JP2003267937A - 動物栄養物に飼料添加物としてコリン酸を使用する方法 - Google Patents

動物栄養物に飼料添加物としてコリン酸を使用する方法

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JP2003267937A JP2003063225A JP2003063225A JP2003267937A JP 2003267937 A JP2003267937 A JP 2003267937A JP 2003063225 A JP2003063225 A JP 2003063225A JP 2003063225 A JP2003063225 A JP 2003063225A JP 2003267937 A JP2003267937 A JP 2003267937A
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Nico N Raczek
ニコ・エヌ・ラチェク
Christoph Mollenkopf
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な量の活性コリンを含みながらも、問題
なく貯蔵及び加工できる飼料添加物の提供。 【解決手段】 本発明は、動物給餌において能力向上剤
として使用されるコリン酸に関する。このコリン酸は、
ソルビン酸、安息香酸、プロピオン酸、蟻酸及びフマル
酸からなる群から選択される有機酸及びコリンから合成
される。加えて、本発明は、上記コリン酸を飼料中に単
独でまたは健康増進のための他の飼料添加物との混合物
として使用する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コリン酸を含み、
そして飼料中に単独でまたは成長促進用の他の飼料添加
物との混合物として動物用栄養物中に使用できる物質に
関する。
【0002】
【従来技術】成長促進剤はエネルギー消費を助ける物質
(ergotropic substance)であり、飼料に少量加えられる
と、動物の能力、特に若い家畜の成長を向上させ、そし
て最終的には好ましい飼料利用効率が達成される。成長
促進性の製品は化学的性質が広範に異なるが、概して抗
生作用を有する。抗生物質は、ある種の細菌、真菌及び
幾つかのより高級な植物の代謝生成物に当てられる用語
であり、多くの微生物の成長を抑制するかまたは防ぐ物
質である。それゆえ、医療目的に投与される抗生物質と
は対照的に、動物栄養学では、抗生物質の成長促進剤と
しての栄養学的な使用法が記載される。動物飼料の部門
では、抗生物質はしばしば成長促進剤として使用され
る。この部門における抗生物質の使用は、長期的に見て
ヒトの健康をも害する恐れのある耐性菌に由来する危険
要因であることが疑われている。それゆえ、健康への懸
念が少ない材料をこの用途に見出さなければならない。
また、他の分野、例えば食品、飼料、ペットフード、化
粧料、食品に接触する物品、貯蔵牧草(silage)、果実絞
りかす(pomace)または食品工業から出る他の残物におい
ても、生理学的にもしくは疫学的に健康上の懸念のある
物質または環境を害する物質、例えば抗生物質、ホルム
アルデヒド放出性材料、ハロゲン化材料及びその他様々
な物質が、健康害上の懸念が少ないものに益々置き換え
られつつある。これらの物質の目的は、第一には、実製
品の価値を維持するためであるが、第二には、それらの
衛生的な状態を向上させること及び/または長められた
貯蔵寿命を達成することにある。
【0003】コリン及びそれの塩、例えば時にビタミン
B4とも称される塩化コリン((2-ヒドロキシエチル) ト
リメチルアンモニウムクロライド、式:C5H14NOCl, MW:
139.6 g/mol (CAS-No.: 67-48-1))は、動物飼料工業で
は、ビタミンとして飼料に加えられる。しかし、コリン
には、その機能面及び高い要求量から見て、本来の意味
からは“ビタミン”という用語はそぐわない。向脂肪性
物質としてのコリンは、脂肪の代謝に関与し、それゆ
え、実際のビタミンと比較してより多量(飼料1kg当た
りのg数)に供給しなければならない。コリンは、過剰
のメチオニンから中間物質として合成され得る。
【0004】コリンは代謝において様々な働きをし、と
りわけこれは、生体膜中の重要な成分であるホスファチ
ジルコリン及びスフィンゴミエリンの構成単位である。
加えて、コリンはメチル基供与体として働き、そしてア
セチルコリンの生成に利用される(神経伝達機能)。
【0005】コリンは、特に、脂肪の代謝及び膜の構造
をもたらす。十分なコリン供給は、メチオニン供給に対
する節約的な効果を有する。加えて、コリン要求量は、
多量のメチオニン供給により減少する。
【0006】コリンの欠損は、また、動物及びヒトに健
康上の問題を引き起こす場合がある。コリン欠損の場合
の劇的な結末は、特に家禽の場合において知られている
(脂肪肝) 。家禽の場合には、コリンを生成するエタノ
ールアミンのメチル化反応のための酵素容量が、体内合
成からの供給を保証するためにはしばしば十分ではな
い。それゆえ、鶏の場合には飼料から十分なコリンを供
給することは特に重要である。コリン欠損の更に別の症
状は、成長期の家禽のペローシスである(関節奇形後の
アキレス腱の分離)。他の動物、例えば子豚では、コリ
ン欠損による後脚の異常位置が報告されている(広がっ
た足幅)。
【0007】動物用飼料の効率を高めるためのコリンま
たは塩化コリンの使用は、既に幾度も研究されており[T
wibell, R.G. and Brown, PB., (2000). Dietary Choli
ne Requirement of juvenile yellow perch(若いイエロ
ーパーチの必要コリン摂取量). Journal of nutrition,
130, 95-99.; Bryant-TC; Rivera-JD; Galyean-ML;Duf
f-GC: Hallford-DM; Montgomery-TH, (1999). Effects
of dietary level ofruminally protected choline on
performance and carcass characteristicsof finishin
g beef steers and on growth and serum metabolites
in lambs(成熟期の去勢された雄牛の能力及び肉特性及
び子羊の成長及び血清代謝に対するルーメンバイパスコ
リンの摂取量の効果). J.Animal Science 77, 2893-290
3]、体重の増加及び飼料利用効率に対する有益な効果が
見出されている(RU-A-2131678) 。若い動物の飼育で
は、例えば、子豚を飼育する際に飼料1kg当たり0.55ま
たは0.88gの量で加えることで有益な効果が発揮される
[Anonymous (1990). Sowsfed choline farrow more and
stronger piglets( コリンを供与した雌豚はより多く
のそしてより強い子豚を生む). Pigs 6, 17 and 55]。
【0008】コリンの代替源、すなわち大豆レシチン及
びそれから製造される脱脂レシチンは、23%までの量で
ホスファチジルコリンを含む。しかし、この天然コリン
源を使用した場合は、有意に向上された能力パラメータ
は子豚には観察されない[Kuhn, M. et al. (1998). Uti
lisation of crude soybean lecithin as a native chl
oline source in feed rations of fattening pigs( 肥
育豚の飼料割り当て量中で天然コリン源として粗製大豆
レシチンの利用). Fett/Lipid 100, 78-84]。
【0009】塩化コリンの使用は、ビタミン添加物とし
て飼料工業において大いに広まっている。残念なこと
に、溶液中では、塩化コリンの含有率は約75%を超えて
はならない。なぜならば、約10℃を下回る外気温度で貯
蔵された溶液は結晶化してしまい、加工、輸送及び貯蔵
に際して大きな障害となるからである。
【0010】国際特許出願公開第96/08168号及び米国特
許第6,022,566 号は、特別な方法でカプセル封入された
塩化コリンを反芻動物に使用する方法を記載している。
この方法には、コリン含有化合物、例えば重酒石酸コリ
ン、クエン酸二水素コリン、重炭酸コリン、クエン酸ト
リコリン及びそれらの遊離の塩基が使用できる。国際特
許出願公開第98/37774号では、カプセル封入されたコリ
ンを用いてまたは注射、輸液もしくはインプラントによ
って、向上された体重増加及び飼料効率もまた反芻動物
に対して得られた。
【0011】米国特許第4,147,776 号は、様々な投与形
態の薬剤組成物の色を安定化させるためのものとして種
々のサリチル酸コリン類を記載している。
【0012】欧州特許出願第0 158 120 号は、流動性の
塩化コリン/シリカパウダーを製造する方法を、そして
欧州特許出願公開第0 494 418 号は、動物用飼料混合物
中に使用するための、中性のキャリアに担持された濃縮
塩化コリンの製造方法を開示している。これらの二つの
方法を組み合わせた物も公知である(米国特許第4 820
532 号)。
【0013】更に、飼料を防腐するのに有機酸を使用で
きることが知られている。この作用の原理は、未解離の
酸部分によって決定される。それゆえ、最良の防腐作用
は、酸pH範囲においてこれらの酸によって展開される。
【0014】有機酸を用いて様々な種の動物に対して給
餌実験が行われている。これらの試験は、クエン酸、フ
マル酸または蟻酸などの種々の有機酸が、例えば子豚用
飼料などに最適な量で加えられた際に、動物の能力に有
益に作用し得ることを証明している[Kirchgessner, M.;
Roth, F.X. (1991). Ergotrope Effekte durch nutrit
iven Einsatz von organischen Saeuren( 有機酸の摂取
によるエネルギー消費的効果). Zbl. Hyg. 191, 265-27
6.; Roth, F.X., Kirchgessner, M.(1998). Organic ac
ids as feed additives for young pigs: Nutritional
and gastrointestional effects ( 若い豚用の飼料添加
物としての有機酸: 栄養及び胃腸効果). J. Anim. Fe
ed Sci. 7, 25-33) 。更に、例えば、ソルビン酸が高濃
度(飼料基準で1.8 〜2.4 %)で子豚の育成に栄養的活
性を有することも判明している[Kirchgessner, M.; Rot
h, F.X.; Paulicks, B.R., (1995). Zur nutritiven Wi
rkung von Sorbinsaeure in der Ferkelaufzucht (子豚
の飼育におけるソルビン酸の栄養的作用). J. Anim. P
hysiol. a. Anim. Nutr. 74, 235-242) 。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の飼料添加物は、
非常に様々な理由からなお最適なものではない。十分な
量の活性コリンを含みながらも、問題なく貯蔵及び加工
できる飼料添加物に対する飼料工業からの要望がなおあ
る。加えて、この添加物は、技術的にそれほど困難なく
製造し得るべきである。更に、飼料及び飼料添加物の貯
蔵安定性が長い期間にわたって保証されるべきである。
すなわち、飼料添加物は、微生物に対抗する貯蔵安定性
も保証するべきである。最後に、該飼料添加物は、ヒト
病原菌である微生物において抵抗性の発現を招かない、
抗生物質系の成長促進剤の代替物となるべきである。
【0016】
【課題を解決するための手段】これらの課題の全ては、
以下の式 choline+ - [式中、choline + は、コリンカチオンであり、そして
X - は、ソルビン酸アニオン、安息香酸アニオン、プロ
ピオン酸アニオン、蟻酸アニオンまたはフマル酸アニオ
ンである]で表される化合物によって達成される。
【0017】X - は、好ましくは、ソルビン酸アニオ
ン、プロピオン酸アニオンまたは蟻酸アニオンである。
【0018】この化合物は、以下、コリン酸と称する。
【0019】クエン酸及び酒石酸の公知のコリン塩は、
カプセル封入された形でのみ反芻動物に対し活性を示
し、それゆえ、技術的な理由から塩化コリンよりも好ま
れる。本発明のコリン酸の場合は、驚くべきことに、生
物学的に全く異なる他の動物種に対しても成長促進性が
認められるばかりでなく、それに加えて良好な防腐作用
も達成される。これは、子豚用の飼料にコリン酸含有調
製物を少量加えることによって、成長速度及び飼料利用
効率に関して身体能力の著しい改善が得られるからであ
る。
【0020】本発明のコリン酸は、直接または例えばキ
ャリアに吸着させてから飼料添加物として飼料に混合す
ることができる。
【0021】上記コリン酸は、強塩基、例えば水酸化ナ
トリウム溶液の存在下に、商業的に入手可能なコリンハ
ロゲン化物、例えば塩化コリン、及び対応する酸から製
造するのが都合がよい。またその代わりに、上記コリン
酸は、コリンハロゲン化物及び酸の対応する塩、例えば
アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩から、アルカ
リ金属ハロゲン化物またはアルカリ土類金属ハロゲン化
物を除去しながら合成することができる。
【0022】本発明のコリン酸は、その取り扱いの簡単
さに特徴がある。これらは、純粋な物質としてまたは溶
液として製造し得る。ここで、水溶液中の濃度は、40〜
80%、好ましくは50〜80%、特に好ましくは70〜80%で
ある。それゆえ、飼料または飼料プレミックス上に直接
適用することで簡単で効果的な使用法が可能である。
【0023】コリン酸が溶液として存在する場合は、加
工性を高めるために増粘剤及びゲル化剤を加えることも
できる。増粘剤及びゲル化剤には、例えば、寒天、グア
ーガム、アラビアゴム、カロブビーンミール、ペクチ
ン、トラガカントゴム、キサンタンガム及び様々なセル
ロース類、並びにソルビトール、ソルビタンエステル及
び(グリセロールポリエチレングリコール)リシノレエ
ート、獣脂肪エステル及びタマリンドシードミールが包
含される。好ましくは、1,2-プロパンジオールアルギン
酸エステル、特に好ましくは1,2-プロパンジオール、グ
リセロール及びアルギネートが使用される。
【0024】驚くべきことに、濃厚コリン酸溶液は低温
下でもなお容易に加工処理可能である。例えば、77.5%
濃度のソルビン酸コリン溶液は−18℃でもなお液状であ
る。この溶液は、4℃の外気温度下で問題なく固形の飼
料上に吹き付けすることができ、そして簡単に加工処理
できる。加えて、微生物学的試験では、75%濃度のソル
ビン酸コリン溶液の良好な抗菌活性が認められた。ソル
ビン酸カリウム及び塩化コリンを使用した場合と比較し
て、相乗効果が認められたことは特に驚くべきことであ
った。
【0025】コリン酸を溶解された形で使用する場合
は、これは飼料またはプレミックスに直接加えることが
できるか、またはこの物質の溶液をキャリアに担持させ
て適用することができる。使用できるキャリアは、多孔
構造を有する有機もしくは無機系の天然または合成吸収
体材料である。これらには、例えば、けい藻土、砂、粘
土、例えばカオリン、ベントナイト、フリント、ゼオラ
イト、不溶性酸化金属、例えば酸化チタン、エアロジ
ル、コランダム、グラニット、石英、特に合成または天
然の非晶質析出シリカ、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグ
ネシウム、例えばタルカムまたはケイ酸アルミニウムナ
トリウム、例えばパーライト(E 599) 、不溶性金属塩、
例えばリン酸アルミニウム、活性炭、ナイロンパウダ
ー、ライスミール、ビートコセット(beet cossettes)、
抽出パーム核ミール、コーンミール、シリアルブラン
ド、抽出大豆粕、フェザーミール、魚粉、骨粉、及び食
品工業からの廃棄物、並びにこれらの材料の混合物が包
含される。
【0026】キャリアとしてそして吸収されたコリン酸
溶液を安定化させるために、生ずる全体量(キャリア+
コリン酸溶液)を基準にして>0〜25重量%、好ましくは
2.5〜17.5重量%、特に好ましくは5 〜15重量%の上記
のキャリア材料が単独でまたは組み合わせで使用され
る。この目的には、コリン酸溶液を、キャリア上に吹き
付けるか、混合しながら滴下するかまたはキャリア上に
散布する。
【0027】コリン酸またはコリン酸溶液またはキャリ
ア上に不動化された対応するコリン酸/コリン酸溶液
(以下、コリン酸調製物と言う)は、動物用飼料に直接
加えることができるか、あるいは実際の飼料に他の飼料
添加物との混合物としてまたはプレミックスを介して加
えることができる。
【0028】適当な動物用飼料は、例えば、青刈飼料作
物、貯蔵牧草、乾燥青刈飼料作物、根菜類、塊茎類、漿
果類、穀類及び種子、醸造用麦殻類、果実絞りかす、醸
造酵母、蒸留スラッジ、製粉副産物、糖の生産からの副
産物、澱粉の生産からの副産物、油の生産からの副産物
及び様々な食品廃棄物である。或る種の飼料添加物(例
えば酸化防止剤)または種々の物質の混合物(例えば、
ミネラル混合物、ビタミン混合物)を、品質向上の目的
でこのような飼料に加えることができる。或る特定の種
の動物及びそれらの発育の特定の段階には特殊な飼料も
使用される。これは、例えば牛及び子豚の飼育に当ては
まる。この場合、飼料は、子牛、乳牛、未去勢の若い雄
牛及び繁殖用の雄牛並びに子豚用の仕上げ用及びスター
ター飼料、並びに子豚の育成飼料(growth feeds)に使用
される。
【0029】コリン酸は、乾燥状態で単独でまたは混合
物として、または次の加工(例えば押出加工)の前に、
あるいは混合物中に分散させて飼料に加えることができ
る。この目的のためには、飼料を基準にして0.15〜40.0
g/kg 、好ましくは0.25〜35.0 g/kg のコリン酸濃度を
使用するのが都合がよい。
【0030】上記コリン酸調製物は、動物用飼料、例え
ば成長期の子牛、授乳子豚、子豚、家禽、魚、馬または
子羊用の育成飼料またはミルク代替物飼料としての動物
飼料に対し、あるいは仕上げ段階の家禽、豚、反芻動
物、魚及び他の家畜または採卵鶏用の飼料に対し、唯一
の添加物として使用することができる。また、上記コリ
ン酸調製物は、これらの動物用の他の飼料添加物との混
合物としても使用することができる。その投与量に関し
ては、動物の年齢及び発育段階が決定的に重要である。
基本的には、成長期の動物の場合は、完全成体の動物ま
たは仕上げ段階ににある動物の場合よりも、より多量に
使用するべきである。
【0031】有意な栄養学的活性を保証するためには、
以下の量でコリン酸を加えることもまた適切である。 子豚: 飼料1kg当たり0.25g〜27.5g、好ましくは0.
5 g〜17.5g。家禽の飼育にコリン酸、特にソルビン酸
コリンを使用した場合に、成長速度及び飼料利用効率に
関して能力の著しい向上も認められた。ここで、鶏の場
合には、飼料1kg当たり0.25g〜25g、好ましくは0.5
g〜15gを加える。七面鳥の仕上げ及び飼育には、飼料
1kg当たり0.8 〜35g、好ましくは1.55g〜22.5gの量
で飼料に加える。採卵鶏の飼料には、飼料1kg当たり0.
25g〜25g、好ましくは0.5 g〜12.5gの量で加える。
【0032】栄養学的活性は成体の動物にも認められた
ので、以下の量でコリン酸を配合することが適切であ
る。仕上げ段階の豚: 飼料1kg当たり0.1 g〜7.5
g、好ましくは0.2 g〜5.0 g。妊娠した豚: 飼料1
kg当たり0.20g〜25g、好ましくは0.25g〜15g。
【0033】以下、実施例に基づき本発明をより詳細に
説明する。
【0034】
【実施例】例1 ソルビン酸コリンの製造:75%濃度の塩化コリン溶液10
0 g(0.537mol)を装入する。これに、水86g中のソルビ
ン酸カリウム86gを加える。淡色の析出物が生ずる。50
℃及び30mbarで蒸留することによって、水を反応混合物
から除去する。得られたワックス様の残留物にエタノー
ル100ml 中を入れる。この反応混合物は一部溶解する。
生成した塩化カリウムが析出し、これを濾別する。蒸留
することによって母液からエタノールを除去する。再
び、ワックス様の析出物が得られ、これにまたエタノー
ル100ml を入れる。析出物が再び生じ、これも濾過によ
って除去する。減圧下にロータリーエバポレーターでエ
タノールを除去した後、ソルビン酸コリン121 gがワッ
クス様の残留物として得られる。 例2 50%濃度のソルビン酸コリン溶液を調製するために、例
1に記載のバッチに水121 gを加える。透明なソルビン
酸コリン溶液が得られる。次いで、得られた溶液は、飼
料上にもしくはプレミックス上に直接吹き付けるかまた
はそれらに直接混入することができる。 例3 例2で製造したソルビン酸コリン溶液を、タンブルミキ
サーを用いて同時に機械的に混合しながらパーライトに
ゆっくりと滴下することによって、キャリア材料に担持
されたソルビン酸コリンを調製した。この目的のため
に、パーライト10kgを混合機中に入れ、そしてソルビン
酸コリン溶液60kgを5kgずつ加える。 例4 プロピオン酸コリンの製造 75%濃度塩化コリン100 g(0.537mol)を装入する。これ
に、プロピオン酸40gを加える。この溶液に水酸化ナト
リウム21.5gを冷却しながら加える。50℃及び30bar で
蒸留することによってこの反応混合物から水を除去す
る。得られたワックス様残留物にエタノール100ml を入
れる。この反応混合物は一部溶解する。生成した塩化ナ
トリウムが析出するので、これを濾別する。蒸留するこ
とによって母液からエタノールを除去する。再びワック
ス様析出物が得られ、これにまたエタノール100ml を入
れる。析出物が再び生じ、これも濾過によって除去す
る。減圧下にロータリーエバポレーターでエタノールを
除去した後、プロピオン酸コリン95gが得られる。 例5 安息香酸コリンの製造 75%濃度の塩化コリン100 g(0.537mol)を装入する。こ
れに、安息香酸ナトリウム77.4gを加える。50℃及び30
mbarで蒸留することによってこの反応混合物から水を除
去する。得られたワックス様残留物にエタノール100ml
を入れる。この反応混合物は一部溶解する。生成した塩
化ナトリウムが析出するので、これを濾別する。蒸留す
ることによって母液からエタノールを除去する。再びワ
ックス様析出物が得られ、これにまたエタノール100ml
を入れる。析出物が再び生ずるので、これも濾過によっ
て除去する。減圧下にロータリーエバポレーターでエタ
ノールを除去した後、安息香酸コリン120 gが残留物と
して得られる。 例6 蟻酸コリンの製造 例4に記載の手順と類似して行う。75%濃度の塩化コリ
ン100 g(0.537mol)を装入する。これに蟻酸25gを加え
る。この溶液に水酸化ナトリウム21.5gを冷却しながら
加える。次いで、例4に記載の通り処理を進める。蟻酸
コリン80gが得られる。 例7 フマル酸コリンナトリウムの製造 例1に記載の手順と類似して行う。75%濃度の塩化コリ
ン100 g(0.537mol)を装入する。これにフマル酸二ナト
リウム86gを加える。次いで、例1に記載のように処理
を進める。フマル酸コリンナトリウム120 gが得られ
る。 例8 ソルビン酸コリン溶液(50%濃度)を、1kg当たりソル
ビン酸コリン2gの平均含有率が得られるように、以下
の組成(数値は%)の子豚用飼料上に連続的に吹き付け
る。
【0035】
【表1】
【0036】例9 蟻酸コリン溶液(50 %濃度) を、飼料1kg当たり蟻酸コ
リン2.2 gの含有率が得られるように以下の組成の子豚
用飼料に連続的に吹き付ける。
【0037】
【表2】
【0038】微生物活性 加えて、微生物試験では、75%濃度のソルビン酸コリン
溶液の良好な抗微生物活性が認められた。また、ソルビ
ン酸カリウム及び塩化コリンを使用した場合と比べて相
乗作用が認められたことは特に驚くべきことであった。
【0039】実験では、種々のカビを最適な成長条件で
培養し、そして標準寒天ウェル試験(阻止試験)におい
て、表1に記載の微生物に対する阻止作用を試験した。
この試験では、同一濃度の活性物質及びそれから調製し
た1:1水性希釈液をそれぞれ二度使用した。表に示し
た数値はmm単位の全阻止帯の大きさを表す。生じた遷移
域(transition zone) は僅かなものだったので、考慮し
ていない。
【0040】
【表3】
【0041】得られた結果により、単なる混合物と比べ
てソルビン酸コリンの優れた活性が確認される。能力向上 本発明の調製物の能力向上活性を試験するために、各
々、別個に生育した9頭の離乳した子豚(グループIは
10頭の動物)を用いて供餌実験を行った。三つの実験
グループの飼料を等エネルギーとなるように調製し、そ
して自由摂取で動物に与えた。血統、性または生重量か
らの影響を省くために、上記処置は、ランダムに選択し
た動物に対し行った。
【0042】ソルビン酸コリンの添加は、ソルビン酸コ
リンの添加分に等価なコーンスターチ及び水の添加分(
比率1:1)を混合物から除くことによってタンパク質及び
エネルギーの点で等価となるように行った。表2に、使
用した飼料ミックスの組成を示す。これらは、シリアル
及び抽出大豆粕を多量にそして魚粉及び大豆油を少量含
む実施において慣用の飼料ミックスである。これらは、
粗タンパク質を約19%、リシンを1.14%そして飼料1kg
当たり転換可能なエネルギー13.2MJ含む子豚用完全飼料
の標準品に相当する(表3)。
【0043】
【表4】
【0044】
【表5】
【0045】上記飼料混合物を、ペレットの形で自由摂
取で動物に与えた。飼料は毎日与え、食べられないで残
った飼料は一週間に二度再計量した。飲料水は、自動給
水器により常に取れるようにした。実験基準として、体
重の増加(一日当たりの成長速度)、飼料消費量及び飼
料利用効率(成長1g当たりの飼料摂取量)を測定し
た。
【0046】ソルビン酸コリンの含有率に基づき、0%
(添加せず)、0.1 %及び1.0 %の濃度で動物用飼料全
体に加えた。驚くべきことに、このように飼料にソルビ
ン酸コリンを添加することで、たとえ低濃度であって
も、子豚の成長に関して著しい効果が見られた。ソルビ
ン酸コリンの添加は、各々の場合に、成長速度を約3%
/日の割合で高め、そして特に経済的に重要である飼料
消費量は、グループIと比較して、最も高い投与率にお
いて著しく減少した。飼料利用効率もまた、ソルビン酸
コリンの添加後に全体的に向上し、この際、最も好まし
い結果は、1.0 %の投与率で達成された。この試験の結
果を表4にまとめる。
【0047】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23K 1/18 102 A23K 1/18 102A 102B (72)発明者 ニコ・エヌ・ラチェク ドイツ連邦共和国、ケルクハイム、シュヴ ァルツヴァルトストラーセ、15デー (72)発明者 クリストフ・モーレンコップ ドイツ連邦共和国、フランクフルト、ゼー バッハストラーセ、12 Fターム(参考) 2B005 BA01 BA05 DA00 EA01 GA01 GA02 GA06 MB09 NA20 2B150 AA02 AA03 AA05 AA07 AB01 AB10 BC01 CF08 DA23 DA32 DE10 4H006 AA01 AA03 AB10

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の式 choline+ - [ 式中、choline + はコリンカチオンでありそしてX -
    はソルビン酸アニオン、安息香酸アニオン、プロピオン
    酸アニオン、蟻酸アニオンまたはフマル酸アニオンであ
    る]で表される化合物。
  2. 【請求項2】 X - が、ソルビン酸アニオン、プロピオ
    ン酸アニオンまたは蟻酸アニオンである、請求項1の化
    合物。
  3. 【請求項3】 コリンハロゲン化物を、ソルビン酸、安
    息香酸、プロピオン酸、蟻酸及びフマル酸からなる群か
    ら選択される酸またはこれらの酸のうちの一つの塩と、
    塩基の存在下または不存在下に反応させ、次いで生成し
    た前記塩基のハロゲン化物を必要に応じて除去し、次い
    でコリン化合物を単離することを含む、請求項1に記載
    の化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の化合物を、飼料添加物
    としてまたは飼料プレミックスへの添加物として使用す
    る方法。
  5. 【請求項5】 豚の飼育及び仕上げに使用される請求項
    4の方法。
  6. 【請求項6】 繁殖用雌豚の飼育に使用される請求項4
    の方法。
  7. 【請求項7】 牛の飼育及び仕上げに使用される請求項
    4の方法。
  8. 【請求項8】 子羊の飼育及び仕上げに使用される請求
    項4の方法。
  9. 【請求項9】 羊の飼育及び仕上げに使用される請求項
    4の方法。
  10. 【請求項10】 鶏の飼育に使用される請求項4の方
    法。
  11. 【請求項11】 採卵鶏の飼育に使用される請求項4の
    方法。
  12. 【請求項12】 七面鳥の飼育に使用される請求項4の
    方法。
  13. 【請求項13】 食用魚の飼育及び維持に使用される請
    求項4の方法。
  14. 【請求項14】 小エビ[ クラゴン(Cragon)種] の飼育
    及び維持に使用される請求項4の方法。
  15. 【請求項15】 ペットの飼育及び扶養に使用される請
    求項4の方法。
  16. 【請求項16】 犬、猫、鳥、観賞魚及び小型齧歯類の
    飼育及び扶養に使用される請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 キャリア及びそれに担持された請求項
    1に記載の少なくとも一種の化合物を含む調製物。
  18. 【請求項18】 キャリアを0%を超えるが25重量%以
    下の割合で含む、請求項17の調製物。
  19. 【請求項19】 キャリアが、多孔構造を有する有機も
    しくは無機系の天然または合成材料からなる群から選択
    される、請求項17または18の調製物。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載の化合物を含む飼料。
  21. 【請求項21】 飼料を基準として0.15〜40g/kgの量で
    前記化合物を含む、請求項20の飼料。
  22. 【請求項22】 請求項17〜19のいずれか一つに記載の
    調製物を含む、請求項20または21の飼料。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載の化合物を含む、飼料
    添加物。
  24. 【請求項24】 請求項17〜19のいずれか一つに記載の
    調製物を含む、請求項23の飼料添加物。
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