JP2003271970A - テロップ領域抽出回路、テロップ領域抽出方法、その方法を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体、並びに画像信号処理回路 - Google Patents

テロップ領域抽出回路、テロップ領域抽出方法、その方法を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体、並びに画像信号処理回路

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JP2003271970A JP2002070651A JP2002070651A JP2003271970A JP 2003271970 A JP2003271970 A JP 2003271970A JP 2002070651 A JP2002070651 A JP 2002070651A JP 2002070651 A JP2002070651 A JP 2002070651A JP 2003271970 A JP2003271970 A JP 2003271970A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テロップを含む領域を精度よく抽出する。 【解決手段】動き量検出器122で、入力映像信号Va
に基づいて、画面を構成する各画素の動き量を夫々検出
する。この各画素の動き量を記憶部123に格納する。
領域切出部124で、テロップを含むテロップ領域か否
かを判別すべき判別領域に対応した複数画素の動き量を
記憶部123より判別領域毎に読み出し、度数分布作成
部125で、判別領域に対応した複数画素の動き量の度
数分布を作成する。候補選択部126で、作成された度
数分布に基づいて、テロップの動き量の候補を夫々含む
複数の動き量範囲を選択し、分散演算部127で、複数
の動き量範囲の夫々について、動き量の分布に基づく分
散σを求める。判別部128で、複数の動き量範囲の
夫々についての分散σに基づいて、判別領域がテロッ
プを含むテロップ領域か否かの判別をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画面のうちテロ
ップを含む領域を抽出する際に適用して好適なテロップ
領域抽出回路、テロップ領域抽出方法、その方法を実行
するためのプログラムおよびそのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な媒体、並びに画像信号処理
回路に関する。
【0002】詳しくは、この発明は、テロップを含むテ
ロップ領域か否かを判別すべき判別領域に対応した複数
画素の動き量の度数分布を作成し、この度数分布よりテ
ロップの動き量の候補をそれぞれ含む複数の動き量範囲
を選択し、この複数の動き量範囲のそれぞれについて動
き量の分布に基づく特徴量を求め、この特徴量に基づい
て判別領域がテロップを含むテロップ領域か否かを判別
することによって、テロップを含む領域を精度よく抽出
できるようにしたテロップ領域抽出回路等に係るもので
ある。
【0003】
【従来の技術】従来、フィールド周波数を例えば50H
zから100Hzに変換するフィールド周波数の変換方
法として、フィールド間の動きを推定し、推定した動き
量を用いてフィールド間に新しいフィールドを生成する
処理が知られている。しかし、この方法は、動き推定に
失敗すると、処理結果に直接影響するという問題があっ
た。また、この方法は、単なる補間処理であり、時間的
または空間的な解像度を向上させることはできない。
【0004】そこで、本出願人は、先に、入力画像信号
の複数個のフィールドから抽出した画素データを使用し
て、クラス分類適応処理によって新たなフィールドを生
成することにより、フィールド周波数を変換する方法を
提案した(特開2000−324495号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合、入力画像信
号により得られる画面のうちテロップに対応する位置で
も、他の位置と同様のクラス分類適応処理が行われるた
め、出力画像信号により得られる画面で、テロップが見
えにくくなるという問題があった。この発明の目的は、
画面のうちテロップを含む領域を精度よく抽出すること
にある。また、この発明の目的は、例えばクラス分類適
用処理により入力画像信号から出力画像信号を得る場合
にテロップが見えにくくなることを防止することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテロップ
領域抽出回路は、入力画像信号に基づいて画面を構成す
る各画素の動き量をそれぞれ検出する動き量検出手段
と、この動き量検出手段で検出された各画素の動き量の
うち、テロップを含むテロップ領域か否かを判別すべき
判別領域に対応した複数画素の動き量の度数分布を作成
する度数分布作成手段と、この度数分布作成手段で作成
された度数分布より、テロップの動き量の候補をそれぞ
れ含む複数の動き量範囲を選択する候補選択手段と、こ
の候補選択手段で選択された複数の動き量範囲のそれぞ
れについて動き量の分布に基づく特徴量を求める演算手
段と、この演算手段で求められた複数の動き量範囲のそ
れぞれについての特徴量に基づいて、上記判別領域がテ
ロップを含むテロップ領域か否かを判別する判別手段と
を備えるものである。
【0007】また、この発明に係るテロップ領域抽出方
法は、入力画像信号に基づいて、画面を構成する各画素
の動き量をそれぞれ検出する第1のステップと、この第
1のステップで検出された各画素の動き量のうち、テロ
ップを含むテロップ領域か否かを判別すべき判別領域に
対応した複数画素の動き量の度数分布を作成する第2の
ステップと、この第2のステップで作成された度数分布
より、テロップの動き量の候補をそれぞれ含む複数の動
き量範囲を選択する第3のステップと、この第3のステ
ップで選択された上記複数の動き量範囲のそれぞれにつ
いて動き量の分布に基づく特徴量を求める第4のステッ
プと、この第4のステップで求められた複数の動き量範
囲のそれぞれについての特徴量に基づいて、上記判別領
域がテロップを含むテロップ領域か否かを判別する第5
のステップとを備えるものである。
【0008】また、この発明に係るプログラムは、上述
のテロップ領域抽出方法をコンピュータに実行させるた
めのものである。また、この発明に係るコンピュータ読
み取り可能な媒体は、上述のプログラムを記録したもの
である。
【0009】この発明においては、入力画像信号に基づ
いて、画面を構成する各画素の動き量がそれぞれ検出さ
れる。このように各画素の動き量は、例えばブロックマ
ッチング法等によって検出される。このように検出され
る各画素の動き量のうち、テロップを含むテロップ領域
か否かを判別すべき判別領域に対応した複数画素の動き
量の度数分布が作成される。ここで、テロップが水平方
向に帯状に流れる場合、例えば判別領域はライン単位、
あるいは横方向(水平方向)に長い矩形領域に設定する
ことで、テロップ領域の抽出を良好に行うことができ
る。
【0010】この度数分布よりテロップの動き量の候補
をそれぞれ含む複数の動き量範囲が選択される。この場
合、度数の大きな動き量を中心とする所定の動き量範囲
が順次選択されていく。この複数の動き量範囲のそれぞ
れについて動き量の分布に基づく特徴量が求められる。
例えば、特徴量として分散または周波数パワースペクト
ラムが算出される。ある動き量範囲がテロップに係るも
のである場合には分散は小さくなり、また中域から高域
にかけての周波数パワースペクトラムが増加する。
【0011】そして、複数の動き量範囲のそれぞれにつ
いての特徴量に基づいて、判別領域がテロップを含むテ
ロップ領域か否かが判別される。この場合、複数の動き
量範囲のうちのいずれかに対応した特徴量がテロップの
動き量を含むことを示すときには、判別領域はテロップ
を含むものと判別される。なおこの場合、ある動き量範
囲の特徴量がテロップの動き量を含むことを示し、判別
領域がテロップを含むものと判別される場合、当該動き
量範囲の中心の動き量がテロップの動き量として決定さ
れる。
【0012】このように、テロップを含むテロップ領域
か否かを判別すべき判別領域に対応した複数画素の動き
量の度数分布を作成し、この度数分布よりテロップの動
き量の候補をそれぞれ含む複数の動き量範囲を選択し、
この複数の動き量範囲のそれぞれについて動き量の分布
に基づく特徴量を求め、この特徴量に基づいて判別領域
がテロップを含むテロップ領域か否かを判別するもので
あり、テロップを含む領域を精度よく抽出できるように
なる。
【0013】また、この発明に係る画像信号処理装置
は、複数の画素データからなる第1の画像信号を複数の
画素データからなる第2の画像信号に変換する画像信号
処理装置であって、第1の画像信号に基づいて、第2の
画像信号における注目位置の動き情報を出力するテロッ
プ領域抽出手段と、このテロップ領域抽出手段により出
力される注目位置の動き情報に基づいて、第1の画像信
号に対して動き補償を行う動き補償手段と、この動き補
償手段で動き補償が行われた第1の画像信号から、注目
位置に対して時間方向および空間方向の周辺に位置する
複数の第1の画素データを選択する第1のデータ選択手
段と、この第1のデータ選択手段で選択された複数の第
1の画素データを用いて、第2の画像信号における注目
位置の画素データを生成する画素データ生成手段とを備
えるものである。
【0014】そして、テロップ領域抽出手段は、入力画
像信号に基づいて、画面を構成する各画素の動き量をそ
れぞれ検出する動き量検出手段と、この動き量検出手段
で検出された各画素の動き量のうち、注目位置を含む領
域に対応した複数画素の動き量の度数分布を作成する度
数分布作成手段と、この度数分布作成手段で作成された
度数分布より、テロップの動き量の候補をそれぞれ含む
複数の動き量範囲を選択する候補選択手段と、この候補
選択手段で選択された複数の動き量範囲のそれぞれにつ
いて動き量の分布に基づく特徴量を求める演算手段と、
この演算手段で求められた複数の動き量に基づいて、判
別領域がテロップを含む領域か否かを判別し、その判別
結果および当該領域がテロップ領域であると判別すると
きはさらにテロップの動き量を動き情報として出力する
判別手段と、この判別手段から出力される各判別領域の
動き情報を格納する記憶手段と、この記憶手段から上記
注目位置に対応する判別領域の動き情報を、当該注目位
置の動き情報として読み出して出力する動き情報出力手
段とを有するものである。
【0015】この発明においては、テロップ領域抽出手
段から、第2の画像信号における注目位置の動き情報が
出力される。この動き情報は、第1の画像信号に基づい
て得られる。この動き情報は、注目位置に対応する判別
領域がテロップを含む領域であるか否かの判断結果およ
び当該領域がテロップ領域であると判別されるときはさ
らにテロップの動き量からなっている。
【0016】この注目位置の動き情報に基づいて、第1
の画像信号に対して動き補償が行われる。つまり、第1
の画像信号により得られる各画面に存在するテロップの
空間方向の位置が一致するようにされる。このように動
き補償が行われた第1の画像信号から、注目位置に対し
て時間方向および空間方向の周辺に位置する複数の第1
の画素データが選択される。そして、この第1の画素デ
ータを用いて、第2の画像信号における注目位置の画素
データが生成される。
【0017】このように、第1の画像信号により得られ
る画面のうちテロップを含む領域の動きを検出し、この
動きに基づいて第1の画像信号の動き補償を行った後に
この第1の画像信号を用いて第2の画像信号を得る処理
を行うものであり、第2の画像信号により得られる画面
ではテロップが見やすいものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのテレビ受信機100の構成を示している。こ
のテレビ受信機100は、放送信号よりフィールド周波
数が50Hzであるインタレース方式の映像信号Vaを
得、この映像信号Vaをフィールド周波数が100Hz
であるインタレース方式の映像信号Vbに変換し、その
映像信号Vbによる画像を表示するものである。
【0019】テレビ受信機100は、マイクロコンピュ
ータを備え、システム全体の動作を制御するためのシス
テムコントローラ101と、リモートコントロール信号
を受信するリモコン信号受信回路102とを有してい
る。リモコン信号受信回路102は、システムコントロ
ーラ101に接続され、リモコン送信機200よりユー
ザの操作に応じて出力されるリモートコントロール信号
RMを受信し、その信号RMに対応する操作信号をシス
テムコントローラ101に供給するように構成されてい
る。
【0020】また、テレビ受信機100は、受信アンテ
ナ105と、この受信アンテナ105で捕らえられた放
送信号(RF変調信号)が供給され、選局処理、中間周
波増幅処理、検波処理等を行って画像信号としてのフィ
ールド周波数が50Hzであるインタレース方式の映像
信号Vaを得るチューナ部106と、このチューナ部1
06より出力される映像信号Vaを一時的に保存するた
めのバッファメモリ109とを有している。
【0021】また、テレビ受信機100は、バッファメ
モリ109に一時的に保存される映像信号Vaを、画像
信号としてのフィールド周波数が100Hzであるイン
タレース方式の映像信号Vbに変換する画像信号処理部
110と、この画像信号処理部110より出力される映
像信号Vbによる画像を表示するディスプレイ部111
とを有している。ディスプレイ部111は、例えばCR
T(cathode-ray tube)ディスプレイ、あるいはLCD
(liquid crystal display)等の表示器で構成されてい
る。
【0022】図1に示すテレビ受信機100の動作を説
明する。チューナ部106より出力されるフィールド周
波数が50Hzである映像信号Vaは、バッファメモリ
109に供給されて一時的に記憶される。そして、この
バッファメモリ109に一時的に記憶された映像信号V
aは画像信号処理部110に供給され、フィールド周波
数が100Hzである映像信号Vbに変換される。すな
わち、画像信号処理部110では、映像信号Vaを構成
する画素データから、映像信号Vbを構成する画素デー
タが生成される。この画像信号処理部110より出力さ
れる映像信号Vbはディスプレイ部111に供給され、
このディスプレイ部111の画面上にはその映像信号V
bによる画像が表示される。
【0023】次に、画像信号処理部110の詳細を説明
する。この画像信号処理部110は、バッファメモリ1
09に記憶されている映像信号Vaに基づいて、映像信
号Vbにおける注目位置の動き情報MOVを出力するテ
ロップ領域抽出部120を有している。
【0024】図2は、テロップ領域抽出部120の構成
を示している。このテロップ領域抽出部120は、映像
信号Vaを入力する入力端子121と、この映像信号V
aに基づいて、画面を構成する各画素の動き量をそれぞ
れ検出する動き量検出部122と、この動き量検出部1
22で検出された各画素の動き量を格納する記憶部12
3とを有している。
【0025】本実施の形態においては、水平方向に帯状
に流れるテロップを想定している。そのため、この動き
量検出部122は、各画素の水平方向の動き量を検出す
る。例えば、ブロックマッチングの処理により、各画素
におけるフレーム間の水平方向の動き量を求める。
【0026】すなわち、図3に示すように、現在ライン
の着目画素を含むm個の画素からなる参照ブロックB1
と、探索範囲である過去フレームの対応するライン(以
下、「過去ライン」という)に設定したs個の画素から
なる探索範囲S1中のm個の画素からなる候補ブロック
B2との間でマッチング演算をする。すなわち、参照ブ
ロックB1と候補ブロックB2との間で対応する位置の
画素値の差分をとり、差分の絶対値をブロック全体にわ
たった累積する等の処理によって候補ブロックB2につ
いての評価値を作成する。
【0027】そして、このような評価値を探索範囲S1
中の画素を含む全候補ブロックB2について作成し、評
価値が最小となる候補ブロックB2の位置を最もマッチ
ングのよい候補ブロックB2の位置として決定すること
により、参照ブロックB1に対応する水平方向の動き量
を検出する。この場合、候補ブロックとして1画素ずつ
ずれたブロックを用いる場合には、全部でs個の候補ブ
ロックを取り扱うことになる。
【0028】また、テロップ領域抽出部120は、領域
切出部124と度数分布作成部125とを有している。
領域切出部124は、記憶部123に格納された各画素
の水平方向の動き量のうち、テロップを含むテロップ領
域か否かを判別すべき判別領域に対応した複数画素の動
き量を、判別領域毎に順次読み出して出力する。度数分
布作成部125は、領域切出部124より出力される判
別領域に対応した複数画素の動き量を用いてその度数分
布を作成する。上述したように本実施の形態において
は、水平方向に帯状に流れるテロップを想定しているこ
とから、判別領域をライン単位として、テロップ領域の
抽出を良好に行い得るようにしている。
【0029】図4は、度数分布作成部125で作成され
る度数分布の一例を示すものである。曲線aは判別領域
にテロップを含む場合の度数分布を示しており、曲線b
は判別領域にテロップを含んでいない場合の度数分布を
示している。判別領域にテロップを含む場合には、テロ
ップの動き量に対応した度数が突出した度数分布とな
る。曲線aで示される度数分布によれば、判別領域に動
き量が−26のテロップを含んでいるものと推定され
る。
【0030】また、テロップ領域抽出部120は、度数
分布作成部125で作成された度数分布より、テロップ
の動き量の候補をそれぞれ含む複数の動き量範囲を選択
する候補選択部126を有している。候補選択部126
は、度数の大きな動き量を中心とした±pの範囲を順次
選択していく。
【0031】例えば、度数分布作成部125で図4の曲
線aで示す度数分布が作成される場合であって、p=4
である3つの動き量範囲を選択する場合を考える。この
場合、まず、度数が最大である−26の動き量を中心と
した±4の範囲を動き量範囲として選択する(EX1の
範囲参照)。次に、度数が2番目に大きな0の動き量を
中心とした±4の範囲を動き量範囲として選択する(E
X2の範囲参照)。最後に、度数が3番目に大きな10
の動き量を中心とした±4の範囲を動き量範囲として選
択する(EX3の範囲参照)。
【0032】また、テロップ領域抽出部120は、候補
選択部126で選択された複数の動き量範囲のそれぞれ
について、動き量の分布に基づく特徴量としての分散σ
2を求める分散演算部127を有している。この分散σ2
は、動き量範囲に含まれる動き量xi(i=1〜N)を
用いて、(1)式に基づいて求められる。この(1)式
において、Nは度数の合計である。
【0033】
【数1】
【0034】また、テロップ領域抽出部120は、分散
演算部127で求められた複数の動き量範囲のそれぞれ
についての分散σ2に基づいて、判別領域がテロップを
含むテロップ領域か否かを判別する判別部128を有し
ている。テロップの動き量を含む動き量範囲では、当該
テロップの動き量に対応した度数が突出したものとなっ
ている。そのため、テロップの動き量を含む動き量範囲
についての分散σ2は、テロップの動き量を含まない動
き量範囲に比較して、小さくなる。
【0035】そこで、判別部128は、複数の動き量範
囲のそれぞれについての分散σ2をそれぞれ所定の閾値
と比較し、当該閾値より小さな分散σ2があるときは、
判別領域がテロップを含むテロップ領域であると判別す
る。さらに、判別部128は、分散σ2が閾値より小さ
くなる動き量範囲の中心の動き量をテロップの動き量と
して決定する。
【0036】また、テロップ領域抽出部120は、記憶
部129と動き情報出力部130とを有している。記憶
部129は、判別部128より順次出力される、各判別
領域がテロップ領域であるか否かの判別結果および当該
判別領域がテロップ領域であると判別するときはさらに
テロップの動き量を、動き情報として格納する。動き情
報出力部130は、記憶部129から映像信号Vbにお
ける注目位置に対応する判別領域の動き情報を、当該注
目位置の動き情報MOVとして読み出して出力する。こ
こで、注目位置に対応する判別領域の動き情報とは、後
述するように注目位置の周辺に位置し、予測タップやク
ラスタップの画素データとして使用される画素データを
含む判別領域(ライン)の動き情報を意味している。
【0037】図2に示すテロップ領域抽出部120の動
作を説明する。入力端子121に入力される映像信号V
aは動き量検出器122に供給される。この動き量検出
器122では、その映像信号Vaに基づいて、例えばブ
ロックマッチングの処理によって、画面を構成する各画
素の動き量がそれぞれ検出される。この各画素の動き量
は記憶部123に格納される。
【0038】また、領域切出部124によって、テロッ
プを含むテロップ領域か否かを判別すべき判別領域(本
実施の形態ではライン)に対応した複数画素の動き量
が、記憶部123より判別領域毎に読み出されて度数分
布作成部125に供給される。度数分布作成部125で
は、判別領域に対応した複数画素の動き量の度数分布が
作成される。この度数分布は、候補選択部126に供給
される。
【0039】そして、候補選択部126では、度数分布
に基づいて、テロップの動き量の候補をそれぞれ含む複
数の動き量範囲が選択される。この場合、度数の大きな
動き量を中心とした±pの範囲が順次選択される。そし
て、このように選択された複数の動き量範囲の度数分布
情報が、候補選択部126から分散演算部127に供給
される。
【0040】分散演算部127では、複数の動き量範囲
のそれぞれについて、動き量の分布に基づく特徴量とし
ての分散σ2が求められる((1)式参照)。この分散
σ2は、動き量範囲における平均値のまわりの散らばり
度合いを示すものであり、テロップの動き量を含む動き
量範囲についての分散σ2は、テロップの動き量を含ま
ない動き量範囲に比較して、小さくなる。
【0041】そして、分散演算部127から判別部12
8に、複数の動き量範囲における、度数分布情報(動き
量範囲における最大度数の動き量のみであってもよい)
および分散σ2が供給される。判別部128では、複数
の動き量範囲のそれぞれについての分散σ2に基づい
て、判別領域がテロップを含むテロップ領域か否かの判
別が行われる。この場合、複数の動き量範囲のそれぞれ
についての分散σ2がそれぞれ所定の閾値と比較され、
閾値より小さな分散σ2があるときは、判別領域がテロ
ップを含むテロップ領域であると判別される。またこの
場合、分散σ2が閾値より小さくなる動き量範囲の中心
の動き量が、テロップの動き量として決定される。
【0042】例えば、図4の曲線aで示す度数分布に対
して、動き量範囲EX1〜EX3が選択され、動き量範
囲EX1にはテロップの動き量を含み、動き量範囲EX
2,EX3にはテロップの動き量を含まないものとす
る。その場合、動き量範囲EX1についての分散σ2
小さく、それに比べて動き量範囲EX2,EX3につい
ての分散σ2は大きくなる。この場合、動き量範囲EX
1についての分散σ2が閾値より小さくなることから、
判別領域はテロップ領域と判別され、テロップの動き量
は−26と決定される。
【0043】判別部128より順次出力される、各判別
領域についてのテロップ領域であるか否かの判別結果お
よびテロップの動き量は、動き情報として記憶部129
に記憶される。そして、動き情報出力部130は、記憶
部129から映像信号Vbにおける注目位置に対応する
判別領域の動き情報を、当該注目位置の動き情報MOV
として読み出して出力する。
【0044】なお、上述したテロップ領域の抽出動作
を、ソフトウェアで実現することも可能である。図5の
フローチャートを参照して、各判別領域について、テロ
ップ領域であるか否かの判別結果およびテロップの動き
量を得るまでの処理手順を説明する。まず、ステップS
T1で、映像信号Vaに基づいて、画面を構成する各画
素の動き量を、例えばブロックマッチングの処理によっ
てそれぞれ検出してメモリに記憶する。
【0045】次に、ステップST2で、テロップを含む
テロップ領域か否かを判別すべき判別領域(ライン)に
対応した複数画素の動き量を、メモリから読み出す。そ
して、ステップST3で、読み出した複数の動き量の度
数分布を作成し、ステップST4で、度数分布に基づい
て、テロップの動き量の候補をそれぞれ含む複数の動き
量範囲を選択する。
【0046】次に、ステップST5で、複数の動き量範
囲のそれぞれについて、(1)式によって、動き量の分
布に基づく特徴量としての分散σ2を求める。そして、
ステップST6で、複数の動き量範囲のそれぞれについ
ての分散σ2に基づいて、判別領域がテロップを含むテ
ロップ領域か否かの判別をする。
【0047】この場合、複数の動き量範囲のそれぞれに
ついての分散σ2をそれぞれ所定の閾値と比較し、閾値
より小さな分散σ2があるときは、判別領域がテロップ
を含むテロップ領域であると判別する。また、このステ
ップST6では、判別領域がテロップ領域であると判別
するとき、分散σ2が閾値より小さくなる動き量範囲の
中心の動き量をテロップの動き量として決定する。
【0048】次に、ステップST7で、ステップST6
で得られる、判別領域についてのテロップ領域であるか
否かの判別結果およびテロップの動き量を、当該判別領
域の動き情報としてメモリに記憶する。次に、ステップ
ST8で、画面上の全ての判別領域(ライン)での判別
が終了したか否かを判定する。全ての判別領域での判別
が終了していないときは、ステップST2に戻り、次の
判別領域について、上述したと同様の処理をする。一
方、全ての判別領域での判別が終了したときは、処理を
終了する。
【0049】図1に戻って、画像信号処理部110は、
テロップ情報抽出部120より出力される動き情報MO
Vに基づいて、バッファメモリ109からの映像信号V
aに対して動き補償を行う動き補償部131を有してい
る。この動き補償部131では、後述する予測タップお
よびクラスタップの画素データを抽出するための各フィ
ールドにおいて、テロップの水平方向の動きがほぼうち
消された状態とされる。
【0050】また、画像信号処理部110は、動き補償
部131で動き補償が行われた映像信号Va′の複数の
フィールドから、映像信号Vbにおける注目位置に対し
て時間方向および空間方向(水平方向、垂直方向)の周
辺に位置する複数の画素データを選択的に取り出して出
力する第1、第2のタップ選択回路132,133を有
している。第1のタップ選択回路132は、予測に使用
する画素データ(予測タップの画素データ)を選択的に
取り出すものである。第2のタップ選択回路133は、
クラス分類に使用する画素データ(クラスタップの画素
データ)を選択的に取り出すものである。
【0051】また、画像信号処理部110は、第2のタ
ップ選択回路133で選択的に取り出されるクラスタッ
プの画素データからレベル分布パターンを特徴量として
検出し、このレベル分布パターンに基づいてクラスコー
ドCLを発生するクラス検出回路134を有している。
【0052】このクラス検出回路134では、例えば、
まず8ビットの各データを2ビットに圧縮するような演
算が行われる。ここでは、ADRCによってデータ圧縮
が行われる、この場合、各データの最大値をMAX、最
小値をMIN、ダイナミックレンジをDR(=MAX−
MIN+1)、再量子化ビット数をPとすると、各デー
タkiに対して、(2)式の演算により、圧縮データと
しての再量子化コードqiが得られる。ただし、(2)
式において、[ ]は切り捨て処理を意味している。第2
のタップ選択回路133で選択されたデータの個数がN
aであるとき、i=1〜Naである。 qi=[(ki−MIN+0.5)*2P/DR] ・・・(2)
【0053】クラス検出回路134では、次に、上述し
たように得られる再量子化コードqiに基づき、(3)
式によって、作成すべき映像信号Vbにおける注目位置
の画素データが属するクラスを示すクラスコードCLが
演算される。
【0054】
【数2】
【0055】また、画像信号処理部110は、係数メモ
リ135を有している。この係数メモリ135は、後述
する推定予測演算回路136で使用される推定式の係数
データを格納するものである。この係数データは、映像
信号Vaを、映像信号Vbに変換する際に使用する情報
である。係数メモリ135には、クラスコードCLで示
される各クラスの係数データが格納されている。この係
数メモリ135には、上述したクラス検出回路134よ
り出力されるクラスコードCLが読み出しアドレス情報
として供給される。この係数メモリ135からはクラス
コードCLに対応した係数データwiが読み出され、推
定予測演算回路136に供給される。係数データの生成
方法については後述する。
【0056】また、画像信号処理部110は、第1のタ
ップ選択回路132で選択的に取り出される予測タップ
の画素データxiと、係数メモリ135より読み出され
る係数データwiとから、作成すべき映像信号Vbの画
素データ(注目位置の画素データ)yを演算する推定予
測演算回路136を有している。
【0057】この推定予測演算回路136には、第1の
タップ選択回路126より注目位置に対応した予測タッ
プのデータxiと、係数メモリ135よりその注目位置
に対応した係数データwiとが供給され、注目位置の画
素データyは(4)式の推定式で演算される。
【0058】
【数3】
【0059】また、画像信号処理部110は、推定予測
演算回路136より順次出力される注目位置の画素デー
タyを、フィールド周波数が100Hzのインタレース
方式の映像信号Vbとして出力する後処理回路137を
有している。
【0060】次に、画像信号処理部110の動作を説明
する。バッファメモリ109に記憶されている映像信号
Vaがテロップ領域抽出部120に供給される。このテ
ロップ領域抽出部120は、映像信号Vaに基づいて、
画面の各判別領域、本実施の形態においては各ラインが
テロップを含むテロップ領域であるか否かを判別し、そ
の判別結果およびテロップ領域であると判別するときは
さらにテロップの動き量を、動き情報として取得し、作
成すべき映像信号Vbにおける注目位置に対応した動き
情報MOVを順次出力していく。
【0061】このようにテロップ領域抽出部120より
出力される動き情報MOVは、動き補償部131に供給
される。この動き補償部131では、動き情報MOVに
基づいて、バッファメモリ109からの映像信号Vaに
対して動き補償が行われる。この場合、映像信号Vbに
おける注目位置がテロップ領域あるいはその近傍にある
とき、予測タップおよびクラスタップの画素データを抽
出するための各フィールドにおいてテロップの水平方向
の動きがほぼうち消された状態となる。
【0062】動き補償部131より出力される映像信号
Va′より、第2のタップ選択回路133で、映像信号
Vbにおける注目位置の周辺に位置するクラスタップの
画素データが選択的に取り出される。このクラスタップ
の画素データはクラス検出回路134に供給される。こ
のクラス検出回路134では、クラスタップのデータか
らレベル分布パターンが特徴量として検出され、このレ
ベル分布パターンに基づいて、上述の注目位置の画素デ
ータが属するクラスを示すクラスコードCLが得られる
((3)式参照)。そして、このクラスコードCLは、
係数メモリ135に読み出しアドレス情報として供給さ
れる。
【0063】また、動き補償部131より出力される映
像信号Va′より、第1のタップ選択回路132で、映
像信号Vbにおける注目位置の周辺に位置する予測タッ
プの画素データxiが選択的に取り出される。この予測
タップの画素データxiは、推定予測演算回路136に
供給される。推定予測演算回路136では、予測タップ
の画素データxiと、係数メモリ135より読み出され
る注目位置に対応した係数データwiとを用いて、推定
式((4)式参照)に基づいて、注目位置の画素データ
yが求められる。
【0064】そして、この推定予測演算回路136より
順次出力される映像信号Vbにおける注目位置の画素デ
ータyは、後処理回路137に供給される。この後処理
回路137は、推定予測演算回路136より順次出力さ
れる画素データyより、フィールド周波数が100Hz
のインタレース方式の映像信号を生成する。つまり、こ
の後処理回路137からは、フィールド周波数が100
Hzのインタレース方式の映像信号Vbが出力される。
【0065】上述したように、テロップ領域抽出部12
0では、テロップを含むテロップ領域か否かを判別すべ
き判別領域(ライン)に対応した複数画素の動き量の度
数分布を作成し、この度数分布よりテロップの動き量の
候補をそれぞれ含む複数の動き量範囲を選択し、この複
数の動き量範囲のそれぞれについて動き量の分布に基づ
く特徴量として分散を求め、この分散に基づいて判別領
域がテロップを含むテロップ領域か否かを判別するもの
であり、テロップを含む領域を精度よく抽出できる。
【0066】また、画像信号処理部110では、テロッ
プ領域抽出部120から作成すべき映像信号Vbにおけ
る注目位置に対応した動き情報MOVを順次出力し、こ
の動き情報に基づいて映像信号Vaの動き補償を行って
予測タップおよびクラスタップの画素データを抽出する
ための各フィールドをテロップの水平方向の動きがほぼ
うち消された状態とし、動き補償後の映像信号Vaを用
いて映像信号Vbを得るものであり、映像信号Vbによ
ってディスプレイ部111に表示される画面ではテロッ
プが見やすいものとなる。
【0067】次に、係数メモリ135に記憶される係数
データの生成方法について説明する。この係数データ
は、予め学習によって生成されたものである。まず、こ
の学習方法について説明する。上述の、(4)式におい
て、学習前は係数データw1 ,w2,‥‥,wn は未定
係数である。学習は、クラス毎に、複数の信号データに
対して行う。学習データ数がmの場合、(4)式に従っ
て、以下に示す(5)式が設定される。nは予測タップ
の数を示している。 yk =w1 ×xk1+w2 ×xk2+‥‥+wn ×xkn ・・・(5) (k=1,2,‥‥,m)
【0068】m>nの場合、係数データw1 ,w2,‥
‥,wnは、一意に決まらないので、誤差ベクトルeの
要素ekを、以下の式(6)で定義して、(7)式のe2
を最小にする係数データを求める。いわゆる最小2乗法
によって係数データを一意に定める。 ek=yk−{w1×xk1+w2×xk2+‥‥+wn×xkn} ・・・(6) (k=1,2,‥‥m)
【0069】
【数4】
【0070】(7)式のe2を最小とする係数データを
求めるための実際的な計算方法としては、まず、(8)
式に示すように、e2を係数データwi(i=1,2,・
・・,n)で偏微分し、iの各値について偏微分値が0
となるように係数データwiを求めればよい。
【0071】
【数5】
【0072】(8)式から係数データwiを求める具体
的な手順について説明する。(9)式、(10)式のよ
うにXji,Yi を定義すると、(8)式は、(11)式
の行列式の形に書くことができる。
【0073】
【数6】
【0074】
【数7】
【0075】(11)式は、一般に正規方程式と呼ばれ
るものである。この正規方程式を掃き出し法(Gauss-Jo
rdanの消去法)等の一般解法で解くことにより、係数デ
ータwi(i=1,2,・・・,n)を求めることがで
きる。
【0076】図6は、係数データ生成装置150を示し
ている。この係数データ生成装置150は、教師信号と
しての、フィールド周波数が100Hzでインタレース
方式の映像信号Vbが入力される入力端子151と、こ
の映像信号Vbから、生徒信号としての、フィールド周
波数が50Hzでインタレース方式の映像信号Vaを得
る生徒信号生成回路152とを有している。
【0077】また、係数データ生成装置150は、生徒
信号生成回路152より出力される映像信号Vaに基づ
いて、映像信号Vbにおける注目位置の動き情報MOV
を出力するテロップ領域抽出部153を有している。こ
のテロップ領域抽出部153は、上述した画像信号処理
部110のテロップ領域抽出部120と同様に構成さ
れ、同様の処理を行う。
【0078】すなわち、映像信号Vaに基づいて、画面
の各判別領域、本実施の形態においては各ラインがテロ
ップを含むテロップ領域であるか否かを判別し、その判
別結果およびテロップ領域であると判別するときはさら
にテロップの動き量を、動き情報として取得し、映像信
号Vbにおける注目位置に対応した動き情報MOVを順
次出力していく。
【0079】また、係数データ生成装置150は、テロ
ップ領域抽出部153より出力される動き情報MOVに
基づいて、生徒信号生成回路152より出力される映像
信号Vaに対して動き補償を行う動き補償部154を有
している。この動き補償部154は、上述した画像信号
処理部110の動き補償部131と同様に構成され、同
様の処理を行う。
【0080】すなわち、この動き補償部154では、映
像信号Vbにおける注目位置がテロップ領域あるいはそ
の近傍にあるとき、後述する予測タップおよびクラスタ
ップの画素データを抽出するための各フィールドにおい
てテロップの水平方向の動きがほぼうち消された状態と
される。
【0081】また、係数データ生成装置150は、動き
補償部154で動き補償が行われた映像信号Va′よ
り、映像信号Vbにおける注目位置に対して時間方向お
よび空間方向の周辺に位置する複数の画素データを選択
的に取り出して出力する第1のタップ選択回路155お
よび第2のタップ選択回路156を有している。これら
第1、第2のタップ選択回路155,156は、上述し
た画像信号処理部110の第1、第2のタップ選択回路
132,133と同様に構成される。
【0082】また、係数データ生成装置150は、第2
のタップ選択回路156で選択的に取り出されるクラス
タップのデータからレベル分布パターンを特徴量として
検出し、このレベル分布パターンに基づいて、映像信号
Vbにおける注目位置の画素データが属するクラスを示
すクラスコードCLを発生するクラス検出回路158を
有している。このクラス検出回路158は、上述した画
像信号処理部110のクラス検出回路134と同様に構
成される。
【0083】また、係数データ生成装置150は、正規
方程式生成部161を有している。この正規方程式生成
部161は、入力端子151に供給される映像信号Vb
から得られる注目位置の各データyと、この各データy
にそれぞれ対応して第1のタップ選択回路155で選択
的に取り出される予測タップのデータxiと、各データ
yにそれぞれ対応してクラス検出回路158で発生され
るクラスコードCLとを用いて、クラス毎に、n個の係
数データwiを得るための正規方程式((11)式参
照)を生成する。
【0084】この場合、1個の画素データyとそれに対
応するn個の予測タップの画素データxi(i=1〜
n)との組み合わせで上述した1個の学習データが生成
される。したがって、正規方程式生成部161では多く
の学習データが登録された正規方程式が生成される。
【0085】また、係数データ生成装置150は、正規
方程式生成部161でクラス毎に生成された正規方程式
のデータが供給され、クラス毎に生成された正規方程式
を解いて、各クラスの係数データwiを求める係数デー
タ決定部162と、この求められた係数データwiを記
憶する係数メモリ163とを有している。係数データ決
定部162では、正規方程式が例えば掃き出し法などに
よって解かれて、係数データwiが求められる。
【0086】図6に示す係数データ生成装置150の動
作を説明する。入力端子151には教師信号としての映
像信号Vb(フィールド周波数が100Hzでインタレ
ース方式の映像信号)が供給される。この映像信号Vb
は生徒信号生成回路152に供給され、生徒信号として
の映像信号Va(フィールド周波数が50Hzでインタ
レース方式の映像信号)が生成される。
【0087】そして、映像信号Vaがテロップ領域抽出
部153に供給される。このテロップ領域抽出部153
では、映像信号Vaに基づいて、画面の各判別領域、つ
まり各ラインがテロップを含むテロップ領域であるか否
かを判別し、その判別結果およびテロップ領域であると
判別するときはさらにテロップの動き量を、動き情報と
して取得し、映像信号Vbにおける注目位置に対応した
動き情報MOVを順次出力していく。
【0088】この動き情報MOVは動き補償部154に
供給される。動き補償部154では、動き情報MOVに
基づいて、生徒信号生成回路152より出力される映像
信号Vaに対して動き補償が行われる。これにより、映
像信号Vbにおける注目位置がテロップ領域あるいはそ
の近傍にあるとき、後述する予測タップおよびクラスタ
ップの画素データを抽出するための各フィールドは、テ
ロップの水平方向の動きがほぼうち消された状態とされ
る。
【0089】動き補償部154より出力される映像信号
Va′より、第2のタップ選択回路156で、映像信号
Vbにおける注目位置の周辺に位置するクラスタップの
データが選択的に取り出される。このクラスタップのデ
ータはクラス検出回路158に供給される。このクラス
検出回路158では、クラスタップのデータからレベル
分布パターンが特徴量として検出され、このレベル分布
パターンに基づいて、映像信号Vbにおける注目位置の
画素データが属するクラスを示すクラスコードCLが発
生される((3)式参照)。
【0090】また、動き補償部154より出力される映
像信号Va′より、第1のタップ選択回路155で、映
像信号Vbにおける注目位置の周辺に位置する予測タッ
プの画素データが選択的に取り出される。そして、入力
端子151に供給される映像信号Vbより順次得られる
注目位置の画素データyと、この画素データyに対応し
て第1のタップ選択回路155で選択的に取り出される
予測タップの画素データxiと、この画素データyに対
応してクラス検出回路158より出力されるクラスコー
ドCLとから、正規方程式生成部161では、クラス毎
に、n個の係数データwiを生成するための正規方程式
が生成される。そして、係数データ決定部162でその
正規方程式が解かれ、各クラスの係数データwiが求め
られ、その係数データwiはクラス別にアドレス分割さ
れた係数メモリ163に記憶される。
【0091】このように、図6に示す係数データ生成装
置150においては、図1の画像信号処理部110の係
数メモリ135に記憶される各クラスの係数データwi
を生成できる。なお、上述実施の形態においては、各動
き量範囲についての分散σ2を求めて使用するものを示
したが、動き量の散らばり度合いを示すものとして、分
散の代わりに標準偏差等のその他の統計値を求めて使用
してもよい。
【0092】また、分散の代わりに、各動き量範囲につ
いて、FFT(fast Fourier transform)やLPC(linea
r predictive coding)等の周波数解析処理によって、動
き量の散らばり度合いを示す周波数パワースペクトラム
を求めて使用してもよい。この周波数パワースペクトラ
ムは、テロップの動き量を含む動き量範囲については中
域から高域にかけての周波数パワースペクトラムが増加
する。したがって、この周波数パワースペクトラムに基
づいて、各動き量範囲がテロップの動き量を含むか否か
を判別できる。
【0093】図7は、FFTの周波数解析処理によって
求めた周波数パワースペクトラムの一例を示しており、
曲線aがテロップの動き量を含む動き量範囲に対応した
ものであり、曲線bがテロップの動き量を含まない動き
量範囲に対応したものである。また、図8は、LPCの
周波数解析処理によって求めた周波数パワースペクトラ
ムの一例を示しており、曲線aがテロップの動き量を含
む動き量範囲に対応したものであり、曲線bがテロップ
の動き量を含まない動き量範囲に対応したものである。
【0094】また、上述実施の形態においては、水平方
向に帯状に流れるテロップを想定しており、判別領域を
ライン単位として、テロップ領域の抽出を良好に行い得
るようにしているが、この判別領域はライン単位ではな
く、水平方向(横方向)に長い矩形領域としても、テロ
ップ領域の抽出を良好に行うことができる。また、垂直
方向に帯状に流れるテロップを想定した場合には、判別
領域を垂直方向(縦方向)に長い矩形領域とすること
で、テロップ領域の抽出を良好に行うことができる。ま
た、このように垂直方向に帯状に流れるテロップを想定
した場合には、画面を構成する各画素の動き量として、
水平方向の動き量ではなく、垂直方向の動き量を検出し
て使用すればよい。
【0095】
【発明の効果】この発明によれば、テロップを含むテロ
ップ領域か否かを判別すべき判別領域に対応した複数画
素の動き量の度数分布を作成し、この度数分布よりテロ
ップの動き量の候補をそれぞれ含む複数の動き量範囲を
選択し、この複数の動き量範囲のそれぞれについて動き
量の分布に基づく特徴量を求め、この特徴量に基づいて
判別領域がテロップを含むテロップ領域か否かを判別す
るものであり、テロップを含む領域を精度よく抽出でき
る。
【0096】また、この発明によれば、第1の画像信号
により得られる画面のうちテロップを含む領域の動きを
検出し、この動きに基づいて第1の画像信号の動き補償
を行った後にこの第1の画像信号を用いて第2の画像信
号を得る処理を行うものであり、第2の画像信号により
得られる画面ではテロップが見やすいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのテレビ受信機の構成を示す
ブロック図である。
【図2】テロップ領域抽出部120の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】ブロックマッチングの処理を説明するための図
である。
【図4】度数分布の一例を示す図である。
【図5】テロップ領域抽出動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】係数データ生成装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】FFTの周波数解析処理による周波数パワース
ペクトラムの一例を示す図である。
【図8】LPCの周波数解析処理による周波数パワース
ペクトラムの一例を示す図である。
【符号の説明】
100・・・テレビ受信機、101・・・システムコン
トローラ、102・・・リモコン信号受信回路、105
・・・受信アンテナ、106・・・チューナ部、109
・・・バッファメモリ、110・・・画像信号処理部、
120・・・テロップ領域抽出部、121・・・入力端
子、122・・・動き量検出器、123,129・・・
記憶部、124・・・領域切出部、125・・・度数分
布作成部、126・・・候補選択部、127・・・分散
演算部、128・・・判別部、130・・・動き情報出
力部、131・・・動き補償部、132・・・第1のタ
ップ選択回路、133・・・第2のタップ選択回路、1
34・・・クラス検出回路、135・・・係数メモリ、
136・・・推定予測演算回路、137・・・後処理回

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号に基づいて、画面を構成す
    る各画素の動き量をそれぞれ検出する動き量検出手段
    と、 上記動き量検出手段で検出された各画素の動き量のう
    ち、テロップを含むテロップ領域か否かを判別すべき判
    別領域に対応した複数画素の動き量の度数分布を作成す
    る度数分布作成手段と、 上記度数分布作成手段で作成された度数分布より、上記
    テロップの動き量の候補をそれぞれ含む複数の動き量範
    囲を選択する候補選択手段と、 上記候補選択手段で選択された上記複数の動き量範囲の
    それぞれについて動き量の分布に基づく特徴量を求める
    演算手段と、 上記演算手段で求められた上記複数の動き量範囲のそれ
    ぞれについての特徴量に基づいて、上記判別領域が上記
    テロップを含むテロップ領域か否かを判別する判別手段
    とを備えることを特徴とするテロップ領域抽出回路。
  2. 【請求項2】 上記判別手段は、 上記判別領域がテロップ領域であると判別するとき、さ
    らに該テロップ領域に含まれるテロップの動き量を決定
    することを特徴とする請求項1に記載のテロップ領域抽
    出回路。
  3. 【請求項3】 上記演算手段は、上記特徴量として分散
    を求めることを特徴とする請求項1に記載のテロップ領
    域抽出回路。
  4. 【請求項4】 上記演算手段は、上記特徴量として周波
    数パワースペクトラムを求めることを特徴とする請求項
    1に記載のテロップ領域抽出回路。
  5. 【請求項5】 入力画像信号に基づいて、画面を構成す
    る各画素の動き量をそれぞれ検出する第1のステップ
    と、 上記第1のステップで検出された各画素の動き量のう
    ち、テロップを含むテロップ領域か否かを判別すべき判
    別領域に対応した複数画素の動き量の度数分布を作成す
    る第2のステップと、 上記第2のステップで作成された度数分布より、上記テ
    ロップの動き量の候補をそれぞれ含む複数の動き量範囲
    を選択する第3のステップと、 上記第3のステップで選択された上記複数の動き量範囲
    のそれぞれについて動き量の分布に基づく特徴量を求め
    る第4のステップと、 上記第4のステップで求められた上記複数の動き量範囲
    のそれぞれについての特徴量に基づいて、上記判別領域
    が上記テロップを含むテロップ領域か否かを判別する第
    5のステップとを備えることを特徴とするテロップ領域
    抽出方法。
  6. 【請求項6】 上記第5のステップでは、 上記判別領域がテロップ領域であると判別するとき、さ
    らに該テロップ領域に含まれるテロップの動き量を決定
    することを特徴とする請求項5に記載のテロップ領域抽
    出方法。
  7. 【請求項7】 入力画像信号に基づいて、画面を構成す
    る各画素の動き量をそれぞれ検出する第1のステップ
    と、 上記第1のステップで検出された各画素の動き量のう
    ち、テロップを含むテロップ領域か否かを判別すべき判
    別領域に対応した複数画素の動き量の度数分布を作成す
    る第2のステップと、 上記第2のステップで作成された度数分布より、上記テ
    ロップの動き量の候補をそれぞれ含む複数の動き量範囲
    を選択する第3のステップと、 上記第3のステップで選択された上記複数の動き量範囲
    のそれぞれについて動き量の分布に基づく特徴量を求め
    る第4のステップと、 上記第4のステップで求められた上記複数の動き量範囲
    のそれぞれについての特徴量に基づいて、上記判別領域
    が上記テロップを含むテロップ領域か否かを判別する第
    5のステップとを備えるテロップ領域抽出方法をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な媒体。
  8. 【請求項8】 入力画像信号に基づいて、画面を構成す
    る各画素の動き量をそれぞれ検出する第1のステップ
    と、 上記第1のステップで検出された各画素の動き量のう
    ち、テロップを含むテロップ領域か否かを判別すべき判
    別領域に対応した複数画素の動き量の度数分布を作成す
    る第2のステップと、 上記第2のステップで作成された度数分布より、上記テ
    ロップの動き量の候補をそれぞれ含む複数の動き量範囲
    を選択する第3のステップと、 上記第3のステップで選択された上記複数の動き量範囲
    のそれぞれについて動き量の分布に基づく特徴量を求め
    る第4のステップと、 上記第4のステップで求められた上記複数の動き量範囲
    のそれぞれについての特徴量に基づいて、上記判別領域
    が上記テロップを含むテロップ領域か否かを判別する第
    5のステップとを備えるテロップ領域抽出方法をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】 複数の画素データからなる第1の画像信
    号を複数の画素データからなる第2の画像信号に変換す
    る画像信号処理装置であって、 上記第1の画像信号に基づいて、上記第2の画像信号に
    おける注目位置の動き情報を出力するテロップ領域抽出
    手段と、 上記テロップ領域抽出手段により出力される上記注目位
    置の動き情報に基づいて、上記第1の画像信号に対して
    動き補償を行う動き補償手段と、 上記動き補償手段で動き補償が行われた上記第1の画像
    信号から、上記注目位置に対して時間方向および空間方
    向の周辺に位置する複数の第1の画素データを選択する
    第1のデータ選択手段と、 上記第1のデータ選択手段で選択された複数の第1の画
    素データを用いて、上記第2の画像信号における注目位
    置の画素データを生成する画素データ生成手段とを備
    え、 上記テロップ領域抽出手段は、 上記第1の画像信号に基づいて、画面を構成する各画素
    の動き量をそれぞれ検出する動き量検出手段と、 上記動き量検出手段で検出された各画素の動き量のう
    ち、テロップを含むテロップ領域か否かを判別すべき判
    別領域に対応した複数画素の動き量の度数分布を作成す
    る度数分布作成手段と、 上記度数分布作成手段で作成された度数分布より、上記
    テロップの動き量の候補をそれぞれ含む複数の動き量範
    囲を選択する候補選択手段と、 上記候補選択手段で選択された上記複数の動き量範囲の
    それぞれについて動き量の分布に基づく特徴量を求める
    演算手段と、 上記演算手段で求められた上記複数の動き量に基づい
    て、上記判別領域がテロップを含む領域か否かを判別
    し、その判別結果および当該領域がテロップ領域である
    と判別するときはさらにテロップの動き量を、動き情報
    として出力する判別手段と、 上記判別手段から出力される各判別領域の動き情報を格
    納する記憶手段と、 上記記憶手段から上記注目位置に対応する判別領域の動
    き情報を当該注目位置の動き情報として読み出して出力
    する動き情報出力手段とを有することを特徴とする画像
    信号処理回路。
  10. 【請求項10】 上記画素データ生成手段は、 上記動き補償手段で動き補償が行われた上記第1の画像
    信号から、上記注目位置の周辺に位置する複数の第2の
    画素データを選択する第2のデータ選択手段と、 上記第2のデータ選択手段で選択された複数の第2の画
    素データに基づいて、上記注目位置の画素データが属す
    るクラスを検出するクラス検出手段と、 上記クラス検出手段で検出されたクラスに対応した、推
    定式の係数データを発生する係数データ発生手段と、 上記係数データ発生手段で発生された係数データおよび
    上記第1のデータ選択手段で選択された複数の第1の画
    素データを用いて、上記推定式に基づいて、上記第2の
    画像信号における上記注目位置の画素データを算出して
    得る演算手段とを有することを特徴とする請求項9に記
    載の画像信号処理装置。
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