JP2003266368A - 野菜カッター - Google Patents

野菜カッター

Info

Publication number
JP2003266368A
JP2003266368A JP2002069507A JP2002069507A JP2003266368A JP 2003266368 A JP2003266368 A JP 2003266368A JP 2002069507 A JP2002069507 A JP 2002069507A JP 2002069507 A JP2002069507 A JP 2002069507A JP 2003266368 A JP2003266368 A JP 2003266368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vegetables
cutting
vertical
vegetable
cutting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002069507A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Matsumoto
英司 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002069507A priority Critical patent/JP2003266368A/ja
Publication of JP2003266368A publication Critical patent/JP2003266368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易且つコンパクトな構成であって、大量の漬
物用、調理用等の野菜を効率よく、しかもある程度の均
一性を持って縦横にカットすることができる野菜カッタ
ーを提供することを課題とする。 【解決手段】野菜を縦方向に複数にカットする縦切り手
段5と、前記縦切り手段5の下に連設されて前記縦方向
にカットされた野菜を横方向に複数にカットする横切り
手段11とから成り、前記横切り手段11は、前記縦方
向にカットされた野菜を落とし込むポケット12を複数
有していて、そこに野菜を受け入れた後所定角度回転す
ることによって野菜を横方向に数段にカットすることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は野菜カッター、より
詳細には、例えば漬物製造工場、食品調理工場等におい
て、キュウリ、ナス、大根等の野菜をある程度の均一性
を持って縦横にカットする野菜カッターに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】野菜の漬物工場においては、大量のキュ
ウリ、ナス、大根等の漬物用野菜を適宜サイズにカット
する作業が行われる。この作業は、縦方向に複数に分割
する縦切り工程と横方向に複数に分割する横切り工程の
2つの工程を経て行われるが、この2つの工程は分離さ
れていて、通例、先ず、縦切り工程で複数に分割した
後、コンベアで横切り工程部に送り込み、そこにおいて
横に複数に分割する。
【0003】このような方法によった場合、縦切り工程
で分割された野菜片は、横切り工程への搬送中にバラバ
ラとなってまとまりを欠くため、横切りされる部位が均
一とならず、その結果、カットされた野菜片のサイズに
バラつきが生じ、端部が無駄となる場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
漬物用、調理用等の野菜の大量カット方法によった場合
は、カットサイズが不均一となるという問題があったの
で、本発明はそのような問題のない、即ち、簡易且つコ
ンパクトな構成であって、大量の漬物用、調理用等の野
菜を効率よく、しかもある程度の均一性を持って縦横に
カットすることができる野菜カッターを提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、野菜を縦方向
に複数にカットする縦切り手段と、前記縦切り手段の下
に連設されて前記縦方向にカットされた野菜を横方向に
複数にカットする横切り手段とから成り、前記横切り手
段は、前記縦方向にカットされた野菜を落とし込むポケ
ットを複数有していて、そこに野菜を受け入れた後所定
角度回転することによって野菜を横方向に数段にカット
することを特徴とする野菜カッター、を以て上記課題を
解決した。
【0006】好ましくは、前記縦切り手段が、所定角度
置きに配置されると共に、互いに接触し合わないように
段違いに配置された複数の垂直方向回転刃とされ、前記
縦切り手段が、野菜投入口を備えたケースを有し、前記
野菜投入口の上端から前記ケース底部の前記ポケットの
入口近傍にまで延びる野菜支持手段を設けたものとされ
る。
【0007】また、前記横切り手段が、前記ポケットを
構成するための透孔を複数設けたディスクを、前記透孔
を上下方向に連通させ、且つ、各ディスク間に所定の間
隙を保持して複数積層した積層ディスクと、前記間隙内
に臨む切刃を複数段に配した固定刃とから成るものとさ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
依拠して説明する。図1は本発明に係る野菜カッターの
斜視図、図2はその平面図、図3はその縦断面図であっ
て、それは、上段に配置される縦切り部1と、下段に配
置される横切り部2とから成る。
【0009】縦切り部1は、上面に野菜投入口3を有す
る上部ケース4内に、複数の回転カッター5を配設した
ものである。回転カッター5は、野菜の縦方向分割数に
対応する数だけ、等角度置きに配置するが、互いに接触
し合わないように段違いにする(図3参照)。各回転カ
ッター5は、それぞれ個別のモーター6で、同一方向に
同一速度にて回転駆動される。
【0010】上部ケース4の底面は、全面開口としても
よいし、野菜落下用開口を設けた底板7を備えるように
してもよい。
【0011】キュウリのように細い野菜用とする場合に
は、上部ケース4の野菜投入口3に、その上端から上部
ケース4の底部にまで延びて、投入されて縦切りされた
野菜を確実に、後述する横切り部2のポケット12に導
入するための野菜支持手段が設置される。野菜支持手段
は、例えば、複数本の金属棒8を筒状に配して構成され
る。その場合、各金属棒8は、交叉する回転カッター5
に接触しないようにその間に配置される(図2参照)。
【0012】横切り部2は、下部ケース10内に、積層
ディスク11と固定刃18とを設置して成る。積層ディ
スク11は、縦切りされた野菜を導入するポケット12
を形成するための透孔12aを複数設けたディスク13
を多数段、各ディスク13間に所定の間隙14を保持し
て積層し、中心部を回転軸15で連結して成る。
【0013】各ディスク13の厚みは、カット幅に応じ
て厚くなったり、薄くなったりする。回転軸15は、下
部ケース10の底面に取り付けられたモーターケース1
6内のステッピングモーターに連結され、間欠的に回転
駆動される。
【0014】固定刃18は、複数段に配置されてディス
ク13間の間隙14内に挿入される切刃19から成る。
切刃19は、図1に示した例では総ての間隙14内に配
置されているが、例えば、後述する大根のように長尺の
ものの場合には、多くの場合下半部、あるいは、下から
約3分の1の部分にのみ配設される(図3参照)。
【0015】切刃19は、複数のポケット12の内、1
つのポケット12内にのみ位置する。換言すれば、固定
刃18は下部ケース10の内底面に固定されていて各切
刃19が変位することはなく、積層ディスク11の回転
に伴ない、その1回転につき1度、各ポケット12が切
刃19の刃の位置に到来し、その際にポケット12内の
野菜がカットされる(図5、図6参照)。
【0016】積層ディスク11の底面部には、受け板2
1が配備される。この受け板21は、各ポケット12の
底面を閉塞して野菜を受けるものであるが、一部分のみ
切欠かれる。この切欠部22は、カット済みの野菜を落
下させて排出口23に導くためのものである。図示して
ないが、好ましくは受け板21に圧力センサー等のセン
サーを設置し、ポケット12内における野菜の有無を検
出し得るようにする。
【0017】上記構成において、例えば、キュウリを縦
に4分割すると共に横に3分割して12個に切り分ける
場合について説明すると、キュウリを野菜投入口3に投
入すると、キュウリは垂直方向に回転する回転カッター
5によって縦に4分割され(図7(B))、金属棒8に
支持されてポケット12内に送り込まれる。
【0018】キュウリがポケット12内に落ちると、上
記センサーからの信号を受けてステッピングモーターが
始動し、積層ディスク11を所定角度(ポケット12が
6個の場合は60度)回転させる。そして、キュウリの
入ったポケット12が固定刃18の位置に到来すると、
固定状態の切刃19に向かってキュウリが円弧状に移動
することにより、キュウリは上下2個所を横切りされ、
計12個に分割される(図7(C))。
【0019】この場合切刃19は2段あれば足りるが、
ディスク13の厚さによっては、切刃19が2段以上あ
る場合において、下から2つの切刃19のみを使用する
ということも可能である。
【0020】次に、大根を縦方向に4分割すると共に、
薄く多段に横切りする場合について説明する。このよう
な場合には、横切りする数だけ切刃19を用意する方法
もあるが、その方法の場合は固定刃18が複雑化してか
なりコストが嵩むことになって不経済であるので、普通
は、横切り工程を複数回(通例2〜3回)に分けるよう
にする。
【0021】そのためには、固定刃18の最上段の切刃
19を、受け板21の切欠部22を越えて延長する(図
9参照)。これによった場合、上記キュウリの場合と同
様にして縦切りされてポケット12に落ちた大根(図8
(B))は、積層ディスク11の回転に伴って、先ず、
その下部が切刃19によって薄く多段に横切りされる
(図8(C)、図9の左から2番目のポケット12参
照)。その際その上中間部30は、最上段の切刃19上
に乗り、積層ディスク11の回転に伴ってそのまま切刃
19の延長部19aへ移動するが、その際に、横切りさ
れて細分化された下部が、切欠部22から落ち(図8
(D)、図9の右から2番目のポケット参照)、排出口
23に出る(図9)。
【0022】延長部19a上に残った上中間部30は、
その後積層ディスク11の回転に伴って延長部19aか
ら外れ、当該ポケット12内を落下して受け板21上に
落ちる(図9の一番右のポケット12参照。上中間部3
0は、その後上記と同じ工程を経て、その中間部31が
細分化されて排出され(図8(E))、上部32のみが
受け板21上に残り、更に1回転した後に、上部32も
細分化されて排出される。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、簡易な
構成であって、同種の野菜に対して常に同じ条件にてカ
ット作業がなされるので、大量の漬物用、調理用等の野
菜を効率よく、しかもある程度の均一性を持って縦横に
カットすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る野菜カッターの構成例を示す一部
切開斜視図である。
【図2】本発明に係る野菜カッターの構成例を示す一部
切開平面図である。
【図3】本発明に係る野菜カッターの構成例を示す一部
切開縦断面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】図3におけるB−B線断面図である。
【図6】図3におけるC−C線断面図である。
【図7】本発明に係る野菜カッターによるキュウリのカ
ット例を示す図である。
【図8】本発明に係る野菜カッターによる大根のカット
例を示す図である。
【図9】本発明に係る野菜カッターによる大根のカット
方法を示す図である。
【符号の説明】
1 縦切り部 2 横切り部 3 野菜投入口 4 ケース 5 回転カッター 6 モーター 7 底板 8 金属棒 10 下部ケース 11 積層ディスク 12 ポケット 12a 透孔 13 ディスク 14 間隙 15 回転軸 16 モーターケース 18 固定刃 19 切刃 19a 延長部 21 受け板 22 切欠部 23 排出口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野菜を縦方向に複数にカットする縦切り
    手段と、前記縦切り手段の下に連設されて前記縦方向に
    カットされた野菜を横方向に複数にカットする横切り手
    段とから成り、前記横切り手段は、前記縦方向にカット
    された野菜を落とし込むポケットを複数有していて、そ
    こに野菜を受け入れた後所定角度回転することによって
    野菜を横方向に数段にカットすることを特徴とする野菜
    カッター。
  2. 【請求項2】 前記縦切り手段が、所定角度置きに配置
    されると共に、互いに接触し合わないように段違いに配
    置された複数の垂直方向回転刃である請求項1に記載の
    野菜カッター。
  3. 【請求項3】 前記縦切り手段が、野菜投入口を備えた
    ケースを有し、前記野菜投入口の上端から前記ケース底
    部の前記ポケットの入口近傍にまで延びる野菜支持手段
    を設けて成る請求項1又は2に記載の野菜カッター。
  4. 【請求項4】 前記横切り手段が、前記ポケットを構成
    するための透孔を複数設けたディスクを、前記透孔を上
    下方向に連通させ、且つ、各ディスク間に所定の間隙を
    保持して複数積層した積層ディスクと、前記間隙内に臨
    む切刃を複数段に配した固定刃とから成る請求項1乃至
    3のいずれかに記載の野菜カッター。
  5. 【請求項5】 前記固定刃の切刃が、前記積層ディスク
    の下層部にのみ配装される請求項1乃至4のいずれかに
    記載の野菜カッター。
JP2002069507A 2002-03-14 2002-03-14 野菜カッター Pending JP2003266368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002069507A JP2003266368A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 野菜カッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002069507A JP2003266368A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 野菜カッター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003266368A true JP2003266368A (ja) 2003-09-24

Family

ID=29200327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002069507A Pending JP2003266368A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 野菜カッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003266368A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009101433A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Watanabe Seiki Kk 根菜類の加工装置
JP2009255240A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Watanabe Seiki Kk 根菜類の乱切り機
JP2011224760A (ja) * 2010-04-23 2011-11-10 Watanabe Seiki Kk つま切り装置
JP2016055417A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 株式会社平野製作所 食品送込み装置及び食品分割装置
JP2016101620A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 渡辺精機株式会社 球状野菜等の分割切断方法及び分割切断装置
KR101808325B1 (ko) * 2016-04-05 2018-01-18 농업회사법인 주식회사 남면지엔지 슬라이스 장치

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009101433A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Watanabe Seiki Kk 根菜類の加工装置
JP2009255240A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Watanabe Seiki Kk 根菜類の乱切り機
JP2011224760A (ja) * 2010-04-23 2011-11-10 Watanabe Seiki Kk つま切り装置
JP2016055417A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 株式会社平野製作所 食品送込み装置及び食品分割装置
JP2016101620A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 渡辺精機株式会社 球状野菜等の分割切断方法及び分割切断装置
KR101808325B1 (ko) * 2016-04-05 2018-01-18 농업회사법인 주식회사 남면지엔지 슬라이스 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6536691B2 (en) Apparatus for and method of shredding a product
KR102071014B1 (ko) 나선 형상 조각을 커팅하기 위한 시스템
US10059019B2 (en) Apparatus for cutting food product and method of use thereof
JPH06506639A (ja) 切断アセンブリ
US9675089B2 (en) Method and apparatus to mechanically reduce food products into irregular shapes and sizes
MX2008013425A (es) Aparato para cortar papas o vegetales similares.
DK2985125T3 (en) ROTATING KNIFE UNIT TO CUT A FOOD PRODUCT IN SPIRAL SHEETS
MXPA06005498A (es) Metodos y aparatos para reducir mecanicamente productos alimenticios a formas y tamaños iregulares.
US10442102B2 (en) Machines and methods for cutting products to produce reduced-size products therefrom
JP2003266368A (ja) 野菜カッター
US20040079211A1 (en) Slicing machine with tapered slicing gate
KR101786622B1 (ko) 육류 다이서
AU2012204524A1 (en) Lattice cutting machine
KR100941625B1 (ko) 냉장육 다이서
US6928915B2 (en) Slicing machine with plug prevention device
JPS63156694A (ja) 塊状食品スライス機械
JPH11268010A (ja) 原木切削装置
GB2254245A (en) Cutting food products
US3722339A (en) Onion slicing machine
US6419575B1 (en) Cutting method of salmon ovary and apparatus for carrying out cutting method
KR200490250Y1 (ko) 근채류 절단용 칼날
JP2006042822A (ja) 可塑生食品素材の充填装置
JP2783777B2 (ja) 根菜類の切断装置
JP3475227B2 (ja) 定長押出し麺線の製造装置及び製造方法
KR101248065B1 (ko) 육류 절단용 수직 슬라이서