JP2003270470A - 接続損失を減少させた分散補償ファイバ、およびそれを製造する方法 - Google Patents

接続損失を減少させた分散補償ファイバ、およびそれを製造する方法

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ニッセン クヌドセン スティグ
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エリク ヴェング トルベン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続損失を減少させた分散補償ファイバ、お
よびそれを製造する方法を提供すること。 【解決手段】 コアとクラッドとを有する分散補償ファ
イバが記載されている。クラッドは、コア周囲の第1の
クラッド領域と、第1のクラッド層周囲の第2のクラッ
ド領域と、第2のクラッド層周囲の第3のクラッド領域
とを有する。コアおよび第1、第2、第3のクラッド領
域は、ドープされて分散補償ファイバの屈折率分布特性
を生み出す。クラッドの一部にリンをドープすることに
より、接続損失が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全般に光ファイバの
改良に関し、より詳細には、接続損失を減少させた分散
補償ファイバ、およびそれを製造する方法の有利な態様
に関する。
【0002】
【従来の技術】新しい種類の光ファイバが最近開発さ
れ、スロープの急な負の分散特性を有する分散補償ファ
イバ(DCF)として知られている。DCFの1つの使
用方法は、標準のシングル・モード・ファイバ(SSM
F)から製造された既存の光ファイバ・リンクの分散特
性を最適化して、異なる波長で動作するようにすること
である。この技法は、2000年6月19日に提出さ
れ、本出願の譲受人に譲渡された米国特許出願第09/
596454号に開示されており、この図面および開示
をそのまま参照により本明細書に組み入れる。
【0003】DCFの重要なパラメータは、DCFがS
SMFに接続される際に生じる過度の損失である。高い
負の分散を得るために、DCFは、SSMFの1550
nmで約10.5μmのモードフィールド直径に比べ
て、1550nmで約5.0μmのモードフィールド直
径を有する、高い屈折率を持つ小さなコアを使用する。
コア直径が異なることにより、融着接続技法を使用して
DCFをSSMFに接続するとき、かなりの信号損失が
生じる。DCFのコアを拡散させる接続パラメータを選
択し、それによってDCFコアのモードフィールド直径
を外側に向かってテーパ状とし、収束効果をもたらすこ
とにより、信号損失の量を減らすことができる。しか
し、収束効果を生み出すために必要とされる熱の量およ
び持続期間により、DCFコア周囲のクラッド内で望ま
しくないフッ素ドーパントの拡散が生じる。このフッ素
拡散は、モードフィールド拡大技法を使用して得られる
接続損失減少の量を制限する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、接続損失を現
在の制限以下に減少させる、DCFをSSMFに接続す
るための改良された技法が必要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記およびその他の問題
は本発明により解決され、本発明の一態様は、コアとク
ラッドとを有する分散補償ファイバを提供する。クラッ
ドは、コア周囲の第1のクラッド領域と、第1のクラッ
ド層周囲の第2のクラッド領域と、第2のクラッド層周
囲の第3のクラッド領域とを有する。コアおよび第1、
第2、第3のクラッド領域は、ドープされて分散補償フ
ァイバの屈折率分布特性を生み出す。さらに、クラッド
の一部にリンをドープすることにより、接続損失が減少
する。
【0006】本発明の更なる特徴および利点は、以下の
詳細な説明および添付図面を参照することにより明らか
になろう。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、溶着スプ
ライサを使用して分散補償ファイバ(DCF)を接続す
る際に、接続損失を減少させる技法を提供する。本明細
書中に記載された技法は、DCFをそれ自身に接続する
際、または1本のDCFと1本のSSMFの間にブリッ
ジ・ファイバを接続する、いわゆるブリッジ接続技法を
使用して、シングルモード標準ファイバ(SSMF)等
の他の種類のファイバに接続する際に、接続損失を減少
させるのに適している。このようなブリッジ接続技法の
1つが、2000年9月21日付で提出され、本出願の
譲受人が所有する米国特許出願第09/667031号
に記載されており、その図面および開示をすべて本明細
書中にそのまま組み入れる。本発明の一実施形態では、
DCFクラッドをリンでドープしてコア領域近傍のガラ
スを軟化させることにより、接続損失減少が達成される
ので、接続後の応力効果が減少する。本明細書中に記載
された技法はDCF設計以外のファイバ設計にも適用可
能であることを理解されよう。
【0008】一般に、DCFはその屈折率(RI)分布
のために接続することが難しい。図1は典型的なDCF
10の例の横断面図であり、図2は図1に示すDCF1
0に対応する屈折率分布20を示す図である。図1に示
すように、DCFはコア12を含み、このコア12の周
囲を第1、第2、第3のクラッド領域14、16、18
を含むクラッドが囲んでいる。図2に示すように、RI
分布は、DCFコア12に対応する中央スパイク22
と、第1のクラッド領域14に対応するスパイク22の
両側の溝24と、第2のクラッド領域16に対応する各
溝24の両側の突条26と、第3のクラッド領域18に
対応する各突条26の両側の平坦部28とを含む。
【0009】DCFは典型的に、二酸化珪素(Si
)ベースのガラスから製造される。コア12および
クラッド領域14、16、18を適切なドーパントでド
ープすることにより、所望のRI分布が達成される。1
つのDCF設計では、コア12がゲルマニウム(Ge)
でドープされ、第1のクラッド領域がフッ素(F)でド
ープされ、第2のクラッド領域がゲルマニウムとフッ素
(G/F)でドープされる。
【0010】スパイク22の両側に十分な深さの溝24
を得るために、第1のクラッド領域14は比較的高濃度
のフッ素ドーパントでドープされる。フッ素は、溶着接
続中に達する典型的な温度よりもはるかに低い温度で拡
散し始めるので、典型的な溶着接続動作中に、かなりの
量のフッ素拡散が生じる。非常に短い溶着時間を使用し
ない限り、この拡散により比較的高い接続損失が生じ
る。
【0011】しかし、より長い溶着時間を使用すること
が望ましい場合がある。1つのDCF設計では、SSM
Fの典型的なスポットサイズが10μmであるのに対し
て、スポットサイズが約5μmである。スポットサイズ
が異なることにより、DCFをSSMFに接続するプロ
セスが複雑になる。スポットサイズの差を補償するため
に使用される1つの技法は、より長い溶着時間を使用す
ることである。より長い溶着時間により、DCFでモー
ドフィールド拡大が生じる。溶着時間の長さを制御する
ことにより、モードフィールドの不一致の問題を克服す
るために、モードフィールド拡大の量を制御することが
できる。しかし、より長い溶着時間が前記のモードフィ
ールド拡大に必要であるため、DCFクラッド内に、望
ましくないフッ素ドーパントの拡散が生じ得る。
【0012】米国特許出願第09/667031号に記
載された、この問題に対する1つの解決方法は、DCF
とSSMFとの間にブリッジ・ファイバ(BF)を導入
することである。このBFはDCFと同一のスポットサ
イズを有するが、DCFほどにはフッ素ドープされな
い。従って、モードフィールド拡大なしに、BFをDC
Fに接続することができる。短い溶着時間を使用するこ
とができるので、フッ素拡散の問題が避けられる。BF
をSSMFに接続する際には、より長い溶着時間を使用
して、BFとSSMFとの間の接続点で、BF内に所望
のモードフィールド拡大を引き起こす。BF導入の結
果、DCFとSSMFとの間の全体の接続損失が減少す
る。
【0013】しかし、同一のスポットサイズを有するB
FとDCFであっても、これらのファイバを共に接続し
た際にかなりの接続損失値が見られる。これらの接続損
失の1つの説明として、接続プロセスの応力効果があ
る。本発明によれば、クラッド領域14、16、18の
1つまたは複数にリン(P)を導入することにより、こ
の損失を大幅に減少させることができる。リンの導入に
よりガラスが軟化するため、応力効果が減少する。
【0014】図3から7は、本発明によるDCFにリン
を十分に導入する方法の、異なる模範的な組合せを説明
する図である。リンのドーピングは伝播損失に影響を与
えるため、接続特性の改良と伝播損失との間に兼ね合い
が生じることに注目すべきである。コア・ドーパントが
石英管内に蒸着して、仕上がりファイバ内に引き込まれ
るプリフォームを画定する、内付け化学気相蒸着(MC
VD)技法を使用して、リンをDCF内に導入すること
ができる。関連する層が蒸着するMCVDプロセス中
に、プリフォーム管を介してPOC13の流れをパージ
することにより、リンが導入される。1%濃度のP20
5(重量)を使用することにより十分な結果が得られる
が、本発明はこの特定のリン濃度、またはリンをDCF
に導入するために使用される特定の技法に限定されるも
のではない。
【0015】図3は図2に示すRI分布の中央断面図で
ある。説明のため、RI分布を変倍してある。RI分布
の各配置はDCFの領域に対応していることが、前述の
説明から思い起こされよう。中央スパイク22はDCF
コア12に対応し、スパイク22の両側の溝24は第1
のクラッド領域14に対応し、各溝24の両側の突条2
6は第2のクラッド領域16に対応し、各突条26の両
側の平坦部28は第3のクラッド領域18に対応する。
また、前述の通り、図示したDCF設計のコア12(ス
パイク22)がゲルマニウムでドープされ、第1のクラ
ッド領域14(溝24)がフッ素でドープされ、第2の
クラッド領域16(突条26)がゲルマニウムとフッ素
でドープされる。
【0016】図4に示す本発明の一実施形態では、リン
(平坦部28にク損失ハッチで示す)が第3のクラッド
領域18に導入される。本発明の更なる態様によれば、
第3のクラッド領域18にリンをドープする際には常
に、リンにより引き起こされる屈折率の増加を相殺する
ために、フッ素でもドープされる。
【0017】図5に示す本発明の第2の実施形態では、
リンが、第2、第3のクラッド領域16、18に重なる
DCFの領域内に導入される(突条26と平坦部28に
ク損失ハッチで示す)。従って、第2のクラッド領域1
6の外側部分がゲルマニウム、フッ素、およびリンでド
ープされ、第3のクラッド領域18がフッ素およびリン
でドープされる。第3のクラッド領域18のリンによる
ドーピングは、第3のクラッド領域18全体に広がって
いても、第3のクラッド領域18の内側部分に限定され
ていてもよい。
【0018】図6に示す本発明の第3の実施形態では、
リンが、突条26に対応する第2のクラッド領域16全
体に導入され、第3のクラッド領域18内に延びている
(ク損失ハッチで示す)。従って、今度は第2のクラッ
ド領域全体がリン、フッ素、およびゲルマニウムでドー
プされ、第3のクラッド領域18がリンおよびフッ素で
ドープされる。やはり第3のクラッド領域18のリンに
よるドーピングは、第3のクラッド領域18全体に広が
っていても、第3のクラッド領域18の内側部分に限定
されていてもよい。
【0019】図7および図8は、Lucent Tec
hnologies Denmark A/Sで製造さ
れたx3DCF設計についての1550nmでの接続損
失を比較する、表30および40を示している。図7の
表30は、クラッド内にリンのない、x3DCFの接続
損失・データを示し、図8の表40は、図4に示した前
述の技法による、クラッドにリンが添加された同一のx
3DCF設計の接続損失・データを示している。2つの
DCFを有効に比較するために、同一のBFを両方の試
験について使用した。つまり、2つのDCFのうちの一
方を1本のBFに接続して、接続損失についての試験を
行った。その後、第1のDCFをBFから切り離した。
次いで、第2のDCFを同一のBFに接続して、接続損
失についての試験を行った。修正による伝播損失の増加
分は0.01dB/km未満であった。図7および図8
に示すように、リンをクラッドに添加することにより、
接続損失が大幅に減少する。
【0020】図9は本発明の更なる態様による、DCF
を製造する方法50のフローチャートである。本発明の
実施形態では、内付け化学気相蒸着(MCVD)技法を
使用してDCFが製造される。外付け気相蒸着法(OV
D)および気相軸付け法(VAD)を含むがこれに限定
されない、他の適切な技法を使用することもできる。M
CVD技法によれば、コア材料およびクラッド材料が、
シリカ・ガラス、石英、またはその他の適切な材料から
製造された管の内面上に煤の層として蒸着する。次い
で、コア材料およびクラッド材料は加熱されて光ファイ
バ内に引き込まれ、管が仕上がりファイバ内の外側クラ
ッド領域を形成する。この説明のため、本明細書中で
は、第1、第2、第3のクラッド領域は各々、内側、中
間、外側クラッド領域または層として言及される。
【0021】図9に示すように、ステップ52では、外
側クラッド材料から製造された管の内面上に、中間クラ
ッド材料が煤の層として蒸着する。ステップ54では、
中間クラッド材料の上に、内側クラッド材料が煤の層と
して蒸着する。ステップ56では、内側クラッド材料の
上に、コア材料が煤の層として蒸着する。コア材料およ
びクラッド材料はドープされて、DCFの屈折率分布特
性を生み出す。前記したように、クラッドの一部にリン
をドープする。ステップ58では、コア材料とクラッド
材料は加熱されて光ファイバ内に引き込まれる。
【0022】前述の記載には、当業者が本発明を実施す
ることを可能にする詳細が含まれているが、この記載は
例示的な性質のものであって、多くの修正および変形形
態が、これらの教示の利益を受ける当業者には明らかで
あることを理解すべきである。従って、本明細書中の発
明は、以下に添付する特許請求の範囲のみによって定義
されるものであり、この特許請求の範囲は、従来の技術
によって許可される限り広く解釈されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】1本のDCFを示す横断面図である。
【図2】図1に示す1本のDCFの屈折率分布を示す図
である。
【図3】説明のために変倍した、図2に示す屈折率分布
の中央断面図である。
【図4】本発明の第1の態様による、接続損失を減少さ
せた光ファイバを説明する屈折率分布を示す図である。
【図5】本発明の第2の態様による、接続損失を減少さ
せた光ファイバを説明する屈折率分布を示す図である。
【図6】本発明の第3の態様による、接続損失を減少さ
せた光ファイバを説明する屈折率分布を示す図である。
【図7】クラッド内にリンのない、1本のDCFの接続
損失・データを示す表である。
【図8】図4に示す発明の態様に従って製造された、1
本のDCFの接続損失・データを示す表である。
【図9】本発明の更なる態様による方法のフローチャー
トである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月24日(2002.9.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラーズ グルナー−ニールセン デンマーク国 デーケー−2700 ブロンシ ョイ,アヴェンディンゲン 22エー (72)発明者 スティグ ニッセン クヌドセン デンマーク国 デーケー−2200 コペンハ ーゲン エヌ.,ヤグトヴェイ 120,448 (72)発明者 トルベン エリク ヴェング デンマーク国 2605 ブレンドビィ,ソル ケー 33 セカンド フロア Fターム(参考) 2H050 AB05X AB08Y AB10Y AC03 AC36 AD01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア(12)と、 コア周囲の第1のクラッド領域(14)と、第1のクラ
    ッド層周囲の第2のクラッド領域(16)と、第2のク
    ラッド層周囲の第3のクラッド領域(18)とを含むク
    ラッドとを備え、 コアおよび第1、第2、第3のクラッド領域にドープし
    て分散補償ファイバの屈折率分布特性を生み出す、分散
    補償ファイバ(10)であって、 クラッドの一部にリンをドープすることにより、接続損
    失が減少することを特徴とする分散補償ファイバ。
  2. 【請求項2】 第3のクラッド領域(18)にリンをド
    ープし、または第2および第3のクラッド領域に重なる
    クラッドの一部にリンをドープする、請求項1に記載の
    分散補償ファイバ。
  3. 【請求項3】 第3のクラッド領域(18)は、リンの
    ドーピングにより引き起こされる屈折率の増加を相殺す
    るために、フッ素でもドープされる、請求項2に記載の
    分散補償ファイバ。
  4. 【請求項4】 第2のクラッド領域を含み、第3のクラ
    ッド領域内に延びるクラッドの一部にリンをドープす
    る、請求項1に記載の分散補償ファイバ。
  5. 【請求項5】 コア(12)にゲルマニウムをドープ
    し、第1のクラッド領域にフッ素をドープし、第2のク
    ラッド領域にゲルマニウムおよびフッ素をドープする、
    請求項1に記載の分散補償ファイバ。
  6. 【請求項6】 (a)外側クラッド材料から製造された
    管の内面上に、中間クラッド材料の層を蒸着させるステ
    ップと、 (b)中間クラッド材料の層の上に、内側クラッド材料
    の層を蒸着させるステップと、 (c)内側クラッド材料の層の上に、コア材料の層を蒸
    着させるステップと、 (d)コア材料とクラッド材料を光ファイバ内に引き込
    むステップとを含み、 コア材料およびクラッド材料にドープして分散補償ファ
    イバの屈折率分布特性を生み出す、分散補償ファイバを
    製造する方法であって、クラッドの一部にリンをドープ
    することにより、接続損失が減少することを特徴とする
    方法。
  7. 【請求項7】 外側クラッド材料にリンをドープし、中
    間クラッド層の第2クラッド領域を含み、外側クラッド
    材料内に延びるクラッドの一部にリンをドープする、請
    求項6に記載の分散補償ファイバを製造する方法。
  8. 【請求項8】 外側クラッド材料は、リンのドーピング
    により引き起こされる屈折率の増加を相殺するために、
    フッ素でもドープされる、請求項7に記載の分散補償フ
    ァイバを製造する方法。
  9. 【請求項9】 中間および外側クラッド領域に重なるク
    ラッド材料の一部にリンをドープする、請求項6に記載
    の分散補償ファイバを製造する方法。
  10. 【請求項10】 コア材料にゲルマニウムをドープし、
    内側クラッド層にフッ素をドープし、中間クラッド層に
    ゲルマニウムおよびフッ素をドープする、請求項6に記
    載の分散補償ファイバを製造する方法。
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