JP2003271893A - 仕訳入力支援方法及び装置 - Google Patents

仕訳入力支援方法及び装置

Info

Publication number
JP2003271893A
JP2003271893A JP2002073732A JP2002073732A JP2003271893A JP 2003271893 A JP2003271893 A JP 2003271893A JP 2002073732 A JP2002073732 A JP 2002073732A JP 2002073732 A JP2002073732 A JP 2002073732A JP 2003271893 A JP2003271893 A JP 2003271893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
transaction
transaction information
input
accounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002073732A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Nakada
勇雄 中田
Harumichi Shiotani
治道 塩谷
Shoichi Kamaya
彰一 釜谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO KAIKEI KEISAN CENTER KK
TOKYO KAIKEI KEISAN CT KK
Original Assignee
TOKYO KAIKEI KEISAN CENTER KK
TOKYO KAIKEI KEISAN CT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO KAIKEI KEISAN CENTER KK, TOKYO KAIKEI KEISAN CT KK filed Critical TOKYO KAIKEI KEISAN CENTER KK
Priority to JP2002073732A priority Critical patent/JP2003271893A/ja
Publication of JP2003271893A publication Critical patent/JP2003271893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 会計に関する専門的知識を有していないユー
ザが会計システムに対する仕訳入力を完結できるように
する。 【解決手段】 取引入力画面においてユーザが取引の入
力を行うと、仕訳入力支援装置102は、勘定科目デー
タベース106にアクセスし、適当な勘定科目を候補を
リスト表示する。ユーザが、この中に当該取引に対し適
当と思われる科目が存在しないと判断する場合、取引の
再入力が繰り返される。その結果として、依然目的の勘
定科目が決定できない場合、ユーザは会計アシスタント
のサポートを要求できる。サポート要求があると仕訳入
力支援装置102は、該ユーザのID、前記手続で入力
された複数の取引の情報などを会計アシスタント・クラ
イアント160に通知する(矢印B)。会計アシスタン
トは、これらの情報を受けて、その専門的知識に基づ
き、対象の取引の勘定科目を決定しユーザに代わってこ
れを入力する(矢印C)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会計処理システム
において、ユーザが取引を仕訳入力する際の支援を行う
仕訳入力支援方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを利用した会計処理システ
ムが広く普及している。一方で、会計に関する専門的知
識を有しないユーザが、このようなシステムにおいて、
日々の取引を入力し、会計ルールに従った仕訳を的確に
行うことは依然として困難な状況にある。
【0003】このような背景から、従来、この種のユー
ザが円滑に取引を入力し、これを適切な勘定科目に仕訳
できるようにする入力支援装置やシステムが各種提案さ
れている。このような装置やシステムとしては、例え
ば、取引の仕訳入力時に、仕訳のガイドとなる説明書き
を表示し、ユーザの仕訳の判断を支援する方式のもの
や、勘定科目の候補を画面上にリスト表示して、その1
つを選択させる方式のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の方式による支援装置やシステムにおいては、取
引頻度の高い一般的な取引や当該ユーザが過去に入力し
た取引に対しては、適切なガイドを表示し、又はリスト
を挙げることができるものの、あまり一般的でない取引
やその名称が不定な商品の取引などの場合には、本来こ
のような場合にこそガイドやリストが必要であるにも拘
わらず、その適切な支援を受けることができないといっ
た問題がある。
【0005】従って、本発明の目的は、その取引の内容
に拘わらず、あらゆる取引に対して、ユーザが会計シス
テムに対する仕訳入力を完結できるように、これを支援
する仕訳入力支援方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、少なくとも1のユーザの端末と少なくとも1
の会計アシスタントの端末からアクセス可能な会計処理
システムにおいて、ユーザが取引を仕訳入力する際の仕
訳入力支援方法であって、(a)ユーザからの取引につ
いての第1の取引情報の入力を受け付ける工程と、
(b)前記第1の取引情報に基づいて、該取引に対する
勘定科目を抽出するために、取引と勘定科目との対応を
格納したデータベースにアクセスする工程と、(c)前
記データベースにおいて、前記第1の取引情報に対する
1の勘定科目が特定できない場合に、前記ユーザに対し
当該取引についての第2の取引情報を入力するよう促す
表示をする工程と、(d)前記ユーザからの前記第2の
取引情報の入力を受け付ける工程と、(e)前記第2の
取引情報に基づいて、該取引に対する勘定科目を抽出す
るために、前記データベースにアクセスする工程と、
(f)前記データベースにおいて、前記第2の取引情報
に対する1の勘定科目が特定できない場合に、会計アシ
スタントに対し、前記第1の取引情報及び前記第2の取
引情報と共に、当該ユーザに対するサポート要求を通知
する工程と、を備えて構成される。
【0007】この場合において、前記工程(a)〜
(c)が複数回繰り返されるものであり、前記(f)の
工程が、前記データベースにおいて、前記第2の取引情
報に対する1の勘定科目が特定できない場合に、会計ア
シスタントに対し、前記複数の第1の取引情報及び第2
の取引情報と共に、当該ユーザに対するサポート要求を
通知するものであるよう構成することが好ましい。
【0008】また、前記(f)の工程が、ユーザによる
要求に基づいて実行されるものであることが好ましい。
【0009】また、前記(a)の工程が、(a1)前記
取引情報の一部の入力を受け付ける工程と、(a2)前
記入力された取引情報の一部を含む1又は複数の取引情
報を、該ユーザによって過去に入力された取引情報を格
納する履歴データベースから抽出して表示する工程と、
(a3)前記表示された取引情報の中からユーザによっ
て選択された1の取引情報を、前記第1又は第2の取引
情報として受け付ける工程とを備えることが好ましい。
【0010】本発明は、更に、前記(f)の工程の後
に、(g)前記会計アシスタントによる前記ユーザに係
る前記会計処理システムへのログインを受け付ける工程
と、(h)前記1の勘定科目が特定できなかった取引に
ついての前記会計アシスタントによる入力を受け付ける
工程と、(i)前記会計アシスタントによる入力に基づ
いて、当該取引に対する1の勘定科目を決定する工程と
を更に備えることが好ましい。
【0011】また、前記(i)の工程の後に、(j)前
記会計アシスタントによる入力に基づいて、前記勘定科
目が決定されたことをユーザに通知する工程を更に備え
ることが好ましい。
【0012】本発明はまた、少なくとも1のユーザの端
末と少なくとも1の会計アシスタントの端末からアクセ
ス可能な会計処理システムにおいて、ユーザが取引を仕
訳入力する際の仕訳入力支援装置に関する。本発明に係
る仕訳入力支援装置は、取引と勘定科目との対応を格納
したデータベースと、ユーザからの取引についての第1
の取引情報の入力を受け付ける第1の取引情報受付手段
と、前記第1の取引情報に基づいて、該取引に対する勘
定科目を抽出するために、前記データベースにアクセス
する第1の勘定科目抽出手段と、前記データベースにお
いて、前記第1の取引情報に対する1の勘定科目が特定
できない場合に、前記ユーザに対し当該取引についての
第2の取引情報を入力するよう促す表示をする入力要求
表示手段と、前記ユーザからの前記第2の取引情報の入
力を受け付ける第2の取引情報受付手段と、前記第2の
取引情報に基づいて、該取引に対する勘定科目を抽出す
るために、前記データベースにアクセスする第2の勘定
科目抽出手段と、前記データベースにおいて、前記第2
の取引情報に対する1の勘定科目が特定できない場合
に、会計アシスタントに対し、前記第1の取引情報及び
前記第2の取引情報と共に、当該ユーザに対するサポー
ト要求を通知するサポート要求通知手段とを備えて構成
される。
【0013】この場合において、前記サポート要求通知
手段が、ユーザによる要求に基づいて前記サポート要求
を実行するものであることが好ましい。
【0014】また、本発明は、ユーザによって過去に入
力された取引情報を格納する履歴データベースを更に備
え、前記第1の取引情報受付手段が、前記取引情報の一
部の入力を受け付ける手段と、前記入力された取引情報
の一部を含む1又は複数の取引情報を、前記履歴データ
ベースから抽出して表示する履歴表示手段と、前記表示
された取引情報の中からユーザによって選択された1の
取引情報を、前記第1又は第2の取引情報として受け付
ける取引情報受付手段とを備えて構成されることが好ま
しい。
【0015】また、本発明は、前記会計アシスタントに
よる前記ユーザに係る前記会計処理システムへのログイ
ンを受け付けるログイン受付手段と、前記1の勘定科目
が特定できなかった取引についての前記会計アシスタン
トによる入力を受け付けるアシスタント入力受付手段
と、前記会計アシスタントによる入力に基づいて、当該
取引に対する1の勘定科目を決定する勘定科目決定手段
とを更に備えて構成されることが好ましい。
【0016】更に、前記会計アシスタントによる入力に
基づいて、前記勘定科目が決定されたことをユーザに通
知する勘定科目決定通知手段を備えることが好ましい。
【0017】本発明はまた、前記仕訳入力支援装置を備
えた会計処理システムに関する。
【0018】本発明は更に、前記仕訳入力支援方法を実
行するプログラム及び、該プログラムを記録したコンピ
ュータで読み取り可能な情報記録媒体に関する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基い
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る仕訳入力支援装置を実装した会計処理システム
を構成する全体図である。図において、会計処理システ
ム100は、インターネットのようなコンピュータネッ
トワーク上のサーバシステムとして構成され、この会計
処理システムに対する利用契約を完了したユーザのクラ
イアントシステム(以下、ユーザ・クライアント150
という)、及び該ユーザをサポートするための会計アシ
スタントのクライアントシステム(以下、会計アシスタ
ント・クライアント160)からアクセス可能にされ
る。会計アシスタントは、本会計処理システムのユーザ
が当該システムを用いて会計処理を行う場合に、その入
力をサポートする専任スタッフである。本発明に係る仕
訳入力支援装置102は、前記会計処理システム100
の一機能としてこれに組み込まれており、ユーザが、会
計処理システム100において取引の入力を行う際に、
この入力を支援する。好適な実施形態において、仕訳入
力支援装置102は、会計処理システム100上で稼動
するプログラムによって構築され、該システムに含まれ
る取引履歴データベース104及び勘定科目データベー
ス106、並びに会計アシスタントと連携して、ユーザ
の仕訳入力をサポートするものである。
【0020】すなわち、本システムにおけるデータ処理
の概略を説明すると、ユーザがユーザ・クライアント1
50を介して、会計処理システム100にログインし、
取引入力のための画面に移行すると、本実施形態に係る
仕訳入力支援装置102が動作可能な状態になる。取引
入力のための画面において、ユーザが任意の取引名(例
えば、商品の購入に係る取引であれば、その商品名)を
入力していくと(矢印A)、その過程で、仕訳入力支援
装置102が動作して、取引履歴データベース104に
アクセスし、ここからユーザが入力しようとしている取
引の候補を抽出して、ユーザに対してこれをリスト表示
する。ユーザがこの中から対象となる取引を選択する
と、これがユーザによって入力された取引として確定す
る。次いで、取引が確定すると、仕訳入力支援装置10
2は、勘定科目データベース106にアクセスし、ここ
から、該取引が該当すると思われる勘定科目の候補をリ
スト表示する。ユーザは、リスト表示された勘定科目の
中に、当該取引に対して適当と思われる勘定科目が存在
しないと判断する場合には、処理を先に進め、別の取引
名を再度入力する。すると、この入力に対して新たな勘
定科目の候補がリスト表示される。
【0021】前記の手続を数回繰り返した時点で、依然
として目的の勘定科目が決定できない場合には、ユーザ
は、会計アシスタントのサポートを要求することができ
る。会計アシスタントによるサポートの要求は、ユーザ
が、取引入力画面に表示された送信ボタンをクリックす
ることによりなされ、仕訳入力支援装置102はこの信
号を受けて、該対象ユーザのID、前記手続においてユ
ーザが入力した複数の取引の情報、及びユーザが入力し
たコメントなどを、会計アシスタント・クライアント1
60に通知可能な状態とする(矢印B)。会計アシスタ
ントは、これらの情報を受けて、会計処理システムにお
ける対象ユーザの領域にログインし、その専門的知識に
基づいて、ユーザによって入力された複数の情報から対
象の取引を推測し、そして、その取引に対する勘定科目
を決定し、該ユーザに代わってこれを対象の領域に入力
するものである(矢印C)。会計アシスタントによる勘
定科目の入力が確定されると、仕訳入力支援装置102
は、対象のユーザに対して、その旨及び入力された勘定
科目を通知する(矢印D)。このようにして、ユーザが
決定できない取引に対する勘定科目が、専門的知識を有
する会計アシスタントによって補完されることとなる。
【0022】図2は、会計処理システム100の具体的
なシステム構成例を示している。会計処理システム10
0と、該システムに対する利用契約を完了した登録ユー
ザが使用するユーザ・クライアント150及び該ユーザ
に対する会計処理上のサポートを行う会計アシスタント
が使用する会計アシスタント・クライアント160は、
それぞれインターネットなどのコンピュータネットワー
ク250を介して双方向通信可能に繋がれている。会計
処理システム100は、CPU200、RAM202、
ROM204、ハードディスクなどのデータ格納装置2
06及びネットワークインタフェース208を含んでい
る。また、データ格納装置206は、本発明に係る仕訳
入力支援装置に関連して、ユーザがアクセス可能な複数
のウェブページ210、複数種類のデータベース、すな
わち、ユーザデータベース212、取引履歴データベー
ス214及び勘定科目データベース216、並びに、複
数種類のプログラム・モジュール、すなわち、取引履歴
検索モジュール218、勘定科目検索モジュール22
0、サポート要求モジュール222及びサポート処理モ
ジュール224を含んでいる。なお、会計処理システム
は、その処理を実現するために、前述以外の複数のデー
タベース及び複数のプログラム・モジュールを含んでい
るが、ここではその説明を省略している点に留意された
い。
【0023】会計処理システム100は、ネットワーク
インタフェース208を介してコンピュータネットワー
ク250に接続され、ユーザ・クライアント150に対
し、会計処理サービスを実現するWWW(World Wide We
b)サービスを提供する。ユーザ・クライアント150
は、ブラウザ152を含んで構成されたネットワークコ
ンピュータシステムである。ユーザは、ブラウザ152
を用いて会計処理システム100にアクセス可能であ
り、ユーザによるキーボードやマウスによる命令入力に
よって、会計処理システム100は制御され得る。後に
説明するように、会計処理システム100が提供する特
定のサービスへのアクセスは、予め登録されたユーザに
対してのみ行われる。登録されたユーザが該サービスを
利用する際に、ユーザID及びパスワード154が求め
られ、その認証が完了した場合に該サービスが提供され
る。
【0024】会計処理システム100において、ウェブ
ページ210は、HTML(Hyper Text Markup Languag
e)やXML(Extended Markup Language)などのページ記
述言語によって記述され、該記述及び後述する各種モジ
ュールによってここには、ユーザが本システムによるサ
ービスを受けるための仕組みが構築されている。ウェブ
ページ210には、少なくとも各種サービスを選択する
ための仕組みや連絡事項を表示する項目などが含まれた
トップページ、入金処理や出金処理などの取引を入力す
るためのページ、貸借対照表や損益計算書などの財務諸
表を表示するためのページ、ユーザ登録やユーザ情報を
表示するためのページが含まれる。
【0025】ユーザデータベース212には、本システ
ムによるサービスを利用する登録ユーザに関する各種情
報が含まれる。該情報として、例えば、ユーザID、ユ
ーザのアクセスパスワード、氏名、住所、電子メールア
ドレスなどの連絡先、本システムに対する利用契約の種
類などを含むことができる。後に説明するように、本シ
ステムの利用に先立って、ユーザはその登録を完了させ
る。登録ユーザには、ユーザID及びパスワードが送信
され、サービスの利用時にこれを会計処理システム10
0に送信することによって、その利用、すなわちログイ
ンが可能となる。
【0026】取引履歴データベース214は、ユーザが
過去に入力した取引情報を格納するもので、該取引情報
として、出金処理における支払先及び品名を含むデータ
テーブルを含む。取引履歴データベース214の各情報
は、後述する取引履歴検索モジュール218によってア
クセスされ、ユーザが入力しようとする取引名を補完す
るようここから抽出されリスト表示される。
【0027】勘定科目データベース216は、各種の取
引に対する勘定科目を格納したもので、該データベース
内の各勘定科目は、後述する勘定科目検索モジュール2
20によってアクセスされ、ユーザが入力する可能性の
ある取引名に対して、1又は複数のこれに対応する勘定
科目として抽出されリスト表示される。勘定科目データ
ベース216は、具体的には、勘定科目名を格納するフ
ィールド、その勘定科目の内容を説明するためのテキス
トを格納するフィールド、その勘定科目に属する品名な
どの1又は複数の取引名を格納するフィールドを含んで
いる。なお、前記取引名を格納したフィールドには、異
なる勘定科目のレコードにおいて同一の取引名を入力す
ることが許容され、このような場合、1つの取引名の入
力に対して複数の勘定科目のレコードが抽出され得る。
【0028】次に、データ格納装置206に格納された
各種のプログラム・モジュールの機能について説明す
る。これらのプログラム・モジュールは、CPU200
からの要求に応じて適時RAM202上に常駐し、本サ
ーバ上でその機能を実行するものである。
【0029】取引履歴検索モジュール218は、ユーザ
が取引入力画面において対象の取引を入力する際に、前
記取引履歴データベース214にアクセスして、その候
補となる取引履歴を抽出し、前記取引入力画面の所定箇
所にリスト表示するものである。すなわち、ユーザが対
象の取引における取引名の一部を入力した時点(例え
ば、品名として「パソコン」を入力する場合において、
「パ」の文字を入力した時点)で、取引履歴検索モジュ
ール218は、この入力を監視し、その取引名の一部
(この例では、「パ」の文字)を含む取引名のデータ
を、前記取引履歴データベース214から抽出して、入
力候補としてリスト表示するものである。このようにし
てリスト表示された入力候補は、ユーザが取引名の入力
を進めるに従って限定されていき、リスト表示されるべ
き候補は少なくなっていく(例えば、ユーザが「パ」の
文字に続けて、「ソ」の文字を入力した場合には、「パ
ソ」の文字を含む取引名のデータのみが抽出対象とな
る)。ユーザは、このようにしてリスト表示された入力
候補の中から1の取引名を選択し、追加の文字を入力す
ることに代えることができるものである。
【0030】勘定科目検索モジュール220は、ユーザ
が入力した取引に対する1又は複数の勘定科目及びその
説明を、前記勘定科目データベース216の中から抽出
し、入力画面上に表示するためのものである。勘定科目
検索モジュール220は、ユーザが入力画面における取
引の入力を完了し、後述する入力完了ボタンを押下する
ことによって起動される。
【0031】サポート要求モジュール222は、ユーザ
からの指示に基づいて、会計アシスタントに対してデー
タ入力のサポートを要求するためのプログラムである。
ユーザが取引の入力に際して、会計アシスタントの入力
サポートを必要とし、入力画面に表示された後述するサ
ポート要求ボタンが押下された場合に、本モジュールは
起動される。サポート要求モジュール222が起動され
ると、当該ユーザのID、ユーザが当該入力画面におい
て入力したデータの履歴及びコメントが、本会計処理シ
ステムにおける会計アシスタントのアクセス可能領域に
記憶されると共に、その事実が対象の会計アシスタント
に係る会計アシスタント・クライアント160に通知さ
れる。
【0032】サポート処理モジュール224は、会計ア
シスタントが、その担当するユーザの会計領域にログイ
ンし、該ユーザに代わって会計処理を行う場合に起動さ
れるプログラムである。サポート処理モジュール224
は、特定ユーザ、すなわち会計アシスタントによるサポ
ートを要求しているユーザのユーザ領域への会計アシス
タントによるログインを許容し、該アシスタントによる
入力データの修正や更新を許容する。会計アシスタント
は、ブラウザ162を用いて会計処理システム100に
アクセス可能であり、該アシスタントによるキーボード
やマウスによる命令入力によって、会計処理システム1
00は制御され得る。後に説明するように、会計処理シ
ステム100における特定のユーザ領域へのアクセス
は、予め登録された会計アシスタントに対してのみ行わ
れる。会計アシスタントが特定ユーザのサポートを行う
に際しては、会計システムへのログイン時に、ID及び
パスワード164が求められ、また、特定のユーザ領域
へのログイン時には、更にアクセスキーが求められるよ
う構成することが好ましい。前記アクセスキーは、例え
ば、会計アシスタントへのサポート要求時に他の情報と
共に送付することができるであろう。
【0033】次に、本実施形態に係る仕訳入力支援装置
によって実現されるユーザの入力支援のためのデータ処
理について説明する。図3は、本会計処理システムにお
いてユーザが出金データを入力する際の処理のフローチ
ャートを示している。また、図6〜図11は、出金デー
タの入力のためのウェブページの一例を示している。以
下、図2、図3及び図6〜図11に沿って、本仕訳入力
支援装置における出金入力処理を説明する。
【0034】図3において、出金入力処理300は、当
該ユーザが本会計処理システムにログインし、図6に示
すような出金データの入力のためのページ(以下、出金
入力ページ)を開くことによって、開始される(S30
1)。好適な実施形態において、データ格納装置206
内の各プログラム・モジュール218〜224は、ユー
ザによって出金入力ページが開かれると、RAM202
に常駐して、ユーザによるイベントの発生のために待機
した状態にされる。
【0035】ユーザによる出金処理は、基本的に、各取
引ごとに、支払先、取引に係る品名及び金額を、各入力
テキストボックス602,604及び606に入力する
ことによって完了される。ユーザによって入力テキスト
ボックス602に対する支払先の入力が開始されると、
入力処理において処理はステップ302に移り、支払先
入力処理が開始される。支払先入力処理は、入力テキス
トボックス602に何らかの入力があった場合に、前記
取引履歴検索モジュール218を起動することによって
開始する。すなわち、取引履歴検索モジュール218
は、ユーザによって入力テキストボックス602に支払
先の名称の一部が入力された時点で、取引履歴データベ
ース214にアクセスし、該名称の一部を含む支払先の
候補リストを、リスト表示部608に表示する。ユーザ
は、表示された候補の中から支払先を選択して入力を補
完するようにしてもよいし、また、自ら最後まで入力を
完了してもよい。
【0036】次いで、ユーザによって入力テキストボッ
クス604に対する取引に係る品名の入力が開始される
と、入力処理において処理はステップ304に移り、品
名入力処理が開始される。品名入力処理は、前記支払先
の入力の場合と同様に、入力テキストボックス604に
何らかの入力があった場合に、前記取引履歴検索モジュ
ール218を起動することによって開始される。すなわ
ち、取引履歴検索モジュール218は、ユーザによって
入力テキストボックス604に取引に係る品名の一部が
入力された時点で、取引履歴データベース214にアク
セスし、該名称の一部を含む品名の候補リストを、リス
ト表示部610に表示する。入力テキストボックス60
4に「パ」の文字を入力した時点でのリスト表示部61
0の表示を、図6に示している。ユーザは、表示された
候補の中から品名を選択して入力を補完するようにして
もよいし、また、自ら最後まで入力を完了してもよい。
【0037】なお、前記リスト表示部608及び610
は、初期状態において、取引履歴データベース214に
ある全てのデータを、新しい入力順(すなわち、最近入
力した支払先や品名のデータがリストの上部に来るよう
な並び)でリスト表示するよう構成することができる。
この場合、ユーザは、入力テキストボックスへの入力を
全く行わずに、当該リストから対象の支払先や品名を選
択してその入力に代えることができるものである。
【0038】出金入力処理300において、引き続きユ
ーザは、当該取引における金額を、入力テキストボック
ス606において入力する(S306)。このようにし
て、1取引に対する支払先、品名及び金額の入力が完了
すると、ユーザは、図6に示す入力完了ボタン612を
押下することにより、一応の入力が完了したことをシス
テム側に知らせる。
【0039】図3のステップ308において、ユーザに
より入力完了ボタン612が押下されたことがシステム
側に検知されると、勘定科目検索モジュール220が起
動され、入力した取引に対する勘定科目がこれに続く処
理において決定される。すなわち、処理はステップ31
0へ移り、入力された品名に基づいて、勘定科目データ
ベース216がアクセスされる。そして、ステップ31
2において、そのような品名に対する勘定科目の候補が
データベースに存在する場合、処理はステップ314に
移り、ここで、その勘定科目の番号、ピクトグラフ、候
補名及びその勘定科目の説明が、図7に示すように、勘
定科目表示部614においてリスト表示される。このよ
うに表示された勘定科目名及びその説明を参照すること
によって、ユーザは自己の入力した取引に対する勘定科
目を決定することができるようになる。すなわち、ユー
ザは、勘定科目の説明を読むことによってリスト表示さ
れた各勘定科目の内容を理解でき、これによって自己の
取引に対応する勘定科目がリスト表示された中に存在す
るか否かを判断できるようになる。当該判断の結果、取
引に対する勘定科目がこのリスト内に存在する場合に
は、ユーザは、前記勘定科目表示部614に表示された
候補の中からその1つを選択する。一方で、取引に対す
る勘定科目がこのリスト内に存在しないと判断する場合
には、勘定科目表示部614に勘定科目の候補と共に表
示された「その他」の領域を選択する。
【0040】図4のステップ316において、リスト表
示された中の1つの勘定科目がユーザによって選択され
た場合は(ユーザは対象の勘定科目のピクトグラフをク
リックする)、この選択された勘定科目が対象取引の勘
定科目として確定される(S318)。このようにして
勘定科目が確定されると、図8に示すように、出金入力
ページの上部における確定取引表示部616に、当該確
定した取引の勘定科目名、支払先及び品名、並びにその
金額が表示されることとなる。
【0041】一方で、ステップ312において、候補と
なる勘定科目がデータベース内に存在しない場合、及び
ステップ316において、ユーザによって勘定科目表示
部614から「その他」が選択された場合には、処理は
ステップ320へ移る。ステップ320では、ユーザに
よる品名の入力が3回に達しているかが判断される。
【0042】ユーザによる品名の入力が3回に達してい
ない場合、処理はステップ322に移り、図9に示すよ
うに、入力テキストボックス604の上部に、品名の再
入力を促す文字(図の例では、「別の品名を再入力して
ください。」)の表示を行う。この表示と共に、ユーザ
によって最初に入力テキストボックス604に入力され
た品名(図の例では「パソコン」)は、その下部の履歴
表示部618に移される。以上の表示処理を完了した後
に、システムは処理をステップ308に戻し、ユーザが
再度入力を行い、入力完了ボタン612を押下するまで
待機状態となる。
【0043】そして、ユーザが品名の再入力を行い、再
度入力完了ボタン612を押すと、前述したステップ3
10〜316までの処理が繰り返され、ユーザは再度表
示された勘定科目の候補の中からの選択をできるように
なる。勘定科目の再度のリスト表示にも拘わらず、取引
に対する適当な候補が表示されない場合は、ステップ3
16におけるユーザの「その他」の選択によって、処理
はステップ320〜322に渡され、更に別の品名の入
力がユーザに促されるようになる(図10)。
【0044】このような処理が3回繰り返され、履歴表
示部618に表示される品名が3つになると、ステップ
320において、処理は当該ループを抜けてステップ3
24に移り、ここで、図11に示すように、出金入力ペ
ージ上に、会計アシスタントに対するサポートを要求す
るためのサポート要求ボタン620が表示される。この
ボタンの表示に対して、ユーザが自ら勘定科目を決定す
ることをあきらめ、会計アシスタントにサポートを要求
するべく、当該ボタン620が押下されると(S32
6)、処理はステップ328に移り、ここでシステム
は、前述のサポート要求モジュール222の機能によ
り、このユーザのIDと共に、当該出金処理においてユ
ーザが入力した全情報、すなわち、支払先、複数の品
名、金額を、特定の会計アシスタントに通知するよう設
定するものである。なお、ユーザは、サポート要求ボタ
ン620を押下するのに先立って、コメント入力部62
2にコメントを入力することができ、この場合は、前記
情報と共にコメント入力部622に入力したコメントも
会計アシスタントに通知される。会計アシスタントに対
する通知設定は、これらの情報を本会計処理システムに
おける会計アシスタントのアクセス可能領域に記憶させ
ると共に、その事実を対象の会計アシスタントに係る会
計アシスタント・クライアント160に、例えば電子メ
ールなどの方法で通知することにより達成される。以上
の処理を経て、ユーザによる出金入力処理300が終了
する。
【0045】次に、サポート要求の通知を受けた会計ア
シスタントによる入力処理について説明する。図5は、
会計アシスタントがユーザに代わって取引の入力を行う
場合の会計処理システムにおける処理のフローチャート
を示している。
【0046】図において、会計アシスタントによる入力
処理500は、会計処理システムからのユーザサポート
の通知を受けた会計アシスタントが、本会計処理システ
ムにログインすることにより開始される(S502)。
会計アシスタントのログインにより、前記サポート処理
モジュール224が起動され、入力処理500が順じ実
行される。好適な実施形態において、会計アシスタント
の会計システムへのログイン時には、ID及びパスワー
ドが求められる。システムは会計アシスタントによるシ
ステム内へのログインを確認すると、サポートが必要な
ユーザリストをウェブページ上に構築し、これを表示す
る(S504)。このユーザリストは、サポートを要求
している1又は複数のユーザのID及び氏名、並びに、
当該ユーザが取引の入力時に入力した全情報を含んでい
る。
【0047】会計アシスタントは、前記情報を参照し
て、ユーザリストから自己がサポートしようとする1又
は複数のユーザを選択する。システムは、会計アシスタ
ントによって特定のユーザが選択されたことを確認する
と(S506)、会計アシスタントによる当該ユーザ領
域へのログインを許可する(S508)。好適な実施形
態においては、特定のユーザ領域へのログイン時には、
先に電子メール等で送付したアクセスキーが求められ、
その入力によってログインが許可される。ユーザ領域へ
のログインによって、会計アシスタントは、先の処理で
ユーザがサポート要求を出した出金入力ページへ行くこ
とができるようになる。
【0048】会計アシスタントにより、未確定となって
いる対象取引に対して、勘定科目が入力されると(S5
10)、システムはその入力を適切なものとして確定
し、次いで、当該会計アシスタントによる入力があった
ことをユーザへ通知可能なよう設定がなされる。この通
知は、ユーザ領域のトップページに設けたお知らせ欄に
表示するようにしてもよいし、また、電子メールにより
直接対象のユーザに通知するようにしてもよい。以上の
処理を経て、会計アシスタントによる入力処理500が
終了する。このようにして、ユーザが決定できない取引
に対する勘定科目が、専門的知識を有する会計アシスタ
ントによって補完されることとなる。
【0049】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。例え
ば、前記実施形態においては、会計アシスタントの入力
処理においてサポートが必要なユーザリストを表示し
て、その中から特定のユーザを選択するようシステムを
構成しているが、サポート要求の通知を受けた会計アシ
スタントが、直接特定のユーザ領域にログインして、取
引の入力をできるように本システムを構成してもよい。
また、実施形態において示した出金入力ページの構成は
これに限定されず、各種の入力、表示形態を取り得るこ
とは当業者をして明らかであろう。更に、前記実施形態
においては、ユーザによる3回の取引の後に会計アシス
タントによるサポートを受け得るように構成したが、こ
の回数はこれに限定されず、これより少なくても又多く
てもよい。更に、本発明に係る仕訳入力支援方法及び装
置は、前記出金処理における取引のみならず、入金その
他の取引における入力支援システムとして構築し得るこ
とは、当業者をして明らかであろう。
【0050】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、会計に関す
る専門的知識を有していないユーザが会計システムに対
する仕訳入力を行う場合においても、会計アシスタント
によるサポートによってその入力を完結できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る仕訳入力支援装置を
実装した会計処理システムを構成する全体図である。
【図2】会計処理システムの具体的なシステム構成例を
示すブロック図である。
【図3】本会計処理システムにおいてユーザが出金デー
タを入力する際の処理のフローチャートである。
【図4】本会計処理システムにおいてユーザが出金デー
タを入力する際の処理のフローチャートである。
【図5】会計アシスタントがユーザに代わって取引の入
力を行う場合の会計処理システムにおける処理のフロー
チャートである。
【図6】出金データの入力のためのウェブページの一例
及びそれに対する入力経過を示す図である。
【図7】出金データの入力のためのウェブページの一例
及びそれに対する入力経過を示す図である。
【図8】出金データの入力のためのウェブページの一例
及びそれに対する入力経過を示す図である。
【図9】出金データの入力のためのウェブページの一例
及びそれに対する入力経過を示す図である。
【図10】出金データの入力のためのウェブページの一
例及びそれに対する入力経過を示す図である。
【図11】出金データの入力のためのウェブページの一
例及びそれに対する入力経過を示す図である。
【符号の説明】
100 会計処理システム 102 仕訳入力支援装置 104 取引履歴データベース 106 勘定科目データベース 150 ユーザ・クライアント 160 会計アシスタント・クライアント 206 データ格納装置 208 ネットワークインタフェース 210 ウェブページ 212 ユーザデータベース 214 取引履歴データベース 216 勘定科目データベース 218 取引履歴検索モジュール 220 勘定科目検索モジュール 222 サポート要求モジュール 224 サポート処理モジュール 250 コンピュータネットワーク 602,604,606 入力テキストボックス 608,610 リスト表示部 612 入力完了ボタン 614 勘定科目表示部 616 確定取引表示部 618 履歴表示部 620 サポート要求ボタン 622 コメント入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 釜谷 彰一 東京都杉並区西荻南2丁目19番10号 株式 会社東京会計計算センター内 Fターム(参考) 5B085 AA08 BE04 BG01 BG02 BG07 CA04 CA07 CE05 CE10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1のユーザの端末と少なくと
    も1の会計アシスタントの端末からアクセス可能な会計
    処理システムにおいて、ユーザが取引を仕訳入力する際
    の仕訳入力支援方法であって、 (a)ユーザからの取引についての第1の取引情報の入
    力を受け付ける工程と、 (b)前記第1の取引情報に基づいて、該取引に対する
    勘定科目を抽出するために、取引と勘定科目との対応を
    格納したデータベースにアクセスする工程と、 (c)前記データベースにおいて、前記第1の取引情報
    に対する1の勘定科目が特定できない場合に、前記ユー
    ザに対し当該取引についての第2の取引情報を入力する
    よう促す表示をする工程と、 (d)前記ユーザからの前記第2の取引情報の入力を受
    け付ける工程と、 (e)前記第2の取引情報に基づいて、該取引に対する
    勘定科目を抽出するために、前記データベースにアクセ
    スする工程と、 (f)前記データベースにおいて、前記第2の取引情報
    に対する1の勘定科目が特定できない場合に、会計アシ
    スタントに対し、前記第1の取引情報及び前記第2の取
    引情報と共に、当該ユーザに対するサポート要求を通知
    する工程と、を備える仕訳入力支援方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(a)〜(c)が複数回繰り返
    されるものであり、 前記(f)の工程が、前記データベースにおいて、前記
    第2の取引情報に対する1の勘定科目が特定できない場
    合に、会計アシスタントに対し、前記複数の第1の取引
    情報及び第2の取引情報と共に、当該ユーザに対するサ
    ポート要求を通知するものである、請求項1に記載の仕
    訳入力支援方法。
  3. 【請求項3】 前記(f)の工程が、ユーザによる要求
    に基づいて実行されるものである請求項1又は2に記載
    の仕訳入力支援方法。
  4. 【請求項4】 前記(a)の工程が、 (a1)前記取引情報の一部の入力を受け付ける工程
    と、 (a2)前記入力された取引情報の一部を含む1又は複
    数の取引情報を、該ユーザによって過去に入力された取
    引情報を格納する履歴データベースから抽出して表示す
    る工程と、 (a3)前記表示された取引情報の中からユーザによっ
    て選択された1の取引情報を、前記第1又は第2の取引
    情報として受け付ける工程と、を備える請求項1〜3の
    何れか1つに記載の仕訳入力支援方法。
  5. 【請求項5】 前記(f)の工程の後に、 (g)前記会計アシスタントによる前記ユーザに係る前
    記会計処理システムへのログインを受け付ける工程と、 (h)前記1の勘定科目が特定できなかった取引につい
    ての前記会計アシスタントによる入力を受け付ける工程
    と、 (i)前記会計アシスタントによる入力に基づいて、当
    該取引に対する1の勘定科目を決定する工程と、を更に
    備える請求項1〜4の何れか1つに記載の仕訳入力支援
    方法。
  6. 【請求項6】 前記(i)の工程の後に、 (j)前記会計アシスタントによる入力に基づいて、前
    記勘定科目が決定されたことをユーザに通知する工程、
    を更に備える請求項5に記載の仕訳入力支援方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも1のユーザの端末と少なくと
    も1の会計アシスタントの端末からアクセス可能な会計
    処理システムにおいて、ユーザが取引を仕訳入力する際
    の仕訳入力支援装置であって、 取引と勘定科目との対応を格納したデータベースと、 ユーザからの取引についての第1の取引情報の入力を受
    け付ける第1の取引情報受付手段と、 前記第1の取引情報に基づいて、該取引に対する勘定科
    目を抽出するために、前記データベースにアクセスする
    第1の勘定科目抽出手段と、 前記データベースにおいて、前記第1の取引情報に対す
    る1の勘定科目が特定できない場合に、前記ユーザに対
    し当該取引についての第2の取引情報を入力するよう促
    す表示をする入力要求表示手段と、 前記ユーザからの前記第2の取引情報の入力を受け付け
    る第2の取引情報受付手段と、 前記第2の取引情報に基づいて、該取引に対する勘定科
    目を抽出するために、前記データベースにアクセスする
    第2の勘定科目抽出手段と、 前記データベースにおいて、前記第2の取引情報に対す
    る1の勘定科目が特定できない場合に、会計アシスタン
    トに対し、前記第1の取引情報及び前記第2の取引情報
    と共に、当該ユーザに対するサポート要求を通知するサ
    ポート要求通知手段と、を備える仕訳入力支援装置。
  8. 【請求項8】 前記サポート要求通知手段が、ユーザに
    よる要求に基づいて前記サポート要求を実行するもので
    ある請求項7に記載の仕訳入力支援装置。
  9. 【請求項9】 ユーザによって過去に入力された取引情
    報を格納する履歴データベースを更に備え、 前記第1の取引情報受付手段が、前記取引情報の一部の
    入力を受け付ける手段と、前記入力された取引情報の一
    部を含む1又は複数の取引情報を、前記履歴データベー
    スから抽出して表示する履歴表示手段と、前記表示され
    た取引情報の中からユーザによって選択された1の取引
    情報を、前記第1又は第2の取引情報として受け付ける
    取引情報受付手段とを備える、請求項7又は8に記載の
    仕訳入力支援装置。
  10. 【請求項10】 前記会計アシスタントによる前記ユー
    ザに係る前記会計処理システムへのログインを受け付け
    るログイン受付手段と、 前記1の勘定科目が特定できなかった取引についての前
    記会計アシスタントによる入力を受け付けるアシスタン
    ト入力受付手段と、 前記会計アシスタントによる入力に基づいて、当該取引
    に対する1の勘定科目を決定する勘定科目決定手段と、
    を更に備える請求項7〜9の何れか1つに記載の仕訳入
    力支援装置。
  11. 【請求項11】 前記会計アシスタントによる入力に基
    づいて、前記勘定科目が決定されたことをユーザに通知
    する勘定科目決定通知手段、を更に備える請求項10に
    記載の仕訳入力支援装置。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11の何れか1つに記載の
    仕訳入力支援装置を備えた会計処理システム。
  13. 【請求項13】 請求項1〜6の何れか1つに記載の仕
    訳入力支援方法を実行するプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のプログラムを記録
    したコンピュータで読み取り可能な情報記録媒体。
JP2002073732A 2002-03-18 2002-03-18 仕訳入力支援方法及び装置 Pending JP2003271893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002073732A JP2003271893A (ja) 2002-03-18 2002-03-18 仕訳入力支援方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002073732A JP2003271893A (ja) 2002-03-18 2002-03-18 仕訳入力支援方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003271893A true JP2003271893A (ja) 2003-09-26

Family

ID=29203315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002073732A Pending JP2003271893A (ja) 2002-03-18 2002-03-18 仕訳入力支援方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003271893A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006720A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Oki Electric Ind Co Ltd 取引装置及びプログラム
JP2017037442A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社日本デジタル研究所 会計処理システム、方法およびプログラム
JPWO2014148045A1 (ja) * 2013-03-18 2017-02-16 フリー株式会社 会計処理装置、会計処理方法及び会計処理プログラム
JPWO2020234920A1 (ja) * 2019-05-17 2021-12-09 株式会社マネーフォワード 情報処理装置及びプログラム
WO2022092197A1 (ja) * 2020-10-30 2022-05-05 株式会社スキャる 会計支援システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006720A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Oki Electric Ind Co Ltd 取引装置及びプログラム
JPWO2014148045A1 (ja) * 2013-03-18 2017-02-16 フリー株式会社 会計処理装置、会計処理方法及び会計処理プログラム
JP2017037442A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社日本デジタル研究所 会計処理システム、方法およびプログラム
JPWO2020234920A1 (ja) * 2019-05-17 2021-12-09 株式会社マネーフォワード 情報処理装置及びプログラム
JP7161613B2 (ja) 2019-05-17 2022-10-26 株式会社マネーフォワード 情報処理装置及びプログラム
WO2022092197A1 (ja) * 2020-10-30 2022-05-05 株式会社スキャる 会計支援システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190287127A1 (en) Intents for offer-discovery systems
US6789078B2 (en) Member information registration method and system, and member verification method and system
US6721743B1 (en) Value points exchanging managing method among first and second business entities where value points available to on-line customer obtaining goods or services
US20060206838A1 (en) Apparatus and method to navigate interactive television using unique inputs with a remote control
US20070022419A1 (en) Methods and systems for automatically creating a site menu
US20020013788A1 (en) System and method for automatically learning information used for electronic form-filling
US20100179892A1 (en) Providing One Party with Access to an Account of Another Party
JP5424673B2 (ja) マーケティング支援システム
US20090158399A1 (en) Method and apparatus for processing a multi-step authentication sequence
US20060069763A1 (en) Queue management device
JP4835023B2 (ja) 営業店システム
CN101180643A (zh) 用图形用户界面访问旅行结算系统中交易数据的方法和装置
US20210374201A1 (en) Action recommendation engine
KR100871234B1 (ko) 정보 제공 시스템, 정보 제공 방법 및 컴퓨터 판독가능한 기록 매체
JP2004295267A (ja) 広告方法,及び、広告プログラム
TW201211804A (en) Information provision device, information provision method, programme, and information recording medium
JP2003271893A (ja) 仕訳入力支援方法及び装置
US20060095780A1 (en) System and method to facilitate importation of user profile data over a network
US20020040330A1 (en) Apparatus and method for providing information about sale of goods, method for displaying information about sale of goods, and computer-readable recording medium
JP6345550B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP4325427B2 (ja) 営業店システム
JP2001195535A (ja) ネットワークにおける入力フォームに対する入力支援方法及び入力支援装置
JP2005122396A (ja) 情報提供装置、情報提供システム及びコンピュータプログラム
US20230205825A1 (en) Extracting webpage features using coded data packages for page heuristics
KR20010090543A (ko) 네트워크를 통한 계좌 통합 관리 시스템 및 그 방법