JP2003271557A - 障害情報分析方法 - Google Patents

障害情報分析方法

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JP2003271557A
JP2003271557A JP2002074262A JP2002074262A JP2003271557A JP 2003271557 A JP2003271557 A JP 2003271557A JP 2002074262 A JP2002074262 A JP 2002074262A JP 2002074262 A JP2002074262 A JP 2002074262A JP 2003271557 A JP2003271557 A JP 2003271557A
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Junichi Joho
潤一 城寶
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は障害情報分析方法に関し、管理対象
のワークステーションが大規模な場合であっても、管理
者がそれらワークステーション群の障害情報を把握でき
るようにした障害情報分析方法を提供することを目的と
している。 【解決手段】 ワークステーション群がネットワークを
介して接続されたシステムで、ワークステーション群の
障害情報を分析する障害情報分析方法において、ワーク
ステーション群の障害情報を重要度に分けて一定期間単
位に件数を蓄積し(ステップ1)、蓄積した障害情報の
統計をとって表示する(ステップ2)ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワークステーション
群がネットワークを介して接続されたシステムにおける
障害情報分析方法に関する。更に詳しくは、ワークステ
ーション群がネットワークを介して接続されたシステム
において、管理者がワークステーションの障害情報、シ
ステム情報を統計的手法にて管理情報として把握するこ
とができるようにした障害情報分析方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般に流布しているフリーソ
フトウェア等で、ワークステーションを管理するため
に、システム情報を収集し、ウェブ上で障害情報を表示
する手法が存在する。この場合、主として情報を収集し
た時点での障害の有無により表示分けを行なっている。
また、定量的データは予め定められた閾値を越える値の
時に障害と判断して表示している。そして、障害の過去
データは参照できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ワークステーシ
ョン群の障害情報を、重要度(例えば3段階)に分けて
管理者に通知する等していたが、管理者が該当障害は過
去どれくらいのレベルで発生しているのか知りたけれ
ば、過去データを検索して把握する必要があった。
【0004】また、ワークステーション群の障害情報
を、例えば設定された閾値を超過せずに、重要度が低い
と判定された障害においても一定期間の増減を比較する
ことにより、増加傾向であれば対処が必要であるといっ
た判断ができるように、一定期間のデータの増減を管理
者が認識できる必要がある。
【0005】また、複数(特に大規模な)のワークステ
ーション群を管理する際、どのワークステーションに障
害が多く発生し、優先して対処が必要なワークステーシ
ョンか、場合によっては、リプレースすべきか等の判断
を容易にする統計データが必要である。
【0006】また、前記した障害情報を管理者が得るた
めのシステムとして、同じLAN内でなくとも管理情報
を統計ワークステーションに通知できる手段と、管理者
が簡単に統計情報を入手できる手段が必要である。
【0007】更に、ワークステーション群の定量的なシ
ステム情報について、設定した閾値を越えなければ管理
者に警告されないため、障害と判断された時点で通知を
受けることになるが、必要に応じて一定期間の増減から
将来の障害発生を事前に予想できるようにしたいという
要求もある。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、管理対象のワークステーションが大規模
な場合であっても、管理者がそれらワークステーション
群の障害情報を把握できるようにした障害情報分析方法
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)図1は本発明方法
の原理を示すフローチャートである。本発明は、ワーク
ステーション群がネットワークを介して接続されたシス
テムで、ワークステーション群の障害情報を分析する障
害情報分析方法において、ワークステーション群の障害
情報を重要度に分けて一定期間単位に件数を蓄積し(ス
テップ1)、蓄積した障害情報の統計をとって表示する
(ステップ2)ようにしたことを特徴とする。
【0010】この発明では、障害情報を重要度に分けて
データベースに保存する時の重要度を決定する。例え
ば、Critical(クリティカル)、Error
(エラー)、Warning(ウォーニング)の3段階
とする。次に、障害情報の表示単位期間を設定する。例
として、1週間と設定する。
【0011】各ワークステーションにおいて、表示単位
期間とした1週間の間に発生した各重要度毎の件数であ
るクリティカル件数、エラー件数、ウォーニング件数を
グラフ化し、HTML形式で表示する。また、別画面に
て表示単位期間の設定を変更し、1ヶ月単位の障害発生
件数をグラフ化して表示する等、任意の期間で障害デー
タの統計情報をグラフ化し、HTML形式で表示する。
【0012】このように構成すれば、一定期間の該当ワ
ークステーションの障害件数が把握でき、グラフ化によ
り管理者が容易に統計的な発生レベルを認識することが
できる。 (2)請求項2記載の発明は、前記ワークステーション
群の障害情報を、一定期間の増減について統計をとり、
表示するようにしたことを特徴とする。
【0013】この発明では、請求項1にて表示された表
示単位期間の障害発生件数を、更にもう1単位遡った期
間の障害発生件数と比較し、その増減を数値でグラフと
共にHTML形式で表示する。
【0014】例えば、表示単位期間を1ヶ月とすると、
1ヶ月前から当日までの障害発生件数と2ヶ月前から1
ヶ月と1日前までの障害発生件数を比べ、その増減を例
えば“30%”といった形でグラフ近傍に表示する。
【0015】このように構成すれば、一定期間の障害発
生件数の増減を容易に把握でき、どのワークステーショ
ンで障害が増加傾向にあるかを認識することができる。
例えば、障害の重要度レベルが低い障害でも前回と比較
して非常に障害発生件数が増加しているワークステーシ
ョンでは、何か発生する原因となる事象の有無を判断す
ることができる。 (3)請求項3記載の発明は、前記ワークステーション
群の障害情報を、一定期間単位に順位付けして表示する
ようにしたことを特徴とする。
【0016】本発明は、請求項1から2において、管理
対象となるワークステーションが複数の場合、その障害
発生件数又は定量的データの多い順にグラフ表示を行な
う。このように構成すれば、複数のワークステーション
で、一定期間に障害件数又は定量的データ量が多いワー
クステーションを把握することができる。例えば、大規
模なワークステーションを管理する場合、管理者が障害
発生件数の多い順に対処を行なう計画を立てることがで
きる。また、将来的な設備導入の指標とすることができ
る。 (4)請求項4記載の発明は、前記ワークステーション
群の障害情報を電子メールで通知し、集積した情報を統
計処理して表示するようにしたことを特徴とする。
【0017】本発明は、管理対象となる各ワークステー
ションにて管理情報を定期的に自律で統計ワークステー
ションに電子メールで通知する。このように構成すれ
ば、監視システムを構築する上で、対象となるワークス
テーションがネットワーク的に離れている場合、電子メ
ールで情報を通知することにより、インターネットを介
して情報の伝播ができる。また、統計情報をウェブ表示
することにより、管理者がどこからでもアクセスできる
ようになる。 (5)請求項5記載の発明は、前記ワークステーション
群の定量的なシステム情報を、一定期間の増減について
統計をとり、表示するようにしたことを特徴とする。
【0018】この発明は、請求項1、2の障害発生件数
とは別に、システムの定量的データについては障害と認
められない状況においても、データベースに保存し、設
定した表示期間単位の平均値をグラフ化して、HTML
形式で表示する。
【0019】また、表示期間単位を、更にもう1単位遡
った期間の平均値と比較し、その増減を数値でグラフと
共にHTML形式で表示する。このように構成すれば、
一定期間の定量的データの増減を容易に把握でき、その
増加傾向を見出すことによって、将来的に障害が発生す
るワークステーションを予見することができる。例え
ば、ワークステーションのスワップ使用量が障害となる
閾値まではないが、前回と比較して増加傾向にあり、こ
のままでは将来的に障害発生となることが予想できるの
で、事前にその増加要因を取り除き、障害発生を未然に
防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。複数のワークステーショ
ン群のシステムを管理する目的で、定期的(例えば1時
間毎、1日毎、1週間毎等)に対象となる各ワークステ
ーションのシステム情報(例えばシステムのログ情報や
ディスクの使用量、スワップ(一時的に使用する記憶領
域)の使用量、提供しているサービスに必要なプロセス
の稼働状況、ロードアベレージ、メールのキュー状況、
NIS(ネットワーク・インフォメーション・サービ
ス)のマップのタイムスタンプ(更新履歴))を、統計
表示ワークステーションに電子メールで送信する。
【0021】統計表示ワークステーションは、管理対象
となるワークステーション群と同一ワークステーション
又は同じLAN上のワークステーション若しくはインタ
ーネットを介して電子メールを配信できるワークステー
ションである。
【0022】統計表示ワークステーションでは、統計プ
ログラムにより、送られたシステム情報から、障害があ
ればその重要度に応じて障害発生件数を蓄積し、それぞ
れのワークステーションでそれぞれの重要度毎に統計を
とる。その際、障害発生件数の蓄積は、報告日までの1
週間単位、1ヶ月単位、又は指定した期間単位で行な
う。
【0023】また、定量的なシステム情報(例えばディ
スクの使用量やスワップの使用量)は、障害と認められ
ない場合でも、それぞれのワークステーション毎に統計
をとる。表示プログラムにより、統計データからワーク
ステーションの障害発生件数及び定量的データで順位付
けし、ウェブ上で管理者にグラフ表示する。又は、グラ
フデータを管理者にメール送信する。
【0024】データ表示の際、蓄積単位が1週間単位の
場合、前の週のデータと比較してその比率を表示する。
1ヶ月単位の場合、前の月のデータと比較してその比率
を表示する。
【0025】図2は本発明が適用されるシステム構成例
を示す図である。図において、1は複数設けられたワー
クステーション(WS)、2は各ワークステーション1
からアクセスされるデータベース(DB)、3はこれら
ワークステーション1、データベース2が接続されるネ
ットワークで、例えばインターネットである。各ワーク
ステーション1は何れも障害の統計処理を行なう統計表
示ワークステーションとなりうる。
【0026】図3は本発明のソフトウェア(データベー
ス)の構成例を示す図である。図において、2がデータ
ベースである。データベース2において、3は電子メー
ルを受け付ける受け付け部(受け付けプログラム)、6
は該受け付け部2からの情報を記憶する記憶部、4は該
記憶部6に記憶されている障害情報を読み出して統計処
理を行なう統計処理部(統計処理プログラム)、5は該
統計処理部4で処理された統計情報を表示部(図示せ
ず)に表示する表示部(表示プログラム)である。該表
示部5の出力情報は、例えばウェブで表示される。
【0027】ここで、管理対象の各ワークステーション
1にて1日1度自律起動にてシステム情報(例えばログ
情報、ディスクの使用量、スワップの使用量、提供して
いるサービスに必要なプロセスの稼働状況、ロードアベ
レージメールキューのスプール状況)を統計表示ワーク
ステーション1に電子メールで通知する。統計表示ワー
クステーション1では、受け付け部3にて電子メールを
受け付け、記憶部(いわゆるデータベース)6に蓄積す
る。
【0028】統計処理部4では、先ず各ワークステーシ
ョン1の最新のシステム情報から、障害を分析し重要度
に分けて編集する。ここで、重要度は、例としてCri
tical(クリティカル)、Error(エラー)、
Warning(ウォーニング)の3段階とする。クリ
ティカルが最重要で、その次に重要なのがエラー、その
次に重要なのがウォーニングである。
【0029】ワークステーション1が立ち上がっていな
い、必須のプロセスがない場合はクリティカル、その他
のプロセスが立ち上がっていない、スワップの使用量、
メールキューのスプール量、ディスクの使用量、ロード
アベレージがエラーとして指定した閾値を越えた場合に
エラー、スワップの使用量、メールキューのスプール
量、ディスクの使用量、ロードアベレージがウォーニン
グとして指定した閾値を越えた場合にウォーニングとし
てアラームを編集する。
【0030】これら編集情報とログ情報を表示部5にて
管理画面の基本画面として表示する。図4は統計表示画
面の基本画面を示す図である。画面において、10は期
間セレクト部であり、Dailyレポート、Weekl
yレポート、Monthlyレポートの何れかをマウス
でクリックすることにより、セレクトすることができ
る。ここでは、Dailyレポートがセレクトされてい
る。
【0031】11はクライアントホスト状態情報表示部
であり、ここではクライアント数4件がセレクトされて
いる。4件のクライアントの状況も併せて表示されてお
り、図の例では、安全クライアントが2件、注意クライ
アントが1件、危険クライアントが1件である。安全ク
ライアントの名前をpeta、std2、注意クライア
ントの名前をstd1、危険クライアントの名前をna
noと定義している。
【0032】12はアラーム情報表示部であり、クリテ
ィカル、エラー、ウォーニングの3種類が表示されてい
る。クリティカルなクライアントとしては、前記クライ
アントnanoであり、ディスクの使用率がクリティカ
ル基準値(90%)を越えているという表示がされてい
る。エラーのクライアントとしては記載されていない。
ウォーニングのクライアントとしては、前記クライアン
トstd1であり、ディスク使用率がウォーニング基準
値(80%)を越えているという表示がされている。
【0033】13はシステムメッセージ全レポート内容
表示部であり、nano、peta、std1、std
2のクライアント毎に全レポート内容が見れるようにな
っている。図の例では、各クライアントともメッセージ
はない。
【0034】次に、1週間単位で最新の1週間分と、そ
の前の1週間分について、データベース2から情報を得
て、アラームの件数で各ワークステーション毎に統計を
とり、最新1週間分の件数の多い順にグラフ化する。ま
た、グラフはその前の1週間分と比較し増減値を与え
る。更に、各ワークステーションのディスク使用量、ス
ワップ使用量や、ロードアベレージについてそれぞれ同
様のグラフ化、増減値を求める。そして、これらを表示
部5にて表示し、管理画面の基本画面とリンクをはる。
【0035】図5は表示単位を1週間とした場合の統計
表示画面を示す図である。図4と同一のものは、同一の
符号を付して示す。ここでは、期間セレクト部10でW
eeklyレポートがクリックされ、セレクトされてい
る。21はアラーム統計表示部であり、2001/11
/30〜2001/12/06までの1週間分の情報
(アラーム件数(ワースト順))を示している。ここで
は、ホストnanoとstd1についてのアラーム統計
が表示されている。画面中、*はウォーニング、$はエ
ラー、%はクリティカルを示している。例えば、ホスト
nanoの場合、ウォーニングが4件、クリティカルが
3件であり、その合計を件数グラフとして図のように示
す。ウォーニングを示す*4個と、クリティカルを示す
%3個が横方向につながった形で示されている。ホスト
std1の場合は、ウォーニングが7件あるので、*印
が7個横方向につながった形で示されている。
【0036】22はスワップ使用量統計表示部であり、
2001/11/30〜2001/12/06までの1
週間分のスワップ使用率(ワースト順)情報を示してい
る。図では、横方向にホスト名、使用可能メモリ容量、
使用率、使用率グラフから構成されている。ここで、使
用率グラフは、先週からの増減(%)も示している。
【0037】図では、ホストが順にnano、pet
a、std2、std1とワースト順に並んでいる。例
えば、順位1の場合、ホストはnanoであり、nan
oの使用可能メモリ容量は500MB、使用率は25%
であり、使用率グラフは*印10個で25%を表し、先
週からの増減が+1%であることを示している。このよ
うにして、他のホストについても使用率グラフが表示さ
れている。ここで、petaは使用率12%で先週から
の増減は0%、ホストstd2は使用率2%で先週から
の増減は0%、ホストstd1は使用率1%で先週から
の増減は0%である。
【0038】23はディスク使用容量統計表示部であ
り、2001/11/30〜2001/12/06まで
の1週間分のディスク使用率(ワースト順)情報を示し
ている。図では、横方向にホスト名、使用可能ディスク
容量、使用率、使用率グラフから構成されている。使用
率グラフは、先週からの増減も示している。使用率のワ
ースト順位は、std1、peta、nano、std
2の順である。
【0039】例えば、ホストstd1の場合、使用可能
ディスク容量は1559MBであり、使用率は20%、
使用率グラフは*印8個で20%を示している。先週か
らの増減は+1%である。以下、残りのホストpet
a、nano、std2についても同様である。
【0040】上述の例では、スワップ使用量、ディスク
使用量についてのシステム情報の増減の統計をとった場
合を例にとったが、本発明はウォーニング、エラー、ク
リティカル情報についても、全く同様にある期間単位の
増減をとって、グラフに表示することができる。
【0041】このように、本発明によれば、一定期間の
該当ワークステーションの障害件数が把握でき、グラフ
化により管理者が容易に統計的な発生レベルを認識する
ことができる。
【0042】また、本発明では、ワークステーション
(ホスト又はクライアント)群の障害情報を、一定期間
(ここでは1週間)の増減について統計をとり、表示す
るようにしている。従って、一定期間の障害発生件数の
増減を容易に把握でき、どのワークステーションで障害
が増加傾向にあるかを認識することができる。例えば、
障害の重要度レベルが低い障害でも、前回と比較して非
常に障害発生件数が増加しているワークステーションで
は、何か発生する原因となる事象の有無を判断すること
ができる。
【0043】また、本発明では、前記ワークステーショ
ン(ホスト又はクライアント)群の障害情報を一定期間
単位に順位付けして表示するようにしている。従って、
複数のワークステーションで、一定期間に障害件数又は
定量的データ量が多いワークステーションを把握するこ
とができる。例えば、大規模なワークステーションを管
理する場合、管理者が障害発生件数の多い順に対処を行
なう計画を立てることができる。また、将来的な設備導
入の一つの指標とすることができる。
【0044】また、本発明では、前記ワークステーショ
ン(ホスト又はクライアント)群の障害情報を電子メー
ルで通知し、集積した情報を統計処理して表示すること
ができる。従って、監視システムを構築する上で、対象
となるワークステーションがネットワーク的に離れてい
る場合、電子メールで情報を通知することにより、イン
ターネットを介して情報の伝播ができる。また、統計情
報をウェブ表示することにより、管理者がどこからでも
アクセスできるようになる。
【0045】また、本発明では、前記ワークステーショ
ン(ホスト又はクライアント)群の定量的なシステム情
報を、一定期間の増減について統計をとり、表示するこ
とがてきる。従って、一定期間の定量的データの増減を
容易に把握でき、その増加傾向を見出すことによって、
将来的に障害が発生するワークステーションを予見する
ことができる。例えば、ワークステーションのスワップ
使用量が障害となる閾値まではないが、前回と比較して
増加傾向にあり、このままでは将来的に障害発生となる
ことが予想できるので、事前にその増加要因を取り除
き、障害発生を未然に防ぐことができる。
【0046】図6は表示単位を1ヶ月とした場合の統計
表示画面を示す図である。図4と同一のものは、同一の
符号を付して示す。ここでは、期間セレクト部10のM
onthlyレポートがクリックされ、セレクトされて
いる。31はアラーム統計表示部であり、2001/1
1/07〜2001/12/06までの1ヶ月分の情報
(アラーム件数(ワースト順))を示している。ここで
は、ホストnanoとstd1とstd2についてのア
ラーム統計が表示されている。画面中、*はウォーニン
グ、$はエラー、%はクリティカルを示している。例え
ば、ホストnanoの場合、ウォーニングが27件、ク
リティカルが3件であり、その合計を件数グラフとして
図のように示す。ウォーニングを示す*27個と、クリ
ティカルを示す%3個が横方向につながった形で示され
ている。ホストstd1の場合は、ウォーニングが28
個、クリティカルが2個であるので、ウォーニングを示
す*28個とクリティカルを示す%2個が横方向につな
がった形で示されている。std2については、クリテ
ィカルが2個のみであるので、グラフ表示はクリティカ
ルを示す%が2個示されている。
【0047】32はスワップ使用量統計表示部であり、
2001/11/07〜2001/12/06までの1
ヶ月分のスワップ使用率(ワースト順)情報を示してい
る。図では、横方向にホスト名、使用可能メモリ容量、
使用率、使用率グラフから構成されている。ここで、使
用率グラフは、先週からの増減(%)も示している。
【0048】図では、ホストが順にnano、pet
a、std2、std1とワースト順に並んでいる。例
えば、順位1の場合、ホストはnanoであり、nan
oの使用可能メモリ容量は506MB、使用率は25%
であり、使用率グラフは*印10個で25%を表し、先
週からの増減が−27%であることを示している。この
ようにして、他のホストについても使用率グラフが表示
されている。ここで、petaは使用率12%で先週か
らの増減は0%、ホストstd2は使用率2%で先週か
らの増減は0%、ホストstd1は使用率1%で先週か
らの増減は−1%である。
【0049】33はディスク使用容量統計表示部であ
り、2001/11/07〜2001/12/06まで
の1ヶ月分のディスク使用率(ワースト順)情報を示し
ている。図では、横方向にホスト名、使用可能ディスク
容量、使用率、使用率グラフから構成されている。使用
率グラフは、先週からの増減も示している。使用率のワ
ースト順位は、std1、peta、nano、std
2の順である。
【0050】例えば、ホストstd1の場合、使用可能
ディスク容量は1585MBであり、使用率は18%、
使用率グラフは*印7個で18%を示している。先週か
らの増減は+3%である。以下、残りのホストpet
a、nano、std2についても同様である。
【0051】上述の実施の形態例では、ネットワークと
してインターネットを用いた場合を例にとったが、本発
明はこれに限るものではなく、他の種類のネットワーク
(例えばLANやイーサネット(登録商標))を用いる
ことができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果が得られる。 (1)請求項1記載の発明によれば、一定期間の該当ワ
ークステーションの障害件数が把握でき、グラフ化によ
り管理者が容易に統計的な発生レベルを認識することが
できる。
【0053】(2)請求項2記載の発明によれば、一定
期間の障害発生件数の増減を容易に把握でき、どのワー
クステーションで障害が増加傾向にあるかを認識するこ
とができる。例えば、障害の重要度レベルが低い障害で
も前回と比較して非常に障害発生件数が増加しているワ
ークステーションでは、何か発生する原因となる事象の
有無を判断することができる。
【0054】(3)請求項3記載の発明によれば、複数
のワークステーションで、一定期間に障害件数又は定量
的データ量が多いワークステーションを把握することが
できる。例えば、大規模なワークステーションを管理す
る場合、管理者が障害発生件数の多い順に対処を行なう
計画を立てることができる。また、将来的な設備導入の
指標とすることができる。
【0055】(4)請求項4記載の発明によれば、監視
システムを構築する上で、対象となるワークステーショ
ンがネットワーク的に離れている場合、電子メールで情
報を通知することにより、インターネットを介して情報
の伝播ができる。また、統計情報をウェブ表示すること
により、管理者がどこからでもアクセスできるようにな
る。
【0056】(5)請求項5記載の発明によれば、一定
期間の定量的データの増減を容易に把握でき、その増加
傾向を見出すことによって、将来的に障害が発生するワ
ークステーションを予見することができる。例えば、ワ
ークステーションのスワップ使用量が障害となる閾値ま
ではないが、前回と比較して増加傾向にあり、このまま
では将来的に障害発生となることが予想できるので、事
前にその増加要因を取り除き、障害発生を未然に防ぐこ
とができる。
【0057】このように、本発明によれば、管理対象の
ワークステーションが大規模な場合であっても、管理者
がそれらワークステーション群の障害情報を把握できる
ようにした障害情報分析方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の原理を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明が適用されるシステム構成例を示す図で
ある。
【図3】本発明のソフトウェアの構成例を示す図であ
る。
【図4】統計表示画面の基本画面を示す図である。
【図5】表示単位を1週間とした場合の統計表示画面を
示す図である。
【図6】表示単位を1ヶ月とした場合の統計表示画面を
示す図である。
【符号の説明】
2 データベース 3 受け付け部 4 統計処理部 5 表示部 6 記憶部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B042 GA12 MA08 MA09 MA10 MA14 MC15 NN04 NN56 5B085 AA08 AC03 AC14 AC16 BE04 BG02 BG07 CA02 CA04 CA07 5B089 GB02 JB14 JB17 KA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークステーション群がネットワークを
    介して接続されたシステムで、ワークステーション群の
    障害情報を分析する障害情報分析方法において、 ワークステーション群の障害情報を重要度に分けて一定
    期間単位に件数を蓄積し(ステップ1)、 蓄積した障害情報の統計をとって表示する(ステップ
    2)ようにしたことを特徴とする障害情報分析方法。
  2. 【請求項2】 前記ワークステーション群の障害情報
    を、一定期間の増減について統計をとり、表示するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の障害情報分析方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ワークステーション群の障害情報
    を、一定期間単位に順位付けして表示するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の障害情
    報分析方法。
  4. 【請求項4】 前記ワークステーション群の障害情報を
    電子メールで通知し、集積した情報を統計処理して表示
    するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載の障害情報分析方法。
  5. 【請求項5】 前記ワークステーション群の定量的なシ
    ステム情報を、一定期間の増減について統計をとり、表
    示するようにしたことを特徴とする請求項1記載の障害
    情報分析方法。
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