JP2003271841A - 仲介者選定システム、仲介情報処理装置、情報端末装置、仲介者選定方法、および、プログラム - Google Patents

仲介者選定システム、仲介情報処理装置、情報端末装置、仲介者選定方法、および、プログラム

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JP2003271841A
JP2003271841A JP2002073220A JP2002073220A JP2003271841A JP 2003271841 A JP2003271841 A JP 2003271841A JP 2002073220 A JP2002073220 A JP 2002073220A JP 2002073220 A JP2002073220 A JP 2002073220A JP 2003271841 A JP2003271841 A JP 2003271841A
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Kakuo Kimura
覚男 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不動産の売買者と仲介者とを適切に結び付け
ることのできる、仲介者選定システム等を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 本発明にかかる仲介者選定システムは、
売買対象に関する情報を格納する売却物件情報DB11
と、入札条件に関する情報を格納すると共に、仲介者の
選定結果を格納する入札条件・結果情報DB14と、売
却物件情報DB11にて格納された情報および入札条件
・結果情報DB14にて格納された情報を、仲介者のク
ライアント装置3に送信する閲覧処理部18cと、売買
対象の売買の仲介を行うことに対する入札内容を格納す
る入札内容情報DB15とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の商品やサー
ビスの売り手や買い手が、自己の売買を仲介してくれる
仲介者を選定するための、仲介者選定システム、仲介情
報処理装置、情報端末装置、仲介者選定方法、および、
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、多数の不動産売買が行なわれてい
る。この不動産売買を円滑かつ適切に行うためには、不
動産物件に関する情報を集め、不動産物件の価値等を専
門知識に基づいて評価することのできる不動産売買の仲
介者(例えば、宅地建物取引業者)の存在が重要であ
る。特に、近年の不良債権処理等が進む状況下において
は、不動産売買の需要が増大しており、仲介者の役割が
一層重要になっている。
【0003】従来、この仲介者を介した不動産の売買は
次のように行なわれていた。まず、不動産の売り手は、
不動産専門誌や広告によって仲介者を探し、この仲介者
に電話や訪問等によって直接アクセスして、売却したい
不動産(売却物件)の情報を伝える。そして、仲介者が
売却物件を調査し、この調査結果に基づいて売却条件を
売り手と協議し、売却条件が決定した場合にはその内容
を専門誌や新聞等に公示する。
【0004】一方、この売却物件の購入を希望する買い
手は、売り手と同様にして仲介者に直接アクセスし、自
己が購入を希望する売却物件の条件を伝える。そして、
仲介者は、買い手の希望する売却物件の不動産価値等を
調査し、その購入条件を買い手と協議する。その後、売
り手の仲介者と買い手の仲介者が協議を行い、場合によ
っては売却条件や購入条件を再度調整し、両条件が相互
に一致した場合には売買契約を成立させる。そして、仲
介者は売り手または買い手(以下必要に応じて、売り手
と買い手を「売買者」と称する)から仲介手数料を取得
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、売買者
が不動産専門誌や広告によって仲介者を選定する場合に
は、以下のような多くの問題を有していた。まず、不動
産専門誌や広告のような物理的メディアによる情報伝達
は効率が悪く、また、カバーできる範囲には限界があ
る。したがって、売買者にとっては仲介者の情報を広く
集めることが困難であるという問題があり、また、仲介
者にとっては自己の存在自体や得意分野等のPR情報
を、多数の売買者に伝えることが困難であるという問題
がある。
【0006】また、このような仲介者選定では、仲介者
から提示される情報が一方的に売買者に伝えられるた
め、売買者の事情や要望を仲介者に伝えることができ
ず、あるいは、売買者の事情や要望に応じた仲介者の対
応を売買者に伝えることができない。例えば、仲介者
は、特定の物件に関しては特別に仲介手数料を安くでき
るような場合がある。このような状況は、売買者と仲介
者の双方にとって好ましい状況であるにも関わらず、仲
介者は、売買者が仲介を依頼しようとしている物件の情
報を事前に把握することができないので、低額の仲介手
数料を売買者に提示する機会を得ることができない。な
お、これまで説明した従来の技術および発明が解決しよ
うとする課題は、不動産売買の仲介者選定に限られず、
任意の商品やサービスを取り引きする際の仲介者選定に
おいても、同様に考えることができる。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、不動産の売買者と仲介者とを適切に結び付けること
のできる、仲介者選定システム、仲介情報処理装置、情
報端末装置、仲介者選定方法、および、プログラムを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載の仲介者選定システムは、売買
対象の売買の仲介者の選定に関する情報を処理する仲介
情報処理装置と、売買を行う売買者の情報端末装置およ
び売買の仲介を行う仲介者の情報端末装置とを、ネット
ワークを介して通信可能に接続して構成された仲介者選
定システムであって、上記仲介情報処理装置には、上記
売買者の情報端末装置を介して送信された情報であっ
て、上記売買対象に関する情報を格納する売買対象情報
格納手段と、上記売買者の情報端末装置を介して送信さ
れた情報であって、上記売買対象の入札条件に関する情
報を格納する入札条件情報格納手段と、上記売買対象情
報格納手段にて格納された情報および上記入札条件情報
格納手段にて格納された情報を、上記仲介者からの要求
に応じて当該仲介者の情報端末装置に送信する閲覧処理
手段と、上記仲介者の情報端末装置を介して送信された
情報であって、上記売買対象の売買の仲介を行うことに
対する入札内容を格納する入札内容情報格納手段と、上
記入札内容情報格納手段にて格納された情報に基づいて
行われた仲介者の選定結果を格納する入札結果情報格納
手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】このシステムによれば、売買者が提示した
売買対象に関する情報や入札条件に関する情報が仲介者
に提示されるので、これを見た仲介者は自己が仲介する
ことについての入札を行うことができる。また、この入
札の内容が格納されるので、この入札の内容に基づいて
自動的または手動的に仲介者を選定することができる。
さらに、この入札の内容に基づいて行われた選定結果が
格納されるので、この選定結果を自動的または手動的に
仲介者等に通知することができる。すなわち、本システ
ムによれば、このような一連の手続きが実行可能となる
ので、仲介者自身についての入札を行うことができる。
【0010】また、本発明は仲介情報処理装置に関する
ものであり、請求項2に記載の仲介情報処理装置は、売
買対象の売買を行う売買者の情報端末装置および売買の
仲介を行う仲介者の情報端末装置に対して、ネットワー
クを介して通信可能に接続された仲介情報処理装置であ
って、上記売買者の情報端末装置を介して送信された情
報であって、上記売買対象に関する情報を格納する売買
対象情報格納手段と、上記売買者の情報端末装置を介し
て送信された情報であって、上記売買対象の入札条件に
関する情報を格納する入札条件情報格納手段と、上記売
買対象情報格納手段にて格納された情報および上記入札
条件情報格納手段にて格納された情報を、上記仲介者か
らの要求に応じて当該仲介者の情報端末装置に送信する
閲覧処理手段と、上記仲介者の情報端末装置を介して送
信された情報であって、上記売買対象の売買の仲介を行
うことに対する入札内容を格納する入札内容情報格納手
段と、上記入札内容情報格納手段にて格納された情報に
基づいて行われた仲介者の選定結果を格納する入札結果
情報格納手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】この装置によれば、売買者が提示した売買
対象に関する情報や入札条件に関する情報が仲介者に提
示されるので、これを見た仲介者は自己が仲介すること
についての入札を行うことができる。また、この入札の
内容が格納されるので、この入札の内容に基づいて自動
的または手動的に仲介者を選定することができる。さら
に、この入札の内容に基づいて行われた選定結果が格納
されるので、この選定結果を自動的または手動的に仲介
者等に通知することができる。すなわち、本装置によれ
ば、このような一連の手続きが実行可能となるので、仲
介者自身についての入札を行うことができる。
【0012】また、請求項3に記載の仲介情報処理装置
は、請求項2に記載の仲介情報処理装置において、上記
入札条件情報格納手段は、入札に参加することのできる
仲介者を特定するための情報を格納し、上記閲覧処理手
段は、上記売買対象情報格納手段にて格納された情報お
よび上記入札条件情報格納手段にて格納された情報を、
上記入札条件情報格納手段にて格納された情報にて特定
される上記仲介者の情報端末装置のみに送信することを
特徴とする。
【0013】この装置によれば、入札に参加することの
できる仲介者として特定された仲介者に対してのみ情報
が送信されるので、売買者は入札に参加できる仲介者を
任意に選定することができ、例えば、自己が信頼してい
る仲介者にのみ仲介入札を行ってもらうことができる。
【0014】また、請求項4に記載の仲介情報処理装置
は、請求項2または3に記載の仲介情報処理装置におい
て、上記入札条件情報格納手段は、複数の入札段階に区
分された各入札についての入札条件を格納し、上記閲覧
処理手段は、上記入札条件情報格納手段にて格納された
情報のうち、上記仲介者からの要求にて特定された段階
の入札条件を送信し、上記入札内容情報格納手段は、各
入札段階についての入札内容を格納し、上記入札結果情
報格納手段は、各入札段階についての選定結果を格納す
ることを特徴とする。
【0015】この装置によれば、入札条件、入札内容、
および、入札結果がそれぞれ複数の入札段階に区分され
ており、入札を複数段階で実施することができる。した
がって、各段階において提示情報や入札条件を適宜変更
して多段的な入札を行うことができ、入札を単に1度だ
け行う場合に比べて、一層詳細な仲介者選定を行うこと
ができる。
【0016】また、請求項5に記載の仲介情報処理装置
は、請求項2〜4のいずれか一つに記載の仲介情報処理
装置において、上記入札条件情報格納手段は、各仲介者
に対して送信する情報のレベルを格納し、上記閲覧処理
手段は、上記入札条件情報格納手段にて格納されたレベ
ルに応じた情報のみを、上記仲介者の情報端末装置に送
信することを特徴とする。
【0017】この装置によれば、仲介者に対して送信す
る情報のレベルが格納され、このレベルに応じた情報の
みが仲介者に送信されるので、入札段階に応じて開示す
る情報のレベルを変えたり、仲介者毎に開示する情報の
レベルを変えることができ、入札状況や仲介者に応じた
情報開示を行うことができる。
【0018】また、請求項6に記載の仲介情報処理装置
は、請求項4および5に記載の仲介情報処理装置におい
て、上記入札条件情報格納手段にて格納された情報のレ
ベルは、上記入札段階毎に設定され、上記各入札段階に
おける情報のレベルを、当該入札段階が進む毎に詳細な
情報が閲覧できるレベルに更新するレベル更新手段を備
えたことを特徴とする。
【0019】この装置によれば、入札段階が進む毎に、
開示する情報のレベルを自動的に変えることができるの
で、1次入札では概要の情報のみを開示し、2次入札で
はさらに詳細な情報を開示する等、情報の開示レベルを
入札段階に応じて任意に変更することができる。
【0020】また、請求項7に記載の仲介情報処理装置
は、請求項2〜6のいずれか一つに記載の仲介情報処理
装置において、上記仲介者を選定する際の参考になる選
定補助情報を格納する選定補助情報格納手段を備え、上
記閲覧処理手段は、上記売買者からの要求に応じて、上
記選定補助情報格納手段にて格納された選定補助情報を
当該売買者の情報端末装置に送信することを特徴とす
る。
【0021】この装置によれば、選定補助情報が格納さ
れ、この選定補助情報が必要に応じて売買者に送信され
るので、売買者はこの選定補助情報を参考にして仲介者
の選定を行うことができる。このため、仲介者選定を一
層容易かつ適切に行うことができる。
【0022】また、本発明は情報端末装置に関するもの
であり、請求項8に記載の情報端末装置は、売買対象の
売買の仲介者の選定に関する情報を処理する仲介情報処
理装置に対して、ネットワークを介して通信可能に接続
された情報端末装置であって、仲介することについての
入札に参加するため、当該仲介を行うための仲介手数料
を入札条件として入力するための入力インターフェース
と、上記入力インターフェースを介して入力された仲介
手数料を、上記仲介情報処理装置に送信する送信手段と
を備えたことを特徴とする。
【0023】この装置は、仲介者を入札形式で選定する
ためのシステムにおいて、仲介者側に設けられる端末装
置を特定するものである。この装置によれば、仲介者は
仲介手数料を入力インターフェースに入力して仲介情報
処理装置に送信することができるので、仲介者自身の入
札に参加することができる。
【0024】また、本発明は仲介者選定方法に関するも
のであり、請求項9に記載の仲介者選定方法は、売買対
象の売買の仲介者の選定に関する情報を処理する仲介情
報処理装置と、売買を行う売買者の情報端末装置および
売買の仲介を行う仲介者の情報端末装置とを、ネットワ
ークを介して通信可能に接続して構成された仲介者選定
システムにおいて、上記仲介者の選定を行う仲介者選定
方法であって、上記売買者の情報端末装置から送信され
た情報であって、上記売買対象に関する情報を上記仲介
情報処理装置に格納する売買対象情報格納手順と、上記
売買者の情報端末装置から送信された情報であって、上
記売買対象の入札条件に関する情報を上記仲介情報処理
装置に格納する入札条件情報格納手順と、上記売買対象
情報格納手順において格納された情報および上記入札条
件情報格納手順において格納された情報を、仲介者から
の要求に応じて当該仲介者の情報端末装置に送信する閲
覧処理手順と、上記仲介者の情報端末装置から送信され
た情報であって、上記売買対象の売買の仲介を行うこと
に対する入札内容を格納する入札内容情報格納手順と、
上記入札内容情報格納手順において格納された情報に基
づいて行われた仲介者の選定結果を格納する入札結果情
報格納手順とを備えたことを特徴とする。
【0025】この方法によれば、売買者が提示した売買
対象に関する情報や入札条件に関する情報が仲介者に提
示されるので、これを見た仲介者は自己が仲介すること
についての入札を行うことができる。また、この入札の
内容が格納されるので、この入札の内容に基づいて自動
的または手動的に仲介者を選定することができる。さら
に、この入札の内容に基づいて行われた選定結果が格納
されるので、この選定結果を自動的または手動的に仲介
者等に通知することができる。すなわち、本装置によれ
ば、このような一連の手続きが実行可能となるので、仲
介者自身についての入札を行うことができる。
【0026】また、請求項10に記載の仲介者選定方法
は、請求項9に記載の仲介者選定方法において、上記入
札条件情報格納手順において、入札に参加することので
きる仲介者を特定するための情報を格納し、上記閲覧処
理手順において、上記売買対象情報格納手順において格
納された情報および上記入札条件情報格納手順において
格納された情報を、上記入札条件情報格納手順において
格納された情報にて特定される上記仲介者の情報端末装
置のみに送信することを特徴とする。
【0027】この方法によれば、入札に参加することの
できる仲介者として特定された仲介者に対してのみ情報
が送信されるので、売買者は入札に参加できる仲介者を
任意に選定することができ、例えば、自己が信頼してい
る仲介者にのみ仲介入札を行ってもらうことができる。
【0028】また、請求項11に記載の仲介者選定方法
は、請求項9または10に記載の仲介者選定方法におい
て、上記入札条件情報格納手順において、複数の入札段
階に区分された各入札についての入札条件を格納し、上
記閲覧処理手順において、上記入札条件情報格納手順に
おいて格納された情報のうち、上記仲介者からの要求に
て特定された段階の入札条件を送信し、上記入札内容情
報格納手順において、各入札段階についての入札内容を
格納し、上記入札結果情報格納手順において、各入札段
階についての選定結果を格納することを特徴とする。
【0029】この方法によれば、入札条件、入札内容、
および、入札結果がそれぞれ複数の入札段階に区分され
ており、入札を複数段階で実施することができる。した
がって、各段階において提示情報や入札条件を適宜変更
して多段的な入札を行うことができ、入札を単に1度だ
け行う場合に比べて、一層詳細な仲介者選定を行うこと
ができる。
【0030】また、請求項12に記載の仲介者選定方法
は、請求項9〜11のいずれか一つに記載の仲介者選定
方法において、上記入札条件情報格納手順において、各
仲介者に対して送信する情報のレベルを格納し、上記閲
覧処理手順において、上記入札条件情報格納手段にて格
納されたレベルに応じた情報のみを、上記仲介者の情報
端末装置に送信することを特徴とする。
【0031】この方法によれば、仲介者に対して送信す
る情報のレベルが格納され、このレベルに応じた情報の
みが仲介者に送信されるので、入札段階に応じて開示す
る情報のレベルを変えたり、仲介者毎に開示する情報の
レベルを変えることができ、入札状況や仲介者に応じた
情報開示を行うことができる。
【0032】また、請求項13に記載の仲介者選定方法
は、請求項11および12に記載の仲介者選定方法にお
いて、上記入札条件情報格納手順において格納された情
報のレベルは、上記入札段階毎に設定され、上記各入札
段階における情報のレベルを、当該入札段階が進む毎に
詳細な情報が閲覧できるレベルに更新するレベル更新手
順を備えたことを特徴とする。
【0033】この方法によれば、入札段階が進む毎に、
開示する情報のレベルを自動的に変えることができるの
で、1次入札では概要の情報のみを開示し、2次入札で
はさらに詳細な情報を開示する等、情報の開示レベルを
入札段階に応じて任意に変更することができる。
【0034】また、請求項14に記載の仲介者選定方法
は、請求項9〜13のいずれか一つに記載の仲介者選定
方法において、上記仲介者を選定する際の参考になる選
定補助情報を格納する選定補助情報格納手順を備え、上
記閲覧処理手順において、上記売買者からの要求に応じ
て、上記選定補助情報格納手段にて格納された選定補助
情報を当該売買者の情報端末装置に送信することを特徴
とする。
【0035】この方法によれば、選定補助情報が格納さ
れ、この選定補助情報が必要に応じて売買者に送信され
るので、売買者はこの選定補助情報を参考にして仲介者
の選定を行うことができる。このため、仲介者選定を一
層容易かつ適切に行うことができる。
【0036】また、本発明はプログラムに関するもので
あり、請求項15に記載のプログラムは、上記請求項9
〜13のいずれか一つに記載された仲介者選定方法をコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
【0037】このプログラムによれば、当該プログラム
をコンピュータに実行させることによって、請求項9〜
13のいずれか一つに記載された仲介者選定方法と同様
の効果を得ることができる。
【0038】ここで、「プログラム」とは、任意の言語
や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソー
スコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、
「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限
られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成
されるものや、OS(Operating System)に代表される
別個のプログラムと協働してその機能を達成するものを
も含む。さらに、実施の形態に示した各装置において記
録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、
あるいは、読み取り後のインストール手順等について
は、周知の構成や手順を用いることができる。
【0039】また、このプログラムは、コンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによっ
て読み出されることで実行される。ここで、「コンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディ
スク(FD)、光磁気ディスク、ROM、EPROM、
EEPROM、CD−ROM、DVD等の任意の「可搬
用の物理媒体」や、各種コンピュータシステムに内蔵さ
れるROM、RAM、HD等の任意の「固定用の物理媒
体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代
表されるネットワークを介してプログラムを送信する場
合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保
持する「通信媒体」を含むものとする。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる仲介者選
定システム、仲介情報処理装置、情報端末装置、仲介者
選定方法、および、プログラムの実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。特に、以下の実施の
形態においては、本発明を、不動産を売却する売り手が
仲介者を選定する場合に適用した例について説明する
が、不動産に限られることなく任意の商品やサービスを
取り引きする際にも同様に適用することができ、また、
売り手でなく買い手が仲介者を選定する場合にも同様に
適用することができる。
【0041】(仲介者選定の概要)以下、本システムに
て行われる仲介者選定の概要について説明し、その後、
本システムの構成および処理等について詳細に説明す
る。図1は仲介者選定の概念を説明するための説明図で
ある。本システムは、概略的に、売り手の仲介者を入札
形式にて選定するシステムである。この入札は、複数の
入札段階(本実施の形態では、1次入札と2次入札の2
段階)に区分して行われ、各入札段階においては、仲介
者に提示される情報の内容や、仲介者が入札する際に提
示する情報の内容が異なる。
【0042】具体的には、図1に示すように、まず、売
り手は、本システムへ会員登録を行う(ステップSA−
1、SA−2)。また、売り手は、会員登録と同時また
はその後の任意のタイミングで、自己の売却物件につい
ての情報を本システムに登録すると共に、この売却物件
の1次入札に参加できる仲介者と、この1次入札のため
に各仲介者に開示する情報のレベルとを本システムに登
録する(ステップSA−3、SA−4)。一方、仲介者
は、本システムへの会員登録を行う(ステップSA−
5、SA−6)。また、仲介者は、会員登録と同時また
はその後の任意のタイミングで、自己PR情報を登録す
る(ステップSA−7、SA−8)。
【0043】その後、1次入札に参加できる仲介者とし
て指定された仲介者は、売り手が登録した売却物件の情
報のうち、この売り手にて指定されたレベルの情報のみ
を閲覧することができる(ステップSA−9、SA−1
0)。そして、仲介者が、この情報を参考にして1次入
札を行うと、この内容が本システムに登録される(ステ
ップSA−11、SA−12)。この1次入札におい
て、仲介者は、自己の仲介手数料を入札する。
【0044】そして、売り手は、仲介者による1次入札
の内容や、仲介者選定を補助するために本システムに登
録されている選定補助情報を閲覧することができる(ス
テップSA−13、SA−14)。そして、売り手が、
これらの情報に基づいて一人または複数人の仲介者を1
次選定し(ステップSA−15)、その選定結果を入力
すると(ステップSA−16)、この情報が本システム
に登録される(ステップSA−17)。この選定結果
は、仲介者に通知される(ステップSA−18、SA−
19)。ここで、選定補助情報としては、仲介者が登録
した自己PR情報と、これまでに売り手から本システム
に対して寄せられた各仲介者に対する評価情報とがあ
る。
【0045】その後、1次選定で選定された仲介者は、
基本的には1次入札時よりも詳細なレベルの情報を閲覧
することができる(ステップSA−20、SA−2
1)。そして、仲介者が、この情報を参考にして2次入
札を行うと、この内容が本システムに登録される(ステ
ップSA−22、SA−23)。この2次入札におい
て、仲介者は、自己の仲介手数料、売却予想期間、およ
び、売却予想価格を入札する。
【0046】そして、売り手は、このように登録された
2次入札の内容を閲覧することができる(ステップSA
−24、SA−25)。そして、売り手が、これらの情
報に基づいて一人の仲介者を2次選定し(ステップSA
−26)、その選定結果を入力すると(ステップSA−
27)、この情報が本システムに登録される(ステップ
SA−28)。この選定結果は、仲介者に通知される
(ステップSA−29、SA−30)。
【0047】この2次選定にて選定された仲介者は、最
終的に売り手の仲介者として決定され、この売り手との
間において、仲介者契約を締結する(ステップSA−3
1、SA−32)。その後、この仲介者の仲介によって
不動産が売却されると(ステップSA−33、SA−3
4)、売り手から仲介者に対して仲介手数料が支払われ
(ステップSA−35、SA−36)、さらに、仲介者
から本システムの開設者に対して紹介手数料が支払われ
る(ステップSA−37、SA−38)。これにて、一
連の仲介者選定が終了する。
【0048】このように本システムにおいては、売買の
仲介者自身を入札にて選定する点、入札を複数段階で行
う点、入札に参加できる仲介者を売買者が選定する点、
入札に参加する仲介者やその入札レベルによって開示情
報のレベルを変える点、売り手に対して選定補助情報を
提供する点等に基本的な特徴を有する。このように行わ
れる本方法の各ステップのうち、仲介者および売買者の
登録、売り手による売却希望の登録とこの売り手に対す
る仲介者の紹介、買い手による購入希望の登録とこの買
い手に対する仲介者の紹介、および、入札については、
ネットワークを用いた本システムによって行うことがで
きる。その他のステップは、ネットワークを用いること
なく行うことができる。
【0049】なお、ここで示した本システムの概要はあ
くまで一例であり、その一部を任意に変更することがで
きる。また、上述の各ステップのうち、仲介者契約の締
結、仲介手数料の支払い、および、紹介手数料の支払い
については、手動で行われるが、これらについても必要
に応じて公知のシステムを適用して自動化することがで
きる。
【0050】(システム構成)以下、本システムの構成
について説明する。図2はこの実施形態にかかる仲介者
選定システムの全体構成図である。この図2に示すよう
に、本実施の形態にかかる仲介者選定システム(以下、
本システム)は、仲介情報処理装置であるサーバ装置1
と、売り手にて使用される情報端末装置であるクライア
ント装置2、および、仲介者にて使用される情報端末装
置であるクライアント装置3とを、インターネット4を
介して通信可能に接続して構成されている。
【0051】(システム構成―サーバ装置1)まず、サ
ーバ装置1の構成について説明する。図2においてサー
バ装置1は、概略的に、売り手情報DB(DB=データ
ベース)10、売却物件情報DB11、仲介者情報DB
12、選定補助情報DB13、入札条件・結果情報DB
14、入札内容情報DB15、WebDB16、通信制
御IF(IF=インターフェース)17、および、制御
部18を備えて構成されており、これら各部は任意の通
信路を介して通信可能に接続されている。さらに、この
サーバ装置1は、ルータ等の図示しない通信装置および
専用線を介して、インターネット4に通信可能に接続さ
れている。なお、各DBへのアクセスは実際にはDBM
S(Database Management System)を介して行なわれる
が、このDBMSについては省略する。
【0052】これらサーバ装置1の各構成要素のうち、
売り手情報DB10は、売り手に関する情報(売買者情
報)を格納する売買者情報格納手段である。図3には、
この売買者情報の一例を示す。この情報は、図3に示す
ように、各売り手を一意に識別するための売り手ID、
各売り手が正当な者であるか否かの認証を行うための売
り手パスワード、各売り手の氏名や社名、各売り手の住
所、および、各売り手の電子メールアドレスを相互に関
連付けて構成されている。
【0053】また、売却物件情報DB11は、売り手か
ら提示された売却物件に関する情報(売却物件情報、売
買対象情報)を格納する売買対象情報格納手段である。
図4には、この売却物件情報の一例を示す。この情報
は、図4に示すように、各売却物件を一意に識別するた
めの売却物件ID、各売却物件を登録した売り手の売り
手ID、各売却物件の物件の種別(例えば、一戸建て、
マンション、ビル、土地のみ等)、各売却物件の所在地
の概要(例えば、市区町村レベルの住所)、各売却物件
への交通手段の概要(例えば、最寄の路線)、各売却物
件の敷地面積、各売却物件の築年数、各売却物件の構造
(例えば、木造、鉄筋等)、各売却物件への交通手段の
詳細(例えば、最寄駅)、各売却物件の建蔽率、各売却
物件の容積率、各売却物件の所在地の詳細(例えば、番
地まで含んだ住所)、各売却物件の抵当権の有無、およ
び、この物件の仲介を行なう者として最終的に選定され
た仲介者の仲介者IDを相互に関連付けて構成されてい
る。ただし、売却物件情報としては、上記の情報以外に
も、入札内容を算定等するために参考になり得る任意の
情報を格納することができる。
【0054】ここで、売却物件情報(仲介者ID等の一
部を除く)は、図4に示すように、第1レベル〜第3レ
ベルまでの3段階にレベル分けされている。第1レベル
の売却物件情報は、仲介者が売却物件を完全には特定す
ることができない程度の情報であって、1次入札の内容
(ここでは、仲介手数料)を算定するに足りる程度の情
報である。本実施の形態において、第1レベルの売却物
件情報には、各売却物件の物件の種別、各売却物件の所
在地の概要、各売却物件への交通手段の概要、各売却物
件の敷地面積、各売却物件の築年数、および、各売却物
件の構造が該当する。
【0055】また、第2レベルの売却物件情報は、仲介
者が売却物件を完全には特定することができない程度の
情報であって、2次入札の内容(ここでは、仲介手数
料、売却予想期間、および、売却予想価格)を算定する
に足りる程度の情報である。本実施の形態において、第
2レベルの売却物件情報には、各売却物件への交通手段
の詳細、および、各売却物件の建蔽率、各売却物件の容
積率が該当する。そして、第3レベルの売却物件情報
は、仲介者が売却物件を完全に特定することができる情
報である。本実施の形態において、第3レベルの売却物
件情報には、各売却物件の所在地の詳細、および、各売
却物件の抵当権情報が該当する。なお、このようなレベ
ルによる区分は一例であり、その具体的な区分は任意に
変更することができる。また、売却物件情報としては、
売却物件の内容を特定するための任意の情報を含めるこ
とができ、例えば、上下水道の有無、公道・私道の有
無、周囲環境、方向、住宅地域や商業地域の別等を含め
ることができる。
【0056】また、仲介者情報DB12は、仲介者に関
する情報(仲介者情報)を格納する仲介者情報格納手段
である。図5には、この仲介者情報の一例を示す。この
情報は、図5に示すように、各仲介者を一意に識別する
ための仲介者ID、各仲介者が正当な者であるか否かの
認証を行うための仲介者パスワード、各仲介者の氏名や
社名、各仲介者やその会社の住所、および、各仲介者の
電子メールアドレスを相互に関連付けて構成されてい
る。
【0057】また、選定補助情報DB13は、上述の選
定補助情報を格納する選定補助情報格納手段である。図
6には、この選定補助情報DB13に格納される情報の
一例を示す。この情報は、図6に示すように、仲介者I
D、各仲介者の自己PR情報、および、各仲介者に対し
て寄せられた評価情報を相互に関連付けて構成されてい
る。なお、自己PR情報や評価情報の記憶形態は任意で
あり、例えば、テキストファイルの他、仲介者自身の肉
声をWAVE形式やAIFF形式の如き音声ファイルで格納した
り、仲介者自身やその所属先に関する静止画や動画をJP
EG形式やMPEG2形式の如き画像ファイルで格納すること
ができる。また、選定補助情報としては、自己PR情報
や評価情報の他にも、仲介者を選定する際に参考になり
得る任意の情報を含めることができる。
【0058】また、入札条件・結果情報DB14は、売
り手が指定した入札時の条件やその選定結果に関する情
報(入札条件・結果情報)を格納する入札条件・結果情
報格納手段である。図7には、この入札条件・結果情報
の一例を示す。この情報は、図7に示すように、入札条
件の指定対象となる売却物件の売却物件ID、1次入札
の入札スケジュール(入札開始日、入札終了日、開札
日)、1次入札に参加することのできる仲介者の仲介者
ID、各仲介者が1次入札前に閲覧することのできる情
報レベル(以下、1次入札時の情報レベル)、2次入札
の入札スケジュール(入札開始日、入札終了日、開札
日)、2次入札に参加することのできる仲介者の仲介者
ID、各仲介者が1次入札後であって2次入札前に閲覧
することのできる情報レベル(以下、2次入札時の情報
レベル)、および、最終的に選定された仲介者の仲介者
IDを相互に関連付けて構成されている。なお、不動産
仲介の仲介手数料については法定で上限が設定されてい
るため、本実施の形態においては入札上限値を設定して
いないが、この入札上限値や、入札最低値等、入札の条
件になり得る任意の情報や、選定結果を特定するための
任意の情報を入札条件・結果情報に含めることができ
る。
【0059】また、入札内容情報DB15は、仲介者に
よる入札結果に関する情報(入札内容情報)を格納する
入札内容情報格納手段である。図8には、この入札内容
情報の一例を示す。この情報は、図8に示すように、売
却物件ID、1次入札を行った仲介者の仲介者ID、1
次入札にて各仲介者から入札された仲介手数料、2次入
札を行った仲介者の仲介者ID、2次入札にて各仲介者
から入札された仲介手数料、売却予想期間、および、売
却予想価格、を相互に関連付けて構成されている。な
お、本実施の形態においては、1次入札では仲介手数
料、2次入札では、仲介手数料、および、売却予想期
間、売却予想価格を入札するようにしているが、この入
札内容については、取り引き対象やその必要性等に応じ
て任意に変更することができる。
【0060】また、WebDB16には、クライアント
装置に対して送信するための各種のWebデータが記憶
されている。このWebデータとしては、後述する売却
物件情報閲覧用画面や入札用画面を表示するためのデー
タ等があり、これらデータは、例えば、HTMLやXM
Lにて記述されたテキスト・ファイルとして形成されて
いる。この他、WebDB16には、必要に応じて、ク
ライアント装置に送信するための音声をWAVE形式やAIFF
形式の如き音声ファイルで格納したり、静止画や動画を
JPEG形式やMPEG2形式の如き画像ファイルで格納するこ
とができる。また、図2において、通信制御IF17
は、サーバ装置1とインターネット4(またはルータ等
の通信装置)との間における通信制御を行う。
【0061】また、図2において、制御部18は、機能
概念的に、要求解釈部18a、登録処理部18b、閲覧
処理部18c、認証処理部18d、および、選定結果処
理部18eを備えて構成されている。このうち、要求解
釈部18aは、クライアント装置からの要求内容を解釈
し、その解釈結果に応じて制御部18の他の各部に処理
を受け渡す要求解釈手段である。また、登録処理部18
bは、クライアント装置5からの各種情報の登録要求を
受けて、各DBに対する情報登録を行なう登録処理手段
である。また、閲覧処理部18cは、クライアント装置
からの各種画面の閲覧要求を受けて、これら画面のWe
bデータの生成や送信を行なう閲覧処理手段である。ま
た、認証処理部18dは、クライアント装置からの認証
要求を受けて、この認証判断を行なう認証処理手段であ
る。また、選定結果処理部18eは、選定結果に対する
処理を行なう入札結果処理手段である。なお、これら各
部によって行なわれる処理の詳細については、後述す
る。
【0062】さて、これまでにサーバ装置1の構成につ
いて説明したが、図示の各構成要素は機能概念的なもの
であり、必ずしも物理的に図示の如く構成されているこ
とを要しない。例えば、サーバ装置1の各サーバが備え
る処理機能、特に制御部18にて行なわれる各処理機能
については、その全部または任意の一部を、CPU(Cen
tral Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行
されるプログラムにて実現することができ、あるいは、
ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現する
ことも可能である。なお、プログラムは、図示しない本
記録媒体に記憶されており、必要に応じてサーバ装置1
に機械的に読み取られる。
【0063】さらに、サーバ装置1の分散・統合の具合
的形態は図示のものに限られず、その全部または一部
を、各種の負荷等に応じた任意の単位で、機能的または
物理的に分散・統合して構成することができる。例え
ば、WebDB16はWebサーバ装置1として独立に
構成してもよく、あるいは、入札条件・結果情報DB1
4と入札内容情報DB15とを1つのDBとして一体構
成してもよい。なお、実際のサーバ装置1の構成機能と
しては、さらにファイアウォールサーバやDNS(Doma
in Name System)サーバの機能を付加することができる
が、これらについては公知の構成を適用することができ
るので、その説明を省略する。
【0064】(システム構成−売り手のクライアント装
置)次に、売り手のクライアント装置2の構成について
説明する。図2にはクライアント装置2のブロック図を
示す。この図2に示すように、クライアント装置2は、
概略的には、制御部20、ROM21、RAM22、H
D23、入力装置24、出力装置25、入出力制御IF
26、および、通信制御IF27を備えて構成されてお
り、これら各部がバスを介してデータ通信可能に接続さ
れている。このクライアント装置2は、たとえば、パー
ソナルコンピュータやワークステーション、家庭用ゲー
ム機、インターネットTV、PDA(Personal Digital
Assistant)、あるいは、携帯電話やPHS(Personal H
andy Phone System)の如き移動体通信端末によって実現
することができる。
【0065】このクライアント装置2の制御部20は、
Webブラウザ20aおよび電子メーラ20bを備えて
構成されている。このうち、Webブラウザ20aは、
基本的には、Webデータを解釈して、後述するモニタ
に表示させる表示制御(ブラウズ処理)を行うものであ
る。また、電子メーラ20bは、所定の通信規約(例え
ば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol))に従っ
て、電子メールの送受信を行う。
【0066】この制御部20は、その全部または任意の
一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプ
ログラムにて実現することができる。すなわち、ROM
21またはHD23には、OS(Operating System)と
協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコ
ンピュータプログラムが記憶されている。このコンピュ
ータプログラムは、RAM22にロードされることによ
って実行され、CPUと協働して制御部20を構成す
る。しかしながら、このコンピュータプログラムは、ク
ライアント装置2に対して任意のインターネット4を介
して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記
憶されてもよく、必要に応じてその全部または一部をダ
ウンロードすることも可能である。このあるいは、各制
御部の全部または任意の一部を、ワイヤードロジック等
によるハードウェアとして実現することも可能である。
【0067】また、入力装置24としては、キーボー
ド、マウス、および、マイク等を用いることができる。
また、後述するモニタも、マウスと協働してポインティ
ングディバイス機能を実現する。また、出力装置25と
しては、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカ
を用いることができる(なお、以下においては出力装置
25をモニタ25として記載する)。
【0068】このように構成されたクライアント装置2
は、モデム、TA、ルータ等の通信装置と電話回線を介
して、あるいは、専用線を介して、インターネット4に
接続されており、所定の通信規約(たとえば、TCP/
IPインターネットプロトコル)に従ってサーバ装置1
にアクセスすることができる。
【0069】(システム構成−仲介者のクライアント装
置)また、仲介者のクライアント装置3の構成について
説明する。このクライアント装置は、概略的には、制御
部30、ROM31、RAM32、HD33、入力装置
34、出力装置35、入出力制御IF36、および、通
信制御IF37を備えて構成されている。また、制御部
30は、Webブラウザ30aおよび電子メーラ30b
を備えて構成されている。ただし、これら各部は、上述
した売り手のクライアント装置における同一名称の各部
と同様に構成することができるため、その説明および図
示を省略する。
【0070】(ネットワーク)なお、これらサーバ装置
1とクライアント装置2、3とを接続するネットワーク
としては、上述したインターネット4に限られず、任意
のネットワークを利用することができる。例えば、限定
されたエリア内でLAN、WANあるいはパソコン通信
網を用いて、本システムを構築することができる。ま
た、その他にも、地上波、CATV、CS、BS、ある
いは、ISDB(Integrated Services Digital Broadc
asting)を用いて、各種データを送受信することができ
る。すなわち、ネットワークには、有線ネットワークの
みならず、これら無線・通信ネットワークを含めること
ができる。
【0071】(仲介者の選定処理)次に、このように構
成された本システムを用いて行なわれる本方法としての
仲介者の選定処理の詳細について説明する。この処理の
開始タイミングは、特記する場合を除いて任意である
が、本実施の形態においては、クライアント装置2、3
のモニタ25、35に表示される初期画面を起点として
行われるものとする。具体的には、売り手または仲介者
が、クライアント装置2、3のWebブラウザ20a、
30aを起動し、このWebブラウザ20a、30aの
所定の入力欄に、本システムの初期画面に対応する所定
のURLを入力する。そして、画面更新を指示すると、
Webブラウザ20a、30aは、このURLを通信制
御IF27、37を介して所定の通信規約にて送信し、
このURLに基づくルーティングによってサーバ装置1
に対する初期画面の送信要求を行う。
【0072】サーバ装置1の要求解釈部18aは、クラ
イアント装置2、3からの送信の有無を監視しており、
送信を受けると、この送信の内容を解析し、その結果に
応じて当該制御部18内の各部に処理を移す。送信の内
容が初期画面の送信要求である場合には、主として閲覧
処理部18cの制御下において、WebDB16から初
期画面を表示するためのWebデータを取得し、このW
ebデータを通信制御IF17を介してクライアント装
置2、3に送信する。ここで、サーバ装置1からクライ
アント装置2、3へデータ送信を行う際のクライアント
装置2、3の特定は、クライアント装置2、3から送信
要求と共に送信されたIPアドレスを用いて行う。
【0073】このクライアント装置2、3は、サーバ装
置1からのWebデータを通信制御IF27、37を介
して受信し、このデータをWebブラウザ20a、30
aにて解釈することにより、モニタ25、35に初期画
面を表示する(以下、クライアント装置2、3からサー
バ装置1への画面要求と、サーバ装置1からクライアン
ト装置2、3へのWebデータの送信、および、クライ
アント装置2、3におけるWebページの表示はほぼ同
様に行われるものとし、以下ではその詳細を省略す
る)。
【0074】この初期画面を図11に例示する。この図
11に示すように初期画面は、例えば、売り手が登録を
行う売り手登録画面に移行するためのリンクボタンMA
−1、登録済みの売り手が各種操作を行う売り手の専用
画面に移行するためのリンクボタンMA−2、仲介者が
登録を行う仲介者登録画面に移行するためのリンクボタ
ンMA−3、および、登録済みの仲介者が各種操作を行
う仲介者専用画面に移行するためのリンクボタンMA−
4を含んで構成されている。
【0075】そして、売り手または仲介者が入力装置2
4、34を介してリンクボタンMA−1〜MA−4のい
ずれかを選択すると、要求内容を特定するための識別子
がサーバ装置1に送信される。そして、サーバ装置1の
要求解釈部18aは、この識別子を解析することによっ
て、クライアント装置からの要求の内容を解析する(ク
ライアント装置2、3からサーバ装置1への要求内容の
識別については、以下の処理においてもほぼ同様に行わ
れるものとし、以下ではその詳細を省略する)。
【0076】(売り手の登録処理)図11の初期画面に
おいて売り手がリンクボタンMA−1を選択すると、売
り手の登録処理が開始される。この処理において、閲覧
処理部18cは、図示しない売り手登録画面のWebデ
ータをWebDB16から呼び出してクライアント装置
2に送信する。この結果、売り手登録画面がモニタ25
に表示される。この画面において、売り手が、氏名、任
意の売り手パスワード、住所または社名、および、電子
メールアドレスを入力して送信を指示すると、これらの
情報がサーバ装置1に送信され、登録処理部18bは任
意の方法(例えば、連番)で売り手IDを発行すると共
に、この売り手IDと、送信された情報とを関連付けて
売り手情報DB10に格納する。これにて売り手の登録
処理が終了する。
【0077】(売り手の認証処理)上記のように登録を
終えた売り手は、図11の初期画面においてリンクボタ
ンMA−2を選択することにより、売り手の専用画面に
移行することができる。この時、認証処理部18dによ
る売り手の認証が行われる。すなわち、図示しないログ
オン用画面がモニタ25に表示され、この画面に売り手
が自己の売り手IDおよび売り手パスワードを入力して
送信すると、これらの情報が認証処理部18dに受け渡
される。そして、認証処理部18dは、これら送信され
た情報と、売り手情報DB10に格納された売り手情報
とを比較することにより、売り手の認証を行う。
【0078】そして、売り手が正当な売り手として認証
されると、売り手の専用画面のWebデータがクライア
ント装置2に送信され、モニタ25に表示される。この
画面は、図12に例示するように、売却物件の登録を行
う画面に移行するためのリンクボタンMB−1、1次入
札の内容を閲覧する画面に移行するためのリンクボタン
MB−2、2次入札の内容を閲覧する画面に移行するた
めのリンクボタンMB−3、および、仲介者の評価情報
を入力する画面に移行するためのリンクボタンMB−4
を含んで構成されている。
【0079】(売却物件の登録処理)ここで、売り手が
リンクボタンMB−1を選択すると、売却物件の登録を
行う画面に移行する。この画面は、図13に例示するよ
うに、第1レベル〜第3レベルまでの売却物件情報を入
力するための入力欄MC−1と、次画面へ移行するため
のリンクボタンMC−2とを含んで構成されている。
【0080】(1次入札に関する処理) (1次入札可能な仲介者の選定処理)そして、売り手
が、自己の売却物件に関する各情報を入力し、リンクボ
タンMC−2を選択すると、1次入札に参加することの
できる仲介者を選択するための画面に移行する。この画
面は、図14に例示するように、仲介者の氏名または社
名、住所、選定補助情報である自己PR情報および評価
情報を含んで構成されている。これらの情報は、閲覧処
理部18cが仲介者情報DB12および選定補助情報D
B13を参照して、その時点において格納されている仲
介者情報と、各仲介者の選定補助情報とを呼び出すこと
で取得される。
【0081】そして、売り手は、この画面を参照するこ
とによって、各仲介者の存在を把握することができると
共に、選定補助情報を参照することによって各仲介者を
選定するか否かを判断することができる。また、この画
面は、1次入札の入札者として選定するか否かを選択す
るラジオボタンMD−1、1次入札前に各仲介者が閲覧
することのできる情報レベルを入力する入力欄MD−
2、および、送信を指示する送信ボタンMD−3を備え
て構成されている。そして、売り手が、必要な選択およ
び入力を行った後、送信ボタンMD−3を選択すると、
選択および入力された情報がサーバ装置1に送信され
る。
【0082】このように送信された情報は、要求解釈部
18aから登録処理部18bに受け渡される。そして、
登録処理部18bは、売却物件IDを任意の方法で発行
し、この売却物件IDと、売却物件の登録画面において
登録された各情報と、仲介者を選定するための画面にお
いて選定された仲介者の仲介者IDおよびこの画面で入
力された情報レベルとを、入札条件・結果情報DB14
に格納する。また、この時、登録処理部18bは、入札
開始日、入札終了日、および、開札日を所定の方法で設
定し、これらの情報も併せて入札条件・結果情報DB1
4に格納する。
【0083】これにて、売却物件の登録処理、1次入札
可能な仲介者の選定処理が終了する。ただし、これら入
札開始日、入札終了日、および、開札日についても、売
り手が入力するようにしてもよく、あるいは、本システ
ムの開設者が設定するようにしてもよい。また、情報レ
ベル等の入力がない場合には、エラー画面として再入力
を促すか、あるいは、所定のデフォルト値を自動的に設
定してもよい。また、選定された事実を仲介者に知らせ
るため、選定された仲介者の電子メールアドレスを仲介
者情報DB12から呼び出し、この電子メールアドレス
を用いて、各仲介者に、1次入札の仲介者として選定さ
れた旨の電子メールを送信してもよい。
【0084】(仲介者の登録処理)一方、仲介者も、図
11の初期画面においてリンクボタンMA−3を選択す
ることにより、上述の売り手の登録処理と同様の手順を
経て、自己の登録を行うことができる。これにより、仲
介者の仲介者ID、仲介者パスワード、住所または社
名、および、電子メールアドレスが仲介者情報DB12
に格納される。
【0085】(仲介者の認証処理)このように登録を終
えた仲介者は、図11の初期画面においてリンクボタン
MA−3を選択することにより、仲介者の専用画面に移
行することができる。この時、認証処理部18dによっ
て、上述の売り手の認証処理と同様に、仲介者の認証処
理が行われる。そして、仲介者が正当が仲介者として認
証されると、仲介者の専用画面のWebデータがクライ
アント装置3に送信され、モニタ35に表示される。こ
の画面は、図15に例示するように、自己PR情報の登
録を行う画面に移行するためのリンクボタンME−1、
1次入札することのできる売却物件の内容を閲覧する画
面に移行するためのリンクボタンME−2、および、2
次入札することのできる売却物件の内容を閲覧する画面
に移行するためのリンクボタンME−3を含んで構成さ
れている。
【0086】(自己PR情報の登録処理)ここで、仲介
者がリンクボタンME−1を選択すると、図示しない自
己PR情報の入力用画面がモニタ35に表示される。そ
して、仲介者がこの画面に自己PR情報を入力して送信
すると、この自己PR情報と、当該仲介者の仲介者ID
とが、互いに関連付けて選定補助情報DB13に格納さ
れる。なお、自己PR情報や後述する評価情報は、FT
P(File Transfer Protocol)に従ったデータ転送等、
他の送信手段によっても格納することができる。
【0087】(1次入札可能な売却物件の閲覧処理)そ
の後、図15の画面において、仲介者がリンクボタンM
E−2を選択すると、1次入札可能な売却物件を閲覧す
るための処理が開始される。この処理のフローチャート
を図9に示す。この処理では、図9に示すように、クラ
イアント装置3からサーバ装置1に対して1次入札物件
の閲覧要求が行われると(ステップSB−1)、これを
受けたサーバ装置1の閲覧処理部18cは、当該要求を
行った仲介者の仲介者IDに基づいて入札条件・結果情
報DB14を参照し、この仲介者が1次入札に参加する
ことのできる売却物件を探索する(ステップSB−2、
SB−3)。
【0088】そして、閲覧処理部18cは、入札条件・
結果情報DB14から、上記探索した売却物件の1次入
札のスケジュールと、当該仲介者の情報レベルとを呼び
出す(ステップSB−4)。また、閲覧処理部18c
は、上記探索した売却物件の売却物件IDに基づいて売
却物件情報DB11を参照し、この売却物件の売却物件
情報であって、上記呼び出した情報レベルに対応する売
却物件情報を呼び出す(ステップSB−5)。すなわ
ち、情報レベルが1であれば第1レベルの情報、情報レ
ベルが2であれば第2レベルの情報、情報レベルが3で
あれば第3レベルの情報を呼び出す。
【0089】そして、閲覧処理部18cは、ステップS
B−4、SB−5において呼び出した情報を用いて、1
次入札物件閲覧用画面のWebデータを生成し、これを
クライアント装置3に送信する(ステップSB−6)。
この結果、1次入札物件閲覧用画面がモニタ35に表示
される(ステップSB−7、SB−8)。この画面は、
仲介者に対して当該仲介者が1次入札に参加することの
できる売却物件についての情報を提示するための画面で
あり、図16に例示するように、1または複数の売却物
件についての、入札スケジュールと、売り手にて指定さ
れた情報レベルの情報とが表示されている。
【0090】なお、図16においては、売却物件ID=
BID0021の売却物件については第1レベルの情報
のみが表示され、売却物件ID=BID0034の売却
物件については第1レベルおよび第2レベルの情報のが
表示されている例を示す。これにて1次入札可能な売却
物件の閲覧処理が終了する。このような処理によれば、
仲介者は、自己が1次入札に参加することのできる売却
物件についての情報を閲覧することができ、入札内容に
ついて検討することができる。また、売り手にとって
は、自己が指定した仲介者にのみ情報を開示することが
でき、特に、仲介者に応じて開示する情報のレベルを変
えることができるので、入札には参加して欲しいが詳細
な情報を開示したくない仲介者に対しては第1レベルの
情報のみを開示したり、懇意にしている仲介者には第2
レベルの情報まで開示する等、仲介者との関係に応じた
情報開示を行うことができる。
【0091】(1次入札処理)その後、仲介者は、入札
を行うことができる。このため、図16に示す画面に
は、1次入札用画面に移行するためのリンクボタンMF
−1が各売却物件毎に設けられている。そして、仲介者
が、自己の入札したい売却物件に対応するリンクボタン
MF−1を選択すると、この売却物件を対象にした1次
入札処理が開始される。具体的には、1次入札用画面が
モニタ35に表示される。この画面は、図17に例示す
るように、対象となっている売却物件の売却物件IDM
G−1と、仲介手数料を入力するための入力欄MG−2
と、入札を指示する入札ボタンMG−3とが設けられて
いる。そして、仲介者が任意の仲介手数料を入力して入
札ボタンMG−3を選択すると、入力された内容が登録
処理部18bに受け渡される。そして、登録処理部18
bは、入札を行った仲介者の仲介者IDと、入力された
仲介手数料とを、入札対象となっている売却物件の売却
物件IDに関連付けて、入札内容情報DB15に格納す
る。これにて1次入札処理が終了する。
【0092】(1次入札後の仲介者の選定処理)その
後、売り手は、1次入札の開札日が終了した後の任意の
タイミングで、1次入札を行った仲介者のうち、一人ま
たは複数人の仲介者を選定することができる。具体的に
は、売り手は、図12の売り手専用画面において、リン
クボタンMB−2を選択する。すると、閲覧処理部18
cは、図示しない売却物件指定画面のWebデータをク
ライアント装置2に送信する。
【0093】この画面は、売り手が入札内容の閲覧を希
望する売却物件を特定するための画面であり、売却物件
IDを入力するための入力欄を備えて構成されている。
そして、売り手が売却物件IDを入力して送信すると、
閲覧処理部18cは、この売却物件IDに基づいて入札
内容情報DB15を参照し、この売却物件IDに関連付
けて格納されている入札内容を呼び出す。そして、この
呼び出した入札内容を用いて、1次入札内容の閲覧用画
面のWebデータを生成し、これをクライアント装置2
に送信する。この結果、1次入札内容の閲覧用画面がモ
ニタ25に表示される。
【0094】この画面は、図18に例示するように、1
次入札の対象となった売却物件の売却物件IDMH−1
と、1次入札を行った仲介者の氏名または社名MH−2
と、仲介者にて入札された仲介手数料MH−3と、2次
入札に参加して欲しい仲介者を選択するためのラジオボ
タンMH−4と、2次入札時に開示する情報レベルを入
力するための入力欄MH−5と、送信を指示する送信ボ
タンMH−6とを含んで構成されている。
【0095】この画面を閲覧した売り手は、仲介手数料
MH−3や、それ以前に参照した選定補助情報に基づい
て、2次入札に参加して欲しい仲介者を選定し、この仲
介者に対応するラジオボタンMH−4を選択すると共
に、この仲介者に開示したい情報のレベルを入力欄MH
−5に入力して、送信ボタンMH−6を選択する、する
と、これらの情報がサーバ装置1に送信され、登録され
る。
【0096】この1次入札に対する選定結果の登録時の
処理について説明する。この処理のフローチャートを図
10に示す。この処理においては、図10に示すよう
に、クライアント装置2から1次選定の結果が送信され
ると(ステップSC−1)、要求解釈部18aは、この
情報を選定結果処理部18eに受け渡す。この選定結果
処理部18eは、1次選定において選定された全ての仲
介者に対して情報レベルが指定されたか否かを判断し
(ステップSC−2、SC−3)、指定されている場合
には、送信された情報に基づいて、仲介者IDとその情
報レベルとを入札条件・結果情報DB14に格納する
(ステップSC−4)。
【0097】一方、選定結果処理部18eは、ステップ
SC−3において、全ての仲介者に対して情報レベルが
指定されていない(情報レベルが指定されていない仲介
者が存在する)と判断した場合には、この指定のない仲
介者の情報レベルを自動的に設定する。具体的には、こ
の仲介者の1次入札時の情報レベルを入札条件・結果情
報DB14から呼び出し、この情報レベルに対して1を
加算した情報レベルを、この仲介者の2次入札時の情報
レベルに設定する(ステップSC−5)。すなわち、1
次入札時よりも、1段階だけ詳細な情報が見れるように
情報レベルを自動設定する。そして、この情報レベルを
入札条件・結果情報DB14に格納する。
【0098】その後、選定結果処理部18eから閲覧処
理部18cに要求が行われ、この閲覧処理部18cは、
所定の送信完了画面のWebデータをクライアント装置
2に送信する(ステップSC−6)。この結果、この画
面がモニタ25に表示される(ステップSC−7、SC
−8)。また、選定結果処理部18eは、1次入札に参
加した全ての仲介者の電子メールアドレスを仲介者情報
DB12から呼び出し、この電子メールアドレスを宛名
にすると共に、売り手から送信された1次選定結果を送
信内容とする電子メールを自動生成し、この電子メール
を送信する。これにて1次入札後の仲介者の選定処理が
終了する。その後、1次入札に参加した仲介者は、電子
メーラ30bを用いて、上記電子メールを任意のタイミ
ングで受信して閲覧し、1次選定の結果を知ることがで
きる。
【0099】(2次入札に関する処理)その後、これま
でに説明した1次入札の場合と同様に、仲介者は2次入
札可能な売却物件を閲覧してこれに入札し、売り手はこ
の2次入札の内容を閲覧して最終的に1人の仲介者を選
定することができる。ただし、これらの処理は、上述の
1次入札の処理と同様に行うことができるので、その詳
細は省略し、その概要のみを説明する。
【0100】(2次入札可能な売却物件の閲覧処理)ま
ず、図15に示す画面において仲介者がリンクボタンM
E−3を選択すると、図19に例示する2次入札物件の
閲覧用画面がモニタ35に表示される。この表示を行う
ための処理は、図9の処理と同様である。すなわち、当
該仲介者が2次入札に参加できる者として選定されてい
る売却物件について、当該仲介者に設定された情報レベ
ルの情報のみを閲覧することができる。この画面は、図
16の画面とほぼ同様に構成されているが、より詳細な
第3レベルの情報も併せて表示されている。
【0101】(2次入札処理)そして、図19の画面に
おいて仲介者がリンクボタンMI−1を選択すると、図
20に例示する2次入札用の画面がモニタ35に表示さ
れる。この画面は、図17の画面とほぼ同様に構成され
ているが、売却物件IDMJ−1、仲介手数料の入力欄
MJ−2、送信ボタンMJ−5に加えて、売却予想期間
を入力するための入力欄MJ−3と、売却予想価格を入
力するための入力欄MJ−4とを含んで構成されてい
る。そして、仲介者が必要な情報を入力して送信ボタン
MJ−5を選択すると、入力された内容が入札内容情報
DB15に格納される。これにて2次入札処理が終了す
る。
【0102】(2次入札後の仲介者の選定処理)その
後、売り手は、2次入札の開札日が終了した後の任意の
タイミングで、図12の画面においてリンクボタンMB
−3を選択すると、図21に示す2次入札の内容を閲覧
するための画面がモニタ25に表示される。この画面
は、図18の画面とほぼ同様に構成されているが、仲介
者の氏名や社名MK−1、仲介手数料MK−2、およ
び、送信ボタンMK−6に加えて、売却予想期間MK−
3、売却予想価格MK−4、最終的に選択する仲介者を
指定するためのラジオボタンMK−5を含んで構成され
ている。
【0103】そして、売り手は、仲介手数料MK−2に
加えて、売却予想期間MK−3、売却予想価格MK−4
を参考にして仲介者を1人選定し、この仲介者に対応す
るラジオボタンMK−5を選択し、送信ボタンMK−6
を選択する。すると、この情報が選定結果処理部18e
に受け渡され、入札条件・結果情報DB14に格納され
る。また、同時に、2次入札に参加した全ての仲介者に
対して、2次選定の結果が電子メールにて通知される。
これにて2次入札後の仲介者の選定処理が終了する。
【0104】その後、最終的に選定された仲介者は、任
意の方法で売り手と連絡を取り、この売り手との間にお
いて仲介者契約を締結する。そして、売却物件の売却を
仲介する。その後、売り手は仲介者に対して仲介手数料
を支払い、仲介者は本システムの開設者に対して売り手
の紹介手数料を支払う。
【0105】(評価情報の登録処理)このように仲介が
完了した後、あるいは、完了する前の任意のタイミング
で、売り手は、自己の仲介者の評価情報を登録する。す
なわち、図12の画面において、売り手がリンクボタン
MB−4を選択すると、図示しない評価情報の入力用画
面がモニタ25に表示される。そして、売り手がこの画
面において、仲介者の仲介者IDと評価情報とを入力し
て送信すると、この評価情報と仲介者IDとが、互いに
関連付けて選定補助情報DB13に格納される。このよ
うに格納された情報が、図14の仲介者選定用画面にお
いて表示されることになる。これにて全ての処理が終了
する。
【0106】さて、これまで本発明の実施の形態につい
て説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外に
も、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内
において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいも
のである。例えば、上記実施の形態においては、入札を
複数段階で行い、入札に参加できる仲介者を売買者が選
定し、入札に参加する仲介者やその入札レベルによって
開示情報のレベルを変え、さらに、売り手に対して選定
補助情報を提供している。しかしながら、このうちの全
部または一部を省略することも可能である。すなわち、
最も極端には、登録された全ての仲介者を対象として、
1段階だけの入札を行って仲介者を決定してもよく、こ
の場合に、全ての仲介者に同一の情報を公開してもよ
く、また、売り手に対して選定補助情報を提供しなくと
もよい。
【0107】また、上記実施の形態においては、仲介者
の選定を売り手が行っているが、この選定を自動化して
もよく、例えば、最も仲介手数料が安い仲介者を自動的
に選定してもよい。また、上記実施の形態においては、
売り手や仲介者を事前に登録しているが、この登録を省
略してもよく、あるいは、登録時や本サービスの利用時
に課金を行うようにしてもよい。また、仲介者契約、仲
介手数料の支払い、あるいは、紹介手数料の支払いにつ
いても、システム内において処理できるようにしてもよ
い。
【0108】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1、2、
9、または、15に記載の本発明によれば、売買者が提
示した売買対象に関する情報や入札条件に関する情報が
仲介者に提示されるので、これを見た仲介者は自己が仲
介することについての入札を行うことができる。また、
この入札の内容が格納されるので、この入札の内容に基
づいて自動的または手動的に仲介者を選定することがで
きる。さらに、この入札の内容に基づいて行われた選定
結果が格納されるので、この選定結果を自動的または手
動的に仲介者等に通知することができる。すなわち、本
システムによれば、このような一連の手続きが実行可能
となるので、仲介者自身についての入札を行うことがで
きる。
【0109】また、請求項3、10、または、15に記
載の本発明によれば、入札に参加することのできる仲介
者として特定された仲介者に対してのみ情報が送信され
るので、売買者は入札に参加できる仲介者を任意に選定
することができ、例えば、自己が信頼している仲介者に
のみ仲介入札を行ってもらうことができる。
【0110】また、請求項4、11、または、15に記
載の本発明によれば、入札条件、入札内容、および、入
札結果がそれぞれ複数の入札段階に区分されており、入
札を複数段階で実施することができる。したがって、各
段階において提示情報や入札条件を適宜変更して多段的
な入札を行うことができ、入札を単に1度だけ行う場合
に比べて、一層詳細な仲介者選定を行うことができる。
【0111】また、請求項5、12、または、15に記
載の本発明によれば、仲介者に対して送信する情報のレ
ベルが格納され、このレベルに応じた情報のみが仲介者
に送信されるので、入札段階に応じて開示する情報のレ
ベルを変えたり、仲介者毎に開示する情報のレベルを変
えることができ、入札状況や仲介者に応じた情報開示を
行うことができる。
【0112】また、請求項6、13、または、15に記
載の本発明によれば、入札段階が進む毎に、開示する情
報のレベルを自動的に変えることができるので、1次入
札では概要の情報のみを開示し、2次入札ではさらに詳
細な情報を開示する等、情報の開示レベルを入札段階に
応じて任意に変更することができる。
【0113】また、請求項7、14、または、15に記
載の本発明によれば、選定補助情報が格納され、この選
定補助情報が必要に応じて売買者に送信されるので、売
買者はこの選定補助情報を参考にして仲介者の選定を行
うことができる。このため、仲介者選定を一層容易かつ
適切に行うことができる。
【0114】また、請求項8に記載の本発明によれば、
仲介者は仲介手数料を入力インターフェースに入力して
仲介情報処理装置に送信することができるので、仲介者
自身の入札に参加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における仲介者選定の概念
を説明するための説明図である。
【図2】本発明の実施の形態における仲介者選定システ
ムの全体構成図である。
【図3】売り手情報DBに格納される情報の構成例を示
す図である。
【図4】売却物件情報DBに格納される情報の構成例を
示す図である。
【図5】仲介者情報DBに格納される情報の構成例を示
す図である。
【図6】選定補助情報DBに格納される情報の構成例を
示す図である。
【図7】入札条件・結果情報DBに格納される情報の構
成例を示す図である。
【図8】入札内容情報DBに格納される情報の構成例を
示す図である。
【図9】1次入札可能な売却物件を閲覧するための処理
のフローチャートである。
【図10】1次入札に対する選定結果の登録時の処理の
フローチャートである。
【図11】初期画面の表示例を示す図である。
【図12】売り手の専用画面の表示例を示す図である。
【図13】売却物件の登録を行う画面の表示例を示す図
である。
【図14】仲介者を選択するための画面の表示例を示す
図である。
【図15】仲介者の専用画面の表示例を示す図である。
【図16】1次入札に参加することのできる売却物件に
ついての情報を提示するための画面の表示例を示す図で
ある。
【図17】1次入札用画面の表示例を示す図である。
【図18】1次入札内容の閲覧用画面の表示例を示す図
である。
【図19】2次入札物件の閲覧用画面の表示例を示す図
である。
【図20】2次入札用の画面の表示例を示す図である。
【図21】2次入札の内容を閲覧するための画面の表示
例を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ装置 10 売り手情報データベース 11 売却物件情報データベース 12 仲介者情報データベース 13 選定補助情報データベース 14 入札条件・結果情報データベース 15 入札内容情報データベース 16 Webデータベース 17 通信制御インターフェース 18 制御部 18a 要求解釈部 18b 登録処理部 18c 閲覧処理部 18d 認証処理部 18e 選定結果処理部 2、3 クライアント装置 20、30 制御部 20a Webブラウザ 20b 電子メーラ 21、31 ROM 22、32 RAM 23、33 HD 24、34 入力装置 25、35 出力装置 26、36 入出力制御IF 27、37 通信制御IF 4 インターネット

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 売買対象の売買の仲介者の選定に関する
    情報を処理する仲介情報処理装置と、売買を行う売買者
    の情報端末装置および売買の仲介を行う仲介者の情報端
    末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して
    構成された仲介者選定システムであって、 上記仲介情報処理装置には、 上記売買者の情報端末装置を介して送信された情報であ
    って、上記売買対象に関する情報を格納する売買対象情
    報格納手段と、 上記売買者の情報端末装置を介して送信された情報であ
    って、上記売買対象の入札条件に関する情報を格納する
    入札条件情報格納手段と、 上記売買対象情報格納手段にて格納された情報および上
    記入札条件情報格納手段にて格納された情報を、上記仲
    介者からの要求に応じて当該仲介者の情報端末装置に送
    信する閲覧処理手段と、 上記仲介者の情報端末装置を介して送信された情報であ
    って、上記売買対象の売買の仲介を行うことに対する入
    札内容を格納する入札内容情報格納手段と、 上記入札内容情報格納手段にて格納された情報に基づい
    て行われた仲介者の選定結果を格納する入札結果情報格
    納手段と、 を備えたことを特徴とする仲介者選定システム。
  2. 【請求項2】 売買対象の売買を行う売買者の情報端末
    装置および売買の仲介を行う仲介者の情報端末装置に対
    して、ネットワークを介して通信可能に接続された仲介
    情報処理装置であって、 上記売買者の情報端末装置を介して送信された情報であ
    って、上記売買対象に関する情報を格納する売買対象情
    報格納手段と、 上記売買者の情報端末装置を介して送信された情報であ
    って、上記売買対象の入札条件に関する情報を格納する
    入札条件情報格納手段と、 上記売買対象情報格納手段にて格納された情報および上
    記入札条件情報格納手段にて格納された情報を、上記仲
    介者からの要求に応じて当該仲介者の情報端末装置に送
    信する閲覧処理手段と、 上記仲介者の情報端末装置を介して送信された情報であ
    って、上記売買対象の売買の仲介を行うことに対する入
    札内容を格納する入札内容情報格納手段と、 上記入札内容情報格納手段にて格納された情報に基づい
    て行われた仲介者の選定結果を格納する入札結果情報格
    納手段と、 を備えたことを特徴とする仲介情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記入札条件情報格納手段は、入札に参
    加することのできる仲介者を特定するための情報を格納
    し、 上記閲覧処理手段は、上記売買対象情報格納手段にて格
    納された情報および上記入札条件情報格納手段にて格納
    された情報を、上記入札条件情報格納手段にて格納され
    た情報にて特定される上記仲介者の情報端末装置のみに
    送信すること、 を特徴とする請求項2に記載の仲介情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記入札条件情報格納手段は、複数の入
    札段階に区分された各入札についての入札条件を格納
    し、 上記閲覧処理手段は、上記入札条件情報格納手段にて格
    納された情報のうち、上記仲介者からの要求にて特定さ
    れた段階の入札条件を送信し、 上記入札内容情報格納手段は、各入札段階についての入
    札内容を格納し、 上記入札結果情報格納手段は、各入札段階についての選
    定結果を格納すること、 を特徴とする請求項2または3に記載の仲介情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 上記入札条件情報格納手段は、各仲介者
    に対して送信する情報のレベルを格納し、 上記閲覧処理手段は、上記入札条件情報格納手段にて格
    納されたレベルに応じた情報のみを、上記仲介者の情報
    端末装置に送信すること、 を特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の仲介
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記入札条件情報格納手段にて格納され
    た情報のレベルは、上記入札段階毎に設定され、 上記各入札段階における情報のレベルを、当該入札段階
    が進む毎に詳細な情報が閲覧できるレベルに更新するレ
    ベル更新手段を備えたこと、 を特徴とする請求項4および5に記載の仲介情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 上記仲介者を選定する際の参考になる選
    定補助情報を格納する選定補助情報格納手段を備え、 上記閲覧処理手段は、上記売買者からの要求に応じて、
    上記選定補助情報格納手段にて格納された選定補助情報
    を当該売買者の情報端末装置に送信すること、 を特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の仲介
    情報処理装置。
  8. 【請求項8】 売買対象の売買の仲介者の選定に関する
    情報を処理する仲介情報処理装置に対して、ネットワー
    クを介して通信可能に接続された情報端末装置であっ
    て、 仲介することについての入札に参加するため、当該仲介
    を行うための仲介手数料を入札条件として入力するため
    の入力インターフェースと、 上記入力インターフェースを介して入力された仲介手数
    料を、上記仲介情報処理装置に送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする情報端末装置。
  9. 【請求項9】 売買対象の売買の仲介者の選定に関する
    情報を処理する仲介情報処理装置と、売買を行う売買者
    の情報端末装置および売買の仲介を行う仲介者の情報端
    末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して
    構成された仲介者選定システムにおいて、上記仲介者の
    選定を行う仲介者選定方法であって、 上記売買者の情報端末装置から送信された情報であっ
    て、上記売買対象に関する情報を上記仲介情報処理装置
    に格納する売買対象情報格納手順と、 上記売買者の情報端末装置から送信された情報であっ
    て、上記売買対象の入札条件に関する情報を上記仲介情
    報処理装置に格納する入札条件情報格納手順と、 上記売買対象情報格納手順において格納された情報およ
    び上記入札条件情報格納手順において格納された情報
    を、仲介者からの要求に応じて当該仲介者の情報端末装
    置に送信する閲覧処理手順と、 上記仲介者の情報端末装置から送信された情報であっ
    て、上記売買対象の売買の仲介を行うことに対する入札
    内容を格納する入札内容情報格納手順と、 上記入札内容情報格納手順において格納された情報に基
    づいて行われた仲介者の選定結果を格納する入札結果情
    報格納手順と、 を備えたことを特徴とする仲介者選定方法。
  10. 【請求項10】 上記入札条件情報格納手順において、
    入札に参加することのできる仲介者を特定するための情
    報を格納し、 上記閲覧処理手順において、上記売買対象情報格納手順
    において格納された情報および上記入札条件情報格納手
    順において格納された情報を、上記入札条件情報格納手
    順において格納された情報にて特定される上記仲介者の
    情報端末装置のみに送信すること、 を特徴とする請求項9に記載の仲介者選定方法。
  11. 【請求項11】 上記入札条件情報格納手順において、
    複数の入札段階に区分された各入札についての入札条件
    を格納し、 上記閲覧処理手順において、上記入札条件情報格納手順
    において格納された情報のうち、上記仲介者からの要求
    にて特定された段階の入札条件を送信し、 上記入札内容情報格納手順において、各入札段階につい
    ての入札内容を格納し、 上記入札結果情報格納手順において、各入札段階につい
    ての選定結果を格納すること、 を特徴とする請求項9または10に記載の仲介者選定方
    法。
  12. 【請求項12】 上記入札条件情報格納手順において、
    各仲介者に対して送信する情報のレベルを格納し、 上記閲覧処理手順において、上記入札条件情報格納手段
    にて格納されたレベルに応じた情報のみを、上記仲介者
    の情報端末装置に送信すること、 を特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載の仲
    介者選定方法。
  13. 【請求項13】 上記入札条件情報格納手順において格
    納された情報のレベルは、上記入札段階毎に設定され、 上記各入札段階における情報のレベルを、当該入札段階
    が進む毎に詳細な情報が閲覧できるレベルに更新するレ
    ベル更新手順を備えたこと、 を特徴とする請求項11および12に記載の仲介者選定
    方法。
  14. 【請求項14】 上記仲介者を選定する際の参考になる
    選定補助情報を格納する選定補助情報格納手順を備え、 上記閲覧処理手順において、上記売買者からの要求に応
    じて、上記選定補助情報格納手段にて格納された選定補
    助情報を当該売買者の情報端末装置に送信すること、 を特徴とする請求項9〜13のいずれか一つに記載の仲
    介者選定方法。
  15. 【請求項15】 上記請求項9〜13のいずれか一つに
    記載された仲介者選定方法をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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