JP2003266487A - 射出成形用金型および射出成形方法 - Google Patents

射出成形用金型および射出成形方法

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JP2003266487A
JP2003266487A JP2002074343A JP2002074343A JP2003266487A JP 2003266487 A JP2003266487 A JP 2003266487A JP 2002074343 A JP2002074343 A JP 2002074343A JP 2002074343 A JP2002074343 A JP 2002074343A JP 2003266487 A JP2003266487 A JP 2003266487A
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cylindrical
mold
core
injection
molding
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JP2002074343A
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Yoshiharu Terada
好晴 寺田
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Noritake Co Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒状研削砥石の中心部を成すコア部を射出
成形する為の簡便で経済的な手段を提供する。 【解決手段】 第1金型12の第1形成面14と、第2
金型16の第2成形面18と、円柱状金型20の円筒状
形成面22と、円筒状砥石部68の内周面72とによっ
て形成された成形キャビティ48内にコア部70の材料
を射出することにより、上記円筒状砥石部68の内周側
に中央穴66を有するコア部70を好適に射出成形でき
ることに加え、いわゆる外枠として上記円筒状砥石部6
8を用いることにより、異なる外周径を備えた上記円筒
状砥石部68の内周側に上記コア部70を射出成形する
に際しても、一々異なる金型を用意する必要がない。す
なわち、円筒状研削砥石60、80、あるいは90の中
心部を成すコア部70を射出成形する為の簡便で経済的
な射出成形用金型10および射出成形方法を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒状研削砥石の
中心部を成すコア部を射出成形する為の射出成形用金型
および射出成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回転研削に利用される円筒状研削砥石が
様々な技術分野で多用されている。そのような円筒状研
削砥石として、例えば、砥粒が無機結合剤により結合さ
れて成るビトリファイド研削砥石や、砥粒が合成樹脂に
より結合されて成るレジノイド研削砥石などがある。従
来技術によれば、そのような円筒状研削砥石は、研削加
工に関与する円筒状砥石部のみならず、コア部と呼ばれ
る円筒状研削砥石の中心を形成する部分も円筒状砥石部
と同じ素材による一体構造であることが一般的であった
為、長時間使用することにより消耗し、使用に適さなく
なった円筒状研削砥石は再利用されることなく廃棄処分
され、研削加工に関与しないコア部に使用された砥石原
料は無駄となっていた。
【0003】そのような資源の濫用を防止するべく、本
発明者は、熱可塑性樹脂を材料に用いたコア部を有する
円筒状研削砥石とその製造方法および再利用方法を開発
した。特願2001−233140号の明細書などに記
載された発明がそれである。かかる発明によれば、研削
加工に用いるのに十分な強度を有するコア部を備えた円
筒状研削砥石を提供できることに加え、熱可塑性樹脂は
加熱により再度の成形が可能である為、長時間使用する
ことにより消耗し、使用に適さなくなった円筒状研削砥
石を回収し、円筒状砥石部とコア部とに分離した後、そ
のコア部をペレット状に粉砕することにより新たなコア
部の材料としての再利用が可能となる。更に、分離され
た上記円筒状砥石部は粉砕により新たな円筒状砥石部の
材料としての再利用が可能である為、円筒状研削砥石の
製造に必要とされる新たな材料が少なくて済み、結果と
して円筒状研削砥石の製造コストが低減され、円筒状研
削砥石のリサイクルが低廉なコストで実現される。
【0004】かかる円筒状研削砥石の製造においては、
上記円筒状砥石部と上記コア部とを予めそれぞれ個別に
形成し、その後たとえば合成樹脂結合剤などの接着剤を
用いてそれらを相互に固着する手段が一般的にとられて
いる。とりわけ、ダイヤモンド砥粒あるいはCBN砥粒
などの超砥粒を砥材として用いたセグメント型研削砥石
はそのようにして製造されるものが多く、上記超砥粒を
含む砥粒層を備えたセグメントチップが、たとえばスチ
ールあるいはFRP(fiber−reinforce
d plastics:繊維強化プラスチック)などの
材料から形成された円筒状コア部の外周面に固着される
ことにより、円筒状の研削面を備えたセグメント型研削
砥石が作製される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、たとえば炭化
ケイ素砥粒あるいは溶融アルミナ砥粒などの一般砥粒を
砥材として用いた円筒状研削砥石において、上述のよう
に円筒状砥石部とコア部とを予めそれぞれ個別に形成
し、それらを相互に固着する製造方法では、前記円筒状
砥石部と前記コア部とを相互に固着する前工程として、
それらの形状調整をおこなう必要がある為、作業が繁雑
であり製造コストが高くなりがちであった。そこで、本
発明者は、作業の簡略化および製造コストの低減化を意
図して、前記コア部を前記円筒状砥石部の内周側に射出
成形する技術を開発するべく、鋭意研究に取り組んでき
た。
【0006】ところで、一般的に、前記コア部の中央部
には、研削加工に際して前記円筒状研削砥石を研削機械
に取り付ける為の中央穴が設けられている。その中央穴
径あるいは前記円筒状砥石部の外周径などは、円筒状研
削砥石の種類によって様々に異なるものである為、前記
コア部を前記円筒状砥石部の内周側に射出成形する場
合、従来の技術によれば、製造される円筒状研削砥石の
それぞれの形状に応じて複数の射出成形用金型を用意す
る必要があった。複数の射出成形用金型は比較的高価な
ものである為、上述のように円筒状研削砥石の種類に応
じてかかる射出成形用金型を一々用意していたのでは採
算に合わず、そのような理由から前記コア部を前記円筒
状砥石部の内周側に射出成形する手段はほとんど用いら
れていないのが現状である。
【0007】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであり、その目的とするところは、円筒状研削砥
石の中心部を成すコア部を射出成形する為の簡便で経済
的な手段を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための第1の手段】かかる目的を達成
する為に、本第1発明の要旨とするところは、研削加工
に関与する円筒状砥石部を備えた円筒状研削砥石におい
て、その円筒状砥石部の内周側に形成された中央穴を有
するコア部を射出成形する為の射出成形用金型であっ
て、(a)その円筒状研削砥石の第1底面に対応する第
1形成面を有する第1金型と、(b)第2底面に対応す
る第2形成面を有する第2金型と、(c)中央穴に対応
する円筒状形成面を外周に有する円柱状金型とを備えて
構成され、前記円筒状砥石部が、その軸心が前記円柱状
金型の軸心と一致するように前記第1金型と第2金型の
間に挟んだ際に、前記第1金型の第1形成面と、前記第
2金型の第2形成面と、前記円柱状金型の円筒状形成面
と、前記円筒状砥石部の内周面とによって、前記コア部
を射出成形する為の成形キャビティを形成することを特
徴とするものである。
【0009】
【第1発明の効果】このようにすれば、前記第1金型の
第1形成面と、前記第2金型の第2成形面と、前記円柱
状金型の円筒状形成面と、前記円筒状砥石部の内周面と
によって形成された成形キャビティ内に前記コア部の材
料を射出することにより、前記円筒状砥石部の内周側に
中央穴を有するコア部を好適に射出成形できることに加
え、いわゆる外枠として前記円筒状砥石部を用いること
により、異なる外周径を備えた前記円筒状砥石部の内周
側に前記コア部を射出成形するに際しても、一々異なる
金型を用意する必要がない。すなわち、円筒状研削砥石
の中心部を成すコア部を射出成形する為の簡便で経済的
な射出成形用金型を提供することができる。
【0010】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記円柱状金型
は、前記第1金型あるいは前記第2金型に着脱可能に固
設されたものである。このようにすれば、前記円筒状砥
石部の内周側に異なる中央穴径を備えた前記コア部を射
出成形するに際しても、一々異なる金型を用意する必要
がなく、前記円柱状金型を交換するだけで足りるという
利点がある。
【0011】また、好適には、前記第1金型および第2
金型は、それぞれ所定の第1中子および第2中子が着脱
可能に固設されたものである。このようにすれば、成形
に際していわゆるひけ(冷却の過程で外部が早く固ま
り、内部に収縮による空隙または亀裂が生じる現象)を
発生させ難い所定の形状を備えた前記コア部を射出成形
することができることに加え、前記円筒状砥石部の内周
側に異なる形状を備えた前記コア部を射出成形するに際
しても、一々異なる金型を用意する必要がなく、前記第
1中子および第2中子を交換するだけで足りるという利
点がある。
【0012】また、好適には、前記第1金型および第2
金型は、少なくとも前記円筒状研削砥石における前記円
筒状砥石部と前記コア部との境界に対応する部分に、そ
れぞれシール部材を備えたものである。このようにすれ
ば、前記成形キャビティ内に射出されたコア部材料が前
記円筒状砥石部の底面あるいは外周面に浸み出すことな
く、より好適に前記コア部を射出成形することができる
という利点がある。
【0013】
【課題を解決するための第2の手段】また、前記目的を
達成する為に、本第2発明の要旨とするところは、研削
加工に関与する円筒状砥石部を備えた円筒状研削砥石に
おいて、その円筒状砥石部の内周側に形成された中央穴
を有するコア部を射出成形する為の射出成形方法であっ
て、前記円筒状研削砥石の第1底面に対応する第1形成
面を有する第1金型と、第2底面に対応する第2形成面
を有する第2金型と、中央穴に対応する円筒状形成面を
有する円柱状金型とを備えて構成された射出成形用金型
に、前記円筒状砥石部を、その軸心が前記円柱状金型の
軸心と一致するように前記第1金型と第2金型の間に挟
み、前記第1金型の第1形成面と、前記第2金型の第2
形成面と、前記円柱状金型の円筒状形成面と、前記円筒
状砥石部の内周面とによって形成された成形キャビティ
内に流動性樹脂材料を射出することにより、前記コア部
を射出成形することを特徴とするものである。
【0014】
【第2発明の効果】このようにすれば、前記第1金型の
第1形成面と、前記第2金型の第2成形面と、前記円柱
状金型の円筒状形成面と、前記円筒状砥石部の内周面と
によって形成された成形キャビティ内に前記コア部の材
料である流動性樹脂材料を射出することにより、前記円
筒状砥石部の内周側に中央穴を有するコア部を好適に射
出成形できることに加え、いわゆる外枠として前記円筒
状砥石部を用いることにより、異なる外周径を備えた前
記円筒状砥石部の内周側に前記コア部を射出成形するに
際しても、一々異なる金型を用意する必要がない。さら
に、前記円筒状砥石部と前記コア部とを別個に成形し、
それを相互に接着する方法に比べて工数が少なくて済む
という利点がある。すなわち、円筒状研削砥石の中心部
を成すコア部を射出成形する為の簡便で経済的な射出成
形方法を提供することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。なお、以下の説明に用いる図面に関
して、各部の寸法比等は必ずしも正確に描かれてはいな
い。
【0016】図1は、本第1発明の一実施例である射出
成形用金型10について説明する図であり、(a)は、
第2金型14に円筒状砥石部68を載置した様子をその
円筒状砥石部68の軸心方向から見た平面図、(b)
は、それにさらに第1金型12を含め、(a)の一点鎖
線で切断して示す断面図である。この図に示すように、
かかる射出成形用金型10は、円筒状研削砥石60の第
1底面62に対応する第1形成面14を有する第1金型
12と、第2底面64に対応する第2形成面18を有す
る第2金型16と、中央穴66に対応する円筒状形成面
22を外周に有する円柱状金型20と、上記円筒状研削
砥石60におけるコア部70の射出成形に際して、上記
円筒状砥石部68の配設位置を大まかに定める為の複数
(図では6つ)の仮留部材44と、上記円筒状砥石部6
8を把持して固定する為の一対の押圧部材46とを備え
て構成されている。
【0017】上記第1金型12は、たとえばスチールな
どの材料から直径約300mmφ×厚さ約30mm程度
の寸法を備えて形成された円盤状本体24における一方
の平面に、上記円筒状研削砥石60におけるコア部70
の射出成形に際してそのコア部70の一方の底面すなわ
ち上記第1底面62側の底面に対応する部分に設けられ
た所定形状の第1中子26と、上記円筒状砥石部68と
上記コア部70との境界に対応する部分を被覆するよう
に設けられたシール部材28とを備えて、上記円筒状研
削砥石60の第1底面62に対応する上記第1形成面1
4を構成している。上記第1中子26は、たとえば上記
円盤状本体24と同じ材料から成り、図1に示すように
複数(図では6つ)の部分円環状凸部30を備えて形成
されている。かかる部分円環状凸部30は、上記円筒状
研削砥石60におけるコア部70の射出成形に際して、
後述する第2金型16に設けられた第2中子36に備え
られた複数の部分円環状凸部40と周方向に交互となる
ように配設される。また、上記円盤状本体24および上
記第1中子26における所定の部分には、図1(b)に
示すように、上記コア部70を射出成形する為の成形キ
ャビティ48に流動性樹脂材料50を射出する為の開口
32が、上記円盤状本体24および上記第1中子26を
連通して設けられている。なお、図1(b)において、
その開口32は説明の便宜上、図1(a)の一点鎖線で
示す断面内に設けられているが、かかる開口32は、上
記流動性樹脂材料50を上記成形キャビティ内に効率よ
く射出できるように上記円盤状本体24および上記第1
中子26において予め設計された所定部分に設けられる
ものである。また、上記シール部材28は、たとえばア
スベストあるいはポリエチレンテレフタレートなどの軟
質性樹脂材料により、上記第1中子26の外周と上記円
盤状本体24との結合部分からその円盤状本体24の外
周に至るまでを被覆するように設けられたものである。
【0018】前記第2金型16は、たとえば前記第1金
型12と同じ材料から同程度の寸法を備えて形成された
円盤状本体34における一方の平面に、上記円筒状研削
砥石60におけるコア部70の射出成形に際してそのコ
ア部70の一方の底面すなわち前記第2底面64側の底
面に対応する部分に設けられた所定形状の第2中子36
と、前記円筒状砥石部68と上記コア部70との境界に
対応する部分を被覆するように設けられたシール部材3
8とを備えて、前記円筒状研削砥石60の第2底面64
に対応する前記第2形成面18を構成している。上記第
2中子36は、たとえば上記円盤状本体34と同じ材料
から成り、図1(a)の鎖線に示すように複数(図では
6つ)の部分円環状凸部40を備えて形成されている。
また、上記シール部材38は、たとえばアスベストある
いはポリエチレンテレフタレートなどの軟質樹脂材料に
より、上記第2中子36の外周と上記円盤状本体34と
の結合部分からその円盤状本体34の外周に至るまでを
被覆するように設けられたものである。また、上記円盤
状本体34と上記シール部材38における所定の部分に
は、図1に示すように、上記コア部70がその内周側に
成形された前記円筒状砥石部68を上記第2金型16か
ら取り外す為の複数本(図では4本)の棒状部材42
が、上記円盤状本体34および上記第2中子36を連通
して設けられている。
【0019】前記円柱状金型20は、たとえばスチール
などの材料から直径約101.6mmφ×高さ約20m
m程度の寸法を備えて形成されたものであり、前記第2
金型16における前記第2形成面18側に、たとえば図
示しないボルトなどによって着脱可能に固設されてい
る。かかる円柱状金型20と上記第2中子36の内周と
は、隙間が可及的に存在しないように密着させられてお
り、また、前記コア部70の射出成形に際しては、その
円柱状金型20における前記第1金型12側の端部と前
記第1中子26の内周とが、隙間が可及的に存在しない
ように密着させられる。
【0020】前記仮留部材44は、たとえばポリエチレ
ンテレフタレートなどの弾性を備えた合成樹脂材料から
円柱状に形成されたものであり、前記円筒状砥石部68
の外周面に当接させられるように本実施例の射出成形用
金型10に備えられている。また、前記一対の押圧部材
46は、同様にたとえばポリエチレンテレフタレートな
どの弾性を備えた合成樹脂材料から円弧状の当接部を備
えた板状に形成されたものであり、図1に示すように、
前記第1金型12および第2金型16から離隔された状
態で本実施例の射出成形用金型10に備えられており、
前記コア部70の射出成形に際しては、図示しない油圧
シリンダなどにより一定の圧力で前記円筒状砥石部68
の外周面に押圧され、その円筒状砥石部68を把持し固
定する。
【0021】図2(I)〜(V)は、本第2発明の一実施
例である前記円筒状砥石部68の内周側に前記コア部7
0を射出成形する射出成形方法を説明するそれぞれの工
程における断面図である。以下、その図2に基づいてか
かる射出成形方法について説明する。
【0022】図2に示す前記コア部70の射出成形に先
立って、前記円筒状砥石部68が作製される。先ず、た
とえば炭化ケイ素、溶融アルミナなどの一般砥粒と、酸
化ケイ素(SiO2)を主成分とするガラス質を形成す
る為の珪石粉、長石粉、粘土、ガラスフリットなどの混
合体から成る無機結合剤(ビトリファイドボンド)と、
成形時においてある程度の相互粘結力を発生させる為の
デキストリンなどの粘結剤と、必要に応じて混合される
クルミ粉や無機バルーンのような気孔形成剤とが所定の
重量比で混合される。たとえば、上記砥粒として粒度が
#60のWA(ホワイトアランダム)84重量部に対し
て、8重量部の無機結合剤、6重量部のクルミ粉、2重
量部のデキストリンが、たとえば混合機等により混合さ
れる。そのようにして混合された混合材料は、所定の金
型内に充填された状態でプレス機械によって比較的高圧
で加圧されることにより、図1に示すように穴あき円筒
状の成形体として形成される。次いで、その成形体が焼
成窯内において例えば1000〜1300℃の焼成温度
で焼結されることにより結合され、ビトリファイド砥石
組織を有するたとえば内径約136mmφ×外径約20
5mmφ×厚さ約19mmφ程度の寸法を備えた円筒状
砥石部68が作製される。なお、上記無機結合剤の化学
成分は、たとえばSiO2が60重量%、Al23が2
0重量%、Na23が5重量%、K2Oが5重量%、C
aOが3重量%、MgOが2重量%、B23が5重量%
とされたものである。
【0023】前記コア部70の射出成形では、先ず、前
述のように、前記円筒状砥石部68が、その軸心が前記
円柱状金型20の軸心と一致するように前記第2金型1
6の第2形成面18側に載置される。その際に、前記円
筒状砥石部68の配設位置は、前記複数の仮留部材44
により大まかに定められ、次いで前記一対の押圧部材4
6により把持されることにより、前記円柱状金型20と
同心となるように芯出しされて固定される。図2(I)
は、この状態を示し、続いて、図2(II)に示すよう
に、前記第1金型12が前記第2金型16および円柱状
金型20と嵌合させられて配設される。そのようにし
て、前記第1金型12の第1形成面14と、前記第2金
型16の第2形成面18と、前記円柱状金型20の円筒
状形成面22と、前記円筒状砥石部68の内周面72と
によって、前記コア部70を射出成形する為の成形キャ
ビティ48が形成される。
【0024】射出成形される前記コア部70の材料は、
たとえばナイロン6、ナイロン6−6、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリスチレン、あるいはいわゆる生分解性プ
ラスチックなどといったエンジニアリング・プラスチッ
クと同程度の強度を備えた熱可塑性樹脂材料であり、前
記円筒状研削砥石60に要求される特性などに応じて適
宜選択されて用いられる。本実施例では、約30体積%
の含有率でガラス充填材を含むポリブチレンテレフタレ
ート樹脂(商標名:ノバデュラン)を前記コア部70の
材料として用いた。
【0025】前記コア部70の射出成形に際しては、ペ
レット状の上記熱可塑性樹脂材料が図示しない樹脂射出
機のホッパ部に投入され、たとえば約250℃程度の温
度に加熱されて流動性樹脂材料50とされ、約100M
Pa程度の射出圧力をかけられることにより、図2(II
I)に示すように、上記成形キャビティ48内にたとえ
ば15mm/s程度の射出速度で射出される。この際、
流動性樹脂材料50の温度は上記樹脂射出機のノズル先
端部では約250℃程度、シリンダ後方部では約210
℃程度となる。また、前記射出成形用金型10の温度は
室温程度とされ、前記円筒状砥石部68の温度は約10
0℃程度となるように予熱されるのが好ましい。前記成
形キャビティ48内に射出された流動性樹脂材料50
は、たとえば約20秒程度で温度低下によって固化し、
前記円筒状砥石部68の内周側に前記コア部70が成形
される。射出成形されたコア部70における第1金型1
2側の底面すなわち前記円筒状研削砥石60の第1底面
62の形状は前記第1形成面14を形取ったものとな
り、第2金型16側の底面すなわち前記円筒状研削砥石
60の第2底面64の形状は前記第2形成面18を形取
ったものとなり、前記中央穴66の形状は前記円柱状金
型20の外周面22を形取ったものとなる。
【0026】続いて、図2(IV)に示すように、前記第
1金型12が取り外され、さらに図2(V)に示すよう
に、前記複数本の棒状部材42が前記第2金型16の第
2形成面18側に突出させられることにより、その内側
に前記コア部70が成形された前記円筒状砥石部68が
前記第2金型16から脱型させられる。そのようにして
脱型されたその内側に前記コア部70が成形された前記
円筒状砥石部68は、その温度が室温まで低下したとこ
ろで前記円筒状砥石部68の外周面と、前記第1底面6
2および第2底面64に仕上加工が施される。かかる一
連の工程によって、前記円筒状研削砥石60が作製され
る。
【0027】図3は、そのようにして作製された前記円
筒状研削砥石60を示す図であり、(a)は、その第1
底面62に垂直な方向から見た平面図、(b)は、
(a)の一点鎖線で切断して矢印の方向から見た視断面
図である。かかる円筒状研削砥石60は、たとえば外径
約205mmφ×厚さ約19mm×内径約101.6m
mφ程度の寸法を備えたものであり、前記コア部70の
外径すなわち前記円筒状砥石部68の内径は約136m
mφ程度である。この図3に示すように、前記円筒状研
削砥石60における前記コア部70には、その第1底面
62側に設けられた部分円環状凹部74および第2底面
64側に設けられた部分円環状凹部76とが周方向に交
互となるように形成されている。これらはそれぞれ前記
第1金型12に備えられた前記第1中子26の円環状凸
部30および前記第2金型16に備えられた前記第2中
子36の円環状凸部40を形取ったものであり、前記コ
ア部70がかかる形状とされることにより、そのコア部
70の内径あるいは外径といった寸法を変更することな
く且つ研削加工に用いられるのに必要な強度を維持しな
がら前記コア部70の肉厚を薄くすることができる。た
とえば、図3に示す前記コア部70においては、その肉
厚が1.5〜3.0mm程度とされている。物質は一般
に温度低下によりその体積が収縮する為、射出成形に際
してはいわゆるひけの発生が問題となるが、そのように
肉厚の薄い前記コア部70であれば、かかるひけを発生
させ難い。また、前記円筒状砥石部68の熱膨張係数は
たとえば3〜6×10-6程度であり、前記熱可塑性樹脂
材料の熱膨張係数はたとえば2〜10×10-5程度と差
があるので、一般的な形状のコア部を射出成形した場合
は固化に伴う熱収縮により、前記円筒状砥石部68から
剥離するといった不具合が生じる可能性があるが、上述
のような形状のコア部70を備えた円筒状研削砥石60
ではかかる不具合が発生し難い。さらに、前記円筒状砥
石部68が使用により劣化し、研削加工に用いることが
できなくなった前記円筒状研削砥石60の前記コア部7
0は、粉砕してペレット状にすることにより、新たなコ
ア部70の材料として再利用が可能であるが、上述のよ
うに肉厚の薄い前記コア部70であれば粉砕が容易であ
り、より簡便に前記円筒状研削砥石60を再利用でき
る。
【0028】図4は、本実施例の射出成形用金型10お
よび射出成形方法を用いて作製された他の円筒状研削砥
石80を説明する図であり、(a)は、その底面に垂直
な方向から見た平面図、(b)は、(a)の一点鎖線で
切断して矢印の方向から見た視断面図である。この図に
示すように、上記円筒状研削砥石80におけるコア部8
2には、複数(図では12個)の部分円環状貫通穴84
が設けられている。また、図5は、本実施例の射出成形
用金型10および射出成形方法を用いて作製されたさら
に別の円筒状研削砥石90を説明する図であり、(a)
は、その底面に垂直な方向から見た平面図、(b)は、
(a)の一点鎖線で切断して矢印の方向から見た視断面
図である。この図に示すように、上記円筒状研削砥石9
0におけるコア部92には、その両側の底面に所定の深
さを備えて形成された円環状の溝部94と、複数(図で
は4つ)の貫通穴96とが設けられている。このよう
に、本実施例の射出成形用金型10および射出成形方法
を用いて作製される円筒状研削砥石は、研削加工の態様
あるいは研削加工に際しての被削材などに応じて、その
内径すなわち中央穴56の寸法、外径すなわち前記円筒
状砥石部58の外径、厚み、あるいはコア部の形状とい
ったものが適宜変更されるものであるが、本実施例の射
出成形用金型10は、前記円柱状金型20、前記第1中
子26、および前記第2中子36が着脱可能とされたも
のである為、そのように円筒状研削砥石の内径、外径、
厚み、あるいはコア部の形状などが変更された場合であ
っても、一々異なる金型を用意する必要がなく、同一の
射出成形用金型10により前記コア部70、82、ある
いは92を射出成形できるのである。なお、前記第1中
子26および第2中子36には、射出成形されるコア部
に所望の形状を与える為にリブ構造やラーメン構造の中
子が適宜設計されて用いられることは言うまでもない。
【0029】このように、本実施例によれば、前記第1
金型12の第1形成面14と、前記第2金型16の第2
成形面18と、前記円柱状金型20の円筒状形成面22
と、前記円筒状砥石部68の内周面72とによって形成
された成形キャビティ48内に前記コア部70、82、
あるいは92の材料を射出することにより、前記円筒状
砥石部68の内周側に中央穴66を有するコア部70、
82、あるいは92を好適に射出成形できることに加
え、いわゆる外枠として前記円筒状砥石部68を用いる
ことにより、異なる外周径を備えた前記円筒状砥石部6
8の内周側に前記コア部70、82、あるいは92を射
出成形するに際しても、一々異なる金型を用意する必要
がない。さらに、前記円筒状砥石部68と前記コア部7
0とを別個に成形し、それを相互に接着する方法に比べ
て工数が少なくて済むという利点がある。すなわち、円
筒状研削砥石60、80、あるいは90の中心部を成す
コア部70、82、あるいは92を射出成形する為の簡
便で経済的な射出成形用金型10および射出成形方法を
提供することができる。
【0030】また、好適には、前記円柱状金型20は、
前記第1金型12あるいは前記第2金型16に着脱可能
に固設されたものである為、前記円筒状砥石部68の内
周側に異なる中央穴66径を備えた前記コア部70、8
2、あるいは92を射出成形するに際しても、一々異な
る金型を用意する必要がなく、前記円柱状金型20を交
換するだけで足りるという利点がある。
【0031】また、好適には、前記第1金型12および
第2金型16は、それぞれ所定の第1中子26および第
2中子36が着脱可能に固設されたものである為、成形
に際していわゆるひけを発生させ難い所定の形状を備え
た前記コア部70、82、あるいは92を射出成形する
ことができることに加え、前記円筒状砥石部68の内周
側に異なる形状を備えた前記コア部70、82、あるい
は92を射出成形するに際しても、一々異なる金型を用
意する必要がなく、前記第1中子26および第2中子3
6を交換するだけで足りるという利点がある。
【0032】また、好適には、前記第1金型12および
第2金型16は、少なくとも前記円筒状研削砥石60、
80、あるいは90における前記円筒状砥石部68と前
記コア部70、82、あるいは92との境界に対応する
部分に、それぞれシール部材28および38を備えたも
のである。このようにすれば、前記成形キャビティ48
内に射出された流動性樹脂材料50が前記円筒状砥石部
68の底面あるいは外周面に浸み出すことなく、より好
適に前記コア部70、82、あるいは92を射出成形す
ることができるという利点がある。
【0033】また、前記円筒状砥石部68の内周側に前
記流動性樹脂材料50を直接射出成形することにより、
その流動性樹脂材料50が前記円筒状砥石部68の内周
面における気孔あるいは窪みに若干浸み込み、そのよう
にして固化した後にいわゆるアンカー効果(接着剤が被
着材の表面にある空隙に浸入固化し、くぎまたはくさび
のような働きをする現象)により前記円筒状砥石部68
と前記コア部70とが、研削加工に際しての回転方向に
おいて優れた結合力を有して相互に結合させられるとい
う利点がある。
【0034】以上、本発明の好適な実施例について図面
に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、さらに別の態様においても実施され
る。
【0035】たとえば、前述の実施例において、前記円
筒状砥石部68には砥材として炭化ケイ素砥粒、溶融ア
ルミナ砥粒などのいわゆる一般砥粒が用いられていた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば
ダイヤモンド砥粒あるいはCBN砥粒などのいわゆる超
砥粒が用いられてもよい。また、前述の実施例では、砥
粒を相互に結合する為の結合剤としてガラス質結合剤を
用いたビトリファイド研削砥石について説明したが、本
発明は、たとえば合成樹脂結合剤などを用いたレジノイ
ド研削砥石に適用されても当然に構わない。なお、その
ように合成樹脂結合剤による結合組織を有する円筒状砥
石部の内周側に前記コア部70、82、あるいは92を
射出成形する際には、その円筒状砥石部の合成樹脂結合
剤による結合組織が溶融しないように、前記射出成形用
金型10をより厳密に温度管理する必要がある。
【0036】また、前述の実施例において、前記円柱状
金型20は前記第2金型16に固設されたものであった
が、これは前記第1金型12に固設されるものであって
もよく、あるいは、予め前記第1金型12あるいは第2
金型16に固設されてはおらず、射出成形に際してその
軸心が前記円筒状砥石部68の軸心と一致するように前
記第1金型12と第2金型16の間に挟まれるものであ
ってもよい。さらには、前記第1金型12および第2金
型16のそれぞれに、分割された前記円柱状金型20が
固設され、射出成形に際してそれらが互いに当接あるい
は嵌合させられることにより、前記円筒状形成面22を
形成するものであっても構わない。
【0037】また、前述の実施例において、成形キャビ
ティ48に流動性樹脂材料を射出する為の開口32は、
前記第1金型12に設けられていたが、これは第2金型
16あるいは円柱状金型20に設けられたものであって
もよい。さらには、前記第1金型12、第2金型16、
および円柱状金型20の内、2つ以上の部材にそれぞれ
設けられたものであっても構わない。
【0038】また、前記第2金型16は、前記コア部7
0が成形された後に前記円筒状研削砥石60を取り外す
為の複数本の棒状部材42を備えていたが、これらは必
ずしも設けられる必要はない。さらに、前記第1金型1
2および第2金型16には、その第1中子26および第
2中子36の外周から前記円盤状本体24および34の
外周に至るまで、シール部材28および38がそれぞれ
設けられていたが、かかるシール部材28および38
は、少なくとも前記円筒状研削砥石60における前記円
筒状砥石部68と前記コア部70との境界に対応する部
分を被覆するものであればよく、必ずしも前記円盤状本
体24および34の外周に至るまで設けられる必要はな
い。
【0039】その他一々例示はしないが、本発明はその
趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えら
れて実施されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1発明の一実施例である射出成形用金型に
ついて説明する図であり、(a)は、第2金型に円筒状
砥石部を載置した様子をその円筒状砥石部の軸心方向か
ら見た平面図、(b)は、それにさらに第1金型を含
め、(a)の一点鎖線で切断して示す断面図である。
【図2】本第2発明の一実施例である前記円筒状砥石部
の内周側に前記コア部を射出成形する射出成形方法を説
明するそれぞれの工程における断面図である。
【図3】本実施例の射出成形用金型により前記コア部を
射出成形された前記円筒状研削砥石を示す図であり、
(a)は、その第1底面に垂直な方向から見た平面図、
(b)は、(a)の一点鎖線で切断して矢印の方向から
見た視断面図である。
【図4】本実施例の射出成形用金型により他のコア部を
射出成形された前記円筒状研削砥石を示す図であり、
(a)は、その底面に垂直な方向から見た平面図、
(b)は、(a)の一点鎖線で切断して矢印の方向から
見た視断面図である。
【図5】本実施例の射出成形用金型によりさらに別のコ
ア部を射出成形された前記円筒状研削砥石を示す図であ
り、(a)は、その底面に垂直な方向から見た平面図、
(b)は、(a)の一点鎖線で切断して矢印の方向から
見た視断面図である。
【符号の説明】
10:射出成形用金型 12:第1金型 14:第1形成面 16:第2金型 18:第2形成面 20:円柱状金型 22:円筒状形成面 26:第1中子 28、38:シール部材 36:第2中子 48:成形キャビティ 50:流動性樹脂材料 60、80、90:円筒状研削砥石 62:第1底面 64:第2底面 66:中央穴 68:円筒状砥石部 70、82、92:コア部
フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AA13 AA24 AA28 AA29 AD02 AD12 AG08 AH05 CA11 CB01 CB12 CK11 CK42 CK52 CK81 CQ05 4F206 AA13 AA24 AA28 AA29 AD02 AD12 AH05 JA07 JB12 JF05 JF35 JL02 JN25 JQ81

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研削加工に関与する円筒状砥石部を備え
    た円筒状研削砥石において、該円筒状砥石部の内周側に
    形成された中央穴を有するコア部を射出成形する為の射
    出成形用金型であって、 該円筒状研削砥石の第1底面に対応する第1形成面を有
    する第1金型と、第2底面に対応する第2形成面を有す
    る第2金型と、中央穴に対応する円筒状形成面を外周に
    有する円柱状金型とを備えて構成され、 前記円筒状砥石部が、その軸心が前記円柱状金型の軸心
    と一致するように前記第1金型と第2金型の間に挟んだ
    際に、前記第1金型の第1形成面と、前記第2金型の第
    2形成面と、前記円柱状金型の円筒状形成面と、前記円
    筒状砥石部の内周面とによって、前記コア部を射出成形
    する為の成形キャビティを形成することを特徴とする射
    出成形用金型。
  2. 【請求項2】 前記円柱状金型は、前記第1金型あるい
    は前記第2金型に着脱可能に固設されたものである請求
    項1の射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 前記第1金型および第2金型は、それぞ
    れ所定の第1中子および第2中子が着脱可能に固設され
    たものである請求項1または2の射出成形用金型。
  4. 【請求項4】 前記第1金型および第2金型は、少なく
    とも前記円筒状研削砥石における前記円筒状砥石部と前
    記コア部との境界に対応する部分に、それぞれシール部
    材を備えたものである請求項1から3の何れかの射出成
    形用金型。
  5. 【請求項5】 研削加工に関与する円筒状砥石部を備え
    た円筒状研削砥石において、該円筒状砥石部の内周側に
    形成された中央穴を有するコア部を射出成形する為の射
    出成形方法であって、 前記円筒状研削砥石の第1底面に対応する第1形成面を
    有する第1金型と、第2底面に対応する第2形成面を有
    する第2金型と、中央穴に対応する円筒状形成面を有す
    る円柱状金型とを備えて構成された射出成形用金型に、
    前記円筒状砥石部を、その軸心が前記円柱状金型の軸心
    と一致するように前記第1金型と第2金型の間に挟み、
    前記第1金型の第1形成面と、前記第2金型の第2形成
    面と、前記円柱状金型の円筒状形成面と、前記円筒状砥
    石部の内周面とによって形成された成形キャビティ内に
    流動性樹脂材料を射出することにより、前記コア部を射
    出成形することを特徴とする射出成形方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105196476A (zh) * 2015-10-28 2015-12-30 耐力股份有限公司 电机转子铁心槽孔填充装置

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