JP2003267614A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003267614A
JP2003267614A JP2002075201A JP2002075201A JP2003267614A JP 2003267614 A JP2003267614 A JP 2003267614A JP 2002075201 A JP2002075201 A JP 2002075201A JP 2002075201 A JP2002075201 A JP 2002075201A JP 2003267614 A JP2003267614 A JP 2003267614A
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Risa Eguchi
利佐 江口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の排紙トレイを備える胴内排紙型の画像
形成装置において、用紙の取り出し性が良好であり、簡
単な構成の画像形成装置を提供する。 【解決手段】 上部排紙トレイ42が胴内空間部内を昇
降可能であり、折りたたみ可能な構成とし、さらに胴内
空間部内に収容部56を設け、上部排紙トレイ42を収
容可能する。または上部排紙トレイ42が下部排紙トレ
イ41と重なることで収容される構成としてもよい。さ
らに、上部排紙トレイ42の昇降を自動で行うよう制御
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター、スキャナー、あるいはこれらの複合
機等の画像形成装置であって、特に用紙が胴内空間部に
排紙される胴内排紙型の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成装置の排出部に関す
る技術として、装置の外部に突出していた排紙トレイを
装置本体の設置面積内に収まるように、装置本体に形成
した胴内空間部に配置(ウイングレス化)して、装置の
省スペース化を図った胴内排紙型の画像形成装置の技術
が知られている。近年ますます小型化し、胴内排紙型に
成りつつある画像形成装置には、さらに多様性が求めら
れ、コピー排紙部、ファックス送信排紙部等、排紙部を
複数設けてジョブ分けをする形式が多くなってきてい
る。しかし、排紙トレイをジョブ分けによって複数段構
えると、胴内空間部分は限られたスペースしかないた
め、排紙された用紙を取り出し難いという問題がある。
また、排紙部をジョブ分けする際に、排紙機構を増やさ
なくてはならないため、装置本体の構造も複雑となり、
部品点数も大幅に増えてしまうという問題がある。
【0003】特開2000−355458号公報に記載
の画像形成装置では、胴内空間部に複数段の排紙トレイ
を備え、排紙トレイを昇降可能に構成し、また排紙トレ
イの回転支点の反対側が降下するように構成されてい
る。このように構成することにより、上下部の排紙トレ
イ上に積載された用紙の取り出し性を向上及び装置本体
の高さを低く抑えることにより操作性を向上させてい
る。しかし、上部排紙トレイの使用頻度が少ない場合に
は上部の複数段の排紙トレイは胴内空間部底部の下部排
紙トレイに積載された用紙の取り出し性を悪くするとい
う問題があった。また、排紙機構を上下部に必要とする
ので、装置の機構が複雑であるという問題もあった。
【0004】また、特開平11−217150号公報に
記載の画像形成装置では、胴内空間部に上下位置関係で
排出された少なくとも2つの排紙トレイと、作像部から
搬送されてきた用紙を胴内空間部に排出するために上下
位置関係で配置された複数の排出口とを備えており、少
なくとも1つの排紙トレイが、上部排紙口の下方位置と
上部排紙口の上方位置との間で上下方向に移動可能に構
成されており、また、上部排紙トレイは使用頻度が少な
い場合は、スキャナ部の下部に設けられた排紙トレイを
収容する収容部に収容できるように構成されている。こ
のように構成することにより、排紙トレイ上に積載され
た用紙の取り出し性を向上させている。しかし、上部排
紙トレイがスキャナ下部の排紙トレイ収容部に収容され
た状態で上部排紙トレイに用紙を排出しようとするとき
には、上部排紙トレイを収容部から取り出してセットし
なければならず、手間がかかるという問題があった。ま
た、排紙機構を上下部に必要とするので、装置の機構が
複雑でコストがかかるという問題もあった。
【0005】また、特開2001−247246号公報
では、胴内空間部に備える複数の排紙トレイのうち、上
部排紙トレイをシートで形成し、巻き取ることにより収
納する構成である。しかし、シートが布やビニル樹脂等
で形成されるため、耐久性に問題があり、また、巻き取
り機構等を設けるため装置の機構が複雑でコストがかか
るという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点に鑑み、本
発明は、複数の排紙トレイを備える胴内排紙型の画像形
成装置において、用紙の取り出し性が良好であり、簡単
な構成の画像形成装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の本発明は、作像部により画像が形
成された用紙を、胴内空間部へ排紙する画像形成装置で
あって、胴内空間部1つに対して複数段の排紙トレイを
備える画像形成装置において、排紙トレイが、胴内空間
部内を昇降可能であり、画像形成装置に備えられた状態
で、折りたたみ可能であることを特徴とする画像形成装
置とする。請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、胴内空間部に収容部を設け、
排紙トレイを収容することを特徴とする画像形成装置と
する。請求項3に記載の本発明は、作像部により画像が
形成された用紙を、胴内空間部へ排紙する画像形成装置
であって、胴内空間部1つに対して複数段の排紙トレイ
を備える画像形成装置において、排紙トレイが、胴内空
間部内を昇降可能であり、胴内空間部底部と重なって収
容され、該収容された状態でも排紙される用紙の積載が
可能であることを特徴とする画像形成装置とする。請求
項4に記載の本発明は、請求項1ないし3のいずれかに
記載の画像形成装置において、排紙トレイの昇降を自動
で行うことを特徴とする画像形成装置とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下より、本発明の実施の形態に
ついて図に基づき説明する。図1は本発明に係わる胴内
排紙型の画像形成装置の一例を示す概略図である。図1
において、画像形成装置のほぼ中央部に作像部1が配置
され、そのすぐ下方に給紙部2が配置されている。給紙
部2は、図1中では2段の給紙カセット21からなるよ
うに図示されているが、必要に応じてカセット段数を増
減することは自在である。作像部1の上方には、胴内空
間部を隔てて原稿読み取りのためのスキャナ部3が設け
られている。作像部1とスキャナ部3との間の胴内空間
部は排紙部4として形成され、画像複写されたシートを
スタックするようになっている。作像部1内では、例え
ば有機感光体から成る感光体ドラム5の周囲に、ドラム
表面に帯電処理を行う帯電チャージャ6、画像情報を感
光体ドラム5上にレーザー光で照射する露光装置7、感
光体ドラム5上の静電潜像を可視像化する現像装置8、
感光体ドラム5上のトナー像をシートに転写する転写ロ
ーラ9、感光体ドラム5上の残留トナーを除去回収する
クリーニング装置10等が配置されている。さらに、画
像転写後のシートに対して定着処理を施す定着装置11
が、それら電子写真プロセス手段のシート搬送下流側に
配設されている。
【0009】2段の給紙カセットから成る給紙部2は、
複数の給紙カセット21に、異なるサイズ或いは異なる
載置向きのシートを収容している。給紙カセット21内
には、呼び出しローラ23へシートを持ち上げるための
底板22がそれぞれ取り付けられている。呼び出しロー
ラ23によって給紙カセット21から引き出されたシー
トは、送り出しローラ24を介してレジストローラ14
へ引き渡される。場合によっては、作像部1の装置筐体
15側方に蝶番支持され、回動開閉自在な手差しトレイ
16からレジストローラ14へ給紙される。
【0010】スキャナ部3ではコンタクトガラス32上
に載置された原稿(図示せず)の読み取り走査を行うた
めに、原稿証明用光源とミラーから成る読取走行体31
が移動するようになっている。読取走行体31により、
走査された画像情報は、レンズの後方に設けられた画像
読取装置33に、画像信号として読み込まれる。読み込
まれた画像信号は、デジタル化されて画像処理される。
画像処理された信号に基づいて、露光装置7のレーザー
ダイオード(LD、図示せず)を駆動し、該LDからレ
ーザー光をポリゴンミラーで反射した後、ミラーを介し
て、感光体ドラム5上に反射して、該感光体ドラム5上
に静電潜像を形成するものである。
【0011】作像部1上に排紙部4は、図1で見て手前
正面を除く三方が装置筐体15の形成する壁面によって
取り囲まれて構成されており、スキャナ部3を上方に持
ち上げ支持する状態となっている。その結果、画像形成
された用紙は画像形成装置の胴内に排紙されることにな
り、コピー対象が例えば機密文書であっても、その内容
が近くの人に盗み見され難くなる。図1の構成では作像
部1における用紙搬送の向きの関係から、裏面排紙され
るので、特に機密保持の点では優れている。また、排紙
部4には図1に示すように、装置筐体15上面に形成さ
れた、胴内空間部底部である下部排紙トレイ41と、そ
の上方に設けられた取り外し可能な上部排紙トレイ42
とによる上下2段の排紙トレイが設けられている。上部
排紙トレイ42は、必要に応じて、若しくは排紙部4と
して設定されたスペースの大きさによって複数設けるこ
とができる。このとき、中央基準で排紙口43から用紙
が排紙トレイ41、42に排紙される。
【0012】(第1実施形態)図2は本発明の実施形態
を詳細に示す構成図である。本発明では複数の排紙トレ
イを備えることが可能であるが、説明をわかりやすくす
るため、ここでは上部排紙トレイ42は1つだけで図示
する。上部排紙トレイ42を使用しない場合は、上部排
紙トレイ42は、胴内空間部の上方の下部排紙トレイ4
1に積載された用紙の取り出し性に影響のない場所に位
置しており、上部排紙トレイ42に排出された用紙を積
載する際は、上部排紙トレイ42を排紙口43の下方ま
で昇降させる。また、上部排紙トレイ42は取り外すこ
とも可能である。
【0013】図3は上部排紙トレイ42の固定部及び昇
降部を示す拡大図である。上部排紙トレイ42に設けら
れたハンドル50を手前側に引くと、上部排紙トレイ4
2に設けられた軸52が装置筐体15の止め54からは
ずれ、軸52が装置筐体15のレール53に沿って上下
へ昇降可能となる。昇降の下限は排紙口43よりも下に
設定する。上限は下部排紙トレイ41に積載された用紙
をできるだけ取り出しやすくするため、最上方であるこ
とが望ましい。止め54は昇降の下限、上限、及び所望
の使いやすい位置に設けることができる。上部排紙トレ
イ42が止め54の位置に昇降したら、ハンドル50を
持って軸52が止め54に入り込むまで押し込み、上部
排紙トレイ42を固定する。なお、固定する手段は、こ
こでは軸52と止め54であるが、マグネットによる固
定や、軸52を孔に差し込む固定等、上部排紙トレイ4
2が用紙の取り出し性に不具合のないように固定される
手段であれば、どのような手段で固定してもよい。
【0014】また、上部排紙トレイ42の排紙口43側
には軸52aがあり、画像形成装置本体は軸52aを挿
入するためのスリットを備えている。スリットは止め5
4と水平位置に対応して設けられている。上部排紙トレ
イ42が軸52を止め54に固定すると同時に、軸52
aをスリットに挿入し、上部排紙トレイ42が下方へ落
ちるのを防ぐ。なお、図中奥側にも上部排紙トレイ42
が下方へ落ちるのを防ぐ止め54又はスリット等の受け
を備える。また、上部排紙トレイ42の昇降をスムーズ
に行うため、ハンドル50とは別に、支えとなる補助ハ
ンドル51を上部排紙トレイ42の反対側に備えること
が望ましい。なお、上部排紙トレイ42の固定の機構
は、左右が逆(軸52と止め54が排紙口43側)の構
成であっても構わない。
【0015】図4は上部排紙トレイ42の一例である。
上部排紙トレイ42は、ハンドル50を水平方向に移動
させると回転支点60を中心にして折りたためる構成と
なっている。折りたたむ方向は左右だけでなく、図5に
示すように手前・奥側でもよい。下部排紙トレイ41に
積載された用紙が取り出し難いときに、上部排紙トレイ
42を折りたたむことにより、用紙の取り出し性を向上
させることができる。また、上部排紙トレイ42を使用
しない際にも、上部排紙トレイ42を折りたたむことに
より、上部排紙トレイ42を取り外す手間が省け、限ら
れた胴内空間部を広く有効に使用することができ、下部
排紙トレイ41に積載された用紙の取り出しが良好に行
える。なお、回転支点60は1箇所以上設けるのが好ま
しく、胴内空間部のスペースに応じて適宜選択すること
ができる。このような構成の画像形成装置とすることに
より、複数の排紙トレイを備え、かつ各排紙トレイの用
紙の取り出しも良好に行うことができる。
【0016】(第2実施形態)図6に示す画像形成装置
は第1実施形態と同様の構成であるが、さらに上部排紙
トレイ42を収容可能な収容部56を備えている。上部
排紙トレイ42を使用しない際は、回転支点60を中心
に折りたたみ、収容部へ収容する。また、収容部56に
は、収容部56の中が見えないよう構成されたカバー5
5が設けられている。図4では収容部56を図中左側に
構成したが、本発明の画像形成装置はこれに限定される
ものではなく、胴内空間部のどこに配置されてもよい。
上部排紙トレイ42を使用する際は、折りたたまれた上
部排紙トレイ42を収容部56から取り出し、用紙が積
載されるように配置する。本発明のような上部排紙トレ
イ42の収容部56を設けることで、排紙トレイの使用
頻度に左右されることなく、画像形成装置本体に胴内排
紙トレイを標準装備することができ、オプションとして
排紙トレイの増設をする必要もなくなる。さらに、手動
で簡単に取り出し・収容を行えるので、構成が簡略化さ
れ、コストを抑えることができる。また、このように構
成することにより、上部排紙トレイ42を使用しない際
に取り外す手間が省け、限られた胴内空間部を広く有効
に使用することができ、下部排紙トレイ41に積載され
た用紙の取り出し性が良好に行え、さらに、画像形成装
置本体も簡素化され見た目もよくなる。
【0017】(第3実施形態)また、図7に示すよう
に、上部排紙トレイ42を使用しない際は、上部排紙ト
レイ42を下部排紙トレイ41の上に重ねて収容できる
構成としてもよい。本実施形態では、上部排紙トレイ4
2と下部排紙トレイ41とは同形状であり、隙間なく重
ねる形状となっている。上部排紙トレイ42を使用する
際は、上方へ上部排紙トレイ42を持ち上げて固定す
る。上部排紙トレイ42の固定及び昇降の手段は、第1
実施形態及び第2実施形態と同様である。また、上部排
紙トレイ42は板状でもよいし、第1実施形態及び第2
実施形態のように折りたためる構成としてもよい。この
ように構成することにより、上部排紙トレイ42を使用
しない際に取り外す手間が省け、簡単な構成で限られた
胴内空間内を広く有効に使用することができ、下部排紙
トレイ41に積載された用紙の取り出し性が良好に行え
る。
【0018】(第4実施形態)図8、図9は第1実施形
態及び第2実施形態における上部排紙トレイ42の自動
昇降を行う際のフローチャートであり、図8は初期設
定、図9は排紙モードを示す。画像形成装置本体には、
上部排紙トレイ42が昇降する上限と下限の位置、且つ
排出口の下方の3箇所にセンサが備えられており、それ
らのセンサが上部排紙トレイ42の位置検知を行う。ま
た、本実施形態の画像形成装置本体には、上部排紙トレ
イ42の状態を検知するセンサが取り付けられている。
画像形成装置本体の電源がオンとなると、まず初期設定
で、上部排紙トレイ42の状態検知を行う。折りたたま
れているか又は収容された状態であると検知した場合に
は、上部排紙トレイ42は排出口に備えられていないも
のと判断し、排出される用紙はすべて下部排紙トレイ4
1へスタックされる。上部排紙トレイ42が排出口の上
方に位置すると検知した場合、上部排紙トレイ42はそ
のまま動かない。上部排紙トレイ42が排出口の下方に
あると検知した場合、上部排紙トレイ42は初期位置で
ある排出口上方に昇降する。上部排紙トレイ42の自動
昇降は、ラック、ベルト搬送等、上下の昇降可能なもの
であれば、どのような手段でもよい。上部排紙トレイ4
2に用紙積載の信号が送られてくると、位置検知を行
い、上部排紙トレイ42は初期位置から排出口の下方ま
で移動し、排出口から排出された用紙を上部排紙トレイ
42上にスタックする。下部排紙トレイ41に積載の信
号が送られてくると、位置検知を行い、上部排紙トレイ
42は排出口の上方まで移動し、排出された用紙は下部
排紙トレイ41に積載される。
【0019】(第5実施形態)図10及び図11は第3
実施形態における上部排紙トレイ42の自動昇降を行う
際のフローチャートであり、図10は初期設定、図11
は排紙モードを示す。画像形成装置本体には、上部排紙
トレイ42が昇降する上限と下限の位置、且つ排出口の
下方の3箇所にセンサが備えられており、それらのセン
サが上部排紙トレイ42の位置検知を行う。また、上部
排紙トレイ42には用紙有無検知のセンサが取り付けら
れており、上部排紙トレイ42上の用紙の有無の検知を
行う。画像形成装置本体の電源がオンとなると、まず初
期設定で上部排紙トレイ42の位置と、用紙積載の有無
を検知する。上部排紙トレイ42上に用紙が積載されて
いると検知した場合は、排出口の上方の上部排紙トレイ
42の上方にも空間ができる位置に昇降する。用紙が積
載されていないと検知した場合には、上部排紙トレイ4
2は上限まで上昇する。上部排紙トレイ42に用紙積載
の信号が送られてくると、位置検知を行い、上部排紙ト
レイ42は今ある位置から排出口の下方まで移動し、排
出口から排出された用紙を上部排紙トレイ42上にスタ
ックする。下部排紙トレイ41に積載の信号が送られて
くると、位置検知を行い、上部排紙トレイ42は排出口
の上方まで移動し、排出された用紙は下部排紙トレイ4
1に積載される。
【0020】また、上記自動昇降手段に加え、上部排紙
トレイ42に満杯検知の手段を備え、上部排紙トレイ4
2の積載枚数を超過しているかを検知する構成としても
よい。この場合、上部排紙トレイ42に用紙積載の信号
が送られてくると、排紙モードでまず満杯検知を行い、
積載枚数を超過していると判断されると、上部排紙トレ
イ42は排紙口43の上部へ昇降し、排紙は下部排紙ト
レイ42上に行われる。積載枚数を超過していないと判
断されると、上部排紙トレイ42は排紙口43の下方へ
昇降し、排紙される用紙を積載する。満杯検知は排紙中
も常に行い、排紙の途中で上部排紙トレイ42が積載枚
数を超過したと判断した場合、上部排紙トレイ42は排
紙口43の下方の位置から上方へ上昇する。このように
構成することにより、連続して排紙される用紙を止める
ことなく、連続的に下部排紙トレイ41に用紙をスタッ
クすることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明によれば、上部排紙トレイを折りたたみ可能とす
ることで、下部排紙トレイに積載された用紙の取り出し
が良好に行うことが可能な画像形成装置を提供すること
ができる。また、請求項2に記載の本発明によれば、折
りたたんだ上部排紙トレイを外観から目立たない場所へ
収容可能とすることで、下部排紙トレイに積載された用
紙の取り出しが良好に行えるだけでなく、胴内排紙トレ
イを低コストで標準装備可能とし、収容時の外観も美し
い画像形成装置を提供することができる。また、請求項
3に記載の本発明によれば、上部排紙トレイを下部排紙
トレイと重ねて収容可能とすることで、簡単な構成で下
部排紙トレイに積載された用紙の取り出しが良好に行
え、収容時の外観も美しい画像形成装置を提供すること
ができる。さらに、請求項4に記載の本発明によれば、
上部排紙トレイの昇降をすべて自動で行うことで、操作
性の向上した画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる胴内排紙型の画像形成装置の一
例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態における画像形成装置の
構成を示す図である。
【図3】上部排紙トレイの固定部及び昇降部を示す拡大
図である。
【図4】上部排紙トレイの折りたたみを示す一例であ
る。
【図5】上部排紙トレイの折りたたみを示す一例であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態における画像形成装置の
構成を示す図である。
【図7】本発明の第3実施形態における画像形成装置の
構成を示す図である。
【図8】本発明の第4実施形態における画像形成装置の
初期設定を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第4実施形態における画像形成装置の
排紙モードを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第5実施形態における画像形成装置
の初期設定を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第5実施形態における画像形成装置
の排紙モードを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 作像部 2 給紙部 3 スキャナ部 4 排紙部 5 感光体ドラム 6 帯電チャージャ 7 露光装置 8 現像装置 9 転写ローラ 10 クリーニング装置 11 定着装置 14 レジストローラ 15 装置筐体 16 手差しトレイ 21 給紙カセット 22 底板 23 呼び出しローラ 24 送り出しローラ 31 読取走行体 32 コンタクトガラス 33 画像読取装置 41 下部排紙トレイ 42 上部排紙トレイ 43 排紙口 50 ハンドル 51 補助ハンドル 52 軸 53 レール 54 止め 55 カバー 60 回転支点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作像部により画像が形成された用紙を、
    胴内空間部へ排紙する画像形成装置であって、胴内空間
    部1つに対して、複数段の排紙トレイを備える画像形成
    装置において、 排紙トレイが、胴内空間部内を昇降可能であり、画像形
    成装置に備えられた状態で、折りたたみ可能であること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 胴内空間部内に収容部を設け、排紙トレイを収容するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 作像部により画像が形成された用紙を、
    胴内空間部へ排紙する画像形成装置であって、胴内空間
    部1つに対して、複数段の排紙トレイを備える画像形成
    装置において、 排紙トレイが、胴内空間部内を昇降可能であり、胴内空
    間部底部と重なって収容され、該収容された状態でも排
    紙される用紙の積載が可能であることを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の画
    像形成装置において、 排紙トレイの昇降を自動で行うことを特徴とする画像形
    成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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