JP2003269385A - 送風機 - Google Patents

送風機

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JP2003269385A
JP2003269385A JP2002070336A JP2002070336A JP2003269385A JP 2003269385 A JP2003269385 A JP 2003269385A JP 2002070336 A JP2002070336 A JP 2002070336A JP 2002070336 A JP2002070336 A JP 2002070336A JP 2003269385 A JP2003269385 A JP 2003269385A
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blade
outer diameter
blower
angle
degrees
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JP2002070336A
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English (en)
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Yoshimi Iwamura
義巳 岩村
Shoji Yamada
彰二 山田
Yasushi Nakagome
靖 中込
Satoshi Hattori
智 服部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆるシーリングファンとし
てJISで規格されるものの羽根の外径寸法はφ900
mm程度と大きく、駆動モーターには、アウターロータ
ーモータを採用するため、駆動モーターの製造コストは
高くなる。また、外径寸法の割に送風能力が低く、羽根
の外径寸法が大きいので、羽根と天井面との距離を縮め
ることができないという問題があった。 【解決手段】 送風機の羽根の前傾角の角度を0
度以下−5度以上にするとともに、羽根の直径をφ40
0mm以下φ350mm以上とすることで送風効率を高
め羽根を軽くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は送風機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の送風機には、例えば特開平11−
210678号公報に示すような構成のものがある。図
11は、天井扇の構成図である。この天井扇101はキ
ャノピー(上カバー)102と中カバー103と駆動用
モーターの外側回転体104と下カバー105と外側回
転体104のホルダー106に羽根107が取付けられ
ているものからなり、キャノピー102の内部の簡易取
付金具108が天井にねじ止めされて天井扇は吊り下げ
られている。
【0003】このような構成に加え、内部の制御基盤の
取付けを工夫して天井扇の羽根の位置を天井により近づ
けて、天井扇の上下方向のサイズを小さくするものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような天
井扇でも、いわゆるシーリングファンとしてJISで規
格されるものの羽根の外径寸法はφ900mm程度と大
きく、回転数が低いため、駆動モーターには、アウター
ローターモーター(モーターの固定子の巻線の外側に回
転子が取付けられ、この外側の回転子に羽根が取付けら
れる構造のモーター)を採用するため、駆動モーターの
製造コストは高くなり、回転子が大型で質量も大きくな
るという問題があった。
【0005】また、外径寸法の割に送風能力が低く、振
動面でも不利であるという問題があった。
【0006】さらに、羽根の外径寸法が大きいので、天
井面と羽根との間隔を狭くすると、吸込む空間が小さく
なり、羽根が上下方向に脈動する現象がでるため、駆動
部の構造を工夫して羽根と天井面との距離を縮める構成
としても、羽根自体の空気を吸込み送風する能力の制限
から羽根と天井面との距離を縮めることができないとい
う問題があった。
【0007】この発明はこのような問題を解決するため
になされるものであり、羽根を小さく軽くし、なおかつ
羽根と天井面間の距離も縮小しながらも、送風能力を向
上させた送風機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】駆動装置と、駆動装置に
連結される回転軸と、回転軸に取り付けられた複数の翼
部から構成される羽根とを有する送風機であって、羽根
の直径は400mm以下350mm以上であり、前傾角
の角度は0度以下−5度以上である。
【0009】また、羽根は、4枚または5枚の翼部から
構成される。
【0010】さらに、翼部は、弦節比が羽根外径部で
0.45〜0.5である。
【0011】またさらに、翼部は、前進角が約15度で
ある。
【0012】さらにまた、羽根は、外径部で食違い角が
約80.0度である。
【0013】また、羽根は、外径部で反り角が約21.
5度である。
【0014】駆動装置と、駆動装置に連結される回転軸
と、回転軸に取り付けられた複数の翼部から構成される
羽根とを有し、壁面に固定される送風機であって、駆動
装置が壁面によって仕切られた一方の空間に設けられ、
回転軸と羽根が壁面によって仕切られた他方の空間に設
けられる。
【0015】また、羽根と壁面との間の距離は129m
m以下99mm以上である。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1における送風機の翼部の正面図である。
図中、送風機1は、5枚の同一形状の翼部2からなる羽
根3と、この羽根3の中心に設けられたボス部4と、こ
のボス部4で羽根3とグリル5内の駆動機構とを連結す
るつまみねじ6とを有する。
【0017】次に、送風機1の羽根3の各寸法を定義す
る基準点について説明する。羽根3の回転中心を軸中心
7、翼部2の前縁8と後縁9とを結んだ翼弦線10の中
心点を結んだ線(以下、翼弦線中心線)11、この翼弦
線中心線11とボス部4との交点を点12、この翼弦線
中心線11と翼部2の外径部13との交点を点14と
し、軸中心7と点12とを結んだ線を線15、軸中心7
と点14とを結んだ線を線16とする。なお、仮想外径
部13aについては後述する。
【0018】一方、図2は、この発明の実施の形態1に
おける送風機の側面図である。この送風機1は壁面(こ
こでは、一般的な壁だけでなく天井面までも含む)に取
り付けられる構成となっている。図中、天井面17には
外部電線18によって給電される引掛けシーリング19
が設けられており、この引掛けシーリング19に着脱自
在に取り付けられたシーリングキャップ20から伸びて
いる電源コード21によってモーター22に給電されて
いる。このモーター22は引掛けシーリング19の外周
を覆うような構成の略コの字形状のモーター取付金具2
3に取り付けられ、このモーター取付金具23が天井面
17に対してねじ24で取り付けられている。これら、
引掛けシーリング19、モーター22及びモーター取付
金具23は樹脂製でコップ型のモーターカバー25で覆
われており、このモーターカバー25はそのコップ型の
底部に設けられた穴からモーター22の回転軸26が外
部に突出するように構成されており、コップ型の上部は
モーター取付金具23に設けられた係止部にねじ27に
よって固定されている。モーターカバー25から外部に
突出するように構成された回転軸26の先端には羽根3
がつまみねじ6によって取り付けられており、モーター
22の回転によって羽根3が回転する。
【0019】次に、このような図1、図2上の各点等を
もとに翼部2の形状に関する各パラメータの説明をす
る。
【0020】まず、図1中、軸中心7と点12とを結ん
だ線15と軸中心7と点14とを結んだ線16とが成す
角(図1中の角A)を前進角とする。また、軸中心7を
中心として点12を通る円の直径を羽根内径、軸中心7
を中心として外径部13上の最外径点を通る円の直径を
羽根外径とする。さらに、翼の大きさを表わす弦節比
は、図1中、翼部2の弦Lと翼部間のピッチTよりL/
Tと定義される。この弦節比L/Tが1に近いと翼面積
が大きく、逆に1よりも小さいほど翼面積も小さいこと
になる。なお、この図の翼部2は外径部13と前縁8と
のエッジ部分を切り落として丸みを持たせた形状として
いるが、ここでいう羽根外径と弦Lは切り落とす前のエ
ッジ部分を想定して定義している。また、弦節比は外径
部以外にも内径部においても使用するものである。一般
に羽根外径部近傍での翼部2の翼面積が大きくなると強
度が低下するが、同一回転数当りの仕事量は増加し、翼
面積が小さくなると同一回転数当りの仕事量は減少す
る。
【0021】次に、図2中、翼弦線中心線11と水平線
28とによって形成される角度Bを前傾角といい、羽根
3が水平方向に対してどの程度傾斜しているか示してお
り、吸込み側(天井面17側)に傾いている場合の角度
を正としている。また、翼がどの程度傾斜しているかを
表わすには、食違い角というパラメータもある。これは
本来、翼部2を円筒面で切断し、それを平面に伸ばした
状態の角度であるが、表現が困難なため、簡易的に翼部
2を側面から見た状態で、翼弦線10に対して直角な線
と、鉛直方向への垂線とが成す角ξで表わす。さらに、
翼の傾斜を表わすパラメータとして反り角もあるが、こ
れも食違い角と同様に表現が困難なため簡易的に翼部2
を側面から見た状態で、この実施の形態では単一の円弧
状に曲がっている翼部2の前縁8と後縁9のそれぞれと
円の中心を結ぶ半径の成す角θで表わす。一般的に反り
角θが小さくなると翼部2は平板状になって強度が低下
し、羽根負荷は軽くなり、一方、反り角θが大きくなる
と翼部2の強度が向上するが、羽根負荷が大きくなる。
また、翼部2の軸方向の寸法はLzで表わされる。その
ほか、翼部2の枚数も羽根3を形成する上で重要なパラ
メータとなる。
【0022】この発明の実施の形態1における羽根3の
各パラメータの具体的数値と、その性能について以下に
説明する。
【0023】図1及び図2の羽根3の仕様は、軸中心7
を中心として前縁8と外径部13との仮想交点を通る円
の直径である羽根外径がφ400mm、軸中心7を中心
として後縁9と外径部13との交点を通る円の直径がφ
380mmとなっている。一般に羽根3の周囲に空気の
流れを案内する機能を有するベルマウスを使用している
場合、図2の翼部2で点線で表示されている仮想外径部
13aが外径部として働き、軸中心を中心として前縁と
外径部との交点を通る円の直径と、軸中心を中心として
後縁と外径部との交点を通る円の直径とが同一寸法とな
るように設計されているが、本実施の形態ではベルマウ
スを有していない分、この仮想外径部13aを切り落と
して、送風性能を落とさずに外観上の美観を向上させて
いる。
【0024】また、羽根の内径はφ100mm、翼部軸
方向寸法Lzは26mmで設計されており、前進角Aは
15度、前傾角Bは−3度で設計されており、弦節比L
/Tは外径部で0.47、内径部で0.8であり、羽根
枚数は5枚である。
【0025】さらに、食違い角ξは翼部2の外径部で8
0度、内径部で59度であり、反り角θは翼部2の外径
部で21.5度、内径部で32度である。羽根3の質量
自体は樹脂を原料に一体成形されたものであるので24
0gであり、ボス部4の厚みは3mm、翼部2の厚みは
羽根外径部で1.4mm、内径部で3.6mmである。
この実施の形態では食違い角ξを翼部2の外径部で80
度、反り角θを翼部2の外径部で21.5度とすること
で、羽根効率が高く、強度も十分な形状となった。
【0026】図3は、このような構成の送風機1に回転
数400r/m(消費電力14W)のモーターを用いた
場合の送風機1を取り付けた天井面から鉛直方向とスパ
ン方向での風速の分布図であり、図4は、このような構
成の送風機1に回転数600r/m(消費電力30W)
のモーターを用いた場合の送風機1を取り付けた天井面
から鉛直方向とスパン方向での風速の分布図である。
【0027】図3中、製品寸法とは、図2中にHで表さ
れる天井や壁等の取付け面から送風機1のつまみねじの
先端までの距離であり、ここでは天井面17からつまみ
ねじ6の端部までの距離が相当する。この距離の違いに
よる能力の違いを検証すため、ここでは、H=159m
mとH=119mmの2種類の送風機を用意した。ま
た、プロペラファンの突出寸法は、図2中にhで表され
る天井面17と羽根3との間の距離である。ここでは、
それぞれh=129mmとh=99mmである。
【0028】なお、H=159mmとH=119mmの
2種類の送風機の違いは、H=159mmのものは、図
1に示したような駆動装置、回転軸および羽根のすべて
が天井面下部に取付けられたものであり、H=119m
mのものは後述する図6あるいは図7のように駆動装置
が天井面上部に取り付けられ、回転軸と羽根は天井面下
部に取付けられたものである。
【0029】回転数400r/mのモーターは通常φ3
00mmの扇風機に用いるモーターであり、一般的には
φ400mmの羽根外径を有する送風機に適用するには
明らかにパワー不足である。しかし、H=159mmの
送風機1では2.5m離れた位置で0.7m/sもの最
大風速が得られた。これは一般の建物の部屋の床から天
井までの距離に相当する。
【0030】また、この時の羽根3の回転により発生し
た騒音の大きさは、羽根3の外径部から斜め45度方向
で1m離れた位置で26dBという非常に小さい値であ
った(無響室で測定)。
【0031】一方、H=119mmの送風機であって
も、風速分布は異なるが、2.5m離れた位置で0.7
m/sもの最大風速が得られた。
【0032】図4中、回転数600r/mのモーターを
用いた場合、製品寸法H=159mmのものでは2.5
m離れた位置で1.2m/s、3.5m離れた位置で
0.7m/s、4.0m離れた位置で0.5m/sもの
最大風速が得られた。これは吹き抜け等の天井の高い空
間を有する建物であっても十分に送風可能な能力であ
る。
【0033】一方、H=119mmの送風機であって
も、風速分布は異なるが、4.0m離れた位置で0.5
m/s以上の最大風速が得られた。
【0034】このように、この実施の形態の羽根形状を
有する送風機は天井面と羽根との間の距離hを129m
mから99mmまで変えても十分な送風能力を有してお
り、これまでのシーリングファンに比べ送風することで
攪拌できる空間体積が増えていることになる。また、薄
くなれば天井面に取り付けていても圧迫感を感じなくな
る。
【0035】このような能力を示す理由の一つとして
は、外径部の翼面積を小さくするとともに、前進角Aを
15度、前傾角Bを−3度とすることで遠心力に逆らわ
ない形状が得られたためである。このようにすること
で、羽根負荷が羽根外径φ300mmの扇風機と比較し
ても約1.5倍程度に収まるようになったため、樹脂製
であっても強度的に問題無く、今までの同程度の能力を
有する送風機とは違い、扇風機に使用されている誘導電
動機での駆動が可能となった。この誘導電動機を適用で
きることによって大幅なコストダウンを計ることができ
る。すなわち、扇風機などに用いられる誘導電動機は固
定子(巻線)の内側に回転子が収まる単純な構造である
ため大量生産向きでコストが低く、回転子が軽量である
ため振動面でも有利である。
【0036】なお、このようにして羽根の外径をφ40
0mmとするに当っては、羽根外径φ300mmとφ5
00mmについても検討を行った。
【0037】羽根外径をφ300mmとした場合、羽根
の中で翼部の占める面積がφ400mmに比べて、おお
よそ1/2となるため、φ400mmと同じ最大風速が
得られる天井面からの距離は約半分程度になってしま
う。そのため、φ400mmの羽根と同じ程度の距離で
同じ程度の最大風速を得るには回転数を上げざる必要が
生じ、騒音が5dB以上大きくなってしまい、ある程度
の時間、連続して運転することを前提とされるサーキュ
レーション用送風機としては不向きである。
【0038】また、羽根にかかる負荷は変更前と変更後
の羽根の外径比の3乗で変化するため、φ400mmか
らφ500mmに変更することで約2倍大きくなる。こ
れはφ300mmと比べると、φ500mmとすること
で負荷が約4倍となったことになり、この実施の形態の
図3ようなφ300mm用のモーターを使用すると、羽
根とモーターのマッチングが悪いため必要な送風能力を
引き出すには約2倍の消費電力が必要となる。さらに、
羽根の応力は羽根外径比の2乗で大きくなるため、φ4
00mmに比べて約1.6倍向上する計算となるが、ス
ケールアップに伴い変形も大きくなるため翼厚を約1.
25倍にする必要が生じ、透明なAS樹脂に代表される
樹脂類を材料とする場合、強度的に問題となる。
【0039】また、羽根外径が大きくなると、天井面と
羽根の間隔を大きく取らなければ空気が吸い込まれなく
なり、天井面と羽根の間で脈動が起きて翼が上下に振動
してしまう。通常吸込みに理想的なこの間隔は羽根外径
の1/2程度、最低でも1/3程度確保しなければ急激
に特性が悪化する。このため、いかに羽根外径を小さく
できるかがポイントになるが、φ300mmでは、騒音
や到達距離(吹出面積、即ち羽根外径×羽根外径×π/
4の大きさに比例する。)の面でφ400mmとした場
合に比べ不利であり、もう少し直径の大きいほうがよ
い。従って、φ350mmからφ400mm程度が適正
である。
【0040】その他のパラメータの一つである食違い角
ξについて説明すると、一般的に、羽根の外周部に空気
の流れを案内するベルマウスを有する換気扇のような構
成では、この食違い角ξを大きくすれば羽根負荷が小さ
くなり、食違い角ξを小さくすれば羽根負荷は大きくな
る。この割合は、概ね食違い角4度当り風量で10%程
度である。一方、食違い角ξが小さいと羽根の厚み寸法
が大きくなるため、薄型の羽根でしかもモーターの回転
数があまり低下しない範囲での使用を考えた場合、食違
い角をできるだけ小さくして羽根負荷を大きくして同一
回転数で大風量を得るように設計するためには食違い角
は60〜70度程度に設計するのが適正である。70度
辺りからは風量当たりの騒音が大きくなる。
【0041】これに対して、羽根の外周部にベルマウス
を有していない、この実施の形態の送風機の羽根につい
て、食違い角を大きくしていって、風量が急激に低下さ
せずに羽根負荷を小さくできるか、即ちどこまで羽根の
軸方向寸法が小さくできるか確認したところ、食違い角
ξは80度まで大きくすることができた。
【0042】また、反り角θについて説明すると、一般
的に、この反り角θを大きくすれば、羽根負荷が大きく
なり、反り角θを小さくすれば羽根負荷は小さくなる。
但し、反り角が小さくなると翼形状が平板状になり、羽
根強度が急激に低下する。
【0043】これに対して、この実施の形態の送風機の
羽根について、羽根負荷を小さくしつつモーターの回転
数をあまり低下せずにしかも羽根強度が確保できる反り
角θを調べたところ、反り角θは21.5度程度まで低
下させても強度的には問題なくまた特性も低下すること
はなかった。
【0044】さらに、前傾角Bについては、余分な旋回
成分の少なく長距離到達するような気流を得るための角
度を数値計算と実験により求めたところ0〜−5度程度
が適正との結果を得た。これにより、送風機からの吹出
風は外周に広がることなく高到達気流が形成される。
【0045】なお、節弦比L/Tと前進角Aについて
は、見た目の要素が大きく小さくなれば細い翼になり、
スッキリと見えるが、あまり節弦比L/Tが小さいと、
羽根の強度が弱くなり、大きいと羽根負荷が大きくなる
と同時に強度面でも逆に不利になる。即ち外周部に近い
部分の翼面積が大きくなるとこの部分の翼の質量により
強度的には不利になる。
【0046】一般に、シーリングファン(天井扇)と呼
ばれるものは、JIS規格では羽根外径はφ900mm
以上であると規定されているが、この実施の形態の送風
機のように樹脂製の羽根を使用して羽根外径をφ400
mm程度としても十分に性能が得られれば、製造コスト
が安い誘導電動機が使用でき、さらに、天井面の今まで
設置できなかった場所に取り付けることもでき用途が広
がる。また、羽根枚数や前進角、弦節比の関係で、プロ
ペラファンの形状もよりスマートに見え、翼面積も小さ
くなるため汚れも目立ちにくい。
【0047】図5は、様々な枚数の翼の正面図である。
図中、(a)は従来のφ400mm扇風機用3枚羽根、
(b)は従来のφ300mm扇風機用5枚羽根、(c)
はこの実施の形態の5枚羽根、(d)はこの実施の形態
の4枚羽根である。
【0048】まず、(a)のφ400mmの3枚羽根に
ついてみると、羽根外径部での弦節比L/Tは0.65
と大きく、また、翼の軸方向寸法Lzも60mmと大き
く、結果、羽根形状は厚ぼったく見える。また、この羽
根の前進角Aは36度、食違い角ξは羽根外径部で76
度、反り角θは羽根外径部で28度である。
【0049】次に、(b)のφ300mmの5枚羽根に
ついてみると、羽根枚数を5枚羽根としているが、羽根
外径部での弦節比L/Tは0.60と大きいため、羽根
大きさの割に翼部軸方向寸法Lzは30mmと大きい。
また、この羽根の前進角Aは15度、食違い角ξは羽根
外径部で75度、反り角θは羽根外径部で24.5度で
ある。
【0050】これらに対して、(c)のこの実施の形態
のφ400mmの5枚羽根についてみると、前述したよ
うに、弦節比L/Tは外径部で0.47、翼部軸方向寸
法Lzは26mm、前進角Aは15度、食違い角ξは羽
根外径部で80度、反り角θは羽根外径部で21.5度
である。
【0051】さらに、(d)の4枚羽根は、羽根枚数を
4枚とした以外、羽根外径はφ400mm、弦節比L/
Tは外径部で0.47、前進角Aは15度、食違い角ξ
は羽根外径部で80度、反り角θは羽根外径部で21.
5度であり、この実施の形態の5枚羽根と同一である。
このようにすると、翼部軸方向寸法Lzは33mmにな
る。翼部の外径部の大きさは弦節比L/Tを5枚羽根と
そろえているため、大きくなっている。
【0052】このように、羽根枚数のみ異なる場合に
は、4枚羽根の翼軸方向寸法Lzは5枚羽根の5/4倍
になる。しかし、風速などの性能面では5枚羽根も4枚
羽根もほぼ同等であった。従って翼軸方向寸法Lzによ
る送風機自体の厚みの問題だけであり、少々厚くても構
わなければ4枚で問題ない。また、同様にパラメータを
固定して、3枚羽根と6枚羽根についても検討を加えた
が、3枚羽根とすると、性能的にはさほど問題はない
が、スマートな感じが失われ翼軸方向寸法Lzも大きく
なりすぎ、6枚羽根では翼部分が細くなりすぎて樹脂を
使用した場合には、強度が不足気味であった。
【0053】このように羽根枚数を変えても、他のパラ
メータさえ大きく変らなければ、ほぼ同等の性能が得ら
れる。強度が不足した6枚羽根であっても材料の見直し
さえうまくいけば問題が解決される。
【0054】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2における送風機の側面図である。図中、送風機2
9の駆動装置30の本体31内にはモーター22が本体
31の外周部に設けられたモーターフランジの段付き部
32でねじ33で取付けられている。本体31の口縁に
は外向きに張り出す取付フランジ34が形成され、この
取付フランジ34の周囲にはグリル35が設けられ、グ
リル35の中央に設けられた回転軸穴36からモーター
22の回転軸26が突出しており、その先端部に羽根3
がつまみねじ6により着脱自在に取付けられている。ま
た、モーター22への給電は、本体31の外に設けられ
た速結端子37に外部電線18を挿入することで行う。
【0055】このような構成の送風機1は、天井面17
に設けた開口38から天井裏空間内に駆動装置30を挿
入するようにして、取付フランジ34で開口38の周縁
部39に取り付けられるものである。従って、駆動装置
30は天井裏空間に収められ、回転軸26だけが突出し
た状態となり、これに羽根3が取り付けられるので、天
井下の部屋からは羽根3だけが見える構成となってい
る。
【0056】このように、駆動装置を天井面の上方の空
間に設け、回転軸や羽根だけを天井面下方の空間に設け
る構成としても、羽根の直径が小さいので、羽根と天井
面間の距離を短くしても羽根の中心部へ十分に空気が送
り込まれ送風能力が低下することはない。
【0057】この羽根3は、例えば透明のAS樹脂等で
一体成形すれば、さらに目立たなくなる。この場合に
は、つまみねじ6と回転軸26だけが天井面17から露
出して見えるため、不自然に感じられるが、この回転軸
26の外周部には外径寸法が、羽根3のボス部4の外径
寸法と略同一の円筒形の軸リング40がボス部4の内径
側にその外周部が嵌まり込む形で結合されている。軸リ
ング40は着色された樹脂で成形されており、両者が結
合された状態では、室内の下側から見ると、羽根3は透
明であるが、つまみねじ6とボス部4は着色されたもの
に見え、例えばグリル35とさらには天井面と色調を一
致させれば、ほとんど目立たなくなる。
【0058】また、通常のシーリングファンの羽根は低
速回転されているものの天井面から下側に大きく突出し
ているので、背が少し高い人が手を伸ばした場合など手
先が回転する羽根に巻き込まれる可能性がある。このよ
うに製品の上下方法の寸法を小さくすることで巻き込ま
れる危険性を低減することが可能である。
【0059】さらに、図6に示すように、羽根3の外周
部に、例えばステンレス製のパイプを丸く曲げ加工して
その端面同士を結合し、円周方向に数本の金属製ワイヤ
で形成された支え金具41でグリル35に固定する飾り
リング42を設けることも可能である。このようにすれ
ば、羽根3の外周から手の触れを防ぐことができ、また
飾りリングの形状を工夫することで意匠性も向上する。
【0060】また、羽根は一体成型された樹脂製で、色
調を透明にしたため、存在感がなくほとんど目立たなく
なり、清掃性も向上する。
【0061】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
つき図7〜図10を用いて説明する。本体部分の取付け
は例えば、特開2001−91009号公報に開示され
たものと同様の構造で行うことが出来る。
【0062】この実施の形態は実施の形態2と同じよう
に天井裏空間内に駆動装置30を挿入する構造のもので
あり、図7〜図10は、駆動装置30の取付け構造の概
略図である。図中、駆動装置30内の構造はモーター2
2の取付けを含め実施の形態2と同じである。
【0063】取付装置43は本体31の外周部に取付フ
ランジ34に一端が固定され、取付フランジ34に対し
て略直角をなして縦方向に取付けらえた支持アーム44
と、支持アーム44に接離可能で支持アーム44上を取
付フランジ34に近退可能に動く押え金具45と、押え
金具45を取付フランジ34に向かう移動方向に付勢す
るV型ばね46と、押え金具45を取付フランジ34か
ら退離する位置で支持アーム44に近接状態に保持する
保持手段47と、保持手段47の保持機能を解除する解
除手段48とを備え、本体31の両側の外周部の対向す
る位置に装着されている。
【0064】支持アーム44は断面コの字状の板金製部
品で、矩形の摺動面49と曲げ形成された側縁部50を
有し、両側にそれぞれ設けられている側縁部50にはそ
れぞれ一本ずつスリット51が縦方向に形成されてい
る。摺動面49の取付フランジ34側端部には取付部が
形成され、この取付部にV型ばね46の各脚部52のコ
イル状連結部53が取付けられている。
【0065】V型ばね46は、一本のばね線材を曲げ加
工して形成され、脚部52の拡開方向にばね力を作用す
る開脚状の二本の脚部52が本体31の取付フランジ3
4から遠退く方向に拡開する状態に支持アーム44にコ
イル状連結部53において取付けられ、本体31の外周
部の段部において支持アーム44の両側縁部50から各
脚部52が角状に突出している。V型ばね46の各脚部
52は、中央より若干先端寄りの位置で本体31の外周
部から離れる方向で、かつ脚部52同士が近付く方向に
折り曲げられ、押え金具45を保持する保持手段47が
一体に構成されている。各脚部52の自由端は押え金具
45を抜き止めするためにリング状に曲げ加工されてい
る。V型ばね46の各脚部52の基部側と支持アーム4
4の対面とは、所定の角度αを持って離反している。
【0066】押え金具45は、支持アーム44の摺動面
49の幅に対応する幅の矩形の平板体の胴部54に左右
二本ずつの足を延ばした形状の板金部品として構成され
ている。胴部54の上部両側から張出した二本の足は、
V型ばね46の脚部52を係合させる係合片55であ
り、拡開形状の二本の脚部を抱き込み得るように自由端
側が曲げ込まれている。また、胴部54の下側両側から
張出した二本の足は、取付フランジ34側において取付
フランジ34に天井面17の開口38の周縁部39を胴
部54の端と共に押圧する押圧片60であり、内側に角
度を持って曲げ込まれている。胴部54の両側の係合片
55の上方には、それぞれ自由端が内側に曲げられ支持
アーム44の摺動面49を両側において抱きかかえるガ
イド片56が設けられている。このガイド片56の自由
端側は支持アーム44の両側縁部50の各スリット51
に係合され、これによって押え金具45は支持アーム4
4の摺動面49上を本体31の取付フランジ34に近退
離する方向に移動することができる。
【0067】解除手段48は線材を略U字形に曲げ加工
して形成され、支持アーム44の幅より少し広い幅をも
って並列する二本の腕部57の接合部58とからなる。
二本の腕部57は支持アーム44より若干短く構成され
ていて、その自由端には支持アーム44のスリット51
を通して押え金具45の係合片55に掛止めるフック5
9が曲げ形成されている。接合部58は本体31の取付
フランジ34と略平行になるように曲げられ、支持アー
ム44の端部から外方へ突出している。
【0068】前述した押え金具45を支持アーム44の
摺動面49に沿って取付フランジ34から退離する方向
に移動していくと、係合片55に抱き込まれているV型
ばね46の両脚部52は押し縮められていく。係合片5
5がV型ばね46の各脚部52の自由端のリング部に当
たる位置まで押え金具45を移動させると、各脚部52
の自由端側が略平行となり、各係合片55に反対方向の
ばね力がかかり保持手段47の保持機能が働く。この状
態では押え金具45にV型ばね46のばね力が釣り合っ
た状態でかかっており、押え金具45は取付フランジ3
4から最も離反した位置で支持アーム44の摺動面49
に近接している。押え金具45に両腕部57のフック5
9が掛止めされている解除手段48も押え金具45の移
動と共に移動し、その接合部58が取付フランジ34の
背面から浮いた状態で外方へ突出している。この状態の
取付装置43は取付け前の待機形態であり、全体が本体
31の取付フランジ34の外周より内側に収まってお
り、外方へ最も突出しているのは、解除手段48の接合
部58である。
【0069】このように、駆動装置部分は、天井裏空間
内に納め、駆動モーターの回転軸部分と羽根だけが天井
面から突出し、本体取り付け後に羽根を駆動モーターの
回転軸に取り付ける構成としたため、本体部分はダウン
ライトと同様の施工ができ、装置の上下方向の寸法が非
常に小さくできる。さらには、羽根が小型で軽量のため
容易に着脱でき、清掃性に優れる。
【0070】また、駆動装置部分を、天井面内に納め、
取付けも取付装置によるワンタッチ式にしたため、本体
の固定は取付枠を必要とせず、さまざまな厚みの仕切り
構造板に容易にしかも早く取付けることができる。
【0071】
【発明の効果】このようにすることで、羽根の送風効率
が向上するので、羽根の直径が小さくなり、材質も樹脂
を使用して軽くすることができ、駆動モーターは誘導電
動機と同様のものが使用でき安価で振動も小さくなり、
天井の補強も要しない。また、羽根と天井面間の距離を
縮めても十分に送風可能な能力を有するものであり、薄
型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における送風機の正
面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における送風機の横
断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における送風機の風
速分布図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における送風機の風
速分布図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における羽根形状の
概略図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における送風機の横
断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3における送風機の取
付装置の概略図である。
【図8】 この発明の実施の形態3における送風機の取
付装置の概略図である。
【図9】 この発明の実施の形態3における送風機の取
付装置の概略図である。
【図10】 この発明の実施の形態3における送風機の
取付装置の概略図である。
【図11】 従来の送風機の側面図及び横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 送風機、 2 翼部、 3 羽根、 4 ボス部、
5 グリル、 6つまみねじ、 7 軸中心、 8
前縁、 9 後縁、 10 翼弦線、 11翼弦線中心
線、12 点 、 13 外径部、 13a 仮想外径
部、 14点、 15 線、 16 線、 17 天井
面、 18 外部電線、 19引掛けシーリング、 2
0 シーリングキャップ、 21 電源コード、 22
モーター、 23 モーター取付金具23、 24 ね
じ、 25 モーターカバー、 26 回転軸、 27
ねじ、 28 水平線、 29 送風機、30 駆動
装置、 31 本体、 32 段付き部、 33 ね
じ、 34 取付フランジ、 35 グリル、 36
回転軸穴、 37 連結端子、 38開口、 39 周
縁部、 40 軸リング、 41 支え金具、 42
飾りリング、 43 取付装置、 44 支持アーム、
45 押え金具、 46 V型ばね、 47 保持手
段、 48 解除手段、 49 摺動面、 50 側縁
部、 51 スリット、 52 脚部、 53 コイル
状連結部、 54 胴部、 55 係合片、 56 ガ
イド片、 57 腕部、 58 接合部、 59フッ
ク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中込 靖 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 服部 智 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3H032 CA02 DA02 DA12 MA15 3H033 AA02 AA14 BB02 BB08 CC01 DD03 EE05 EE19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動装置と、前記駆動装置に連結される回
    転軸と、前記回転軸に取り付けられた複数の翼部から構
    成される羽根とを有する送風機であって、前記羽根の直
    径は400mm以下350mm以上であり、前傾角の角
    度は0度以下−5度以上であることを特徴とする送風
    機。
  2. 【請求項2】羽根は、4枚または5枚の翼部から構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の送風機。
  3. 【請求項3】翼部は、弦節比が羽根外径部で0.45〜
    0.5であることを特徴とする請求項1から請求項2い
    ずれか記載の送風機。
  4. 【請求項4】翼部は、前進角が約15度であることを特
    徴とする請求項1から請求項3いずれか記載の送風機。
  5. 【請求項5】羽根は、外径部で食違い角が約80.0度
    であることを特徴とする請求項1から請求項4いずれか
    記載の送風機。
  6. 【請求項6】羽根は、外径部で反り角が約21.5度で
    あることを特徴とする請求項1から請求項5いずれか記
    載の送風機。
  7. 【請求項7】駆動装置と、前記駆動装置に連結される回
    転軸と、前記回転軸に取り付けられた複数の翼部から構
    成される羽根とを有し、壁面に固定される送風機であっ
    て、前記駆動装置が前記壁面によって仕切られた一方の
    空間に設けられ、前記回転軸と前記羽根が前記壁面によ
    って仕切られた他方の空間に設けられることを特徴とす
    る送風機。
  8. 【請求項8】羽根と壁面との間の距離は129mm以下
    99mm以上であることを特徴とする請求項7記載の送
    風機。
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