JP2003265494A - 長骨の損傷を治療するための固定具 - Google Patents
長骨の損傷を治療するための固定具Info
- Publication number
- JP2003265494A JP2003265494A JP2002066801A JP2002066801A JP2003265494A JP 2003265494 A JP2003265494 A JP 2003265494A JP 2002066801 A JP2002066801 A JP 2002066801A JP 2002066801 A JP2002066801 A JP 2002066801A JP 2003265494 A JP2003265494 A JP 2003265494A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate portion
- nail
- pin
- epiphysis
- bone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/72—Intramedullary pins, nails or other devices
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/72—Intramedullary pins, nails or other devices
- A61B17/7233—Intramedullary pins, nails or other devices with special means of locking the nail to the bone
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/72—Intramedullary pins, nails or other devices
- A61B17/7208—Flexible pins, e.g. ENDER pins
Abstract
る。 【解決手段】 薄い板状のプレート部と、プレート部と
一体に連結された段差部と、この段差部に連結している
細長いネール部とを有し、該ネール部は髄腔内に挿入さ
れるものであり、該プレート部には該プレート部を骨端
に固定するための雄ネジを螺合するためのネジ孔が設け
られている。
Description
するための固定具に関し、特に、橈骨の端部領域の骨折
の際に使用するのに適した固定具に関する。
骨折の際に使用するのに適した固定具として説明する
が、本発明の固定具は、他の長骨、例えば、上腕骨、尺
骨、大腿骨等の骨折等の際にも使用することができる。
類としては、長骨、短骨、扁平骨等がある。
腕骨、尺骨、橈骨、大腿骨などである。長骨は、両端の
骨端と、これらの間の骨幹とからなる。骨端は、その外
側が、緻密質で形成され、内側が、細かな骨小梁で構成
され海綿状を呈する海綿質によって形成されている。骨
幹は、その外側が緻密質で形成され、その内側が髄腔に
なっている。髄腔には、赤色又は黄色骨髄が収容されて
いる。
長い方の尺骨がある。
ス骨折」と称され、頻度の高い骨折として知られてい
る。
折と同様に、骨折した2つの骨部片を、所定の位置に維
持する必要がある。このために、外部固定方法、プレー
ト部及び複数のピンを使用する方法等が用いられてい
る。
に板、液状樹脂等を骨折部位の周囲において硬化させる
キャステイング等が用いられる。外部固定方法は、骨折
した2つの部片を、正確に所定の位置に維持するのが、
困難であり、また、骨折部位の回りに固定具が配置され
るため、日常生活に支障をきたす等の問題がある。
においては、骨折部位周辺を切開し、骨を露出せしめ
て、プレート部を当て、プレート部に空けた穴を介して
ピンを骨に打ち込み骨折した2つの部片を固定する。
する方法は、次のとおりの問題がある。
多く、骨折した2つの部片を所定位置に維持するのが難
しい。
出てしまい、日常生活に支障をきたす。
危険性が大きい。
とおりの課題を解決するために、薄い板状のプレート部
と、プレート部と一体に連結された段差部と、この段差
部に連結している細長いネール部とを有し、該ネール部
は髄腔内に挿入されるものであり、該プレート部には該
プレート部を骨端に固定するための雄ネジを螺合するた
めのネジ孔が設けられていることを特徴とする長骨の損
傷を治療するための固定具が提供される。
施例に従う固定具10を説明する。
骨端12の外側に配置される薄い板状のプレート部14
と、骨幹16の内側の髄腔18に内に配置される細長い
ネール部20と、プレート部14とネール部20とを連
結する連結部22とを有する本体24、及び一端に雄ネ
ジ26を有するピン28を具備する。この固定具10
は、下記のとおり人体内部に配置されるため、これを構
成する部材は、人体内部に配置されたときに、人体組織
に悪影響を与えない材料で構成される。
から構成され、その上面及び下面は、図2の上方向に凸
に彎曲した球面の一部を構成しており、骨端12の外側
形状に合致した形状を有し、周囲は丸みが付けられてい
る。上面及び下面の形状は、円形、楕円、矩形、多角形
等種々の形状を取ることができるが、人体組織への影響
を考慮すると、円形又は楕円が好ましい。プレート部1
4の中央には、雌ネジ30を有する円形断面の孔32が
設けられている(図2及び3)。成人のコーレス骨折に
使用する固定具のプレート部14としては、好ましく
は、長さ(図2の左右方向長さ)が5〜15mmであ
り、幅(図3の上下方向長さ)が、3〜12mmであ
り、厚さが、0.5〜2mmである。
され、全体として、図2に示した正面図において、下に
凸になるように彎曲している。横断面形状は、円形、楕
円、矩形、多角形等種々の形状を取ることができるが、
人体組織への影響を考慮すると、円形又は楕円が好まし
い。ネール部20の横断面が矩形、多角形等で構成され
る場合にも、角部には丸みが付けられている。ネール部
20の先端34は、図2及び3示したとおり、丸みが付
けられており、半球状をなしている。成人のコーレス骨
折に使用する固定具のネール部20としては、好ましく
は長さが60〜120mmであり、例えば、円形断面で
構成した場合、直径が、1〜2mmである。ネール部2
0は、比較的弾性に富んだ材料で構成されるのが好まし
く、特に、処置する骨の弾性とほぼ等しい弾性を有する
のが好ましい。ネール部20の長さは、プレート部14
の長さの、6〜12倍とするのが好ましい。
20とを連結する。連結部22の断面形状は、ネール部
20の断面形状と等しいのが好ましい。図2に示した正
面図において、好ましくは、プレート部14と連結部2
2とが例えば+60°の角度、即ち時計回転方向で60
°の角度を形成し、連結部22とネール部20とが、例
えば−60°の角度、即ち反時計回転方向で60°の角
度を形成する。これによって、プレート部14とネール
部20とは略平行に配置されることになる。これらの角
度は、上記値に限定されることなく、図2に示した正面
図において、好ましくは、プレート部14と連結部22
とが+30〜80°の角度を形成し、連結部22とネー
ル部20とが、−30〜80°の角度を形成する。この
ように、プレート部14と連結部22とがプラスの角度
を形成し、連結部22とネール部20とが、マイナスの
角度を形成することにより、連結部22が、プレート部
14とネール部20との間の段差部を形成することにな
る。
の中央に設けられた雌ネジ30に螺合する雄ネジ26を
有し、図2及び3に示したとおり、その頂部に薄い拡大
部36を有する。雄ネジ26が雌ネジ30に螺合したと
き、ピン28の拡大部36の頂面が、プレート部14の
上面と連続する面を形成するように形成されている。ピ
ン28の横断面は円形であり、図1に示した実施例で
は、骨端12に挿入される部分にネジが設けられていな
い。しかし、所望により、この部分に、ピン28の骨端
12内への挿入を容易にするための、雄ネジを設けるこ
ともできる。成人のコーレス骨折に使用する固定具のピ
ン28としては、好ましくは長さが10〜20mmであ
り、拡大部32の直径が3〜5mmであり、雄ネジ26
の外径が2〜4mmであり、他の部分の直径が1〜2m
mである。
が、プレート部14に2つ以上の孔を設けて、2本以上
のピンを用いることもできる。
レス骨折の治療法を説明する。
端部における骨折であり、例えば、図1に示したとおり
骨端近くの骨幹における骨折、即ち端部領域の骨折であ
る。
位置及びこの位置に隣接する骨端の部位を切開し、骨を
露出する。次いで、骨折位置の近位側、即ち、ひじ側に
おいて、骨幹の緻密質の一部を削除して、本発明に従う
固定具10のネール部20及び連結部22が通過でき
る、斜めに延びる穴を開ける。
の穴を介して骨幹の内側、即ち髄腔内に挿入し、図1に
示したとおりに、ネール部20の先端34が骨幹の緻密
質の一方の側の内側に接触し、ネール部20の中間部の
彎曲した部分が骨幹の緻密質の他方の側の内側に接触す
るように配置し、固定具10の連結部22が、骨幹に設
けられた穴に配置され、固定具10のプレート部14が
骨端の外側に位置するように配置する。処置前に、幾つ
かの寸法の固定具10を用意しておき、患者の体格等を
考慮して、プレート部14、連結部22及びネール部2
0が上記のとおりに配置されるように寸法付けられた固
定具10を選択しておく。
32を介して骨端に挿入する。必要であれば、ピン28
を容易に挿入できるように、予め骨端に案内穴を開けて
おく。
ジ26をプレート部14に設けられた雌ネジ30に螺合
せしめて、ピン28をプレート部14に固定し、切開し
た部位を縫合処置する。
って、図1の骨折部位の左側、即ち骨端が図1の上方に
移動する傾向がある。これに対して、ピン28が骨端の
内部の海綿質に挿入され、ピン28が骨端にしっかりと
固定され、このピン28がネジによってプレート部14
に固定される。このため、プレート部14は、骨端にし
っかりと固定されることになる。そして、段差部を構成
する連結部22が斜めに延びている骨幹に設けられた穴
に配置されるため、連結部22は、骨幹に対して図1の
上下方向、即ち骨幹の長手方向に垂直な方向には移動で
きない。これらによって、図1の骨折部位の左側、即ち
骨端の上方への移動が防止される。
の先端34が骨幹の緻密質の一方の側の内側に接触し、
ネール部20の中間部の彎曲した部分が骨幹の緻密質の
他方の側の内側に接触するように配置されているので、
ネール部20が、骨幹にしっかりと固定され、骨折部位
の両側の骨部片の相対的移動を防止することができる。
このようにして、骨折部位の両側の骨部片が移動しない
ように固定することができる。
有する材料で構成することにより、種々の力による骨の
弾性変形に対しても適切に対処することができる。
具10を身体から除去することもできるが、多くの場
合、留置したままにしておくことができる。
施例に従う固定具の簡略図。
分離した状態の簡略正面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 薄い板状のプレート部と、プレート部と
一体に連結された段差部と、この段差部に連結している
細長いネール部とを有し、該ネール部は髄腔内に挿入さ
れるものであり、該プレート部には該プレート部を骨端
に固定するための雄ネジを螺合するためのネジ孔が設け
られていることを特徴とする長骨の損傷を治療するため
の固定具。 - 【請求項2】 更に、骨端の内部に挿入されるピンを具
備し、 該ピンの一端に、該プレート部の該ネジ孔に螺合する雄
ネジが設けられている請求項1の固定具。 - 【請求項3】 該ピンの他端に、該ピンを骨端内にねじ
込むための雄ネジが設けられている請求項1の固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002066801A JP2003265494A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 長骨の損傷を治療するための固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002066801A JP2003265494A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 長骨の損傷を治療するための固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003265494A true JP2003265494A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=29198427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002066801A Pending JP2003265494A (ja) | 2002-03-12 | 2002-03-12 | 長骨の損傷を治療するための固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003265494A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008012080A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Homuzu Giken:Kk | 髄内釘及び整形外科手術器具セット |
JP2008535561A (ja) * | 2005-04-08 | 2008-09-04 | スウェマック・イノベーション・アクチボラグ | 外科用固定ピン |
JP2009525833A (ja) * | 2006-02-09 | 2009-07-16 | ジンテス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 骨折固定のための方法及び器械 |
WO2010106139A1 (de) * | 2009-03-20 | 2010-09-23 | Mondeal Medical Systems Gmbh | Dorsale nagelplatte |
-
2002
- 2002-03-12 JP JP2002066801A patent/JP2003265494A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008535561A (ja) * | 2005-04-08 | 2008-09-04 | スウェマック・イノベーション・アクチボラグ | 外科用固定ピン |
JP4937247B2 (ja) * | 2005-04-08 | 2012-05-23 | スウェマック・イノベーション・アクチボラグ | 外科用固定ピン |
JP2009525833A (ja) * | 2006-02-09 | 2009-07-16 | ジンテス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 骨折固定のための方法及び器械 |
JP2013031688A (ja) * | 2006-02-09 | 2013-02-14 | Synthes Gmbh | 骨折固定のための方法及び器械 |
US8740903B2 (en) | 2006-02-09 | 2014-06-03 | DePuy Synthes Products, LLC | Method and apparatus for bone fracture fixation |
JP2008012080A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Homuzu Giken:Kk | 髄内釘及び整形外科手術器具セット |
WO2010106139A1 (de) * | 2009-03-20 | 2010-09-23 | Mondeal Medical Systems Gmbh | Dorsale nagelplatte |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4421474B2 (ja) | 長骨骨幹端骨折用の髄内固定デバイス | |
US5015248A (en) | Bone fracture fixation device | |
US6730090B2 (en) | Fixation device for metaphyseal long bone fractures | |
JP5917833B2 (ja) | 骨固定用インプラント | |
US6712073B2 (en) | Extramedullary rod implant for long bones | |
US5006120A (en) | Distal radial fracture set and method for repairing distal radial fractures | |
US8460343B2 (en) | Intramedullary tubular bone fixation | |
US20040116930A1 (en) | Bone plates | |
US20040153073A1 (en) | Orthopedic fixation system including plate element with threaded holes having divergent axes | |
US20110009865A1 (en) | Bone fixation using an intramedullary pin | |
US4212294A (en) | Orthopedic fracture fixation device | |
US20120016366A1 (en) | Proximal Radius Locking Plate | |
JP4611614B2 (ja) | 骨接合装置 | |
JP2003265494A (ja) | 長骨の損傷を治療するための固定具 | |
US10245083B1 (en) | Method and device for minimizing the risk of future hip fractures | |
US20210244542A1 (en) | Implant for fusing at least two bone components and method of fusing bone components using the implant | |
TWM521442U (zh) | 一種橈骨遠端固定裝置 | |
TWI576085B (zh) | 一種長骨固定裝置 | |
CZ306140B6 (cs) | Zařízení pro kombinovanou osteosyntézu tříštivých zlomenin proximálního úseku loketní kosti | |
KR20180050285A (ko) | 골접합술용의 개선된 인공 기관 | |
AU2003234384B2 (en) | Intramedullary fixation device for metaphyseal long bone fractures | |
LT6427B (lt) | Šlaunikaulio proksimalinio galo lūžių osteosintezės plokštelė | |
UA13777U (en) | Device for treating fractures of neck of femur and trochanter area |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080415 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080505 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080715 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080718 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081216 |