JP2003271299A - シート識別装置 - Google Patents

シート識別装置

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JP2003271299A
JP2003271299A JP2002074359A JP2002074359A JP2003271299A JP 2003271299 A JP2003271299 A JP 2003271299A JP 2002074359 A JP2002074359 A JP 2002074359A JP 2002074359 A JP2002074359 A JP 2002074359A JP 2003271299 A JP2003271299 A JP 2003271299A
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Makoto Minematsu
誠 峰松
Koji Ito
孝治 伊藤
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート識別装置において、専用のシート以外
の任意のシートを使用可能にする。 【解決手段】 S100にて*の入力を催促する。ユー
ザーが専用電子ペンを用いて任意のシートに*を書く
と、引き続きユーザーから専用電子ペンによって記載さ
れるストローク情報を取得し(S120)、それが#で
あるか否かを判定する(S130)。#であった場合は
S140に進み、*が記載されてから#が記載されるま
での間に入力されたストローク情報を、そのシートの識
別情報として登録し、本処理を終了する。本処理によ
り、例えば「*あいうえお#」と書かれたシートと「*
さしすせそ#」と専用電子ペンにより書かれたシートと
は、ストローク情報「あいうえお」と「さしすせそ」に
よって互いに識別可能なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型情報処理
装置、フリップチャートなどに用いられる複数のシート
を識別するシート識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ますますコンピュータが普及するこ
とにより、マンマシンインタフェースに優れた様々な情
報機器が提案されている。その中の一種として、図1に
示されるような電子ノート1と呼ばれるものがある。電
子ノート1は、磁気タブレット3上にメモパッド5(シ
ートともいう)を置き、電子ノート1を「録音モード」
にすると、内蔵マイク7により集音された音声が、電子
ノート1内のメモリに記録されて行く。このとき、メモ
パッド5上に文字や図形(以下「文字」にて代表させ
る)が専用電子ペン9により形成されていると、その文
字が形成されたメモパッド5上の座標と、その時に集音
された音声とが対応づけられてメモリに記録されて行
く。
【0003】操作キー11を適宜操作して電子ノート1
を「再生モード」にし、所望のメモパッド5を磁気タブ
レット3に載せて、そのメモパッド5に記載された任意
の文字を専用電子ペン9で指示すると、その文字を書い
ていた時刻にメモリに録音された音声がスピーカ13か
ら発せられる。従って電子ノート1は、会議や講義など
において、メモを取りながら話を聞き、後でその内容を
確認する場合には非常に有用な装置となっている。な
お、符号15は、現在、磁気タブレット3に置かれてい
るメモパッド5のページ数(メモパッド5毎に付与され
た固有番号。単にページとも言う)やメモリの残量など
を表示するための液晶ディスプレイ(以下、LCDと示
す)であり、符号17は、メモリに記憶した内容を外部
で使用するためなどに用いる着脱自在のメモリカードで
ある。
【0004】これ以外のメモリカード17の用途として
は、次のようなものが挙げられる。すなわち、メモリカ
ード17に予め音声と座標とが対応づけられて記録され
ており(つまり電子ノート1の録音モードにより記録さ
れたものではない)、更にこのメモリカード17に対応
したシートが用意されている。そのシートを磁気タブレ
ット3に置いて、メモリカード17を電子ノート1に装
着し、シートの任意の場所を専用電子ペン9で指定する
と、その位置に対応した音声がスピーカ13から発せら
れる。これは教育用途に電子ノート1を用いる場合に適
している。
【0005】専用電子ペン9は、その先端からインクが
にじみ出ることによりメモパッド5上に文字を形成する
ものでもある。更に専用電子ペン9は同じ先端から交流
磁界を発生させており、先端を磁気タブレット3の面に
直接またはメモパッド5を介して間接的に接触(以下、
単に「磁気タブレット3に接触」または「専用電子ペン
9が接触」という)させると、この磁界により磁気タブ
レット3が専用電子ペン9先端の座標を検出する。専用
電子ペン9の構造は、本出願の出願人による特開200
1−51784号公報に記載の電子黒板に用いられてい
るペンの構造と略同様であるのでここでは割愛する。ま
た、専用電子ペン9の先端を磁気タブレット3に接触す
ると、接触前とは交流磁界の周波数が変わるようにされ
ており、複数のメモパッド5を磁気タブレット3上に載
置しても正確に専用電子ペン9の接触・非接触を検出で
きるようにされている。
【0006】専用電子ペン9の接触・非接触の判定は、
定期的に行なわれており、専用電子ペン9が接触してい
る時に限り専用電子ペン9先端の座標検出が行なわれ
る。また、メモパッド5が複数ある場合に、メモパッド
5間で互いに識別するための検出動作(ページ検出とい
う)は、様々なタイミングで行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
ページ検出は、各メモパッド5に固有の共振周波数の共
振回路を形成して、これを磁気タブレット3で検出した
り(特開平9−325849号公報等)、各メモパッド
5に固有の白黒の符号(例えばバーコード)を形成し
て、これをバーコードリーダ等の光学センサで読み取っ
たりする(特開平9−330170号公報等)などの方
法にて行なわれる。
【0008】しかし、これらのいずれの方法も、専用の
メモパッド5が必要という欠点がある。特に、共振回路
をシートに形成する場合には、シート数に応じた数の周
波数域を磁気タブレット3が検出し、しかも他のページ
を開いた際の共振周波数と識別する必要があるため、検
出回路が非常に複雑で高価なものになる。しかもシート
数が多くなるほど、周波数の範囲を広くしたり検出の分
解能を高精度にしたりする必要に迫られるので、この問
題点が深刻になる。
【0009】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、専用のシート以外のシートをも利用可能なシート識
別装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる課
題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明
は、予め定められた複数のシートと、前記各シートにペ
ン等により形成された文字、図形などのストローク情報
を検出するストローク情報検出手段と、該ストローク情
報検出手段により検出されたストローク情報に基づい
て、前記シートが前記複数のシートのいずれであるかを
検出するシート検出手段とを備えたことを特徴とするシ
ート識別装置をその要旨とする。
【0011】つまりこのシート識別装置では、任意のス
トローク情報をシート識別用の情報として用いることが
できる。従って、シートに共振回路を構成したり、バー
コードを形成したりする必要がない。請求項2に記載の
本発明は、請求項1に記載のシート識別装置において、
前記各シートに文字、図形などを形成する形成手段と、
前記ストローク情報検出手段により検出されたストロー
ク情報を記憶する記憶手段と、シートを識別するための
ストローク情報であるシート識別情報を入力するための
入力手段とを備え、前記ストローク情報検出手段が、前
記形成手段により形成された文字、図形などのストロー
ク情報を検出するものであり、前記シート検出手段が、
該入力手段により入力されたシート識別情報、及び前記
記憶手段に記憶されたストローク情報を照合することに
より、前記入力手段により入力されたシート識別情報
が、前記複数のシートの内のいずれのシートに形成され
た文字、図形などのストローク情報に含まれるかを検出
することにより、前記シートが前記複数のシートのいず
れであるかを検出するものであることを特徴とする。
【0012】つまりこのシート識別装置では、形成手段
によりシートに形成した文字、図形などのストローク情
報を、そのシートのシート識別情報とすることができ
る。そのシート識別情報を入力手段により本シート識別
装置に入力すれば、シート検出手段が、シート識別情
報、及び形成手段により形成された文字などのストロー
ク情報を照合することにより、シートを識別するので、
専用のシートでなくとも本シート識別装置に用いること
ができる。しかも、シートを識別する際には、入力手段
にてなぞればいいので、撮像素子や画像認識装置のよう
な複雑な構成は不要であり、シート識別情報を、シート
上の任意の位置に形成することができる。
【0013】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載のシート識別装置において、前記各シートに文字、図
形などが形成されるに略同期して該文字、図形などのス
トローク情報を抽出するストローク抽出手段を備え、前
記ストローク情報検出手段が、前記形成手段により前記
各シートに文字、図形などが形成された際に前記ストロ
ーク抽出手段により抽出されたストローク情報を検出す
るものであり、前記入力手段が、前記各シートに形成さ
れた文字、図形などをなぞり、この際に前記ストローク
抽出手段により抽出されたストローク情報を、入力され
た前記シート識別情報とするものであることを特徴とす
る。
【0014】このシート識別装置におけるストローク抽
出手段としては、前述の磁気タブレット3を例示でき、
入力手段としては、前述の専用電子ペン9を例示でき
る。すなわち、このシート識別装置は、電子ノート1の
構成を流用して実現することができ、ストロークを抽出
するための構成や、シート識別情報を入力するため構成
を新たに設ける必要がない。
【0015】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載のシート識別装置において、予め終了のマークが定め
られており、前記各シートを識別するための文字、図形
等の形成をユーザーに促す形成促進手段を備え、前記ス
トローク情報検出手段が、前記形成促進手段により前記
各シートを識別するための文字、図形等の形成がユーザ
ーに促されてから、前記終了のマークが形成されるまで
の間に前記シートに形成された文字、図形などのストロ
ーク情報を検出するものであることを特徴とする。
【0016】つまりこのシート識別装置では、各シート
を識別するための文字、図形等の形成が形成促進手段に
よってユーザーに促されるので、ユーザーが、自らが形
成しているストローク情報がシート識別情報か、或は識
別に用いるか否かに関わりなく、形成したストローク情
報かを明確に区別することができる。また、シート識別
情報には終了のマークを形成することになっているの
で、これにより一層、シート識別情報であることが明確
になる。
【0017】請求項5に記載の本発明は、請求項3に記
載のシート識別装置において、予め開始のマークおよび
終了のマークが定められており、前記ストローク情報検
出手段が、前記各シートに前記開始のマークが形成され
てから前記終了のマークが形成されるまでの間に形成さ
れた文字、図形などのストローク情報を検出するもので
あることを特徴とする。
【0018】このように構成されたシート識別装置によ
れば、たとえ形成手段等によってシートに様々な文字や
図形が形成されたとしても、ユーザーは開始のマークか
ら終了のマークまでの間に形成されている文字や図形を
シート識別情報と認識することができ、入力手段にて正
しいシート識別情報を入力することができる。
【0019】請求項6に記載の本発明は、請求項4また
は5に記載のシート識別装置において、前記シートを複
数重ねて載置可能な載置部を備え、前記形成手段が、前
記載置部に載置されたシートの内、最も外側にあるシー
トに前記文字、図形などを形成するものであり、前記最
も外側にあるシートが、前記複数のシートの内の別のシ
ートに変更されたことを検出する変更検出手段を備え、
前記ストローク情報検出手段が、前記シートの変更が前
記変更検出手段により検出されると、前記終了のマーク
が形成されたとみなすものであることを特徴とする。
【0020】つまりこのシート識別装置では、載置部に
置かれたシートが捲られたり他のシートと交換されたり
すると、これを変更検出手段が検出する。そして、この
際には、ストローク情報検出手段が、シートに終了のマ
ークが形成されたとみなす。このように構成されたシー
ト識別装置によれば、前記終了のマークの形成を省略す
ることができる。
【0021】請求項7に記載の本発明は、請求項4ない
し6のいずれかに記載のシート識別装置において、前記
マークをユーザーにより登録可能にされていることを特
徴とする。このように構成すると、ユーザーが好みのマ
ークを開始のマークまたは終了のマークとして使用する
ことができる。これにより、ユーザーが頻繁にシートに
書きこむマークを避けて開始のマーク(または終了のマ
ーク)を登録することが可能となり、シート上に形成さ
れたストローク情報の内、どれがシート識別情報だった
か分からなくなるといった事態を防ぐことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態として電
子ノートについて説明する。なお、この電子ノートの外
観は図1に示したものと変わらないので図示しない。録
音モード、再生モードについても前述の電子ノート1と
同様に備えている。また、符号は図1のものを流用す
る。
【0023】まず、図2は本発明を適用した電子ノート
1の内部構成の概略を示すブロック図である。すなわち
電子ノート1は、前述した前述した内蔵マイク7にて集
音し、電気信号に変換された音声を増幅する増幅回路3
3、その増幅された音声信号の符号化および符号化され
た音声信号の復号を行なうコーデック35、符号化され
た音声信号をはじめとする様々なデータを格納するメモ
リ37、後述する処理をはじめとする様々な処理を実行
するCPU38、コーデック35にて復号された音声信
号を増幅する増幅回路39、増幅された音声信号を出力
する前述のスピーカ13、座標を検出するセンスコイル
を備えたグリッド41およびセレクタ43、グリッド4
1にて検出された誘導信号を増幅する増幅回路45、そ
の誘導信号の中から座標検出に有効な信号を抽出する検
波回路47、検波された信号をデジタル信号に変換する
A/D変換器49、操作キー11、前述のLCD15を
主要部として構成されている。なお、グリッド41、セ
レクタ43にて磁気タブレット3が構成されている。こ
れらにより座標検出、およびペンオンしているか否かの
検出を行なう方法については、前記した特開2001−
51784号公報に詳しく記載されているのでここでは
割愛する。ただし、特開2001−51784号公報に
記載された以外の方法で座標やペンオンしているか否か
を検出しても良い。
【0024】ページ情報を登録する際にCPU38が実
行する処理の概略について図3のフローチャートを用い
て説明する。本処理は、LCD15に表示されるガイド
(図示省略)に従って操作キー11を適宜操作すること
により起動される。なお、録音モードによって音声を記
録する前に本処理を起動するのが適切である。
【0025】本処理が起動されるとまずステップ(以
下、Sという)100にて、付加マーク"*"の入力を催
促する。具体的には、LCD15に図4(a)のような
表示がされる。ここで*は、電子ノート1においてシー
ト識別情報の始まりを示すマーク(開始のマーク)とな
っている。この表示に従ってユーザーが専用電子ペン9
を用いてメモパッド5上に*を書く。この際の専用電子
ペン9の先端の軌跡は、磁気タブレット3により検出さ
れ、ストローク情報としてメモリ37に記録されて行
く。続くS110では、メモリ37に記録されたストロ
ーク情報が、*であるか否かを判定する。*ではない場
合にはS100に戻り、再び*の入力を催促する。
【0026】*であった場合はS120に進み、引き続
きユーザーから専用電子ペン9によって記載されるスト
ローク情報を取得する。そして記載されたストローク情
報が"#"であるか否かを判定する(S130)。ここで
#は、電子ノート1においてシート識別情報の終りを示
すマーク(終了のマーク)となっている。#でなかった
場合はS120に戻り、引き続きユーザーから専用電子
ペン9によって記載されるストローク情報を取得する。
【0027】#であった場合はS140に進み、*が記
載されてから#が記載されるまでの間に、専用電子ペン
9によって入力されたストローク情報を、そのメモパッ
ド5のシート識別情報としてメモリ37に登録し、本処
理を終了する。このとき、LCD15には図4(b)の
ような表示がされる。
【0028】本処理により、例えば、図5(a)のよう
に「*あいうえお#」と専用電子ペン9により書かれた
メモパッド5と、同じく本処理により、図5(b)のよ
うに「*さしすせそ#」と専用電子ペン9により書かれ
たメモパッド5とは、それぞれストローク情報「あいう
えお」と「さしすせそ」によって互いに識別可能なもの
となる。
【0029】電子ノート1を録音モードにし、識別可能
になったメモパッド5に文字や図形を専用電子ペン9に
て形成し、同時にそのストローク情報および音声を電子
ノート1に記録した後、これを再利用する際の処理につ
いて図6のフローチャートに示す。本処理も、LCD1
5に表示されるガイド(図示省略)に従って操作キー1
1を適宜操作することにより起動される。
【0030】本処理が起動されるとまずS200にて、
付加マーク*の入力を催促する。これは前述のS100
と同様であり、LCD15に図4(a)のような表示が
される。但し今回、ユーザーは*を書くのではなく、メ
モパッド5上に既に書かれている*を専用電子ペン9で
なぞる。続くS210では、入力されたストローク情報
が、*であるか否かを判定する。*ではない場合にはS
200に戻り、再び*の入力を催促する。
【0031】*であった場合はS220に進み、引き続
きユーザーから専用電子ペン9によって記載されるスト
ローク情報を取得する。S200の後の操作と同様、ユ
ーザーは、メモパッド5上の*と#の間に書かれている
文字又は図形をなぞる。そしてなぞられたストローク情
報が#であるか否かを判定する(S230)。#でなか
った場合はS220に戻り、引き続きユーザーから専用
電子ペン9によってなぞられるストローク情報を取得す
る。
【0032】#であった場合はS240に進み、*が記
載されてから#が記載されるまでの間に、専用電子ペン
9によってなぞられたストローク情報を、S140にて
メモリ37に登録されたストローク情報と照合する。そ
して続くS250にて、一致する候補を一致度が高い順
にLCD15に表示する。この一例を図4(c)に示
す。この中から実際に磁気タブレット3に置かれたメモ
パッド5をユーザーが操作キー11で選ぶと本処理を終
了する。
【0033】以上説明したような構成を有し、図3、6
に示したような処理を行なう電子ノート1によれば、メ
モパッド5にページ検出のためのバーコード等を形成す
る必要がない。従って、磁気タブレット3に載置可能
で、専用電子ペン9により文字や図形を形成可能な任意
のシート状部材をメモパッド5として使用可能となる。
また、シート識別情報を、専用電子ペン9および磁気タ
ブレット3という本来、電子ノート1が備えている構成
を利用して検出するので、電子ノート1の構成が複雑化
するのを防止することができる。
【0034】ここで、実施の形態の構成と本発明の構成
要件との対応関係を示す。メモパッド5が本発明のシー
トに相当し、メモリ37が本発明の記憶手段に相当し、
専用電子ペン9が本発明の形成手段に相当し、磁気タブ
レット3が本発明のストローク抽出手段に相当し、磁気
タブレット3のメモパッド5を置く部分が、本発明の載
置部に相当し、専用電子ペン9が本発明の入力手段に相
当し、S100が本発明の形成促進手段としての処理に
相当し、S140が本発明のストローク情報検出手段と
しての処理に相当し、S240が本発明のシート検出手
段としての処理に相当する。
【0035】以上、本発明を適用した電子ノート1につ
いて説明してきたが、本発明はこの実施形態に何等限定
されるものではなく様々な態様で実施しうる。例えば、
電子ノート1では開始マークが*、終了マークが#であ
ったが、これ以外のマークを用いても良い。また、開始
マークと終了マークを互いに同じマークにしてもよい。
また、開始マーク及び終了マークの少なくとも一方を、
ユーザーが自由に登録できるようにしてもよい。
【0036】S100における*の催促および#の入力
を省略しても良い。この際には、処理が起動されるとそ
れ以降、#が入力されるまでの間に入力されたストロー
ク情報をシート識別情報として登録するようにすれば良
い(図6のS200において同様の省略をしてもよ
い)。
【0037】また、メモパッド5の入れ換え及び捲り動
作を検出可能に構成して、これらが、ページ登録処理ま
たはページ検出処理を起動するようにしてもよい。また
この動作が図3の処理のS120を実行中に検出された
際には、S130で#が書かれたことが検出されなくて
も、その直前までに書かれたストローク情報をシート識
別情報として登録するようにしても良い。これにより、
ページ情報のみを連続して複数シートに登録することが
容易になる。ここで、メモパッド5の入れ換え及び捲り
動作を検出する構成が本発明の変更検出手段に相当す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される電子ノート1の外観図で
ある。
【図2】 電子ノート1の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 ページ情報を登録する処理のフローチャート
である。
【図4】 ページ情報の登録時または再利用時にLCD
15に表示されるメッセージなどの例である。
【図5】 ページ情報が記載されたページのサンプルで
ある。
【図6】 再利用時にページ検出を行なう処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…電子ノート 3…磁気タブレット 5…メモパッド 7…内蔵マイク 9…専用電子ペン 11…操作キー 13…スピーカ 15…LCD 17…メモリカード 33…増幅回路 35…コーデック 37…メモリ 39…増幅回路 41…グリッド 43…セレクタ 45…増幅回路 47…検波回路 49…A/D変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B064 AA07 AB04 BA05 DD03 DD06 EA12 EA16 FA04 FA13 5B068 AA34 BD02 CC19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた複数のシートと、 前記各シートにペン等により形成された文字、図形など
    のストローク情報を検出するストローク情報検出手段
    と、 該ストローク情報検出手段により検出されたストローク
    情報に基づいて、前記シートが前記複数のシートのいず
    れであるかを検出するシート検出手段と、 を備えたことを特徴とするシート識別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシート識別装置におい
    て、 前記各シートに文字、図形などを形成する形成手段と、 前記ストローク情報検出手段により検出されたストロー
    ク情報を記憶する記憶手段と、 シートを識別するためのストローク情報であるシート識
    別情報を入力するための入力手段と、 を備え、 前記ストローク情報検出手段が、前記形成手段により形
    成された文字、図形などのストローク情報を検出するも
    のであり、 前記シート検出手段が、該入力手段により入力されたシ
    ート識別情報、及び前記記憶手段に記憶されたストロー
    ク情報を照合することにより、前記入力手段により入力
    されたシート識別情報が、前記複数のシートの内のいず
    れのシートに形成された文字、図形などのストローク情
    報に含まれるかを検出することにより、前記シートが前
    記複数のシートのいずれであるかを検出するものであ
    る、 ことを特徴とするシート識別装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のシート識別装置におい
    て、 前記各シートに文字、図形などが形成されるに略同期し
    て該文字、図形などのストローク情報を抽出するストロ
    ーク抽出手段を備え、 前記ストローク情報検出手段が、前記形成手段により前
    記各シートに文字、図形などが形成された際に前記スト
    ローク抽出手段により抽出されたストローク情報を検出
    するものであり、 前記入力手段が、前記各シートに形成された文字、図形
    などをなぞり、この際に前記ストローク抽出手段により
    抽出されたストローク情報を、入力された前記シート識
    別情報とするものであることを特徴とするシート識別装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシート識別装置におい
    て、 予め終了のマークが定められており、 前記各シートを識別するための文字、図形等の形成をユ
    ーザーに促す形成促進手段を備え、 前記ストローク情報検出手段が、前記形成促進手段によ
    り前記各シートを識別するための文字、図形等の形成が
    ユーザーに促されてから、前記終了のマークが形成され
    るまでの間に前記シートに形成された文字、図形などの
    ストローク情報を検出するものであることを特徴とする
    シート識別装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のシート識別装置におい
    て、 予め開始のマークおよび終了のマークが定められてお
    り、 前記ストローク情報検出手段が、前記各シートに前記開
    始のマークが形成されてから前記終了のマークが形成さ
    れるまでの間に形成された文字、図形などのストローク
    情報を検出するものであることを特徴とするシート識別
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のシート識別装
    置において、 前記シートを複数重ねて載置可能な載置部を備え、 前記形成手段が、前記載置部に載置されたシートの内、
    最も外側にあるシートに前記文字、図形などを形成する
    ものであり、 前記最も外側にあるシートが、前記複数のシートの内の
    別のシートに変更されたことを検出する変更検出手段を
    備え、 前記ストローク情報検出手段が、前記シートの変更が前
    記変更検出手段により検出されると、前記終了のマーク
    が形成されたとみなすものであることを特徴とするシー
    ト識別装置。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれかに記載のシ
    ート識別装置において、 前記マークをユーザーにより登録可能にされていること
    を特徴とするシート識別装置。
JP2002074359A 2002-03-18 2002-03-18 シート識別装置 Pending JP2003271299A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007026298A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Ricoh Co Ltd コンピュータ入力装置、コンピュータ入力方法、情報処理装置及び情報処理方法

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