JP2003268670A - カーテンたたみ装置 - Google Patents

カーテンたたみ装置

Info

Publication number
JP2003268670A
JP2003268670A JP2003142955A JP2003142955A JP2003268670A JP 2003268670 A JP2003268670 A JP 2003268670A JP 2003142955 A JP2003142955 A JP 2003142955A JP 2003142955 A JP2003142955 A JP 2003142955A JP 2003268670 A JP2003268670 A JP 2003268670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
folding
surface side
guide
guides
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003142955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3884398B2 (ja
Inventor
Kanemi Kato
甲子巳 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakanihon Juki Co Ltd
Original Assignee
Nakanihon Juki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakanihon Juki Co Ltd filed Critical Nakanihon Juki Co Ltd
Priority to JP2003142955A priority Critical patent/JP3884398B2/ja
Publication of JP2003268670A publication Critical patent/JP2003268670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3884398B2 publication Critical patent/JP3884398B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテン装着時の作業性が良く、カーテンの
装着からカーテンが折りたたまれるまでの一連の処理を
短時間で行うことができ、さらに、縫製パターンや身生
地の質が異なる様々なカーテンに対しても、折り襞に合
わせて綺麗な仕上がりで折りたたむことのできるカーテ
ンたたみ装置を提供する。 【解決手段】 カーテンを保持する吊下げユニット1
0、前面側と裏面側とに複数の折込みガイド27…,2
8…を有する折込みユニット20とを備え、カーテン吊
下げ体にカーテンを保持させた状態で、前面側の折込み
ガイド27…と裏面側の折込みガイド28…とが噛み合
うように近接するとともに、吊下げユニット10の保持
部材11…と複数の折込みガイド27…,28…とがそ
れぞれの間隔を閉じるようにすることで、複数の折込み
ガイド27…,28…の間にカーテンが挟まれて折り襞
に沿ってカーテンが折りたたまれるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば縫製の完
了したカーテンを折り襞に沿って自動的に折りたたむカ
ーテンたたみ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】縫製の完了したカーテンを折り襞に沿っ
て折りたたむ従来装置として、例えば特許文献1,2に
示されるカーテンの整反装置がある。これらの装置は、
作業者がカーテンの上部を装置に保持させて装着すると
ともに、複数の仕切りがカーテンをしごきながら下降す
ることで、カーテンを折り襞に沿って折りたたむように
構成されたものである。
【0003】
【特許文献1】特開平10−219561号公報
【特許文献2】特開平11−208989号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
整反装置では、作業者がカーテンを装置に装着する際に
非常に手間がかかるという問題があった。例えば、特許
文献1の装置では、少しの間隔を離してそれぞれ並列さ
れている複数のコの字状ガイド(18:特許文献1の符
号)の各隙間に、カーテン上部の天伏せ部分を折り襞に
合わせて折り合わせた状態で押し込み、その後、装置の
中段に同様に設けられた複数のコの字状ガイド(19)
の各隙間へカーテンのヒダをすべて押し込むことでカー
テンの装着が完了する。
【0005】このような装着作業は、カーテンの身生地
が比較的固く、折り目も強く形成されているものであれ
ば、比較的容易に行えるが、カーテンの身生地が柔らか
かったり、折り目の形成が余りされていないカーテンの
場合には、正確に行うことが難しく時間も掛かる。
【0006】また、特許文献2の装置では、作業者は、
先ず、複数のカーテンフックをカーテン保持部(2:特
許文献2の符号)の複数のパイプ(23)へ引っ掛ける
とともに、その際にパイプ(23)より手前側に膨らん
だ状態にされるカーテンの天伏せ部分を、へら等を用い
てパイプ間の隙間へ押し込むことで、カーテンの装着が
完了する。パイプ間の隙間に天伏せ部分を押し込む作業
を行わないと、櫛歯状に設けられた仕切り(35)が正
面側と裏面側からカーテンを挟み込むように噛み合う際
に、折り襞の位置からずれたところでカーテンが折り合
わされてしまうことがあるため、この処理は絶対に必要
なものである。
【0007】このような装着作業は、大変煩雑であるこ
とに加え、天伏せ部分が固かったり分厚く形成されてい
る場合には、その装着作業事態が困難なものとなる。
【0008】この発明の目的は、カーテン装着時の作業
性が良く、カーテンの装着からカーテンが折りたたまれ
るまでの一連の処理を短時間で行うことができ、さら
に、縫製パターンや身生地の質が異なる様々なカーテン
に対しても、折り襞に合わせて綺麗な仕上がりで折りた
たむことのできるカーテンたたみ装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、カーテンの上部複数箇所(例えばフック部
又はヒダ縫製部など)をそれぞれ保持する複数の保持
部、およびこれら複数の保持部の間隔を開閉させる保持
部開閉手段を有するカーテン吊下げ体と、カーテンに一
面側から当接してガイドする第1面側の複数の折込みガ
イド、これら複数の折込みガイドの間隔を開閉させる第
1のガイド開閉手段、カーテンに他方の面から当接して
カーテンをガイドする第2面側の複数の折込みガイド、
これら複数の折込みガイドの間隔を開閉させる第2のガ
イド開閉手段、および上記第1面側の折込みガイドと第
2面側の折込みガイドとを近接又は分離可能なガイド移
動手段を有する折込み体とを備え、上記カーテン吊下げ
体にカーテンを保持させた状態で、上記ガイド移動手段
により上記第1面側の折込みガイドと上記第2面側の折
込みガイドとが噛み合うように近接するとともに、上記
保持部開閉手段および上記第1と第2のガイド開閉手段
により、上記複数の保持部と上記第1面側と上記第2面
側の複数の折込みガイドとがそれぞれの間隔を閉じるこ
とでこれら複数の折込みガイドの間にカーテンが折り込
まれるように構成したものである。
【0010】このような手段によれば、カーテンを装置
に装着するとき、作業者はカーテンの天伏せ部分の反り
の向きなどを気にかける必要がなく、カーテンの装着作
業を容易に且つ短時間に行うことができる。また、カー
テンは幾分開いた状態にセットされ、その状態で折込み
ガイドがカーテンに当接し且つカーテンが閉じる方向に
保持部や折込みガイドが閉じることでカーテンが折り込
まれていくので、カーテンの身生地が固いものや柔らか
いもの、或いは折り襞が強く形成されているものや余り
形成されていないものなど、どのようなカーテンであっ
ても一様に綺麗な仕上がりで折りたたむことが出来る。
【0011】好ましくは、上記ガイド移動手段は、上記
第1面側の折込みガイド又は上記第2面側の折込みガイ
ドの両方又は一方を水平方向に移動させることで両者を
近接又は分離させる構成とすると良い。
【0012】このような構成によれば、折込みガイドが
カーテンに当接してカーテンを折り込んでいく際に、折
込みガイドとカーテンが縦方向に摺れたりせず、折込み
ガイドがカーテンのほぼ同一箇所を押しつづける状態に
なるため、カーテンが折込みガイドに対して不必要にず
れたり動いたりすることが抑制され、カーテンを綺麗に
折り込むことが出来る。
【0013】また、特許文献2の装置のように折込みガ
イドが回動アームに取り付けられ、この回動アームの回
動軌道に沿って折込みガイドがカーテンに当接されるよ
うに構成すると、カーテンに当接する際に折込みガイド
の角度が変化してしまうため、折込みガイドの先端形状
を直線状にすることが難しい。なぜなら、直線形状にす
ると角度の変化に伴って上側或いは下側だけがカーテン
を押す期間が生じてしまい好ましくないからである。し
かしながら、上記の本発明構成のように折込みガイドが
水平方向に移動する構成であれば、折込みガイドの先端
形状を直線状にすることが出来るので、この直線状の辺
でカーテンを水平に押し込むことで、綺麗にカーテンを
折り込みむことが出来る。さらに、折込みガイドが下降
してカーテンの上端から下端まで折り襞に沿って折り込
みをつけていく際にも、折込みのラインを真っ直ぐに出
来るなど、仕上がりの美しい折りたたみの処理を行うこ
とが出来る。
【0014】また、好ましくは、 上記カーテン吊下げ
体を昇降可能とする第1昇降機構と、上記折込み体を昇
降可能とする第2昇降機構とを備え、上記第1面側の折
込みガイドと上記第2面側の折込みガイドとの間を上記
カーテン吊下げ体の保持部が通過することで、当該保持
部と上記第1面側と上記第2面側の折込みガイドの配置
を上下逆転できるように構成すると良い。
【0015】このような構成により、カーテンを装置に
装着する際や折りたたんだカーテンを装置から外す際
に、カーテン吊下げ体の保持部より折込みガイドを高い
位置にして、折込み体により邪魔されることなくカーテ
ンの装着や取り外しを行うことが出来る。
【0016】また、好ましくは、上記第1昇降機構と上
記第2昇降機構とはそれぞれ独立的に駆動可能な構成に
すると良い。それにより、各処理工程においてカーテン
吊下げ体や折込み体をそれぞれ最適な配置にして処理を
行わせることが出来る。また、丈の異なる複数のカーテ
ンに対してもそれぞれ最適な配置で処理を行わせること
が出来る。
【0017】さらに望ましくは、上記ガイド移動手段
は、第1面側と第2面側の折込みガイドを近接させたと
きに両者が重なる長さを調整可能な移動量調整手段を有
し、さらに、予め設定されたカーテンの寸法データに基
づき上記移動量調整手段を制御して上記第1面側と第2
面側の折込みガイドの重なる長さを調整する制御手段を
備えた構成とすると良い。
【0018】カーテンは、ヒダになる生地の長さ(ヒダ
要尺:図11参照)や隣合うフックの間隔の寸法は多種
多様であり、それによりカーテンの折り襞の間隔も異な
ってくる。上記手段によれば、折り襞の間隔に合わせて
折込みガイドの移動量を変更することが出来るので、縫
製パターンの異なる多種多様なカーテンに合わせて綺麗
な仕上がりで折りたたみ処理を行うことが出来る。
【0019】さらに望ましくは、上記第1面側の折込み
ガイドの開閉運動と上記第2面側の折込みガイドの開閉
運動とを同期させる同期機構を有すると良い。これによ
り、第1面側と第2面側の折込みガイドの開閉運動を難
しい制御を行うことなく容易に同期させることができ、
それにより綺麗にカーテンを折り込むことが出来る。
【0020】さらに望ましくは、上記カーテン吊下げ体
に保持されたカーテンの左右の下端部をそれぞれ把持す
る2個の耳クランプと、該2個の耳クランプの間隔を開
閉する耳クランプ開閉手段とを備え、上記2個の耳クラ
ンプはカーテンの上下動に追従して上下に移動可能な状
態で固定されていると良い。
【0021】カーテンの身生地が柔らかい生地であった
り折り襞が余り形成されていないカーテンの場合、折込
みガイドが閉じてカーテンが折り込まれていく際、折込
みガイドの間でカーテンが撓んで、折込みガイドの中へ
カーテン生地が入り込んでいってしまうことがある。そ
こで、上記手段によりこの不具合を回避して常に綺麗な
仕上がりで折りたたみ処理を行うことが出来る。
【0022】また望ましくは、上記折込み体により折り
たたまれたカーテンを上記折込みガイドの上方で結束す
る結束装置を備え、上記第1面側の少なくとも1個の折
込みガイドと上記第2面側の少なくとも1個の折込みガ
イドには、上記結束装置の結束位置まで伸びて結束の引
っ張り力に対抗する板状又は棒状の張り形成用部材を設
けると良い。
【0023】このような手段によれば、折りたたんだカ
ーテンを結束装置によりそのまま結束することができ、
さらに、結束テープ等の張りが強くても張り形成用部材
によりカーテンが結束時に潰れてしまうのを回避するこ
とが出来る。また、折込みガイドに張り形成用部材を設
けているので、折り襞の間隔の異なる種々のカーテンに
対してそれぞれ最適化された位置に張り形成用部材を配
置させることが出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】図1は、本発明の実施の形態のカーテンた
たみ装置1の全体構成を示す斜視図である。
【0026】この実施の形態のカーテンたたみ装置1
は、縫製の完了したカーテンをその折り襞に合わせて折
りたたむとともに、折りたたんだカーテンの必要な箇所
をテープ等により結束して商品出荷用に整える装置であ
る。
【0027】このカーテンたたみ装置1は、図1に示す
ように、カーテンを吊下げて保持する吊下げユニット1
0と、カーテンを折り襞に合わせて折り込む折込みユニ
ット20と、折りたたまれたカーテンを結束する結束ユ
ニット30と、カーテンの左右の下端を把持する耳クラ
ンプ機構40と、吊下げユニット10や折込みユニット
20を昇降させる昇降機構(駆動モータ51,52、レ
ールを有する支柱53A,53B、連結シャフト54,
55、チェーン501,502、スプロケット511,
512など)と、カーテンの下端を検出するセンサ(例
えば反射式のフォトセンサ)58と、各種の駆動操作を
行うペダルスイッチ61〜63と、表示部や操作キー等
の設けられた操作パネル71と、操作パネル71や各駆
動部を制御する制御ボックス70等を備えている。
【0028】図2は、吊下げユニット10の正面図を示
す。
【0029】上記の吊下げユニット10は、支柱53
A,53Bに沿って昇降されるベース枠10Aと、カー
テンのフックが引っ掛けられるパイプ状のフック受け1
1aが設けられた複数の保持部材11と、ベース枠10
Aに設けられ上記保持部材11を左右へ移動可能とする
2本のレール12a,12bと、これらレール12a,
12bに沿って摺動可能に固定され真ん中の保持部材1
1を除く全ての保持部材11…にそれぞれ固着されたス
ライダ13…と、複数の保持部材11を等間隔に開閉運
動させる伸縮腕15と、この伸縮腕15に駆動力を与え
るエアシリンダ17等から構成される。これらのうち、
レール12a,12b,スライダ13…、伸縮腕15、
およびエアシリンダ17により、保持部開閉手段が構成
されている。
【0030】フック受け11aには、カーテンフックを
かけたときに、カーテンフックが左右に回転したり位置
ずれしたりしないようにカーテンフックの位置を固定す
る引掛け溝gが設けられている。
【0031】保持部材11…は、中央に配置された1個
の保持部材11がベース枠10Aに固着されている一
方、これ以外の複数の保持部材11…は、スライダ13
を介して左右に移動可能な状態に保持されている。
【0032】伸縮腕15は、平行四辺形状に多数のリン
クを接続してなるもので、等間隔に設けられた中段の結
節点N1…が各保持部材11…に接続されている。
【0033】そして、このような構成により、エアシリ
ンダ17が駆動してプランジャ17aを中央側に引くこ
とで、真ん中の保持部材11を中心に複数の保持部材1
1…が等間隔に開いたり閉じたりするようになってい
る。
【0034】図3には折込みユニット20の平面図を、
図4には前方の折込みガイドとその開閉機構とを裏面側
から見た図を示す。
【0035】折込みユニット20は、左右の支柱53
A,53Bにそれぞれ昇降可能に支持される昇降枠21
A,21Bと、昇降枠21A,21Bに対して水平方向
(図3の上下方向)に可動状態に支持されているベース
枠22A,22Bと、前方のベース枠22Aを水平方向
にスライド移動させるガイド移動手段としてのエアシリ
ンダ23Aと、後方のベース枠22Bを水平方向にスラ
イド移動させるガイド移動手段としてのエアシリンダ2
3Bと、ベース枠22Aのフレーム22xに当接してベ
ース枠22Aが中央に移動したときの停止位置を決める
ストッパー24Aと、ベース枠22Bのフレーム22m
に当接してベース枠22Bが中央に移動してきたときの
停止位置を決めるストッパー24Bと、前面側と裏面側
とからカーテンを挟むように噛み合うことでその間にカ
ーテンを折り込んでいく前方の折込みガイド27…およ
び後方の折込みガイド28…と、これら折込みガイド2
7…,28…を左右に可動状態に支持するレールおよび
スライダ(図3では省略)と、折込みガイド27…の間
隔を等間隔に狭めたり広めたりする伸縮腕(第1ガイド
開閉手段)271および折込みガイド28…の間隔を等
間隔に狭めたり広めたりする伸縮腕(第2のガイド開閉
手段)281と、折込みガイド27…,28…を開閉駆
動するエアシリンダ25と、エアシリンダ25のプラン
ジャが伸びるときに中間で当接して当該プランジャの伸
縮を途中で停止させる中間ストッパー25cと、前方の
折込みガイド27…の開閉運動を伝達して後方の折込み
ガイド28…の開閉機構に導く同期機構(スクリューシ
ャフト26a〜26d、伸縮自在なスプラインシャフト
26i、傘歯車26e〜26h、およびスクリューシャ
フト26a〜26dの回転運動を並進運動に変換するス
クリュー軸受け26k〜26n等)等から構成される。
【0036】左右の昇降枠21A,21Bにそれぞれ設
けられているストッパー24A,24Bは、エンコーダ
付きのステッピングモータ等によりベース枠22A,2
2Bに当接する位置が可変に構成されている。前方のベ
ース枠22Aに設けられている中間ストッパー25c
は、エアシリンダ25のプランジャを停止させる位置は
可変ではなく、ストッパー動作のON又はOFFのみが
切換え可能に構成されている。
【0037】折込みガイド27…,28…は、角を面取
りした矩形の板状の部材からなり、カーテンに当接され
る先端が鉛直方向に伸びる直線状の辺になっている。
【0038】折込みガイド27…は、図4に示すよう
に、ベース枠22Aに設けられた3本のレール272に
スライダ273を介して可動状態に固定されている。複
数のレール272を設け、且つ、隣り合うスライダ27
3が異なるレール272に固定されるようにすること
で、隣合う折込みガイド27…が接触するほど折込みガ
イド27…を閉じた場合でもスライダ273が当接して
邪魔したりしないようになっている。
【0039】また、各々の折込みガイド27…は、伸縮
腕271の中段の結節点にそれぞれ接続されることで、
各折込みガイド27…を等間隔に保ったまま開閉運動さ
れるようになっている。
【0040】折込みガイド27の開閉運動はスクリュー
軸受け26k,26lを介してスクリューシャフト26
a,26bに伝達されるが、これらのスクリュー軸受け
26k,26lは、図4に示すように、例えば、左右両
側よりそれぞれ2番目の2個の折込みガイド27,27
に、連結軸274,274を介してそれぞれ接続されて
いる。なお、最も外側の折込みガイド27,27には、
連結軸274,274の通過部位に貫通孔が設けられて
おり、スクリュー軸受け26k,26lや連結軸27
4,274に干渉しないようになっている。それによ
り、折込みガイド27…が開閉駆動することで、それに
応じてスクリューシャフト26a,26bが回転される
ようになっている。
【0041】図示は省略するが、後方の折込みガイド2
8…も、前方の折込みガイド27…とほぼ同様に、レー
ルとスライダを介して左右へ移動可能なように固定さ
れ、さらに各折込みガイド28…が等間隔に開閉するよ
うに各折込みガイド28…に伸縮腕281の中段の結節
点が接続されている。また、スクリューシャフト26
c,26dに係合されたスクリュー軸受け26m,26
nが伸縮腕281に接続され、スクリューシャフト26
c,26dが回転することでこの運動が伸縮腕281に
伝達されて、折込みガイド28…が開閉駆動されるよう
になっている。
【0042】但し、前方の折込みガイド27…と後方の
折込みガイド28とは、両者が噛み合うように重なるの
で、前方の折込みガイド27…は例えば10枚設けられ
る一方、後方の折込みガイド28…は1枚少なく例えば
9枚設けられている。さらに、前方の折込みガイド27
…と後方の折込みガイド28…とは、前方の折込みガイ
ド27…の間に後方の折込みガイド28…が進入するよ
うに左右の位置がずれて配置されている。
【0043】そのため、前方の折込みガイド27…で
は、端からそれぞれ2番目の折込みガイド27,27に
スクリュー軸受け26k,26lが接続されている一
方、後方の折込みガイド28…では端から1番目と2番
目の折込みガイド28,28の中間に位置する伸縮腕2
81の結節点にスクリュー軸受け26n,26mが接続
されている。すなわち、前方の折込みガイド27…につ
いては、スクリュー軸受け26k,26lと伸縮腕27
1の中段の結節点N11,N11(図4)とが接続され
た状態になり、後方の折込みガイド28…についてはス
クリュー軸受け26n,26mと伸縮腕281の上段又
は下段の結節点とが接続された状態となる。ここで、伸
縮腕281の上段又は下段の結節点は、伸縮する際に上
下動するため、スクリュー軸受け26n,26mは結節
点の上下動を自由にさせるカム等を介して接続される。
このような構成により、前方の折込みガイド27…と後
方の折込みガイド28…との開閉量が同一で且つ互いの
開閉運動の中心点が正面から見て同一点になるようにな
っている。
【0044】上記構成の折込みユニット20によれば、
エアシリンダ23Aが駆動することで、前方のベース枠
22Aがストッパー24Aに当接するまで中央に平行移
動するとともに、ストッパー24Aの位置制御によりこ
の折込みガイド27…の移動量が制御される。同様に、
エアシリンダ23Bの駆動により後方のベース枠22B
が前方へ平行移動するとともに、ストッパー24Bの位
置制御によりこの折込みガイド28…の移動量が制御さ
れる。また、これらのベース枠22A,22Bの移動の
際、スプラインシャフト26iは管体26iaのなかに
軸体26ibが進入することでこの移動に追従されるよ
うになっている。
【0045】一方、エアシリンダ25が駆動すること
で、そのプランジャに接続されたスクリュー軸受け26
lと折込みガイド27とが左右に移動するとともに、こ
の移動に伴ってスクリューシャフト26a〜26dが回
転駆動される。そして、それにより残りのスクリュー軸
受け26k,26m,26nも左右に移動して、前方と
後方の折込みガイド27…,28…が完全同期して開閉
運動するようになっている。
【0046】次に、吊下げユニット10と支柱53A,
53Bならびに折込みユニット20と支柱53A,53
Bの組付け構造、並びにこれらの昇降機構について説明
する。
【0047】図5には、吊下げユニット10と折込みユ
ニット20とが支柱53Aに係合している部分を上方か
ら見た横断面図を、図6(a)には昇降機構を正面側か
ら見た図を、図6(b)には昇降機構を左側から見た図
を示す。
【0048】支柱53A,53Bには、図1と図5に示
すように、折込みユニット20の昇降枠21Aを昇降さ
せる外側のレール531,531と、吊下げユニット1
0のベース枠10Aを昇降させる内側のレール532,
532とがそれぞれ設けられている。
【0049】図5と図6に示すように、折込みユニット
20の昇降枠21Aは、その片側において、係合部材2
10が4個のローラ211,211…を介して外側のレ
ール531内に収容および係合されているとともに、こ
の係合部材210にチェーン501が結合されることで
折込みユニット20が支柱53Aに支持されている。レ
ール531の内側には、ローラ211,211…に係合
して該ローラ211,211…の蛇行を防止する凸ガイ
ドD1,D1(図5)が上下方向に伸びるように設けら
れている。
【0050】同様に、吊下げユニット10のベース枠1
0Aも、その片側において、係合部材110が4個のロ
ーラ111,111…を介して内側のレール532内に
収容および係合されるとともに、この係合部材110に
チェーン502が結合されることで吊下げユニット10
が支柱53Aに支持されている。レール532の内側に
は、ローラ111,111…に係合して該ローラ11
1,111…の蛇行を防止する凸ガイドD2,D2(図
5)が上下方向に伸びるように設けられている。
【0051】また、図6(a),(b)に示すように、
係合部材210に結合された外側のチェーン501は、
レール531内でループを成すようにレール531上端
と下端のスプロケット511,511の間に架設されて
いる。架設されたチェーン501は、アイドラスプロケ
ットE1,E1により一方の経路が中央よりに偏らさ
れ、それによりチェーン501がローラ211,211
…とぶつからずにローラ211,211…の間を通過す
るようになっている。
【0052】同様に、係合部材110に結合された内側
のチェーン502も、レール532内でループを成すよ
うにレール532の上端と下端のスプロケット512,
512との間に架設されている(図1)。また、図示は
しないが、架設されたチェーン502はアイドラスプロ
ケットにより一方の経路が中央よりに偏らされ、それに
よりチェーン502がローラ111,111…とぶつか
らずにローラ111,111…の間を通過するようにな
っている。
【0053】このような構成は、左右の支柱53A,5
3Bにおいて同様のものである。
【0054】次に、昇降機構の動力伝達機構について説
明する。
【0055】図6(a)に示すように、内側のチェーン
502,502が架設された4個のスプロケット51
2,512…のうち、上側の連結シャフト54に軸支さ
れた2個のスプロケット512,512は当該連結シャ
フト54に固定的に結合されている。一方、下側の連結
シャフト55に軸支された2個のスプロケット512,
512は当該連結シャフト55に対して空転するように
支持されている。さらに、下側の一方のスプロケット5
12は駆動モータ52と連結された駆動スプロケット5
2Aに結合されている。
【0056】このような構成により、駆動モータ52が
駆動することで、駆動スプロケット52A、4個のスプ
ロケット512,512…、上側の連結シャフト54、
並びにチェーン502,502が回転されて、吊下げユ
ニット10が昇降移動する。
【0057】一方、外側のチェーン501,501が架
設された4個のスプロケット511,511…は、上側
の連結シャフト54に軸支された2個のスプロケット5
11,511が当該連結シャフト54に対して空転する
ように支持される一方、下側の連結シャフト55に軸支
された2個のスプロケット511,511が当該連結シ
ャフト55に固定的に結合されている。さらに、下側の
一方のスプロケット511は、駆動モータ51と連結さ
れた駆動スプロケット51Aに結合されている。
【0058】このような構成により、駆動モータ51が
駆動することで、駆動スプロケット51A、4個のスプ
ロケット511,511…、下側の連結シャフト55、
並びにチェーン501,501が回転されて、折込みユ
ニット20が昇降移動する。
【0059】なお、吊下げユニット10の昇降可動範囲
は、レール532,532の上端から中段までであり、
吊下げユニット10の高さを検出する図示しない近接ス
イッチなどのセンサ出力に基づき、この昇降範囲を超え
ないように駆動モータ51の駆動制御が行われる。中段
までとしたのは、吊下げユニット10を下段まで下げる
必要がないためであり、例えばレール532,532の
中段位置にストッパーを設けて吊下げユニット10が中
段より降下しないように構成しても良い。
【0060】また、折込みユニット20の昇降範囲は、
レール531,531の上端から下端までであり、折込
みユニット20の高さを検出する図示しない近接スイッ
チ等のセンサ出力に基づき、この昇降範囲を超えないよ
うに駆動モータ51の駆動制御が行われる。
【0061】また、上下のシャフト54,55には回転
量を検出するエンコーダ54a,55aが設けられ、こ
れらのエンコーダ出力が制御ボックス70に送られて吊
下げユニット10と折込みユニット20の現在の高さ位
置が検出されるようになっている。
【0062】このような昇降機構のうち、上記のレール
532,532、チェーン502,502、スプロケッ
ト512,512…および連結シャフト55により第1
昇降機構が、レール531,531、チェーン501,
501、スプロケット511および連結シャフト54に
より第2昇降機構が構成されている。
【0063】次に、結束ユニット30と耳クランプ機構
40について説明する。
【0064】結束ユニット30は、詳細な図示は省略す
るが、接続分離可能に構成された環状のレール35(図
9参照)と、結束テープVを環状のレール35に沿って
搬送する移動体36と、結束テープを結束させたり切断
したりする機構とを備え、折りたたまれたカーテンを挟
むように環状のレール35で囲い、このレール35に沿
って結束テープを移動させることで折りたたまれたカー
テンに結束テープを巻きつけるとともに、巻きつけた後
に結束テープの重なった部分を結束し、テープ端を切断
するといった一連の処理を自動的に行うものである。
【0065】この結束ユニット30は、折込みユニット
20の後方のベース枠22Bの上に載置され、折込みユ
ニット20で折り込んだ直ぐ上を結束テープVで結束す
るようになっている。
【0066】この結束処理において、柔らかい生地のカ
ーテンなどでは結束テープの引っ張り力に屈して折りた
たまれた部分が潰れてしまうことが考えられるが、この
実施の形態では、複数の折込みガイド27…,28…の
うち、前方の折込みガイド27…の中央の1つと、後方
の折込みガイド28…の中央の1つに、折込みガイド2
7,28の先端の辺に沿って上方に伸びる張り形成用部
材39A,39Bが設けられ(図1)、結束ユニット3
0が結束処理を行うときにはこの張り形成用部材が結束
部位まで伸びて、結束テープの引っ張り力に対抗してカ
ーテンの折りたたまれた部分が潰されないようになって
いる。
【0067】耳クランプ機構40は、図1に示すよう
に、カーテン裾の左右端をそれぞれ把持するクランプ4
1,41と、このクランプ41,41を一定範囲(例え
ば5〜10cm)自由に上下動可能な状態に保持するク
ランプ保持体42,42と、このクランプ保持体42,
42を左右にスライド可能とするレール43と、クラン
プ保持体42,42を左右に駆動するエアシリンダ44
と、左右のクランプ41,41が中央を原点に同じ距離
をスライド移動するように2個のクランプ保持体42,
42に接続されたタイミングベルト(図示略)等を備え
ている。これら、レール43、エアシリンダ44、タイ
ミングベルト等により耳クランプ開閉手段が構成されて
いる。
【0068】クランプ41,41は、例えば、エアシリ
ンダにより開閉するもので、ペダルスイッチ62,63
によりそれぞれ開閉操作が行われるようになっている。
【0069】次に、上記のように構成されたカーテンた
たみ装置1の動作について、図7〜図10の流れ図に従
って説明する。
【0070】図7〜図10は、上記カーテンたたみ装置
1により行われるカーテンの折りたたみ処理の各過程の
状態を示す模式図である。図8〜図10において、(a
−2)と(b−2)は左図(a−1)と(b−1)の状
態を折込みユニット20の上方から見た横断面の模式図
を示している。
【0071】折りたたみ処理を開始するには、先ず、初
期設定として、作業者は、操作パネルを操作してカーテ
ンの各種寸法を入力する。ここで、入力する寸法は、例
えば、元幅、仕上げ幅、ヒダの数、左右の耳幅などであ
る(図11のカーテンの説明図を参照)。このような寸
法を入力することで、制御ボックス内の制御回路がカー
テンのヒダ要尺やフック間隔を自動的に計算し、それに
よりカーテンを折り襞に合わせて折りたたむのに最適な
折込みガイド27…,28…の移動量(前後方向の移動
量)が求められる。
【0072】最適な移動量が求められると、それに合わ
せてストッパー24A,24Bが駆動され、折込みユニ
ット20のベース枠22A,22Bの停止位置が調整さ
れる。
【0073】ここで、後方のベース枠22Bの移動量を
決定するストッパー24Bは、カーテンを折り込むのに
必要なベース枠22Bの移動量に合わせてその停止位置
が合わせられる。カーテンを折り込むのに必要な移動量
とは、前方の折込みガイドと後方の折込みガイドが重な
る長さが、「(ヒダ要尺+フック間隔)/2」となる移
動量である。
【0074】一方、前方のベース枠22Aに対応するス
トッパー24Aは、カーテンを折り込むのに必要なベー
ス枠22Aの最終的な移動量に合わせるのではなく、そ
の前段で、カーテンのフック間隔の生地を押し込むのに
必要なベース枠22Aの中間の移動量(図8(a−2)
の移動量)に合わせてその停止位置が合わせられる。
【0075】次に、作業者は操作パネルを操作して、カ
ーテンの結束位置の設定を行う。結束位置の設定は、例
えば、その値を直接入力するようにしても良いし、或い
は、予め登録されている複数のパターンの中から選択す
るようにしても良い。結束位置は複数設定することが可
能であり、また、一番目に結束する位置は上端からの長
さで、最後に結束する位置は下端からの長さで指定する
ことが可能である。
【0076】このような初期設定が済んだら、図7
(a)に示すように、カーテンTのフックを吊下げユニ
ット10のフック受け11aに引っ掛けて、カーテンT
を吊下げユニット10に保持させる。カーテンたたみ装
置1は初期状態において吊下げユニット10が中段位置
に、折込みユニット20が上段位置に配置されているの
で、折込みユニット20が邪魔をすることなく作業者は
容易にカーテンTを吊下げユニット10に保持させるこ
とが出来る。
【0077】カーテンTを保持させたら、作業者がペダ
ル61を操作することで、駆動モータ52が駆動して吊
下げユニット10が上昇する。そして、カーテンTの下
端が耳クランプ41の位置まで上昇したときに、センサ
58がそれを検出して吊下げユニット10が自動的に停
止する。なお、カーテンTが風で揺らぐなどしてセンサ
58が誤検出し、カーテンが上がりきらずに停止してし
まった場合には、もう一度、ペダル61を操作すること
で、再び吊下げユニット10が上昇してカーテンTを所
定位置まで上昇させることが出来る。
【0078】カーテンTが上昇したら、図7(b)に示
すように、作業者はカーテン裾の左端と右端の部分を耳
クランプ41,41のところへ一つずつ持っていき、ベ
ダル62,63を操作してこの部分を耳クランプ41,
41に把持させる。
【0079】そして、このようなセッティングが終了し
たら、作業者がペダル61を操作することで、以後、カ
ーテンたたみ装置1は自動運転に入り、折りたたみ処理
が完了するまで自動的に以下の一連の処理を行う。
【0080】先ず、図8(a−1)に示すように、折込
みユニット20がカーテンの天伏せ部分T1の位置まで
下降し、前方のベース枠22Aがストッパー24Aによ
り制止される位置まで前進して停止する。それにより、
折込みガイド27の先端がカーテンの天伏せ部分T1の
フック間の生地を押して、隣接する2個のフック受け1
1aの間にフック間の生地を押し込む(図8(a−
2))。
【0081】次いで、図8(b−1)に示すように、折
込みユニット20がカーテンの天伏せ部分T1を過ぎた
ところまで下降する。そして、この位置において、図9
(a−1),(a−2)に示すように、後方のベース枠
22Bがカーテンを折り込むのに必要な量だけ前進する
一方、ストッパー24Aが解除され前方のベース枠22
Aもカーテンを折り込むのに必要な量だけ前進する。さ
らに、同時に、吊下げユニット10の保持部材11…と
折込みユニット20の折込みガイド27…,28…、お
よび、耳クランプ機構40のそれぞれの開閉機構が駆動
して、これらが同調して中央に向って閉じられる。
【0082】これらにより、折込みガイド27…,28
…が噛み合うようにカーテンを挟み込んでカーテンTの
その部分が折込みガイド27…,28…の間に折り込ま
れる。このとき、カーテンTが折込みガイド27…,2
8…の中で撓んで折込みガイド27…,28…の中へ入
り込む力が生じることがあるが、耳クランプ41,41
がカーテン裾の両端をクランプしているので、カーテン
Tが折込みガイド27…,28…の中に入り込んで折込
みガイド27…,28…の中で撓んでしまうのが防止さ
れる。
【0083】また、カーテンTが中央に寄せられること
でカーテンTの左右端が持ち上がるような力が働くが、
耳クランプ41,41が上下方向に移動可能なように遊
びを有して固定されているため、上方に移動してこの力
を逃がすことが出来る。
【0084】カーテンの天伏せ部分T1を過ぎた箇所が
折りたたまれたら、図9(b−1)に示すように、折込
みユニット20が第1の結束位置まで下降して停止す
る。そして、図9(b−2)に示すように、結束ユニッ
ト30がカーテンの折りたたまれた部位を囲むように閉
じ、さらに結束テープVがカーテンTを取り巻くように
移動してカーテンTの周りにテープVが巻かれる。さら
に、結束ユニット30により結束テープVの結合と結束
テープ端の切断とが行われて1回の結束処理が終了す
る。
【0085】この結束処理の際、カーテンには結束テー
プVにより比較的大きな引っ張り力が及ぼされるが、折
込みガイド27,28の先端に設けられた張り形成用部
材39A,39Bがこの結束位置に張り出して結束テー
プVの引っ張りに対抗するので、結束時にカーテンが潰
れてしまうのが防止される。
【0086】そして、同様の結束処理が設定された箇所
についてそれぞれ行われる。
【0087】結束処理が完了したら、次に、カーテンが
裾の部分まで綺麗に折りたたまれるように、カーテンの
裾部まで折込みユニット20を下降させて折りたたみの
処理を行わせる。そのために、先ず、図10(a−1)
に示すように、折込みユニット20がカーテンの下端か
ら30センチ程度の高さにきたら、開閉機構の中間スト
ッパー25c(図3参照)が作動され、次いで、折込み
ユニット20の折込みガイド27…,28…が開く向き
にエアシリンダ25が駆動される。これにより、図10
(a−2)に示すように、折込みガイド27…,28…
が完全に閉じた状態から少しだけ間隔を開けた状態にさ
れる。これは、カーテンの裾部が身生地を2重や3重に
折り重ねて縫製されており、厚みが増しているため、折
込みガイド27…,28…が完全に閉じていると、その
部分が折込みガイド27…,28…の間を通過し難くな
るため、それを回避する目的で行うものである。
【0088】また、同時に、耳クランプ41,41がカ
ーテンの把持を解除するとともに、その開閉機構が駆動
して左右の耳クランプ41,41が左右の退避位置まで
移動する。これは、折込みユニット20がカーテンの下
端位置まで降下したときに、耳クランプ41,41と折
込みガイド27…,28…が干渉するのを回避するため
である。
【0089】そして、この状態で図10(b)に示すよ
うに、折込みユニット20がカーテンTの下端の位置ま
で下降し、カーテンTの裾部まで折り込みを通す。折り
込みが最後まで入ったら、折込みユニット20のベース
枠22A,22Bが共にカーテンTから離れる方向に後
退した後、折込みユニット20が最上段まで上昇する。
さらに、吊下げユニット10が中段位置まで下がって、
カーテンTが取り外し可能となる。そして、カーテンT
のフックをフック受け11aから抜いてカーテンを取り
外して、操作ペダル61を操作すると、吊下げユニット
10の開閉機構と折込みユニット20の開閉機構が駆動
して、保持部材11…と折込みガイド27…,28…が
開く方向に移動して初期状態に戻される。
【0090】以上のように、この実施の形態のカーテン
たたみ装置1によれば、カーテンを装置1に装着する
際、作業者はカーテンの天伏せ部分のフック間の生地が
手前側或いは裏側のどちらに膨らんでいるかなど、カー
テンが装着される状態を気にかける必要がなく、単にカ
ーテンフックを保持部材11のフック受け11aにかけ
るだけで良いので、従来のものと比較してカーテンの装
着作業が容易でその作業時間を大幅に短縮することが出
来る。
【0091】また、カーテンは適当量開いた状態に装着
され、その状態から折込みガイド27…,28…が折り
襞に沿うようにカーテンに当接するとともに、カーテン
および折込みガイド27…,28…が閉じていきカーテ
ンが折り込まれていくので、カーテン生地が固いものや
柔らかいもの、或いは折り襞が強く形成されているもの
や余り強く形成されていないものなど、どのようなカー
テンであっても綺麗に折込みガイドの中に折り込むこと
が出来る。
【0092】また、折込みガイド27…,28…が噛み
合うように重なる長さが、カーテンの必要な寸法を入力
することで、その折り襞の間隔に合わせて適宜自動調整
されるので、縫製パターンの異なる多種多様なカーテン
であっても一様に綺麗な仕上がりで折りたたむことが出
来る。
【0093】また、カーテンの下端の左右端が耳クラン
プ41,41により把持されているので、カーテンが折
込みガイド27…,28…の内側へ引っ張られて入って
いってしまうのを防ぐことが出来る。また、耳クランプ
41,41は上下方向に移動可能に固定されているの
で、カーテンに必要以上の引っ張り力がかかってしまう
ことがなく、これらによりより確実に一様で綺麗な仕上
がりを得ることが出来る。
【0094】また、折込みガイド27…,28…が、カ
ーテンに当接される部分が直線状の辺となった平面板か
らなり、折込みユニット20はこれらの折込みガイド2
7…,28…を水平方向に移動させてカーテンを折り込
む構成であるため、カーテンを挟み込んでいく際、カー
テンに無理な力が掛かったり、カーテンと折込みガイド
27…,28…とが縦方向に摺れると云うような余計な
動きが生じない。それにより、カーテンを折り襞に合わ
せて綺麗に折り込んでいくことが出来る。
【0095】また、折込みユニット20を下降させる際
にも、カーテンと折込みガイド27…,28…とが直線
上の辺で接した状態にあるので、折込みのラインを縦方
向に真っ直ぐに形成できるなど、仕上がりを美しくする
ことが出来る。
【0096】また、折込みガイド27…,28…の開閉
運動を、前方の折込みガイド27…と後方の折込みガイ
ド28…とで同期させる同期機構を有するので、カーテ
ンを折り込むときの折込みガイド27…,28…の駆動
制御が容易なものとなり、且つ、ずれやよりを生じさせ
ることなくカーテンを綺麗に折りたたむことが出来る。
【0097】また、吊下げユニット10と折込みユニッ
ト20を昇降させる機構がそれぞれ独立され、吊下げユ
ニット10より折込みユニット20を高い配置にした
り、吊下げユニット10を止めたまま折込みユニット2
0を上端から下端まで移動させたりできるので、カーテ
ンを装置1に装着する際や取り外す際に、折込みユニッ
ト20を邪魔にならない高さにするとともに、吊下げユ
ニット10を適宜な高さに配置して、これらの作業を容
易にすることが出来る。
【0098】また、吊下げユニット10と折込みユニッ
ト20の昇降機構がそれぞれ独立されているので、様々
な丈のカーテンであっても、耳クランプ機構40により
カーテンの下端を把持させてカーテンに所定の張りを持
たせた状態で処理を行えるなど、どのような丈のカーテ
ンであっても最適な高さで処理することが出来る。
【0099】また、折込みユニット20の上部に結束ユ
ニット30が設けられ、折込みユニット20により折り
たたんだ箇所のすぐ上を結束ユニット30により結束す
る構成なので、綺麗に折りたたまれた状態のままカーテ
ンを結束することが出来る。さらに、前方の折込みガイ
ド27と後方の折込みガイド28に結束部位まで伸びる
板状の張り形成用部材39A,39Bが設けられている
ので、結束テープの引っ張り力が強くてもカーテンが結
束時に潰れてしまうのを回避することが出来る。
【0100】なお、本発明は、上記実施の形態に限られ
るものではなく、様々な変更が可能である。例えば、実
施の形態では、吊下げユニットの保持部材(カーテン吊
下げ体の保持部)として、カーテンフックを掛けること
でカーテンを保持する構成を示したが、例えばクリップ
によりカーテンのヒダ縫製部を把持する構成など、カー
テンを固定する方法や固定する位置は適宜変更可能であ
る。
【0101】また、前方と後方の折込みガイド27…,
28…が共に移動して互いに噛み合う構成としたが、一
方を停止させたまま、他方のみを移動させて噛み合わせ
る構成としても良い。また、折込みガイド27…,28
…は水平方向に移動して噛み合うことで綺麗な仕上がり
でカーテンを折りたたむことが出来るが、水平方向より
少し傾いた方向に移動して噛み合う構成としても、ほぼ
同様の仕上がりを得ることが出来る。
【0102】また、折込みガイド27…,28…の移動
量を調整する構成としてストッパー24A,24Bの係
止位置を変化させる構成を示したが、ステッピングモー
タなど駆動量の制御可能な駆動装置を用いて折込みガイ
ド27…,28…を移動させることで、その移動量を調
整可能に構成しても良い。
【0103】また、折込みガイド27…,28…を平板
状の部材で形成した例を示したが、カーテンに当接され
る部分が直線状になるように棒状の部材で形成すること
も出来る。
【0104】また、吊下げユニット10の保持部材11
と折込みガイド27…,28…とが、それぞれ閉じたと
きに中央に寄る構成としたが、その他、左側や右側に寄
る構成など、閉じたときに寄せられる位置は2つのユニ
ットで統一されていればどこに設定しても良い。耳クラ
ンプ機構40の耳クランプ41,41についても同様で
ある。
【0105】また、吊下げユニット10を昇降させる駆
動モータ51と折込みユニット20を昇降させる駆動モ
ータ52とを別構成として、両方の昇降動作を独立駆動
するようにしたが、1つの駆動手段を用いて、該駆動手
段と各昇降機構との連結を切り替えることで独立駆動可
能なように構成することも出来る。
【0106】また、吊下げユニットの保持部材や折込み
ガイドを等間隔に開閉させる構造や、前方と後方の折込
みガイドの開閉運動を同期させる構造、吊下げユニット
と折込みユニットとの高さを逆転させたり互いに独立し
て昇降運動させる構造など、実施の形態で具体的に示し
た細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能
である。
【0107】また、この実施の形態のカーテンたたみ装
置1では、折りたたんだカーテンを結束テープを用いて
自動的に結束する結束ユニット30を付加した例を示し
たが、このような結束ユニット30の代わりにクリップ
を用いて折りたたんだカーテンを自動的に把持・結束し
ていくクリップ結束ユニットを設けるようにしても良
い。クリップ結束ユニットとしては、具体的には、クリ
ップのつまみをエアシリンダ等の駆動装置で押圧してク
リップを開閉可能とするとともに、このクリップをカー
テンのある方向へ前後動可能なようにして構成すること
が出来る。そして、このようなクリップ結束ユニット
を、例えば折込みユニット20の後方のベース枠22B
上に載置し、折込みユニット20で折り込んだ直ぐ上を
クリップで把持して結束していくようにする。なお、こ
の場合には、折込みユニット20の張り形成用部材39
A,39B(図1)は不要となる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従うと、
どのような縫製寸法でどのような生地質のカーテンであ
っても、折り襞に合わせて綺麗な仕上がりでカーテンを
折りたたむことが出来るという効果がある。また、カー
テンを装着する作業も容易でその作業時間も短時間で済
むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカーテンたたみ装置を示
す斜視図である。
【図2】図1の吊下げユニットを示す正面図である。
【図3】図1の折込みユニットの概略構成を示す平面図
である。
【図4】折込みガイドとその開閉機構を装置の裏面側か
ら見た図である。
【図5】支柱と吊下げユニットと折込みユニットとが係
合している部分を示す横断面図である。
【図6】昇降機構の動作原理を説明する図で、(a)は
昇降機構を正面側から見た図、(b)は昇降機構を左側
から見た図である。
【図7】実施の形態のカーテンたたみ装置にカーテンを
セッティングする過程の状態を示す図である。
【図8】同、カーテンたたみ装置において襞たたみ処理
の第1過程(a−1),(a−2)と第2過程(b−
1),(b−2)の状態を示す図である。
【図9】同,カーテンたたみ装置において襞たたみ処理
の第3過程(a−1),(a−2)と第4過程(b−
1),(b−2)の状態を示す図である。
【図10】同、カーテンたたみ装置において襞たたみ処
理の第5過程(a−1),(a−2)、第6過程
(b)、第7過程(c)の状態を示す図である。
【図11】カーテンの各寸法の名称を説明する図で、
(a)は縫製前の身生地のもの、(b)は縫製後のもの
である。
【符号の説明】
1 カーテンたたみ装置 10 吊下げユニット(吊下げ体) 11 保持部材 11a フック受け(保持部) g 引掛け溝 15 伸縮腕 17 エアシリンダ 20 折込みユニット(折込み体) 22A,22B ベース枠 23A,23B エアシリンダ 24A,24B ストッパー(移動量調整手段) 25 エアシリンダ 25c 中間ストッパー 26a〜26d スクリューシャフト 26e〜26h 傘歯車 26i スプラインシャフト 27… 折込みガイド 28… 折込みガイド 30 結束ユニット(結束装置) 40 耳クランプ機構 41 耳クランプ 43 レール 44 エアシリンダ 51,52 昇降用の駆動モータ 53A,53B 支柱 54,55 連結シャフト 501,502 昇降用のチェーン 531,532 昇降用のレール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンの上部複数箇所をそれぞれ保持
    する複数の保持部、およびこれら複数の保持部の間隔を
    開閉させる保持部開閉手段を有するカーテン吊下げ体
    と、 カーテンに一面側から当接してカーテン生地をガイドす
    る第1面側の複数の折込みガイド、これら複数の折込み
    ガイドの間隔を開閉させる第1のガイド開閉手段、カー
    テンに他方の面から当接してカーテン生地をガイドする
    第2面側の複数の折込みガイド、これら複数の折込みガ
    イドの間隔を開閉させる第2のガイド開閉手段、および
    上記第1面側の折込みガイドと第2面側の折込みガイド
    とを近接又は分離可能なガイド移動手段を有する折込み
    体とを備え、 上記カーテン吊下げ体にカーテンを保持させた状態で、
    上記ガイド移動手段により上記第1面側の折込みガイド
    と上記第2面側の折込みガイドとが噛み合うように近接
    するとともに、上記保持部開閉手段および上記第1と第
    2のガイド開閉手段により、上記複数の保持部と上記第
    1面側と上記第2面側の複数の折込みガイドとがそれぞ
    れの間隔を閉じることでこれら複数の折込みガイドの間
    にカーテン生地が折り込まれるように構成されているこ
    とを特徴とするカーテンたたみ装置。
  2. 【請求項2】 上記ガイド移動手段は、上記第1面側の
    折込みガイド又は上記第2面側の折込みガイドの両方又
    は一方を水平方向に移動させることで両者を近接又は分
    離させるように構成されていることを特徴とする請求項
    1記載のカーテンたたみ装置。
  3. 【請求項3】 上記カーテン吊下げ体を昇降可能とする
    第1昇降機構と、 上記折込み体を昇降可能とする第2昇降機構とを備え、 上記第1面側の折込みガイドと上記第2面側の折込みガ
    イドとの間を上記カーテン吊下げ体の保持部が通過する
    ことで、当該保持部と上記第1面側と上記第2面側の折
    込みガイドの配置を上下逆転できるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のカーテンた
    たみ装置。
  4. 【請求項4】 上記第1昇降機構と上記第2昇降機構と
    はそれぞれ独立的に駆動可能に構成されていることを特
    徴とする請求項3に記載のカーテンたたみ装置。
  5. 【請求項5】 上記ガイド移動手段は、第1面側と第2
    面側の折込みガイドを近接させたときに両者が重なる長
    さを調整可能な移動量調整手段を有し、 さらに、予め設定されたカーテンの寸法データに基づき
    上記移動量調整手段を制御して上記第1面側と第2面側
    の折込みガイドの重なる長さを調整する制御手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の
    カーテンたたみ装置。
  6. 【請求項6】 上記第1面側の折込みガイドの開閉運動
    と上記第2面側の折込みガイドの開閉運動とを同期させ
    る同期機構を有することを特徴とする請求項1〜5の何
    れかに記載のカーテンたたみ装置。
  7. 【請求項7】 上記カーテン吊下げ体に保持されたカー
    テンの左右の下端部をそれぞれ把持する2個の耳クラン
    プと、 該2個の耳クランプの間隔を開閉する耳クランプ開閉手
    段とを備え、 上記2個の耳クランプはカーテンの上下動に追従して上
    下に移動可能な状態で固定されていることを特徴とする
    請求項1〜6の何れかに記載のカーテンたたみ装置。
  8. 【請求項8】 上記折込み体により折りたたまれたカー
    テンを上記折込みガイドの上方で結束する結束装置を備
    え、 上記第1面側の少なくとも1個の折込みガイドと上記第
    2面側の少なくとも1個の折込みガイドには、上記結束
    装置の結束位置まで伸びて結束の引っ張り力に対抗する
    板状又は棒状の張り形成用部材が設けられていることを
    特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のカーテンたた
    み装置。
JP2003142955A 2003-05-21 2003-05-21 カーテンたたみ装置 Expired - Fee Related JP3884398B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142955A JP3884398B2 (ja) 2003-05-21 2003-05-21 カーテンたたみ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142955A JP3884398B2 (ja) 2003-05-21 2003-05-21 カーテンたたみ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003268670A true JP2003268670A (ja) 2003-09-25
JP3884398B2 JP3884398B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=29208651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003142955A Expired - Fee Related JP3884398B2 (ja) 2003-05-21 2003-05-21 カーテンたたみ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3884398B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006144171A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Nakanihon Juki Kk カーテンたたみ装置
WO2011111194A1 (ja) * 2010-03-10 2011-09-15 極東産機株式会社 カーテン整反装置
CN103789995A (zh) * 2013-12-31 2014-05-14 青岛厚科化学有限公司 一种地下埋设物行踪标识带打褶机

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006144171A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Nakanihon Juki Kk カーテンたたみ装置
JP4512477B2 (ja) * 2004-11-19 2010-07-28 中日本ジューキ株式会社 カーテンたたみ装置
WO2011111194A1 (ja) * 2010-03-10 2011-09-15 極東産機株式会社 カーテン整反装置
CN102245474A (zh) * 2010-03-10 2011-11-16 极东产机株式会社 窗帘整理装置
CN103789995A (zh) * 2013-12-31 2014-05-14 青岛厚科化学有限公司 一种地下埋设物行踪标识带打褶机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3884398B2 (ja) 2007-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10590597B2 (en) Folding system
ITBO20000033A1 (it) Macchina per il taglio e la bordatura di panni , nonche' l' applicazione di una banda perimetrale ai panni destinati alla fabbricazione di m
WO2007043185A1 (ja) 可動オーニング装置及び出隅キャンバスの巻取りローラ
CN206705397U (zh) 放线电缆导向滑轮装置
JP2011516306A5 (ja)
JP2003268670A (ja) カーテンたたみ装置
JP5111224B2 (ja) 布類展張搬送機
JPH01250464A (ja) パンテイストッキングの仕上装置
JP3827233B2 (ja) カーテン結束装置およびカーテンたたみ装置
JPS6182789A (ja) タオルヘムの三つ折り方法及びその装置
JPH01209002A (ja) 生地付きスライドファスナーチェーンの整列方法とその装置
WO2011111194A1 (ja) カーテン整反装置
JPH08291674A (ja) プリーツ状スクリーン装置
US4015748A (en) Drapery pleating and finishing machine
JP4512477B2 (ja) カーテンたたみ装置
CN217294980U (zh) 一种同步带的自动包装设备
KR100597228B1 (ko) 판토그라픽을 이용한 전동커튼 이동장치
JP2610570B2 (ja) 延反機
JPH11208989A (ja) カーテン整反装置
JPH07204083A (ja) カーテンのひだ形成装置
JPH0664835A (ja) オーダーメイドカーテンの短冊畳み機
KR20020034121A (ko) 비규격원단(커텐)지에 재단선 표시장치
JPH07100283A (ja) タオル形成装置及びタオル形成方法
JPS63137633A (ja) 素麺引伸し箸分け装置
JP2000229363A (ja) 自動袋装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees