JP2003269063A - 乗ったまま移動できる脚立 - Google Patents
乗ったまま移動できる脚立Info
- Publication number
- JP2003269063A JP2003269063A JP2002121458A JP2002121458A JP2003269063A JP 2003269063 A JP2003269063 A JP 2003269063A JP 2002121458 A JP2002121458 A JP 2002121458A JP 2002121458 A JP2002121458 A JP 2002121458A JP 2003269063 A JP2003269063 A JP 2003269063A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ladders
- legs
- operator
- stepladder
- top board
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中央部に中折部13を有する方形の天板10
の二辺に一対の梯子11,12が固定されている脚立で
あって、この一対の梯子11、12の同じ高さの横桟3
1,32に、足入れベルト27,28の付いた足置き板
15、16を設け、上記天板10の相隣る隅において、
上記梯子11,12の一方の脚51,53から延設する
形に手摺61,62を固定又は脱着可能、あるいは折り
畳み可能に装着し、上記一対の梯子11,12の同じ高
さの横桟22,23の間に梯子の開き過ぎを防止する安
全ロープ18を架けわたし、上記二本の脚51,53の
間に梯子の閉じ過ぎ防止用安全金具17を設け、さらに
二本の梯子の四本の脚51,52,53,54の下部に
脚盤19を取り付けたことを特徴とする乗ったまま移動
できる脚立。
の二辺に一対の梯子11,12が固定されている脚立で
あって、この一対の梯子11、12の同じ高さの横桟3
1,32に、足入れベルト27,28の付いた足置き板
15、16を設け、上記天板10の相隣る隅において、
上記梯子11,12の一方の脚51,53から延設する
形に手摺61,62を固定又は脱着可能、あるいは折り
畳み可能に装着し、上記一対の梯子11,12の同じ高
さの横桟22,23の間に梯子の開き過ぎを防止する安
全ロープ18を架けわたし、上記二本の脚51,53の
間に梯子の閉じ過ぎ防止用安全金具17を設け、さらに
二本の梯子の四本の脚51,52,53,54の下部に
脚盤19を取り付けたことを特徴とする乗ったまま移動
できる脚立。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脚立に上がって高
所作業をする時に用いる脚立に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の脚立は脚が固定して動けないた
め、作業範囲は手の届く範囲に限られて非能率なもので
あった。 【0003】従来の移動できる脚立は、キャスター付き
や、特願平6−336800号公報や特願平9−358
48号公報に提案されているように、スプリング付き
で、構造が複雑で作業する時押手が作業のじゃまになり
作業がしにくいものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】高所作業をしている
時、もう少しで手が届く場合、手を延ばし体重を移動さ
せるので不安全な作業体制をとることがあるため、非常
に危険であった。 【0005】手の届く範囲の作業が終了し、続いて作業
をする場合一度降りて、脚立を移動させてから再び上る
作業を繰り返さなければならないことは、非常に非能率
なものである 【0006】本発明は、作業者の疲労が蓄積し作業能率
が落ちるのを防ぎ、作業能率を上げるため、脚立から降
りることなく、乗ったまま安全且つ容易に移動できる脚
立を提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の乗ったまま移動
できる脚立は、上記課題を解決するためなされた物であ
る。 中央部に、中折部13を有する方形の天版10の
二辺に一対の梯子11.12に固定されている脚立であ
って、この一対の梯子11,12の同じ高さの横桟3
1,32に、足入れベルト27,28の付いた足置き板
15,16を設ける、上記天板10の相隣る隅におい
て、上記梯子11,12の一方の脚51.53から延設
する形に手摺61,62を固定又は脱着可能に、あるい
は折り畳み可能に、装着し、上記一対の梯子11.12
の同じ高さの横桟22,23の間に、梯子の開き過ぎを
防止する安全ロープ18を架けわたし、上記二本の脚5
1.53の間に梯子の閉じ過ぎ防止用安全金具17を設
け、さらに二本の梯子の四本の脚51,52,53,5
4の下部に脚盤19を取り付けたことを特長とする。 【0008】 【発明の実施の形態】実施の形態の一例を以下図面1を
用いて発明の事例を説明する。中央部が中折する天板1
0は縦26cm横15cmのアルミ製で、その四隅から
横断面コ字状で縦4.5cm横3cm長さ148cmの
アルミ製脚51、52、53、54が下部に向かって固
定され、脚51、52間の横桟31と、脚53、54間
の横桟32に足入れベルト27、28の付いた長さ35
cm幅8cmの足置き板15、16を装着し、脚51、
53から延設する形の脚と同じ太さの長さ45cmの手
摺61、62を固着してもよいが、ねじ込み又は差し込
みで脱着可能、あるいは折り畳み式の手摺を装着する。 【0009】手摺を脱着可能にしたのは、手摺を外すと
従来の脚立として使用でき、又天板の中折れ部を折り畳
めば、二対の梯子が延長された形となり長梯子として使
用できる。 【0010】図1の横桟31、32に取り付けた上の足
置き板15、16は長さ35cm幅8cmで大人の足が
載る大きさで、その足置き板に取り付けた足入れベルト
27、28は、サンダル状で、大人が靴を履いたまま中
へつま先から入る大きさで、高さ8cmで中へ入れた片
方の足で、片方の梯子が上がる力にたえる強度を持つ。 【0011】図1の脚51に取り付けた長さ38cmの
安全金具17は一方の脚53に取り付けたピンの上に係
止するように、一端の下部に長さ12cmの切り込みが
設けられており、左右の梯子11.12の開閉に従って
動くが、開き過ぎると、ピンがひっ掛ってとまり、閉じ
過ぎると又ひっ掛って止まる構造になっている。 【0012】安全ロープは、開きすぎを止めるためにあ
り、ロープ又は鎖を使用する。 【0013】図1の脚51,52,53,54に軸支し
た脚盤19は、作業者の重みで接地面が沈み込み移動が
困難とならないよう接地面を広くし、移動の場合脚と接
地面の角度が変わるのに対応するため可動とした。 【0014】図2は本発明の脚立を使用している状態を
示す説明図である。作業者は、天板10の上に跨がり、
両手で手摺61,62を握り、両足を横桟31,32の
足置き板15,16の上に置き、足入れベルト27,2
8の中へ足を入れ体を揺するようにして、横方向に乗っ
たまま移動できる脚立である。 【0015】図2により脚立に乗ったまま移動する方法
を説明する。脚立の左右一対の梯子11,12の横桟3
1,32上に足置き板15,16上のベルトの中へつま
先から足を入れ、脚立の脚51,53の上部の手摺6
1,62を握り体を揺するようにして、体重を移動させ
ながら脚立天板10の中折部13を軸にして、片足を内
側に引き、続いて体重を反対側に移動させながら、天板
中折部を軸に、もう一方の足を外側に移動させ、これを
繰り返すと、少しずつ横方向に移動することができる。 【0016】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、脚立に登り高所作業中、作業範囲を拡大す
ると供に安全且つ、スピーデーな移動を可能にし、作業
員の能率向上と、脚立に登り降りする疲労の減少に寄与
するものである。
所作業をする時に用いる脚立に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の脚立は脚が固定して動けないた
め、作業範囲は手の届く範囲に限られて非能率なもので
あった。 【0003】従来の移動できる脚立は、キャスター付き
や、特願平6−336800号公報や特願平9−358
48号公報に提案されているように、スプリング付き
で、構造が複雑で作業する時押手が作業のじゃまになり
作業がしにくいものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】高所作業をしている
時、もう少しで手が届く場合、手を延ばし体重を移動さ
せるので不安全な作業体制をとることがあるため、非常
に危険であった。 【0005】手の届く範囲の作業が終了し、続いて作業
をする場合一度降りて、脚立を移動させてから再び上る
作業を繰り返さなければならないことは、非常に非能率
なものである 【0006】本発明は、作業者の疲労が蓄積し作業能率
が落ちるのを防ぎ、作業能率を上げるため、脚立から降
りることなく、乗ったまま安全且つ容易に移動できる脚
立を提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の乗ったまま移動
できる脚立は、上記課題を解決するためなされた物であ
る。 中央部に、中折部13を有する方形の天版10の
二辺に一対の梯子11.12に固定されている脚立であ
って、この一対の梯子11,12の同じ高さの横桟3
1,32に、足入れベルト27,28の付いた足置き板
15,16を設ける、上記天板10の相隣る隅におい
て、上記梯子11,12の一方の脚51.53から延設
する形に手摺61,62を固定又は脱着可能に、あるい
は折り畳み可能に、装着し、上記一対の梯子11.12
の同じ高さの横桟22,23の間に、梯子の開き過ぎを
防止する安全ロープ18を架けわたし、上記二本の脚5
1.53の間に梯子の閉じ過ぎ防止用安全金具17を設
け、さらに二本の梯子の四本の脚51,52,53,5
4の下部に脚盤19を取り付けたことを特長とする。 【0008】 【発明の実施の形態】実施の形態の一例を以下図面1を
用いて発明の事例を説明する。中央部が中折する天板1
0は縦26cm横15cmのアルミ製で、その四隅から
横断面コ字状で縦4.5cm横3cm長さ148cmの
アルミ製脚51、52、53、54が下部に向かって固
定され、脚51、52間の横桟31と、脚53、54間
の横桟32に足入れベルト27、28の付いた長さ35
cm幅8cmの足置き板15、16を装着し、脚51、
53から延設する形の脚と同じ太さの長さ45cmの手
摺61、62を固着してもよいが、ねじ込み又は差し込
みで脱着可能、あるいは折り畳み式の手摺を装着する。 【0009】手摺を脱着可能にしたのは、手摺を外すと
従来の脚立として使用でき、又天板の中折れ部を折り畳
めば、二対の梯子が延長された形となり長梯子として使
用できる。 【0010】図1の横桟31、32に取り付けた上の足
置き板15、16は長さ35cm幅8cmで大人の足が
載る大きさで、その足置き板に取り付けた足入れベルト
27、28は、サンダル状で、大人が靴を履いたまま中
へつま先から入る大きさで、高さ8cmで中へ入れた片
方の足で、片方の梯子が上がる力にたえる強度を持つ。 【0011】図1の脚51に取り付けた長さ38cmの
安全金具17は一方の脚53に取り付けたピンの上に係
止するように、一端の下部に長さ12cmの切り込みが
設けられており、左右の梯子11.12の開閉に従って
動くが、開き過ぎると、ピンがひっ掛ってとまり、閉じ
過ぎると又ひっ掛って止まる構造になっている。 【0012】安全ロープは、開きすぎを止めるためにあ
り、ロープ又は鎖を使用する。 【0013】図1の脚51,52,53,54に軸支し
た脚盤19は、作業者の重みで接地面が沈み込み移動が
困難とならないよう接地面を広くし、移動の場合脚と接
地面の角度が変わるのに対応するため可動とした。 【0014】図2は本発明の脚立を使用している状態を
示す説明図である。作業者は、天板10の上に跨がり、
両手で手摺61,62を握り、両足を横桟31,32の
足置き板15,16の上に置き、足入れベルト27,2
8の中へ足を入れ体を揺するようにして、横方向に乗っ
たまま移動できる脚立である。 【0015】図2により脚立に乗ったまま移動する方法
を説明する。脚立の左右一対の梯子11,12の横桟3
1,32上に足置き板15,16上のベルトの中へつま
先から足を入れ、脚立の脚51,53の上部の手摺6
1,62を握り体を揺するようにして、体重を移動させ
ながら脚立天板10の中折部13を軸にして、片足を内
側に引き、続いて体重を反対側に移動させながら、天板
中折部を軸に、もう一方の足を外側に移動させ、これを
繰り返すと、少しずつ横方向に移動することができる。 【0016】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、脚立に登り高所作業中、作業範囲を拡大す
ると供に安全且つ、スピーデーな移動を可能にし、作業
員の能率向上と、脚立に登り降りする疲労の減少に寄与
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の乗ったまま移動できる脚立を使用して
いる状況を示す説明図である。 【符号の説明】 11 梯子 12 梯子 10 天版 13 中折部 15,16 足置き板 51,52,53,54 脚立脚 31,32 横桟 14 横桟 22,23 横桟 61,62 手摺 17 安全金具 18 安全ロープ 19 脚盤 27,28 足入れベルト
いる状況を示す説明図である。 【符号の説明】 11 梯子 12 梯子 10 天版 13 中折部 15,16 足置き板 51,52,53,54 脚立脚 31,32 横桟 14 横桟 22,23 横桟 61,62 手摺 17 安全金具 18 安全ロープ 19 脚盤 27,28 足入れベルト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 中央部に中折部13を有する方形の天板
10の二辺に一対の梯子11,12が固定されている脚
立であって、この一対の梯子11,12の同じ高さの横
桟31.32に、足入れベルト27,28の付いた足置
き板15,16を設け、上記天板10の相隣る隅におい
て、上記梯子11,12の一方の脚51,53から延設
する形に手摺61,62を固定又は脱着可能あるいは、
折り畳み可能に装着し、上記一対の梯子11,12の同
じ高さの横桟22,23の間に、梯子の開き過ぎを防止
する安全ロープ18を架けわたし、上記二本の脚51,
53の間に梯子の閉じ過ぎ防止用安全金具17を設け、
さらに二本の梯子の四本の脚51,52,53,54の
下部に脚盤19を取り付けたことを特徴とする乗ったま
ま移動できる脚立。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002121458A JP2003269063A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 乗ったまま移動できる脚立 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002121458A JP2003269063A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 乗ったまま移動できる脚立 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003269063A true JP2003269063A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29208053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002121458A Pending JP2003269063A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 乗ったまま移動できる脚立 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003269063A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012146326A (ja) * | 2007-03-02 | 2012-08-02 | Ricoh Co Ltd | 管理装置、印刷制御方法およびネットワークシステム |
-
2002
- 2002-03-18 JP JP2002121458A patent/JP2003269063A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012146326A (ja) * | 2007-03-02 | 2012-08-02 | Ricoh Co Ltd | 管理装置、印刷制御方法およびネットワークシステム |
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