JP2003265976A - 破砕機 - Google Patents
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- JP2003265976A JP2003265976A JP2002068649A JP2002068649A JP2003265976A JP 2003265976 A JP2003265976 A JP 2003265976A JP 2002068649 A JP2002068649 A JP 2002068649A JP 2002068649 A JP2002068649 A JP 2002068649A JP 2003265976 A JP2003265976 A JP 2003265976A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】比較的太い披破砕物を破砕することができる破
砕を提供する。 【解決手段】ケーシング1と、上方に配置され披破砕物
を投入するホッパー2と、平行して互いに逆方向に内回
りに回転するようケーシング1に取付けた二つの回転ド
ラム5,6と、それぞれの回転ドラム5,6に取付けた
複数の回転刃7,8と、両回転ドラム軸間の中心部に固
定配置した固定刃9とを備えた破砕機であって、両回転
ドラム軸を両回転ドラム5,6に取付けた回転刃7,8
のそれぞれの最外回転半径の和以上に離間させるととも
に、離間させることにより両回転刃7,8の回転で届か
ない両軸間の下方への隙間を前記固定刃9で埋めるよう
構成した。
砕を提供する。 【解決手段】ケーシング1と、上方に配置され披破砕物
を投入するホッパー2と、平行して互いに逆方向に内回
りに回転するようケーシング1に取付けた二つの回転ド
ラム5,6と、それぞれの回転ドラム5,6に取付けた
複数の回転刃7,8と、両回転ドラム軸間の中心部に固
定配置した固定刃9とを備えた破砕機であって、両回転
ドラム軸を両回転ドラム5,6に取付けた回転刃7,8
のそれぞれの最外回転半径の和以上に離間させるととも
に、離間させることにより両回転刃7,8の回転で届か
ない両軸間の下方への隙間を前記固定刃9で埋めるよう
構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業廃棄物等の披
破砕物を破砕する破砕機に関するものである。
破砕物を破砕する破砕機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の破砕機100は、図4に
図示するように、ケーシング101と、上方に配置され
産業廃棄物等の披破砕物を投入するホッパー102と、
平行して互いに逆方向に内回りに回転するようにケーシ
ング101に取付けた第1回転軸103および第2回転
軸104と、各回転軸103、104に回転刃部10
5、106とを備えている。回転刃部105、106
は、各回転軸103、104に複数の略円形状の回転刃
105a、106aを配置しており、各回転刃105
a、106aは回転時に互いに相対向する回転刃が側面
視で重複するように両回転軸103、104の離間距離
を決定している。
図示するように、ケーシング101と、上方に配置され
産業廃棄物等の披破砕物を投入するホッパー102と、
平行して互いに逆方向に内回りに回転するようにケーシ
ング101に取付けた第1回転軸103および第2回転
軸104と、各回転軸103、104に回転刃部10
5、106とを備えている。回転刃部105、106
は、各回転軸103、104に複数の略円形状の回転刃
105a、106aを配置しており、各回転刃105
a、106aは回転時に互いに相対向する回転刃が側面
視で重複するように両回転軸103、104の離間距離
を決定している。
【0003】このように構成した従来の破砕機100
は、ホッパー102より披破砕物を投入し、回転刃10
5a、106aの重複部に披破砕物を噛み込ませて破砕
するものである。
は、ホッパー102より披破砕物を投入し、回転刃10
5a、106aの重複部に披破砕物を噛み込ませて破砕
するものである。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】ところがこのような破
砕機100は、比較的薄い披破砕物は回転刃105a、
106aの重複部に噛み込ますことができるものの、比
較的太い披破砕物(例えば太い木材等)を噛み込ませよ
うとしても、太い木材は噛み込まずに空転して踊ってし
まい、破砕できないものであった。
砕機100は、比較的薄い披破砕物は回転刃105a、
106aの重複部に噛み込ますことができるものの、比
較的太い披破砕物(例えば太い木材等)を噛み込ませよ
うとしても、太い木材は噛み込まずに空転して踊ってし
まい、破砕できないものであった。
【0005】本発明は、このような課題を満たす破砕機
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の破砕機は、ケーシングと、
上方に配置され披破砕物を投入するホッパーと、平行し
て互いに逆方向に内回りに回転するようケーシングに取
付けた二つの回転ドラムと、それぞれの回転ドラムに取
付けた複数の回転刃と、両回転ドラム軸間の中心部に固
定配置した固定刃とを備えた破砕機であって、両回転ド
ラム軸を両回転ドラムに取付けた回転刃のそれぞれの最
外回転半径の和以上に離間させるとともに、離間させる
ことにより両回転刃の回転で届かない両軸間の下方への
隙間を前記固定刃で埋めるよう構成してあることを特徴
とするものである。
め、本発明の請求項1記載の破砕機は、ケーシングと、
上方に配置され披破砕物を投入するホッパーと、平行し
て互いに逆方向に内回りに回転するようケーシングに取
付けた二つの回転ドラムと、それぞれの回転ドラムに取
付けた複数の回転刃と、両回転ドラム軸間の中心部に固
定配置した固定刃とを備えた破砕機であって、両回転ド
ラム軸を両回転ドラムに取付けた回転刃のそれぞれの最
外回転半径の和以上に離間させるとともに、離間させる
ことにより両回転刃の回転で届かない両軸間の下方への
隙間を前記固定刃で埋めるよう構成してあることを特徴
とするものである。
【0007】本発明の請求項2記載の破砕機は、請求項
1において、前記回転刃は回転半径を違えたすくなくと
も2種類以上の刃で構成してあり、前記固定刃は回転半
径を違えた回転刃に応じた形状にしてあることを特徴と
するものである。
1において、前記回転刃は回転半径を違えたすくなくと
も2種類以上の刃で構成してあり、前記固定刃は回転半
径を違えた回転刃に応じた形状にしてあることを特徴と
するものである。
【0008】本発明の請求項3記載の破砕機は、請求項
1または請求項2記載において、前記回転刃は前記回転
ドラムに着脱可能に取付けるとともに、前記固定刃は基
台に着脱可能に取付けてあることを特徴とするものであ
る。
1または請求項2記載において、前記回転刃は前記回転
ドラムに着脱可能に取付けるとともに、前記固定刃は基
台に着脱可能に取付けてあることを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明の請求項4記載の破砕機は、請求項
1乃至請求項3記載において、前記固定刃は前記ドラム
軸に沿う中央部を突起させてあることを特徴とするもの
である。
1乃至請求項3記載において、前記固定刃は前記ドラム
軸に沿う中央部を突起させてあることを特徴とするもの
である。
【0010】本発明の請求項5記載の破砕機は、請求項
1乃至請求項4記載において、前記回転ドラムに沿った
下方位置に破砕された破砕物を潜らす格子を備えたスク
リーンを前記ケーシングに取付けたことを特徴とするも
のである。
1乃至請求項4記載において、前記回転ドラムに沿った
下方位置に破砕された破砕物を潜らす格子を備えたスク
リーンを前記ケーシングに取付けたことを特徴とするも
のである。
【0011】本発明の請求項6記載の破砕機は、請求項
5記載において、前記ホッパーにホッパーと回転刃との
隙間を埋めるよう前記回転刃の形状に応じた第2の固定
刃を配置したことを特徴とするものである。
5記載において、前記ホッパーにホッパーと回転刃との
隙間を埋めるよう前記回転刃の形状に応じた第2の固定
刃を配置したことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る破砕機Aの実施
形態について、図1〜図3に図示し以下に説明する。図
1および図2に図示するように、Aは、破砕機であって
次のようになっている。1は、ケーシングである。2
は、ケーシング1の上方に取付け配置し、披破砕物を投
入するホッパーである。3,4は、平行して互いに逆方
向に内回りに回転(正転)するようにケーシング1に取
付けた第1回転軸,第2回転軸である。5は、第1回転
軸3に取付けた第1回転ドラムであり、6は、第2回転
軸4に取付けた第2回転ドラムである。
形態について、図1〜図3に図示し以下に説明する。図
1および図2に図示するように、Aは、破砕機であって
次のようになっている。1は、ケーシングである。2
は、ケーシング1の上方に取付け配置し、披破砕物を投
入するホッパーである。3,4は、平行して互いに逆方
向に内回りに回転(正転)するようにケーシング1に取
付けた第1回転軸,第2回転軸である。5は、第1回転
軸3に取付けた第1回転ドラムであり、6は、第2回転
軸4に取付けた第2回転ドラムである。
【0013】7は、第1回転ドラム5および第2回転ド
ラム6に取付けた第1回転刃であって、両端を先鋭させ
て楔形状にし、各回転ドラム5,6に複数螺旋状に着脱
自在に取付けている。よって、各回転ドラム5,6を回
転した時に、各楔形状の先鋭部分は半径R1の回転軌跡
を描いて回転する。
ラム6に取付けた第1回転刃であって、両端を先鋭させ
て楔形状にし、各回転ドラム5,6に複数螺旋状に着脱
自在に取付けている。よって、各回転ドラム5,6を回
転した時に、各楔形状の先鋭部分は半径R1の回転軌跡
を描いて回転する。
【0014】8は、第1回転ドラム5および第2回転ド
ラム6に取付けた第2回転刃であって、両端を先鋭させ
て楔形状にし、各回転ドラム5,6に複数螺旋状に着脱
自在に取付けている。この第2回転刃8は、第1回転刃
7に比較して高さを低くして先鋭させた楔形状部として
いる点が相違している。すなわち、図1に図示するよう
に、各回転ドラム5,6を回転した時に、各楔形状の先
鋭部分は半径R2の回転軌跡を描いて回転する。よって
両半径R1とR2は、R1>R2の関係にある。
ラム6に取付けた第2回転刃であって、両端を先鋭させ
て楔形状にし、各回転ドラム5,6に複数螺旋状に着脱
自在に取付けている。この第2回転刃8は、第1回転刃
7に比較して高さを低くして先鋭させた楔形状部として
いる点が相違している。すなわち、図1に図示するよう
に、各回転ドラム5,6を回転した時に、各楔形状の先
鋭部分は半径R2の回転軌跡を描いて回転する。よって
両半径R1とR2は、R1>R2の関係にある。
【0015】第1回転刃7と第2回転刃8は、各回転ド
ラム5,6に螺旋状に配列するとともに、第1回転刃7
と第2回転刃8とを180°ずらして配置してあるもの
だから、一度にたくさんの回転刃7,8が披破砕物に噛
み込むことがない。よって回転トルクを集中して披破砕
物に噛み込ますことができ、回転数を上げることができ
る。(具体的には、約10rpmから約30rpmにす
ることができる。)なお、第1回転刃7と第2回転刃8
の底中央部には、円形の凸部を設けてあり、第1回転ド
ラム5および第2回転ドラム6上に設けた円形の凹部と
嵌合させる所謂インロー部分である。そして第1回転刃
7と第2回転刃8は第1回転ドラム5および第2回転ド
ラム6上に着脱自在に配置するに当たって、六角穴付き
ボルトで取付けるようにしている。よって、摩耗した第
1回転刃7と第2回転刃8は固定刃9は、取付け向きを
180°回転させて取付けることにより新しく摩耗して
ない回転刃を逆方向に内回りに回転(正転)させるよう
にすることが可能であり、両方の刃が摩耗した場合には
交換することができる。
ラム5,6に螺旋状に配列するとともに、第1回転刃7
と第2回転刃8とを180°ずらして配置してあるもの
だから、一度にたくさんの回転刃7,8が披破砕物に噛
み込むことがない。よって回転トルクを集中して披破砕
物に噛み込ますことができ、回転数を上げることができ
る。(具体的には、約10rpmから約30rpmにす
ることができる。)なお、第1回転刃7と第2回転刃8
の底中央部には、円形の凸部を設けてあり、第1回転ド
ラム5および第2回転ドラム6上に設けた円形の凹部と
嵌合させる所謂インロー部分である。そして第1回転刃
7と第2回転刃8は第1回転ドラム5および第2回転ド
ラム6上に着脱自在に配置するに当たって、六角穴付き
ボルトで取付けるようにしている。よって、摩耗した第
1回転刃7と第2回転刃8は固定刃9は、取付け向きを
180°回転させて取付けることにより新しく摩耗して
ない回転刃を逆方向に内回りに回転(正転)させるよう
にすることが可能であり、両方の刃が摩耗した場合には
交換することができる。
【0016】また、第1回転刃7と第2回転刃8は、各
回転ドラム5,6にインローにて着脱自在に螺旋状に取
付けるに当たって、第1回転刃7と第2回転刃8を交互
に配置するように取付けてある。すなわち、各ドラム
5,6上では第1回転刃7の隣には第2回転刃8を配置
し、第2回転刃8の隣には第1回転刃7を配置するよう
に配列している。そして、各第1回転刃7に隣接する第
2回転刃8は同一ドラム上では略180°回転した位置
に取付けており、逆に各第2回転刃8に隣接する第1回
転刃7は同一ドラム上では略180°回転した位置に取
付けている。また、 第1回転ドラム5に取付けた各第
1回転刃7に対峙させて第2回転ドラム6には第2回転
刃8を取付けている。
回転ドラム5,6にインローにて着脱自在に螺旋状に取
付けるに当たって、第1回転刃7と第2回転刃8を交互
に配置するように取付けてある。すなわち、各ドラム
5,6上では第1回転刃7の隣には第2回転刃8を配置
し、第2回転刃8の隣には第1回転刃7を配置するよう
に配列している。そして、各第1回転刃7に隣接する第
2回転刃8は同一ドラム上では略180°回転した位置
に取付けており、逆に各第2回転刃8に隣接する第1回
転刃7は同一ドラム上では略180°回転した位置に取
付けている。また、 第1回転ドラム5に取付けた各第
1回転刃7に対峙させて第2回転ドラム6には第2回転
刃8を取付けている。
【0017】次に、第1回転ドラム5と第2回転ドラム
6との離間距離(第1回転軸3と第2回転軸4との離間
距離)は、、第1回転ドラム5および第2回転ドラム6
に取付けた前記回転刃の最大回転半径(上記では第1回
転刃7の回転半径R1が該当する。)の和(R1+R
1)以上のL(R1+R1<L)に設定してある。よっ
て、第1回転軸3と第2回転軸4との離間距離Lによっ
て、第1回転ドラム5上に配置した第1回転刃7および
第2回転刃8と第2回転ドラム6上に配置した第1回転
刃7および第2回転刃8の回転によって届かない隙間
が、両軸3,4間に生じる。
6との離間距離(第1回転軸3と第2回転軸4との離間
距離)は、、第1回転ドラム5および第2回転ドラム6
に取付けた前記回転刃の最大回転半径(上記では第1回
転刃7の回転半径R1が該当する。)の和(R1+R
1)以上のL(R1+R1<L)に設定してある。よっ
て、第1回転軸3と第2回転軸4との離間距離Lによっ
て、第1回転ドラム5上に配置した第1回転刃7および
第2回転刃8と第2回転ドラム6上に配置した第1回転
刃7および第2回転刃8の回転によって届かない隙間
が、両軸3,4間に生じる。
【0018】9は、この隙間を埋めるように基台10に
取付けて配置した固定刃で、両軸3,4間の中央部の下
寄り位置に配置してある。この固定刃9は、図1に図示
するように、複数の回転刃をブロック毎に対応させるよ
うに複数に分割して、基台10上に複数の固定刃9をブ
ロック毎に配列させている。すなわち、1ブロックの固
定刃9は、図3に図示するように、一対の第1回転刃7
と第2回転刃8に対応しているもので、同一回転ドラム
に隣接する第1回転刃7と第2回転刃8に対峙する別の
回転ドラムの隣接する第2回転刃8と第1回転刃7に対
応させている。
取付けて配置した固定刃で、両軸3,4間の中央部の下
寄り位置に配置してある。この固定刃9は、図1に図示
するように、複数の回転刃をブロック毎に対応させるよ
うに複数に分割して、基台10上に複数の固定刃9をブ
ロック毎に配列させている。すなわち、1ブロックの固
定刃9は、図3に図示するように、一対の第1回転刃7
と第2回転刃8に対応しているもので、同一回転ドラム
に隣接する第1回転刃7と第2回転刃8に対峙する別の
回転ドラムの隣接する第2回転刃8と第1回転刃7に対
応させている。
【0019】具体的には、第1回転刃7に対応する部分
には面取り9a部を設け、第2回転刃8より高さが高い
分だけこの面取り9a部により干渉しないよう逃がして
いる。角部9b部には第2回転刃8が対応するようにし
ている。このようにして図2に図示するように、第1回
転刃7と第2回転刃8の回転によって届かない前記隙間
を固定刃9で埋めるようにしている。
には面取り9a部を設け、第2回転刃8より高さが高い
分だけこの面取り9a部により干渉しないよう逃がして
いる。角部9b部には第2回転刃8が対応するようにし
ている。このようにして図2に図示するように、第1回
転刃7と第2回転刃8の回転によって届かない前記隙間
を固定刃9で埋めるようにしている。
【0020】すなわち、披破砕物の大きさが、L−(R
1+R1)より小さくて両軸間の中央から鉛直方向に落
下した場合に、破砕されないで落下することになるの
で、この場合固定刃9で落下を阻止させるようにし、必
ず各回転刃7,8と固定刃9により破砕するようにした
ものである。
1+R1)より小さくて両軸間の中央から鉛直方向に落
下した場合に、破砕されないで落下することになるの
で、この場合固定刃9で落下を阻止させるようにし、必
ず各回転刃7,8と固定刃9により破砕するようにした
ものである。
【0021】また、基台10に取付けた固定刃9は、回
転ドラム軸3,4に沿う中央部を突起9cさせて、薄板
等の比較的薄い披破砕物が両軸3,4間の中央部に入っ
た時に、固定刃9上に立ったままで回転刃7,8が届か
ずに破砕できないことに対応するために設けた突起9c
である。すなわち、両軸3,4間の中央部に薄板等の比
較的薄い披破砕物が入ったとしても、薄い披破砕物はこ
の突起9cに当接して固定刃9上に立ったままとならず
に突起9cの傾斜面から滑り落ちて固定刃9と各回転刃
7,8間に送られて破砕されるようにするために設けた
ものである。
転ドラム軸3,4に沿う中央部を突起9cさせて、薄板
等の比較的薄い披破砕物が両軸3,4間の中央部に入っ
た時に、固定刃9上に立ったままで回転刃7,8が届か
ずに破砕できないことに対応するために設けた突起9c
である。すなわち、両軸3,4間の中央部に薄板等の比
較的薄い披破砕物が入ったとしても、薄い披破砕物はこ
の突起9cに当接して固定刃9上に立ったままとならず
に突起9cの傾斜面から滑り落ちて固定刃9と各回転刃
7,8間に送られて破砕されるようにするために設けた
ものである。
【0022】固定刃9の底には、楕円形の凹部を設けて
あり、基台10の上部に設けた楕円形の凸部と嵌合させ
る所謂インロー部分である。そして固定刃9は基台10
に着脱自在に配置するに当たって、六角穴付きボルトで
基台10に取付けるようにしている。よって、摩耗した
固定刃9は、ブロック別に交換することができる。
あり、基台10の上部に設けた楕円形の凸部と嵌合させ
る所謂インロー部分である。そして固定刃9は基台10
に着脱自在に配置するに当たって、六角穴付きボルトで
基台10に取付けるようにしている。よって、摩耗した
固定刃9は、ブロック別に交換することができる。
【0023】なお、固定刃9は、両軸3,4間の中央部
の下寄り位置に配置したが、両軸3,4間の中央部に位
置するように配置してもよい。この場合、固定刃9の面
取り部9aは角部形状にしたものであってもよい。
の下寄り位置に配置したが、両軸3,4間の中央部に位
置するように配置してもよい。この場合、固定刃9の面
取り部9aは角部形状にしたものであってもよい。
【0024】11は、第1スクリーン部であって、前記
第1回転刃7の回転径に沿った下方位置に配置され破砕
された破砕物を潜らす格子を備えた第1スクリーン11
aと、ケーシング1に枢支点11bbを中心にスクリー
ン11aを揺動可能に支持する第1ブラケツト11b
と、ケーシング1に枢支点11ddを中心に揺動可能に
配置した三角形状の第1揺動板11dと、第1揺動板1
1dの一端とを連結させるためにターンバックル等で構
成した連結材11cと、第1揺動板11dの他端を上下
に昇降移動させる第1油圧シリンダ11eとで構成して
いる。
第1回転刃7の回転径に沿った下方位置に配置され破砕
された破砕物を潜らす格子を備えた第1スクリーン11
aと、ケーシング1に枢支点11bbを中心にスクリー
ン11aを揺動可能に支持する第1ブラケツト11b
と、ケーシング1に枢支点11ddを中心に揺動可能に
配置した三角形状の第1揺動板11dと、第1揺動板1
1dの一端とを連結させるためにターンバックル等で構
成した連結材11cと、第1揺動板11dの他端を上下
に昇降移動させる第1油圧シリンダ11eとで構成して
いる。
【0025】12は、第2スクリーン部であって、前記
第1回転刃7の回転径に沿った下方位置に配置され破砕
された破砕物を潜らす格子を備えた第2スクリーン12
aと、ケーシング1に枢支点12bbを中心にスクリー
ン12aを揺動可能に支持する第2ブラケツト12b
と、ケーシング1に枢支点12ddを中心に揺動可能に
配置した三角形状の第2揺動板12dと、第2揺動板1
2dの一端とを連結させるためにターンバックル等で構
成した連結材12cと、第2揺動板12dの他端を上下
に昇降移動させる第2油圧シリンダ12eとで構成して
いる。
第1回転刃7の回転径に沿った下方位置に配置され破砕
された破砕物を潜らす格子を備えた第2スクリーン12
aと、ケーシング1に枢支点12bbを中心にスクリー
ン12aを揺動可能に支持する第2ブラケツト12b
と、ケーシング1に枢支点12ddを中心に揺動可能に
配置した三角形状の第2揺動板12dと、第2揺動板1
2dの一端とを連結させるためにターンバックル等で構
成した連結材12cと、第2揺動板12dの他端を上下
に昇降移動させる第2油圧シリンダ12eとで構成して
いる。
【0026】すなわち、第1スクリーン11aは第1油
圧シリンダ11eを駆動させることにより、および第2
スクリーン12aは第2油圧シリンダ12eを駆動させ
ることにより、各スクリーン11a,12aを回転刃7
の回転径に沿った位置からずらして開口させる開口位置
にできるようにしたものである。そして開口位置にする
ことにより、回転刃7と第1スクリーン11aまたは第
2スクリーン12aとの間に挟まった異物等の除去なら
びにスクリーンの交換を行うことができるようにしたも
のである。
圧シリンダ11eを駆動させることにより、および第2
スクリーン12aは第2油圧シリンダ12eを駆動させ
ることにより、各スクリーン11a,12aを回転刃7
の回転径に沿った位置からずらして開口させる開口位置
にできるようにしたものである。そして開口位置にする
ことにより、回転刃7と第1スクリーン11aまたは第
2スクリーン12aとの間に挟まった異物等の除去なら
びにスクリーンの交換を行うことができるようにしたも
のである。
【0027】13は、第1回転ドラム5上に配置した第
1回転刃7および第2回転刃8に応じた形状(この場合
には段階状の形状となっている。)の第2固定刃であっ
て、前記ホッパー2に取付けてある。14は、第2回転
ドラム6上に配置した第1回転刃7および第2回転刃8
に応じた形状(この場合には段階状の形状となってい
る。)の第2固定刃であって、前記ホッパー2に取付け
てある。
1回転刃7および第2回転刃8に応じた形状(この場合
には段階状の形状となっている。)の第2固定刃であっ
て、前記ホッパー2に取付けてある。14は、第2回転
ドラム6上に配置した第1回転刃7および第2回転刃8
に応じた形状(この場合には段階状の形状となってい
る。)の第2固定刃であって、前記ホッパー2に取付け
てある。
【0028】上記第1回転軸3と第2回転軸4は、互い
に逆方向に内回りに回転(正転)で破砕するものである
が、異物等が挟まった場合に除去するために、互いに逆
方向に外回りに回転(逆転)させることができるように
なっている。
に逆方向に内回りに回転(正転)で破砕するものである
が、異物等が挟まった場合に除去するために、互いに逆
方向に外回りに回転(逆転)させることができるように
なっている。
【0029】このように構成した本発明に係る破砕機
は、次のように作用する。まず両回転軸3,4を逆方向
の内回り(正転)に回転させる。そしてホッパー2より
木材等の披破砕物を投入する。披破砕物は、比較的太い
形状のものや薄板形状からなるものが混在しているもの
とする。太い形状の披破砕物は、両軸間距離Lが従来の
ものと比較して広くしているものだから、回転刃7、8
が披破砕物に噛み込み披破砕物が削り取とられる。よっ
て従来のように披破砕物が噛み込まずに空転して踊って
しまうことはない。
は、次のように作用する。まず両回転軸3,4を逆方向
の内回り(正転)に回転させる。そしてホッパー2より
木材等の披破砕物を投入する。披破砕物は、比較的太い
形状のものや薄板形状からなるものが混在しているもの
とする。太い形状の披破砕物は、両軸間距離Lが従来の
ものと比較して広くしているものだから、回転刃7、8
が披破砕物に噛み込み披破砕物が削り取とられる。よっ
て従来のように披破砕物が噛み込まずに空転して踊って
しまうことはない。
【0030】比較的太い披破砕物は、第1および第2回
転刃7、8の噛み込みによる削り取りにより、次第に細
くなり最終には左右の第1および第2回転刃7、8間に
落ち込む。削り取られた破砕片ならびに細くなった披破
砕物は、固定刃9の突起9cにより、固定刃9と各回転
刃7,8間に嵌まり込み、更に破砕されて第1スクリー
ン11aおよび第2スクリーン12a上に送り込まれ
る。ここで各スクリーンの格子目以下に破砕された破砕
物は格子を潜り抜けて下方に落下する。
転刃7、8の噛み込みによる削り取りにより、次第に細
くなり最終には左右の第1および第2回転刃7、8間に
落ち込む。削り取られた破砕片ならびに細くなった披破
砕物は、固定刃9の突起9cにより、固定刃9と各回転
刃7,8間に嵌まり込み、更に破砕されて第1スクリー
ン11aおよび第2スクリーン12a上に送り込まれ
る。ここで各スクリーンの格子目以下に破砕された破砕
物は格子を潜り抜けて下方に落下する。
【0031】落下しなかった破砕物は第1および第2回
転刃7,8の回転により、各スクリーン11a,12a
上を上方に移動して、第2固定刃13,14にて更に破
砕される。そして小さく破砕された破砕物の一部は、下
方に落下して各スクリーン11a,12aの格子を潜り
抜けて下方に落下する。第2固定刃13,14と第1お
よび第2回転刃7、8で破砕された破砕物は、再び固定
刃9と第1および第2回転刃7、8で破砕されて第1ス
クリーン11aおよび第2スクリーン12a上に送り込
まれる。ここで各スクリーンの格子目以下に破砕された
破砕物は格子を潜り抜けて下方に落下し、落下しなかっ
た破砕物は第1および第2回転刃7,8の回転により、
各スクリーン11a,12a上を上方に移動して、再び
第2固定刃13,14にて更に破砕される。
転刃7,8の回転により、各スクリーン11a,12a
上を上方に移動して、第2固定刃13,14にて更に破
砕される。そして小さく破砕された破砕物の一部は、下
方に落下して各スクリーン11a,12aの格子を潜り
抜けて下方に落下する。第2固定刃13,14と第1お
よび第2回転刃7、8で破砕された破砕物は、再び固定
刃9と第1および第2回転刃7、8で破砕されて第1ス
クリーン11aおよび第2スクリーン12a上に送り込
まれる。ここで各スクリーンの格子目以下に破砕された
破砕物は格子を潜り抜けて下方に落下し、落下しなかっ
た破砕物は第1および第2回転刃7,8の回転により、
各スクリーン11a,12a上を上方に移動して、再び
第2固定刃13,14にて更に破砕される。
【0032】また離間させることにより両回転刃7,8
の届かない大きさ(太さ)の披破砕物であっても、離間
させることにより両回転刃7,8の回転で届かない両軸
間3,4の下方への隙間を前記固定刃9で埋めるように
してあるものだから、この大きさの披破砕物も破砕する
ことができる。
の届かない大きさ(太さ)の披破砕物であっても、離間
させることにより両回転刃7,8の回転で届かない両軸
間3,4の下方への隙間を前記固定刃9で埋めるように
してあるものだから、この大きさの披破砕物も破砕する
ことができる。
【0033】次に比較的薄い披破砕物(薄板等)は、左
右の第1および第2回転刃7、8間に落ち込み、固定刃
9の突起9cにより固定刃9と各回転刃7,8間に嵌ま
り込むようになる。そして第1回転刃7と第2回転刃8
による回転径の違いにより、薄い披破砕物は固定刃9と
各回転刃7,8間に嵌まり込んだまま各スクリーン11
a,12aに送り込まれずに、確実に破砕されて各スク
リーン11a,12aに送り込まれる。以下上記と同様
にして破砕が繰返されて、破砕されるのである。
右の第1および第2回転刃7、8間に落ち込み、固定刃
9の突起9cにより固定刃9と各回転刃7,8間に嵌ま
り込むようになる。そして第1回転刃7と第2回転刃8
による回転径の違いにより、薄い披破砕物は固定刃9と
各回転刃7,8間に嵌まり込んだまま各スクリーン11
a,12aに送り込まれずに、確実に破砕されて各スク
リーン11a,12aに送り込まれる。以下上記と同様
にして破砕が繰返されて、破砕されるのである。
【0034】このように、破砕する本発明にかかる破砕
機は、比較的太い披破砕物は勿論薄い披破物も破砕する
ことができる。
機は、比較的太い披破砕物は勿論薄い披破物も破砕する
ことができる。
【0035】なお、上記実施形態では、固定刃として、
固定刃9と第2固定刃13,14を配置しより破砕効率
を高めるようにしているが、固定刃9だけを配置したも
のであってもよい。
固定刃9と第2固定刃13,14を配置しより破砕効率
を高めるようにしているが、固定刃9だけを配置したも
のであってもよい。
【0036】更に、上記実施形態では、第1スクリーン
11aと第2スクリーン12aを配置したが、破砕物を
細かく破砕し各スクリーンに備えた格子目以下に破砕す
るようにしているが、荒く破砕させるだけでよい場合
は、必ずしも各スクリーンを配置しなくてもよい。
11aと第2スクリーン12aを配置したが、破砕物を
細かく破砕し各スクリーンに備えた格子目以下に破砕す
るようにしているが、荒く破砕させるだけでよい場合
は、必ずしも各スクリーンを配置しなくてもよい。
【0037】また、上記実施形態では、第1回転ドラム
5と第2回転ドラム6とを同一径で、しかも第1回転刃
7と第2回転刃8も各回転ドラムに同一のものを配置し
たが、二つの回転ドラム径を異径としてもよく、更に各
回転ドラムに配置する回転刃についても違った回転刃を
配置するようにしてもよい。但しこの場合固定刃は、各
回転刃に応じた形状のものにしておく必要がある。
5と第2回転ドラム6とを同一径で、しかも第1回転刃
7と第2回転刃8も各回転ドラムに同一のものを配置し
たが、二つの回転ドラム径を異径としてもよく、更に各
回転ドラムに配置する回転刃についても違った回転刃を
配置するようにしてもよい。但しこの場合固定刃は、各
回転刃に応じた形状のものにしておく必要がある。
【0038】次に上記実施形態では、回転刃を高低の二
種類で構成したが、二種類以上の回転刃で構成してもよ
い。この場合も固定刃は、回転刃の種類にに応じて形状
を変更する必要がある。
種類で構成したが、二種類以上の回転刃で構成してもよ
い。この場合も固定刃は、回転刃の種類にに応じて形状
を変更する必要がある。
【0039】
【発明の効果】請求項1に係る本発明の破砕機は、両回
転ドラム軸を両回転ドラムに取付けた回転刃のそれぞれ
の最外回転半径の和以上に離間してあるものだから、比
較的太い披破砕物でも回転刃を噛み込ますことができ、
破砕することができる。また離間させることにより両回
転刃の届かない大きさ(太さ)の披破砕物であっても、
離間させることにより両回転刃の届かない両軸間の下方
への隙間を前記固定刃で埋めるようにしてあるものだか
ら、この大きさの披破砕物も破砕することができる。
転ドラム軸を両回転ドラムに取付けた回転刃のそれぞれ
の最外回転半径の和以上に離間してあるものだから、比
較的太い披破砕物でも回転刃を噛み込ますことができ、
破砕することができる。また離間させることにより両回
転刃の届かない大きさ(太さ)の披破砕物であっても、
離間させることにより両回転刃の届かない両軸間の下方
への隙間を前記固定刃で埋めるようにしてあるものだか
ら、この大きさの披破砕物も破砕することができる。
【0040】請求項2に係る本発明の破砕機は、請求項
1において、前記回転刃は高さを違えたすくなくとも2
種類以上の刃で構成してあり、前記固定刃は高さを違え
た回転刃に応じた形状にしてあるものだから、比較的薄
い披破砕物であっても、破砕することができる。
1において、前記回転刃は高さを違えたすくなくとも2
種類以上の刃で構成してあり、前記固定刃は高さを違え
た回転刃に応じた形状にしてあるものだから、比較的薄
い披破砕物であっても、破砕することができる。
【0041】請求項3に係る本発明の破砕機は、請求項
1または請求項2において 前記回転刃は前記回転ドラ
ムに着脱可能に取付けるとともに、前記固定刃は基台に
着脱可能に取付けてあるものだから、摩耗した回転刃な
らびに固定刃を交換することができる。
1または請求項2において 前記回転刃は前記回転ドラ
ムに着脱可能に取付けるとともに、前記固定刃は基台に
着脱可能に取付けてあるものだから、摩耗した回転刃な
らびに固定刃を交換することができる。
【0042】請求項4に係る本発明の破砕機は、請求項
1乃至請求項3において、前記固定刃は前記ドラム軸に
沿う中央部を突起させてあるものだから、比較的薄い披
破砕物を固定刃と回転刃による破砕位置に移動させるこ
とができる。
1乃至請求項3において、前記固定刃は前記ドラム軸に
沿う中央部を突起させてあるものだから、比較的薄い披
破砕物を固定刃と回転刃による破砕位置に移動させるこ
とができる。
【0043】請求項5に係る本発明の破砕機は、請求項
1乃至請求項4において、前記回転ドラムに沿った下方
位置に破砕された破砕物を潜らす格子を備えたスクリー
ンを前記ケーシングに取付けたものであるから、格子目
より細かく破砕することができる。
1乃至請求項4において、前記回転ドラムに沿った下方
位置に破砕された破砕物を潜らす格子を備えたスクリー
ンを前記ケーシングに取付けたものであるから、格子目
より細かく破砕することができる。
【0044】請求項6に係る本発明の破砕機は、請求項
5において、前記ホッパーにホッパーと回転刃との隙間
を埋めるよう回転刃に応じた第2の固定刃を配置したも
のであるから、更に披破砕物を破砕することができ破砕
効率を上げることができる。
5において、前記ホッパーにホッパーと回転刃との隙間
を埋めるよう回転刃に応じた第2の固定刃を配置したも
のであるから、更に披破砕物を破砕することができ破砕
効率を上げることができる。
【図1】本発明に係る破砕機を説明する説明図で、要部
を側面視した説明図である。
を側面視した説明図である。
【図2】本発明に係る破砕機を説明する説明図で、平面
視した説明図である。
視した説明図である。
【図3】本発明に係る破砕機の固定刃を説明するを説明
する説明図であり、(a)は平面視した説明図、(b)
は側面視した説明図である。
する説明図であり、(a)は平面視した説明図、(b)
は側面視した説明図である。
【図4】従来の破砕機を説明する説明図である。
1 ケーシング
2 ホッパー
5 第1回転ドラム
6 第2回転ドラム
7 第1回転刃
8 第2回転刃
9 固定刃
9c 突起
11a 第1スクリーン
12a 第2スクリーン
13 第2固定刃
14 第2固定刃
Claims (6)
- 【請求項1】 ケーシングと、上方に配置され披破砕物
を投入するホッパーと、平行して互いに逆方向に内回り
に回転するようケーシングに取付けた二つの回転ドラム
と、それぞれの回転ドラムに取付けた複数の回転刃と、
両回転ドラム軸間の中心部に固定配置した固定刃とを備
えた破砕機であって、両回転ドラム軸を両回転ドラムに
取付けた回転刃のそれぞれの最外回転半径の和以上に離
間させるとともに、離間させることにより両回転刃の回
転で届かない両軸間の下方への隙間を前記固定刃で埋め
るよう構成してあることを特徴とする破砕機。 - 【請求項2】 前記回転刃は回転半径を違えたすくなく
とも2種類以上の刃で構成してあり、前記固定刃は回転
半径を違えた回転刃に応じた形状にしてあることを特徴
とする請求項1記載の破砕機。 - 【請求項3】 前記回転刃は前記回転ドラムに着脱可能
に取付けるとともに、前記固定刃は基台に着脱可能に取
付けてあることを特徴とする請求項1または請求項2記
載の破砕機。 - 【請求項4】 前記固定刃は前記ドラム軸に沿う中央部
を突起させてあることを特徴とする請求項1乃至請求項
3記載の破砕機。 - 【請求項5】 前記回転ドラムに沿った下方位置に破砕
された破砕物を潜らす格子を備えたスクリーンを前記ケ
ーシングに取付けたことを特徴とする請求項1乃至請求
項4記載の破砕機。 - 【請求項6】 前記ホッパーにホッパーと回転刃との隙
間を埋めるよう前記回転刃に応じた形状の第2の固定刃
を配置したことを特徴とする請求項5記載の破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002068649A JP2003265976A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002068649A JP2003265976A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 破砕機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003265976A true JP2003265976A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=29199693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002068649A Pending JP2003265976A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 破砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003265976A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175328A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Miike Iron Works Co Ltd | 破砕機 |
JP2010269252A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Endo Kogyo Kk | 破砕装置及び破砕方法 |
US8636134B2 (en) | 2008-12-22 | 2014-01-28 | Otis Elevator Company | Moving skirt mechanism for chain driven passenger conveyors |
CN107042922A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-08-15 | 广东润田肥业有限公司 | 一种袋装肥料破碎装置 |
-
2002
- 2002-03-13 JP JP2002068649A patent/JP2003265976A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175328A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Miike Iron Works Co Ltd | 破砕機 |
US8636134B2 (en) | 2008-12-22 | 2014-01-28 | Otis Elevator Company | Moving skirt mechanism for chain driven passenger conveyors |
JP2010269252A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Endo Kogyo Kk | 破砕装置及び破砕方法 |
CN107042922A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-08-15 | 广东润田肥业有限公司 | 一种袋装肥料破碎装置 |
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