は0系回線処理回路3−0*に入力されるLI−
0*でのパケット流(=図3(d))を、(b)は1系
回線処理回路3−1*に入力されるLI−1*でのパケ
ット流(=図3(e))を示している。又、図4(c)
は0系回線処理回路3−0*を通過した後のL2−0k
でのパケット流、図4(d)は1系回線処理回路3−1
*を通過した後のL2−1kでのパケット流を示してい
る。
信したパケット流に対してOAMパケットおよび空パケ
ットの挿入あるいは除去とユ−ザパケットのヘッダ変換
を行う。同図の例では、ユ−ザパケットU1,U2,U
3,U4,U5のヘッダ変換が行われていて、ヘッダ部
がH‘からH’‘に変化する。又、0系パケット流のO
AMパケットO2が削除されている他、1系パケット流
にOAMパケットO5が挿入されている。より詳細に
は、図3(a)のパケット流は、パケット通信装置10
0で構成された通信網(0系)を伝送中に空パケットE
がOAMパケットO4に、OAMパケットO3が空パケ
ットEに変化して図4(c)のパケット流に変化する。
又、1系の伝送中に空パケットEがOAMパケットO4
に、OAMパケットO3がOAMパケットO5に変化し
て図4(d)のパケット流に変化する。
クドパケット挿入後にOAMパケットおよび空パケット
の挿入あるいは除去とユ−ザパケットのヘッダ変換が各
系で独立に行われるため、通信網で転送されるデ−タの
内、不変なのものは、ユ−ザパケットのペイロ−ド部で
ある。従って、本発明のマ−クドパケット間のエラ−チ
ェック区間、具体的にはBIP(Bit Interl
eaved Parity)演算範囲は、ユ−ザパケッ
トのペイロ−ド部のみとした。すなわち、本発明のパケ
ット通信装置に備えたマ−クドパケット挿入回路1は、
ユ−ザパケットのペイロ−ド部を対象にBIP演算を行
い、マ−クドパケットM*内のエラ−チェックビットに
反映させる構成とした。
ロ−ド部を対象にBIP演算を行い、マ−クドパケット
M*内のエラ−チェックビットと照合してエラ−判定を
行う構成とした。尚、エラ−判定においてはユ−ザパケ
ットのヘッダ部に生じた誤りも考慮する必要がある。ヘ
ッダ部の1ビット誤りがHEC(Header Err
or Correction)によって修正されるので
問題はない。又、ヘッダ部が2ビット以上誤るとパケッ
トが廃棄されるが、該廃棄によりマ−クドパケット区間
のエラ−チェックにおいてエラ−となり他方の系のパケ
ット流が選ばれるので、ユ−ザパケットで誤ったものを
通過させることは無い。尚、HECによるヘッダ部の修
正およびパケット廃棄はヘッダ変換部3bで行われる。
又、ユ−ザパケットのヘッダが変換されない通信網で
は、マ−クドパケット間のエラ−チェック対象範囲をペ
イロ−ドだけでなくユ−ザパケット全体に行う構成とし
ても良い。この場合には、ユ−ザパケットのヘッダ部に
エラ−が生じると他系のユ−ザパケットを選択すること
となる。
チェックの対象外とした。これは、ユ−ザパケットでな
いOAMパケットは通信網管理者や網内通信装置が周期
的に発生する網管理用のパケットであり、1パケット程
度の廃棄や情報誤りが生じても通信網の運用に重大な支
障を与えないような保護機構が網や通信装置に備えられ
ている為である。又、このOAMパケットの廃棄や誤り
はユ−ザパケットに影響は及ぼさない。一方、ユ−ザパ
ケットについては、通信網の利用者からデ−タの無瞬断
が求められるものである。したがって、上記通信装置で
のエラ−チェックの処理を小さく出来るようにユ−ザパ
ケットだけをエラ−チェックの対象とした。もちろん、
OAMパケットをエラ−チェックの対象としても構わな
い。
瞬断切替回路2−0*,2−1*のそれぞれが入力する
パケット流には位相差ΔTが存在する。したがって、無
瞬断でデ−タを切替えるためには、無瞬断切替回路2の
それぞれで図4(e)で示したような両系の位相合せ
(位相同期)を実行してから、マ−クドパケット区間で
回線切替えを行う構成とした。詳細は後述するが、図4
(e)で示した信号のいずれかを選択することで図4
(f)に示すようなパケット損失の無いパケット流が無
瞬断切替回路2の出力L4に出力される。
相同期)とは、後述するパケット流のメモリからの読出
しにおいて、送信側装置でマ−クドパケットが挿入さ
れ、さらに2重化されたパケット流で、別々の回線を経
由して別のメモリに蓄積した2つのパケット流を、各メ
モリのアドレス(バンク)を管理しながら同じタイミン
グで各々読出す動作を意味するものである。
無瞬断回線切替え機能を備えたパケット通信装置の構成
と動作、通信網の動作について詳細に説明する。
ドパケット挿入回路の構成例を示すブロック構成図であ
る。パケット通信装置100に備えたマ−クドパケット
挿入回路1は、ユ−ザパケット等のパケットを蓄積する
バッファ回路1a、マ−クドパケット内に挿入するエラ
−チェックビットの演算範囲を抽出する演算範囲抽出回
路1b、マ−クドパケット内に挿入するエラ−チェック
ビットを演算するエラ−チェックビット演算回路1c、
マ−クドパケット内に挿入するシ−ケンス番号を管理す
るシ−ケンス番号管理回路1d、マ−クドパケットを生
成するマ−クドパケット発生回路1e、バッファ回路1
aとマ−クドパケット発生回路1eから出力されるパケ
ットのいずれかを選択するセレクタ1f、回路全体の動
作タイミングを制御するタイミング回路1g、パケット
通信装置100に備えた制御回路5と本回路との間で制
御や監視の情報を送受信する制御インタフェ−ス回路1
0とで構成した。マ−クドパケットM*は、制御回路5
等から設定された所定の周期T1でパケット流に挿入さ
れる。もちろん、この周期T1は固定値にしても構わな
い。マ−クドパケット出力時は、バッファ回路1aに蓄
積したパケットが欠落しないようバッファ回路1aのパ
ケット出力(読出し)を停止する。
aから出力されたパケット流からBIP演算の範囲(本
実施形態では、マ−クドパケットM*間のユ−ザセルU
*のペイロ−ド)を抽出する。エラ−チェックビット演
算回路1cは、演算範囲抽出回路1bの出力に基づきパ
ケット流のBIP演算を行いマ−クドパケットのエラ−
チェックビットを生成する。シ−ケンス番号管理回路1
dは、所定の周期で発生挿入するマ−クドパケットの順
序(番号)を識別するためのシ−ケンス番号を生成する
(M*の*がこの情報で定まる)。
発生回路1eのマ−クドパケット出力タイミング、バッ
ファ回路1aのパケット出力タイミング、セレクタ1f
の動作タイミング、演算範囲抽出回路1bおよびエラ−
チェックビット演算回路1cの実行タイミング等、マ−
クドパケット挿入回路1の動作タイミングを生成する。
尚、本実施形態では、制御回路5から制御インタフェ−
ス回路10を介してタイミング回路1g内のタイミング
情報を変化させ、マ−クドパケット挿入周期T1やエラ
−チェック条件等のマ−クドパケット挿入条件を変更で
きる構成とした。
の動作例を示す説明図である。バッファ回路1aは、S
W4から線路s1−1を介して入力した図6(a)のパ
ケット流(=図3(0))を蓄積する。本実施形態で
は、図6(b)に示したタイミングと予め設定された周
期T1でマ−クドパケットM*をパケット流に挿入する
ので、バッファ回路1aは、該マ−クドパケットにより
受信パケットが欠落しないようマ−クドパケットの挿入
タイミング分だけ受信パケットを待合せ、線路s1−2
に図6(c)に示したように受信パケット流を出力す
る。
パケット流からBIP演算の対象となるユ−ザパケット
U*のペイロ−ド部を検出して、線路s1−3に図6
(d)で示したタイミングで該ペイロ−ド部を出力す
る。エラ−チェックビット演算回路1cは、ユ−ザパケ
ットU*のペイロ−ド部を対象にBIP演算を行い、エ
ラ−チェックビットを生成する。マ−クドパケット発生
回路1eは、エラ−チェックビット演算回路1cで生成
されたエラ−チェックビットをマ−クドパケット内に挿
入する。尚、マ−クドパケット発生回路1eは、所定の
周期で生成するマ−クドパケットM*の順序等を受信側
の識別できるように、シ−ケンス番号管理回路1dが生
成した識別番号もマ−クドパケットM*に挿入する。
パケットとマ−クドパケット発生回路1eの出力を切替
えて、図6(e)で示したようなマ−クドパケットが挿
入されたパケット流を線路s1−4からパケット通信装
置100に備えた回線処理回路3へ出力する。
するマ−クドパケットの構成例を示すフォ−マット図で
ある。パケット通信装置がATMパケット(セル)を通
信網で送受信する場合、パケットは、ATMパケットの
規格に合わせた5バイトのヘッダと48バイトのペイロ
−ドからなる53バイトで構成される。尚、このパケッ
トには、網内の装置がマ−クドパケットであることを識
別出来るようにマ−クドパケット用のVPIとVCIを
付与する。
にマ−クドパケット挿入回路1のシ−ケンス番号管理回
路1dが生成したマ−クドパケットのシ−ケンス番号を
入れ、2バイト目にエラ−チェックビット演算回路1c
がマ−クドパケット間のユ−ザパケットのペイロ−ド部
に対してBIP演算を実施した結果をエラ−チェック情
報として入れる構成とした。尚、残りの46バイトは予
備バイトであり、別の目的で使用して構わない。
切替回路の構成例を示すブロック構成図である。無瞬断
切替回路2は、受信パケット流のBIP演算範囲を抽出
する演算範囲抽出回路2b、マ−クドパケットを検出す
るマ−クドパケット検出回路2c、BIP演算範囲と検
出されたマ−クドパケット内のエラ−チェックビットか
らマ−クドパケット区間単位でビット誤りの有無をチェ
ックするエラ−チェック回路2d、検出されたマ−クド
パケット内のシ−ケンス番号をチェックするシ−ケンス
番号チェック回路2e、受信パケットを格納するメモリ
2aへの受信パケットの書込みを行う書込み制御回路2
f、メモリ内の書込みバンク番号を制御する書込み制御
カウンタ2g、メモリ2aに書込んだパケット流のビッ
ト誤りの有無を管理するメモリ情報管理回路2i、メモ
リ2aの読出しを行う読出し制御回路2j、メモリから
の読出しバンク番号を制御する読出し制御カウンタ2
h、空パケット発生回路2k、メモリ2aと空パケット
発生回路2kの出力を選択するセレクタ2l、パケット
通信装置100が備えた制御回路5と無瞬断切替回路2
との間で制御や監視の情報を送受信する制御インタフェ
−ス回路20とで構成した。尚、無瞬断切替回路2は、
0系と1系の伝送路200,210(LI)からマ−ク
ドパケットが挿入された2つのパケット流を受信後に一
方のデ−タを無瞬断で選択するもので、読出し制御回路
2j、読出し制御カウンタ2h、空パケット発生回路2
k、セレクタ2l、制御インタフェ−ス回路20以外の
回路は、各々0系と1系から受信したパケット流を処理
するように2重化構成である。
説明図である。回線処理回路3から線路s2−1を介し
て図9(a)に示すパケット流、具体的には図6(e)
のパケット流が伝送路200もしくは210を介して伝
送されたもので回線障害や切断等でデ−タに誤りを含む
可能性のあるパケット流、を受信すると、演算範囲抽出
回路2bは、受信パケット流からBIP演算の対象とな
るユ−ザパケットU*のペイロ−ド部を検出して図9
(b)に示した信号を線路s2−2に出力する。又、マ
−クドパケット検出回路2cは、受信パケット流からマ
−クドパケットM*を検出し(図9(c))、送信側パ
ケット通信装置で該パケットのペイロ−ドに挿入したシ
−ケンス番号とエラ−チェックビット(BIP演算結
果)を抽出する。
の出力を対象にBIP演算を行い、受信マ−クドパケッ
トから抽出したのエラ−チェックビットと照合して、受
信パケット流のマ−クドパケット間のユ−ザパケットU
*に誤りがあったか否かのエラ−判定を行う。このエラ
−判定結果は、メモリ情報管理回路2iに蓄積される。
又、シ−ケンス番号チェック回路は、受信マ−クドパケ
ットM*から抽出したシ−ケンス番号をチェックして、
パケット流が正しい順序で受信されたか否かをチェック
する。このチェック結果は、後述する受信パケット流の
メモリ2aへの書込み制御に使用される。
区間として表示した。このn*は、受信パケット流の受
信順序(無瞬断切替え回路1でのパケット流処理順序)
を示すもので、マ−クドパケットに挿入されたシ−ケン
ス番号と対応がとれるものである。又、上記動作は、0
系と1系の入力パケット流それぞれについて2重化され
た各回路で実行されるものである。
路2dでのエラ−発生状況を制御インタフェ−ス回路2
0経由でパケット通信装置100に備えた制御回路が読
み取れる構成とした。この構成により、パケット通信装
置100または該装置の運用者は、先に(図5で)説明
したマ−クドパケット挿入回路1でのマ−クドパケット
挿入周期T1の値を検討して、通信網の状態に応じた適
切な値に設定することが可能となる。
リ2aとセレクタ2lの動作について説明する。図10
は、メモリへの受信パケット流の書込み動作例を示す説
明図である。又、図11は、メモリ情報管理回路2iの
構成例を示す説明図である。又、図12は、セレクタ2
lの動作論理例を示す説明図(真理値図)である。
た受信パケット流(図10(a),(b))は、それぞ
れ0系メモリ2a−0と1系メモリ2a−1に格納され
る。本実施形態では、メモリ2aを図10中央部で示し
たような複数のバンクに分割し、各バンクにマ−クドパ
ケット間のパケットを蓄積する構成とした。具体的に
は、以下のように動作する。
ェック回路2eで検出したマ−クドパケットのシ−ケン
ス番号に対応したメモリ内のバンク番号を指示し、次の
マ−クドパケット検出迄(シ−ケンス番号が変化する
迄)当該バンクに受信パケットを書込み続ける。具体的
には、マ−クドパケット間の最後に次のマ−クドパケッ
トが検出されシ−ケンス番号が変化するので、書き込み
制御回路2fが指示するバンクには、マ−クドパケット
間内のパケットと次に検出されたマ−クドパケットが書
込まれる。
系メモリ2a−0と1系メモリ2a−1の読出しを行い
両系の同期化を行う。具体的には、送信側パケット通信
装置で生成した同じパケット流で各々0系および1系伝
送路を経由して受信したパケット流を蓄積した0系メモ
リ2a−0と1系メモリ2a−1のバンクから、同じマ
−クドパケット間のパケットを蓄積したバンクを同時に
読出して両系の位相同期を図る。
路2i−0と2i−1に蓄積した当該バンク番号のエラ
−チェック結果(構成例を図11に示す)を参照し、エ
ラ−の無い系のメモリ出力をセレクタ2lで図12に示
した選択論理に基づき選択出力する。基本的にエラ−の
無い系を選択し、両系正常もしくは両系異常の時は現在
選択中の系を継続選択する。本実施形態では、n−2区
間で0系と1系とでエラ−無しとなっているので、現在
選択中のメモリ出力を選択する。又、n−1区間では0
系はエラ−無しで1系はエラ−有りとなっているので、
0系メモリの出力を選択する。更に、n区間では0系に
エラ−が有り1系でエラ−無しとなっているので、セレ
クタ2lは1系メモリの出力に切替る。
す説明図である。同図(a)は、0系メモリ2a−0か
ら線路s2−4に出力されるパケット流を示す。又、同
図(b)は、1系メモリ2a−1から線路s2−5に出
力されるパケット流を示す。図11で示したメモリ情報
管理回路2iの各々は、0系がn−1区間:正常、n区
間:エラ−有、n+1区間:正常、又、1系がn−1区
間:エラ−有、n区間:、n+1区間:エラ−有である
ことを示しているので、図13(d)で示したように、
セレクタ2lは、n−1区間で0系メモリ出力、n区間
で1系メモリ出力、n+1区間で0系メモリ出力を選択
してパケット通信装置100に備えたSW4に出力す
る。又、図13(c)に示すように、空パケット発生回
路2kはマ−クドパケットM*の読出しタイミングで線
路s2−6に空パケットEを出力する構成とし、セレク
タ2lが該マ−クドパケットの替わりに空パケットEを
出力し、その正常な系のパケット流(マ−クドパケット
間のパケット)を出力するようにしたので、マ−クドパ
ケットを削除した元のパケット流でビット誤りのないパ
ケットをマ−クドパケット間毎に選択して切替える無瞬
断系切替えが実現出来る。
び1系メモリ2aの各々に空パケットEも蓄積する構成
とした。これは、メモリ2aからのパケット読出し時に
連続的な有効パケット(空パケットでないもの)が出力さ
れ、いわゆるバ−スト性の高いトラヒック特性を有する
のパケット流が出力されるのを防止するためである。す
なわち、バ−スト性の高いパケット流は網内で輻輳を起
こす要因となるので、これを防止するためにシェ−ピン
グ機能を設ける必要があるが、本実施例で示す構成によ
れば、メモリからのパケット読出し時に既に空パケット
も入っているため、新たなシェ−ピング機能を通信網内
に設ける必要が無く経済的な構成の通信網が構築でき
る。
信網の状態によっては、0系回線のマ−クドパケット間
隔と1系回線のマ−クドパケット間隔が、OAMパケッ
トの挿抜の影響で、対応する区間で一致するとは限らな
い。例えば、前述の例のように、0系がT1で1系がT
1‘となることがある。又、無瞬断切替回路のメモリ2
aは空パケットも含むパケット流を書込むので、0系お
よび1系メモリに書込まれるパケット数が違ってくる可
能性もある。このような状況においては、選択回路の動
作によって(すなわち、回線の誤り等の障害発生状況に
よって)パケット数の多いメモリばかり選択されて遅延
量が増大する可能性がある。又、この逆の場合もありう
る。
かつ、ばらつきの無い一定値であることが望ましいの
で、本発明のパケット通信装置には、遅延量を一定の小
さな値にする目的で、以下に説明する空パケットの挿抜
機能も備えた。
に示す説明図である。無瞬断切替回路1は、メモリ2a
−0,2a−1による固定遅延を小さくするために各メ
モリ2aの書込み位相(書込みのシ−ケンス番号)と読
出し位相(読出しのシ−ケンス番号)の関係を調整する
ことができる。同図は、読出し制御回路2jのメモリ読
出し動作での位相調整の様子を示したもので、具体的に
は、以下のように動作する。
は、メモリ2a−0,2a−1への書込みバンク番号W
0,W1を保持する。読出し制御カウンタ2hは、メモ
リ2a−0,2a−1の読出しバンク番号Rを示す。読
出し制御回路2jは、書込み制御カウンタ2g−0,2
g−1内の書込みバンク番号W0,W1と読出し制御カ
ウンタhの読出しバンク番号Rを比較する。具体的に
は、各メモリへの書込みバンク番号W0,W1のうち小
さい方と読み出しバンク番号Rを比較して、この差が一
定値(例えば2)よりも小さい場合は、当該バンクの読
出し終了後にセレクタ2lが空パケット発生回路2kを
選択して空パケットを出力し、バンク番号の差が2より
も大きい場合は、当該バンクの読み出し時にマ−クドパ
ケット(該当バンクに格納されている最終パケット)を
読み飛ばして次バンク番号の読み出しを行う。以上の動
作で空パケットの挿入もしくはマ−クドパケット削除が
行われ出力パケット数の調節ができる。この結果、メモ
リへの書込み位相と読出し位相とが徐々に調整され一定
の位相差を保つことができる。
置100では、マ−クドパケットM*の挿入周期T1を
変更設定することが可能な構成である。マ−クドパケッ
ト挿入周期T1は、回線上の信号にエラ−が多い時は短
く設定し、エラ−が少なく有効パケットをより多く通す
時は長く設定すると良い。
も考慮してマ−クドパケット挿入周期T1を決定する必
要もある。例を示すと、マ−クドパケット挿入周期T1
を1000パケットとすると0.1%の帯域をマ−クド
パケットが占有して2.4Gb/s回線の場合にマ−ク
ドパケット挿入周期T1は177μsとなる。最小遅延
を2バンクとすると、最低354μsの遅延がパケット
通信装置で発生する。一方、マ−クドパケット挿入周期
T1を100パケットとすると1.0%の帯域をマ−ク
ドパケットが占有するが、2.4Gb/s回線でのマ−
クドパケット挿入周期T1は18μsとなりパケット通
信装置で発生する最低遅延量は36μsで済む。マ−ク
ドパケット挿入周期T1を長くすると帯域は減らない
が、遅延量が増し、マ−クドパケット挿入周期T1を短
くすると、帯域は減るが遅延量は小さくなる。
したが、0,1系伝送路の距離差とマ−クドパケット挿
入周期T1との関係も考慮する必要がある。0,1系伝
送路に500kmの距離差が生じた時、2.4Gb/s
回線では2.5msの遅延時間差(位相差)が生じる。
マ−クドパケット挿入周期T1を1000パケットとす
ると、1バンクに177μs分のパケットが格納される
ので、0,1系の遅延差を吸収しようとすると15バン
ク必要となる。これに対し、マ−クドパケット挿入周期
T1を100パケットとすると、1バンクに18μs分
のパケットが格納されるので、0,1系の遅延差吸収の
ために139バンク必要である。
てマ−クドパケット挿入周期T1を変更できる本発明の
パケット通信装置は実際の通信網を構築するに有効であ
る。
装置でシ−ケンス番号とビット誤りチェック情報を含む
マ−クドパケットを挿入して転送するだけで良い。一
方、受信側パケット通信装置は、マ−クドパケットに基
づき非同期のパケットの位相を考慮(同期化)して伝送
路(回線)上で発生したビット誤りや切断等の障害を検
出の上、該マ−クドパケットを利用して正常な回線のパ
ケットをマ−クドパケット間の複数のパケット単位で選
択出力するので、非同期通信網であっても運用中の障害
発生時にユ−ザパケットの誤りや損失のない無瞬断回線
切替が容易に実現できる。
網構成図。
ック構成図。
側動作例を示す説明図。
側動作例を示す説明図。
示すブロック構成図。
示す説明図。
ットフォ−マット図。
ク構成図。
(1)。
動作例を示す説明図。
説明図。
(真理値図)。
図(2)。
図(3)。
送路(回線)、1:マ−クドパケット挿入回路、
2:無瞬断切替回路、3:回線処理回路、 4:スイ
ッチ、 5:制御回路、1a:バッファ回路、 1
b:演算範囲抽出回路、 1c:エラ−チェックビット
演算回路、1d:シ−ケンス番号管理回路、 1e:マ
−クドパケット発生回路、 1f:セレクタ、2a:メ
モリ、 2b:演算範囲抽出回路、 2c:マ−クドパ
ケット検出回路、2d:エラ−チェック回路、 2e:
シ−ケンス番号チェック回路、2f:書込み制御回路、
2g:書込み制御カウンタ、 2h:読出し制御カウ
ンタ、2j:読出し制御回路、 2k:空パケット発生
回路、 2l:セレクタ、3a:OAM処理部、 3
b:ヘッダ変換部、 3c:SDH終端部、 3d:プ
ロセッサ
Claims (22)
- 【請求項1】複数のパケット送信回線と複数のパケット
受信回線を収容し、該受信回線から受信した複数の第1
のパケットを含む第1のパケット流を該パケットの宛先
となる送信回線に振分けるパケット通信装置であって、 前記第1のパケット流に所定の周期で第2のパケットを
挿入して第2のパケット流に変換する回路と、 前記所定の周期内に含まれる複数の第1のパケットの誤
り検出用情報と前記第2のパケットの識別子を生成して
該第2のパケットに挿入する回路と、 前記第2のパケット流を前記送信回線の複数の回線に出
力する回路とを備えたことを特徴とするパケット通信装
置。 - 【請求項2】複数のパケット送信回線と複数のパケット
受信回線を収容し、該受信回線から受信した複数の第1
のパケットを含む第1のパケット流を処理するパケット
通信装置であって、 前記第1のパケット流に所定の周期で第2のパケットが
挿入された第2のパケット流を複数の受信回線から受信
する回路と、 前記第2のパケットに含まれた前記所定の周期内に含ま
れる複数の第1のパケットの誤り検出用情報と、受信し
た該複数の第1のパケットの誤り検出結果とから該複数
の第1のパケットの誤りを検出する誤り検出回路と、 前記第2のパケットに含まれた識別子に基づき各第2の
パケット流の位相を管理し、前記誤り検出回路の出力に
基づき前記複数の受信回線から受信した第2のパケット
流のそれぞれに含まれる複数の第1のパケットのいずれ
かを選択する切替回路と、 前記切替回路から出力される複数の第1のパケットを処
理するパケット処理回路とを備えたことを特徴とするパ
ケット通信装置。 - 【請求項3】上記誤り検出用情報は、上記第2のパケッ
ト間に含まれる複数の第1のパケットのビット誤りを検
出するパリティ演算結果であることを特徴とする請求項
1もしくは2に記載のパケット通信装置。 - 【請求項4】上記パリティ演算は、第1のパケットのペ
イロード部に対して実施することを特徴とする請求項3
に記載のパケット通信装置。 - 【請求項5】上記識別子は、第1のパケット流に挿入す
る上記第2のパケットの順序を示し、該第2のパケット
間に含まれる複数の第1のパケットを識別するものであ
ることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のパケッ
ト通信装置。 - 【請求項6】上記選択は、上記第2のパケット処理のタ
イミングで行い、該第2のパケットは、第3のパケット
に変更することを特徴とする請求項2に記載のパケット
通信装置。 - 【請求項7】複数のパケット通信装置を複数の回線で接
続したパケット通信網の回線切替方法であって、 送信側パケット通信装置において、 送信する複数の第1のパケットを含む第1のパケット流
を所定の周期で管理し、 前記所定の周期内に含まれる複数の第1のパケットの誤
り検出用情報とパケットの順序識別子を含む第2のパケ
ットを生成して該所定周期で前記第1のパケット流に挿
入し、前記第1のパケット流を第2のパケット流に変換
し、 前記第2のパケット流を複数の回線に出力すると、 受信側パケット通信装置において、 複数の第2のパケット流を複数の回線から受信すると、 前記第2のパケットに含まれた前記所定の周期内に含ま
れる複数の第1のパケットの誤り検出用情報と、受信し
た該複数の第1のパケットの誤り検出結果とから該複数
の第1のパケットの誤りを検出し、 前記第2のパケットに含まれた順序識別子に基づき各第
2のパケット流の位相を管理し、前記誤り検出結果に基
づき前記複数の回線から受信した第2のパケット流のそ
れぞれに含まれる複数の第1のパケットのいずれかを選
択して複数の第1のパケットを処理することを特徴とす
るパケット通信網の回線切替方法。 - 【請求項8】上記誤り検出は、上記第2のパケット間に
含まれる複数の第1のパケットのビット誤りを検出する
パリティ演算を行うものであることを特徴とする請求項
7に記載のパケット通信網の回線切替方法。 - 【請求項9】上記パリティ演算は、第1のパケットのペ
イロード部に対して実施することを特徴とする請求項8
に記載のパケット通信網の回線切替方法。 - 【請求項10】上記受信側パケット通信装置における上
記複数の第1のパケットの選択は、上記第2のパケット
処理のタイミングで行い、該第2のパケットは、第3の
パケットに変更することを特徴とする請求項7に記載の
パケット通信網の回線切替方法。 - 【請求項11】複数のパケット送信回線と複数のパケッ
ト受信回線を収容し、該受信回線から受信した第1のパ
ケットを該パケットの宛先となる送信回線に振分けるパ
ケット通信装置であって、 前記第1のパケットを含むパケット流を送受信する複数
の回線処理回路と、 前記第1のパケットの振分けを行うスイッチと、 前記スイッチから受信した複数の第1のパケットを含む
第1のパケット流を所定の周期で管理し、該所定の周期
内に含まれる複数の第1のパケットの誤り検出用情報と
パケットの順序識別子を含む第2のパケットを生成して
該所定の周期で前記第1のパケット流に挿入し、前記第
1のパケット流を第2のパケット流に変換変換して複数
の回線処理回路に出力するパケット挿入回路と、 複数の回線処理回路から受信した複数の第2のパケット
流のそれぞれに対し、前記第2のパケットに含まれた前
記所定の周期内に含まれる複数の第1のパケットの誤り
検出用情報と、受信した該複数の第1のパケットの誤り
検出結果とから該複数の第1のパケットの誤りを検出
し、該第2のパケットに含まれた順序識別子に基づき各
第2のパケット流の位相を管理し、前記誤り検出結果に
基づき前記複数の回線処理回路から受信した複数の第2
のパケット流のそれぞれに含まれる複数の第1のパケッ
トのいずれかを選択して前記スイッチに出力する切替回
路と、 該パケット通信装置の制御を行う制御回路を備えたこと
を特徴とするパケット通信装置。 - 【請求項12】上記パケット挿入回路は、 上記複数の第1のパケット流を蓄積するバッファ回路
と、 上記所定の周期内に含まれる複数の第1のパケットの誤
り検出範囲を指示する回路と、 該回路の指示で誤り検出を行う誤り検出回路と、 第2のパケットの生成順序を管理する管理回路と、 該検出回路と管理回路の出力を該第2のパケットに挿入
する第2のパケット生成回路と、 前記バッファ回路から読み出した第1のパケット流に所
定の周期で第2のパケットを挿入した第2のパケット流
を出力するセレクタと、 該パケット挿入回路の動作タイミングを制御するタイミ
ング回路とで構成したことを特徴とする請求項11に記
載のパケット通信装置。 - 【請求項13】上記第2のパケットの挿入周期を上記制
御回路の指示に基づき可変設定する構成であることを特
徴とする請求項12に記載のパケット通信装置。 - 【請求項14】上記第2のパケットの挿入周期を上記制
御回路の指示に基づき可変設定する構成であることを特
徴とする請求項13に記載のパケット通信装置。 - 【請求項15】上記切替回路は、 複数の回線処理回路から受信した複数の第2のパケット
流の各々を蓄積する複数のメモリと、 各第2のパケット流に挿入された第2のパケットを検出
する複数のパケット検出回路と、 各第2のパケット流に挿入された第2のパケットの間に
含まれる複数の第1のパケットの誤り検出範囲を指示す
る複数の指示回路と、 前記指示回路の指示で受信した複数の第1のパケット誤
り検出を行い、第2のパケットに挿入された誤り検出情
報とから該複数の第1のパケットの誤りを検出する複数
の誤り検出回路と、 各誤り検出回路の出力を蓄積する管理回路と、 各第2のパケット流に挿入された前記第2のパケットに
含まれた順序識別子をチェックする複数のチェック回路
と、 各第2のパケット流のメモリへの書込みを制御する複数
の書込み制御回路と、前記チェック回路と書込み制御回
路の出力に基づき各メモリに蓄積された各第2のパケッ
ト流の位相を管理して読み出す読出し制御回路と、 前記管理回路の出力に基づき、各メモリから読み出した
第2のパケット流のそれぞれに含まれる複数の第1のパ
ケットのいずれかを選択して出力するセレクタと、 制御装置の指示で該切替回路の動作を設定する制御イン
タフェース回路とで構成したことを特徴とする請求項1
1に記載のパケット通信装置。 - 【請求項16】上記切替回路に第3のセル発生回路を備
えたことを特徴とする請求項15に記載のパケット通信
装置。 - 【請求項17】上記誤り検出は、上記第2のパケット間
に含まれる複数の第1のパケットのビット誤りを検出す
るパリティ演算回路で実行することを特徴とする請求項
11乃至16いずれかに記載のパケット通信装置。 - 【請求項18】上記パリティ演算は、第1のパケットの
ペイロード部に対して実施することを特徴とする請求項
17に記載のパケット通信装置。 - 【請求項19】上記切替回路での複数の第1のパケット
の選択は、上記第2のパケット処理のタイミングで行
い、該第2のパケットは、第3のパケットに変更するこ
とを特徴とする請求項11もしくは16に記載のパケッ
ト通信装置。 - 【請求項20】上記切替回路のメモリへの第2のパケッ
ト流の蓄積は、該メモリを構成する複数のブロックのブ
ロック毎に行い、第2のパケット間に含まれた複数の第
1のパケットと該複数の第1のパケットに続く第2のパ
ケットを1つのブロックに蓄積することを特徴とする請
求項15もしくは16に記載のパケット通信装置。 - 【請求項21】上記切替回路のメモリからの複数の第1
のパケット読出しを該パケットのあるブロックへの書込
みから所定のブロック数だけずらしてして実行する読出
し制御回路としたことを特徴とする請求項20に記載の
パケット通信装置。 - 【請求項22】上記読出し制御回路は、上記読出しタイ
ミングが所定のブロック数より大きくずれた場合は、上
記メモリに蓄積された第2のパケットの読出しを中止し
て次ブロックの第1のパケットを読出し、上記読出しタ
イミングが所定のブロック数より小さくずれた場合は、
上記メモリに蓄積された第2のパケットの読出しを中止
して第3のパケットを出力させるよう動作することを特
徴とする請求項21に記載のパケット通信装置。
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