JP2003271465A - 記録方式 - Google Patents
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Abstract
まっても、差分のデータが損なわれることのない記録方
式を提供する。 【解決手段】 複数のブロック化された記録単位領域を
有する不揮発記録媒体に対し、その各記録単位領域に連
続的な書込み動作を行い、かつ記録単位領域毎に一括消
去動作を行うようにした記録方式であって、新たにファ
イルを上書き保存する際に、記録単位領域の既に書き込
まれた既存ファイル直後の空き領域から書込み動作を開
始するとともに、かかる書込み動作終了するまでの間、
記録単位領域に書き込まれている上書きファイル対応の
ファイルを保持するようにしたことを特徴とする。
Description
各種データファイルを記録する記録方式に関するもので
ある。
動作記録データを記録する媒体としてフラッシュメモリ
などの訂正可能な不揮発記憶装置が盛んに使われるよう
になってきている。不揮発記憶装置の記録媒体は、複数
のブロック化された一定長の記録単位領域からなり、記
録に際し、まず各記録単位領域を消去単位として初期化
し(以下、この記録単位領域をセクタと称す)、次いで
書き込みを行うという手順を踏んでいる。
ダムアクセスを実現しようとすると、任意のデータを任
意の長さとタイミングで書き込む方式を採用する必要が
ある。このような方式として、例えばFAT(File
Allocation Tableの略)による管理
方式があげられる。
ァイル名称テーブルとデータ領域テーブルで管理し、実
データの配置をデータ領域テーブルによって自在に配置
して管理することにより、ユーザに対し、仮想的に連続
データを常時提供するという優れた方式である。
データ管理長を一定にして行うことで効率は上がるが、
実データ管理長が長すぎるとデッドスペースが大きくな
ってしまうため、実データ管理長は通常256バイト乃
至4096バイト程度に設定されている。
16キロバイト乃至64キロバイトと、実データ管理長
よりずっと大きな場合が多い。このため運用上、実際の
セクタよりも小さな仮想的なセクタを設定するようにし
ている。
は、消去に際し、仮想的なセクタを含んだ実際のセクタ
を消去するとともに、高速で実際のセクタと仮想的なセ
クタの差分のデータをRAMなどの揮発記憶装置に複製
し、書き戻すという作業を行っていた。
の記録方式は以上のように構成されており、仮想的なセ
クタ消去の最中に電源が切れてしまうと、差分のデータ
は損なわれたままになってしまうという課題があった。
れたもので、仮想的なセクタ消去の最中に電源が切れて
しまっても、差分のデータが損なわれることのない記録
方式を提供することを目的とする。
数のブロック化された記録単位領域を有する不揮発記録
媒体に対し、その各記録単位領域に連続的な書込み動作
を行い、かつ記録単位領域毎に一括消去動作を行うよう
にした記録方式であって、新たにファイルを上書き保存
する際に、記録単位領域の既に書き込まれた既存ファイ
ル直後の空き領域から書込み動作を開始するとともに、
かかる書込み動作終了するまでの間、記録単位領域に書
き込まれている上書きファイル対応のファイルを保持す
るようにしたことを特徴とする。
いて、各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有し、このヘッ
ダ部に記録開始情報と記録完了情報とを具備したことを
特徴とする。
発明において、各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有し、
このヘッダ部に消去の可否を示す消去情報と、当該ファ
イルが上書ファイル対応のファイルであって、既に上書
きされたファイルであるかどうかを示す修正情報とを具
備したことを特徴とする。
明において、各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有し、こ
のファイルの記録情報完了位置に、記録開始情報と記録
完了情報を備えた当該ファイルの次のヘッダ部を設ける
ようにしたことを特徴とする。
れた記録単位領域を有する不揮発記録媒体に対し、その
各記録単位領域に連続的な書込み動作を行い、かつ記録
単位領域毎に一括消去動作を行うようにした記録方式で
あって、不要ファイルを消去する際に、不要ファイルが
書き込まれている記録単位領域を起点とし、この記録単
位領域の前に位置する、或いはこの記録単位領域に少な
くとも一部が書き込まれているファイルがあれば、当該
ファイルを記録単位領域の既に書き込まれた既存ファイ
ル直後の空き領域まで移動させ、移動後、不要ファイル
が書き込まれている記録単位領域の記録情報を消去する
ように各ファイルの記録位置を管理することを特徴とす
る。
いて、各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有し、このヘッ
ダ部に記録開始情報と記録完了情報とを具備したことを
特徴とする。
発明において、各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有し、
このヘッダ部に消去の可否を示す消去情報と、当該ファ
イルが上書ファイル対応のファイルであって、既に上書
きされたファイルであるかどうかを示す修正情報とを具
備したことを特徴とする。
明において、各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有し、こ
のファイルの記録情報完了位置に、記録開始情報と記録
完了情報を備えた当該ファイルの次のヘッダ部を設ける
ようにしたことを特徴とする。
明において、停電を検知する停電検知手段と、停電検知
手段によって呼び出され、書き込み中の全てのファイル
に対し書き込み終了を行うように不揮発記憶読み書き手
段に働きかける緊急終了手続き管理手段とを具備したこ
とを特徴とする。
実施の形態1に係る不揮発記憶媒体の記録方式のブロッ
ク構成図である。記録情報54に対して、記録位置情報
管理手段51と不揮発記録読み書き手段52と不揮発記
録媒体53からなる構成をとり、この構成により記録情
報54を不揮発記録媒体53に書き込み保存する。
込みが単なるメモリ読み込みで代行可能な不揮発記録媒
体を例に取り上げて説明する。また、光磁気ディスクの
ような不揮発記録媒体は、メモリ読み込みとは異なる読
み込み手段を用いるが、以下に説明する記録方式の考え
方はそのまま適用できる。
セクタヘッダの構成を示したものである。不揮発記録媒
体53は消去単位であるセクタ102によって複数に分
割されている。例えば図の場合、不揮発記録媒体は5つ
のセクタに分割されている。各セクタにはセクタヘッダ
103という情報を設け、この中身として識別用マジッ
クナンバ104と記録開始情報105と記録完了情報1
06を設ける。ここで、識別用マジックナンバ104
は、停電などの不測の事態を検出するために設けた情報
であって、必須の情報ではない。
情報をファイル201という単位で記録した場合の構成
とファイルヘッダの構成を示したものである。ファイル
201にはファイルヘッダ202という情報を設け、そ
こには識別用マジックナンバ203と記録開始情報20
4aと記録完了情報204bと記録容量205を設け
る。ここで、識別用マジックナンバ203は、セクタヘ
ッダ103の識別用マジックナンバ104同様、停電な
どの不測の事態を検出するために設けた情報であって、
必須の情報ではない。なお、ファイルとセクタの関係
は、小さなファイルであれば、図3に示すように一つの
セクタが複数のファイルを占有するようになり、逆に大
きなファイルであれば、一つのファイルが複数のセクタ
を跨り、これらを占有するようになる。
て説明する。まず、不揮発記録媒体53に複数のファイ
ル201が書き込まれているため、これらを収集する。
新規ファイルを書き込むとき、マジックナンバ203と
記録開始情報204aを記録する。
上、最初にファイル名を記録し、目印のためにファイル
名の終了位置に数値の「0」を書き込む。その後、ファ
イルの中身を書き込んでいき、完了時には記録容量20
5と記録完了情報204bを書き込む。この一連の動作
によってファイルが一つ書き込まれる。
であるセクタ102があるため、このセクタ管理が必要
になる。一般にセクタ消去を行うとセクタ内部の情報は
一様な値(例えば、255なる値)が書き込まれた状態
になる(図3の白い部分)。
新規セクタに書き込む時には、まずセクタヘッダ103
の記録開始情報105にその位置を記録し、セクタ内の
書き込みが終わって、次のセクタを使用しはじめる時に
は、記録完了情報106を書き込む。
ファイルが記録されている様子を示したものである。図
において、記録媒体53にはファイル1 302とファ
イル2 303とファイル3 304が順番に記録され
ており、複数のセクタ(図では二つのセクタ)を跨って
記録済領域305が形成されている。ここで、ファイル
2 303が、これをバージョンアップさせたファイル
2’301によって上書きされる場合について説明す
る。上書きされるファイル2 303は削除される候補
であるが、ファイル2’301の書き込みが完了するま
で正ファイルとして扱われる。
01が書き込まれている様子を示したものである。ファ
イル1 302とファイル2 303とファイル3 3
04は変化せず、ファイル2’ 401が、新規領域4
02に書き込まれている。この時、ファイル2 303
とファイル2’ 401は複数並立する関係になるが、
図1に示した記録位置情報管理手段により後ろに位置す
るファイル2’401が正ファイルとして扱われる。
セクタが枯渇してきたときの一連の動作を示したもので
ある。同図(a)〜(d)を参照にしながら動作を説明
する。同図(a)は図5の状態に対し、新たにファイル
3をバージョンアップしたファイル3’ 501を上書
きしようとしている場合である。記録媒体53には既に
ファイル1 302とファイル2 303とファイル3
304とファイル2’ 401が書き込まれている。こ
こで、ファイル3’501を書き込む前に調整動作を行
う。
に、使用済セクタ503を検証する。同図(b)では、
ファイル2 303が上書きされて不要になっているの
で、使用済セクタ503に書き込まれているファイル1
302を新規領域504へ複製し、これを移動された
ファイル1 502とする。このように調整することに
よりファイル1 302とファイル2 303が不要に
なり、これら二つのファイルによって占有されていた使
用済セクタ503の記録情報を消去(初期化)すること
ができる。同図(c)は、この使用済セクタ503を消
去した結果であり、初期化によって未使用セクタ506
が得られている。
イル3’ 501を新規領域507へ書き込み、これを
移動されたファイル3’ 508とする。この書き込み
が完了した時点で移動されたファイル3’ 508が正
ファイルとなり、ファイル3304は不要となる。
106書き込み後に、次のセクタへの書き込み直前に停
電などの要因で書き込みを中止してしまった場合には、
前セクタの書き込みが完了していないものと認識される
ため、後続セクタは未使用である。このため後続セクタ
は全く記録されておらず、たとえば255なる値のよう
に一様な値になっていることが確認される。
マジックナンバ104を記録する運用にする。この運用
により、停電などの要因で書き込みを中止したセクタの
境目を、マジックナンバによって確認することができ
る。
はファイルを上書きする際、既にファイルが書き込まれ
ている(記録済み)領域の直後から上書きを開始し、上
書き動作が終了するまでの間、元ファイルのデータを保
持するようにしている。この結果、停電等の要因で書き
込みを中止してしまった場合でも元ファイルのデータが
損なわれることはなくなる。
ファイルを削除するため、元ファイルが書き込まれてい
るセクタを起点としてこのセクタの前に位置する、或い
は上書きされておらず、このセクタに少なくとも一部が
書き込まれているファイルがあれば、当該ファイルを上
書きされたファイルの直後に移動させ、移動後、元ファ
イルが書き込まれていたセクタの記録情報を初期化する
ように記録位置を管理する記録位置情報管理手段を備え
るようにした。これにより上書きされて不要となったフ
ァイルは随時削除され、書き込まれた全てのファイルを
記録済み領域として一つにまとめることができ、空き領
域を有効に活用することができ、例えば、その後のファ
イルの書き込みを迅速かつシーケンシャルに行うことが
できる。
込みを中止してしまった場合の境目が容易に識別できる
ようにしたため、迅速に動作を再開することができる。
たファイルについて説明したが、これに限るものではな
い。上書きされてなくても不要なファイルであれば、同
じような手順で削除でき、空き領域を有効に活用するこ
とができる。
発記憶媒体の記録方式のブロック構成図は、実施の形態
1で示した図1と同じであり、説明を省略する。また、
不揮発記録媒体53内のセクタ及びセクタヘッダの構成
も実施の形態1で示した図2と同じであり、説明を省略
する。
記録媒体53内に記録情報をファイル201という単位
で記録した場合の構成とファイルヘッダの構成を示した
ものである。実施の形態1の図3に示したものに対し、
新たに削除フラグ204cを書き込むための余白と、修
正フラグ204dを書き込むための余白が追加されてい
る。
み、例えばファイル2’ 301の書き込みが達成され
た時点で同時に修正フラグ204dを余白に書き込む。
書き込まれた修正フラグ204dによってファイル検索
時にそのファイル以降は無いものとして扱うことができ
るので、不要な検索動作がなくなり、検索時間を短縮す
ることができる。
401が新規領域402に書き込まれた際、ファイル2
303とファイル2’ 401が複数並立する関係に
なるが、修正フラグ204dを参照することにより後ろ
に位置するファイル2’ 401を正ファイルとして識
別することができる。
ラグ204cを書き込むことにより不要な元ファイルを
容易に検出することができ、迅速に消去動作へ移行する
ことができる。
表すビットが書き込みの単位になっている。このため8
ビットを1単位とするバイトという書き込み単位が特段
意味を持たない場合には、セクタ用マジックナンバ10
4やセクタ用記録完了情報105やファイル用マジック
ナンバ203やファイル用記録開始情報204aやファ
イル用記録完了情報204bやファイル用消去フラグ2
04cやファイル用修正フラグ204dを1バイト(8
ビット)より少ないビット数で表現しても良い。このよ
うにすれば少ないビット数で運用でき、記録容量を節約
することができる。
発記憶媒体の記録方式のブロック図は、実施の形態1で
示した図1と同じであり、説明を省略する。また、不揮
発記録媒体53内のセクタ及びセクタヘッダの構成も実
施の形態1で示した図2と同じであり、説明を省略す
る。
体53内に記録情報をファイル201という単位で記録
した場合の構成とファイルヘッダの構成を示したもので
ある。実施の形態1の図3に示したものに対し、新たに
ユーザの意向でファイルの予約容量を指定するための予
約容量701が設けてあり、その直後に当該ファイルの
2番目のファイルヘッダ2 702が書き込まれてい
る。
む。ファイル2’ 301の書き込みを行い、書き込み
完了位置に当該ファイルの次のファイルヘッダ2 70
2を書き込んで、一定量の余白を空けてから次のファイ
ルを書き込むようにする。このように同じファイルに複
数のファイルヘッダを設けるようにすれば、例えば、常
時データを記録するデータログの記録媒体として不揮発
記録媒体53を用いた場合、停電があった時に一旦記録
を終了し、電源が復帰して再開した時点より同じファイ
ルの次のファイルヘッダから記録を開始することができ
る。このようにすればファイルへの追記を効率的に実行
することができる。なお、上記一定量の余白は、ユーザ
が指定する予約容量701によって、自在に変更するこ
とが可能である。
態4に係る不揮発記憶媒体の記録方式のブロック構成図
である。基本的には実施の形態1の図1に示したものと
同じであり、新たに機器の電源供給が途絶えたときに短
い時間補助電源を用いて終了処理することが出来るよう
に停電検知手段802と停電緊急終了手続き手段801
を備えるようにした点が異なっている。
ヘッダの構成も実施の形態1の図2に示したものと同じ
であり、説明を省略する。また、不揮発記録媒体53内
に記録情報をファイル201という単位で記録した場合
の構成及びファイルヘッダの構成も、実施の形態1の図
3に示したものと同じであり、説明を省略する。また、
基本動作と調整動作も実施の形態1と同じであり、説明
を省略する。
み時において、停電が起こると、図9にある停電検知手
段802によって停電緊急終了手続き手段801が呼び
出され、停電緊急終了手続き手段801は書き込み中の
全てのファイルに対し、書き込み終了を行うように不揮
発記憶読み書き手段52に働きかける。このとき書き込
み作業中の全ての情報を書き込んだという保証はできな
いが、書き込めた量はファイルヘッダの記憶容量により
確認することができる。
る時間の違いにより、停電緊急終了手続き手段801
が、全てのファイルの書き込みを終了させるのか、RA
Mに残った書き込み中の情報に対して書き込みを終了さ
せるのか、或いは調整動作まで完了させるのかが決ま
る。この点については弾力的に変更することができるの
はいうまでもない。
は以上のように構成されており、以下に示すような効果
を奏する。
書き込まれている(記録済み)領域の直後から上書きを
開始し、上書き動作が終了するまでの間、元ファイルの
データを保持するようにしたので、書き込んでいる最中
に停電などで電源供給されなくなっても、過去に書き込
まれたすべての情報を保証することができる。
了情報を加えるようにしたので、複数の情報を書き込め
るファイルシステムを構築できる。
加えるようにしたので、ファイル消去やファイル上書き
を簡単に実現し、かつ高速に検索できる。
録開始情報と記録終了情報を備えた当該ファイルの次の
ヘッダ部を設けるようにしたので、ファイルへの追記が
効率的に実行できる。
を随時削除し、記録された全てのファイルを記録済み領
域として一つにまとめるようにしたので、空き領域を有
効に活用することができる。
き管理手段を備えたので、電源供給の残り時間に応じて
優先的に必要な情報を書き込むことができる。
の記録方式を示すブロック構成図である。
のセクタ及びセクタヘッダの構成を示した説明図であ
る。
のファイル及びファイルヘッダの構成を示した説明図で
ある。
のファイル記録例を示した説明図である。
の記録方式の基本動作を示した説明図である。
の記録方式の調整動作を示した説明図である。
のファイル及びファイルヘッダの構成を示した説明図で
ある。
のファイル及びファイルヘッダの構成を示した説明図で
ある。
の記録方式を示すブロック構成図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数のブロック化された記録単位領域を
有する不揮発記録媒体に対し、その各記録単位領域に連
続的な書込み動作を行い、かつ記録単位領域毎に一括消
去動作を行うようにした記録方式であって、新たにファ
イルを上書き保存する際に、前記記録単位領域の既に書
き込まれた既存ファイル直後の空き領域から書込み動作
を開始するとともに、かかる書込み動作終了するまでの
間、前期記録単位領域に書き込まれている前記上書きフ
ァイル対応のファイルを保持するようにしたことを特徴
とする記録方式。 - 【請求項2】 前記各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有
し、このヘッダ部に記録開始情報と記録完了情報とを具
備したことを特徴とする請求項1記載の記録方式。 - 【請求項3】 前記各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有
し、このヘッダ部に消去の可否を示す消去情報と、当該
ファイルが上書ファイル対応のファイルであって、既に
上書きされたファイルであるかどうかを示す修正情報と
を具備したことを特徴とする請求項1または2記載の記
録方式。 - 【請求項4】 前記各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有
し、このファイルの記録情報完了位置に、記録開始情報
と記録完了情報を備えた当該ファイルの次のヘッダ部を
設けるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3記載
の記録方式。 - 【請求項5】 複数のブロック化された記録単位領域を
有する不揮発記録媒体に対し、その各記録単位領域に連
続的な書込み動作を行い、かつ記録単位領域毎に一括消
去動作を行うようにした記録方式であって、不要ファイ
ルを消去する際に、不要ファイルが書き込まれている記
録単位領域を起点とし、この記録単位領域の前に位置す
る、或いはこの記録単位領域に少なくとも一部が書き込
まれているファイルがあれば、当該ファイルを前記記録
単位領域の既に書き込まれた既存ファイル直後の空き領
域まで移動させ、移動後、不要ファイルが書き込まれて
いる記録単位領域の記録情報を消去するように各ファイ
ルの記録位置を管理することを特徴とする記録方式。 - 【請求項6】 前記各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有
し、このヘッダ部に記録開始情報と記録完了情報とを具
備したことを特徴とする請求項5記載の記録方式。 - 【請求項7】 前記各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有
し、このヘッダ部に消去の可否を示す消去情報と、当該
ファイルが上書ファイル対応のファイルであって、既に
上書きされたファイルであるかどうかを示す修正情報と
を具備したことを特徴とする請求項5または6記載の記
録方式。 - 【請求項8】 前記各ファイルはヘッダ部をそれぞれ有
し、このファイルの記録情報完了位置に、記録開始情報
と記録完了情報を備えた当該ファイルの次のヘッダ部を
設けるようにしたことを特徴とする請求項5乃至7記載
の記録方式。 - 【請求項9】 停電を検知する停電検知手段と、該停電
検知手段によって呼び出され、書き込み中の全てのファ
イルに対し書き込み終了を行うように前記不揮発記憶読
み書き手段に働きかける緊急終了手続き管理手段とを具
備したことを特徴とする請求項1乃至8記載の記録方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002071474A JP4178822B2 (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 記録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002071474A JP4178822B2 (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 記録方式 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007263394A Division JP2008077669A (ja) | 2007-10-09 | 2007-10-09 | 記録方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003271465A true JP2003271465A (ja) | 2003-09-26 |
JP4178822B2 JP4178822B2 (ja) | 2008-11-12 |
Family
ID=29201740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002071474A Expired - Fee Related JP4178822B2 (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 記録方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4178822B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007066232A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Seiko Epson Corp | データ処理装置 |
JP2007199985A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 不揮発性メモリの書き換え装置及び書き換え方法 |
WO2008026466A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Système de fichiers |
-
2002
- 2002-03-15 JP JP2002071474A patent/JP4178822B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007199985A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 不揮発性メモリの書き換え装置及び書き換え方法 |
WO2008026466A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Système de fichiers |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4178822B2 (ja) | 2008-11-12 |
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