JP2003264797A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
を見ずに番組を視聴し得るようにする。 【解決手段】データとデータを出力するか否かを識別す
る第1出力識別子と前記データに対応する特定元を識別
する特定元識別子とを有するコンテンツが格納されてい
る第1出力識別子格納部と、データを出力するか否かを
識別する第2出力識別子と装置を識別する情報処理装置
識別子が格納されている第2出力識別子格納部と、格納
されている前記第1出力識別子と格納されている前記第
2出力識別子とにより、前記データを出力するか否かを
判断する判断部と、前記判断部がデータを出力すること
を禁止すると判断した場合には、前記データを出力しな
いように制御して前記コンテンツを出力する制御部と、
出力しないように制御したデータに対応する特定元識別
子と前記情報処理装置識別子とを含む状況情報を記録す
る状況情報記録部とを備える構成とする。
Description
し、特に、衛星を使用した放送、インターネットやCA
TV等で配信される放送などのデジタル放送サービス等
において使用されて、蓄積されたデータを所望により出
力しない情報処理装置に関するものである。
は、放送時間の最初又は最後の数分間又は所定の番組の
放送時間の途中に広告つまりコマーシャルを放送する放
送形態を採用している。このように、番組の放送と合わ
せてコマーシャルを放送することで、その番組を放送す
る放送事業者は広告主つまりスポンサから広告料を得る
ことができる。
として、より良い番組を製作し、放送事業者が放送する
番組の視聴率を高めて、より多くの広告料を徴収するよ
うにして、利益の拡大を図ることを目的としている。
惑とは異なり、放送の視聴者は、番組の途中にコマーシ
ャルを見ることを歓迎していない場合がある。すなわ
ち、上記した構成のものであると、例えば、映画やドラ
マでは、視聴している途中にコマーシャルが挿入される
ことがある。このような場合、コマーシャルによって、
その番組が分断されるため、興が殺がれるものとなる。
つまり、視聴者にとっては、コマーシャルは時として不
要な存在である。このため、例えば蓄積した映画やドラ
マ等の番組を再生する場合に、コマーシャル部分は早送
りして、映画やドラマ等の本来の番組部分は通常の再生
をする、と言った鑑賞の仕方をすることがある。
て再生されると、コマーシャルによって期待される効果
が発揮されないものとなる。言い換えれば、広告主の意
図するところは利用者に伝わらなくなり、広告主として
は資金を提供したことによる成果を上げることができな
いことになった。
て、視聴者、放送事業者、広告主のそれぞれの事情を勘
案して、蓄積した番組を再生する場合に、例えばコマー
シャルを見ずに番組を再生することで視聴者の要求を満
たすとともに、そのような再生を行った場合には課金す
ることにより放送事業者及び広告主の要求に応えるよう
にするものである。
処理装置は、第1出力識別子格納部に格納されている、
データと、前記情報処理装置がデータを出力するか否か
を識別する第1出力識別子と、前記データに対応する特
定元を識別する特定元識別子とを有するコンテンツを出
力するに際して、第2出力識別子格納部に格納されてい
る、データを出力するか否かを識別する第2出力識別子
と装置自体を識別する情報処理装置識別子とのうち、第
1出力識別子と第2出力識別子とにより、前記データを
出力するか否かを判断部が判断し、判断部がデータを出
力することを禁止すると判断した場合には、データを出
力しないように制御して前記第1出力識別子格納部に格
納されている前記コンテンツを制御部が出力し、制御部
が出力しないように制御したデータに対応する特定元識
別子と、情報処理装置識別子とを含む状況情報を状況情
報記録部が記録する構成である。
や通信衛星を使用したBS/CS放送、地上波を使用し
た放送、さらには、光ケーブルを使用したCATV放送
等におけるデジタル放送において送信される番組及びそ
の番組とともに送信されるデータ、並びに上記した識別
子を含むものである。なお、番組とは、放送やインター
ネット、CATV等のネットワークを通じて受信される
情報、あるいは記憶媒体から読み出される情報のうち、
データを除く本質的なコンテンツ部分を意味するもので
ある。
あってよく、番組を作成するための資金を提供したスポ
ンサの商品の広告、コンサート等の開催を知らせる告
知、売り出しの告知等を含むものであってよい。
ンツに含まれるデータを、任意に出力しないようにする
ことができる。したがって、例えばテレビ受像機TVに
よりコンテンツを視聴する場合に、コンテンツに含まれ
るデータを除いてコンテンツを視聴することができる。
この状況情報に基づいてデータの出力を禁止した場合に
その対価を計算して課金することが可能になる。課金
は、状況情報出力部から状況情報を出力することによ
り、その状況情報に基づいて外部において決定するよう
にしてもよいし、あるいは特定元識別子に基づいて課金
額決定部が内部において決定し、その課金額情報を情報
処理装置識別子とともに課金額情報出力部から出力する
ことにより行うようにするものであってよい。
理装置識別子、データサイズの情報であるサイズ情報、
さらにはデータを再生した場合の再生時間に関する再生
時間情報を適宜組み合わせて設定するものである。
1出力識別子受付部と、受け付けたコンテンツを記録す
る第1出力識別子記録部とを備える構造とすることによ
り、例えばBS/CS放送やCATVにより送られてく
る所望のコンテンツを記録して、コンテンツに含まれる
データを出力せずにコンテンツを出力することが可能に
なる。
2出力識別子受付部と、前記第2出力識別子を記録する
第2出力識別子記録部とを備える構造とすることによ
り、使用者が所望の時に、コンテンツに含まれるデータ
を出力せずに、データを除いたコンテンツを出力するこ
とが可能になる。この場合、前記情報処理装置識別子を
同時に受け付ける構成とするものであってもよい。
金額を決定して課金額に応じた料金を徴収をするために
は、上記情報処理装置と双方向の通信が可能な料金収集
センタが挙げられる。料金収集センタは、上記情報処理
装置の状況情報出力部から出力される状況情報を受信す
る状況情報受信部と、受信した状況情報に基づいて課金
額を決定する課金額決定部を具備する構成であり、状況
情報に基づいて、情報処理装置のユーザ毎に課金額を集
中管理することが可能である。
出力するものにあっては、料金収集センタが、情報処理
装置の課金額情報出力部から出力される課金額情報と情
報処理装置識別子とを受信する課金額情報受信部と、情
報処理装置識別子に基づいて情報処理装置毎に請求書を
発行する請求書発行部とを具備する構成とすればよい。
を出力するか否かを識別する第1出力識別子と前記デー
タに対応する特定元を識別する特定元識別子とを有する
コンテンツを格納する第1出力識別子格納ステップと、
データを出力するか否かを識別する第2出力識別子と前
記コンテンツを格納する情報処理装置を識別する情報処
理装置識別子を格納する第2出力識別子格納ステップ
と、前記第1出力識別子格納ステップで格納した前記第
1出力識別子と前記第2出力識別子格納ステップで格納
した前記第2出力識別子とにより前記データを出力する
か否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップに
おいてデータを出力することを禁止すると判断した場合
には前記データを出力しないように制御して格納されて
いる前記コンテンツを出力する制御ステップと、前記制
御ステップにおいて出力しないように制御したデータに
対応する特定元識別子と前記情報処理装置識別子とを含
む状況情報を記録する状況情報記録ステップとを具備す
るものである。
ツの出力指示の情報である出力指示情報の入力を受け付
けるコンテンツ出力指示入力受付ステップを追加し、制
御ステップにおいて、コンテンツ出力指示入力受付ステ
ップにおいてコンテンツの出力指示情報の入力を受け付
け、かつ判断ステップにおいてデータを出力することを
禁止すると判断した場合には、データを出力しないよう
に制御して第1出力格納ステップにおいて格納するコン
テンツを出力するように構成すればよい。
面を参照して説明する。
ては、地上波デジタル放送やBS/CSデジタル放送等
のデジタル放送を受信する専用のデジタル放送受信機1
00を説明する。図1に示すこのデジタル放送受信機1
00は、例えば映像及び音声入力部を有する既存の例え
ばテレビ受像機TVに接続されて用いるものである。ま
た、このデジタル放送受信機100は、例えば通信回線
網を構成する電話線を介してインターネット経由で料金
収集センタ200と双方向通信ができるものである。
ように、コンテンツを受信するチューナ1と、コンテン
ツを含む各種の情報を蓄積するハードディスクドライブ
(以下、HDDと称する)2と、HDD2への情報の入
出力、さらにはコンテンツの蓄積、出力等を制御する制
御ユニット3、IP接続のためのモデム等を含む通信ユ
ニット4等を備えている。制御ユニット3は、CPU3
a、メモリ3b、外部入力インターフェース3c、映像
・音声出力インターフェース3d、復調回路部3eを備
えている。また、デジタル放送受信機100には、その
各種の設定やチャンネルの切り替え等の信号を出力する
リモートコントローラ(以下、リモコンと称する)5が
組み合わされる。これによりデジタル放送による番組の
受信や、インターネットを介して種々のホームページに
掲載されたWebコンテンツの配信等をはじめとする各
種サービスの提供を受けることができる。そして、これ
らの要素が協働することにより、第1出力識別子記憶部
101、第2出力識別子記憶部102、判断部103、
制御部104、状況情報記録部105、コンテンツ出力
指示入力受付部106、状況情報出力部107、第1出
力識別子受付部108、第2出力識別子受付部109と
しての役割を果たす。
作を説明する。
出力識別子記憶部101と第1出力識別子受付部108
を含む。
識別子受付部108で受け付けられたコンテンツを記憶
する。受け付けたコンテンツを記憶した状態では、第1
出力識別子記憶部101にコンテンツが格納されている
状態である。コンテンツは、図4に示すように、シーケ
ンシャルアクセスのみが可能な複数のサブストリームS
subからなるストリームSにより構成される。ストリ
ームSは、サブストリームSsubである番組情報S1
が主体となり、その番組情報S1を分割するようにして
サブストリームSsubである広告情報S2が組み込ま
れている。そして、番組情報S1のヘッダに番組を識別
する番組識別子IDpが書き込まれ、広告情報S2のヘ
ッダにそのそれぞれの広告情報2を出力するか否かの識
別のための第1出力識別子ID1とスポンサを識別する
ための特定元識別子IDsが書き込まれている。この第
1出力識別子ID1は、出力を省略し得ない言い換えれ
ば必ず強制的に出力される広告情報S2と、出力を省略
し得る広告情報S2とを識別するためのものである。
には、特定元であるスポンサが提供するデータである広
告を含む広告情報S2、広告情報S2を出力するか否か
を識別する第1出力識別子ID1と、広告情報S2を提
供するスポンサを識別する特定元識別子IDsと、広告
情報S2のデータサイズを示すサイズ情報Ss、映画や
ドラマ等の番組情報S1とが含まれている。
出力識別子記憶部109と第2出力識別子受付部102
を含む。
5により第2出力識別子受付部102に入力される第2
出力識別子ID2を記憶するとともに、情報処理装置識
別子(以下、装置識別子と称する)IDdを記憶してい
る。第2出力識別子ID2は、ユーザの所望によりその
都度書き換えが可能なものであり、広告情報S2を出力
しないことを示す場合と、その逆に出力することを示す
場合とがある。一方、装置識別子IDdは、このデジタ
ル放送受信機100に固有のものであり、書き換えでき
ないものである。
第2出力識別子ID2とコンテンツ出力指示入力受付部
106から出力される出力指示情報とに基づいて、第1
出力識別子ID1により識別された広告情報S2を出力
するかしないかの判断を行う。第1出力識別子ID1
が、広告情報S2の出力を禁止あるいは省略し得ないこ
とを示し、かつ第2出力識別子ID2が広告情報S2を
出力しないことを示している場合は、判断部103は広
告情報S2を出力すると判断する。一方、第1出力識別
子ID1が、広告情報S2の出力を省略可能であること
を示し、かつ第2出力識別子ID2が広告情報S2を出
力しないことを示している場合は、判断部103は広告
情報S2を出力しないと判断するものである。また、第
1出力識別子ID1が、広告情報S2の出力を省略可能
であることを示し、かつ第2出力識別子ID2が広告情
報S2を出力することを示している場合は、判断部10
3は広告情報S2を出力すると判断するものである。そ
して、判断部103は、これらの判断結果を制御部10
4に対して出力する。
ユーザーがしたコンテンツ出力指示の入力を受け付ける
ものである。
合に、判断部103の判断結果及びコンテンツ出力指示
入力受付部106から出力される出力指示情報に対応し
て、広告情報S2の出力を制御するとともに、第1出力
識別子記憶部101、第2出力識別子記憶部102、コ
ンテンツ出力指示入力受付部106との情報の授受や、
コンテンツの再生制御等のデジタル放送受信機100の
全体を制御するものである。すなわち、制御部104
は、入力される出力指示情報により指示されたコンテン
ツに含まれる広告情報S2を出力しないと言う判断部1
03の判断結果を受信した場合には、広告情報S2を除
く他の情報つまり番組情報S1等の情報を出力するもの
である。制御部104から出力された情報は、例えば接
続されているテレビ受像機TVにより再生されるもので
ある。
出力されなかった場合に、その時の状況を状況情報とし
て書き込むものである。状況情報としては、どのスポン
サのどの広告情報が出力されなかったかを少なくとも判
定することができればよく、出力されなかった広告情報
S2に対応する特定元識別子と、広告情報S2を出力し
なかった情報処理装置つまりデジタル放送受信機を識別
するために、装置識別子IDdとを組み合わせるもので
ある。なお、出力されなかった広告情報S2をさらに詳
細に把握するために、この状況情報が、広告情報S2の
サイズ情報Ssを有するものであってもよい。さらに
は、広告情報S2を再生した場合の再生時間に関する再
生時間情報を有するものであってもよい。サイズ情報S
sと再生時間情報とは、少なくともいずれか一方が状況
情報に含まれるものであればよい。
況情報出力部107から出力される。出力された状況情
報は、例えばインターネットを介して料金収集センタ2
00に入力される。料金収集センタ200では、入力さ
れた状況情報のスポンサの情報つまり特定元識別子ID
sに基づいて課金額を決定するとともに、装置識別子I
Ddに基づいてどのユーザに対して課金するのかを決定
する。また、状況情報が、サイズ情報Ssを有する場合
にあっては、サイズ情報Ssから得られる広告情報S2
のデータサイズが大きくなるに応じて、再生時間情報を
有する場合にあっては再生時間が長くなるに応じて、そ
れぞれ課金額が高くなるように設定すればよい。
ら送付されるコンテンツを受け付けるもので、受け付け
たコンテンツは第1出力識別子記録部101に記憶され
る。また、第2出力識別子受付部109は、リモコン5
から出力される第2出力識別子ID2と装置識別子とを
受け付けるもので、受け付けた第2出力識別子ID2と
装置識別子とは第2出力識別子記録部102に記録され
る。第2出力識別子ID2は、デジタル放送受信機10
0がセットされる場合に、広告情報S2を出力しない内
容にして記録(初期設定)しておくことにより、記録さ
れた、つまり格納されているコンテンツを再生する場合
は常に広告情報S2を出力せずにおくことが可能にな
る。また、所望のコンテンツを再生する場合に、その都
度リモコン5から出力されて第2出力識別子受付部10
9で受け付けるようにするものであってよい。
ラムについて、図5のフローチャートを参照して説明す
る。この実施の形態においては、第1出力識別子記憶部
101に広告情報S2とこの広告情報S2を出力するか
否かを識別する第1出力識別子ID1、及び広告情報S
2に対応するスポンサを識別する特定元識別子を有する
コンテンツがすでに格納されているものであり、また第
2出力識別子記憶部102に広告情報S2を出力するか
否かを識別する第2出力識別子ID2、及びこのデジタ
ル放送受信機100自体を識別する装置識別子がすでに
格納されているものとする。そして、格納されているコ
ンテンツを再生するように、リモコン5から出力指示情
報がデジタル放送受信機100に入力されたものとす
る。再生に際しては、再生が開始されると、格納されて
いるコンテンツに含まれる出力を省略し得る広告情報S
2を一括して出力しないものとする。
からの再生の指示を受けて、判断部103に再生を指示
されたコンテンツが転送する。
部103に第2出力識別子ID2と装置識別子IDdと
が転送される。
入力されたコンテンツに含まれる第1出力識別子ID1
と、第2出力識別子ID2とに基づいて、その第1出力
識別子ID1に対応する広告情報Sを出力するか否かを
判断する。そして、第1出力識別子ID1が出力を省略
し得ることを示すものであり、かつ第2出力識別子ID
2が広告情報S2を出力しないことを示すものである場
合は、その判断結果に基づいて、第1出力識別子ID1
に対応する広告情報S2を出力しないように、制御部1
04に指示を出力する。なお、第2出力識別子ID2が
広告情報S2を出力しないことを示していても、第1出
力識別子ID1が広告情報S2の出力を行うことを示し
ている場合は、判断部103はその第1出力識別子ID
1に対応する広告情報S2を出力するように制御部10
4に指示を出力する。したがって、このような広告情報
S2は、必ず番組情報S1とともに出力されるものとな
る(ステップn8)。
断部103により出力しないと判断した広告情報S2を
出力することなくコンテンツに含まれる番組情報を出力
する。すなわち、制御部104は、番組情報S1を出力
している間に、判断部103において出力しないと判断
された広告情報S2を検出すると、その広告情報S2の
次に再生すべき番組情報S1をバッファリングしてお
く。次に、先に出力している再生中の番組情報S1の出
力が終了すると、そのバッファリングした番組情報S1
を出力する。そして、判断部103から広告情報S2を
出力しない旨の指示が入力される毎に順次この制御を繰
り返し、出力しないと判断した広告情報S2を出力せず
に、コンテンツに含まれるそれ以外の番組情報S1を順
次出力するものである。
出力しなかった広告情報S2に対応するスポンサの特定
元識別子IDsと装置識別子IDdとサイズ情報Ssと
を状況情報記憶部105に出力して記憶する。
に記憶した特定元識別子IDsと装置識別子IDdとサ
イズ情報Ssを状況情報出力部107に転送して、コン
テンツを再生する際に出力しなかった広告情報S2に対
応する特定元識別子IDsと装置識別子IDdとを料金
収集センタ200に出力する。
00から出力された課金額情報を受信する。
サーバを有している。サーバは、各種の情報を蓄積する
HDDと、HDDへの情報の入出力、さらにはコンテン
ツの蓄積、出力等を制御する制御ユニット、IP接続の
ためのモデム等を含む通信ユニット等を備えている。制
御ユニットは、CPU、メモリ、外部入力インターフェ
ースを備えている。そして、これらの要素が協働するこ
とにより、図6示す、状況情報受信部201と、課金額
決定部202としての役割を果たす。なお、図6にあっ
ては、料金収集センタ200の特徴部分のみを図示し、
他の部分を省略している。
に、契約している各ユーザのデジタル放送受信機100
から出力される状況情報を状況情報受信部201で受信
して(ステップn11)、受信した状況情報から課金額
を課金額決定部202で計算する(ステップn12)。
そして、計算した課金額をインターネット経由でユーザ
に通知する(ステップn13)ものである。
して課金額を設定したテーブルを有しており、そのテー
ブルを検索して課金額を決定するものである。この実施
の形態においては、状況情報として広告情報S2のサイ
ズを示すサイズ情報Ssを有しているので、課金額は、
特定元識別子IDsに対応して設定される基本的な課金
額に、サイズ情報Ssを考慮して決定される。具体的に
は、サイズ情報Ssで示される広告情報S2のサイズに
比例して、サイズが大きいほど課金額を大きくするもの
である。また、複数の特定元識別子IDsが状況情報に
含まれる場合は、そのそれぞれの特定元識別子IDsに
対して課金額を決定し、決定した全ての課金額を合算し
て最終課金額を決定するものである。
0は、状況情報のうちの装置識別子IDdを識別し、そ
の装置識別子IDdを有するデジタル放送受信機100
に対して決定した課金額を出力する。したがって、ユー
ザは、再生し終わったコンテンツに対する課金額を確認
することが可能になる。
再生する際に、ユーザの所望により、広告情報S2を見
ることなく番組を楽しむことができる。一方、スポンサ
は、提供する広告情報S2が視聴されなかった場合で
も、ユーザからその対価を徴収することができる。
イズ情報Ssが含まれているものを説明したが、サイズ
情報Ssの有無にかかわらず、特定元識別子IDsで示
されるスポンサ毎に課金額を決定し、広告情報S2のサ
イズの如何にかかわらず、一律に課金額を決定するもの
であってもよい。
定し、決定した課金額を料金収集センタ200Aに出力
する構成について、図8を参照して説明する。
形態におけるデジタル放送受信機100の構成に、さら
に課金額決定部110と課金額情報出力部111との機
能を追加するものである。
出力される状況情報の特定元識別子IDsに基づいて、
課金額を決定する。特定元識別子IDsは、スポンサ毎
に設定されているので、スポンサ毎に課金額を設定して
おくことにより、入力された特定元識別子IDsから課
金額を決定することができる。再生したコンテンツ内に
複数のスポンサの広告情報S2が存在し、それらの広告
情報S2の出力をしなかった場合は、特定元識別子ID
s毎に課金額を計算し、計算した課金額を合計して最終
的な課金額を決定する。この実施の形態2にあっては、
課金額を決定するに際して、広告情報S2のサイズに応
じて課金額を決定するものとする。なお、課金額の決定
は、広告情報S2の再生時間に応じて行うものであって
もよい。
110が決定した課金額に対応する課金額情報を、テレ
ビ受像機TVが表示できるように出力するとともに、料
金収集センタ200に対してインターネット経由で出力
する。インターネットに対して常時接続している場合
は、広告情報S2を出力せずにコンテンツを再生した際
に、その都度出力するものであってよく、常時接続して
いない場合は、インターネットに接続を行った場合に自
動的に出力するものであってよい。これにより、ユーザ
は、課金額情報の出力を意識することなく、料金収集セ
ンタ200Aに対して課金額情報を送信することができ
る。
て、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
110が受信した装置識別子IDdから、どのユーザへ
の課金であるかを識別する。そして、識別したユーザ毎
に課金額を決定するものである。
が受信した特定元識別子IDsから、基本となる課金額
を割り出す。受信した特定元識別子IDsが複数である
場合は、そのそれぞれに対して基本となる課金額を割り
出す。
る課金額に、受信したサイズ情報Ssに基づいて設定さ
れた課金率を乗じて、広告情報S2のサイズに対応した
課金額を計算して決定する。
んで計算した課金額から最終的な課金額を決定する。受
信した特定元識別子IDsが一つである場合は、ステッ
プn23において計算した課金額が最終的な課金額とな
り、受信した特定元識別子IDsが複数である場合は、
各特定元識別子IDsに対応して計算された各課金額を
合計して最終的な課金額を決定する。なお、状況情報に
サイズ情報Ssが含まれない場合は、特定元識別子ID
sで特定されるスポンサに対応した課金額でのみ最終的
な課金額を決定するものである。
金額を記憶し、テレビ受像機TVに表示出力するととも
に料金収集センタ200Aに送信し得る状態とする。イ
ンターネットに対して常時接続をしている場合にあって
は、記憶するとともに料金収集センタ200に対して出
力する。一方、常時接続していない場合は、IP接続が
行われた時点で、自動的に料金収集センタ200Aに対
して出力する。
対応する料金収集センタ200Aは、デジタル放送受信
機100Aから送られてくる課金額情報に基づいて、請
求書を発行する構成である。すなわち料金収集センタ2
00Aは、図10に示すように、課金額情報及び装置識
別子IDdを受信する課金額情報受信部210と、受信
した課金額情報と装置識別子IDdとに基づいて請求書
を発行する請求書発行部211とを備えるものである。
なお、図10にあっては、料金収集センタ200Aの特
徴部分のみを図示し、他の部分を省略している。
受信機100Aから例えばインターネット経由で出力さ
れる課金額情報と装置識別子IDdとを受信するもので
ある。
210において受信した装置識別子IDd毎に、受信し
た課金額情報に基づく請求書を発行するもである。請求
書は、課金額情報が入力される毎に発行されるものであ
ってよく、また週単位あるいは月単位で集計されたもの
で発行されるものであってもよい。このような請求書
は、デジタルデータとして発行されて、デジタル放送受
信機100Aに送信されるものであってよく、また課金
額を印刷した紙製の請求書の形式で発行されるものであ
ってもよい。
200Aは、図11に示すように、課金額情報受信部2
10は、各デジタル放送の受信機100Aから出力され
る課金情報と装置識別子IDdとを受信して、受信した
課金額情報から、装置識別子IDdを識別(ステップn
31)し、その装置識別子IDdに関連する課金額情報
を抽出する(ステップn32)。そして、請求書発行部
211は、装置識別子IDd毎の課金額情報に基づい
て、装置識別子IDdにより特定されるユーザに対して
請求書を発行する(ステップn33)ものである。
信機100Aにおいて課金額を決定するので、ユーザは
広告情報S2を省略してコンテンツを再生した場合に、
即座にそれに対する課金額を確認することができる。
態に限定されるものではない。
ンテンツを再生している間に、出力を禁止し得る広告情
報S2が出現する毎に、テレビ受像機TVにその旨を表
示し、その都度ユーザに対応する広告情報S2を出力し
ないか否かを確認するようにするものであってもよい。
のデジタル放送受信機100とテレビ受像機TVとを組
み合わせた場合について説明したが、テレビ受像機TV
自体が上記各実施の形態において説明したデジタル放送
受信機100を内蔵するものであってもよい。すなわ
ち、テレビ受像機TVは、コンテンツを記憶することが
できるデジタル放送受信機100に、受信して記憶した
コンテンツを表示出力する表示部あるいは表示手段を備
える構成である。
理装置としては、例えばパーソナルコンピュータ、携帯
電話、PDA(Personal Digital Assisitant)、カーナ
ビゲーション等を挙げることができる。
実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。
ンツに含まれる広告情報のようなデータを所望により出
力することなくコンテンツを出力し得るので、ユーザは
必要とする情報のみを選択することができる。
出力した場合には、その時の状況によって課金額を決定
するため、そのデータの特定元であるスポンサもデータ
を出力しないことの不利益を被ることを防止することが
できる。
図
すブロック図
ック図
図
理手順を示すフローチャート
ロック図
処理の処理手順を示すフローチャート
機の機能ブロック図
機における処理手順を示すフローチャート
の機能ブロック図
における処理手順を示すフローチャート
Claims (20)
- 【請求項1】情報処理装置であって、 データと、前記情報処理装置がデータを出力するか否か
を識別する第1出力識別子と、前記データに対応する特
定元を識別する特定元識別子とを有するコンテンツが格
納されている第1出力識別子格納部と、 前記情報処理装置がデータを出力するか否かを識別する
第2出力識別子と、前記情報処理装置を識別する情報処
理装置識別子が格納されている第2出力識別子格納部
と、 前記第1出力識別子格納部で格納されている前記第1出
力識別子と、前記第2出力識別子格納部で格納されてい
る前記第2出力識別子とにより、前記データを出力する
か否かを判断する判断部と、 前記判断部がデータを出力することを禁止すると判断し
た場合には、前記データを出力しないように制御して前
記第1出力識別子格納部に格納されている前記コンテン
ツを出力する制御部と、 前記制御部が出力しないように制御したデータに対応す
る特定元識別子と、前記情報処理装置識別子とを含む状
況情報を記録する状況情報記録部とを具備する情報処理
装置。 - 【請求項2】情報処理装置であって、 データと、前記情報処理装置がデータを出力するか否か
を識別する第1出力識別子と、前記データに対応する特
定元を識別する特定元識別子とを有するコンテンツが格
納されている第1出力識別子格納部と、 前記情報処理装置がデータを出力するか否かを識別する
第2出力識別子と、前記情報処理装置を識別する情報処
理装置識別子が格納されている第2出力識別子格納部
と、 前記第1出力識別子格納部で格納されている前記第1出
力識別子と、前記第2出力識別子格納部で格納されてい
る前記第2出力識別子とにより、前記データを出力する
か否かを判断する判断部と、 前記コンテンツの出力指示の情報である出力指示情報の
入力を受け付けるコンテンツ出力指示入力受付部と、 前記コンテンツ出力指示入力受付部が前記コンテンツの
出力指示情報の入力を受け付け、かつ前記判断部が前記
データを出力することを禁止すると判断した場合には、
前記データを出力しないように制御して前記第1出力格
納部に格納されている前記コンテンツを出力する制御部
と、 前記制御部が出力しないように制御したデータに対応す
る特定元識別子と、前記情報処理装置識別子とを含む状
況情報を記録する状況情報記録部とを具備する情報処理
装置。 - 【請求項3】さらに、前記第1出力識別子格納部は、デ
ータのデータサイズの情報であるサイズ情報も格納され
ており、 前記状況情報には、サイズ情報が含まれている請求項1
から請求項2記載の情報処理装置。 - 【請求項4】さらに、前記第1出力識別子格納部は、デ
ータを再生した場合の再生時間に関する再生時間情報も
格納しており、 前記状況情報には再生時間情報が含まれている請求項1
から請求項2記載の情報処理装置。 - 【請求項5】さらに、前記状況情報記録部に記録した前
記状況情報を出力する状況情報出力部を具備した請求項
1から請求項4記載の情報処理装置。 - 【請求項6】前記状況情報記録部に記録した前記特定元
識別子に基づいて、課金額を決定する課金額決定部を具
備した請求項1から請求項5記載の情報処理装置。 - 【請求項7】前記状況情報記録部に記録した前記特定元
識別子と前記サイズ情報とに基づいて課金額を決定する
課金額決定部を具備した請求項1から請求項5記載の情
報処理装置。 - 【請求項8】前記状況情報記録部に記録した前記特定元
識別子と前記再生時間情報とに基づいて課金額を決定す
る課金額決定部を具備した請求項1から請求項5記載の
情報処理装置。 - 【請求項9】さらに、前記課金額決定部で決定した課金
額情報と、前記情報処理装置識別子とを出力する課金額
情報出力部を具備した請求項6または請求項7記載の情
報処理装置。 - 【請求項10】前記特定元はスポンサである請求項1か
ら請求項7記載の情報処理装置。 - 【請求項11】前記データは、広告を含んでなる広告情
報である請求項1から請求項9記載の情報処理装置。 - 【請求項12】さらに、前記制御部が出力した前記コン
テンツを表示する表示部を具備した請求項1から請求項
10記載の情報処理装置。 - 【請求項13】前記第1出力識別子格納部は、前記デー
タと前記第1出力識別子と前記特定元識別子とを有する
前記コンテンツを受け付ける第1出力識別子受付部と、 前記データと前記第1出力識別子と前記特定元識別子と
を有する前記コンテンツを記録する第1出力識別子記録
部とを有する請求項1から請求項11のいずれかに記載
の情報処理装置。 - 【請求項14】前記第2出力識別子格納部は、前記第2
出力識別子を受け付ける第2出力識別子受付部と、 前記第2出力識別子を記録する第2出力識別子記録部と
を有する請求項1から請求項12記載の情報処理装置。 - 【請求項15】請求項1から請求項14のいずれか記載
の情報処理装置をコンピュータ上で実現するためのプロ
グラム。 - 【請求項16】請求項4記載の情報処理装置の状況情報
出力部から出力される状況情報を受信する状況情報受信
部と、受信した状況情報に基づいて課金額を決定する課
金額決定部とを具備する料金収集センタ。 - 【請求項17】請求項9記載の情報処理装置の課金額情
報出力部から出力される課金額情報と情報処理装置識別
子とを受信する課金額情報受信部と、情報処理装置識別
子に基づいて情報処理装置毎に請求書を発行する請求書
発行部とを具備する料金収集センタ。 - 【請求項18】状況情報の特定元識別子の特定元はスポ
ンサである請求項16又は請求項17記載の料金収集セ
ンタ。 - 【請求項19】情報処理方法であって、 データと、データを出力するか否かを識別する第1出力
識別子と、前記データに対応する特定元を識別する特定
元識別子とを有するコンテンツを格納する第1出力識別
子格納ステップと、 データを出力するか否かを識別する第2出力識別子と、
前記コンテンツを格納する情報処理装置を識別する情報
処理装置識別子を格納する第2出力識別子格納ステップ
と、 前記第1出力識別子格納ステップで格納した前記第1出
力識別子と前記第2出力識別子格納ステップで格納した
前記第2出力識別子とにより、前記データを出力するか
否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップにおいてデータを出力することを禁止
すると判断した場合には、前記データを出力しないよう
に制御して格納されている前記コンテンツを出力する制
御ステップと、 前記制御ステップにおいて出力しないように制御したデ
ータに対応する特定元識別子と、前記情報処理装置識別
子とを含む状況情報を記録する状況情報記録ステップと
を具備する情報処理方法。 - 【請求項20】情報処理方法であって、 データと、前記情報処理装置がデータを出力するか否か
を識別する第1出力識別子と、前記データに対応する特
定元を識別する特定元識別子とを有するコンテンツを格
納する第1出力識別子格納ステップと、 データを出力するか否かを識別する第2出力識別子と、
コンテンツを格納する情報処理装置を識別する情報処理
装置識別子を格納する第2出力識別子格納ステップと、 前記第1出力識別子格納ステップで格納した前記第1出
力識別子と前記第2出力識別子格納ステップで格納した
前記第2出力識別子とにより、前記データを出力するか
否かを判断する判断ステップと、 前記コンテンツの出力指示の情報である出力指示情報の
入力を受け付けるコンテンツ出力指示入力受付ステップ
と、 前記コンテンツ出力指示入力受付ステップにおいて前記
コンテンツの出力指示情報の入力を受け付け、かつ前記
判断ステップにおいて前記データを出力することを禁止
すると判断した場合には、前記データを出力しないよう
に制御して前記第1出力格納ステップにおいて格納する
前記コンテンツを出力する制御ステップと、 前記制御ステップにおいて出力しないように制御したデ
ータに対応する特定元識別子と、前記情報処理装置識別
子とを含む状況情報を記録する状況情報記録ステップと
を具備する情報処理方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062099A JP3906983B2 (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 情報処理装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062099A JP3906983B2 (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 情報処理装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006306950A Division JP2007104702A (ja) | 2006-11-13 | 2006-11-13 | 情報処理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003264797A true JP2003264797A (ja) | 2003-09-19 |
JP3906983B2 JP3906983B2 (ja) | 2007-04-18 |
Family
ID=29196047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002062099A Expired - Fee Related JP3906983B2 (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3906983B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300614A (ja) * | 2006-05-04 | 2007-11-15 | Lg Electronics Inc | コンテンツの送信装置、出力装置、送信方法、出力方法、及びコンテンツ送信データ構造 |
-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002062099A patent/JP3906983B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300614A (ja) * | 2006-05-04 | 2007-11-15 | Lg Electronics Inc | コンテンツの送信装置、出力装置、送信方法、出力方法、及びコンテンツ送信データ構造 |
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