JP2003271276A - データ出力指示装置およびそのプログラム - Google Patents

データ出力指示装置およびそのプログラム

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JP2003271276A
JP2003271276A JP2002071883A JP2002071883A JP2003271276A JP 2003271276 A JP2003271276 A JP 2003271276A JP 2002071883 A JP2002071883 A JP 2002071883A JP 2002071883 A JP2002071883 A JP 2002071883A JP 2003271276 A JP2003271276 A JP 2003271276A
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Kazuhiro Kayashima
一弘 萱嶋
Makoto Fujimoto
眞 藤本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを見ている人々とデータ出力画面との
距離や出力する媒体(液晶プロジェクターかCRTかな
ど)や出力画面サイズ等を考慮して自動的にデータの内
容や文字のフォント、色などが変化しなかった。従っ
て、視聴距離等に応じた適切なデータ出力ができなかっ
た。 【解決手段】 出力されるデータを視聴する人とデータ
を出力する場所との距離に関する情報である距離情報を
取得する距離情報取得部または出力先種類情報を取得す
る出力先種類情報取得部または画面サイズ情報を取得す
る画面サイズ情報取得部と、当該距離情報または出力先
種類情または画面サイズ情報に基づいてデータの出力を
指示する第一出力指示部とを具備することにより、デー
タを見ている人々に対して適切なデータ出力ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータを出力する際
に利用するデータ出力指示装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、データを液晶プロジェクターなど
で出力して、プレゼンテーションする技術が発達してき
た。プレゼンテーションを行う技術として、マイクロソ
フト社のPOWERPOINT(「POWERPOIN
T」はマイクロソフト社の商標。)がある。この従来技
術は、動きのあるプレゼンテーションが用意に作成でき
るなどの機能を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術によ
れば、データを見ている人々とデータ出力画面との距離
を考慮して自動的にデータの内容や文字のフォント、色
などが変化しなかった。従って、視聴距離に応じた適切
なデータ出力ができなかった、という課題があった。
【0004】また、従来技術によれば、出力する媒体
(液晶プロジェクターかCRTかなど)によりデータの
見せ方が変わらなかった。従って、出力媒体に応じた適
切なデータ出力が容易にできなかった、という課題があ
った。
【0005】また、従来技術によれば、出力画面サイズ
に応じてデータの見せ方が変わらなかった。従って、出
力画面サイズに応じた適切なデータ出力ができなかっ
た、という課題があった。
【0006】さらに、見る人に応じて、つまり、お年寄
りか若者かなどに応じてデータの見せ方が変わらなかっ
た。従って、視聴者自身や視聴者の属性値等に応じた適
切なデータ出力ができなかった、という課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明は、出力されるデータを視聴する人とデー
タを出力する場所との距離に関する情報である距離情報
を取得する距離情報取得部と、当該距離情報に基づいて
データの出力を指示する第一出力指示部とを具備するこ
とにより、データを見ている人々とデータ出力画面との
距離を考慮したデータ出力ができる。
【0008】また、本発明は、データの出力先の種類に
関する情報である出力先種類情報を取得する出力先種類
情報取得部と、当該出力先種類情報に基づいてデータの
出力を指示する第四出力指示部とを具備することによ
り、出力媒体に応じた適切なデータ出力ができる。
【0009】また、本発明は、データ出力先の画面サイ
ズに関する情報である画面サイズ情報を取得する画面サ
イズ情報取得部と、当該画面サイズ情報に基づいてデー
タの出力指示をする第五出力指示部とを具備することに
より、出力画面サイズに応じた適切なデータ出力ができ
る。
【0010】さらに、本発明は、データを視聴する人に
関する情報である視聴者情報を取得する視聴者情報取得
部と、当該視聴者情報に基づいて、データの出力指示を
する第六出力指示部とを具備することにより、視聴者自
身や視聴者の属性値等に応じた適切なデータ出力ができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ出力指
示装置を含むデータ出力装置等について説明する。な
お、本明細書において、同一の符号を付した構成要素に
ついては、同様の機能を果たすので、一度説明した構成
要素の説明を省略する場合がある。 (実施の形態1)以下、実施の形態1におけるデータ出
力装置について説明する。
【0012】図1は、データ出力装置の構成を示すブロ
ック図である。データ出力装置は、データ出力指示装置
11と出力部12を具備する。データ出力指示装置11
は、データの出力指示を出力部12に行う。データ出力
指示装置11と出力部12は、一体型でも分離していて
も良い。
【0013】データ出力指示装置11は、データ格納部
111、距離情報取得部112、第一出力指示部11
3、および命令受付部114を具備する。
【0014】データ格納部111は、2以上のデータの
集合であるデータ群を格納している。ここで、データと
は出力されるプレゼンテーションの一部を構成するデー
タであり、分割できる単位であれば何でも良い。つま
り、複数のページからなるデータ群がある場合に、一の
データが1ページに該当しても良い。また、1ページを
データ群と見た場合に1ページを構成する各データ(タ
イトルや内容など)をデータとしても良い。なお、デー
タ格納部111は、RAMやROMやCD−ROMや半
導体メモリなどの記録媒体で実現される。
【0015】距離情報取得部112は、出力されるデー
タを視聴する人とデータを出力する場所との距離に関す
る情報である距離情報を取得する。なお、データを出力
する場所とは、プロジェクターにより出力する場合はプ
ロジェクターの投影が映し出されるスクリーンであり、
CRTや液晶ディスプレイなどのディスプレイに出力さ
れる場合はディスプレイを指す。但し、データを出力す
る場所は上記に限られず、本当のデータ出力場所に代用
できるような物を差しても良い。つまり、スクリーンの
近くに置いてあるサーバ装置をとデータを出力する場所
と見たてても良い。つまり、距離情報取得部112は、
そのサーバ装置とデータを見る視聴者との距離を測定す
ることにより距離を取得しても良い。なお、距離情報取
得部112は、ユーザが入力した距離の情報を受け付け
るものであっても良いし、自動的に視聴する人とデータ
を出力する場所との距離情報を取得しても良い。距離情
報取得部112がユーザ入力の距離情報を受け付ける場
合は、例えば、距離情報取得部112は、キーボードお
よびそのドライバーソフトウェアから構成される。ま
た、距離情報取得部112が自動的に視聴する人とデー
タを出力する場所との距離情報を取得する場合には、例
えば、距離情報取得部112は、赤外線を発信し、その
反射により距離を測定する装置である。また、距離情報
取得部112は、超音波により距離を自動測定するもの
であっても良い。
【0016】また、距離情報は、複数人の聴衆の配置な
どについての情報である場合もある。つまり、視聴者、
聴衆が広がって居る場合と、密集して居る場合で場合が
あり、距離情報は「広がっている」ことと、「密集して
いる」ことを区別する情報である場合もある。視聴者、
聴衆が広がって居る場合と、密集して居る場合で場合を
区別する手段として、例えば、赤外線を多数、かつプレ
ゼンテーション等の会場に広範囲に放って、その反射を
測定することにより、掴むことができる。さらに、距離
情報は、公聴会等における座席の埋まり具合を示す情報
である場合もある。公聴会等における座席の埋まり具合
を示す情報は、例えば、以下の手段で得ることができ
る。全ての座席に圧力センサーを設置して、圧力センサ
ーからの信号を取得することにより、座席の埋まり具合
が把握できる。そして、多数の座席が埋まっていれば距
離情報は「大」で、少数の座席しか埋まっていなければ
距離情報は「小」として把握して、処理するのである。
【0017】第一出力指示部113は、距離情報取得部
112で取得した距離情報に基づいて、前記データ格納
部に格納されているデータ群の中から一部のデータの出
力を指示する。つまり、第一出力指示部113は、距離
情報に基づいて、多数のデータの中からフィルタリング
して一部のデータを取得して出力するように指示をす
る。第一出力指示部113は、通常、CPUとソフトウ
ェアにより実現される。但し、第一出力指示部113
は、専用ハードウェアで実現されても良い。
【0018】命令受付部114は、ユーザからのデータ
出力指示の命令を受け付ける。命令受付部114は、リ
モコンによる命令を受け付ける場合は、リモコン受光部
とそのドライバソフトで実現される。キーボードによる
命令を受け付ける場合は、キーボードとそのドライバソ
フトで実現される。但し、命令を受け付ける手段は、マ
ウスやネットワーク経由など、他の手段でも構わない。
【0019】出力部12は、データ出力指示装置11か
らの指示に基づいて、データを出力する。出力部12
は、プロジェクター、液晶ディスプレイやCRT、スピ
ーカ−などが該当する。つまり、出力は表示だけではな
く、音声出力、においの出力等も含まれる。
【0020】以上の構成を有するデータ出力装置の動作
について、図2のフローチャートを参照して説明する。 (ステップS201)命令受付部114は、データ出力
命令を受け付けたか否かを判断する。なお、ここでは、
データ入力命令は、「データ入力指示」とデータを識別
する「データ識別子」を有する。但し、常に決まったデ
ータを出力する場合は、「データ識別子」は省略され得
る。データ出力命令を受け付ければステップS202に
行き、データ出力命令を受け付けていなければステップ
S201に戻る。 (ステップS202)距離情報取得部112は、出力さ
れるデータを視聴する人とデータを出力する場所との距
離に関する情報である距離情報を取得する。 (ステップS203)第一出力指示部113は、命令受
付部114で受け付けた命令が有するデータ識別子で識
別されるデータを、データ格納部111から取得する。 (ステップS204)第一出力指示部113は、ステッ
プS202で取得した距離情報に基づいて、ステップS
203で取得したデータをフィルタリングする。 (ステップS205)第一出力指示部113は、ステッ
プS204でフィルタリングした結果のデータを出力す
るように出力部12に指示をする。 (ステップS206)出力部12は、データを出力す
る。
【0021】以上のような動作を行うデータ出力装置の
具体例について説明する。
【0022】今、図3に示すように、3つのデータ
(「data1.doc」、「data2.doc」、
「data3.doc」がデータ格納部111に格納さ
れている。
【0023】また、データ格納部111は図4に示すよ
うな情報も保持している。図4の情報は、図3に示すデ
ータが保持するデータの属性値である。図4の情報に
は、「ID」、「データ」、「タイプ1」、および「タ
イプ2」がある。「ID」は、データを識別する識別子
である。「データ」は第一出力指示部113によりフィ
ルタリングの対象となるデータである。「タイプ1」
「タイプ2」は、距離情報に基づいてフィルタリングす
るためのデータ属性である。
【0024】まず、第一出力指示部113は、「タイプ
1」のデータ属性値を用いて、データのフィルタリング
をするとする。また、第一出力指示部113は、データ
のフィルタリングのルールとして、図5に示すルールを
保持しているとする。図5は、「距離情報」と「出力す
るタイプ」を対に有する。出力されるデータを視聴する
人とデータを出力する場所との距離が「距離情報」が示
す範囲の距離の場合に、対応するタイプのデータを出力
する。
【0025】そして、今、命令受付部114がデータ出
力命令「output data1.doc」を受け付
けたとする。かかる場合に、距離情報取得部112は、
出力されるデータを視聴する人とデータを出力する場所
との距離に関する情報である距離情報を取得する。この
距離情報が「1500cm」だとする。つまり、非常に
大きなホールでプレゼンテーションをする場合だとす
る。
【0026】次に、第一出力指示部113は、データ格
納部111から「data1.doc」を取得する。次
に、第一出力指示部113は、図5のルールに基づいて
データをフィルタリングする。今、距離情報が「150
0cm」であるので、出力するタイプは「1」だけであ
る。タイプが「1」であるデータは、図4より「ID」
が10のイメージデータだけである。従って、第一出力
指示部113は、図4の「ID」10のイメージデータ
だけをフィルタリングする。
【0027】次に、第一出力指示部113は、出力部1
2にデータの出力指示をし、出力部12はデータを出力
する。
【0028】従って、出力結果は、図6のようになる。
但し、第一出力指示部113が、フィルタリングしたデ
ータを考慮して、バランス良く1以上のデータを配置し
ても良い。この場合は、例えば、図7に示すようにイメ
ージデータが画面の全面に表示される。この場合に、第
一出力指示部113がイメージデータを自動的に拡大し
ても良い。
【0029】また、距離情報取得部112が取得した距
離情報が「100cm」だとすると、第一出力指示部1
13がフィルタリングするタイプは、「1」、「2」、
および「3」のデータである。従って、データ出力は、
図8のようになる。この場合は、例えば、数人に対して
プレゼンテーションする場合などに有効である。
【0030】次に、第一出力指示部113は、「タイプ
2」のデータ属性値を用いて、データのフィルタリング
や出力する属性値の変更をするとする。「タイプ2」の
属性値について説明する。「タイプ2」の数値は、フォ
ントのサイズを示す。つまり、「タイプ2」が数値であ
るデータは、データタイプは。文字列である。その他、
「タイプ2」が取り得る値は、イメージデータであるこ
とを示す「image」、音声データであることを示す
「wav」、動作であることを示す「mpeg」、にお
いであることを示す「smell」などがある。
【0031】この場合、第一出力指示部113は、デー
タを出力する際のルールとして、図9に示すルールを保
持しているとする。かかる場合に、命令受付部114が
データ出力命令「output data1.doc」
を受け付けたとする。また、距離情報取得部112は、
距離情報「1000cm」を取得したとする。そうする
と、図9のルールからタイプ2が「40以上」、「im
age」、および「mpeg」のデータが出力される。
従って、出力されるデータは、図10にようになる。但
し、上記と同様に、第一出力指示部113が、フィルタ
リングしたデータを考慮して、バランス良く1以上のデ
ータを配置しても良い。この場合は、例えば、図11に
示すようにタイトルとイメージデータが画面の全面にバ
ランス良く表示される。データをバランス良く配置する
技術として、文書処理技術の「TeX」やインターネッ
トブラウザが具備している技術がある。
【0032】以上、本実施の形態によれば、出力される
データを視聴する人とデータを出力する場所(地点)と
の距離に関する情報である距離情報に基づいて、出力す
るデータを変更することにより、効果的にデータを提示
することができる。特に、データのプレゼンテーション
の場合に有効である。
【0033】なお、本実施の形態によれば、距離情報は
自動取得した。しかし、ユーザが距離情報を手入力して
も良い。手入力は、メニュー画面などを用いて行う。手
入力により距離を入力する構成をとれば、データ出力装
置の構成が簡易になる。
【0034】また、本実施の形態によれば、距離情報に
基づいて、出力するデータの内容を変更していた。つま
り、距離情報に基づいて、データをフィルタリングして
出力していた。しかし、距離情報に基づいて、出力する
文字列の色や太さ、また出力する図形の線の太さなどを
変更しても良い。距離情報に基づいて出力する文字フォ
ントを変更するのは、図示しないフォント決定部で行
う。また、距離情報に基づいて文字列の色を変更するの
は、図示しない色決定部で行う。また、その際のデータ
出力指示は、それぞれ図示しない第二出力指示部、第三
出力指示部で行う、とする。
【0035】出力する文字列の色や太さは、データ格納
部に格納されているデータの属性値(色や太さなど)を
変更することにより実現できる。また、出力する図形の
線の太さも同様に、データ格納部に格納されているデー
タの属性値を変更することにより実現できる。距離情報
に基づいて、出力する文字列の色や太さ、また出力する
図形の線の太さなどを変更すれば、さらに適切なプレゼ
ンテーションをすることができる。また、距離情報に基
づくデータのフィルタリングと、距離情報に基づく文字
列の色や太さ、また出力する図形の線の太さなどの変更
の双方を実施すれば、さらにプレゼンテーションの効果
を向上できる。
【0036】また、データ格納部111は、不揮発性の
記録媒体だけではなく、キャッシュやRAMなどの揮発
性の記録媒体も含む、また、データ格納部111に格納
されているデータは、ネットワークや放送により受信し
ても良い。以下の実施の形態で述べているすべてのデー
タ格納部においても同様である。
【0037】なお、上記実施の形態における処理は、コ
ンピュータの基本構成とコンピュータ読み取り可能なソ
フトウェアで実現しても良い。また、かかるソフトウェ
アをCD―ROMなどの記録媒体に記録して流通させて
も良い。さらに、かかるソフトウェアをインターネット
のホームページ上に置いて、クライアントからダウンロ
ードして利用しても良い。なお、一定の処理をソフトウ
ェアで実現して、当該ソフトウェアを記録媒体に記録し
て流通させたり、ソフトウェアダウンロードで取得した
りすることは、本明細書で説明するすべての処理に該当
することである。 (実施の形態2)以下、実施の形態1におけるデータ出
力装置について説明する。
【0038】図12は、データ出力装置の構成を示すブ
ロック図である。データ出力装置は、データ出力装置1
21と出力部12を具備する。データ出力指示装置12
1は、データの出力指示を出力部12に行う。データ出
力指示装置121は、データ格納部111、出力先種類
情報取得部1212、第四出力指示部1213、および
命令受付部114を具備する。
【0039】出力先種類情報取得部1212は、データ
の出力先の種類に関する情報である出力先種類情報を取
得する。出力先種類情報とは、例えば、ディスプレイの
種類(CRT、液晶、およびPDPなど)を示す情報を
いう。また、出力先種類情報とは、プロジェクターかC
RTかを識別する情報である場合もある。また、出力先
種類情報とは、印刷か表示か音声出力かを識別する情報
である場合もある。出力先種類情報取得部1212は、
通常、CPUとソフトウェアで実現される。しかし、出
力先種類情報取得部1212は、専用ハードウェアで実
現されても良い。
【0040】なお、出力先種類情報取得部1212は、
ユーザが入力した出力先種類情報を受け付けるものであ
っても良いし、自動的に出力先種類情報を取得しても良
い。出力先種類情報取得部1212が自動的に出力先種
類情報を取得する方法として、表示手段(液晶ディスプ
レイやプロジェクターやCRTなど)のドライバーソフ
トを認識して、出力先種類情報が何であるかを判断する
方法がある。また、出力先種類情報取得部1212が自
動的に出力先種類情報を取得する別の方法として、ユー
ザが入力する命令から判断する方法がある。具体的に
は、ユーザは、データを表示する場合には「displ
ay data1」などと表示命令を入力するだろう
し、データを印字する場合は「print data
1」と印字命令を入力する。一のデータを画面出力する
場合と印字する場合とで、出力を異ならしめるためであ
る。かかる入力命令から出力先種類情報を取得する方法
がある。その他、出力先種類情報を取得する方法は何で
も良い。
【0041】また、出力先種類情報取得部1212がユ
ーザ入力の出力先種類情報を受け付ける場合は、例え
ば、出力先種類情報取得部1212は、キーボードおよ
びそのドライバーソフトウェアから構成される。また、
出力先種類情報とは、特に、データをプレゼンテーショ
ンするための出力先か否かを示す情報を含む場合があ
る。プレゼンテーションのための出力先とは、例えば、
プロジェクターをいう。プレゼンテーション用の出力先
でない場合とは、作業用の出力先、例えば、液晶ディス
プレイやCRTなどを言う。プレゼンテーションのため
の出力か、作業のための出力かにより、出力を変更させ
るためである。
【0042】第四出力指示部1213は、出力先種類情
報取得部1212で取得した出力先種類情報に基づい
て、データ格納部111に格納されているデータの出力
を指示する。「出力先種類情報に基づいてデータの出力
を指示する」とは、出力先種類情報によって出力するデ
ータの内容が変更されることを意味する場合がある。ま
た、「出力先種類情報に基づいてデータの出力を指示す
る」とは、出力先種類情報によって、データのフィルタ
リング、選択、加工等により、出力するデータを異なる
ものにすることを意味する場合がある。また、「出力先
種類情報に基づいてデータの出力を指示する」とは、出
力先種類情報によって、出力されるデータの属性値が異
なることを意味する場合がある。ここで、データの属性
値とは、文字のサイズ、文字の色、フォントの種類、線
の色、線の太さ、背景色、音量、音の高さなどである。
第四出力指示部1213は、CPUとソフトウェアによ
り実現されるのが一般的であるが、専用ハードウェアに
より実現しても良い。
【0043】以上の構成を有するデータ出力装置の動作
について、図13のフローチャートを参照して説明す
る。 (ステップS1301)命令受付部114は、データ出
力命令を受け付けたか否かを判断する。なお、ここで
は、データ格納部111に格納されているデータをすべ
て出力するとするので、「データ識別子」は省略され得
る。なお、データ格納部111に格納されているデータ
から選択してデータ出力する場合は、データ出力命令中
に「データ識別子」は必要である。データ出力命令を受
け付ければステップS1302に行き、データ出力命令
を受け付けていなければステップS1301に戻る。 (ステップS1302)出力先種類情報取得部1212
は、データの出力先の種類に関する情報である出力先種
類情報を取得する。 (ステップS1303)第四出力指示部1213は、デ
ータ格納部111からデータを取得する。 (ステップS1304)第四出力指示部1213は、取
得したデータを出力先情報に基づいて変更する。 (ステップS1305)第四出力指示部113は、ステ
ップS1304で変更した結果のデータを出力するよう
に出力部12に指示をする。 (ステップS1306)出力部12は、データを出力す
る。
【0044】以上のような動作を行うデータ出力装置の
具体例について説明する。
【0045】今、図14に示すようなデータ(「dat
a4.doc」)がデータ格納部111に格納されてい
る。なお、図14のデータは出力例であって、図15に
示すようなデータが、実際にデータ格納部111に格納
されている。つまり、図15のデータを表示するために
構成した結果が図14である。
【0046】図15の情報には、「ID」、「データタ
イプ」、「データ」、「位置」、「サイズ」、「アイコ
ン」がある。「ID」は、データを識別する識別子であ
る。「データタイプ」は、データの種類を示す。「te
xt」は、データの種類がテキストであることを示す。
「graph」は、データの種類がグラフィカルデー
タ、例えば、線や円形や矩形など、であることを示す。
「image」は、データの種類が静止画であることを
示す。「wav」は、データの種類が音声データである
ことを示す。「mpeg」は、データの種類が動画であ
ることを示す。その他、データ種類として、においなど
もある。
【0047】「データ」は第四出力指示部1213によ
り変更される対象となるデータである。「line
(X,Y)」の「line」は、線のデータであること
を示す。「X」は線の長さ、「Y」は線の太さを示す。
従って「line(350,2)」は、線の長さが35
0で、太さが2であることを示す。「wav」データ
は、表中の「データ」に記憶されているデータが音声合
成されて出力される、とする。「mpeg」データの表
中のフィルムの図柄は、動画データそのものが格納され
ていることを示す。
【0048】「位置」は、各データが配置される座標位
置を示す。「サイズ」は、各データのサイズを示す。な
お、データが「text」である場合の「サイズ」はフ
ォントサイズを示す。アイコンは、表示される場合の図
柄を示す。アイコンは、「wav」データやにおいのデ
ータに存在する。
【0049】図16に、出力先種類情報に基づいて出力
データを変更するためのルールである出力ルールと出力
先種類情報を対に有するルール管理表を示す。このルー
ル管理表は、第四出力指示部1213が保持している。
【0050】図16によれば、出力先種類情報は「プロ
ジェクター」、「液晶ディスプレイ」、「CRT」の3
種類である。出力先種類情報が「プロジェクター」の場
合の出力ルールは、4つある。第一のルールは、「サイ
ズが40以上のtextだけを出力する」というルール
である。このルールによれば、「サイズ」が24のte
xtは出力されない。第二のルールは、「graphの
太さを2倍にする」というルールである。このルールに
よれば、図15のデータ「line(350、2)」は
「line(350、4)」として出力される。第三の
ルールは、「imageのサイズを2倍にする」という
ルールである。このルールによれば、図15の「ID=
3」のデータサイズは2倍に変更される。第四のルール
は、「音量を2倍にする」というルールである。このル
ールによれば、wavデータが出力される場合の音量
が、液晶ディスプレイの場合と比べて2倍の音量で出力
される。
【0051】また、出力先種類情報が「液晶ディスプレ
イ」の場合の出力ルールは、2つある。第一のルール
は、「textのフォントをboldフォントにする」
というルールである。このルールによれば、すべてのテ
キストのフォントがボールドフォントになる。第二のル
ールは、「mpegデータは、最初のフィールドだけを
表示する静止画として出力する」というルールである。
このルールによれば、動画の出力は、複数のフィールド
からなる動画のうち、最初のフィールドだけが表示さ
れ、動きのないものになる。
【0052】さらに、出力先種類情報が「CRT」の場
合の出力ルールは1つである。このルールは、「wav
は出力しない(アイコンも含む)」である。このルール
によれば、音声データは出力されない。また、音声デー
タを表すアイコンも出力されない。なお、出力ルールの
記述は、文章により記述したが、出力ルールをプログラ
ムで実現しても良いし、ルール記述用の言語によって記
述しても良い。
【0053】図16に示す出力ルールに基づいて、第四
出力指示部1213が出力データを変更するとする。ま
た、出力対象のデータは図14,図15に示すものとす
る。
【0054】かかる場合に、出力先種類情報取得部12
12が「プロジェクター」という出力先情報種類を取得
したとする。この場合には、第四出力指示部1213は
図16の4つのルールを適用する。そして、図17に示
すように出力例になる。なお、第四出力指示部1213
は、出力されるデータから全体のバランスを考慮して、
図18のようにデータをバランス良く配置しても良い。
かかる技術は、文書では「TeX」の技術がある。ま
た、インターネットブラウザもかかる技術を有するの
で、その技術を用いても良い。
【0055】また、出力先種類情報取得部1212が
「液晶ディスプレイ」という出力先情報種類を取得した
とする。この場合には、第四出力指示部1213は図1
6の2つのルールを適用する。そして、図19に示すよ
うに出力例になる。
【0056】さらに、出力先種類情報取得部1212が
「CRT」という出力先情報種類を取得したとする。こ
の場合には、第四出力指示部1213は図16の1つの
ルールを適用する。そして、図20に示すように出力例
になる。つまり、音声出力をせず、音声出力のアイコン
を表示しない。
【0057】以上、本実施の形態によれば、出力先種類
情報を取得し、当該情報に応じてデータの出力を変える
ことにより、適切なデータ出力ができる。特に、出力先
種類情報に基づいて出力するデータの内容が変化するこ
とにより、適切なプレゼンテーションができる。また、
出力先種類情報に基づいてデータ属性を変更することに
より適切なプレゼンテーションができる。
【0058】なお、本実施の形態によれば、自動的に出
力先種類情報を取得していた。しかし、ユーザが出力先
種類情報を手入力しても良い。手入力は、メニュー画面
などを用いて行う。手入力により出力先種類情報を入力
する構成をとれば、データ出力装置の構成が簡易にな
る。例えば、プレゼンテーションの前に、図21に示す
ような出力先種類情報のメニューを提示する構成を取り
得る。このメニューは、「プレゼンテーション」と「そ
の他」からなる。従って、メニューの項目を選択するこ
とにより、データの出力先がプレゼンテーションのため
の出力先か否かを示す情報が得られる。
【0059】また、本実施の形態によれば、出力先種類
情報に基づくデータ内容に変更は、データのフィルタリ
ングであった。つまり、データを出力するか否かの切り
替えだけであった。しかし、出力先種類情報に基づい
て、データを加工しても良いし、生成することにより、
出力するデータ内容を変更しても良い。 (実施の形態3)以下、実施の形態3におけるデータ出
力装置について説明する。
【0060】図22は、データ出力装置の構成を示すブ
ロック図である。データ出力装置は、データ出力装置2
21と出力部12を具備する。データ出力指示装置12
1は、データの出力指示を出力部12に行う。データ出
力指示装置121は、データ格納部111、画面サイズ
情報取得部2212、第五出力指示部2213、および
命令受付部114を具備する。
【0061】画面サイズ情報取得部2212は、データ
出力先の画面サイズに関する情報である画面サイズ情報
を取得する。画面サイズ情報取得部2212は、画面サ
イズ情報を自動的に取得しても良いし、ユーザが入力し
た画面サイズ情報を受け付けるものであっても良い。
【0062】通常、システムを構成するディスプレイの
サイズは、システムがディスプレイの属性値(プロパテ
ィー)として保持している。従って、画面サイズは、デ
ィスプレイの属性値を取得することにより、自動的に得
ることができる。また、画面サイズ情報取得部2212
がユーザ入力の画面サイズ情報を受け付ける場合は、例
えば、画面サイズ情報取得部2212は、キーボードお
よびそのドライバーソフトウェアから構成される。この
画面サイズ情報取得部2212は、通常、CPUとソフ
トウェアで実現されるが、専用ハードウェアで実現され
ても良い。
【0063】第五出力指示部2213は、画面サイズ情
報取得部2212が取得した画面サイズ情報に基づい
て、データ格納部111に格納されているデータの出力
指示をする。ここで言う「画面サイズ情報に基づいてデ
ータの出力指示をする」とは、画面サイズ情報によっ
て、データのフィルタリング、選択、加工等により、出
力するデータを異なるものにすることを意味する場合が
ある。また、「画面サイズ情報に基づいてデータの出力
指示をする」とは、画面サイズ情報によって、出力され
るデータの属性値が異なることを意味する場合がある。
ここで、データの属性値とは、文字のサイズ、文字の
色、フォントの種類、線の色、線の太さ、背景色、音
量、音の高さなどである。第五出力指示部2213は、
CPUとソフトウェアにより実現されるのが一般的であ
るが、専用ハードウェアにより実現しても良い。
【0064】以上の構成を有するデータ出力装置の動作
について、図23のフローチャートを参照して説明す
る。 (ステップS2301)命令受付部114は、データ出
力命令を受け付けたか否かを判断する。なお、ここで
は、データ格納部111に格納されているデータをすべ
て出力するとするので、「データ識別子」は省略され得
る。なお、データ格納部111に格納されているデータ
から選択してデータ出力する場合は、データ出力命令中
に「データ識別子」は必要である。データ出力命令を受
け付ければステップS2302に行き、データ出力命令
を受け付けていなければステップS2301に戻る。 (ステップS2302)画面サイズ情報取得部2212
は、データを出力する画面サイズに関する情報である画
面サイズ情報を取得する。 (ステップS2303)第五出力指示部2213は、デ
ータ格納部111からデータを取得する。 (ステップS2304)第五出力指示部2213は、取
得したデータを画面サイズ情報に基づいて変更する。 (ステップS2305)第五出力指示部2213は、ス
テップS2304で変更した結果のデータを出力するよ
うに出力部12に指示をする。 (ステップS2306)出力部12は、データを出力す
る。
【0065】以上のような動作を行うデータ出力装置の
具体例について説明する。
【0066】今、図14、図15に示すようなデータが
データ格納部111に格納されている。なお、図15の
データを構成した結果を表示した例が図14である。
【0067】そして、第五出力指示部2213は、図2
4に示すような表を保持している。この表は、「画面サ
イズ情報」と「データ変更ルール」を対に有するレコー
ドからなる表である。第五出力指示部2213は、画面
サイズ情報取得部2212が取得した「画面サイズ情
報」と対になる「データ変更ルール」を出力するデータ
に適用して、データを変更する。この変更したデータが
出力部12により出力される。
【0068】次に、図24のデータ変更ルールについて
説明する。図24のデータ変更ルールは、画面サイズ情
報により、各データタイプのデータがどのように変更さ
れるかを示している。
【0069】「画面サイズ情報」が9inchまでの画
面サイズであれば、以下のデータ出力ルールが適用され
る。つまり、「出力:サイズ>40」は、フォントサイ
ズが40より大きいテキストデータのみ出力されること
を意味する。「フォント=明朝」は、テキストデータの
フォントは、明朝フォントで出力されることを意味す
る。また、graphの「標準」は、標準的な出力を意
味する。つまり、graphタイプのデータは、変更さ
れない。また、imageの「background=
blue」は、静止画データの背景色を青にすることを
意味する。wavの「非出力」は、音声データは出力し
ないことを意味する。さらに、mpegの「非出力」
は、動画データは出力しないことを意味する。
【0070】また、「画面サイズ情報」が10inch
から14inchまでの画面サイズであれば、以下のデ
ータ出力ルールが適用される。つまり、「出力:サイズ
>30」により、フォントサイズが30より大きいテキ
ストデータのみ出力される。graph、image、
およびwavは9inchまでの画面サイズ情報の場合
と同様である。mpegの「第1フィールドのみ」は、
動画を構成する複数のフィールドのうち、最初のフィー
ルドのみを出力することを意味する。つまり、動画デー
タを最初のフィールドの静止画データとして出力するこ
とを意味する。
【0071】また、「画面サイズ情報」が15inch
から24inchまでの画面サイズであれば、以下のデ
ータ出力ルールが適用される。つまり、「フォント=b
old」により、文字はボールドフォントで出力され
る。graph、image、およびmpegは10か
ら14inchまでの画面サイズ情報の場合と同様であ
る。wavの「出力」は、音声データを出力することを
意味する。
【0072】また、「画面サイズ情報」が25inch
から40inchまでの画面サイズであれば、以下のデ
ータ出力ルールが適用される。つまり、text、gr
aph、およびwavは15から24inchまでの画
面サイズ情報の場合と同様である。imageの「ba
ckground=red」は、静止画の背景色が赤で
あることを意味する。mpegの「出力」は、動画デー
タを動画として出力することを意味する。
【0073】また、「画面サイズ情報」が41inch
から60inchまでの画面サイズであれば、以下のデ
ータ出力ルールが適用される。つまり、textの「フ
ォント=多階調フォント」は、テキストは多階調フォン
トで出力されることを意味する。このことにより、画面
から距離があっても見やすい字が見られる。また、gr
aphの「太さ=2倍」は線や矩形等の輪郭の太さが通
常の2倍の太さになることを意味する。このことによ
り、画面から距離があっても図形が見やすい。imag
e、wav、およびmpegは25から40inchま
での画面サイズ情報の場合と同様である。
【0074】また、「画面サイズ情報」が61inch
以上の画面サイズであれば、以下のデータ出力ルールが
適用される。つまり、graphの「太さ=4倍」は線
や矩形等の輪郭の太さが通常の4倍の太さになることを
意味する。このことにより、画面から距離があっても図
形が見やすい。また、text、image、wav、
およびmpegは41から60inchまでの画面サイ
ズ情報の場合と同様である。
【0075】図24のデータ変更ルールを適用すれば、
図14のデータ出力例は、以下のようになる。つまり、
「画面サイズ情報」が61inch以上である場合は、
図25のような出力になる。
【0076】また、「画面サイズ情報」が9inch以
下である場合は、図26のような出力になる。なお、第
五出力指示部2213は、出力されるデータから全体の
バランスを考慮して、図27のようにデータをバランス
良く配置しても良い。かかる技術は、文書では「Te
X」の技術がある。また、インターネットブラウザもか
かる技術を有するので、その技術を用いても良い。
【0077】以上、本実施の形態によれば、画面サイズ
情報を取得し、当該情報に応じてデータの出力を変える
ことにより、適切なデータ出力ができる。特に、画面サ
イズ情報に基づいて、出力するデータの内容が変化した
り、データ属性値が変化したりすることにより適切なプ
レゼンテーションができる。
【0078】なお、本実施の形態によれば、自動的に画
面サイズ情報を取得していた。しかし、ユーザが画面サ
イズ情報を手入力しても良い。手入力は、メニュー画面
などを用いて行う。手入力により画面サイズ情報を入力
する構成をとれば、データ出力装置の構成が簡易にな
る。
【0079】また、本実施の形態によれば、画面サイズ
情報に基づくデータ内容に変更は、データのフィルタリ
ングであった。つまり、データを出力するか否かの切り
替えだけであった。しかし、画面サイズ情報に基づい
て、データを加工しても良いし、生成することにより、
出力するデータ内容を変更しても良い。 (実施の形態4)以下、実施の形態4におけるデータ出
力装置について説明する。
【0080】図28は、データ出力装置の構成を示すブ
ロック図である。データ出力装置は、データ出力装置2
81と出力部12を具備する。データ出力指示装置28
1は、データの出力指示を出力部12に行う。データ出
力指示装置281は、データ格納部111、視聴者情報
取得部2812、第六出力指示部2813、および命令
受付部114を具備する。
【0081】視聴者情報取得部2812は、データを視
聴する人に関する情報である視聴者情報を取得する。視
聴者情報とは、視聴者の属性を表す情報であっても良い
し、視聴者個人を特定する情報であっても良い。視聴者
とは、データを見る人だけを意味するものではなく、デ
ータを操作する人を意味する場合もある。
【0082】視聴者情報取得部2812は、視聴者情報
を自動的に取得しても良いし、ユーザが入力した視聴者
情報を受け付けるものであっても良い。視聴者情報を自
動的に取得する処理の例を説明する。データの表示指示
や音量アップの指示などの操作をリモコンで行う、とす
る。そのリモコンから送信される信号に操作者を識別す
る操作者識別子を有する技術がある。視聴者情報取得部
2812は、この操作者識別子を取得することが考えら
れる。かかる場合は、操作者、もしくは視聴者個人を特
定する場合である。一方、視聴者情報取得部2812が
視聴者の属性値を自動的に取得することが考えられる。
これは、操作者識別子がリモコン信号に送信され、視聴
者情報取得部2812が操作者識別子と対応する操作者
の属性値を保持している場合に、受信した操作者識別子
に対応する属性値を取得する場合である。かかる場合
は、視聴者情報取得部2812はリモコン受光部とリモ
コンドライバと操作者識別子と対応する操作者の属性値
を保持するメモリと処理ソフトウェアから構成される。
【0083】別の手段として、外部から視聴者情報を受
信する場合がある。例えば、高等学校の体育館でプレゼ
ンテーションをする場合に、体育館に設置された通信モ
ジュールから、視聴者が高校生であるとの情報がデータ
出力指示装置に送信され、視聴者情報取得部2812が
取得することが考えられる。その他、視聴者情報の取得
方法は問わない。かかる場合の視聴者情報取得部281
2は、モデムとそのドライバーソフトなどから構成され
る。
【0084】第六出力指示部2813は、視聴者属性情
報取得部2812が取得した視聴者属性情報に基づい
て、データ格納部111に格納されているデータの出力
指示をする。ここで言う「視聴者属性情報に基づいてデ
ータの出力指示をする」とは、視聴者属性情報によっ
て、データのフィルタリング、選択、加工等により、出
力するデータを異なるものにして、そのデータの出力指
示をすることを意味する場合がある。また、「視聴者属
性情報に基づいてデータの出力指示をする」とは、視聴
者属性情報によって、出力指示するデータの属性値が異
なることを意味する場合がある。ここで、データの属性
値とは、文字のサイズ、文字の色、フォントの種類、線
の色、線の太さ、背景色、音量、音の高さなどである。
第六出力指示部2813は、CPUとソフトウェアによ
り実現されるのが一般的であるが、専用ハードウェアに
より実現しても良い。
【0085】以上の構成を有するデータ出力装置の動作
について、図29のフローチャートを参照して説明す
る。 (ステップS2901)命令受付部114は、データ出
力命令を受け付けたか否かを判断する。なお、ここで
は、データ格納部111に格納されているデータをすべ
て出力するとするので、「データ識別子」は省略され得
る。なお、データ格納部111に格納されているデータ
から選択してデータ出力する場合は、データ出力命令中
に「データ識別子」は必要である。データ出力命令を受
け付ければステップS2902に行き、データ出力命令
を受け付けていなければステップS2901に戻る。 (ステップS2902)視聴者情報取得部2812は、
視聴者情報を取得する。 (ステップS2903)第六出力指示部2813は、デ
ータ格納部111からデータを取得する。 (ステップS2904)第六出力指示部2813は、取
得したデータを視聴者情報に基づいて変更する。 (ステップS2905)第六出力指示部2813は、ス
テップS2904で変更した結果のデータを出力するよ
うに出力部12に指示をする。 (ステップS2906)出力部12は、データを出力す
る。
【0086】以上のような動作を行うデータ出力装置の
具体例について説明する。
【0087】今、図14、図15に示すようなデータが
データ格納部111に格納されている。
【0088】そして、第六出力指示部2813は、図3
0に示すような表を保持している。
【0089】図30は、「視聴者情報」と「出力ルー
ル」からなるレコードを複数有する。本データ出力装置
は、「視聴者情報」の値に対応する「出力ルール」に基
づいてデータを出力する。
【0090】図30の「視聴者情報」は、「若年」「中
年」「熟年」の3つの値を取り得る。今、データ出力装
置は、リモコンで操作されるとする。そして、リモコン
には、操作者を識別するスイッチが存在するとする。そ
して、リモコンのスイッチの設定により、リモコン操作
者が父か母か子1か子2かが分かる。リモコンでデータ
を操作する場合に、操作命令と対になって、操作者識別
子がリモコンから発信される。そして、データ出力指示
装置281は、操作者識別子を取得する。そして、デー
タ出力指示装置281の視聴者情報取得部2812は、
家族のプロフィール情報を保持しており、父、母は「中
年」、子1、子2は「若年」であると判断できる。但
し、視聴者情報取得部2812の視聴者情報の取得方法
は他でも良い。また、視聴者情報取得部2812は、視
聴者の属性値ではなく、視聴者自身を特定する情報を取
得しても良い。例えば、携帯電話がリモコンの役目を果
たし、携帯電話を操作した際に電話番号も送信される、
とした場合に、その電話番号が視聴者情報となる。
【0091】図30には、3つの「視聴者情報」毎に出
力ルールが規定されている。「若年」に対応する「出力
ルール」は「変更なし」なので、本データ出力装置によ
れば、データ格納部1201に格納されている標準のデ
ータが出力される。「中年」に対応する「出力ルール」
は「40以上のtextを出力」である。従って、フォ
ントサイズが39以下のデータは出力しない。よって、
図14の標準出力イメージは、図31のようになる。な
お、第六出力指示部2813は、出力されるデータから
全体のバランスを考慮して、図32のようにデータをバ
ランス良く配置しても良いのは、上述の実施の形態と同
様である。
【0092】次に、「熟年」に対応する「出力ルール」
は、「1データずつ、画面全体に時分割で出力」であ
る。従って、図15の8つのデータが紙芝居のように画
面全体に出力される。その際に一定時間で次のデータ出
力に移行する。なお、音声出力はスピーカから出力され
る。また、図15では、それだけ出力しても意味をなさ
ないデータ、例えば「ID=2」のグラフデータが存在
する。しかし、ここでは詳細に述べないが、ID=1の
データとID=2のデータはグループ化されているとす
る。かかる場合は、図33のように、次々に意味のある
データが1つずつ時分割で出力される。
【0093】以上、本実施の形態によれば、視聴者情報
を取得し、当該情報に応じてデータの出力を変えること
により、適切なデータ出力ができる。特に、視聴者情報
に基づいて出力するデータの内容が変化したり、データ
属性値が変化したりすることにより適切なプレゼンテー
ションができる。
【0094】なお、本実施の形態によれば、自動的に視
聴者情報を取得していた。しかし、ユーザが視聴者情報
を手入力しても良い。手入力は、メニュー画面などを用
いて行う。手入力により視聴者情報を入力する構成をと
れば、データ出力装置の構成が簡易になる。
【0095】また、本実施の形態によれば、視聴者情報
に基づくデータ内容に変更は、データのフィルタリング
であった。つまり、データを出力するか否かの切り替え
だけであった。しかし、視聴者情報に基づいて、データ
を加工しても良いし、生成することにより、出力するデ
ータ内容を変更しても良い。
【0096】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
が出力される際に、そのデータを見る人や聞く人などを
考慮した適切なデータ出力ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるデータ出力装置の構成を
示すブロック図
【図2】実施の形態1におけるデータ出力装置の動作を
説明するフローチャート
【図3】実施の形態1におけるデータ格納部に格納され
ているデータ例を示す図
【図4】実施の形態1におけるデータ格納部に格納され
ているデータ例を表で表した図
【図5】実施の形態1における第一出力指示部で保持し
ているフィルタリングルールを示す図
【図6】実施の形態1におけるデータ出力例を示す図
【図7】実施の形態1におけるデータ出力例を示す図
【図8】実施の形態1におけるデータ出力例を示す図
【図9】実施の形態1における第一出力指示部で保持し
ているルールを示す図
【図10】実施の形態1におけるデータ出力例を示す図
【図11】実施の形態1におけるデータ出力例を示す図
【図12】実施の形態2におけるデータ出力装置の構成
を示すブロック図
【図13】実施の形態2におけるデータ出力装置の動作
を説明するフローチャート
【図14】実施の形態2におけるデータ格納部に格納さ
れているデータ例を示す図
【図15】実施の形態2におけるデータ格納部に格納さ
れているデータ例を表で表した図
【図16】実施の形態2における第四出力指示部で保持
しているルールを示す図
【図17】実施の形態2におけるデータ出力例を示す図
【図18】実施の形態2におけるデータ出力例を示す図
【図19】実施の形態2におけるデータ出力例を示す図
【図20】実施の形態2におけるデータ出力例を示す図
【図21】実施の形態2における出力先種類情報を入力
するメニューを示す図
【図22】実施の形態3におけるデータ出力装置の構成
を示すブロック図
【図23】実施の形態3におけるデータ出力装置の動作
を説明するフローチャート
【図24】実施の形態3における第五出力指示部で保持
しているルールを示す図
【図25】実施の形態3におけるデータ出力例を示す図
【図26】実施の形態3におけるデータ出力例を示す図
【図27】実施の形態3におけるデータ出力例を示す図
【図28】実施の形態4におけるデータ出力装置の構成
を示すブロック図
【図29】実施の形態4におけるデータ出力装置の動作
を説明するフローチャート
【図30】実施の形態4における第六出力指示部で保持
しているルールを示す図
【図31】実施の形態4におけるデータ出力例を示す図
【図32】実施の形態4におけるデータ出力例を示す図
【図33】実施の形態4におけるデータ出力例を示す図
【符号の説明】
11、121、221、281 データ出力指示装置 12 出力部 111 データ格納部 112 距離情報取得部 113 第一出力指示部 114 命令受付部 1212 出力先種類情報取得部 1213 第四出力指示部 2212 画面サイズ情報取得部 2213 第五出力指示部 2812 視聴者情報取得部 2813 第六出力指示部
フロントページの続き Fターム(参考) 5E501 AC14 BA03 CA02 CA03 CA04 CA08 CC01 CC02 DA14 FA04 FA05 FB04 FB28

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納しているデータ格納部と、
    出力されるデータを視聴する人とデータを出力する場所
    との距離に関する情報である距離情報を取得する距離情
    報取得部と、前記距離情報に基づいて、前記データ格納
    部に格納されているデータのうちの一部をフィルタリン
    グして出力するように指示する第一出力指示部とを具備
    するデータ出力指示装置。
  2. 【請求項2】 データを格納しているデータ格納部と、
    出力されるデータを視聴する人とデータを出力する場所
    との距離に関する情報である距離情報を取得する距離情
    報取得部と、前記距離情報取得部で取得した距離情報に
    基づいて、前記データ格納部に格納されているデータを
    出力するフォントを決定するフォント決定部と、前記フ
    ォント決定部において決定したフォントで、前記データ
    格納部に格納されているデータの出力指示をする第二出
    力指示部とを具備するデータ出力指示装置。
  3. 【請求項3】 データを格納しているデータ格納部と、
    出力されるデータを視聴する人とデータを出力する場所
    との距離に関する情報である距離情報を取得する距離情
    報取得部と、前記距離情報取得部で取得した距離情報に
    基づいて、前記データ格納部に格納されているデータを
    出力する色を決定する色決定部と、前記色決定部におい
    て決定した色で、前記データ格納部に格納されているデ
    ータの出力指示をする第三出力指示部とを具備するデー
    タ出力指示装置。
  4. 【請求項4】 前記距離情報取得部が、距離情報の入力
    を受け付けることにより距離情報を取得することを特徴
    とする請求項1から請求項3いずれか記載のデータ出力
    指示装置。
  5. 【請求項5】 前記距離情報取得部が、赤外線、超音波
    などの物体間の距離を測定可能な手段により測定された
    距離に関する情報である距離情報を取得することを特徴
    とする請求項1から請求項3いずれか記載のデータ出力
    指示装置。
  6. 【請求項6】 出力されるデータを格納しており、出力
    されるデータを視聴する人とデータを出力する場所との
    距離に関する情報である距離情報を取得する距離情報取
    得ステップを具備し、前記距離情報によって、出力する
    データの内容または/および属性値が異なるデータ出力
    方法。
  7. 【請求項7】 データの出力指示をするコンピュータ読
    み取り可能なプログラムであって、2以上のデータの集
    合であるデータ群を格納している状態において出力され
    るデータを視聴する人とデータを出力する場所との距離
    に関する情報である距離情報を取得する距離情報取得ス
    テップと、前記距離情報取得ステップで取得した距離情
    報に基づいて、前記格納されているデータ群の中から一
    部のデータの出力を指示する第一出力指示ステップとを
    具備するデータ出力指示を実現するためのコンピュータ
    読み取り可能なプログラム。
  8. 【請求項8】 データの出力指示をするコンピュータ読
    み取り可能なプログラムであって、データを格納してい
    る状態において、出力されるデータを視聴する人とデー
    タを出力する場所との距離に関する情報である距離情報
    を取得する距離情報取得ステップと、前記距離情報取得
    部で取得した距離情報に基づいて、前記格納されている
    データを出力するフォントを決定するフォント決定ステ
    ップと、前記格納されているデータのうちの全部または
    一部のデータを、前記フォント決定ステップにおいて決
    定したフォントで出力するように指示する第二出力指示
    ステップとを具備するデータ出力指示を実現するための
    コンピュータ読み取り可能なプログラム。
  9. 【請求項9】 データの出力指示をするコンピュータ読
    み取り可能なプログラムであって、データを格納してい
    る状態において、出力されるデータを視聴する人とデー
    タを出力する場所との距離に関する情報である距離情報
    を取得する距離情報取得ステップと、前記距離情報取得
    ステップで取得した距離情報に基づいて、前記格納され
    ているデータを出力する色を決定する色決定ステップ
    と、前記格納されているデータの全部または一部のデー
    タを、前記色決定ステップにおいて決定した色で出力す
    るように指示する第二出力指示ステップとを具備するデ
    ータ出力指示を実現するためのコンピュータ読み取り可
    能なプログラム。
  10. 【請求項10】 データを格納しているデータ格納部
    と、データの出力先の種類に関する情報である出力先種
    類情報を取得する出力先種類情報取得部と、前記出力先
    種類情報取得部で取得した出力先種類情報に基づいて、
    前記データ格納部に格納されているデータの出力を指示
    する第四出力指示部とを具備するデータ出力指示装置。
  11. 【請求項11】 前記第四出力指示部は、前記出力先種
    類情報に基づいて出力するデータの内容を変更し、当該
    データの出力指示をする請求項10記載のデータ出力指
    示装置。
  12. 【請求項12】 前記第四出力指示部は、前記出力先種
    類情報に基づいて出力するデータの属性値を変更し、当
    該データの出力指示をする請求項10または請求項11
    いずれか記載のデータ出力指示装置。
  13. 【請求項13】 前記出力先種類情報取得部は、出力先
    種類情報の入力を受け付けることにより出力先種類情報
    を取得することを特徴とする請求項10から請求項12
    いずれか記載のデータ出力指示装置。
  14. 【請求項14】 前記出力先種類情報取得部は、出力先
    種類情報を自動取得することを特徴とする請求項10か
    ら請求項12いずれか記載のデータ出力指示装置。
  15. 【請求項15】 前記出力先種類情報が、データをプレ
    ゼンテーションするための出力先か否かを示す情報を含
    むことを特徴とする請求項10から請求項14いずれか
    記載のデータ出力指示装置。
  16. 【請求項16】 データを格納しており、データの出力
    先の種類に関する情報である出力先種類情報を取得する
    出力先種類情報取得ステップを具備し、前記出力先種類
    情報によって、出力するデータの内容または/および属
    性値が異なるデータ出力方法。
  17. 【請求項17】 データを格納している状態において、
    当該データの出力先の種類に関する情報である出力先種
    類情報を取得する出力先種類情報取得ステップと、前記
    出力先種類情報に基づいて、前記データの出力指示をす
    る第四出力指示ステップとを具備するデータ出力指示を
    実現するためのコンピュータ読み取り可能なプログラ
    ム。
  18. 【請求項18】 データを格納しているデータ格納部
    と、データ出力先の画面サイズに関する情報である画面
    サイズ情報を取得する画面サイズ情報取得部と、前記画
    面サイズ情報に基づいて前記データ格納部に格納されて
    いるデータの出力指示をする第五出力指示部とを具備す
    るデータ出力指示装置。
  19. 【請求項19】 前記第五出力指示部は、前記画面サイ
    ズ情報に基づいて出力するデータの内容を変更し、当該
    データの出力指示をする請求項18記載のデータ出力指
    示装置。
  20. 【請求項20】 前記第五出力指示部は、前記画面サイ
    ズ情報に基づいてデータの属性値を変更し、当該データ
    の出力指示をする請求項18または請求項19いずれか
    記載のデータ出力指示装置。
  21. 【請求項21】 前記画面サイズ情報取得部は、画面サ
    イズ情報の入力を受け付けることにより画面サイズ情報
    を取得することを特徴とする請求項18から請求項20
    いずれか記載のデータ出力指示装置。
  22. 【請求項22】 前記画面サイズ情報取得部は、画面サ
    イズ情報を自動取得することを特徴とする請求項18か
    ら請求項20いずれか記載のデータ出力指示装置。
  23. 【請求項23】 データを格納しており、データ出力先
    の画面サイズに関する情報である画面サイズ情報を取得
    する画面サイズ情報取得ステップを具備し、前記画面サ
    イズ情報によって、出力するデータの内容または/およ
    び属性値が異なるデータ出力方法。
  24. 【請求項24】 データを格納している状態において、
    データ出力先の画面サイズに関する情報である画面サイ
    ズ情報を取得する画面サイズ情報取得ステップと、前記
    画面サイズ情報に基づいて、前記格納されているデータ
    の出力指示をする第五出力指示ステップとを具備するデ
    ータ出力指示を実現するためのコンピュータ読み取り可
    能なプログラム。
  25. 【請求項25】 データを格納しているデータ格納部
    と、データを視聴する人に関する情報である視聴者情報
    を取得する視聴者情報取得部と、前記視聴者情報に基づ
    いて、前記データ格納部に格納されているデータの出力
    指示をする第六出力指示部を具備するデータ出力指示装
    置。
  26. 【請求項26】 前記第六出力指示部が、前記視聴者情
    報に基づいて出力するデータの内容を変更し、当該デー
    タの出力指示をする請求項25記載のデータ出力指示装
    置。
  27. 【請求項27】 前記第六出力指示部が、前記視聴者情
    報に基づいて出力するデータの属性値を変更し、当該デ
    ータの出力指示をする請求項25または請求項26いず
    れか記載のデータ出力指示装置。
  28. 【請求項28】 前記視聴者情報取得部は、視聴者情報
    の入力を受け付けることにより視聴者情報を取得するこ
    とを特徴とする請求項25から請求項27いずれか記載
    のデータ出力指示装置。
  29. 【請求項29】 前記視聴者情報取得部は、視聴者情報
    を自動取得することを特徴とする請求項25から請求項
    27いずれか記載のデータ出力指示装置。
  30. 【請求項30】 データを格納しており、データを視聴
    する人に関する情報である視聴者情報を取得する視聴者
    情報取得ステップを具備し、前記視聴者情報によって、
    出力するデータの内容または/および属性値が異なるデ
    ータ出力方法。
  31. 【請求項31】 データを格納している状態において、
    データを視聴する人の属性に関する情報である視聴者情
    報を取得する視聴者情報取得ステップと、前記視聴者情
    報に基づいて、前記格納されているデータの出力指示を
    する第六出力指示ステップとを具備するデータ出力指示
    を実現するためのコンピュータ読み取り可能なプログラ
    ム。
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