JP2003264991A - レゾルバ制御の方法とその装置 - Google Patents

レゾルバ制御の方法とその装置

Info

Publication number
JP2003264991A
JP2003264991A JP2002063489A JP2002063489A JP2003264991A JP 2003264991 A JP2003264991 A JP 2003264991A JP 2002063489 A JP2002063489 A JP 2002063489A JP 2002063489 A JP2002063489 A JP 2002063489A JP 2003264991 A JP2003264991 A JP 2003264991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resolver
electric motor
control
control device
correction value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002063489A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Araki
智之 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
ES Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
ES Toshiba Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp, ES Toshiba Engineering Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
Priority to JP2002063489A priority Critical patent/JP2003264991A/ja
Publication of JP2003264991A publication Critical patent/JP2003264991A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レゾルバ制御の電動機で、電動機の新設や交
換の手間を簡略化と、作業時間の短縮や費用の削減をお
こなうことのできるレゾルバ制御の方法とその装置を提
供すること。 【解決手段】 電動機2を制御装置1に接続した際に、
補正値を制御装置1に設けられている設定スイッチ8に
より設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサにレゾルバ
を用いて電動機をデジタル方式で制御を行うレゾルバ制
御の方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用設備機器などに用いる多く
のモータは、高精度の位置制御と速度制御を必要として
おり、その位置や回転速度の検出用としてロータリエン
コーダやレゾルバが用いられている。特に、特殊な環境
で高精度、高信頼性が必要な用途のモータにはレゾルバ
が多用されている。
【0003】レゾルバは、電動機の角度や磁極位置を検
出する回転センサであり、通常は、電動機の出力軸に装
着されている。
【0004】以下、従来のビルトインタイブのレソルバ
付モータについて、その一例を図3を用いて説明する。
【0005】図3において、31は機器とモータを連結
し動力を伝達する出力軸であり、機器側で回転自在に支
承される。32はモータを機器に取り付けるフランジ、
33はフレームを備えた固定子、34はロータマグネッ
ト34aをロータセット軸34bに固定した回転子で、
ロータワッシャ35を介してボルト36により出力軸3
1に固定する。
【0006】37はレゾルバ軸、38はレゾルバロー
タ、39はレゾルバステータ、40はモータカバー、4
1はレゾルバカバー、42は回り止め用のピンである。
【0007】モータを機器に取り付けるためのフランジ
32に固定子33が固定され、回転子34のロータセッ
ト軸34bと、フランジ32の中央を貫通させた出力軸
31とは、ロータワッシャ35を介してボルト36で固
定される。
【0008】レゾルバ軸37フをロータセット軸34b
にポルトで固定後、モータカバー40を固定子33に対
して芯出しして取り付ける。
【0009】次に、レゾルバ軸37の所定位置に設けた
下孔にピン42を埋め込みしゾルバロータ38Bをセッ
トすることでレゾルバロータ38とロータマグネット3
4aの位相が決定される。レゾルバステータ39はモー
タカバー40に対して所定の位置に位置決めピン43で
仮固定する。さらlこ、レゾルバロータ38をレゾルバ
軸37にレゾルバワッシャ44を介してボルト固定す
る。
【0010】その後、レゾルバステータ39はレゾルバ
ロータ38を基準にして芯出し固定して調整が完了す
る。
【0011】ビルトイン方式のレゾルバ装着モータは、
上記の調整後、一旦分解して機器メーカにて機器の一部
として再組立される。このとき、レゾルバカバー41は
モータカバー40に固定することで、外力や塵などから
レゾルバを保護する。
【0012】また、レゾルバを用いて電動機をデジタル
制御する場合には、電動機の位相と波形の歪みを補正す
る必要がある。そのため通常は、電動機ごとにその補正
値を求めて、その補正値により電動機ごとの補正をおこ
なっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、レゾル
バを用いて電動機をデジタル制御する場合には、電動機
の位相と波形の歪みを補正する必要がある。そのため、
電動機ごとにその補正値を求めて、それにより補正をお
こなっている。
【0014】そのため、電動機を交換した際には、交換
した電動機の補正値を求め直し、制御装置に対して補正
値を変更している。それらの作業には、時間とコストが
かなりかかり、それらの削減が要望されていた。
【0015】本発明はこれらの事情にもとづいてなされ
たもので、レゾルバ制御の電動機で、電動機の新設や交
換の手間を簡略化と、作業時間の短縮や費用の削減をお
こなうことのできるレゾルバ制御の方法とその装置を提
供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、予め測
定されている補正値を制御装置の制御部に入力し、この
制御部の制御により駆動部を動作させてレゾルバ装着の
電動機を駆動するレゾルバ制御の方法において、前記電
動機を制御装置に接続した際に、前記補正値を前記制御
装置に設けられている設定スイッチにより設定すること
を特徴とするレゾルバ制御の方法である。
【0017】また本発明によれば、前記設定スイッチに
よる補正値の設定は、前記電動機の交換ごとにおこなう
ことを特徴とするレゾルバ制御の方法である。
【0018】また本発明によれば、レゾルバ装着の電動
機と結線により接続して前記レゾルバ装着の電動機を制
御するレゾルバ制御装置において、前記レゾルバ装着の
電動機の結線による接続は、レゾルバ線を介して制御部
と動力線を介して駆動部とそれぞれ接続され、前記制御
部は駆動部と接続されていると共に設定スイッチとも接
続されていることを特徴とするレゾルバ制御装置であ
る。
【0019】また本発明によれば、前記設定スイッチ
は、デジタルスイッチであることを特徴とするレゾルバ
制御装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明によるレゾルバ制御装置に
よる電動機の制御システムのブロック図である。レゾル
バ制御装置1による電動機2の制御システムは、ビルト
インタイブのレソルバ(不図示)付の電動機2の端子
(不図示)が、レゾルバ制御装置1から引き出されてい
るレゾルバ線3と動力線4に接続されている。レゾルバ
線3は制御部5に接続されており、動力線4は駆動部6
に接続されている。なお、逆に、レソルバ付の電動機2
から引き出されたレゾルバ線3と動力線4を、それぞ
れ、レゾルバ制御装置1の制御部5と駆動部6に接続す
る場合もある。
【0022】制御部5は、設定値伝送線7を介してデジ
タル設定スイッチ8に接続されている。このデジタル設
定スイッチ8は、各桁ごとの0から9までの数値を自由
に設定できる構造である。つまり、制御部5は、デジタ
ル設定スイッチ8で各電動機2の固有のレゾルバの設定
された補正値を制御部5に伝送し、制御部5で読み取
る。制御部5はレゾルバからの信号に、この補正値を補
正して駆動部6を制御する。なお、デジタル設定スイッ
チ8はダイヤル式でもその他の方式でもよく、0から9
までの数値が任意に設定することができればよい。ま
た、制御部5は,制御線9を介して駆動部6と接続され
ている。
【0023】駆動部6は、例えば、インバータで、図面
には表示していないパワー素子(IGBT)各パワー素
子に並列に接続されたダイオードを用いて構成され、制
御部5により、電動機2のU、V、W各相の巻き線に流
れる電流を制御する3相ブリッジ回路と平滑コンデンサ
を備えている。
【0024】次に、レゾルバ制御装置1による制御の手
順について図2のフロー図を参照して説明する。
【0025】まず、各電動機2は、電動機2を生産した
工場内で予めレゾルバの補正値を求めておき、工場出荷
時に電動機2の銘板に記入しておく(S1)。
【0026】出荷された電動機2を使用する際には、レ
ゾルバ線3によりレゾルバ制御装置1の制御部5と電動
機2の対応する端子とを接続し、また、動力線4により
レゾルバ制御装置1の駆動部6と電動機2の対応する端
子とを接続する(S2)。
【0027】次に、電動機2の銘板に記入されている補
正値により、デジタル設定スイッチ8を用いて電動機2
の固有のレゾルバの補正値を設定する(S3)。
【0028】設定された補正値は、設定値伝送線7を介
して制御部5に伝送されて、制御部5で読取る(S
4)。
【0029】制御部5では、読取られた補正値にもとづ
いて駆動部6を制御する(S5)。
【0030】駆動部6により電動機2を駆動する(S
6)。
【0031】電動機2を交換した際(S7)には、同様
に、デジタル設定スイッチ8の設定値を変更するだけ
で、S1〜S6の各ステップを繰り返すだけで、電動機
2を精度よく駆動することが出来る。
【0032】以上に説明してように、本発明によれば、
電動機の交換を行う為に、電動機の製造後にレゾルバの
補正値を求めておき、工場出荷時に銘板に記入してお
く。レゾルバ制御装置と組み合わせる際に、デジタル設
定スイッチにてレゾルバの補正値を入力することだけ
で、正確な制御ができる。したがって、電動機を新設し
たり交換したりする際に、電動機ごとにレゾルバの補正
値を求め直す必要がない。
【0033】それらにより、電動機とレゾルバ制御装置
との組み合わせを変更した際の制御調整試験を省略する
事ができる。また、レゾルバ制御装置の改造も必要がな
くなる。
【0034】これらのことから、電動機とレゾルバ制御
装置の組み合わせを変更する際の作業時間や、費用を大
幅に削減する事が出来るという実際的な効果を奏する。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、レゾルバ制御の電動機
で、電動機の新設や交換の手間を簡略化でき、作業時間
の短縮や費用の削減が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレゾルバ制御装置による電動機の制御
システムのブロック図。
【図2】本発明のレゾルバ制御装置による制御の手順の
フロー図。
【図3】従来のビルトインタイブのレソルバ付モータの
構成図。
【符号の説明】
1…レゾルバ制御装置、2…電動機、3…レゾルバ線、
4…動力線、5…制御部、6…駆動部、8…デジタル設
定スイッチ、9…制御線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 智之 神奈川県横浜市中区不老町1丁目1番地の 5 イーエス東芝エンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 5H570 DD01 JJ02 KK04 LL08 LL13 LL15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め測定されている補正値を制御装置の
    制御部に入力し、この制御部の制御により駆動部を動作
    させてレゾルバ装着の電動機を駆動するレゾルバ制御の
    方法において、 前記電動機を制御装置に接続した際に、前記補正値を前
    記制御装置に設けられている設定スイッチにより設定す
    ることを特徴とするレゾルバ制御の方法。
  2. 【請求項2】 前記設定スイッチによる補正値の設定
    は、前記電動機の交換ごとにおこなうことを特徴とする
    請求項1記載のレゾルバ制御の方法。
  3. 【請求項3】 レゾルバ装着の電動機と結線により接続
    して前記レゾルバ装着の電動機を制御するレゾルバ制御
    装置において、 前記レゾルバ装着の電動機の結線による接続は、レゾル
    バ線を介して制御部と動力線を介して駆動部とそれぞれ
    接続され、前記制御部は駆動部と接続されていると共に
    設定スイッチとも接続されていることを特徴とするレゾ
    ルバ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記設定スイッチは、デジタルスイッチ
    であることを特徴とする請求項3記載のレゾルバ制御装
    置。
JP2002063489A 2002-03-08 2002-03-08 レゾルバ制御の方法とその装置 Pending JP2003264991A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063489A JP2003264991A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 レゾルバ制御の方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002063489A JP2003264991A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 レゾルバ制御の方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003264991A true JP2003264991A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29196733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002063489A Pending JP2003264991A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 レゾルバ制御の方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003264991A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007336707A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Nissan Motor Co Ltd モータ制御装置
WO2010113556A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動装置の情報管理システム及び駆動装置の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007336707A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Nissan Motor Co Ltd モータ制御装置
WO2010113556A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動装置の情報管理システム及び駆動装置の製造方法
JP2010239842A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Aisin Aw Co Ltd 駆動装置の情報管理システム及び駆動装置の製造方法
CN102301569A (zh) * 2009-03-31 2011-12-28 爱信艾达株式会社 驱动装置的信息管理系统及驱动装置的制造方法
US8326562B2 (en) 2009-03-31 2012-12-04 Aisin Aw Co., Ltd. Information management system for drive apparatus and method of manufacturing drive apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7005812B2 (en) Commutation converter for a brushless servo motor
US5012169A (en) Motor drive system
US4980617A (en) Speed control apparatus of movable equipment
US20040128106A1 (en) Method for adjusting a sensor device for determining the rotational position of an electronically-commutated motor rotor
CN105099300A (zh) 控制器、专用集成电路、步进电机、致动器及其应用
TWI504861B (zh) 軸編碼器定位校正裝置及其校正方法
CN109863683B (zh) 电动机驱动装置以及电动机驱动装置的控制方法
CN1266826C (zh) 同步机的励磁控制装置
WO2019167763A1 (ja) 位置推定方法、位置推定装置およびモータモジュール
CN111070237A (zh) 一体化关节及一体化关节多传感器控制系统和方法
JP2010119220A (ja) モータ駆動制御装置
JPH10229691A (ja) モータの速度制御装置
JP2003264991A (ja) レゾルバ制御の方法とその装置
JP6780855B2 (ja) サーボアクチュエータ
JP2007089386A (ja) 冗長回転速度モニタ装置
CN112260592A (zh) 一种省线式单圈绝对值磁编码器及绝对位置获取方法
JP5282960B2 (ja) 駆動装置の情報管理システム及び駆動装置の製造方法
US20230129213A1 (en) Motor system and motor control method
JP2009247089A (ja) ブラシレスモータ用インバータの制御方法及びそれを用いた装置
US10101146B2 (en) Method and device for the sensor-free position determination of an electronically commutated electric machine
KR102542636B1 (ko) 인버터의 레졸버 옵셋 보정 장치 및 방법
JPH03178590A (ja) ブラシレス同期電動機の制御装置
JP2017204989A (ja) モータ駆動制御装置およびモータ駆動制御方法
JP2000171270A (ja) 回転電機制御装置、エンコーダ、および制御装置
JP2000213959A (ja) 位置検出装置