JP2003271732A - 病院情報システム - Google Patents

病院情報システム

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JP2003271732A JP2002067309A JP2002067309A JP2003271732A JP 2003271732 A JP2003271732 A JP 2003271732A JP 2002067309 A JP2002067309 A JP 2002067309A JP 2002067309 A JP2002067309 A JP 2002067309A JP 2003271732 A JP2003271732 A JP 2003271732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 病院内での医療行為に関するオーダを入力、
変更、中止する際に、医師の思考に沿った効率の良いオ
ーダ入力を行うことが可能であって、さらに、電話連絡
における伝達ミスや医師による項目の選択ミス及び選択
忘れに起因する医療事故を未然に防ぐこと等を可能にす
る病院情報システムを提供する。 【解決手段】 当該病院情報システムを、患者情報や診
療情報、各種テーブル等を格納するデータベースサーバ
1と、病院内の診察室に備えられ、注射オーダ等のオー
ダ入力を行う医師用端末3と、病棟内のナースコーナに
備えられ、オーダ内容の確認や進捗状況の入力等を行う
看護婦用端末4と、病棟内の病室に備えられ、オーダ内
容の確認、進捗状況の入力、患者の現在状況の入力等を
行うベッドサイド端末5と、同じく病棟内の病室に備え
られ、バイタルサインや輸液等の管理を行う装置群6等
から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院及びその他の
医療機関において、病棟診療の際に用いられる電子カル
テシステム、看護システム、オーダ入力システム等を含
む病院情報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、病院情報システムによって、
注射オーダ等の医療行為に関するオーダ入力を行う際に
は、医師が、主剤、副剤、手法、経路、輸液方法、実施
時注意等の全ての項目に関して、選択若しくはテキスト
入力を行う必要があった。即ち、各項目の全ての選択肢
に関して、目的とするものを選択し或いはテキストを入
力するといった操作を行わなければ、これを一つのオー
ダとして確定することはできないようになっていた。従
って、医師にとっては、選択操作若しくは入力操作を行
う回数が多く非効率的であった。
【0003】また、項目数が多い場合には、入力し忘れ
る項目が発生する場合もあり、このような場合には、そ
のままでは不完全なオーダ内容となるため、実施時に、
看護婦がその項目に関して医師に電話等によって確認を
行う必要があった。また、選択を行う選択肢が多い場合
には、選択ミスが発生する場合もあり、誤った薬剤を選
択する等の医療事故に繋がる危険性があった。
【0004】また、一旦登録したオーダに関しては、薬
剤の準備、患者への投与等の進行状況がシステム上に反
映されてこないため、医師又は看護婦からは、該当オー
ダがどこまで進行しているのかをシステム上において確
認することは不可能であった。そのため、該当オーダを
変更或いは中止する場合には、各部門に対して進行状況
を電話等で確認した後に、口頭又は伝票によって変更或
いは中止の指示を行って、事後に、当該病院情報システ
ムにその変更内容或いは中止内容を入力する必要があっ
た。このように、注射オーダを行うための入力操作以外
にも煩雑な作業等が必要であるため非効率的であった。
また、一部変更の場合であっても、一旦オーダを中止し
て新規オーダを出し直すことになるため、新規オーダの
どの部分が変更となった箇所なのかを的確に把握するこ
とはできず、準備作業を継続できるオーダであったとし
ても最初からやり直しをしなくてはならないという不都
合があった。
【0005】さらには、実施中の輸液の投与情報をシス
テム上で確認できないため、投与予定と実施状況との比
較をリアルタイムに行い、これを確認するといったこと
はできなかった。従って、投与予定と実施状況とのズレ
補正を行おうとしても、そのタイミングが遅くなる場合
があった。また、患者のバイタルサインや他の医療行為
の実施状況等が同一画面上に表示されるようになってい
ないため、それらに連携して行われるべき医療行為の実
施若しくは中止に不都合が生じる場合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
病院内での医療行為に関するオーダを入力、変更、中止
する際に、医師の思考に沿った効率良いオーダ入力が可
能であり、電話連絡における伝達ミスや、医師による項
目の選択ミス及び選択忘れを防止することで、これらに
起因する医療事故を未然に防ぐことができ、また、変
更、中止に関しては、その指示の送信先を意識すること
なく、オーダの進捗状況に合わせて適格な場所へ最適な
タイミングで指示を出すことができ、さらには、ベッド
サイドでの患者への輸液の投与情報等をリアルタイムに
確認することを可能にすることで、その内容を受けて実
施される各種医療行為、及びその計画を効率良く進める
ことのできる病院情報システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、病院内での医療行為に関す
るオーダ入力を行うための端末を設け、この端末におい
て各指示項目を入力するための入力画面を表示し、該入
力画面においては、各指示項目を入力するための画面を
段階的に表示し、且つ、各画面においては、指示項目毎
に選択肢を表示して、マウス等のポインティングデバイ
スからその選択肢を選択入力することを可能とし、ま
た、指示項目毎にキーボード等からテキスト文をテキス
ト入力することを可能とする制御部を有する病院情報シ
ステムにおいて、前記制御部が、各画面の表示順序に関
する対応関係を定義するテーブルを記憶するデータベー
スを備え、且つ、このテーブルをユーザ毎に任意に定義
し登録することが可能な機能を有し、さらには、この表
示順序に関する対応関係に基づいて、各画面を段階的に
表示する機能を有することを特徴とする。
【0008】上記課題を解決するために、請求項2記載
の発明は、請求項1記載の病院情報システムであって、
前記制御部は、各画面において、現在、どの指示項目ま
でが入力済みであって、後、どの指示項目を入力すれば
良いのかを、文字若しくはグラフィカルな情報として同
一画面上に表示する機能を有することを特徴とする。
【0009】上記課題を解決するために、請求項3記載
の発明は、請求項1又は請求項2に記載の病院情報シス
テムであって、前記制御部は、次に表示する画面をマウ
ス等のポインティングデバイスによって任意に選択する
ことができる機能を有することを特徴とする。
【0010】上記課題を解決するために、請求項4記載
の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の
病院情報システムであって、前記制御部は、各画面の各
指示項目において選択入力された選択肢の内容に基づい
て、次に表示される画面の指示項目に表示される選択肢
の絞込み表示を行う機能を有し、さらには、この絞込み
表示を行うための各選択肢の対応関係を定義するテーブ
ルを記憶するデータベースを備え、且つ、このテーブル
をユーザ毎に任意に定義し登録することが可能な機能を
有することを特徴とする。
【0011】上記課題を解決するために、請求項5記載
の発明は、請求項4記載の病院情報システムであって、
前記制御部は、前記絞込み表示される選択肢以外の選択
肢を表示して、これを選択入力することを可能とする機
能を有することを特徴とする。
【0012】上記課題を解決するために、請求項6記載
の発明は、請求項1記載の病院情報システムであって、
前記制御部は、指示項目毎にそのデフォルト値を定義す
るテーブルを記憶するデータベースを有し、且つ、この
テーブルをユーザ毎に任意に定義し登録することが可能
な機能を有し、さらには、各画面の各指示項目において
表示される選択肢内にこのデフォルト値を加えて表示し
て、又は、テキスト入力欄の中にこのデフォルト値を表
示して、且つ、その表示形式を変えることで、ユーザに
その旨の通知を行う機能を有することを特徴とする。
【0013】上記課題を解決するために、請求項7記載
の発明は、請求項6記載の病院情報システムであって、
前記制御部は、前回入力された値、若しくは、頻繁に入
力される値をデフォルト値として、これを指示項目毎に
前記データベースに自動的に登録する機能を有すること
を特徴とする。
【0014】上記課題を解決するために、請求項8記載
の発明は、請求項1記載の病院情報システムであって、
前記制御部は、各画面の各指示項目において頻繁に選択
される選択肢を全て組み合わせてセットとし、これをデ
ータベースに登録する機能を有し、さらに、この登録さ
れたセットの一覧を表示して、その中からマウス等のポ
インティングデバイスによって選択入力されたセットに
基づいて、全ての指示項目の確定を行う機能を有するこ
とを特徴とする。
【0015】上記課題を解決するために、請求項9記載
の発明は、請求項1記載の病院情報システムであって、
前記制御部は、各画面の各指示項目において頻繁に選択
される選択肢の一部を組み合わせてセットとし、これを
データベースに登録する機能を有し、さらに、この登録
されたセットの一覧を表示して、その中からマウス等の
ポインティングデバイスによって選択入力されたセット
に基づいて、該当する指示項目の確定を行って、他の指
示項目に関しては、個別にその入力を行うための画面を
表示する機能を有することを特徴とする。
【0016】上記課題を解決するために、請求項10記
載の発明は、請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載
の病院情報システムであって、前記制御部は、各画面の
各指示項目において入力された内容に対して、組み合わ
せ可能/不可能の対応関係を定義するテーブルを記憶す
るデータベースを有し、且つ、このテーブルをユーザ毎
に任意に定義し登録することが可能な機能を有し、さら
には、組み合わせ不可能の内容が入力された場合には、
ユーザに対してその旨の警告表示を行う機能を有するこ
とを特徴とする。
【0017】上記課題を解決するために、請求項11記
載の発明は、請求項10記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、次に表示される画面、次の画面にお
いて表示される選択肢、若しくは、デフォルト値、組み
合わせ不可能の警告を、患者の基本情報や他の検査結果
に基づいて自動的に選択して若しくは判断して、これを
表示する機能を有することを特徴とする。
【0018】上記課題を解決するために、請求項12記
載の発明は、請求項10記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、ベッドサイドに設けられる端末にお
いてオンライン若しくは手作業によって入力された患者
の現在状態に関する情報に基づいて、次に表示される画
面、次の画面において表示される選択肢、若しくは、デ
フォルト値、組み合わせ不可能の警告を自動的に選択し
て若しくは判断して、これを表示する機能を有すること
を特徴とする。
【0019】上記課題を解決するために、請求項13記
載の発明は、請求項11又は請求項12に記載の病院情
報システムであって、前記制御部は、既に入力済みの指
示項目を表示する機能を有し、その中から選択された指
示項目の選択肢の一覧を自動的に表示して、その修正、
追加、削除を可能とする機能を有することを特徴とす
る。
【0020】上記課題を解決するために、請求項14記
載の発明は、請求項13記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、修正前と修正後の入力内容を同一の
画面上に表示する機能を有し、それぞれの対比が目視で
確認できるように、その表示形式を変えてこれを表示す
る機能を有することを特徴とする。
【0021】上記課題を解決するために、請求項15記
載の発明は、請求項14記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、診察室、薬剤部及び病棟、ベッドサ
イド等に設けられる端末において、オンライン若しくは
手動にて入力された各部署でのオーダの進行状況を、他
の端末において、文字若しくはグラフィカルな情報とし
て任意に参照することを可能とする機能を有することを
特徴とする。
【0022】上記課題を解決するために、請求項16記
載の発明は、請求項15記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、前記各部署でのオーダの進行状況が
オンラインにて入力される場合には、どの作業をもって
実施入力として当該病院情報システムに登録するかの対
応関係を定義するテーブルを記憶するデータベースを備
え、且つ、このテーブルをユーザ毎に任意に定義し登録
することが可能な機能を有することを特徴とする。
【0023】上記課題を解決するために、請求項17記
載の発明は、請求項16記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、入力された各部署でのオーダの進行
状況に基づいて、オーダの中止情報を送信する部署を自
動的に判断して、該当する部署の端末、若しくは、担当
者の携帯端末に対してその旨のメッセージを表示する機
能を有することを特徴とする。
【0024】上記課題を解決するために、請求項18記
載の発明は、請求項17記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、入力された各部署でのオーダの進行
状況とオーダの修正内容を対応付けて、オーダの修正情
報を送信する部署を自動的に判断して、該当する部署の
端末、若しくは、担当者の携帯端末に対してその旨のメ
ッセージを表示する機能を有することを特徴とする。
【0025】上記課題を解決するために、請求項19記
載の発明は、請求項15記載の病院情報システムであっ
て、前記ベッドサイドに設けられる端末は、バイタルサ
イン等の情報や薬剤投与量等の医療行為に関する実施状
況を、実際に患者に取り付けられる各種測定装置からオ
ンラインにて受信する機能を有することを特徴とする。
【0026】上記課題を解決するために、請求項20記
載の発明は、請求項15記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、オーダ入力時における目標値と現在
の実施状況並びに患者基本情報、バイタルサイン等の経
時的な情報、各種検査結果を、前記診察室、病棟、ベッ
ドサイド等に設けられる端末に文字若しくはグラフィカ
ルな情報として同一画面上に表示する機能を有すること
を特徴とする。
【0027】上記課題を解決するために、請求項21記
載の発明は、請求項20記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、医療行為の実施状況に応じて変化す
るバイタルサイン等の各種情報の変動幅をオーダ入力時
における目標値と比較して、これが目標値に達した場合
には、前記診察室、病棟、ベッドサイド等に設けられる
端末に警告する旨のメッセージを表示する機能を有する
ことを特徴とする。
【0028】上記課題を解決するために、請求項22記
載の発明は、請求項21記載の病院情報システムであっ
て、前記制御部は、オーダ入力時における目標値と現在
の実施状況並びに患者基本情報、バイタルサイン等の経
時的な情報、各種検査結果とを比較して、これらが目標
値に達した場合には、それに連携して行うべき治療方針
のセットの候補を前記診察室、病棟、ベッドサイド等に
設けられる端末に自動的に表示する機能を有することを
特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る病院情報シス
テムの一実施形態について、図面を参照しながら詳細に
説明する。尚、本発明に係る病院情報システムは、病院
内での様々な医療行為(例えば、処方・放射線検査・検
体検査・生理病理検査・手術・入退院・食事・救急等)
に関するオーダに対して適応可能に構成されるものであ
るが、以下、具体的な説明を行うために、注射オーダを
行う場合を例に採り説明することにする。
【0030】[病院情報システムのシステム構成]図1
に、本実施形態における病院情報システムのシステム構
成図を示す。同図に示すように、当該病院情報システム
は、主に、患者情報や診療情報、各種テーブル等を格納
するデータベースサーバ1と、業務アプリケーションを
実施するためのアプリケーションサーバ2と、病院内の
診察室に備えられ、注射オーダ等のオーダ入力を行う医
師用端末3と、病棟内のナースコーナに備えられ、オー
ダ内容の確認や進捗状況の入力等を行う看護婦用端末4
と、病棟内の病室に備えられ、オーダ内容の確認、進捗
状況の入力、患者の現在状況の入力等を行うベッドサイ
ド端末5と、同じく病棟内の病室に備えられ、バイタル
サインや輸液等の管理を行う装置群6と、病院内の薬剤
部に備えられ、オーダ内容の確認や進捗状況の入力等を
行う薬剤部門端末7と、同じく病院内の薬剤部に備えら
れ、薬剤の調剤管理を行う調剤システム8と、病院内の
検査部門に備えられ、オーダ内容の確認、進捗状況の入
力等を行う部門システム9等から構成されている。尚、
医師用端末3、看護婦用端末4、ベッドサイド端末5、
及び、薬剤部門端末7は、所謂、モニタ等の表示デバイ
ス及びマウス等のポインティングデバイスを備えたパー
ソナルコンピュータによって構成されるものであり、こ
れらの端末と装置群6、調剤システム8、並びに、部門
システム9に関しては、病院内の設備等に応じて複数備
えられる場合がある。
【0031】[病院情報システムの使用方法]次に、当
該病院情報システムの使用方法について、注射オーダを
行う場合を例に採り、従来の病院情報システムの問題点
を鑑みつつ、以下の項目に従って説明する。尚、以下に
説明する注射オーダ等のオーダ入力は、基本的には、医
師用端末3において行われるものである。また、各画面
における選択入力は、マウス等のポインティングデバイ
スによって行われるものとする。 項目1、注射オーダ時の画面の流れと構造的に順次指示
を行う仕組み 項目2、オーダの中止とオーダ内容の変更の仕組み 項目3、実施中の輸液投与情報の確認
【0032】項目1、注射オーダ時の画面の流れと構造
的に順次指示を行う仕組み 従来の病院情報システムにおいては、注射オーダは、医
師が以下に記載するステップに沿って、各項目を選択入
力することで、そのオーダ内容が設定されるようになっ
ている。 ステップ1…注射の種別(予防注射/眼内注射/局所注
射/24時間継続/単発/....)の選択 ステップ2…主剤とその容量の選択 ステップ3…手法(皮下/筋注/管注/ピギー注/通常
点滴/高カロリー輸液/....)の選択 ステップ4…混入する薬剤があれば、該当するものを選
択 ステップ5…経管の場合には、既に輸液経路が確保され
ているか否かの確認を行って、確保されていれば、その
経路を選択し、確保されていなければ、初回注として点
滴方法(翼状針25G/翼状針18G/留置針21G)
を選択 ステップ6…輸液方法(自動輸液ポンプ○○ml・mi
n/小児用○滴/min/....)の選択 ステップ7…実施時の注意、条件(血圧○○なら中止/
○○なら10滴へ/1日/毎日/....)の入力
【0033】これら1〜7のステップにおいては、それ
ぞれの入力画面において複数の指示項目及び選択肢が表
示されることになり、医師がこれら全ての入力画面にお
いて、全ての指示項目に関して、該当する選択肢を選ん
だ時に、そのオーダ内容が確定されるようになってい
る。
【0034】しかしながら、これら全ての入力画面にお
いて、全ての指示項目に関して、該当する選択肢を選ん
でいくという作業は、非常に手間がかかるため効率的で
はなく、また、選択肢が多くなると選択ミスが誘発さ
れ、誤った薬剤を選択した場合には医療事故につながる
危険性があった。
【0035】そこで、当該病院情報システムにおいて
は、以下に記載する手法を用いることにする。
【0036】まず、各入力画面において、該当する選択
肢の選択入力が終了すると、自動的に、次のステップの
入力画面が表示されるようにする。図2に、この入力画
面の流れを示す系統図を示す。
【0037】同図に示すように、まず、注射種別入力画
面10において、注射種別(予防注射/眼内注射/局所
注射/24時間継続/単発/....)と、主剤及びそ
の容量の選択入力を行うと、自動的に、その手法(皮下
/筋注/管注/ピギー注/通常点滴/高カロリー輸液
/....)と混入する薬剤を選択する手法入力画面2
0が表示される。ここで、混入する薬剤があれば該当す
るものを選択して、無ければ“混入する薬剤は無し”と
選択入力する。すると、次ぎに輸液経路を選択する輸液
経路入力画面30が表示される。ここで、経管の場合に
は、既に輸液経路が確保されているか否かの確認を行っ
て、確保されていれば、その経路を選択入力して、確保
されていなければ、初回注を選択入力する。ここで、そ
の経路を選択入力した場合には、自動的に、輸液方法
(自動輸液ポンプ○○ml・min/小児用○滴/mi
n/....)を選択する輸液方法入力画面40が表示
される。また、初回注を選択入力した場合には、自動的
に、点滴方法(翼状針25G/翼状針18G/留置針2
1G)を選択する点滴方法入力画面50が表示される。
ここで、点滴方法の選択入力を行うと、自動的に、輸液
方法(自動輸液ポンプ○○ml・min/小児用○滴/
min/....)を選択する輸液方法入力画面40が
表示される。ここで、輸液方法の選択入力を行うと、自
動的に、実施時の注意、条件等(血圧○○なら中止/○
○なら10滴へ/1日/毎日/....)を入力するコ
メント入力画面60が表示される。ここで、実施時の注
意、条件等の入力を行うと、当該注射オーダのオーダ内
容が確定する。
【0038】尚、以上に説明した各画面の表示順序は、
ユーザ毎にカスタマイズ可能に構成するものとする。こ
れを実現するために、ユーザ毎に各画面の表示順序に関
する対応関係を定義して、この対応関係を基に構造化さ
れたテーブルをデータベースサーバ1に記憶しておくこ
とにする。
【0039】また、以上に説明した各入力画面において
は、図3に示すように、現在、どの入力画面に関して、
どの指示項目までが入力済みであって、後、どの指示項
目を入力すれば当該注射オーダのオーダ内容が確定する
のかを文字若しくはグラフィカルな情報として表示する
ステータス画面100を合わせて表示することにする。
さらに、当該ステータス画面100において、所望の入
力画面名を選択入力することで、該当する入力画面が自
動的に表示され、入力し忘れた項目や、既に選択済みの
項目であっても改めて選択することを可能に構成する。
【0040】このように、各入力画面において選択入力
が終了すると、自動的に、次のステップの入力画面が表
示されるようにすることで、医師は、次に何を入力する
べきか迷うことが無くなり、画面の表示される順に入力
していくことのみでオーダ内容が確定されるので、効率
よくオーダ入力を行うことができる。また、どの指示項
目までが入力済みであって、後、どの指示項目を入力す
れば当該注射オーダのオーダ内容が確定するのかを文字
若しくはグラフィカルな情報として合わせて表示するこ
とで、入力忘れが発生することを防止することができる
ため、従来のように、実施時に、看護婦が入力し忘れた
内容に関して医師に電話等で問い合わせるようなことも
無くなる。
【0041】また、当該病院情報システムにおいては、
前の入力画面から次のステップの入力画面に移る際に、
次のステップの入力画面において全ての選択肢を表示す
るのではなく、前のステップの入力画面において選択さ
れた選択肢の情報を基に、次のステップの入力画面にお
いて表示される選択肢を関連するもののみに絞り込んだ
上で、これを表示することにする。さらに、デフォルト
値として、最適な数値、前回入力された値、頻繁に選択
される値等を、表示形式を変えた上で合わせて表示する
ことにする。
【0042】例えば、図4に示すように、注射種別入力
画面10において、“予防注射”を選択入力した場合に
は、次のステップの手法入力画面20には、この“予防
注射”に関する手法の一覧(選択肢)と、その他のデフ
ォルト値を合わせて表示することにする。
【0043】これを実現するために、各入力画面におけ
る指示項目の選択肢間の対応関係を定義して、この対応
関係を基に構造化されたテーブルをデータベースサーバ
1に記憶しておくことにする。また、指示項目毎に、そ
のデフォルト値を定義するテーブルをデータベースサー
バ1に記憶しておくことにする。さらに、前回入力され
た値、頻繁に選択される値等は、デフォルト値として自
動的にデータベースサーバ1に登録されるようにする。
また、これらのテーブルは、ユーザ毎に設定可能に構成
するものとする。
【0044】このように、前の入力画面から次のステッ
プの入力画面に移る際に、次のステップの入力画面にお
いて全ての選択肢を表示するのではなく、前のステップ
の入力画面において選択された選択肢の情報を基に、次
のステップの入力画面において表示される選択肢を関連
するもののみに絞って表示することで、医師は、目的の
薬剤を探し出しやすく、また余計な選択肢を選択して間
違った薬剤を注文してしまうといったリスクを回避する
ことができる。またデフォルト値を合わせて表示するこ
とで、医師は、選択するという行為自体を省くことがで
きる。
【0045】尚、当該病院情報システムにおいては、以
上に説明した手法を基本として注射オーダ等のオーダ入
力を行うものとするのだが、各ステップの入力画面間に
おいて頻繁に使用される選択肢の組み合わせがある場合
には、予め、これを“セット”として定義して、それを
一覧表示することにする。
【0046】例えば、注射種別入力画面10における選
択肢である“予防注射”を例に採り説明すると、図5に
示すように、この“予防注射”に関して頻繁に使用され
る選択肢の組み合わせがある場合には、これを、予め
“セット”として定義して、データベースサーバ1に登
録しておく。そして、当該注射種別入力画面10におい
ては、これを“予防注射セット1〜3”として一覧表示
する。そして、これらの一つが選択された場合には、そ
れに組み合わせて定義された手法、輸液経路、点滴方
法、輸液方法等に関する内容も自動的に入力されるよう
にする。
【0047】尚、ここにいう“頻繁に使用される選択肢
の組み合わせ”とは、全てのステップにわたって定義さ
れるものに限らず、一部のステップに関してのみ定義さ
れるものであってもよい。
【0048】これを実現するために、各入力画面におい
て頻繁に使用される選択肢の組み合わせがある場合に
は、これを、予め“セット”として定義して、データベ
ースサーバ1に登録しておく。そして、この“セット”
の一覧表示を行って、その中から選択されたものに基づ
いて、全てのステップ、或いは、一部のステップに関す
る内容の入力が自動的に行われるようにする。
【0049】このように、各ステップの入力画面間にお
いて頻繁に使用される選択肢の組み合わせがある場合に
は、これを、予め“セット”として定義しておくこと
で、医師は、各ステップに沿って順次選択入力を行って
いくという手間が省くことができると共に、選択入力を
行う回数が減る分、誤入力並びに選択ミス、選択忘れと
いったリスクを軽減することができる。
【0050】さらに、当該病院情報システムにおいて
は、各ステップの入力画面において選択された選択肢の
内容を基に、これらを総合的に判断するチェック機能を
備えることにする。具体的には、各入力画面において選
択された選択肢に対して、薬剤の相互作用、副作用、配
合禁止、手技対薬剤、投与量等の“組み合わせ不可”に
関する総合的なチェックを行って、これが“組み合わせ
不可”と判断された場合には、その旨の警告情報を随時
表示して、オーダ入力を行う医師に対して注意を喚起す
るようにする。
【0051】これを実現するために、各入力画面の選択
肢間での薬剤の相互作用、副作用、配合禁止、手技対薬
剤、投与量等の組み合わせ禁止の対応関係を定義して、
この対応関係を基に構造化されたテーブルをデータベー
ス1に記憶しておくことにする。尚、この対応関係は、
ユーザ毎にカスタマイズ可能に構成するものとする。
【0052】このように、各ステップの入力画面におい
て選択された選択肢の内容を基に、これらの“組み合わ
せ不可”に関する総合的なチェックを行って、これが適
切でないと判断された場合には、その旨の警告情報を随
時表示するチェック機能を備えることで、医師は、薬剤
の不適切な組み合わせや過剰投与等を発見することがで
き、医療事故やオーダミスを回避することができる。
【0053】さらに、当該病院情報システムにおいて
は、患者の基本情報や検査結果を基に、各ステップの入
力画面において選択可能な選択肢を更に絞り込んで表示
するようにする。例えば、患者の年齢、性別等の基本情
報、或いは、アレルギー等の検査結果を考慮して、投与
可能な薬剤及びその投与量、並びに、投与速度等に関す
る選択肢をあらかじめ絞り込んで表示するようにする。
尚、この患者の基本情報や検査結果は、予めデータベー
スサーバ1に記憶されているものとし、先に述べたチェ
ック機能やデフォルト値のセットの際にも同様に利用さ
れるものとする。
【0054】このように、患者の基本情報や検査結果を
基にして、各ステップの入力画面において表示される選
択肢を更に絞り込んで表示することで、医師は、患者毎
に最適化された選択肢の中から選択入力を行うことがで
き、オーダ入力を行う際の効率を向上することができ
る。
【0055】また、当該病院情報システムにおいては、
先の患者の基本情報や検査結果と関連して、患者の現在
の状態をも考慮して、先に説明した各ステップにおける
“組み合わせ不可”に関する総合的なチェック、或い
は、各ステップにおいて表示される選択肢の絞り込み表
示を行うことにする。
【0056】例えば、輸液経路入力画面30において輸
液経路の選択を行う場合を例に採り説明すれば、図6に
示すように、仮に輸液経路入力画面30において“経路
1”を選択したとする。すると、患者のバイタルサイン
や現在の輸液状況等を記録した看護記録のベッドサイド
端末5への手入力、或いは、ベッドサイドの装置群6か
らのこれらに関する情報のフィードバックによって、患
者の現在の状態である血圧、体温、輸液状況等の情報が
取得され、この“経路1”の選択が適切であるか否かが
チェックされる。ここで、例えば、この“経路1”が既
に使用されていた場合等には、その旨の警告情報が示さ
れた警告画面200が表示されることになる。
【0057】また、患者のバイタルサインや現在の輸液
状況等を記録した看護記録のベッドサイド端末5への手
入力、或いは、ベッドサイドの装置群6からのこれらに
関する情報のフィードバックによって、患者の現在の状
態である血圧、体温、輸液経路の確保状態等の情報を取
得して、これらに応じて、輸液経路入力画面30におけ
る輸液経路、即ち、選択肢の絞り込み表示を行う。ま
た、既に輸液経路が幾つか確保されている場合には、そ
れらの一覧表示を行うこととし、さらに、初回注射の場
合には、選択可能な経路の一覧表示を行うこととする。
【0058】これらを実現するために、患者のバイタル
サインや現在の輸液状況等を記録した看護記録のベッド
サイド端末5への手入力、或いは、ベッドサイドに配置
される装置群6とのオンラインによる連携によって、患
者の現在の状態をリアルタイムに病院情報システム側に
フィードバックすることにする。尚、フィードバックさ
れた患者の現在の状態に関する情報は、先に述べたチェ
ック機能やデフォルト値のセットの際にも同様に利用さ
れるものとする。
【0059】このように、患者の現在状態をも考慮し
て、各ステップにおける“組み合わせ不可”に関する総
合的なチェック、或いは、各ステップにおいて表示され
る選択肢の絞り込み表示を行うことで、医師は、患者の
現在の状態に応じたオーダ入力を行うことができ、より
適切なオーダを行うことができる。
【0060】項目2、オーダの中止とオーダ内容の変更
の仕組み (中止・変更指示の入力)従来の病院情報システムにお
いては、オーダの中止の場合には、医師が該当する注射
オーダを選択して中止の指示を入力していた。また、オ
ーダ内容の変更の場合には、医師が該当する注射オーダ
を選択して一旦中止の指示を行った上で、新たな注射オ
ーダを行っていた。このため、変更前の注射オーダと変
更後の新たな注射オーダとの対比が困難であった。更に
は、一旦配合した薬剤を破棄して、再度、新たな薬剤を
配合するという無駄も発生していた。
【0061】そこで、当該病院情報システムにおいて
は、医師が該当する注射オーダを画面上に表示させた上
で変更したい項目を選択した場合には、選択された項目
に応じて、該当するステップの画面を自動的に表示し
て、この画面上で新たな選択肢を選択若しくは入力する
ことを可能とする。また、変更した内容に関しては、上
書きと言う形ではなく追記という形にして、変更前の情
報を残した上で、当該病院情報システムに記憶する。さ
らには、変更内容に関しては、これを自動的に該当部門
の端末に送るようにする。
【0062】このように、注射オーダの変更した内容に
関しては、上書きと言う形ではなく追記という形にして
当該病院情報システムに記憶することで、医師は変更前
と変更後のオーダ内容の違いを容易に認識することがで
きるようになる。
【0063】(中止・変更指示の送付先…その1)ま
た、当該病院情報システムにおいては、一旦登録したオ
ーダ内容に関しては、薬剤の準備、患者への投与等の各
部門における進行状況をシステム上で確認できるように
する。具体的には、まず進行状況を随時確認可能とする
ために、以下のタイミングでの実施入力(進捗状況の入
力)を自動的に、若しくは、手動によって行うことにす
る。尚、実施入力を行うタイミングは、以下に記載する
ものに限らず、また、ユーザ毎に設定可能とする。 ・医師用端末から薬剤部へ送信を完了した時 ・薬剤部においてオーダ内容を参照した時 ・薬剤部において薬剤の準備を完了した時 ・薬剤部において薬剤の払出を完了した時 ・病棟において薬剤を受領した時 ・病室のベッドサイドにおいて患者への投与を開始した
【0064】このような場面において実施入力を行うこ
とにより、当該病院情報システムは、オーダの中止又は
オーダ内容の変更の指示を、主としてどの部門に優先的
に送信すべきかを判断することができるようになる。
【0065】例えば、図7に示すように、まず進行状況
を随時確認可能とするために、医師用端末3、看護婦用
端末4、ベッドサイド端末5、又は、薬剤部門端末7の
それぞれから各部門における進行状況の入力(実施入
力)を自動若しくは手入力によって行う。ここで、実施
入力を自動的に行う場合には、各部門とのオンラインの
タイミングを予めデータベースサーバ1に登録してお
く。このオンラインのタイミングとは、先に説明した実
施入力を行うタイミングと同様である。そして、各部門
での進行状況は、医師用端末3や看護婦用端末4にて随
時確認できるようにする。さらに、オーダの中止又はオ
ーダ内容の変更等があった場合には、この実施入力を基
に各部門の進行状況を判断して、優先的に送信すべき部
門の端末(医師用端末3、看護婦用端末4、薬剤部門端
末7等)に、このオーダの中止又はオーダ内容の変更に
関する指示を送信する。さらに、オーダの中止又はオー
ダ内容の変更の指示を受けた各部門の端末においては、
担当者の端末上に“中止情報又は変更情報がある”とい
う旨の画面表示を行って、担当者が中止又は変更の指示
が出されたことを確認し易くする。必要であれば、該当
患者のベッドサイド端末5にも、これを表示することに
する。
【0066】このように、オーダの中止又はオーダ内容
の変更が行われた場合には、各部門におけるオーダの進
行状況が判断された上で、優先的に送信すべき部門に自
動的にその旨の指示が送信されるようにすることで、医
師若しくは看護婦は、各部門に対してその進行状況を電
話等で確認した上で口頭或いは伝票による中止の指示を
行うといった煩雑な作業を行う必要がなくなる。また、
当該病院情報システムに中止又は変更の内容を入力する
だけで、すぐさま関連部門に指示が送信されるので、例
えば、薬剤配合がなされる前にその作業を止めることが
できるようになり、薬剤が無駄に廃棄されるといったこ
とを防ぐことができる。
【0067】(中止・変更指示の送付先…その2)前述
したように、従来の病院情報システムにおいては、オー
ダの中止の場合には、医師が該当する注射オーダを選択
して中止の指示を入力していた。しかしながら、オーダ
内容の変更の場合には、医師若しくは看護婦が各部門に
対して進行状況を電話等で確認した上で口頭或いは伝票
によって中止の指示を行うといった煩雑な作業を行って
いた。また、変更内容によっては、準備作業が継続でき
るにもかかわらず、従来の病院情報システムにおいて
は、一旦中止とされるために、配合済みの薬剤が無駄に
なる場合があった。
【0068】そこで、当該病院情報システムにおいて
は、オーダの変更内容に応じて、予め定義されたテーブ
ルから最適な送信先を判断して、これを自動的に送信す
るようにする。
【0069】例えば、薬剤情報は変更せずに手技のみを
変更するといった場合には、薬剤の準備に関しては、そ
のまま進行させても差し支えないので、薬剤部の薬剤部
門端末7には変更情報を送信せずに、手技が行われる病
棟の看護婦用端末4にのみ、その変更情報を送信するよ
うにする。さらに、変更情報を受けた病棟の看護婦用端
末4においては、担当者の端末上に“変更情報がある”
という旨の画面表示を自動的に行って、変更の指示が出
されたことを担当者が確認し易くする。必要であれば、
該当患者のベッドサイド端末5にもこれを表示する。ま
た、どの項目の変更を行ったらどの部門に変更情報が送
信されるのかは、予めテーブルとして定義し、データベ
ースサーバ1に記憶しておくことにする。さらに、この
テーブルと現在のオーダの進行状況を考慮して、最終的
にどの部門に変更通知を送るかについても、当該病院情
報システムが自動的に判断するようにする。
【0070】このように、変更を加えた内容に関して、
主としてどの部門に変更情報を送信すれば良いのかを自
動的に判断して、これを送信するようにすることで、医
師若しくは看護婦は、各部門に対してその進行状況を電
話等で確認した上で口頭或いは伝票による変更或いは中
止の指示を行うといった煩雑な作業を省くことができ
る。さらには、準備作業の中断、配合済みの薬剤の廃棄
及び再配合等といった無駄な作業を行うことなく、スム
ーズにオーダ内容の変更を行うことができる。
【0071】項目3、実施中の輸液投与情報の確認 従来の病院情報システムにおいては、バイタルサインや
実施中の輸液の投与情報等、患者の現在状況をリアルタ
イムに確認することができないために、例えば、投与予
定と実施状況の比較をリアルタイムに行って、これを確
認するといったことはできなかった。
【0072】そこで、当該病院情報システムにおいて
は、病棟の端末において、看護婦がバイタルサインや輸
液の投与情報等を定期的に実施入力するようにする。又
は、投与を行うための装置群と当該病院情報システムと
をオンラインにて接続することでバイタルサインや実施
中の輸液の投与情報等をリアルタイムに当該病院情報シ
ステムにフィードバックするようにする。
【0073】例えば、図8に示すように、病棟のベッド
サイド端末5において、看護婦がバイタルサインや輸液
の投与情報等を定期的に実施入力するようにする。又
は、投与を行うための装置群6と当該病院情報システム
とをオンラインにて接続することで、バイタルサインや
実施中の輸液の投与情報等をリアルタイムにフィードバ
ックするようにする。これにより、医師や看護婦は、医
師用端末3や看護婦用端末4から、輸液が投与目標値に
対していつどれだけ投与されたか、これまでにどれだけ
投与されたかといった情報を、リアルタイムで確認する
ことができる。さらに、バイタルサインや輸液の投与情
報に加えて、患者の基本情報をベッドサイド端末5から
入力することで、例えば、バイタルサインや輸液の投与
情報と白血球数やGOT、GPT、血糖値等の検査結果
を共に一つの画面上で参照することが可能となり、例え
ば、血圧が規定値以上になったら輸液投与を中止すると
いった複雑なオーダに対しても、ベッドサイド端末5若
しくは看護婦用端末4にその警告情報を表示することが
でき、リアルタイムに対応できるようになる。また、離
れたところにいる医師も、医師用端末3からこれらの情
報を参照できるため、これらの情報を参照しながらその
場でオーダの変更等を指示することもできる。更には、
それらに連携して行うべき他の医療行為のオーダ、実
施、変更若しくは中止に関するそれぞれの入力、並び
に、トータルとしての治療計画作成に対してもリアルタ
イムに対応することが可能となる。また、治療の前/中
/後にそれらの内容をベッドサイド端末5や医師用端末
3において患者に提示することができるので、患者に対
しても治療計画や経過の説明を詳細に説明することがで
き、インフォームドコンセントをより充実させることが
できる。
【0074】このように、投与予定と実施状況との比較
をリアルタイムに行って、これを当該病院情報システム
にフィードバックすることで、医師や看護婦は、輸液が
投与目標値に対して、いつどれだけ投与されたか、これ
までにどれだけ投与されたかといった情報を、その端末
からリアルタイムで確認することができる。さらには、
バイタルサインや輸液の投与情報に加えて、患者の基本
情報を入力することで、例えば、バイタルサインや輸液
の投与情報と共に、白血球数やGOT、GPT、血糖値
等の検査結果を一つの画面上で参照することが可能とな
るため、例えば、血圧が規定値以上になったら輸液投与
を中止するといった複雑なオーダに対しても、ベッドサ
イド端末若しくは看護婦端末に警告を表示することがで
き、リアルタイムに対応できるようになる。また、離れ
たところにいる医師からもこれらの情報が参照できるた
め、情報を参照しながらその場でオーダの変更等を指示
することもできる。更には、それらに連携して行うべき
他の医療行為のオーダ、実施、変更若しくは中止に関す
るそれぞれの入力、並びに、トータルとしての治療計画
作成に対してもリアルタイムに対応することが可能とな
る。また、治療の前/中/後にそれらの内容をベッドサ
イド端末や医師用端末において患者に提示することがで
きるので、患者に対しても治療計画や経過の説明を詳細
に説明することができ、インフォームドコンセントをよ
り充実させることができる。
【0075】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る病
院情報システムによれば、病院内での医療行為に関する
オーダを入力、変更、中止する際に、医師の思考に沿っ
た効率良いオーダ入力を行うことが可能となる。また、
電話連絡における伝達ミスや、医師による項目の選択ミ
ス及び選択忘れに起因する医療事故を未然に防ぐことが
できる。さらに、変更、中止に関しては、オーダの進捗
状況に合わせて適格な場所へ最適なタイミングで指示を
出すことができ、さらには、ベッドサイドでの患者への
輸液の投与情報等をリアルタイムに確認することで、各
種医療行為及びその計画を効率良く進めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る病院情報システムの一実施形態に
おけるシステム構成図である。
【図2】注射オーダのオーダ入力を行う際の入力画面の
流れを示す系統図である。
【図3】注射オーダのオーダ入力を行う際に表示される
ステータス画面を示す図である。
【図4】前の入力画面において選択された選択肢の情報
を基に、次の入力画面において選択肢を絞り込み表示す
るという過程を説明するための図である。
【図5】各入力画面間において頻繁に使用される選択肢
の組み合わせがある場合に、これを“セット”として一
覧表示するという過程を説明するための図である。
【図6】各入力画面において選択された選択肢を、総合
的にチェックして、これが不適当と判断された場合に
は、その旨の警告情報を表示するという過程を説明する
ための図である。
【図7】オーダの中止又はオーダ内容の変更が行われた
場合に、オーダの進行状況が判断された上で、優先的に
送信すべき部門に自動的にその旨の指示が送信されると
いう過程を説明するための図である。
【図8】ベッドサイドの装置群と当該病院情報システム
とをオンラインにて接続して、バイタルサインや実施中
の輸液の投与情報等をリアルタイムにフィードバックす
るという過程を説明するための図である。
【符号の説明】
1…データベースサーバ 2…アプリケーションサーバ 3…医師用端末 4…看護婦用端末 5…ベッドサイド端末 6…装置群 7…薬剤部門端末 8…調剤システム 9…部門システム 10…注射種別入力画面 20…手法入力画面 30…輸液経路入力画面 40…輸液方法入力画面 50…点滴方法入力画面 60…コメント入力画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 宣夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 加藤 俊樹 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 4C341 LL06 LL30

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病院内での医療行為に関するオーダ入力
    を行うための端末を設け、この端末において各指示項目
    を入力するための入力画面を表示し、該入力画面におい
    ては、各指示項目を入力するための画面を段階的に表示
    し、且つ、各画面においては、指示項目毎に選択肢を表
    示して、マウス等のポインティングデバイスからその選
    択肢を選択入力することを可能とし、また、指示項目毎
    にキーボード等からテキスト文をテキスト入力すること
    を可能とする制御部を有する病院情報システムにおい
    て、 前記制御部が、各画面の表示順序に関する対応関係を定
    義するテーブルを記憶するデータベースを備え、且つ、
    このテーブルをユーザ毎に任意に定義し登録することが
    可能な機能を有し、さらには、この表示順序に関する対
    応関係に基づいて、各画面を段階的に表示する機能を有
    することを特徴とする病院情報システム。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、各画面において、現在、
    どの指示項目までが入力済みであって、後、どの指示項
    目を入力すれば良いのかを、文字若しくはグラフィカル
    な情報として同一画面上に表示する機能を有することを
    特徴とする請求項1記載の病院情報システム。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、次に表示する画面をマウ
    ス等のポインティングデバイスによって任意に選択する
    ことができる機能を有することを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の病院情報システム。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、各画面の各指示項目にお
    いて選択入力された選択肢の内容に基づいて、次に表示
    される画面の指示項目に表示される選択肢の絞込み表示
    を行う機能を有し、さらには、この絞込み表示を行うた
    めの各選択肢の対応関係を定義するテーブルを記憶する
    データベースを備え、且つ、このテーブルをユーザ毎に
    任意に定義し登録することが可能な機能を有することを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の
    病院情報システム。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記絞込み表示される選
    択肢以外の選択肢を表示して、これを選択入力すること
    を可能とする機能を有することを特徴とする請求項4記
    載の病院情報システム。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、指示項目毎にそのデフォ
    ルト値を定義するテーブルを記憶するデータベースを有
    し、且つ、このテーブルをユーザ毎に任意に定義し登録
    することが可能な機能を有し、さらには、各画面の各指
    示項目において表示される選択肢内にこのデフォルト値
    を加えて表示して、又は、テキスト入力欄の中にこのデ
    フォルト値を表示して、且つ、その表示形式を変えるこ
    とで、ユーザにその旨の通知を行う機能を有することを
    特徴とする請求項1記載の病院情報システム。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前回入力された値、若し
    くは、頻繁に入力される値をデフォルト値として、これ
    を指示項目毎に前記データベースに自動的に登録する機
    能を有することを特徴とする請求項6記載の病院情報シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、各画面の各指示項目にお
    いて頻繁に選択される選択肢を全て組み合わせてセット
    とし、これをデータベースに登録する機能を有し、さら
    に、この登録されたセットの一覧を表示して、その中か
    らマウス等のポインティングデバイスによって選択入力
    されたセットに基づいて、全ての指示項目の確定を行う
    機能を有することを特徴とする請求項1記載の病院情報
    システム。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、各画面の各指示項目にお
    いて頻繁に選択される選択肢の一部を組み合わせてセッ
    トとし、これをデータベースに登録する機能を有し、さ
    らに、この登録されたセットの一覧を表示して、その中
    からマウス等のポインティングデバイスによって選択入
    力されたセットに基づいて、該当する指示項目の確定を
    行って、他の指示項目に関しては、個別にその入力を行
    うための画面を表示する機能を有することを特徴とする
    請求項1記載の病院情報システム。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、各画面の各指示項目に
    おいて入力された内容に対して、組み合わせ可能/不可
    能の対応関係を定義するテーブルを記憶するデータベー
    スを有し、且つ、このテーブルをユーザ毎に任意に定義
    し登録することが可能な機能を有し、さらには、組み合
    わせ不可能の内容が入力された場合には、ユーザに対し
    てその旨の警告表示を行う機能を有することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の病院情報
    システム。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、次に表示される画面、
    次の画面において表示される選択肢、若しくは、デフォ
    ルト値、組み合わせ不可能の警告を、患者の基本情報や
    他の検査結果に基づいて自動的に選択して若しくは判断
    して、これを表示する機能を有することを特徴とする請
    求項10記載の病院情報システム。
  12. 【請求項12】 前記制御部は、ベッドサイドに設けら
    れる端末においてオンライン若しくは手作業によって入
    力された患者の現在状態に関する情報に基づいて、次に
    表示される画面、次の画面において表示される選択肢、
    若しくは、デフォルト値、組み合わせ不可能の警告を自
    動的に選択して若しくは判断して、これを表示する機能
    を有することを特徴とする請求項10記載の病院情報シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記制御部は、既に入力済みの指示項
    目を表示する機能を有し、その中から選択された指示項
    目の選択肢の一覧を自動的に表示して、その修正、追
    加、削除を可能とする機能を有することを特徴とする請
    求項11又は請求項12に記載の病院情報システム。
  14. 【請求項14】 前記制御部は、修正前と修正後の入力
    内容を同一の画面上に表示する機能を有し、それぞれの
    対比が目視で確認できるように、その表示形式を変えて
    これを表示する機能を有することを特徴とする請求項1
    3記載の病院情報システム。
  15. 【請求項15】 前記制御部は、診察室、薬剤部及び病
    棟、ベッドサイド等に設けられる端末において、オンラ
    イン若しくは手動にて入力された各部署でのオーダの進
    行状況を、他の端末において、文字若しくはグラフィカ
    ルな情報として任意に参照することを可能とする機能を
    有することを特徴とする請求項14記載の病院情報シス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記制御部は、前記各部署でのオーダ
    の進行状況がオンラインにて入力される場合には、どの
    作業をもって実施入力として当該病院情報システムに登
    録するかの対応関係を定義するテーブルを記憶するデー
    タベースを備え、且つ、このテーブルをユーザ毎に任意
    に定義し登録することが可能な機能を有することを特徴
    とする請求項15記載の病院情報システム。
  17. 【請求項17】 前記制御部は、入力された各部署での
    オーダの進行状況に基づいて、オーダの中止情報を送信
    する部署を自動的に判断して、該当する部署の端末、若
    しくは、担当者の携帯端末に対してその旨のメッセージ
    を表示する機能を有することを特徴とする請求項16記
    載の病院情報システム。
  18. 【請求項18】 前記制御部は、入力された各部署での
    オーダの進行状況とオーダの修正内容を対応付けて、オ
    ーダの修正情報を送信する部署を自動的に判断して、該
    当する部署の端末、若しくは、担当者の携帯端末に対し
    てその旨のメッセージを表示する機能を有することを特
    徴とする請求項17記載の病院情報システム。
  19. 【請求項19】 前記ベッドサイドに設けられる端末
    は、バイタルサイン等の情報や薬剤投与量等の医療行為
    に関する実施状況を、実際に患者に取り付けられる各種
    測定装置からオンラインにて受信する機能を有すること
    を特徴とする請求項15記載の病院情報システム。
  20. 【請求項20】 前記制御部は、オーダ入力時における
    目標値と現在の実施状況並びに患者基本情報、バイタル
    サイン等の経時的な情報、各種検査結果を、前記診察
    室、病棟、ベッドサイド等に設けられる端末に文字若し
    くはグラフィカルな情報として同一画面上に表示する機
    能を有することを特徴とする請求項15記載の病院情報
    システム。
  21. 【請求項21】 前記制御部は、医療行為の実施状況に
    応じて変化するバイタルサイン等の各種情報の変動幅を
    オーダ入力時における目標値と比較して、これが目標値
    に達した場合には、前記診察室、病棟、ベッドサイド等
    に設けられる端末に警告する旨のメッセージを表示する
    機能を有することを特徴とする請求項20記載の病院情
    報システム。
  22. 【請求項22】 前記制御部は、オーダ入力時における
    目標値と現在の実施状況並びに患者基本情報、バイタル
    サイン等の経時的な情報、各種検査結果とを比較して、
    これらが目標値に達した場合には、それに連携して行う
    べき治療方針のセットの候補を前記診察室、病棟、ベッ
    ドサイド等に設けられる端末に自動的に表示する機能を
    有することを特徴とする請求項21記載の病院情報シス
    テム。
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