JP2003272292A - 記録媒体、記録媒体書込制御方法及びプログラム記録媒体 - Google Patents

記録媒体、記録媒体書込制御方法及びプログラム記録媒体

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JP2003272292A
JP2003272292A JP2002075338A JP2002075338A JP2003272292A JP 2003272292 A JP2003272292 A JP 2003272292A JP 2002075338 A JP2002075338 A JP 2002075338A JP 2002075338 A JP2002075338 A JP 2002075338A JP 2003272292 A JP2003272292 A JP 2003272292A
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JP2002075338A
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English (en)
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Mitsuru Ogake
満 大掛
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は書き込み及び読み出し可能な記録媒体
への不用意なデータの書き込み及び消去を適切かつ簡単
に防止する記録媒体、記録媒体書込制御方法及びプログ
ラム記録媒体を提供する。 【解決手段】コンピュータ1は、記録媒体10がデータ
の書き込みを禁止する書込禁止状態とデータの書き込み
を許可する書込許可状態のいずれの状態であるかを示す
書込制御情報11を書換可能または消去可能に記録媒体
10に書き込み、当該書込制御情報11に基づいて記録
媒体10へのデータの書き込みを制御する。したがっ
て、記録媒体10へのデータの書き込み及び消去を記録
媒体10に書き込まれている書込制御情報11に基づい
て制御することができ、確実かつ容易に不用意な追記や
書き込みを禁止して、データを適切かつ確実に保護する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体、記録媒
体書込制御方法及びプログラム記録媒体に関し、詳細に
は、書き込み及び読み出し可能な記録媒体への不用意な
データの書き込み及び消去を適切かつ簡単に防止する記
録媒体、記録媒体書込制御方法及びプログラム記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、パーソナルコンピュータやインタ
ーネットの普及に伴ない、文書データだけでなく、マル
チメディア化された音声、静止画像、動画像等のその他
のデータも取り扱われるようになるとともに、そのデー
タサイズも大きくなり、これらのデータを記録するため
には、CD−R(Compact Disc Recordable )やCD−
RW(Compact Disc Rewritable )等の大容量の記録媒
体を必要としてきており、また、最近、追記または書換
可能なDVD等の大きな記録容量を持つ光ディスク記録
媒体が多く利用されるようになってきている。
【0003】また、光ディスク記録媒体に記録されるデ
ータは、保存を目的として記録される場合が多く、記録
データを誤操作等によって消去しないようにする必要が
ある。
【0004】一方、これらの光ディスク記録媒体は、6
00MBを越える記録容量を提供しているが、一回の記
録で全記録容量を使い切るデータの記録は多くない。
【0005】したがって、今日、記録媒体では、データ
を随時記録できること、そしてデータを不用意に消去し
ないことが要求されている。
【0006】そして、従来、コンピュータ等の情報処理
装置は、着脱可能な外部記憶媒体に情報の記憶を行える
ようになっており、このような着脱可能な外部記憶媒体
としては、フロッピィディスクやMO(光磁気ディス
ク)等のようにカートリッジケース等のケースに収納さ
れているものと、CD−RやCD−RW等のようにカー
トリッジケース等のケースに収納されていないものとが
ある。
【0007】ケースに収納された外部記憶媒体は、通
常、カートリッジケースの端部にライトプロテクトタブ
が設けられており、このライトプロテクトタブを書き込
み禁止にセットすることで、不用意にデータが上書きさ
れることや消去されることを防止することができる(特
開2000−100107号公報等参照)。
【0008】ところが、ケースに収納されていない外部
記憶媒体は、このようなライトプロテクトタブが設けら
れておらず、不用意にデータが上書きされたり、記憶さ
れているデータが消去されることがある。
【0009】そこで、本出願人は、先に、追記型の光デ
ィスクにおいて、ユーザ記録可能領域の外部に、人間の
目で確認することが可能な追記記録の禁止を示す情報を
有する光ディスクを提案している(特開平9−1206
21号公報参照)。
【0010】すなわち、この光ディスクは、ユーザ記録
可能領域の外部領域に、人間の目で確認することが可能
な追記記録の禁止を示す情報を有し、その光ディスクを
見れば、所有者や管理者以外の第三者であっても、追記
記録が禁止されているかどうかを容易に知ることができ
るようにして、貴重なデータが保護されるようにしてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、CD−R/RW等の脱着可
能な外部記録媒体に対して、確実に追記や書込禁止を行
う上で、改良の必要があった。
【0012】すなわち、上記公報記載の技術にあって
は、追記記録が禁止されているかどうかを容易に知るこ
とができるようにして、貴重なデータが保護されるよう
にしているのみであるため、外部記憶媒体をドライバ装
置に装着する際に、追記記録が禁止されていることを見
落としたり、第三者が外部記憶媒体をドライバ装置に装
着した場合には、操作者には、その外部記憶媒体が追記
記録が禁止されているかを知ることができず、不用意に
データが上書きされたり、記憶されているデータが消去
されることがあり、確実に追記や書込禁止を行う上で、
改良の必要があった。
【0013】さらに、確実に追記や書込禁止を行うだけ
でなく、必要に応じて追記を適切に行うことのできる外
部記録媒体が要望されている。
【0014】そこで、請求項1記載の発明は、データの
書き込み及び読み出し可能な記録媒体に、データの書き
込みを禁止する書込禁止状態とデータの書き込みを許可
する書込許可状態を示す書込制御情報を書換可能または
消去可能に書き込むことにより、パーソナルコンピュー
タ等で使用される着脱可能な記録媒体、特に、ライトプ
ロテクトタブ等の物理的機構による書込禁止制御が不可
能なCD−R/RW等の光ディスク記録媒体等に対する
データの書き込み及び消去を制御し、確実かつ容易に不
用意な追記や書き込みを禁止して、データを適切かつ確
実に保護することのできる記録媒体を提供することを目
的としている。
【0015】請求項2記載の発明は、データの書き込み
及び読み出し可能な記録媒体へのデータの書き込みを制
御するに際して、記録媒体がデータの書き込みを禁止す
る書込禁止状態とデータの書き込みを許可する書込許可
状態のいずれの状態であるかを示す書込制御情報を書換
可能または消去可能に記録媒体に書き込み、当該書込制
御情報に基づいて当該記録媒体へのデータの書き込みを
制御することにより、パーソナルコンピュータ等で使用
される着脱可能な記録媒体、特に、ライトプロテクトタ
ブ等の物理的機構による書込禁止制御が不可能なCD−
R/RW等の光ディスク記録媒体等に対するデータの書
き込み及び消去を制御し、確実かつ容易に不用意な追記
や書き込みを禁止して、データを適切かつ確実に保護す
ることのできる記録媒体書込制御方法を提供することを
目的としている。
【0016】請求項3記載の発明は、書込制御情報とし
て、記録媒体が書込禁止状態であることを示す書込制御
情報と書込許可状態であることを示す書込許可情報のい
ずれかの状態情報を記録媒体に書き込むことにより、記
録媒体、特に、ライトプロテクトタブ等の物理的機構に
よる書込禁止制御が不可能なCD−R/RW等の光ディ
スク記録媒体等に対するデータの書き込み及び消去をよ
り一層適切かつ確実に制御し、より一層確実かつ容易に
不用意な追記や書き込みを禁止して、データをより一層
適切かつ確実に保護することのできる記録媒体書込制御
方法を提供することを目的としている。
【0017】請求項4記載の発明は、記録媒体の書込制
御情報を読み取って、当該記録媒体が書込禁止状態と書
込許可状態のいずれであるかを報知出力することによ
り、利用者に記録媒体が書込禁止状態であるか書込許可
状態であるかが分かるようにし、不用意なデータの書き
込みや消去を防止するとともに、利用性を向上させるこ
とのできる記録媒体書込制御方法を提供することを目的
としている。
【0018】請求項5記載の発明は、記録媒体が書込禁
止状態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基
づく状態変更要求に応じて、記録媒体の書込制御情報を
書込禁止状態と書込許可状態に書き換えることにより、
利用者が書込制御情報を変更して、データの書き込みや
書込禁止を行え、不用意なデータの書き込みや消去を防
止するとともに、利用性を向上させることのできる記録
媒体書込制御方法を提供することを目的としている。
【0019】請求項6記載の発明は、書込制御情報が記
録媒体に書き込まれていない場合には、記録媒体が書込
禁止状態であるとして当該記録媒体へのデータの書き込
みを制御することにより、書込制御情報が記録媒体に書
き込まれていない場合に、確実かつ容易に不用意な追記
や書き込みを禁止し、データを適切かつ確実に保護する
ことのできる記録媒体書込制御方法を提供することを目
的としている。
【0020】請求項7記載の発明は、書込制御情報が記
録媒体に書き込まれていない場合には、記録媒体が書込
許可状態であるとし、その後、当該記録媒体へのデータ
の書き込みを禁止するときには、書込禁止状態であるこ
とを示す書込制御情報を当該記録媒体に書き込むことに
より、書込制御情報が記録媒体に書き込まれていない場
合に、利用者が簡単かつ適切に書込禁止状態に設定し、
データをより一層適切かつ確実に保護することのできる
記録媒体書込制御方法を提供することを目的としてい
る。
【0021】請求項8記載の発明は、記録媒体が当該記
録媒体の読取/書込を行う記録再生装置に挿入されたと
きに、書込制御情報を当該記録媒体から読み取り、当該
記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態のいずれである
かを報知出力することにより、利用者が記録媒体を利用
しようとするときに、記録媒体が書込禁止状態と書込許
可状態のいずれであるかが分かるようにし、操作性及び
利用性の良好な記録媒体書込制御方法を提供することを
目的としている。
【0022】請求項9記載の発明は、記録媒体が書込禁
止状態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基
づく状態変更要求に応じて、書込制御情報を書込禁止状
態と書込許可状態に書き換えることにより、利用者が記
録媒体を利用しようとするときに書込制御情報を変更可
能とし、操作性及び利用性の良好な記録媒体書込制御方
法を提供することを目的としている。
【0023】請求項10記載の発明は、記録媒体にデー
タの書き込みが開始される直前に、書込制御情報を当該
記録媒体から読み取り、当該記録媒体が書込禁止状態と
書込許可状態のいずれであるかを報知出力することによ
り、書込処理を伴なわない記録媒体へのアクセス(読み
込み)の場合に、記録媒体が挿入されるたびに、記録媒
体が書込禁止状態か書込許可状態かが通知されて、利用
者が書込禁止/許可状態を確認することが要請されるこ
とを防止して、記録媒体への書き込みを行う場合にのみ
記録媒体の書込禁止/許可状態を確認できるようにし、
より一層利用性及び操作性の良好な記録媒体書込制御方
法を提供することを目的としている。
【0024】請求項11記載の発明は、記録媒体が書込
禁止状態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に
基づく状態変更要求に応じて、書込制御情報を書込禁止
状態と書込許可状態に書き換えることにより、利用者が
記録媒体への書込処理を行なおうとした場合に記録媒体
への書込禁止/許可状態の変更を行えるようにし、より
一層操作性及び利用性の良好な記録媒体書込制御方法を
提供することを目的としている。
【0025】請求項12記載の発明は、記録媒体が当該
記録媒体の読取/書込を行う記録再生装置から排出され
る直前に、書込制御情報を当該記録媒体から読み取り、
当該記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態のいずれで
あるかを報知出力することにより、利用者が記録媒体を
取り出すときに書込禁止/許可情報を確認できるように
して、最終的な書込禁止/許可情報の確認を行えるよう
にし、より一層操作性及び利用性の良好な記録媒体書込
制御方法を提供することを目的としている。
【0026】請求項13記載の発明は、録媒体が書込禁
止状態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基
づく状態変更要求に応じて、書込制御情報を書込禁止状
態と書込許可状態に書き換えることにより、利用者が記
録媒体を取り出すときに書込禁止/許可情報の設定を行
えるようにし、最終的な書込禁止/許可情報を設定でき
るようにして、より一層操作性及び利用性の良好な記録
媒体書込制御方法を提供することを目的としている。
【0027】請求項14記載の発明は、記録媒体が当該
記録媒体の読取/書込を行う記録再生装置の利用者の要
求に応じて、適宜書込制御情報を当該記録媒体から読み
取り、当該記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態のい
ずれであるかを報知出力することにより、利用者が要求
したときに書込禁止/許可情報を確認できるようにし、
より一層操作性及び利用性の良好な記録媒体書込制御方
法を提供することを目的としている。
【0028】請求項15記載の発明は、記録媒体が書込
禁止状態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に
基づく利用者の状態変更要求に応じて、書込制御情報を
書込禁止状態と書込許可状態に書き換えることにより、
利用者が要求したときに記録媒体に書込禁止/許可情報
を適宜設定できるようにし、より一層操作性及び利用性
の良好な記録媒体書込制御方法を提供することを目的と
している。
【0029】請求項16記載の発明は、データの書き込
み及び読み出し可能な記録媒体へのデータの書き込みを
制御する記録媒体書込制御方法のプログラムを記録する
プログラム記録媒体に、請求項2から請求項15のいず
れかに記載の記録媒体書込制御方法のプログラムを記録
することにより、パーソナルコンピュータ等の情報処理
装置に当該記録媒体を読み取らせることで、当該パーソ
ナルコンピュータ等で使用される着脱可能な記録媒体、
特に、ライトプロテクトタブ等の物理的機構による書込
禁止制御が不可能なCD−R/RW等の光ディスク記録
媒体等に対するデータの書き込み及び消去を制御し、確
実かつ容易に不用意な追記や書き込みを禁止して、デー
タを適切かつ確実に保護することのできる記録媒体書込
制御方法を簡単かつ容易に構築することのできるプログ
ラム記録媒体を提供することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の記
録媒体は、データの書き込み及び読み出し可能な記録媒
体であって、データの書き込みを禁止する書込禁止状態
とデータの書き込みを許可する書込許可状態を示す書込
制御情報が書換可能または消去可能に書き込まれている
ことにより、上記目的を達成している。
【0031】上記構成によれば、データの書き込み及び
読み出し可能な記録媒体に、データの書き込みを禁止す
る書込禁止状態とデータの書き込みを許可する書込許可
状態を示す書込制御情報を書換可能または消去可能に書
き込むので、パーソナルコンピュータ等で使用される着
脱可能な記録媒体、特に、ライトプロテクトタブ等の物
理的機構による書込禁止制御が不可能なCD−R/RW
等の光ディスク記録媒体等に対するデータの書き込み及
び消去を制御することができ、確実かつ容易に不用意な
追記や書き込みを禁止して、データを適切かつ確実に保
護することができる。
【0032】請求項2記載の発明の記録媒体書込制御方
法は、データの書き込み及び読み出し可能な記録媒体へ
のデータの書き込みを制御する記録媒体書込制御方法に
おいて、前記記録媒体がデータの書き込みを禁止する書
込禁止状態とデータの書き込みを許可する書込許可状態
のいずれの状態であるかを示す書込制御情報を書換可能
または消去可能に前記記録媒体に書き込み、当該書込制
御情報に基づいて当該記録媒体への前記データの書き込
みを制御することにより、上記目的を達成している。
【0033】上記構成によれば、データの書き込み及び
読み出し可能な記録媒体へのデータの書き込みを制御す
るに際して、記録媒体がデータの書き込みを禁止する書
込禁止状態とデータの書き込みを許可する書込許可状態
のいずれの状態であるかを示す書込制御情報を書換可能
または消去可能に記録媒体に書き込み、当該書込制御情
報に基づいて当該記録媒体へのデータの書き込みを制御
するので、パーソナルコンピュータ等で使用される着脱
可能な記録媒体、特に、ライトプロテクトタブ等の物理
的機構による書込禁止制御が不可能なCD−R/RW等
の光ディスク記録媒体等に対するデータの書き込み及び
消去を制御することができ、確実かつ容易に不用意な追
記や書き込みを禁止して、データを適切かつ確実に保護
することができる。
【0034】請求項2の場合、例えば、請求項3に記載
するように、前記記録媒体書込制御方法は、前記書込制
御情報として、前記記録媒体が前記書込禁止状態である
ことを示す書込制御情報と前記書込許可状態であること
を示す書込許可情報のいずれかの状態情報を前記記録媒
体に書き込んでもよい。
【0035】上記構成によれば、書込制御情報として、
記録媒体が書込禁止状態であることを示す書込制御情報
と書込許可状態であることを示す書込許可情報のいずれ
かの状態情報を記録媒体に書き込むので、記録媒体、特
に、ライトプロテクトタブ等の物理的機構による書込禁
止制御が不可能なCD−R/RW等の光ディスク記録媒
体等に対するデータの書き込み及び消去をより一層適切
かつ確実に制御することができ、より一層確実かつ容易
に不用意な追記や書き込みを禁止して、データをより一
層適切かつ確実に保護することができる。
【0036】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体の前記
書込制御情報を読み取って、当該記録媒体が前記書込禁
止状態と前記書込許可状態のいずれであるかを報知出力
してもよい。
【0037】上記構成によれば、記録媒体の書込制御情
報を読み取って、当該記録媒体が書込禁止状態と書込許
可状態のいずれであるかを報知出力するので、利用者に
記録媒体が書込禁止状態であるか書込許可状態であるか
が分かるようにすることができ、不用意なデータの書き
込みや消去を防止することができるとともに、利用性を
向上させることができる。
【0038】さらに、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体が前記
書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれであるかの報
知出力に基づく状態変更要求に応じて、前記記録媒体の
前記書込制御情報を前記書込禁止状態と前記書込許可状
態に書き換えてもよい。
【0039】上記構成によれば、記録媒体が書込禁止状
態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基づく
状態変更要求に応じて、記録媒体の書込制御情報を書込
禁止状態と書込許可状態に書き換えるので、利用者が書
込制御情報を変更して、データの書き込みや書込禁止を
行うことができ、不用意なデータの書き込みや消去を防
止することができるとともに、利用性を向上させること
ができる。
【0040】また、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記記録媒体書込制御方法は、前記書込制御情報が
前記記録媒体に書き込まれていない場合には、前記記録
媒体が前記書込禁止状態であるとして当該記録媒体への
データの書き込みを制御してもよい。
【0041】上記構成によれば、書込制御情報が記録媒
体に書き込まれていない場合には、記録媒体が書込禁止
状態であるとして当該記録媒体へのデータの書き込みを
制御するので、書込制御情報が記録媒体に書き込まれて
いない場合に、確実かつ容易に不用意な追記や書き込み
を禁止することができ、データを適切かつ確実に保護す
ることができる。
【0042】さらに、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記記録媒体書込制御方法は、前記書込制御情報が
前記記録媒体に書き込まれていない場合には、前記記録
媒体が前記書込許可状態であるとし、その後、当該記録
媒体への前記データの書き込みを禁止するときには、前
記書込禁止状態であることを示す前記書込制御情報を当
該記録媒体に書き込んでもよい。
【0043】上記構成によれば、書込制御情報が記録媒
体に書き込まれていない場合には、記録媒体が書込許可
状態であるとし、その後、当該記録媒体へのデータの書
き込みを禁止するときには、書込禁止状態であることを
示す書込制御情報を当該記録媒体に書き込むので、書込
制御情報が記録媒体に書き込まれていない場合に、利用
者が簡単かつ適切に書込禁止状態に設定することがで
き、データをより一層適切かつ確実に保護することがで
きる。
【0044】また、例えば、請求項8に記載するよう
に、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体が当該
記録媒体の読取/書込を行う記録再生装置に挿入された
ときに、前記書込制御情報を当該記録媒体から読み取
り、当該記録媒体が前記書込禁止状態と前記書込許可状
態のいずれであるかを報知出力してもよい。
【0045】上記構成によれば、記録媒体が当該記録媒
体の読取/書込を行う記録再生装置に挿入されたとき
に、書込制御情報を当該記録媒体から読み取り、当該記
録媒体が書込禁止状態と書込許可状態のいずれであるか
を報知出力するので、利用者が記録媒体を利用しようと
するときに、記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態の
いずれであるかが分かるようにすることができ、操作性
及び利用性を向上させることができる。
【0046】さらに、例えば、請求項9に記載するよう
に、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体が前記
書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれであるかの報
知出力に基づく状態変更要求に応じて、前記書込制御情
報を前記書込禁止状態と前記書込許可状態に書き換えて
もよい。
【0047】上記構成によれば、記録媒体が書込禁止状
態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基づく
状態変更要求に応じて、書込制御情報を書込禁止状態と
書込許可状態に書き換えるので、利用者が記録媒体を利
用しようとするときに書込制御情報を変更することがで
き、操作性及び利用性を向上させることができる。
【0048】また、例えば、請求項10に記載するよう
に、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体にデー
タの書き込みが開始される直前に、前記書込制御情報を
当該記録媒体から読み取り、当該記録媒体が前記書込禁
止状態と前記書込許可状態のいずれであるかを報知出力
してもよい。
【0049】上記構成によれば、記録媒体にデータの書
き込みが開始される直前に、書込制御情報を当該記録媒
体から読み取り、当該記録媒体が書込禁止状態と書込許
可状態のいずれであるかを報知出力するので、書込処理
を伴なわない記録媒体へのアクセス(読み込み)の場合
に、記録媒体が挿入されるたびに、記録媒体が書込禁止
状態か書込許可状態かが通知されて、利用者が書込禁止
/許可状態を確認することが要請されることを防止し
て、記録媒体への書き込みを行う場合にのみ記録媒体の
書込禁止/許可状態を確認することができ、より一層利
用性及び操作性を向上させることができる。
【0050】さらに、例えば、請求項11に記載するよ
うに、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体が前
記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれであるかの
報知出力に基づく状態変更要求に応じて、前記書込制御
情報を前記書込禁止状態と前記書込許可状態に書き換え
てもよい。
【0051】上記構成によれば、記録媒体が書込禁止状
態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基づく
状態変更要求に応じて、書込制御情報を書込禁止状態と
書込許可状態に書き換えるので、利用者が記録媒体への
書込処理を行なおうとした場合に記録媒体への書込禁止
/許可状態の変更を行えるようにすることができ、より
一層操作性及び利用性を向上させることができる。
【0052】また、例えば、請求項12に記載するよう
に、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体が当該
記録媒体の読取/書込を行う記録再生装置から排出され
る直前に、前記書込制御情報を当該記録媒体から読み取
り、当該記録媒体が前記書込禁止状態と前記書込許可状
態のいずれであるかを報知出力してもよい。
【0053】上記構成によれば、記録媒体が当該記録媒
体の読取/書込を行う記録再生装置から排出される直前
に、書込制御情報を当該記録媒体から読み取り、当該記
録媒体が書込禁止状態と書込許可状態のいずれであるか
を報知出力するので、利用者が記録媒体を取り出すとき
に書込禁止/許可情報を確認できるようにして、最終的
な書込禁止/許可情報の確認を行えるようにすることが
でき、より一層操作性及び利用性を向上させることがで
きる。
【0054】さらに、例えば、請求項13に記載するよ
うに、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体が前
記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれであるかの
報知出力に基づく状態変更要求に応じて、前記書込制御
情報を前記書込禁止状態と前記書込許可状態に書き換え
てもよい。
【0055】上記構成によれば、録媒体が書込禁止状態
と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基づく状
態変更要求に応じて、書込制御情報を書込禁止状態と書
込許可状態に書き換えるので、利用者が記録媒体を取り
出すときに書込禁止/許可情報の設定を行えるようにす
ることができ、最終的な書込禁止/許可情報を設定でき
るようにして、より一層操作性及び利用性を向上させる
ことができる。
【0056】また、例えば、請求項14に記載するよう
に、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体が当該
記録媒体の読取/書込を行う記録再生装置の利用者の要
求に応じて、適宜前記書込制御情報を当該記録媒体から
読み取り、当該記録媒体が前記書込禁止状態と前記書込
許可状態のいずれであるかを報知出力してもよい。
【0057】上記構成によれば、記録媒体が当該記録媒
体の読取/書込を行う記録再生装置の利用者の要求に応
じて、適宜書込制御情報を当該記録媒体から読み取り、
当該記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態のいずれで
あるかを報知出力するので、利用者が要求したときに書
込禁止/許可情報を確認できるようにすることができ、
より一層操作性及び利用性を向上させることができる。
【0058】さらに、例えば、請求項15に記載するよ
うに、前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒体が前
記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれであるかの
報知出力に基づく前記利用者の状態変更要求に応じて、
前記書込制御情報を前記書込禁止状態と前記書込許可状
態に書き換えてもよい。
【0059】上記構成によれば、記録媒体が書込禁止状
態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基づく
利用者の状態変更要求に応じて、書込制御情報を書込禁
止状態と書込許可状態に書き換えるので、利用者が要求
したときに記録媒体に書込禁止/許可情報を適宜設定す
ることができ、より一層操作性及び利用性を向上させる
ことができる。
【0060】請求項16記載の発明のプログラム記録媒
体は、データの書き込み及び読み出し可能な記録媒体へ
のデータの書き込みを制御する記録媒体書込制御方法の
プログラムを記録するプログラム記録媒体であって、前
記請求項2から請求項15のいずれかに記載の記録媒体
書込制御方法のプログラムを記録することにより、上記
目的を達成している。
【0061】上記構成によれば、データの書き込み及び
読み出し可能な記録媒体へのデータの書き込みを制御す
る記録媒体書込制御方法のプログラムを記録するプログ
ラム記録媒体に、請求項2から請求項15のいずれかに
記載の記録媒体書込制御方法のプログラムを記録してい
るので、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に当
該記録媒体を読み取らせることで、当該パーソナルコン
ピュータ等で使用される着脱可能な記録媒体、特に、ラ
イトプロテクトタブ等の物理的機構による書込禁止制御
が不可能なCD−R/RW等の光ディスク記録媒体等に
対するデータの書き込み及び消去を制御し、確実かつ容
易に不用意な追記や書き込みを禁止して、データを適切
かつ確実に保護することのできる記録媒体書込制御方法
を簡単かつ容易に構築することができる。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0063】図1〜図7は、本発明の記録媒体、記録媒
体書込制御方法及びプログラム記録媒体の一実施の形態
を示す図であり、図1は、本発明の記録媒体、記録媒体
書込制御方法及びプログラム記録媒体の一実施の形態を
適用したコンピュータ1及び記録媒体10のブロック構
成図である。
【0064】図1において、コンピュータ(記録再生装
置)1は、CPU(Central Processing Unit )2、表
示部3、入力部4、処理部5、書込制御管理部6及び記
録媒体書込/読込部7等を備えており、記録媒体書込/
読込部7に記録媒体10が着脱可能に装着される。
【0065】記録媒体10は、脱着可能な記録媒体であ
って、例えば、CD−R/RWや追記または書き換え可
能なDVD等のカートリッジケースに収納されていない
光ディスク記録媒体であるが、フロッピィデスク(F
D:登録商標))やMO(光磁気ディスク)等のカート
リッジケースに収納された書き換え可能な記録媒体であ
ってもよい。
【0066】この記録媒体10には、後述するように、
記録媒体10がデータの書き込みを禁止する書込禁止状
態とデータの書き込みを許可する書込許可状態のいずれ
の状態であるかを示す書込制御情報11が書換可能また
は消去可能に書き込みが可能であり、記録媒体10は、
この書込制御情報11が書き込まれていると、記録媒体
10への書き込みを禁止する書込禁止状態で、書込制御
情報11が記録されていないときには、記録媒体10へ
の書き込みを許可する書込許可状態であるとしてもよい
し、また、書込制御情報11として、例えば、「1」、
「0」が書き込まれており、「1」のときに、書込禁止
状態とする書込制御情報11と、「0」のときに、書込
許可状態とする書込許可情報のいずれかの状態情報とし
て定義する情報を書き込んでいてもよい。また、この記
録媒体10の書込制御情報11は、パーソナルコンピュ
ータ1で操作することのできるファイル形式で記録され
る。
【0067】入力部4は、キーボード、マウス及びその
他のボタン等であり、文字や各種命令が入力操作され、
特に、後述する記録媒体書込制御処理での書込禁止要求
及び書込禁止解除要求の指示操作等が行われる。
【0068】表示部3は、液晶ディスプレイまたはCR
T(陰極線管:Cathode Ray Tube)ディスプレイ及びL
ED(Light Emitting Diode)等であり、搭載するOS
(Operating System)及びアプリケーションソフトから
の各種情報や入力部4から入力された文字や各種命令内
容等及びコンピュータ1の動作状態等を表示出力する。
【0069】書込制御管理部6は、CPU2の制御下で
動作して、記録媒体10の書込制御情報11を管理し、
記録媒体書込/読取部7を介しての記録媒体10へのデ
ータの書き込みの許可/禁止を制御する。具体的には、
書込制御管理部6は、記録媒体10の書込制御情報11
として「書込禁止状態」が記録されているときには、記
録媒体書込/読込部7へ書込データを渡すことなく、一
切の書き込み処理を禁止し、データの削除に関しても、
削除情報を記録媒体10に反映、すなわち記録すること
になるので、書込禁止の対象として、データの削除を禁
止する。また、書込制御管理部6は、書込制御情報11
として「書込許可状態」が記録されているときには、記
録媒体書込/読込部7に書き込みデータを渡して、挿入
されている記録媒体10への書き込み処理を許可する。
【0070】記録媒体書込/読込部7は、CPU2の制
御下で動作して、書込制御管理部6の書込制御情報11
に基づく管理下で、記録媒体10へのデータの書き込み
及び読込みを行なうとともに、書込制御管理部6の管理
下で、記録媒体10への書込制御情報11の書き込み及
消去を行う。
【0071】処理部5は、CPU2の制御下で、記録媒
体書込/読込部7が記録媒体10から読み込んだデータ
や記録媒体10に書き込むべきデータ等の処理を行な
う。
【0072】CPU2は、搭載するOS及びアプリケー
ションソフトに基づいて、コンピュータ1の各部を制御
し、特に、本発明の記録媒体10の書込禁止/許可制御
処理を行う。
【0073】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のコンピュータ1は、操作者の操作に応じ
て、記録媒体10への書き込みを禁止/許可する書込制
御情報11の記録媒体10への書込及び書込制御情報1
1の消去、または、書込制御情報11の「1」、「0」
の書き換えを行って、当該記録媒体10の書込制御情報
11の有無、または、書込制御情報11の「1」(「書
込禁止状態」)、「0」(「書込許可状態」)に基づい
て、記録媒体10への書込制御を行う。
【0074】そして、記録媒体10への書込制御情報1
1に基づく記録媒体書込禁止/許可制御方法のプログラ
ムを記録した記録媒体、例えば、CD−ROM(Compac
t Disc Read Only Memory )、CD−R、CD−RW等
をコンピュータ1に読み込ませることで、コンピュータ
1を用いて記録媒体書込制御装置を実現し、また、コン
ピュータ1で記録媒体書込制御方法を実現することがで
きる。
【0075】まず、コンピュータ1は、書込制御管理部
6が記録媒体10から書込制御情報11を取得する処理
について、図2に基づいて説明する。
【0076】CPU2は、図2に示すように、記録媒体
書込/読込部7の検出結果に基づいて記録媒体10が挿
入されたかチェックし(ステップS101)、記録媒体
10が挿入されると、記録媒体書込/読込部7が記録媒
体10から読み取った書込制御情報11を書込制御管理
部6が取得して、処理部5が表示部3に表示して、パー
ソナルコンピュータ1の利用者に、記録媒体10への書
き込みが禁止されているか、許可されているかを報知出
力(通知)する。
【0077】CPU2は、表示部3への表示を行うと、
図3に示す書込禁止/許可制御処理を実行する。
【0078】すなわち、書込制御管理部6は、図3に示
すように、上記記録媒体書込/読込部7が記録媒体10
を読み取った結果に基づいて、書込制御情報11が記録
媒体10に記録されているかチェックする(ステップS
201)。
【0079】ステップS201で、書込制御情報11が
記録媒体10に記録されているときには、書込制御管理
部6は、書込制御情報11が「書込禁止状態」である
か、「書込許可状態」であるかを記録媒体書込/読込部
7から取得して(ステップS103)、取得した書込制
御情報11を処理部5に通知する(ステップS20
3)。
【0080】一方、ステップS201で、書込制御情報
11が記録媒体10に記録されていないときには、書込
制御管理部6は、書込制御情報11として、「書込許可
状態」を取得し(ステップS204)、取得した書込制
御情報11としての「書込許可状態」を処理部5に通知
する(ステップS203)。
【0081】また、処理部5は、取得した書込制御情報
11を表示部3に表示させる(ステップS205)。
【0082】そして、書込制御管理部6は、記録媒体1
0が記録媒体書込/読込部7に挿入されている間、コン
ピュータ1の利用者からの書込禁止要求及び書込禁止解
除要求を受け付けて、記録媒体10へ書込制御情報11
の記録/書換及び書込制御情報11の消去を行う。
【0083】そこで、処理部5は、入力部4からの操作
通知を待って、すなわち、入力部4で操作があるのを待
って(ステップS206)、入力部4で操作が行われる
と、当該入力部4の操作が書込制御情報11の変更要求
であるかチェックし(ステップS207)、書込制御情
報11の変更要求であると、処理部5は、書込制御管理
部6に対して、書込制御情報11の変更要求、すなわ
ち、「書込禁止状態」から「書込許可状態」への変更、
または、「書込許可状態」から「書込禁止状態」への変
更、または、記録されていない書込制御情報11の「書
込許可状態」から「書込禁止状態」の書込制御情報11
の書込要求を書込制御管理部6に行う。書込制御管理部
6は、この変更要求または書込要求に応じて、記録媒体
書込/読込部7に書込制御情報11の変更または書込を
行わせて(ステップS208)、ステップS203に移
行し、変更または書込後の書込制御情報11を処理部に
通知する処理から上記同様に処理する(ステップS20
3〜S208)。
【0084】ステップS207で、書込制御情報の変更
がないときには、書込制御管理部6は、処理を終了す
る。
【0085】そして、コンピュータ1の処理部5は、上
記書込制御管理部6からの書込制御情報11が「書込禁
止状態」と「書込許可状態」のいずれであるかの判別処
理から入力部4による書込制御情報11の変更要求の書
込制御管理部6への通知処理を、図4に示すように処理
する。
【0086】すなわち、図4に示すように、処理部5
は、書込制御管理部6からの書込制御情報11が「書込
禁止状態」であるか、「書込許可状態」であるかを判別
し(ステップS301)、書込制御情報11が書込禁止
状態であると、表示部3に記録媒体10が書込禁止状態
である旨、例えば、「記録媒体への書き込みはできませ
ん。書き込みを可能にしますか? はい・いいえ」等を
表示させて、利用者に通知させる(ステップS30
2)。ステップS301で、書込制御情報11が書込制
御情報11が「書込許可状態」であると、表示部3に記
録媒体10が書込許可状態である旨、例えば、「記録媒
体への書き込みは可能です。書き込みを禁止にしますか
? はい・いいえ」等を表示させて、利用者に通知させ
る(ステップS302)。利用者は、この表示部3への
表示を見て、入力部4を使用して、記録媒体10への書
込状態の変更がないときには、「はい」を選択操作し、
記録媒体10への書込状態を変更するときには、「いい
え」を選択操作する。
【0087】次に、処理部5は、入力部4から操作があ
るかチェックし(ステップS303)、操作があると、
入力部4の操作に応じた書込制御情報11の状態(「書
込禁止状態」または「書込許可状態」)を書込制御管理
部6に通知する(ステップS304)。
【0088】そして、書込制御管理部6は、図3に示し
たように、記録媒体書込/読込部7を制御して、処理部
5から通知された状態の書込制御情報11を記録媒体1
0に書き込ませる。
【0089】なお、上記説明では、書込制御情報11が
記録媒体10に書き込まれていないときには、記録媒体
10が書込許可状態であるとしているが、書込制御情報
11が記録媒体10に書き込まれていない場合には、記
録媒体10が書込禁止状態であるとして処理してもよ
い。
【0090】このようにすると、書込制御情報11が記
録媒体10に書き込まれていない場合に、確実かつ容易
に不用意な追記や書き込みを禁止することができ、デー
タを適切かつ確実に保護することができる。
【0091】書込制御情報11が記録媒体10に書き込
まれていない場合に、利用者が簡単かつ適切に書込禁止
状態に設定することができ、データをより一層適切かつ
確実に保護することができる。
【0092】このように、本実施の形態のコンピュータ
1は、データの書き込み及び読み出し可能な記録媒体1
0へのデータの書き込みを制御するに際して、記録媒体
10がデータの書き込みを禁止する書込禁止状態とデー
タの書き込みを許可する書込許可状態のいずれの状態で
あるかを示す書込制御情報11を書換可能または消去可
能に記録媒体10に書き込み、当該書込制御情報11に
基づいて当該記録媒体10へのデータの書き込みを制御
している。
【0093】したがって、パーソナルコンピュータ1で
使用される着脱可能な記録媒体10に対するデータの書
き込み及び消去を制御することができ、確実かつ容易に
不用意な追記や書き込みを禁止して、データを適切かつ
確実に保護することができる。
【0094】また、本実施の形態のコンピュータ1は、
書込制御情報11として、記録媒体10が書込禁止状態
であることを示す書込制御情報11(例えば、「1」)
と書込許可状態であることを示す書込許可情報(例え
ば、「0」)のいずれかの状態情報を記録媒体10に書
き込んでいる。
【0095】したがって、記録媒体10に対するデータ
の書き込み及び消去をより一層適切かつ確実に制御する
ことができ、より一層確実かつ容易に不用意な追記や書
き込みを禁止して、データをより一層適切かつ確実に保
護することができる。
【0096】さらに、本実施の形態のコンピュータ1
は、記録媒体10の書込制御情報11を読み取って、記
録媒体10が書込禁止状態と書込許可状態のいずれであ
るかを報知出力している。
【0097】したがって、利用者に記録媒体10が書込
禁止状態であるか書込許可状態であるかが分かるように
することができ、不用意なデータの書き込みや消去を防
止することができるとともに、利用性を向上させること
ができる。
【0098】また、本実施の形態のコンピュータ1は、
記録媒体10が書込禁止状態と書込許可状態のいずれで
あるかの報知出力に基づく状態変更要求に応じて、記録
媒体10の書込制御情報11を書込禁止状態と書込許可
状態に書き換えている。
【0099】したがって、利用者が書込制御情報11を
変更して、データの書き込みや書込禁止を行うことがで
き、不用意なデータの書き込みや消去を防止することが
できるとともに、利用性を向上させることができる。
【0100】さらに、本実施の形態のコンピュータ1
は、書込制御情報11が記録媒体10に書き込まれてい
ない場合には、記録媒体10が書込許可状態であると
し、その後、当該記録媒体10へのデータの書き込みを
禁止するときには、書込禁止状態であることを示す書込
制御情報11を記録媒体10に書き込んでいる。
【0101】したがって、書込制御情報11が記録媒体
10に書き込まれていない場合に、利用者が簡単かつ適
切に書込禁止状態に設定することができ、データをより
一層適切かつ確実に保護することができる。
【0102】また、本実施の形態のコンピュータ1は、
記録媒体10が当該記録媒体10の読取/書込を行う記
録再生装置、例えば、本実施の形態では、コンピュータ
1に挿入されたときに、書込制御情報11を記録媒体1
0から読み取り、記録媒体10が書込禁止状態と書込許
可状態のいずれであるかを報知出力している。
【0103】したがって、利用者が記録媒体10を利用
しようとするときに、記録媒体10が書込禁止状態と書
込許可状態のいずれであるかが分かるようにすることが
でき、操作性及び利用性を向上させることができる。
【0104】また、コンピュータ1は、上記図3に示し
た書込禁止/許可制御処理を、図5に示すように、記録
媒体10へのデータの書込要求があってから行うように
してもよい。
【0105】すなわち、CPU2は、図5に示すよう
に、入力部4によりデータの記録媒体10への書込要求
操作がメニュー選択またはボタン操作等で指示されたか
をチェックし(ステップS401)、書込要求操作が指
示されると、記録媒体10が書込禁止状態と書込許可状
態のいずれであるかを表示部3に表示(報知出力)する
とともに、報知出力する処理部5に書込データを渡し
て、処理部5が書込制御管理部6に図3に示した書込/
許可制御処理を行わせる(ステップS402)。
【0106】このように、記録媒体10にデータの書き
込みが開始される直前に、書込制御情報11を記録媒体
10から読み取り、記録媒体10が書込禁止状態と書込
許可状態のいずれであるかを報知出力すると、書込処理
を伴なわない記録媒体10へのアクセス(読み込み)の
場合に、記録媒体10が挿入されるたびに、記録媒体1
0が書込禁止状態か書込許可状態かが通知されて、利用
者が書込禁止/許可状態を確認することが要請されるこ
とを防止して、記録媒体10への書き込みを行う場合に
のみ記録媒体10の書込禁止/許可状態を確認すること
ができ、より一層利用性及び操作性を向上させることが
できる。
【0107】また、この場合に、記録媒体10が書込禁
止状態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基
づく状態変更要求に応じて、書込制御情報11を書込禁
止状態と書込許可状態に書き換えると、利用者が記録媒
体10への書込処理を行なおうとした場合に記録媒体1
0への書込禁止/許可状態の変更を行えるようにするこ
とができ、より一層操作性及び利用性を向上させること
ができる。
【0108】さらに、コンピュータ1は、上記図3に示
した書込禁止/許可制御処理を、図6に示すように、記
録媒体10を排出する直前に行うようにしてもよい。
【0109】すなわち、CPU2は、図6に示すよう
に、記録媒体10の排出の操作がメニュー選択またはボ
タン操作等で指示されたかをチェックし(ステップS5
01)、記録媒体10の排出指示があると、記録媒体1
0が書込禁止状態と書込許可状態のいずれであるかを表
示部3に表示(報知出力)するとともに、処理部5に書
込データを渡して、処理部5が書込制御管理部6に図3
に示した書込/許可制御処理を行わせる(ステップS5
02)。
【0110】このように、記録媒体10が記録媒体10
の読取/書込を行う記録再生装置、例えば、本実施の形
態の場合、コンピュータ1から排出される直前に、書込
制御情報11を記録媒体10から読み取り、記録媒体1
0が書込禁止状態と書込許可状態のいずれであるかを報
知出力すると、利用者が記録媒体10を取り出すときに
書込禁止/許可情報を確認できるようにして、最終的な
書込禁止/許可情報の確認を行えるようにすることがで
き、より一層操作性及び利用性を向上させることができ
る。
【0111】また、この場合、録媒体10が書込禁止状
態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基づく
状態変更要求に応じて、書込制御情報11を書込禁止状
態と書込許可状態に書き換えると、利用者が記録媒体1
0を取り出すときに書込禁止/許可情報の設定を行える
ようにすることができ、最終的な書込禁止/許可情報を
設定できるようにして、より一層操作性及び利用性を向
上させることができる。
【0112】また、コンピュータ1は、上記図3に示し
た書込禁止/許可制御処理を、図7に示すように、コン
ピュータ1の利用者の要求に応じて、適宜行うようにし
てもよい。
【0113】すなわち、CPU2は、図7に示すよう
に、入力部4により書込禁止/許可制御処理の実行の指
示があるかチェックし(ステップS601)、書込禁止
/許可制御処理の実行の指示があると、記録媒体10が
書込禁止状態と書込許可状態のいずれであるかを表示部
3に表示(報知出力)するとともに、処理部5に書込デ
ータを渡して、処理部5が書込制御管理部6に図3に示
した書込/許可制御処理を行わせる(ステップS60
2)。この書込禁止/許可制御処理の実行の指示として
は、例えば、記録媒体10のプロパティに書込禁止/許
可制御処理の実行の有無を指示する項目を設け、この記
録媒体10のプロパティの書込禁止/許可制御処理の実
行項目を入力部4で指示操作する。
【0114】このように、記録媒体10が当該記録媒体
10の読取/書込を行う記録再生装置、例えば、本実施
の形態のコンピュータ1の利用者の要求に応じて、適宜
書込制御情報11を記録媒体10から読み取り、記録媒
体10が書込禁止状態と書込許可状態のいずれであるか
を報知出力すると、利用者が要求したときに書込禁止/
許可情報を確認することができ、より一層操作性及び利
用性を向上させることができる。
【0115】また、このとき、記録媒体10が書込禁止
状態と書込許可状態のいずれであるかの報知出力に基づ
く利用者の状態変更要求に応じて、書込制御情報11を
書込禁止状態と書込許可状態に書き換えると、利用者が
要求したときに記録媒体10に書込禁止/許可情報を適
宜設定することができ、より一層操作性及び利用性を向
上させることができる。
【0116】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0117】例えば、上記実施の形態においては、パー
ソナルコンピュータ1は、ドライバとしての記録媒体書
込/読込部7が一体的に組み込まれているものであって
もよいし、外付けとして、記録媒体書込/読込部7が接
続されていてもよい。
【0118】
【発明の効果】請求項1記載の発明の記録媒体によれ
ば、データの書き込み及び読み出し可能な記録媒体に、
データの書き込みを禁止する書込禁止状態とデータの書
き込みを許可する書込許可状態を示す書込制御情報を書
換可能または消去可能に書き込むので、パーソナルコン
ピュータ等で使用される着脱可能な記録媒体、特に、ラ
イトプロテクトタブ等の物理的機構による書込禁止制御
が不可能なCD−R/RW等の光ディスク記録媒体等に
対するデータの書き込み及び消去を制御することがで
き、確実かつ容易に不用意な追記や書き込みを禁止し
て、データを適切かつ確実に保護することができる。
【0119】請求項2記載の発明の記録媒体書込制御方
法によれば、データの書き込み及び読み出し可能な記録
媒体へのデータの書き込みを制御するに際して、記録媒
体がデータの書き込みを禁止する書込禁止状態とデータ
の書き込みを許可する書込許可状態のいずれの状態であ
るかを示す書込制御情報を書換可能または消去可能に記
録媒体に書き込み、当該書込制御情報に基づいて当該記
録媒体へのデータの書き込みを制御するので、パーソナ
ルコンピュータ等で使用される着脱可能な記録媒体、特
に、ライトプロテクトタブ等の物理的機構による書込禁
止制御が不可能なCD−R/RW等の光ディスク記録媒
体等に対するデータの書き込み及び消去を制御すること
ができ、確実かつ容易に不用意な追記や書き込みを禁止
して、データを適切かつ確実に保護することができる。
【0120】請求項3記載の発明の記録媒体書込制御方
法によれば、書込制御情報として、記録媒体が書込禁止
状態であることを示す書込制御情報と書込許可状態であ
ることを示す書込許可情報のいずれかの状態情報を記録
媒体に書き込むので、記録媒体、特に、ライトプロテク
トタブ等の物理的機構による書込禁止制御が不可能なC
D−R/RW等の光ディスク記録媒体等に対するデータ
の書き込み及び消去をより一層適切かつ確実に制御する
ことができ、より一層確実かつ容易に不用意な追記や書
き込みを禁止して、データをより一層適切かつ確実に保
護することができる。
【0121】請求項4記載の発明の記録媒体書込制御方
法によれば、記録媒体の書込制御情報を読み取って、当
該記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態のいずれであ
るかを報知出力するので、利用者に記録媒体が書込禁止
状態であるか書込許可状態であるかが分かるようにする
ことができ、不用意なデータの書き込みや消去を防止す
ることができるとともに、利用性を向上させることがで
きる。
【0122】請求項5記載の発明の記録媒体書込制御方
法によれば、記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態の
いずれであるかの報知出力に基づく状態変更要求に応じ
て、記録媒体の書込制御情報を書込禁止状態と書込許可
状態に書き換えるので、利用者が書込制御情報を変更し
て、データの書き込みや書込禁止を行うことができ、不
用意なデータの書き込みや消去を防止することができる
とともに、利用性を向上させることができる。
【0123】請求項6記載の発明の記録媒体書込制御方
法によれば、書込制御情報が記録媒体に書き込まれてい
ない場合には、記録媒体が書込禁止状態であるとして当
該記録媒体へのデータの書き込みを制御するので、書込
制御情報が記録媒体に書き込まれていない場合に、確実
かつ容易に不用意な追記や書き込みを禁止することがで
き、データを適切かつ確実に保護することができる。
【0124】請求項7記載の発明の記録媒体書込制御方
法によれば、書込制御情報が記録媒体に書き込まれてい
ない場合には、記録媒体が書込許可状態であるとし、そ
の後、当該記録媒体へのデータの書き込みを禁止すると
きには、書込禁止状態であることを示す書込制御情報を
当該記録媒体に書き込むので、書込制御情報が記録媒体
に書き込まれていない場合に、利用者が簡単かつ適切に
書込禁止状態に設定することができ、データをより一層
適切かつ確実に保護することができる。
【0125】請求項8記載の発明の記録媒体書込制御方
法によれば、記録媒体が当該記録媒体の読取/書込を行
う記録再生装置に挿入されたときに、書込制御情報を当
該記録媒体から読み取り、当該記録媒体が書込禁止状態
と書込許可状態のいずれであるかを報知出力するので、
利用者が記録媒体を利用しようとするときに、記録媒体
が書込禁止状態と書込許可状態のいずれであるかが分か
るようにすることができ、操作性及び利用性を向上させ
ることができる。
【0126】請求項9記載の発明の記録媒体書込制御方
法によれば、記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態の
いずれであるかの報知出力に基づく状態変更要求に応じ
て、書込制御情報を書込禁止状態と書込許可状態に書き
換えるので、利用者が記録媒体を利用しようとするとき
に書込制御情報を変更することができ、操作性及び利用
性を向上させることができる。
【0127】請求項10記載の発明の記録媒体書込制御
方法によれば、記録媒体にデータの書き込みが開始され
る直前に、書込制御情報を当該記録媒体から読み取り、
当該記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態のいずれで
あるかを報知出力するので、書込処理を伴なわない記録
媒体へのアクセス(読み込み)の場合に、記録媒体が挿
入されるたびに、記録媒体が書込禁止状態か書込許可状
態かが通知されて、利用者が書込禁止/許可状態を確認
することが要請されることを防止して、記録媒体への書
き込みを行う場合にのみ記録媒体の書込禁止/許可状態
を確認することができ、より一層利用性及び操作性を向
上させることができる。
【0128】請求項11記載の発明の記録媒体書込制御
方法によれば、記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態
のいずれであるかの報知出力に基づく状態変更要求に応
じて、書込制御情報を書込禁止状態と書込許可状態に書
き換えるので、利用者が記録媒体への書込処理を行なお
うとした場合に記録媒体への書込禁止/許可状態の変更
を行えるようにすることができ、より一層操作性及び利
用性を向上させることができる。
【0129】請求項12記載の発明の記録媒体書込制御
方法によれば、記録媒体が当該記録媒体の読取/書込を
行う記録再生装置から排出される直前に、書込制御情報
を当該記録媒体から読み取り、当該記録媒体が書込禁止
状態と書込許可状態のいずれであるかを報知出力するの
で、利用者が記録媒体を取り出すときに書込禁止/許可
情報を確認できるようにして、最終的な書込禁止/許可
情報の確認を行えるようにすることができ、より一層操
作性及び利用性を向上させることができる。
【0130】請求項13記載の発明の記録媒体書込制御
方法によれば、録媒体が書込禁止状態と書込許可状態の
いずれであるかの報知出力に基づく状態変更要求に応じ
て、書込制御情報を書込禁止状態と書込許可状態に書き
換えるので、利用者が記録媒体を取り出すときに書込禁
止/許可情報の設定を行えるようにすることができ、最
終的な書込禁止/許可情報を設定できるようにして、よ
り一層操作性及び利用性を向上させることができる。
【0131】請求項14記載の発明の記録媒体書込制御
方法によれば、記録媒体が当該記録媒体の読取/書込を
行う記録再生装置の利用者の要求に応じて、適宜書込制
御情報を当該記録媒体から読み取り、当該記録媒体が書
込禁止状態と書込許可状態のいずれであるかを報知出力
するので、利用者が要求したときに書込禁止/許可情報
を確認できるようにすることができ、より一層操作性及
び利用性を向上させることができる。
【0132】請求項15記載の発明の記録媒体書込制御
方法によれば、記録媒体が書込禁止状態と書込許可状態
のいずれであるかの報知出力に基づく利用者の状態変更
要求に応じて、書込制御情報を書込禁止状態と書込許可
状態に書き換えるので、利用者が要求したときに記録媒
体に書込禁止/許可情報を適宜設定することができ、よ
り一層操作性及び利用性を向上させることができる。
【0133】請求項16記載の発明のプログラム記録媒
体によれば、データの書き込み及び読み出し可能な記録
媒体へのデータの書き込みを制御する記録媒体書込制御
方法のプログラムを記録するプログラム記録媒体に、請
求項2から請求項15のいずれかに記載の記録媒体書込
制御方法のプログラムを記録しているので、パーソナル
コンピュータ等の情報処理装置に当該記録媒体を読み取
らせることで、当該パーソナルコンピュータ等で使用さ
れる着脱可能な記録媒体、特に、ライトプロテクトタブ
等の物理的機構による書込禁止制御が不可能なCD−R
/RW等の光ディスク記録媒体等に対するデータの書き
込み及び消去を制御し、確実かつ容易に不用意な追記や
書き込みを禁止して、データを適切かつ確実に保護する
ことのできる記録媒体書込制御方法を簡単かつ容易に構
築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体、記録媒体書込制御方法及び
プログラム記録媒体の一実施の形態を適用したコンピュ
ータ及び記録媒体のブロック構成図。
【図2】図1のコンピュータによる記録媒体の挿入チェ
ック処理と書込禁止/許可制御処理を示すフローチャー
ト。
【図3】図1のコンピュータによる書込禁止/許可制御
処理を示すフローチャート。
【図4】図1のコンピュータによる書込制御管理部から
の書込制御情報の判別処理から入力部による書込制御情
報の変更要求の書込制御管理部への通知処理までの処理
を示すフローチャート。
【図5】図1のコンピュータによる記録媒体への書込要
求チェック処理と連動する書込禁止/許可制御処理を示
すフローチャート。
【図6】図1のコンピュータによる記録媒体の排出要求
チェック処理と連動する書込禁止/許可制御処理を示す
フローチャート。
【図7】図1のコンピュータによる利用者からの処理要
求に基づく書込禁止/許可制御処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 CPU 3 表示部 4 入力部 5 処理部 6 書込制御管理部 7 記録媒体書込/読取部 10 記録媒体 11 書込制御情報

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データの書き込み及び読み出し可能な記録
    媒体であって、データの書き込みを禁止する書込禁止状
    態とデータの書き込みを許可する書込許可状態を示す書
    込制御情報が書換可能または消去可能に書き込まれてい
    ることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】データの書き込み及び読み出し可能な記録
    媒体へのデータの書き込みを制御する記録媒体書込制御
    方法において、前記記録媒体がデータの書き込みを禁止
    する書込禁止状態とデータの書き込みを許可する書込許
    可状態のいずれの状態であるかを示す書込制御情報を書
    換可能または消去可能に前記記録媒体に書き込み、当該
    書込制御情報に基づいて当該記録媒体への前記データの
    書き込みを制御することを特徴とする記録媒体書込制御
    方法。
  3. 【請求項3】前記記録媒体書込制御方法は、前記書込制
    御情報として、前記記録媒体が前記書込禁止状態である
    ことを示す書込制御情報と前記書込許可状態であること
    を示す書込許可情報のいずれかの状態情報を前記記録媒
    体に書き込むことを特徴とする請求項2記載の記録媒体
    書込制御方法。
  4. 【請求項4】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒
    体の前記書込制御情報を読み取って、当該記録媒体が前
    記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれであるかを
    報知出力することを特徴とする請求項2または請求項3
    記載の記録媒体書込制御方法。
  5. 【請求項5】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒
    体が前記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれであ
    るかの報知出力に基づく状態変更要求に応じて、前記記
    録媒体の前記書込制御情報を前記書込禁止状態と前記書
    込許可状態に書き換えることを特徴とする請求項2から
    請求項4のいずれかに記載の記録媒体書込制御方法。
  6. 【請求項6】前記記録媒体書込制御方法は、前記書込制
    御情報が前記記録媒体に書き込まれていない場合には、
    前記記録媒体が前記書込禁止状態であるとして当該記録
    媒体へのデータの書き込みを制御することを特徴とする
    請求項2から請求項5のいずれかに記載の記録媒体書込
    制御方法。
  7. 【請求項7】前記記録媒体書込制御方法は、前記書込制
    御情報が前記記録媒体に書き込まれていない場合には、
    前記記録媒体が前記書込許可状態であるとし、その後、
    当該記録媒体への前記データの書き込みを禁止するとき
    には、前記書込禁止状態であることを示す前記書込制御
    情報を当該記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項
    2から請求項5のいずれかに記載の記録媒体書込制御方
    法。
  8. 【請求項8】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒
    体が当該記録媒体の読取/書込を行う記録再生装置に挿
    入されたときに、前記書込制御情報を当該記録媒体から
    読み取り、当該記録媒体が前記書込禁止状態と前記書込
    許可状態のいずれであるかを報知出力することを特徴と
    する請求項2から請求項7のいずれかに記載の記録媒体
    書込制御方法。
  9. 【請求項9】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録媒
    体が前記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれであ
    るかの報知出力に基づく状態変更要求に応じて、前記書
    込制御情報を前記書込禁止状態と前記書込許可状態に書
    き換えることを特徴とする請求項8記載の記録媒体書込
    制御方法。
  10. 【請求項10】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録
    媒体にデータの書き込みが開始される直前に、前記書込
    制御情報を当該記録媒体から読み取り、当該記録媒体が
    前記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれであるか
    を報知出力することを特徴とする請求項2から請求項7
    のいずれかに記載の記録媒体書込制御方法。
  11. 【請求項11】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録
    媒体が前記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれで
    あるかの報知出力に基づく状態変更要求に応じて、前記
    書込制御情報を前記書込禁止状態と前記書込許可状態に
    書き換えることを特徴とする請求項10記載の記録媒体
    書込制御方法。
  12. 【請求項12】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録
    媒体が当該記録媒体の読取/書込を行う記録再生装置か
    ら排出される直前に、前記書込制御情報を当該記録媒体
    から読み取り、当該記録媒体が前記書込禁止状態と前記
    書込許可状態のいずれであるかを報知出力することを特
    徴とする請求項2から請求項7のいずれかに記載の記録
    媒体書込制御方法。
  13. 【請求項13】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録
    媒体が前記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれで
    あるかの報知出力に基づく状態変更要求に応じて、前記
    書込制御情報を前記書込禁止状態と前記書込許可状態に
    書き換えることを特徴とする請求項12記載の記録媒体
    書込制御方法。
  14. 【請求項14】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録
    媒体が当該記録媒体の読取/書込を行う記録再生装置の
    利用者の要求に応じて、適宜前記書込制御情報を当該記
    録媒体から読み取り、当該記録媒体が前記書込禁止状態
    と前記書込許可状態のいずれであるかを報知出力するこ
    とを特徴とする請求項2から請求項7のいずれかに記載
    の記録媒体書込制御方法。
  15. 【請求項15】前記記録媒体書込制御方法は、前記記録
    媒体が前記書込禁止状態と前記書込許可状態のいずれで
    あるかの報知出力に基づく前記利用者の状態変更要求に
    応じて、前記書込制御情報を前記書込禁止状態と前記書
    込許可状態に書き換えることを特徴とする請求項14記
    載の記録媒体書込制御方法。
  16. 【請求項16】データの書き込み及び読み出し可能な記
    録媒体へのデータの書き込みを制御する記録媒体書込制
    御方法のプログラムを記録するプログラム記録媒体であ
    って、前記請求項2から請求項15のいずれかに記載の
    記録媒体書込制御方法のプログラムを記録することを特
    徴とするプログラム記録媒体。
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