JP2003264760A - 写真シール自動販売機、写真シール作成方法、並びにプログラム - Google Patents

写真シール自動販売機、写真シール作成方法、並びにプログラム

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JP2003264760A
JP2003264760A JP2002373793A JP2002373793A JP2003264760A JP 2003264760 A JP2003264760 A JP 2003264760A JP 2002373793 A JP2002373793 A JP 2002373793A JP 2002373793 A JP2002373793 A JP 2002373793A JP 2003264760 A JP2003264760 A JP 2003264760A
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正道 秋間
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Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが画像編集処理に必要とする時間を短
縮する。 【解決手段】 ステップS191において、CPUは、確
認・編集用モニタにオーロラブラシモード編集画面を表
示し、入力を受け付け、ステップS192において、オ
ーロラブラシの開始座標が入力されたか否かを判定し、
入力されたと判定するまで待機する。開始座標が入力さ
れたと判定すると、CPUは、ステップS193に進み、
その入力された開始座標を記録する。ステップS194
において、CPUは、オーロラブラシの終了座標が入力さ
れたか否かを判定し、入力されたと判定するまで待機す
る。終了座標が入力されたと判定すると、CPUは、ステ
ップS195に進み、入力された開始座標と終了座標を
端点とする直線の、図中上側に矩形領域を設定し、その
矩形領域に所定の絵柄を描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真シール自動販
売機、写真シール作成方法、並びにプログラムに関し、
特に、ユーザが画像編集処理に必要とする時間を短縮す
ることができるようにした写真シール自動販売機、写真
シール作成方法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラでユーザを撮影し、これを
予め用意されたフレーム画像と合成してシール紙などに
印刷して提供する画像印刷装置(例えば、プリントクラ
ブ(商標))が知られている。
【0003】そして、この画像印刷装置には、ユーザ
が、撮影された画像上に付属のペンで任意の文字や図形
などを編集(いわゆる落書き)することができるように
なされているものも存在する。
【0004】また最近では、撮影された画像上に、より
複雑な編集を行うことができるようにするため、画像印
刷装置に様々な落書き機能が追加されている。これによ
り、ユーザは、撮影された画像上に、より複雑な編集を
行うことができるようになってきた。
【0005】例えば、模様等が異なる複数のタイプのペ
ンまたはブラシを選択させ、ディスプレイに表示されて
いる撮影画像上にタッチペンを利用して文字や図形を描
かせるペン機能、またはブラシ機能や、予め用意された
絵柄を選択させ、ディスプレイに表示されている撮影画
像上に配置させるスタンプ機能等がある。
【0006】また、図1のように、ユーザが操作するタ
ッチペンの軌跡上に、複数の絵柄を所定の間隔で配置す
るコロコロスタンプ機能もある。
【0007】図1は、コロコロスタンプ機能を用いて、
絵柄を配置する様子を示す図である。
【0008】コロコロスタンプ機能を選択したユーザ
は、配置する絵柄を選択した後、図1(A)のように、
タッチパネルが重畳されたディスプレイの撮影画像領域
1にタッチペン2を接触させる。図1(A)において、
ユーザはタッチペン2を撮影画像領域1の位置3に接触
させている。
【0009】タッチペン2をディスプレイの撮影画像領
域1の位置3に接触させたユーザは、図1(B)のよう
に、タッチペン2をディスプレイに接触したまま位置4
に移動させる。すると、予め決められた間隔で、ユーザ
が選択した絵柄5a乃至5dが配置される。絵柄5a乃
至5dは、タッチペン2の軌跡上に配置され、配置され
た時点において、それらの位置は決定する。
【0010】ユーザが、タッチペン2をディスプレイの
撮影画像領域1から離すと、図1(C)のように、絵柄
の配置が終了する。再度絵柄の配置を行う場合、ユーザ
は、タッチペン2をディスプレイの撮影画像領域1に、
図1(A)のように接触させ、上述した作業を繰り返
す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たスタンプ機能等において複数の絵柄を配置する場合、
ユーザは好みの絵柄を多くの絵柄から選択し、配置する
という作業を何度も行わなければならず、その作業に多
くの時間を必要とするという課題があった。
【0012】また、上述したコロコロスタンプ機能にお
いて、ユーザは複数の絵柄を比較的容易に配置すること
ができるが、絵柄は配置された時点でその位置が決定す
るため、配置した絵柄の位置がユーザの好みに合わない
場合、ユーザはそれらの絵柄を一度消去し再度配置し直
さなければならず、その作業に多くの時間を必要とする
という課題があった。
【0013】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、簡単な操作で複数の絵柄を同時に任意の位
置に配置し、ユーザが画像編集処理に必要とする時間を
短縮することができるようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の写真シール自動
販売機は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段によ
り撮影された被写体の画像の表示を制御する第1の表示
制御手段と、第1の表示制御手段により表示が制御され
た画像を編集するGUIの表示を制御する第2の表示制御
手段と、第2の表示制御手段により表示が制御されたGU
Iに基づいて、第1の表示制御手段により表示が制御さ
れた画像に付加する所定の模様画像を選択する選択入力
を受け付ける第1の受付手段と、第1の受付手段により
受け付けられた選択入力により選択された所定の模様画
像の配置位置を指定する指定入力を受け付ける第2の受
付手段と、第2の受付手段により受け付けられている指
定入力が開始された位置と終了された位置とに基づい
て、所定の矩形領域を設定し、所定の矩形領域内に所定
の模様画像を描画するように表示を制御する第3の表示
制御手段と、第3の表示制御手段により表示が制御され
た所定の模様画像に基づいて、第1の表示制御手段によ
り表示が制御された被写体の画像を編集する編集手段
と、編集手段により編集された被写体の画像を所定の印
刷媒体に印刷する印刷手段と、印刷手段により被写体の
画像が印刷された印刷媒体を排出する排出手段とを備え
ることを特徴とする。
【0015】撮影手段は、例えば、撮影装置により構成
され、第1の表示制御手段は、例えば、CPUにより構成
され、第2の表示制御手段は、例えば、CPUにより構成
され、第1の受付手段は、例えば、CPUにより構成さ
れ、第2の受付手段は、例えば、CPUにより構成され、
第3の表示制御手段は、例えば、CPUにより構成され、
編集手段は、例えば、CPUにより構成され、印刷手段
は、例えば、プリンタにより構成され、排出手段は、例
えば、印刷物取り出し口により構成される。
【0016】撮影手段による撮影が終了すると、ユーザ
は、第2の表示制御手段により表示が制御され、確認・
編集用モニタに表示されているGUIに基づいて、第1の
表示制御手段により表示が制御され、確認・編集用モニ
タに表示されている撮影画像上に配置させる所定の模様
画像(オーロラブラシ)を選択し、その撮影画像上にお
いてタッチペンを操作することにより、その選択したス
タンプの配置位置の指定を開始する。
【0017】その指定に基づいて、CPUは、例えば、ユ
ーザが入力した、オーロラブラシを描画する位置の指定
における開始位置、および終了位置に基づいて、矩形領
域を設定する。そして、CPUは、その矩形領域内に所定
の模様画像である矢印を複数描画する。
【0018】その模様画像が描画された被写体の画像
は、プリンタにおいて印刷され、シール取り出し口より
排出される。
【0019】以上のように構成することにより、ユーザ
は、簡単な操作で矩形の模様画像によって被写体の画像
を編集することができ、より効果的な編集を容易に行う
ことができる。これにより、写真シール自動販売機は、
ユーザが画像編集処理に必要とする時間を短縮すること
ができる。
【0020】前記第3の表示制御手段は、所定の矩形領
域内に描画される所定の模様画像を、位置により透過度
を変化させて描画し、第1の表示制御手段により表示が
制御されている画像に合成するように表示を制御するよ
うにすることができる。
【0021】例えば、重み曲線が予め設定されており、
CPUは、この重み曲線に基づいて、矩形領域に描画する
矢印の透過度を決定する。
【0022】以上のように構成することにより、ユーザ
は、簡単な操作で編集画像にオーロラのような効果を与
えることができ、より効果的な編集を容易に行うことが
できる。これにより、写真シール自動販売機は、ユーザ
が画像編集処理に必要とする時間を短縮することができ
る。
【0023】本発明の写真シール自動販売機の写真シー
ル作成方法は、被写体を撮影する撮影ステップと、撮影
ステップの処理により撮影された被写体の画像の表示を
制御する第1の表示制御ステップと、第1の表示制御ス
テップの処理により表示が制御された画像を編集するGU
Iの表示を制御する第2の表示制御ステップと、第2の
表示制御ステップの処理により表示が制御されたGUIに
基づいて、第1の表示制御ステップの処理により表示が
制御された画像に付加する所定の模様画像を選択する選
択入力を受け付ける第1の受付ステップと、第1の受付
ステップの処理により受け付けられた選択入力により選
択された所定の模様画像の配置位置を指定する指定入力
を受け付ける第2の受付ステップと、第2の受付ステッ
プの処理により受け付けられている指定入力が開始され
た位置と終了された位置とに基づいて、所定の矩形領域
を設定し、所定の矩形領域内に所定の模様画像を描画す
るように表示を制御する第3の表示制御ステップと、第
3の表示制御ステップの処理により表示が制御された所
定の模様画像に基づいて、第1の表示制御ステップの処
理により表示が制御された被写体の画像を編集する編集
ステップと、編集ステップの処理により編集された被写
体の画像の、所定の印刷媒体への印刷を制御する印刷制
御ステップと、印刷制御ステップの処理により制御され
て被写体の画像が印刷された印刷媒体の排出を制御する
排出制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】前記第3の表示制御ステップの処理は、所
定の矩形領域内に描画される所定の模様画像を、位置に
より透過度を変化させて描画し、第1の表示制御ステッ
プの処理により表示が制御されている画像に合成するよ
うに表示を制御するようにすることができる。
【0025】以上のように構成することにより、ユーザ
は、簡単な操作で編集画像にオーロラのような効果を与
えることができ、より効果的な編集を容易に行うことが
できる。これにより、画像印刷装置写真シール自動販売
機は、ユーザが画像編集処理に必要とする時間を短縮す
ることができる。
【0026】本発明のプログラムは、上述した写真シー
ル作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0027】本発明のプログラムは、所定の記録媒体に
記録されて、例えば、ドライブにより読み出され、写真
シール自動販売機にインストールされる。記録媒体は、
フロッピディスクなどよりなる磁気ディスク、CD-ROM
(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digita
l Versatile Disk)などよりなる光ディスク、MD(Mini
-Disk)(商標)などよりなる光磁気ディスク、または
半導体メモリなどより構成される。
【0028】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用した写真シ
ール自動販売機としての画像印刷装置10の構成例を示
す斜視図である。
【0029】画像印刷装置10の筐体11の面11−1
の上方には、左右方向中間部に撮影装置20が設置され
ている。この撮影装置20の所定の角度だけ斜め下方向
を向いた面には、CCD(Charge Coupled Device)、ある
いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconducto
r)などよりなるカメラ21、および小型のLCDなどより
なる取り込み画像表示部22が配置されている。カメラ
21は、被写体の画像を取り込み、取り込まれた画像
(動画像)は、取り込み画像表示部22に表示される。
取り込み画像表示部22がカメラ21の近傍に設けられ
ているため、ユーザは、取り込み画像表示部22に表示
されている自分の画像を確認しながら、視線をほぼカメ
ラ21に向けた状態で撮影することができる。
【0030】カメラ21は、図4のカメラ制御部105
に制御され、ユーザにより選択される「全身」のモード
または「アップ」のモードに応じて、設置位置が移動さ
れ、さらに、「正面」のモードでの撮影時には設置角度
がほぼ0度に設定され、「見上げ」のモードでの撮影時
には設置角度がほぼ30度に設定される。
【0031】面11−1の撮影装置20の下方には、確
認・編集用モニタ31が設置されている。確認・編集用
モニタ31は、撮影方法を案内する画面や、後述するよ
うに撮影装置20により撮影された被写体の画像を表示
する。
【0032】また、確認・編集用モニタ31にはタッチ
パネル113(図4)が積層されており、ユーザは、確
認・編集用モニタ31に表示されている画像に対して後
述するタッチペン42を操作することにより、確認・編
集用モニタ31に表示された撮影画像に任意の文字や図
形などを書き込む(入力する)ことができる。
【0033】確認・編集用モニタ31は、撮影画像とと
もに、様々な編集ツールの選択ボタンなどを表示する。
そして、確認・編集用モニタ31は、ユーザによりタッ
チペン42で書き込みがなされたとき、その入力に応じ
て生成した編集済みの画像を表示する。
【0034】面11−1の下方にある、所定の角度だけ
斜め上方を向いた面11−2の左側には、操作パネル4
1が設置されている。操作パネル41は、ユーザにより
操作される各種の操作ボタンよりなり、例えば、カメラ
21のズームを調整するときなどに操作される。操作パ
ネル41には、例えば、確認・編集用モニタ31に表示
される各種の選択項目に対して、その項目を決定すると
きに操作される「○ボタン」、決定した項目をキャンセ
ルするときに操作される「×ボタン」、確認・編集用モ
ニタ31に表示されるカーソルなどを移動するときに操
作される「+ボタン」、および「−ボタン」などが配置
され、そのほか、撮影の開始を指示するときに操作され
る「撮影スタートボタン」などが適宜配置される。
【0035】また、面11−2の右側には、タッチペン
42が設置されている。タッチペン42は、確認・編集
用モニタ31に積層されるタッチパネル113の位置検
出方式(例えば、抵抗膜式、超音波式など)に応じて構
成され、画像編集に使用されないとき、図2に示される
ように面11−2に設置されている突起部に引っかけら
れる。
【0036】面11−1の下方にある面11−3の左側
には、硬貨投入口43が設けられており、ユーザが、画
像印刷装置10を利用するとき、所定の金額を投入する
ことができるようになされている。また、面11−3の
右側には、スピーカ44が設けられており、ユーザに対
して、各種の音声ガイダンスなどを出力し、撮影方法
(シール作成の進行方法)を案内するようになされてい
る。
【0037】また、筐体11の左側面である面11−4
の下方には、印刷物取り出し口45が設けられており、
所定の数および所定の大きさの複数のシールからなる、
編集済みの画像が印刷されたシール紙を排出する。
【0038】面11−1の左右および上には、面11−
1の前方を照らすように照明装置46a、46b、およ
び46cが設置されている。照明装置46a乃至46c
は、内部に発光体(フラッシュ)を有しており、ユーザ
から操作パネル41が操作されることにより、撮影の開
始が指示され、カメラ21が取り込む画像を静止画像と
して記憶するとき(キャプチャするとき)、そのタイミ
ングに合わせて、被写体を照射する。
【0039】このような構成を有する画像印刷装置10
の正面には、例えば、図3に示すように、所定の大きさ
の撮影ボックス51が配置される。
【0040】図3に示すように、画像印刷装置10の正
面側(面11−1側)には、その対向する位置に、所定
の距離だけ離間して背景パネル52が配置されている。
そして、背景パネル52と筐体11の間にある撮影ボッ
クス51の入口の上部には、カーテンフレーム53が設
けられており、カーテン54が取り付けられている。す
なわち、カーテン54により入口が覆われ、撮影ボック
ス51の内部の空間(以下、適宜、撮影空間と称する)
が、外部から見えないようになされている。
【0041】図4は、図2の画像印刷装置10の内部の
構成例を示すブロック図である。図2において説明した
部分についてはその説明を省略する。
【0042】CPU(Central Processing Unit)101
は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されている
プログラム、または、プログラム記憶部104からRAM
(Random Access Memory)103にロードしたプログラ
ムに従って画像印刷装置10の全体の動作をバス110
を介して制御する。RAM103にはまた、CPU101が各
種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜
記憶される。
【0043】プログラム記憶部104は、ハードディス
クやそのドライブからなり、CPU101が実行する様々
なプログラムなどを記憶する。ドライブ120は、フロ
ッピディスクやハードディスクなどの磁気ディスク13
1や、CD-ROM(Compact DiskRead Only Memory),DVD(Di
gital Versatile Disk)などの光ディスク132、MD(Mi
ni Disk)(商標)などよりなる光磁気ディスク133、
または半導体メモリ134などの記録媒体に記憶されて
いるプログラムを読み出し、バス110を介してプログ
ラム記憶部104などに供給する。例えば、ドライブ1
20からは、被写体の画像と合成する新たなフレーム画
像、もしくは編集画像(手作りスタンプ)などが供給さ
れる。
【0044】撮影装置20の内部には、上述したカメラ
21および取り込み画像表示部22の他に、カメラ制御
部105が配置されている。カメラ制御部105は、ユ
ーザが操作パネル41を操作することにより入力したカ
メラ21の調節要求に応じて、カメラ21のズーム率、
および取り込む光量などを制御する。
【0045】硬貨処理部106は、硬貨投入口43から
投入された硬貨をカウントし、画像の作成代金として予
め設定されている所定の金額が投入されたと判定したと
き、それをCPU101に通知する。
【0046】プリンタ107は、筐体11内部に設置さ
れ、シール紙ユニット140より供給された1ゲーム分
のシール紙140である、ユーザに選択された所定の数
および所定の大きさに分割されたシールで構成されるシ
ールシートに、編集済みの画像を印刷する。プリンタ1
07により印刷されたシールシートは、印刷物取り出し
口45から排出され、ユーザに提供される。
【0047】IDタグリーダ/ライタ108は、シール紙
ユニット140に付されているIDタグ142を読み取
り、CPU101に通知する。CPU101は、IDタグリーダ
/ライタ108より通知されたIDを、予めROM102等
に記憶しているIDと照合することにより、シール紙ユニ
ット140に収納されているシール紙141が、画像印
刷装置10に使用されるシール紙として適当であるか否
かを判定し、画像印刷装置10を使用可能、または使用
不可能にする。
【0048】すなわち、IDタグ142に書き込まれたID
と、予めROM102等に記憶しているIDが一致した場
合、CPU101は、画像印刷装置10をゲーム可能に
し、反対に、IDタグ142に書き込まれたIDと、予めRO
M102等に記憶しているIDが一致しなかった場合、CPU
101は、画像印刷装置10をゲーム不可能にする。
【0049】シール紙ユニット140は、画像印刷装置
10から着脱可能になっており、内部にシール紙141
を装填し、また、IDタグリーダ/ライタ108がIDを読
み取り可能な所定の位置に、IDタグ142が付されてい
る。シール紙ユニット140に付されているIDタグ14
2には、装填されているシール紙141の種類に対応す
るIDが書き込まれている。
【0050】画像印刷装置の機種により、専用のシール
紙がある。そのため、従来、画像印刷装置に適合しない
シール紙(他の機種用のシール紙)を、画像印刷装置に装
填してしまうというミスがあった。そこで、このよう
に、画像印刷装置10専用のシール紙141を識別する
識別手段を備えることにより、画像印刷装置10に専用
のシール紙141を識別してプリントすることが可能と
なる。即ち、シール紙141の台紙、または、台紙を収
納するカートリッジ等に、バーコード、または、IDタグ
などを備え、専用のものか否かを識別可能にする。これ
により、良質のシールが限定的に使用でき、良いプリン
トの仕上がりが維持できる。
【0051】音声出力制御部111は、CPU101から
の制御に基づいてスピーカ44を制御し、例えば、撮影
および編集方法などを説明する各種の音声ガイダンス、
静止画像を取り込むときのシャッタ音などの効果音、ま
たは、画像に書き込まれるときに発生される効果音など
を出力する。
【0052】表示プロセッサ112は、撮影処理が終了
し、ユーザが画像編集を開始するとき、RAM103か
らバス110を介して転送されてくる撮影画像データを
内蔵するメモリ112aに記憶する。そして、表示プロ
セッサ112は、タッチパネル113において編集入力
がされたとき、編集対象画像上における、その入力位置
を検出し、編集対象画像に反映させて確認・編集用モニ
タ31に表示させる。なお、図4においては、確認・編
集用モニタ31とタッチパネル113は別の位置に示さ
れているが、実際には積層して配置されている。
【0053】次に、図5および図6のフローチャートを
参照して、画像印刷装置10による撮影印刷処理につい
て説明する。
【0054】最初にステップS1において、CPU101
は、プログラム記憶部104に記憶されている、撮影の
進行方法などのデモンストレーション画面(以下、デモ
画面と称する)を、表示プロセッサ112を制御し、確
認・編集用モニタ31に表示させる。
【0055】ステップS2において、CPU101は、硬
貨処理部107からの出力に基づいて、所定の代金(シ
ールシートの作成代金)が投入されたか否かを判定し、
投入されたと判定するまでステップS1に戻り、デモ画
面を表示して待機する。一方、CPU101は、代金が投
入されたと判定した場合、ステップS3に進み、操作パ
ネル41からの入力を受け付け、ユーザの指示によるカ
メラ21の調整処理を行う。このとき、CPU101は、
各種の機能や撮影方法を説明する説明画面を確認・編集
用モニタ31に表示させる。ユーザは、その確認・編集
用モニタ31に表示された説明画面に従って、カメラ2
1の調整などを行う。なお、硬貨が投入されることに応
じて、取り込み画像表示部22には、カメラ21が撮影
している動画像が表示される。
【0056】CPU101は、ステップS4において、ユ
ーザにより撮影開始のボタンが操作されたか否かを判定
し、ユーザにより撮影開始のボタンが操作されたと判定
するまでステップS3に戻り、待機する。
【0057】ユーザにより撮影開始のボタンが操作され
たと判定した場合、CPU101は、ステップS5に進
み、編集・確認用モニタ31に、カウントダウンインジ
ケータを表示させ、撮影を行う。また、CPU101は、
撮影するタイミングとなったとき、照明装置86a乃至
86cを制御してフラッシュを被写体に照射する。
【0058】CPU101は、ステップS6において、撮
影画像を確認・編集用モニタ31に表示させ、操作パネ
ル41からの入力を受け付ける。ユーザは、操作パネル
41を操作することにより、確認・編集用モニタ31に
表示した撮影画像をキープ画像として保存させるか否か
の指示を行う。
【0059】CPU101は、ステップS7において、ユ
ーザによる操作パネル41の操作により、確認・編集用
モニタ31に表示した撮影画像をキープ画像として保存
することが指示されたか否かを判定する。指示されてい
ないと判定した場合、CPU101は、ステップS8に進
み、RAM103に記憶されている撮影画像のデータを消
去し、再撮影を行うためにステップS3に戻り、それ以
降の処理を繰り返す。
【0060】また、ステップS7において、確認・編集
用モニタ31に表示した撮影画像をキープ画像として保
存することが指示されたと判定した場合、CPU101
は、ステップS9に進み、RAM103に記憶されている
撮影画像のデータをキープ画像としてそのまま保存す
る。
【0061】撮影は予め決められた回数(例えば5回)
行うことができ、キープ画像も予め決められた枚数(例
えば2枚)指定することができる。撮影回数、およびキ
ープ画像枚数は、例えばROM102、またはプログラム
記憶部104等に予め記憶されており、処理可能な数で
あれば何回(何枚)でも良いことはもちろんである。
【0062】CPU101は、ユーザに再度撮影を行うか
否かを選択させる再撮影確認画面を確認・編集用モニタ
31に表示させ、ステップS10に進み、残り撮影可能
枚数が0枚になったか、または、ユーザが操作パネル4
1を操作することにより、再撮影確認画面の撮影終了ボ
タンが操作されたか否かを判定する。
【0063】残り撮影可能枚数が1枚以上あり、かつ、
ユーザが撮影終了ボタンを操作していないと判定した場
合、CPU101は、再撮影を行うためにステップS3に
戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0064】残り撮影可能枚数が0枚になった、また
は、ユーザにより撮影終了ボタンが操作されたと判定し
た場合、CPU101は、図6のステップS11に進む。
【0065】図6のステップS11において、CPU10
1は、確認・編集用モニタ31に編集画面を表示し、RA
M103にキープ画像として記憶されている撮影画像を
表示させ、入力を受け付ける。
【0066】図7は、確認・編集用モニタ31に表示さ
れる編集画面の例を示す図である。
【0067】図7において、編集画面150の右端に
は、ユーザが撮影画像に任意の線を描くことができるノ
ーマルペンモード編集処理の実行を指示するペンボタン
151a、ユーザが撮影画像に縁取りされた線を描くこ
とができるふちどりペンモード編集処理の実行を指示す
るふちどりペンボタン151b、ユーザが撮影画像にラ
メ柄の線を描くことができるラメペンモード編集処理の
実行を指示するラメペンボタン151c、ユーザが撮影
画像の背景をデザインすることができる背景ブラシモー
ド編集処理の実行を指示する背景ブラシボタン151
d、ユーザが撮影画像にオーロラのようなデザイン効果
を有する絵柄(オーロラブラシ)を描くことができるオ
ーロラブラシモード編集処理を実行するオーロラブラシ
ボタン151e、ユーザが予め用意されたスタンプの中
から使用するスタンプを選択し、撮影画像上に配置する
ことができるノーマルスタンプモード編集処理を実行す
るスタンプボタン151f、ユーザがコロコロスタンプ
機能を利用することができるコロコロスタンプモード編
集処理を実行するコロコロスタンプボタン151g、ユ
ーザが複数のスタンプを撮影画像上に同時に配置するこ
とができるビームスタンプボタン151hが設けられて
いる。
【0068】また、それらの各ボタン151a乃至15
1hの左には、各ボタン151a乃至151hが指示す
る各モードに合わせて、描く線の太さや色、または配置
するスタンプの色や絵柄等の設定を行う設定画面が表示
される設定欄152が設けられており、その設定欄15
2の左には、編集対象画像である撮影画像が表示される
編集画像欄153が設けられている。
【0069】編集画像欄153の下側には、ユーザがタ
ッチペン42を消しゴムとして操作し、撮影画像上に描
かれた落書きを消去することができる消しゴムモード編
集処理を実行する消しゴムボタン154a、編集作業
(落書き作業)を直前の状態に戻すやりなおしボタン1
54b、編集作業(落書き作業)を最初の状態に戻すは
じめからやりなおしボタン154cが設けられている。
【0070】編集画像欄153の左側には、編集画像欄
153に1枚目のキープ画像である撮影画像を表示させ
る1stボタン155a、同様に、編集画像欄153に
2枚目のキープ画像である撮影画像を表示させる2nd
ボタン155bが設けられている。
【0071】また、ビームスタンプボタン151hの下
側には、この編集画面150における編集処理を終了す
る終了ボタン156が設けられている。
【0072】ユーザは、タッチペン42を操作して、編
集画面150の左側にあるモードを指定する各ボタン1
51a乃至151hのいずれかを指定し、そのボタンの
指定するモードに移行させる。モードが移行すると、設
定欄152にそのモードに対応した設定画面が表示され
る。ユーザはこの画面に従い各種の設定を行う。ユーザ
は、1stボタンまたは2ndボタンを操作することに
より、編集画像欄153に表示する撮影画像を選択し、
設定欄152において設定した設定に基づいて編集画像
欄153に表示されている撮影画像に編集(落書き)を
行う。なお、ユーザは、消しゴムボタン154a、やり
なおしボタン154b、はじめからやりなおしボタン1
54cを操作することにより撮影画像に編集済みの落書
きを消去することができる。また、ユーザは編集画面1
50の右下にある終了ボタン156を操作して編集画面
150における編集処理を終了することができる。
【0073】図6に戻り、ユーザは、ステップS12に
おいて、落書き処理を行う。落書き処理の詳細は、図1
0乃至図12のフローチャートを参照して後述する。ユ
ーザが落書き処理を完了すると、ステップS13におい
て、CPU101は、印刷設定画面を表示し、ユーザによ
る印刷に関する設定の入力を受け付ける。ユーザは、こ
の印刷設定画面に基づいて、印刷時における撮影画像の
大きさや、配置等を決定する。
【0074】図8は、撮影画像が印刷されるシールシー
トのレイアウトの例を示す図である。
【0075】図8において、シールシート170は、図
4のシール紙141を構成する印刷用紙であり、1回の
ゲームで排出される大きさの用紙である。シールシート
170には、互いに同サイズの撮影画像171a乃至1
71d、172a乃至172d、173a乃至173
d、並びに174a乃至174dが配置されている。こ
の場合、配置された撮影画像のサイズは、例えば、縦2
80ドット×横374ドットである。また、このときの
撮影画像171a乃至171d、並びに172a乃至1
72dは1回目の撮影画像であり、173a乃至173
d、並びに174a乃至174dは2回目の撮影画像で
ある。
【0076】また、シールシート170の中央部分に、
縦方向に切り取り線175が印刷されており、切り取り
線175の左側の撮影画像171a乃至171d、並び
に173a乃至173dが印刷されたシールシートは1
人目のユーザ用のシールシートであり、切り取り線17
5の右側の撮影画像172a乃至172d、並びに17
4a乃至174dが印刷されたシールシートは2人目の
ユーザ用のシールシートである。
【0077】図9は、撮影画像が印刷されるシールシー
トのレイアウトの他の例を示す図である。
【0078】図9において、シールシート180は、図
4のシール紙141を構成する印刷用紙であり、1回の
ゲームで排出される大きさの用紙である。シールシート
180には、小サイズの撮影画像181a乃至181
g,182a乃至182d,182f,183a乃至1
83f,183h,184a乃至184c,184e、
並びに184gと、中サイズの撮影画像181h,18
2e,182g,183g,184d,並びに184f
が配置されている。この場合、配置された撮影画像のサ
イズは、小サイズが縦187ドット×横249ドットで
あり、中サイズが縦249ドット×横332ドットであ
る。
【0079】また、このときの撮影画像181a乃至1
81h、並びに182a乃至182gは1回目の撮影画
像であり、183a乃至183h、並びに184a乃至
184gは2回目の撮影画像である。また、シールシー
ト180の中央部分に、縦方向に切り取り線185が印
刷されており、切り取り線185の左側の撮影画像18
1a乃至181h、並びに183a乃至183hが印刷
されたシールシートは1人目のユーザ用のシールシート
であり、切り取り線155の右側の撮影画像182a乃
至182g、並びに184a乃至184gが印刷された
シールシートは2人目のユーザ用のシールシートであ
る。
【0080】図8および図9において、撮影画像が印刷
されるシールシートのレイアウトの例を示したが、これ
に限らず、どのようなレイアウトでもよい。また、印刷
される撮影画像のサイズも、印刷可能なサイズであれ
ば、どのようなサイズであってもよい。
【0081】図6に戻り、ステップS14において、CP
U101は、ユーザに設定された印刷に関する設定に基
づいて、編集(落書き)済みの撮影画像を所定のシール
シートに印刷する。
【0082】次に図10乃至図12のフローチャートを
参照して、図6のステップS12において実行される落
書き処理の詳細を説明する。
【0083】最初にステップS31において、CPU10
1は、ユーザがタッチペン42を操作することにより、
図7の編集画面150のペンボタン151aが操作され
たか否かを判定する。操作されたと判定すると、CPU1
01は、ステップS32に進み、ノーマルペンモード編
集処理を行い、ユーザが編集画像欄153に表示されて
いる撮影画像に任意の線を描くことができるようにす
る。ユーザによる編集が終了し、ノーマルペンモード編
集処理が終了すると、CPU101は、ステップS31に
戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0084】また、ステップS31において、ユーザに
よりペンボタン151aが操作されていないと判定した
場合、CPU101は、ステップS33に進み、ユーザが
タッチペン42を操作することにより、編集画面150
のふちどりペンボタン151bが操作されたか否かを判
定する。操作されたと判定すると、CPU101は、ステ
ップS34に進み、ふちどりペンモード編集処理を行
い、ユーザが編集画像欄153に表示されている撮影画
像に縁取りされた線を描くことができるようにする。ユ
ーザによる編集が終了し、ふちどりペンモード編集処理
が終了すると、CPU101は、ステップS31に戻り、
それ以降の処理を繰り返す。
【0085】また、ステップS33において、ユーザに
よりふちどりペンボタン151bが操作されていないと
判定した場合、CPU101は、ステップS35に進み、
ユーザがタッチペン42を操作することにより、編集画
面150のラメペンボタン151cが操作されたか否か
を判定する。操作されたと判定すると、CPU101は、
ステップS36に進み、ラメペンモード編集処理を行
い、ユーザが編集画像欄153に表示されている撮影画
像にラメ柄の線を描くことができるようにする。ユーザ
による編集が終了し、ラメペンモード編集処理が終了す
ると、CPU101は、ステップS31に戻り、それ以降
の処理を繰り返す。
【0086】また、ステップS35において、ユーザに
よりラメペンボタン151cが操作されていないと判定
した場合、CPU101は、ステップS37に進み、ユー
ザがタッチペン42を操作することにより、編集画面1
50の背景ブラシボタン151dが操作されたか否かを
判定する。操作されたと判定すると、CPU101は、ス
テップS38に進み、背景ブラシモード編集処理を行
い、ユーザが編集画像欄153に表示されている撮影画
像の背景をデザインすることができるようにする。ユー
ザによる編集が終了し、背景ブラシモード編集処理が終
了すると、CPU101は、ステップS31に戻り、それ
以降の処理を繰り返す。
【0087】また、ステップS37において、ユーザに
より背景ブラシボタン151dが操作されていないと判
定した場合、CPU101は、ステップS39に進み、ユ
ーザがタッチペン42を操作することにより、編集画面
150のスタンプボタン151fが操作されたか否かを
判定する。操作されたと判定すると、CPU101は、ス
テップS40に進み、ノーマルスタンプモード編集処理
を行い、ユーザが予め用意されたスタンプの中から使用
するスタンプを選択し、撮影画像上に配置することがで
きるようにする。ユーザによる編集が終了し、ノーマル
スタンプモード編集処理が終了すると、CPU101は、
ステップS31に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0088】また、ステップS39において、ユーザに
よりスタンプボタン151fが操作されていないと判定
した場合、CPU101は、図11のステップS41に進
む。
【0089】図11のステップS41において、CPU1
01は、ユーザがタッチペン42を操作することによ
り、編集画面150のビームスタンプボタン151hが
操作されたか否かを判定する。操作されたと判定する
と、CPU101は、ステップS42に進み、ビームスタ
ンプモード編集処理を行う。ビームスタンプモード編集
処理の詳細は図13のフローチャートを参照して後述す
る。
【0090】ステップS42において、ユーザによる編
集が終了し、ビームスタンプモード編集処理が終了する
と、CPU101は、図10のステップS31に戻り、そ
れ以降の処理を繰り返す。
【0091】また、ステップS41において、ユーザに
よりビームスタンプボタン151hが操作されていない
と判定した場合、CPU101は、ステップS43に進
み、ユーザがタッチペン42を操作することにより、編
集画面150のオーロラブラシボタン151eが操作さ
れたか否かを判定する。操作されたと判定すると、CPU
101は、ステップS44に進み、オーロラブラシモー
ド編集処理を行う。オーロラブラシモード編集処理の詳
細は図29のフローチャートを参照して後述する。
【0092】ステップS44において、ユーザによる編
集が終了し、オーロラブラシモード編集処理が終了する
と、CPU101は、図10のステップS31に戻り、そ
れ以降の処理を繰り返す。
【0093】また、ステップS43において、ユーザに
よりオーロラブラシボタン151eが操作されていない
と判定した場合、CPU101は、ステップS45に進
み、ユーザがタッチペン42を操作することにより、編
集画面150のコロコロスタンプボタン151gが操作
されたか否かを判定する。操作されたと判定すると、CP
U101は、ステップS46に進み、コロコロスタンプ
モード編集処理を行い、ユーザが予め用意されたコロコ
ロスタンプの中から使用するコロコロスタンプを選択
し、撮影画像上に描かれたタッチペン42の軌跡上に配
置することができるようにする。ユーザによる編集が終
了し、コロコロスタンプモード編集処理が終了すると、
CPU101は、図10のステップS31に戻り、それ以
降の処理を繰り返す。
【0094】また、ステップS45において、ユーザに
よりコロコロスタンプボタン151gが操作されていな
いと判定した場合、CPU101は、図12のステップS
47に進む。
【0095】図12のステップS47において、CPU1
01は、ユーザがタッチペン42を操作することによ
り、編集画面150の1stボタン155aが操作され
たか否かを判定する。操作されたと判定すると、CPU1
01は、ステップS48に進み、編集画像欄153に1
枚目のキープ画像である撮影画像を表示させ、図10の
ステップS31に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0096】ステップS47において、ユーザにより編
集画面150の1stボタン155aが操作されていな
いと判定した場合、CPU101は、ステップS49に進
み、ユーザがタッチペン42を操作することにより、編
集画面150の2ndボタン155bが操作されたか否
かを判定する。操作されたと判定すると、CPU101
は、ステップS50に進み、編集画像欄153に1枚目
のキープ画像である撮影画像を表示させ、図10のステ
ップS31に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0097】また、ステップS49において、ユーザに
より編集画面150の2ndボタン155bが操作され
ていないと判定した場合、CPU101は、ステップS5
1に進み、ユーザがタッチペン42を操作することによ
り、編集画面150の消しゴムボタン154aが操作さ
れたか否かを判定する。操作されたと判定すると、CPU
101は、ステップS52に進み、消しゴムモード編集
処理を行い、編集画像欄153に表示された撮影画像上
に描かれた落書きを消去することができる。
【0098】ユーザによる編集が終了し、消しゴムモー
ド編集処理が終了すると、CPU101は、図10のステ
ップS31に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0099】CPU101は、ステップS51において、
ユーザにより編集画面150の消しゴムボタン154a
が操作されていないと判定した場合、ステップS53に
進み、ユーザがタッチペン42を操作することにより、
編集画面150のやりなおしボタン154bが操作され
たか否かを判定する。操作されたと判定すると、CPU1
01は、ステップS54に進み、編集画像欄153に表
示された撮影画像に描かれた落書きを消去し、編集作業
を直前の状態に戻す。編集画像欄153に表示された撮
影画像に対する編集作業を直前の状態に戻したCPU10
1は、図10のステップS31に戻り、それ以降の処理
を繰り返す。
【0100】また、CPU101は、ステップS53にお
いて、ユーザにより編集画面150のやりなおしボタン
154bが操作されていないと判定した場合、ステップ
S55に進み、ユーザがタッチペン42を操作すること
により、編集画面150のはじめからやりなおしボタン
154cが操作されたか否かを判定する。操作されたと
判定すると、CPU101は、ステップS56に進み、編
集画像欄153に表示された撮影画像に描かれた落書き
を全て消去し、編集作業を最初の状態に戻す。編集画像
欄153に表示された撮影画像に対する編集作業を最初
の状態に戻したCPU101は、図10のステップS31
に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0101】また、CPU101は、ステップS55にお
いて、ユーザにより編集画面150のはじめからやりな
おしボタン154cが操作されていないと判定した場
合、ステップS57に進み、ユーザがタッチペン42を
操作することにより、編集画面150の終了ボタン15
6が操作されたか否かを判定する。操作されていないと
判定するとCPU101は、図10のステップS31に戻
り、それ以降の処理を繰り返す。
【0102】ステップS57において、ユーザがタッチ
ペンを操作して、終了ボタン156を指定すると、CPU
101は、ステップS58に進み、編集された撮影画像
である編集画像をRAM103に保存する。
【0103】編集画像の保存を終了したCPU101は、
落書き処理を終了し、図6のステップS13に進む。
【0104】次に、図13のフローチャートを参照し
て、図11のステップS42において行われるビームス
タンプモード編集処理の詳細を説明する。
【0105】最初にステップS71において、CPU10
1は、編集画像欄153に表示された撮影画像に配置す
るスタンプに関する設定処理である入力スタンプ設定処
理を行う。入力スタンプ設定処理の詳細は、図14のフ
ローチャートを参照して後述する。
【0106】入力スタンプ設定処理を終了したCPU10
1は、ステップS72において、入力スタンプ設定処理
で設定されたスタンプを編集画像欄153に表示された
撮影画像に配置するスタンプ配置処理を行う。スタンプ
配置処理の詳細は、図16のフローチャートを参照して
説明する。
【0107】スタンプ配置処理が完了すると、CPU10
1は、ビームスタンプモード編集処理を終了し、図10
のステップS31に進む。
【0108】次に、図13のステップS71において実
行される入力スタンプ設定処理の詳細を、図14のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0109】最初に、ステップS91において、CPU1
01は、ビームスタンプモードに対応する設定画面を図
7の設定欄152に表示し、ユーザからの入力の受け付
けを開始する。
【0110】図15は、図13のビームスタンプモード
編集処理における編集画面の表示例を示す図である。図
7において説明した部分についてはその説明を省略す
る。
【0111】図15(A)において、編集画面150の
設定欄152には、ユーザがタッチペン42を操作して
指定することで、その絵柄がスタンプの絵柄として選択
される絵柄ボタン201a乃至201k、並びに、ユー
ザがタッチペン42を操作して指定することで、その色
がスタンプの色として選択される色ボタン202a乃至
202dが表示されている。
【0112】ユーザは、設定欄152内の絵柄ボタン2
01a乃至201kの中から、タッチペン42を用いて
ボタンを指定することで、編集画像欄153に表示され
ている撮影画像上に配置するスタンプの絵柄となる絵柄
を選択し、色ボタン202a乃至202dの中から、タ
ッチペン42を用いてボタン指定することで、編集画像
欄153に表示されている撮影画像上に配置するスタン
プの色を選択することができる。
【0113】また、図15(B)に示すように、編集画
面150の設定欄152に絵柄と色が予め組み合わせら
れた絵柄色ボタン203a乃至203kが表示され、ユ
ーザがタッチペン42を操作して指定することで、スタ
ンプに使用する絵柄と色が同時に選択されるようにして
もよい。なお、図15(B)において、絵柄色ボタン2
03a乃至203kには、それぞれ対応する絵柄が図
で、色が文字で表示されているが、これに限らず、絵柄
が対応する色で色付けされて表示されていてもよい。ま
た、これらの絵柄と色の組み合わせは図15(B)に示
す組み合わせに限らず、どのような組み合わせでもよ
い。
【0114】図14に戻り、CPU101は、ステップS
92において、ユーザが上述したように選択したスタン
プの絵柄に基づいて、スタンプの絵柄を設定する。ま
た、CPU101は、ステップS93において、ユーザが
上述したように選択したスタンプの色に基づいて、スタ
ンプの色を設定する。スタンプの色の設定が終了する
と、CPU101は、入力スタンプ設定処理を終了し、図
13のステップS72に進む。
【0115】続いて、図13のステップS72において
実行されるスタンプ配置処理の詳細を図16のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0116】最初に、ステップS111において、CPU
101は、スタンプ配置に関する入力の受け付けを開始
し、ステップS112において、ユーザの操作によりタ
ッチペン42が、確認・編集用モニタ31に重畳された
タッチパネル113に接触したか否かを判定し、接触し
たと判定するまで待機する。即ち、CPU101は、ユー
ザによるスタンプ配置位置の指定が開始されるまで待機
している。
【0117】ステップS112において、ユーザの操作
により、タッチペン42がタッチパネル113に接触し
たと判定すると、ステップS113に進み、タッチペン
42が最初に接触したタッチパネル113上の座標を開
始座標としてRAM103に記憶する。
【0118】CPU101は、ステップS114におい
て、現在タッチペン42がタッチパネル113に接触し
ている位置の座標、即ち、ユーザが現在指示している座
標を読み取り、ステップS115において、記憶してあ
る開始座標と、ユーザが現在指示している座標に基づい
て、予めユーザにより設定されたスタンプ画像を描画す
る。
【0119】図17は、スタンプ配置処理において、ス
タンプを配置する様子を示す図である。
【0120】ユーザは、スタンプに関する設定を行った
後、タッチペン42を操作して、図17(A)に示すよ
うに、タッチパネル113が重畳された確認・編集用モ
ニタ31の編集画面150における編集画像欄153内
の位置211に接触させ、スタンプの配置位置の指定を
開始する。CPU101は、この位置211における座標
を開始座標としてRAM103に記憶する。
【0121】次に、ユーザはタッチペン42を、図17
(B)に示すように、確認・編集用モニタ31に接触さ
せたまま位置212まで移動させる。このときCPU10
1は、指定開始位置である位置211と、現在タッチペ
ン42が接触している位置(ユーザが現在指示している
位置)である位置212とを端点とする直線上に7個の
スタンプ213a乃至213gを、図17(B)に示す
ように配置して表示する。
【0122】図16に戻り、スタンプ画像を描画したCP
U101は、ステップS116において、ユーザの操作
により、タッチペン42がタッチパネルから離れたか否
かを判定する。即ち、ユーザによる、スタンプの配置位
置の指定が終了したか否かを判定する。タッチペン42
がタッチパネルから離れていないと判定されると、CPU
101は、ステップS117に進み、前に表示したスタ
ンプの描画イメージを消去し、ステップS114に戻
り、それ以降の処理を繰り返す。
【0123】図18は、スタンプ配置処理において、ス
タンプの配置位置を移動する様子を示す図である。
【0124】図18(A)に示すように、ユーザがタッ
チペン42を指定開始位置である位置211から位置2
12に移動させた場合、CPU101は、位置211およ
び位置212を端点とする直線上にスタンプ213a乃
至213gを配置して表示させる。
【0125】その状態から、図18(B)に示すように
ユーザがタッチペン42を位置212から位置214に
移動させた場合、CPU101は、位置211および位置
212を端点とする直線上に表示されたスタンプ213
a乃至213gの位置から、位置211および位置21
4を端点とする直線上に表示されたスタンプ215a乃
至215gの位置まで、タッチペン42の動きに合わせ
て、スタンプを移動させて表示させる。
【0126】タッチペン42が位置214に達したと
き、図18(C)のようにスタンプは配置される。
【0127】このように、CPU101は、タッチペン4
2が接触している座標を連続して読み取っており、スタ
ンプはタッチペン42が最初に接触した位置と、CPU1
01が読み取った、現在タッチペン42が接触している
位置(ユーザが現在指示している位置)とを端点とする
直線上に配置されて表示されるので、そのスタンプの表
示位置は、タッチペン42の動きに合わせて移動する。
【0128】図16に戻り、ステップS116におい
て、タッチペン42がタッチパネル113から離れたと
判定すると、CPU101は、ステップS118に進み、
現在表示されている描画イメージを記憶し、その描画イ
メージを編集画面150の編集画像欄153に表示され
ている画像に反映する。
【0129】以上において、タッチペン42が確認・編
集用モニタ31に接触している間、即ち、例えば図17
(A)および図17(B)、並びに、図18(A)乃至
図18(C)に示すように、ユーザがスタンプの配置位
置の指定をしている間は、スタンプの配置位置は決定さ
れておらず、ユーザがタッチペン42を確認・編集用モ
ニタ31に接触させたまま移動させることにより、スタ
ンプの配置位置を変更することができる。ユーザがタッ
チペン42を確認・編集用モニタ31から離すと、図1
7(C)のように、CPU101は、スタンプ213a乃
至213gの配置位置を決定する。
【0130】図16において描画イメージを反映したCP
U101は、スタンプ配置処理を終了し、図13のビー
ムスタンプモード編集処理を終了し、図10のステップ
S31に進む。
【0131】以上のように、ユーザは、簡単な操作で複
数のスタンプを任意の場所に同時に配置することができ
るので、編集作業に要する時間を短縮することができ
る。
【0132】図16のステップS115において、記憶
してある開始座標と、ユーザが現在指示している座標に
基づいて、予めユーザにより設定されたスタンプ画像を
描画するとき、その配置位置は、図17において、指定
開始位置である位置211と、現在タッチペン42が接
触している位置(ユーザが現在指示している位置)であ
る位置212とを端点とする直線上に配置するように説
明したが、これに限らず、例えば、図19に示すよう
に、曲線上であってもよい。
【0133】図19は、スタンプ配置処理におけるスタ
ンプの他の配置方法を示す図である。
【0134】ユーザは、スタンプに関する設定を行った
後、タッチペン42を操作して、図19(A)に示すよ
うに、タッチパネル113が重畳された確認・編集用モ
ニタ31の編集画面150における編集画像欄153内
の位置221に接触させ、スタンプの配置位置の指定を
開始する。CPU101は、この位置221における座標
を開始座標としてRAM103に記憶する。
【0135】次に、ユーザはタッチペン42を、図19
(B)に示すように、確認・編集用モニタ31に接触さ
せたまま、位置222まで移動させる。このときCPU1
01は、指定開始位置である位置221と、現在タッチ
ペン42が接触している位置(ユーザが現在指示してい
る位置)である位置222とを端点とする予め決められ
た曲線上に、7個のスタンプ223a乃至223gを図
19(B)に示すように配置して表示する。
【0136】ここで、ユーザがタッチペン42を確認・
編集用モニタ31から離すと、図19(C)のように、
CPU101は、スタンプ223a乃至223gの配置位
置を決定する。
【0137】以上のように、スタンプを曲線上に配置す
ることにより、ユーザは簡単な操作でより効果的な編集
を容易に行うことができる。
【0138】また、同時に配置されるスタンプの大きさ
を変えるようにしてもよい。
【0139】図20は、スタンプ配置処理におけるスタ
ンプの、さらに他の配置方法を示す図である。
【0140】ユーザは、スタンプに関する設定を行った
後、タッチペン42を操作して、図20(A)に示すよ
うに、タッチパネル113が重畳された確認・編集用モ
ニタ31の編集画面150における編集画像欄153内
の位置231に接触させ、スタンプの配置位置の指定を
開始する。CPU101は、この位置231における座標
を開始座標としてRAM103に記憶する。
【0141】次に、ユーザはタッチペン42を、図20
(B)に示すように、確認・編集用モニタ31に接触さ
せたまま、位置232まで移動させる。このときCPU1
01は、指定開始位置である位置231と、現在タッチ
ペン42が接触している位置(ユーザが現在指示してい
る位置)である位置232とを端点とする直線上に、7
個のスタンプ233a乃至233gを、図20(B)に
示すように、スタンプのサイズをそれぞれ変更し、小さ
い順に(位置231から位置232にかけて徐々に大き
くなるように)配置して表示する。
【0142】ここで、ユーザがタッチペン42を確認・
編集用モニタ31から離すと、図20(C)のように、
CPU101は、スタンプ233a乃至233gの配置位
置を決定する。
【0143】以上のようにスタンプが配置されること
で、ユーザは、編集画像に遠近感を持たせることがで
き、より効果的な編集を容易に行うことができる。
【0144】さらに、同時に配置されるスタンプの絵柄
は、1種類に限らず、何種類でもよい。
【0145】図21は、スタンプ配置処理におけるスタ
ンプの、さらに他の配置方法を示す図である。
【0146】ユーザは、予め配置するスタンプの絵柄
を、上述したように、編集画面150の配置欄152内
の絵柄ボタン201a乃至201kを操作して複数指定
する。
【0147】その後、ユーザはタッチペン42を操作し
て、図21(A)に示すように、タッチパネル113が
重畳された確認・編集用モニタ31の編集画面150に
おける編集画像欄153内の位置241に接触させ、ス
タンプの配置位置の指定を開始する。CPU101は、こ
の位置241における座標を開始座標としてRAM103
に記憶する。
【0148】次に、ユーザはタッチペン42を、図21
(B)に示すように、確認・編集用モニタ31に接触さ
せたまま、位置242まで移動させる。このときCPU1
01は、指定開始位置である位置241と、現在タッチ
ペン42が接触している位置(ユーザが現在指示してい
る位置)である位置242とを端点とする直線上に、7
個のそれぞれ絵柄の異なるスタンプ243a乃至243
gを、図21(B)に示すように配置して表示する。
【0149】ここで、ユーザがタッチペン42を確認・
編集用モニタ31から離すと、図21(C)のように、
CPU101は、スタンプ243a乃至243gの配置位
置を決定する。
【0150】以上のようにスタンプが配置されること
で、ユーザは、簡単な操作で絵柄の異なる複数種類のス
タンプを同時に配置することができ、画像印刷装置10
は、ユーザが画像編集処理に必要とする時間を短縮する
ことができる。
【0151】また、図16のステップS115におい
て、記憶してある開始座標と、ユーザが現在指示してい
る座標に基づいて、予めユーザにより設定されたスタン
プ画像を描画するとき、その配置位置を複数用意し、ユ
ーザに選択させるようにしてもよい。
【0152】図22は、スタンプ配置処理におけるスタ
ンプの配置位置決定方法を示す図である。
【0153】図22において、ユーザがタッチペン42
を確認・編集用モニタ31に接触させたまま、位置25
1から位置252まで移動させると、CPU101は、指
定開始位置である位置251と、現在タッチペン42が
接触している位置(ユーザが現在指示している位置)で
ある位置252とを端点として、予め決められた第1の
曲線上(図22(A))、直線上(図22(B))、ま
たはその直線に対して第1の曲線と線対称な第2の曲線
上(図22(C))にスタンプを配置して表示し、予め
決められた所定の時間(例えば1秒毎)に、その表示位
置を切り替える。
【0154】例えば、図22(A)に示すように、スタ
ンプが第1の曲線上に表示されている場合、そのスタン
プの表示位置は、1秒後に、図22(B)に示すよう
に、直線上に変更され、さらに1秒後に、図22(C)
に示すように、第2の曲線上に変更される。さらに1秒
経過すると、スタンプの表示位置は図22(A)に示す
ように、第1の曲線上に変更される。
【0155】スタンプの配置位置はタッチペン42が確
認・編集用モニタ31から離されたときに表示されてい
る位置に決定される。ユーザは、好みの位置にスタンプ
が表示されたときにタッチペン42を確認・編集用モニ
タ31から離し、スタンプの配置を行う。
【0156】以上のようにスタンプを配置させることに
より、ユーザが選択できるスタンプの配置位置のパター
ンを増やすことができる。
【0157】また、編集画面150において、配置欄1
52内にグラデーションバーを設けることにより、同時
に配置するスタンプの個々に色濃度の変化を持たせるこ
とができる。
【0158】図23は、図13のビームスタンプモード
編集処理における編集画面の他の表示例を示す図であ
る。図7および図15において説明した部分については
その説明を省略する。
【0159】図23に示す編集画面150の設定欄15
2内には、グラデーションバー262が設けられてい
る。ユーザが配置する複数のスタンプをグラデーション
バー262に配置することにより、その配置位置に基づ
いて個々のスタンプの色濃度が決定されるため、ユーザ
は互いに段階的に異なる色濃度のスタンプで撮影画像を
編集することができる。
【0160】また、図23に示す編集画面150の設定
欄152内には、配置するスタンプをグラデーションバ
ー262の任意の位置に自動的に配置するグラデーショ
ン自動選択ボタン261が設けられており、ユーザがこ
のグラデーション自動選択ボタン261を操作すると、
配置されるスタンプの色の濃度や変化の度合い等が自動
で決定される。
【0161】なお、図示は省略するが、図15(B)の
場合と同様に、設定欄152に絵柄色ボタン203a乃
至203kを配置し、スタンプの絵柄と色が同時に選択
されるようにしてもよい。
【0162】グラデーションバー262を用いて図13
のステップS71において実行される入力スタンプ設定
処理の詳細を、図24のフローチャートを参照して説明
する。
【0163】最初に、ステップS131において、CPU
101は、図23に示すようなビームスタンプモードに
対応する設定画面を表示し、ユーザからの入力の受け付
けを開始する。
【0164】CPU101は、ステップS132におい
て、ユーザが選択したスタンプの絵柄に基づいて、スタ
ンプの絵柄を設定し、ステップS133において、ユー
ザが選択したスタンプの色に基づいて、スタンプの色を
設定し、ステップS134において、設定欄152内の
グラデーションバー262にユーザが選択した色を基準
としたグラデーションパターンを表示する。
【0165】ステップS135において、CPU101
は、ユーザにより自動選択ボタン261が操作されたか
否かを判定し、操作されていないと判定した場合、ステ
ップS136に進み、ユーザによりグラデーションバー
262に選択されたスタンプが配置されたか否かを判定
し、配置されたと判定するまで待機する。
【0166】図25は、選択されたスタンプがグラデー
ションバー262に配置される様子を示した図である。
【0167】ユーザは、タッチペン42を操作して、図
25(A)に示すように、タッチパネル113が重畳さ
れた確認・編集用モニタ31の編集画面150における
グラデーションバー262の位置271に接触させ、ス
タンプの配置位置の指定を開始する。CPU101は、こ
の位置271における座標を開始座標としてRAM103
に記憶する。
【0168】次に、ユーザはタッチペン42を、図25
(B)に示すように、確認・編集用モニタ31に接触さ
せたまま位置272まで移動させる。このときCPU10
1は、指定開始位置である位置271と、現在タッチペ
ン42が接触している位置(ユーザが現在指示している
位置)である位置272とを端点とする直線上に7個の
スタンプ273a乃至273gを、図25(B)に示す
ように配置して表示する。
【0169】ユーザがタッチペン42を確認・編集用モ
ニタ31から離すと、図25(C)のように、CPU10
1は、スタンプ273a乃至273gの配置位置を決定
する。
【0170】図24に戻り、ステップS136におい
て、ユーザによりグラデーションバー262に選択され
たスタンプが配置されたと判定すると、CPU101は、
ステップS138に進む。
【0171】また、ステップS135において、ユーザ
によりグラデーション自動選択ボタン261が操作され
たと判定すると、CPU101は、ステップS137に進
み、選択されたスタンプをグラデーションバー262に
配置する。スタンプを配置する位置は、予め決められて
いてもよく、乱数等で、任意の位置に配置するようにし
てもよい。選択されたスタンプをグラデーションバー2
62に配置すると、CPU101は、ステップS138に
進む。
【0172】ステップS138において、CPU101
は、グラデーションバー261に配置されたスタンプの
位置に基づいて、配置されるスタンプに施されるグラデ
ーション効果の設定を行い、入力スタンプ設定処理を終
了し、図13のステップS72に進む。
【0173】以上において、ユーザがグラデーションバ
ー262に選択したスタンプを配置する方法は、編集画
像上に配置する方法と同様であるように説明したが、こ
れに限らず、例えば、グラデーションバー262内の任
意の箇所を指定するようにしてもよい。
【0174】グラデーションバー262を用いて図13
のステップS71において実行される入力スタンプ設定
処理の他の例を、図26のフローチャートを参照して説
明する。
【0175】最初に、ステップS151において、CPU
101は、図23に示すような設定画面を表示し、ユー
ザからの入力の受け付けを開始し、ステップS152に
おいて、スタンプの絵柄を設定し、ステップS153に
おいて、スタンプの色を設定し、ステップS154にお
いて、設定欄152内のグラデーションバー262にユ
ーザが選択した色を基準としたグラデーションパターン
を表示する。
【0176】ステップS155において、CPU101
は、ユーザにより自動選択ボタン261が操作されたか
否かを判定し、操作されていないと判定した場合、ステ
ップS156に進み、ユーザによりグラデーションバー
262の任意の箇所を7箇所指定されたか否かを判定
し、指定されたと判定するまで待機する。そして、7箇
所指定されたと判定すると、CPU101は、ステップS
158に進む。
【0177】また、ステップS155において、ユーザ
によりグラデーション自動選択ボタン261が操作され
たと判定すると、CPU101は、ステップS157に進
み、選択されたスタンプをグラデーションバー262に
配置する。選択されたスタンプをグラデーションバー2
62に配置すると、CPU101は、ステップS158に
進む。
【0178】ステップS158において、CPU101
は、グラデーションバー261に配置されたスタンプの
位置に基づいて、配置されるスタンプに施されるグラデ
ーション効果の設定を行い、入力スタンプ設定処理を終
了し、図13のステップS72に進む。
【0179】図27は、図13のビームスタンプモード
編集処理における編集画面のさらに他の表示例を示す図
である。図7、図15、および図23において説明した
部分についてはその説明を省略する。
【0180】図23に示す編集画面150の設定欄15
2内には、絵柄ボタン201a乃至201kの隣にグラ
デーションバー262が設けられている。ユーザはタッ
チペン42を操作して、スタンプの絵柄に選択する絵柄
ボタンの領域において、タッチパネル113が重畳され
ている確認・編集用モニタ31に接触させる。これによ
り、ユーザはスタンプの絵柄を選択する。
【0181】そして、ユーザはタッチペン42を確認・
編集用モニタ31に接触させたままグラデーションバー
262内の任意の位置までタッチペン42を移動させ
る。これにより、ユーザは指定した絵柄をグラデーショ
ンバー262の任意の位置まで移動させ、その絵柄のス
タンプの色濃度を指定する。
【0182】なお、図示は省略するが、図15(B)の
場合と同様に、設定欄152に絵柄色ボタン203a乃
至203kを配置し、スタンプの絵柄と色が同時に選択
されるようにしてもよい。
【0183】図27のグラデーションバー262を用い
て図13のステップS71において実行される入力スタ
ンプ設定処理の例を、図28のフローチャートを参照し
て説明する。
【0184】最初に、ステップS171において、CPU
101は、図27に示すような設定画面を表示し、ユー
ザからの入力の受け付けを開始し、ステップS172に
おいて、スタンプの色を設定し、ステップS173にお
いて、設定欄152内のグラデーションバー262にユ
ーザが選択した色を基準としたグラデーションパターン
を表示する。
【0185】ステップS174において、CPU101
は、ユーザによりスタンプの絵柄が選択され、そのまま
グラデーションバー262に移動され、配置されたか否
かを判定し、配置されたと判定するまで待機する。配置
されたと判定すると、CPU101は、ステップS175
に進み、配置された絵柄をスタンプの絵柄とし、その配
置された位置に基づいて、そのスタンプの色濃度を決定
し、そのスタンプの設定をビームスタンプのデータとし
て決定する。
【0186】ステップS176において、CPU101
は、ユーザが使用するスタンプを7回選択したか否かを
判定し、7回選択していないと判定した場合、ステップ
S174に戻り、それ以降の処理を繰り返す。また、ス
テップS176において、ユーザが使用するスタンプを
7回選択したと判定した場合、CPU101は、入力スタ
ンプ設定処理を終了し、図13のステップS72に進
む。
【0187】以上のように構成することにより、ユーザ
は、簡単な操作で編集画像に連続的な色変化を持たせた
加工処理を行うことができ、より効果的な編集を容易に
行うことができる。
【0188】以上においては、同時に配置される絵柄の
数を7個として説明したが、これに限らず、何個でもよ
い。
【0189】図7において、ユーザがタッチペン42を
操作して編集画面150のオーロラブラシボタン151
eを指示すると、図11のステップS44において、オ
ーロラブラシモード編集処理が実行される。オーロラブ
ラシモードにおいて、ユーザは、タッチペン42を操作
して、編集画像欄153に表示された撮影画像に、オー
ロラのようなデザイン効果を有する絵柄(オーロラブラ
シ)を描くことができる。
【0190】図11のステップS44において実行され
るオーロラブラシモード編集処理の詳細を、図29のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0191】最初にステップS191において、CPU1
01は、確認・編集用モニタ31にオーロラブラシモー
ド編集画面を表示し、入力を受け付ける。ユーザは、表
示されたオーロラブラシモード編集画面に基づいてタッ
チペン42を操作することにより、確認・編集用モニタ
31に表示されている撮影画像に、オーロラブラシの開
始位置を指定する。
【0192】CPU101は、ステップS192におい
て、オーロラブラシの描画を開始する位置の座標である
開始座標が入力されたか否かを判定し、入力されたと判
定するまで待機する。
【0193】開始座標が入力されたと判定すると、CPU
101は、ステップS193に進み、その入力された開
始座標をRAM103に記録する。
【0194】オーロラブラシの開始位置を指定したユー
ザは、次にタッチペン42を操作してオーロラブラシの
終了位置を指定する。
【0195】ステップS194において、CPU101
は、オーロラブラシの描画を終了する位置の座標である
終了座標が入力されたか否かを判定し、入力されたと判
定するまで待機する。
【0196】終了座標が入力されたと判定すると、CPU
101は、ステップS195に進み、入力された開始座
標と終了座標を端点とする直線の、開始座標からみて左
側に矩形領域を設定し、その矩形領域に所定の絵柄を描
画する。描画を終了したCPU101は、オーロラブラシ
モード編集処理を終了し、図10のステップS31に進
む。
【0197】以上のように処理を行うことで、ユーザ
は、簡単な操作で編集画像にオーロラのような効果を与
えることができ、より効果的な編集を容易に行うことが
できる。
【0198】図30は、オーロラブラシを描画する様子
を示す図である。
【0199】図30(A)に示すように、確認・編集用
モニタ31に表示されている編集画像150の編集画像
欄153内において、ユーザがタッチペン42をタッチ
パネル113が重畳されている確認・編集用モニタ31
に接触させ、離すと、その位置281がオーロラブラシ
の描画を開始する位置として入力され、その座標がRAM
103に記憶される。
【0200】同様に、図30(B)に示すように、確認
・編集用モニタ31に表示されている編集画像150の
編集画像欄153内において、オーロラブラシの描画の
開始位置を指定したユーザが再度タッチペン42をタッ
チパネル113が重畳されている確認・編集用モニタ3
1に接触させ、離すと、その位置282がオーロラブラ
シの描画を終了する位置として入力される。
【0201】終了位置が入力されると、CPU101は、
図30(C)に示すように、入力された開始位置と終了
位置とを端点とする直線の、図中上側に矩形領域283
を設定し、その矩形領域283に所定の絵柄を描画す
る。
【0202】図30(C)において、矩形領域283に
描画された所定の絵柄は、オーロラブラシの開始位置と
終了位置を端点とする直線に垂直な方向を指示し、その
直線方向に連続する矢印284a乃至284mである
が、これに限らず、どのような絵柄でもよいが、オーロ
ラの様な絵柄の方がより効果的である。
【0203】以上のようにオーロラブラシを描画するこ
とで、ユーザは、簡単な操作で編集画像にオーロラのよ
うな効果を与えることができ、より効果的な編集を容易
に行うことができる。
【0204】また、ユーザが指定したオーロラブラシの
描画の開始位置と終了位置の垂直方向(Y軸方向)の座
標(Y座標)が互いに異なる場合、オーロラブラシは図
31に示すように描画される。
【0205】図31は、オーロラブラシを描画する様子
の他の例を示す図である。
【0206】オーロラブラシの描画の開始位置と終了位
置とが異なる場合においても、ユーザは、図31(A)
および図31(B)に示すように、図30(A)および
図30(B)に示す場合と同様にタッチペン42を操作
して、オーロラブラシの描画の開始位置291と終了位
置292を指定する。
【0207】ユーザによりオーロラブラシの描画の開始
位置291と終了位置292が指定されると、CPU10
1は、図31(C)に示すように、入力された開始位置
291と終了位置292とを端点とする直線の、開始位
置から見て左側に矩形領域293を設定し、その矩形領
域293に所定の絵柄(矢印294a乃至294m)を
描画するが、この場合、その矩形領域293はひし形と
なり、矩形領域293内に描画された矢印294a乃至
294mは、図30(A)に示す場合と同様に、Y軸方
向を指示している。このように、矩形領域293は、入
力された開始位置291と終了位置292とを端点とす
る直線からY軸方向に向かって設定される。
【0208】また、矩形領域内に描画される絵柄の色
は、透過色であり、その透明度は、位置により変化する
ように設定される。
【0209】図32は、矩形領域に描画される絵柄の透
過度の設定に用いられる、位置による重みの分布を示す
図である。
【0210】図32(A)は、Y軸方向の位置を示す高
さYに対する絵柄の重みWの分布を示すグラフである。
図32(A)に示すようにY軸方向の位置により、絵柄
(例えば矢印284a)の重みWが曲線301のように
変化する。なお、曲線301は、予めオーロラブラシモ
ード編集処理に使用される絵柄に対して、それぞれ設定
されている。
【0211】絵柄の透過度はこの重みWの値に基づいて
設定され、絵柄の重みWの値が大きいほど、絵柄の透過
度は低くなり、撮影画像と合成された場合、絵柄が濃く
なり、絵柄が良く見えるようになる。逆に、絵柄の重み
Wの値が小さいほど、絵柄の透過度は高くなり、撮影画
像と合成された場合、絵柄が薄くなり、撮影画像が良く
見えるようになる。
【0212】以上のように絵柄の透過度を設定すること
により、絵柄と撮影画像とが合成された画像において、
両者の境界が違和感なく自然な感じで表示される。
【0213】また、図32(B)は、図32(A)の曲
線301の部分301aを拡大した図である。図32
(B)に示すように、曲線301上の重みWの値を乱数
により所定の範囲で不規則に変動させるようにしてもよ
い。図32(B)において、曲線301は、乱数により
範囲302内で変動され、曲線303に変換される。こ
のように処理することにより、絵柄と撮影画像とが合成
された画像において、両者の境界がさらに違和感なく自
然な感じで表示される。
【0214】なお、この処理は、部分301aだけでな
く曲線301全体に対して行われる。
【0215】ところで、画像印刷装置10の管理者は、
画像印刷装置10内に装填しているシール紙141がな
くなりそうになった場合、新しいシール紙ユニット14
0に交換することにより、シール紙141を補充する。
シール紙141の補充に際し、画像印刷装置10のCPU
101は、シール紙ユニット140に付されているIDタ
グ142を照合することにより、補充されたシール紙
が、画像印刷装置10に適合したものか否かを判別する
ことができる。次に、図33を参照して、CPU101に
よるIDタグ142のID検出処理について説明する。
【0216】ステップS301において、CPU101
は、画像印刷装置10の所定の位置に、シール紙ユニッ
ト140が装着されたか否かを監視し、シール紙ユニッ
ト140が装着された場合、ステップS302に進む。
【0217】ステップS302において、CPU101
は、IDタグリーダ/ライタ108を制御して、シール紙
ユニット140に付されているIDタグ142のIDを読み
取り、供給させる。
【0218】ステップS303において、CPU101
は、ステップS302においてIDタグリーダ/ライタ1
08より取得したIDと、予めROM102に記憶している
シール紙IDを照合し、両IDが同一であった場合、ステッ
プS304に進み、CPU101は、表示プロセッサ11
2を制御して、確認・編集用モニタ31に、画像印刷装
置10が使用可能(ゲーム可能)である旨のメッセージを
表示させる。
【0219】ステップS305において、CPU101
は、画像印刷装置10を通常のゲーム可能な状態(図5
のステップS1の状態)に復帰させる。
【0220】ステップS303において、CPU101
が、IDタグリーダ/ライタ108より取得したIDと、予
めROM102に記憶しているシール紙IDが一致しないと
判定した場合、CPU101は、ステップS306に進
み、表示プロセッサ112を制御して、確認・編集用モ
ニタ31に画像印刷装置10が使用不可能(ゲーム不可
能)である旨のメッセージを表示させる。
【0221】そして、ステップS307において、CPU
101は、画像印刷装置10が使用不可能(ゲーム不可
能)に設定する。その方法としては、例えば、硬貨投入
口43から硬貨を投入されないように、硬貨投入口43
にシャッタを下ろすことなどが可能である。
【0222】なお、以上においては、シール紙ユニット
140にIDタグ142を付すようにしたが、シール紙ユ
ニット140に装填されているシール紙141の種類を
識別することが可能であれば、その他の方法により、シ
ール紙141を識別するようにしても構わない。
【0223】例えば、IDタグ142の代わりに、バーコ
ード、ICカード等の方法を用いて、シール紙ユニット1
40を識別するようにしてもよい。また、シール紙ユニ
ット140の画像印刷装置10への装着部分の形状を、
画像印刷装置の機種毎に異なるものにし、適合するシー
ル紙ユニット140だけ、画像印刷装置10に装着可能
なようにしても良い。
【0224】また、シール紙141とシール紙ユニット
140を分離可能に構成することも可能であり、また、
一体的に構成することも可能である。
【0225】以上において、印刷媒体はシール紙として
説明したが、シール紙に限られるものではなく、例え
ば、所定のサイズの紙や、ポスター用の紙などに印刷す
るようにしてもよい。また、撮影した画像データを、ユ
ーザが自ら用意したフロッピディスクなどの記録媒体に
記録させることができるようにしてもよい。
【0226】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用の
パーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒
体からインストールされる。
【0227】この記録媒体は、図4に示すように、装置
本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配
布される、プログラムが記録されている磁気ディスク1
31(フロッピディスクを含む)、光ディスク132
(CD-ROM,DVDを含む)、光磁気ディスク133(MDを
含む)、もしくは半導体メモリ134などよりなるパッ
ケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体
に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログ
ラムが記録されているCPU101に内蔵されているROM、
またはROM102などで構成される。
【0228】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0229】
【発明の効果】以上のように、本発明の写真シール自動
販売機、写真シール作成方法、並びにプログラムによれ
ば、簡単な操作で複数の絵柄を同時に任意の位置に配置
し、ユーザが画像編集処理に必要とする時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コロコロスタンプ機能を用いて、絵柄を配置す
る様子を示す図である。
【図2】本発明を適用した写真シール自動販売機として
の画像印刷装置の構成例を示す斜視図である。
【図3】図2の画像印刷装置の配置例を示す斜視図であ
る。
【図4】図2の画像印刷装置の内部の構成例を示すブロ
ック図である。
【図5】図4の画像印刷装置による撮影印刷処理につい
て説明するフローチャートである。
【図6】図4の画像印刷装置による撮影印刷処理につい
て説明する図5に続くフローチャートである。
【図7】確認・編集用モニタに表示される編集画面の例
を示す図である。
【図8】撮影画像が印刷されるシールシートのレイアウ
トの例を示す図である。
【図9】撮影画像が印刷されるシールシートのレイアウ
トの他の例を示す図である。
【図10】図6のステップS12において実行される落
書き処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図11】図6のステップS12において実行される落
書き処理の詳細を説明する図10に続くフローチャート
である。
【図12】図6のステップS12において実行される落
書き処理の詳細を説明する図11に続くフローチャート
である。
【図13】図11のステップS42において行われるビ
ームスタンプモード編集処理の詳細を説明するフローチ
ャートである。
【図14】図13のステップS71において実行される
入力スタンプ設定処理の詳細を説明するフローチャート
である。
【図15】図13のビームスタンプモード編集処理にお
ける編集画面の表示例を示す図である。
【図16】図13のステップS72において実行される
スタンプ配置処理の詳細を説明するフローチャートであ
る。
【図17】スタンプ配置処理において、スタンプを配置
する様子を示す図である。
【図18】スタンプ配置処理において、スタンプの配置
位置を移動する様子を示す図である。
【図19】スタンプ配置処理におけるスタンプの他の配
置方法を示す図である。
【図20】スタンプ配置処理におけるスタンプの、さら
に他の配置方法を示す図である。
【図21】スタンプ配置処理におけるスタンプの、さら
に他の配置方法を示す図である。
【図22】スタンプ配置処理におけるスタンプの配置位
置決定方法を示す図である。
【図23】図13のビームスタンプモード編集処理にお
ける編集画面の他の表示例を示す図である。
【図24】グラデーションバーを用いて図13のステッ
プS71において実行される入力スタンプ設定処理の詳
細を説明するフローチャートである。
【図25】選択されたスタンプがグラデーションバーに
配置される様子を示した図である。
【図26】グラデーションバーを用いて図13のステッ
プS71において実行される入力スタンプ設定処理の他
の例を説明するフローチャートである。
【図27】図13のビームスタンプモード編集処理にお
ける編集画面のさらに他の表示例を示す図である。
【図28】図27のグラデーションバーを用いて図13
のステップS71において実行される入力スタンプ設定
処理の例を説明するフローチャートである。
【図29】図11のステップS44において実行される
オーロラブラシモード編集処理の詳細を説明するフロー
チャートである。
【図30】オーロラブラシを描画する様子を示す図であ
る。
【図31】オーロラブラシを描画する様子の他の例を示
す図である。
【図32】矩形領域に描画される絵柄の透過度の設定に
用いられる、位置による重みの分布を示す図である。
【図33】CPU101によるIDタグ142のID検出処理
について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像印刷装置 20 撮影装置 21 カメラ 31 確認・編集用モニタ 41 操作パネル 42 タッチペン 45 印刷物取り出し口 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 プログラム記憶部 107 プリンタ 108 IDタグリーダ/ライタ 112 表示プロセッサ 113 タッチパネル 120 ドライブ 140 シール紙ユニット 141 シール紙 142 IDタグ 151e オーロラブラシボタン 151h ビームスタンプボタン 262 グラデーションバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C187 AD13 BF42 CC09 CD12 CD18 DB21 5B050 AA09 BA06 BA15 DA02 EA19 FA02 FA03 FA08 FA13 FA19 5C052 AA11 AA17 DD02 FA02 FA03 FA04 FB05 FD09 FE04 5C076 AA14 AA17 AA33 BA06 CA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により撮影された前記被写体の画像の表示
    を制御する第1の表示制御手段と、 前記第1の表示制御手段により表示が制御された前記画
    像を編集するGUIの表示を制御する第2の表示制御手段
    と、 前記第2の表示制御手段により表示が制御された前記GU
    Iに基づいて、前記第1の表示制御手段により表示が制
    御された前記画像に付加する所定の模様画像を選択する
    選択入力を受け付ける第1の受付手段と、 前記第1の受付手段により受け付けられた前記選択入力
    により選択された前記所定の模様画像の配置位置を指定
    する指定入力を受け付ける第2の受付手段と、 前記第2の受付手段により受け付けられている前記指定
    入力が開始された位置と終了された位置とに基づいて、
    所定の矩形領域を設定し、前記所定の矩形領域内に所定
    の模様画像を描画するように表示を制御する第3の表示
    制御手段と、 前記第3の表示制御手段により表示が制御された前記所
    定の模様画像に基づいて、前記第1の表示制御手段によ
    り表示が制御された前記被写体の画像を編集する編集手
    段と、 前記編集手段により編集された前記被写体の画像を所定
    の印刷媒体に印刷する印刷手段と、 前記印刷手段により前記被写体の画像が印刷された前記
    印刷媒体を排出する排出手段とを備えることを特徴とす
    る写真シール自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記第3の表示制御手段は、前記所定の
    矩形領域内に描画される前記所定の模様画像を、位置に
    より透過度を変化させて描画し、前記第1の表示制御手
    段により表示が制御されている前記画像に合成するよう
    に表示を制御することを特徴とする請求項1に記載の写
    真シール自動販売機。
  3. 【請求項3】 写真シール自動販売機の写真シール作成
    方法であって、 被写体を撮影する撮影ステップと、 前記撮影ステップの処理により撮影された前記被写体の
    画像の表示を制御する第1の表示制御ステップと、 前記第1の表示制御ステップの処理により表示が制御さ
    れた前記画像を編集するGUIの表示を制御する第2の表
    示制御ステップと、 前記第2の表示制御ステップの処理により表示が制御さ
    れた前記GUIに基づいて、前記第1の表示制御ステップ
    の処理により表示が制御された前記画像に付加する所定
    の模様画像を選択する選択入力を受け付ける第1の受付
    ステップと、 前記第1の受付ステップの処理により受け付けられた前
    記選択入力により選択された前記所定の模様画像の配置
    位置を指定する指定入力を受け付ける第2の受付ステッ
    プと、 前記第2の受付ステップの処理により受け付けられてい
    る前記指定入力が開始された位置と終了された位置とに
    基づいて、所定の矩形領域を設定し、前記所定の矩形領
    域内に所定の模様画像を描画するように表示を制御する
    第3の表示制御ステップと、 前記第3の表示制御ステップの処理により表示が制御さ
    れた前記所定の模様画像に基づいて、前記第1の表示制
    御ステップの処理により表示が制御された前記被写体の
    画像を編集する編集ステップと、 前記編集ステップの処理により編集された前記被写体の
    画像の、所定の印刷媒体への印刷を制御する印刷制御ス
    テップと、 前記印刷制御ステップの処理により制御されて前記被写
    体の画像が印刷された前記印刷媒体の排出を制御する排
    出制御ステップとを含むことを特徴とする写真シール作
    成方法。
  4. 【請求項4】 前記第3の表示制御ステップの処理は、
    前記所定の矩形領域内に描画される前記所定の模様画像
    を、位置により透過度を変化させて描画し、前記第1の
    表示制御ステップの処理により表示が制御されている前
    記画像に合成するように表示を制御することを特徴とす
    る請求項3に記載の写真シール作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の写真シール作成方法を
    コンピュータに実行させるプログラム。
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