JP2003273364A - 薄膜トランジスタ及び液晶表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタ及び液晶表示装置

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JP2003273364A
JP2003273364A JP2002075734A JP2002075734A JP2003273364A JP 2003273364 A JP2003273364 A JP 2003273364A JP 2002075734 A JP2002075734 A JP 2002075734A JP 2002075734 A JP2002075734 A JP 2002075734A JP 2003273364 A JP2003273364 A JP 2003273364A
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electrode
region
drain electrode
semiconductor film
source electrode
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JP2002075734A
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Yukihiro Morita
幸弘 森田
Masanori Kimura
雅典 木村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素トランジスタに用いる薄膜トランジスタ
の面積を小さくし、TFTの遮光部の面積を小さくして
開口率を大きくし、高精細でも輝度が大きく、低消費電
力の液晶表示装値を実現する。 【解決手段】 はみ出し部の半導体膜を有効利用するこ
とにより、TFTの遮光部の面積を小さくする。これに
よって、開口率を大きくすることができ、輝度向上及び
低消費電力を実現した液晶表示装置を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜トランジスタ、
及び、薄膜トランジスタを画素に用いた液晶表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタ(TFT:Thin−
Film−Transistor)を用いたアクティブ
マトリクス型液晶ディスプレイは薄型化、軽量化、低電
圧駆動可能などの長所によりカムコーダ用のディスプレ
イ、パーソナルコンピューター、携帯端末のディスプレ
イなど種々の分野で利用されており、大きな市場を形成
している。特に近年では、静止画表示に加えて、動画表
示やTV用途への利用が広がりつつあり、こうした動画
表示においては、TFTを用いた液晶ディスプレイでな
ければ対応できない。こういう状況の中、携帯電話など
の携帯端末では、高精細な動画表示を実現するために、
アモルファスシリコンや多結晶シリコンを半導体膜とし
て用いたTFTを画素ごとに形成した液晶ディスプレイ
が開発されている。
【0003】これら携帯端末などの小型ディスプレイに
おける大きな問題点のひとつは、開口率が小さく輝度が
小さくなることである。ディスプレイ全体の大きさが小
さいため、解像度(画素数)を固定した場合、ひとつの
画素が占める面積が小さくなる。従って、ひとつの画素
に占める、TFTなどの遮光部の割合が大きくなり、開
口率が小さくなるのである。開口率が小さくても、その
分、バックライトの光量を大きくすれば所望の輝度を得
ることができるのであるが、携帯端末では、バックライ
トの電力を大きくすることは、即ち、使用時間の短縮に
つながり、商品性が小さくなる。従って、小型高精細デ
ィスプレイを持つ携帯端末においては、開口率を大きく
することが必須である。そのアプローチのひとつとし
て、TFTの小型化がある。同一面積に対する電流量の
増加という意味では、屈曲構造やL字型(特開平3−2
33431公報)などのアプローチがなされており、互
いに向かい合う構造を持つソース電極とドレイン電極を
互いに屈曲させることにより、単位面積あたりの実質的
なチャネル長を大きくして、電流量を大きくする取り組
みがなされている。この工夫によって、画素に占めるT
FTの面積は小さくなり、開口率は多少改善する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年の携帯端
末に用いられる小型ディスプレイでは、さらなる高精細
化、高輝度化、低消費電力化が求められており、さらな
るTFTの小型化の工夫が必要となっている。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、単位面積あたりの駆動能力、即ち、電流量
を大きくすることにより、画素に占めるTFTの遮光面
積を小さくして、開口率を大きくし、輝度向上及び低消
費電力化を行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
に、我々は、半導体膜のはみ出し領域に着目した。ここ
で言うはみ出し領域とは、ソース電極とドレイン電極に
挟まれたチャネル領域から、チャネル幅方向に関して、
チャネル領域とは逆側にはみ出した部分の半導体膜であ
る。一般に言うチャネル領域とは、ボトムゲート型のT
FTの場合、ゲート電極上に絶縁膜を介して半導体膜が
形成されており、その上にソース電極及びドレイン電極
が形成されている構造において、ソース電極とドレイン
電極に挟まれている領域を意味する。しかし、ゲート電
極上に絶縁膜を介して半導体膜が形成されており、半導
体膜が電気的にソース電極及びドレイン電極と接続され
ていれば、ゲート電極のバイアスがオン状態になったと
き、ゲート電極上の半導体膜にはキャリアが誘起される
ことになるため、ソース電極とドレイン電極に挟まれて
いない領域においても、キャリアは誘起されることにな
る。この状態でソース電極とドレイン電極の間に電位差
が生じた場合、2電極に挟まれた領域だけではなく、2
電極の端部近傍にも電界がしみだす(周り込む)ことに
なる。従って、2電極に挟まれた領域から外側にはみ出
し領域がある場合、電極端部近傍では、電界のしみだし
(周り込み)によって電流が流れることになる。つま
り、見かけ上のチャネル長が長くなるのである。我々
は、この振る舞いに着目して、デバイスシミュレーショ
ンを行って、はみ出し領域の影響を詳細に調べた。そし
て、その知見に基づいて、本発明では、積極的にはみ出
し領域を利用することで、画素におけるTFTによる遮
光領域を減らし、開口率を向上させる。以下、本発明に
よる課題解決の具体的な手段について述べる。
【0007】本発明の薄膜トランジスタにおいては、ゲ
ート電極と半導体膜が平面的に重なる領域に形成され
た、ソース電極もしくはドレイン電極のうち少なくとも
一方の電極において、チャネル幅方向の電極の端部から
チャネル中央部とはチャネル幅方向に関して逆方向に半
導体膜を延長形成している。この延長形成された半導体
膜部分に誘起されたキャリアは、ソース電極とドレイン
電極間の電界のしみだしによってソース・ドレイン間に
流れる電流に寄与することになり、実効的なチャネル幅
が増大する。これによって、単位面積当りの電流量が大
きくなり、TFTの遮光部の面積を小さくすることがで
きるため、開口率アップによる輝度向上及び低電力化を
実現できる。
【0008】また、本発明では、ソース電極及びドレイ
ン電極それぞれの両端部において、半導体膜のはみ出し
領域を形成している。ゲート電極とソース電極及びドレ
イン電極間のショート防止等のために、ゲート電極とソ
ース電極及びドレイン電極との間に半導体膜を含ませる
場合は、ソース電極及びドレイン電極それぞれの両端部
において、半導体膜のはみ出し領域を形成することによ
って、ソース電極とドレイン電極の間の電界がしみだ
し、はみ出し領域の半導体膜部分に電流が流れて実効的
なチャネル長が長くなる。これによって、単位面積あた
りの電流量を大きくすることができ、開口率を大きくす
ることが出来る。また、このはみ出し領域を流れる電流
は、上述したようにソース電極とドレイン電極間の電界
のしみだしによるものであるため、半導体膜のはみ出し
領域が3μm程度で電流の増加は飽和しだす。従って、
本発明では、このはみ出し領域を3μm以下としてい
る。
【0009】本発明では、ソース電極及びドレイン電極
それぞれの電極において、一方のチャネル幅方向端部に
半導体膜のはみ出し部を設けている。どちらの画素の構
造及び画素中のTFTの配置によって、両側もしくは片
側に、また、電極のどちら側の端部にはみ出し領域を作
る方が開口率が大きくなるかは異なるので、それぞれの
場合に応じて、はみ出し領域の形成部を変化させてい
る。はみ出し領域の幅に関しては、はみ出し領域がチャ
ネル方向に関して向かい合うように形成される場合は3
μm以下、向かい合わないように形成される場合は、4
μm以下とする。その理由については実施形態で述べ
る。
【0010】また、本発明では、ソース電極もしくはド
レイン電極のうち、一方の電極に関しては、はみ出し部
を形成せず、他方の電極のチャネル幅方向の端部にはみ
出し領域を形成している。画素のパターンやTFTの配
置によって、電極の片側のみはみ出し部を形成しても良
いし、両側に形成しても良い。はみ出し領域幅は同様に
して4μm以下としている。
【0011】本発明では、ソース電極もしくはドレイン
電極のうち一方がU字型形状をしており、他方の電極が
U字型の内部に直線状に形成されているTFTにおい
て、U字型電極端部から、U字型電極の内側に形成され
た直線状の電極に対して平行方向に半導体膜のはみ出し
領域を形成している。U字型電極にすることにより、単
位面積当りの電流量が大きくなっている状態で、さらに
はみ出し領域を形成することにより、より電流量を大き
くすることが出来る。はみ出し領域の幅は4μm以下と
している。
【0012】また、本発明では、ソース電極もしくはド
レイン電極の内、一方の電極がL字型形状をしており、
他方の電極がL字型の内部に直線状に形成されているT
FTにおいて、L字型電極端部からL字型電極の内部に
形成された直線状電極に対して平行方向に半導体膜のは
み出し部を形成している。L字型電極にすることによ
り、単位面積当りの電流量が大きくなっている状態で、
さらにはみ出し領域を形成することにより、より電流量
を大きくすることが出来る。はみ出し領域の幅は4μm
以下としている。
【0013】本発明による液晶表示装置では、上述した
本発明によるはみだし領域を利用して単位面積当りの電
流量を大きくしたTFTを画素トランジスタとしてい
る。これによって、画素に占めるTFTの遮光領域を小
さくすることができるため開口率が大きくなり、輝度向
上及び低消費電力を実現した液晶表示装置を得ることが
できる。
【0014】さらに、本発明では、ソース電極及びドレ
イン電極のうち長い方の電極がゲート電極と電気的に接
続されている走査線に近い場所に形成されている。短い
方の電極が画素ITO側に配置されるため、光の透過領
域を大きくすることができ、開口率を大きくすることが
できる。
【0015】また、本発明では、ソース電極及びドレイ
ン電極のうち長い方の電極が、信号線と電気的に接続し
ている。短い方の電極が画素ITOと電気的に接続され
るため、光の透過領域を大きくすることができ、開口率
を大きくすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の薄膜トランジスタ
及び液晶表示装置について図面を用いてより具体的に説
明する。
【0017】(実施の形態1)図1は実施の形態1の液
晶表示装置におけるアレイ基板上の1画素の電極構成を
表す平面図である。図10は従来の画素構成の一例を示
す同様な平面図である。従来の構成ではチャネル幅はチ
ャネル幅方向の半導体膜の幅に等しい。しかし、このよ
うな構成をとる場合、ゲート電極30は、ドレイン電極
50のチャネル幅方向の端部から合わせてマージン分だ
け距離をおいて形成しなければならず、その分、遮光領
域が大きくなり、開口率が低下する。そこで、本発明で
は、図1のようにドレイン電極50を短くし、ゲート電
極30の面積を小さくした。ゲート電極30の減少分が
そのまま遮光領域の減少分になり、その分開口率が大き
くなる。
【0018】従来、図1の薄膜トランジスタのようには
みだし領域を持つ薄膜トランジスタについて、W1、W
2の部分のはみ出し領域が、どのような効果を及ぼすの
かが明らかではなかった。しかし、遮光領域を小さくし
て開口率を上げるためには、図1のようにドレイン電極
50を短くする必要がある。ゲート電極30上に半導体
膜60があり、その半導体膜60が電気的にソース電極
40やドレイン電極50に接続されていれば、ゲート電
極のバイアスに応じて半導体膜60にはキャリアが誘起
されるはずである。さらに、キャリアが誘起されれば、
面内方向の電界が生じ、電流に寄与するはずである。こ
のように考えると、ドレイン電極50の長さ(幅)だけ
ではなく、それ以外の領域の半導体膜も電流に寄与する
と考えられる。しかし、どの程度の電界がしみだして、
はみ出し領域にどの程度の電流が流れるかは、単純に分
かる問題ではない。ポイントは、面内方向の電界がどれ
だけしみだすか(周り込むか)である。そこで、我々
は、3次元デバイスシミュレータを用いて、はみ出し領
域の効果を調べた。W1=W2=△Wとして、△Wを変
えたときのIV特性を計算し、実効的なチャネル幅を見
積もった。実効的なチャネル幅は、はみ出し領域△Wが
ゼロのときのオン電流値(VG=20V、VD=6V)
を基準にして、そこからのオン電流値のずれをチャネル
幅の変化分に押し込んだ。その計算結果が図2である。
ドレイン電極の長さがチャネル幅になるとしたときの特
性が実線であり、破線が実際の構造における計算結果で
ある。ドレイン電極を短くしていくと最初はほとんど実
効チャネル幅が減少しないが、△Wが大きくなっていく
と、実効チャネル幅の減少が大きくなる。従って、ある
程度小さい△Wに対しては、実効チャネル幅はあまり減
少せず、ドレイン電極を短くできるのである。例えば、
△Wが2μmの場合では、実効チャネル長の減少分はわ
ずか1μmであるが、ドレイン電極は両側で4μm短く
できるのである。ドレイン電極が短くなった分、ゲート
電極を小さくすることができるので、その分開口率が大
きくなり、輝度が向上することになる。また、その分、
低消費電力にもつながる。特に、携帯電話などに用いる
小型ディスプレイにおいて高精細化が進むと、ひとつの
画素が占める面積が小さくなるため、薄膜トランジスタ
の面積を小さく出来る効果は大きくなる。はみ出し領
域、即ち、この場合でいうと△Wはどのくらいの値が望
ましいかは、トータルの画素設計によるが、図2の結果
からすると、4μm以下程度にするべきだと考えられ
る。
【0019】ソース電極もしくはドレイン電極からの半
導体膜のはみ出し領域を利用したデバイス構造は様々な
ものが可能である。図3に示すように、ソース電極とド
レイン電極のそれぞれ一方の互いに向き合う端部にはみ
出し領域を形成しても良いし、図4に示すように、互い
に向かい合わない端部で、それぞれはみ出し領域を形成
しても良い。また、図5に示すようにソース電極もしく
はドレイン電極の一方の電極の片側の端部にのみはみ出
し領域を形成しても良いし、図6に示すように、ソース
電極及びドレイン電極の両電極の両側の端部にはみ出し
領域を形成しても良い。さらに、図7や図8に示すよう
に、U字型やL字型に電極を屈曲させた構造においては
み出し領域を形成すると、屈曲構造による実効的なチャ
ネル長の増加分に加えて、はみ出し領域による増加分が
加わり、より大きな電流を流すことができるため、その
分薄膜トランジスタの小型化が可能となり、開口率を大
きくすることができる。
【0020】適切なはみ出し領域パターンとしては、図
1、図4、図5、図8のように、はみ出し領域部にソー
ス電極もしくはドレイン電極のうち一方の電極が存在す
る場合と、図3、図6、図7のように、両方の電極が存
在しない場合がある。前者の場合は、はみ出し領域の影
響としては、図2で計算した構造の場合と定性的に同じ
であるので、図2の計算結果から判断して、はみ出し領
域は4μm以下程度にしておいた方が良いと考えられ
る。それでは、後者の場合はどうであろうか。図6に示
す構造において、W7=W8=△Wとして△Wを変えて
実効チャネル長を計算した結果を図9に示す。横軸は△
Wであり、縦軸は△W=0の状態からどれだけ実効チャ
ネル幅が増加したかを表すチャネル幅増加分である。図
9を見ると、最初(△Wが小さいところ)は、実効チャ
ネル幅の増加が大きいが、△Wが大きくなってくると、
しだいに実効チャネル幅の増加が少なくなっていく。こ
れは、はみ出し部における面内の電界強度がソース電極
及びドレイン電極から遠のくに従って小さくなっている
からである。従って、△Wを大きくしてもあまり実効チ
ャネル幅が大きくならないことになる。例えば、△Wが
2μmの場合、実効チャネル幅が2μm程度増加する
が、△Wが5μmになると、実効チャネル幅は3μm強
しか増加しない。どの程度の△Wが適切かはそれぞれの
パネルによって異なるが、3μm以下程度にするのが適
当であると考えられる。
【0021】このように、図2及び図9に示した計算結
果から、図1、図4、図5、図8に示す構造では、はみ
出し領域は4μm以下にして、図3、図6、図7の構造
の場合は、はみ出し領域は3μm以下にした方が良い。
【0022】図1に示したように、ソース電極とドレイ
ン電極の長さが異なる場合は、長い方の電極を走査線側
に、即ち、短い方の電極を画素側に形成するとゲート電
極の面積を小さくすることができる。また、ドレイン電
極を画素の透明電極と電気的に接続する(ソース電極を
信号線と電気的に接続する)配置にすることにより、ド
レイン電極が透明電極側に配置することになり、はみ出
し部分を利用してドレイン電極を短くすることにより、
ゲート電極の面積が小さくなり、開口率を大きくするこ
とが出来る。
【0023】本実施形態で説明した薄膜トランジスタ
は、ボトムゲート型の薄膜トランジスタであり、半導体
膜は非晶質シリコンでも多結晶シリコンでも良い。ま
た、チャネル保護型でもチャネルエッチ型でも同様に実
施可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、はみ出し
領域の半導体膜を有効に使うことにより、薄膜トランジ
スタによる遮光部を小さくすることができ、開口率が大
きくなることによって輝度が向上し、消費電力が小さく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の液晶表示装置における画素構成
を表す平面図
【図2】はみ出し領域を持つ薄膜トランジスタの特性の
計算結果を示す図
【図3】はみ出す領域を持つ薄膜トランジスタの平面図
【図4】はみ出す領域を持つ薄膜トランジスタの平面図
【図5】はみ出す領域を持つ薄膜トランジスタの平面図
【図6】はみ出す領域を持つ薄膜トランジスタの平面図
【図7】はみ出す領域を持つ薄膜トランジスタの平面図
【図8】はみ出す領域を持つ薄膜トランジスタの平面図
【図9】はみ出し領域を持つ薄膜トランジスタの特性の
計算結果を示す図
【図10】従来の液晶表示装置の画素構成を表す平面図
【符号の説明】
10 走査線 20 信号線 30 ゲート電極 40 ソース電極 50 ドレイン電極 60 半導体膜 70 コンタクトホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA26 JA46 JB05 JB13 JB38 JB51 KA04 KA05 KA12 KA18 KA22 MA05 MA08 MA13 MA17 MA28 MA35 MA37 NA07 NA17 NA25 5F110 AA07 AA09 BB01 CC03 CC07 GG02 GG13 GG15 GG26 HM04 HM05 HM12 NN12 NN72

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体膜とゲート電極が重なり合ってい
    る領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソー
    ス電極もしくはドレイン電極のうち少なくとも一方の電
    極のチャネル幅方向の端部から、チャネル領域とは逆側
    のチャネル幅方向に向かって、チャネル領域を形成する
    半導体膜が延長形成されていることを特徴とする薄膜ト
    ランジスタ。
  2. 【請求項2】 半導体膜とゲート電極が重なり合ってい
    る領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソー
    ス電極及びドレイン電極のチャネル幅方向の両側端部か
    ら、チャネル領域とは逆側のチャネル幅方向に向かっ
    て、チャネル領域を形成する半導体膜が延長形成されて
    いることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】 半導体膜とゲート電極が重なり合ってい
    る領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソー
    ス電極及びドレイン電極のチャネル幅方向の両側端部か
    ら、チャネル領域とは逆側のチャネル幅方向に向かっ
    て、チャネル領域を形成する半導体膜が延長形成されて
    おり、その延長部分が3μm以下であることを特徴とす
    る薄膜トランジスタ。
  4. 【請求項4】 半導体膜とゲート電極が重なり合ってい
    る領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソー
    ス電極及びドレイン電極のチャネル幅方向のそれぞれの
    片側端部から、チャネル領域とは逆側のチャネル幅方向
    に向かって、チャネル領域を形成する半導体膜が延長形
    成されており、ソース電極とドレイン電極の半導体膜の
    はみ出し領域が、チャネル方向に関して互いに向かい合
    う同じ側に形成されていることを特徴とする薄膜トラン
    ジスタ。
  5. 【請求項5】 半導体膜とゲート電極が重なり合ってい
    る領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソー
    ス電極及びドレイン電極のチャネル幅方向のそれぞれの
    片側端部から、チャネル領域とは逆側のチャネル幅方向
    に向かって、チャネル領域を形成する半導体膜が延長形
    成されており、ソース電極とドレイン電極の半導体膜の
    はみ出し領域がそれぞれ3μm以下で、且つ、チャネル
    方向に関して互いに向かい合う同じ側に形成されている
    ことを特徴とする薄膜トランジスタ。
  6. 【請求項6】 半導体膜とゲート電極が重なり合ってい
    る領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソー
    ス電極及びドレイン電極のチャネル幅方向のそれぞれの
    片側端部から、チャネル領域とは逆側のチャネル幅方向
    に向かって、チャネル領域を形成する半導体膜が延長形
    成されており、ソース電極とドレイン電極の半導体膜の
    はみ出し領域が、チャネル方向に関して互いに向かい合
    わず、異なる側に形成されていることを特徴とする薄膜
    トランジスタ。
  7. 【請求項7】 半導体膜とゲート電極が重なり合ってい
    る領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソー
    ス電極及びドレイン電極のチャネル幅方向のそれぞれの
    片側端部から、チャネル領域とは逆側のチャネル幅方向
    に向かって、チャネル領域を形成する半導体膜が延長形
    成されており、ソース電極とドレイン電極の半導体膜の
    はみ出し領域の幅が4μm以下であり、且つ、チャネル
    方向に関して互いに向かい合わず、異なる側に形成され
    ていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  8. 【請求項8】 半導体膜とゲート電極が重なり合ってい
    る領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソー
    ス電極もしくはドレイン電極のうちどちらか一方の電極
    のチャネル幅方向の片側端部から、チャネル領域とは逆
    側のチャネル幅方向に向かって、チャネル領域を形成す
    る半導体膜が延長形成されていることを特徴とする薄膜
    トランジスタ。
  9. 【請求項9】 半導体膜とゲート電極が重なり合ってい
    る領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソー
    ス電極もしくはドレイン電極のうちどちらか一方の電極
    のチャネル幅方向の片側端部から、チャネル領域とは逆
    側のチャネル幅方向に向かって、チャネル領域を形成す
    る半導体膜が延長形成されており、延長されている領域
    の幅が4μm以下であることを特徴とする薄膜トランジ
    スタ。
  10. 【請求項10】 半導体膜とゲート電極が重なり合って
    いる領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソ
    ース電極もしくはドレイン電極のうちどちらか一方の電
    極のチャネル幅方向の両側端部から、それぞれ、チャネ
    ル領域とは逆側のチャネル幅方向に向かって、チャネル
    領域を形成する半導体膜が延長形成されていることを特
    徴とする薄膜トランジスタ。
  11. 【請求項11】 半導体膜とゲート電極が重なり合って
    いる領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソ
    ース電極もしくはドレイン電極のうちどちらか一方の電
    極のチャネル幅方向の両側端部から、それぞれ、チャネ
    ル領域とは逆側のチャネル幅方向に向かって、チャネル
    領域を形成する半導体膜が延長形成されており、延長さ
    れている領域の幅が4μm以下であることを特徴とする
    薄膜トランジスタ。
  12. 【請求項12】 半導体膜とゲート電極が重なり合って
    いる領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソ
    ース電極もしくはドレイン電極の内一方の電極がU字型
    に形成されており、他方の電極がU字型の内側に直線状
    に形成されている薄膜トランジスタにおいて、ソース電
    極とドレイン電極に挟まれチャネル領域を形成する半導
    体膜が、U字型電極端部から他方の直線状の電極に対し
    て平行方向に延長形成されていることを特徴とする薄膜
    トランジスタ。
  13. 【請求項13】 半導体膜とゲート電極が重なり合って
    いる領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソ
    ース電極もしくはドレイン電極の内一方の電極がU字型
    に形成されており、他方の電極がU字型の内側に直線状
    に形成されている薄膜トランジスタにおいて、ソース電
    極とドレイン電極に挟まれチャネル領域を形成する半導
    体膜が、U字型電極端部から他方の直線状の電極に対し
    て平行方向に延長形成されており、延長領域の長さが3
    μm以下であることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  14. 【請求項14】 半導体膜とゲート電極が重なり合って
    いる領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソ
    ース電極及びドレイン電極の内一方の電極がL字型に形
    成されており、他方の電極がL字型の内側に直線状に形
    成されている薄膜トランジスタにおいて、ソース電極と
    ドレイン電極に挟まれチャネル領域を形成する半導体膜
    が、L字型電極端部から他方の直線状の電極に対して平
    行方向に延長形成されていることを特徴とする薄膜トラ
    ンジスタ。
  15. 【請求項15】 半導体膜とゲート電極が重なり合って
    いる領域にソース電極及びドレイン電極が形成され、ソ
    ース電極及びドレイン電極の内一方の電極がL字型に形
    成されており、他方の電極がL字型の内側に直線状に形
    成されている薄膜トランジスタにおいて、ソース電極と
    ドレイン電極に挟まれチャネル領域を形成する半導体膜
    が、L字型電極端部から他方の直線状の電極に対して平
    行方向に延長形成されており、延長領域の長さが4μm
    以下であることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項15記載のいずれ
    かの薄膜トランジスタを画素トランジスタとして用いた
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項15記載のいずれ
    かの薄膜トランジスタを画素トランジスタとして用い、
    且つ、ソース電極及びドレイン電極の内、長い方の電極
    が、ゲート電極と電気的に接続されている走査線に近い
    方に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  18. 【請求項18】 請求項1から請求項15記載のいずれ
    かの薄膜トランジスタを画素トランジスタとして用い、
    且つ、ソース電極及びドレイン電極の内、長い方の電極
    が、信号線と電気的に接続されていることを特徴とする
    液晶表示装置。
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